JP2017192088A - 放送通信連携システム、放送受信機、及び、連携端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】連携アプリケーションを用いて放送受信機と連携端末とが通信を行なうサーバ中継方式において、ユーザが興味のある番組が放送されるときにユーザに通知する。
【解決手段】連携端末(200)は、連携アプリケーションを放送受信機(100)とのペアリングにより取得して実行することにより、放送受信機(100)上でAITに基づいて実行される放送マネージドアプリケーションを使用可能である。放送受信機(100)は、実行された放送マネージドアプリケーションのアプリケーションIDと連携端末(200)により実行された連携アプリケーションとを対応付けて登録するテーブルを備え、放送波を受信したときに、放送波のAITに含まれるアプリケーションIDとテーブルに登録されたアプリケーションIDとが一致した場合に、放送波の番組が開始される旨を表す通知情報を連携端末(200)により提示させる。
【選択図】図1
【解決手段】連携端末(200)は、連携アプリケーションを放送受信機(100)とのペアリングにより取得して実行することにより、放送受信機(100)上でAITに基づいて実行される放送マネージドアプリケーションを使用可能である。放送受信機(100)は、実行された放送マネージドアプリケーションのアプリケーションIDと連携端末(200)により実行された連携アプリケーションとを対応付けて登録するテーブルを備え、放送波を受信したときに、放送波のAITに含まれるアプリケーションIDとテーブルに登録されたアプリケーションIDとが一致した場合に、放送波の番組が開始される旨を表す通知情報を連携端末(200)により提示させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、放送マネージドアプリケーションを提示する放送通信連携システム等に関する。
IP(Internet Protocol)を利用してデジタルテレビ放送を配信する技術(その技術をIPTVという)が開発されている。そのIPTVの規定として、放送通信連携システムが策定されている(例えば非特許文献1)。この放送通信連携システムでは、放送受信機は、放送信号を放送波により受信して、放送信号に含まれる放送コンテンツ(放送番組)を出力すると共に、ネットワーク経由で通信コンテンツを取得して、放送コンテンツと通信コンテンツとを同期再生する。これにより、放送と通信とを連携することが可能である。
具体的には、放送通信連携システムでは、利用者が放送コンテンツの番組を放送受信機により視聴しているときに、放送受信機は、その放送コンテンツが所定のタイミングで、放送信号によりアプリケーションを取得して起動する。通信コンテンツが終了した場合、放送受信機は、放送信号によりアプリケーションを終了する。これにより、利用者は、アプリケーションが提供する通信コンテンツを視聴可能である。このように、放送信号により起動及び終了が制御できるアプリケーションを放送マネージドアプリケーションという。
放送信号は、放送番組、データ放送、アプリケーション制御情報(Application Information Table:AIT)等を含み、放送マネージドアプリケーションのライフサイクルはAITにより指定されている。AITは、放送マネージドアプリケーションを管理するための情報であり、アプリケーション制御コードを含んでいる。アプリケーション制御コードは、対象のアプリケーションに対する動作制御を表している。アプリケーション制御コードとしては、自動起動(AUTOSTART)、動作可能(PRESENT)、終了(KILL)、プリフェッチ(PREFETCH)が挙げられる(非特許文献1の「7.1.1. アプリケーション制御情報の概要」を参照)。例えば、放送受信機は、AITのアプリケーション制御コードが自動起動(AUTOSTART)を示すときに、そのAITが指定する放送マネージドアプリケーションを取得及び起動(実行)し、その後、AITが更新され、そのAITのアプリケーション制御コードが終了(KILL)を示すときに、実行中の放送マネージドアプリケーションを終了する。
また、放送通信連携システムでは、ネットワーク経由で放送受信機と連携端末とをペアリングすることが可能である。放送受信機と連携端末とをペアリングする方法として、直接通信方式とサーバ中継方式とが挙げられる。直接通信方式は、放送受信機と連携端末とが同一のネットワーク(通信ネットワーク)に接続されて直接通信を行なう方式である。サーバ中継方式は、放送受信機と連携端末とが接続されたネットワーク(通信ネットワーク)とは別のネットワークに配置される中継サーバを経由して、放送受信機と連携端末とが通信を行なう方式である(例えば、非特許文献1の「第12章 端末連携」の「12.1. 端末連携のシステムモデル」を参照)。サーバ中継方式では、距離の制限を受けずに、放送受信機と連携端末とをペアリングすることができる。
また、サーバ中継方式においては、連携端末は、放送受信機と連携端末との接続用の連携アプリケーション(コンパニオンアプリケーション)を用いて中継サーバへの接続等を行なったり、放送受信機から送られる連携アプリケーション向けデータを受信(取得)して、当該データに応じた処理を連携アプリケーションとして実行したりする(例えば、非特許文献1の「第12章 端末連携」の「12.1.1. リファレンスモデル」、及び、非特許文献1の「Appendix C 受信機動作ユースケース」の「C.5 放送マネージドアプリケーションによる端末連携サービスシナリオ」を参照)。
IPTV規定 放送通信連携システム仕様 IPTVFJ STD−0010 2.0版(2014年6月29日2.0版改定)
上述のように、放送マネージドアプリケーションは、放送波(放送信号)のAITに含まれるアプリケーション制御コードの自動起動(AUTOSTART)により起動される。すなわち、放送マネージドアプリケーションの起動は放送局により決定される。このため、ユーザの意思とは無関係に放送マネージドアプリケーションが起動される。
一方、連携アプリケーションは、ユーザが連携端末を操作することにより起動される。例えば、ユーザが連携端末を操作して、放送受信機と連携端末との接続用の連携アプリケーション(コンパニオンアプリケーション)を連携端末にインストールしたり、連携端末にインストールされた連携アプリケーション(コンパニオンアプリケーション)や放送受信機から送られる連携アプリケーション(連携アプリケーション向けデータ)を起動したりする。このため、ユーザの意思により、連携アプリケーションが起動される。すなわち、ユーザが、放送番組(以下、単に、番組と称する)、または、その番組に該当する放送マネージドアプリケーションに興味があったことにより、ユーザの意思で連携アプリケーションが実行(起動)されたことになる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、連携アプリケーションを用いて放送受信機と連携端末とが通信を行なうサーバ中継方式において、ユーザが興味のある番組が放送されるときに、その旨をユーザに通知することができる放送通信連携システム等を提供することを目的とする。
本発明の放送受信機は、アプリケーション制御情報に基づいて放送マネージドアプリケーションを実行する放送マネージドアプリケーション実行部と、前記放送マネージドアプリケーションに対応する連携アプリケーションをペアリングにより連携端末に転送する通信部と、実行された前記放送マネージドアプリケーションのアプリケーションIDと、前記放送マネージドアプリケーションを使用するために前記連携端末により実行された前記連携アプリケーションとを対応付けて登録するテーブルと、番組と前記アプリケーション制御情報と前記連携アプリケーションとを含む放送波を受信する受信部と、前記放送波を受信したときに、前記アプリケーション制御情報に含まれる前記アプリケーションIDと前記テーブルに登録された前記アプリケーションIDとが一致した場合に、前記番組が開始される旨を表す通知情報を前記連携端末により提示させるアプリケーション管理部と、を具備することを特徴とする。
本発明の連携端末は、アプリケーション制御情報に基づいて放送マネージドアプリケーションを実行する放送受信機とのペアリングにより、前記放送マネージドアプリケーションに対応する連携アプリケーションを取得する通信部と、前記放送受信機上で実行される前記放送マネージドアプリケーションを使用するために、前記連携アプリケーションを実行する連携アプリケーション実行部と、番組と前記アプリケーション制御情報と前記連携アプリケーションとを含む放送波を前記放送受信機が受信したときに、前記アプリケーション制御情報に含まれるアプリケーションIDと前記放送受信機に登録された前記アプリケーションIDとが一致した場合に前記放送受信機から送信され、かつ、前記番組が開始される旨を表す通知情報を通知する通知制御部と、を具備することを特徴とする。
本発明の放送通信連携システムは、アプリケーション制御情報に基づいて放送マネージドアプリケーションを実行する放送受信機と、前記放送マネージドアプリケーションに対応する連携アプリケーションを前記放送受信機とのペアリングにより取得して実行することにより、前記放送受信機上で実行される前記放送マネージドアプリケーションを使用可能な連携端末と、を具備し、前記放送受信機は、実行された前記放送マネージドアプリケーションのアプリケーションIDと前記連携端末により実行された前記連携アプリケーションとを対応付けて登録するテーブルと、番組と前記アプリケーション制御情報と前記連携アプリケーションとを含む放送波を受信したときに、前記アプリケーション制御情報に含まれる前記アプリケーションIDと前記テーブルに登録された前記アプリケーションIDとが一致した場合に、前記番組が開始される旨を表す通知情報を前記連携端末により提示させるアプリケーション管理部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、連携アプリケーションを用いて放送受信機と連携端末とが通信を行なうサーバ中継方式において、ユーザが興味のある番組が放送されるときに、その旨をユーザに通知することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの構成を示す概略ブロック図である。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの構成を示す概略ブロック図である。
放送通信連携システムは、放送受信機100と、連携端末200と、放送局サーバ300と、放送マネージドアプリケーション配信サーバ400と、中継サーバ500とを具備している。
(放送局サーバ300)
放送局サーバ300は、サービス事業者が放送局から放送波により放送サービス(番組等)を提供(放送)するためのコンピュータであり、一般的なデジタル放送用の放送設備(図示しない)を備えている。
放送局サーバ300は、サービス事業者が放送局から放送波により放送サービス(番組等)を提供(放送)するためのコンピュータであり、一般的なデジタル放送用の放送設備(図示しない)を備えている。
放送局サーバ300は、コンピュータが実行可能なコンピュータプログラムが格納された記憶装置(図示しない)と、そのコンピュータプログラムを読み出して実行するCPU(Central Processing Unit)(図示しない)と、を具備している。放送局サーバ300は、放送番組(以下、番組)、データ放送、アプリケーション制御情報(Application Information Table:AIT)等を多重化した放送信号を生成する。放送局サーバ300は、その放送信号を放送波に変調し、放送用アンテナを介して放送波を送信する。
放送波(放送信号)は、ARIB(登録商標)(Association of Radio Industries and Broadcast:社団法人電波産業会)標準規格で規定される。デジタル放送によって提供される映像、音声等の各種データは、国際標準規格MPEG-2 Systemsで規定されるTSパケット(トランスポートストリームパケット)に格納されて、時分割で多重伝送される。TSパケットには、セクションに対してPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)が規定されている。PSI/SIは、TSパケットに格納されているデータ(Elementary Stream:ES)の種別を示す情報や、コンテンツの種別を示す情報を含んでいる。データの種別を示す情報は、データ放送用のデータとAITとを伝送するためのPMT(Program Map Table)を含んでいる。TSパケットのPAT(Program Association Table)には、パケット識別子(PID)の一覧が格納されている。
PSI/SIは、更に、放送コンテンツ(番組)に関連する情報を伝送するためのEIT(Event Information Table)を含んでいる。EITは、番組を表す番組情報を含んでいる。番組情報としては、番組を放送する放送局を表す情報と、番組の名称である番組名と、開始時刻と終了時刻とを含む放送日時と、開始時刻から終了時刻までの時間を表す番組長が挙げられる。
データ放送は、番組と連携するコンテンツである。データ放送向けの記述言語としては、BML(Broadcast Markup Language)文書が使用され、BMLはARIB(登録商標)により策定されている。PMTは、データ放送を伝送するコンポーネントに関わるデータ符号化方式記述子のadditional_arib_bxml_info()において、データ放送の起動を最優先とするか否かを指定するための起動優先制御情報を含んでいる。その起動優先制御情報が最優先を示している場合は、データ放送は放送受信機100により起動される。
AITは、放送マネージドアプリケーションを管理するための情報である。放送マネージドアプリケーションは、番組と連携する他のコンテンツであり、データ放送とは記述言語等のデータ形式が異なる。放送マネージドアプリケーション向けの記述言語としては、HTML(Hyper Text Markup Language)文書が使用される。また、AITは、放送マネージドアプリケーションを識別する放送マネージドアプリケーション識別情報(以下、アプリケーションID)と、放送マネージドアプリケーションの所在を示す情報(Uniform Resource Locator:URL)とを含んでいる。PMTは、AITを伝送するコンポーネントに関わるデータ符号化方式記述子のait_identifier_info()において、放送マネージドアプリケーションの起動を最優先とするか否かを指定するための起動優先制御情報を含んでいる。その起動優先制御情報が最優先を示している場合は、放送マネージドアプリケーションは放送受信機100により起動される。
また、放送波(放送信号)は、連携アプリケーション向けデータを含んでいる。連携アプリケーション向けデータは、AITに含まれるアプリケーションIDに対応する連携アプリケーションを表している(例えば、非特許文献1の「第12章 端末連携」の「12.1.2.1. 端末連携システムモデルA」、及び、「12.1.2.2. 端末連携システムモデルB」を参照)。
(放送マネージドアプリケーション配信サーバ400)
放送マネージドアプリケーション配信サーバ400は、サービス事業者がインターネット等の通信ネットワークを介して放送サービス(放送マネージドアプリケーション等)を提供(配信)するためのコンピュータである。
放送マネージドアプリケーション配信サーバ400は、サービス事業者がインターネット等の通信ネットワークを介して放送サービス(放送マネージドアプリケーション等)を提供(配信)するためのコンピュータである。
放送マネージドアプリケーション配信サーバ400は、コンピュータが実行可能なコンピュータプログラムが格納された記憶装置(図示しない)と、そのコンピュータプログラムを読み出して実行するCPU(図示しない)と、を具備している。放送マネージドアプリケーション配信サーバ400は、アプリケーション取得要求に応じて、放送マネージドアプリケーションを、通信ネットワークを介して配信する。
(中継サーバ500)
中継サーバ500は、IPTVの規定のサーバ中継方式を実現するためのコンピュータである。
中継サーバ500は、IPTVの規定のサーバ中継方式を実現するためのコンピュータである。
サーバ中継方式は、放送受信機100と連携端末200とが同一のネットワーク(通信ネットワーク)に接続されて直接通信を行なう方式(直接通信方式)とは異なり、放送受信機100と連携端末200とが接続されたネットワーク(通信ネットワーク)とは別のネットワークに配置される中継サーバ500を経由して、放送受信機100と連携端末200とが通信を行なう方式である(例えば、非特許文献1の「第12章 端末連携」の「12.1. 端末連携のシステムモデル」を参照)。
また、サーバ中継方式においては、連携端末200は、放送受信機100と連携端末200との接続用の連携アプリケーション(コンパニオンアプリケーション)を用いて中継サーバ500への接続等を行なったり、放送受信機100から送られる連携アプリケーション向けデータを受信(取得)して、当該データに応じた処理を連携アプリケーションとして実行したりする。連携アプリケーション(連携アプリケーション向けデータ)は、放送受信機100上で実行される放送マネージドアプリケーションに対応する(例えば、非特許文献1の「第12章 端末連携」の「12.1.1. リファレンスモデル」、及び、非特許文献1の「Appendix C 受信機動作ユースケース」の「C.5 放送マネージドアプリケーションによる端末連携サービスシナリオ」を参照)。
中継サーバ500は、コンピュータが実行可能なコンピュータプログラムが格納された記憶装置(図示しない)と、そのコンピュータプログラムを読み出して実行するCPU(図示しない)と、を具備している。サーバ中継方式では、中継サーバ500が放送受信機100と連携端末200との通信を中継するため、直接通信方式のような距離の制限を必要としない。そのため、サーバ中継方式では、距離の制限を受けずに、放送受信機100と連携端末200とをペアリングすることができる。
(放送受信機100)
放送受信機100は、利用者に利用されるコンピュータであり、テレビ機能を有する。図2は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの放送受信機100の構成を示す概略ブロック図である。
放送受信機100は、利用者に利用されるコンピュータであり、テレビ機能を有する。図2は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの放送受信機100の構成を示す概略ブロック図である。
放送受信機100は、テレビ機能として、受信部110と、出力部120と、制御部130と、通信部140と、これらを制御するCPU(図示しない)と、記憶部(図示しない)と、を具備している。CPUは、受信部110、出力部120、通信部140、制御部130に対して制御を行なう。記憶部にはコンピュータが実行可能なコンピュータプログラムが格納され、CPUはそのコンピュータプログラムを読み出して実行する。
通信部140は、通信ネットワークを介して放送マネージドアプリケーション配信サーバ400と通信を行なうインタフェースである。また、通信部140は、通信ネットワークとは別のネットワークに配置される中継サーバ500と通信を行なうインタフェースである。通信部140は、連携端末200から中継サーバ500を介して送信された接続要求に応じて、ペアリングを行なう。
受信部110は、チューナ部112と、放送波受信部114とを備えている。放送波受信部114は、番組を視聴するための番組視聴指示に応じて、放送局サーバ300から放送されている放送波を受信するようにチューナ部112を制御する。放送波受信部114は、放送波を復調し、放送波から放送信号、すなわち、TSパケットを抽出する。放送波受信部114は、TSパケットに含まれている放送コンテンツ、すなわち、番組(映像データ及び音声データ)を出力部120に出力する。また、放送波受信部114は、予め規定されている伝送方法に応じて、TSパケットからPSI/SIを抽出する。
出力部120は、音声制御部122と、スピーカ124と、映像制御部126と、表示部128とを備えている。音声制御部122は、放送波受信部114からの音声データを、映像制御部126により表示制御される映像データと同期をとりながらスピーカ124に出力する。映像制御部126は、放送波受信部114からの映像データを、音声制御部122により出力制御される音声データと同期をとりながら表示部128に表示する。
制御部130は、放送マネージドアプリケーション実行部132と、放送マネージドアプリケーション保存部134と、アプリケーション管理部136とを備えている。
アプリケーション管理部136は、放送波受信部114からのAITを解析する。アプリケーション管理部136は、そのAITのアプリケーション制御コードが自動起動(AUTOSTART)を示すときに、そのAITが指定する放送マネージドアプリケーションを取得及び起動(実行)するためのアプリケーション取得及び起動指示を、放送マネージドアプリケーション実行部132に出力する。また、アプリケーション管理部136は、そのAITのアプリケーション制御コードが終了(KILL)を示すときに、実行中の放送マネージドアプリケーションを終了するためのアプリケーション終了指示を、放送マネージドアプリケーション実行部132に出力する。
放送マネージドアプリケーション実行部132は、放送マネージドアプリケーションを取得して提示するための機能(アプリケーションエンジン)を有する。取得された放送マネージドアプリケーションは、その放送マネージドアプリケーション実行部132上で起動・終了する。放送マネージドアプリケーション実行部132は、アプリケーション管理部136からのアプリケーション取得及び起動指示に応じて、アプリケーション取得要求(放送受信機100を識別する識別子と、上述のAITのアプリケーションID、URLと、を少なくとも含む)を、通信部140を介して放送マネージドアプリケーション配信サーバ400に送信し、放送マネージドアプリケーション配信サーバ400から放送マネージドアプリケーションを取得する。放送マネージドアプリケーション実行部132は、その放送マネージドアプリケーションを起動させて出力部120により出力する。また、放送マネージドアプリケーション実行部132は、アプリケーション管理部136からのアプリケーション終了指示に応じて、実行中の放送マネージドアプリケーションを終了する。
放送マネージドアプリケーション保存部134は、放送マネージドアプリケーション実行部132により実行された放送マネージドアプリケーションを、今後使用する可能性があるアプリケーションとしてキャッシュ(保存)する。
制御部130は、更に、データ放送を提示するための機能(図示しない)を備えている。制御部130は、放送波受信部114からのPMTに基づいて、データ放送を起動させて出力部120により出力する。
アプリケーション管理部136は、テーブル138を備えている。テーブル138については後述する。
(連携端末200)
連携端末200は、利用者に利用されるコンピュータである。連携端末200としては、スマートフォンやタブレットが挙げられる。図3は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの連携端末200の構成を示す概略ブロック図である。
連携端末200は、利用者に利用されるコンピュータである。連携端末200としては、スマートフォンやタブレットが挙げられる。図3は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの連携端末200の構成を示す概略ブロック図である。
連携端末200は、テレビ機能として、受信部210と、出力部220と、制御部230と、通信部240と、これらを制御するCPU(図示しない)と、記憶部(図示しない)と、を具備している。CPUは、受信部210、出力部220、通信部240、制御部230に対して制御を行なう。記憶部にはコンピュータが実行可能なコンピュータプログラムが格納され、CPUはそのコンピュータプログラムを読み出して実行する。
通信部240は、通信ネットワークとは別のネットワークに配置される中継サーバ500と通信を行なうインタフェースであり、中継サーバ500を介して放送受信機100の通信部140とペアリングを行なう。具体的には、通信部240は、放送受信機100とペアリングを行なうための接続要求を、中継サーバ500を介して放送受信機100に送信して、放送受信機100の通信部140とペアリングを行なう。
受信部210は、チューナ部212と、放送波受信部214とを備えている。放送波受信部214は、視聴/録画制御を行なう。例えば、放送波受信部214は、番組を視聴するための番組視聴指示に応じて、放送局サーバ300から放送されている放送波を受信するようにチューナ部212を制御する(視聴制御)。視聴制御において、放送波受信部214は、放送波を復調し、放送波から放送信号、すなわち、TSパケットを抽出する。放送波受信部214は、TSパケットに含まれている放送コンテンツ、すなわち、番組(映像データ及び音声データ)を出力部220に出力する。
受信部210は、更に、録画データ保存部216を備えている。放送波受信部214は、番組を録画するための番組録画指示に応じて、放送局サーバ300から放送されている放送波を受信するようにチューナ部212を制御する(録画制御)。録画制御において、放送波受信部214は、放送波を復調し、放送波から放送信号、すなわち、TSパケットを抽出する。放送波受信部214は、TSパケットに含まれている放送コンテンツ、すなわち、番組(映像データ及び音声データ)を録画データ保存部216に保存(録画)する。
出力部220は、音声制御部222と、スピーカ224と、映像制御部226と、表示部228とを備えている。音声制御部222は、放送波受信部214からの音声データを、映像制御部226により表示制御される映像データと同期をとりながらスピーカ224に出力する。映像制御部226は、放送波受信部214からの映像データを、音声制御部222により出力制御される音声データと同期をとりながら表示部228に表示する。
制御部230は、連携アプリケーション実行部232と、連携アプリケーション保存部234と、通知制御部236とを備えている。
連携アプリケーション保存部234は、ユーザによりインストールされた連携アプリケーションや、放送受信機100から受信(取得)した連携アプリケーションを、今後使用する可能性があるアプリケーションとして保存する。
連携アプリケーション実行部232は、連携アプリケーション保存部234に保存されている連携アプリケーションを起動(実行)し、その実行結果を出力部220により出力する。この連携アプリケーション実行部232は、接続ハンドラ(図示しない)と、データハンドラ(図示しない)と、を有している。接続ハンドラは、サーバ中継方式においては、放送受信機100と連携端末200との接続用の連携アプリケーション(コンパニオンアプリケーション)を用いて中継サーバ500への接続等を処理する機能である。データハンドラは、放送受信機100から送られる連携アプリケーション向けデータを受信し、または、放送受信機100から連携アプリケーション向けデータを取得し、当該データに応じた処理を連携アプリケーションとして実行する機能である(例えば、非特許文献1の「第12章 端末連携」の「12.1.1. リファレンスモデル」を参照)。
具体的には、連携アプリケーション実行部232の接続ハンドラは、連携アプリケーション保存部234に保存された連携アプリケーション(コンパニオンアプリケーション)を実行(起動)する。このときに、連携アプリケーション実行部232の接続ハンドラは、通信部240から中継サーバ500を介して放送受信機100の通信部140に、接続要求を送信する。放送受信機100において、制御部130のアプリケーション管理部136は、通信部240から接続要求を受け取り、要求元の認証を行なう。例えば、接続要求は、放送受信機100と連携端末200とで共通の認証情報を含んでいる。そこで、アプリケーション管理部136は、連携端末200からの認証情報と、自身が保持する認証情報とが一致する場合、接続要求を受け入れて接続を確立させる。すなわち、接続が確立されたとき、放送受信機100と連携端末200とがペアリングする(例えば、非特許文献1の「第12章 端末連携」の「12.1.2.1. 端末連携システムモデルA」、及び、「12.1.2.2. 端末連携システムモデルB」を参照)。
また、連携アプリケーション実行部232のデータハンドラは、連携アプリケーション保存部234に保存された連携アプリケーション(連携アプリケーション向けデータ)を実行(起動)する。連携アプリケーションを実行する連携端末200から放送受信機100へのアクセスは、放送受信機100上で実行される放送マネージドアプリケーションを経由して行なわれる(例えば、非特許文献1の「第12章 端末連携」の「12.1.2.1. 端末連携システムモデルA」、及び、「12.1.2.2. 端末連携システムモデルB」を参照)。すなわち、ユーザが、番組、または、その番組に該当する放送マネージドアプリケーションに興味があったことにより、ユーザの意思で連携アプリケーションが実行される。
通知制御部236は、放送受信機100においてユーザが興味のある番組が放送される場合に、その旨がユーザに通知されるように出力部220を制御する。この動作の詳細については後述する。
(テーブル138)
図4は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの放送受信機100のテーブル138を示す図である。テーブル138には、連携アプリケーション向けデータとして、AITに含まれるアプリケーションIDに対応する連携アプリケーションが登録(蓄積)される(例えば、非特許文献1の「第12章 端末連携」の「12.1.2.1. 端末連携システムモデルA」、及び、「12.1.2.2. 端末連携システムモデルB」を参照)。
図4は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの放送受信機100のテーブル138を示す図である。テーブル138には、連携アプリケーション向けデータとして、AITに含まれるアプリケーションIDに対応する連携アプリケーションが登録(蓄積)される(例えば、非特許文献1の「第12章 端末連携」の「12.1.2.1. 端末連携システムモデルA」、及び、「12.1.2.2. 端末連携システムモデルB」を参照)。
具体的には、放送受信機100において、受信部110が放送波(放送信号)を受信したときに、放送波に連携アプリケーション向けデータ(連携アプリケーション)が含まれる場合、制御部130のアプリケーション管理部136は、放送波に基づいて、放送マネージドアプリケーションを識別する放送マネージドアプリケーション識別情報(アプリケーションID)と、放送局を表す情報と、連携アプリケーション向けデータ(アプリケーションIDに対応する連携アプリケーション)と、を取得する。制御部130の放送マネージドアプリケーション実行部132が放送マネージドアプリケーションを実行(起動)したときに、アプリケーション管理部136は、その放送マネージドアプリケーションに対応する連携アプリケーションを、通信部140から中継サーバ500を介して連携端末200に転送する。
連携端末200において、制御部230の連携アプリケーション実行部232は、放送受信機100からの連携アプリケーションを受け取り、連携アプリケーション保存部234に保存する。ユーザが連携端末200を操作したことにより、連携アプリケーション実行部232のデータハンドラが、連携アプリケーション保存部234に保存された上記連携アプリケーションを実行(起動)したものとする。上述のように、連携アプリケーションを実行する連携端末200から放送受信機100へのアクセスは、放送受信機100上で実行される放送マネージドアプリケーションを経由して行なわれる。このときに、放送受信機100において、制御部130のアプリケーション管理部136は、取得したアプリケーションID、放送局を表す情報、連携アプリケーションをテーブル138に登録(蓄積)する。
例えば、テーブル138には、アプリケーションID「0001」に対応付けて、放送局ST1を表す情報、連携アプリケーションAP1が登録されている。アプリケーションID「0002」に対応付けて、放送局ST2を表す情報、連携アプリケーションAP2が登録されている。アプリケーションID「0003」に対応付けて、放送局ST1を表す情報、連携アプリケーションAP3が登録されている。
(動作)
図5は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの動作(放送通信連携処理)を説明するための図である。図6は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの動作を示すフローチャートである。ここで、放送受信機100と連携端末200とは、上述のサーバ中継方式により常にペアリングされている。
図5は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの動作(放送通信連携処理)を説明するための図である。図6は、第1実施形態に係る放送通信連携システムの動作を示すフローチャートである。ここで、放送受信機100と連携端末200とは、上述のサーバ中継方式により常にペアリングされている。
放送受信機100において、受信部110の放送波受信部114は、チューナ部112により放送波(放送信号)を受信して、各放送局で番組の切り替わりが発生するか否かを一定時間ごとに監視する(図6のステップS101)。ステップS101において、例えば、放送波のEITに含まれる番組情報により、全放送局での番組の切り替わりの時刻が分かっている場合には、放送波受信部114は、一定時間ごとの監視ではなく、ピンポイントにその時刻だけを監視してもよい。
各放送局で番組の切り替わりが発生しない場合(図6のステップS101−No)、放送波受信部114は、監視を続ける(図6のステップS101)。
一方、チューナ部112が放送波(放送信号)を受信したときに、番組が切り替わる放送局がある場合(図6のステップS101−Yes)、制御部130のアプリケーション管理部136は、その放送局がテーブル138に登録されているか否かを確認する(図6のステップS102)。
その放送局がテーブル138に登録されていない場合(図6のステップS102−No)、後述のステップS108が実行される。
一方、その放送局がテーブル138に登録されている場合、例えば、放送波に含まれる番組情報(放送局ST1を表す情報、番組名、放送日時(開始時刻、終了時刻)、番組長)において、放送局ST1を表す情報がテーブル138に登録されている場合(図6のステップS102−Yes)、制御部130のアプリケーション管理部136は、選局指示を行ない、放送波受信部114は、選局指示に応じて、放送局ST1を選局するようにチューナ部112を制御する(図6のステップS103)。チューナ部112は、放送波のAITを受信することを試みる(図6のステップS104)。
ここで、チューナ部112が所定時間以内にAITを受信していない場合(図6のステップS105−No)、タイムアウトにより、後述のステップS108が実行される。
一方、チューナ部112が所定時間以内にAITを受信した場合(図6のステップS105−Yes)、制御部130のアプリケーション管理部136は、放送波のAITに含まれるアプリケーションID「0001」を取得し、そのアプリケーションIDがテーブル138に登録されているか否かを確認する。すなわち、放送局ST1に対応する放送マネージドアプリケーションを識別するアプリケーションID「0001」がテーブル138に登録されているか否かを確認する(図6のステップS106)。
ここで、放送局ST1に対応付けてアプリケーションID「0001」がテーブル138に登録されていない場合(図6のステップS106−No)、その放送マネージドアプリケーションが実行されていない。この場合、後述のステップS108が実行される。
一方、放送局ST1に対応付けてアプリケーションID「0001」がテーブル138に登録されている場合(図6のステップS106−Yes)、ユーザが、放送局ST1の番組P11(図5を参照)、または、その番組P11に該当する放送マネージドアプリケーションに興味があったことにより、ユーザの意思で連携アプリケーションが実行されたことになる。
この場合、制御部130のアプリケーション管理部136は、通知情報を、通信部140から中継サーバ500を介して、連携端末200に通知する。通知情報は、放送波に含まれる番組情報(放送局ST1を表す情報、番組名、放送日時(開始時刻、終了時刻)、番組長)と、アプリケーションID「0001」と放送局ST1とに対応付けてテーブル138に登録されている連携アプリケーションAP1とを含んでいる。
通知の方法としては、具体的には、放送受信機100において、制御部130のアプリケーション管理部136は、上記通知情報を、通信部140から中継サーバ500に送信する(図6のステップS107)。中継サーバ500は、その通知情報を連携端末200に送信(中継)する(図6のステップS109)。連携端末200において、通信部240は、中継サーバ500からの通知情報を受け取り、制御部230の通知制御部236は、その通知情報をユーザに通知する(図6のステップS110;ユーザ通知処理)。
また、連携アプリケーションAP1を通知する方法としては、放送受信機100において、制御部130のアプリケーション管理部136は、連携アプリケーションAP1自体を、通知情報と共に、放送受信機100から中継サーバ500を介して連携端末200の通信部240に転送してもよいし、連携アプリケーションAP1を識別する識別子を通知情報に含めて、放送受信機100から中継サーバ500を介して連携端末200の通信部240に通知してもよい。
ユーザ通知処理(ステップS110)において、通知制御部236は、通知情報の受信をユーザに通知するために、音が出力されるように出力部220のスピーカ224を制御する。また、通知制御部236は、通知情報に含まれる番組情報と連携アプリケーションAP1とをユーザに通知するために、図5に示すような画面W100が表示されるように出力部220の表示部228を制御する。画面W100は、放送局ST1(図4を参照)の番組P11が始まる旨と、この番組P11でユーザが以前使用した連携アプリケーションAP1(図4を参照)が使用される旨とを表している。例えば、ユーザは、表示部228に表示された画面W100を見ることで、連携端末200を操作して連携アプリケーションAP1を実行することにより、番組P11を視聴/録画したり、放送マネージドアプリケーションを使用したりすることができる。
また、放送受信機100において、受信部110の放送波受信部114は、チューナ部112により放送波(放送信号)を受信して、各放送局で番組の切り替わりが発生するか否かを一定時間ごとに監視する(図6のステップS108)。
各放送局で番組の切り替わりが発生しない場合(図6のステップS108−Yes)、放送通信連携処理は終了する。
一方、チューナ部112が放送波(放送信号)を受信したときに、番組が切り替わる放送局がある場合(図6のステップS108−No)、上述のステップS102が実行される。
ここで、ユーザ通知処理(ステップS110)において、連携端末200による通知情報の出力として、画面W100を表示部228に表示することを例に挙げているが、音をスピーカ224から出力してもよい。
以上の説明により、第1実施形態に係る放送通信連携システムは、放送受信機100と、連携端末200と、を具備している。放送受信機100は、アプリケーション制御情報に基づいて放送マネージドアプリケーションを実行する放送マネージドアプリケーション実行部132と、放送マネージドアプリケーションに対応する連携アプリケーションAP1をペアリングにより連携端末200に転送する通信部140と、実行された放送マネージドアプリケーションのアプリケーションID「0001」、「0002」、「0003」と、放送マネージドアプリケーションを使用するために連携端末200により実行された連携アプリケーションAP1、AP2、AP3とを対応付けて登録するテーブル138と、番組P11とアプリケーション制御情報と連携アプリケーションAP1とを含む放送波を受信する受信部110と、放送波を受信したときに、アプリケーション制御情報に含まれるアプリケーションIDとテーブル138に登録されたアプリケーションID「0001」とが一致した場合に、番組P11が開始される旨を表す通知情報を連携端末200により提示させるアプリケーション管理部136と、を具備している。また、連携端末200は、放送受信機100とのペアリングにより、連携アプリケーションAP1を取得する通信部240と、放送受信機100上で実行される放送マネージドアプリケーションを使用するために、連携アプリケーションAP1を実行する連携アプリケーション実行部232と、放送受信機100から送信された通知情報を通知する通知制御部236と、を具備している。これにより、連携アプリケーションを用いて放送受信機100と連携端末200とが通信を行なうサーバ中継方式において、ユーザが興味のある番組P11が放送されるときに、その旨をユーザに通知することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、番組の視聴が可能なテレビ受信機能(受信部210、出力部220)が連携端末200にある場合、番組の視聴を開始する。ここで、ユーザ通知処理(ステップS110)において、ユーザが、表示部228に表示された画面W100を見ることで、連携端末200を操作して連携アプリケーションAP1を実行することにより、番組P11を視聴する場合について説明する。
第2実施形態では、番組の視聴が可能なテレビ受信機能(受信部210、出力部220)が連携端末200にある場合、番組の視聴を開始する。ここで、ユーザ通知処理(ステップS110)において、ユーザが、表示部228に表示された画面W100を見ることで、連携端末200を操作して連携アプリケーションAP1を実行することにより、番組P11を視聴する場合について説明する。
図7は、第2実施形態に係る放送通信連携システムの動作を示すフローチャートである。図8〜11は、第2実施形態に係る放送通信連携システムの動作を説明するための図である。
ユーザ通知処理(ステップS110)において、連携端末200の通信部240は、中継サーバ500を介して放送受信機100から送信された通知情報を受信する(図7のステップS201)。
通知制御部236は、通知情報の内容をユーザに通知して番組P11の視聴を促すために、図8に示すような画面W200が表示されるように出力部220の表示部228を制御する(図7のステップS202)。画面W200は、放送局ST1(図4を参照)の番組P11が始まる旨と、この番組P11でユーザが以前使用した連携アプリケーションAP1(図4を参照)が使用される旨とを表している。
次に、通知制御部236は、番組P11の視聴の有無を確認するために、図8に示すような画面W210が表示されるように出力部220の表示部228を制御する(図7のステップS203)。画面W210は、番組情報の放送日時(開始時刻「7:00」、終了時刻「9:00」)に対して、番組情報の放送局ST1(図4を参照)の番組P11を視聴するか否かを確認する旨を表し、視聴する場合に押下されるボタンW211「YES」と、視聴しない場合に押下されるボタンW212「NO」とを含んでいる。
ここで、ユーザが連携端末200を操作してボタンW212「NO」を押下した場合(図7のステップS203−No)、ユーザ通知処理(ステップS110)は終了する。すなわち、通知制御部236は、図9に示すように、画面W210の表示を終了する。
一方、ユーザが連携端末200を操作してボタンW211「YES」を押下した場合(図7のステップS203−Yes)、制御部230の連携アプリケーション実行部232のデータハンドラが、番組P11でユーザが以前使用した連携アプリケーションAP1を実行(起動)する。このとき、番組視聴指示を発生する。放送波受信部214は、番組視聴指示に応じて、チューナ部212を起動し(図7のステップS204)、放送局ST1の放送局サーバ300から放送されている放送波を受信(選局)するようにチューナ部212を制御する(図7のステップS205)。放送波受信部214は、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致しているか否かを確認する(図7のステップS206)。
ここで、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致する場合(図7のステップS206−Yes)、放送波受信部214は、放送局ST1の番組P11を出力部220により出力する。この場合、出力部220は、放送局ST1の番組P11(図10に示す斜線部分)を表示部228に表示する(図7のステップS208)。
一方、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致していない場合(図7のステップS206−No)、放送波受信部214は、チューナ部212の起動を終了し(図7のステップS207)、図11に示すような画面W220が表示されるように出力部220の表示部228を制御する。画面W220は、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致しないため、放送局ST1の番組P11を視聴できない旨を表している。
以上の説明により、第2実施形態に係る放送通信連携システムでは、放送受信機100のアプリケーション管理部136は、通知情報として、番組P11の視聴を促すため情報(画面W200)を、連携端末200により提示させる。具体的には、連携端末200は、番組P11の視聴が可能なテレビ受信機能(受信部210、出力部220)と、通知情報として、番組P11の視聴を促すため情報(画面W200)を通知する通知制御部236と、を具備している。これにより、ユーザは、通知された情報(画面W200)を確認することで、連携端末200を操作して連携アプリケーションAP1を実行することにより、番組P11を視聴することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態では、番組の録画が可能なテレビ受信機能(受信部210、出力部220)が連携端末200にある場合、番組の録画を開始する。ここで、ユーザ通知処理(ステップS110)において、ユーザが、表示部228に表示された画面W100を見ることで、連携端末200を操作して連携アプリケーションAP1を実行することにより、番組P11を録画する場合について説明する。
第3実施形態では、番組の録画が可能なテレビ受信機能(受信部210、出力部220)が連携端末200にある場合、番組の録画を開始する。ここで、ユーザ通知処理(ステップS110)において、ユーザが、表示部228に表示された画面W100を見ることで、連携端末200を操作して連携アプリケーションAP1を実行することにより、番組P11を録画する場合について説明する。
図12は、第3実施形態に係る放送通信連携システムの動作を示すフローチャートである。図13〜16は、第3実施形態に係る放送通信連携システムの動作を説明するための図である。
ユーザ通知処理(ステップS110)において、連携端末200の通信部240は、中継サーバ500を介して放送受信機100から送信された通知情報を受信する(図12のステップS301)。通知情報は、更に、番組情報(放送局ST1を表す情報、番組名、放送日時(開始時刻「7:00」、終了時刻「9:00」)、番組長)を含んでいる。
通知制御部236は、通知情報の内容をユーザに通知して番組P11の録画を促すために、図13に示すような画面W300が表示されるように出力部220の表示部228を制御する(図12のステップS302)。画面W300は、放送局ST1(図4を参照)の番組P11が始まる旨と、この番組P11でユーザが以前使用した連携アプリケーションAP1(図4を参照)が使用される旨とを表している。
次に、通知制御部236は、番組P11の録画の有無を確認するために、図13に示すような画面W310が表示されるように出力部220の表示部228を制御する(図12のステップS303)。画面W310は、番組情報に含まれる放送日時(開始時刻「7:00」、終了時刻「9:00」)に対して、放送局ST1の番組P11を録画するか否かを確認する旨を表し、録画する場合に押下されるボタンW311「YES」と、録画しない場合に押下されるボタンW312「NO」とを含んでいる。
ここで、ユーザが連携端末200を操作してボタンW312「NO」を押下した場合(図12のステップS303−No)、ユーザ通知処理(ステップS110)は終了する。すなわち、通知制御部236は、図14に示すように、画面W310の表示を終了する。
一方、ユーザが連携端末200を操作してボタンW311「YES」を押下した場合(図12のステップS303−Yes)、制御部230の連携アプリケーション実行部232のデータハンドラが、番組P11でユーザが以前使用した連携アプリケーションAP1を実行(起動)する。このとき、番組録画指示を発生する。放送波受信部214は、番組録画指示に応じて、チューナ部212を起動し(図12のステップS304)、放送局ST1の放送局サーバ300から放送されている放送波を受信(選局)するようにチューナ部212を制御する(図12のステップS305)。放送波受信部214は、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致しているか否かを確認する(図12のステップS306)。
ここで、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致する場合(図12のステップS306−Yes)、放送波受信部214は、放送局ST1の番組P11を録画データ保存部216に保存(バックグラウンド録画)する処理を開始する。また、通知制御部236は、バックグラウンド録画の開始をユーザに通知するために、図15に示すような画面W320が表示されるように出力部220の表示部228を制御する。画面W320は、バックグラウンド録画が開始された旨を表している。
一方、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致していない場合(図12のステップS306−No)、放送波受信部214は、チューナ部212の起動を終了し(図12のステップS307)、図16に示すような画面W330が表示されるように出力部220の表示部228を制御する。画面W330は、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致しないため、放送局ST1の番組P11を録画できない旨を表している。
以上の説明により、第3実施形態に係る放送通信連携システムでは、放送受信機100のアプリケーション管理部136は、通知情報として、番組P11の録画を促すため情報(画面W300)を、連携端末200により提示させる。具体的には、連携端末200は、番組P11の録画が可能なテレビ受信機能(受信部210、出力部220)と、通知情報として、番組P11の録画を促すため情報(画面W300)を通知する通知制御部236と、を具備している。これにより、ユーザは、通知された情報(画面W300)を確認することで、連携端末200を操作して連携アプリケーションAP1を実行することにより、番組P11を録画することができる。
[第4実施形態]
第4実施形態では、連携端末200にテレビ受信機能があるが、連携端末200にチューナ部212が複数設けられていない場合、複数の番組のうちの1つの番組を選択する。ここで、番組が複数存在する場合について説明する。
第4実施形態では、連携端末200にテレビ受信機能があるが、連携端末200にチューナ部212が複数設けられていない場合、複数の番組のうちの1つの番組を選択する。ここで、番組が複数存在する場合について説明する。
(テーブル138)
図17は、第4実施形態に係る放送通信連携システムの放送受信機100のテーブル138を示す図である。
図17は、第4実施形態に係る放送通信連携システムの放送受信機100のテーブル138を示す図である。
放送受信機100において、受信部110が放送波(放送信号)を受信したときに、放送波に連携アプリケーション向けデータ(連携アプリケーション)が含まれる場合、制御部130のアプリケーション管理部136は、放送波に基づいて、放送マネージドアプリケーションを識別する放送マネージドアプリケーション識別情報(アプリケーションID)と、放送局を表す情報と、連携アプリケーション向けデータ(アプリケーションIDに対応する連携アプリケーション)と、を取得する。制御部130の放送マネージドアプリケーション実行部132が放送マネージドアプリケーションを実行(起動)したときに、アプリケーション管理部136は、その放送マネージドアプリケーションに対応する連携アプリケーションを、通信部140から中継サーバ500を介して連携端末200に転送する。
連携端末200において、制御部230の連携アプリケーション実行部232は、放送受信機100からの連携アプリケーションを受け取り、連携アプリケーション保存部234に保存する。ユーザが連携端末200を操作したことにより、連携アプリケーション実行部232のデータハンドラが、連携アプリケーション保存部234に保存された上記連携アプリケーションを実行(起動)したものとする。前述のように、連携アプリケーションを実行する連携端末200から放送受信機100へのアクセスは、放送受信機100上で実行される放送マネージドアプリケーションを経由して行なわれる。このときに、放送受信機100において、制御部130のアプリケーション管理部136は、取得したアプリケーションID、放送局を表す情報、連携アプリケーションと、連携アプリケーションの実行回数と、連携アプリケーションの実行時間と、をテーブル138に登録(蓄積)する。
ここで、連携アプリケーションの実行回数については累計であり、2回目以降の登録では、連携アプリケーションが今回起動されたときに、テーブル138の実行回数に1がインクリメントされる。連携アプリケーションの実行時間についても累計であり、2回目以降の登録では、連携アプリケーションが今回起動されたときの時間がテーブル138の実行時間に加算される。
例えば、テーブル138には、アプリケーションID「0001」に対応付けて、放送局ST1を表す情報、連携アプリケーションAP1、連携アプリケーションの実行回数の累計「2」、連携アプリケーションの実行時間の累計「90min」が登録されている。アプリケーションID「0002」に対応付けて、放送局ST2を表す情報、連携アプリケーションAP2、連携アプリケーションの実行回数の累計「1」、連携アプリケーションの実行時間の累計「120min」が登録されている。アプリケーションID「0003」に対応付けて、放送局ST1を表す情報、連携アプリケーションAP3、連携アプリケーションの実行回数の累計「1」、連携アプリケーションの実行時間の累計「45min」が登録されている。
図18は、第4実施形態に係る放送通信連携システムにおいて、番組表と各番組で実行される放送マネージドアプリケーションとの関係を示す図である。
例えば、放送局ST1において、開始時刻である時刻7:00から番組P11が放送され、その番組P11が放送されるときの放送波のAITには、その番組P11に該当する放送マネージドアプリケーションのアプリケーションID「0001」が含まれている。また、時刻8:00から番組P12が放送され、その番組P12が放送されるときの放送波のAITには、その番組P12に該当する放送マネージドアプリケーションのアプリケーションID「0011」が含まれている。また、時刻9:00から番組P13が放送され、その番組P13が放送されるときの放送波のAITには、その番組P13に該当する放送マネージドアプリケーションのアプリケーションID「0012」が含まれている。また、時刻10:00から番組P14が放送され、その番組P14が放送されるときの放送波のAITには、その番組P14に該当する放送マネージドアプリケーションのアプリケーションID「0001」が含まれている。この場合、放送受信機100が放送局ST1の放送波を受信することによりAITを取得する時刻は、7:00、8:00、9:00、10:00ということになる。
例えば、放送局ST2において、開始時刻である時刻7:00から番組P21が放送され、その番組P21が放送されるときの放送波のAITには、その番組P21に該当する放送マネージドアプリケーションのアプリケーションID「0002」が含まれている。また、時刻8:00から番組P22が放送され、その番組P22が放送されるときの放送波のAITには、その番組P22に該当する放送マネージドアプリケーションのアプリケーションID「0021」が含まれている。この場合、放送受信機100が放送局ST2の放送波を受信することによりAITを取得する時刻は、7:00、8:00ということになる。
(動作)
第4実施形態に係る放送通信連携システムの動作(放送通信連携処理)について、図6、7、12、19〜24を用いて説明する。図19は、第4実施形態に係る放送通信連携システムの動作を示すフローチャートである。図20〜24は、第4実施形態に係る放送通信連携システムの動作を説明するための図である。ここで、放送受信機100と連携端末200とは、前述のサーバ中継方式により常にペアリングされている。
第4実施形態に係る放送通信連携システムの動作(放送通信連携処理)について、図6、7、12、19〜24を用いて説明する。図19は、第4実施形態に係る放送通信連携システムの動作を示すフローチャートである。図20〜24は、第4実施形態に係る放送通信連携システムの動作を説明するための図である。ここで、放送受信機100と連携端末200とは、前述のサーバ中継方式により常にペアリングされている。
第4実施形態に係る放送通信連携システムでは、放送受信機100は、番組の切り替わりの時刻7:00には、チューナ部112により複数の放送局ST1、ST2をそれぞれ選局し、放送波(放送信号)に含まれるAITを受信する。
具体的には、放送受信機100において、受信部110の放送波受信部114は、チューナ部112により放送波(放送信号)を受信して、時刻7:00に複数の放送局ST1、ST2で番組の切り替わりが発生するか否かを一定時間ごとに監視する(図6のステップS101)。
チューナ部112が放送波(放送信号)を受信したときに、時刻7:00に番組が切り替わる放送局が放送局ST1、ST2である場合(図6のステップS101−Yes)、制御部130のアプリケーション管理部136は、その放送局ST1、ST2がテーブル138に登録されているか否かを確認する(図6のステップS102)。
その放送局ST1、ST2がテーブル138に登録されている場合(図6のステップS102−Yes)、制御部130のアプリケーション管理部136は、複数の放送局ST1、ST2に対する選局指示を行ない、放送波受信部114は、複数の放送局ST1、ST2に対する選局指示に応じて、それぞれ、複数の放送局ST1、ST2を選局するようにチューナ部112を制御する(図6のステップS103)。チューナ部112は、複数の放送局ST1、ST2に対して、放送波のAITを受信することを試みる(図6のステップS104)。
複数の放送局ST1、ST2に対して、チューナ部112が所定時間以内にAITを受信した場合(図6のステップS105−Yes)、制御部130のアプリケーション管理部136は、複数の放送局ST1、ST2に対して、それぞれ、放送波のAITに含まれるアプリケーションID「0001」、「0002」を取得し、そのアプリケーションIDがテーブル138に登録されているか否かを確認する(図6のステップS106)。
複数の放送局ST1、ST2に対応付けて、それぞれ、複数のアプリケーションID「0001」、「0002」がテーブル138に登録されている場合(図6のステップS106−Yes)、制御部130のアプリケーション管理部136は、複数の放送局ST1、ST2に対する通知情報を、通信部140から中継サーバ500を介して、連携端末200に通知する。
放送局ST1に対する通知情報は、放送波に含まれる番組情報(放送局ST1を表す情報、番組名、放送日時(開始時刻、終了時刻)、番組長)と、アプリケーションID「0001」と放送局ST1とに対応付けてテーブル138に登録されている連携アプリケーションAP1、その実行回数「2」及び実行時間「90min」とを含んでいる。
放送局ST2に対する通知情報は、放送波に含まれる番組情報(放送局ST2を表す情報、番組名、放送日時(開始時刻、終了時刻)、番組長)と、アプリケーションID「0002」と放送局ST2とに対応付けてテーブル138に登録されている連携アプリケーションAP2、その実行回数「1」及び実行時間「120min」とを含んでいる。
放送受信機100において、制御部130のアプリケーション管理部136は、複数の放送局ST1、ST2に対する通知情報を、通信部140から中継サーバ500に送信する(図6のステップS107)。中継サーバ500は、その通知情報を連携端末200に送信(中継)する(図6のステップS109)。連携端末200において、通信部240は、中継サーバ500から複数の放送局ST1、ST2に対する通知情報を受け取り、制御部230の通知制御部236は、その通知情報をユーザに通知する(図6のステップS110;ユーザ通知処理)。
ユーザ通知処理(ステップS110)において、連携端末200の通信部240は、中継サーバ500から複数の放送局ST1、ST2に対する通知情報を受信する(図7のステップS201)(図12のステップS301)。ここで、連携端末200にチューナ部212が複数設けられていれば、同時に2番組(放送局ST1の番組P11、放送局ST2の番組P21)の視聴、録画を行なうことができるが、連携端末200にチューナ部212が複数設けられていない場合、2番組(放送局ST1の番組P11、放送局ST2の番組P21)のうちの一方の番組を選択することになる。
その選択方法として、以下の場合が考えられる。
(I)複数の放送局ST1、ST2のうちの一方の放送局をユーザに選択してもらう。
(II)テーブル138に登録されている複数の放送局ST1、ST2のうちの、連携アプリケーションの実行回数が最も多い放送局を自動的に選択する。
(III)テーブル138に登録されている複数の放送局ST1、ST2のうちの、連携アプリケーションの実行時間が最も長い放送局を自動的に選択する。
(I)複数の放送局ST1、ST2のうちの一方の放送局をユーザに選択してもらう。
(II)テーブル138に登録されている複数の放送局ST1、ST2のうちの、連携アプリケーションの実行回数が最も多い放送局を自動的に選択する。
(III)テーブル138に登録されている複数の放送局ST1、ST2のうちの、連携アプリケーションの実行時間が最も長い放送局を自動的に選択する。
まず、(I)複数の放送局ST1、ST2のうちの一方の放送局をユーザに選択してもらう場合について説明する。
連携端末200において、通知制御部236は、複数の放送局ST1、ST2に対する通知情報の内容をユーザに通知して、番組P11または番組P21の視聴または録画を促す(図7のステップS202、または、図12のステップS302)。この場合、通知制御部236は、図20に示すような画面W400が表示されるように出力部220の表示部228を制御する(図19のステップS401)。画面W400は、放送局ST1(図17を参照)の番組P11と放送局ST2(図17を参照)の番組P21とが始まる旨と、それらの番組P11、P21でそれぞれユーザが以前使用した連携アプリケーションAP1、AP2(図17を参照)が使用される旨とを表している。
次に、ステップS401において、通知制御部236は、番組P11または番組P21の視聴または録画の有無を確認するために、図20に示すような画面W410が表示されるように出力部220の表示部228を制御する。画面W410は、放送局ST1の番組P11または放送局ST2の番組P21を視聴または録画するか否かを確認する旨を表し、放送局ST1の番組P11を視聴または録画する場合に押下されるボタンW411「番組P11」と、放送局ST2の番組P21を視聴または録画する場合に押下されるボタンW412「番組P21」とを含んでいる。
図21に示すように、ユーザが連携端末200を操作してボタンW411「番組P11」を押下した場合(図19のステップS402−No、S403−No、S404−Yes)、図7のステップS203−Yes、または、図12のステップS303−Yes以降が実行される。
例えば、ユーザが放送局ST1の番組P11を視聴する場合(図7のステップS203−Yes)、制御部230の連携アプリケーション実行部232のデータハンドラが、番組P11でユーザが以前使用した連携アプリケーションAP1を実行(起動)する。このとき、番組視聴指示を発生する。放送波受信部214は、番組視聴指示に応じて、チューナ部212を起動し(図7のステップS204)、放送局ST1の放送局サーバ300から放送されている放送波を受信(選局)するようにチューナ部212を制御する(図7のステップS205)。放送波受信部214は、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致しているか否かを確認する(図7のステップS206)。放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致する場合(図7のステップS206−Yes)、放送波受信部214は、放送局ST1の番組P11を出力部220により出力する。この場合、出力部220は、放送局ST1の番組P11(図21に示す斜線部分)を表示部228に表示する。
図22に示すように、ユーザが連携端末200を操作してボタンW412「番組P21」を押下した場合(図19のステップS402−No、S403−No、S404−No)、図7のステップS203−Yes、または、図12のステップS303−Yes以降が実行される。
例えば、ユーザが放送局ST2の番組P21を視聴する場合(図7のステップS203−Yes)、制御部230の連携アプリケーション実行部232のデータハンドラが、番組P21でユーザが以前使用した連携アプリケーションAP2を実行(起動)する。このとき、番組視聴指示を発生する。放送波受信部214は、番組視聴指示に応じて、チューナ部212を起動し(図7のステップS204)、放送局ST2の放送局サーバ300から放送されている放送波を受信(選局)するようにチューナ部212を制御する(図7のステップS205)。放送波受信部214は、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致しているか否かを確認する(図7のステップS206)。放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致する場合(図7のステップS206−Yes)、放送波受信部214は、放送局ST2の番組P21を出力部220により出力する。この場合、出力部220は、放送局ST2の番組P21(図22に示す斜線部分)を表示部228に表示する。
次に、(II)テーブル138に登録されている複数の放送局ST1、ST2のうちの、連携アプリケーションの実行回数が最も多い放送局を自動的に選択する場合について説明する。
連携端末200において、通知制御部236は、複数の放送局ST1、ST2に対する通知情報の内容をユーザに通知して、番組P11または番組P21の視聴または録画を促す(図7のステップS202、または、図12のステップS302)。この場合、通知制御部236は、図23に示すような画面W420が表示されるように出力部220の表示部228を制御する(図19のステップS401)。画面W420は、放送局ST1(図17を参照)の番組P11と放送局ST2(図17を参照)の番組P21とが始まる旨と、それらの番組P11、P21のうち、実行回数が多い連携アプリケーションAP1(図17を参照)が使用される旨とを表している。
具体的には、通知制御部236は、放送局ST1に対する通知情報に含まれる連携アプリケーションAP1の実行回数「2」と、放送局ST2に対する通知情報に含まれる連携アプリケーションAP2の実行回数「1」とを比較する。この場合、連携アプリケーションAP1の実行回数「2」が連携アプリケーションAP2の実行回数「1」よりも多い。このとき、通知制御部236は、放送局ST1の番組P11を選択した旨を制御部230の連携アプリケーション実行部232に通知する(図19のステップS402−Yes)。この場合、図23に示すように、図7のステップS203−Yes、または、図12のステップS303−Yes以降が実行される。
例えば、ユーザが放送局ST1の番組P11を視聴する場合(図7のステップS203−Yes)、制御部230の連携アプリケーション実行部232のデータハンドラが、番組P11でユーザが以前使用した連携アプリケーションAP1を実行(起動)する。このとき、番組視聴指示を発生する。放送波受信部214は、番組視聴指示に応じて、チューナ部212を起動し(図7のステップS204)、放送局ST1の放送局サーバ300から放送されている放送波を受信(選局)するようにチューナ部212を制御する(図7のステップS205)。放送波受信部214は、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致しているか否かを確認する(図7のステップS206)。放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致する場合(図7のステップS206−Yes)、放送波受信部214は、放送局ST1の番組P11を出力部220により出力する。この場合、出力部220は、放送局ST1の番組P11(図23に示す斜線部分)を表示部228に表示する。
次に、(III)テーブル138に登録されている複数の放送局ST1、ST2のうちの、連携アプリケーションの実行時間が最も長い放送局を自動的に選択する場合について説明する。
連携端末200において、通知制御部236は、複数の放送局ST1、ST2に対する通知情報の内容をユーザに通知して、番組P11または番組P21の視聴または録画を促す(図7のステップS202、または、図12のステップS302)。この場合、通知制御部236は、図24に示すような画面W430が表示されるように出力部220の表示部228を制御する(図19のステップS401)。画面W430は、放送局ST1(図17を参照)の番組P11と放送局ST2(図17を参照)の番組P21とが始まる旨と、それらの番組P11、P21のうち、実行時間が長い連携アプリケーションAP2(図17を参照)が使用される旨とを表している。
具体的には、通知制御部236は、放送局ST1に対する通知情報に含まれる連携アプリケーションAP1の実行時間「90min」と、放送局ST2に対する通知情報に含まれる連携アプリケーションAP2の実行時間「120min」とを比較する。この場合、連携アプリケーションAP2の実行時間「120min」が連携アプリケーションAP1の実行時間「90min」よりも長い。このとき、通知制御部236は、放送局ST2の番組P21を選択した旨を制御部230の連携アプリケーション実行部232に通知する(図19のステップS403−Yes)。この場合、図24に示すように、図7のステップS203−Yes、または、図12のステップS303−Yes以降が実行される。
例えば、ユーザが放送局ST2の番組P21を視聴する場合(図7のステップS203−Yes)、制御部230の連携アプリケーション実行部232のデータハンドラが、番組P21でユーザが以前使用した連携アプリケーションAP2を実行(起動)する。このとき、番組視聴指示を発生する。放送波受信部214は、番組視聴指示に応じて、チューナ部212を起動し(図7のステップS204)、放送局ST2の放送局サーバ300から放送されている放送波を受信(選局)するようにチューナ部212を制御する(図7のステップS205)。放送波受信部214は、放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致しているか否かを確認する(図7のステップS206)。放送波に含まれる番組情報と、放送受信機100からの通知情報に含まれる番組情報とが一致する場合(図7のステップS206−Yes)、放送波受信部214は、放送局ST2の番組P21を出力部220により出力する。この場合、出力部220は、放送局ST2の番組P21(図24に示す斜線部分)を表示部228に表示する。
以上の説明により、第4実施形態に係る放送通信連携システムでは、(I)複数の放送局ST1、ST2のうちの一方の放送局をユーザに選択してもらう場合において、テーブル138には番組P11、P21毎にアプリケーションID「0001」、「0002」と連携アプリケーションAP1、AP2とが登録されている。放送受信機100から連携端末200に送信される通知情報は、同時刻7:00に複数の番組P11、P21が開始される旨を表している。放送受信機100のアプリケーション管理部136は、通知情報として、複数の番組P11、P21のうちの1つの番組をユーザに選択させるための情報(画面W410)を、連携端末200により提示させる。具体的には、連携端末200の通知制御部236は、通知情報として、複数の番組P11、P21のうちの1つの番組をユーザに選択させるための情報(画面W410)を通知する。これにより、連携アプリケーションを用いて放送受信機100と連携端末200とが通信を行なうサーバ中継方式において、ユーザが興味のある複数の番組P11、P21が放送されるときに、その旨をユーザに通知することができる上に、視聴または録画する番組として、複数の番組P11、P21のうちの1つの番組をユーザに選択させることができる。
また、第4実施形態に係る放送通信連携システムでは、(II)テーブル138に登録されている複数の放送局ST1、ST2のうちの、連携アプリケーションの実行回数が最も多い放送局を自動的に選択する場合において、テーブル138には番組P11、P21毎にアプリケーションID「0001」、「0002」と連携アプリケーションAP1、AP2と連携アプリケーションAP1、AP2の実行回数「2」、「1」とが登録されている。放送受信機100から連携端末200に送信される通知情報は、同時刻7:00に複数の番組P11、P21が開始される旨を表し、複数の番組P11、P21に対する連携アプリケーションAP1、AP2の実行回数「2」、「1」を含んでいる。放送受信機100のアプリケーション管理部136は、複数の番組P11、P21のうちの、連携アプリケーションの実行回数が最も多い番組P11を、連携端末200により通知情報に基づいて選択させる。具体的には、連携端末200の通知制御部236は、通知情報に基づいて、複数の番組P11、P21のうちの、連携アプリケーションの実行回数が最も多い番組P11を選択する。これにより、連携アプリケーションを用いて放送受信機100と連携端末200とが通信を行なうサーバ中継方式において、ユーザが興味のある複数の番組P11、P21が放送されるときに、その旨をユーザに通知することができる上に、視聴または録画する番組として、複数の番組P11、P21のうちの、連携アプリケーションの実行回数が最も多い番組P11を優先させることができる。
また、第4実施形態に係る放送通信連携システムでは、(III)テーブル138に登録されている複数の放送局ST1、ST2のうちの、連携アプリケーションの実行時間が最も長い放送局を自動的に選択する場合において、テーブル138には番組P11、P21毎にアプリケーションID「0001」、「0002」と連携アプリケーションAP1、AP2と連携アプリケーションAP1、AP2の実行時間「90min」、「120min」とが登録されている。放送受信機100から連携端末200に送信される通知情報は、同時刻7:00に複数の番組P11、P21が開始される旨を表し、複数の番組P11、P21に対する連携アプリケーションAP1、AP2の実行時間「90min」、「120min」を含んでいる。放送受信機100のアプリケーション管理部136は、複数の番組P11、P21のうちの、連携アプリケーションの実行時間が最も長い番組P21を、連携端末200により通知情報に基づいて選択させる。具体的には、連携端末200の通知制御部236は、通知情報に基づいて、複数の番組P11、P21のうちの、連携アプリケーションの実行時間が最も長い番組P21を選択する。これにより、連携アプリケーションを用いて放送受信機100と連携端末200とが通信を行なうサーバ中継方式において、ユーザが興味のある複数の番組P11、P21が放送されるときに、その旨をユーザに通知することができる上に、視聴または録画する番組として、複数の番組P11、P21のうちの、連携アプリケーションの実行時間が最も長い番組P21を優先させることができる。
以上、本実施形態について詳述してきたが、具体的な構成は実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
100 … 放送受信機
110 … 受信部
112 … チューナ部
114 … 放送波受信部
120 … 出力部
122 … 音声制御部
124 … スピーカ
126 … 映像制御部
128 … 表示部
130 … 制御部
132 … 放送マネージドアプリケーション実行部
134 … 放送マネージドアプリケーション保存部
136 … アプリケーション管理部
138 … テーブル
140 … 通信部
200 … 連携端末
210 … 受信部
212 … チューナ部
214 … 放送波受信部
216 … 録画データ保存部
220 … 出力部
222 … 音声制御部
224 … スピーカ
226 … 映像制御部
228 … 表示部
230 … 制御部
232 … 連携アプリケーション実行部
234 … 連携アプリケーション保存部
236 … 通知制御部
240 … 通信部
300 … 放送局サーバ
400 … 放送マネージドアプリケーション配信サーバ
500 … 中継サーバ
AP1、AP2、AP3 … 連携アプリケーション
P11、P12、P13、P14、P21、P22 … 番組
ST1、ST2 … 放送局
W100、W200、W210 … 画面
W211、W212 … ボタン
W220、W300、W310 … 画面
W311、W312 … ボタン
W320、W330、W400、W410 … 画面
W411、W412 … ボタン
W420、W430 … 画面
110 … 受信部
112 … チューナ部
114 … 放送波受信部
120 … 出力部
122 … 音声制御部
124 … スピーカ
126 … 映像制御部
128 … 表示部
130 … 制御部
132 … 放送マネージドアプリケーション実行部
134 … 放送マネージドアプリケーション保存部
136 … アプリケーション管理部
138 … テーブル
140 … 通信部
200 … 連携端末
210 … 受信部
212 … チューナ部
214 … 放送波受信部
216 … 録画データ保存部
220 … 出力部
222 … 音声制御部
224 … スピーカ
226 … 映像制御部
228 … 表示部
230 … 制御部
232 … 連携アプリケーション実行部
234 … 連携アプリケーション保存部
236 … 通知制御部
240 … 通信部
300 … 放送局サーバ
400 … 放送マネージドアプリケーション配信サーバ
500 … 中継サーバ
AP1、AP2、AP3 … 連携アプリケーション
P11、P12、P13、P14、P21、P22 … 番組
ST1、ST2 … 放送局
W100、W200、W210 … 画面
W211、W212 … ボタン
W220、W300、W310 … 画面
W311、W312 … ボタン
W320、W330、W400、W410 … 画面
W411、W412 … ボタン
W420、W430 … 画面
Claims (11)
- アプリケーション制御情報に基づいて放送マネージドアプリケーションを実行する放送マネージドアプリケーション実行部と、
前記放送マネージドアプリケーションに対応する連携アプリケーションをペアリングにより連携端末に転送する通信部と、
実行された前記放送マネージドアプリケーションのアプリケーションIDと、前記放送マネージドアプリケーションを使用するために前記連携端末により実行された前記連携アプリケーションとを対応付けて登録するテーブルと、
番組と前記アプリケーション制御情報と前記連携アプリケーションとを含む放送波を受信する受信部と、
前記放送波を受信したときに、前記アプリケーション制御情報に含まれる前記アプリケーションIDと前記テーブルに登録された前記アプリケーションIDとが一致した場合に、前記番組が開始される旨を表す通知情報を前記連携端末により提示させるアプリケーション管理部と、
を具備することを特徴とする放送受信機。 - 前記アプリケーション管理部は、前記通知情報として、前記番組の視聴または録画を促すため情報を、前記連携端末により提示させることを特徴とする請求項1に記載の放送受信機。
- 前記テーブルには前記番組毎に前記アプリケーションIDと前記連携アプリケーションとが登録され、
前記通知情報は、同時刻に複数の前記番組が開始される旨を表し、
前記アプリケーション管理部は、前記通知情報として、前記複数の番組のうちの1つの番組をユーザに選択させるための情報を、前記連携端末により提示させることを特徴とする請求項2に記載の放送受信機。 - 前記テーブルには前記番組毎に前記アプリケーションIDと前記連携アプリケーションと前記連携アプリケーションの実行回数とが登録され、
前記通知情報は、同時刻に複数の前記番組が開始される旨を表し、前記複数の番組に対する前記連携アプリケーションの実行回数を含み、
前記アプリケーション管理部は、前記複数の番組のうちの、前記連携アプリケーションの実行回数が最も多い番組を、前記連携端末により前記通知情報に基づいて選択させることを特徴とする請求項2に記載の放送受信機。 - 前記テーブルには前記番組毎に前記アプリケーションIDと前記連携アプリケーションと前記連携アプリケーションの実行時間とが登録され、
前記通知情報は、同時刻に複数の前記番組が開始される旨を表し、前記複数の番組に対する前記連携アプリケーションの実行時間を含み、
前記アプリケーション管理部は、前記複数の番組のうちの、前記連携アプリケーションの実行時間が最も長い番組を、前記連携端末により前記通知情報に基づいて選択させることを特徴とする請求項2に記載の放送受信機。 - アプリケーション制御情報に基づいて放送マネージドアプリケーションを実行する放送受信機とのペアリングにより、前記放送マネージドアプリケーションに対応する連携アプリケーションを取得する通信部と、
前記放送受信機上で実行される前記放送マネージドアプリケーションを使用するために、前記連携アプリケーションを実行する連携アプリケーション実行部と、
番組と前記アプリケーション制御情報と前記連携アプリケーションとを含む放送波を前記放送受信機が受信したときに、前記アプリケーション制御情報に含まれるアプリケーションIDと前記放送受信機に登録された前記アプリケーションIDとが一致した場合に前記放送受信機から送信され、かつ、前記番組が開始される旨を表す通知情報を通知する通知制御部と、
を具備することを特徴とする連携端末。 - 前記番組の視聴または録画が可能なテレビ受信機能、
を更に具備し、
前記通知制御部は、前記通知情報として、前記番組の視聴または録画を促すため情報を通知することを特徴とする請求項6に記載の連携端末。 - 前記放送受信機から前記連携端末に送信される前記通知情報は、同時刻に複数の前記番組が開始される旨を表し、
前記通知制御部は、前記通知情報として、前記複数の番組のうちの1つの番組をユーザに選択させるための情報を通知することを特徴とする請求項7に記載の連携端末。 - 前記放送受信機から前記連携端末に送信される前記通知情報は、同時刻に複数の前記番組が開始される旨を表し、前記複数の番組に対する前記連携アプリケーションの実行回数を含み、
前記通知制御部は、前記通知情報に基づいて、前記複数の番組のうちの、前記連携アプリケーションの実行回数が最も多い番組を選択することを特徴とする請求項7に記載の連携端末。 - 前記放送受信機から前記連携端末に送信される前記通知情報は、同時刻に複数の前記番組が開始される旨を表し、前記複数の番組に対する前記連携アプリケーションの実行時間を含み、
前記通知制御部は、前記通知情報に基づいて、前記複数の番組のうちの、前記連携アプリケーションの実行時間が最も長い番組を選択することを特徴とする請求項7に記載の連携端末。 - アプリケーション制御情報に基づいて放送マネージドアプリケーションを実行する放送受信機と、
前記放送マネージドアプリケーションに対応する連携アプリケーションを前記放送受信機とのペアリングにより取得して実行することにより、前記放送受信機上で実行される前記放送マネージドアプリケーションを使用可能な連携端末と、
を具備し、
前記放送受信機は、
実行された前記放送マネージドアプリケーションのアプリケーションIDと前記連携端末により実行された前記連携アプリケーションとを対応付けて登録するテーブルと、
番組と前記アプリケーション制御情報と前記連携アプリケーションとを含む放送波を受信したときに、前記アプリケーション制御情報に含まれる前記アプリケーションIDと前記テーブルに登録された前記アプリケーションIDとが一致した場合に、前記番組が開始される旨を表す通知情報を前記連携端末により提示させるアプリケーション管理部と、
を具備することを特徴とする放送通信連携システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016081913A JP2017192088A (ja) | 2016-04-15 | 2016-04-15 | 放送通信連携システム、放送受信機、及び、連携端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016081913A JP2017192088A (ja) | 2016-04-15 | 2016-04-15 | 放送通信連携システム、放送受信機、及び、連携端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017192088A true JP2017192088A (ja) | 2017-10-19 |
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ID=60086293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016081913A Pending JP2017192088A (ja) | 2016-04-15 | 2016-04-15 | 放送通信連携システム、放送受信機、及び、連携端末 |
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