JP2017178600A - エレベータの操作ボタン及びこの操作ボタンを用いた操作盤 - Google Patents

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中野 雄介
Yusuke Nakano
雄介 中野
有哉 小笠原
Yuya Ogasawara
有哉 小笠原
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Abstract

【課題】エレベータかご室内に配設される操作盤には、かご上に設置された機器からケーブルにより電源が供給されている。かご上の機器から操作盤へケーブルを通す場合、かご室内から見えなくする為に、かご室壁内を通すなど配線作業に多大な労力を費やしていた。本発明は、意匠性を妨げることなく、かご室内の操作盤に供給する電力を不要とするものである。【解決手段】エレベータの操作ボタンは、LED13を配設したLED基板12と、LED基板12の前面に設けられたボタンキャップ14、ボタンキャップ14の前面に配設され、かご室の照明光25で発電する第1の太陽電池15、を備えたボタン部と、LED基板12を配設すると共に、ボタン部を押圧方向に摺動可能に保持し、操作盤7の表板8に固定される本体ケース11と、本体ケース11に設けられ、ボタン部に押圧されてONするスイッチ18と、を備えている。【選択図】図4

Description

この発明は、太陽電池パネルを備えたエレベータの操作ボタンに関する。
エレベータかご室内に配設される操作盤には、かご上に設置された機器からケーブルにより電源が供給されている。かご上の機器から操作盤へケーブルを通す場合、かご室内から見えなくする為にかご室壁内を通すなど、配線作業に多大な労力を費やしていた。この配線作業を低減するため、かご室内での太陽電池を用いた発電により電力を賄う提案がされている(例えば特許文献1)。
特開2002−321879号公報 (第1図)
特許文献1では操作盤の表面に太陽電池を設けている。近来、かご室を省スペース化する為に操作盤もスリム化する必要があるが、太陽電池を配設することで多大なスペースを必要としていた。
この発明は上記課題を解決するためになされたもので、少ないスペースでかご室内で発電することにより、かご上の機器からの電源供給を不要とできることを目的とする。
この発明に係るエレベータの操作ボタンは、LEDを配設したLED基板と、前記LED基板の前面に設けられたボタンキャップ、前記ボタンキャップの前面に配設され、かご室の照明光で発電する第1の太陽電池、を備えたボタン部と、前記LED基板を配設すると共に、前記ボタン部を押圧方向に摺動可能に保持し、操作盤の表板に固定される本体と、該本体に設けられ、前記ボタン部に押圧されてONするスイッチと、を備えている。
この発明によれば、操作盤の操作ボタンに太陽電池を設けているので、少ないスペースで発電することができ、かご上の機器からの電源供給を不要とできる。
この発明の実施の形態1の操作ボタンを備えたかご室内を示す図である。 図1における操作ボタンを表す図(断面図)である。 図1における太陽電池を示す図である。 この発明の発電システムの概要図である。 操作ボタンを配置した操作盤の図である。
以下、この発明の詳細について、上記図面を用いて説明する。
実施の形態1
図1〜図5は、この発明の実施の形態1を説明する図である。
図1に示すかご室1は、床2に立設した壁3の上部に天板4が設けられている。天板4には照明10が設けられている。また、出入口はドア5で開閉される。袖壁6には行先階登録等の操作を行う操作盤7が設けられている。操作盤7の表板8には操作ボタン9が配設されている。
図2に示す操作ボタン9は、表板8の裏面に固定されている。
操作ボタン9は、ボタンキャップ14と、ボタンキャップ14を保持した取付け板16と、取付け板16を付勢するバネ20と、操作ボタン9の押圧によりONするスイッチ18と、取付け板16を本体ケース11に保持する保持金具19と、ボタンキャップ14に光を照射するLED基板12と、により構成されている。また、ボタンキャップ14は、前面には第1の太陽電池15と、第1の太陽電池15を覆う集光パネル17を配設している。さらに、ボタンキャップ14は、LED基板12との間に第2の太陽電池21を有している。
ボタンキャップ14は、取付け板16に設けられた取付穴16aに挿通されて取付けられている。また、ボタンキャップ14は略四角形の表面から側面が立設して形成され、この側面が取付穴16aに挿通されている。さらに、ボタンキャップ14は、アルミ材または不透明の樹脂部材により形成されている。
取付け板16は、本体ケース11に保持金具19を介して操作ボタン9の押圧方向に摺動自在に保持されている。押圧方向とは、図2において、上方から下方への方向である。
LED基板12は、本体ケース11に固定されている。また、LED基板12は、ボタンキャップ14の文字部(表示部)を点灯させるLED13を配設している。そして、LED基板12の前方に、ボタンキャップ14が配設されている。
本体ケース11は、表板8の裏面に設けた固定柱8bに、本体ケース11の図示していない穴を挿通し、締結具8cを用いて固定されている。
本体ケース11にはスイッチ18が配設されており、操作ボタン9を押圧することで取付け板16がスイッチ18に当接する。スイッチ18は、取付け板16に押圧されてONする。また、操作ボタン9を解除する方向に取付け板16を付勢するバネ20が本体ケース11に配設されている。
第1の太陽電池15はボタンキャップ14の前面に配設されている。第1の太陽電池15はアモルファスシリコン型であり、可視光の波長の光で最も効率よく電気変換を行うことができるので、かご室の照明光でも十分発電を行うことができる。また、第1の太陽電池15の中央部は、図3に示すように光が通過して文字を表示する光透過部15aを備えており、光透過部15aを除いた部分で発電する。
集光パネル17は、第1の太陽電池15を覆ってボタンキャップ14に取付けられている。集光パネル17は円形の表面から側面が立設しており、側面の先端部をボタンキャップ14の表面に固定している。集光パネル17の表面はレンズの様に突出しており、かご室の照明光を第1の太陽電池15に集める。ここで、ボタンキャップ14に第1の太陽電池15が取付けられた状態をボタン部と呼ぶが、これに加え、取付け板16に保持されている状態でもよい。さらに、これらに加え、集光パネル17が取付けられている状態でもよい。
また、第2の太陽電池21は、ボタンキャップ14の内側に設けられており、LED13の照射光を受光して発電する。第2の太陽電池21は、薄膜多結晶シリコン型であり、長波長(赤色系)の光の電気変換効率に優れるので、長波長の光であるLED13のオレンジ色の光を電力に変換することができる。また、第2の太陽電池21は、図3に示すようにLED13の照射光を透過させる光透過部21aを中央部に備えており、光透過部21aを除いた部分で発電する。
図4にこの発明の発電システムの概要を示している。
操作ボタン9は、かご室1の照明10からの照明光25を集光パネル17で集光し、集光した光を第1の太陽電池15が受光する。ボタンキャップ14の中央部は、LED基板12のLED13の照射する光が通過して文字を表示する文字表示部14aを備えている。また、LED基板12とボタンキャップ14の間に、LED13の照射光を受光して発電する第2の太陽電池21が備えられている。そして、光透過部15a、21aと文字表示部14aは互いに相通している。これにより、LED13の照射光が途中で遮断されず、集光パネル17側からボタンキャップ14の文字を認識できるように配設されている。
また、操作ボタン制御手段23を備えており、第1、第2の太陽電池15、21の発電した電力を電力回収手段22により回収し、充電手段24に充電する。充電した電力は、LED基板12と、かご内の操作盤9に供給する。
図5に示すように、操作ボタン9は操作盤7に角度を設けて配設されている。これにより、操作ボタン9は照明10を向いて配設されている。
上記実施の形態1により、以下の効果を得ることができる。
操作ボタン9は、LED13を配設したLED基板12と、LED13の前面に設けられたボタンキャップ14、ボタンキャップ14の前面に配設され、照明光25で発電する第1の太陽電池15、を備えたボタン部と、を備えているので、発電した電力で操作ボタン9および操作盤7の電力を賄うことができる。かご室1の照明10による照明光25は、天気や時間によって照度が変化する太陽光と違い常に一定の照度を保っているので、操作ボタン9および操作盤7に十分な電源供給能力を持つ電源として利用することができる。
さらに、LED基板12とボタンキャップ14との間に設けられ、LED13の光で発電する第2の太陽電池21を備えているので、より多くの電力を得ることができる。
また、第1の太陽電池15を覆い、照明光25を第1の太陽電池15に集光する集光パネル17を備えているので、照明光25を効率的に集めることができる。
第1、第2の太陽電池15、21は、LED13の光を透過する光透過部15a、21aを備えているので、ボタンキャップ14の文字部を表示しながら、残りの部分で効率よく発電することができる。
ボタンキャップ14は、LED13の光を透過して文字を表示する文字表示部14aを備えているので、文字を表示することができる。
操作盤7は、第1、第2の太陽電池15、21を備えた操作ボタン9を配設しているので、かご室1内の照明光25および操作ボタン9のLED13の光で発電することができる。これにより、かご室1上の機器からの電源供給を不要とできる。
操作ボタン9を操作盤7に角度をつけて配設したので、かご室1の照明10を向いて配設されており、照明光25を効率よく集光することができる。これにより、照明光25で効率よく発電することができる。また、操作ボタン9は、角度をもって配設されているので押し易くなっている。
7 操作盤、 8 表板、 9 操作ボタン、 10 照明、 11 本体ケース、 12 LED基板、 13 LED、 14 ボタンキャップ、 14a 文字表示部、 15 第1の太陽電池、 15a 光透過部、 16 取付け板、 17 集光パネル、 18 スイッチ、 19 保持金具、 20 バネ、 21 第2の太陽電池、 21a 光透過部、 22 電力回収手段、 23 操作ボタン制御手段、 24 充電手段、 25 照明光。

Claims (8)

  1. LEDを配設したLED基板と、
    前記LED基板の前面に設けられたボタンキャップ、前記ボタンキャップの前面に配設され、かご室の照明光で発電する第1の太陽電池、を備えたボタン部と、
    前記LED基板を配設すると共に、前記ボタン部を押圧方向に摺動可能に保持し、操作盤の表板に固定される本体と、
    該本体に設けられ、前記ボタン部に押圧されてONするスイッチと、
    を備えたことを特徴とするエレベータの操作ボタン。
  2. 前記LED基板と前記ボタンキャップとの間に設けられ、前記LEDの光で発電する第2の太陽電池、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの操作ボタン。
  3. 前記第1の太陽電池を覆い、かご室の照明光を前記第1の太陽電池に集光する集光パネル、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの操作ボタン。
  4. 前記第2の太陽電池は、前記LEDの光を透過する光透過部を備えた、
    ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータの操作ボタン。
  5. 前記ボタンキャップは、前記LEDの光を透過する文字表示部を備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの操作ボタン。
  6. 前記第1の太陽電池は、前記LEDの光を透過する光透過部を備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの操作ボタン。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のエレベータの操作ボタンを備えた、
    ことを特徴とするエレベータの操作盤。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のエレベ−タの操作ボタンを操作盤に角度を設けて配設した、
    ことを特徴とする請求項7に記載のエレベータの操作盤。
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