JP2017177232A - マニピュレータおよびマニピュレータの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】姿勢を変更するためのアクチュエータ111aと、アクチュエータ111aによって駆動される機構部111bと、アクチュエータ111aを制御する制御部141と、を備え、制御部141は、機構部111bが動作する場合と、機構部11bが待機する場合とで、アクチュエータ111aの制御系を切り替える機能を有する。
【選択図】図1
Description
本実施形態に係るマニピュレータ110を備える作業ロボットシステムSについて、図1を用いて説明する。図1は、作業ロボットシステムSの全体構成を示す概略図である。
次に、作業ロボットシステムSの動作作業環境について、図2を用いて説明する。図2は、作業ロボットシステムSの動作作業環境の一例を模式的に示す図である。
次に、作業ロボットシステムSを用いた一連の作業について、図3を用いて説明する。図3は、作業ロボットシステムSの動作ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、図3のステップS301に示す初期化処理フローについて、図4を用いて更に説明する。図4は、初期化処理フローにおける作業ロボットシステムSの動作ルーチンの一例を示すフローチャートである。ここで、図4に示す初期化処理フローは、作業ロボット100のマニピュレータ110を既定の姿勢とする動作のフローである。
ここで、大力制御について説明する。本実施形態では、マニピュレータ110が大きな力を発生する制御系を大力制御とする。マニピュレータ110の姿勢を変更する場合、重力などに逆らいながらアームリンク111bおよびエンドエフェクタ112を駆動する。このため、マニピュレータ110の姿勢を変更する際、大力制御とすることにより、アームアクチュエータ111aで大きな力を出力することで高速な姿勢変化が可能となる。なお、マニピュレータ110の制御系において各アクチュエータの力指令(電動モータであれば電流指令、圧力アクチュエータであれば圧力)に備える力リミッタは、それぞれのアクチュエータが発生できてかつ損傷しない大きな制限値を用いるのが一般的である。
次に、図3のステップS304に示すマニピュレータ作業フローについて、図5Aおよび図5Bを用いて更に説明する。図5Aは、マニピュレータ作業フローにおける作業ロボットシステムSの動作ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、図3のステップS303に示す作業ロボット移動フローについて、図6を用いて更に説明する。図6は、作業ロボット移動フローにおける作業ロボットシステムSの動作ルーチンの一例を示すフローチャートである。
ここで、小力制御について説明する。本実施形態では、マニピュレータ110が既定の姿勢に復元するように制御する制御系を小力制御とする。小力制御における力リミッタの制限値は、大力制御における力リミッタの制限値よりも小さく設定されている。このため、小力制御においては、マニピュレータ110に外力が加わると、大力制御の場合と比較して小さな外力でマニピュレータ110の姿勢の変形を開始する。そして、外力が解除されると、マニピュレータ110は既定の姿勢に復元する。
前述のように、本実施形態に係るマニピュレータ110を備える作業ロボットシステムSは、マニピュレータ110を搭載した作業ロボット100が移動する際、マニピュレータ110(アームアクチュエータ111a)の制御系は小力制御で制御される(図6参照)。作業ロボット100が移動する際、マニピュレータ110(アームアクチュエータ111a)の制御系が小力制御で制御されることによる作用効果について、大力制御で制御される場合と比較しつつ説明する。
まず、マニピュレータ110を搭載した作業ロボット100が移動する際、マニピュレータ110が環境構造物241と接触する場面について、図7を用いて説明する。図7は、移動エリア240における作業ロボット100と環境構造物241との相対的な状態を示す模式図である。
次に、大力制御時におけるアームアクチュエータ111aの制御について、図8を用いて説明する。図8は、大力制御におけるアームアクチュエータ111aの制御構造の一例を示すブロック線図である。なお、位置制御器801、力外乱オブザーバ802、大力リミッタ803は、マニピュレータ制御部141に構成される。
次に、大力制御のまま作業ロボット100が移動し、マニピュレータ110が環境構造物241と接触した場合について、図9を用いて説明する。図9は、大力制御時にマニピュレータ110と環境構造物241が接触した場合における時間応答図であり、(a)はアームアクチュエータ実角度θの時間応答を示すグラフであり、(b)はマニピュレータ110と環境構造物241の接触力の時間応答を示すグラフである。なお、図9は、本実施形態の課題を説明する時間応答図の一例である。
次に、小力制御時におけるアームアクチュエータ111aの制御について、図10を用いて説明する。図10は、小力制御におけるアームアクチュエータ111aの制御構造の一例を示すブロック線図である。なお、位置制御器801、力外乱オブザーバ802、大力リミッタ803、接触力リミッタ1001、重力外乱エスティメータ1002は、マニピュレータ制御部141に構成される。
次に、作業ロボット100が移動する際、マニピュレータ110を小力制御として、マニピュレータ110が環境構造物241と接触した場合について、図12を用いて説明する。図12は、小力制御時にマニピュレータ110と環境構造物241が接触した場合における時間応答図であり、(a)はアームアクチュエータ実角度θの時間応答を示すグラフであり、(b)はマニピュレータ110と環境構造物241の接触力の時間応答を示すグラフである。なお、図12は、本実施形態の効果を説明する時間応答図の一例である。
なお、本実施形態に係るマニピュレータ110を備える作業ロボットシステムSは、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
100 作業ロボット
110 マニピュレータ
111 アーム部
111a アームアクチュエータ
111b アームリンク(機構部)
112 エンドエフェクタ
120 移動台車
130 観測装置
140 制御装置(制御部)
141 マニピュレータ制御部(制御部)
142 移動台車制御部
150 中央制御装置(制御部)
151 表示部
152 入力部
153 演算部
160 通信ケーブル
210 オペレーションエリア
220 待機エリア
230 作業エリア
231 作業対象物
240 移動エリア
241 環境構造物
801 位置制御器
802 力外乱オブザーバ
803 大力リミッタ
1001 接触力リミッタ
1001A 等価接触力リミッタ
1002 重力外乱エスティメータ
Claims (10)
- 姿勢を変更するためのアクチュエータと、
前記アクチュエータによって駆動される機構部と、
前記アクチュエータを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記機構部が動作する場合と、前記機構部が待機する場合とで、
前記アクチュエータの制御系を切り替える機能を有する
ことを特徴とするマニピュレータ。 - 前記アクチュエータ、及び前記機構部を搭載し、移動可能な移動部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のマニピュレータ。 - 前記機構部が待機する場合の制御系は、前記機構部が動作する場合の制御系よりも、前記アクチュエータの駆動力指令を小さく制限するリミッタを有する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマニピュレータ。 - 請求項3に記載のマニピュレータにおいて、
前記リミッタによる力指令制限の中央値は、前記マニピュレータの姿勢から求める
ことを特徴とする請求項3に記載のマニピュレータ。 - 周囲環境を観測する観測部を備え、
前記観測部は、
前記機構部が動作を開始する前に前記周囲環境を観測する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のマニピュレータ。 - 前記移動部が移動する際には、前記アクチュエータの制御系を前記機構部が待機する場合の制御系とする
ことを特徴とする請求項2に記載のマニピュレータ。 - 前記制御部は、
作業計画として、各状態において前記機構部が動作時か待機時かを計画する機能を有する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のマニピュレータ。 - 姿勢を変更するためのアクチュエータと、前記アクチュエータによって駆動される機構部と、前記アクチュエータを制御する制御部と、を備えるマニピュレータの制御方法であって、
前記制御部は、
前記機構部が動作する場合と、前記機構部が待機する場合とで、前記アクチュエータの制御系を切り替える
ことを特徴とするマニピュレータの制御方法。 - 前記機構部が待機する場合の制御系は、前記機構部が動作する場合の制御系よりも、前記アクチュエータの駆動力指令を小さく制限するリミット処理を行う
ことを特徴とする請求項8に記載のマニピュレータの制御方法。 - 前記リミット処理による力指令制限の中央値は、前記マニピュレータの姿勢から求める
ことを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータの制御方法。
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