JP2017181097A - 重量測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置に設けられる温度センサを用いて温度変化を監視し、温度変化が大きい場合はゼロセットの頻度を高くすることでゼロ点を安定させるとともに、その際に処理能力も変化させることのできる重量測定装置を提供する。【解決手段】重量測定装置において、被測定物2の質量を測定する計量部5と、被測定物2を1個ずつ搬送し、計量部5への供給及び計量部5からの搬出を行う搬送部4と、計量部5への被測定物2の供給を止める停止部18と、計量部5の温度を検出する温度センサ30と、温度センサ30により得られる温度変化、測定の要求精度、及び秤特性に基づき停止部18を作動制御して、被測定物2が送られないタイミングを計量部5に発生させ、計量部5に被測定物2が供給されていない状態を計量して計量部5のゼロセットを実行する制御部6と、を設けた。【選択図】 図3

Description

本発明は、重量測定装置に関する。
被測定物としてのカプセルを扱う装置として、秤量台に被測定物であるカプセルを間欠的に1個ずつ搬送し、カプセルの質量を計るカプセル重量選別機が知られている(特許文献1参照)。カプセル重量選別機は、秤量台に付着した粉体等を取り除く目的で、秤量台周辺をエアブローによる清掃と、ゼロ値変動の補正、所謂ゼロセットを実施している。また、カプセルの秤量台への供給を止める機構を持ち、カプセルを溜めるバッファ部を持つため、前段装置の供給速度に影響されることなく、カプセル重量選別機の任意のタイミングでゼロセットが実施可能である。カプセル重量選別機は、秤量台の重量とともに被測定物の質量を計量するため、被測定物の質量のみに対する選別判定を行なうためには、計量器の計量信号から秤量台自身の質量分を減算補正(ゼロ補正)する必要がある(特許文献2参照)。これに際し、カプセル重量選別機は、ゼロセットを実施することによりゼロ補正値の更新を行うようにしている。
特開2015−152435号公報 特許第2706837号公報
しかしながら、カプセル重量選別機は、高精度でカプセルを測定する装置であり、周囲の温度変化や電源ON時の内部温度の上昇により、秤量部の温度も変化し、ゼロ点の安定性に悪影響を与える場合がある。また、装置の周囲温度の変化が大きい場合には、予めゼロセットを頻繁に行うことで温度変化に対応することも可能であるが、ゼロセットの頻度が高いと、秤量台へのカプセル供給停止の頻度が高くなるため処理能力の低下、若しくは処理能力を維持した場合は測定時間が短くなるため測定精度の悪化、が懸念される。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、装置に設けられる温度センサを用い、温度変化を監視し、温度変化が大きい場合はゼロセットの実行頻度を高くすることでゼロ点を安定させるとともに、その際に処理能力も変化させることのできる重量測定装置を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の重量測定装置1は、被測定物2の質量を測定する計量部5と、
前記被測定物2を1個ずつ搬送し、前記計量部5への供給及び該計量部5からの搬出を行う搬送部4と、
前記計量部5への前記被測定物2の供給を止める停止部18と、
前記計量部5の温度を検出する温度センサ30と、
前記温度センサ30により得られる温度変化、前記測定の要求精度、及び秤特性に基づき前記停止部18を作動制御して、前記被測定物2が送られないタイミングを前記計量部5に発生させ、該計量部5に前記被測定物2が供給されていない状態を計量して前記計量部5のゼロセットを実行する制御部6と、
を具備することを特徴とする。
この重量測定装置1では、温度が上昇したら、その段階で被測定物2の供給を止めて、計量部5に被測定物2の無い状態を計量し、すなわちゼロセットを実行する。温度変化が大きいときには、温度の計測の度にゼロセットを実行し、或いは所定時間内にn回、例えば1回、ゼロセットを実行する。温度変化がほとんど無いときには、ゼロセットを行わない。要求精度とは、被測定物2を測定する際の質量の許容誤差、例えば基準となる質量値に対する±mg等の範囲である。要求精度に余裕があれば、すなわち許容誤差の幅が大きければゼロセットの実行頻度を低くする。要求精度が厳しければ、すなわち許容誤差の幅が小さく、高い精度を要求されればゼロセットの実行頻度を高くする。重量測定装置1は、その重量測定装置固有の秤特性を有する。秤特性とは、その重量測定装置1において計量部5等の温度が20℃から30℃に変化すると測定結果がMmg、例えばゼロ点が5mg変化するなどの特性である。制御部6は、その重量測定装置1におけるゼロ点が変化する温度に応じゼロセット実行の可否を決定する。これらにより、重量測定装置は、周囲温度の変化、内部温度の変化に応じて自動的にゼロセットの周期を変更する。その結果、重量測定装置1は、温度変化の影響、測定精度の影響を最小限にして、処理能力の低下を抑え質量の測定を行うことが可能となる。
本発明の請求項2記載の重量測定装置1は、請求項1記載の重量測定装置であって、
前記搬送部4が、それぞれに前記計量部5を備えて前記被測定物2を並列に搬送する複数の搬送ライン13からなり、
それぞれの前記計量部5に前記温度センサ30が設けられることを特徴とする。
この重量測定装置1では、温度センサ30が、並列に設けられたそれぞれの搬送ライン13における計量部5に設けられる。制御部6は、それぞれの温度センサ30からの測定温度に応じ、それぞれの搬送ライン13毎にゼロセットを実行する。並列に設置された複数の搬送ライン13は、外側に位置する搬送ライン13と、内側に位置する搬送ライン13とで温度の影響が異なる。例えば外気の影響が多い大きい場合には、高温時に外側の搬送ライン13で温度が上昇し、内部の発熱がこもる場合には、内側の搬送ライン13で温度が上昇する。重量測定装置1は、それぞれの搬送ライン13の測定温度に応じ、それぞれの搬送ライン13毎にゼロセットを実行することにより、全ての搬送ライン13を停止する場合に比べ、処理能力の低下を抑制することができる。
本発明の請求項3記載の重量測定装置1は、請求項1または2記載の重量測定装置であって、
前記制御部6が、前記ゼロセットの実行頻度に応じて前記搬送部4の搬送速度を変更制御することを特徴とする。
この重量測定装置1では、制御部6が、ゼロセットの実行頻度に応じ搬送部4による被測定物2の搬送速度を変更制御する。すなわち、制御部6は、ゼロセットの実行頻度が高い場合には、搬送部4の搬送速度を速くする。一方、制御部6は、ゼロセットの実行頻度が低い場合には、搬送部4の搬送速度を維持する。これにより、重量測定装置1は、ゼロセットの実行頻度が増えることによる処理能力の低下が抑制される。
本発明に係る請求項1記載の重量測定装置によれば、最適な頻度でゼロセットを行うことにより温度変化の影響、測定精度の低下、処理能力の低下を最小限とし、装置自体の温度変化や周囲環境に影響されず安定した測定を行うことが可能となる。
本発明に係る請求項2記載の重量測定装置によれば、複数で構成される搬送ラインの測定温度に応じ、各搬送ライン毎にゼロセットを実行することが可能となるので、全搬送ラインを止める必要がなく、装置全体としての処理能力の低下を抑制できる。
本発明に係る請求項3記載の重量測定装置によれば、ゼロセットを実行する回数が増えることで低下する処理能力を回復させることができる。
本発明の実施形態に係る重量測定装置の外観斜視図である。 図1に示した重量測定装置の要部拡大図である。 図1に示した重量測定装置の搬送部を表した側面図である。 計量部の概略を表した模式図である。 図1に示した重量測定装置の制御系の構成を説明するブロック図である。 ゼロセットの手順を表すフローチャートである。 計量部における温度変化の一例を表すグラフである。 温度センサの配置のバリエーションを(a)(b)(c)に表した変形例の構成説明図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る重量測定装置の外観斜視図、図2は図1に示した重量測定装置の要部拡大図、図3は図1に示した重量測定装置の搬送部を表した側面図である。
本実施形態に係る重量測定装置1は、被測定物の重量を検査、すなわち秤量する。本実施形態において、被測定物は、両端が半球状に形成された長尺の円柱状となったカプセル2(図3参照)である。カプセル2の原料としては、ゼラチンやヒドロキシプロピルメチルセルロースなどを用いることができる。この他、重量測定装置1の検査対象となる被測定物は、錠剤や、顆粒薬や砂糖などが封入されるスティック分包(スティック型包装体)などとすることができる。
重量測定装置1は、外筐体3と、搬送部4と、計量部5と、制御部6(図5参照)と、に構成が大別される。外筐体3は、一部が透光性とされた開閉自在の扉体7を有する。外筐体3の上面には、搬送部4に連通する供給孔8が設けられており、ホッパ9を外筐体3の上面に取り付けて供給孔8に連通させることにより、外筐体3の内部にある搬送部4にカプセル2を供給することができる。重量測定装置1は、後述のシャッターによりカプセル2の計量部5への供給を止める機構を持ち、すなわちカプセル2を留めることのできるバッファ部を備える。重量測定装置1は、カプセル2を溜めるバッファ部を持つため、前段装置の供給速度に影響されることなく、任意のタイミングで後述するゼロセットが実施可能となる。
本実施形態において、搬送部4は、同一構成の3つの搬送部4が並設される。それぞれの搬送部4は、供給部10と、間欠搬送部11、振り分け部12と、を有する。また、搬送部4には、供給部10と間欠搬送部11とが、複数、例えば10列の搬送ライン13として並設される。それぞれの搬送ライン13には、計量部5の計量ユニット14(図4参照)が配置される。計量ユニット14は、それぞれの搬送ライン13を横断する一つの計量部ケース15によって囲まれる。すなわち、本実施形態では、並列した10個の計量ユニット14が計量部ケース15内に配設されて1組となり、さらにこの組構成を3つ並列構成することで、搬送ライン13が30列となる。
供給部10は、上方に配置されるホッパ9より投入されたカプセル2を間欠的に1個ずつ後工程へ送り出す。供給部10は、マガジン17と、停止部としてのシャッター18と、を有する。マガジン17は、ホッパ9の底部に連通し、カプセル2を落下させる供給路が形成されて、周期的に上下移動される。カプセル2は、マガジン17内部の供給路でその軸線を上下方向に向けた縦方向で、上下方向に一列に並んで収容されている。シャッター18は、通常時、マガジン17が上下移動における下端位置を外れたときに供給路を閉鎖し、供給路の下端からカプセル2の落下を停止する。すなわち、このシャッター18の開閉動作にて、マガジン17から計量部5へのカプセル2の供給と、この供給の停止を行うことができる。
供給部10には、マガジン17の直下に湾曲凹部19が設けられる。マガジン17から落下したカプセル2は、湾曲凹部19に着地することで、図3に示すように、その軸線を搬送方向斜め上に向けた傾斜姿勢で保持される。供給部10には、湾曲凹部19の搬送方向上流側(図3中右側)に、搬送方向に進出されるプッシャー20が設けられる。プッシャー20は、湾曲凹部19の後方(図中右側)から水平にスライドして、湾曲凹部19に位置するカプセル2を次工程へ送る。
計量部5は、カプセル2の質量を測定する。計量部5は、供給部10の次工程に設けられ、供給部10からプッシャー20にて送り出されたカプセル2が1個ずつ載せられて、カプセル2の1個の重量を計測する。計量部5の計量ユニット14は、秤量台21を有する計測装置16からなる。秤量台21は、ロバーバル機構によって計測装置16に支持される。ロバーバル機構は、それぞれの辺が自由に動ける平行四辺形の枠組みを有する。この枠組みの一方の柱に秤量台21を取り付け、他方の柱を固定端とした計量センサとされる。これにより、秤量台21のどの位置にカプセル2が載せられても正確な重量が計測される。計測装置16は、計量センサとして、例えばロードセル(図示略)を有する。秤量台21にカプセル2が載置されることで、荷重が加わるロードセルの電気信号によってカプセル2の重量を計量する。なお、計量センサは、ロードセルに限定されず、他の種々の計量センサを用いることが可能である。
間欠搬送部11は、カプセル2を、供給部10及び計量部5と同期して間欠的に搬送する。間欠搬送部11は、搬送体22と、階段状搬送機構23と、段飛び規制屋根部24と、からなる。
搬送体22は、例えばE字状等、下向きの空間を備えた構造で形成される。搬送体22は、前爪部と、中爪部と、後爪部とを有し、カプセル2の逃げ、飛び出しを防止することができる。搬送体22は、秤量台21のカプセル2を上から被せるように保持し、次段の階段状搬送機構23に送る。搬送体22は、供給部10の動きに同期してカプセル2を間欠搬送する。すなわち、停止している時間は、計量部5の秤量タイミングと略一致する。
階段状搬送機構23は、カプセル2の搬送方向に沿って段階的に低くなる。本構成において、階段状搬送機構23は、カプセル2を、計量部5の秤量タイミングと略一致で静止させて載置する。階段状搬送機構23は、載置台25を有する。本構成において、載置台25は、5個所となる。なお、本発明に係る重量測定装置1は、載置台25を少なくとも1つ備える構成であればよい。
階段状搬送機構23は、固定段部体26と、段状プッシャー27と、を有する。固定段部体26は、載置台25が階段状となって形成されている。段状プッシャー27は、固定段部体26の中心で、搬送方向に沿って水平スライド自在に挟入されている。固定段部体26と段状プッシャー27とからなる搬送路は、載置台25によって段々のV溝となる。この各段には、1個1個のカプセル2が保持されるように載る。段状プッシャー27は、スライド作動されることにより、カプセル2を、「押す」、「落とす」、「戻す」の動作を繰り返す。
間欠搬送部11には、階段状搬送機構23の上方に、段飛び規制屋根部24が設けられる。段飛び規制屋根部24は、階段状搬送機構23に対し離間して対向配置され、対向下面が階段形状に倣って形成される。対向下面は、それぞれの載置台25に対向する逆段部を有する。この逆段部は、載置台25とによって、カプセル2の下段の載置台25への落下を防止する包囲空間を形成する。これにより、段飛び規制屋根部24の対向下面は、カプセル2の搬送先の載置台25よりも先の載置台25への段飛びを防止している。
振り分け部12は、間欠搬送部11またはその次工程に設けられる。本実施形態において、振り分け部12は、間欠搬送部11の最後部に設けられる。振り分け部12は、間欠搬送部11からカプセル2が搬送されるときに少なくとも計量部5からの計測の結果に基づきカプセル2の搬送先を切り替える。振り分け部12は、落下口28と、落下口開閉蓋29と、を有する。落下口28は、最後部の載置台25に開口され、カプセル2を下方の搬送先へ落下させる。落下口開閉蓋29は、落下口28を塞いでカプセル2の搬送先を切り替える。落下口開閉蓋29としては、例えば一端が回転軸を中心に回転することで、落下口28を開閉する回転蓋機構や落下口28に沿って直線往復運動することにより、落下口28を開閉するスライド蓋機構等よりなる。
重量測定装置1は、上記したそれぞれの可動部である供給部10、間欠搬送部11、振り分け部12が、1つのモーターMで駆動されるリンク機構Lなどによって動作するように構成される。リンク機構Lは、モーターの略一定の回転速度による回転運動が往復運動や揺動運動に変換され制御されることで、間欠搬送を所定時間間隔(タイミング)で可能としている。重量測定装置1は、この間欠搬送のタイミングに同期して、計量部5の秤量動作が制御される。
制御部6は、モーターの回転速度を制御することによって、供給部10の送り出し動作、間欠搬送部11の搬送動作、及び振り分け部12の切替動作を制御する。また、制御部6は、これらの間欠搬送動作に同期させて、計量部5の計測動作を制御する。より具体的に、制御部6は、中央演算装置(CPU)や、内部メモリ、外部メモリ、インターフェース等を備えたコンピューターとすることができる。このコンピューターには、入力手段(キーボード等)や表示手段を接続することができる。これにより、制御部6は、計測動作や、間欠搬送速度等の設定を入力したり、計測結果や、振り分け結果を表示させたりできる。また、制御部6は、プログラマブルシーケンサー等を用いて、動作タイミングのみを制御するものとしてもよい。
図4は図2に示した計量部5の概略を表した模式図である。
計量部5の計量ユニット14には、温度センサ30がそれぞれ設けられる。本実施形態において、それぞれの搬送部4は、カプセル2を並列に搬送する複数、本実施形態では10列の搬送ライン13からなる。計量ユニット14は、それぞれの間欠搬送部11に対応して配置される。温度センサ30は、複数が並列に配置されている計量ユニット14に一つずつ設けられる。温度センサ30は、それぞれの計量ユニット14の温度を検出する。温度センサ30は、制御部6と接続される。制御部6には、それぞれの計量ユニット14で検出された温度値が入力される。なお、この温度センサ30は、計量部5における温度補償用の温度計として用いられているものである。
図5は図1に示した重量測定装置の制御系の構成を説明するブロック図である。
重量測定装置1は、制御系の構成として、制御部6に、良否判定部31と、ゼロセット制御部32と、温度変化記憶部33と、を具備する。
良否判定部31は、計量部5における計量結果に基づき、カプセル2の良否を判断する。良否判定部31は、その判断結果により振り分け部12に振り分け制御信号を送出する。
ゼロセット制御部32は、温度センサ30の温度変化に応じ、ゼロセットを実行し、また、そのゼロセットの頻度を決定する。ゼロセットを実行する頻度、すなわち実行頻度は、例えば所定時間内に何回のゼロセットが行われたか、である。この実行頻度は、温度変化に対応して決定される。温度変化記憶部33は、そのための温度変化に対応する実行頻度を記憶したデータテーブルを有する。
制御部6におけるゼロセット制御部32は、温度センサ30により得られる温度変化、測定の要求精度、及び秤特性という3つの条件に基づき供給部10のシャッター18を作動制御する。制御部6は、シャッター18を作動制御することにより、カプセル2が搬送されないタイミングを計量部5に発生させる。制御部6は、これと同時に計量部5のゼロ計量、つまり、計量部5にカプセル2が供給されないカプセル2の無い状態、すなわち0mgを計量して、これにより計量部5のゼロmgの再セット、つまり補正を行って、これをゼロセットの実行とする。なお、カプセル2が搬送されないタイミングは、カプセル2を間欠的に1個ずつ順次搬送するサイクルにおける1個分のみとされる。なお、ゼロmgの測定を安定させるために、複数回(分)カプセル2の供給を停止し、複数回の計量値の平均をゼロとしてもよい。
温度変化は、温度センサ30を監視することで得られ、ある時点(例えば、ゼロセットを実行した時点)からの温度差や、所定時間の温度変動である温度変化率を用いることができる。温度変化率は、単位時間、例えば5分などの時間(min)における温度センサ30による温度の変動値(℃)により設定される。
要求精度は、カプセル2を測定する際の質量の許容誤差、例えば基準となるカプセル2の質量値に対する±mg等のユーザーの求める質量誤差の許容範囲である。
秤特性は、その重量測定装置において温度が変化すると計量結果としてMmg(例えば5mg)のゼロ点が±dmg変化するなどの特性である。この秤特性とは、どれくらいの温度の変動でゼロセットを実行しなければならないか、というデータを温度変化記憶部33に学習値として格納する。すなわち、何℃変化したらどれくらい変化するかという値を持っている。例えば20℃から30℃に変化すると、ゼロ点が5mg変化する、などの情報が温度変化記憶部33に記憶されている。
重量測定装置1は、ユーザーの要求精度、装置自体や装置周辺の温度の変化、そして秤特性から、ゼロセットを実行する。ゼロセットの実行は、要求精度と秤特性に基づく温度差を超えたら行うようにしてもよいし、温度変化と温度変化率を用いて監視し、温度変化率に対応したゼロセット周期で行うようにしてもよい。また、この場合のゼロセットの実行頻度は温度変化率に対応させて計算される。温度変化率が高い場合には短いゼロセット周期となり、温度変化率が低い場合には長いゼロセット周期となるように温度変化率に対応したゼロセット周期が決定されるので、ゼロセット周期から自ずと実行頻度が計算される。
また、本実施形態において、制御部6は、ゼロセットの実行頻度に応じて搬送部4の搬送速度を変更制御する。制御部6は、ゼロセットの実行頻度が高い場合には、搬送部4の搬送速度を速くする。一方、制御部6は、ゼロセットの実行頻度が低い場合には、搬送部4の搬送速度を維持する。重量測定装置1は、ゼロセットを行うと、カプセル2の供給を計量部5に対して止めることから、供給が遅れ、カプセル2の計量が行われないことになる。すなわち、装置としての処理能力が落ちる。重量測定装置1は、搬送速度を速くすることにより、その分、処理能力低下分を補うまで処理能力を上げて処理する。ゼロセットを頻繁に行う分、処理能力を上げる。これにより、重量測定装置1は、処理能力が下がった分、搬送速度をあげて、処理能力を回復させることができる。この搬送速度の変更は、それぞれの間欠搬送部11で行われる。重量測定装置1は、複数の搬送ライン13を備えるので、複数ラインの全体で所定の目標処理個数を達していれば良いことになる。
次に、重量測定装置1によるゼロセットの手順を説明する。
図6はゼロセットの手順を表すフローチャートである。
重量測定装置1の制御部6は、運転が開始されると(st1)、温度変化が所定の範囲か否かを判定する(st2)。温度変化が所定の範囲の場合、元の処理位置である温度変化判定の前に戻る。なお、判定に用いられる所定の範囲は、秤特性から得られる温度変化に対する計量誤差が要求精度から外れない要求精度を満たす余裕をもった誤差範囲となるような温度変化の範囲(例えば、温度差)が設定される。
制御部6は、温度変化が所定の範囲外であると、ゼロセット制御部32は、ゼロセットを実行(st3)、すなわちシャッター18を作動制御してカプセル2の搬送されないタイミングを発生させて計量部5のゼロ補正を行う。
次いで、制御部6は、処理能力が所定の範囲か否かを判定する(st4)。処理能力が所定の範囲の場合、運転の終了か否かが判定され(st6)、終了でなければ元の処理位置である温度変化判定の前に戻る。処理能力が所定の範囲外の場合、制御部6は、搬送部4に搬送速度の変更信号を送出する(st5)。その後、運転が終了でなければ元の処理位置である温度変化判定の前に戻る。
図7は計量部5における温度変化の一例を表すグラフである。
図7は、白丸Sをゼロセットのタイミングとしてプロットする。また、実線は、計量部5の温度変化を表す。破線は、さらなる温度変化の一例を表す。ゼロセットの実行頻度は、温度変化率のみを見た場合、図7に示すように、電源オン時には、温度変化率が大きい、すなわち時間の経過に対して温度の上昇が急激であるため、ゼロセットの実行頻度は、高くなる。電源オンから所定時間が経過し、温度変化率が小さくなると、ゼロセットの実行頻度が低く、すなわち時間の経過に対して温度の上昇が緩やかであるため、ゼロセットの実行間隔が広がることになる。また、途中で、温度変化率が大きく、例えば外気温の上昇や何らかの温度上昇が発生すれば、再びゼロセットの実行頻度が高くなる。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本実施形態に係る重量測定装置1は、温度が上昇したら、その段階でゼロセットを実行する。温度変化が大きいとき、例えば5分毎に温度を計測し、その5分毎の温度変化が約0.2℃の上昇などの変化が起きたときには、ゼロセットを実行するなど、温度計測の度にゼロセットを実行する、或いは所定時間内にn回(例えば1回)ゼロセットを実行する。温度変化がほとんど無いときには、ゼロセットを行わない。
要求精度とは、カプセル2を測定する際の質量の許容誤差、例えば基準となるカプセル2の質量値に対する±mg等のユーザーの求める許容範囲である。要求精度に余裕があれば、すなわち許容誤差が大きくてもよければゼロセットの実行頻度を低くする。要求精度が厳しければ、すなわち許容誤差が小さく精度を高く求められればゼロセットの実行頻度を高くする。
重量測定装置1は、その重量測定装置固有の秤特性を有する。秤特性とは、その重量測定装置1において、例えば温度が20℃から30℃に変化するとゼロ点が5mg変化するなどの特性である。
制御部6は、その重量測定装置1におけるゼロ点が変化する温度に応じゼロセット実行の可否を決定する。これらにより、重量測定装置1は、周囲温度の変化、内部温度や周囲の温度の変化に応じて自動的にゼロセットの周期を変更する。その結果、重量測定装置1は、処理能力の低下、温度変化の影響、測定精度の影響を最小限にして、質量の測定を行うことが可能となる。
また、重量測定装置1は、温度センサ30が、並列に設けられたそれぞれの搬送ライン13における計量部5に設けられる。制御部6は、それぞれの温度センサ30からの測定温度に応じ、それぞれの搬送ライン毎にゼロセットを実行する。並列に設置された複数の搬送ライン13は、外側に位置する搬送ライン13と、装置の内側に配置される搬送ライン13とで温度の影響が異なる。例えば外気の影響が多い大きい場合には、高温時に外側の搬送ライン13で温度が上昇し、装置内部の発熱がこもる場合には、内側の搬送ライン13で温度が上昇する。重量測定装置1は、それぞれの搬送ライン13の測定温度に応じ、それぞれの搬送ライン毎にゼロセットを実行することにより、全ての搬送ライン13を停止する場合に比べ、処理能力の低下を抑制することができる。その結果、複数で構成される計量部5に対して個々に制御が可能となるので、装置全体を止める必要がなく、装置全体としての処理能力の低下を抑制できる。
さらに、重量測定装置1は、制御部6が、ゼロセットの実行頻度に応じ搬送部4の搬送速度を変更制御する。すなわち、制御部6は、ゼロセットの実行頻度が高い場合には、搬送部4の搬送速度を速くする。一方、制御部6は、ゼロセットの実行頻度が低い場合には、搬送部4の搬送速度を維持する。これにより、重量測定装置1は、ゼロセットの実行頻度が増えることによる処理能力の低下が抑制され、これにより、例えば重量測定装置1における処理目標値へと挽回することができる。その結果、ゼロセットの回数が増えることで落ちる処理能力を回復させることができる。
図8は温度センサ30の配置のバリエーションを(a)(b)(c)に表した変形例の構成説明図である。
なお、上述の実施形態では、それぞれの搬送ライン13の計量ユニット14に温度センサ30を設ける例を説明したが、本発明に係る重量測定装置は、図8(a)に示すように、計量部5の計量部ケース15内部に、計量ユニット14の並設方向に沿って2つの温度センサ30を設ける構成としてもよい。すなわち、計量ユニット14を直接的に計測せず、非接触センサなど温度分布などを監視できるセンサで構成してもよい。また、図8(b)に示すように、温度センサ30は、計量部ケース15に、計量ユニット14の並設方向に沿って3つが等間隔に設けられる構成としてもよい。さらに、温度センサ30は、それぞれの計量部ケース15に一つずつ設けられる構成としてもよい。
なお、上記の実施形態では、被測定物がカプセルである場合を例に説明したが、被測定物は、この他、顆粒薬や砂糖、ゼリーなどが封入されるスティック分包(スティック型包装体)であってもよい。この場合、重量測定装置は、間欠搬送部が、スティック分包を載置可能なベルトコンベアによって構成される。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、例えば上記の構成例では、搬送部4が複数の搬送ライン13を備える場合を説明したが、本発明の構成は、搬送部4を一つの搬送部4とすることができる。また、温度センサ30は、計量ユニット14に設ける場合を説明したが、本発明の構成は、温度センサ30が計量ユニット14の温度を測定できるものであれば必ずしも計量ユニット14毎に設けられなくてもよい。
従って、本実施形態に係る重量測定装置1によれば、最適な頻度でゼロセットを行うことにより、温度変化の影響、処理能力の低下、測定精度の低下を最小限とし、周囲環境に影響されず安定した測定を行うことが可能となる。また、ゼロセットの実行頻度に応じて、処理能力を変化させることが可能となる。
1…重量測定装置
2…被測定物(カプセル)
4…搬送部
5…計量部
6…制御部
13…搬送ライン
18…停止部(シャッター)
30…温度センサ

Claims (3)

  1. 被測定物(2)の質量を測定する計量部(5)と、
    前記被測定物を1個ずつ搬送し、前記計量部への供給及び該計量部からの搬出を行う搬送部(4)と、
    前記計量部への前記被測定物の供給を止める停止部(18)と、
    前記計量部の温度を検出する温度センサ(30)と、
    前記温度センサにより得られる温度変化、前記測定の要求精度、及び秤特性に基づき前記停止部を作動制御して、前記被測定物が送られないタイミングを前記計量部に発生させ、該計量部に前記被測定物が供給されていない状態を計量して前記計量部のゼロセットを実行する制御部(6)と、
    を具備することを特徴とする重量測定装置。
  2. 請求項1記載の重量測定装置であって、
    前記搬送部が、それぞれに前記計量部を備えて前記被測定物を並列に搬送する複数の搬送ライン(13)からなり、
    それぞれの前記計量部に前記温度センサが設けられることを特徴とする重量測定装置。
  3. 請求項1または2記載の重量測定装置であって、
    前記制御部が、前記ゼロセットの実行頻度に応じて前記搬送部の搬送速度を変更制御することを特徴とする重量測定装置。
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