JP2017178070A - 車載無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信相手となる可搬型の無線通信器の選択を容易化することができる車載無線通信装置を提供する。【解決手段】車載無線通信装置2は、車両1のドアが開状態から閉状態へ変化した場合に、無線通信部13の通信範囲内に存在する通信可能なスマートフォン5を検出し、検出したスマートフォン5に係るIDなどの情報を候補リスト11aとして記憶部11に記憶しておく。車載無線通信装置2は、記憶部11に記憶された候補リスト11aに基づいて、無線通信部13が無線通信可能なスマートフォン5の中から、通信相手とするスマートフォン5の選択を受け付ける。車載無線通信装置2は、以降の適宜のタイミングに、通信可能なスマートフォン5の再検出を行って、通信不可能となったスマートフォン5に係る情報を候補リスト11aから削除する。【選択図】図2
Description
本発明は、ユーザが所持する可搬型の無線通信器との間で無線通信を行う車載無線通信装置に関する。
スマートフォン及びタブレット型端末装置等のように、ユーザが持ち運ぶことが可能であり且つ高度な情報処理能力を有した無線通信器が広く普及している。近年、車両に搭載されたカーナビゲーション装置又はディスプレイ装置等は、車両に乗車しているユーザが所持するスマートフォン又はタブレット型端末装置等と連動して処理を行うことによって、より高度で利便性の高いサービスをユーザに提供することが可能となっている。例えば、車両のカーナビゲーション装置とユーザのスマートフォンとの接続には、従来はUSB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの通信線を介して有線接続される構成が採用されていたが、近年では例えば無線LAN(Local Area Network)又はBluetooth(登録商標)等の無線通信規格により無線接続される構成が採用されることが多い。
無線接続の構成においては、車両に乗車する複数のユーザがそれぞれスマートフォンなどを所持している場合、車両のカーナビゲーション装置はいずれのスマートフォンを無線接続の相手とするかを判断することができない。このため、例えば通信相手となり得るスマートフォンなどの一覧がディスプレイに表示され、ユーザが無線接続の相手となるスマートフォンを選択するという操作が必要となる。しかしながら、無線LAN又はBluetooth(登録商標)等の無線通信は、その通信範囲が車両外にまで及ぶため、例えば車両周囲の歩行者などが所持するスマートフォンなどをも通信相手の候補として一覧表示されてしまうという問題があった。
特許文献1においては、携帯端末の識別子を受信する手段を車両の各座席に設け、携帯端末の識別子と座席位置とを対応付けて記憶し、いずれの座席を無線通信相手とするかをユーザに選択させ、選択された座席に対応付けられた携帯端末との間で無線通信を行う車載端末が提案されている。
特許文献1に記載の車載端末は、車両の各座席に携帯端末の識別子を受信する手段を設ける必要がある。携帯端末の識別子を受信する手段は、例えば人体通信装置などが採用される。しかしながら、車両の各座席にこのような識別子受信手段を設けることは非常に高コストであるという問題がある。また、このような識別子受信手段を搭載していない従来の車両に対して、新たに識別子受信手段を搭載することは容易ではない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、無線通信相手となる可搬型の無線通信器の選択を容易化することができ、且つ、高コスト化を抑制し得る車載無線通信装置を提供することにある。
本発明に係る車載無線通信装置は、車両に搭載され、可搬型の無線通信器との間で無線通信を行う車載無線通信装置において、通信可能な無線通信器を検出する無線通信器検出部による検出結果を取得する検出結果取得部と、所定のタイミングにて前記無線通信器検出部が検出した通信可能な無線通信器に係る情報を記憶する記憶部と、前記所定のタイミング以降に、前記無線通信器検出部による検出結果に基づいて、前記記憶部に記憶された通信可能な無線通信器に係る情報から、通信不可能となった無線通信器に係る情報を削除する処理を行う削除処理部と、前記記憶部に記憶された情報に基づき、通信可能な無線通信器から無線通信を行う相手の選択を受け付ける選択受付部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る車載無線通信装置は、前記車両のドアの開閉状態を取得するドア開閉状態取得部を更に備え、前記所定のタイミングは、前記ドア開閉状態取得部が取得する開閉状態が、開状態から閉状態へ変化したタイミングであることを特徴とする。
また、本発明に係る車載無線通信装置は、前記ドア開閉状態取得部が取得する開閉状態が閉状態から開状態へ変化した場合に、前記記憶部に記憶された情報を初期化する処理を行う初期化処理部を更に備えることを特徴とする。
また、本発明に係る車載無線通信装置は、前記削除処理部が、前記無線通信器検出部による検出結果に基づいて情報を削除する処理を、所定の周期で繰り返して行うことを特徴とする。
また、本発明に係る車載無線通信装置は、前記削除処理部が、前記無線通信器検出部による検出結果に基づいて情報を削除する処理を、前記車両が所定の距離を走行する毎に繰り返して行うことを特徴とする。
本発明において車載無線通信装置は、所定のタイミングで通信可能な無線通信器を検出し、検出した通信可能な無線通信器に係る情報を記憶部に記憶しておく。車載無線通信装置は、記憶部に記憶された情報に基づいて、通信可能な無線通信器から無線通信を行う相手の選択を受け付ける。
更に車載無線通信装置は、その後の適宜のタイミングで通信可能な無線通信器の検出を行い、通信不可能となった無線通信器に係る情報を、記憶部に記憶された情報から削除する。例えば車両外の歩行者などが所持する無線通信器を通信可能な無線通信器として検出した場合であっても、車両が走行することによって歩行者の無線通信器は無線通信の範囲外へ遠ざかる可能性が高く、車両が停車していても歩行者が歩行することによって無線通信の範囲外へ遠ざかる可能性が高い。よって、通信可能な無線通信器の検出を繰り返し、通信不可能となった無線通信器の情報を削除していくことで、無線通信の相手として提示される選択肢が減少していき、ユーザによる選択操作が容易化される。
更に車載無線通信装置は、その後の適宜のタイミングで通信可能な無線通信器の検出を行い、通信不可能となった無線通信器に係る情報を、記憶部に記憶された情報から削除する。例えば車両外の歩行者などが所持する無線通信器を通信可能な無線通信器として検出した場合であっても、車両が走行することによって歩行者の無線通信器は無線通信の範囲外へ遠ざかる可能性が高く、車両が停車していても歩行者が歩行することによって無線通信の範囲外へ遠ざかる可能性が高い。よって、通信可能な無線通信器の検出を繰り返し、通信不可能となった無線通信器の情報を削除していくことで、無線通信の相手として提示される選択肢が減少していき、ユーザによる選択操作が容易化される。
また本発明においては、車両のドアが開状態から閉状態へ変化したタイミングを、通信可能な無線通信器を検出して記憶部に情報を記憶する所定のタイミングとする。車両のドアが開状態から閉状態へ変化するタイミングは、ユーザが車両に乗車してドアを閉じるタイミングである可能性があり、車両内へ無線通信器が持ち込まれる可能性があるタイミングである。よってこのタイミングで無線通信器の検出を行うことで、車両内へ持ち込まれた無線通信器の情報を記憶部に記憶することができる。
また、車両のドアが閉状態から開状態へ変化するタイミングは、車両に乗車しているユーザが降車しようとしてドアを開くタイミングである可能性があり、車両内の無線通信器が車両外へ持ち出される可能性があるタイミングである。よって本発明において車載無線通信装置は、車両のドアが閉状態から開状態へ変化した場合に、記憶部に記憶された情報を初期化(消去)する。
また本発明において車載無線通信装置は、通信可能な無線通信器の検出及びこの検出結果に基づいて記憶部の情報を削除する処理を、所定の周期で又は車両が所定の距離を走行する毎に、繰り返して行う。無線通信器の有無に関する車両外の状況は、時間的に且つ空間的に変化し得る。そこで時間の経過に伴って又は車両の移動に伴って記憶部の情報を削除していくことで、通信可能として記憶部に記憶した車両外の無線通信器に係る情報を削除していくことができ、無線通信の相手の候補数を減少させていくことができる。
本発明による場合は、所定のタイミングで検出した通信可能な無線通信器に係る情報を取得して記憶部に記憶し、その後の検出結果に基づいて記憶した情報を削除していく構成とすることにより、無線通信の候補となる無線通信器に係る情報を減少させていくことができ、無線通信相手の選択を容易化することができる。またこの構成は、従来の車両に対して新たなハードウェア資源の追加が要求される可能性が低く、低コストで実現が可能である。
図1は、本実施の形態に係る無線通信システムの概要を説明するための模式図である。本実施の形態に係る無線通信システムは、車両1に搭載された車載無線通信装置2と、ユーザが所持する可搬型の無線通信器であるスマートフォン5とが、無線LAN又はBluetooth(登録商標)等の通信規格による無線通信を行う構成である。車載無線通信装置2及びスマートフォン5が無線通信を行うことによって、例えばスマートフォン5に記憶されている音楽データを車載無線通信装置2へ送信し、車両1に搭載されたオーディオ装置にて音楽データの再生を行うことができる。また例えば、車両1に搭載されたカーナビゲーション装置の地図データを更新する必要がある場合に、スマートフォン5が有する携帯電話通信網を介した通信機能を車載無線通信装置2が利用してサーバ装置などから地図データをダウンロードすることができる。
無線LAN又はBluetooth(登録商標)等による無線通信を行う車載無線通信装置2の通信範囲は、無線の電波到達範囲が数m〜数十m程度であることから、図1の一点鎖線円で示すように、車両1の外部にまで及ぶ。このため車載無線通信装置2は、車両1内に存在するスマートフォンのみでなく、車両1外に存在するスマートフォン5との無線通信を行うことも可能である。図1に示す例では、車両1内に3つのスマートフォン5が存在し、車両1外に3つのスマートフォン5が存在している。車両1に乗車したユーザは、車載無線通信装置2が無線通信を行う通信相手を選択する操作を行う必要があり、この操作により選択されたスマートフォン5との間で車載無線通信装置2は上述のような音楽データ又は地図データ等を送受信する無線通信を行う。
ユーザによる通信相手の選択は、例えば車両1の運転席近傍に設けられたディスプレイ装置に通信相手の候補となるスマートフォン5のIDなどを一覧表示し、表示されたIDからいずれか1つを選択する操作をタッチパネルなどにて受け付けることで行われる。このため車載無線通信装置2は、通信相手の候補となるスマートフォン5を検出して一覧表示するという処理を行うこととなるが、図1に示すように車載無線通信装置2の通信範囲には車両1外のスマートフォン5が存在するため、これら車両1外のスマートフォン5も通信相手の候補として一覧表示され得る。しかしながら、車載無線通信装置2の通信相手としてユーザが選択する可能性が高いのは、車両1内に存在するスマートフォン5である。
もし車両1が走行すれば、車両1は図1に示した車両1外の3つのスマートフォン5から遠ざかり、この3つのスマートフォン5は車載無線通信装置2の通信範囲外となる可能性が高い。又は、車両1が停車している場合であっても、車両1外のスマートフォン5を所持した歩行者が車両1から遠ざかることによって、この3つのスマートフォン5は車載無線通信装置2の通信範囲外となる可能性が高い。そこで本実施の形態に係る車載無線通信装置2は、時間の経過又は車両の操向に伴って、通信相手の候補を削減していき、最終的に車両1内に存在するスマートフォン5のみに候補を絞り込む処理を行う。
図2は、本実施の形態に係る車載無線通信装置2の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る車載無線通信装置2は、処理部10、記憶部11、タイマ12、無線通信部13及び車内通信部14等を備えて構成されている。処理部10は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro-Processing Unit)等の演算処理装置を用いて構成され、図示しないROM(Read Only Memory)などに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、車両1の内外の機器との通信に必要な種々の演算処理を行う。本実施の形態において処理部10は、例えば無線通信可能なスマートフォンを検出する処理、候補となるスマートフォン5から通信相手を選択する操作を受け付ける処理、及び、選択されたスマートフォン5との間での無線通信に係る処理等を行う。
記憶部11は、SRAM(Static Random Access Memory)又はDRAM(Dynamic Random Access Memory)等のメモリ素子を用いて構成され、処理部10の処理過程で生成された種々のデータを記憶する。なお記憶部11は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)又はフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ素子を用いて構成されてもよい。また本実施の形態において記憶部11は、無線通信を行う候補となり得るスマートフォン5に係る情報、例えば各スマートフォン5のIDなどの情報を、候補リスト11aとして記憶する。
タイマ12は、処理部10の制御に基づいて計時を行う。処理部10は、例えば無線通信が可能なスマートフォンを検出する処理を周期的に行う場合、タイマ12を用いて検出周期となる所定時間を計時することができる。
無線通信部13は、無線LAN又はBluetooth(登録商標)等の通信規格に基づいて、スマートフォン5との間で無線通信を行う。無線通信部13は、処理部10から与えられた情報をスマートフォン5へ無線送信すると共に、スマートフォン5から受信した無線信号をデジタルの情報に変換して処理部10へ与える。また本実施の形態において無線通信部13は、通信範囲内に存在するスマートフォン5を検出する機能を有している。例えば、無線通信部13は、所定の応答を要求する信号を、通信相手を特定することなく一斉送信する。この信号を受信したスマートフォン5は、自身のIDなどの情報を、応答として無線通信部13へ送信する。無線通信部13は、通信範囲内に存在する全てのスマートフォン5から、応答として送信されたIDなどの情報を受信することができる。無線通信部13は、IDなどの情報を受信したスマートフォン5を、通信範囲内に存在するスマートフォン5と検出する。無線通信部13は、検出したスマートフォン5のIDなどの情報を処理部10へ与える。
車内通信部14は、車両1の車内ネットワークを介して、BCM(Body Control Module)6及びディスプレイ装置8等の他の車載機器との間で情報の送受信を行う。車内通信部14は、例えばCAN(Controller Area Network)の通信規格に基づく通信を行う構成とすることができる。車内通信部14は、処理部10から与えられた情報を他の車載機器へ送信すると共に、他の車載機器から受信した情報を処理部10へ与える。これにより処理部10は、BCM6及びディスプレイ装置8等から必要な情報を取得することができると共に、BCM6及びディスプレイ装置8等の動作を制御することができる。
BCM6は、車両1のランプの点灯制御、ドアのロック制御及びワイパーの動作制御等を行う装置である。BCM6には、例えば車両1のカーテシランプの点灯制御を行うために、車両1のドアの開閉に応じてオン/オフされるドアスイッチ7からの信号が入力されている。BCM6は、車両1の各ドアに設けられたドアスイッチ7からの入力信号を周期的にサンプリングして取得することにより、各ドアの開閉状態を取得する。本実施の形態においてBCM6は、車両1の各ドアの開閉状態に関する情報を、車内ネットワーク9を介して車載無線通信装置2へ送信する。
ディスプレイ装置8は、例えば液晶パネルなどを用いて構成されるものである。ディスプレイ装置8は、例えばカーナビゲーション装置と共用のものであってよい。ディスプレイ装置8は、車内ネットワークを介して他の装置から与えられる画像表示命令に応じて、種々の画像表示を行う。本実施の形態においてディスプレイ装置8は、車載無線通信装置2からの命令に応じて、無線通信の候補となるスマートフォン5のIDなどの情報を一覧表示する。また本実施の形態においてディスプレイ装置8は、表示した画像に対するユーザのタッチ操作を検知するためのタッチパネルを備えている。ディスプレイ装置8は、タッチパネルにて検知した操作の内容(タッチの位置、タッチの持続時間又はいずれのメニュー項目がタッチされたか等)を示す情報を、車内ネットワークを介して車載無線通信装置2などへ送信する。これにより車載無線通信装置2は、ディスプレイ装置8に無線通信の候補となるスマートフォン5のIDなどの情報を一覧表示させ、これらの候補の中から無線通信を行うスマートフォン5の選択操作を受け付けることができる。
また本実施の形態に係る車載無線通信装置2の処理部10には、ドア開閉状態取得処理部21、検出結果取得処理部22、削除処理部23及び選択受付部24等がソフトウェア的な機能ブロックとして設けられている。ドア開閉状態取得処理部21は、車両1のドアの開閉状態を取得する処理を行うものである。ドア開閉状態取得処理部21は、車内通信部14にてBCM6との通信を行うことにより、ドアスイッチ7に基づくドアの開閉状態を問い合せ、BCM6からの応答を受信することにより、車両1の各ドアの開閉状態を取得する。
検出結果取得処理部22は、無線通信部13の動作を制御することにより、上記のような通信範囲内に存在するスマートフォン5の検出を行わせ、その検出結果として通信範囲内に存在するスマートフォン5のIDなどの情報を取得する。検出結果取得処理部22は、必要に応じて、通信範囲内に存在するスマートフォン5のIDのなどの情報を、候補リスト11aとして記憶部11に記憶する処理を行う。
削除処理部23は、記憶部11に記憶された候補リスト11aに含まれる複数のスマートフォン5に係る情報から、無線通信相手の候補として適当でないスマートフォン5に係る情報を削除する処理を行う。詳しくは、削除処理部23は、候補リスト11aに含まれるスマートフォン5のうち、無線通信部13の通信範囲外となったスマートフォン5に係る情報を削除する。
選択受付部24は、記憶部11に記憶された候補リスト11aに含まれる情報をディスプレイ装置8へ送信すると共に、候補リストの表示命令をディスプレイ装置8へ送信することによって、通信相手の候補となるスマートフォン5に係る情報をディスプレイ装置8に一覧表示する処理を行う。また選択受付部24は、ディスプレイ装置8がタッチパネルにて受け付けた操作内容を取得することによって、一覧表示したスマートフォン5の候補の中からいずれか1つの選択を受け付ける処理を行う。
本実施の形態に係る車載無線通信装置2は、ユーザが選択した1つのスマートフォン5との間で無線通信を行い、このスマートフォン5との間で音楽データ又は地図データ等の種々のデータを無線により送受信することができる。車載無線通信装置2は、無線通信を行うスマートフォン5をユーザに選択させるため、無線通信相手の候補となるスマートフォン5に係る情報を集めた候補リスト11aを作成する必要がある。以下、車載無線通信装置2による候補リスト11aの作成方法の詳細を説明する。
車載無線通信装置2は、車両1のドアの開閉に応じて、候補リスト11aの作成及び初期化(消去)を行う。車載無線通信装置2の処理部10は、ドア開閉状態取得処理部21にてドアスイッチ7に応じたドアの開閉状態を取得し、車両1の全てのドアが閉じられた状態から、少なくとも1つのドアが開かれた場合に、記憶部11に記憶された候補リスト11aを初期化する。これは、車両1のドアが開かれた場合には、車両1内に存在するスマートフォン5が車両1外へ持ち出される可能性があり、且つ、車両1外から車両1内へ新たなスマートフォン5が持ち込まれる可能性があるため、これ以前の候補リスト11aが無効なものとなるためである。
車載無線通信装置2の処理部10は、ドア開閉状態取得処理部21にてドアの開閉状態を取得し、車両1の少なくとも1つのドアが開かれた状態から、全てのドアが閉じられた場合に、無線通信部13の通信範囲内に存在するスマートフォン5の検出を行い、検出結果取得処理部22がこの検出結果の取得を行う。処理部10は、ドアが閉じられたタイミングで検出した全てのスマートフォン5に係る情報を候補リスト11aとして記憶部11に記憶する。このタイミングで記憶した候補リスト11aが、削除処理部23の削除処理に対する初期情報となる。
車両1のドアが閉じられた後、検出結果取得処理部22は、例えば数秒〜数分程度の所定周期で、通信範囲内に存在するスマートフォン5の検出を無線通信部13に繰り返して行わせる。このときに検出結果取得処理部が取得した検出結果は、削除処理部23に与えられる。削除処理部23は、検出結果取得処理部22から与えられたスマートフォン5の検出結果と、記憶部11の候補リスト11aに記憶されたスマートフォン5とを比較し、重複するスマートフォン5に係る情報のみを残して、これ以外のスマートフォン5に係る情報を候補リスト11aから削除する処理を行う。即ち削除処理部23は、候補リスト11aに含まれるスマートフォン5のうち、無線通信範囲外となったものを削除する処理を行う。車両1のドアが閉じられた後、いずれかのドアが開かれるまでは、候補リスト11aに含まれるスマートフォン5に係る情報は、削除処理部23の処理によって減少することはあるが、増加することはない。削除処理部23は、検出結果取得処理部22が検出結果の取得を行う都度、候補リスト11aの絞り込みを行う。これにより、候補リスト11aに含まれるスマートフォン5は、最終的に車両1内に存在するスマートフォン5のみに絞り込まれることが期待できる。
図3は、削除処理部23が行う候補リスト11aからの情報の削除を説明するための模式図である。例えば、車両1のドアが閉じられた際に7つのスマートフォン5が検出された場合、図3の上段に示すように、7つのスマートフォン5のID(図3においてスマートフォンA〜Gと記載する)を含む候補リスト11aが作成され、記憶部11に記憶される。その後、所定時間が経過した際に無線通信部13による検出及び検出結果取得処理部22による検出結果の取得が行われ、候補リスト11aに含まれる7つのスマートフォン5うち、検出されなかったスマートフォン5のIDが削除処理部23により削除される。本例では、図3の中段に示すように、スマートフォンC,E,FのIDが付されたスマートフォン5が検出されず、候補リスト11aから削除されている。更に所定時間が経過し、候補リスト11aに含まれる2つのスマートフォン5が検出されなくなった場合、図3の下段に示すように、検出されなかった2つのスマートフォン5のID(スマートフォンB,G)が候補リスト11aから削除される。
なお、検出結果取得処理部22によるスマートフォン5の検出結果の取得及び削除処理部23による候補リスト11aからの情報削除の処理の繰り返しは、例えば所定回数繰り返した場合に終了してもよい。また例えば、所定回数の繰り返しに亘って候補リスト11aの情報に変化がなかった場合に、処理を終了してもよい。また例えば、候補リスト11aに含まれるスマートフォン5の数が1つのみになった場合に、処理を終了してもよい。
図4は、車載無線通信装置2が行う候補リスト11aの絞り込み処理の手順を示すフローチャートである。なお本図に示す処理は、車両1の全てのドアが閉じられた状態から、少なくとも1つのドアが開かれた場合に開始される。また本処理のいずれのステップの処理を行っている場合であっても、車両1のドアが開かれた場合には、処理中のステップを中断して、ステップS1から処理を開始する。
本実施の形態に係る車載無線通信装置2の処理部10は、車両1の全てのドアが閉じられた状態から、少なくとも1つのドアが開かれた場合に、記憶部11に記憶された候補リスト11aを初期化する(ステップS1)。次いで処理部10は、ドア開閉状態取得処理部21にてBCM6からドアの開閉状態に係る情報を取得することにより、車両1の全てのドアが閉じられたか否かを判定する(ステップS2)。全てのドアが閉じられていない場合(S2:NO)、処理部10は、全てのドアが閉じられるまで待機する。車両1の全てのドアが閉じられた場合(S2:YES)、処理部10は、検出結果取得処理部22にて無線通信部13によるスマートフォン5の検出を行わせ(ステップS3)、検出結果を取得する。取得した検出結果に基づいて、処理部10は、検出されたスマートフォン5のIDなどの情報を含む候補リスト11aを作成して記憶部11に記憶する(ステップS4)。
処理部10は、スマートフォン5の再検出を行った回数を、自身が有するカウンタなどを用いてカウントしている。候補リスト11aを作成して記憶部11に記憶した後、処理部10は、再検出回数のカウントを0に初期化する(ステップS5)。
処理部10は、記憶部11に記憶された候補リスト11aに含まれるスマートフォン5の情報の数、即ち通信相手の候補数が1つであるか否かを判定する(ステップS6)。候補数が1つである場合(S6:YES)、処理部10は、候補リスト11aを絞り込む必要はないと判断し、処理を終了する。候補数が2つ以上である場合(S6:NO)、処理部10は、タイマ12にて所定時間を計時することにより、所定時間を待機する(ステップS7)。所定時間の経過後、処理部10は、検出結果取得処理部22にて無線通信部13によるスマートフォン5の検出を行わせ(ステップS8)、検出結果を取得する。処理部10の削除処理部23は、スマートフォン5の再検出結果に基づいて、候補リスト11aに含まれるスマートフォン5のうち通信不可能となったスマートフォン5の情報を削除することにより、記憶部11に記憶された候補リスト11aを更新する(ステップS9)。
スマートフォン5の再検出を行って候補リスト11aを更新した後、処理部10は、再検出回数のカウントに1を加算する(ステップS10)。処理部10は、再検出回数が予め定められた閾値を超えたか否かを判定する(ステップS11)。再検出回数が閾値を超えない場合(S11:NO)、処理部10は、ステップS6へ処理を戻し、スマートフォン5の再検出及び候補リスト11aの更新を繰り返し行う。再検出回数が閾値を超えた場合(S11:YES)、処理部10は、処理を終了する。
図5は、車載無線通信装置2が行う通信相手の選択受付処理の手順を示すフローチャートである。例えばユーザは、ディスプレイ装置8に表示されたメニュー画面から無線通信の設定に係る項目をタッチ操作にて選択することにより、車載無線通信装置2に対して通信相手の選択画面を表示する指示を与えることができる。車載無線通信装置2の処理部10は、ディスプレイ装置8から送信された情報に基づいて、ユーザによる通信相手の選択画面の表示指示が与えられたか否かを判定する(ステップS21)。表示指示が与えられていない場合(S21:NO)、処理部10は、表示指示が与えられるまで待機する。
選択画面の表示指示が与えられた場合(S21:YES)、処理部10は、記憶部11から候補リスト11aを読み出す(ステップS22)。次いで処理部10は、読み出した候補リスト11aをディスプレイ装置8へ送信すると共に、通信相手の候補を表示する指示をディスプレイ装置8へ与えることによって、通信相手の候補をディスプレイ装置8に一覧表示する(ステップS23)。処理部10は、ディスプレイ装置8から与えられる操作情報に基づいて、一覧表示した候補の中からいずれか1つの候補を選択する操作がなされたか否かを判定する(ステップS24)。選択する操作がなされていない場合(S24:NO)、処理部10は、選択操作がなされるまで待機する。
候補を選択する操作がなされた場合(S24:YES)、処理部10の選択受付部24は、選択された1つの候補を、無線通信の通信相手とすべきスマートフォン5として受け付ける(ステップS25)。処理部10は、選択を受け付けたスマートフォン5に係るIDなどの情報に基づいて、選択されたスマートフォン5との無線通信を無線通信部13にて開始し(ステップS26)、処理を終了する。
以上の構成の本実施の形態に係る車載無線通信装置2は、無線通信部13の通信範囲内に存在する通信可能なスマートフォン5を所定のタイミングで検出し、検出したスマートフォン5に係るIDなどの情報を候補リスト11aとして記憶部11に記憶しておく。車載無線通信装置2は、記憶部11に記憶された候補リスト11aに基づいて、無線通信部13が無線通信可能なスマートフォン5の中から、通信相手とするスマートフォン5の選択を受け付ける。車載無線通信装置2は、例えば候補リスト11aとして記憶されたスマートフォン5のIDなどの情報をディスプレイ装置8に一覧表示し、タッチパネルに対するユーザのタッチ操作に応じて一覧表示したスマートフォン5から通信相手とすべき1つのスマートフォン5の選択を受け付ける。
更に車載無線通信装置2は、最初にスマートフォン5の検出を行った所定のタイミング以降に、通信可能なスマートフォン5の再検出を行って、通信不可能となったスマートフォン5に係る情報を候補リスト11aから削除する。例えば車両1外の歩行者などが所持するスマートフォン5を通信可能なスマートフォン5として所定のタイミングにて検出した場合であっても、車両1が走行することによって歩行者のスマートフォン5は無線通信の範囲外へ遠ざかる可能性が高く、車両1が停車していても歩行者が歩行することによってスマートフォン5が無線通信の範囲外へ遠ざかる可能性が高い。よって、車載無線通信装置2は、通信可能なスマートフォン5の検出を繰り返し行い、通信不可能となったスマートフォン5の情報を候補リスト11aから削除していくことで、無線通信の候補として一覧表示される選択肢が減少していき、ユーザによる選択操作が容易化される。
また車載無線通信装置2は、車両1のドアの開閉状態を検出し、ドアが開状態から閉状態へ変化したタイミングを、無線通信可能なスマートフォン5を検出して記憶部11に候補リスト11aを記憶する所定のタイミングとして上記の処理を行う。車両1のドアが開状態から閉状態へ変化するタイミングは、ユーザが車両1に乗車してドアを閉じるタイミングである可能性があり、車両1内へスマートフォンが持ち込まれる可能性があるタイミングである。よってこのタイミングでスマートフォン5の検出を行うことで、車両1内へ持ち込まれたスマートフォン5に係る情報を候補リスト11aとして記憶部11に記憶することができる。
また車両1のドアが閉状態から開状態へ変化するタイミングは、車両1に乗車しているユーザが降車しようとしてドアを開くタイミングである可能性があり、車両1内のスマートフォン5が車両1外へ持ち出される可能性があるタイミングである。よって車載無線通信装置2は、車両1のドアが閉状態から開状態へ変化した場合に、記憶部11に記憶された候補リスト11aを初期化(消去)する。
また車載無線通信装置2は、無線通信可能なスマートフォン5の検出及びこの検出結果に基づいて候補リスト11aから情報を削除する処理を、所定の周期で繰り返して行う。車両1外の無線通信部13の通信範囲におけるスマートフォン5の有無の状況は、時間的に変化し得る。そこで時間の経過に伴って記憶部11の候補リスト11aの情報を削除していくことで、無線通信の相手となり得るスマートフォン5の候補数を減少させていくことができる。
なお本実施の形態においては、車両1の車載無線通信装置2が通信を行う相手をスマートフォン5としたが、一例であって、これに限るものではない。車載無線通信装置2の無線通信相手となる装置は、例えば携帯電話機、タブレット型端末装置、ノート型パソコン、携帯型ゲーム機、携帯型音楽プレーヤ、携帯型動画再生装置又はワイヤレスの入出力デバイス等のように、無線LAN(Local Area Network)又はBluetooth(登録商標)等の無線通信機能を備えた種々の可搬型の無線通信器であってよい。
また、通信可能なスマートフォン5を検出して候補リスト11aを作成する所定のタイミングを、車両1のドアが閉じられたタイミングとしたが、これに限るものではない。例えば車両1のイグニッションスイッチがオンされたタイミング、又は、車両1のドアがロックされたタイミング等のように、その他の種々のタイミングを採用し得る。またドアの開閉に加えて、例えば着座センサの検知結果又はシートベルトの装着状態等の一又は複数の条件を考慮して、スマートフォン5の検出及び候補リスト11aの作成を行うタイミングを決定してもよい。
また本実施の形態において車載無線通信装置2、BCM6及びディスプレイ装置8の3つの装置が分担して行った各処理は、1つ又は2つの装置がまとめて行う構成であってもよく、4つ以上の装置が更に分担して行う構成であってもよい。例えば、車載無線通信装置2及びBCM6の両機能を兼ね備えた1つの装置として構成されてもよい。また例えば、候補リスト11aの作成及び記憶をBCM6又はディスプレイ装置8等の別の装置が行う構成であってもよい。即ち、図2に示したシステム構成は、一例であって、これに限るものではない。
(変形例)
上述の実施の形態に係る車載無線通信装置2は、スマートフォン5の再検出及び候補リスト11aからの情報の削除の処理を、所定の時間が経過する毎に、周期的に行う構成としたが、これに限るものではない。変形例に係る車載無線通信装置2は、車両1が所定の距離を走行する毎に、スマートフォン5の再検出及び候補リスト11aからの情報の削除の処理を繰り返して行う。このため変形例に係る車載無線通信装置2は、例えば車両1の車輪又は車軸等の回転を検知するセンサの検知結果を取得して走行距離を算出するか、又は、走行距離を管理する他の装置から走行距離の情報を定期的に取得する。変形例に係る車載無線通信装置2は、算出又は取得した走行距離に基づき、無線通信可能なスマートフォン5の検出を行ってから車両1が所定距離を走行した場合に、スマートフォン5の再検出を行う。例えば図4に示したフローチャートのステップS7において、所定時間を待機する処理に代えて、車両1による所定距離の走行を待機する処理を行う構成とすることで実現される。
上述の実施の形態に係る車載無線通信装置2は、スマートフォン5の再検出及び候補リスト11aからの情報の削除の処理を、所定の時間が経過する毎に、周期的に行う構成としたが、これに限るものではない。変形例に係る車載無線通信装置2は、車両1が所定の距離を走行する毎に、スマートフォン5の再検出及び候補リスト11aからの情報の削除の処理を繰り返して行う。このため変形例に係る車載無線通信装置2は、例えば車両1の車輪又は車軸等の回転を検知するセンサの検知結果を取得して走行距離を算出するか、又は、走行距離を管理する他の装置から走行距離の情報を定期的に取得する。変形例に係る車載無線通信装置2は、算出又は取得した走行距離に基づき、無線通信可能なスマートフォン5の検出を行ってから車両1が所定距離を走行した場合に、スマートフォン5の再検出を行う。例えば図4に示したフローチャートのステップS7において、所定時間を待機する処理に代えて、車両1による所定距離の走行を待機する処理を行う構成とすることで実現される。
1 車両
2 車載無線通信装置
5 スマートフォン(無線通信器)
6 BCM
7 ドアスイッチ
8 ディスプレイ装置
10 処理部
11 記憶部
11a 候補リスト
12 タイマ
13 無線通信部(無線通信器検出部)
14 車内通信部
21 ドア開閉状態取得処理部
22 検出結果取得処理部
23 削除処理部
24 選択受付部
2 車載無線通信装置
5 スマートフォン(無線通信器)
6 BCM
7 ドアスイッチ
8 ディスプレイ装置
10 処理部
11 記憶部
11a 候補リスト
12 タイマ
13 無線通信部(無線通信器検出部)
14 車内通信部
21 ドア開閉状態取得処理部
22 検出結果取得処理部
23 削除処理部
24 選択受付部
Claims (5)
- 車両に搭載され、可搬型の無線通信器との間で無線通信を行う車載無線通信装置において、
通信可能な無線通信器を検出する無線通信器検出部による検出結果を取得する検出結果取得部と、
所定のタイミングにて前記無線通信器検出部が検出した通信可能な無線通信器に係る情報を記憶する記憶部と、
前記所定のタイミング以降に、前記無線通信器検出部による検出結果に基づいて、前記記憶部に記憶された通信可能な無線通信器に係る情報から、通信不可能となった無線通信器に係る情報を削除する処理を行う削除処理部と、
前記記憶部に記憶された情報に基づき、通信可能な無線通信器から無線通信を行う相手の選択を受け付ける選択受付部と
を備えることを特徴とする車載無線通信装置。 - 前記車両のドアの開閉状態を取得するドア開閉状態取得部を更に備え、
前記所定のタイミングは、前記ドア開閉状態取得部が取得する開閉状態が、開状態から閉状態へ変化したタイミングであること
を特徴とする請求項1に記載の車載無線通信装置。 - 前記ドア開閉状態取得部が取得する開閉状態が閉状態から開状態へ変化した場合に、前記記憶部に記憶された情報を初期化する処理を行う初期化処理部を更に備えること
を特徴とする請求項2に記載の車載無線通信装置。 - 前記削除処理部は、前記無線通信器検出部による検出結果に基づいて情報を削除する処理を、所定の周期で繰り返して行うこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の車載無線通信装置。 - 前記削除処理部は、前記無線通信器検出部による検出結果に基づいて情報を削除する処理を、前記車両が所定の距離を走行する毎に繰り返して行うこと
を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の車載無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016069101A JP2017178070A (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 車載無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016069101A JP2017178070A (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 車載無線通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017178070A true JP2017178070A (ja) | 2017-10-05 |
Family
ID=60003371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016069101A Pending JP2017178070A (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 車載無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017178070A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019158648A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | トヨタ自動車株式会社 | 運転支援装置、制御方法、及びプログラム |
JP2020140358A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器、処理方法、プログラム |
-
2016
- 2016-03-30 JP JP2016069101A patent/JP2017178070A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019158648A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | トヨタ自動車株式会社 | 運転支援装置、制御方法、及びプログラム |
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JP7149528B2 (ja) | 2019-02-27 | 2022-10-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器、処理方法、プログラム |
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