JP2017174636A - Light guide lens and lighting device including the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、非円形の外周縁が発光する導光レンズとこれを備える照明装置に関するものである。 The present invention relates to a light guide lens that emits light from a non-circular outer peripheral edge and an illumination device including the same.
例えば、車両の車室内に配置されたカップホルダには、夜間にその位置を乗員に明示するための照明装置が設けられているものがある。斯かる照明装置の光源として、近年、発光効率が高くて寿命が長く、省電力である等の利点を有するLED(発光ダイオード)が使用されつつある。 For example, some cup holders arranged in a passenger compartment of a vehicle are provided with an illuminating device for clearly indicating the position to the occupant at night. As a light source of such an illuminating device, an LED (light emitting diode) having advantages such as high luminous efficiency, long life, and power saving is being used in recent years.
ところで、LEDから出射する光は指向性が強いため、この光をカップホルダの輪郭に沿った形状を有する導光レンズ内に入射させ、この導光レンズ内に入射した光が全反射して進む過程で該光を反射させて外部へと出射させることによって導光レンズをカップホルダの輪郭に沿って発光させることが行われている(例えば、特許文献1参照)。ここで、カップホルダ等の照明装置に使用されている導光レンズの一例を図9〜図11に基づいて以下に説明する。 By the way, since the light emitted from the LED has a strong directivity, the light is incident into a light guide lens having a shape along the contour of the cup holder, and the light incident in the light guide lens is totally reflected and proceeds. In the process, the light is reflected along the contour of the cup holder by reflecting the light and emitting it outside (for example, see Patent Document 1). Here, an example of a light guide lens used in an illumination device such as a cup holder will be described below with reference to FIGS.
即ち、図9は従来の導光レンズの底面図、図10は図9のD−D線断面図、図11は同導光レンズの光線イメージを示す部分底面図であり、水平に設置された平板状の導光レンズ103は、不図示のカップホルダの外形に沿った非円形の形状を有しており、その外周縁は平面視U字状を成している。より詳細には、導光レンズ103の外周縁は、一部に円弧部103Aを含み、他の部分は互いに平行な直線部103Bを成している。そして、図10に示すように、導光レンズ103の下面外周縁の円弧部103Aと直線部103Bには、45°にカットされた反射面103aが形成されている。
9 is a bottom view of a conventional light guide lens, FIG. 10 is a sectional view taken along the line DD of FIG. 9, and FIG. 11 is a partial bottom view showing a light beam image of the light guide lens. The flat
又、図10に示すように、導光レンズ103の下面の円弧部103Aの中心には、円柱状の凸部103Cが下方に向かって一体に突設されており、この凸部103Cが形成された部分には、上方に開口する円孔103bと、上方に向かって開く逆円錐状(漏斗状)の凹部103cが形成されており、この凹部103cの内周面は反射面を構成している。
Also, as shown in FIG. 10, a
そして、導光レンズ103の凸部103Cの下面は入射面を構成しており、この入射面の下方に光源であるLED104が配置されている。ここで、LED104は、その光出射方向が垂直上方となるように基板105上に実装されている。
The lower surface of the
而して、以上のように構成された導光レンズ103を備える照明装置において、LED104に電流が供給されて該LED104が発光すると、図10に示すように、LED104から上方に向かって出射する光は、導光レンズ103の凸部103Cの下面(入射面)から入射し、凹部103cの反射面で光軸に対して直角に屈折してほぼ全方位に向かって水平に進み、導光レンズ103の外周縁の円弧部103Aと直線部103Bに形成された反射面103aで垂直上方へと反射して上方へと出射するため、導光レンズ103の外周縁の円弧部103Aと直線部103Bが発光する。このため、夜間においても乗員はカップホルダの位置を視認することができる。
Thus, in the illumination device including the
ところで、図9〜図11に示す従来の導光レンズ103は、その外周縁の発光する部分の平面視形状が非円形のU字状を成し、その一部に円弧部103Aを含み、他の部分は直線部103Bを構成しているため、導光レンズ103の内部をほぼ全方位に亘って水平に進む光のうち、外周縁の円弧部103Aに向かう光Lは、図11に示すように、円弧部103Aに対して平面視で略直角方向に入射する。このため、導光レンズ103の円弧部103Aに向かう光Lは、図10に示すように、円弧部103Aに形成された反射面103aで反射して垂直上方に向かって出射する。このため、導光レンズ103を上方から見ると、その外周縁の円弧部103Aが明るく光って見える。
By the way, the conventional
これに対して、導光レンズ103の外周縁の円弧部103A以外の直線部分103Bに向かう光L’は、図11に示すように、直線部103Aに対して平面視で直角方向に入射せず、斜めに入射する。このため、導光レンズ103の直線部103Bに向かう光L’は、直線部103Bに形成された反射面103aで反射して垂直に対して斜めに出射する。このため、導光レンズ103を上方から見ると、その外周縁の直線部103Bが円弧部103Aよりも暗くなり、その明るさが端部に向かうほど暗くなり、場合によっては直線部103Bが全く光らず、導光レンズ103の外周縁を平面視U字状に均一に明るく発光させることができないという問題が発生する。
In contrast, as shown in FIG. 11, the light L ′ traveling toward the
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、外周縁の発光部分の全体を均一に明るく発光させることができる導光レンズとこれを備えた照明装置を提供すること。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide a light guide lens capable of uniformly and brightly emitting the entire light emitting portion on the outer peripheral edge, and an illumination device including the same. .
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、外周縁の一部に円弧部を含む平板状の非円形の導光レンズであって、前記円弧部の中心に配置された光源から入射する光を板面方向に導き、外周縁に形成された反射面で光が板面に対して垂直方向に出射することによって外周縁が発光する導光レンズにおいて、前記反射面のうち、円弧部以外の外周縁部分に形成された反射面への光の板面に対して垂直方向視の入射角を略90°に制御するための屈折手段と反射手段を形成したことを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention described in
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記屈折手段と前記反射手段を、導光レンズの前記光源に対向する面に形成された溝又は孔によって構成したことを特徴とする。
The invention according to
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記導光レンズと、前記光源を含んで照明装置を構成したことを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, an illumination device is configured including the light guide lens and the light source.
本発明によれば、外周縁の形状が非円形の導光レンズであっても、外周縁に形成された反射面のうち、円弧部以外の外周縁部分に形成された反射面への光の板面に対して垂直方向視の入射角を屈折手段と反射手段によって略90°に制御するようにしたため、該導光レンズの全ての外周縁部分(円弧部及びそれ以外の部分)に形成された反射面に対して光が平面視で略直角に入射する。このため、導光レンズの内部を板面方向に外周縁に向かって全方位に向かう光の全てが外周縁に形成された反射面で板面に対して垂直方向に反射して出射することとなり、導光レンズを板面に対して垂直方向から見た場合、該導光レンズの外周縁の全体が均一に明るく光って見える。この結果、導光レンズの外周縁が均一に明るく発光し、該導光レンズを備える照明装置の正常な機能が発揮される。 According to the present invention, even if the shape of the outer peripheral edge is a non-circular light guide lens, the light is applied to the reflective surface formed on the outer peripheral edge portion other than the arc portion among the reflective surfaces formed on the outer peripheral edge. Since the incident angle in the direction perpendicular to the plate surface is controlled to be approximately 90 ° by the refracting means and the reflecting means, it is formed on all the outer peripheral edge portions (arc portion and other portions) of the light guide lens. The light is incident on the reflecting surface at a substantially right angle in plan view. For this reason, all the light traveling in all directions toward the outer peripheral edge in the direction of the plate surface inside the light guide lens is reflected and emitted in the direction perpendicular to the plate surface by the reflecting surface formed on the outer peripheral edge. When the light guide lens is viewed from the direction perpendicular to the plate surface, the entire outer peripheral edge of the light guide lens appears to shine uniformly and brightly. As a result, the outer peripheral edge of the light guide lens emits light uniformly and brightly, and the normal function of the illumination device including the light guide lens is exhibited.
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1は本発明に係る照明装置を備えるカップホルダを斜め上方から見た斜視図、図2は同カップホルダを斜め下方から見た斜視図、図3は同カップホルダの平面図であり、図4は本発明に係る導光レンズの底面図、図5は図4のA−A線断面図、図6は図4のB−B線断面図、図7は導光レンズの光線イメージを示す部分底面図、図8は図3のC−C線断面図である。 FIG. 1 is a perspective view of a cup holder provided with an illumination device according to the present invention as viewed obliquely from above, FIG. 2 is a perspective view of the cup holder as viewed from obliquely below, and FIG. 3 is a plan view of the cup holder. 4 is a bottom view of the light guide lens according to the present invention, FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. 4, FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line BB of FIG. FIG. 8 is a partial bottom view, and FIG. 8 is a sectional view taken along the line CC of FIG.
図1〜図3に示すカップホルダ1は、車室内のエアコン吹出口に設置されるものであって、これには夜間に当該カップホルダ1を照明してその位置を明示するための照明装置2が底部に設けられている。
The
カップホルダ1は、非円筒状のホルダ本体1Aを備えており、このホルダ本体1Aの平坦な側面1aには、当該カップホルダ1を不図示のエアコン吹出口に設置するためのL字状の2つのフック2bが一体に突設されている。
The
カップホルダ1の底部に配置された照明装置2は、カップを受けることができる底板を構成する透明な導光レンズ3と、該導光レンズ3の下方に配置された光源であるLED4と、該LED4を上面に実装する基板5を備えている。ここで、導光レンズ3は、カップホルダ1のホルダ本体1Aの下面開口部を覆うように水平に設置されており、アクリルやポリカーボネイト等の透明樹脂によって非円形の平板として構成されている。
The
具体的には、導光レンズ3は、その外周縁形状がホルダ本体1Aの内周に沿う平面視U字状を成しており、外周縁のうち、半円状の円弧部3Aと、この円弧部3Aの両端から直線状に互いに平行に延びる2つの直線部3Bが平面視U字状に発光する。そして、導光レンズ3の外周縁の発光する部分を除く上面(図3において斜線を付した部分)は、黒い遮光膜6(図8参照)によって被覆されている。
Specifically, the outer periphery shape of the
又、図5及び図6に示すように、導光レンズ3の下面外周縁の円弧部3Aと直線部3Bには、45°にカットされた反射面3aが形成されている。そして、導光レンズ3の下面の円弧部3Aの中心には、円柱状の凸部3Cが下方に向かって一体に突設されており、この凸部3Cが形成された部分には、上方に開口する円孔3bと、上方に向かって開く逆円錐状(漏斗状)の凹部3cが形成されており、この凹部3cの内周面は反射面を構成している。ここで、導光レンズ3の凸部3Cの下面は入射面を構成しており、この入射面の下方にLED4が配置されている。尚、LED4は、その光出射方向が垂直上方となるように基板5上に実装されている。
As shown in FIGS. 5 and 6, a
而して、本実施の形態では、図4に示すように、導光レンズ3の下面には、外周縁の直線部3Bに形成された反射面3a(図6参照)への光の平面視(板面に対して垂直方向視)の入射角を略90°に制御するための屈折手段と反射手段が形成されており、具体的には、屈折手段は、略三角形の2つの溝3dによって構成され、反射手段は、略三角形の溝3eによって構成されている。ここで、屈折手段としての溝3dは、導光レンズ3の外周縁の各直線部分3Bの領域R1に形成された反射面3aに対して光を略直角に入射させるためのものであり、反射手段としての溝3eは、導光レンズ3の外周縁の各直線部分3Bの領域R2に形成された反射面3aに対して光を略直角に入射させるためのものである。尚、本実施の形態では、屈折手段と反射手段を溝3d,3eにそれぞれよって構成したが、これらの溝3d,3eに代えて孔(貫通孔)によって構成しても良い。
Thus, in the present embodiment, as shown in FIG. 4, the lower surface of the
而して、以上のように構成された導光レンズ3を備える照明装置2(図2及び図8参照)において、バッテリ等の不図示の電源からLED4に電流が供給されて該LED4が発光すると、図8に示すように、LED4から上方に向かって出射する光は、導光レンズ3の凸部3Cの下面(入射面)から入射し、凹部3cの反射面で光軸に対して直角に屈折してほぼ全方位に向かって水平に進み、導光レンズ3の外周縁の円弧部3Aと直線部3Bに形成された反射面3aで垂直上方へと反射して上方へと出射するため、導光レンズ3を上方から見た場合、その外周縁の円弧部3Aと直線部3Bが明るく光って見える。このため、夜間においても乗員はカップホルダ1の位置を正確に視認することができる。
Thus, in the illumination device 2 (see FIGS. 2 and 8) including the
ところで、導光レンズ3の底面に屈折手段としての溝3dと反射手段としての溝3eが設けられていない場合には、発光する外周縁のうち、直線部3Bは、これに形成された反射面3aに対して光が平面視で直角に入射せず、斜めに入射するために上方に向かって出射する光の量が減り、又は全く届かないために暗くなったり、発光しないという問題が発生することは前述の通りである。
By the way, when the
然るに、本実施の形態では、導光レンズ3の底面に拡散手段としての三角状の2つの溝3dと反射手段としての三角状の1つの溝3eを形成したため、図7に示すように、導光レンズ3内を外周縁に向かって進む光のうち、外周縁の直線部3Bの領域R1に向かう光L1は、屈折手段としての溝3dの1つの面3d1を直進して空気中へと出射し、他の面3d2から導光レンズ3内に再入射する際に屈折し、直線部3Bの領域R1に形成された反射面3aに対して平面視で略直角に入射し、この反射面3aで垂直上方へと反射して上方に向かって出射する。このため、導光レンズ3の外周縁において、従来は暗かったり発光しなかった直線部3Bの領域R1を上方から見た場合、この部分が明るく光って見える。
However, in this embodiment, since the two
又、導光レンズ3内を外周縁に向かって進む光のうち、外周縁の直線部3Bの領域R2に向かう光は、反射手段としての溝3eの曲面状の面(反射面)3e1で反射し、直線部3Bの領域R2に形成された反射面3aに対して平面視で略直角に入射し、この反射面3aで垂直上方へと反射して上方に向かって出射する。このため、導光レンズ3の外周縁において、従来は暗かったり発光しなかった直線部3Bの領域R1,R2を上方から見た場合、この部分が明るく光って見える。
Of the light traveling in the
尚、導光レンズ3内を外周縁に向かって進む光のうち、外周縁の円弧部3Aに向かう光L3は、円弧部3Aのどの位置においても、この部分に形成された反射面3aに対して平面視で直角に入射するため、この光L3は、反射面3aで垂直上方へと反射して上方へと出射する。このため、導光レンズ3の外周縁の円弧部3Aは、これを上方から見た場合には、従来と同様に常に明るく光って見える。
Of the light traveling in the
以上のように、本実施の形態に係る導光レンズ3においては、その外周縁の形状が非円形であっても、外周縁に形成された反射面3aのうち、円弧部3A以外の直線部3Bに形成された反射面3aへの光の平面視での入射角を屈折手段である溝3dと反射手段である溝3eによって略90°に制御するようにしたため、該導光レンズ3の全ての外周縁部分(円弧部3Aと直線部3B)に形成された反射面3aに対して光が平面視で略直角に入射する。このため、導光レンズ3の内部を外周縁に向かって全方位に向かう光の全てが外周縁に形成された反射面3aで垂直上方へと反射して出射することとなり、導光レンズ3を上方から見た場合、該導光レンズ3の外周縁の全体(円弧部3Aと直線部3B)が均一にU字状に明るく光って見える。この結果、導光レンズ3を備える照明装置2が設けられた図1〜図3に示すカップホルダ1においては、夜間においても、カップを受ける底板である導光レンズ3の外周縁の円弧部3Aと直線部3Bが均一にU字状に発光し、暗い車室内においても当該カップホルダ1の位置を確実に視認することができる。
As described above, in the
尚、本実施の形態では、本発明に係る導光レンズとこれを備える照明装置を車載のカップホルダに対して適用した形態について説明したが、本発明に係る導光レンズと照明装置は、カップホルダ以外の任意の機器に対しても同様に適用可能であることは勿論である。 In the present embodiment, the light guide lens according to the present invention and the lighting device including the same are applied to an in-vehicle cup holder. However, the light guiding lens according to the present invention and the lighting device are Of course, the present invention can be similarly applied to any device other than the holder.
1 カップホルダ
2 照明装置
3 導光レンズ
3A 導光レンズの外周縁の円弧部
3B 導光レンズの外周縁の直線部
3a 導光レンズの反射面
3d 導光レンズの溝(屈折手段)
3e 導光レンズの溝(反射手段)
4 LED
5 基板
6 遮光膜
L1〜L3 光
R1,R2 導光レンズの外周縁の領域
DESCRIPTION OF
3e Groove of light guide lens (reflection means)
4 LED
5
Claims (3)
前記円弧部の中心に配置された光源から入射する光を板面方向に導き、外周縁に形成された反射面で光が板面に対して垂直方向に出射することによって外周縁が発光する導光レンズにおいて、
前記反射面のうち、円弧部以外の外周縁部分に形成された反射面への光の板面に対して垂直方向視の入射角を略90°に制御するための屈折手段と反射手段を形成したことを特徴とする導光レンズ。 A flat non-circular light guide lens including an arc portion at a part of the outer periphery,
The light incident from the light source arranged at the center of the arc portion is guided in the plate surface direction, and the light is emitted in the direction perpendicular to the plate surface by the reflection surface formed on the outer periphery, whereby the outer periphery emits light. In the optical lens,
Of the reflecting surfaces, refracting means and reflecting means are formed for controlling the incident angle in a perpendicular direction with respect to the plate surface of the light to the reflecting surface formed on the outer peripheral portion other than the arc portion, to approximately 90 °. A light guide lens characterized by that.
An illumination device comprising the light guide lens according to claim 1 and the light source.
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