JP2017188814A - ネットワーク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラフィックの傾向を可視化することが可能なネットワーク装置を提供する。【解決手段】トラフィック量測定部(31又は33)は、各周期毎に当該周期内で受信したフレームのトラフィック量を測定し、当該測定したトラフィック量を各周期毎に出力する。複数の度数カウンタ(48a[1]〜48a[j]又は48b[1]〜48b[j])は、複数のレンジにそれぞれ対応して設けられ、複数のレンジ毎の度数をそれぞれ保持する。度数カウンタ更新部(47a又は47b)は、各周期毎に出力されるトラフィック量が複数のレンジのいずれに含まれるかを判別し、当該判別結果となるレンジに対応する度数カウンタの度数を更新する。【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワーク装置に関し、例えば、フレームを監視する機能を備えたネットワーク装置に関する。
例えば、特許文献1には、LTEシステムにおいて、所定の情報が載ったパケットの受信数を所定の時間幅の周期毎にカウントし、1周期のカウント値が閾値以上となった場合にマイクロバーストと判定する方式が示される。
特開2015−26945号公報
スイッチ装置を経由してフレームを中継するネットワークシステムでは、短い期間(例えばμs〜msオーダ)内で突発的にトラフィック量が増大するマイクロバーストと呼ばれる現象が生じる場合がある。例えば、あるスイッチ装置において、複数のカスタマが同一のリソース(同一のポート等)を共有する形で通信を行っている状況で、あるカスタマによってマイクロバーストが発生すると、他のカスタマに影響が生じる恐れがある。このため、スイッチ装置は、当該マイクロバーストの発生を検出することが望ましい。
マイクロバーストを検出するためには、例えば、特許文献1に示されるように、トラフィック量(例えば、周期毎のフレーム数)を監視し、閾値と比較することでマイクロバーストの発生有無を判別するような方式が考えられる。この場合、閾値を適正に定めることが重要となるが、実際上、この閾値の適正化を図ることは容易でない。具体的に説明すると、閾値を定める単純な方法として、例えば、ポートの物理帯域とカスタマの数とに基づいて、1個のカスタマ当たりの閾値を一律に定めるような方法等が挙げられる。しかし、このような単純な方法で定めた閾値は、現実の運用面で適正であるとは限らない。
すなわち、現実的には、例えば、ストリーミングデータの通信等を主とするカスタマとWebアクセス等を主とするカスタマとでは、トラフィックの傾向が異なるような事態が予想される。このような現実を考慮すると、一律に定めた閾値を用いるよりもカスタマ毎に適正化した閾値を用いる方が、より実態に即した運用を行える場合がある。ただし、そのためには、まず、トラフィックの傾向を可視化できる何らかの手法を見出すことが必要となる。
本発明は、このようなことに鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、トラフィックの傾向を可視化することが可能なネットワーク装置を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的な実施の形態の概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本実施の形態によるネットワーク装置は、フレームを受信するポートと、トラフィック量測定部と、複数の度数カウンタと、度数カウンタ更新部とを有する。トラフィック量測定部は、各周期毎に当該周期内で受信したフレームのトラフィック量を測定し、当該測定したトラフィック量を各周期毎に出力する。複数の度数カウンタは、複数のレンジにそれぞれ対応して設けられ、複数のレンジ毎の度数をそれぞれ保持する。度数カウンタ更新部は、各周期毎に出力されるトラフィック量が複数のレンジのいずれに含まれるかを判別し、当該判別結果となるレンジに対応する度数カウンタの度数を更新する。
本願において開示される発明のうち、代表的な実施の形態によって得られる効果を簡単に説明すると、トラフィックの傾向を可視化することが可能になる。
本発明の実施の形態1によるネットワークシステムの構成例を示す概略図である。 図1のネットワークシステムにおけるスイッチ装置の概略動作例を示す説明図である。 図1のネットワークシステムにおけるスイッチ装置の構成例を示す概略図である。 図3のスイッチ装置におけるトラフィック量監視部の詳細な構成例を示すブロック図である。 図3のスイッチ装置における内部フレームのフォーマット構成例を示す概略図である。 (a)および(b)は、本発明の実施の形態2によるネットワーク装置において、図3とは異なる実装形態の一例を示す概略図である。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
《ネットワークシステムの概略構成》
図1は、本発明の実施の形態1によるネットワークシステムの構成例を示す概略図である。図1に示すネットワークシステムは、例えば、複数のカスタマネットワーク11a〜11dと、複数のカスタマネットワーク11a〜11d間の中継を担うコアネットワーク10とを備える。カスタマネットワーク11a〜11dは、スイッチ装置や各スイッチ装置間を接続する通信回線等によって適宜構成される。また、カスタマネットワーク11aには、情報端末TM1a,TM2aが接続され、カスタマネットワーク11bには、情報端末TM3a,TM4aが接続される。カスタマネットワーク11cには、情報端末TM1b,TM2bが接続され、カスタマネットワーク11dには、情報端末TM3b,TM4bが接続される。
カスタマネットワーク11a,11cのそれぞれは、VLAN(Virtual LAN)識別子“VLAN1”のフレームと“VLAN2”のフレームを中継し、カスタマネットワーク11b,11dのそれぞれは、VLAN識別子“VLAN3”のフレームと“VLAN4”のフレームを中継する。情報端末TM1a,TM1bは、“VLAN1”が割り当てられるカスタマの端末であり、情報端末TM2a,TM2bは、“VLAN2”が割り当てられるカスタマの端末である。同様に、情報端末TM3a,TM3bは、“VLAN3”が割り当てられるカスタマの端末であり、情報端末TM4a,TM4bは、“VLAN4”が割り当てられるカスタマの端末である。
コアネットワーク10は、スイッチ装置SW1,SW2を備える。スイッチ装置SW1,SW2のそれぞれは、OSI参照モデルのレイヤ2(L2)の中継処理を行うL2スイッチや、加えてレイヤ3(L3)の中継処理を行うL3スイッチ等である。本明細書では、スイッチ装置はL2スイッチである場合を例とする。スイッチ装置SW1とスイッチ装置SW2は、コアネットワーク10内で図示しない通信回線やスイッチ装置を適宜介して接続される。
スイッチ装置SW1,SW2のそれぞれは、複数のポートP1〜Pnを備える。この例では、スイッチ装置SW1のポートP1,Pnは、それぞれ、通信回線(例えばイーサネット(登録商標)回線)12を介してカスタマネットワーク11a,11bに接続される。スイッチ装置SW2のポートP1,Pnは、それぞれ、通信回線12を介してカスタマネットワーク11c,11dに接続される。
このような構成において、例えば、スイッチ装置SW1は、ポートP1で情報端末TM1aからの“VLAN1”のフレームを受信し、それを情報端末TM1bに向けて中継し、加えて、同じポートP1で情報端末TM2aからの“VLAN2”のフレームを受信し、それを情報端末TM2bに向けて中継する。この際に、例えば、情報端末TM1aからのフレームにマイクロバーストが発生した場合、情報端末TM2aからのフレームに影響が生じる恐れがある。このため、中継装置SW1は、当該マイクロバーストの発生を検出することが望まれる。
《スイッチ装置(ネットワーク装置)の概略動作[1]》
図2は、図1のネットワークシステムにおけるスイッチ装置の概略動作例を示す説明図である。図2の動作は、特に限定はされないが、図1におけるスイッチ装置(ネットワーク装置)SW1,SW2によって実行される。ここでは、スイッチ装置SW1を代表例として説明する。スイッチ装置SW1は、図2に示すように、トラフィック量Aの時系列データ15を取得する機能を備え、当該機能を用いてマイクロバーストの発生を検出する。
具体的には、スイッチ装置SW1は、各周期Ts毎に、当該周期Ts内で受信したフレームのトラフィック量Aを測定する。この際に、スイッチ装置SW1は、例えば、測定対象とするフレームを“VLAN1”のフレーム等に定める。図2の例では、スイッチ装置SW1は、ある周期T[i]内で測定対象となるフレームのトラフィック量Aを測定し、測定結果としてトラフィック量A[i]を得る。同様に、スイッチ装置SW1は、周期T[i]に続く周期T[i+1]内で測定対象となるフレームのトラフィック量Aを測定し、測定結果としてトラフィック量A[i+1]を得る。
周期Tsの長さは、マイクロバーストの発生を検出するのに適した長さであり、必ずしも限定はされないが、数十〜数百μs(この例では125μs)である。トラフィック量Aは、例えば、フレームの帯域、またはフレームの数、あるいはその両方である。また、スイッチ装置SW1は、q(例えばq=256等)個の周期Ts分の記憶領域を備え、各周期Ts毎に得られる測定結果(すなわちトラフィック量A)を当該記憶領域に順次格納する。
ここで、図2の例では、スイッチ装置SW1は、周期T[k]の測定結果としてトラフィック量A[k]を得る。スイッチ装置SW1は、当該トラフィック量A[k]と所定の閾値Athとを比較し、トラフィック量A[k]が閾値Athを超えているため、当該周期T[k]でマイクロバーストが発生したと判断する。この場合、スイッチ装置SW1は、バースト検出信号を出力すると共に、当該周期T[k]を中心としてその前後に位置する複数の周期からなるウインドウ16のトラフィック量Aを別の記憶領域に退避する。これにより、ネットワーク管理者等は、当該ウインドウ16のデータを参照することで、例えば、どのような推移でどの程度の期間にマイクロバーストが発生したかといったように、マイクロバーストが発生した状況を詳細に把握することができる。
《スイッチ装置(ネットワーク装置)の問題点》
例えば、図2に示したような時系列データ15を用いることで、マイクロバーストが発生した状況を把握することは可能になる。しかし、マイクロバーストとは、本来、トラフィック量Aが急減に増加することを意味し、時系列データ15によって検出した状況がそもそもマイクロバーストと呼べる状況であるか否かを判断することは容易でない。言い換えれば、閾値Athが適正か否かを判断することは容易でない。
閾値Athを定める方法の一例として、スイッチ装置SW1のポートP1の物理帯域が1Gbpsであった場合、ネットワーク管理者等が、当該物理帯域やカスタマの数を考慮して、閾値Athを一律に500Mbpsに設定する方法等が考えられる。ここで、例えば、“VLAN1”のカスタマは、ストリーミングデータの通信を主としており、定常的に数百Mbpsの帯域を消費しており、“VLAN2”のカスタマは、Webアクセスを主としており、定常的に、数Mbpsの帯域しか消費していないものとする。
このような実態を踏まえると、瞬間的に500Mbpsを超えるトラフィック量をマイクロバーストとみなすことは、“VLAN2”のカスタマに対しては妥当か、もしくはアンダースペックであり、“VLAN1”のカスタマに対しては、オーバースペックである可能性がある。ただし、現状、各カスタマにおける通信の実態(すなわち、トラフィックの傾向)は、ほぼブラックボックスとなっており、閾値Athが妥当か否かを判断すること自体が困難となっている。その結果、実態とはかけ離れた状態で、ネットワークが運用されている可能性がある。
《スイッチ装置(ネットワーク装置)の概略動作[2]》
そこで、中継装置SW1は、図2に示すように、トラフィック量Aのヒストグラムデータ17を取得する機能を備える。具体的には、中継装置SW1は、複数のレンジにそれぞれ対応して設けられ、複数のレンジ毎の度数Nをそれぞれ保持する複数の度数カウンタを備える。そして、中継装置SW1は、各周期Ts毎に得られるトラフィック量Aが複数のレンジのいずれに含まれるかを判別し、当該判別結果となるレンジに対応する度数カウンタの度数Nを更新する。
図2の例では、中継装置SW1は、ある周期T[i]で得られるトラフィック量A[i]がレンジ“A1〜A2”に含まれることを判別し、当該レンジに対応する度数カウンタの度数Nを更新する(例えば、+1を加算する)。同様に、中継装置SW1は、次の周期T[i+1]で得られるトラフィック量A[i+1]がレンジ“A2〜A3”に含まれることを判別し、当該レンジに対応する度数カウンタの度数Nを更新する。以降同様にして、中継装置SW1は、周期T[k]で得られるトラフィック量A[k]がレンジ“Ax〜Ax+1”に含まれることを判別し、当該レンジに対応する度数カウンタの度数Nを更新する。
このように、ヒストグラムデータ17を取得する機能を設けることで、各カスタマのトラフィックの傾向を可視化することが可能になる。言い換えれば、ネットワーク管理者等は、当該ヒストグラムデータ17を参照することで、各カスタマにおける通信の実態(トラフィックの傾向)を把握することができる。例えば、ストリーミングデータの通信を主とするカスタマでは、相対的に大きいレンジに分布が偏り、Webアクセスを主とするカスタマでは、相対的に小さいレンジに分布が偏ることが予想される。
これにより、ネットワーク管理者等は、図2の例のように、カスタマ毎に、分布の偏りから逸脱したか否かを明確に判別できる箇所に閾値候補18を定めることができ、当該閾値候補18をマイクロバーストの発生有無を判別する際の閾値Athに反映することができる。その結果、例えば、カスタマ毎に閾値Athを適正化することができ、より実態に即した形でネットワークを運用することが可能になる。また、ネットワーク管理者等は、ヒストグラムデータ17を活用して、例えば、各ポートの帯域が均等化するようにネットワークの構成(例えば、ポートとカスタマの関係)を見直し、帯域の有効活用を図るようなことも可能になる。このような活用方法を代表に、ヒストグラムデータ17を取得する機能を設けることで、ネットワーク管理者等に有益な情報を提供することができる。
《スイッチ装置(ネットワーク装置)の構成》
図3は、図1のネットワークシステムにおけるスイッチ装置の構成例を示す概略図である。図3に示すスイッチ装置SWは、装置外部との間でフレームの通信(送信または受信)を行う複数(ここではn個)のポートP1,P2,…,Pnと、インタフェース部20と、フレーム処理部21と、管理部22とを備える。インタフェース部20は、ポートP1〜Pnからのフレームを受信し、またポートP1〜Pnへフレームを送信する図示しない受信バッファおよび送信バッファと、受信ポート識別子付加部25とを備える。
受信ポート識別子付加部25は、ポートP1〜Pnでフレームを受信した場合に、当該フレームに、受信したポートを表す識別子(受信ポート識別子と呼ぶ)を付加してフレーム処理部21へ送信する。また、インタフェース部20は、フレーム処理部21から宛先ポート識別子が付加されたフレームを受信した場合に、当該宛先ポート識別子が表すポートへフレームを送信する。
管理部22は、プロセッサ部CPUと記憶部28とを備え、記憶部28に格納されたプログラムをプロセッサ部CPUが実行することで、装置全体の管理や制御を行う。当該管理機能の一つとして、管理部22は、インバンド管理またはアウトオブバンド管理に伴うネットワーク管理者等とスイッチ装置SWとの間のインタフェースを担う。例えば、管理部22は、ネットワーク管理者等から指示された各種設定情報をスイッチ装置SWに反映し、また、スイッチ装置SWが保持している各種情報をネットワーク管理者等へ通知する。
フレーム処理部21は、FDB(Forwarding DataBase)と、FDB処理部26と、トラフィック量監視部27と、フレーム長測定部29とを備える。FDBは、MAC(Media Access Control)アドレスとVLANとポートとの対応関係を保持する。FDB処理部26は、ポートでフレームを受信した場合にFDBの学習および検索を行う。具体的には、FDB処理部26は、FDBの学習に際し、受信したフレームの送信元MACアドレスおよびVLAN識別子を受信ポート識別子に関連付けてFDBに学習する。また、FDB処理部26は、FDBの検索に際し、受信したフレームの宛先MACアドレスおよびVLAN識別子を検索キーとしてFDBを検索し、検索結果となる宛先ポート識別子をフレームに付加してインタフェース部20へ送信する。
フレーム長測定部29は、所定の測定回路を用いて受信したフレームのフレーム長を測定し、当該測定したフレーム長LNGをフレームに付加する。トラフィック量監視部27は、監視対象選定部30と、帯域測定部31と、帯域別ヒストグラム生成部32と、フレーム数測定部33と、フレーム数別ヒストグラム生成部34とを備える。詳細は図4で述べるが、監視対象選定部30は、帯域測定部31およびフレーム数測定部33の測定対象となるフレームを定め、測定対象となるフレームを検出した際に、帯域加算信号ADD_LNGを帯域測定部31へ送信し、インクリメント信号INCをフレーム数測定部33へ送信する。
帯域測定部(トラフィック量測定部)31は、監視対象選定部30からの帯域加算信号ADD_LNGに基づいて、図2に示したような帯域の時系列データ15を生成する。また、帯域測定部31は、帯域の閾値Ath_Aに基づき、マイクロバーストの発生を検出する。フレーム数測定部(トラフィック量測定部)33は、監視対象選定部30からのインクリメント信号INCに基づいて、図2に示したようなフレーム数の時系列データ15を生成する。また、フレーム数測定部33は、フレーム数の閾値Ath_Bに基づき、マイクロバーストの発生を検出する。
帯域別ヒストグラム生成部32は、帯域測定部31の測定結果と帯域のレンジ設定値RSaとに基づいて、図2に示したような帯域のヒストグラムデータ17を生成する。フレーム数別ヒストグラム生成部34は、フレーム数測定部33の測定結果とフレーム数のレンジ設定値RSbとに基づいて、図2に示したようなフレーム数のヒストグラムデータ17を生成する。
なお、インタフェース部20は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で構成される。フレーム処理部21は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASICに、CAM(Content Addressable Memory)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を適宜組み合わせることで構成される。例えば、FDBは、CAMに実装される。管理部22は、プロセッサ部CPUを用いたプログラム処理によって実装される。ただし、各部の具体的な実装形態は、勿論、これに限定されるものではなく、ハードウェアまたはソフトウェアあるいはその組合せを用いて適宜実装されればよい。
《トラフィック量監視部の詳細》
図4は、図3のスイッチ装置におけるトラフィック量監視部の詳細な構成例を示すブロック図である。図5は、図3のスイッチ装置における内部フレームのフォーマット構成例を示す概略図である。図4に示すトラフィック量監視部27は、図3に示した各部に加えてタイマ40およびシーケンサ41を備える。タイマ40は、図2に示した周期Ts(例えば125μs等)をカウントする。シーケンサ41は、タイマ40がタイムアップする毎にトリガ信号TRGとリセット信号RSTを順に出力する。
監視対象選定部30は、例えば、図5に示すようなインタフェース部20からの内部フレームFRIを受けて動作する。図5の内部フレームFRIは、例えば、受信したフレームに装置内ヘッダ52が付加されたような構成となっている。受信したフレームには、ペイロード、IPヘッダ50およびイーサネットヘッダ51等が含まれる。IPヘッダ50には、宛先IPアドレスDIP、送信元IPアドレスSIPおよびパケット長(オクテット単位)PLNGが含まれる。イーサネットヘッダ51には、送信元MACアドレスSMAC、宛先MACアドレスDMAC、タグ領域TAGおよびタイプTYPが含まれる。タグ領域TAGには、VLAN識別子(VLAN ID)が含まれる。装置内ヘッダ52には、受信ポート識別子RPIDと、フレーム長測定部29によって測定されたフレーム長LNGとが含まれる。
監視対象選定部30は、内部フレームFRIを受け、予め設定された選定条件CDに一致するフレームを検出し、当該検出したフレームをトラフィック量測定部(帯域測定部31およびフレーム数測定部33)の測定対象に定める。当該選定条件CDは、例えば、ネットワーク管理者等から管理部22を介して指示される。具体的な選定条件CDは、必ずしも限定はされないが、受信ポート識別子RPIDや、VLAN識別子や、それらの組み合わせ等である。
例えば、監視対象選定部30は、選定条件CDがVLAN識別子の場合、当該VLAN識別子の値を含むフレーム(内部フレームFRI)を測定対象に定める。また、監視対象選定部30は、選定条件CDが受信ポート識別子RPIDおよびVLAN識別子の場合、当該受信ポート識別子RPIDの値とVLAN識別子の値の両方を含む内部フレームFRIを測定対象に定める。
監視対象選定部30は、測定対象となるフレームを検出する毎に、フレーム数測定部33へインクリメント信号INCを出力する。また、監視対象選定部30は、帯域抽出部42を備える。帯域抽出部42は、測定対象となる内部フレームFRIから、図5の装置内ヘッダ52内のフレーム長LNGや、または、IPヘッダ50内のパケット長PLNGを抽出し、当該抽出した値(すなわち帯域)を含んだ帯域加算信号ADD_LNGを帯域測定部31へ送信する。
帯域測定部(トラフィック量測定部)31は、帯域カウンタ43aと、帯域バッファ44aと、帯域判定部45aと、帯域エラーログバッファ46aとを備える。帯域カウンタ43aは、帯域加算信号ADD_LNGに含まれる帯域を順次加算する。また、帯域カウンタ43aは、シーケンサ41からのトリガ信号TRGに応じてカウント値(加算結果)を出力し、シーケンサ41からリセット信号RSTに応じてカウンタ値をリセットする。これにより、帯域カウンタ43aは、各周期Ts毎に、当該周期内で受信したフレームの帯域(トラフィック量)を測定し、当該測定した帯域を各周期毎に出力する。
帯域バッファ44aは、例えば、FIFO(First In First Out)メモリ等によって構成され、帯域カウンタ43aから出力されたカウント値を順次記憶する。帯域バッファ44aは、例えば、“帯域カウンタ43aのビット幅×q”のバッファ領域BF[1]〜BF[q]を備える。qの値は、特に限定はされないが、256等である。この場合、帯域バッファ44aは、図2の時系列データ15における256周期分のカウント値(帯域)を保持することができる。
帯域判定部(トラフィック量判定部)45aは、帯域カウンタ43aから各周期毎に出力される帯域(トラフィック量)と所定の帯域の閾値Ath_Aとを比較し、帯域が閾値Ath_Aを超えた場合にバースト検出信号BTaを出力する。当該閾値Ath_Aは、例えば、ネットワーク管理者等から管理部22を介して指示される。また、帯域判定部45aは、マイクロバーストを検出したのち、予め定めた複数の周期Tsを経過後にバックアップ信号BUPを出力する。帯域エラーログバッファ46aは、当該バックアップ信号BUPに応じて、帯域バッファ44a内の予め定めた複数のバッファ領域の値を取り込む。この取り込んだ値は、図2のウインドウ16に該当する。
なお、管理部22は、バースト検出信号BTaを受信した場合、記憶部28にエラーログを記録する。この際に、管理部22は、併せて、帯域エラーログバッファ46aの情報を読み出し、当該情報をエラーログに関連付けて記憶部28に記録する。
帯域ヒストグラム生成部32は、度数カウンタ更新部47aと、複数(ここではj個)の帯域別度数カウンタ48a[1]〜48a[j]とを備える。複数の帯域別度数カウンタ48a[1]〜48a[j]は、複数のレンジにそれぞれ対応して設けられ、複数のレンジ毎の度数をそれぞれ保持する。度数カウンタ更新部47aは、帯域カウンタ43aから各周期Ts毎に出力される帯域(トラフィック量)が複数のレンジのいずれに含まれるかを判別し、当該判別結果となるレンジに対応する度数カウンタの度数を更新する。
具体的には、度数カウンタ更新部47aには、複数のレンジを表すレンジ設定値RSaが設定される。当該レンジ設定値RSaは、装置外部から可変設定可能になっており、例えば、ネットワーク管理者等が管理部22を介して定めることが可能になっている。ここで、帯域別度数カウンタの数‘j’は、例えば、128等である。また、特に限定はされないが、帯域別度数カウンタ48a[1]は、帯域がゼロの場合の度数を保持し、帯域別度数カウンタ48a[2]は、帯域が“X1”未満の場合の度数を保持し、帯域別度数カウンタ48a[j]は、帯域が“X2”以上の場合の度数を保持する。
例えば、レンジをリニアに設定する場合、レンジ設定値RSaとして当該“X1”および“X2”の値を定めることで、残りの帯域別度数カウンタの数(例えば125個)に基づき帯域の刻み幅が自動的に定まり、残りの帯域別度数カウンタのそれぞれのレンジも自動的に定まる。ただし、勿論、xxMB〜yyMBまでの範囲をzzMBステップで定めるといったようにレンジを明示的に指定する方法や、場合によっては、1MB〜2MB、2MB〜4MB、4MB〜8MB、…といったように、レンジを指数関数的に定める方法を用いてもよい。
度数カウンタ更新部47aは、このようなレンジ設定値RSaに基づき、例えば、帯域カウンタ43aから出力された帯域がゼロの場合には、帯域別度数カウンタ48a[1]へインクリメント信号INC[1]を出力する。これに応じて、帯域別度数カウンタ48a[1]は、自身のカウンタ値をインクリメント(+1加算)する。同様に、度数カウンタ更新部47aは、例えば、帯域カウンタ43aから出力された帯域が“X1”未満の場合には、帯域別度数カウンタ48a[2]へインクリメント信号INC[2]を出力する。これに応じて、帯域別度数カウンタ48a[2]は、自身のカウンタ値をインクリメントする。
フレーム数測定部(トラフィック量測定部)33およびフレーム数別ヒストグラム生成部34の構成および動作は、帯域測定部31および帯域別ヒストグラム生成部32の構成および動作とほぼ同様である。相違点に着目して簡単に説明すると、フレーム数測定部33は、フレーム数カウンタ43bと、フレーム数バッファ44bと、フレーム数判定部45bと、フレーム数エラーログバッファ46bとを備える。フレーム数カウンタ43bは、帯域カウンタ43aと異なり、監視対象選定部30からのインクリメント信号INCに応じて、自身のカウンタ値をインクリメント(+1加算)する。フレーム数判定部45bは、帯域判定部45aとは異なるフレーム数の閾値Ath_Bを用いてマイクロバーストの発生を検出し、検出時にはバースト検出信号BTbを出力する。
フレーム数別ヒストグラム生成部34は、度数カウンタ更新部47bと、複数(ここではj個)のフレーム数別度数カウンタ48b[1]〜48b[j]を備える。複数のフレーム数別度数カウンタ48b[1]〜48b[j]は、複数のレンジにそれぞれ対応して設けられ、複数のレンジ毎の度数をそれぞれ保持する。度数カウンタ更新部47bは、フレーム数カウンタ43bから各周期Ts毎に出力されるフレーム数(トラフィック量)が複数のレンジのいずれに含まれるかを判別し、当該判別結果となるレンジに対応する度数カウンタの度数を更新する。度数カウンタ更新部47bには、レンジ設定値RSaと同様のレンジ設定値RSbが入力される。
なお、ここでは、周期Ts毎の度数カウンタの更新を確実に実行するため、帯域別ヒストグラム生成部32およびフレーム数別ヒストグラム生成部34をFPGAやASIC等のハードウェアで実装した。ただし、場合によっては、例えば、管理部22のプロセッサ部CPUによるプログラム処理で実装することも可能である。すなわち、管理部22のプロセッサ部CPUは、装置の管理に加えて、フレーム処理部21と連携して複雑な通信プロトコルの処理を行うといったように様々な処理を担う場合があり、定常的に処理負荷が重くなる事態が生じ得る。このような場合には、本実施の形態1のようにハードウェアを用いることが望ましいが、仮に、プロセッサ部CPUの処理能力が高く、処理負荷に十分な余力があるような場合には、ソフトウェアを用いることも可能である。
また、帯域別度数カウンタ48a[1]〜48a[j]やフレーム数別度数カウンタ48b[1]〜48b[j]は、ヒストグラムを取得する上で、カウント動作を比較的長期間実行する必要がある。このため、ハードウェアで実装した場合、各度数カウンタにおけるオーバーフローの発生が懸念される。そこで、このような場合に管理部22のプロセッサ部CPUを利用することが有益となる。
具体的には、プロセッサ部CPUは、定期的に、あるいはネットワーク管理者等からの要求に応じて所定のプログラムを実行する。プロセッサ部CPUは、当該所定のプログラムに基づき、帯域別度数カウンタ48a[1]〜48a[j]やフレーム数別度数カウンタ48b[1]〜48b[j]を読み出して記憶部28にバックアップし、帯域別度数カウンタをリセット信号RSTaでリセットし、フレーム数別度数カウンタをリセット信号RSTbでリセットする。そして、プロセッサ部CPUは、バックアップが行われる毎に度数カウンタ毎の度数を記憶部28上で累積することで、度数カウンタ毎の長期的な度数を管理する。
以上、本実施の形態1のネットワーク装置(スイッチ装置)を用いることで、代表的には、トラフィックの傾向を可視化することが可能になる。
(実施の形態2)
《ネットワーク装置の構成(変形例)》
図6(a)および図6(b)は、本発明の実施の形態2によるネットワーク装置において、図3とは異なる実装形態の一例を示す概略図である。図4に示したトラフィック量監視部27は、図3の場合のように、スイッチ装置SW内に設けられる形態に限らず、単体の形態であってもよい。例えば、図6(a)のネットワーク監視装置(ネットワーク装置)NM1は、ポートPP1,PP2と、図4と同様のトラフィック量監視部27とを備え、例えば、図1のコアネットワーク10内の通信回線12に挿入する形で設置される。当該ネットワーク監視装置NM1は、ポートPP1,PP2の一方で受信したフレームをそのまま他方に中継すると共に、図4の場合と同様にして当該フレームのトラフィック量を監視する。
一方、図6(b)のネットワーク監視装置(ネットワーク装置)NM2は、ポートPP1と、図4と同様のトラフィック量監視部27とを備え、例えば図1のスイッチ装置SW1等に接続される形で設置される。スイッチ装置SW1は、所定のポート(ここでは、複数のポートP1,P2,…)で受信したフレームをコピーし、当該コピーされたフレームを所定のポート(ここではポートPm)へ送信するポートミラーリング部55を備える場合がある。ネットワーク監視装置NM2は、ポートPP1で当該スイッチ装置SW1のポートPmから送信されたフレームを受信し、図4の場合と同様にして当該フレームのトラフィック量を監視する。
以上、本実施の形態2のネットワーク装置を用いることでも、実施の形態1の場合と同様の効果が得られる。ただし、この場合、ネットワークに新たな装置を別途追加する必要があるため、この観点からは実施の形態1のネットワーク装置を用いる方が望ましい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、前述した実施の形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、図3のトラフィック量監視部27は、2組の測定系(すなわち、帯域の測定系(帯域測定部31および帯域別ヒストグラム生成部32)とフレーム数の測定系(フレーム数測定部33およびフレーム数別ヒストグラム生成部34)を備えたが、いずれか一方のみを備えることも可能である。ただし、例えば、フレーム数と帯域の関係等といったように、トラフィックの傾向をより詳細に把握するためには、2組の測定系を設ける方が望ましい。
10 コアネットワーク
11a〜11d カスタマネットワーク
15 時系列データ
16 ウインドウ
17 ヒストグラムデータ
20 インタフェース部
21 フレーム処理部
22 管理部
25 受信ポート識別子付加部
26 FDB処理部
27 トラフィック量監視部
28 記憶部
29 フレーム長測定部
30 監視対象選定部
31 帯域測定部
32 帯域別ヒストグラム生成部
33 フレーム数測定部
34 フレーム数別ヒストグラム生成部
40 タイマ
41 シーケンサ
42 帯域抽出部
43a 帯域カウンタ
43b フレーム数カウンタ
44a 帯域バッファ
44b フレーム数バッファ
45a 帯域判定部
45b フレーム数判定部
46a 帯域エラーログバッファ
46b フレーム数エラーログバッファ
47a,47b 度数カウンタ更新部
48a[1]〜48a[j] 帯域別度数カウンタ
48b[1]〜48b[j] フレーム数別度数カウンタ
Ath 閾値
CPU プロセッサ部
NM1,NM2 ネットワーク監視装置
P1〜Pn,PP1,PP2 ポート
RS レンジ設定値
SW,SW1,SW2 スイッチ装置
TM1a〜TM4a,TM1b〜TM4b 情報端末

Claims (7)

  1. フレームを受信するポートと、
    各周期毎に前記周期内で受信した前記フレームのトラフィック量を測定し、当該測定した前記トラフィック量を前記各周期毎に出力するトラフィック量測定部と、
    複数のレンジにそれぞれ対応して設けられ、前記複数のレンジ毎の度数をそれぞれ保持する複数の度数カウンタと、
    前記各周期毎に出力される前記トラフィック量が前記複数のレンジのいずれに含まれるかを判別し、当該判別結果となるレンジに対応する前記度数カウンタの前記度数を更新する度数カウンタ更新部と、
    を有する、
    ネットワーク装置。
  2. 請求項1記載のネットワーク装置において、
    さらに、予め設定された選定条件に一致する前記フレームを検出し、当該検出したフレームを前記トラフィック量測定部の測定対象に定める測定対象選定部を有する、
    ネットワーク装置。
  3. 請求項1記載のネットワーク装置において、
    前記複数のレンジは、装置外部から可変設定可能になっている、
    ネットワーク装置。
  4. 請求項2記載のネットワーク装置において、
    前記トラフィック量は、前記フレームの帯域または前記フレームの数である、
    ネットワーク装置。
  5. 請求項2記載のネットワーク装置において、
    前記トラフィック量は、前記フレームの帯域および前記フレームの数であり、
    前記ネットワーク装置は、前記トラフィック量測定部、前記複数の度数カウンタおよび前記度数カウンタ更新部を2組有する、
    ネットワーク装置。
  6. 請求項2記載のネットワーク装置において、
    さらに、前記各周期毎に出力される前記トラフィック量と所定の閾値とを比較し、前記トラフィック量が前記所定の閾値を超えた場合にバースト検出信号を出力するトラフィック量判定部を有する、
    ネットワーク装置。
  7. 請求項2記載のネットワーク装置において、さらに、
    記憶部と、
    所定のプログラムに基づき、前記複数の度数カウンタを読み出して前記記憶部にバックアップし、前記複数の度数カウンタをリセットするプロセッサと、
    を有する、
    ネットワーク装置。
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