JP2017183838A - 表示制御装置、表示システム並びに表示制御方法及び表示制御用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】防犯上有効であると共に、玄関扉が玄関外側に突然開けられることに起因する事故を防止することが可能な表示制御を行う表示制御装置を提供する。
【解決手段】玄関内と玄関外との間を仕切る玄関扉Dが閉まっている際の玄関外の玄関扉Dの前を撮像範囲とするカメラ5から、当該撮像範囲の撮像結果に相当する画像データを取得し、その画像データに基づいて、上記撮像結果に相当する撮像画像を、閉まっている玄関扉Dの内側の面に投影するプロジェクタ6を備える。
【選択図】図2
【解決手段】玄関内と玄関外との間を仕切る玄関扉Dが閉まっている際の玄関外の玄関扉Dの前を撮像範囲とするカメラ5から、当該撮像範囲の撮像結果に相当する画像データを取得し、その画像データに基づいて、上記撮像結果に相当する撮像画像を、閉まっている玄関扉Dの内側の面に投影するプロジェクタ6を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、表示制御装置、表示システム並びに表示制御方法及び表示制御用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、例えば防犯用又は事故防止用の表示制御を行う表示制御装置及び表示制御方法、並びに当該表示制御装置を含む表示システム及び当該表示制御装置用のプログラムの技術分野に属する。
従来、例えば一般の住宅における防犯上の観点から、その玄関に訪れた来訪者を住宅内の例えば居間や台所から確認するための、画像表示を含むいわゆるインターホンシステムが使用されていた。このようなインターホンシステムの一例を開示した先行技術文献としては、例えば下記特許文献1又は下記特許文献2が挙げられる。これら二つの特許文献には、玄関外にカメラを設置すると共に、当該カメラによる撮像結果としての撮像画像を、例えば上記居間や台所に設置された子機上のディスプレイや、携帯型の端末装置等を用いて確認可能なインターホンシステムが開示されている。そして、これらの特許文献に開示されているインターホンシステムを使用することで、玄関外に出ずとも上記来訪者の様子等を確認することができ、例えば上記防犯上も有効である。
しかしながら、上記各特許文献に開示されているインターホンシステムで使用される携帯型の端末装置等に備えられている小型のディスプレイ(モニタ)では、例えばその表示領域の小ささ等に起因して、上記来訪者の詳細を確認することが難しい場合がある。そしてこのような場合には、例えばその来訪者が小型の凶器を持っていること等の詳細な情報を、玄関扉を開ける前に認識することが難しいという問題点があった。
一方、来訪者を確認後に玄関扉を開ける際には、i)インターホンを用いて来訪者に応答した住人が上記居間又は台所等に設置されている子機の前から離れて玄関に向かう必要があり、この場合に来訪者の確認から玄関扉を実際に開けるまでにある程度の時間差が生じることになる。また、ii)上記端末装置に撮像画像が表示されている場合でも、玄関扉を開ける際に当該端末装置に表示されている撮像画像を確認することは、実際には行われていない。よって上記i)及びii)のような場合には、例えば、急に玄関扉を外側に開けることによって玄関扉が来訪者にぶつかってしまう事故が起こり得るという問題点もあった。
そこで本発明は、上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、防犯上有効であると共に、玄関扉が玄関外側に突然開けられることに起因する事故を防止することが可能な表示制御を行う表示制御装置及び表示制御方法、並びに当該表示制御装置を含む表示システム及び当該表示制御装置用のプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、玄関内等の第1の空間と玄関外等の第2の空間との間を仕切る仕切り部材であって、当該第1の空間と当該第2の空間とを行き来する人が通過する玄関扉等の仕切り部材が閉まっている際の当該仕切り部材の前の前記第2の空間を撮像範囲とするカメラ等の撮像手段から、当該撮像範囲の撮像結果に相当する撮像情報を取得するインターフェース等の撮像情報取得手段と、前記取得した撮像情報に基づいて、前記撮像結果に相当する撮像画像を、閉まっている前記仕切り部材の前記第1の空間側の位置に表示させる制御部等の制御手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項13に記載の発明は、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の表示制御装置と、前記撮像手段と、前記表示手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項14に記載の発明は、表示制御装置において実行される表示制御方法において、玄関内等の第1の空間と玄関外等の第2の空間との間を仕切る仕切り部材であって、当該第1の空間と当該第2の空間とを行き来する人が通過する玄関扉等の仕切り部材が閉まっている際の当該仕切り部材の前の前記第2の空間を撮像範囲とするカメラ等の撮像手段から、当該撮像範囲の撮像結果に相当する撮像情報を取得する撮像情報取得工程と、前記取得した撮像情報に基づいて、前記撮像結果に相当する撮像画像を、閉まっている前記仕切り部材の前記第1の空間側の位置に表示させる制御工程と、を含む。
上記の課題を解決するために、請求項15に記載の発明は、コンピュータを、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の表示制御装置として機能させる。
請求項1又は請求項13乃至請求項15のいずれか一項に記載の発明によれば、第1の空間と第2の空間との間を行き来する人が通過する仕切り部材が閉まっている際の当該仕切り部材の前の第2の空間を撮像範囲とした撮像結果に相当する撮像情報を取得する。そして当該撮像情報に基づいて、撮像結果に相当する撮像画像を、閉まっている仕切り部材の第1の空間側の位置に表示させる。よって、例えば仕切り部材を開ける直前に、仕切り部材の第1の空間側において仕切り部材前の第2の空間の状況を認識することができるので、防犯上有効であると共に、仕切り部材が第2の空間側に突然開けられることに起因する事故を防止できる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示制御装置において、前記制御手段は、前記取得した撮像情報に基づいて、前記第1の空間側から見た前記撮像画像に変換して当該撮像画像を前記位置に表示させるように構成される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、取得した撮像情報に基づき、第1の空間側から見た撮像画像に変換して当該撮像画像を仕切り部材の第1の空間側の位置に表示させるので、より臨場感を持たせて撮像画像を表示させることができる。
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置において、前記撮像手段が、前記撮像範囲を有する広角の撮像手段であり、前記制御手段は、前記取得した撮像情報に対して前記広角に対応した補正処理を施して前記位置に前記撮像画像を表示させるように構成される。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、撮像手段が広角であり、撮像情報に対して当該広角に対応した補正処理を施して撮像画像を表示させるので、広い撮像範囲の撮像結果に相当する撮像画像を表示させることができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示制御装置において、前記仕切り部材の鉛直上方の前記第2の空間内の位置に前記撮像手段が備えられており、前記撮像手段の撮像方向が鉛直下方であるように構成される。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、仕切り部材の鉛直上方の第2の空間内の位置に撮像手段が備えられており、その撮像方向が鉛直下方とされている。よって、例えば第2の空間が屋外である場合において、撮像手段に日光が射込むことに起因する撮像画像の不鮮明化を防止することができる。
上記の課題を解決杓するために、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示制御装置において、前記第2の空間内に前記撮像手段が備えられており、前記撮像手段の撮像方向が水平であるように構成される。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像手段が第2の空間内に備えられており、その撮像方向が水平方向とされているので、より臨場感を持たせて撮像範囲を撮像することができる。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に表示制御装置において、前記制御手段は、前記取得した撮像情報に基づいた前記撮像画像を、閉まっている前記仕切り部材の前記第1の空間側の面に投影して表示するプロジェクタ等の表示手段を制御して、当該撮像画像を当該面に投影させて表示させるように構成される。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、閉まっている仕切り部材の第1の空間側の面に撮像画像を投影して表示する表示手段を制御して当該撮像画像を投影させて表示させる。よって、撮像画像表示用の部材を仕切り部材に特別に備えさせることなく、撮像画像を仕切り部材の位置に表示させることができる。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の表示制御装置において、前記仕切り部材よりも鉛直上方の前記第1の空間内に前記表示手段が備えられている。
請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明の作用に加えて、仕切り部材よりも鉛直上方の第1の空間内に表示手段が備えられているので、仕切り部材に表示されている撮像画像を視認する第1の空間内の者が、その者自身に遮られることなく、撮像画像の全体を視認することができる。
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に表示制御装置において、前記制御手段は、前記第1の空間の前記仕切り部材の前にいる前記人が視認可能な当該第1の空間内の位置に備えられたディスプレイ等の表示手段に前記撮像画像を表示させるように構成される。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、第1の空間の仕切り部材の前にいる人が視認可能な位置に備えられた表示手段に撮像画像を表示させるので、仕切り部材の傍で容易に撮像画像を視認させることができる。
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の表示制御装置において、前記表示手段が前記仕切り部材の前記第1の空間側の面に備えられている。
請求項9に記載の発明によれば、請求項8に記載の発明の作用に加えて、表示手段が仕切り部材の第1の空間側の面に備えられているので、仕切り部材を開ける直前の撮像画像を容易に視認させることができる。
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の表示制御装置において、前記仕切り部材を通過して前記第1の空間に入る前記人が前記第2の空間において操作する呼び出しチャイム等のチャイム鳴動手段が操作されたことを示す操作信号を取得するインターフェース等の操作信号取得手段と、前記操作信号が取得された場合に、前記撮像手段、前記撮像情報取得手段及び前記制御手段を起動させる制御部等の起動手段と、を更に備える。
請求項10に記載の発明によれば、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、チャイム鳴動手段の操作信号が取得された場合に、撮像手段、撮像情報取得手段及び制御手段を起動させる。よって、第2の空間から第1の空間に入る人がいる場合に、当該人を含む撮像画像を、例えば仕切り部材を開ける前に適切に表示させることができる。
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の表示制御装置において、前記第1の空間に入る前の前記第2の空間内の前記人を前記第1の空間において確認するインターホン等の確認手段の動作を終了させる終了操作が実行されたことを示す終了操作信号を取得するインターフェース等の終了操作信号取得手段と、前記終了操作信号が取得された場合に、前記撮像手段、前記撮像情報取得手段及び前記制御手段を起動させる制御部等の起動手段と、を更に備える。
請求項11に記載の発明によれば、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、確認手段の終了操作信号が取得された場合に、撮像手段、撮像情報取得手段及び制御手段を起動させる。よって、第2の空間から第1の空間に入る人がいる場合に、その確認後において、当該人を含む撮像画像を例えば仕切り部材を開ける前に適切に表示させることができる。
上記の課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の表示制御装置において、前記仕切り部材が開けられたことを検出するドアセンサ等の検出手段と、前記撮像手段、前記撮像情報取得手段及び前記制御手段の動作中において前記仕切り部材が開けられたことが検出された場合に、少なくとも前記制御手段の動作を終了させる制御部等の終了手段と、を更に備える。
請求項12に記載の発明によれば、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、制御手段等の動作中において仕切り部材が開けられたことが検出された場合に、少なくとも制御手段の動作を終了させるので、仕切り部材が開けられた後まで撮像画像が継続して表示されることを防止できる。
本発明によれば、第1の空間と第2の空間との間を行き来する人が通過する仕切り部材が閉まっている際の当該仕切り部材の前の第2の空間を撮像範囲とした撮像結果に相当する撮像情報を取得する。そして当該撮像情報に基づいて、撮像結果に相当する撮像画像を、閉まっている仕切り部材の第1の空間側の位置に表示させる。
従って、例えば仕切り部材を開ける直前に、仕切り部材の第1の空間側において仕切り部材前の第2の空間の状況を認識することができるので、防犯上有効であると共に、仕切り部材が第2の空間側に突然開けられることに起因する事故を防止できる。
次に、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態及び各変形形態は、例えば住宅への来訪者を、その住宅の玄関扉を住人が開ける前に住宅内において視覚的に確認するためのインターホンシステムに含まれる表示システムに対して、本発明を適用した場合の実施形態及び各変形形態である。このとき当該玄関扉が本発明に係る「仕切り部材」の一例に相当し、当該玄関扉の内側の住宅内が本発明に係る「第1の空間」の一例に相当し、当該玄関扉の外側の空間が本発明に係る「第2の空間」の一例に相当する。
(I)実施形態
初めに、本発明に係る実施形態について、図1乃至図4を用いて説明する。なお、図1は実施形態に係る表示システムの概要構成を示すブロック図であり、図2は当該表示システムの構成を例示する側視概念図であり、図3は実施形態に係る撮像画像の表示を玄関内から見た状態を例示する概念図であり、図4は実施形態に係る表示処理を示すフローチャートである。
初めに、本発明に係る実施形態について、図1乃至図4を用いて説明する。なお、図1は実施形態に係る表示システムの概要構成を示すブロック図であり、図2は当該表示システムの構成を例示する側視概念図であり、図3は実施形態に係る撮像画像の表示を玄関内から見た状態を例示する概念図であり、図4は実施形態に係る表示処理を示すフローチャートである。
図1に示すように実施形態に係る表示システムSは、上記インターホンシステムの一部であり且つチャイム1A及び室内スイッチ1Bを含むインターホン1と、インターフェース2と、玄関扉に対応して設置されたドアセンサ3と、CPU、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等からなる制御部4と、魚眼レンズGLを備え且つCCD(Charge Coupled Device)撮像素子又はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)撮像素子等からなるカメラ5と、光学式のプロジェクタ6と、により構成されている。このとき、カメラ5が本発明に係る「撮像手段」の一例に相当し、インターフェース2が本発明に係る「撮像情報取得手段」の一例、「操作信号取得手段」の一例及び「終了操作信号取得手段」の一例にそれぞれ相当し、制御部4が本発明に係る「制御手段」の一例、「起動手段」の一例、「検出手段」の一例及び「終了手段」の一例にそれぞれ相当する。また、プロジェクタ6が本発明に係る「表示手段」の一例に相当し、インターホン1が本発明に係る「確認手段」の一例に相当し、チャイム1Aが本発明に係る「チャイム鳴動手段」の一例に相当する。更に、上記インターフェース2及び制御部4は、カメラ5の筐体内に一体的に備えられていてもよいし、プロジェクタ6の筐体内に一体的に備えられていてもよいし、或いはカメラ5及びプロジェクタ6からは独立して備えられていてもよい。
この構成において、インターホン1に含まれるチャイム1Aは、玄関外における例えば上記玄関扉の脇等に備えられており、チャイム1Aが来訪者により操作されると、上記住宅内の例えば居間又は台所に備えられた子機が鳴動して当該来訪者の来訪を上記住人に告知する。また室内スイッチ1Bは、例えば当該子機の一部として備えられており、チャイム1Aを鳴動させた来訪者に応答した上記住人がインターホン1をオフとする際に操作するスイッチである。更にドアセンサ3は、玄関扉の開閉状態を検出し、インターフェース2を介してその検出結果を制御部4に出力する。
一方、実施形態に係るカメラ5及びプロジェクタ6は、図2に側視概念図を示すように、例えば天井部100と床部101との間に設けられた玄関扉Dと当該天井部100との間の隙間に通された取り付け用ステー10により、玄関扉Dの上方且つ玄関扉Dの中と外に、それぞれ備えられている。このときカメラ5は、その撮像方向が下方に向くように設置されている。これにより、玄関扉Dの玄関外がカメラ5の撮像範囲となる。そしてカメラ5は、魚眼レンズGLを介して玄関外の玄関扉Dの前にいる来訪者Mをその上方から撮像し、当該撮像結果に相当する画像データを、インターフェース2を介して制御部4に出力する。これにより制御部4は、魚眼レンズGLを用いることに起因する歪み等を補正するための例えば台形補正処理を上記画像データに対して施し、インターフェース2を介してプロジェクタ6に出力する。
他方、実施形態に係るプロジェクタ6は、例えば単焦点のプロジェクタであり、玄関扉Dの玄関内側の上方から、玄関扉Dの内側の面に向けて画像を投影するプロジェクタである。そして制御部4は、上記補正処理を施した画像データをプロジェクタ6に出力する。これによりプロジェクタ6は、上記来訪者Mの画像を含んで当該画像データに相当する撮像画像を玄関扉Dの内側の面に投影する。これにより、ドアノブDNをその側端部に有する玄関扉Dの内側の面には、図3に例示するように、来訪者Mを玄関の内側から見た状態の来訪者画像MGを含む撮像画像Gが、プロジェクタ6からの投影光Lを用いて投影される。なお図3では、玄関扉Dの内側の面における撮像画像Gの投影範囲をドットハッチングにより示しており、当該撮像画像Gの中に上記来訪者画像MGが含まれている。これにより、来訪者Mに応対すべく玄関扉Dを開けようとする上記住人は、あたかも玄関扉Dが透けて来訪者Mが見えているような状態で、ドアノブDNを操作して玄関扉Dを開ける直前の来訪者Mを確認することができることになる。
そして制御部4は、上述したカメラ5による来訪者Mの撮像結果に対応する撮像画像Gのプロジェクタ6による投影を含む実施形態に係る表示処理を、インターホン1内のチャイム1Aが来訪者Mにより操作されるか、又は室内スイッチ1Bが操作されてインターホン1がオフとされることにより、開始する。その後制御部4は、ドアセンサ3により玄関扉Dが開けられたことが検出されたとき、当該撮像画像Gの投影を終了するようにプロジェクタ6を制御する。
次に、制御部4を中心として実行される実施形態に係る表示処理について、纏めて図4を用いて説明する。
図4に示すように、例えば表示システムSとしての電源が投入されたタイミングで、制御部4は、来訪者Mが訪れてチャイム1Aが鳴動されたか、又は住人による来訪者Mへの応答が終了して室内スイッチ1Bが操作されてインターホン1がオフとされたか、の監視を開始する(ステップS1)。ステップS1の監視において、チャイム1Aが鳴動されず、且つ室内スイッチ1Bも操作されずにインターホン1がオフとされていない場合(ステップS1:NO)、制御部4はステップS1の監視を継続する。一方ステップS1の監視において、チャイム1Aが鳴動されたか、又は室内スイッチ1Bが操作されてインターホン1がオフとされた場合(ステップS1:YES)、来訪者Mが玄関外の玄関扉Dの前にいることになる。よって次に制御部4は、カメラ5を起動して来訪者Mの撮像を開始させる(ステップS2)。なお、カメラ5による玄関外の撮像がその時点で開始されている場合、制御部4は当該撮像を継続させる。そして制御部4は、当該撮像結果に相当する画像データに対して上記歪み等を補正するため補正処理を施し、それをプロジェクタ6に出力して上記来訪者画像MGを含む撮像画像Gの玄関扉Dの内側の面への投影を開始させる(ステップS3)。
その後制御部4は、玄関扉Dが開けられたことを示す検出結果がドアセンサ3から出力されたか否かを判定する(ステップS4)。ステップS4の判定において当該検出結果が出力されてこない場合(ステップS4:NO)、制御部4はカメラ5による来訪者Mの撮像及びプロジェクタ6による撮像画像Gの玄関扉Dの内側の面への投影を継続する(ステップS5)。その後制御部4は、上記ステップS4の判定に再度移行する。
一方ステップS4の判定において、玄関扉Dが開けられたことを示す上記検出結果がドアセンサ3から出力されてきた場合(ステップS4:YES)、玄関扉Dが開けられて来訪者Mへの応対が開始されているとして制御部4は次に、プロジェクタ6による撮像画像Gの玄関扉Dの内側の面への投影を終了し(ステップS6)、更にカメラ5による来訪者Mの撮像を修了する(ステップS7)。
その後制御部4は、例えば表示システムSとしての電源がオフとされる等の理由により実施形態に係る表示処理を終了するか否かを判定し(ステップS8)、当該表示処理を終了する場合は(ステップS8:YES)、そのまま当該処理を終了する。一方ステップS8の判定において、当該表示処理を引き続き継続する場合(ステップS8:NO)、制御部4は上記ステップS1に戻って上述してきた表示処理を継続する。
以上説明したように、実施形態に係る表示処理によれば、玄関内と玄関外との間を行き来する来訪者Mが通過する玄関扉Dが閉まっている際の当該玄関扉Dの前の玄関外を撮像範囲とした撮像結果に相当する画像データに基づいて、その撮像結果に相当する撮像画像Gを、閉まっている玄関扉Dの内側の位置に表示させる。よって、例えば玄関扉Dを開ける直前に、玄関扉Dの内側において玄関扉Dの前の玄関外の状況を認識することができるので、防犯上有効であると共に、玄関扉Dが外側に突然開けられることに起因する事故を防止できる。
また、取得した画像データに基づき、玄関の内側から見た撮像画像Gに変換して当該撮像画像Gを玄関扉Dの内側の位置に表示させるので、より臨場感を持たせて撮像画像Gを表示させることができる。
更に、カメラ5が魚眼レンズGLを備えており(即ち広角であり)、画像データに対して当該広角に対応した補正処理を施して撮像画像Gを表示させるので、広い撮像範囲の撮像結果に相当する撮像画像Gを表示させることができる。
更にまた、玄関扉Dの鉛直上方の玄関外の位置にカメラ5が備えられており、その撮像方向が鉛直下方とされているので、例えば玄関外が屋外である場合において、カメラ5に日光が射込むことに起因する撮像画像Gの不鮮明化を防止することができる。
また、閉まっている玄関扉Dの内側の面に撮像画像Gを投影して表示させるので、撮像画像Gの表示用の部材を玄関扉Dの内側の面に特別に備えさせることなく、撮像画像Gを玄関扉Dの位置に表示させることができる。
更に、玄関扉Dよりも上方の玄関内にプロジェクタ6が備えられているので、玄関扉Dに表示されている撮像画像Gを視認する住人が、その者自身に遮られることなく、撮像画像Gの全体を視認することができる。
更にまた、チャイム1Aが鳴動された場合、又はインターホン1がオフとされた場合に、カメラ5及びプロジェクタ6等を起動させるので、玄関外に来訪者Mがいる場合に、当該来訪者Mを含む撮像画像Gを、例えば玄関扉Dを開ける前に適切に表示させることができる。
また、カメラ5及びプロジェクタ6等が動作中において玄関扉Dが開けられたことが検出された場合に、それらの動作を終了させるので、玄関扉Dが開けられた後まで撮像画像Gが継続して投影されることを防止できる。
(II)変形形態
次に、本発明に係る各変形形態について図5を用いて説明する。なお図5は、各変形形態に係る表示システムの構成をそれぞれ示す側視概念図である。そして図5においては、実施形態に係る表示システムSと同様の構成部材については、同様の部材番号を付して細部の説明を省略する。
次に、本発明に係る各変形形態について図5を用いて説明する。なお図5は、各変形形態に係る表示システムの構成をそれぞれ示す側視概念図である。そして図5においては、実施形態に係る表示システムSと同様の構成部材については、同様の部材番号を付して細部の説明を省略する。
(A)第1変形形態
初めに、本発明に係る第1変形形態について図5(a)を用いて説明する。上述した実施形態に係る表示システムSに含まれるカメラ5及びプロジェクタ6は、玄関扉Dと天井部100との間の隙間に通された取り付け用ステー10により、玄関扉Dの上方に且つ玄関扉Dを挟むように備えられていた。そして、このときのカメラ5は、その撮像方向が下方に向くように設置されていた。
初めに、本発明に係る第1変形形態について図5(a)を用いて説明する。上述した実施形態に係る表示システムSに含まれるカメラ5及びプロジェクタ6は、玄関扉Dと天井部100との間の隙間に通された取り付け用ステー10により、玄関扉Dの上方に且つ玄関扉Dを挟むように備えられていた。そして、このときのカメラ5は、その撮像方向が下方に向くように設置されていた。
しかしながらカメラ5及びプロジェクタ6の取付方法は、実施形態に示す場合に限らず、例えば図5(a)に側視概念図を示すように、玄関扉Dと天井部100との間の隙間を利用して取り付け用ステー11により実施形態と同様にプロジェクタ6を設置すると共に、カメラ5は、その撮像方向を略水平として、取り付け用ステー11又は直接玄関扉Dの上部に取り付けるように構成してもよい。この第1変形形態の場合には、その撮像方向が水平方向とされたカメラ5が玄関外に備えられているので、訪問者Mに正対するように撮像方向が設定できることで、魚眼レンズGLを用いることに起因する上記補正処理を簡略化できると共に、より臨場感を持たせて撮像画像Gを撮像することができる。
(B)第2変形形態
次に、本発明に係る第2変形形態について図5(b)を用いて説明する。表示システムSに含まれるカメラ5及びプロジェクタ6については、上述した第1変形形態の他に、プロジェクタ6を天井部100に直接埋め込むように設置すると共に、その撮像方向を水平としてカメラ5を玄関扉Dの上部に直接設置するように構成してもよい。この第2変形形態の場合には、カメラ5の撮像方向が水平であることによる第1変形形態と同様の作用効果に加えて、実施形態に係る取り付け用ステー10は第1変形形態に係る取り付け用ステー11が不要となる作用効果を奏する。
次に、本発明に係る第2変形形態について図5(b)を用いて説明する。表示システムSに含まれるカメラ5及びプロジェクタ6については、上述した第1変形形態の他に、プロジェクタ6を天井部100に直接埋め込むように設置すると共に、その撮像方向を水平としてカメラ5を玄関扉Dの上部に直接設置するように構成してもよい。この第2変形形態の場合には、カメラ5の撮像方向が水平であることによる第1変形形態と同様の作用効果に加えて、実施形態に係る取り付け用ステー10は第1変形形態に係る取り付け用ステー11が不要となる作用効果を奏する。
(C)第3変形形態
次に、本発明に係る第3変形形態について説明する。本発明に係る撮像画像Gの表示に関し、上述した実施形態及び各変形形態では、プロジェクタ6を用いた光学的な投影により、玄関扉Dの内側の面に撮像画像Gを表示する(映し出す)構成とした。
次に、本発明に係る第3変形形態について説明する。本発明に係る撮像画像Gの表示に関し、上述した実施形態及び各変形形態では、プロジェクタ6を用いた光学的な投影により、玄関扉Dの内側の面に撮像画像Gを表示する(映し出す)構成とした。
これに対し、プロジェクタ6に代えて、例えば住宅内の玄関扉Dの近傍に、例えば液晶ディスプレイ等からなるディスプレイを設置し、このディスプレイに電子的に撮像画像Gを表示するように構成してもよい。このとき上記玄関扉Dの「近傍」とは、換言すれば、来訪者Mに応対する住人が玄関扉Dの内側に立ったときに視認可能な範囲である。
また、図3においてハッチングで示す撮像画像Gの範囲に相当する大きさのディスプレイを当該玄関扉Dの内側の面自体に設置し、この大型のディスプレイに電子的に撮像画像Gを表示させるように構成してもよい。なお、この場合のディスプレイとしては、軽量化、開閉時の他の部材との緩衝の防止、或いは製造上又は鮮明度等の観点からは、上記液晶ディスプレイの他に、例えば有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の薄型のディスプレイを用いるのが好ましい。
以上の第3変形形態によれば、玄関扉Dの内側にいる住人が視認可能な位置に備えられたディスプレイに撮像画像Gが表示されるので、玄関扉Dの傍で容易に撮像画像Gを視認させることができる。また、当該ディスプレイを玄関扉Dの内側の面自体に備える場合には、玄関扉Dを開ける直前の撮像画像Gをより容易且つ臨場感を持って視認させることができる。
(D)他の変形形態
最後に本発明に係る他の変形形態として、上述してきた実施形態及び各変形形態では、住宅に備えられた玄関扉Dにより玄関内と玄関外とが仕切られている場合について説明したが、これ以外に、例えばいわゆる引き戸やシャッタにより玄関内と玄関外とが仕切られている場合に本発明を適用することも可能である。
最後に本発明に係る他の変形形態として、上述してきた実施形態及び各変形形態では、住宅に備えられた玄関扉Dにより玄関内と玄関外とが仕切られている場合について説明したが、これ以外に、例えばいわゆる引き戸やシャッタにより玄関内と玄関外とが仕切られている場合に本発明を適用することも可能である。
また、上述してきた実施形態及び各変形形態では、チャイム1A又は室内スイッチ1Bの操作により撮像画像Gの表示を開始するように構成した。しかしながらこれ以外に、例えばチャイム1Aは鳴動されないが玄関外を任意のタイミングで確認したい場合等のために、実施形態又は各変形形態に係る撮像画像Gの表示処理を開始するため専用のスイッチを設けて、当該表示処理を開始させてもよい。
更に、上記住宅の玄関の他に、例えば、一つの建物(例えば住宅、ホテル又はマンション等)内にある部屋ごとにその部屋と部屋の前(廊下等)とを仕切る扉等がある場合に、その室外の来訪者に相当する撮像画像をその室内の当該扉等の位置に表示させる場合に本発明を適用してもよい。この場合には、上記扉等の内側(室内)が本発明に係る「第1の空間」の一例に相当し、上記扉等の外(室外)が本発明に係る「第2の空間」の一例に相当する。
更にまた、図4に示されるフローチャートに相当するプログラムを光ディスク等の記録媒体に記録しておき、又はインターネット等のネットワークを介して受信して記録しておき、それを汎用のマイクロコンピュータ等により読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータ等を、実施形態及び各変形形態に係る制御部4として機能させることもできる。
以上それぞれ説明したように、本発明は表示システムの分野に利用することが可能であり、特に防犯又は事故防止等を目的とする表示システムの分野に適用すれば、特に顕著な効果が得られる。
1 インターホン
1A チャイム
1B 室内スイッチ
2 インターフェース
3 ドアセンサ
4 制御部
5 カメラ
6 プロジェクタ
10、11 取り付け用ステー
100 天井部
101 床部
S 表示システム
D 玄関扉
M 来訪者
G 撮像画像
GL 魚眼レンズ
DN ドアノブ
MG 来訪者画像
1A チャイム
1B 室内スイッチ
2 インターフェース
3 ドアセンサ
4 制御部
5 カメラ
6 プロジェクタ
10、11 取り付け用ステー
100 天井部
101 床部
S 表示システム
D 玄関扉
M 来訪者
G 撮像画像
GL 魚眼レンズ
DN ドアノブ
MG 来訪者画像
Claims (15)
- 第1の空間と第2の空間との間を仕切る仕切り部材であって、当該第1の空間と当該第2の空間とを行き来する人が通過する仕切り部材が閉まっている際の当該仕切り部材の前の前記第2の空間を撮像範囲とする撮像手段から、当該撮像範囲の撮像結果に相当する撮像情報を取得する撮像情報取得手段と、
前記取得した撮像情報に基づいて、前記撮像結果に相当する撮像画像を、閉まっている前記仕切り部材の前記第1の空間側の位置に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1に記載の表示制御装置において、
前記制御手段は、前記取得した撮像情報に基づいて、前記第1の空間側から見た前記撮像画像に変換して当該撮像画像を前記位置に表示させることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置において、
前記撮像手段が、前記撮像範囲を有する広角の撮像手段であり、
前記制御手段は、前記取得した撮像情報に対して前記広角に対応した補正処理を施して前記位置に前記撮像画像を表示させることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
前記仕切り部材の鉛直上方の前記第2の空間内の位置に前記撮像手段が備えられており、
前記撮像手段の撮像方向が鉛直下方であることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
前記第2の空間内に前記撮像手段が備えられており、
前記撮像手段の撮像方向が水平であることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に表示制御装置において、
前記制御手段は、前記取得した撮像情報に基づいた前記撮像画像を、閉まっている前記仕切り部材の前記第1の空間側の面に投影して表示する表示手段を制御して、当該撮像画像を当該面に投影させて表示させることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項6に記載の表示制御装置において、
前記仕切り部材よりも鉛直上方の前記第1の空間内に前記表示手段が備えられていることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に表示制御装置において、
前記制御手段は、前記第1の空間の前記仕切り部材の前にいる前記人が視認可能な当該第1の空間内の位置に備えられた表示手段に前記撮像画像を表示させることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項8に記載の表示制御装置において、
前記表示手段が前記仕切り部材の前記第1の空間側の面に備えられていることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
前記仕切り部材を通過して前記第1の空間に入る前記人が前記第2の空間において操作するチャイム鳴動手段が操作されたことを示す操作信号を取得する操作信号取得手段と、
前記操作信号が取得された場合に、前記撮像手段、前記撮像情報取得手段及び前記制御手段を起動させる起動手段と、
を更に備えることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
前記第1の空間に入る前の前記第2の空間内の前記人を前記第1の空間において確認する確認手段の動作を終了させる終了操作が実行されたことを示す終了操作信号を取得する終了操作信号取得手段と、
前記終了操作信号が取得された場合に、前記撮像手段、前記撮像情報取得手段及び前記制御手段を起動させる起動手段と、
を更に備えることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
前記仕切り部材が開けられたことを検出する検出手段と、
前記撮像手段、前記撮像情報取得手段及び前記制御手段の動作中において前記仕切り部材が開けられたことが検出された場合に、少なくとも前記制御手段の動作を終了させる終了手段と、
を更に備えることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の表示制御装置と、
前記撮像手段と、
前記表示手段と、
を備えることを特徴とする表示システム。 - 表示制御装置において実行される表示制御方法において、
第1の空間と第2の空間との間を仕切る仕切り部材であって、当該第1の空間と当該第2の空間とを行き来する人が通過する仕切り部材が閉まっている際の当該仕切り部材の前の前記第2の空間を撮像範囲とする撮像手段から、当該撮像範囲の撮像結果に相当する撮像情報を取得する撮像情報取得工程と、
前記取得した撮像情報に基づいて、前記撮像結果に相当する撮像画像を、閉まっている前記仕切り部材の前記第1の空間側の位置に表示させる制御工程と、
を含むことを特徴とする表示制御方法。 - コンピュータを、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の表示制御装置として機能させることを特徴とする表示制御用プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016064447A JP2017183838A (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 表示制御装置、表示システム並びに表示制御方法及び表示制御用プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016064447A JP2017183838A (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 表示制御装置、表示システム並びに表示制御方法及び表示制御用プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017183838A true JP2017183838A (ja) | 2017-10-05 |
Family
ID=60007685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016064447A Pending JP2017183838A (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 表示制御装置、表示システム並びに表示制御方法及び表示制御用プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017183838A (ja) |
-
2016
- 2016-03-28 JP JP2016064447A patent/JP2017183838A/ja active Pending
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