JP2017195675A - 非接触電力伝送システム、および、受電装置 - Google Patents

非接触電力伝送システム、および、受電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】送電装置に送電開始スイッチを設けることなく、送電を開始させることができる非接触電力伝送システムを提供する。
【解決手段】送電装置2から受電装置3に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送システム1Aにおいて、送電装置2が、高周波電力を出力する高周波電源装置21と、高周波電源装置に接続された送電コイルLtと、通信を行う通信回路23とを備え、受電装置3が、送電コイルLtに磁気的に結合される受電コイルLrと、通信回路23と通信を行う通信回路33と、操作者の操作によって、送電開始信号を出力する送電開始スイッチ341とを備え、送電装置2が、受電側の通信回路33および送電側の通信回路23を介して、送電開始信号を入力された時に、高周波電源装置21を起動させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触で電力の伝送を行う非接触電力伝送システム、および、受電装置に関する。
例えば工場内などで、予め設定された循環経路に沿って無人搬送車(AGV:Automated Guided Vehicle)を自動走行させて、荷物の搬送を行う無人搬送車システムが知られている。無人搬送車システムにおいて、荷物の積み下ろし位置に充電装置を配置しておき、荷物の積み下ろしのために停止している間に充電を行えば、バッテリの蓄電量の減少を遅らせることができる。
また、負荷と電源とを直接接続することなく、電源が出力する電力を非接触で負荷に伝送する技術が開発されている。当該技術は、一般的に、非接触電力伝送やワイヤレス給電と呼ばれている。当該技術は、無人搬送車への充電にも応用可能である。非接触電力伝送の技術を適用すれば、充電装置とバッテリとを接続線で接続したり接続を解除する必要がなくなり、作業効率が向上する。無人搬送車システムにおいて、非接触で電力伝送を行う発明が、特許文献1に開示されている。
特許文献1では、無人搬送車の走行経路の途中に送電コイルを配置しておき、無人搬送車が、送電コイルの真上に来たことを検出して、送電装置に送電開始の指令を送信することで、送電が開始される。
特開2014−33524号公報
無人搬送車の蓄電デバイスの充電量が不足した場合、無人搬送車は自動走行することができなくなる。この場合、無人搬送車を人手によって給電位置まで移動させて、手動により給電を行う必要がある。このため、送電装置には、送電を開始させるための送電開始スイッチが設けられている。しかしながら、無人搬送車が給電位置にないときに、誤って送電開始スイッチを押してしまった場合、送電装置に過電流が流れ、故障してしまう場合がある。
本発明は上記した事情のもとで考え出されたものであって、送電装置に送電開始スイッチを設けることなく、送電を開始させることができる非接触電力伝送システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供される非接触電力伝送システムは、予め定めた給電位置で受電装置が送電装置に対して送電開始信号を出力し、もしくは、前記送電装置が前記受電装置に対して送電通知信号を出力して、前記送電装置が前記受電装置に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送システムであって、前記受電装置は、操作者の操作に基づいて前記送電開始信号を出力する操作手段を備えたことを特徴とする。この構成によると、受電装置が操作手段を備えており、当該操作手段の操作に基づいて、送電開始信号が受電装置に送信される。したがって、送電装置に送電開始スイッチを設ける必要がない。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記送電装置は、高周波電力を出力する高周波電源装置と、前記高周波電源装置に接続された送電コイルと、通信を行う送電側通信回路とを備え、前記受電装置は、前記送電コイルに磁気的に結合される受電コイルと、前記送電側通信回路と通信を行う受電側通信回路と、前記操作手段の制御回路とを備え、前記送電装置は、前記受電側通信回路および前記送電側通信回路を介して、前記送電開始信号を入力された時に、前記高周波電源装置を起動させることを特徴とする。この構成によると、受電側通信回路および送電側通信回路を介して通信が行われ、送電開始信号を入力された時に高周波電源装置を起動させることで、送電を開始することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記受電側通信回路および前記送電側通信回路は、指向性の高い通信方法で通信を行い、前記送電コイルと前記受電コイルとが磁気的に結合される位置にあるときに、通信可能となるように配置されている。この構成によると、送電コイルと受電コイルとが磁気的に結合される位置にない場合、通信を行うことができない。したがって、送電開始スイッチを操作しても、高周波電源装置が起動しないようにできる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記受電側通信回路と前記送電側通信回路とは、赤外線通信によって通信を行う。この構成によると、指向性の高い通信を行うことができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記操作手段は、さらに、操作者の操作に基づいて送電停止信号を出力し、前記送電装置は、前記受電側通信回路および前記送電側通信回路を介して、前記送電停止信号を入力された時に、前記高周波電源装置を停止させる。この構成によると、操作手段の操作によって、高周波電源装置が停止される。これにより、送電装置から受電装置への送電が停止される。つまり、送電の停止も受電装置側で行うことができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記受電装置は、前記受電コイルが前記送電コイルから受電していることを検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に応じて、受電していることを報知する報知手段とをさらに備えている。この構成によると、報知手段による報知によって、受電中であるか否かを認識することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記検出手段は、電流センサを備えており、前記電流センサが電流を検出した場合に、前記受電コイルが前記送電コイルから受電していると判断する。この構成によると、電流に基づいて、受電コイルが送電コイルから受電していることを判断することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記報知手段は、さらに、前記受電側通信回路から送信された信号が前記送電側通信回路に受信されなかった場合に、その旨を報知する。この構成によると、報知手段による報知によって、通信が成立していないことを認識することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記送電装置から前記受電装置への送電方式は、磁界共鳴方式である。この構成によると、送電コイルと受電コイルとの距離を大きくすることができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記受電装置は、前記受電コイルからの電流を整流する整流回路をさらに備えており、整流された電流を蓄電デバイスに供給する。この構成によると、受電装置から蓄電デバイスに充電を行うことができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記蓄電デバイスはキャパシタであり、前記高周波電源装置が出力する高周波電力の周波数は50[kHz]以上であり、前記受電装置は、前記キャパシタに50[A]以上の電流で定電流充電を行う。この構成によると、蓄電デバイスを高速充電することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記受電装置は、無人搬送車に搭載され、前記受電コイルは、コイル面が床面に対して略垂直になるように、前記無人搬送車の車体側面に配置され、前記送電コイルは、コイル面が床面に対して略垂直になるように、前記送電装置内に配置される。この構成によると、無人搬送車の蓄電デバイスの充電システムとして用いることができる。また、循環経路および停止位置の検出機構と、送電コイルと受電コイルとの送受電とが、互いに干渉しないようにすることができる。
本発明の第2の側面によって提供される受電装置は、予め定めた給電位置で受電装置が送電装置に対して、もしくは前記送電装置が前記受電装置に対して送電開始信号を出力して、前記送電装置が前記受電装置に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送システムの受電装置であって、前記受電装置は、操作者の操作に基づいて前記送電開始信号を出力する操作手段を備えたことを特徴とする。この構成によると、受電装置が操作手段を備えており、当該操作手段の操作に基づいて、送電開始信号が受電装置に送信される。したがって、送電装置に送電開始スイッチを設ける必要がない。
本発明によると、受電装置が操作手段を備えており、当該操作手段の操作に基づいて、送電開始信号が受電装置に送信される。したがって、送電装置に送電開始スイッチを設ける必要がない。つまり、送電装置に送電開始スイッチを設けることなく、送電を開始させることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態に係る非接触電力伝送システムの全体構成を示す概略図である。 送電装置の送電コイルと受電装置の受電コイルとが、少しの距離を空けて互いに向き合っている状態を示している。 手動給電制御処理を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態に係る受電装置の変形例を示す図である。 第2実施形態に係る非接触電力伝送システムの全体構成を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を、本発明に係る非接触電力伝送システムを無人搬送車の充電システムとして用いた場合を例として、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下に記載する各寸法、形状、材質、各種の値などは、説明のための例示であって、記載されたものに限定されない。仕様に応じて、適宜変更可能である。また、各図面において、同一または類似の要素には同一の符号を付しており、重複する説明を省略している。
図1は、第1実施形態に係る非接触電力伝送システムの全体構成を示す概略図である。
非接触電力伝送システム1Aは、無人搬送車4の車体に備えられたキャパシタ41を充電するための給電システムである。
無人搬送車4は、あらかじめ設定された循環経路に沿って自動走行し、循環経路上の予め設定された複数の停止位置で停止する。各停止位置では、荷物の積み込みや荷下ろしが行われる。なお、無人搬送車が循環経路や停止位置を検出する方法は限定されない。例えば、循環経路に沿って床面に磁気テープや反射テープを貼っておき、無人搬送車が磁気センサや光学センサで検出するようにしてもよいし、無人搬送車が自身の位置を検出しながら走行および停止するようにしてもよい。
各停止位置には、送電装置2が配置されている。また、無人搬送車4には、受電装置3が搭載されている。受電装置3の受電コイルLrは、例えば、渦巻状に巻回された平面コイルであり、コイル面が床面に対して略垂直になるように、無人搬送車4の車体側面に配置されている。また、送電装置2の送電コイルLtは、例えば、渦巻状に巻回された平面コイルであり、コイル面が床面に対して略垂直になるように配置されている。送電コイルLtと受電コイルLrとは、同じ高さとなるようにそれぞれ配置されている。無人搬送車4が停止位置に停止した場合に、送電コイルLtと受電コイルLrとが少しの距離を空けて互いに向き合うことになるように、送電装置2は、停止位置の所定の位置に所定の向きで配置されている。図2は、無人搬送車4が停止位置に停止して、送電装置2の送電コイルLtと受電装置3の受電コイルLrとが、少しの距離を空けて互いに向き合っている状態を示している。無人搬送車4が停止位置に停止している間、停止位置に配置された送電装置2は、無人搬送車4に搭載された受電装置3に、非接触で送電を行う。つまり、停止位置が給電位置になる。受電装置3が受電した電力は、キャパシタ41に蓄積される。無人搬送車4は、キャパシタ41に蓄積された電力を用いてモータ43を駆動し、車輪を回転させることで走行する。
無人搬送車4が走行などで使用する電気エネルギーが送電装置2から送電されて蓄積される電気エネルギーより大きい状態が続くと、キャパシタ41の充電量が減少してゆき、モータ43を駆動することができなくなる。また、無人搬送車4を長時間使用しなかった場合などにも、キャパシタ41の充電量が不足して、モータ43を駆動することができなくなる。これらの場合は、人手によって無人搬送車4を停止位置(給電位置)まで移動させて、手動により、送電装置2から受電装置3への給電をさせる必要がある。この場合の給電を制御するための処理(以下では、「手動給電制御処理」とする)については後述する。
図1に示すように、送電装置2は、高周波電源装置21、送電ユニット22、通信回路23、および、制御回路24を備えている。
高周波電源装置21は、高周波電力を送電ユニット22に供給するものである。高周波電源装置21は、図示しない直流電源装置およびインバータ回路を備えている。
直流電源装置は、直流電力を生成して出力するものである。直流電源装置は、整流回路、平滑コンデンサ、および、DC−DCコンバータ回路を備えている。直流電源装置は、商用電源から入力される交流電圧(例えば、商用電圧200[V]など)を整流回路によって整流し、平滑コンデンサによって平滑することで、直流電圧に変換する。そして、DC−DCコンバータ回路によって、所定のレベル(目標電圧)の直流電圧に変換して、インバータ回路に出力する。なお、直流電源装置の構成は限定されず、所定のレベルの直流電圧を出力するものであればよい。
インバータ回路は、直流電力を高周波電力に変換するものであり、直流電源装置より入力される直流電圧を高周波電圧に変換して、送電ユニット22に出力する。インバータ回路は、例えば、単相フルブリッジ型のインバータ回路であり、4個のスイッチング素子を備えている。スイッチング素子としては、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、バイポーラトランジスタ、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor : 絶縁ゲート・バイポーラトランジスタ)などが用いられる。
インバータ回路は、図示しない制御回路から高周波制御信号を入力され、当該高周波制御信号に応じて各スイッチング素子のオン状態とオフ状態とを切り替えることで、直流電力を高周波電力に変換する。高周波制御信号は、所定の周波数f0(例えば、85[kHz])でハイレベルとローレベルとを繰り返すパルス信号(なお、正弦波信号などでもよい)である。周波数f0は、スイッチング素子をスイッチングさせる周波数なので、以下では「スイッチング周波数f0」と記載する場合がある。スイッチング素子は、高周波制御信号がローレベルのときオフ状態になり、高周波制御信号がハイレベルのときオン状態になる。
インバータ回路の出力端には、出力電圧を検出するための電圧センサ(図示なし)が設けられている。制御回路は、当該電圧センサが検出した出力電圧を、所定の目標電圧に一致させるようにフィードバック制御を行っている。具体的には、制御回路は、電圧センサが検出した出力電圧と設定された目標電圧との偏差をゼロにするための制御パルス信号を生成する。そして、当該制御パルス信号を図示しないドライブ回路で増幅して、高周波制御信号としてインバータ回路に出力する。これにより、インバータ回路の出力電圧は、設定された目標電圧に制御される。なお、インバータ回路および制御回路の構成は上記したものに限られず、出力電圧を設定された目標電圧に制御できるものであればよい。
なお、高周波電源装置21の構成は、上記したものに限定されない。本実施形態においては、高周波電源装置21のスイッチング周波数f0は85[kHz]なので、送電ユニット22が出力する高周波電力の周波数(出力周波数)も85[kHz]となる。なお、出力周波数(スイッチング周波数f0)は、85[kHz]に限定されず、50[kHz]以上であればよい。また、高周波電源装置21は、大電流を出力するので、送電ユニット22が出力する高周波電流も大電流である。なお、高周波電源装置21の出力電流は限定されず、後述するキャパシタ41を充電する電流が50[A]以上になればよい。
送電ユニット22は、送電コイルLtおよび共振コンデンサCtを備えている。送電コイルLtは、高周波電源装置21より供給される高周波電力を、受電装置3に送電するものである。なお、送電コイルLtの形状および巻き数は限定されない。共振コンデンサCtは、送電コイルLtに直列接続されて、直列共振回路を構成するためのものである。
送電コイルLtおよび共振コンデンサCtは、共振周波数が高周波電源装置21より供給される高周波電力の周波数f0(スイッチング周波数f0)と一致するように設計される。すなわち、送電コイルLtの自己インダクタンスLtと、共振コンデンサCtのキャパシタンスCtとが、下記(1)式の関係になるように設計される。なお、スイッチング周波数f0が高い場合は、送電コイルLtの巻線間の浮遊キャパシタンスを共振コンデンサCtとして用いるようにしてもよい。
Figure 2017195675
通信回路23は、受電装置3の通信回路33との間で双方向の無線通信を行うものである。通信回路23は、通信回路33より受信した信号を、制御回路24に出力する。また、通信回路23は、制御回路24より入力された信号を、通信回路33に送信する。本実施形態においては、通信回路23は、通信回路33との間で赤外線通信を行う。
制御回路24は、送電装置2を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を備えるマイクロコンピュータやFPGA(Field-Programmable Gate Array)で構成される。制御回路24は、通信回路23が受信した信号を入力され、また、所定の信号を通信回路23に出力して、送信させる。通信回路23が受信する信号には、送電開始を指示する送電開始信号や、送電停止を指示する送電停止信号などがある。また、通信回路23が送信する信号には、送電開始信号や送電停止信号を受信したときに送信する応答信号、送電中に検出された送電電力や送電効率などの情報、エラーが発生したことを知らせるエラー信号などがある。また、制御回路24は、高周波電源装置21の起動および停止を制御する。制御回路24は、通信回路23を介して、受電装置3の通信回路33から送電開始信号を受信した場合に、高周波電源装置21を起動させる。また、制御回路24は、通信回路23を介して、受電装置3の通信回路33から送電停止信号を受信した場合に、高周波電源装置21を停止させる。なお、制御回路24は、高周波電源装置21に異常が発生した場合や、高周波電源装置21が起動してから所定時間が経過した場合などにも、高周波電源装置21を停止させる。
受電装置3は、無人搬送車4に搭載されており、受電ユニット31、整流平滑回路32、通信回路33、操作パネル34、および、制御回路35を備えている。なお、受電装置3は、キャパシタ41から電力を供給されるのではなく、図示しない電源を備えており、当該電源から通信回路33および制御回路35に電力を供給する。したがって、キャパシタ41の充電量が不足していても、稼働することができる。
受電ユニット31は、受電コイルLr、および、共振コンデンサCrを備えている。受電コイルLrは、送電コイルLtと磁気結合して、非接触で受電するものである。なお、受電コイルLrの形状および巻き数は限定されない。共振コンデンサCrは、受電コイルLrに直列接続されて、直列共振回路を構成するためのものである。
受電コイルLrおよび共振コンデンサCrは、送電コイルLtおよび共振コンデンサCtと同様に、共振周波数が高周波電源装置21より供給される高周波電力の周波数f0(スイッチング周波数f0)と一致するように設計される。なお、スイッチング周波数f0が高い場合は、受電コイルLrの巻線間の浮遊キャパシタンスを共振コンデンサCrとして用いるようにしてもよい。
受電コイルLrが送電コイルLtと磁気結合することで、受電装置3は、送電装置2から送電される高周波電力を受電する。すなわち、送電コイルLtに高周波電流が流れることで磁束が変化し、この磁束に鎖交する受電コイルLrに高周波電流が流れる。これにより、送電装置2から受電装置3に、非接触で電力を供給することができる。図2は、受電コイルLrが送電コイルLtと磁気結合した状態を示している。
送電ユニット22および受電ユニット31は、いずれも共振回路であり、共鳴して結合される。すなわち、送電ユニット22から受電ユニット31へは、磁界共鳴方式により、非接触で電力伝送が行われる。受電ユニット31が受電した電力は、整流平滑回路32に出力される。
整流平滑回路32は、受電ユニット31より出力される高周波電流を整流して、直流電流に変換するものである。整流平滑回路32は、4つのダイオードをブリッジ接続した全波整流回路を備えている。また、整流平滑回路32は、整流後の出力を平滑するための平滑回路も備えている。なお、整流平滑回路32の構成は限定されず、高周波電流を直流電流に変換するものであればよい。整流平滑回路32から出力される直流電流は、キャパシタ41に供給される。
送電ユニット22および受電ユニット31はいずれも直列共振回路であり、送電ユニット22から受電ユニット31へは、磁界共鳴方式により、非接触で電力伝送が行われる。この場合、受電ユニット31から出力される電流の大きさは、送電ユニット22に入力される電圧の大きさに比例する。また、高周波電源装置21は出力電圧の大きさを一定に制御して送電ユニット22に出力している。したがって、受電ユニット31から出力される電流の大きさは、接続される負荷のインピーダンスなどに関係なく、一定である。つまり、受電ユニット31の出力は、一定の大きさの電流を出力する定電流源と考えることができる。また、受電ユニット31の出力電流は一定の大きさになるので、整流平滑回路32によって整流および平滑化された電流は一定になる。したがって、キャパシタ41に供給される電流は、キャパシタ41の充電状態に関係なく一定になる。つまり、キャパシタ41は、定電流充電される。定電流充電により充電電流が過大になることを防ぐので、過電流による素子の破壊および損失の増加を防ぐことができる。
通信回路33は、送電装置2の通信回路23との間で双方向の無線通信を行うものである。通信回路33は、通信回路23より受信した信号を、制御回路35に出力する。また、通信回路33は、制御回路35より入力された信号を、通信回路23に送信する。本実施形態においては、通信回路33は、通信回路23との間で赤外線通信を行う。
図2に示すように、通信回路23は、送電装置2の、送電コイルLtが配置されている側の面に、赤外線を出射し、赤外線を入射される面(以下では、「出射入射面」とする)が露出するようにして配置されている。同様に、通信回路33は、受電装置3の、受電コイルLrが配置されている側の面に、出射入射面が露出するようにして配置されている。そして、無人搬送車4が停止位置(給電位置)に停止して、送電装置2の送電コイルLtと受電装置3の受電コイルLrとが向き合っている状態(送電コイルLtと受電コイルLrとが磁気的に結合される位置にある状態)のときに、互いの出射入射面が向き合う状態になるように、通信回路23および通信回路33は、それぞれ配置されている。したがって、無人搬送車4が停止位置(給電位置)に停止したときには、通信回路23と通信回路33とが通信を行うことができる。人手によって無人搬送車4を停止位置(給電位置)に移動させた場合は、自動走行の場合と異なり、無人搬送車4を停止位置(給電位置)に正確に配置できない場合もある。この場合でも、送電コイルLtと受電コイルLrとが非接触電力伝送できる程度のずれであれば、通信が可能となるように、通信回路23および通信回路33の指向性は調整されている。
操作パネル34は、送電装置2を操作するための操作スイッチ、および、送電状態などを報知するためのランプなどが備えられており、受電装置3の筐体の表面に配置されている。操作パネル34は、各操作スイッチが操作された場合に、操作信号を制御回路35に出力する。また、制御回路35から入力される報知信号に応じて、各ランプを点灯および消灯させる。操作パネル34は、送電開始スイッチ341、送電停止スイッチ342、受電中ランプ343、および、通信異常ランプ344を備えている。なお、その他のスイッチやランプなどを備えていてもよいが、図1では省略している。送電開始スイッチ341および送電停止スイッチ342は、押しボタン式の自動復帰型スイッチであり、押圧された時に操作信号を出力する。なお、各スイッチの構成はこれに限られない。送電開始スイッチ341および送電停止スイッチ342に代えて、1つの切り替えスイッチとし、開始に切り替えたときと停止に切り替えたときとで異なる操作信号を出力するようにしてもよい。また、各操作スイッチに代えて、操作パネル34にキーボードを設け、所定のコマンド入力に応じて対応する操作信号を出力するようにしてもよい。また、各ランプに代えて、モニタなどの表示画面を設け、入力される報知信号に応じて対応する表示を行うようにしてもよい。また、報知はブザーや音声などによって行うようにしてもよい。操作パネル34および制御回路35が、本発明の「操作手段」および「報知手段」に相当する。
制御回路35は、受電装置3を制御するものであり、CPU、ROMおよびRAMを備えるマイクロコンピュータやFPGAで構成される。制御回路35は、通信回路33が受信した信号を入力され、また、所定の信号を通信回路33に出力して送信させる。通信回路33が受信する信号には、応答信号、送電電力や送電効率などの情報、エラー信号などがある。また、通信回路33が送信する信号には、送電開始信号や送電停止信号などがある。また、制御回路35は、操作パネル34から操作信号を入力され、また、操作パネル34に報知信号を出力する。
制御回路35は、無人搬送車4が所定の受電位置に位置した場合に、無人搬送車4の制御装置からの指令を受けて、送電開始信号を通信回路33に送信させる。なお、無人搬送車4が受電位置に位置したことを検知するための手法は限定されない。また、制御回路35は、操作パネル34から送電開始スイッチ341の操作信号を入力された場合にも、送電開始信号を通信回路33に送信させる。また、制御回路35は、無人搬送車4が所定の受電位置に位置しなくなる場合(受電位置から移動する場合)に、無人搬送車4の制御装置からの指令を受けて、送電停止信号を通信回路33に送信させる。また、制御回路35は、操作パネル34から送電停止スイッチの操作信号を入力された場合にも、送電停止信号を通信回路33に送信させる。さらに、無人搬送車4のキャパシタ41が満充電になったことを検知した場合や、キャパシタ41などに異常が発生した場合などにも、送電停止信号を通信回路33に送信させる。受電装置3は、キャパシタ41の充電電圧を検出する電圧センサを備えており、制御回路35は、電圧センサが検出した充電電圧が所定の閾値以上になった場合に、キャパシタ41が満充電状態になったと判断する。
また、受電装置3は、整流平滑回路32からキャパシタ41に流れる電流を検出する電流センサ36を備えており、制御回路35は、電流センサ36が電流を検出している間、受電が行われていると判断する。この場合、制御回路35は、操作パネル34に受電中ランプ343を点灯させる報知信号を出力する。一方、制御回路35は、電流センサ36が電流を検出しなくなると、受電が停止したと判断する。この場合、制御回路35は、操作パネル34に受電中ランプ343を消灯させる報知信号を出力する。電流センサ36および制御回路35が、本発明の「検出手段」に相当する。なお、電流センサ36は、受電ユニット31から整流平滑回路32に流れる電流を検出するようにしてもよい。なお、受電装置3が受電していることを検出する方法は、電流センサ36による電流の検出に限定されない。電圧センサで検出したキャパシタ41の充電電圧の変化に基づいて、受電装置3が受電していることを検出してもよい。
また、制御回路35は、通信回路33による通信が成立しているか否かを検出する。具体的には、制御回路35は、送電開始信号や送電定信号などの信号を通信回路33に送信させたにもかかわらず、通信回路33が所定時間内に応答信号を受信できなかった場合に、通信が成立していないと判断する。この場合、制御回路35は、操作パネル34に通信異常ランプ344を点灯させる報知信号を出力する。これにより、通信異常ランプ344が点灯するので、操作者は、通信が成立していないことを認識することができる。
次に、制御回路35が行う手動給電制御処理について説明する。手動給電制御処理は、手動による給電を制御するための処理である。
図3は、制御回路35が行う手動給電制御処理を説明するためのフローチャートである。当該手動給電制御処理は、受電装置3が起動したときに開始され、受電装置3が稼働している間、実行される。
まず、送電開始スイッチが操作されたか否かが判別される(S1)。具体的には、操作パネル34から送電開始スイッチ341の操作信号が入力されたか否かが判別される。操作されていない場合(S1:NO)、操作されるまでステップS1の判別が繰り返される。つまり、送電開始スイッチが操作されるまでは、具体的な処理を行わない。送電開始スイッチが操作された場合(S1:YES)、送電開始信号が通信回路33に出力される(S2)。送電開始信号は、通信回路33から通信回路23に送信される。
次に、送電開始信号に対する応答信号が受信されたか否かが判別される(S3)。具体的には、所定時間内に通信回路33から応答信号が入力されたか否かが判別される。応答信号が受信されなかった場合(S3:NO)、通信が成立していないと判断され、通信異常ランプ344が点灯されて(S11)、ステップS1に戻り、ステップS1の判別が繰り返される。具体的には、通信異常ランプ344を点灯させる報知信号が、操作パネル34に出力される。操作パネル34は、当該報知信号を入力されて、通信異常ランプ344を点灯させる。これにより、操作者は、通信が成立していないことを認識することができる。操作者は、通信回路33が通信回路23と通信できるように無人搬送車4を移動したり、通信回路33などの異常を修理するなどした後に、再度、送電開始スイッチを操作する。再度の操作で応答信号を受信した場合は、通信異常ランプ344は消灯される。
一方、応答信号が受信された場合(S3:YES)、受電コイルLrが受電しているか否かが判別される(S4)。具体的には、電流センサが電流を検出しているか否かが判別される。電流センサが電流を検出している場合、受電コイルLrは受電していると判断され、電流を検出していない場合、受電コイルLrは受電していないと判断される。受電していない場合(S4:NO)、受電されるまでステップS4の判別が繰り返される。一方、受電した場合(S4:YES)、受電中ランプ343が点灯される(S5)。具体的には、受電中ランプ343を点灯させる報知信号が、操作パネル34に出力される。操作パネル34は、当該報知信号を入力されて、受電中ランプ343を点灯させる。これにより、操作者は、受電中であることを認識することができる。
次に、送電停止スイッチが操作されたか否かが判別される(S6)。具体的には、操作パネル34から送電停止スイッチ342の操作信号が入力されたか否かが判別される。操作されていない場合(S6:NO)、操作されるまでステップS6の判別が繰り返される。一方、操作された場合(S6:YES)、送電停止信号が通信回路33に出力される(S7)。送電停止信号は、通信回路33から通信回路23に送信される。なお、ステップS6の判別が繰り返されている間にキャパシタ41が満充電になった場合は、送電停止スイッチが操作されなくても、ステップS7に進んで、送電停止信号が通信回路33に出力される。
次に、送電停止信号に対する応答信号が受信されたか否かが判別される(S8)。具体的には、所定時間内に通信回路33から応答信号が入力されたか否かが判別される。応答信号が受信された場合(S8:YES)、受電コイルLrが受電しているか否かが判別される(S9)。具体的には、電流センサが電流を検出しているか否かが判別される。受電している場合(S9:YES)、受電が停止されるまでステップS9の判別が繰り返される。一方、受電が停止した場合(S9:NO)、受電中ランプ343が消灯される(S10)。具体的には、受電中ランプ343を消灯させる報知信号が、操作パネル34に出力される。操作パネル34は、当該報知信号を入力されて、受電中ランプ343を消灯させる。これにより、操作者は、受電が終了したことを認識することができる。そして、手動給電制御処理は、ステップS1に戻り、次の送電開始まで、ステップS1の判別が繰り返される。
ステップS8において、応答信号が受信されなかった場合(S8:NO)は、通信が成立していないと判断され、通信異常ランプ344が点灯されて(S12)、ステップS9に進む。送電開始後の通信異常で送電停止信号が送信できなかった場合でも、送電装置2の制御回路24は、高周波電源装置21が起動してから所定時間が経過した場合や、高周波電源装置21に異常が発生したと判断した場合には高周波電源装置21を停止させるので、送電状態が不当に継続することはない。送電装置2側の制御で送電が停止した場合でも、受電コイルLrは受電できなくなるので、ステップS9で受電が停止したと判別され(S9:NO)、受電中ランプ343が消灯される(S10)。操作者は、通信異常ランプ344が点灯していることを見て、通信が成立していないことを認識し、通信回路33が通信回路23と通信できるように無人搬送車4を移動したり、通信回路33などの異常を修理する。
なお、手動給電制御処理の処理手順は、これに限られない。例えば、通信異常の場合(S3:NO,S8:NO)は、通信異常ランプ344を点灯してから(S11,S12)、手動給電制御処理を終了するようにしてもよい。また、手動給電制御処理は、キャパシタ41の充電量が不足する状態になった場合に開始されるようにしてもよい。
図1に戻って、キャパシタ41は、電気を蓄積するものであり、例えば、電気二重層キャパシタまたはリチウムイオンキャパシタなどのキャパシタを、必要な充電容量が得られるように、直並列接続したものである。なお、大容量の1つのキャパシタで構成してもよい。キャパシタは、他の蓄電デバイスと比較すると、充放電による劣化が少なく製品寿命が長いこと、また、大電流による急速充電が可能といった特徴を有しており、充放電を繰り返し行う充電システムに適している。上記したように、送電ユニット22は、高い周波数(85[kHz])の大きな高周波電流を出力する。受電ユニット31が受電した当該高周波電流は整流平滑回路32で整流されて、キャパシタ41に出力される。したがって、キャパシタ41は、直流の大電流で定電流充電される。本実施形態においては、50[A]でキャパシタ41を充電する。したがって、キャパシタ41は、短い時間で大きな電気エネルギーを蓄えることができる。なお、キャパシタ41を充電する電流は限定されず、50[A]以上であればよい。また、キャパシタ41は、DC−DCコンバータ回路42を介して、モータ43に電力を供給する。
DC−DCコンバータ回路42は、キャパシタ41から出力される電圧を、モータ43を駆動するための駆動電圧(例えば24[V]や48[V])に変圧して、モータ43に印加する。キャパシタ41は充電量によって電圧が変化するので、DC−DCコンバータ回路42は、モータ43に印加する電圧を所定の駆動電圧にするために設けられている。なお、DC−DCコンバータ回路42の構成は限定されない。
モータ43は、無人搬送車4の車輪を回転させる。無人搬送車4は、DC−DCコンバータ回路42やモータ43を制御するための、図示しない制御装置を備えている。当該制御装置は、無人搬送車4が停止位置に着いたときにモータ43を停止させ、無人搬送車4を走行させるときにモータ43を駆動させる。モータ43を駆動させるための電力は、キャパシタ41から供給される。また、制御装置にも、キャパシタ41から電力が供給される。したがって、キャパシタ41に蓄積された電気エネルギーが不足した場合は、モータ43を駆動できないだけでなく、無人搬送車4の制御もできない。
次に、第1実施形態に係る非接触電力伝送システム1Aの作用効果について説明する。
本実施形態によると、受電装置3は操作パネル34に送電開始スイッチ341を備えている。操作者は、送電開始スイッチ341を操作することで、通信回路23および通信回路33を介して、送電装置2の制御回路24に送電開始信号を入力することができる。制御回路24は、送電開始信号を入力された場合、高周波電源装置21を起動する。これにより、送電装置2から受電装置3への送電が開始される。したがって、送電装置2に送電開始スイッチを設ける必要がない。
また、本実施形態によると、受電装置3は操作パネル34に送電停止スイッチ342を備えている。操作者は、送電停止スイッチ342を操作することで、通信回路23および通信回路33を介して、送電装置2の制御回路24に送電停止信号を入力することができる。制御回路24は、送電停止信号を入力された場合、高周波電源装置21を停止させる。これにより、送電装置2から受電装置3への送電が停止される。つまり、送電の停止も受電装置3側で行うことができる。
また、本実施形態によると、受電装置3は操作パネル34に受電中ランプ343を備えている。制御回路35は、電流センサ36の検出結果に応じて、受電中ランプ343を点灯および消灯させる。したがって、操作者は、受電中であるか否かを認識することができる。また、受電装置3は操作パネル34に通信異常ランプ344を備えている。制御回路35は、通信が成立していないと判断した場合に、通信異常ランプ344を点灯させる。したがって、操作者は、通信が成立していないことを認識することができる。
また、本実施形態によると、通信回路23および通信回路33は、赤外線通信を行っており、送電コイルLtと受電コイルLrとが磁気的に結合される位置にあるときに通信可能となるように配置されている。したがって、無人搬送車4が停止位置(給電位置)に位置したときには、通信回路23と通信回路33とが通信を行うことができるので、送電の開始および停止の操作を、受電装置3側で行うことができる。一方、無人搬送車4が停止位置(給電位置)に位置しないときには、通信回路23と通信回路33とが通信を行うことができないので、送電開始スイッチ341を操作しても、高周波電源装置21を起動することができない。これにより、送電開始スイッチ341を誤操作した場合でも、送電が開始されることを防ぐことができる。
なお、本実施形態においては、通信回路23および通信回路33が赤外線通信を行う場合について説明したが、これに限られない。通信回路23および通信回路33の通信方式や用いる電磁波の種類は限定されない。指向性の低い通信方法を採用した場合、通信範囲が広くなるので、人手によって無人搬送車4を停止位置(給電位置)に移動させたときの位置ずれを許容しやすい。また、通信回路23および通信回路33の配置場所の自由度が高くなる。しかし、指向性が低すぎると、送電コイルLtと受電コイルLrとが非接触電力伝送できない配置の場合でも通信が可能となりうる。一方、指向性が高すぎると、無人搬送車4の停止位置(給電位置)での位置ずれを許容しがたくなる。つまり、わずかなずれでも通信ができなくなって、手動による給電が困難になる。したがって、本実施形態のように、指向性の高い赤外線通信を採用して、指向性を適度に調整するのが望ましい。
本実施形態においては、通信回路23および通信回路33が双方向通信を行う場合について説明したが、これに限られない。例えば、通信回路33が送信のみを行い、通信回路23が受信のみを行うようにしてもよい。この場合、通信回路23から通信回路33に応答信号などを送信することはできないが、通信回路33から通信回路23に送電開始信号および送信停止信号を送信することができるので、受電装置3側で送電の開始および停止を操作することはできる。
本実施形態においては、送電停止スイッチ342の操作により送電を停止できるようにした場合について説明したが、これに限られない。送電停止スイッチ342を設けずに、満充電になった場合などにのみ送電を停止するようにしてもよい。また、送電を停止するためのスイッチを、送電装置2に設けるようにしてもよい。
本実施形態においては、受電装置3の筐体に設けられた操作パネル34の各操作スイッチを操作する場合について説明したが、これに限られない。例えば、操作パネル34に代えて、操作パネル34と同じ機能を有する操作リモコン34’を設け、受電装置3に操作リモコン34’と通信を行うための第2通信回路37を設け、操作リモコン34’と第2通信回路37との間で無線通信により、操作信号および報知信号の送受信を行うようにしてもよい(図4参照)。また、操作リモコン34’と第2通信回路37とを通信ケーブルで接続して、有線通信を行うようにしてもよい。なお、操作リモコン34’の代わりに、汎用性のあるコンピュータや携帯機器などにソフトウエアをインストールしたものを用いてもよい。
本実施形態においては、無人搬送車4が、受電位置に位置したことを検知して、受電装置3に指令を送り、受電装置3が送電開始信号を送電装置2に送信する場合について説明したが、これに限られない。送電装置2が、無人搬送車4を検知して、送電通知信号を受電装置2に送信し、高周波電源装置21を起動するようにしてもよい。
本実施形態においては、送電ユニット22および受電ユニット31をどちらも直列共振回路としているが、両者を並列共振回路としてもよい。また、本実施形態においては、高周波電源装置21が一定の大きさの高周波電圧を出力する定電圧源である場合について説明したが、これに限られない。高周波電源装置21が一定の大きさの高周波電流を出力する定電流源であってもよい。この場合、送電ユニット22および受電ユニット31の一方を直列共振回路とし、他方を並列共振回路とすることで、受電ユニット31の出力を定電流源として、キャパシタ41を定電流充電することができる。
本実施形態においては、送電装置2から受電装置3への送電方式が磁界共鳴方式である場合について説明したが、これに限られない。例えば、電磁誘導方式でもよいし、電界共鳴方式でもよい。
本実施形態においては、蓄電デバイスとしてキャパシタ41を用いた場合について説明したが、これに限られない。キャパシタ41に代えて、鉛蓄電池、リチウムイオン電池などの他の蓄電デバイスを用いるようにしてもよい。
本実施形態においては、手動により給電を行う場合、無人搬送車4を循環経路上の停止位置に移動させて給電を行っているが、これに限られない。循環経路外の所定の位置に送電装置2を配置し、当該送電装置2から給電するようにしてもよい。
本実施形態においては、受電装置3をあらかじめ組み込んでいる無人搬送車4について説明したが、これに限られない。従来ある無人搬送車に、充電システムとして、後から受電装置3を搭載して、蓄電デバイスに接続するようにしてもよい。また、従来ある無人搬送車から蓄電デバイスを取り外し、電源システムとして、後から受電装置3およびキャパシタ41を搭載するようにしてもよい。これらの場合、従来から使用していた無人搬送車を用いることができるので、受電装置3が搭載された無人搬送車4を新たに購入する場合より費用を削減することができる。
本実施形態においては、送電コイルLtおよび受電コイルLrを、コイル面が床面に対して略垂直になるように配置した場合について説明したが、これに限られない。例えば、受電コイルLrをコイル面が床面に対して略平行になるように無人搬送車4の車体底面に配置して、送電コイルLtをコイル面が床面に対して略平行になるように床面に配置してもよい。この場合、床面と無人搬送車4の車体底面との距離が一定なので、無人搬送車4が停止位置(給電位置)に停止したときの、受電コイルLrのコイル面と送電コイルLtのコイル面との距離を、一定の距離にすることができる。また、送電装置2を、作業や通行の妨げにならないように配置することもできる。なお、この場合は、無人搬送車4の循環経路および停止位置の検出機構と、送電コイルLtと受電コイルLrとの送受電とが、互いに干渉しないようにする必要がある。
上記第1実施形態においては、本発明に係る非接触電力伝送システムを、無人搬送車4に内蔵されたキャパシタ41の充電に利用する場合を例として説明したが、これに限られない。例えば、電気自動車のバッテリなどへの充電にも、利用することができる。つまり、受電装置3を電気自動車に搭載するようにしてもよい。また、携帯機器やノートパソコン、電動工具などの電気製品の蓄電デバイスに充電を行う場合にも、本発明を適用することができる。
図5は、第2実施形態に係る非接触電力伝送システム1Bの全体構成を示す概略図であり、本発明に係る非接触電力伝送システムを、携帯機器4’の充電システムとして用いる場合を示している。非接触電力伝送システム1Bは、受電装置3が携帯機器4’に搭載されて、蓄電デバイス41’に電力を供給する点で、第1実施形態に係る非接触電力伝送システム1A(図1参照)と異なる。送電装置2は例えば卓上に配置される箱形状の筐体を備えており、送電コイルLtは、コイル面が水平になるようにして、筐体の上面側に配置されている。受電装置3は携帯機器4’に搭載されており、受電コイルLrは、携帯機器4’の1つの面の内側に当該面に平行になるように配置されている。受電コイルLrが配置されている面を下に向けて、携帯機器4’を送電装置2の筐体上面の上に載置した場合、送電コイルLtと受電コイルLrとが磁気的に結合可能になって、送電可能になる。送電装置2および受電装置3がそれぞれ備える内部構成は、第1実施形態に係る非接触電力伝送システム1Aと同様である。第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
本発明に係る非接触電力伝送システムおよび受電装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る非接触電力伝送システムおよび受電装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
1A,1B 非接触電力伝送システム
2 送電装置
21 高周波電源装置
22 送電ユニット
Lt 送電コイル
Ct 共振コンデンサ
23 通信回路(送電側通信回路)
24 制御回路
3 受電装置
31 受電ユニット
Lr 受電コイル
Cr 共振コンデンサ
32 整流平滑回路(整流回路)
33 通信回路(受電側通信回路)
34 操作パネル(操作手段、報知手段)
341 送電開始スイッチ
342 送電停止スイッチ
343 受電中ランプ
344 通信異常ランプ
34’ 操作リモコン(操作手段、報知手段)
35 制御回路(検出手段、操作手段、報知手段)
36 電流センサ(検出手段)
37 第2通信回路
4 無人搬送車(車)
4’ 携帯機器
41 キャパシタ(蓄電デバイス)
41’ 蓄電デバイス
42 DC−DCコンバータ回路
43 モータ

Claims (13)

  1. 予め定めた給電位置で受電装置が送電装置に対して送電開始信号を出力し、もしくは、前記送電装置が前記受電装置に対して送電通知信号を出力して、前記送電装置が前記受電装置に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送システムであって、
    前記受電装置は、操作者の操作に基づいて前記送電開始信号を出力する操作手段を備えたことを特徴とする非接触電力伝送システム。
  2. 前記送電装置は、
    高周波電力を出力する高周波電源装置と、
    前記高周波電源装置に接続された送電コイルと、
    通信を行う送電側通信回路と、
    を備え、
    前記受電装置は、
    前記送電コイルに磁気的に結合される受電コイルと、
    前記送電側通信回路と通信を行う受電側通信回路と、
    前記操作手段の制御回路と、
    を備え、
    前記送電装置は、前記受電側通信回路および前記送電側通信回路を介して、前記送電開始信号を入力された時に、前記高周波電源装置を起動させる、
    請求項1に記載の非接触電力伝送システム。
  3. 前記受電側通信回路および前記送電側通信回路は、
    指向性の高い通信方法で通信を行い、
    前記送電コイルと前記受電コイルとが磁気的に結合される位置にあるときに、通信可能となるように配置されている、
    請求項2に記載の非接触電力伝送システム。
  4. 前記受電側通信回路と前記送電側通信回路とは、赤外線通信によって通信を行う。
    請求項3に記載の非接触電力伝送システム。
  5. 前記操作手段は、さらに、操作者の操作に基づいて送電停止信号を出力し、
    前記送電装置は、前記受電側通信回路および前記送電側通信回路を介して、前記送電停止信号を入力された時に、前記高周波電源装置を停止させる、
    請求項2ないし4のいずれかに記載の非接触電力伝送システム。
  6. 前記受電装置は、
    前記受電コイルが前記送電コイルから受電していることを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に応じて、受電していることを報知する報知手段と、
    をさらに備えている、
    請求項2ないし5のいずれかに記載の非接触電力伝送システム。
  7. 前記検出手段は、電流センサを備えており、前記電流センサが電流を検出した場合に、前記受電コイルが前記送電コイルから受電していると判断する、
    請求項6に記載の非接触電力伝送システム。
  8. 前記報知手段は、さらに、前記受電側通信回路から送信された信号が前記送電側通信回路に受信されなかった場合に、その旨を報知する、
    請求項6または7に記載の非接触電力伝送システム。
  9. 前記送電装置から前記受電装置への送電方式は、磁界共鳴方式である、
    請求項2ないし8のいずれかに記載の非接触電力伝送システム。
  10. 前記受電装置は、
    前記受電コイルからの電流を整流する整流回路をさらに備えており、
    整流された電流を蓄電デバイスに供給する、
    請求項2ないし9のいずれかに記載の非接触電力伝送システム。
  11. 前記蓄電デバイスはキャパシタであり、
    前記高周波電源装置が出力する高周波電力の周波数は50[kHz]以上であり、
    前記受電装置は、前記キャパシタに50[A]以上の電流で定電流充電を行う、
    請求項10に記載の非接触電力伝送システム。
  12. 前記受電装置は、無人搬送車に搭載され、
    前記受電コイルは、コイル面が床面に対して略垂直になるように、前記無人搬送車の車体側面に配置され、
    前記送電コイルは、コイル面が床面に対して略垂直になるように、前記送電装置内に配置される、
    請求項10または11に記載の非接触電力伝送システム。
  13. 予め定めた給電位置で受電装置が送電装置に対して、もしくは前記送電装置が前記受電装置に対して送電開始信号を出力して、前記送電装置が前記受電装置に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送システムの受電装置であって、
    前記受電装置は、操作者の操作に基づいて前記送電開始信号を出力する操作手段を備えたことを特徴とする受電装置。
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