JP2017168368A - 電磁リレーカバー - Google Patents

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勝利 山形
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Abstract

【課題】コネクタ端子が電磁リレーから抜ける可能性を低くすることのできる電磁リレーカバーを提供する。
【解決手段】電磁リレーカバー1は、載置体60に載置される電磁リレー20と、電磁リレー20に挿抜されるコネクタ端子31〜34とを覆う。電磁リレーカバー1は、本体部10と、複数の固定部(第1固定部14、第2固定部15)とを備える。本体部10は、コネクタ端子31〜34が電磁リレー20に装着された状態で、コネクタ端子31〜34を電磁リレー20との間で挟む。上記複数の固定部は、本体部10の両端部から延びて設けられており、載置体60に固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁リレーカバーに関し、より詳細にはコネクタ端子が装着された状態の電磁リレーを固定する電磁リレーカバーに関する。
従来、ソケットと接続される電磁継電器が、電気自動車やハイブリッド車に搭載される(例えば、特許文献1参照)。特許文献1で記載された電磁継電器には、ソケットを連結するために一対のタブ端子が設けられている。ソケットは、タブ端子に対して挿抜される。
特開2013−232300号公報
特許文献1で記載された電磁継電器(電磁リレー)は、電磁継電器にソケット(コネクタ端子)が接続された状態で、電気自動車やハイブリッド車に搭載される。そのため、電気自動車やハイブリッド車が走行中に、電気自動車やハイブリッド車に強い振動が与えられると、その影響でソケットが電磁継電器から抜ける可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされ、コネクタ端子が電磁リレーから抜ける可能性を低くすることのできる電磁リレーカバーを提供することを目的とする。
本発明に係る第1の態様の電磁リレーカバーは、載置体に載置される電磁リレーと、前記電磁リレーに挿抜されるコネクタ端子とを覆う。前記電磁リレーカバーは、前記コネクタ端子が前記電磁リレーに装着された状態で、前記コネクタ端子を前記電磁リレーとの間で挟む本体部と、前記本体部の両端部から延びて設けられており、前記載置体に固定される複数の固定部とを備える。
本発明に係る第2の態様の電磁リレーカバーでは、第1の態様の電磁リレーカバーにおいて、前記複数の固定部は、固定ねじにより前記コネクタ端子の挿抜方向で前記載置体に固定される。
本発明に係る第3の態様の電磁リレーカバーでは、第2の態様の電磁リレーカバーにおいて、前記複数の固定部は、前記固定ねじにより前記電磁リレーとともに前記載置体に固定される。
本発明に係る第4の態様の電磁リレーカバーでは、第1〜第3の態様のいずれかの電磁リレーカバーにおいて、前記本体部は、第1板部と、複数の第2板部とを有する。前記第1板部は、前記コネクタ端子の挿抜方向で前記コネクタ端子を前記電磁リレーとの間で挟む。前記複数の第2板部は、前記第1板部の両端から前記挿抜方向に延びて設けられており、前記挿抜方向と直交する一の方向で前記電磁リレーを挟み込む。前記複数の固定部は、前記複数の第2板部の先端部から延びて設けられている。
本発明に係る第5の態様の電磁リレーカバーでは、第4の態様の電磁リレーカバーにおいて、前記電磁リレーは、前記一の方向の両面のうち少なくとも1つの面に設けられたロック爪を有している。前記複数の固定部のうち少なくとも1つの固定部には、係止部が設けられている。前記係止部は、前記コネクタ端子の挿抜方向への前記本体部の移動を抑止するように前記ロック爪により係止される。
本発明に係る第6の態様の電磁リレーカバーでは、第4または第5の態様の電磁リレーカバーにおいて、前記複数の固定部のそれぞれは、爪部を備える。前記爪部は、前記載置体と、前記載置体に対向する前記電磁リレーの対向面との間に設けられており、前記コネクタ端子および前記電磁リレーを前記第1板部との間で挟み込む。
本発明によれば、本体部が前記コネクタ端子を前記電磁リレーとの間で挟み、本体部の両端部から延びて設けられた複数の固定部が載置体に固定されるので、コネクタ端子が電磁リレーから抜ける可能性を低くすることができる。
図1Aは、本発明の実施形態1に係る電磁リレーカバーがコネクタ端子を装着した電磁リレーを覆った状態の斜視図であり、図1Bは、同上の電磁リレーカバー、コネクタ端子および電磁リレーの斜視図である。 図2は、同上の電磁リレーカバーがコネクタ端子を装着した電磁リレーを覆った状態の正面図である。 図3Aは、本発明の実施形態2に係る電磁リレーカバーがコネクタ端子を装着した電磁リレーを覆った状態の斜視図であり、図3Bは、同上の電磁リレーカバー、コネクタ端子および電磁リレー斜視図である。 図4は、同上の電磁リレーカバーがコネクタ端子を装着した電磁リレーを覆った状態の右側面図である。 図5Aは、本発明の実施形態3に係る電磁リレーカバーがコネクタ端子を装着した電磁リレーを覆った状態の斜視図であり、図5Bは、同上の電磁リレーカバー、コネクタ端子および電磁リレーの斜視図である。 図6は、同上の電磁リレーカバーがコネクタ端子を装着した電磁リレーを覆った状態の断面図である。
(実施形態1)
本実施形態における電磁リレーカバー1について、図1A,1B、図2を用いて説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は下記の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
電磁リレーカバー1は、電磁リレー20と、電磁リレー20に挿抜されるコネクタ端子31〜34とを覆う。ここで、電磁リレー20およびコネクタ端子31〜34は、電気自動車やハイブリッド車に搭載され、EVリレーのプリチャージに用いられる。また、電磁リレー20およびコネクタ端子31〜34は、車載用のEVリレーのプリチャージの用途の他、例えば家電製品等に搭載され、通電切替の用途に用いられてもよい。
以下では、図1Aにおいて、電磁リレー20の長手方向を左右方向とし、電磁リレー20の短手方向を前後方向とし、電磁リレー20とコネクタ端子31〜34とが重なる方向(高さ方向)を上下方向とする。なお、図1Aには、これらの方向(上、下、左、右)を表す矢印を示すが、この矢印は、単に説明を補助する目的で記載しているに過ぎず、実体を伴わない。また、上記の方向の規定は、本実施形態の電磁リレーカバー1の使用形態を限定する趣旨ではない。
まず、電磁リレー20とコネクタ端子31〜34について簡単に説明する。電磁リレー20は、載置体60に載置される。電磁リレー20は、例えばヒンジ式の電磁リレーであり、電磁石と、接点機構とから構成され、電磁石に、電流を流したときに生じる電磁吸引力を利用して、接点機構を動作させる。例えば、電磁リレー20は、鉄心に巻かれたコイルに電流を流すことにより、接点機構の開閉を行う。
電磁リレー20は、上述した鉄心、コイルおよび接点機構の他、第1端子21、第2端子22、第3端子23および第4端子24を含んでいる(図1B参照)。
第1端子21、第2端子22は、接点機構と電気的に接続されている。また、コイルの第1端には、第3端子23が、コイルの第2端には第4端子24が、それぞれ電気的に接続されている。
コネクタ端子31,32は、電源系統(例えば商用電源系統、またはバッテリ)と負荷とを繋ぐ電路に電気的に接続されている。コネクタ端子33,34は、コイルに電流を流す電源を繋ぐ電路に電気的に接続されている。
第1端子21にコネクタ端子31が、第2端子22にコネクタ端子32が、上下方向にそれぞれ挿抜され、第3端子23にコネクタ端子33が、第4端子24にコネクタ端子34が、上下方向にそれぞれ挿抜される。
コネクタ端子33,34が、第3端子23および第4端子24にそれぞれ挿入された状態で、コネクタ端子33,34に電流が流れると、電磁リレー20のコイルにも電流が流れる。コイルに電流が流れることで、鉄心に磁束が発生し、その磁束により接点機構が開状態から閉状態となる。接点機構が閉状態となることで、接点機構に電流が流れて、負荷にも電流が流れる。
電磁リレー20は、コイルに電流を流したり、流さなかったりすることで、接点機構の開閉を制御して負荷へ電流を流したり、流さなかったりする。
また、電磁リレー20には、長手方向(左右方向)の両面の下端部に、円形状の貫通孔251を有する第1設置部25が右方向に、円形状の貫通孔261を有する第2設置部26が左方向に、それぞれ延びて設けられている(図1B参照)。第1設置部25と第2設置部26とは同一の形状である。固定ねじ50は、第1設置部25の貫通孔251を介して、載置体60のねじ孔61に挿入される。固定ねじ51は、第2設置部26の貫通孔261を介して、載置体60のねじ孔62に挿入される。固定ねじ50,51により、電磁リレー20はねじ止めされる。
次に、電磁リレーカバー1について説明する。
電磁リレーカバー1は、合成樹脂、金属等の材料で形成されており、図1A,1Bに示すように、本体部10と、複数の固定部(第1固定部14、第2固定部15)とを備える。
本体部10は、上板11(第1板部)と、第1側板12および第2側板13(複数の第2板部)とを有している。上板11は、コネクタ端子31〜34の挿抜方向でコネクタ端子31〜34を電磁リレー20との間で挟む。第1側板12および第2側板13は、コネクタ端子31〜34の挿抜方向(上下方向)と直交する一の方向(左右方向)で電磁リレー20を挟み込む。
第1側板12は、左右方向における上板11の一端部から下方向に延びて設けられており、第2側板13は、左右方向における上板11の他端部から下方向に延びて設けられている(図1B参照)。第1側板12の中央付近には第1開口部121が、第2側板13の中央付近には第2開口部131が、それぞれ設けられている(図1B参照)。第1側板12、第2側板13は、第1開口部121、第2開口部131をそれぞれ有することで、第1開口部121、第2開口部131をそれぞれ有しない場合と比べてより大きい弾性力を有する。
第1固定部14は、第1側板12の先端部から右方向に延びて設けられている(図1B参照)。第1固定部14は、左右方向に対して左端部であって前後方向に対して中央部に半円状の第1凹部141を有している。固定ねじ50は、電磁リレー20を載置体に固定する際には、第1凹部141を通り、対応する貫通孔251に挿入される。
第2固定部15は、第2側板13の先端部から左方向に延びて設けられている(図1B参照)。第2固定部15は、左右方向に対して右端部であって前後方向に対して中央部に半円状の第2凹部151を有している(図1B参照)。固定ねじ51は、電磁リレー20を載置体に固定する際には、第2凹部151を通り、対応する貫通孔261に挿入される。
電磁リレーカバー1の長手方向(左右方向)の内径は、電磁リレー20の長手方向(左右方向)の長さと同一である(図2参照)。また、電磁リレーカバー1の前後方向の外径は、電磁リレー20の前後方向の長さと同一である。電磁リレーカバー1の上下方向の内径d1は、コネクタ端子31〜34が電磁リレー20に装着された状態における上下方向の長さ(高さ)d2から第1設置部25(第2設置部26)の上下方向の長さd3を差し引いた長さと同一である(図2参照)。なお、ここで、本実施形態の同一とは、完全同一だけでなく、許容範囲の誤差を含んでいる。
電磁リレーカバー1は、コネクタ端子31〜34が装着された状態の電磁リレー20の上から装着される。上述したように、電磁リレーカバー1の長手方向の内径は、電磁リレー20の長手方向の長さと同一であるので、電磁リレー20は、第1側板12と第2側板13とで挟み込まれる。
電磁リレーカバー1が電磁リレー20に装着された後、固定ねじ50は、第1凹部141および貫通孔251を介して、ねじ孔61に挿入される。固定ねじ51は、第2凹部151および貫通孔261を介して、ねじ孔62に挿入される。つまり、第1固定部14および第2固定部15は、固定ねじ50,51により電磁リレー20とともに載置体60に固定される。これにより、電磁リレーカバー1と電磁リレー20とは、共通の部品(固定ねじ50,51)で載置体60に固定されるので、個別の部品を用いて個別に固定される場合と比較して部品の点数を削減することができる。
また、電磁リレーカバー1が載置体60で固定されると、上板11が、コネクタ端子31〜34を電磁リレー20との間で挟むので、コネクタ端子31〜34が電磁リレー20から抜けることを防止することができる。
また、電磁リレーカバー1が載置体60に固定ねじ50,51で固定された場合、固定ねじ50,51は、コネクタ端子31〜34の挿抜方向でねじ孔61,62に挿入されている。つまり、電磁リレーカバー1の第1固定部14および第2固定部15は、固定ねじ50,51によりコネクタ端子31〜34の挿抜方向で固定されている。また、上述したように、電磁リレーカバー1の上下方向の内径d1は、コネクタ端子31〜34が電磁リレー20に装着された状態における上下方向の長さ(高さ)d2から第1設置部25(第2設置部26)の上下方向の長さd3を差し引いた長さと同一である。よって、コネクタ端子31〜34の少なくとも1つにおいて挿入が浅い場合には、電磁リレーカバー1で押し込みを行うことができるため、電磁リレーカバー1は、コネクタ端子31〜34の挿入不足を防止することができる。
なお、本実施形態では、第1側板12は、左右方向における上板11の一端部(第1端部)から下方向に延びて設けられ、第2側板13は、左右方向における上板11の他端部(第2端部)から下方向に延びて設けられている構成とした。しかしながら、この構成に限定されない。第1側板12は、前後方向における上板11の一端部(第1端部)から下方向に、第2側板13は、前後方向における上板11の他端部(第2端部)から下方向に、それぞれ延びて設けられる構成であってもよい。
また、本実施形態の電磁リレーカバー1は、電磁リレー20を固定するための固定ねじ50,51で、電磁リレー20とともに載置体60に固定される構成としたが、この構成に限定されない。電磁リレーカバー1と電磁リレー20とは、互いに異なる固定ねじで載置体60に固定される構成であってもよい。
また、本実施形態では、電磁リレー20はヒンジ式であるとしたが、これに限定されない。電磁リレー20は、プランジャ式であってもよい。
また、本実施形態では、第1固定部14は、半円状の第1凹部141を有し、第1凹部141を固定ねじ50が通る構成としたが、この構成に限定されない。第1固定部14は、貫通孔を有し、固定ねじ50が当該貫通孔に挿入される構成であってもよい。また、第2固定部15も、同様に、貫通孔を有し、固定ねじ51が当該貫通孔に挿入される構成であってもよい。
また、本実施形態の電磁リレーカバー1は、上板11がコネクタ端子31〜34を電磁リレー20との間で挟み、第1側板12と第2側板13とが、電磁リレー20を挟み込む構成としたが、この構成に限定されない。電磁リレーカバー1は、少なくとも上板11がコネクタ端子31〜34を電磁リレー20との間で挟む構成であればよい。
以上説明したように、本実施形態の電磁リレーカバー1は、本体部10と、複数の固定部(第1固定部14、第2固定部15)とを備える。本体部10は、コネクタ端子31〜34が電磁リレー20に装着された状態で、コネクタ端子31〜34を電磁リレー20との間で挟む。第1固定部14および第2固定部15は、本体部10の両端部から延びて設けられており、載置体60に固定される。
この構成によると、本体部10がコネクタ端子31〜34を電磁リレー20との間で挟み、本体部10の両端部から延びて設けられた複数の固定部(第1固定部14、第2固定部15)が載置体60に固定される。これにより、電磁リレーカバー1は、コネクタ端子が電磁リレーから抜ける可能性を低くすることができる。
ここで、第1固定部14および第2固定部15は、対応する固定ねじ50,51によりコネクタ端子31〜34の挿抜方向で載置体60に固定されることが好ましい。この構成によると、第1固定部14および第2固定部15が、対応する固定ねじ50,51によりコネクタ端子31〜34の挿抜方向で載置体60に固定されるので、電磁リレーカバー1は、コネクタ端子31〜34の挿入不足を防止することができる。
ここで、第1固定部14、第2固定部15は、対応する固定ねじ50,51により電磁リレー20とともに載置体60に固定されることが好ましい。この構成によると、電磁リレーカバー1で、電磁リレー20を固定する際に、固定ねじの数を削減することができる。
ここで、本体部10は、第1板部(上板11)と、複数の第2板部(第1側板12、第2側板13)とを有していることが好ましい。上板11は、コネクタ端子31〜34の挿抜方向でコネクタ端子31〜34を電磁リレー20との間で挟む。第1側板12および第2側板13は、上板11の両端からコネクタ端子31〜34の挿抜方向に延びて設けられており、コネクタ端子31〜34の挿抜方向と直交する一の方向で電磁リレー20を挟み込む。この構成によると、電磁リレーカバー1は、コネクタ端子31〜34が装着された電磁リレー20を、より確実に固定することができる。
(実施形態2)
本実施形態では、電磁リレー20において左右方向の両面に複数のロック爪27,28を有している点が、実施形態1とは異なる。以下、本実施形態では、実施形態1と異なる点を中心に、図3A,3B、図4を説明する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態の電磁リレー20は、長手方向(左右方向)の面20a、20bに形状が同一であるロック爪27,28を、それぞれ有している(図3B参照)。
電磁リレーカバー1は、本体部10と複数の固定部(第1固定部14a、第2固定部15a)とを備える(図3A,3B参照)。
電磁リレーカバー1の本体部10は、上板11と、コネクタ端子31〜34の挿抜方向(上下方向)と直交する一の方向(左右方向)で電磁リレー20を挟み込む第1側板12a、第2側板13a(複数の第2板部)とを有している。
第1側板12aは、左右方向における上板11の一端部(第1端部)から下方向に延びて設けられ、第2側板13aは、左右方向における上板11の他端部(第2端部)から下方向に延びて設けられている(図3B参照)。第1側板12aには開口部122が、第2側板13aには貫通孔132が、それぞれ設けられている(図3B参照)。
第1固定部14aは、第1側板12aから右方向に延びて設けられている(図3B参照)。第1固定部14aは、中央部位に貫通孔142を有している。固定ねじ50は、電磁リレー20が載置体60に固定される際には、貫通孔142に挿入される。
また、第1固定部14aは、開口部122内において、左右方向における左端部から上方向に係止部143が延びて設けられている。係止部143の前後方向における長さは、開口部122の前後方向における長さよりも短い(図4参照)。
また、第1固定部14aでは、切欠部16a,17aを有している。これにより、第1固定部14aのうち係止部143を有する部位144にばね性(弾性)を持たせることができる。
第2固定部15aは、第2側板13aから左方向に延びて設けられている(図3B参照)。第2固定部15は、中央部位に貫通孔152を有している。固定ねじ51は、電磁リレー20を載置体60に固定する際には、貫通孔152に挿入される。
係止部143の上端は、電磁リレー20のロック爪27の下部と接触することで、係止されている(図4参照)。係止部143がロック爪27により係止されることで、第1側板12aはコネクタ端子31〜34の挿抜方向への本体部10の移動を抑止する。
第2側板13aの貫通孔132には、ロック爪28が挿入される。貫通孔142にロック爪28が挿入されることで、第2側板13aはコネクタ端子31〜34の挿抜方向への本体部10の移動を抑止する。
なお、本実施形態では、ロック爪27,28は、電磁リレー20における長手方向(左右方向)の面20a、20bにそれぞれ設けられる構成としたが、この構成に限定されない。ロック爪27,28は、電磁リレー20における短手方向(前後方向)の両面に、それぞれ設けられる構成であってもよい。この場合、第1側板12aは、前後方向における上板11の一端部から下方向に、第2側板13aは、前後方向における上板11の他端部から下方向に、それぞれ延びて設けられる。
また、本実施形態では、本体部10は、互いに異なる第1側板12aと第2側板13aとを有する構成としたが、この構成に限定されない。第2側板13aは、第1側板12aと同一の形状であってもよい。このとき、第2固定部15aは、第1固定部14aと同様に、第2側板13aの開口部内において、左右方向における右端部から上方向に係止部が延びて設けられる。ここで、当該係止部の前後方向における長さは、第2側板13aの開口部の前後方向における長さよりも短い。この場合、第2固定部15aに設けられた係止部の上端は、電磁リレー20のロック爪28の下部と接触することで、係止されている。この係止部がロック爪28により係止されることで、第2側板13aはコネクタ端子31〜34の挿抜方向への本体部10の移動を抑止する。
また、本実施形態では、電磁リレー20は、2つのロック爪27,28を有する構成としたが、この構成に限定されない。電磁リレー20は一の方向(左右方向または前後方向)の両面のうち少なくとも1つの面にロック爪を有していればよい。この場合、電磁リレーカバー1では、少なくとも1つの係止部が設けられている。
また、本実施形態では、電磁リレー20は固定ねじで固定されない構成、つまり載置体60と上板11とで、コネクタ端子31〜34が装着された状態の電磁リレー20を挟み込むのみで電磁リレー20を固定する構成としたが、この構成に限定されない。例えば、実施形態1と同様に、電磁リレー20は、円形状の貫通孔251を有する第1設置部25、円形状の貫通孔261を有する第2設置部26を有する構成であってもよい(図1B参照)。この場合、電磁リレーカバー1が電磁リレー20に装着された後、固定ねじ50は、貫通孔142および貫通孔251を介して、ねじ孔61に挿入される。固定ねじ51は、貫通孔152および貫通孔261を介して、ねじ孔62に挿入される。
以上説明したように、本実施形態の電磁リレーカバー1において、電磁リレー20は、面20a,20bのうち少なくとも1つの面(例えば、面20a)に設けられたロック爪(例えば、ロック爪27)を有している。第1固定部14および第2固定部15のうち少なくとも1つの固定部(例えば、第1固定部14)には、係止部143が設けられている。係止部143は、コネクタ端子31〜34の挿抜方向への本体部10の移動を抑止するようにロック爪27により係止される。この構成によると、係止部143により、本体部10がコネクタ端子31〜34の挿抜方向へ移動することを抑止することができる。
(実施形態3)
本実施形態では、電磁リレー20に第1設置部25、第2設置部26が設けられていない点が、実施形態1とは異なる。以下、本実施形態では、実施形態1と異なる点を中心に、図5A,5B、図6を説明する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
電磁リレーカバー1は、本体部10と複数の固定部(第1固定部14b、第2固定部15b)とを備える(図5A,5B参照)。
電磁リレーカバー1の本体部10は、上板11と、コネクタ端子31〜34の挿抜方向(上下方向)と直交する一の方向(左右方向)で電磁リレー20を挟み込む複数の側板(第1側板12b、第2側板13b)とを有している。
第1側板12bは、左右方向における上板11の一端部(第1端部)から下方向に延びて設けられており、第2側板13bは、左右方向における上板11の他端部(第2端部)から下方向に延びて設けられている(図5B参照)。第1側板12bには第1開口部125が、第2側板13bには第2開口部135が、それぞれ設けられている(図5B参照)。
第1固定部14bは、第1側板12bから右方向に延びて設けられている(図5B参照)。第1固定部14bは、中央部位に貫通孔145を有している。固定ねじ50は、電磁リレー20を載置体60に固定する際には、貫通孔145に挿入される。
また、第1固定部14bは、第1開口部125の下部において、左右方向における左端部から左方向に爪部146が延びて設けられている。爪部146の前後方向における長さは、第1開口部125の前後方向における長さよりも短い(図5B参照)。
また、第1固定部14bでは、切欠部16b,17bを有している。これにより、第1固定部14bのうち爪部146を有する部位147にばね性(弾性)を持たせることができる。
第2固定部15bは、第2側板13bから左方向に延びて設けられている(図5B参照)。第2固定部15bは、中央部位に貫通孔155を有している。固定ねじ51は、電磁リレー20を載置体60に固定する際には、貫通孔155に挿入される。
また、第2固定部15bは、第2開口部135の下部において、左右方向における右端部から右方向に爪部156が延びて設けられている。爪部156の前後方向における長さは、第2開口部135の前後方向における長さよりも短い(図5B参照)。
爪部146,156は、載置体60に取付られる際に、載置体60の上面60cと、載置体60と対向する電磁リレー20の下面20c(対向面)との間に入り込む(図6参照)。これにより、コネクタ端子31〜34が装着された状態の電磁リレー20は、上板11と爪部146,156との間で挟み込まれる。
なお、本実施形態では、第1側板12bは、左右方向における上板11の一端部(第1端部)から下方向に延びて設けられており、第2側板13bは、左右方向における上板11の他端部(第2端部)から下方向に延びて設けられている構成とした。しかしながら、この構成に限定されない。第1側板12bは、前後方向における上板11の一端部(第1端部)から下方向に、第2側板13bは、前後方向における上板11の他端部(第2端部)から下方向に、それぞれ延びて設けられる構成であってもよい。
また、本実施形態では、本体部10は、互いに異なる第1側板12bと第2側板13bとを有する構成としたが、この構成に限定されない。第1側板12bと第2側板13bとは、互いに同一の形状であってもよい。
また、各実施形態において、電磁リレーカバー1は、合成樹脂、金属等の材料で形成されるとしたが、セラミックで形成されてもよい。
以上説明したように、本実施形態の電磁リレーカバー1において、第1固定部14および第2固定部15は、爪部146,156をそれぞれ備える。爪部146,156は、載置体60と、載置体60に対向する電磁リレー20の対向面(下面20c)との間に、コネクタ端子31〜34および電磁リレー20を第1板部(上板11)との間で挟み込む。
この構成によると、電磁リレーカバー1は、コネクタ端子31〜34が電磁リレー20から抜けることを、より確実に防止することができる。
1 電磁リレーカバー
10 本体部
11 上板(第1板部)
12,12a,12b 第1側板(第2板部)
13,13a,13b 第2側板(第2板部)
14,14a,14b 第1固定部(固定部)
15,15a,15b 第2固定部(固定部)
20 電磁リレー
20c 下面(対向面)
27,28 ロック爪
31〜34 コネクタ端子
60 載置体
143 係止部
146,156 爪部

Claims (6)

  1. 載置体に載置される電磁リレーと、前記電磁リレーに挿抜されるコネクタ端子とを覆う電磁リレーカバーであって、
    前記コネクタ端子が前記電磁リレーに装着された状態で、前記コネクタ端子を前記電磁リレーとの間で挟む本体部と、
    前記本体部の両端部から延びて設けられており、前記載置体に固定される複数の固定部とを備える
    ことを特徴とする電磁リレーカバー。
  2. 前記複数の固定部は、固定ねじにより前記コネクタ端子の挿抜方向で前記載置体に固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電磁リレーカバー。
  3. 前記複数の固定部は、前記固定ねじにより前記電磁リレーとともに前記載置体に固定される
    ことを特徴とする請求項2に記載の電磁リレーカバー。
  4. 前記本体部は、
    前記コネクタ端子の挿抜方向で前記コネクタ端子を前記電磁リレーとの間で挟む第1板部と、
    前記第1板部の両端から前記挿抜方向に延びて設けられており、前記挿抜方向と直交する一の方向で前記電磁リレーを挟み込む複数の第2板部とを有しており、
    前記複数の固定部は、前記複数の第2板部の先端部から延びて設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁リレーカバー。
  5. 前記電磁リレーは、前記一の方向の両面のうち少なくとも1つの面に設けられたロック爪を有しており、
    前記複数の固定部のうち少なくとも1つの固定部には、係止部が設けられており、
    前記係止部は、前記挿抜方向への前記本体部の移動を抑止するように前記ロック爪により係止される
    ことを特徴とする請求項4に記載の電磁リレーカバー。
  6. 前記複数の固定部のそれぞれは、前記載置体と、前記載置体に対向する前記電磁リレーの対向面との間に設けられており、前記コネクタ端子および前記電磁リレーを前記第1板部との間で挟み込む爪部を備える
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の電磁リレーカバー。
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