JP2017194621A - 光学レンズ - Google Patents

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卓矢 松丸
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卓矢 松丸
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【課題】均一な面発光を実現することができる光学レンズを提供すること。【解決手段】LED(光源)10に対向する入射面3と、該入射面3とは反対側に設けられた出射面5と、前記入射面3と前記出射面5との間に位置する全反射面4を備えた平板状の光学レンズ1において、前記出射面5を、光軸Axを中心とする中央の第1発光エリア5aと、該第1発光エリア5aの周囲に設けられた第2発光エリア5bとに区画するとともに、前記入射面3に、前記LED10から入射する光L1を前記出射面5の第1発光エリア5aに向けて屈折させる第1入射部3aと、前記LED10から入射する光を前記全反射面4に向けて屈折させる第2入射部3bとを設け、前記全反射面4を前記出射面5の第2発光エリア5bに向けて全反射させるものとし、前記出射面5の第1発光エリア5aの発光面積S1を前記第2発光エリア5bの発光面積S2よりも大きく設定する。【選択図】図5

Description

本発明は、光源から入射する光の配光を制御するための光学レンズに関するものである。
例えば、ポジションランプやターンシグナルランプ等の車両用信号灯の光源には、従来のバルブ(電球)に代えてLED(発光ダイオード)が使用されつつある。このLEDは、発光効率が高くて長寿命であり、且つ、省電力等の利点を有する反面、指向性の強い光を出射するため、LEDをそのまま車両用信号灯等の光源として使用すると、正面方向は明るい反面、周囲が暗くなるという問題がある。
そこで、通常はLEDから出射する光の配光を光学レンズによって制御することが行われている。例えば、特許文献1には図8に示す光学レンズ(発光素子用レンズ)が提案されている。
即ち、図8は特許文献1において提案された光学レンズの縦断面図であり、図示の光学レンズ101は、前方(図8の上方)に向かって徐々に拡径する略逆円錐台状に成形されており、その底部には略円柱状の中空部102が形成され、この中空部102にLED等の発光素子110が配置されている。ここで、中空部102の上面102aは、前方に向かって凸状の球面とされ、中空部の側周面102bは、後方(図8の下方)に向かって拡径するテーパ面とされている。
又、光学レンズ101の周壁は、径方向外方に向かって膨らむ曲面状の全反射面104とされており、光学レンズ101の前面の中央部には、前方に向かって凸となる凸レンズ部105aが形成され、その周囲にはリング状の平面体部105bが形成されている。
以上のように構成された光学レンズ101においては、発光素子110から出射して中空部102の上面102aに向かう強い光は、上面102aの凹曲面にほぼ垂直に入射して光学レンズ101内を直進し、凸レンズ部105aに集光する方向に屈折し、凸レンズ部105aから平行光となって前方へと出射する。又、発光素子110から出射して光学レンズ101の中空部102の側周面102bへと向かう弱い光は、側周面102bで屈折して全反射面104へと向かい、全反射面104で全反射して左右の平面体部105bに向かい、各平面体部105bから平行光として前方へと出射する。
従って、光学レンズ101によれば、発光素子110から出射する指向性の強い光を、ムラなく効率良く前方へと照射させることができる。
特開2005−228623号公報
しかしながら、図8に示す光学レンズ101においては、弱い光が出射する平面体部105bの発光面積が強い光が出射する凸レンズ部105aの発光面積よりも大きいため、平面体部105bから出射する弱い光の光束密度が凸レンズ部105aから出射する強い光の光束密度よりも小さくなり、光学レンズ101の中心が明るく、周囲が暗くなって均一な発光が実現しないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、均一な面発光を実現することができる光学レンズを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、光源に対向する入射面と、該入射面とは反対側に設けられた出射面と、前記入射面と前記出射面との間に位置する全反射面を備えた光学レンズにおいて、前記出射面を、光軸を中心とする中央の第1発光エリアと、該第1発光エリアの外側に設けられた第2発光エリアとに区画するとともに、前記入射面に、前記光源から入射する光を前記出射面の第1発光エリアに向けて屈折させる第1入射部と、前記光源から入射する光を前記全反射面に向けて屈折させる第2入射部とを設け、前記全反射面を前記出射面の第2発光エリアに向けて全反射させるものとし、前記出射面の第1発光エリアの発光面積を前記第2発光エリアの発光面積よりも大きく設定したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記光源としてLEDを使用し、前記出射面の第1発光エリアと第2発光エリアの発光面積の割合を3:2に設定したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記出射面に配光制御用のレンズカットを施したことを特徴とする。
請求項1及び2記載の発明によれば、光源(LED)から出射して光学レンズの入射面の第1入射部から入射する強い光は、第1入射部で屈折して出射面の中央部の第1発光エリアへと向かい、該第1発光エリアから出射する。又、光源(LED)から出射して導光レンズの入射面の第2入射部から入射する弱い光は、第2入射部で屈折して全反射面へと向かい、該全反射面で全反射して出射面の第2発光エリアから出射する。ここで、出射面の第1発光エリアの発光面積を第2発光エリアの発光面積よりも大きく設定したため、第1発光エリアから出射する強い光の光束密度が下がり、第2発光エリアから出射する弱い光の光束密度が上がることとなり、出射面における光束密度が第1発光エリアと第2発光エリアでほぼ等しくなる。この結果、光学レンズの出射面がほぼ均一に発光し、中心が明るく外側が暗いという従来の不具合が解消される。
請求項3記載の発明によれば、光学レンズの出射面に配光制御用のレンズカットを施したため、このレンズカットによって所望の配光を得ることができる。
本発明に係る光学レンズの斜視図である。 本発明に係る光学レンズの平面図である。 本発明に係る光学レンズの正面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3のA−A線断面図であって、(a)は強い光の光路図、(b)は弱い光の光路図である。 本発明に係る光学レンズの出射面の発光面積の比率を示す図である。 本発明に係る光学レンズの別形態を示す斜視図である。 特許文献1において提案された光学レンズ(発光素子用レンズ)の縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る光学レンズの斜視図、図2は同光学レンズの平面図、図3は同光学レンズの正面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は図3のA−A線断面図であって、(a)は強い光の光路図、(b)は弱い光の光路図、図6は本発明に係る光学レンズの出射面の発光面積の比率を示す図である。
本発明に係る光学レンズ1は、導光性の高いアクリルやポリカーボネイト等の透明樹脂によって平板状に成形されており、その後端部(図4及び図5の下端部)の幅方向中央には矩形溝状の凹部2が形成されている。そして、この凹部2の幅方向中央には光源であるLED10が配置されており、この凹部2の内面は、LED10からの光が入射する入射面3を構成している。ここで、入射面3は、凹部2の上面である凸曲面状の第1入射部3aと、該第1入射部3aの左右両端からLED10側に向かって開くように延びるテーパ面状の左右一対の第2入射部3bとで構成されている。
又、光学レンズ1の左右の側面の一部は、光出射方向(図4及び図5の上方)に向かって外側に膨らむように傾斜する全反射面4を構成している。そして、光学レンズ1の入射面3とは反対側の前端面(図4及び図5の上端面)は出射面5を構成しており、この出射面5は、光軸Axを中心とする幅方向中央に形成された円弧凸曲面状の第1発光エリア5aと、該第1発光エリア5aの左右に形成された凸曲面状の第2発光エリア5bとに区画されている。
ところで、後述のように、光学レンズ1の出射面5は、LED10から出射する光によって発光するが、図6に示すように、この出射面5の第1発光エリア5aの発光面積S1は左右の第2発光エリア5bの各発光面積S2よりも大きく設定されている(S1>S2)。尚、本実施の形態では、出射面5の第1発光エリア5aの発光面積S1と左右の第2発光エリア5bの各発光面積S2との比率S1:S2:S2は、3:1:1に設定されている。
以上のように構成された光学レンズ1において、LED10から光出射方向に向かって出射する指向性の強い光のうち、光軸Axを中心とする強い(輝度の高い)光L1は、図5(a)に示すように、入射面3の第1入射部3aから入射し、該第1入射部3aで屈折して出射面5の中央の第1発光エリア5aへと向かい、該第1発光エリア5aから平行光となって前方に向かって出射する。又、光学レンズ1の入射面3の左右の第2入射部3bから入射する弱い(輝度の低い)光L2は、図5(b)に示すように、各第2入射部3bで屈折してそれぞれ左右の全反射面4へと向かい、各全反射面4で全反射して出射面5の左右の各第2発光エリア5bから略平行光となって前方に向かって出射する。
ここで、本実施の形態では、光学レンジ1の出射面5の第1発光エリア5aの発光面積S1を左右の第2発光エリア5bの各発光面積S2よりも大きく設定したため(S1>S2、具体的には、S1:S2:S2=3:1:1)、中央の第1発光エリア5aから出射する強い光L1の光束密度が下がり、左右の各第2発光エリア5bからそれぞれ出射する弱い光L2の光束密度が上がることとなり、出射面5における光束密度が中央の第1発光エリア5aとその左右の第2発光エリア5bでほぼ等しくなる。この結果、光学レンズ1の出射面5がほぼ均一に発光し、中心が明るく外側が暗いという従来の不具合が解消される。
ここで、本発明に係る光学レンズの別形態を図7に示すが、同図に示すように、光学レンズ1の出射面5に配光制御用のレンズカット6を施すようにしても良い。尚、本実施の形態では、配光制御用のレンズカット6として縦方向に延びる複数のフルートカットを用いたが、魚眼カットやフレネルカット等を用いても良い。
このように光学レンズ1の出射面5に配光制御用のレンズカット6を施すことによって、出射面5からの光の出射方向を制御して所望の配光を得ることができる。
尚、以上の実施の形態では、光学レンズとして平板状のものを用いたが、光学レンズの形状は任意であって、例えば円錐台等の回転体状の光学レンズも本発明の適用対象に含まれることは勿論である。
本発明に係る光学レンズは、車両用信号灯を含む車両用灯具全般、一般照明器具全般等に好適に用いることができる。
1 光学レンズ
2 光学レンズの凹部
3 光学レンズの入射面
3a 入射面の第1入射部
3b 入射面の第2入射部
4 光学レンズの全反射面
5 光学レンズの出射面
5a 出射面の第1発光エリア
5b 出射面の第2発光エリア
6 光学レンズのレンズカット
Ax 光軸
L1 強い光
L2 弱い光
S1 第1発光エリアの発光面積
S2 第2発光エリアの発光面積

Claims (3)

  1. 光源に対向する入射面と、該入射面とは反対側に設けられた出射面と、前記入射面と前記出射面との間に位置する全反射面を備えた光学レンズにおいて、
    前記出射面を、光軸を中心とする中央の第1発光エリアと、該第1発光エリアの外側に設けられた第2発光エリアとに区画するとともに、
    前記入射面に、前記光源から入射する光を前記出射面の第1発光エリアに向けて屈折させる第1入射部と、前記光源から入射する光を前記全反射面に向けて屈折させる第2入射部とを設け、前記全反射面を前記出射面の第2発光エリアに向けて全反射させるものとし、
    前記出射面の第1発光エリアの発光面積を前記第2発光エリアの発光面積よりも大きく設定したことを特徴とする光学レンズ。
  2. 前記光源としてLEDを使用し、前記出射面の第1発光エリアと第2発光エリアの発光面積の割合を3:2に設定したことを特徴とする請求項1記載の光学レンズ。
  3. 前記出射面に配光制御用のレンズカットを施したことを特徴とする請求項1又は2記載の光学レンズ。
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