JP2017188143A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】服薬に関するより確からしい情報を得ることができるようにする。
【解決手段】抽出部は、記録部に記録されている医科レセプト情報から、処方薬剤の処方
日と処方日数を抽出する。演算部は、各処方薬剤のうち、処方日が同日であり、異なる処
方日数の処方薬剤がある場合、それらの処方日数に基づく除算を行い、その除算結果が特
定条件を満たすときには、処方薬剤が効果持続薬であるとする。服薬日程生成部は、効果
持続薬の処方日数が、その効果持続薬と同日に処方された他の処方薬剤の処方日数である
ものとして、その処方日数と処方日とから、効果持続薬の服薬日程を示す服薬日程情報を
生成する。本技術は、情報処理装置に適用することができる。
【選択図】図2

Description

本技術は情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、服薬に関するより確からしい情報を得ることができるようにした情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
現在、医師が発行する処方せんや、薬局で発行されるお薬手帳は紙媒体で運用されているが、利便性や効率性向上の観点から、電子的に処方せんやお薬手帳を共有,管理する仕組みの構築が求められている。
そこで、薬品処方装置において各患者の処方情報を管理することで、薬剤の安全な処方を実現する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、患者であるユーザが薬品処方装置にアクセスすると、薬品処方装置は患者の処方情報のなかから、医師により決定された処方条件を満たす処方情報を選択し、患者の携帯端末に送信する。
そして、患者が携帯端末に表示された処方情報から所望のものを指定すると、その処方情報が薬品処方装置によって調剤薬局に公開される。その後、患者が調剤薬局に行き、個人認証等が行なわれると、処方情報に基づいて調剤薬局の薬剤師により薬剤が調剤され、患者に引き渡される。
特開2004−029985号公報
ところで、処方せんやレセプトを電子化した場合には、レセプトなどの薬歴情報から、患者に対して処方された各処方薬剤の処方日や処方日数を抽出することができるので、各処方薬剤の服薬日程を把握することができる。このようにして得られた服薬日程を用いれば、患者であるユーザに対する薬剤の重複投与や、飲み合わせ禁忌となる薬剤の処方を防止することができるようになる。
例えば、処方薬剤の処方日および処方日数として、DjおよびMjが電子化されたレセプトなどから抽出された場合、その処方薬剤は、処方日DjからDj+Mj−1までの期間において患者に服用されたことになる。この場合、患者が処方薬剤を処方日から毎日服用していることが前提とされており、DjからDj+Mj−1までの期間に患者により処方薬剤が服用されたとして、飲み合わせ禁忌となる薬剤の検出等が行なわれる。
しかし、リウマチ薬のリウマトレックス(登録商標)のように、服用による薬剤の効果が1週間持続するものもある。例えば、リウマトレックスが2週間分処方されたとすると、レセプトなどの薬歴情報から得られる処方日数は2日分となる。これは、レセプトは服薬カレンダーではなく、薬剤の請求書であるため、2日分の処方という形で記録されるからである。
例えば、レセプトから得られるリウマトレックスの処方日がDjであるとする。この場合、実際に患者が薬剤を服用する日付けはDj日と(Dj+7)日であるが、レセプトから得られる処方日数は2日であるので、Dj日と(Dj+1)日にリウマトレックスが服用されたとして処理が行なわれてしまうことになり、服薬日程にずれが生じる。
なお、以下では、服薬による薬剤の効果が数日間持続する薬剤を効果持続薬と呼ぶこととする。このような効果持続薬は、リウマトレックスの他にも、多く存在している。
例えば、骨粗鬆薬のフォサマック(登録商標)錠やボナロン(登録商標)錠は、1日に1回服用するものと、1週間に1回服用するものがある。
具体的には、フォサマック錠5mgやボナロン錠5mgは、1日に1回(1錠)服用されるものであり、フォサマック錠35mgやボナロン錠35mgは、1週間に1回(1錠)服用され、その効果は7日間持続するものである。
このような効果持続薬の服薬日程については、個々のレセプトでは特記事項の追加などにより対応しているのが現状である。時間的な処理速度よりも処理の正確さが求められる医療現場や従来のレセプトコンピュータでは、効果持続薬の服薬に関する情報を特記事項として入力すればよい。しかし、レセプト解析などの集合的な処理においては、処方薬剤ごとに個別処理を行なうことは、計算量増加の観点からも現実的ではない。しかも、レセプト解析時の集合処理上では、特記事項は失われてしまっていることも少なくない。
以上のように、上述した技術では、患者に対して処方された処方薬剤について、処方薬剤の服薬に関する正確な情報を得ることは困難であった。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、服薬に関するより確からしい情報を得ることができるようにするものである。
本技術の一側面の情報処理装置は、処方薬剤の処方日と処方日数を取得する取得部と、他の処方薬剤の処方日数と、前記処方薬剤の処方日数とに基づく除算を行なって、その除算結果が所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記処方薬剤が効果持続薬であるかを特定する演算部と、前記処方薬剤が効果持続薬である場合、前記処方薬剤の処方日と前記他の処方薬剤の処方日数とに基づいて、前記処方薬剤の服薬日程情報を生成する服薬日程生成部とを備える。
本技術の一側面の情報処理方法またはプログラムは、処方薬剤の処方日と処方日数を取得し、他の処方薬剤の処方日数と、前記処方薬剤の処方日数とに基づく除算を行なって、その除算結果が所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記処方薬剤が効果持続薬であるかを特定し、前記処方薬剤が効果持続薬である場合、前記処方薬剤の処方日と前記他の処方薬剤の処方日数とに基づいて、前記処方薬剤の服薬日程情報を生成するステップを含む。
本技術の一側面においては、処方薬剤の処方日と処方日数が取得され、他の処方薬剤の処方日数と、前記処方薬剤の処方日数とに基づく除算が行なわれて、その除算結果が所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記処方薬剤が効果持続薬であるかが特定され、前記処方薬剤が効果持続薬である場合、前記処方薬剤の処方日と前記他の処方薬剤の処方日数とに基づいて、前記処方薬剤の服薬日程情報が生成される。
本技術の一側面によれば、服薬に関するより確からしい情報を得ることができる。
情報処理システムの構成例を示す図である。 データセンタの構成例を示す図である。 服薬日程生成処理を説明するフローチャートである。 服薬日程情報の一例を示す図である。 服薬日程情報の一例を示す図である。 服薬日程生成処理を説明するフローチャートである。 携帯型端末装置の構成例を示す図である。 服薬日程生成処理を説明するフローチャートである。 服薬日程生成処理を説明するフローチャートである。 コンピュータの構成例を示す図である。
以下、図面を参照して、本技術を適用した実施の形態について説明する。
〈第1の実施の形態〉
[情報処理システムの構成例]
本技術は、例えば患者に対して処方された薬剤の処方日や処方日数を利用して、薬剤の重複投与や薬剤の飲み合わせ禁忌の検出などの処理を実行しようとする場合に、処方薬剤の服用に関するより確からしい情報を得ることができるようにするものである。
現状において、処方薬剤に関する情報、つまり薬歴情報として入手しやすい情報は、患者の服薬日程を示す服薬カレンダーではなく、医科レセプトや調剤レセプトなどの請求書データである。これらの医科レセプトや調剤レセプトには、処方薬剤の処方日と処方日数が含まれているが、ここでの処方日数は、処方した量としての日数である。
しかし、上述したように薬剤のなかには、その薬剤の服用による効果が1日よりも長い期間持続(残存)するものもある。そのため、医科レセプト等から抽出された処方日数と、実際に患者が薬剤を服用する期間、つまり処方薬剤の服用により、その効果が持続する期間の日数とに齟齬をきたしている場合がある。
そこで、本技術では、処方日が同一である複数の処方薬剤の各処方日数を利用して、各処方薬剤について、服薬に関するより確からしい情報、つまり実際に患者が薬剤を服用する期間の日数(処方日数)を示す、より確からしい情報を得ることができるようにする。
換言すれば、本技術では、同一処方日の他の薬剤のデータと連携させることで、各処方薬剤の処方日数について欠落してしまった情報を補完し、処方薬剤の服薬に関するより確からしい情報が得られるようにする。例えば本技術では、服薬に関する情報として、ユーザの各処方薬剤の服薬日程を示す服薬日程情報が生成される。
次に、本技術を適用した具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本技術を適用した情報処理システムの一実施の形態の構成例を示す図である。
図1の情報処理システムは、携帯型端末装置11、薬局内システム12、病院内システム13、およびデータセンタ14から構成され、薬局内システム12乃至データセンタ14は、インターネットなど、有線や無線のネットワークからなる通信網15を介して、相互に接続されている。
携帯型端末装置11は、ユーザが所持する携帯型電話機などからなり、図示せぬ通信網や通信網15を介して薬局内システム12乃至データセンタ14と通信し、必要に応じて情報の授受を行なう。
薬局内システム12は、ユーザが処方された薬剤を購入する薬局内に設けられており、1または複数の装置から構成されている。薬局内システム12は、携帯型端末装置11と通信して、携帯型端末装置11と必要な情報の授受を行なったり、薬剤師等の入力操作に応じて各種の処理を行なったりする。
また、薬局内システム12には、患者であるユーザの個人情報や、薬歴に関するデータ(以下、薬歴データと称する)、薬局内システム12を特定する調剤薬局IDなどからなる個人/薬歴情報や、調剤レセプト情報などがユーザごとに記録されている。
各ユーザの薬歴データには、薬局等においてユーザのために調剤された薬剤に関する情報や、その薬剤の処方せんに関する情報、薬歴データを特定する薬歴IDなどが含まれている。より具体的には、例えば薬歴データには、処方された薬剤を示す情報や、薬剤の処方日や処方日数、薬歴IDなどの情報が含まれている。
また、調剤レセプト情報は電子化されたレセプトであり、調剤レセプト情報には、ユーザに処方された薬剤の名称、処方日、処方日数、その調剤レセプト情報を特定するレセプトIDなどの情報が含まれている。
薬局内システム12は、必要に応じて個人/薬歴情報や調剤レセプト情報を生成して記録したり、個人/薬歴情報に含まれる薬歴データや調剤レセプト情報等をデータセンタ14に送信したりする。
病院内システム13は、患者であるユーザが通院する病院内に設けられており、1または複数の装置から構成されている。病院内システム13は、携帯型端末装置11と通信して、携帯型端末装置11と必要な情報の授受を行なったり、医師等の入力操作に応じて各種の処理を行なったりする。
また、病院内システム13には、患者であるユーザの個人情報や、診察に関するデータ(以下、診察データと称する)、病院内システム13を特定する医療機関IDなどからなる個人/診察情報や、医科レセプト情報、DPC(Diagnosis Procedure Combination)レセプト情報などがユーザごとに記録されている。例えば、診察データは電子カルテなどとされる。
なお、例えば医科レセプト情報やDPCレセプト情報には、患者であるユーザに処方された薬剤の薬剤名や薬剤の処方日、処方日数、その医科レセプト情報やDPCレセプト情報を特定するレセプトIDなどの情報が含まれている。
病院内システム13は、必要に応じて個人/診察情報や、医科レセプト情報、DPCレセプト情報を生成して記録したり、個人/診察情報に含まれる診察データや、医科レセプト情報、DPCレセプト情報をデータセンタ14に送信したりする。
データセンタ14は、1または複数の装置から構成される。データセンタ14は、薬局内システム12および病院内システム13から薬歴データや診察データ、調剤レセプト情報、医科レセプト情報、DPCレセプト情報などを受信して記録したり、それらのデータを要求に応じて薬局内システム12や病院内システム13、携帯型端末装置11に送信したりする。すなわち、データセンタ14に記録される薬歴データや診察データなどの各情報は、各薬局内システム12や病院内システム13、携帯型端末装置11によって共有される。
データセンタ14は、薬歴データや診察データを受信すると、ユーザ薬歴情報を更新する。ユーザ薬歴情報には、ユーザの個人識別ID、調剤薬局IDまたは医療機関ID、薬歴データまたは診察データ、ユーザの電子メールアドレス等の連絡先等が含まれている。
[データセンタの構成例]
続いて、図1のデータセンタ14のより詳細な構成について説明する。図2は、データセンタ14のより詳細な構成例を示す図である。
データセンタ14は、通信部41、入力部42、制御部43、記録部44、および表示部45から構成される。
通信部41は、携帯型端末装置11などの外部の装置と通信し、各種のデータを受信して制御部43に供給したり、制御部43から供給されたデータを送信したりする。入力部42は、例えば入力ボタンやタッチパネルなどからなり、データセンタ14の管理者により入力された情報を制御部43に供給する。
制御部43は、データセンタ14全体の動作を制御する。制御部43は、抽出部51、特定部52、演算部53、および服薬日程生成部54を備えている。
抽出部51は、記録部44に記録されている医科レセプト情報などの薬歴情報から、患者に対して処方された処方薬剤に関する情報、例えば処方薬剤の薬剤名や処方日、処方日数などを抽出する。特定部52は、抽出された各処方薬剤の処方日に基づいて、同一処方日の処方薬剤を特定する。
演算部53は、同一処方日の処方薬剤の処方日数に基づく除算を行い、その除算結果が所定の条件を満たすか否かを判定することで、処方薬剤が効果持続薬であるかを特定する。服薬日程生成部54は、効果持続薬の特定結果に基づいて各処方薬剤の服薬日程情報を生成する。
記録部44は、制御部43により実行されるプログラムや各種のデータを記録しており、必要に応じてそれらのデータを制御部43に供給する。例えば、記録部44は、ユーザ薬歴情報や、調剤レセプト情報、医科レセプト情報、DPCレセプト情報などを記録している。表示部45は、液晶表示パネルなどからなり、制御部43から供給されたデータに基づいて、各種の画像を表示する。
[服薬日程生成処理の説明]
ところで、例えばユーザが携帯型端末装置11を操作して、薬剤の飲み合わせの危険性の通知に関するアプリケーションプログラムを起動させると、携帯型端末装置11はデータセンタ14に対して、特定の患者の処方薬剤の服薬日程情報の送信を要求してくる。
すると、データセンタ14は、携帯型端末装置11の要求に応じて、服薬日程生成処理を行なって、服薬日程情報を生成し、携帯型端末装置11に送信する。
以下、図3のフローチャートを参照して、データセンタ14による服薬日程生成処理について説明する。なお、服薬日程生成処理は、例えばレセプトIDにより識別される医科レセプト情報などのレセプトごとに実行される。
ステップS11において、抽出部51は、記録部44に記録されている調剤レセプト情報、医科レセプト情報、DPCレセプト情報などの薬歴情報から、特定の患者に対して処方された処方薬剤に関する情報として、各処方薬剤の処方日および処方日数を抽出する。すなわち、抽出部51は記録部44から処方薬剤の処方日と処方日数を取得する。
ステップS12において、特定部52は、同一処方日で異なる処方日数の薬剤があるか否かを判定する。
例えば、処方aにおける処方薬剤Aの処方日と処方日数が、それぞれDaおよびMaであり、処方bにおける処方薬剤Bの処方日と処方日数が、それぞれDbおよびMbであるとし、医科レセプト情報から処方薬剤Aと処方薬剤Bについての情報が抽出されたとする。
この場合、特定部52は、処理対象となっている処方薬剤Aと処方薬剤Bについて、それらの処方日Daと処方日Db、および処方日数Maと処方日数Mbをそれぞれ比較する。そして、処方日Da=Db、かつ処方日数Ma≠Mbである場合、つまり処方薬剤Aと処方薬剤Bの処方日は同じであるが、処方日数が異なる場合、特定部52は、同一処方日で異なる処方日数の薬剤があると判定する。
通常、同日に複数の薬剤が処方される場合には、それらの薬剤の処方日数は同じである可能性が高い。そこで、データセンタ14では、処方日が同日であり、かつ処方日数も同じである処方薬剤については、それらの処方薬剤は、効果持続薬ではないものとして、以降の処理を行なう。逆に、処方日が同日であるにも関わらず、処方日数の異なる処方薬剤がある場合には、それらの処方薬剤のうちの少なくとも1つは、効果持続薬である可能性が高いので、各処方薬剤が効果持続薬であるかについての判定処理が行なわれる。
ステップS12において、同一処方日で異なる処方日数の薬剤があると判定された場合、ステップS13において、特定部52は、処理対象となっている処方薬剤が頓服薬であるか否かを判定する。ここで、頓服薬とは、症状が出たときにのみ服用される薬剤である。
例えば、処理対象となっている処方薬剤が、記録部44に記録された調剤レセプト情報から抽出されたものである場合、特定部52は、その調剤レセプト情報に含まれている剤形コードを参照することで、処方薬剤が頓服薬か否かを判定する。剤形コードは、処方薬剤が内服、内滴、頓服、注射などの何れであるかを示しており、この剤形コードが「頓服」を示している場合、特定部52は処方薬剤が頓服薬であると判定する。
また、例えば処理対象となっている処方薬剤が、記録部44に記録された医科レセプト情報から抽出されたものである場合、特定部52は、その医科レセプト情報に含まれている診療識別コードを参照することで、処方薬剤が頓服薬か否かを判定する。診療識別コードには、投薬した薬剤が内服、頓服、外用などの何れであるかを示すコードが含まれており、診療識別コードが「頓服」を示している場合、特定部52は処方薬剤が頓服薬であると判定する。
このように、一般的に用いられている調剤レセプト情報や医科レセプト情報には、剤形コードや診療識別コードなど、処方薬剤が頓服薬であるかを特定可能な情報が含まれているので、特定部52は、それらの情報を参照して処方薬剤が頓服薬であるかを判定する。
ステップS13において、処方薬剤が頓服薬でないと判定された場合、ステップS14において、演算部53は、抽出された処方薬剤の処方日数に基づく除算を行なう。
例えば、処方薬剤Aの処方日数がMaであり、処方薬剤Bの処方日数がMbであり、Ma>Mbであるとする。
この場合、演算部53は、処方日数Maを処方日数Mbで除算したときの剰余Zを求める。そして、演算部53はMa/Mbの剰余Zが0である場合、処方薬剤Bは効果持続薬であるとする。
例えば、リウマトレックスのように、徐々に体内に蓄積させていく薬や、ボナロン錠のような骨粗鬆症の薬は、1週間に1度乃至3度服用するといった方法で服用される効果持続薬である。
いま、例えば処方薬剤Aが毎日服用する薬剤であり、処方薬剤Bが週に1回服用する効果持続薬であり、これらの処方薬剤Aと処方薬剤Bが、2週間分の量だけ処方されたとする。このとき、処方薬剤Aは毎日服用されるのでMa=14となり、処方薬剤Bは週に1度だけ服用されるからMb=2となるので、Ma/Mb=14/2の剰余Zは0となる。
このように、Ma/Mbの剰余Zが0である場合、処方薬剤Bは効果持続薬であるとすることができる。
また、例えば演算部53は、処方日数Mbから1を減算して得られる値(Mb−1)で処方日数Maを除算したときの商Qを求める。そして、演算部53はMa/(Mb−1)の商Qが7、14、または28乃至31の何れかである場合、処方薬剤Bは効果持続薬であるとする。
例えば、処方薬剤Aが毎日服用する薬剤であり、処方薬剤Bが週に2回服用する効果持続薬であり、これらの処方薬剤Aと処方薬剤Bが、1週間分の量だけ処方されたとする。このとき、処方薬剤Aは毎日服用されるのでMa=7となり、処方薬剤Bは週に2度服用されるからMb=2となるので、Ma/(Mb−1)=7/(2−1)の商Qは7となる。
また、例えば処方薬剤Aが毎日服用する薬剤であり、処方薬剤Bが週に1回服用する効果持続薬であり、これらの処方薬剤Aと処方薬剤Bが、2週間分の量だけ処方されたとする。このとき、処方薬剤Aは毎日服用されるのでMa=14となり、処方薬剤Bは週に1度服用されるからMb=2となるので、Ma/(Mb−1)=14/(2−1)の商Qは14となる。
さらに、例えば処方薬剤Aが毎日服用する薬剤であり、処方薬剤Bが2週間に1回服用する効果持続薬であり、これらの処方薬剤Aと処方薬剤Bが、1月分の量だけ処方されたとする。このとき、処方薬剤Aは毎日服用されるのでMa=28乃至31の何れかとなり、処方薬剤Bは2週間に1度服用されるからMb=2となるので、Ma/(Mb−1)の商Qは28乃至31の何れかとなる。
このように、Ma/(Mb−1)の商Qが7、14、または28乃至31の何れかである場合、処方薬剤Bは効果持続薬であるとすることができる。この場合、処方薬剤Aの処方日数等によって、Ma/(Mb−1)の剰余が0とならないときでも、処方薬剤Bが効果持続薬であるかを特定することができる。
ステップS15において、演算部53は、抽出された処方薬剤の処方日数に基づく除算結果に基づいて、処方薬剤が効果持続薬であるか否かを判定する。
例えば、Ma>Mbである処方薬剤Aと処方薬剤Bについて、Ma/Mbの剰余Zが0である場合、またはMa/(Mb−1)の商Qが7、14、若しくは28乃至31の何れかである場合、演算部53は処方薬剤Bが効果持続薬であると判定する。
ステップS15において、効果持続薬であると判定された場合、ステップS16において、服薬日程生成部54は、効果持続薬処理を行なって服薬日程情報を生成する。
例えば処方日および処方日数がDaとMaである処方薬剤Aと、処方日および処方日数がDbとMbである処方薬剤Bのうち、処方薬剤Bが効果持続薬であるとされた場合、服薬日程生成部54は、処方薬剤Bの処方日数MbをMaとして、服薬日程情報を生成する。但し、Ma>Mbである。
これにより、例えば図4に示す服薬日程情報が得られる。なお、図中、横方向は日付けを示している。
図4の例では、矢印A11に示される矩形は、処方薬剤Aの服薬日程情報を示している。また、矢印A12に示される矩形は、処方薬剤Bが効果持続薬でないとした場合の服薬日程情報を示しており、矢印A13に示される矩形は、処方薬剤Bが効果持続薬であるとした場合の服薬日程情報を示している。
矢印A11に示される処方薬剤Aの服薬日程情報では、その服薬日程情報を表す矩形の図中、左端および右端の位置が、それぞれ処方薬剤Aの服薬開始日および服薬終了日を示している。具体的には、処方薬剤Aの服薬開始日は処方日Daとされ、処方薬剤Aの服薬終了日は(Da+Ma−1)とされている。
したがって、矢印A11に示される処方薬剤Aの服薬日程情報によれば、ユーザは処方日Daから(Da+Ma−1)までの期間、つまり処方日数であるMa日間の間、処方薬剤Aを服薬していたことが分かる。
また、仮に処方薬剤Bの処方日Dbと処方日数Mbから服薬日程情報を生成した場合には、矢印A12に示す服薬日程情報が得られる。
矢印A12に示される処方薬剤Bの服薬日程情報では、その服薬日程情報を表す矩形の図中、左端および右端の位置が、それぞれ処方薬剤Bの服薬開始日および服薬終了日を示している。具体的には、処方薬剤Bの服薬開始日は処方日Da=Dbとされ、処方薬剤Bの服薬終了日は(Da+Mb−1)とされている。
矢印A12に示される服薬日程情報では、処方薬剤Aと処方薬剤Bが同日に処方されたにも関わらず、処方薬剤Bの服薬期間が、処方薬剤Aの服薬期間よりも大幅に短くなっていて不自然である。このように、処方薬剤Bが効果持続薬である場合には、処方薬剤Bの処方日Dbと処方日数Mbから、効果持続薬ではない他の薬剤と同様の処理で服薬日程情報を生成すると、正しい服薬日程が得られなくなってしまう。
そこで、服薬日程生成部54は、処方薬剤Bの処方日数MbがMb=Maであるものとして、服薬日程情報を生成する。つまり、処方薬剤Bの処方日数がMbではなく、実際にはMaであったものとして、服薬日程情報が生成される。これにより、矢印A13に示される処方薬剤Bの服薬日程情報が得られる。
矢印A13に示される処方薬剤Bの服薬日程情報では、その服薬日程情報を表す矩形の図中、左端および右端の位置が、それぞれ処方薬剤Bの服薬開始日および服薬終了日を示している。具体的には、処方薬剤Bの服薬開始日は処方日Da=Dbとされ、処方薬剤Bの服薬終了日は(Da+Ma−1)とされている。つまり、処方薬剤Bの服薬期間は、処方薬剤Aの服薬期間と同じとなっている。
このようにして、同日に処方された処方薬剤Aの処方日数Maに基づいて、処方薬剤Bの処方日数Mbを適宜修正することにより、より確からしい服薬日程を示す服薬日程情報を得ることができる。なお、以下、効果持続薬と同日に処方された処方薬剤の処方日数を利用して、効果持続薬の服薬日程を変更する処理を効果持続薬処理とも称することとする。
また、例えば効果持続薬であるとされた処方薬剤Bの処方日数がMb回の周期的な漸減係数として扱われるようにしてもよい。すなわち、Mb回にわたる薬剤効果の周期的な影響度分布が、処方薬剤Bの服薬日程情報として出力されるようにしてもよい。
そのような場合、例えば服薬日程生成部54は、図5に示す服薬日程情報を生成する。なお、図中、横方向は日付けを示している。また、図5は、処方日数Mb=2である場合の例を示している。
図5の例では、矢印A21に示される矩形は、処方薬剤Aの服薬日程情報を示している。また、矢印A22に示される矩形は、処方薬剤Bが効果持続薬でないとした場合の服薬日程情報を示しており、矢印A23に示される複数個の三角形は、処方薬剤Bが効果持続薬であるとした場合の服薬日程情報を示している。
矢印A21に示す処方薬剤Aの服薬日程情報、および矢印A22に示す処方薬剤Bの服薬日程情報は、図4における矢印A11に示す服薬日程情報、および矢印A12に示す服薬日程情報と同様であるので、その説明は省略する。
また、矢印A23に示す処方薬剤Bの服薬日程情報では、図中、縦方向は服薬による処方薬剤Bのユーザに対する影響度合いを示しており、服薬日程情報を表す図形の図中、左端および右端の位置は、処方薬剤Bの服薬開始日および服薬終了日を示している。
矢印A23に示す処方薬剤Bの服薬日程情報を生成するにあたり、まず服薬日程生成部54は、処方薬剤Bの服薬期間を処方日Da=Dbから、Da+Ma−1までの期間とするとともに、この服薬期間をMb個の期間(以下、分割期間とも称する)に分割する。
この例では、Mb=2であるので、処方薬剤Bの服薬期間が、処方日DaからTbまでの期間と、Tb+1からDa+Ma−1までの期間とに分割されている。ここで、Ma/Mbの整数部分を[Ma/Mb]で表すとすると、TbはDa+[Ma/Mb]となる。
次に、服薬日程生成部54は、各分割期間の開始日における影響度合いを、例えば「1」などの所定値とする。さらに、服薬日程生成部54は、その影響度合いが分割期間の終了日まで直線的に漸減(減衰)していくように、分割期間内の各日付けにおける影響度合いを定め、各日付けの影響度合いを示す情報を矢印A23に示す服薬日程情報とする。
この例では、分割期間とされたDaからTbの期間と、Tb+1からDa+Ma−1の期間とでは、各分割期間の開始日から終了日まで直線的に、処方薬剤Bの影響度合い、つまり矢印A23に示す図形の縦方向の高さが低くなっている。したがって、矢印A23に示す処方薬剤Bの服薬日程情報は、2つの三角形を並べた形状の情報となっている。
これは、各分割期間の開始日にユーザが処方薬剤Bを服用すると想定されているからである。具体的には、この例では、ユーザは処方薬剤Bの服薬期間、つまり処方日DaからDa+Ma−1までの期間で、Mb回だけ処方薬剤Bを服薬する。
まず、ユーザは処方日Daに処方薬剤Bを服薬する。したがって、処方日Daでは、処方薬剤Bの影響度合いが大きく、その後、次第に影響度合いが小さくなっていく。そして、ユーザはTb+1の日付けの日に処方薬剤Bを服薬する。すると、処方薬剤Bの服薬に応じてTb+1における影響度合いが大きなり、その後、服薬期間の終了日まで次第に影響度合いが小さくなっていく。
このように、服薬の日程だけでなく、服薬による薬剤の影響度合いも示される服薬日程情報を生成すれば、各薬剤の時間的な遠近関係を考慮して、薬剤の飲み合わせの危険性や重複投与などを検出することができるようになる。
図3のフローチャートの説明に戻り、服薬日程生成部54は、各処方薬剤の服薬日程情報を生成すると、得られた服薬日程情報を通信部41に供給し、処理はステップS16からステップS18へと進む。
また、ステップS12において同一処方日で異なる処方日数の処方薬剤がないと判定された場合、ステップS13において頓服薬であると判定された場合、またはステップS15において効果持続薬でないと判定された場合、ステップS17の処理が行なわれる。
ステップS17において、服薬日程生成部54は、各処方薬剤の処方日と処方日数に基づいて、処方薬剤ごとに服薬日程情報を生成する。
例えば処方日および処方日数がDaとMaである処方薬剤Aと、処方日および処方日数がDbとMbである処方薬剤Bについて、服薬日程情報が生成されるとする。
この場合、服薬日程生成部54は、処方日DaからDa+Ma−1までの期間、処方薬剤Aが服薬されたことを示す服薬日程情報を生成する。同様に服薬日程生成部54は、処方日DbからDb+Mb−1までの期間、処方薬剤Bが服薬されたことを示す服薬日程情報を生成する。服薬日程生成部54が、このようにして得られた服薬日程情報を通信部41に供給すると、処理はステップS18へと進む。
ステップS17の処理が行なわれる場合、処理対象とされている処方薬剤は、効果持続薬ではないので、各処方薬剤の服薬日程は、処方薬剤の処方日を開始日とする処方日数の期間とされる。なお、処方薬剤が頓服薬である場合には、頓服薬に特化した処理によって、その頓服薬の服薬日程情報が生成されるようにしてもよい。
ステップS16またはステップS17の処理が行なわれると、その後、ステップS18の処理が行なわれる。
すなわち、ステップS18において、通信部41は、服薬日程生成部54から供給された服薬日程情報を、携帯型端末装置11に送信し、服薬日程生成処理は終了する。携帯型端末装置11に送信された服薬日程情報は、携帯型端末装置11において、薬剤飲み合わせの検出や重複投与の検出など、各種の処理に利用される。
以上のようにして、データセンタ14は、各処方薬剤の処方日を比較したり、各処方薬剤の処方日数に基づく除算を行なったりすることで、処方薬剤のなかから効果持続薬を検出し、効果持続薬については、効果持続薬処理を行なって服薬日程情報を生成する。
このように、効果持続薬を検出し、効果持続薬については他の同日処方の処方薬剤の処方日数に基づいて服薬日程情報を生成するこで、より確からしい服薬日程を示す服薬日程情報を得ることができる。すなわち、処方薬剤の服薬に関するより確からしい情報を得ることができる。
このようにして得られた服薬日程情報を、例えば飲み合わせ禁忌や注意となる薬剤を検出するアプリケーションプログラムに利用することで、より実用性の高い注意喚起を行なうことができる。
具体的には、例えば図5に示した服薬日程情報が得られる場合、各日付けにおける処方薬剤の影響度合いを、患者による処方薬剤の服薬確率として用いれば、任意の2つの薬剤の組み合わせについて、それらの薬剤の飲み合わせ発生確率を得ることができる。この飲み合わせ発生確率を、各処方薬剤の飲み合わせの優先度とすれば、優先度を考慮して、薬剤の飲み合わせの危険性をユーザに対して提示することができるようになる。
例えば、特定の日付けにおいてユーザが服用している薬剤のみを対象として、薬剤の飲み合わせの危険性を検出した場合、服薬遅延などにより生じ得る潜在的な飲み合わせについての危険性を検出することができなくなってしまう。つまり、網羅的に薬剤の飲み合わせの危険性を検出することができなくなってしまう。
また、ユーザが現在または過去に服用した全ての薬剤を対象として、薬剤の飲み合わせの危険性を検出した場合、その飲み合わせの数は膨大な数となってしまう。そのため、それらの全ての組み合わせについて、飲み合わせの危険性についての注意書きをユーザに提示しても、かえって注意書きがユーザに読まれなくなってしまう恐れがある。
これに対して、上述したように優先度を考慮して薬剤の飲み合わせの危険性をユーザに提示する場合、より多くの飲み合わせの危険性を検出できるだけでなく、可能性の高いものを優先的にユーザに提示することができ、より効果的な服薬指導を行なうことができる。
また、本技術によれば、近年問題となっている薬剤の重複投与についても、より確実に検出することができるようになる。
例えば、ユーザに対して処方薬剤Cが4回分処方され、服薬による処方薬剤Cの効果が7日間持続するものとする。この場合、ユーザは28日分の薬剤を受け取ったことになるが、レセプトから抽出される処方薬剤Cの処方日数は4日分である。
そのため、処方薬剤Cの服薬日程情報を生成するときに、処方薬剤Cの服薬日程(服薬期間)が、その処方日を開始日とする処方日数の期間であるとすると、処方薬剤Cの処方日の4日後以降に、処方薬剤Cを重複して処方しても重複処方を発見することができない。
しかし、本技術では、処方薬剤Cと同日に処方された他の処方薬剤があれば、処方薬剤Cについては効果持続薬処理が行なわれて服薬日程情報が生成されるので、処方薬剤Cの重複処方を発見することができる可能性がより高くなる。
〈第2の実施の形態〉
[服薬日程生成処理の説明]
なお、以上においては服薬日程生成処理において、同一処方日で異なる処方日数の処方薬剤があるか否かを判定することで、薬剤が効果持続薬である可能性があるかを特定していたが、計算能力に余力がある場合には、この判定処理が行なわれないようにしてもよい。
そのような場合、データセンタ14は、図6に示す服薬日程生成処理を行なう。以下、図6のフローチャートを参照して、データセンタ14による服薬日程生成処理について説明する。
ステップS41において、抽出部51は、記録部44に記録されている調剤レセプト情報、医科レセプト情報、DPCレセプト情報などの薬歴情報から、特定の患者に対して処方された処方薬剤に関する情報として、各処方薬剤の処方日および処方日数を抽出する。
なお、各処方薬剤はレセプトIDにより識別される同じレセプトから抽出されるので、それらの処方薬剤の処方日は基本的に同じである。
処方薬剤の処方日と処方日数が抽出されると、その後、ステップS42乃至ステップS47の処理が行なわれて、服薬日程生成処理は終了するが、これらの処理は図3のステップS13乃至ステップS18の処理と同様であるので、その説明は省略する。
例えば、図6の服薬日程生成処理では、図3のステップS12の処理、つまり異なる処方日数の処方薬剤の検出が行なわれない。しかし、例えば同じ処方日数の処方薬剤について、効果持続薬処理により服薬日程情報を生成しても、結果として効果持続薬処理を行なわない場合と同じ服薬日程情報が得られる。
以上のようにして、データセンタ14は、各処方薬剤の処方日数に基づく除算を行なって、処方薬剤のなかから効果持続薬を検出し、必要に応じて効果持続薬処理を行なって服薬日程情報を生成する。これにより、より確からしい服薬日程を示す服薬日程情報を得ることができる。
〈第3の実施の形態〉
[携帯型端末装置の構成例]
さらに、以上においては、データセンタ14により服薬日程情報が生成される場合を例として説明したが、携帯型端末装置11など、他の装置により服薬日程情報が生成されるようにしてもよい。
例えば、携帯型端末装置11により服薬日程情報が生成される場合、携帯型端末装置11は図7に示すように構成される。なお、図7において、図2における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は省略する。
携帯型端末装置11は、通信部81、入力部82、制御部83、記録部84、および表示部85から構成される。
通信部81は、データセンタ14などの外部の装置と通信し、各種のデータを受信して制御部83に供給したり、制御部83から供給されたデータを送信したりする。入力部82は、例えば入力ボタンやタッチパネルなどからなり、ユーザにより入力された情報を制御部83に供給する。
制御部83は、携帯型端末装置11全体の動作を制御する。制御部83は、抽出部51、特定部52、演算部53、服薬日程生成部54、および処理実行部91を備えている。
処理実行部91は、服薬日程生成部54により生成された服薬日程情報に基づいて、薬剤の飲み合わせの危険性を検出したり、薬剤の重複投与を検出したりするなど、各種の処理を実行する。
記録部84は、制御部83により実行されるプログラムや各種のデータを記録しており、必要に応じてそれらのデータを制御部83に供給する。例えば、記録部84には、データセンタ14等から取得された薬歴データなどが、ユーザのお薬手帳として記録されている。
表示部85は、液晶表示パネルなどからなり、制御部83から供給されたデータに基づいて、各種の画像を表示する。
[服薬日程生成処理の説明]
次に、図8のフローチャートを参照して、携帯型端末装置11により行なわれる服薬日程生成処理について説明する。
ステップS81において、抽出部51は、記録部84に記録されている薬歴データから、処方された処方薬剤に関する情報として、各処方薬剤の処方日および処方日数を抽出する。このとき、抽出部51は同一レセプトに含まれている処方薬剤について、処方日および処方日数を抽出する。
なお、記録部84に調剤レセプト情報、医科レセプト情報、DPCレセプト情報などの薬歴情報が記録されるようにし、それらの薬歴情報から各処方薬剤の処方日および処方日数を抽出するようにしてもよい。また、抽出部51が、通信部81にデータセンタ14などから、薬歴情報に含まれている各処方薬剤の処方日および処方日数を受信させることにより、処方日と処方日数を取得するようにしてもよい。
各処方薬剤の処方日および処方日数が抽出されると、その後、ステップS82乃至ステップS87の処理が行なわれて、各処方薬剤の服薬日程情報が生成される。なお、これらの処理は、図3のステップS12乃至ステップS17の処理と同様であるので、その説明は省略する。
ステップS86またはステップS87において、服薬日程情報が生成されると、ステップS88において、処理実行部91は、服薬日程情報を用いて所定の処理を実行する。例えば、処理実行部91は、服薬日程情報に基づいて、薬剤の飲み合わせの危険性を検出したり、薬剤の重複投与を検出したりする。また、服薬日程情報が表示部85に表示される処理が行なわれるようにしてもよい。
処理実行部91により、服薬日程情報を用いた処理が実行されると、その後、服薬日程生成処理は終了する。
以上のようにして、携帯型端末装置11は、各処方薬剤の処方日を比較したり、各処方薬剤の処方日数に基づく除算を行なったりすることで、処方薬剤のなかから効果持続薬を検出し、効果持続薬については、効果持続薬処理を行なって服薬日程情報を生成する。
このように、効果持続薬を検出し、効果持続薬については他の同日処方の処方薬剤の処方日数に基づいて服薬日程情報を生成することで、より確からしい服薬日程を示す服薬日程情報を得ることができる。
〈第4の実施の形態〉
[服薬日程生成処理の説明]
なお、以上においては携帯型端末装置11により行なわれる服薬日程生成処理において、同一処方日で異なる処方日数の処方薬剤があるか否かを判定する場合について説明したが、この判定処理が行なわれないようにしてもよい。
そのような場合、携帯型端末装置11は、図9に示す服薬日程生成処理を行なう。以下、図9のフローチャートを参照して、携帯型端末装置11による服薬日程生成処理について説明する。
ステップS111において、抽出部51は、同一レセプトに含まれている処方薬剤について、記録部84に記録されている薬歴データから、処方された処方薬剤に関する情報として、各処方薬剤の処方日および処方日数を抽出する。
処方薬剤の処方日と処方日数が抽出されると、その後、ステップS112乃至ステップS117の処理が行なわれて、服薬日程生成処理は終了するが、これらの処理は図8のステップS83乃至ステップS88の処理と同様であるので、その説明は省略する。
以上のようにして、携帯型端末装置11は、各処方薬剤の処方日数に基づく除算を行なって、処方薬剤のなかから効果持続薬を検出し、必要に応じて効果持続薬処理を行なって服薬日程情報を生成する。これにより、より確からしい服薬日程を示す服薬日程情報を得ることができる。
ところで、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図10は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インターフェース205が接続されている。入出力インターフェース205には、入力部206、出力部207、記録部208、通信部209、及びドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロホン、撮像素子などよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記録部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインターフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記録部208に記録されているプログラムを、入出力インターフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インターフェース205を介して、記録部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記録部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記録部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、本技術は、以下の構成とすることも可能である。
[1]
処方薬剤の処方日と処方日数を取得する取得部と、
他の処方薬剤の処方日数と、前記処方薬剤の処方日数とに基づく除算を行なって、その除算結果が所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記処方薬剤が効果持続薬であるかを特定する演算部と、
前記処方薬剤が効果持続薬である場合、前記処方薬剤の処方日と前記他の処方薬剤の処方日数とに基づいて、前記処方薬剤の服薬日程情報を生成する服薬日程生成部と
を備える情報処理装置。
[2]
前記演算部は、処方日が前記処方薬剤と同じである前記他の処方薬剤の処方日数と、前記処方薬剤の処方日数とに基づく除算を行なう
[1]に記載の情報処理装置。
[3]
前記服薬日程生成部は、前記処方薬剤の処方日数が前記他の処方薬剤の処方日数と同じであるものとして、前記服薬日程情報を生成する
[1]または[2]に記載の情報処理装置。
[4]
前記服薬日程生成部は、前記処方薬剤の処方日を開始日とする前記他の処方薬剤の処方日数の期間を、前記取得部により取得された前記処方薬剤の処方日数分の数の分割期間に分割し、各前記分割期間において、前記分割期間の開始日から終了日まで前記処方薬剤による影響度合いが減衰していくように、前記処方薬剤の服薬日程と影響度合いを示す前記服薬日程情報を生成する
[3]に記載の情報処理装置。
[5]
前記演算部は、前記他の処方薬剤の処方日数がMaであり、前記処方薬剤の処方日数がMbであり、Ma>Mbである場合、Ma/Mbの剰余が0であるとき、前記処方薬剤は効果持続薬であるとする
[1]乃至[4]の何れかに記載の情報処理装置。
[6]
前記演算部は、前記他の処方薬剤の処方日数がMaであり、前記処方薬剤の処方日数がMbであり、Ma>Mbである場合、Ma/(Mb−1)の商が7、14、または28乃至31の何れかであるとき、前記処方薬剤は効果持続薬であるとする
[1]乃至[4]の何れかに記載の情報処理装置。
[7]
前記処方薬剤と同一処方日で、かつ前記処方薬剤と処方日数が異なる前記他の処方薬剤があるか否かを特定する特定部をさらに備える
[1]乃至[6]の何れかに記載の情報処理装置。
11 携帯型端末装置, 14 データセンタ, 41 通信部, 44 記録部, 51 抽出部, 52 特定部, 53 演算部, 54 服薬日程生成部, 91 処理実行部
本技術の一側面の情報処理装置は、患者に対して所定の日に処方された第1の薬剤の処方日数、および前記患者に対して処方された第2の薬剤の処方日数に基づき、前記第1の薬剤の種別を特定し、前記種別に基づき、前記第1の薬剤の服薬日程情報を生成する制御部を有する。
本技術の一側面の情報処理方法またはプログラムは、患者に対して所定の日に処方された第1の薬剤の処方日数、および前記患者に対して処方された第2の薬剤の処方日数に基づき、前記第1の薬剤の種別を特定し、前記種別に基づき、前記第1の薬剤の服薬日程情報を生成するステップを含む。
本技術の一側面においては、患者に対して所定の日に処方された第1の薬剤の処方日数、および前記患者に対して処方された第2の薬剤の処方日数に基づき、前記第1の薬剤の種別が特定され、前記種別に基づき、前記第1の薬剤の服薬日程情報が生成される。

Claims (9)

  1. 処方薬剤の処方日と処方日数を取得する取得部と、
    他の処方薬剤の処方日数と、前記処方薬剤の処方日数とに基づく除算を行なって、その除算結果が所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記処方薬剤が効果持続薬であるかを特定する演算部と、
    前記処方薬剤が効果持続薬である場合、前記処方薬剤の処方日と前記他の処方薬剤の処方日数とに基づいて、前記処方薬剤の服薬日程情報を生成する服薬日程生成部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記演算部は、処方日が前記処方薬剤と同じである前記他の処方薬剤の処方日数と、前記処方薬剤の処方日数とに基づく除算を行なう
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記服薬日程生成部は、前記処方薬剤の処方日数が前記他の処方薬剤の処方日数と同じであるものとして、前記服薬日程情報を生成する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記服薬日程生成部は、前記処方薬剤の処方日を開始日とする前記他の処方薬剤の処方日数の期間を、前記取得部により取得された前記処方薬剤の処方日数分の数の分割期間に分割し、各前記分割期間において、前記分割期間の開始日から終了日まで前記処方薬剤による影響度合いが減衰していくように、前記処方薬剤の服薬日程と影響度合いを示す前記服薬日程情報を生成する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記演算部は、前記他の処方薬剤の処方日数がMaであり、前記処方薬剤の処方日数がMbであり、Ma>Mbである場合、Ma/Mbの剰余が0であるとき、前記処方薬剤は効果持続薬であるとする
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記演算部は、前記他の処方薬剤の処方日数がMaであり、前記処方薬剤の処方日数がMbであり、Ma>Mbである場合、Ma/(Mb−1)の商が7、14、または28乃至31の何れかであるとき、前記処方薬剤は効果持続薬であるとする
    請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記処方薬剤と同一処方日で、かつ前記処方薬剤と処方日数が異なる前記他の処方薬剤があるか否かを特定する特定部をさらに備える
    請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 処方薬剤の処方日と処方日数を取得し、
    他の処方薬剤の処方日数と、前記処方薬剤の処方日数とに基づく除算を行なって、その除算結果が所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記処方薬剤が効果持続薬であるかを特定し、
    前記処方薬剤が効果持続薬である場合、前記処方薬剤の処方日と前記他の処方薬剤の処方日数とに基づいて、前記処方薬剤の服薬日程情報を生成する
    ステップを含む情報処理方法。
  9. 処方薬剤の処方日と処方日数を取得し、
    他の処方薬剤の処方日数と、前記処方薬剤の処方日数とに基づく除算を行なって、その除算結果が所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記処方薬剤が効果持続薬であるかを特定し、
    前記処方薬剤が効果持続薬である場合、前記処方薬剤の処方日と前記他の処方薬剤の処方日数とに基づいて、前記処方薬剤の服薬日程情報を生成する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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