JP2017181749A - 情報表示媒体 - Google Patents

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Ai Iguchi
愛 井口
隼一 杉本
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Abstract

【課題】任意の角度で折り曲げた状態を容易に維持する。
【解決手段】ベース基材10と、ベース基材10の一方の面に形成された表示電極21と、表示電極21のベース基材10とは反対側に対向配置された透明電極31と、表示電極21と透明電極31との間に配置され、表示電極21と透明電極31との間の電位差によって情報を可変表示する情報表示層32とを有し、ベース基材10が、塑性変形する金属薄膜11の一方の面に薄膜材料12が貼り合わされて構成され、薄膜材料12上に表示電極21が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報を可変表示する情報表示媒体に関し、特に、折り曲げ可能とする技術に関する。
従来、情報を表示する表示装置として、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等が用いられている。これらは、テレビ受像機に用いられることによりテレビ局から送信されたテレビ映像を表示したり、パソコンのディスプレイとして用いられることにより、パソコンに保存された情報やインターネットを介して配信された情報を表示したりすることができる。また、上述したような表示装置に加えて、紙のように薄い薄型の情報表示媒体が普及している。このような情報表示媒体は、一方の面に表示電極が形成された電極基板と、一方の面の全面に透明電極が設けられた透明基板とが情報表示層を介して積層されて構成されており、表示電極と透明電極との間の電位差によって情報表示層にて情報が可変表示される。
また近年では、上述したような情報表示媒体として、折り曲げ可能な構成とすることで利便性を向上させるものも考えられており、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された情報表示媒体は、ベース層と表示層と保護層とがこの順で積層されてなる電子ペーパーにおいて、折り曲げ部をベース層のみから構成したり、表示層の厚さを折り曲げ部のみ薄くしたり、折り曲げ部にて表示層を空洞としたりすることで、折り曲げ部の剛性を弱めて折り曲げ可能な構成としている。
特許第4287675号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ベース層が、折り曲げた際に弾性復元力を有する材料から構成されている場合、その弾性復元力の大きさによっては、折り曲げた状態を維持することが困難となってしまう虞がある。また、折り癖を予めつけることで折り曲げ角度を0度とした状態を維持できる構成としたとしても、任意の角度で維持することが困難であり、特に、折り曲げ角度を鈍角とした状態を維持することが困難であるという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、任意の角度で折り曲げた状態を容易に維持することができる情報表示媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
所定の領域を折り部として折り曲げ可能に構成された情報表示媒体であって、
ベース基材と、
前記ベース基材の一方の面に形成された表示電極と、
前記表示電極の前記ベース基材とは反対側に対向配置された透明電極と、
前記表示電極と前記透明電極との間に配置され、前記表示電極と前記透明電極との間の電位差によって情報を可変表示する情報表示層とを有し、
前記ベース基材は、塑性変形する金属薄膜の一方の面に第1の絶縁層が積層されて構成され、前記第1の絶縁層上に前記表示電極が形成されている。
上記のように構成された本発明においては、ベース基材の所定の領域を折り部として折り曲げると、ベース基材が、塑性変形する金属薄膜の一方の面に第1の絶縁層が積層されて構成されていることにより、金属薄膜が塑性変形し、折り癖をつけることなく任意の角度で折り曲げた状態が維持される。特に、折り部を中心とした折り曲げ角度が、90度以上180度以下といった鈍角であっても、折り曲げた状態が維持されることになる。
また、金属薄膜の他方の面に第2の絶縁層が積層され、第2の絶縁層の折り部となる領域にハーフスリットが線状に形成されていれば、ハーフスリットによって容易に折り曲げることができるとともに、折り曲げた状態が維持されることになる。
また、表示電極に電気信号を伝達するための信号線が、ベース基材に折り部を横断して形成されていても、折り癖をつける必要がないことから、信号線にダメージが加わりにくく、断線が抑制される。
本発明によれば、表示電極が形成されたベース基材が、塑性変形する金属薄膜の一方の面に第1の絶縁層が積層されて構成されているため、所定の領域を折り部として折り曲げると、金属薄膜が塑性変形し、それにより、折り癖をつけることなく任意の角度で折り曲げた状態を維持することができる。特に、折り部を中心とした折り曲げ角度が、90度以上180度以下といった鈍角であっても、折り曲げた状態を維持することができる。
また、表示電極に電気信号を伝達するための信号線が、ベース基材に折り部を横断して形成されていても、折り癖をつける必要がないことから、信号線にダメージが加わりにくく、断線を抑制することができる。
本発明の情報表示媒体に用いられる背面電極ユニットの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した背面電極ユニットを用いた本発明の情報表示媒体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図2に示した情報表示媒体を折り曲げた際の作用を説明するための図であり、(a)は折り曲げていない状態における外観斜視図、(b)は折り曲げた状態における外観斜視図である。 本発明の情報表示媒体に用いられる背面電極ユニットの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図4に示した背面電極ユニットを用いた本発明の情報表示媒体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図5に示した情報表示媒体を折り曲げた際の作用を説明するための図であり、(a)は折り曲げていない状態における外観斜視図、(b)は折り曲げた状態における外観斜視図である。 本発明の情報表示媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は一部の表面図、(c)は(b)に示したA−A’断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の情報表示媒体に用いられる背面電極ユニットの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態における背面電極ユニットは図1に示すように、一列に並んだ4つの表示電極部1a〜1dを有し、ベース基材10の一方の面に表示電極21及び信号線22が形成されて構成されている。
ベース基材10は、塑性変形する材料からなる金属薄膜11の一方の面に、第1の絶縁層である絶縁性材料からなる薄膜材料12が貼り合わされることで積層されて構成され、薄膜材料12上に表示電極21及び信号線22が形成されている。金属薄膜11としては、例えば、アルミ薄膜を用いることが考えられる。また、薄膜材料12としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムやPEN(ポリエチレンナフタレート)フィルム等といった、折り曲げた際に弾性復元力を有するものが考えられ、銀等を主成分とする導電性ペーストを用いた印刷によって表示電極21及び信号線22が形成されている。
表示電極21は、表示電極部1a〜1dのそれぞれにおいて、表示電極部1a〜1dを用いて表示する情報に合わせてセグメント形状に形成されている。また、これら表示電極21のそれぞれには、表示電極21に電気信号を伝達することで電圧を印加するための信号線22が接続されている。表示電極部1a,1bに形成された表示電極21に対しては、背面電極ユニット1の表示電極部1a〜1dの並び方向における表示電極部1a側の端部から信号線22が延びて接続されており、表示電極部1c,1dに形成された表示電極21に対しては、背面電極ユニット1の表示電極部1a〜1dの並び方向における表示電極部1d側の端部から信号線22が延びて接続されている。そのため、表示電極部1bの表示電極21に接続された信号線22は、表示電極部1a,1bの境界を横断して形成されており、また、表示電極部1cの表示電極21に接続された信号線22は、表示電極部1c,1dの境界を横断して形成されている。
図2は、図1に示した背面電極ユニット1を用いた本発明の情報表示媒体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態における情報表示媒体は図2に示すように、図1に示した背面電極ユニット1の表示電極21及び信号線22が形成された面上に、情報表示層32、透明電極31及び保護フィルム40がこの順で積層されて構成されている。
情報表示層32及び透明電極31は、図1に示した表示電極部1a〜1d毎に表示電極21を覆うように積層されて電子ペーパー部30を構成し、透明電極31が表示電極21のベース基材10とは反対側に対向配置され、透明電極31と表示電極21との間に情報表示層32が配置されている。そして、表示電極部1a〜1d毎に情報表示層32及び透明電極31が積層された領域が、一列に並んだ4つの情報表示部2a〜2dとなっている。なお、電子ペーパー部30としては、例えば、電気泳動型のものを用いることが考えられる。
保護フィルム40は、透明な樹脂材料からなり、ベース基材10の情報表示層32及び透明電極31が積層された面に、情報表示部2a〜2dの全てに渡って情報表示層32及び透明電極31を覆うように積層されている。そのため、情報表示部2a〜2d間の領域は、ベース基材10と保護フィルム40のみからなり、それにより、情報表示部2a〜2d間の領域は、他の領域と比べて厚さが薄い折り部3となっている。そして、信号線22が、表示電極部1a,1bの境界、及び表示電極1c,1dの境界をそれぞれ横断して形成されていることから、信号線22は、折り部3を横断して形成されていることになる。
上記のように構成された情報表示媒体2においては、透明電極31に所定の電圧が印加された状態で、情報表示部2a〜2dにて表示する情報に応じて表示電極21に2種類の電圧が選択的に印加されることによって、情報表示層32に透明電極31と表示電極21との間の電位差による電位が付与され、情報表示層32がこの電位によって状態が変化し、この状態の変化が情報表示部2a〜2dのそれぞれにおいて2色で情報が表示される。そして、この情報が保護フィルム40側から視認されることとなる。
以下に、上述した情報表示媒体2を折り曲げた際の作用について説明する。
図3は、図2に示した情報表示媒体2を折り曲げた際の作用を説明するための図であり、(a)は折り曲げていない状態における外観斜視図、(b)は折り曲げた状態における外観斜視図である。なお、図3においては、表示電極21、信号線22、電子ペーパー部30及び保護フィルム40の図示を省略している。
図2に示した情報表示媒体2を、図3(a)に示すように情報表示部2a〜2dのそれぞれにて情報が表示されている状態で折り曲げる場合、図3(b)に示すように、折り部3を中心として折り曲げる。
情報表示媒体2が折り部3を中心として折り曲げられると、ベース基材10を構成する金属薄膜11が塑性変形するものであるため、それに伴って金属薄膜11が塑性変形し、それにより、折り癖をつけることなく任意の角度で折り曲げた状態を維持することができる。
特に、図3(b)に示すように、折り部3を介した折り曲げ角度が、90度以上180度以下といった鈍角である場合、ベース基材10を構成する薄膜材料12や保護フィルム40が、折り曲げた際に弾性復元力を有する材料から構成されていると、その復元力によって折り曲げた状態を維持しにくくなってしまうが、上述したように、金属薄膜11が塑性変形することで、折り曲げた状態が維持されることになる。
また、上述したように、表示電極部1b,1cの表示電極21に接続された信号線22が、折り部3を横断してベース基材10に形成されているが、上述したように、情報表示媒体2を折り曲げるためにベース基材10に折り癖をつける必要がないことから、信号線22にダメージが加わりにくく、断線を抑制することができる。
なお、情報表示媒体2の折り曲げ形状としては、図3に示したような屏風状に限らず、情報表示部2a〜2dを4つの側面とした四角柱型等も考えられる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の情報表示媒体に用いられる背面電極ユニットの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態における背面電極ユニットは図4に示すように、図1に示したものに対して、ベース基材110が、金属薄膜111の表裏に薄膜材料112a,112bが貼り合わされることで積層されて構成され、第2の絶縁層となる薄膜材料112bの金属薄膜111との貼り合わせ面とは反対側の面において、表示電極部101a〜101dの境界にハーフスリット113が線状に形成されている点が異なるものである。
図5は、図4に示した背面電極ユニット101を用いた本発明の情報表示媒体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態における情報表示媒体は図5に示すように、図2に示したものと同様に、図4に示した背面電極ユニット101の表示電極121及び信号線122が形成された面上に、情報表示層132、透明電極131及び保護フィルム140がこの順で積層されて構成されている。
これにより、本形態における情報表示媒体102においても、情報表示部102a〜102d間の領域が、他の領域と比べて厚さが薄い折り部103となっている。そして、ベース基材110の薄膜材料112bにおいて、表示電極部101a〜101dの境界にハーフスリット113が線状に形成されていることから、ハーフスリット113が折り部103と重なって形成されていることになる。
上記のように構成された情報表示媒体102においては、透明電極131に所定の電圧が印加された状態で、情報表示部102a〜102dにて表示する情報に応じて表示電極121に2種類の電圧が選択的に印加されることによって、情報表示層132に透明電極131と表示電極121との間の電位差による電位が付与され、情報表示層132がこの電位によって状態が変化し、この状態の変化が情報表示部102a〜102dのそれぞれにおいて2色で情報が表示される。そして、この情報が保護フィルム140側から視認されることとなる。
以下に、上述した情報表示媒体102を折り曲げた際の作用について説明する。
図6は、図5に示した情報表示媒体102を折り曲げた際の作用を説明するための図であり、(a)は折り曲げていない状態における外観斜視図、(b)は折り曲げた状態における外観斜視図である。なお、図6においては、表示電極121、信号線122、電子ペーパー部130及び保護フィルム140の図示を省略している。
図5に示した情報表示媒体102を、図6(a)に示すように情報表示部102a〜102dのそれぞれにて情報が表示されている状態で折り曲げる場合、図6(b)に示すように、折り部103を中心として折り曲げる。その際、ベース基材110を構成する薄膜材料112bの折り部103となる領域には、ハーフスリット113が折り部103と重なって形成されているため、ハーフスリット113をガイドとして情報表示媒体102を折り曲げることができ、折り曲げ位置を一定のものとすることができる。
情報表示部102aと情報表示部102b、あるいは情報表示部102cと情報表示部102dのように、情報表示部102a〜102dにて表示される情報が視認される側が外側となるように折り部103を中心として折り曲げられる場合は、ハーフスリット113の開口側の端部が幅方向に狭まるように作用し、また、情報表示部102bと情報表示部102cのように、情報表示部102b,102cにて表示される情報が視認される側が内側となるように折り部103を中心として折り曲げられる場合は、ハーフスリット113の開口側の端部が幅方向に広がるように作用し、それにより、情報表示媒体102を容易に折り曲げることができる。
そして、情報表示媒体102が折り部103を中心として折り曲げられると、ベース基材110を構成する金属薄膜111が塑性変形するものであるため、それに伴って金属薄膜111が塑性変形し、それにより、折り癖をつけることなく任意の角度で折り曲げた状態を維持することができる。
また、上述したように、情報表示媒体102が折り曲げられた状態においては、ベース基材110の折り曲げ部分の撓みが、ハーフスリット113の開口側端部の幅の変位によって吸収されるため、これによっても、折り癖をつけることなく任意の角度で折り曲げた状態を維持することができる。
特に、図6(b)に示すように、折り部103を介した折り曲げ角度が、90度以上180度以下といった鈍角である場合、ベース基材110を構成する薄膜材料112a,112bや保護フィルム140が、折り曲げた際に弾性復元力を有する材料から構成されていると、その復元力によって折り曲げた状態を維持しにくくなってしまうが、上述したように、金属薄膜111が塑性変形するとともに、ベース基材110の折り曲げ部分の撓みが、ハーフスリット113の開口側端部の幅の変位によって吸収されることで、折り曲げた状態が維持されることになる。
また、本形態においても、表示電極部101b,101cの表示電極121に接続された信号線122が、折り部103を横断して形成されているが、上述したように、情報表示媒体102を折り曲げるためにベース基材110に折り癖をつける必要がないことから、信号線122にダメージが加わりにくく、断線を抑制することができる。
なお、本形態においては、金属薄膜111に貼り合わされた薄膜材料112bにハーフスリット113が形成されているが、薄膜材料112bを表裏貫通したスリットであってもよい。
また、上述した実施の形態においては、情報表示部2a〜2d,102a〜102dのそれぞれにて情報が表示されている状態で情報表示媒体2,102を折り曲げる場合の作用について説明したが、情報表示媒体2,102を折り曲げた状態で、情報表示部2a〜2d,102a〜102dのそれぞれにて情報を表示する場合も、同様の作用が生じることは言うまでもない。
(他の実施の形態)
本発明の情報表示媒体は、上述したように4つの情報表示部が一列に並んだ構成に限らない。
図7は、本発明の情報表示媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は一部の表面図、(c)は(b)に示したA−A’断面図である。
本形態における情報表示媒体は図7に示すように、互いに合同な二等辺三角形からなる複数の情報表示部202aが規則的に並んで構成されている。具体的には、1つの情報表示部202aを基準とすると、その情報表示部202aの底辺が他の情報表示部202aの底辺と隣接し、かつ、基準となる情報表示部202aの斜辺が、底辺が隣接した情報表示部202aとは異なる2つの情報表示部202aの斜辺にそれぞれ隣接するように並んでいる。
本形態における情報表示媒体202においても、図5に示したものと同様に、金属薄膜211の表裏に薄膜材料212a,212bが貼り合わされて構成されたベース基材210に、情報表示部202a毎に表示電極221が形成されているとともに、薄膜材料212bの情報表示部202aの境界に線状のハーフスリット213が互いに交差して形成されている。そして、ハーフスリット213が形成された領域が折り部203となっている。
上記のように構成された情報表示媒体202においては、ハーフスリット213のうち、図7(b)中上下に延びるハーフスリット213が形成された折り部203が、情報表示部202aにて表示される情報が視認される側が内側となるように谷折りにされ、かつ、それ以外のハーフスリット213が形成された折り部203が、情報表示部202aにて表示される情報が視認される側が外側となるように山折りにされるというように、いわゆるダイヤモンド折りにされる。その場合においても、上記同様に、ベース基材210にハーフスリット213が形成されていることや、ベース基材210として、塑性変形する金属薄膜211の表裏に薄膜材料212a,212bを貼り合わせたものを用いることで、折り部203における折り曲げ状態を維持することができる。
なお、上述した実施の形態においては、折り部を介した情報表示部のそれぞれに、個別の表示電極が設けられているが、折り部を跨いでその全面に面状の表示電極を設けてもよい。
1,101 背面電極ユニット
1a〜1d,101a〜101d 表示電極部
2,102,202 情報表示媒体
2a〜2d,102a〜102d,202a 情報表示部
3,103,203 折り部
10,110,210 ベース基材
11,111,211 金属薄膜
12,112a,112b,212a,212b 薄膜材料
21,121,221 表示電極
22,122 信号線
30,130 電子ペーパー部
31,131,231 透明電極
32,132,232 情報表示層
40,140,240 保護フィルム
113,213 ハーフスリット

Claims (4)

  1. 所定の領域を折り部として折り曲げ可能に構成された情報表示媒体であって、
    ベース基材と、
    前記ベース基材の一方の面に形成された表示電極と、
    前記表示電極の前記ベース基材とは反対側に対向配置された透明電極と、
    前記表示電極と前記透明電極との間に配置され、前記表示電極と前記透明電極との間の電位差によって情報を可変表示する情報表示層とを有し、
    前記ベース基材は、塑性変形する金属薄膜の一方の面に第1の絶縁層が積層されて構成され、前記第1の絶縁層上に前記表示電極が形成されている、情報表示媒体。
  2. 請求項1に記載の情報表示媒体において、
    前記ベース基材が、前記折り部を中心として90度以上180度以下に折り曲げられている、情報表示媒体。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報表示媒体において、
    前記ベース基材は、前記金属薄膜の他方の面に第2の絶縁層が積層され、該第2の絶縁層の前記折り部となる領域にハーフスリットが線状に形成されている、情報表示媒体。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報表示媒体において、
    前記第1の絶縁層上に、前記表示電極に電気信号を伝達するための信号線が形成され、該信号線は、前記折り部を横断して形成されている、情報表示媒体。
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