JP2017170623A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017170623A
JP2017170623A JP2016055659A JP2016055659A JP2017170623A JP 2017170623 A JP2017170623 A JP 2017170623A JP 2016055659 A JP2016055659 A JP 2016055659A JP 2016055659 A JP2016055659 A JP 2016055659A JP 2017170623 A JP2017170623 A JP 2017170623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
paper
inspection
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016055659A
Other languages
English (en)
Inventor
淳 秦野
Jun Hatano
淳 秦野
聡 三代澤
Satoshi Miyosawa
聡 三代澤
祐典 齋藤
Yusuke Saito
祐典 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2016055659A priority Critical patent/JP2017170623A/ja
Publication of JP2017170623A publication Critical patent/JP2017170623A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】特別色を画像検査対象から除外して、画像形成処理を行う。【解決手段】1ジョブの印刷画像データに、ゴールド及びシルバーを含む金属光沢感特別色が混在する場合、検査対象外頁抽出部315において、頁単位で、金属光沢感特別色を含む頁を抽出する。内蔵イメージセンサ200は、印刷部304で印刷された画像を読み取り、読み取った印刷物画像Dpを不良判定部312へ送出する。不良判定部312では、受け付けた印刷物画像Dpを各頁毎に不良判定を実行する。一方、検査対象外通知部311は、不良判定部312へ、検査対象外頁のリストを通知する。不良判定部312では、検査対象頁通知部311から通知を受けた検査対象頁に該当する印刷物画像Dpに関しては、不良判定を実行しない(検査除外措置)。【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置に関する。
画像形成装置において、形成後の画像を読み取る画像読取機能を設け、画像形成時の色変換処理制御に対してフィードバックする場合がある。
特許文献1には、色見本で色を指定して印刷する場合には、色見本の色を忠実に再現したいので、その領域の検品は厳密に行いたいが、RGBやYMCKの混色割合で指定した領域と色見本で色が指定された領域を区別して検品することができない課題に対して、特色(特別色)指定領域の判定基準を、特色指定以外の領域の判定基準より厳しくし、人間の視覚特性に近い尺度で行うことが記載されている。
特開2013−005092号公報
画像形成部の下流側に配置した画像読取部で、画像形成後の画像を検査する場合、特別色(例えば、金色、銀色、クリア等)が存在すると、画像検査の良否判定の精度を悪化させる場合がある。
本発明は、特別色を画像検査対象から除外して、画像形成処理を行うことができる画像処理装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、画像形成用に色変換された複数の色の各々を含む画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、前記記録媒体上に形成された画像を検査する画像検査手段と、前記画像を、特定の範囲で分割した領域毎に、予め設定された色が存在するか否かを判別する判別手段と、前記判別手段で予め設定された色が存在すると判別された領域を、前記画像検査手段での画像検査対象外の領域として抽出する抽出手段と、を有する画像処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記特定の範囲の領域が、1ジョブ内の頁単位の領域である。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記特定の範囲の領域が、各頁内を複数に分割された各領域であり、それぞれの領域が座標によって特定される。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明は、前記特定の範囲の領域が、前記画像検査手段での画像検査するときの読取画素の分解能に依存した領域である。
請求項1に記載の発明によれば、特別色を画像検査対象から除外して、画像形成処理を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、頁単位で読取検査をするか否かを決めることで、制御が容易となる。
請求項3に記載の発明によれば、頁単位よりも細かい領域で読取検査をするか否かを決めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、画像を細分化して読取検査をするか否かを決めることができ、画像検査精度を最大限に引き上げることができる。
第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す概略構成図である。 第1の実施の形態に係る画像形成装置に設けられた内蔵イメージセンサの構成の一例を示す概略構成図である。 第1の実施の形態に係る制御系のブロック図である。 第1の実施の形態における画像形成装置の機能をブロック化して示した概略図である。 UI装置の正面図(検査色設定画面)である。 第1の実施の形態に係り、検査対象の要否に基づく印刷処理及び検査処理を実行するための制御ルーチンを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る画像をブロック領域に分割し、ブロック領域毎に検査対象外領域を特定するための手順を示し、(A)はブロックの座標、(B)は読取画像、(C)検査対象外を特定したブロック領域の位置を示す 第2の実施の形態に係り、検査対象の要否に基づく印刷処理及び検査処理を実行するための制御ルーチンを示すフローチャートである。
「第1の実施の形態」
(画像形成装置の全体構成)
図1に示される如く、第1の実施の形態に係る画像形成装置10は、フルカラー画像及び白黒画像を選択的に形成するものであり、画像形成手段である第1筐体10Aと、第1筐体10Aに接続された第2筐体10Bと、を備えている。第2筐体10Bの上部には、コンピュータ等の外部装置から供給される画像データに対して画像処理を施す画像処理部13が設けられている。
なお、本明細書において、「画像形成」と「印刷」とは同義として取り扱うものとする。すなわち、例えば、静電潜像に帯電されたトナーを用いて現像する装置は通称として「画像形成装置」が適用され、用紙への画像形成の形態は、「片面印刷」、「両面印刷」、「印刷物」等が通称として適用されている。第1の実施の形態は、静電潜像を利用した画像形成に限定されず、一般的なインクを用いた画像形成(印刷)も含むため、必要に応じて、「画像形成」と「印刷」とを使い分けることとする。
第1筐体10Aの上部には、通常色として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び、ブラック(K)、並びに、第1特別色としてのゴールド(G)及び第2特別色としてのシルバー(S)の各トナーを収容するトナーカートリッジ14Y、14M、14C、14K、14G、14Sが設けられている。
なお、第1の実施の形態では第1特別色及び第2特別色としては、ゴールド及びシルバーを例示したが、少なくともイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックよりも正反射率が高く、拡散反射率が低く、金属光沢感がある色が選択可能であり、第1の実施の形態で適用したゴールド及びシルバー以外に、ホワイト(W)、クリア(CL)等が適用可能である。
以下、YMCKの各色を通常色、それ以外の色を特別色、さらに、特別色の中で前記金属光沢感がある色に属する特別色を金属光沢感特別色という。
また、以下の説明では、各構成部品について第1特別色(G)、第2特別色(S)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)を区別する場合は、符号としての数字の後にG、S、Y、M、C、Kのいずれかの英字を付して説明する。また、第1特別色(G)、第2特別色(S)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)を区別しない場合は、G、S、Y、M、C、Kを省略する。
トナーカートリッジ14の下側には、各色のトナーに対応する6つの画像形成ユニット16G、16S、16Y、16M、16C、16K(総称する場合「画像形成ユニット16」という)が、各トナーカートリッジ14に対応するように設けられている。
画像形成ユニット16毎に設けられた露光装置40G、40S、40Y、40M、40C、40K(総称する場合、「露光装置40」という)は、前述した画像処理部13によって画像処理を施された印刷画像データを画像処理部13から受け取る。そして、この画像データに応じて変調した光ビームを後述の像保持体18G、18S、18Y、18M、18C、18K(総称する場合「像保持体18」という)へ照射するように構成されている。
各画像形成ユニット16では、各露光装置40から各像保持体18へ光ビームLが照射されることにより、各像保持体18には静電潜像が形成される。
各像保持体18の周囲には、像保持体18を帯電するコロナ放電方式(非接触帯電方式)のスコロトロン帯電器と、露光装置40によって像保持体18に形成された静電潜像を現像剤の一例であるトナーで現像する現像装置と、転写後の像保持体18に残留する現像剤を除去するブレードと、転写後の像保持体18に光を照射して除電を行う除電装置とが設けられている。なお、スコロトロン帯電器、現像装置、ブレード、および除電装置は、像保持体18の表面と対向して、像保持体18の回転方向上流側から下流側へ向けてこの順番で配置されている。
また、各画像形成ユニット16の下側には、転写部32が設けられている。転写部32は、各像保持体18と接触する環状の中間転写ベルト34と、各像保持体18に形成されたトナー像を中間転写ベルト34に多重転写させる一次転写ロール36G、36S、36Y、36M、36C、36K(総称する場合、「一次転写ロール36」という)とを含んで構成されている。
中間転写ベルト34は、モータ(図示省略)で駆動される駆動ロール38と、中間転写ベルト34に張力を付与する張力付与ロール41と、後述する二次転写ロール62に対向する対向ロール42と、複数の巻掛ロール44とに巻き掛けられている。そして、駆動ロール38により、一方向(図1における反時計回り方向)に循環移動されるようになっている。
各一次転写ロール36は、中間転写ベルト34を挟んでそれぞれの各画像形成ユニット16の像保持体18と対向配置されている。また、一次転写ロール36は、給電ユニット(図示省略)によって、トナー極性とは逆極性の転写バイアス電圧が印加されるようになっている。この構成により、像保持体18に形成されたトナー像が中間転写ベルト34に転写されるようになっている。
中間転写ベルト34を挟んで駆動ロール38の反対側には、ブレードを中間転写ベルト34に接触させて、中間転写ベルト34上の残留トナーや紙粉等を除去する除去装置46が設けられている。
転写部32の下方には、用紙等の媒体の一例としての記録媒体Pが収容される用紙収容部48が複数設けられている。用紙収容部48の各々は、第1筐体10Aから引き出し自在とされている。各用紙収容部48の一端側(図1における正面視右側)の上方には、各用紙収容部48から用紙Pを搬送経路60へ送り出す送出ロール52が設けられている。
各用紙収容部48内には、用紙Pが載せられる底板50が設けられている。この底板50は、用紙収容部48が第1筐体10Aから引き出されると、制御手段(図示省略)の指示によって下降するようになっている。底板50が下降することで、ユーザが用紙Pを補充する空間が用紙収容部48に形成される。
第1筐体10Aから引き出された用紙収容部48を第1筐体10Aに装着すると、底板50が、制御手段の指示によって上昇するようになっている。底板50が上昇することで、底板50に載せられた最上位の用紙Pと送出ロール52とが当るようになっている。
送出ロール52の用紙搬送方向下流側(以下、単に「下流側」という場合がある)には、用紙収容部48から重なって送り出された用紙Pを1枚ずつに分離する分離ロール56が設けられている。分離ロール56の下流側には、用紙Pを搬送方向下流側に搬送する複数の搬送ロール54が設けられている。
用紙収容部48と転写部32との間に設けられる搬送経路60は、用紙収容部48から送り出された用紙Pを第1方向転換部60Aで図1における正面視左側に反転させる。そして、さらに、第2方向転換部60Bで図1における正面視右側に反転するように、二次転写ロール62と対向ロール42との間の転写位置Tへ延びている。
二次転写ロール62は、給電部(図示省略)によって、トナー極性とは逆極性の転写バイアス電圧が印加されるようになっている。この構成により中間転写ベルト34に多重転写された各色のトナー像が、二次転写ロール62によって、搬送経路60に沿って搬送されてきた用紙Pに二次転写される構成となっている。
搬送経路60の第2方向転換部60Bへ合流するように、第1筐体10Aの側面から延びる予備経路66が設けられている。第1筐体10Aに隣接して配置される別の用紙収容部(図示省略)から送り出された用紙Pが予備経路66を通って搬送経路60に入り込めるようになっている。
転写位置Tの下流側には、トナー像が転写された用紙Pを第2筐体10Bに向けて搬送する複数の搬送ベルト70が第1筐体10Aに設けられ、搬送ベルト70に搬送された用紙Pを下流側に搬送する搬送ベルト80が第2筐体10Bに設けられている。
複数の搬送ベルト70および搬送ベルト80のそれぞれは環状に形成されており、一対の巻掛ロール72に巻き掛けられている。一対の巻掛ロール72は、用紙Pの搬送方向上流側と下流側とにそれぞれ配置されており、一方が回転駆動することにより、搬送ベルト70(搬送ベルト80)を一方向(図1における時計回り方向)に循環移動させる。
搬送ベルト80の下流側には、用紙Pの表面に転写されたトナー像を用紙Pに熱と圧力で定着させる定着ユニット82が設けられている。
定着ユニット82は、定着ベルト84と、定着ベルト84に対して下側から接触するように配置された加圧ロール88と、を備えている。定着ベルト84と加圧ロール88との間には、用紙Pを加圧加熱してトナー像を定着させる定着部Nが形成されている。
定着ベルト84は、環状に形成されており、駆動ロール89および従動ロール90に巻き掛けられている。駆動ロール89は、加圧ロール88に対して上側から対向しており、
従動ロール90は、駆動ロール89よりも上側に配置されている。
駆動ロール89および従動ロール90は、それぞれに、ハロゲンヒータ等の加熱部が内蔵されている。これにより、定着ベルト84が加熱される。
図1に示されるように、定着ユニット82の下流側には、定着ユニット82から送り出された用紙Pを下流側へ搬送する搬送ベルト108が設けられている。
搬送ベルト108の下流側には、定着ユニット82によって加熱された用紙Pを冷却する冷却ユニット110が設けられている。
冷却ユニット110は、用紙Pの熱を吸収する吸収装置112と、用紙Pを吸収装置112に押し付ける押付装置114とを備えている。吸収装置112は、搬送経路60に対する一方側(図1における上側)に配置され、押付装置114は、他方側(図1における下側)に配置されている。
吸収装置112は、用紙Pと接触し、用紙Pの熱を吸収する環状の吸収ベルト116を備えている。吸収ベルト116は、吸収ベルト116へ駆動力を伝達する駆動ロール120と、複数の巻掛ロール118とに巻き掛けられている。
吸収ベルト116の内周側には、吸収ベルト116と面状に接触して吸収ベルト116が吸収した熱を放熱させる、たとえばアルミニウム材料で形成されたヒートシンク122が設けられている。
さらに、ヒートシンク122から熱を奪い熱気を外部へ排出させるためのファン128が、第2筐体10Bの裏側(図1に示す紙面奥側)に配置されている。
用紙Pを吸収装置112に押し付ける押付装置114は、用紙Pを吸収ベルト116へ押し付けながら用紙Pを搬送する環状の押付ベルト130を備えている。押付ベルト130は、複数の巻掛ロール132に巻き掛けられている。
冷却ユニット110の下流側には、用紙Pを挟んで搬送し、用紙Pの湾曲(カール)を矯正する矯正装置140が設けられている。
矯正装置140の下流側には、用紙Pに定着されたトナー像のトナー濃度欠陥、画像欠陥、画像位置欠陥等を検出する画像読取装置(内蔵イメージセンサ200)が設けられている。なお、内蔵イメージセンサ200については、詳細を後述する。
内蔵イメージセンサ200の下流側には、片面に画像が形成された用紙Pを第2筐体10Bの側面に取り付けられた排出部196に排出する排出ロール198が設けられている。
一方、両面に画像を形成させる場合は、内蔵イメージセンサ200から送出された用紙Pは、内蔵イメージセンサ200の下流側に設けられた表裏反転経路194に搬送されるようになっている。
表裏反転経路194には、搬送経路60から分岐する分岐パス194Aと、分岐パス194Aに沿って搬送される用紙Pを第1筐体10A側に向けて搬送する用紙搬送パスと、用紙搬送パス194Bに沿って搬送される用紙Pを逆方向に向けて反転してスイッチバック搬送させて表裏を反転させる表裏反転パス194Cとが設けられている。
この構成により、表裏反転パス194Cでスイッチバック搬送された用紙Pは、第1筐体10Aに向けて搬送され、さらに、用紙収容部48の上方に設けられた搬送経路60に入り込み、転写位置Tへ再度送り込まれるようになっている。
(内蔵イメージセンサ200)
第1の実施の形態に係る画像形成装置10は、前記したように矯正装置140の下流側に内蔵イメージセンサ200を備えている。内蔵イメージセンサ200は、画像形成ユニット16によって用紙Pに形成された画像に異常があるか否かを検出するため等に用いられるものである。
この場合の内蔵イメージセンサ200は、画像形成ユニット16の階調再現性や色再現性の計測手段としての機能を有する。また、当該計測手段としての機能を正常に維持するために、定期または不定期に内蔵イメージセンサ200の校正(キャリブレーション)が実行される場合がある。
以下の説明では、画像形成装置10の長さ方向(用紙Pの搬送方向である副走査方向)をX方向、装置の高さ方向をY方向、装置の奥行き方向(主走査方向)をZ方向ということとする(図1及び図2参照)。
図2に示されるように、画像読取装置の一例である内蔵イメージセンサ200は、画像が記録された用紙Pに向けて光を照射する照明部202と、照明部202から照射されて用紙Pで反射された光をCCDセンサ204に結像する結像光学系206を備えた結像部208と、内蔵イメージセンサ200の使用時やキャリブレーション時の各種基準等が設けられた設定部210とを備えている。
なお、第1の実施の形態に係るCCDセンサ204は、各々主走査方向に対応する方向に沿って配置された複数の受光素子(たとえばフォトダイオード)を含んで構成された、赤用イメージセンサ、緑用イメージセンサおよび青用イメージセンサを備える。各色用イメージセンサは、受光素子の受光面に各色成分の光を透過させるフィルタを設けている。
このCCDセンサ204の構造上、内蔵イメージセンサ200は、インラインセンサ(ILS)等と称される場合がある。)。
各色用イメージセンサは、受光素子が受光した光の各色成分の光量に応じて蓄積した電荷を信号として外部に出力する。
照明部202は、用紙Pの搬送経路60の上側に配置されており、Z方向(主走査方向)に長手とされた一対の第1ランプ212Aおよび第2ランプ212B(以下、総称する場合は、「ランプ212」という場合がある)を有する。
ランプ212としては、たとえば蛍光ランプ、キセノンランプや、主走査方向に沿って配列された複数の白色LED(図示省略)が用いられている。
ランプ212の照射範囲の長さは搬送される最大の用紙Pの幅よりも大とされている。ランプ212は、用紙Pにて反射されて結像部208に向かう光軸OA(設計上の光軸)に対し対称に配置されている。
ランプ212から照射される光は、第1ランプ212Aと第2ランプ212Bとの間の搬送経路60上の透明なウィンドウガラス286の照射位置Dに照射されるように構成されている。
ウィンドウガラス286において、ランプ212から光が照射される照射領域は、設定部210上で用紙Pの画像形成領域が通過する領域に重なる領域であって、搬送経路60上の用紙Pに形成された画像がCCDセンサ204によって読み取られる領域として予め定められた領域(画像読取領域)を含んで構成されている。
また、結像光学系206は、光軸OAに沿って導かれた光をX方向(第1の実施の形態では用紙Pの搬送方向下流側)に反射する第1ミラー214と、第1ミラー214が反射した光を上向きに反射する第2ミラー216と、第2ミラー216が反射した光を用紙Pの搬送方向上流側に反射する第3ミラー218と、第3ミラー218が反射した光をCCDセンサ204に集光(結像)するレンズ220と、光量絞り部224(224L、224S、224U))とを主要部として構成されている。
第1ミラー214のZ方向の長さは、最大の用紙Pの幅よりも大とされている。そして、第1ミラー214、第2ミラー216、第3ミラー218は、結像光学系206に入射された用紙Pの反射光をそれぞれZ方向(主走査方向)に絞りながら(集光しつつ)反射するようになっている。これにより、略円柱状のレンズ220に対し用紙Pの幅方向各部からの反射光を入射させる構成である。
内蔵イメージセンサ200は、CCDセンサ204が、結像された光すなわち画像濃度に応じた信号を、画像形成装置10の制御装置20(図1参照)に出力(フィードバック)するように構成されている。
制御装置20は、内蔵イメージセンサ200から入力された信号に基づいて、画像形成ユニット16において形成される画像を補正する処理を実施する。画像を補正する処理の一例としては、画像形成装置10の階調調整LUT(ルックアップテーブル)の修正が挙げられる。
なお、補正の他の例としては、内蔵イメージセンサ200から入力された信号に基づく露光装置40による照射光の強度、画像の形成位置などの補正、現像電位や転写電流値の補正がある。
設定部210は、Z方向に長手の基準ロール226を備えている。基準ロール226は周方向に予め定められた数の面が形成された多角形筒状に形成されるが、第1の実施の形態に係る基準ロール226では、10面を有する多角形筒状とされている。
図2に示される如く、基準ロール226は、用紙Pの画像検出を行う際に搬送経路60側に向けられる検出基準面228(基本色は黒色)と、内蔵イメージセンサ200による用紙Pの画像検出を行わない場合に搬送経路側に向けられる退避面230と、を備え、その他の各面は、色域補正処理等で用いる各色の基準面(色基準面)として機能する。
基準ロール226は、回転軸226Aの周りに回転することで、搬送経路60側に向けるべき面を切り替える構成とされている。この基準ロール226の面の切り替えは、回路基板262に設けられた制御回路100によって行われる。
なお、退避面230は、周方向の幅が他の面よりも大とされている。この退避面230は、内蔵イメージセンサ200による用紙Pの画像検出を行わない場合に、用紙Pを案内する案内面である。
図3に示される如く、第1の実施の形態に係る画像形成装置10を制御する制御装置20は、上述したように、内蔵イメージセンサ200からの信号に基づいて、画像形成ユニット16において形成される画像を補正する機能を備えている。また、制御装置20は、内蔵イメージセンサ200のキャリブレーション(たとえば、上述のCCDセンサ204のキャリブレーション等)を制御する機能も備えている。
制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)20A、ROM(Read Only Memory)20B、RAM(Random Access Memory)20C、及び入出力ポート20Dを備えている。そして、それぞれがアドレスバス、データバス、および制御バス等のバス20Eを介して互いに接続されている。
ROM20Bには各種プログラムが記憶されており、CPU20Aが当該プログラムをROM20Bから読み込み、RAM20Cに展開して実行することにより、各種制御が行われるようになっている。
なお、装置の電源スイッチが切られても保持しなければならない各種情報を記憶する不揮発性の記憶媒体(NVM)を装備してもよい。
入出力ポート20Dには、ユーザ・インタフェース装置(UI装置)30、画像形成制御部102、内蔵イメージセンサ200の制御回路100が接続されている。
UI装置30は、一例として、ディスプレイ上に透過型のタッチパネルが重ねられたタッチパネルディスプレイ等から構成されている。そして、各種情報がディスプレイの表示面に表示されると共に、ユーザがタッチパネルに触れることにより情報や指示が受け付けられる。なお、第1の実施の形態では、UI装置30を適用した形態例を挙げて説明しているが、これに限らず、液晶ディスプレイなどの表示部とテンキーや操作ボタンなどが設けられた操作部とが別々に設けられた形態としてもよい。
図4は、上記構成の画像形成装置10の機能をブロック化して示した概略図である。
画像処理部300は、画像形成部302から原稿画像データDgを受け付け、印刷画像データDiに変換する。
図4においてブロック化して記載した、印刷部304、給紙部306、用紙搬送部308、排紙部310について、それぞれ図1に示す各部材との対照関係を示す。
印刷部304は、画像形成手段の一例であり、図1の画像形成ユニット16に相当する。
給紙部306は、図1の用紙収容部48、送出ロール52、及び分離ロール56に相当する。
用紙搬送部308は、図1の搬送経路60に沿ったロール及びベルト系の搬送部材に相当する。
排紙部310は、図1の排出部196、及び排出ロール198に相当する。
また、最終印刷物Psは、全ての処理が完了した用紙Pである。

ここで、第1の実施の形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び、ブラック(K)の各トナーを用い、第1の特別色及び第2の特別色に代表される金属光沢感特別色を含まずに画像形成した用紙P(ここでは、頁単位)の画像に対して、内蔵イメージセンサ200による検査、すなわち、トナー濃度欠陥、画像欠陥、及び画像位置欠陥を含む欠陥検出に基づく、フィードバック補正を行っている。
一方、第1特別色として適用したゴールド(G)、及び第2特別色として適用したシルバー(S)を含む金属光沢感特別色の各トナーを用いて画像形成した用紙P上の画像に関して、内蔵イメージセンサ200による検査を行っていない。
すなわち、図4に示す判別手段及び抽出手段の一例である検査対象外頁抽出部315において、金属光沢感特別色が用いられた頁に該当する頁として抽出された場合、不良判定部312での検査対象除外頁となり、トナー濃度欠陥、画像欠陥及び画像位置欠陥を含む欠陥検出に基づく、画像処理部300でのフィードバック補正を行っていない。
例えば、ゴールド、シルバーの顔料は、少なくともイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックよりも正反射率が高く、拡散反射率が低く、金属光沢感がある。このため、特別色は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナーに比べて、内蔵イメージセンサ200による欠陥検出精度が悪い。
すなわち、ランプ212の反射光に起因して、所謂かぶりや逆光現象を起こし、CCDセンサ204での画像読み取りが困難となる。
(金属光沢感特別色使用頁抽出)
そこで、第1の実施の形態では、例えば、1ジョブの印刷画像データに、第1特別色として適用したゴールド(G)、及び第2特別色として適用したシルバー(S)を含む金属光沢感特別色が混在する場合、検査対象外頁抽出部315において、頁単位で、金属光沢感特別色を含む頁を抽出するようにした。
通常色に属するか金属光沢感特別色に属するかは、以下の表1のように、初期設定として定められている。
Figure 2017170623
なお、表1では、初期設定として各トナー色を固定的に検査対象の要否を定めたが、図5に示されるように、反射率に関係なく、YMCK以外の特別色を対象として、UI装置30のタッチ操作によって、金属光沢感特別色に設定変更可能としてもよい。例えば、内蔵イメージセンサ200のランプ212の光量を通常よりも暗くして、ゴールド及びシルバー等の反射率を軽減し、YMCKの検査精度よりは劣るが、検査対象としてもよい。
また、白色は反射率の異なる種類が存在するため、適用される白トナーの種類によって検査対象の要否を設定してもよい。
図4に示される如く、印刷画像データDiは、印刷部304へ送出されるとき、検査対象外頁抽出部315において、頁単位で、金属光沢感特別色を含む頁を抽出する。
内蔵イメージセンサ200は、印刷部304で印刷された画像を読み取り、読み取った印刷物画像Dpを不良判定部312へ送出する。不良判定部312では、受け付けた印刷物画像Dpを各頁毎に不良判定を実行する。
一方、検査対象外頁抽出部315は、検査対象外頁通知部311に接続されている。検査対象外通知部311は、不良判定部312へ、検査対象外頁のリストを通知する。
ここで、不良判定部312では、印刷物画像Dpの各頁が、検査対象外頁通知部311から通知された頁に該当するか否かを判断するようになっている。
すなわち、不良判定部312では、検査対象頁通知部311から通知を受けた検査対象頁に該当する印刷物画像Dpに関しては、不良判定を実行しない(検査除外措置)。
以下に、第1の実施の形態の作用を説明する。
まず、画像形成装置10の画像形成工程について説明する。
画像処理部13で画像処理が施された画像データが、各露光装置40に送られる。
各露光装置40では、画像データに応じて各光ビームLを出射して、スコロトロン帯電器によって帯電した各像保持体18に露光し、静電潜像が形成される。
像保持体18に形成された静電潜像は、現像装置によって現像され、第1特別色(G)、第2特別色(S)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像が形成される。
図1に示されるように、各画像形成ユニット16G、16S、16Y、16M、16C、16Kの像保持体18に形成された各色のトナー像は、6つの一次転写ロール36G、
36S、36Y、36M、36C、36Kによって中間転写ベルト34に順次多重転写される。
中間転写ベルト34に多重転写された各色のトナー像は、二次転写ロール62によって、用紙収容部48から搬送されてきた用紙P上に二次転写される。トナー像が転写された用紙Pは、搬送ベルト70によって第2筐体10Bの内部に設けられた定着ユニット82に向けて搬送される。
用紙P上の各色のトナー像が定着ユニット82により加熱・加圧されることで用紙Pに定着する。さらに、トナー像が定着された用紙Pは、冷却ユニット110を通過して冷却された後、矯正装置140に送り込まれ、用紙Pに生じた湾曲が矯正される。
湾曲が矯正された用紙Pは、内蔵イメージセンサ200によって画像欠陥等が検出された後、排出ロール198によって排出部196に排出される。
一方、画像が形成されていない非画像面に画像を形成させる場合(両面印刷の場合)は、内蔵イメージセンサ200を通過後に、用紙Pが表裏反転経路194で反転される。そして、用紙収容部48の上方に設けられた搬送経路60に送り込まれて、前述した手順で裏面にトナー像が形成される。
なお、第1の実施の形態に係る画像形成装置10では、第1特別色および第2特別色の画像を形成するための部品(画像形成ユニット16G・16S、露光装置40G・40S、トナーカートリッジ14G・14S、一次転写ロール36G・36S)は、ユーザの選択により、追加部品として第1筐体10Aに装着自在に構成されている。
(特別色の検査要否判定及び搬送制御)
次に、内蔵イメージセンサ200では、用紙Pに定着されたトナー像のトナー濃度欠陥、画像欠陥、画像位置欠陥等を検出する。
トナー濃度欠陥は、環境変化及び機差、部品の経時劣化、部品の機差(要因1〜要因3)に対して、トナー像を内蔵イメージセンサ200により読み取って、画像形成部へフィードバックして補正する。
また、トナー濃度欠陥は、色変換誤差(要因4)に対して、例えば、画像形成時に受付た画像データ(RGB)を、中間的にL*a*b*色空間等に変換して、トナー像であるcmykに変換しており、この色変換処理の際に、再現しきれば色が存在する場合がある。そこで、トナー像を内蔵イメージセンサ200により読み取って、画像形成部へフィードバックして、適正な色変換となるように補正する。
また、画像欠陥は、周囲の画像データによって補間するためのフィードバック補正を実行し、画像位置欠陥においては、画像位置を変更するためのフィードバック補正を実行する。
図6は、内蔵イメージセンサ200による検査対象の要否を判定し、印刷処理及び検査処理を実行するための制御ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ350では、例えば、1ジョブ毎の原稿画像を受け付けたか否かが判断され、否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ350で肯定判定されると、ステップ352へ移行して、画像解析を実行する。すなわち、色変換等を行い印刷画像データを生成する。
次のステップ354では、ジョブの頁単位で特別色(ここでは、金属光沢感特別色に限定されない。)の有無を判別する。
次のステップ356では、ステップ354の判別の結果、特別色が有るか否かを判定し、肯定判定されるとステップ358へ移行する。また、このステップ356で否定判定された場合は、ステップ362へ移行する。
ステップ358では、特別色毎に設定された検査対象判別テーブル(表1)を読み出し、ステップ360へ移行して、各特別色の検査要否判定を行い、ステップ362へ移行する。
ステップ362では、特別色の検査要否に基づき、検査対象外の頁を抽出する。
次のステップ364では、ステップ362で抽出した検査対象外の頁を不良判定部312へ通知して、ステップ366へ移行する。
ステップ366では、印刷処理(画像形成処理)、及び検査処理(内蔵イメージセンサ200による画像読取処理)の実行を指示し、ステップ368へ移行する。
ステップ368では、内蔵イメージセンサ200で読み取った印刷物画像Dpを不良判定部312へ送出し、ステップ370へ移行する。
ステップ370では、不良判定部312において、通知を受けた検査対象外頁を除外して、不良判定(検査)を実行する。
次のステップ372では、1ジョブの全頁が終了したか否かが判断され、否定判定された場合は、ステップ370へ戻る。また、ステップ372で肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。
なお、第1の実施の形態において、印刷画像Diから検査対象外頁抽出部315で検査対象外頁を抽出するようにしたが、逆に、検査対象頁を抽出するようにしてもよい。
また、ジョブ単位で頁毎の検査対象又は検査対象外を判定したのは、頁番号がジョブ間で重複する可能性があるためである。ジョブが識別可能であれば、不良判定部312へ通知する情報を、ジョブの識別符号+頁番号としてもよい。
「第2の実施の形態」
以下に第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
第2の実施の形態では、図7に示される如く、各頁の画像領域をm×nの格子状のブロック領域316に分割し、当該ブロック領域316毎に検査対象か検査対象外かを設定することを特徴としている。
ブロック領域は、分割数m及びnが1から内蔵イメージセンサ200の読取解像度に相当する数まで変更可能であり、座標(m,n)で特定可能である。
例えば、図7における左上角部のブロック領域316の座標は(1,1)であり、右下角部のブロック領域の座標は(i,i)となる。
ここで、m及びnの数値iが「1」のときが、第1の実施の形態の頁単位に相当する。
第2の実施の形態では、当該ブロック領域316の分割数を、検査対象画像に応じて設定するようにしてもよい。
実用例としては、金属光沢感特別色の割合が多い画像の場合、m側のi=1000、n側のi=1000として、100万画素の解像度で検査対象のブロック領域316か検査対象領域外のブロック領域316かの判定がなされる。この場合、頁中に金属光沢感特別色が分散されるような画像に適しており、検査対象のブロック領域316を相対的に多くとることが可能である。
また、金属光沢感特別色の割合が少ない画像の場合、m側のi=100、n側のi=100として、1万画素の解像度で検査対象のブロック領域316か検査対象領域外のブロック領域316かの判定がなされる。この場合、頁中に金属光沢感特別色が特定ののブロック領域316に集中しているような画像に適しており、検査時間を相対的に短縮することが可能である。
図8は、第2の実施の形態に係る内蔵イメージセンサ200による検査対象の要否を判定し、印刷処理及び検査処理を実行するための制御ルーチンを示すフローチャートである。なお、図8のフローチャートにおいて、図6の処理と同等の処理を実行するステップには、ステップ番号の末尾に「A」を付して、図6との相関を示した。
ステップ350Aでは、例えば、1ジョブ毎の原稿画像を受け付けたか否かが判断され、否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ350Aで肯定判定されると、ステップ352Aへ移行して、画像解析を実行する。すなわち、色変換等を行い印刷画像データを生成する。
次のステップ354Aでは、ジョブの頁単位で特別色(ここでは、金属光沢感特別色に限定されない。)の有無を判別する。
次のステップ356Aでは、ステップ354Aの判別の結果、特別色が有るか否かを判定し、肯定判定されるとステップ358Aへ移行する。また、このステップ356Aで否定判定された場合は、ステップ362Aへ移行する。
ステップ358Aでは、特別色毎に設定された検査対象判別テーブル(表1)を読み出し、ステップ360Aへ移行して、各特別色の検査要否判定を行い、ステップ362Aへ移行する。
ステップ362Aでは、特別色の検査要否に基づき、検査対象外のブロック領域316を特定する座標(m,n)を抽出する。
次のステップ364Aでは、ステップ362Aで抽出した検査対象外のブロック領域316を特定する座標(m,n)を不良判定部312へ通知して、ステップ366Aへ移行する。
ステップ366Aでは、印刷処理(画像形成処理)、及び検査処理(内蔵イメージセンサ200による画像読取処理)の実行を指示し、ステップ368Aへ移行する。
ステップ368Aでは、内蔵イメージセンサ200で読み取った印刷物画像Dpを不良判定部312へ送出し、ステップ370Aへ移行する。
ステップ370Aでは、不良判定部312において、通知を受けた検査対象外である座標(m,n)を除外して、不良判定(検査)を実行する。
次のステップ372Aでは、1ジョブの全頁が終了したか否かが判断され、否定判定された場合は、ステップ370Aへ戻る。また、ステップ372Aで肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。
なお、第2の実施の形態において、印刷画像Diから検査対象外頁抽出部315で検査対象外のブロック領域316を特定する座標(m,n)を抽出するようにしたが、逆に、検査対象のブロック領域316を抽出するようにしてもよい。
また、ジョブ単位で頁毎の検査対象又は検査対象外を判定したのは、座標(m,n)がジョブ間で重複する可能性があるためである。ジョブが識別可能であれば、不良判定部312へ通知する情報を、ジョブの識別符号+座標(m,n)としてもよい。
L 光ビーム
P 用紙
OA 光軸
10 画像形成装置
10A 第1筐体
10B 第2筐体
13 画像信号処理部
14(14G、14S、14Y、14M、14C、14K) トナーカートリッジ
16(16G、16S、16Y、16M、16C、16K) 画像形成ユニット
18(18G、18S、18Y、18M、18C、18K) 像保持体
20 制御装置
20A CPU
20B ROM
20C RAM
20D 入出力ポート
20E バス
30 ユーザ・インタフェース(UI)パネル
32 転写部
34 中間転写ベルト
36(36G、36S、36Y、36M、36C、36K) 一次転写ロール
38 駆動ロール
40(40G、40S、40Y、40M、40C、40K) 露光装置
41 張力付与ロール
42 対向ロール
44 巻掛ロール
46 除去装置
48 用紙収容部
52 送出ロール
50 底板
54 搬送ロール
56 分離ロール
60 搬送経路
60A 第1方向転換部
60B 第2方向転換部
62 二次転写ロール
66 予備経路
70 搬送ベルト
72 巻掛ロール
80 搬送ベルト
82 定着ユニット
84 定着ベルト
88 加圧ロール
89 駆動ロール
90 従動ロール
100 制御回路
108 搬送ベルト
110 冷却ユニット
112 吸収装置
114 押付装置
116 吸収ベルト
118 巻掛ロール
120 駆動ロール
122 ヒートシンク
128 ファン
130 押付ベルト
140 矯正装置
194 表裏反転経路
194A 分岐パス
194B 用紙搬送パス
194C 表裏反転パス
196 排出部
198 排出ロール
200 内蔵イメージセンサ
202 照明部
204 CCDセンサ
206 結像光学系
208 結像部
212 ランプ
212A 第1ランプ
212B 第2ランプ
214 第1ミラー
216 第2ミラー
218 第3ミラー
220 レンズ
224(224L、224S、224U) 光量絞り部
226 基準ロール
210 設定部
226 基準ロール
228 検出基準面
230 退避面
286 ウィンドウガラス
300 画像処理部
302 画像形成部
304 印刷部
306 給紙部
308 用紙搬送部
310 排紙部
311 検査対象外頁通知部
312 不良判定部
315 検査対象外頁抽出部
Dg 原稿画像データ
Di 印刷画像データ
Ps 最終印刷物

Claims (4)

  1. 画像形成用に色変換された複数の色の各々を含む画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、
    前記記録媒体上に形成された画像を検査する画像検査手段と、
    前記画像を、特定の範囲で分割した領域毎に、予め設定された色が存在するか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段で予め設定された色が存在すると判別された領域を、前記画像検査手段での画像検査対象外の領域として抽出する抽出手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記特定の範囲の領域が、1ジョブ内の頁単位の領域である請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記特定の範囲の領域が、各頁内を複数に分割された各領域であり、それぞれの領域が座標によって特定される請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記特定の範囲の領域が、前記画像検査手段での画像検査するときの読取画素の分解能に依存した領域である請求項1記載の画像処理装置。
JP2016055659A 2016-03-18 2016-03-18 画像処理装置 Pending JP2017170623A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016055659A JP2017170623A (ja) 2016-03-18 2016-03-18 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016055659A JP2017170623A (ja) 2016-03-18 2016-03-18 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017170623A true JP2017170623A (ja) 2017-09-28

Family

ID=59973679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016055659A Pending JP2017170623A (ja) 2016-03-18 2016-03-18 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017170623A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019202426A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび損紙判定プログラム
JP2020120160A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 コニカミノルタ株式会社 検査装置、画像形成システム、検査プログラム、および検査方法
JP2020155904A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2020172028A (ja) * 2019-04-08 2020-10-22 コニカミノルタ株式会社 検査システム、検査方法及び検査プログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019202426A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび損紙判定プログラム
JP2020120160A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 コニカミノルタ株式会社 検査装置、画像形成システム、検査プログラム、および検査方法
US11941305B2 (en) 2019-01-18 2024-03-26 Konica Minolta, Inc. Inspection apparatus, image forming system, inspection program, and inspection method
JP2020155904A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7163836B2 (ja) 2019-03-19 2022-11-01 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2020172028A (ja) * 2019-04-08 2020-10-22 コニカミノルタ株式会社 検査システム、検査方法及び検査プログラム
JP7211221B2 (ja) 2019-04-08 2023-01-24 コニカミノルタ株式会社 検査システム、検査方法及び検査プログラム
JP7468716B2 (ja) 2019-04-08 2024-04-16 コニカミノルタ株式会社 検査システム、検査方法及び検査プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6598568B2 (ja) 画像形成装置
US9066053B1 (en) Image reading apparatus, and image forming apparatus
US8699104B2 (en) Image scanner, image forming apparatus and dew-condensation determination method
JP2012128201A (ja) 画像形成装置、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2017170623A (ja) 画像処理装置
JP2017037148A (ja) 画像形成装置
JP6357906B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置
JP2005205797A (ja) 印刷物検査制御装置、印刷物検査制御方法および印刷物検査制御プログラム
JP2011133771A (ja) 画像形成装置
JP6665544B2 (ja) 検査装置、検査システム、検査方法及びプログラム
CN113746995A (zh) 检查装置、图像形成系统、检查方法以及记录介质
JP2013044947A (ja) 画像形成装置及びプログラム
EP4043964A1 (en) Image abnormality detecting device and image forming apparatus incorporating the image abnormality detecting device
JP6620612B2 (ja) 画像処理装置
JP6969486B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
US11258920B2 (en) Image diagnostic device, failure diagnostic apparatus, and diagnostic method
JP2017167205A (ja) 画像処理装置
JP6252162B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置およびプログラム
US10761446B2 (en) Image forming apparatus and computer-readable recording medium storing program
US11836399B2 (en) Information processing apparatus with which deterioration of colorimetric accuracy is suppressed, image forming system including the information processing apparatus, and computer readable storage medium
US12008274B2 (en) Inspection system, method of controlling the system, printing apparatus, inspection apparatus, and program
US9503596B2 (en) Image forming apparatus having a shift position obtaining unit
JP5845709B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成プログラム
JP5831040B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
US20220326646A1 (en) Information processing apparatus with which deterioration of colorimetric accuracy is suppressed, image forming system including the information processing apparatus, and computer readable storage medium