JP2017198483A - リーク検査装置及びリーク検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査精度の向上を図ることができるリーク検査装置及びリーク検査方法を提供することを目的とする。【解決手段】リーク検査装置1は、液体が充填された容器30における液漏れの有無を検査するための装置であり、容器30を載置するための載置部10と、載置部10に載置された容器30に圧力を加える加圧部20とを備える。載置部10は、容器30を載置する載置面11aを有する。載置面11aは水平方向に対して所定の角度で傾斜している。【選択図】図1

Description

本開示の実施形態は、液体が充填された弾性変形可能な容器に対し、液漏れの有無を検査するリーク検査装置及びリーク検査方法に関する。
従来、このような技術分野として、例えば下記特許文献に記載されたものがある。特許文献1には、シャンプー等の液体が充填されたパウチを搬送するコンベアと、コンベアの上方に取り付けられた加圧ローラと、加圧ローラ周辺の光沢度変化を検出するセンサと、コンベアの運転を制御する制御ユニットとを備えるリーク検査装置が開示されている。このように構成されたリーク検査装置では、加圧ローラを介してコンベアに搬送されるパウチに圧力を加え、液漏れがあった場合にセンサが光沢度の変化でそれを検出し、制御ユニットがコンベアを停止させることで、液漏れを確実且つ容易に検査できる。
特開2006−184046号公報
しかし、パウチ等の容器内に液体を充填する際に、空気が混入される場合が多く、混入された空気によって液漏れの検査精度が大きく影響されている。すなわち、加圧する場所に空気が溜まった場合には、圧力が空気によって分散されるので、容器にかかる圧力が弱まり、検査精度を低下させてしまう。そして、上記特許文献1に記載のリーク検査装置では、パウチがコンベアに水平に載置されて搬送されるため、混入された空気がパウチ内の最も高い位置に移動する。この状態で加圧ローラにより上方から加圧されると、圧力が空気の溜まる場所にかかりやすく、検査精度の低下を招く問題が生じている。
本開示の実施形態は、上記の点に鑑みてなされたものであり、検査精度の向上を図ることができるリーク検査装置及びリーク検査方法を提供することを目的とする。
本開示の1実施形態に係るリーク検査装置は、液体が充填された容器に対し、液漏れの有無を検査するリーク検査装置であって、前記容器を載置する載置面を有する載置部と、前記容器に圧力を加える加圧部と、を備え、前記載置面は、水平方向に対して傾斜している。
本開示の1実施形態に係るリーク検査装置において、前記加圧部は、前記容器に押し当てる加圧面を有し、前記加圧面は、前記載置面と平行に配置されていることが好適である。
本開示の1実施形態に係るリーク検査装置において、液体に接触することによって色が変化する変色部材を更に備えることが好適である。
本開示の1実施形態に係るリーク検査装置において、前記変色部材は、少なくとも前記載置面に設置されていることが好適である。
本開示の1実施形態に係るリーク検査装置において、前記変色部材は、感水試験紙又は
ろ紙であることが好適である。
本開示の1実施形態に係るリーク検査装置において、前記加圧部をガイドするガイド部を更に備えることが好適である。
また、本開示の1実施形態に係るリーク検査装置において、前記加圧部と前記ガイド部とは一体化されていることが好適である。
また、本開示の1実施形態に係るリーク検査装置において、前記加圧面は、凹凸面であることが好適である。
また、本開示の1実施形態に係るリーク検査装置において、前記加圧面の凹凸形状は、前記加圧面の中心に対して対称になっていることが好適である。
また、本開示の1実施形態に係るリーク検査装置において、前記載置部及び前記加圧部は、それぞれ複数連結されていることが好適である。
本開示の1実施形態に係るリーク検査方法は、液体が充填された容器に対し、液漏れの有無を検査するリーク検査方法であって、前記容器が水平方向に対して傾斜するように載置部に載置された状態を得る載置工程と、前記載置部に載置された前記容器を加圧する加圧工程と、を含む。
本開示の1実施形態に係るリーク検査方法において、前記載置部は、水平方向に対して傾斜する載置面を有し、前記載置工程において、前記容器を前記載置面に載置することが好適である。
本開示の1実施形態に係るリーク検査方法において、前記載置部は、水平方向に平行に配置された載置面を有し、前記載置工程において、前記容器を前記載置面に載置した後に、前記載置面を水平方向に対して傾斜させることが好適である。
また、本開示の1実施形態に係るリーク検査方法において、前記載置部は、水平方向に平行に配置された載置面を有し、前記載置工程において、前記載置面を水平方向に対して傾斜させた後に、前記容器を前記載置面に載置することが好適である。
また、本開示の1実施形態に係るリーク検査方法において、前記加圧工程において、水平方向に対して傾斜する前記載置面と平行な加圧面を有する加圧部を前記容器の上に載せて加圧することが好適である。
本開示の1実施形態に係る管切断装置は、管付き容器の管を切断するための管切断装置であって、前記管付き容器の容器部を載置する載置面と、前記載置面を取り囲む側壁部と、前記側壁部に設けられて前記管付き容器の管を外部に取り出す取り出し部とを有する載置部材と、前記載置部材の前記取り出し部に対して接離可能に設けられた接離部材と、を備え、前記接離部材は、前記載置部材に最も接近するときに、前記取り出し部が設けられた前記側壁部との間に隙間を有するように配置され、前記接離部材には、前記管付き容器の管を固定する管固定部が設けられている。
本開示の1実施形態に係る管切断装置において、前記取り出し部が設けられた前記側壁部の外壁には、水平方向に延在する案内部が設けられ、前記接離部材は、前記案内部に嵌め込んで摺動する摺動部と、前記摺動部から前記載置部材の前記取り出し部側に延び、前記側壁部との間に隙間を有するように形成されたアーム部とを有し、前記アーム部には、
前記管固定部が設けられていることが好適である。
本開示の1実施形態に係る管切断装置において、前記取り出し部は、前記側壁部に形成された切り欠き部であることが好適である。
本開示の1実施形態に係る管切断装置において、前記管固定部は、前記アーム部を貫通する溝部であることが好適である。
本開示の1実施形態に係る管切断装置において、前記接離部材は、ヒンジ部材を介して前記載置部材に揺動可能に取り付けられていることが好適である。
本開示の1実施形態に係る管切断装置において、前記接離部材は、前記載置部材に着脱可能に設けられていることが好適である。
また、本開示の1実施形態に係る管切断装置において、前記載置部材に載置される前記管付き容器の容器部を直立させるように、前記載置部材を支持するスタンド部材を更に備えることが好適である。
また、本開示の1実施形態に係る管切断装置において、前記スタンド部材は、前記載置部材の前記側壁部を収納する筒体を有することが好適である。
本開示の実施形態によれば、気体の混入による検査精度への影響を抑制し、検査精度の向上を図ることができる。
第1実施形態のリーク検査装置を示す分解斜視図である。 第1実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 感水試験紙の設置を説明するための部分断面図である。 加圧部の変形例を示す断面図である。 加圧部の変形例を示す底面図である。 (a)は第2実施形態のリーク検査装置の加圧面を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図であり、(c)は(a)のA−A線に沿う他の断面図である。 加圧面の凹凸形状の変形例を示す平面図である。 加圧面の凹凸形状の変形例を示す平面図である。 第3実施形態のリーク検査装置を示す分解斜視図である。 第4実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 第5実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 第6実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 第7実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 第8実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 第9実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 第10実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 第11実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 第12実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 第13実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 第14実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。 管切断装置を示す斜視図である。 管切断装置を示す分解斜視図である。 管切断装置の使用を説明するための平面図である。 管切断装置の使用を説明するための平面図である。
以下、図面を参照して本開示に係るリーク検査装置及びリーク検査方法の実施形態について説明する。図面の説明において同一の要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態のリーク検査装置を示す分解斜視図であり、図2は第1実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置1は、内部に内容物(例えば、液体L及び空気A)が充填された容器30に対し液漏れの有無を検査するための装置であり、容器30を載置する載置部10と、載置部10に載置された容器30に圧力を加える加圧部20とを主に備えている。
載置部10は、上面が開口した箱状に形成されており、一定の厚さを有し矩形状の底部11と、底部11の四周から起立する側壁部12とを有する。底部11と側壁部12とは、例えば硬い樹脂材料によって一体的に形成されている。底部11の下表面11bは水平面になっているが、その上表面11aは水平方向に対して所定の角度で傾斜している。ここで、水平方向とは、水平面に平行する方向であり、すなわち重力が働く方向と直交する方向を意味している。上表面11aは、平坦状に形成され、容器30を載置する載置面になっている(以下においては、該上表面11aを載置面11aという)。載置面11aの面積は、載置される容器30の大きさより少し大きく形成されている。また、載置部10や加圧部20は金属製でも良く、例えばアルミ板を折り曲げることによって作製したり、金属ブロックを削ることによって作製したりしても良い。更に、載置部10や加圧部20は硬い樹脂材料を射出成型することで作っても良く、射出成型などで作ったブロック片から削り出すことで作製した部品を接着することで作っても良い。
側壁部12は、載置面11aを取り囲むように該載置面11aから立設されており、載置面11aに載置される容器30の動きを制限すると共に、漏れた液体が載置部10の外部に漏れることを防止する。この側壁部12は、図1に示すX方向に延びる一対の第1側壁12Xと、Y方向に延びる一対の第2側壁12Yとからなる。一対の第1側壁12Xの略中央位置には、作業者の指が入る幅を有する切り欠き部13がそれぞれ設けられている。切り欠き部13は、上方に向かって開口し、載置面11aより少し上の位置まで延びている。このようにすることで、作業者は容器30を容易に載置面11aに載せたり、取り外したりすることができる。
なお、切り欠き部13は必ずしも第1側壁12Xに設ける必要がなく、第2側壁12Yに設けてもよく、或いは第1側壁12X及び第2側壁12Yの双方に設けても良い。また、側壁部12は必ずしも載置面11aの全周にわたって設ける必要がなく、少なくとも第1側壁12X及び第2側壁12Yを一箇所ずつ設ければ良い(すなわち、X方向及びY方向に一箇所ずつ設ける)。
容器30は、軟質バッグなどの弾性変形可能な容器であり、柔らかい樹脂フィルムを2枚重ねて周縁部同士をヒートシール(4方シール)することで形成されている。なお、該容器30は、一枚の樹脂フィルムを半分に折り曲げて重なる周縁部同士をヒートシール(3方シール)することにより形成されて良い。そして、容器30の内部には、内容物として液体Lが充填されているが、少量の空気Aが混入されている。
なお、容器30に充填される内容物としては、例えば食品関係の液体と医薬関係の液体
が考えられる。具体的には、食品関係の液体としては、飲料や調味料が挙げられる。一方、医薬関係の液体としては、生理食塩水等の電解質輸液、ブドウ糖等の糖質注射液、血液製剤、抗生物質、抗体等の蛋白質性医薬品、低分子蛋白質、ホルモン等のペプチド性医薬品、核酸医薬品、細胞医薬品、各種感染症を予防するワクチン、ステロイド剤、インスリン、抗がん剤、蛋白質分解酵素阻害剤、鎮痛剤、解熱鎮痛消炎剤、麻酔剤、脂肪乳剤、血圧降下剤、血管拡張剤、ヘパリン塩化ナトリウムや乳酸カリウム等の電解質補正用注射液、ビタミン剤、造影剤等が挙げられる。そして、上記内容物のリーク試験(すなわち、液漏れ有無の検査)を行う場合、電気式の方法も考えられるが、電気式だと電圧や電流などの電気的作用で、内容物である化合物や生物材料である細胞などが変性する可能性があるため、加圧式が望まれる場合がある。
加圧部20は、略ブロック状に形成され、その上表面20bが水平面になっているが、下表面20aは水平方向に対して所定の角度で傾斜している。下表面20aは、平坦状に形成されており、載置面11aに載置される容器30に押し当てる加圧面として役割を果たすものである(以下においては、該下表面20aを加圧面20aという)。そして、載置面11aに載置される容器30を均等に加圧するために、加圧面20aは、載置面11aと平行に配置されている。なお、加圧部20は金属材料によって形成されても良く、或いは比重が比較的に大きい樹脂材料等によって形成されても良い。ここで、平行とは、厳密な平行のほか、同様の機能を期待し得る程度の範囲も含めて解釈することを意味している。
図2に示すように、載置面11aには感水試験紙14、加圧面20aには感水試験紙21がそれぞれ設置されている。感水試験紙14は、載置面11aの全面にわたって設置されても良く、液漏れ時に液体Lが載置面11aの傾斜に沿って下方に流れることを想定し、載置面11aの下寄り位置のみに設置されても良い。一方、感水試験紙21は、加圧面20aの全面にわたって設置されても良く、部分的に配置されても良い。また、感水試験紙の設置場所について、上述した載置面11a及び加圧面20aのほか、容器30を取り囲むように側壁部12に設置しても良い。
感水試験紙14及び感水試験紙21の設置方法として、接着剤等で貼り付けられても良く、又は載置部10と加圧部20側にくぼみ部、スリット部、爪部等の感水試験紙を設置できる構造をそれぞれ設け、その構造を介して設置されても良い。
例えば、図3(a)に示すように、載置面11aの各隅部の近傍には、該載置面11aから下方に凹むくぼみ部11dがそれぞれ設けられている。くぼみ部11dの幅が感水試験紙14の厚さよりも僅かに大きくなっている。感水試験紙14は、その周縁部が折り曲げられてくぼみ部11dに挿入されることで、載置面11aに設置されている。
また、図3(b)に示すように、側壁部12の各隅部の近傍には、側壁部12から内側(容器30側)に突出し、載置面11aとの間に隙間を有する爪部12aがそれぞれ設けられている。爪部12aは、載置面11aに載置される容器30を傷つけないように、その突出した先端部分が丸く加工されている。そして、感水試験紙14は、その周縁部が爪部12aと載置面11aとの隙間に押し込まれ、爪部12aと載置面11aに挟持されることで、載置面11aに設置されている。一方、加圧面20a側の感水試験紙21についても、図3に示す方法で設置されても良い。
このように構成されたリーク検査装置1を利用し容器30の液漏れの有無を検査する際に、まず、容器30を感水試験紙14を介して載置部10の載置面11aに載置させる。このとき、空気Aの比重が液体Lより小さいため、容器30内に混入された空気Aは、載置面11aの傾斜に沿って容器30の上部に移動し、そこに溜まることになる(図2参照
)。
次に、容器30における空気Aが溜まる場所を避けるように、その場所よりやや下の位置に加圧部20を載せて、容器30を加圧する。このとき、加圧部20の加圧面20aを感水試験紙21を介して容器30に押し当てる。容器30にかかる圧力は、加圧部20の自重によるものであっても良く、加圧部20の重量に加えて荷重Fを更に加えても良い。なお、荷重Fを加える際に、加圧の重心が加圧面20a内にあることが必要である。
そして、例えばシール強度不足等の原因で液漏れが生じた場合には、漏れた液体Lが載置面11aに設置された感水試験紙14又は/及び加圧面20aに設置された感水試験紙21に接触する。これによって、感水試験紙14,21が変色し、作業者は感水試験紙14,21の変色を通じて液漏れが生じることを把握することできる。
本実施形態のリーク検査装置1によれば、載置面11aが水平方向に対して傾斜しているので、この傾斜によって生じた高低差を利用し、容器30内に混入された空気Aを容器30の上部に移動させることができる。これによって、作業者は、空気Aが溜まる場所を把握できるので、その空気Aが溜まる場所を避けて液体Lが充填される場所に確実に圧力を加えることができる。その結果、空気Aの混入による検査精度への影響を抑制し、検査精度の向上を図ることができる。
また、少なくとも載置面11aに感水試験紙14が設置されるので、仮に液漏れが生じた場合には、感水試験紙14の色変化を利用して液漏れを容易に把握することができる。更に、加圧面20aにも感水試験紙21が設置されるので、加圧面20a側でも液漏れの確認を行うことができるので、液漏れをより把握しやすくなる。
なお、上述の加圧部20を用いて容器30を加圧する際に、容器30を傷つけないように、更に以下のような工夫が施されても良い。すなわち、図4(a)に示すように、加圧部20における容器30側の角部にR加工を施し、或いは図4(b)に示すように、加圧面20aと感水試験紙21との間に柔らかい樹脂シート52を設ける。
また、図5に示すように、加圧部20の加圧面20aの中心部には、転写部20cを設けても良い。転写部20cは、例えば多孔性のゴム材料によって文字、図形、符号等(ここでは、「済」という文字)に形成されており、更に多孔性のゴム材料にはインクが滲み込まれている。このようにすれば、加圧部20で容器30を加圧すると同時に、該転写部20cからインクが滲みだし、容器30に「済」が転写される。これによって、検査前と検査後の容器30を明確に区別することができる。そして、感水試験紙21の設置による転写への影響を考慮し、転写部20cが設けられた場合には、感水試験紙21の設置を省略し、又は転写部20cの位置に合わせて感水試験紙21の対応部分を切り取ることが挙げられる。
<第2実施形態>
以下、図6を参照して第2実施形態のリーク検査装置2を説明する。本実施形態のリーク検査装置2と第1実施形態との相違点は、加圧面22aが凹凸状に形成されることである(すなわち、加圧面22aが凹凸面である)。その他の構成は第1実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
具体的には、図6(a)及び(b)に示すように、加圧部22の加圧面22aには、該加圧面22aから内部(上表面22b側)に凹んでなる溝部220が複数形成されている。これらの溝部220は、縦方向及び横方向に延び、格子状を呈しており、加圧面22aの中心に対して上下左右に対称である。なお、図6(b)に示す凹凸の位置を図6(c)
に示すように逆にしても良い。すなわち、格子状に形成された場所を突起(すなわち、加圧面22’a)とし、格子状の突起によって仕切られた場所を凹部220’とする。
本実施形態のリーク検査装置2は、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、更に加圧面22aが凹凸状に形成されているので、該加圧面22aにおける容器30に押し当てる面積が小さくなる。その結果、単位面積当たりの加圧を一定値に保って試験をする場合には、少ない力で容器30を加圧することができる。また、押し当てる面積を減らすことで、容器30に硬い液取り出し口が設けられたり、容器30内の空洞維持のための成型部材などを容器30中央部に柱のように組み込んだ部材が設けられたりした場合に、その部分を加圧すると容器30に圧力がかからず取り出し口や柱が支えとなってしまうような場合に、その部分を避けて容器30内の液体に加圧して漏れ試験を実施することができる。すなわち、硬い材料からなる液取り出し口や柱のような部材を設けた容器であって、該容器に圧力がかかった際の形状の変化が均一でない場合に、液取り出し口や柱のような部材を設けた特定部位を避けてリーク試験を実施できる。
更に、上述したように凹凸形状が加圧面22aの中心に対して上下左右に対称であることで、以下の効果を得られる。例えば容器30の右半分を加圧して左半分を加圧しないと、加圧部22の重さによっては容器30の形状が大きく変わり、本来検査したい箇所に液体がかかり上手く空気部が別場所に移動しなかったり、本来圧力がかからない硬い箇所に圧力がかかり検査がしにくくなったりする。そして、凹凸形状を対称にすることで、前述のような大きな容器変形を防げる場合がある。
なお、載置部10の載置面11aについては、加圧面22aと同様に凹凸形状に形成されても良い。例えば、図6(a)及び(c)に示すように、格子状に形成された場所を突起とし、格子状の突起によって仕切られた場所を凹部とするように、該載置面11aを形成する。このようにすることで、少ない力で容器30を加圧できる効果を奏する一方、載置面11aが格子状に区画されるので、漏れた液体が流れずに区画された場所に留まる。作業者は、その区画された場所に基づき、容器30における液漏れの詳細位置を容易に把握することができる。
加圧面の凹凸形状については、様々な変形例が考えられる。以下、図7及び図8を参照してその変形例を説明するが、加圧面の凹凸形状はこれらの変形例に限定されない。
<加圧面の変形例1>
図7(a)に示す変形例では、加圧部23の加圧面23aに、該加圧面23aから内部に凹んでなる溝部230,231が形成されている。溝部230は、加圧面23aの周縁部に沿って延在し、ロ字状を呈している。一方、溝部231はロ字状の溝部230の対角線上に延びており、X字状を呈している。これらの溝部230,231は、加圧面23aの中心に対して上下左右に対称である。なお、上述したように、図7(a)に示す凹凸の位置を逆にしても良い。
<加圧面の変形例2>
図7(b)に示す変形例では、加圧部24の加圧面24aに、該加圧面24aから内部に凹んでなる溝部240が複数形成されている。これらの溝部240は、同心の円環状に形成され、加圧面23aの中心から外側に向かって所定の間隔で配置されている。これらの溝部240は、加圧面24aの中心に対し上下左右に対称である。なお、図7(b)に示す凹凸の位置を逆にしても良い。
<加圧面の変形例3>
図7(c)に示す変形例では、加圧部25の加圧面25aに、該加圧面25aから内部
に凹んでなる溝部250が複数形成されている。これらの溝部250は、ハニカム形状を呈しており、加圧面25aの中心に対し上下左右に対称である。なお、図7(c)に示す凹凸の位置を逆にしても良い。
<加圧面の変形例4>
図7(d)に示す変形例では、加圧部26の加圧面26aに、該加圧面26aから内部に凹んでなる凹部260が複数形成されている。これらの凹部260は、それぞれ円形状を呈しており、加圧面26aの中心に対し上下左右に対称である。なお、図7(d)に示す凹凸の位置を逆にしても良い。
<加圧面の変形例5>
図8(a)に示す変形例では、加圧部27の加圧面27aに、該加圧面27aから内部に凹んでなる溝部270,271,272が形成されている。溝部270は、加圧面27aの周縁部に沿って延在し、ロ字状を呈している。溝部271は、ロ字状の溝部270の対角線上に延びており、X字状になっている。一方、溝部272は、円環状に形成され、ロ字状の溝部270の内側に配置されると共に、交差する溝部271を周囲から連結するように形成されている。これらの溝部270,271、272は、加圧面27aの中心に対して上下左右に対称である。なお、図8(a)に示す凹凸の位置を逆にしても良い。
<加圧面の変形例6>
図8(b)に示す変形例では、加圧部28の加圧面28aに、該加圧面28aから内部に凹んでなる溝部280,281が形成されている。溝部280は、加圧面28aの対角線上に延びており、X字状を呈している。溝部281は、円環状に形成され、交差する溝部280を周囲から連結するように形成されている。これらの溝部280,281は、加圧面28aの中心に対して上下左右に対称である。なお、図8(b)に示す凹凸の位置を逆にしても良い。
<加圧面の変形例7>
図8(c)に示す変形例では、加圧部29の加圧面29aに、該加圧面29aから内部に凹んでなる溝部290が複数形成されている。これらの溝部290は、縦方向に延びると共に、加圧面29aの横方向に沿って所定の間隔で配置されている。そして、これらの溝部290は、加圧面29aの中心に対して上下左右に対称である。なお、図8(c)に示す凹凸の位置を逆にしても良い。
<加圧面の変形例8>
図8(d)に示す変形例では、加圧部31の加圧面31aに、該加圧面31aから内部に凹んでなる溝部310が形成されている。溝部310は、加圧面31aの対角線上に延びると共にX字状を呈しているが、中心から外側に向かって徐々に幅狭くなっている。これらの溝部310は、加圧面31aの中心に対して上下左右に対称である。なお、図8(d)に示す凹凸の位置を逆にしても良い。
<加圧面の変形例9>
図8(e)に示す変形例では、加圧部32の加圧面32aに、該加圧面32aから内部に凹んでなる凹部320が形成されている。凹部320は、円形状に形成され、加圧面32aの中心に対して上下左右に対称である。なお、図8(e)に示す凹凸の位置を逆にしても良い。
<第3実施形態>
図9は第3実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置3と第1実施形態との相違点は、載置部15に容器33の充填部材34を逃がすための
逃がし部17を設けることである。その他の構成は第1実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
具体的には、容器33は、樹脂フィルムからなる容器本体33aと、容器本体33a内に液体等を充填する円筒状の充填部材34と、充填部材34の開口を密閉する密閉蓋35とを有する。充填部材34及び密閉蓋35は、容器本体33aより硬い樹脂材料によって形成されている。また、載置部15は、載置面11aを有する底部11と、底部11の四周から起立する側壁部16とを有する。側壁部16は、X方向に延びる一対の第1側壁16Xと、Y方向に延びる一対の第2側壁16Yとからなる。
そして、一対の第1側壁16Xのうちの片方には、載置面11aに載置される容器33の充填部材34を外部に逃がすための逃がし部17が設けられている。逃がし部17は、切り欠き状に形成され、上方に向かって開口し、載置面11aより少し上の位置まで延びている。そして、容器33を載置部15に載置する際に、容器本体33aを載置面11a、且つ充填部材34を逃がし部17に配置させるように上方から該容器33を入れれば良い。
本実施形態のリーク検査装置3は、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、更に以下の作用効果を得られる。すなわち、第1側壁16Xに容器33の充填部材34を外部に逃がす逃がし部17が設けられるので、充填部材34を該逃がし部17に配置させることで、加圧面20aが充填部材34と干渉することを防止でき、充填部材34との干渉による検査への影響を抑制することができる。
<第4実施形態>
図10は第4実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置4と第1実施形態との相違点は、加圧部36をガイドするガイド部37を更に備えることである。その他の構成は第1実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
具体的には、載置部10の上には、載置部10の開口を覆うようにガイド部37が配置されている。ガイド部37は、天板部37aと、天板部37aの四周から下方に延びる側壁部37bとからなる。また、天板部37aには、案内孔37c及び37dが形成されている。加圧部36は、ガイド部37の下方に配置されると共に、ブロック状に形成された基部36bと、ガイド部37の上方に配置されると共に、荷重Fを受ける平板状の荷重受け部36cと、基部36b及び荷重受け部36cを連結する2つの連結部36d,36eとを有する。基部36bの底面は、載置面11aと平行に配置され、加圧面36aになっている。そして、連結部36dはガイド部37に設けられた案内孔37d、連結部36eは案内孔37cをそれぞれ挿通している。
このように構成された加圧部36とガイド部37とは、一体的に組み込まれている。図10に示すように、ガイド部37が載置部10の上部に配置された状態では、基部36bが載置部10の内部、荷重受け部36cが載置部10の外部にそれぞれ位置することになる。
本実施形態のリーク検査装置4は、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、更に以下の作用効果を得られる。すなわち、加圧部36をガイドするガイド部37を備えるので、加圧部36の連結部36d,36eがガイド部37の案内孔37d,37cに案内される。これによって、加圧部36の横ずれ等の発生を防止することができ、しかも、加圧する場所を常に同じ位置に維持することができるので、検査精度を一層高める効果を奏する。
<第5実施形態>
図11は第5実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置5と第1実施形態との相違点は、側壁部19の上部に加圧部20をガイドする幅狭部19aが設けられることである。その他の構成は第1実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
具体的には、載置部18は、載置面11aを有する底部11と、底部11の周縁から起立する側壁部19とを有する。図示しないが、側壁部19は、第1実施形態のように底部11の全周(四周)にわたって形成されておらず、横から載置面11aに容器30を載置したり、取り外したりするために、側壁を3箇所(3方)しか設けていない。本実施形態において、Y方向には第2側壁19Yが左右一対設けられているが、X方向には第1側壁19Xが片方しか設けられていない。
図11に示すように、左右一対の第2側壁19Yの上部は、内側に折り曲げられ、段付きの幅狭部(ガイド部)19aを形成している。この幅狭部19aは、その間に挿入される加圧部20をガイドする役割を果たす構造である。
本実施形態のリーク検査装置5は、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、更に以下の作用効果を得られる。すなわち、加圧部20をガイドする幅狭部19aが設けられているので、加圧部20の横ずれ等の発生を防止することができ、しかも、加圧する場所を常に同じ位置に維持することができるので、検査精度を一層高める効果を奏する。更に、幅狭部19aは側壁部19の一部であり、載置部18と一体的に形成されるので、部品の点数を増やさずに加圧部20のガイドを実現することができる。
<第6実施形態>
図12は第6実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置6は、第1実施形態のリーク検査装置1を複数連結することにより形成されている。このように構成されたリーク検査装置6は、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、複数の容器30を同時に検査することができるので、検査効率を高めることができる。更に、本実施形態のリーク検査装置6を用いて、同一種類の容器30に対して時間差をつけて検査の対比を行うことが可能になる。例えば、図12に示すように、同一種類の容器30を3つ用意し、同じ条件でそれぞれ加圧時間を5分、10分、15分として検査の対比を行う。このようにすることで、時間経過に伴う容器30の変化を確認し易くなる。
<第7実施形態>
図13は第7実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置7は、第1実施形態のリーク検査装置1を複数連結することにより形成されているが、各加圧部20が連結部38を介して一枚の平板状の荷重受け部39に連結されている。これらの加圧部20、連結部38及び荷重受け部39は、例えば樹脂材料によって一体的に形成されている。このように構成されたリーク検査装置7は、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、荷重受け部39を介して複数の容器30を同時に加圧することができるので、複数の容器30を一度に検査できるため作業時間を軽減し、検査効率を高めることができる。
<第8実施形態>
図14は第8実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置8と第1実施形態との相違点は、加圧部20の上に更に重り40を設けることである。重り40は、例えば金属等の比重が大きい材料により形成されている。図示しないが、加圧部20の上表面20bには、重り40の位置ずれを防止するために、例えば重り40
の位置を固定する位置固定部を設けても良い。位置固定部は、重りを設置するための窪みであっても良く、設置場所を明示するための重り形状や矢印などの図形マークが印刷などされていても良い。このように構成されたリーク検査装置8は、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られる。なお、重り40は加圧部20と同じ材料で一体的に形成されても良い。
<第9実施形態>
図15は第9実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置9と第7実施形態との相違点は、荷重受け部39の上に更に重り41を設けることである。重り41は、例えば金属等の比重が大きい材料により形成されている。そして、各容器30に対して均等に加圧するために、重り41は荷重受け部39の全長にわたって配置されている。このように構成されたリーク検査装置9は、上述の第7実施形態と同様な作用効果を得られる。
<第10実施形態>
図16は第10実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置42と第1実施形態との相違点は、加圧部43が載置面11aに載置される容器30全体を加圧できるように大きく形成されることである。その他の構成は第1実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
具体的には、容器30の空気Aが溜まる場所を含め容器30の全体を加圧できるように、加圧面43aが大きく形成されている。加圧面43aは、載置面11aと平行に配置されている。加圧面43aには、感水試験紙44が設置されている。
<第11実施形態>
図17は第11実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置45と第1実施形態との相違点は、載置部10の載置面11c及び加圧部48の加圧面48aが共に水平面である。載置面11cには感水試験紙47、加圧面48aには感水試験紙49がそれぞれ設置されている。
このように構成されたリーク検査装置45は、空気等の気体が混入されずに液体のみが充填された容器46の液漏れ検査に適しており、容器46を均等に加圧することができるので、検査精度の向上を図ることができる。なお、容器46は容器30と同じ構造を有するものである。また、空気等の気体が混入されずに液体のみが充填された容器46については、必要に応じて第1実施形態のリーク検査装置1、或いは第10実施形態のリーク検査装置42を用いて液漏れの検査を行っても良い。
<第12実施形態>
図18は第12実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置50と第11実施形態との相違点は、加圧部51の形状である。その他の構成は第11実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
図18に示すように、加圧部51は、略T字状に形成され、載置部10に挿入する幅狭部51aと、幅狭部51aの上方に位置し周囲に拡がる幅広部51bとを有する。幅狭部51aは、載置部10の内部に挿入できる幅を有し、その底面が加圧面51cを形成する。一方、幅広部51bは、その幅が載置部10の幅よりも大きく、載置部10からはみ出している。なお、幅広部51bは、荷重Fを受けるための荷重受け部として役割を果たすことができる。そして、荷重Fを加える際に、該幅広部51bにおける幅狭部51aと重なり合う場所に加えても良く、図18に示すように、該幅広部51bにおける載置部10からはみ出している場所に前後左右対称に加えても良い。このように構成されたリーク検
査装置50は、上述の第11実施形態と同様な作用効果を得られる。
<第13実施形態>
図19は第13実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置53と第11実施形態との相違点は、加圧部54の形状である。その他の構成は第11実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
図19に示すように、加圧部54は、平板上に形成された基部54aと、基部54aと一体的に形成されると共に該基部54aから同じ方向に延出する2本の脚部54b,54cとからなる。脚部54b,54cの延出した端面はそれぞれ加圧面を形成する。そして、加圧部54は、脚部54b,54cの延出した端面を介して容器46を加圧する。本実施形態のリーク検査装置53は、上述の第11実施形態と同様な作用効果を得られるほか、脚部54b,54cを介し、容器46の形状に合わせて加圧したい場所だけを加圧することができる。
<第14実施形態>
図20は第14実施形態のリーク検査装置を示す断面図である。本実施形態のリーク検査装置55と第13実施形態との相違点は、加圧部54をガイドするガイド部56を更に備えることである。その他の構成は第13実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
具体的には、載置部10の上には、載置部10の開口を覆うようにガイド部56が配置されている。ガイド部56は、天板部56aと、天板部56aの四周から下方に延びる側壁部56bからなる。また、天板部56aには、2つの案内孔56c,56dが形成されている。そして、加圧部54の脚部54bが案内孔56d、脚部54cが案内孔56cをそれぞれ挿通している。このように構成された加圧部54とガイド部56とは、一体的に組み込まれている。
本実施形態のリーク検査装置55は、上述の第13実施形態と同様な作用効果を得られるほか、更に加圧部54をガイドするガイド部56を備えるので、加圧部54の横ずれ等の発生を防止することができると共に、加圧したい場所を常に同じ位置に維持することができるので、検査精度を一層高める効果を奏する。
以上、本開示の実施形態について詳述したが、本開示は、上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本開示の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、上述した各実施形態は、本開示の例に過ぎず、これらの実施形態を組み合わせても良い。また、上述した実施形態では、加圧面の凹凸形状として図7及び図8に示す変形例を挙げて説明したが、これらの変形例に示す凹凸形状は載置面にも適用される。
また、上述した実施形態では、変色部材として感水試験紙を用いたが、ろ紙を用いても良く、或いは感水試験紙及びろ紙に代えて、加圧面及び載置面に乾燥インキ(例えば濡れることによって強く発色するインク)を塗布しても良い。乾燥インキ塗布の場合には、感水試験紙やろ紙の設置忘れ、感水試験紙やろ紙のずれによる検査の不明瞭さ等の問題を防止することができる。
更に、感水試験紙、ろ紙及び乾燥インキ塗布に代えて、補色や色差を利用しても良い。例えば液体Lが赤色の場合には、載置面及び加圧面に青緑の塗料を塗布する。一方、色差を利用した場合、液体Lとの色差が色見本などと比較し確認しやすい1以上の塗料や顔料やマスターバッチ等を用いることが好ましく、色差が色見本などなくとも比較しやすい1
0以上の塗料や顔料やマスターバッチ等を用いることがより好ましい。
また、加圧面20aの凹凸形状について、該加圧面20aの中心に対して上下左右対称の例を挙げて説明したが、非対称であっても良い。例えば、容器の特定場所だけを加圧したい場合には、その特定場所に対応する加圧面20aの位置だけを凹凸状に形成しても良い。更に、載置部10,15,18は透明な樹脂材料によって形成されても良い。このようにすれば、外部から加圧の様子をより容易に確認することができる。特に第6実施形態で説明した対比検査では、載置部10が透明な樹脂で形成されると、仮に加圧時間が5分以内に漏れが発生した場合に、外部から確認できるので、5分待たずにその検査を終了することができる。
以下、液体が充填された容器に対して液漏れの有無を検査するリーク検査方法を説明する。ここでの容器は、主として上述した容器30のように空気等の気体が混入されたものである。リーク検査方法は、容器が水平方向に対して傾斜するように載置部に載置された状態を得る載置工程と、載置部に載置された容器を加圧する加圧工程と、を含む。
例えば、上述の第1実施形態のリーク検査装置1(図2参照)を用いた場合には、載置部10が水平方向に対して傾斜する載置面11aを有するので、容器30を該載置面11aに載置し(載置工程)、その後、載置面11aに平行する加圧面20aを有する加圧部20を容器30の上に載せて加圧し(加圧工程)、感水試験紙14,21の変色の有無を介して液漏れの有無を確認する。
また、上述の第11実施形態のリーク検査装置45(図17参照)を用いた場合には、載置部10の載置面11cが水平面(水平方向に平行に配置された面)であるので、例えば、該載置面11cに容器を載置した後に、該載置面を水平方向に対して傾斜させるように載置部10を傾斜させる(載置工程)。或いは、載置面11cを水平方向に対して傾斜させた後に、傾斜させた載置面11cに容器を載置する(載置工程)。その後、水平方向に対して傾斜した載置面11cと平行な加圧面を有する加圧部を容器の上に載せて加圧し(加圧工程)、感水試験紙14,21の変色の有無を介して液漏れの有無を確認する。
上述したリーク検査方法によれば、載置面の傾斜によって高低差が生じるため、容器内に混入された空気を容器上部に移動させることができる。これによって、空気が溜まる場所を避けて液体が充填される場所を確実に加圧することができ、空気の混入による検査精度への影響を抑制し、検査精度の向上を図ることができる。しかも、載置面に設置された感水試験紙や、加圧面に設置された感水試験紙を介し、液漏れを容易に把握できる。
以下、図21及び図22を参照して、管付き容器の管を切断するための管切断装置60を説明する。本実施形態の管切断装置60は、主に、管付き容器61を載置する載置部材70と、載置部材70に接離可能に設けられた接離部材80と、載置部材70に載置される管付き容器61を直立させるように該載置部材70を支持するスタンド部材90とを備える。管付き容器61は、透明樹脂により形成された袋状の容器部61aと、容器部61aと連通する管61bと、容器部61aに充填される液体を取り出すための取り出しポート61cとを有する(図23、図24の二点鎖線部分参照)。
載置部材70は、一定の厚さを有し矩形状に形成された底部71と、底部71の四周から起立する側壁部72とを有する。底部71の上表面71aは、水平面であり、管付き容器61の容器部61aを載置する載置面になっている(以下においては、該上表面71aを載置面71aという)。載置面71aの面積は、載置される容器部61aの大きさより少し大きく形成されている。
側壁部72は、載置面71aを取り囲むように該載置面71aから起立し、比較的に長く形成されて互いに対向する一対の長辺側壁部72aと、比較的に短く形成されて互いに対向する一対の短辺側壁部72bとからなる。そして、一対の短辺側壁部72bのうちの片方には、その短辺側壁部72bから隣接する底部71の一部範囲にかけて切り欠き部73が形成されている。このようにすることで、載置部材70に載置される管付き容器61を容易に取り出すことができる。
また、一対の長辺側壁部72aのうち、片方が比較的に厚く形成されている。この比較的に厚く形成された長辺側壁部72aには、該長辺側壁部72aの厚さ方向に切り込んでなる切り込み部74と、該長辺側壁部72aを貫通する切り欠き部(取り出し部)75とがそれぞれ形成されている。切り込み部74は、管付き容器61の取り出しポート61cを逃がすための構造である。一方、切り欠き部75は、管付き容器61の管61bを載置部材70の外部に取り出すための構造であり、その幅が管61bの外径より僅かに小さくなっている。
更に、この比較的に厚く形成された長辺側壁部72aの外壁には、該長辺側壁部72aから突出すると共に水平方向に延在するレール(案内部)76が設けられている。レール76は、断面が略エ字状になっており、長辺側壁部72aと一体的に形成されている。なお、レール76は、長辺側壁部72aの全長にわたって形成されておらず、該長辺側壁部72aに形成された切り欠き部75とは反対側の端部から該長辺側壁部72aの中央位置まで延びている。
接離部材80は、レール76に嵌め込んで摺動可能な摺動部81と、摺動部81から載置部材70の切り欠き部75側に延びるアーム部82とを有する。摺動部81は、ブロック状に形成され、その底部にはレール76に嵌め込むための溝部81aが設けられている。接離部材80は、溝部81aとレール76との嵌め込みを介して載置部材70に摺動自在に取り付けられている。更に、該接離部材80は載置部材70に対して着脱可能に取り付けられている。
アーム部82は、レール76が設けられた長辺側壁部72aとの間に隙間を有するように、長辺側壁部72aの外壁から所定の距離をもって配置されている。アーム部82の先端部付近には、該アーム部82を貫通する溝部(管固定部)83が設けられ、溝部83の幅が管61bの外径より僅かに小さく形成されている。また、接離部材80は、摺動部81からアーム部82と同じ方向に延出し、それぞれ長尺状に形成された第1位置決め部84及び第2位置決め部85を有する。
第1位置決め部84は、アーム部82と平行に配置され、アーム部82と同じ長さを有するように形成されている。第1位置決め部84の底面は、摺動部81の底面と同一平面上に位置している。図21に示すように、第1位置決め部84の延出端部はL字状に加工され、更に、延出端部の先端面84aは平面状に加工されている。そして、第1位置決め部84の先端面84aと載置部材70の短辺側壁部72bの外壁面とを面一に揃えた状態では、接離部材80の溝部83及び載置部材70の切り欠き部75が略同じ位置になる。
一方、第2位置決め部85は、アーム部82と平行に配置され、摺動部81からアーム部82に設けられた溝部83の手前まで延びている。そして、摺動部81、アーム部82、第1位置決め部84及び第2位置決め部85は、例えば樹脂材料によって一体的に形成されている。
スタンド部材90は、矩形状の基台91と、基台91の上面から立設された筒体92とを有する。基台91の隅部には、ネジやボルトを挿入するための貫通孔91aがそれぞれ
設けられている。筒体92は、平面視で四角形状に形成され、載置部材70の長辺側壁部72aを収納する大きさを有する。
図21に示すように、載置部材70、接離部材80及びスタンド部材90を組み立てた状態では、載置部材70の比較的に薄く形成された長辺側壁部72aがスタンド部材90の筒体92に挿入され、これによって載置部材70は直立状態になる(すなわち、載置面71aが垂直状態になる)。接離部材80は、レール76に嵌め込まれて該レール76に沿って摺動自在になる。
以下、図23及び図24に基づいて管切断装置60の使用を説明する。図23に示すように、管付き容器61は、載置部材70に載置された状態において、管付き容器61の下部が載置部材70の下部と共にスタンド部材90の筒体92に挿入されて該筒体92に支持されている。そして、載置部材70に取り付けられた接離部材80をスライドさせることで、第1位置決め部84の先端面84aと載置部材70の短辺側壁部72bの外壁面とを面一に揃える。これによって、接離部材80のアーム部82が長辺側壁部72aに設けられた切り欠き部75に対して最も接近する状態になる。このとき、上下方向において、アーム部82に設けられた溝部83が長辺側壁部72aに設けられた切り欠き部75と略同じ位置になる。
管付き容器61の管61bは、切り欠き部75及び溝部83に押し込まれて固定されている。そして、アーム部82と長辺側壁部72aとの間には隙間があるため、例えばその隙間にカッターを入れて管61bを簡単に切断することができる。このとき、管61bは所定の間隔で離れる溝部83と切り欠き部75により支持固定されており、すなわち、管61bは2箇所で固定されているので、従来のように管61bが完全に固定されずにフリーの状態での切断と比べて、管61bを安定した状態でスムーズに切断することができる。しかも、管61bの長さを切り揃えることができるので、従来のような切断長さのばらつきを低減することができる。
管61bの切断後、図24に示す右方向に接離部材80をスライドさせ、接離部材80のアーム部82を長辺側壁部72aに設けられた切り欠き部75から離間させることにより、切断された管61bを残された管61bの位置からずらす。上述したように、第1位置決め部84の延出端部がL字状に加工されているので、該延出端部がレール76の先端と当接すると、接離部材80のスライドが阻止される。これによって、過度なスライドで接離部材80がレール76から外れることを防止できる。
切断された管61bを残された管61bの位置からずらした後に、該切断された管61bを溝部83から取り外す。上述した管61bの切断によって、残された管61bには切断による開口部が形成され、該開口部がむき出し状態になる。これに対し、切断された管61bの取り外し作業が残された管61bの開口部の真上ではなく、そこから離れる位置に行われるので、取り外し作業による管61b開口部への汚染(例えばゴミ付着)を確実に防止することができ、開口部の衛生性を保つことができる。
次に、例えば給液針が固定されたスタンド(図示せず)を用いて、給液針を降下させて残された管61bに差し込み、その後、該給液針を介して管付き容器61の内部に液体Lを充填する。給液後、給液針を上昇させて管61bから抜き出し、ヒートシールで管61bの開口部を密閉する。そして、ヒートシール作業を行う際に、接離部材80が残された管61b開口部の真上に位置していないので、作業をスムーズに実施することができる。
次に、内部に液体Lが充填され開口部が密閉された管付き容器61に対し、載置部材70に載置された状態でスタンド部材90から取り出して水平状態に置き、上述した加圧部
を載せて液漏れの検査を行っても良く、又は上述したリーク検査装置に移し替えて液漏れの検査を行っても良い。なお、載置部材70に載置された状態で液漏れの検査を行う場合には、管付き容器61を載置する前に、載置面71aに上述の感水試験紙やろ紙等を事前に設置する必要がある。また、管付き容器61の載置部材70に代えて、上述した第1〜第14実施形態(図1〜図20参照)の載置部10,15,18は管付き容器61にも適用されて良い。
そして、液漏れ検査に合格した管付き容器61については、載置部材70から取り外して緩衝材に包装された状態で流通させても良く、又は載置部材70に載置されたままの状態で包装されて流通させても良い。管付き容器61が載置部材70に載置されたままの状態で流通させる場合には、載置部材70が管付き容器61を保護する保護容器として役割を果たしつつ、ユーザ側で管付き容器61を固定する固定台として利用できる。一方、接離部材80については、取り外して再利用しても良く、或いはヒートシールされた管61bの開口部の真上の位置に戻してそこに固定させ、管61bの開口部を保護する部材として利用しても良い。
本実施形態の管切断装置60によれば、管61bを2箇所にわたって固定されるので、管61bの切断作業を安定した状態でスムーズに行える。加えて、切断された管61bを残された管61b開口部の真上位置からずらした後に取り外すので、取り外し作業による開口部への汚染を確実に防止できる。更に、載置部材70を筒体92に挿入することにより該載置部材70に載置される管付き容器61の容器部61aを直立させるので、容器部61a内部に液体Lの充填作業を容易に行うことができる。
また、載置部材70に切り欠き部73が設けられるため、例えば管付き容器61における切り欠き部73に対応する位置に液体の情報を示すラベル等が貼り付けられた場合には、該切り欠き部73を介して載置部材70の背面からもラベル等を確認することが可能である。
なお、載置部材70は上述した垂直状態での使用のほか、水平状態での使用も可能である。水平状態で使用される場合には、載置部材70を直立させる必要がなく、スタンド部材90を省くことができるので、部品の点数を減らす効果を奏する。また、上記の説明では、載置面71aが水平面である例を挙げたが、該載置面71aを上述の載置面11aと同様に水平方向に対して傾斜する傾斜面であっても良い。
なお、上述した説明では、接離部材80をレール76に沿って水平に移動させる例を示したが、接離部材が蝶番のようなヒンジ部材を介して載置部材に揺動可能に取り付けられても良い。この場合、例えば接離部材を水平方向に揺動することで、長辺側壁部72aに設けられた切り欠き部75の位置に接近させたり、離間させたりしても良い。或いは、上下方向に蓋が開くように移動して長辺側壁部72aに設けられた切り欠き部75の位置からずらしても良い。
1,2,3,4,5,6,7,8,9,42,45,50,53,55 リーク検査装置
10,15,18 載置部
11 底部
11a 載置面
11d くぼみ部
12,16,19 側壁部
12a 爪部
12X,16X 第1側壁
12Y,16Y,19Y 第2側壁
13 切り欠き部
14,21,44,47,49 感水試験紙
17 逃がし部
20,22,23,24,25,26,27,28,29,31,32,36,43,48,51,54 加圧部
20a,22a,23a,24a,25a,26a,27a,28a,29a,31a,32a,36a,43a,48a,51c 加圧面
20c 転写部
30,33,46 容器
34 充填部材
35 密閉蓋
37,56 ガイド部
38 連結部
39 荷重受け部
40,41 重り
52 樹脂シート
60 管切断装置
61a 容器部
61b 管
61c 取り出しポート
70 載置部材
71 底部
71a 載置面
72 側壁部
72a 長辺側壁部
72b 短辺側壁部
73 切り欠き部
74 切り込み部
75 切り欠き部(取り出し部)
76 レール(案内部)
80 接離部材
81 摺動部
82 アーム部
83 溝部(管固定部)
84 第1位置決め部
85 第2位置決め部
90 スタンド部材
91 基台
92 筒体
A 空気
F 荷重
L 液体

Claims (15)

  1. 液体が充填された容器に対し、液漏れの有無を検査するリーク検査装置であって、
    前記容器を載置する載置面を有する載置部と、
    前記容器に圧力を加える加圧部と、
    を備え、
    前記載置面は、水平方向に対して傾斜している。
  2. 請求項1に記載のリーク検査装置において、
    前記加圧部は、前記容器に押し当てる加圧面を有し、
    前記加圧面は、前記載置面と平行に配置されている。
  3. 請求項1又は2に記載のリーク検査装置において、
    液体に接触することによって色が変化する変色部材を更に備える。
  4. 請求項3に記載のリーク検査装置において、
    前記変色部材は、少なくとも前記載置面に設置されている。
  5. 請求項3又は4に記載のリーク検査装置において、
    前記変色部材は、感水試験紙又はろ紙である。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のリーク検査装置において、
    前記加圧部をガイドするガイド部を更に備える。
  7. 請求項6に記載のリーク検査装置において、
    前記加圧部と前記ガイド部とは一体化されている。
  8. 請求項2に記載のリーク検査装置において、
    前記加圧面は、凹凸面である。
  9. 請求項8に記載のリーク検査装置において、
    前記加圧面の凹凸形状は、前記加圧面の中心に対して対称になっている。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のリーク検査装置において、
    前記載置部及び前記加圧部は、それぞれ複数連結されている。
  11. 液体が充填された容器に対し、液漏れの有無を検査するリーク検査方法であって、
    前記容器が水平方向に対して傾斜するように載置部に載置された状態を得る載置工程と、
    前記載置部に載置された前記容器を加圧する加圧工程と、
    を含む。
  12. 請求項11に記載のリーク検査方法において、
    前記載置部は、水平方向に対して傾斜する載置面を有し、
    前記載置工程において、前記容器を前記載置面に載置する。
  13. 請求項11に記載のリーク検査方法において、
    前記載置部は、水平方向に平行に配置された載置面を有し、
    前記載置工程において、前記容器を前記載置面に載置した後に、前記載置面を水平方向に対して傾斜させる。
  14. 請求項11に記載のリーク検査方法において、
    前記載置部は、水平方向に平行に配置された載置面を有し、
    前記載置工程において、前記載置面を水平方向に対して傾斜させた後に、前記容器を前記載置面に載置する。
  15. 請求項12〜14のいずれか一項に記載のリーク検査方法において、
    前記加圧工程において、水平方向に対して傾斜する前記載置面と平行な加圧面を有する加圧部を前記容器の上に載せて加圧する。
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