JP2017186109A - ピンチローラおよびプロッタ - Google Patents

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Ryoichi Oka
良一 岡
渡辺 和宏
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努 大平
Tsutomu Ohira
努 大平
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Abstract

【課題】軸線方向に容易に移動できるピンチローラを提供する。【解決手段】円筒状のホイール部23と筒部24とを有し、ピンチローラ支持用の回転軸によって移動可能に支持されるピンチローラ本体21と、筒部24に第1の位置と第2の位置との間で移動可能に取付けられた操作用筒体22とを備える。筒部24は、ホイール部23の径方向に弾性変形可能な弾性片27を有する。弾性片27は、回転軸の環状溝(凹部)に挿入可能な突起31を有する。操作用筒体22は、第1の位置に位置付けられている状態において弾性片27の先端部27aを径方向の内側に向けて押し、第2の位置に位置付けられている状態において、弾性片27を押さない押圧子41(押圧部)を有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、軸線方向の取付位置を変更可能なピンチローラおよびこのピンチローラを備えたプロッタに関する。
従来、シート状の媒体を送るために使用される搬送機構としては、例えば特許文献1に記載されているように、回転する駆動ローラとピンチローラとによって媒体を挟んで送るものがある。この特許文献1に開示されたピンチローラは、円筒状に形成されており、中空部に回転軸が貫通する状態でこの回転軸に移動自在に支持されている。
このピンチローラの軸線方向の一端部には、軸線方向に延びる爪片が設けられている。この爪片の先端部には、回転軸に向けて突出する爪が設けられている。回転軸には、この爪が係合する溝が形成されている。この溝は、回転軸の軸線方向において複数の位置に設けられている。爪は、爪片に外力が加えられていない自然状態で回転軸の溝に係合する。
このピンチローラは、爪が回転軸の溝に係合することにより軸線方向において位置決めされる。搬送する媒体の幅が変わってピンチローラの位置を媒体に合わせて変えるときは、使用者がピンチローラを軸線方向に押して行われる。ピンチローラが軸線方向に押されることにより、爪片が弾性変形して爪が溝から外れ、ピンチローラの位置を変えることが可能になる。
実公昭62−22374号公報
特許文献1に記載されているピンチローラでは、回転軸の軸線方向に移動するときの抵抗が大きく、作業性が低いという問題があった。移動時の抵抗が大きくなる理由は、爪片のばね力で爪が回転軸に押し付けられるからである。このような不具合は、媒体の大きさが頻繁に変わるプロッタにおいては顕著に現れる。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、軸線方向に容易に移動できるピンチローラを提供することを第1の目的とし、ピンチローラの位置を簡単に変えることができるプロッタを提供することを第2の目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係るピンチローラは、円筒状のホイール部とこのホイール部から同一軸線方向に延びる筒部とを有し、ピンチローラ支持用の回転軸によって移動可能に支持されるピンチローラ本体と、前記筒部を覆う状態で前記筒部に予め定めた第1の位置と第2の位置との間で移動可能に取付けられた操作用筒体とを備え、前記筒部は、前記ホイール部の径方向に弾性変形可能な形状に形成されて前記回転軸に沿って延びる弾性片を有し、前記弾性片は、前記回転軸の外面に形成されたピンチローラ位置決め用の凹部に挿入可能な形状で前記径方向の内側に向けて突出する突起を有し、前記操作用筒体は、前記第1の位置に位置付けられている状態において前記弾性片の先端部と対向して前記弾性片の先端部を前記径方向の内側に向けて押し、前記第2の位置に位置付けられている状態において、前記弾性片を押さない押圧部を有するものである。
本発明は、前記ピンチローラにおいて、前記筒部および前記操作用筒体は、前記操作用筒体が前記第1の位置に位置付けられている状態において、前記第2の位置から前記第1の位置に向かう方向への前記操作用筒体の移動を規制する第1のストッパー部と、前記操作用筒体が前記第2の位置に位置付けられている状態において、前記第1の位置から前記第2の位置に向かう方向への前記操作用筒体の移動を規制する第2のストッパー部とをそれぞれ備えていてもよい。
本発明は、前記ピンチローラにおいて、前記操作用筒体は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記筒部に対して前記ホイールの周方向に移動可能に取付けられていてもよい。
本発明は、前記ピンチローラにおいて、前記操作用筒体は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記筒部に対して前記軸線方向に移動可能に取付けられていてもよい。
本発明に係るプロッタは、前記ピンチローラと、前記ピンチローラとの間にシート状の媒体が挟まれた状態で回転する駆動ローラと、前記媒体に沿う方向に平行移動するペンキャリッジと、前記ペンキャリッジに保持され、前記媒体に選択的に接触するペンとを備えたものである。
本発明に係るピンチローラは、操作用筒体が第1の位置に位置付けられることにより、突起が回転軸の凹部に係合し、回転軸に対するピンチローラ本体の軸線方向への移動が規制されてロック状態となる。また、このピンチローラは、操作用筒体が第2の位置に位置付けられることにより、突起と凹部との係合状態が解消され、ピンチローラ本体が回転軸に対して軸線方向へ移動可能な非ロック状態となる。
このため、この発明によれば、操作用筒体を第2の位置に位置付けて非ロック状態とすることによって、回転軸の軸線方向の位置を簡単に変えることが可能なピンチローラを提供できる。
また、本発明に係るプロッタは、軸線方向の位置を容易に変えることが可能なピンチローラを備えている。このため、本発明によれば、媒体の幅が変わったときにピンチローラの位置を変える作業が簡単になるプロッタを提供することができる。
本発明に係るピンチローラを備えたカッティングプロッタの斜視図である。 第1の実施の形態によるピンチローラの斜視図である。 第1の実施の形態によるピンチローラの非ロック状態における断面図である。 第1の実施の形態によるピンチローラのロック状態における断面図である。 第1の実施の形態によるピンチローラ本体の縦断面図である。 図5における回転軸に取付けられた状態のVI-VI線断面図である。 第2の実施の形態によるピンチローラの斜視図である。 第2の実施の形態によるピンチローラの非ロック状態における断面図である。 第2の実施の形態によるピンチローラのロック状態における断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係るピンチローラおよびプロッタの一実施の形態を図1〜図6によって詳細に説明する。この実施の形態においては、本発明をカッティングプロッタのピンチローラに適用する場合の一例を説明する。
<カッティングプロッタの構成>
図1に示すカッティングプロッタ1は、カッティングペン2を使用してシート状の被切断媒体3から図形や文字などを切り出すための装置である。このカッティングプロッタ1は、図1において左右方向の一端部に位置する操作部1aと、他端部に位置するカッティングペン保管部1bと、これらの操作部1aとカッティングペン保管部1bとの間に位置する作業部1cと、これらの機能部を覆うための開閉式カバー1dなどを備えている。
このカッティングプロッタ1は、操作部1aとカッティングペン保管部1bとが水平方向に並ぶとともに作業部1cが上方に向けて開放される形態で使用される。以下においては、操作部1aとカッティングペン保管部1bとが並ぶ方向を単に左右方向といい、この左右方向および上下方向と直交する方向を単に前後方向という。
操作部1aには、操作パネル4と制御装置(図示せず)とが設けられている。カッティングペン保管部1bには、予備のカッティングペン2が挿入される穴5が形成されている。
作業部1cには、被切断媒体3が載せられる作業ステージ6と、被切断媒体3を搬送するための駆動ローラ7およびピンチローラ8と、カッティングペン2を支持するペンキャリッジ9などが設けられている。
作業ステージ6は、水平方向に延びる板状に形成されており、カッティングプロッタ1の前側部分に配置されている。
駆動ローラ7は、作業ステージ6の中間部を左右方向に横切る状態に配置されており、このカッティングプロッタ1の図示していないフレームに回転可能に支持されている。この駆動ローラ7は、図示していない第1の駆動装置に接続されており、この第1の駆動装置により駆動されることによって、正転あるいは逆転する。
ピンチローラ8は、詳細は後述するが、円筒状に形成されており、回転軸11が貫通する状態で駆動ローラ7の上方に位置付けられ、回転軸11によって移動可能に支持されている。ピンチローラ8は、回転軸の一端側と他端側とにそれぞれ設けられている。回転軸11は、駆動ローラ7と平行に配置されており、上述したフレームに回転自在に支持されている。この回転軸11には、ピンチローラ8の取付位置を決めるために複数の環状溝12が形成されている。この実施の形態においては、これらの環状溝12が「ピンチローラ位置決め用の凹部」に相当する。
回転軸11と駆動ローラ7は、駆動ローラ7とピンチローラ8との間に作業ステージ6上の被切断媒体3を挟むことが可能な位置に配置されている。被切断媒体3は、駆動ローラ7とピンチローラ8との間に挟まれた状態で駆動ローラ7が回転することによって、作業ステージ6に沿って前後方向に移動する。回転軸11の中間部には、被切断媒体3を上方から押さえるためのローラ(コイルばね)13が設けられている。
ペンキャリッジ9は、左右方向に延びる2本のガイドロッド14,15に移動自在に支持されているとともに、駆動用ベルト16が接続されている。駆動用ベルト16は、図示していない第2の駆動装置によって駆動されることにより、ペンキャリッジ9とともに左右方向に移動する。
<ピンチローラ本体の構成>
ピンチローラ8は、図2に示すように、ピンチローラ本体21と操作用筒体22とによって構成されている。
ピンチローラ本体21は、相対的に外径が大きい円筒状のホイール部23と、このホイール部23から同一軸線方向に延びる円筒状の筒部24とを有している。筒部24の外径は、ホイール部23の外径より小さい。これらのホイール部23と筒部24とは、プラスチック材料によって一体に形成されている。
ホイール部23の外周面は、媒体3に接触するために円滑に形成されている。
筒部24は、ホイール部23と同一軸線上に位置付けられており、ホイール部23から回転軸11の軸線方向に延びている。
ホイール部23と筒部24の中空部は、軸孔25として形成されている。この軸孔25には、図3および図4に示すように、回転軸11が移動可能に貫通する。
すなわち、ピンチローラ本体21は、回転軸11に軸線方向へ移動可能に取付けられている。ピンチローラ本体21が回転軸11に対して「移動可能」になるためには、詳細は後述するが、ピンチローラ本体21と操作用筒体22とに設けられた切替機構26が非ロック状態になる必要がある。切替機構26は、ピンチローラ8が回転軸11に対して軸線方向へ移動可能になる「非ロック状態」と、ピンチローラ8の回転軸11に対する軸線方向への移動が規制される「ロック状態」とを切替える機能を有している。
筒部24は、図2に示すように、切替機構26の一部を構成する弾性片27を有している。この弾性片27は、筒部24のスリット28によって3方向から囲まれた片持ち梁状に形成されている。弾性片27は、その先端部27aが筒部24の一端部に位置し、ホイール部23と隣り合う状態で回転軸11の軸線方向に延びている。言い換えれば、この弾性片27は、ホイール部23の径方向に弾性変形可能な形状に形成されている。また、この弾性片27は、筒部24を周方向に2等分する位置にそれぞれ設けられている。
弾性片27の先端部27aは、図3および図4に示すように、ホイール部23の径方向の内側に向けて突出する突起31を有している。この突起31は、所定の幅で筒部24の周方向に延びる突条を構成している。この突条の幅は、図4に示すように、回転軸11の環状溝12の溝幅より僅かに短い。すなわち、突起31は、回転軸11の外面に形成された環状溝12に挿入可能な形状に形成されている。
突起31は、ピンチローラ本体21の内部に設けられているから、使用者がピンチローラ本体21を回転軸11に対して軸線方向に移動させながら視認することはできず、目視で環状溝12と対向する位置に位置付けることは難しい。この実施の形態によるピンチローラ本体21は、この突起31を環状溝12と対向する位置に簡単に位置決めできるように、内周部に複数の位置決め用突起29(図5参照)が設けられている。
位置決め用突起29は、図5および図6に示すように、筒部24の内周部であって回転軸11と接する軸孔25の孔壁面25aに径方向の内側に向けて突設されている。この位置決め用突起29は、軸孔25の軸心側から見てピンチローラ本体21の軸線方向に長い長方形状に形成されている。この軸線方向における位置決め用突起29の長さは、環状溝12の溝幅より短い。この位置決め用突起29は、ピンチローラ本体21の軸線方向において、突起31と同一の位置に設けられており、また、軸孔25の周方向において、複数の位置にそれぞれ設けられている。これらの位置決め用突起29の孔壁面25aから突出する突出量(突出高さ)は、ピンチローラ本体21と回転軸11との間のクリアランスより僅かに多く、ピンチローラ本体21が回転軸11に対して軸線方向に移動するときに突起29が回転軸11の外周面に摺接するような突出量である。
弾性片27の幅方向(筒部24の周方向)の中央部には、図2に示すように、回転軸11の軸線方向に延びるガイド溝32が形成されている。このガイド溝32は、筒部24におけるホイール部23とは反対側に位置する他端部に開口しており、この開口端から弾性片27に沿って弾性片27の先端部27aまで延びている。この実施の形態によるガイド溝32は、弾性片27の先端部27aに近接する部位において深さが徐々に浅くなる形状に形成されている。
筒部24の他端部には、筒部24の周方向に所定の長さだけ延びる第2の係合溝33が形成されている。また、筒部24における第2の係合溝33と筒部24の他端面との間には、ガイド面34が形成されている。このガイド面34は、筒部24の他端に向かうにしたがって筒部24の厚みが次第に薄くなる形状に傾斜している。
一方、筒部24の一端部(ホイール部23に近接する端部)であって、一対の弾性片27の間となる部位には、図2に示すように、第1の係合子35が設けられている。この実施の形態による第1の係合子35には、軸線方向に延びる突条36が接続されている。
これらの第1の係合子35および突条36と、上述した第2の係合溝33およびガイド面34は、筒部24を周方向に2等分する位置にそれぞれ設けられている。第2の係合溝33と第1の係合子35は、詳細は後述するが、操作用筒体22の移動を規制するために使用される。
<操作用筒体の構成>
操作用筒体22は、図2に示すように、円筒状に形成されている。この筒体の中空部は、ピンチローラ本体21の筒部24が移動自在に嵌合する円形孔41によって形成されている。筒部24が嵌合した操作用筒体22は、筒部24を覆う状態で筒部24に対して移動可能となる。この実施の形態による操作用筒体22の移動する方向は、周方向である。
操作用筒体22の一端部(ピンチローラ本体21のホイール部23と隣接する端部であって、図2においては左側の端部)には、押圧子41と、第1の係合溝42と、長穴43とが形成されている。これらの押圧子41と、第1の係合溝42と、長穴43は、操作用筒体22を周方向に2等分する位置にそれぞれ設けられている。第1の係合溝42と、長穴43は、操作用筒体22の周方向において同一位置に配置されている。
押圧子41は、ピンチローラ本体21の弾性片27と協働して切替機構26を構成するもので、操作用筒体22の内周部に径方向の内側に向けて突設されている。この実施の形態による押圧子41は、断面半円状に形成されている。上述したピンチローラ本体21のガイド溝32は、押圧子41を通すことが可能な形状に形成されている。この実施の形態においては、押圧子41が本発明でいう「押圧部」に相当する。
第1の係合溝42は、操作用筒体22の軸線方向の一端面に軸線方向の一方に向けて開放される形状に形成されている。この第1の係合溝42は、ピンチローラ本体21の第1の係合子35と協働して操作用筒体22の周方向の移動範囲を定める。操作用筒体22の周方向における第1の係合溝42の両端部には、上述した第1の係合子35が嵌合する第1および第2の凹部42a,42bがそれぞれ形成されている。第1および第2の凹部42a,42bは、第1の係合溝42の他の部位と較べて溝の深さが深くなる形状に形成されている。
上述した押圧子41は、操作用筒体22がピンチローラ本体21の筒部24に嵌合した状態でピンチローラ本体21に対して周方向に回され、第1の凹部42aに第1の係合子35が嵌合することによって、弾性片27の先端部27aと対向する位置に位置付けられる。押圧子41が弾性片27の先端部27aと対向すると、図4に示すように、弾性片27が押圧子41によって径方向の内側に押される。
以下においては、このように押圧子41が弾性片27の先端部27aを押すときの操作用筒体22の位置を単に「第1の位置」という。突起31が回転軸11の環状溝12と対向している状態で操作用筒体22が第1の位置に移動することによって、突起31が環状溝12の底に押し付けられる。すなわち、押圧子41は、操作用筒体22が第1の位置に位置付けられている状態において、弾性片27の先端部27aと対向してこの先端部27aを径方向の内側に押す。
一方、操作用筒体22がピンチローラ本体21に嵌合した状態でピンチローラ本体21に対して回され、第2の凹部42bに第1の係合子35が嵌合することによって、押圧子41が弾性片27の先端部27aから外れ、弾性片27の周囲に形成されたスリット28に入る。この状態においては、弾性片27が突起31によって押されることはなく、図3に示すように、突起31が環状溝12の底から離れて保持される。以下においては、このように弾性片27の先端部27aが突起31によって押されることがなく、突起31が環状溝12の底から離れて保持されるときの操作用筒体22の位置を単に「第2の位置」という。すなわち、押圧子41は、操作用筒体22が第2の位置に位置付けられている状態において弾性片27を押すことはない。
操作用筒体22は、第1の位置と第2の位置との間でピンチローラ本体21に対して移動(回動)する。図2に示す操作用筒体22においては、ピンチローラ本体21に対して矢印Aで示すように他端側(図2においては右側)から見て時計方向に回ることによって、第2の位置から第1の位置に移動する。また、この操作用筒体22においては、ピンチローラ本体21に対して矢印Bで示すように反時計方向に回ることによって、第1の位置から第2の位置に移動する。
長穴43は、上述した第1の凹部42aと隣り合う位置と、第2の凹部42bと隣り合う位置とを含めて操作用筒体22の周方向に長く形成されており、操作用筒体22を径方向に貫通している。操作用筒体22の外周面における長穴43と隣接する部分には、切替機構26の状態を示す刻印44が設けられている。長穴43の中には、第1の係合子35が第1または第2の凹部42a,42bに嵌合した状態において、ピンチローラ本体21の突条36が露出する。
操作用筒体22の他端部であって、内周部には、第2の係合子45が設けられており、外周部には、滑り止めとなる多数の凹溝46が形成されている。第2の係合子45は、操作用筒体22の内周部から径方向の内側に向けて突設されており、操作用筒体22を周方向に2分割する位置にそれぞれ設けられている。操作用筒体22の周方向における第2の係合子45の位置は、ピンチローラ本体21の第2の係合溝33と対応する位置である。第2の係合子45は、第2の係合溝33に係合し、この係合状態で第2の係合溝33に沿って操作用筒体22の周方向に移動可能である。
第2の係合溝33と第2の係合子45は、操作用筒体22の他端部において、上述した第1の係合子35および第1の係合溝42と同様に、操作用筒体22の周方向の移動範囲を定める機能を有している。すなわち、第2の係合子45が第2の係合溝33の長手方向の一端部33a(図2に描かれている第2の係合溝33においては上側の端部)に当接することによって、操作用筒体22が第1の位置を越えて回る方向への回転が規制される。また、第2の係合子45が第2の係合溝33の他端部33bに当接することによって、操作用筒体22が第2の位置を越えて回る方向への回転が規制される。
第2の位置に位置している操作用筒体22が第1の位置に向けて回されると、第1の係合溝42の第1の凹部42aに第1の係合子35が嵌合するとともに、第2の係合溝33の一端部に第2の係合子45が当たることによって操作用筒体22の回転が規制され、操作用筒体22が第1の位置に位置付けられる。この第1の位置に位置している操作用筒体22において、第2の位置から第1の位置に向かう方向への移動(回転角が増す方向への回転)は、第1の係合溝42の第1の凹部42aおよび第1の係合子35と、第2の係合溝33の一端部33aおよび第2の係合子45とからなる第1のストッパー部47によって規制される。
一方、第1の位置に位置している操作用筒体22が第2の位置に向けて回されると、第1の係合溝42の第2の凹部42bに第1の係合子35が嵌合するとともに、第2の係合溝33の他端部33bに第2の係合子45が当たることによって操作用筒体22の回転が規制され、操作用筒体22が第2の位置に位置付けられる。この第2の位置に位置している操作用筒体22において、第1の位置から第2の位置に向かう方向への移動(回転角が増す方向への回転)は、第1の係合溝42の第2の凹部42bおよび第1の係合子35と、第2の係合溝33の他端部33bおよび第2の係合子45とからなる第2のストッパー部48によって規制される。
<ピンチローラの動作の説明>
このように構成されたピンチローラ8は、ピンチローラ本体21の筒部24に操作用筒体22を装着することにより組立てられる。この組立作業は、ピンチローラ本体21と操作用筒体22とに回転軸11が貫通していない状態で行われる。なお、この組立作業は、これら両部材に回転軸11が貫通している状態でも行うことができる。
ピンチローラ8の組立作業は、操作用筒体22の押圧子41をピンチローラ本体21のガイド溝32に挿入して操作用筒体22の中にピンチローラ本体21の筒部24を挿入して行われる。この組立作業は、操作用筒体22の第2の係合子45がピンチローラ本体21のガイド面34に沿って進んで第2の係合溝33に入ることによって終了する。組立状態において、操作用筒体22は、押圧子41が弾性片27の先端部27aと対向し、かつ第1の係合子35が第1の凹部42aに嵌合する第1の位置に位置している。また、操作用筒体22は、図3に示すように、ホイール部23から間隔Dだけ離れた位置に保持される。間隔Dは、弾性片27とホイール部23との間の隙間Sの幅と同等である。隙間Sは、スリット28の一部である。
このピンチローラ8は、軸孔25に回転軸11を通してカッティングプロッタ1に組み付けられる。幅が異なる媒体3を使用する場合などで回転軸11に対するピンチローラ8の位置を変えるときは、先ず、操作用筒体22を第2の位置に位置付ける。操作用筒体22が第2の位置に位置付けられることにより、図3に示すように、突起31が回転軸11の環状溝12の底から離れ、突起31と環状溝12との係合状態が解消される。このため、切替機構26が非ロック状態になり、ピンチローラ本体21が回転軸11に対して軸線方向へ移動可能になる。
切替機構26が非ロック状態になると、操作用筒体22の長穴43を通して見える突条36が第2の凹部42bの横であって、非ロック状態を示す刻印44(UNLOCK)を指す位置に位置付けられる。このため、使用者は、切替機構26が非ロック状態であることを視認することができる。
次に、使用者がピンチローラ8を所望の位置に向けて回転軸11の軸線方向に移動させる。このとき、ピンチローラ本体21の内周部に設けられている位置決め用突起29が回転軸11の外周面に対して摺れながら滑る。この位置決め用突起29が環状溝12に入ると、ピンチローラ8を押すときの抵抗が変化する。このため、突起29が環状溝12に入ったことを使用者がピンチローラ8を押す指の感覚に基づいて認識し、ピンチローラ8を止める。このように突起29が環状溝12に入ることにより、突起31が環状溝12と対向する位置に位置決めされる。なお、このとき、使用者がホイール部23と弾性片27との間の隙間Sを通して回転軸11の環状溝12を目視できるから、突起31を環状溝12と合わる操作を容易に行うことができる。
このように突起31が環状溝12と対向している状態で、操作用筒体22が第1の位置に位置付けられる。操作用筒体22が第1の位置に移動することによって、押圧子41が弾性片27の先端部27aを押し、突起31が環状溝12の底に押し付けられる。このため、切替機構26がロック状態になり、突起31が回転軸11の環状溝12に係合して回転軸11に対するピンチローラ本体21の軸線方向への移動が規制される。
切替機構26がロック状態になると、操作用筒体22の長穴43を通して見える突条36が第1の凹部42aの横であって、ロック状態を示す刻印44(LOCK)を指す位置に位置付けられる。このため、使用者は、切替機構26がロック状態であることを視認することができる。
したがって、この実施の形態によれば、切替機構26を非ロック状態とすることによって、回転軸11の軸線方向の位置を簡単に変えることが可能なピンチローラを提供できる。
また、この実施の形態によるカッティングプロッタ1は、上述した切替機構26を有するピンチローラ8と、このピンチローラ8との間にシート状の媒体3が挟まれた状態で回転する駆動ローラ7とを備えている。
このため、この実施の形態によれば、媒体3の幅が変わったときにピンチローラ8の位置を変える作業が簡単になるカッティングプロッタを提供することができる。
この実施の形態によるピンチローラ本体21の筒部24および操作用筒体22は、第1のストッパー部47と第2のストッパー部48とをそれぞれ備えている。第1のストッパー部47は、操作用筒体22が第1の位置に位置付けられている状態において、第2の位置から第1の位置に向かう方向への操作用筒体22の移動を規制する。第2のストッパー部48は、操作用筒体22が第2の位置に位置付けられている状態において、第1の位置から第2の位置に向かう方向への操作用筒体22の移動を規制する。
このため、この実施の形態によれば、第1のストッパー部47と第2のストッパー部48とによって操作用筒体22の移動範囲が規定されるから、使用者が適切な操作量で操作用筒体22を操作することが可能になる。したがって、操作用筒体22が過不足なく操作されるから、操作用筒体22が第1の位置あるいは第2の位置を越えて移動することにより破損されたり、操作用筒体22の操作量が不足して突起31と環状溝12との係合状態が不完全な状態でピンチローラ8が使用されることを防ぐことができる。
この実施の形態による操作用筒体22は、第1の位置と第2の位置との間で筒部24に対してホイール部23の周方向に移動可能に取付けられている。
このため、使用者が操作用筒体22を指でつまんでピンチローラ本体21に対して捻ることによって、ロック状態と非ロック状態とを切り換えることができる。したがって、ピンチローラ8が例えば図1に示すように回転軸11の軸線方向の端部に位置していてピンチローラ8の周囲の操作用スペースが狭い場合であっても、使用者が指先だけで操作用筒体22を操作してロック状態と非ロック状態とを切り換えることができる。
(第2の実施の形態)
本発明に係るピンチローラは、図7〜図9に示すように構成することができる。これらの図において、図1〜図6によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図7に示すピンチローラ51は、ピンチローラ本体21に対して操作用筒体22が軸線方向に移動する構成のものである。
この実施の形態によるピンチローラ本体21の弾性片27は、筒部24の周方向に延びる突条52を有している。突条52は、弾性片27の長手方向の中間部であって、筒部24の外側となる外面に突設されている。弾性片27における突条52より先端側に位置する先端部27aは、突条52を挟んで反対側に位置する基端部27bより厚く形成されている。
また、ピンチローラ本体21の筒部24における弾性片27の基端部27bが接続された薄板部53には、筒部24の周方向と軸線方向とに所定の長さを有する係合用凸部54が設けられている。この係合用凸部54は、薄板部53から筒部24の径方向の外側に突出している。弾性片27と薄板部53および係合用凸部54は、筒部24を周方向に2等分する位置にそれぞれ設けられている。
図7に示す操作用筒体22は、ピンチローラ本体21の筒部24が挿入される第1の大径部55と、この大径部55の一端に小径部56を介して接続された第2の大径部57とによって構成されている。第1の大径部55には、穴58が形成されている。この穴58の開口形状は、回転軸11の軸線方向に長い長方形である。第1の大径部55の周方向における穴58の開口幅は、弾性片27の突条52および係合用凸部54を挿入可能な幅である。
第1の大径部55における穴58と他端55aとの間に位置する周壁部55bは、図8に示すように、ピンチローラ本体21の薄板部53に重なることが可能な形状に形成されている。この周壁部55bは、弾性片27と協働して切替機構26を構成している。この実施の形態においては、この周壁部55bが本発明でいう「押圧部」に相当する。
第1の大径部55の一端部と、小径部56および第2の大径部57の中空部は、図8に示すように、回転軸11が移動可能に貫通する軸孔59として形成されている。
この実施の形態によるピンチローラ51は、ピンチローラ本体21の筒部24を操作用筒体22の第1の大径部55内に挿入して組み立てられる。この組み立作業は、操作用筒体22の周壁部55bが筒部24の係合用凸部54を越えて薄板部53と重なることによって終了する。
このピンチローラ51の回転軸11に対する軸線方向の位置を変えるときは、先ず、図8に示すように、操作用筒体22の周壁部55bをピンチローラ本体21の薄板部53と重なる位置に位置付ける。この実施の形態においては、このように周壁部55bが薄板部53と重なり、弾性片27の先端部27aを押さないときの操作用筒体22の位置が「第2の位置」である。操作用筒体22が第2の位置に位置付けられることにより、突起31が回転軸11の環状溝12の底から離れ、突起31と環状溝12との係合状態が解消される。このため、切替機構26が非ロック状態になり、ピンチローラ51が回転軸11に対して軸線方向へ移動可能になる。
次に、ピンチローラ51を所望の位置に位置付け、突起31が回転軸11の環状溝12と対向する状態とする。この実施の形態においても、使用者がホイール部23と弾性片27との間の隙間Sを通して回転軸11の環状溝12を目視できるから、突起31を環状溝12と合わせる操作を容易に行うことができる。
このように突起31が環状溝12と対向している状態で、操作用筒体22がホイール部23に向けて使用者によって押される。この操作により周壁部55bが弾性片27の突条52を越える。
周壁部55bが弾性片27の突条52を越えることによって、周壁部55bが弾性片27の先端部27aを径方向の内側に押し、図9に示すように、突起31が環状溝12の底に押し付けられる。この実施の形態においては、周壁部55bが弾性片27の先端部27aと対向してこの先端部27aを径方向の内側に向けて押すときの操作用筒体22の位置が「第1の位置」である。
このため、切替機構26がロック状態になり、突起31が回転軸11の環状溝12に係合して回転軸11に対するピンチローラ51の軸線方向への移動が規制される。
したがって、この実施の形態においても、回転軸11の軸線方向の位置を簡単に変えることが可能なピンチローラを提供できる。また、この実施の形態によるピンチローラ51を備えたカッティングプロッタは、媒体3の幅が変わったときにピンチローラ51の位置を簡単に変えることが可能である。
操作用筒体22が第1の位置に位置している状態においては、図9に示すように、ピンチローラ本体21の筒部24が第1の大径部55の一端部と対向しているために、周壁部55bがホイール部23に向かう方向への操作用筒体22の移動が規制される。このため、この実施の形態においては、この筒部24と第1の大径部55の一端部とによって第1のストッパー部47が構成される。
操作用筒体22が第2の位置に位置している状態においては、図8に示すように、周壁部55bが係合用凸部54と対向しているために、周壁部55bがホイール部23から離間する方向への操作用筒体22の移動が規制される。このため、この実施の形態においては、周壁部55bと係合用凸部54とによって第2のストッパー部48が構成される。
したがって、この実施の形態においても、操作用筒体22が過不足なく操作されるから、操作用筒体22が第1の位置あるいは第2の位置を越えて移動することにより破損されたり、操作用筒体22の操作量が不足して突起31と環状溝12との係合状態が不完全な状態でピンチローラ51が使用されることを防ぐことができる。
この実施の形態による操作用筒体22は、第1の位置と第2の位置との間で筒部24に対して軸線方向に移動可能に取付けられている。このため、この実施の形態によれば、ピンチローラ51の全長は、図8および図9に示すように、操作用筒体22が第1の位置に位置しているときと、操作用筒体22が第2の位置に位置しているときとで異なる。したがって、この実施の形態によれば、回転軸11に対して軸線方向に移動可能になる非ロック状態と、回転軸11に対して軸線方向への移動が規制されるロック状態とを外観から簡単に判別可能なピンチローラを提供することができる。
上述した各実施の形態では本発明をカッティングプロッタのピンチローラ8,51に適用する例を示した。しかし、本発明に係るピンチローラは、このような限定にとらわれることはなく、シート状の媒体に押し付けられて回転するピンチローラであれば、どのような装置に設けられるピンチローラにも適用できる。また、本発明に係るプロッタは、カッティングプロッタに限定されることはなく、シート状の媒体に文字や絵柄を描くペンプロッタでもよい。さらに、本発明に係るプロッタにおいては、軸線方向の位置を容易に変えることが可能なピンチローラ8,51を少なくとも回転軸11の一端側に設ければよく、必ずしも両端側に設ける必要はない。
1…カッティングプロッタ(プロッタ)、2…カッティングペン(ペン)、3…シート状媒体、7…駆動ローラ、8…ピンチローラ、9…ペンキャリッジ、11…回転軸、12…環状溝(ピンチローラ位置決め用の凹部)、21…ピンチローラ本体、22…操作用筒体、23…ホイール部、24…筒部、25…軸孔、27…弾性片、31…突起、41…押圧子(押圧部)、47…第1のストッパー部、48…第2のストッパー部、51…ピンチローラ、55b…周壁部(押圧部)。

Claims (5)

  1. 円筒状のホイール部とこのホイール部から同一軸線方向に延びる筒部とを有し、ピンチローラ支持用の回転軸によって移動可能に支持されるピンチローラ本体と、
    前記筒部を覆う状態で前記筒部に予め定めた第1の位置と第2の位置との間で移動可能に取付けられた操作用筒体とを備え、
    前記筒部は、前記ホイール部の径方向に弾性変形可能な形状に形成されて前記回転軸に沿って延びる弾性片を有し、
    前記弾性片は、前記回転軸の外面に形成されたピンチローラ位置決め用の凹部に挿入可能な形状で前記径方向の内側に向けて突出する突起を有し、
    前記操作用筒体は、前記第1の位置に位置付けられている状態において前記弾性片の先端部と対向して前記弾性片の先端部を前記径方向の内側に向けて押し、前記第2の位置に位置付けられている状態において、前記弾性片を押さない押圧部を有するピンチローラ。
  2. 請求項1記載のピンチローラにおいて、
    前記筒部および前記操作用筒体は、
    前記操作用筒体が前記第1の位置に位置付けられている状態において、前記第2の位置から前記第1の位置に向かう方向への前記操作用筒体の移動を規制する第1のストッパー部と、
    前記操作用筒体が前記第2の位置に位置付けられている状態において、前記第1の位置から前記第2の位置に向かう方向への前記操作用筒体の移動を規制する第2のストッパー部とをそれぞれ備えていることを特徴とするピンチローラ。
  3. 請求項1または請求項2記載のピンチローラにおいて、
    前記操作用筒体は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記筒部に対して前記ホイールの周方向に移動可能に取付けられていることを特徴とするピンチローラ。
  4. 請求項1または請求項2のピンチローラにおいて、
    前記操作用筒体は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記筒部に対して前記軸線方向に移動可能に取付けられていることを特徴とするピンチローラ。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載されたピンチローラと、
    前記ピンチローラとの間にシート状の媒体が挟まれた状態で回転する駆動ローラと、
    前記媒体に沿う方向に平行移動するペンキャリッジと、
    前記ペンキャリッジに保持され、前記媒体に選択的に接触するペンとを備えたことを特徴とするプロッタ。
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