JP2017175500A - カラー画像撮像方法、カラー画像補間処理方法および撮像装置 - Google Patents

カラー画像撮像方法、カラー画像補間処理方法および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 カラー画像撮像方法、カラー画像補間処理方法および撮像装置を提供すること。【解決手段】本発明は、単一の撮像素子の各受光セル上に、可視光全通過である白色フィルタや3原色の各色に対応した色フィルタを配置する際に、白色または緑色を低欠損色(最もとし、当該色のフィルタを全体の4分の3以上のセルに配置し、低欠損色以外の色のフィルタを、全セルの4分の1以下の割合で、所定間隔に配置するカラー画像撮像方法を提供する。また、本発明は、上記カラー画像撮像方法のためのカラー画像補間処理方法および装置に関する。最も濃度の高いハッチングがB、それに次いで濃度の高いハッチングがR、最も濃度の低いハッチングが白色または緑である。【選択図】図2

Description

本発明は、カラー画像撮像方法、カラー画像補間処理方法および撮像装置に関する。
<カラー画像システム>
動画像に限らずカラー画像信号は、R(Red, 赤),G(Green, 緑),B(Blue, 青)の3原色により形成され、撮像や表示はこの形態で行われている。一方、伝送や記録のための形態は、輝度とふたつの色差により形成されるコンポーネントカラー信号が使われる。これらは3原色から所定の変換により得られ、さらに色差がサブサンプリングされる場合が多い。具体的には、サブサンプリングされない4:4:4、水平方向に2分の1にサブサンプリングされた4:2:2、水平と垂直の両方で2分の1にサブンサンプリングされた4:2:0がある。各動画像カラーフォーマットは、規格で詳細に定義されており、放送などで広く使われている。
<カラー撮像>
カラー画像撮像では、R,G,Bそれぞれのセンサを持つ3板方式と、一枚のセンサでセル(画素)ごとにR,G,Bを振り分ける単版方式がある。3板方式は、近年特殊な存在になりつつあり、スチルカメラでは存在せず、動画像でも3860×2160画素の4K画像カメラでは、ほぼすべてが単版になっている。
単版の場合、R,G,Bの各色フィルタを受光セル(画素)に配置するが、3種類のフィルタがなるべく同等で均一になるようにする。しかし、2次元的に3等分することは容易でないので、図1(a)に示されるようなBayer配列と呼ばれるものが一般的で、Gに半分を、RとBにそれぞれ4分の1を割り振る。なお、図1、図2、図3においては、最も濃度の高いハッチングがB、それに次いで濃度の高いハッチングがR、それに次いで濃度の高いハッチングがG、ハッチング無しがWの各色に対応する。図1において、Gの割合を他より多くするのは、Gの輝度成分に占める割合が最も高く、輝度信号の解像度を落とさないようにするためである。
これと異なるものでは、図1(b)に示されるX-Trans方式が知られており、Gに9分の5を、RとBに9分の2を割り振る。この配置は、周期を大きくして一様性をわざと崩すことで、解像度は必ずしも良くないが、短周期で起こりやすいモワレ等の発生を抑えるものである。
また、R,G,Bのみでなく、W(White,白色)を用いたものも提案されている。その配置を図1(c)に示すが、RとBはBayer配列と同じで、Gの半分がWに換えられている。Wフィルタは赤外及び紫外のみを除去した可視光の全通過フィルタで、光エネルギーを有効に使えるので、暗電流ノイズが軽減される。しかし、解像度的な利点は特にない。
<カラー画像補間処理(デモザイキング)>
単板カラー撮像で、センサから得られる画像(RAW画像)の各色は、セル(画素)が間引かれた状態になっているので、欠損画素を補間して全画素が揃った色プレーンを得る必要がある。この欠損色補完処理は、デモザイキングと呼ばれている。
基本的な処理としては、各色プレーンにおいて、その間引き構造に対応した2次元補間フィルタにより行う。Bayer配列の場合、GとR・Bで間引き構造が異なるので、補間フィルタは別のものとなる。この場合に、得られる解像度は間引き構造に応じたもので、2次元的にGで半分、R,Bで4分の1となる。
改良された手法では、画像の局所形状に応じて適応的に補間を切り替えるものがある。適応処理がうまく機能すると解像度は改善するが、誤補間となる可能性がある。また、R,G,B各色間の相関を利用した方法もあり、色間の相関が高い、即ち彩度が低い画像において有効であるが、高彩度部分で誤補間となる危険性がある。さらに、超解像を応用したものも検討されている。
これまで、カラー・フィルタアレイで得られた画像を補間する技術が検討されてきており、例えば、特開2011−254376号公報(特許文献1)では、カラー・フィルタアレイで得られた画像を補間した際に輝度と色差の解像度の差を補正して高画質の補間画像を得る技術が記載されている。しかしながら、特許文献1の技術に関わらず、単一のセンサを使用して取得されるカラー画像の品質改善が、さらに望まれていた。
特開2011−254376号公報
本発明は、単一のイメージセンサを使用して取得したカラー画像の高画質化を目的とする。
本発明は、単一の撮像素子の各受光セル上に、可視光全通過である白色フィルタや、3原色の各色に対応した色フィルタを配置する際に、白色または緑色フィルタを全体の4分の3以上のセルに配置し、それ以外の色のフィルタを、全セルの4分の1以下の割合で、所定間隔に配置する単板カラー画像撮像方法および装置である。
また、本発明は、単一の撮像素子で撮像された白色や3原色の各色プレーンに対して欠損画素の補間処理を行い、全画素が揃った完成色プレーンを得る際に、欠損画素が最も少ない色はその色プレーン内で補間処理を行い、完成色プレーンを得、それ以外の色に対しては、その完成済み色プレーンを使って補間処理を行い、完成色プレーンを得るカラー画像補間処理方法および装置である。
本発明は、白色または緑色フィルタを全体の4分の3以上のセルに配置し、それ以外の色のフィルタを、全セルの4分の1以下の割合で、所定間隔に配置することで、白色または緑色については欠損画素が少ないので、誤補間の危険が少なく高い解像度の完成色プレーンを得ることができる。
また、欠損画素が最も少ない色はその色プレーン内で補間処理を行い完成色プレーンを得、それ以外の色に対しては、その完成済み色プレーンを使って補間処理を行うことで、色相間が高い輝度成分に関しては、欠損画素が最も少ない色と同等な解像度が得られる。
さらに、これらにより得られたR,G,B色プレーンから輝度信号と色差信号を形成した場合、輝度信号は、解像度が高く、間引きに起因するムラ少ない画像がとなる。色差成分の解像度は低下するが、むしろ視覚特性や動画像符号化処理に適合する。欠損画素が最も少ない色に白色を用いた場合は、より多くの光エネルギーを受けられるので、暗電流ノイズが軽減される。
これらにより、輝度画素のムラやノイズが減少しているので、動き推定において誤検出が少なくなり、フレーム補間処理などを行った場合にも、結果画像の画質が改善される。動き補償画像間予測の予測残差も軽減され、動き推定の改善と共に高い符号化効率が得られる。
従来例の単板カラー撮像でのカラー・フィルタ配置を示す図である。 第1の実施例単板カラー撮像でのカラー・フィルタ配置を示す図である。 第2の実施例単板カラー撮像でのカラー・フィルタ配置を示す図である。 第1の実施例カラー画像補間処理の機能ブロックを示す図である。 実施例の欠損画素を示す図である。 実施例のG補間処理の例を示す図である。 実施例のR(B)補間処理の例を示す図である。 第2の実施例カラー画像補間処理の機能ブロックを示す図である。 第3の実施例カラー画像補間処理の機能ブロックを示す図である。
以下、本発明を、実施形態を以て説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。
<第1の実施例単板カラー画像撮像>
本発明の第1の実施例単板カラー画像撮像方法について説明する。図2に本実施例の色フィルタ配置を示す。なお、本発明の特徴は色フィルタ配置であり、撮像センサにおける他の機能(光学系、セル構造、データ転送方法など)は、通常の単板カラー画像撮像方法と共通である。なお、なお、図2、図3におけるハッチング濃度と、RGBの関係は、次の通りである。最も濃度の高いハッチングはB、それに次いで濃度の高いハッチングはR、最も濃度の低いハッチングはGまたはW、である。
図2(a)において、Rフィルタのセルは全体の8分の1、Gフィルタのセルは全体の4分の3、Bフィルタのセルは全体の8分の1となっている。また、RとBは垂直と水平の両方で、1画素飛ばしで配置され、残りのすべてはGとなっている。これは、均等割り付けとは逆の考えで、R,G,Bのバランスをあえて崩すものである。
このようにするのは、Gの欠損率を大幅に減らして、欠損画素の周りすべての画素が存在するようにし、補間処理により欠損なしの場合と大差ない色プレーンを得るためである。R,Bについては、欠損率が増加し、各色プレーン内だけで補間した場合、解像度は大幅に低下するが、Gとの相関を利用することにより輝度成分についてはGの解像度に近づけることができる。
図2(b)は、RとBを垂直と水平の両方で、2画素飛ばしで配置した場合で、Rが18分の1、Gが9分の8、Bが18分の1となっている。これは、R・G・Bのバランスをより大きく変えたものである。図2(c)は、Gについては図2(a)と同じで、RとBのバランスを変えたもので、4画素のうち3画素をRに、1画素のみをBとしている。この場合、Rが16分の3、Gが4分の3、Bが16分の1となっている。
<第2の実施例単板カラー画像撮像>
本発明の第2の実施例単板カラー画像撮像装置について説明する。図3に本実施例の色フィルタ配置を示す。この実施例は、3原色のみでなく可視光全通過である白色(W)を使うものである。白色のカラー・フィルタでは、赤外光と紫外光のみを阻止するもので、フィルタ無しとは異なる。また原理的には、W=R+G+Bであるが、現実にはRフィルタ、Gフィルタ、Bフィルタのスペクトル通過特性の合成とは若干異なる。基本的な配置を図3(a)に示すが、これは図2(a)のGをWに置き換えたものである。Wは、可視光内でスペクトルの制限が無いので、受光エネルギーが多く、セル内のホトダイオードで生じる電流も多くなり、画素値は暗電流ノイズの影響を受け難くなる。
<第3の実施例単板カラー画像撮像>
第2実施例の場合、WとR+G+Bの違いが顕著であると色の誤差を生じる。より正しい色を表すためには、Gも配置することも望ましく、その様子を図3(b)に示す。この場合、Wが4分の3、Rが16分の1、Gが8分の1、Bが16分の1となる。その際、WとGの相関は高いので、Rの方のサンプル数を増やしたのが図3(c)で、Rが8分の1、Gが16分の1となる。第2実施例と比較した場合、W以外の各色フィルタの配置数はより少なくなるので、色差解像度的には不利になる。
<第1の実施例カラー画像補間処理>
本発明の第1の実施例カラー画像補間処理について説明する。図4は、本実施例の構成を示したものである。本実施例において撮像(RAW)画像は、第1の実施例の単板カラー画像撮像で得られたもので、各セル1画素でフィルタ配置のままの各色の画素値である。また、ガンマ補正はかけられていないリニア(線形)値で、1画素14bit〜16bitのデータである。
撮像(RAW)画像は、一旦(RAW)画像メモリ3に格納された後、各色プレーンに振り分けられる。この段階では、他色フィルタである画素は欠損画素として、データ無しとなっている。なお、図4中、G面内補間器4が、本実施形態における白色または緑色を低欠損色とし、当該色のフィルタを全体の4分の3以上のセルに配置する手段に相当する。この画像の様子を図5に示す。なお、図5では、薄い色のハッチングが当該色の既存画素、黒のハッチングが欠損画素である。なお、G,Bの実施形態では、画素を明りょうに示すため、画素を白線で区切って示している。Rの欠損有り色プレーンが欠損Rメモリ3に、Gの欠損有り色プレーンがG面内補間器4に、Bの欠損有り色プレーンが欠損Bメモリ5に保管される。色プレーンの補間処理は、低欠損となっているGプレーンが先行して行われる。
Gプレーンにおける欠損画素の補間は、G画素値のみを使って行われるプレーン内処理で、G面内補間器4で行われる。補間方法は、基本的なものから、固定フィルタ、適応フィルタ、フレーム内超解像処理などがある。固定フィルタは、図6(a)に図示された周辺全画素を使うものやリサンプリングで用いる高次フィルタが有り得る。適応フィルタは、全方向に既存画素が存在するので、方向適応補間で有効である。図6(b)に示された縦横斜め2方向の4方向型、また逆方向(上向きに対して下向きなど)を別扱いとする8方向型などが考えられる。
フレーム内超解像処理は、このような低欠損画素への適用は一般的でないが、バイキュービックなどによる仮補間画像を修正する処理形態の場合、補間画像は共通なので適用は容易である。動画像の場合は、フレーム間超解像処理も適用可能である。これも、周辺8画素が存在するので、有利である。この様にして得られた完成Gプレーンは完成Gメモリ7に保管される。
RプレーンとBプレーンの補間は、完成Gメモリ7に格納されている完成Gプレーンを使って行う。この処理は、既存画素値に合う様に完成Gプレーンの画素値変化を相似写像する。より具体的には、R既存画素と、それと同位置の(補間された)G画素を用いて、RプレーンとGプレーンそれぞれでバイリニア(線形)補間処理を行う。Gプレーンにおいてバイリニア補間値に対する完成プレーン画素値の比を求め、その比をRプレーンのバイリニア補間値に乗じ、Rの補間プレーンを得る。式で表すと次のようになる。
ただし、R,Gは、R,Gの完成画素値、R1,は、R,Gのバイニリア補間画素値である。この様子を1次元(xまたはy)で図7に示すが、図で実線と丸は既存画素値、点線と丸は補間画素値、点線とダイアは線形補間値である。なお、当該処理を実行するのは、図4の実施形態では、RおよびB補正値形成器10、11、変化相似補間器6、8であり、これらを各色に対応させて、本実施形態における前記低欠損色以外の色のフィルタを、全セルの4分の1以下の割合で、所定間隔に配置する手段に相当する。
図4においては、R補正値形成器10でR用の補正値を、B補正値形成器11でB用の補正値を、完成Gプレーンから得る。この処理は基本的にRとBで同じであるが、既存画素の位置がRとBで異なるので、別の処理となる。これを受け、変化相似補間器6、8は、RやBのバイリニア補間値を補正して補間値とし、完成Rメモリ9、完成Bメモリ12へ与える。そして、完成RプレーンはR面出力より、完成BプレーンはB面出力より出力される。
ここで、バイリニア補間値は、各色の低周波成分として概ね色差成分を表し、バイリニア補間と完成値の比は輝度の高周波数成分を表す。補間値を補正することで、両者の合成となり最終的な画素値を得る。その結果、色差の高い周波数成分は表せないが、輝度成分は忠実にRやBに反映され、このRGBから形成される輝度信号は、ほぼ全画素相当の解像度を持つ。一方、色差信号は高い周波数成分が無くなるが、動画像符号化ではサブサンプリングされた色差信号を扱うので問題は少なく、全体として符号化処理に適合した画像となる。
リアルタイム処理では、Gプレーン全体が完成するまでR,Bプレーンの処理を待つ必要は無く、完成したラインはすでに使うことができるので、数ラインの遅れでR,Bプレーンを平行して形成できる。また、バイリニアをバイキュービック等に変更しても良い。
<第2の実施例カラー画像補間処理>
本発明の第2の実施例カラー画像補間処理について説明する。図8は、本実施例の構成を示したものである。本実施例において撮像画像(RAW)画像は、W,R,Bのカラー・フィルタが配置された第2の実施例の単板カラー画像撮像で得られたものとする。図4と比較して、図8にはG面内補間器4の代わりにW面内補間器21が、完成Gメモリ7の代わりに完成Wメモリ22がある。また、固定乗算器23,25と加算器24がある。
W,R,Bの形成は基本的に第1の実施例と同じで、第1の実施例でのGに対する処理をWに対して行う。R,Bの補間処理は、完成Gプレーンの代わりに完成Wプレーンを用いて行う。
出力がW,R,Bで良い場合の処理はこれで終了であるが、R,G,Bを得たい場合は、W,R,BからGを得る。Gの形成演算は、W=R+G+Bならば、W−R−Bの演算処理となり、固定乗算器23、25で乗ずる値は、共に−1.0となる。実際にはW≠R+G+Bであるので、補正するため乗算値は若干変えられる。これは、各カラー・フィルタのスペクトル通過特性によりWとR,G,Bの関係式により決められる。
<第3の実施例カラー画像補間処理>
本発明の第3の実施例カラー画像補間処理について説明する。図9は、本実施例の構成を示したものである。本実施例において撮像画像(RAW)画像は、W,R,G,Bのカラー・フィルタが配置された第3の実施例の単板カラー画像撮像で得られたものとする。図4と比較して、G面内補間器4の代わりにW面内補間器21があり、完成Wメモリ22、欠損Gメモリ、変化相似補間器32、G補正値形成器が追加されている。
W,R,Bの形成は第2の実施例カラー画像補間処理と同じである。本実施例では、さらに欠損Gプレーンが欠損Gメモリに格納される。そして、完成Wメモリに格納されている完成Wプレーンを用いてG補正値形成器33と変化相似補間器32により、R,Bプレーンと同様の処理で補間される。得られた空完成Gプレーンは完成Gメモリに格納さえ、G面出力より出力される。
本実施例の場合、完成R,G,Bプレーンは、それぞれのカラー・フィルタで得た既存画素に対応した値となる。また、WはR,G,B形成のために使われ、それ自体は出力されない。ただし、WとGの相関は特に高いので、結果的にGはWに近いものになる。
本発明は、単板カラー撮像素子の電子式カメラ、すなわち、ほぼすべてのカメラに応用できる。特に、撮影した映像を動き補償画像間予測符号化する現在主流の映像システムに適し、応用範囲はきわめて広い。
これまで本実施形態につき説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1…RAW画像入力、2…RAW画像メモリ、3…欠損Rメモリ、4…G面内補間器、5…欠損Bメモリ、6、8、32…変化相似補間器、7…完成Gメモリ、9…完成Rメモリ、10…R補正値形成器、11…B補正値形成器、12…完成Bメモリ、13…R面出力、14…G面出力、15…B面出力、21…W面内補間器、22…完成Wメモリ、23,25…固定乗算器、24…加算器、31…欠損Gメモリ、33…G補正値形成器

Claims (4)

  1. 単一の撮像素子の各受光セル上に、可視光全通過である白色フィルタや3原色の各色に対応した色フィルタを配置する際に、
    白色または緑色を低欠損色とし、当該色のフィルタを全体の4分の3以上のセルに配置し、
    前記低欠損色以外の色のフィルタを、全セルの4分の1以下の割合で、所定間隔に配置することを特徴とするカラー画像撮像方法。
  2. 単一の撮像素子で撮像された白色や3原色の各色が配置され撮像された画像に対して、各色で欠損画素の補間処理を行い、全画素が揃った完成色プレーンを得る際に、
    前記欠損画素が最も少ない低欠損色において、当該色プレーン内で補間処理を行い、完成低欠損色プレーンを得て、
    前記低欠損色以外の色に対しては、前記完成低欠損色プレーンを使いて補間処理を行い、前記低欠損色以外の完成色プレーンを得ることを特徴とするカラー画像補間処理方法。
  3. 単一の撮像素子の各受光セル上に、可視光全通過である白色フィルタや3原色の各色に対応した色フィルタを配置する際に、
    白色または緑色を低欠損色とし、全体の4分の3以上が前記低欠損色に相当するフィルタ手段と、
    前記低欠損色以外の色のフィルタを、全セルの4分の1以下の割合で、所定間隔に配置する手段と
    を備えることを特徴とするカラー画像撮像装置。
  4. 単一の撮像素子で撮像された白色や3原色の各色が配置され撮像された画像に対して、各色で欠損画素の補間処理を行い、全画素が揃った完成色プレーンを得る際に、
    前記欠損画素が最も少ない低欠損色において、当該色プレーン内で補間処理を行い、完成低欠損色プレーンを得る手段と、
    前記低欠損色以外の色に対しては、前記完成低欠損色プレーンを使いて補間処理を行い、前記低欠損色以外の完成色プレーンを得る手段
    を備えることを特徴とするカラー画像補間処理装置。
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