JP2017168285A - 挿入装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電池を電池保持部材の保持孔内に遊嵌状に挿入するにあたり、電池に電池保持部材が逆方向から当接しても、電池が破損するのを防止できる挿入装置を提供すること。【解決手段】挿入装置100は、電池10を挿入方向FAと直交する直交方向FCから把持する把持機構110と、把持機構110を電池保持部材20に対して挿入方向FAに相対的に移動させて、電池10を保持孔20h内に挿入する挿入機構120とを備える。把持機構110は、把持している電池10が把持機構110に対して挿入方向FAとは逆方向FBに移動可能な形態を有し、かつ、挿入時に電池10に電池保持部材20が逆方向FBに当接したときには、電池10が把持機構110に対して逆方向FBに移動可能に電池10を把持する構成とされている。【選択図】図6
Description
本発明は、複数の電池が電池保持部材の複数の保持孔にそれぞれ保持された電池モジュールを製造するにあたり、電池保持部材の保持孔内に電池を遊嵌状に挿入する挿入装置に関する。
複数の円筒型電池が電池保持部材の複数の保持孔にそれぞれ挿入され保持された電池モジュールが知られている。例えば特許文献1には、複数の円筒型電池が電池ホルダ(電池保持部材)の挿入部(保持孔)にそれぞれ挿入され保持された電池モジュールが記載されている(特許文献1の特許請求の範囲、図11等を参照)。
ところで、上述のような電池モジュールを製造するにあたり、挿入装置を用いて、円筒型電池を電池保持部材の保持孔に遊嵌状に挿入したい場合がある。即ち、挿入装置の把持機構によって円筒型電池を把持した後、挿入機構によって把持機構を円筒型電池の保持孔への挿入方向に移動させて、把持機構が把持している電池を保持孔内に挿入したい場合がある。
しかしながら、この挿入の際、円筒型電池が保持孔に対して位置ズレを生じると、円筒型電池が保持孔内に挿入されずに、電池保持部材に衝突することがある。すると、円筒型電池に大きな衝撃が加わり、電池が破損するおそれがある。
この問題を解決する方法として、円筒型電池に電池保持部材が挿入方向とは逆方向に当接したときに、この当接を検知して、挿入機構による円筒型電池の挿入を止める制御を行うことが考えられる。しかし、このような制御では、円筒型電池に電池保持部材が当接してから、挿入機構による円筒型電池の挿入を止めるまでの間に、円筒型電池が大きな衝撃を受けて破損することも考えられる。特に、円筒型電池の挿入を高速で行うほど、上記の制御では円筒型電池が破損し易くなるため、電池モジュールの生産性を向上させることが難しい。
この問題を解決する方法として、円筒型電池に電池保持部材が挿入方向とは逆方向に当接したときに、この当接を検知して、挿入機構による円筒型電池の挿入を止める制御を行うことが考えられる。しかし、このような制御では、円筒型電池に電池保持部材が当接してから、挿入機構による円筒型電池の挿入を止めるまでの間に、円筒型電池が大きな衝撃を受けて破損することも考えられる。特に、円筒型電池の挿入を高速で行うほど、上記の制御では円筒型電池が破損し易くなるため、電池モジュールの生産性を向上させることが難しい。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、電池を電池保持部材の保持孔内に遊嵌状に挿入するにあたり、位置ズレを生じて電池に電池保持部材が逆方向から当接しても、電池が破損するのを防止できる挿入装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、複数の保持孔を有する電池保持部材と、上記複数の保持孔にそれぞれ挿入され保持された複数の電池と、を備える電池モジュールを製造するにあたり、上記電池保持部材の上記保持孔内に上記電池を遊嵌状に挿入する
挿入装置であって、上記電池を、上記保持孔へ上記電池を挿入する挿入方向と直交する直交方向から把持する把持機構と、上記把持機構を上記電池保持部材に対して上記挿入方向に相対的に移動させて、上記把持機構が把持している上記電池を上記保持孔内に挿入する挿入機構と、を備え、上記把持機構は、把持している上記電池が上記把持機構に対して上記挿入方向とは逆方向に移動可能な形態を有し、かつ、挿入時に上記電池に上記電池保持部材が上記逆方向に当接したときには、上記電池が上記把持機構に対して上記逆方向に移動可能に上記電池を把持する構成とされた挿入装置である。
挿入装置であって、上記電池を、上記保持孔へ上記電池を挿入する挿入方向と直交する直交方向から把持する把持機構と、上記把持機構を上記電池保持部材に対して上記挿入方向に相対的に移動させて、上記把持機構が把持している上記電池を上記保持孔内に挿入する挿入機構と、を備え、上記把持機構は、把持している上記電池が上記把持機構に対して上記挿入方向とは逆方向に移動可能な形態を有し、かつ、挿入時に上記電池に上記電池保持部材が上記逆方向に当接したときには、上記電池が上記把持機構に対して上記逆方向に移動可能に上記電池を把持する構成とされた挿入装置である。
上述の挿入装置は、上述の構成とされた把持機構を有するので、電池が、保持孔に対し位置ズレを生じて、保持孔内に挿入されずに電池保持部材に当接した場合(電池に電池保持部材が挿入方向とは逆方向に当接した場合)には、電池は把持機構に対して逆方向に移動する。これにより、電池に大きな衝撃が加わるのを防止できるので、電池が破損するのを防止できる。従って、この挿入装置では、電池を保持孔内に遊嵌状に挿入するにあたり、位置ズレを生じて電池に電池保持部材が逆方向から当接しても、電池が破損するのを防止できる。
なお、電池モジュールを構成する「電池」としては、例えば、円筒型(円柱状)の電池や角型の電池が挙げられる。
また、「電池保持部材」としては、例えば、板状の保持部材本体に、これを貫通する形態に保持孔を設けた電池保持部材が挙げられる。また、内側に保持孔を有する筒状の電池保持部材や、内側に保持孔を有する筒状保持部が多数繋がった形態の電池保持部材が挙げられる。
「把持機構を電池保持部材に対して挿入方向に相対的に移動させる」手法としては、把持機構のみを電池保持部材に向けて挿入方向に移動させる手法や、電池保持部材のみを把持機構に向けて挿入方向とは逆方向に移動させる手法、把持機構を電池保持部材に向けて挿入方向に移動させると共に、電池保持部材を把持機構に向けて逆方向に移動させる手法が挙げられる。
また、「電池保持部材」としては、例えば、板状の保持部材本体に、これを貫通する形態に保持孔を設けた電池保持部材が挙げられる。また、内側に保持孔を有する筒状の電池保持部材や、内側に保持孔を有する筒状保持部が多数繋がった形態の電池保持部材が挙げられる。
「把持機構を電池保持部材に対して挿入方向に相対的に移動させる」手法としては、把持機構のみを電池保持部材に向けて挿入方向に移動させる手法や、電池保持部材のみを把持機構に向けて挿入方向とは逆方向に移動させる手法、把持機構を電池保持部材に向けて挿入方向に移動させると共に、電池保持部材を把持機構に向けて逆方向に移動させる手法が挙げられる。
更に、上記の挿入装置であって、前記複数の電池は、それぞれ、電池軸線を有する円筒状の円筒型電池であり、上記電池軸線に沿って前記電池保持部材の前記保持孔内に挿入されており、前記把持機構は、上記電池を上記電池軸線と直交する前記直交方向から把持し、前記挿入機構は、上記把持機構を上記電池軸線に沿って前記挿入方向に移動させる挿入装置とするのが好ましい。
上述の挿入装置では、円筒型電池をその電池軸線に沿って電池保持部材の保持孔内に挿入するにあたり、円筒型電池が位置ズレを生じて電池保持部材に当接しても、円筒型電池が破損するのを防止できる。
更に、上記のいずれかに記載の挿入装置であって、前記電池保持部材は、金属からなる挿入装置とすると良い。
電池保持部材が金属からなる場合、把持機構によって把持された電池に、電池保持部材が挿入方向とは逆方向に当接したときに、電池が破損し易い。これに対し、この挿入装置は、前述の把持機構を有するので、電池が位置ズレを生じて電池保持部材に当接した場合(電池に電池保持部材が逆方向に当接した場合)には、電池が把持機構に対して逆方向に移動する。これにより、電池保持部材が金属からなるにも拘わらず、電池に大きな衝撃が加わって電池が破損するのを防止できる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1に、本実施形態に係る電池モジュール1の斜視図を示す。また、図2に、円筒型電池10が電池保持部材20の保持孔20hに保持された状態の部分断面図を示す。なお、以下では、図1及び図2における上下方向を電池モジュール1の高さ方向GHとし、高さ方向GHの上方GSを電池モジュール1の上側、高さ方向GHの下方GKを電池モジュール1の下側として説明する。
この電池モジュール1は、ハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー、電気自動車などの車両に搭載される車載用の電池モジュールである。電池モジュール1は、複数(本実施形態では60個)の円筒型電池10と、電池保持部材20と、図示しない正極バスバ及び負極バスバ等から構成される。
この電池モジュール1は、ハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー、電気自動車などの車両に搭載される車載用の電池モジュールである。電池モジュール1は、複数(本実施形態では60個)の円筒型電池10と、電池保持部材20と、図示しない正極バスバ及び負極バスバ等から構成される。
このうち各々の円筒型電池10は、円筒状(円柱状)で密閉型のリチウムイオン二次電池(具体的には18650型のリチウムイオン二次電池)である。この円筒型電池10は、円筒状の電池ケースの内部に、帯状の正極板と帯状の負極板とを一対の帯状のセパレータを介して互いに重ねて円筒状に捲回した電極体(不図示)が非水電解液(不図示)と共に収容されてなる。円筒型電池10の電池軸線AXに沿う軸線方向(図2及び図1中、上下方向)の一方端(図2及び図1中、上方)には、電池内部で電極体の正極板と導通する凸状の正極端子部11が設けられている。一方、円筒型電池10の軸線方向の他方端(図2中、下方)に位置する電池ケースの底面部は、電池内部で電極体の負極板と導通する円板状の負極端子部13である。各々の円筒型電池10は、いずれも、正極端子部11を上方GSに、負極端子部13を下方GKに向けた状態で、互いに平行にかつ高さを揃えて、次述する電池保持部材20に保持されている。
電池保持部材20は、金属(具体的にはアルミニウム)からなる部材であり、複数(具体的には60個)の円筒状の保持孔20hを有する。これらの保持孔20hは、上方GS或いは下方GKから見て、千鳥格子状に4段15列に並んで配置されている。各々の保持孔20hは、孔軸線BXを有し、上方GSほど内径が大きいテーパ形状(円錐台状)を有する。保持孔20hの内径は、最も内径が小さい部分(下方GKの開口端)で、円筒型電池10の外径よりも0.4mm大きい。
各々の保持孔20hには、保持孔20hの孔軸線BXと円筒型電池10の電池軸線AXとが一致するようにして、円筒型電池10のうち負極端子部13側(図1及び図2中、下方)の一部がそれぞれ挿入されている。一方、円筒型電池10の正極端子部11側(図1及び図2中、上方)は、電池保持部材20から上方GSにそれぞれ突出している。円筒型電池10と保持孔20hとの隙間には、それぞれ接着剤21が充填されている。これにより、各々の円筒型電池10が、上方GS或いは下方GKから見て千鳥格子状に並んだ状態で、電池保持部材20に保持されている。これらの円筒型電池10の正極端子部11同士は、正極バスバ(不図示)によって、負極端子部13同士は、負極バスバ(不図示)によって電気的に接続される。
次いで、上記電池モジュール1の製造方法について説明する(図3〜図6参照)。まず、電池モジュール1の製造に用いる挿入装置100について説明する。この挿入装置100は、電池保持部材20の保持孔20h内に円筒型電池10を遊嵌状に挿入する装置である。挿入装置100は、把持機構110と挿入機構120とを備える。このうち把持機構110は、チャック111と、このチャック111を作動させるモータ、ギア(不図示)等を有し、チャック111で円筒型電池10を把持したり、チャック111から円筒型電池10を離すことができるにように構成されている。具体的には、チャック111は、円筒型電池10を、その電池軸線AXに直交する直交方向FC(図3〜図6中、左右方向)から把持する。円筒型電池10は、後述するように、電池軸線AXに沿って保持孔20h内に挿入されるので、この直交方向FCは、円筒型電池10を保持孔20h内に挿入する挿入方向FA(下方GK,図3〜図6中、下方)と直交する方向である。
この把持機構110は、把持している円筒型電池10が把持機構110に対して挿入方向FAとは逆方向FB(上方GS,図3〜図6中、上方)に移動可能な形態を有する。具体的には、把持機構110は、チャック111で円筒型電池10を把持した状態において、円筒型電池10の上方GSに把持機構110が存在しない形態とされている。このため、把持された円筒型電池10は、把持機構110に逆方向FBに当接することなく、逆方向FB(上方GS)に移動することが可能である。また、把持機構110のチャック111は、後述するように、円筒型電池10を電池保持部材20の保持孔20h内に挿入する際に、円筒型電池10に電池保持部材20が逆方向FBに当接したときには、円筒型電池10が把持機構110に対して逆方向FBに移動可能な把持力で、円筒型電池10を把持している。この把持力は、把持機構110のモータの駆動力を制御することによって調整する。
挿入機構120は、把持機構110に接続されたアーム121、このアーム121を作動させるモータ、ギア(不図示)等を有し、アーム121の先端に接続された把持機構110を、挿入方向FA(下方GK)、逆方向FB(上方GS)及びこれらに直交する水平方向に、3次元的に移動させることができるように構成されている。これにより、把持機構110を電池保持部材20に向けて挿入方向FA(下方GK)に移動させて、把持機構110が把持している円筒型電池10を保持孔20h内に挿入できる。また、本実施形態では、この挿入機構120は、電池1本当たり0.5秒という速い速度で、円筒型電池10を保持孔20h内に挿入できる。
次に、この挿入装置100を用いて、円筒型電池10を電池保持部材20の保持孔20h内に挿入する挿入工程について説明する。60個の円筒型電池10及び電池保持部材20を用意し、まず、図3に示すように、把持機構110のチャック111によって、円筒型電池10を直交方向FCから把持する。その後、挿入機構120によって把持機構110を移動させて、把持機構110で把持された円筒型電池10を電池保持部材20の保持孔20h内に挿入する。
具体的には、まず、円筒型電池10を把持している把持機構110を水平方向に移動させて、円筒型電池10の電池軸線AXと保持孔20hの孔軸線BXが一致するように、円筒型電池10を保持孔20hの真上に位置させる(図3参照)。その後、円筒型電池10を把持している把持機構110を、挿入方向FA(下方GK)に移動させて、図4に示すように、把持機構110で把持された円筒型電池10を保持孔20h内に遊嵌状に挿入する。その後は、チャック111から円筒型電池10を離した後、円筒型電池10は保持孔20hにそのまま残して、把持機構110のみを逆方向FB(上方GS)に移動させる。
その後は、上述のようにして、把持機構110で新たに円筒型電池10を把持し、この円筒型電池10を挿入機構120によって別の保持孔20h内に挿入する。これを操作を繰り返し行って、全部で60本の円筒型電池10をそれぞれ保持孔20h内に挿入する。
その後は、上述のようにして、把持機構110で新たに円筒型電池10を把持し、この円筒型電池10を挿入機構120によって別の保持孔20h内に挿入する。これを操作を繰り返し行って、全部で60本の円筒型電池10をそれぞれ保持孔20h内に挿入する。
ところで、円筒型電池10を保持孔20h内に挿入するにあたり、円筒型電池10が保持孔20hに対して水平方向に位置ズレを生じる場合がある。すると、図5に示すように、円筒型電池10が保持孔20h内に挿入されずに、円筒型電池10に電池保持部材20が逆方向FBに当接することがある。前述のように、把持機構110のチャック111は、円筒型電池10に電池保持部材20が逆方向FBに当接したときには、円筒型電池10が把持機構110に対して逆方向FBに移動可能な把持力で、円筒型電池10を把持している。このため、円筒型電池10に電池保持部材20が逆方向FBに当接すると、図6に示すように、円筒型電池10が把持機構110に対して逆方向FBに移動する。即ち、円筒型電池10が電池保持部材20に当接した状態のまま、把持機構110だけが所定の位置まで挿入方向FA(下方GK)に移動する。これにより、円筒型電池10に大きな衝撃が加わって円筒型電池10が破損するのを防止できる。
上述の挿入工程の後は、電池保持部材20の各々の保持孔20hと円筒型電池10との隙間に接着剤を注入して、各々の円筒型電池10をそれぞれ電池保持部材20に保持させる。その後は、電池保持部材20に保持された円筒型電池10同士を、図示しない正極バスバ及び負極バスバを用いて互いに電気的に接続する。かくして、電池モジュール1が完成する。
以上で説明したように、挿入装置100は、前述の構成とされた把持機構110を有するので、円筒型電池10が、保持孔20hに対し位置ズレを生じて、保持孔20h内に挿入されずに電池保持部材20に当接した場合(円筒型電池10に電池保持部材20が挿入方向FAとは逆方向FBに当接した場合)には、円筒型電池10は把持機構110に対して逆方向FBに移動する。これにより、円筒型電池10に大きな衝撃が加わるのを防止できるので、円筒型電池10が破損するのを防止できる。従って、この挿入装置100では、円筒型電池10を保持孔20h内に遊嵌状に挿入するにあたり、位置ズレを生じて円筒型電池10に電池保持部材20が逆方向FBから当接しても、円筒型電池10が破損するのを防止できる。
また、本実施形態では、電池保持部材20が金属からなる。これに対し、挿入装置100は、前述の把持機構110を有するので、円筒型電池10が位置ズレを生じて電池保持部材20に当接した場合には、円筒型電池10が把持機構110に対して逆方向FBに移動する。これにより、電池保持部材20が金属からなるにも拘わらず、円筒型電池10に大きな衝撃が加わって円筒型電池10が破損するのを防止できる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
1 電池モジュール
10 円筒型電池(電池)
11 正極端子部
13 負極端子部
20 電池保持部材
20h 保持孔
100 挿入装置
110 把持機構
120 挿入機構
FA 挿入方向
FB 逆方向
FC 直交方向
10 円筒型電池(電池)
11 正極端子部
13 負極端子部
20 電池保持部材
20h 保持孔
100 挿入装置
110 把持機構
120 挿入機構
FA 挿入方向
FB 逆方向
FC 直交方向
Claims (1)
- 複数の保持孔を有する電池保持部材と、上記複数の保持孔にそれぞれ挿入され保持された複数の電池と、を備える電池モジュールを製造するにあたり、
上記電池保持部材の上記保持孔内に上記電池を遊嵌状に挿入する
挿入装置であって、
上記電池を、上記保持孔へ上記電池を挿入する挿入方向と直交する直交方向から把持する把持機構と、
上記把持機構を上記電池保持部材に対して上記挿入方向に相対的に移動させて、上記把持機構が把持している上記電池を上記保持孔内に挿入する挿入機構と、を備え、
上記把持機構は、
把持している上記電池が上記把持機構に対して上記挿入方向とは逆方向に移動可能な形態を有し、かつ、
挿入時に上記電池に上記電池保持部材が上記逆方向に当接したときには、上記電池が上記把持機構に対して上記逆方向に移動可能に上記電池を把持する構成とされた
挿入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016052137A JP2017168285A (ja) | 2016-03-16 | 2016-03-16 | 挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2016052137A Pending JP2017168285A (ja) | 2016-03-16 | 2016-03-16 | 挿入装置 |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112018004774T5 (de) | 2017-09-01 | 2020-06-10 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Fahrzeug-Beleuchtungssystem, Fahrzeugsystem, Leuchteneinheit und Fahrzeugleuchte |
US11394075B2 (en) | 2018-05-30 | 2022-07-19 | Lg Energy Solution, Ltd. | Battery cell mounting apparatus and method therefor |
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2016
- 2016-03-16 JP JP2016052137A patent/JP2017168285A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE112018004774T5 (de) | 2017-09-01 | 2020-06-10 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Fahrzeug-Beleuchtungssystem, Fahrzeugsystem, Leuchteneinheit und Fahrzeugleuchte |
US11394075B2 (en) | 2018-05-30 | 2022-07-19 | Lg Energy Solution, Ltd. | Battery cell mounting apparatus and method therefor |
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