JP2017180482A - Sealing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、往復動軸を有する機器の軸回り封止部に用いられる密封装置に関する。 The present invention relates to a sealing device used for a sealing portion around an axis of an apparatus having a reciprocating shaft.
周知のように、油圧シリンダ装置、ショックアブソーバ等の往復動軸を有する機器においては、往復動軸と軸孔内面との間に、これらの間の環状間隙を封止するための密封装置が設けられる。 As is well known, in a device having a reciprocating shaft such as a hydraulic cylinder device or a shock absorber, a sealing device is provided between the reciprocating shaft and the inner surface of the shaft hole to seal an annular gap between them. It is done.
従来、この種の密封装置としては、例えば特許文献1に示す装置が知られている。図11は、当該装置の構成を示しており、この図に示すように密封装置100は、往復動軸102に摺動自在に密封接触する主リップ部104と、それよりも大気A側に設けられた2段目リップ部106とを有する。2段目リップ部106は、封止機能について主リップ部104をサポートする。主リップ部104には平行突起108が設けられ、2段目リップ部106には平行溝110が設けられている。この密封装置100においては、摩耗を減らしてその寿命を伸ばすため、平行突起108間および平行溝110にグリース等の潤滑剤が保持される。
Conventionally, as this kind of sealing device, for example, a device shown in Patent Document 1 is known. FIG. 11 shows the configuration of the device. As shown in FIG. 11, the
密封装置については、さらにその寿命を伸ばす要望があり、そのために潤滑剤の保持性能のさらなる改善が求められる。 As for the sealing device, there is a demand for further extending its life, and therefore further improvement of the retention performance of the lubricant is required.
そこで、本発明は、潤滑剤の保持性能をさらに向上させ得る密封装置を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the sealing device which can further improve the retention capability of a lubricant.
上記課題を解決するため、本発明に係る密封装置は、往復動軸と、この往復動軸が配置された軸孔内面との間に配置され、前記往復動軸に摺動自在に密封接触する主シールリップ部と、前記主シールリップ部より大気側に位置するように設けられ、前記往復動軸に摺動自在に密封接触する副シールリップ部とを備えた密封装置であって、前記主シールリップ部と前記副シールリップ部とのいずれか一方または双方の傾斜面に、複数の潤滑剤保持用の凹部が周方向に互いに間隔をおいて設けられていることを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, a sealing device according to the present invention is disposed between a reciprocating shaft and an inner surface of a shaft hole in which the reciprocating shaft is disposed, and slidably comes into sealing contact with the reciprocating shaft. A sealing device comprising: a main seal lip portion; and a sub-seal lip portion provided so as to be positioned on the atmosphere side from the main seal lip portion and slidably sealingly contacting the reciprocating shaft. A plurality of lubricant retaining recesses are provided at intervals in the circumferential direction on one or both of the inclined surfaces of the seal lip portion and the sub seal lip portion.
この密封装置においては、主シールリップ部および副シールリップ部と往復動軸との間に潤滑剤が介在し、複数の凹部に潤滑剤が保持される。したがって、往復動軸が駆動されたときに、各凹部内に潤滑剤が保持されることによって良好な潤滑状態が確保され、シールリップ部の摩耗が軽減される。 In this sealing device, the lubricant is interposed between the main seal lip portion and the sub seal lip portion and the reciprocating shaft, and the lubricant is held in the plurality of recesses. Therefore, when the reciprocating shaft is driven, the lubricant is held in each recess, so that a good lubrication state is secured and wear of the seal lip portion is reduced.
前記複数の凹部は、前記主シールリップ部の前記副シールリップ部側の傾斜面に設けられていることが好ましい。この構成においては、副シールリップ部の面圧低下を抑えて、良好な潤滑状態を確保できる。 The plurality of recesses are preferably provided on an inclined surface of the main seal lip portion on the side of the sub seal lip portion. In this configuration, it is possible to secure a good lubrication state by suppressing a decrease in the surface pressure of the sub seal lip portion.
前記往復動軸の軸線方向における前記凹部の長さは、前記凹部の周方向の長さよりも大きいことが好ましい。この場合には、往復動軸の運動方向における各凹部の長さがより大きいため、往復動軸が運動して各凹部内の潤滑剤が圧縮力および引張力を受けたとしても、各凹部から潤滑剤が逃げるおそれが少ない。 It is preferable that the length of the recess in the axial direction of the reciprocating shaft is larger than the length of the recess in the circumferential direction. In this case, since the length of each recess in the movement direction of the reciprocating shaft is larger, even if the reciprocating shaft moves and the lubricant in each recess receives compressive force and tensile force, There is little risk of lubricant escaping.
前記複数の凹部は、前記往復動軸の軸線方向に位置をずらせて複数の位置に環状配置され、一の位置に配置された複数の凹部と二の位置に配置された複数の凹部とが前記軸線方向に投影視したときに、互いにオーバーラップするように構成することが好ましい。この構成においては、凹部が間隔をおいて配置されていても、周方向全体にわたって潤滑剤が配置されるので、シールリップ部の摩耗をより低減することができる。 The plurality of recesses are annularly arranged at a plurality of positions by shifting the position in the axial direction of the reciprocating shaft, and the plurality of recesses arranged at one position and the plurality of recesses arranged at two positions are It is preferable to configure so as to overlap each other when projected in the axial direction. In this configuration, even if the recesses are arranged at intervals, the lubricant is arranged over the entire circumferential direction, so that wear of the seal lip portion can be further reduced.
本発明においては、複数の凹部に潤滑剤が貯留される。複数の凹部が互いに間隔をおいて配置されているため、連続的に形成されている場合すなわち凹部が周溝である場合に比べて、潤滑剤は長期にわたって凹部内に保持される。したがって、潤滑剤の保持性能が向上し、密封装置の寿命をさらに長くし得る。 In the present invention, the lubricant is stored in the plurality of recesses. Since the plurality of recesses are spaced apart from each other, the lubricant is retained in the recesses for a long period of time compared to the case where the recesses are formed continuously, that is, when the recesses are circumferential grooves. Therefore, the retention performance of the lubricant is improved, and the life of the sealing device can be further extended.
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を説明する。
図1から図3は、本発明の一実施の形態を示す図であり、往復動軸を有する機器に設けられた密封装置の要部を示す。
Embodiments according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 to FIG. 3 are diagrams showing an embodiment of the present invention, and show a main part of a sealing device provided in a device having a reciprocating shaft.
密封装置1は、往復動軸4と、この往復動軸4が挿入配置されるハウジングの軸孔6の内面との間を封止して、被密封流体L側から大気A側へ流体が漏出するのを防止または低減させるものである。往復動軸4は円柱状であり、軸孔6は断面円形であり、密封装置1はほぼ環状であるが、図1においては、それらの上半分のみが示されている。図1には、往復動軸4、軸孔6および密封装置1の共通の中心軸線Cが示されている。
The sealing device 1 seals between the
密封装置1は、弾性材料、例えばエラストマーで形成された環状のシール本体8と、シール本体8に埋設されシール本体8を補強する剛体、例えば金属製の補強環10とを有する。シール本体8は、ハウジングの軸孔6に取り付けられる外側シール部である外側環状体12と、外側環状体12の半径方向内側に外側環状体12と同軸に配置された内側環状体14と、外側環状体12と内側環状体14を連結するフランジ16とを有する。
The sealing device 1 includes an
補強環10は、断面がL字形の円環であって、L字形の長辺が外側環状体12に埋設され、短辺がフランジ16に埋設されている。但し、補強環10は必ずしも不可欠ではないし、シール本体8に埋設されずに露出していてもよい。
The reinforcing
外側環状体12は、例えば軸孔6の内面に締まり嵌めされることにより、ハウジングに固定されている。内側環状体14の周囲には、内側環状体14を半径方向内側に圧縮するためのガータースプリング18が巻かれている。
The outer
シール本体8は、さらに主シールリップ部22、副シールリップ部24およびダストリップ部26を有する。主シールリップ部22、副シールリップ部24およびダストリップ部26は、いずれも内側環状体14から内側に突出し、周方向に連続している突起である。密封装置1が往復動軸4の周囲に配置されると、主シールリップ部22、副シールリップ部24およびダストリップ部26は往復動軸4の外周面に密封接触し、被密封流体L側から大気A側への流体の漏れを防止または低減する。往復動軸4が中心軸線Cの方向に移動するとき、往復動軸4は、主シールリップ部22、副シールリップ部24およびダストリップ部26に対して摺動する。
The
主シールリップ部22、副シールリップ部24およびダストリップ部26は、往復動軸4の外周面に接触するために、図1に示された状態よりも半径方向外側に向けて変形させられる。図1は、密封装置1が往復動軸4の周囲に配置されていない状態を表しており(往復動軸4は仮想線で示されている)、これらのリップ部22,24,26の変形を表していない。
The main
主シールリップ部22および副シールリップ部24は、主に流体を封止する役割を担う。上記のガータースプリング18は、主シールリップ部22と副シールリップ部24を往復動軸4に押し付ける力をリップ部22,24に与える。主シールリップ部22および副シールリップ部24は、一つのシールリップ部の部分であると考えることもできる。封止される対象は、オイルでもよいし、水などの他の流体でもよい。主シールリップ部22は、被密封流体L側に配置されており、副シールリップ部24は主シールリップ部22よりも大気A側に配置されている。
The main
主シールリップ部22は、二つの傾斜面を有する断面三角形の突起である。主シールリップ部22の内側先端縁は、他のリップ部24,26の内側先端縁よりも、小さい内径を持つ。つまり、主シールリップ部22は、他のリップ部24,26に比べて、内側環状体14から最も大きい突出量を持ち、流体を封止する能力が最も高い。
The main
副シールリップ部24は、主シールリップ部22の封止能力を安定させる役割を有する。副シールリップ部24も、二つの傾斜面を有する断面三角形の突起である。副シールリップ部24の内側先端縁は、他のリップ部22,26の内側先端縁よりも、大きい内径を持つ。つまり、副シールリップ部24は、他のリップ部22,26に比べて、内側環状体14から最も小さい突出量を持ち、往復動軸4が接触することに起因する変形量が最も小さい。往復動軸4が偏心している場合には、主シールリップ部22の周方向の封止機能に偏りが生じるが、副シールリップ部24の封止機能によって密封装置1全体の封止機能低下が抑えられる。
The sub
ダストリップ部26は、フランジ16と内側環状体14の連結部分から大気A側かつ内側に斜めに延びている。ダストリップ部26は主に大気A側から被密封流体L側への異物の侵入を防止する役割を担う。
The
図1から図3に示すように、シール本体8の内周面には、シールリップ部22,24の摩耗を減らすグリースまたは潤滑油といった潤滑剤を保持する複数の凹部30が形成されている。凹部30は、シール本体8の内周面全周にわたって互いに間隔をおいて環状配置されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, a plurality of
凹部30が配置される位置は、主シールリップ部22と副シールリップ部24のいずれか一方の傾斜面でもよいし、シールリップ部22,24の双方の傾斜面でもよい。但し、図1から図3に示すように、凹部30が主シールリップ部22の副シールリップ部24側の傾斜面に設けられていることが好ましい。副シールリップ部24の二つの傾斜面のいずれかまたは双方に凹部を形成すると、副シールリップ部24の強度が低下し、副シールリップ部24の内側先端縁と往復動軸4との接触圧力が低下するおそれがあるからである。換言すれば、凹部30が主シールリップ部22の副シールリップ部24側の傾斜面に設けられていれば、副シールリップ部24の強度、ひいては副シールリップ部24の内側先端縁と往復動軸4との接触圧力(副シールリップ部24の面圧)を適切に維持することが可能である。
The position where the
凹部が周溝である場合には、往復動軸4が停止している間、重力によって潤滑剤が下方に流動するため、往復動軸4の運動再開時にシール本体8の上方では潤滑剤が少なくなり摩擦力の増大を招くことがある。しかし、この実施形態では、複数の凹部30が互いに間隔をおいて配置されているため、凹部が周溝である場合に比べて、潤滑剤は長期にわたって凹部30内に安定的に保持される。この構成によれば、潤滑剤の保持性能が向上され、密封装置1の寿命をさらに長くし得る。とりわけ、被密封流体が潤滑性の低い流体(例えば水)である場合に、この効果は顕著である。
When the recess is a circumferential groove, the lubricant flows downward due to gravity while the
また、複数の凹部30が互いに間隔をおいて配置されているため、凹部が周溝である場合に比べて、凹部30の寸法、数、および具体的配置によっては、凹部30が形成されるシールリップ部の強度を高めることが可能である。
In addition, since the plurality of
図1に示すように、複数の凹部30は同じ大きさの楕円形であって、各凹部30のシール本体8の周方向の長さは中心軸線C方向における各凹部30の長さよりも大きい。すなわち、各凹部30は縦長型である。複数の凹部30は周方向に一列に配置されている。しかしながら、図示の凹部30は例示に過ぎない。凹部30の形状は楕円であるが、凹部30の形状は楕円に限定されず他の形状であってもよい。
As shown in FIG. 1, the plurality of
より一般的に言えば、凹部30の形状、寸法(長さおよび幅)および深さは、限定されず、潤滑剤を保持する性能、凹部30が形成されるシールリップ部の強度、および製造の容易さの観点から適切に選択することができる。また、凹部30の具体的配置(例えば、凹部30の間隔および列の数)も限定されず、同じ観点から適切に選択することができる。
More generally speaking, the shape, dimensions (length and width) and depth of the
図4から図8は、それぞれ他の実施形態に係る複数の凹部30を示すシール本体8の内周面の展開図である。図4に示す実施形態では、中心軸線Cの方向における各凹部30の長さは、各凹部30の周方向Pの長さよりも大きい。すなわち、各凹部30は横長型である。この実施形態では、往復動軸4の運動方向における各凹部30の長さがより大きいため、往復動軸4が運動して各凹部30内の潤滑剤が圧縮力および引張力を受けたとしても、各凹部30から潤滑剤が逃げるおそれが少ない。つまり、各凹部30の潤滑剤の保持性能が高いと考えられる。
4 to 8 are developed views of the inner peripheral surface of the
複数の凹部30は、図5から図7に示すように、二列に配置してもよい。各列では周方向に複数の凹部30が並べられている。すなわち、複数の凹部30が中心軸線Cの方向に位置をずらせて二つの位置に環状配置されている。図示しないが、凹部30の列の数は二より大きくてもよい。
The plurality of
図7に示す実施形態では、一の列に配置された複数の凹部30と他の列に配置された複数の凹部30とが中心軸線Cの方向に投影視したときに、互いにオーバーラップしている。このように、一つの列に属する凹部30が他の列に属する凹部30に往復動軸4の運動方向において重なっていることにより、凹部30が間隔をおいて配置されていても、周方向全体にわたって切れ目がない状態でシール本体8の内周面に潤滑剤が配置されるので、シール本体8の摩耗をより低減することができる。図7の凹部30は縦長型であるが、横長型の凹部30を図7と同じ形式で配置してもよい。
In the embodiment shown in FIG. 7, when the plurality of
上記のいずれの実施形態でも、凹部30は互いに同形同大であるが、図8に示すように、異なる形状および異なる寸法の複数の凹部30を密封装置1に設けてもよい。
In any of the above embodiments, the
製造の容易さの観点からは凹部30は等間隔または規則的に配置するのが好ましい。しかし、凹部30は不規則に配置してもよい。例えば、往復動軸4が停止している間、重力によって潤滑剤が下方に流動しやすいと考えられるため、シール本体8の内周面の上方での複数の凹部30の総面積(または総体積)が下方での複数の凹部30の総面積(または総体積)より大きくなるように、凹部30を配置してもよい(図示せず)。この場合には、往復動軸4の運動再開時にシール本体8の内周面の上方での潤滑剤の量を適正に確保し得る。
From the viewpoint of ease of manufacture, the
図9および図10は、さらに他の実施形態に係る密封装置を示す。図9は密封装置の一部の断面図であり、図9は実施形態に係る密封装置のシール本体8の内周面の展開図である。この実施形態では、副シールリップ部24の大気A側の傾斜面に複数の平行な周溝32が形成されている。溝32はシール本体8の全周にわたって形成されている。溝32には、潤滑剤を貯留することが可能である。このように、本発明は、凹部30のほかに他の潤滑剤を保持する手段を設けることを排除するものではない。
9 and 10 show a sealing device according to still another embodiment. FIG. 9 is a partial cross-sectional view of the sealing device, and FIG. 9 is a development view of the inner peripheral surface of the
以上、本発明の様々な実施形態を説明したが、上記の説明は本発明を限定するものではなく、本発明の技術的範囲において、構成要素の削除、追加、置換を含む様々な変形例が考えられる。 Although various embodiments of the present invention have been described above, the above description is not intended to limit the present invention, and various modifications including deletion, addition, and replacement of components are included in the technical scope of the present invention. Conceivable.
1 密封装置
4 往復動軸
6 軸孔
8 シール本体
10 補強環
12 外側環状体
14 内側環状体
16 フランジ
18 ガータースプリング
22 主シールリップ部
24 副シールリップ部
26 ダストリップ部
30 凹部
32 周溝
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (4)
前記往復動軸に摺動自在に密封接触する主シールリップ部と、
前記主シールリップ部より大気側に位置するように設けられ、前記往復動軸に摺動自在に密封接触する副シールリップ部とを備えた密封装置であって、
前記主シールリップ部と前記副シールリップ部とのいずれか一方または双方の傾斜面に、複数の潤滑剤保持用の凹部が周方向に互いに間隔をおいて設けられていることを特徴とする密封装置。 It is arranged between the reciprocating shaft and the inner surface of the shaft hole where the reciprocating shaft is arranged,
A main seal lip portion slidably sealingly contacting the reciprocating shaft;
A sealing device provided with an auxiliary seal lip portion provided to be located on the atmosphere side from the main seal lip portion and slidably sealingly contacting the reciprocating shaft;
A plurality of lubricant retaining recesses are provided at intervals in the circumferential direction on one or both of the inclined surfaces of the main seal lip portion and the sub seal lip portion. apparatus.
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JP2016063099A JP2017180482A (en) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | Sealing device |
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Cited By (1)
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JP2021162135A (en) * | 2020-04-03 | 2021-10-11 | Nok株式会社 | Sealing device |
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2016
- 2016-03-28 JP JP2016063099A patent/JP2017180482A/en active Pending
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