JP2017188726A - パケット転送装置、カウンタ設定方法、及びカウンタ設定プログラム - Google Patents

パケット転送装置、カウンタ設定方法、及びカウンタ設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 小規模な構成で特定の種類のパケットをカウントするパケット転送装置、カウンタ設定方法、及びカウンタ設定プログラムを提供する。
【解決手段】 パケット転送装置は、入力されたパケットに所定の処理を行うパケット転送装置であって、所定のサイズのパケットを検出するサイズ検出部と、前記サイズ検出部により検出されたパケットのうち、所定の領域のデータが特定パタンに一致するパケットを検出するパタン検出部と、前記パタン検出部により検出されたパケットの数をカウントするカウンタ部とを有する。
【選択図】図7

Description

本件は、パケット転送装置、カウンタ設定方法、及びカウンタ設定プログラムに関する。
パケットを高速転送する技術としてMPLS(Multi-Protocol Label Switching)が知られている。MPLSを用いたパケット転送装置は、パケットに付与されたラベルのみを参照してパケットを転送するため、高速にパケットを転送することができる。
この種のパケット転送装置は、パケットとして、イーサネット(登録商標、以下同様)フレームだけでなく、SONET(Synchronous Optical Network)/SDH(Synchronous Digital Hierarchy)フレームを分割して収容したCES(Circuit Emulation Service)パケットなどを転送する。なお、SONET/SDHに関し、例えば特許文献1には、欠落したフレーム長を検出する点が記載されている。
特開2014−179791号公報
パケット転送装置は、パケットに付与されたラベルのみを参照することでパケットを転送するため、帯域制御によりパケットが廃棄された場合、そのパケットの種類を特定することができない。このため、例えば、ネットワーク管理者がパケット転送装置に対し、パケットの種類ごとの廃棄量に応じた適切な帯域設定を行うことができない。
パケットの種類を特定するには、一般的に、パケットのペイロードの内容やパケットに付与された各種のヘッダの内容の詳細な解析が行われる。しかし、これを実現するためには、大規模なハードウェアが必要になる。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、小規模な構成で特定の種類のパケットをカウントするパケット転送装置、カウンタ設定方法、及びカウンタ設定プログラムを提供することを目的とする。
本明細書に記載のパケット転送装置は、入力されたパケットに所定の処理を行うパケット転送装置であって、所定のサイズのパケットを検出するサイズ検出部と、前記サイズ検出部により検出されたパケットのうち、所定の領域のデータが特定パタンに一致するパケットを検出するパタン検出部と、前記パタン検出部により検出されたパケットの数をカウントするカウンタ部とを有する。
本明細書に記載のカウンタ設定方法は、カウント対象となる所定のサイズのパケットを検出するサイズ検出部に対し、該検出対象のパケットのサイズを、パケットを転送するパスに関するパス情報に応じて設定する工程と、前記サイズ検出部により検出されたパケットのうち、前記カウント対象となる所定の領域のデータが特定パタンに一致するパケットを検出するパタン検出部に対し、該検出対象のパケットに含まれる前記特定パタンのデータの領域の位置を、前記パス情報に応じて設定する工程とを、コンピュータが実行する方法である。
本明細書に記載のカウンタ設定プログラムは、カウント対象となる所定のサイズのパケットを検出するサイズ検出部に対し、該検出対象のパケットのサイズを、パケットを転送するパスに関するパス情報に応じて設定し、前記サイズ検出部により検出されたパケットのうち、前記カウント対象となる所定の領域のデータが特定パタンに一致するパケットを検出するパタン検出部に対し、該検出対象のパケットに含まれる前記特定パタンのデータの領域の位置を、前記パス情報に応じて設定する、処理を、コンピュータに実行させるプログラムである。
小規模な構成で特定の種類のパケットをカウントすることができる。
ネットワークシステムの一例を示す構成図である。 パケットフォーマットの例を示す図である。 イーサネットフレーム及びCESパケットの転送例を示す図である。 同期ヘッダ付きパケットの転送例を示す図である。 パケット転送装置の一例を示す構成図である。 ポート回路の一例を示す構成図である。 カウンタ回路の一例を示す構成図である。 パケットのサイズを示す図である。 第1パタン検出部及び第2パタン検出部の一例を示す構成図である。 CEPパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットの判別方法を示す図である。 制御カードの一例を示す構成図である。 パスデータベースの一例を示す図である。 カウンタ回路の設定処理の一例を示す図である。 パスごとのカウンタ回路の一例を示す構成図である。 カウンタ回路の設定方法の一例を示すフローチャートである。
図1は、ネットワークシステムの一例を示す構成図である。ネットワークシステムは、一例として、ノード#1〜#6がリング状に接続されたネットワーク90と、ネットワーク90を監視制御するネットワーク管理サーバ(NW管理サーバ)91と、ルータなどの他のネットワークと接続するためのネットワーク機器92を有する。なお、ネットワーク90は、リング型のものに限定されず、例えばメッシュ型のものであってもよい。
ネットワーク90内の各ノード#1〜#6には、入力されたパケットを転送するパケット転送装置(PKT転送装置)8が設けられている。なお、パケットの転送処理は、パケット転送装置8が行う所定の処理の一例である。パケット転送装置8としては、例えばROADM(Reconfigurable Optical Add and Drop Multiplexer)が挙げられるが、これに限定されない。パケット転送装置8は、一例として、MPLSの技術に基づき、転送先を示すラベル(以下、「転送ラベル」と表記)が付与されたパケットを、ラベルに従い転送する。
ネットワーク管理サーバ91は、各ノード#1〜#6のパケット転送装置8に対し、例えば、パケットのパス#1〜#3の設定及びパケットの帯域設定を行う。パス#1〜#3は、例えば、始点及び終点となる各ネットワーク機器92の間を複数のパケット転送装置8を経由するように設定される。なお、図1において、ネットワーク機器92は、ノード#1,N#4の各パケット転送装置8に接続されたものだけが示されているが、他のノード#2,#3,#5,#6の各パケット転送装置8にもネットワーク機器92が接続されている。
パス#1は、ノード#1,#6,#5の各パケット転送装置8を、この順に経由する。パス#2は、ノード#2,#1,#6,#5,#4の各パケット転送装置8を、この順に経由する。
パス#3は、冗長構成されており、2つの経路から構成される。一方の経路は、ノード#3,#2,#1,#6,#5の各パケット転送装置8を、この順に経由し、他方の経路は、ノード#3,#4,#5の各パケット転送装置8を、この順に経由する。この2つの経路には同一のパケットが転送されており、障害発生時には経路の無瞬断切り替えが行われる。
各パス#1〜#3には、そのパス#1〜#3で提供される通信サービスに応じた各種のパケットが転送される。
図2には、パケットフォーマットの例が示されている。パケット転送装置8により転送されるパケットとしては、CESパケット、同期ヘッダ付きCESパケット、イーサネットフレーム、同期ヘッダ付きイーサネットフレーム、ジャンボフレーム、及び同期ヘッダ付きジャンボフレームが挙げられる。なお、各パケットの複数の領域に記載されたカッコ内の数値は、その領域のデータ長(サイズ、単位:バイト)を示す。
CESパケットは、SONET/SDHフレームのペイロード内のデータを分割して、イーサネットフレームと同様の形式のフレームに収容したものである。CESパケットには、宛先であるDA(Destination Address)と、送信元であるSA(Source Address)と、フレームタイプであるTypeと、転送ラベルであるLSP(Label Switched Path)ラベル及びPW(Pseudo Wire)ラベルとが含まれる。
CESパケットには、さらに、固有のヘッダ領域であるCEP(Circuit Emulation over Packet)及びRTP(Real-time Transport Protocol)と、SONET/SDHフレームのデータを収容するペイロードと、データ誤りの検出符号であるFCS(Frame Check Sequence)とが含まれる。なお、CESパケットは、IETF(Internet Engineering Task Force)のRFC(Request For Comments)4842に規定されている。
同期ヘッダ付きCESパケットは、上記のCESパケットに、無瞬断切り替えを行うための同期ヘッダを付与したものである。同期ヘッダは、タグの一例であり、PWラベルとCEPの間に挿入されている。
イーサネットフレームには、宛先であるDAと、送信元であるSAと、フレームタイプであるTypeと、転送ラベルであるLSPラベル及びPWラベルと、クライアントデータを収容するペイロードと、データ誤りの検出符号であるFCSとが含まれる。
同期ヘッダ付きイーサネットフレームは、上記のイーサネットフレームに、無瞬断切り替えを行うための同期ヘッダを付与したものである。同期ヘッダは、PWラベルとペイロードの間に挿入されている。
ジャンボフレームは、上記のイーサネットフレームのペイロードの最大サイズを16000(Byte)に拡張したものである。ジャンボフレームのペイロードには、例えば、複数の通常のイーサネットフレームが収容されている。
同期ヘッダ付きジャンボフレームは、上記のジャンボフレームに、無瞬断切り替えを行うための同期ヘッダを付与したものである。同期ヘッダは、PWラベルとペイロードの間に挿入されている。
図3には、イーサネットフレーム及びCESパケットの転送例が示されている。なお、図3の符号LBは転送ラベルを模式的に示している。イーサネットフレーム及びCESパケットは、図1のパス#1,#2に沿って転送されると仮定する。図3では、パス#2の経路が示されているが、パス#1の場合も転送動作は同様である。
イーサネットフレームは、ネットワーク機器92からノード#2の転送装置8に送信される。ノード#2のパケット転送装置8は、イーサネットフレームに転送ラベルLBを付与して、イーサネットフレームをノード#1のパケット転送装置8に転送する。ノード#1,#6,#5の各パケット転送装置8は、転送ラベルLBに従いイーサネットフレームをノード#4のパケット転送装置8に転送する。
ノード#4のパケット転送装置8は、ノード#5から受信したイーサネットフレームから転送ラベルLBを除去し、イーサネットフレームをネットワーク機器92に送信する。このようにして、イーサネットフレームは転送される。
また、CESパケットは、ネットワーク機器92からノード#2のパケット転送装置8に送信されたSONET/SDHフレームから生成される。ノード#2のパケット転送装置8は、SONET/SDHフレームからそのペイロード内のデータを取得し、ロウ(Row)と呼ばれるデータ単位で分割する。ノード#2のパケット転送装置8は、分割した各データをペイロードに収容したCESパケットを生成し、そのCESパケットに転送ラベルLBを付与する。
例えば、SONET/SDHフレームがVC4−64Cである場合、そのペイロード内の16704(Byte)のデータは8分割されるため、1個のCESパケット当たり2088(Byte)(=16704÷8)のデータが収容される。なお、SONET/SDHフレームが、例えばVC4−16Cなどの他の形式である場合も、分割の単位や分割数は異なるが、上記と同様に複数のCESパケットに分けてデータが収容される。
ノード#2のパケット転送装置8は、複数のCESパケットをノード#1のパケット転送装置8に転送する。ノード#1,#6,#5の各パケット転送装置8は、転送ラベルLBに従いCESパケットをノード#4のパケット転送装置8に転送する。
ノード#4のパケット転送装置8は、前段のノード#5のパケット転送装置8から受信した複数のCESパケットから元のSONET/SDHフレームを復元する。ノード#4のパケット転送装置8は、SONET/SDHフレームをネットワーク機器92に送信する。
このように、CESパケットは、SONET/SDHフレームの分割されたデータを収容するため、パケット転送装置8において1個でも廃棄されると、SONET/SDHフレームを復元することが不可能となり、大量のデータが損失する。このため、各パケット転送装置8は、後述するように、CESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットの廃棄数を、他のパケットとは別にカウントし、NW管理サーバ91に通知する。そして、パケット転送装置8は、NW管理サーバ91と連携して廃棄数に応じて適切な帯域設定を行うことにより、廃棄数を低減する。
なお、同期ヘッダ付きCESパケットの場合、無瞬断切り替え方式で冗長構成された2つの経路に沿って転送されるため、一方の経路においてCESパケットが廃棄された場合でも、他方の経路で同一のCESパケットが廃棄されなければ、SONET/SDHフレームの損失は発生しない。
図4には、同期ヘッダ付きパケットの転送例が示されている。同期ヘッダ付きパケットである同期ヘッダ付きCESパケット、同期ヘッダ付きイーサネットフレーム、及び同期ヘッダ付きジャンボフレームは、図1のパス#3に沿って転送される。なお、本例では、同期ヘッダ付きCESパケット、同期ヘッダ付きイーサネットフレーム、及び同期ヘッダ付きジャンボフレームの区別なく、単にパケットの転送処理として説明する。
ノード#3のパケット転送装置8は、ネットワーク機器92からパケット(PKT)を受信すると、パケットに転送ラベルLB及び同期ヘッダを付与し、パケットをノード#2,#4の各パケット転送装置8に送信する。ノード#2,#1,#6の各パケット転送装置8は、転送ラベルLBに従いパケットをノード#5のパケット転送装置8に転送する(経路Ra参照)。また、ノード#4のパケット転送装置8は、転送ラベルLBに従いパケットをノード#5のパケット転送装置8に転送する(経路Rb参照)。
ノード#3のパケット転送装置8は、ノード#2,#4の各パケット転送装置8に同一のパケットを送信するため、2つの異なる経路Ra,Rbに沿って同一のパケットが転送される。経路Ra,Rbは無瞬断切り替え方式で切り替えられるため、ノード#5のパケット転送装置8は、2つの経路Ra,Rbからそれぞれ受信した同一パケットのうち、受信状態の良好なパケットを選択し、そのパケットから転送ラベルLB及び同期ヘッダを除去する。
このとき、ノード#5のパケット転送装置8は、同期ヘッダに基づき経路Ra,Rb間のパケットの同期処理を行う。より具体的には、ノード#5のパケット転送装置8は、受信したパケットをバッファに格納しておき、パケットの同期ヘッダ内の無瞬断IDに基づき同一パケットを識別する。
このように、無瞬断切り替え方式が適用されるパス#3では、同期ヘッダ付きパケットが転送される。
パケット転送装置8は、パス#1〜#3ごとのパケットの廃棄数及びポート単位のパケットの廃棄数をカウントする。パケット転送装置8は、CESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットの廃棄数を、他のパケットの廃棄数と区別してカウントする。このため、パケット転送装置8は、図2に示された各パケットの構成に基づき、CESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットを判別する。
図5は、パケット転送装置8の一例を示す構成図である。パケット転送装置8は、制御カード1、複数のインターフェースカード(IFカード)2、及びスイッチカード(SWカード)3を有する。
制御カード1、IFカード2、及びSWカード3は、例えば、電子部品が実装された回路基板であり、パケット転送装置8の筐体(シャーシ)の前面に設けられたスロットに収容される。制御カード1、IFカード2、及びSWカード3は、例えば、筐体の背面に設けられた配線基板のバスに接続されることにより通信する。なお、制御カード1、IFカード2、及びSWカード3は冗長構成されてもよい。
IFカード2は、光ファイバなどの伝送路を介して他のパケット転送装置8またはネットワーク機器92と接続される。IFカード2はその接続先の装置とパケットを送受信する。
IFカード2は、パケットが入出力されるポート回路20を有する。ポート回路20は、パス#1〜#3ごとのパケットの帯域制御、及びポート単位のパケットの帯域制御を行う。また、ポート回路20は、帯域制御により廃棄されたパケット数をカウントする。ポート回路20は、他装置から受信し、廃棄されずに通過したパケットをSWカード3に出力する。
SWカード3は、IFカード2間においてパケットを交換する。より具体的には、SWカード3は、点線で示されるように、IFカード2のポート回路20から入力されたパケットを、そのパケットに付与された転送ラベルに応じた他のIFカード2のポート回路20に出力する。
制御カード1は、IFカード2及びSWカード3に対し帯域制御やパス設定などの各種の処理を行う。制御カード1は、例えば、SWカード3に対し、パケットの転送ラベルに応じた転送先のIFカード2の設定を行う。また、制御カード1は、IFカード2のポート回路20に対してパス設定を行う。パス設定には、そのパスが設けられるIFカード2のスロットのID、ポートのID、ポート内のID、及び転送ラベルなどのパケットを特定する情報が含まれている。
また、制御カード1は、ポート回路20からパケットの廃棄数を取得し、廃棄数に応じパス#1〜#3ごとの帯域設定及びポート単位の帯域設定を行う。なお、パス設定及び帯域設定は、NW管理サーバ91の制御に従って実行される。
図6は、ポート回路20の一例を示す構成図である。ポート回路20は、パス#1〜#3ごとの帯域制御部21〜23と、各パス#1〜#3を収容するポート29の帯域制御部24と、帯域制御部21〜24において廃棄されたパケット数をカウントするカウンタ回路25〜28とを有する。帯域制御部21〜24としては、例えばポリサが挙げられるが、これに限定されない。
帯域制御部21は、パス#1のパケット(PKT)の帯域制御を行う。帯域制御部21を通過したパケット(通過PKT)は、ポート29単位の帯域制御部24に入力され、帯域制御部21で廃棄されたパケット(廃棄PKT)は、カウンタ回路25に入力される。カウンタ回路25は、帯域制御部21のパケットの廃棄数をパケットの種類ごとにカウントする。
帯域制御部22は、パス#2のパケット(PKT)の帯域制御を行う。帯域制御部22を通過したパケット(通過PKT)は、ポート29単位の帯域制御部24に入力され、帯域制御部22で廃棄されたパケット(廃棄PKT)は、カウンタ回路26に入力される。カウンタ回路26は、帯域制御部22のパケットの廃棄数をパケットの種類ごとにカウントする。
帯域制御部23は、パス#3のパケット(PKT)の帯域制御を行う。帯域制御部23を通過したパケット(通過PKT)は、ポート29単位の帯域制御部24に入力され、帯域制御部23で廃棄されたパケット(廃棄PKT)は、カウンタ回路27に入力される。カウンタ回路27は、帯域制御部23のパケットの廃棄数をパケットの種類ごとにカウントする。
帯域制御部24は、各パス#1〜#3のパケット(PKT)のうち、帯域制御部21〜23を通過したパケットの帯域制御を行う。帯域制御部24を通過したパケット(通過PKT)は、IFカード2の外部に出力され、帯域制御部24で廃棄されたパケット(廃棄PKT)は、カウンタ回路28に入力される。カウンタ回路28は、帯域制御部24のパケットの廃棄数をパケットの種類ごとにカウントする。
図7は、カウンタ回路25〜28の一例を示す構成図である。なお、本例における各カウンタ回路25〜28は共通の回路構成を有するが、後述するように、各カウンタ回路25〜28の構成は、パス#1〜#3ごとのパケットの種類に応じて異なってもよい。
カウンタ回路25〜28は、第1サイズ検出部81、第2サイズ検出部82、第1パタン検出部83、第2パタン検出部84、第1CESカウンタ部85、第2CESカウンタ部86、及び第1〜第3フレームカウンタ部87〜89を有する。なお、以下の説明では、第1サイズ検出部81、第2サイズ検出部82、第1パタン検出部83、及び第2パタン検出部84が検出するパケットを「検出パケット」(検出PKT)と表記し、検出しないパケットを「非検出パケット」(非検出PKT)と表記する。また、図7には、第1CESカウンタ部85、第2CESカウンタ部86、及び第1〜第3フレームカウンタ部87〜89のカウント対象のパケット(「カウント対象PKT」)が示されている。
第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82は、サイズ検出部の一例であり、所定のサイズのパケットを検出する。より具体的には、第1サイズ検出部81は、廃棄パケットからCESパケットを抽出するため、2136(Byte)のサイズのパケットを検出し、第2サイズ検出部82は、廃棄パケットから同期ヘッダ付きCESパケットを抽出するため、2144(Byte)のサイズのパケットを検出する。
図8にはパケットのサイズが示されている。CESパケットのサイズは、上述したように、収容対象のSONET/SDHフレームの形式(「フレームタイプ」参照)に応じて算出される。このため、CESパケットのサイズは、VC4−64Cの場合、2136(Byte)となる。また、同期ヘッダ付きCESパケットのサイズは、同期ヘッダのサイズを8(Byte)とした場合、2144(Byte)(=2136+8)となる。
イーサネットフレームのサイズは、ペイロード長が可変であるため、92〜1528(Byte)となる。また、同期ヘッダ付きイーサネットフレームのサイズは、同期ヘッダのサイズを8(Byte)とした場合、100〜1536(Byte)となる。
ジャンボフレームのサイズは、ペイロード長が可変であるため、1529〜16028(Byte)となる。また、同期ヘッダ付きジャンボフレームのサイズは、同期ヘッダのサイズを8(Byte)とした場合、1537〜16036(Byte)となる。
イーサネットフレームの最大サイズは1528(Byte)であり、同期ヘッダ付きイーサネットフレームの最大サイズは1536(Byte)である。このため、イーサネットフレーム及び同期ヘッダ付きイーサネットフレームの各サイズは、CESパケットのサイズまたは同期ヘッダ付きCESパケットのサイズに一致することはない。
しかし、ジャンボフレームの最大サイズは16028(Byte)であり、同期ヘッダ付きジャンボフレームの最大サイズは16036(Byte)である。このため、ジャンボフレーム及び同期ヘッダ付きジャンボフレームの各サイズは、CESパケットのサイズまたは同期ヘッダ付きCESパケットのサイズに一致する場合がある。
このため、第1サイズ検出部81は、CESパケット、ジャンボフレーム、及び同期ヘッダ付きジャンボフレームを検出し、第2サイズ検出部82は、同期ヘッダ付きCESパケット、ジャンボフレーム、及び同期ヘッダ付きジャンボフレームを検出する。したがって、カウンタ回路25〜28には、データパタンによりCESパケットを検出する第1パタン検出部83と、データパタンにより同期ヘッダ付きCESパケットを検出する第2パタン検出部84とが設けられている。
第1サイズ検出部81は、検出パケットを第1パタン検出部83に出力し、非検出パケット、つまりサイズが2136(Byte)ではないパケットを第2サイズ検出部82に出力する。第1サイズ検出部81の非検出パケットには、図2に示されたパケットのうち、CESパケットを除くパケットが含まれる。
第2サイズ検出部82は、第1サイズ検出部81の非検出パケットのうち、自己の検出パケットを第2パタン検出部84に出力し、検出されなかったパケット(非検出パケット)、つまりサイズが2144(Byte)ではないパケットを第3フレームカウンタ部89に出力する。第2サイズ検出部82の非検出パケットには、図2に示されたパケットのうち、CESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットを除く全パケットが含まれる。第3フレームカウンタ部89は、第2サイズ検出部82の非検出パケットの数をカウントする。
第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84は、パタン検出部の一例であり、第1及び第2サイズ検出部81,82により検出されたパケットのうち、所定の領域のデータが特定パタンに一致するパケットをそれぞれ検出する。第1パタン検出部83は、第1サイズ検出部81の検出パケットのうち、26〜28(Byte)の領域をチェックすることにより、CESパケットを検出する。第2パタン検出部84は、第2サイズ検出部82の検出パケットのうち、34〜36(Byte)の領域をチェックすることにより、同期ヘッダ付きCESパケットを検出する。
図2に示されるように、CESパケットの26〜28(Byte)の領域及び同期ヘッダ付きCESパケットの34〜36(Byte)の領域は、それぞれ、CEP領域に該当する。第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84は、CEP領域の一部の特定パタンを識別することにより、CESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットをそれぞれ判別することができる。
図9は、第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84の一例を示す構成図である。第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84は、それぞれ、先頭領域検出部801、最後尾領域検出部802、マスク処理部803、及びパタン比較部804を有する。
先頭領域検出部801は、パケット(PKT)の識別対象の領域、つまりCEP領域の先頭を検出する。第1パタン検出部83の場合、先頭領域検出部801はパケットの先頭から26Byte目を検出し、第2パタン検出部84の場合、先頭領域検出部801はパケットの先頭から34Byte目を検出する。
最後尾領域検出部802は、パケットの識別対象の領域の最後尾を検出する。第1パタン検出部83の場合、最後尾領域検出部802はパケットの先頭から28Byte目を検出し、第2パタン検出部84の場合、最後尾領域検出部802はパケットの先頭から36Byte目を検出する。
マスク処理部803は、パケットの識別対象の領域をマスク処理することにより、その領域をパケットから抽出する。パタン比較部804は、抽出した領域を特定パタンと比較する。この構成により、第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84は、CESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットをそれぞれ判別することができる。
図10には、CESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットの判別方法がそれぞれ示されている。より具体的には、第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84は、CEP領域のうち、20(Bit)の「Reserved」領域を識別する。「Reserved」領域には、一例として、全て「0」(2進数)の値がセットされている。
ジャンボフレームの先頭から26〜28(Byte)の領域は、ペイロード内の収容フレームのDA及びSAの一部に該当するため、全て「0」にはならない。また、同期ヘッダ付きジャンボフレーム先頭から26〜28(Byte)の領域は、無瞬断切り替え方式に用いられる無瞬断IDとシーケンス番号の一部に該当するため、全て「0」にはならない。このため、第1パタン検出部83は、26〜28(Byte)の領域の該当20(Bit)のデータが全て「0」である場合、パケットがCESパケットであると判別することができる。
また、ジャンボフレームの先頭から34〜36(Byte)の領域は、ペイロード内の収容フレームのSA及びTypeの一部に該当するため、全て「0」にはならない。また、同期ヘッダ付きジャンボフレーム先頭から34〜36(Byte)の領域は、ペイロード内の収容フレームのDA及びSAの一部に該当するため、全て「0」にはならない。このため、第2パタン検出部84は、34〜36(Byte)の領域の該当20(Bit)のデータが全て「0」である場合、パケットが同期ヘッダ付きCESパケットであると判別することができる。
再び図7を参照すると、第1パタン検出部83は、検出パケットであるCESパケットを第1CESカウンタ部85に出力し、非検出パケットであるジャンボフレーム及び同期ヘッダ付きジャンボフレームを第1フレームカウンタ部87に出力する。第1CESカウンタ部85は、カウンタ部の一例であり、CESパケットの数をカウントし、第1フレームカウンタ部87は、ジャンボフレーム及び同期ヘッダ付きジャンボフレームの数をカウントする。
第2パタン検出部84は、検出パケットである同期ヘッダ付きCESパケットを第2CESカウンタ部86に出力し、非検出パケットであるジャンボフレーム及び同期ヘッダ付きジャンボフレームを第2フレームカウンタ部88に出力する。第2CESカウンタ部86は、カウンタ部の他例であり、同期ヘッダ付きCESパケットの数をカウントし、第2フレームカウンタ部88は、ジャンボフレーム及び同期ヘッダ付きジャンボフレームの数をカウントする。
このように、第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82は、パケットのサイズからCESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットをそれぞれ検出する。このとき、第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82は、CESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットと同一サイズのジャンボフレーム及び同期ヘッダ付きジャンボフレームを検出する場合がある。
しかし、第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84は、第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82の検出パケットの特定パタンからCESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットをそれぞれ検出する。このため、第1CESカウンタ部85は、複数種類のパケットのうち、CESパケットの数だけをカウントすることができ、第2CESカウンタ部86は、複数種類のパケットのうち、同期ヘッダ付きCESパケットの数だけをカウントすることができる。
第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82は、それぞれ、所定サイズのパケットを検出し、第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84は、それぞれ、パケットの所定領域のパタンを識別する。したがって、第1サイズ検出部81、第2サイズ検出部82、第1パタン検出部83、及び第2パタン検出部84は、複雑な処理を必要とせず、簡単な回路により実現可能である。
したがって、パケット転送装置8は、小規模な構成でCESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットをカウントすることができる。
第1CESカウンタ部85、第2CESカウンタ部86、及び第1〜第3フレームカウンタ部87〜89は、それぞれ、例えば一定周期ごとにカウンタ値を制御カード1に通知する。このため、制御カード1は、通知されたカウンタ値に基づき、NW管理サーバ91と連携して、各帯域制御部21〜24に対し適切な帯域設定を行い、CESパケット及び同期ヘッダ付きCESパケットの廃棄数を低減することができる。
また、制御カード1は、第1〜第3フレームカウンタ部87〜89の各カウンタ値を合計し、その合計値に基づき適切な帯域設定を行うことにより、イーサネットフレーム、ジャンボフレーム、同期ヘッダ付きイーサネットフレーム、及び同期ヘッダ付きジャンボフレームの廃棄数を低減してもよい。このように、実施例のパケット転送装置8は、結果的にネットワーク90の通信品質を改善することができる。
また、制御カード1は、第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82に対し、その検出パケットのサイズを設定し、第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84に対し、その検出パケットの特定パタンのデータ領域(つまり26〜28(Byte)及び34〜36(Byte))を設定してもよい。さらに、制御カード1は、以下に述べるように、パス#1〜#3ごとの情報に応じて各カウンタ回路25〜28の構成や設定を行ってもよい。
図11は、制御カード1の一例を示す構成図である。制御カード1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、不揮発性メモリ13、通信ポート14、及びハードウェアインターフェース部(HW−INF部)15を有する。CPU10は、互いに信号の入出力ができるように、ROM11、RAM12、不揮発性メモリ13、通信ポート14、及びHW−INF部15と、バス19を介して接続されている。
ROM11は、CPU10を駆動するプログラムが格納されている。ROM内のプログラムの少なくとも一部は、カウンタ設定プログラムとして、カウンタ回路25〜28の設定を行うカウンタ設定方法を実行する。
RAM12は、CPU10のワーキングメモリとして機能する。通信ポート14は、例えばNIC(Network Interface Card)であり、NW管理サーバ91との通信を処理する。HW−INF部15は、例えばバスコントローラであり、各IFカード2及びSWカード3との通信を処理する。
CPU10は、コンピュータの一例であり、ROM11からプログラムを読み込むと、機能として、帯域設定部100、パス設定部101、及び回路設定部102が形成される。また、不揮発性メモリ13には、パケットが転送されるパス#1〜#3に関するパス情報の一例であるパスデータベース(パスDB)130が格納されている。なお、不揮発性メモリ13は格納部の一例である。
帯域設定部100は、各カウンタ回路25〜28のカウンタ値を、例えば周期的に収集し、通信ポート14を介してNW管理サーバ91と通信することにより各帯域制御部21〜24に通過パケットの帯域値を設定する。これにより、各帯域制御部21〜24におけるパケットの廃棄数が低減される。
パス設定部101は、パスDB130に基づき、各IFカード2及びSWカード3にパスを設定する。また、パス設定部101は、パス設定の完了を帯域設定部100及び回路設定部102に通知する。
回路設定部102は、パスDB130に基づきカウンタ回路25〜28の構成及びパラメータ設定を行う。回路設定部102は、設定部の一例であり、パスDB130に基づき、第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82の検出パケットのサイズを設定し、第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84の検出パケットの特定パタンのデータ領域の位置を設定する。このため、第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82には、該当するパスに応じた適切なサイズが設定され、第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84には、該当するパスに応じた「Reserved」領域の適切な位置が設定される。
図12には、パスDB130の一例が示されている。パスDB130には、パスの識別子であるパスID、そのパスの転送ラベルの値、無瞬断切り替えの有無、MTU(Maximum Transmission Unit)値、及びCESパケットに収容されるSDH/SONETフレームの種類(「CESタイプ」と表記)が登録されている。
パスIDは、パスを収容するIFカード2のスロットID、ポート29の識別子であるポートID、及びポート内の識別子であるポート内IDを含む。以下の説明では、スロットID=「1」、ポートID=「1」、及びポート内ID=「1」が上記のパス#1に該当し、スロットID=「1」、ポートID=「1」、及びポート内ID=「2」が上記のパス#2に該当し、スロットID=「1」、ポートID=「1」、及びポート内ID=「3」が上記のパス#3に該当すると仮定する。
転送ラベルは、そのパスのパケットの転送先を示す。また、無瞬断切り替えが「有」のパスのパケットには同期ヘッダが付与されており、無瞬断切り替えが「無」のパスのパケットには同期ヘッダが付与されていない。本例では、パス#1〜#3のうち、パス#3だけが無瞬断切り替えに対応するため、パス#3のパケットには同期ヘッダが付与される。すなわち、パスDB130の無瞬断切り替えの有無の情報は、パス#1〜#3ごとのパケットに対する同期ヘッダの付与の有無を示す。
また、MTUは、そのパスのパケットのイーサネットの規定上の最大サイズを示す。本例において、パス#1,#3のMTUは9600(Byte)である。このため、パス#1には、イーサネットフレームだけでなく、ジャンボフレームも伝送することができ、パス#3には、同期ヘッダ付きイーサネットフレームだけでなく、同期ヘッダ付きジャンボフレームも伝送することができる。すなわち、MTUは、パス#1〜#3ごとのジャンボフレーム及び同期ヘッダ付きジャンボフレームの伝送の有無を示す。
回路設定部102は、パスDB内の無瞬断切り替えの有無の情報、MTU、及びCESタイプに基づき各カウンタ回路25〜28を構成し、各カウンタ回路25〜28内のチェック対象となるパケットのサイズ及び「Reserved」領域の位置を設定する。
図13には、カウンタ回路25〜28の設定処理の一例が示されている。ポート回路20は、帯域制御部21〜24と、複数のサイズチェック回路(サイズCHK回路)50が形成されたサイズ検出ブロック5と、複数のパタンチェック回路(パタンCHK回路)60が形成されたパタン検出ブロック6と、カウンタブロック7とを有する。サイズCHK回路50は、第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82に相当し、パタンCHK回路60は、第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84に相当する。カウンタブロック7には、図7に示されたカウンタ部85〜89が含まれる。
回路設定部102は、パスDB130の情報に基づき、パス#1〜#3ごとのパケットの種類を特定する。回路設定部102は、各パス#1〜#3のパケット種類に応じ、CESパケットまたは同期ヘッダ付きCESパケットの検出に最低限必要なサイズCHK回路50及びパタンCHK回路60を選択して、該当する帯域制御部21〜24に接続する。このとき、回路設定部102は、選択したサイズCHK回路50にチェック対象のサイズを設定し、選択したパタンCHK回路60にチェック対象の領域(つまりパケット内の領域の位置)を設定する。
回路設定部102は、パス#1のカウンタ回路25を構成する場合、パスDB130を参照することで、無瞬断切り替えの有無情報からパス#1には同期ヘッダ付きパケットが伝送されず、CESタイプから2136(Byte)のCESパケットが伝送されると判定する。このため、回路設定部102は、未使用のサイズCHK回路50を選択し、そのサイズCHK回路50のチェック対象のサイズを2136(Byte)に設定する。回路設定部102は、そのサイズCHK回路50を、第1サイズ検出部81としてパス#1の帯域制御部21及びカウンタブロック7内の第3フレームカウンタ部89に接続する(点線の矢印参照)。
また、回路設定部102は、パスDB130を参照することで、MTUからパス#1にはジャンボフレームが伝送されると判定する。このため、回路設定部102は、未使用のパタンCHK回路60を選択し、そのパタンCHK回路60のチェック対象の領域を26〜28(Byte)に設定する。回路設定部102は、そのパタンCHK回路60を、第1パタン検出部83としてパス#1の第1サイズ検出部81と、カウンタブロック7内の第1CESカウンタ部85及び第1フレームカウンタ部87に接続する(点線の矢印参照)。
図14には、パス#1〜#3ごとのカウンタ回路25〜27の一例を示す構成図である。図14において、図7と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
パス#1のカウンタ回路25は、上記の回路設定部102の接続処理により構成され、第1サイズ検出部81、第1パタン検出部83、第1CESカウンタ部85、第1フレームカウンタ部87、及び第3フレームカウンタ部89を有する。
第1サイズ検出部81は、2136(Byte)のジャンボフレームまたはCESパケットを検出する。第1サイズ検出部81は、検出パケットを第1パタン検出部83に出力し、非検出パケットを第3フレームカウンタ部89に出力する。
第1パタン検出部83は、パケットの26〜28(Byte)の領域が特定パタンに一致するパケット、つまり、「Reserved」領域が全て「0」であるCESパケットを検出する。第1パタン検出部83は、検出パケットを第1CESカウンタ部85に出力し、非検出パケットを第1フレームカウンタ部87に出力する。
パス#1のカウンタ回路25は、上記の構成を備えることで、図7に示されたものより小規模でありながら、同様のカウント機能を実現することができる。
再び図13を参照すると、回路設定部102は、パス#2のカウンタ回路25を構成する場合、パスDB130を参照することで、無瞬断切り替えの有無情報からパス#2には同期ヘッダ付きパケットが伝送されないと判定する。さらに、回路設定部102は、MTUからパス#2にジャンボフレーム及び同期ヘッダ付きジャンボフレームが伝送されず、CESタイプから2136(Byte)のCESパケットが伝送されると判定する。
このため、回路設定部102は、未使用のサイズCHK回路50を選択し、そのサイズCHK回路50のチェック対象のサイズを2136(Byte)に設定する。回路設定部102は、そのサイズCHK回路50を、第1サイズ検出部81としてパス#2の帯域制御部22及びカウンタブロック7内の第1CESカウンタ部85及び第3フレームカウンタ部89に接続する(点線の矢印参照)。
また、回路設定部102は、パス#2にジャンボフレーム及び同期ヘッダ付きジャンボフレームが伝送されないことから、CESパケットの「Reserved」領域の特定パタンを識別する必要がないため、パタンCHK回路60を使用しない。つまり、CESパケットと同一サイズの他のパケットは存在しないため、第1パタン検出部83が不要となる。
再び図14を参照すると、パス#2のカウンタ回路26は、上記の回路設定部102の接続処理により構成され、第1サイズ検出部81、第1CESカウンタ部85、及び第3フレームカウンタ部89を有する。第1サイズ検出部81は、2136(Byte)のCESパケットを検出する。第1サイズ検出部81は、検出パケットを第1CESカウンタ部85に出力し、非検出パケットを第3フレームカウンタ部89に出力する。
パス#2のカウンタ回路26は、上記の構成を備えることで、図7に示されたものより小規模でありながら、同様のカウント機能を実現することができる。
再び図13を参照すると、回路設定部102は、パス#3のカウンタ回路27を構成する場合、パスDB130を参照することで、無瞬断切り替えの有無情報からパス#3には同期ヘッダ付きパケットが伝送され、CESタイプから2144(Byte)の同期ヘッダ付きCESパケットが伝送されると判定する。このため、回路設定部102は、未使用のサイズCHK回路50を選択し、そのサイズCHK回路50のチェック対象のサイズを2144(Byte)に設定する。回路設定部102は、そのサイズCHK回路50を、第2サイズ検出部82としてパス#3の帯域制御部23及びカウンタブロック7内の第3フレームカウンタ部89に接続する(点線の矢印参照)。
また、回路設定部102は、パスDB130を参照することで、MTUからパス#3には同期ヘッダ付きジャンボフレームが伝送されると判定する。このため、回路設定部102は、未使用のパタンCHK回路60を選択し、そのパタンCHK回路60のチェック対象の領域を34〜36(Byte)に設定する。回路設定部102は、そのパタンCHK回路60を、第2パタン検出部84としてパス#3の第2サイズ検出部82と、カウンタブロック7内の第2CESカウンタ部86、第2フレームカウンタ部88、及び第3フレームカウンタ部89に接続する(点線の矢印参照)。
再び図14を参照すると、パス#3のカウンタ回路27は、上記の回路設定部102の接続処理により構成され、第2サイズ検出部82、第2パタン検出部84、第2CESカウンタ部86、第2フレームカウンタ部88、及び第3フレームカウンタ部89を有する。
第2サイズ検出部82は、2144(Byte)の同期ヘッダ付きジャンボフレームまたは同期ヘッダ付きCESパケットを検出する。第2サイズ検出部82は、検出パケットを第2パタン検出部84に出力し、非検出パケットを第3フレームカウンタ部89に出力する。
第2パタン検出部84は、パケットの34〜36(Byte)の領域が特定パタンに一致するパケット、つまり、「Reserved」領域が全て「0」である同期ヘッダ付きCESパケットを検出する。第2パタン検出部84は、検出パケットを第2CESカウンタ部86に出力し、非検出パケットを第2フレームカウンタ部88に出力する。
パス#3のカウンタ回路27は、上記の構成を備えることで、図7に示されたものより小規模でありながら、同様のカウント機能を実現することができる。
このように、回路設定部102は、無瞬断切り替えの有無の情報に基づき、パケットが転送されるパス#1〜#3に応じて、第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82の検出パケットのサイズと第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84の検出パケットの領域の位置を設定する。このため、カウンタ回路25〜27は、パス#1〜#3ごとのパケットの同期ヘッダの有無に応じて、CESパケットまたは同期ヘッダ付きCESパケットの廃棄数を他のパケットとは別にカウントすることができる。
なお、回路設定部102は、ポート29のカウンタ回路28を構成する場合、ポート29には全ての種類のパケットが伝送されるため、図7に示されたものと同様のカウンタ回路28を構成する。
次に、上述したカウンタ回路25〜27の設定方法のフローを説明する。
図15は、カウンタ回路25〜27の設定方法の一例を示すフローチャートである。回路設定部102は、通信ポート14に対し、NW管理サーバ91からのパス設定の指示の有無を確認する(ステップSt1)。回路設定部102は、パス設定の指示がない場合(ステップSt1のNo)、処理を終了する。
回路設定部102は、パス設定の指示がある場合(ステップSt1のYes)、その指示内容に基づきパスDB130を更新する(ステップSt2)。次に、回路設定部102は、設定対象のパスについて、パスDB130を参照することにより無瞬断切り替えの有無を判定する(ステップSt3)。
回路設定部102は、設定対象パスに無瞬断切り替えがない場合(ステップSt3のNo)、ステップSt4以降の処理を実行し、設定対象パスに無瞬断切り替えが有る場合(ステップSt3のYes)、ステップSt11以降の処理を実行する。このため、上述した例において、パス#1,#2を設定する場合、ステップSt4以降の処理が実行され、パス#3を設定する場合、ステップSt11以降の処理が実行される。
回路設定部102は、設定対象パスに無瞬断切り替えがない場合(ステップSt3のNo)、パスDB130のCESタイプに基づきCESパケットのサイズ(2136(Byte))を算出する(ステップSt4)。次に、回路設定部102は、サイズCHK回路50を選択し、そのサイズCHK回路50に算出したサイズを設定する(ステップSt5)。
すなわち、回路設定部102は、第1サイズ検出部81に、その検出対象のCESパケットのサイズを設定する。次に、回路設定部102は、サイズCHK回路50を帯域制御部21,22及びカウンタブロック7に接続する(ステップSt6)。
次に、回路設定部102は、パスDB130のMTUを参照し、MTUが1500(Byte)以下であるか否かを判定する(ステップSt7)。回路設定部102は、MTUが1500(Byte)より大きい場合(ステップSt7のNo)、CESパケットの「Reserved」領域の位置(26〜28(Byte))を算出する(ステップSt8)。なお、この場合の設定対象パスはパス#1である。
次に、回路設定部102は、パタンCHK回路60を選択し、そのパタンCHK回路60に算出した「Reserved」領域の位置を設定する(ステップSt9)。すなわち、回路設定部102は、第1パタン検出部83に対し、その検出対象のCESパケットに含まれる特定パタンの「Reserved」領域の位置を設定する。これにより、同一サイズのCESパケットとジャンボフレームと区別できる。次に、回路設定部102は、パタンCHK回路60を帯域制御部21及びカウンタブロック7に接続する(ステップSt10)。
また、回路設定部102は、MTUが1500(Byte)以下である場合(ステップSt7のYes)、処理を終了する。この場合、設定対象のパスにジャンボフレームが伝送されないため、回路設定部102は、CESパケットをジャンボフレームと区別する必要がないため、パタンCHK回路60を用いる必要がない。なお、この場合の設定対象パスはパス#2である。
回路設定部102は、設定対象パスに無瞬断切り替えがある場合(ステップSt3のYes)、パスDB130のCESタイプに基づき同期ヘッダ付きCESパケットのサイズ(2144(Byte))を算出する(ステップSt11)。次に、回路設定部102は、サイズCHK回路50を選択し、そのサイズCHK回路50に算出したサイズを設定する(ステップSt12)。
すなわち、回路設定部102は、第2サイズ検出部82に、その検出対象の同期ヘッダ付きCESパケットのサイズを設定する。次に、回路設定部102は、サイズCHK回路50を帯域制御部23及びカウンタブロック7に接続する(ステップSt13)。
次に、回路設定部102は、パスDB130のMTUを参照し、MTUが1500(Byte)以下であるか否かを判定する(ステップSt14)。回路設定部102は、MTUが1500(Byte)より大きい場合(ステップSt14のNo)、CESパケットの「Reserved」領域の位置(34〜36(Byte))を算出する(ステップSt15)。
次に、回路設定部102は、パタンCHK回路60を選択し、そのパタンCHK回路60に算出した「Reserved」領域の位置を設定する(ステップSt16)。すなわち、回路設定部102は、第2パタン検出部84に対し、その検出対象の同期ヘッダ付きCESパケットに含まれる特定パタンの「Reserved」領域の位置を設定する。これにより、同一サイズの同期ヘッダ付きCESパケットと同期ヘッダ付きジャンボフレームと区別できる。次に、回路設定部102は、パタンCHK回路60を帯域制御部23及びカウンタブロック7に接続する(ステップSt17)。このようにして、カウンタ回路25〜27の設定方法は実行される。
また、回路設定部102は、MTUが1500(Byte)以下である場合(ステップSt14のYes)、処理を終了する。この場合、設定対象のパスに同期ヘッダ付きジャンボフレームが伝送されないため、回路設定部102は、同期ヘッダ付きCESパケットを同期ヘッダ付きジャンボフレームと区別する必要がないため、パタンCHK回路60を用いる必要がない。
上述したように、回路設定部102は、第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82に対し、その検出対象のパケットのサイズを、パケットを転送するパス#1〜#3に関するパスDB130に応じて設定する。また、回路設定部102は、第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84に対し、該検出対象のパケットに含まれる特定パタンのデータの領域の位置を、パスDB130に応じて設定する
このため、第1サイズ検出部81及び第2サイズ検出部82には、該当するパスに応じた適切なサイズが設定され、第1パタン検出部83及び第2パタン検出部84には、該当するパスに応じた「Reserved」領域の適切な位置が設定される。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) 所定のサイズのパケットを検出するサイズ検出部と、
前記サイズ検出部により検出されたパケットのうち、所定の領域のデータが特定パタンに一致するパケットを検出するパタン検出部と、
前記パタン検出部により検出されたパケットの数をカウントするカウンタ部とを有することを特徴とするパケット転送装置。
(付記2) パケットを転送するパスに関するパス情報を格納する格納部と、
前記パス情報に基づき、前記サイズ検出部が検出するパケットのサイズ及び前記パタン検出部が検出するパケットに含まれる前記特定パタンの領域の位置を設定する設定部とを有することを特徴とする付記1に記載のパケット転送装置。
(付記3) 前記パス情報は、前記パスごとのパケットに対する所定のタグの付与の有無を示し、
前記設定部は、パケットが転送される前記パスに応じて、前記サイズ検出部が検出するパケットのサイズ及び前記パタン検出部が検出すパケットに含まれる前記特定パタンの領域の位置を設定することを特徴とする付記2に記載のパケット転送装置。
(付記4) カウント対象となる所定のサイズのパケットを検出するサイズ検出部に対し、該検出対象のパケットのサイズを、パケットを転送するパスに関するパス情報に応じて設定する工程と、
前記サイズ検出部により検出されたパケットのうち、前記カウント対象となる所定の領域のデータが特定パタンに一致するパケットを検出するパタン検出部に対し、該検出対象のパケットに含まれる前記特定パタンのデータの領域の位置を、前記パス情報に応じて設定する工程とを、コンピュータが実行することを特徴とするカウンタ設定方法。
(付記5) 前記検出対象のパケットのサイズを設定する工程において、パケットを転送するパスに関するパス情報に基づき、前記サイズ検出部が検出するパケットのサイズを設定し、
前記特定パタンのデータの領域の位置を設定する工程において、前記パス情報に基づき、前記パタン検出部が検出するパケットに含まれる前記特定パタンの領域の位置を設定することを特徴とする付記4に記載のカウンタ設定方法。
(付記6) 前記パス情報は、前記パスごとのパケットに対する所定のタグの付与の有無を示し、
前記検出対象のパケットのサイズを設定する工程において、パケットが転送される前記パスに応じて、前記サイズ検出部が検出するパケットのサイズを設定し、
前記特定パタンのデータの領域の位置を設定する工程において、パケットが転送される前記パスに応じて、前記パタン検出部が検出するパケットに含まれる前記特定パタンの領域の位置を設定することを特徴とする付記5に記載のカウンタ設定方法。
(付記7) カウント対象となる所定のサイズのパケットを検出するサイズ検出部に対し、該検出対象のパケットのサイズを、パケットを転送するパスに関するパス情報に応じて設定し、
前記サイズ検出部により検出されたパケットのうち、前記カウント対象となる所定の領域のデータが特定パタンに一致するパケットを検出するパタン検出部に対し、該検出対象のパケットに含まれる前記特定パタンのデータの領域の位置を、前記パス情報に応じて設定する、処理を、コンピュータに実行させることを特徴とするカウンタ設定プログラム。
(付記8) 前記検出対象のパケットのサイズを設定する処理において、パケットを転送するパスに関するパス情報に基づき、前記サイズ検出部が検出するパケットのサイズを設定し、
前記特定パタンのデータの領域の位置を設定する処理において、前記パス情報に基づき、前記パタン検出部が検出するパケットに含まれる前記特定パタンの領域の位置を設定することを特徴とする付記7に記載のカウンタ設定プログラム。
(付記9) 前記パス情報は、前記パスごとのパケットに対する所定のタグの付与の有無を示し、
前記検出対象のパケットのサイズを設定する処理において、パケットが転送される前記パスに応じて、前記サイズ検出部が検出するパケットのサイズを設定し、
前記特定パタンのデータの領域の位置を設定する処理において、パケットが転送される前記パスに応じて、前記パタン検出部が検出するパケットに含まれる前記特定パタンの領域の位置を設定することを特徴とする付記8に記載のカウンタ設定プログラム。
1 制御カード
10 CPU
12 回路設定部
21〜24 帯域制御部
25〜28 カウンタ回路
81 第1サイズ検出部
82 第2サイズ検出部
83 第1パタン検出部
84 第2パタン検出部
85 第1CESカウンタ部
86 第2CESカウンタ部

Claims (5)

  1. 入力されたパケットに所定の処理を行うパケット転送装置であって、
    所定のサイズのパケットを検出するサイズ検出部と、
    前記サイズ検出部により検出されたパケットのうち、所定の領域のデータが特定パタンに一致するパケットを検出するパタン検出部と、
    前記パタン検出部により検出されたパケットの数をカウントするカウンタ部とを有することを特徴とするパケット転送装置。
  2. パケットを転送するパスに関するパス情報を格納する格納部と、
    前記パス情報に基づき、前記サイズ検出部が検出するパケットのサイズ及び前記パタン検出部が検出するパケットに含まれる前記特定パタンの領域の位置を設定する設定部とを有することを特徴とする請求項1に記載のパケット転送装置。
  3. 前記パス情報は、前記パスごとのパケットに対する所定のタグの付与の有無を示し、
    前記設定部は、パケットが転送される前記パスに応じて、前記サイズ検出部が検出するパケットのサイズ及び前記パタン検出部が検出するパケットに含まれる前記特定パタンの領域の位置を設定することを特徴とする請求項2に記載のパケット転送装置。
  4. カウント対象となる所定のサイズのパケットを検出するサイズ検出部に対し、該検出対象のパケットのサイズを、パケットを転送するパスに関するパス情報に応じて設定する工程と、
    前記サイズ検出部により検出されたパケットのうち、前記カウント対象となる所定の領域のデータが特定パタンに一致するパケットを検出するパタン検出部に対し、該検出対象のパケットに含まれる前記特定パタンのデータの領域の位置を、前記パス情報に応じて設定する工程とを、コンピュータが実行することを特徴とするカウンタ設定方法。
  5. カウント対象となる所定のサイズのパケットを検出するサイズ検出部に対し、該検出対象のパケットのサイズを、パケットを転送するパスに関するパス情報に応じて設定し、
    前記サイズ検出部により検出されたパケットのうち、前記カウント対象となる所定の領域のデータが特定パタンに一致するパケットを検出するパタン検出部に対し、該検出対象のパケットに含まれる前記特定パタンのデータの領域の位置を、前記パス情報に応じて設定する、処理を、コンピュータに実行させることを特徴とするカウンタ設定プログラム。
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