JP2017167842A - トランザクション制御システムおよびトランザクション制御方法 - Google Patents

トランザクション制御システムおよびトランザクション制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データベースとメッセージキューのステータスに不整合が生じる状況に対応し、効率的かつ的確な障害回復処理を可能とする。
【解決手段】トランザクション制御システム100において、通信装置105と、所定業務に関して装置間で授受される各電文に当該業務で一意の通番を付与し、当該電文をメッセージキューイングによって仲介処理するに際し、当該業務のトランザクションにて送信予定の電文に対する所定処理に伴い、当該業務に関して所定テーブルで管理する通番をインクリメントし、当該電文に関する情報をリカバリキューに格納し、当該システムでの障害発生に際し、テーブルで保持する通番とリカバリキューで保持する通番を照合し、その結果に応じて所定対応を行う演算装置104を含む構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、トランザクション制御システムおよびトランザクション制御方法に関するものであり、具体的には、データベースとメッセージキューのステータスに不整合が生じる状況に対応し、効率的かつ的確な障害回復処理を可能とする技術に関する。
証券の決済機関システムと、これに接続する証券会社/取引所のシステムとの間におい
て、チャネルの接続制御や電文の変換・中継といった処理を担うゲートウェイが存在する。 このゲートウェイは、上述の決済機関システム及び業務システムとの間で授受する電文をメッセージキューにより適宜に管理する。また、制御に必要な情報はデータベースに保持している。
こうしたメッセージキューイングに関連する従来技術としては、例えば、所定の業務を実行する業務システムであって、前記業務の実行を要求する要求情報であるメッセージを一時的に記憶するキューを複数のサーバが共用するクラスタ構成の業務システムにおいて、前記メッセージを入力するプログラムと、前記メッセージを管理するプログラムと、前記メッセージに従い業務を実行するプログラムとを保持する手段と、前記複数のサーバのうち特定のサーバに障害が発生したことを検知する手段と、前記障害が発生した特定のサーバが管理していた前記メッセージを前記複数のサーバのうち障害が発生していない特定のサーバが引き継ぐ手段とを有することを特徴とするクラスタ構成の業務システム(特許文献1参照)などが提案されている。
また、同じ名称の複数のキューからメッセージの取得を行う複数のノードを備えたクラスタ構成のメッセージキューイングシステムにおける障害時のキュー制御方法であって、障害ノードのキューと同じ名称のキューを持つノードが引継ぎノードとして前記障害ノードのメッセージ処理を引継ぎ、前記障害ノードが持つキューのメッセージを前記引継ぎノードが持つキューのメッセージと合わせて前記引継ぎノードの管理下に置く他ノードキュー情報取得制御ステップと、前記引継ぎノードのユーザアプリケーションからメッセージの取得要求があったとき、前記引継ぎノードの管理下にあるメッセージの中から取得したメッセージを前記ユーザアプリケーションに渡すメッセージ取得制御ステップとを備えることを特徴とする障害時におけるキュー制御方法(特許文献2参照)なども提案されている。
特開2007−133795号公報 特開2004−86543号公報
上述したゲートウェイにおいて、トランザクションの管理対象はメッセージキューおよびデータベースとなる。こうした構成においてシステム障害が発生した場合、データベースとメッセージキューの2つのトランザクションの間で整合性を保った回復処理を行う必要がある。
ところが、或るトランザクションに関して、例えば、データベースではコミットに成功し、メッセージキューではコミットに失敗した、という状況が生じた場合、問題が生じる
この場合、当該トランザクションに関し、データベースにおいては電文中継に成功したステータスを保持することになる。一方、メッセージキューでは、当該トランザクションに関して、コミット失敗に伴いロールバックして電文中継前のステータスに戻ることになる。
そのため、データベースとメッセージキューのステータスに不整合が生じる。またこの時、データベースはコミットされているため、データベースの機能を使用して自動的にロールバックすることはできない。
そこで本発明の目的は、データベースとメッセージキューのステータスに不整合が生じる状況に対応し、効率的かつ的確な障害回復処理を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明のトランザクション制御システムは、他装置とネットワークを介して通信する通信装置と、所定業務に関して所定装置間で授受される各電文に、当該業務で一意の通番を付与し、当該電文をメッセージキューイングによって仲介処理するに際し、当該業務のトランザクションにて送信予定の電文に対する所定処理の実行に伴い、当該業務に関して所定テーブルで管理する通番をインクリメントし、当該電文に関する情報をリカバリキューに格納する処理と、当該システムでの障害発生に際し、前記テーブルで保持する通番と前記リカバリキューで保持する通番とを照合し、当該照合の結果に応じて予め定めた所定対応を行う処理と、を実行する演算装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明のトランザクション制御方法は、他装置とネットワークを介して通信する通信装置を備えた情報処理システムが、所定業務に関して所定装置間で授受される各電文に、当該業務で一意の通番を付与し、当該電文をメッセージキューイングによって仲介処理するに際し、当該業務のトランザクションにて送信予定の電文に対する所定処理の実行に伴い、当該業務に関して所定テーブルで管理する通番をインクリメントし、当該電文に関する情報をリカバリキューに格納する処理と、当該システムでの障害発生に際し、前記テーブルで保持する通番と前記リカバリキューで保持する通番とを照合し、当該照合の結果に応じて予め定めた所定対応を行う処理と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、データベースとメッセージキューのステータスに不整合が生じる状況に対応し、効率的かつ的確な障害回復処理が可能となる。
本実施形態のトランザクション制御システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態におけるトランザクション制御システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の処理通番管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の通番管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の送信ステータス管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態のトランザクション制御方法のフロー例1を示す図である。 本実施形態のトランザクション制御方法のフロー例2を示す図である。
−−−ネットワーク構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態のトランザクション制御システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示すトランザクション制御システム100は、データベースとメッセージキューのステータスに不整合が生じる状況に対応し、効率的かつ的確な障害回復処理を可能とするコンピュータシステムである。
本実施形態のトランザクション制御システム100は、ネットワーク10を介し、業務システム200と証券決済機関システム300との間で、業務に係る電文を適宜に変換、仲介するゲートウェイである。このうち、業務システム200は、証券会社や機関投資家が、株式売買注文を行う際に用いるシステムである。また、証券決済機関システム300は、上述の証券会社や機関投資家の株式売買注文の決済処理を行うシステムである。
勿論、トランザクション制御システム100を適用するネットワーク構成は、本実施形態の例に限定されない。電文をメッセージキューイングで仲介するゲートウェイが含まれるネットワークで、メッセージキューとデータベースのトランザクション管理を行う構成であれば、いずれの構成でも適用出来る。
なお、上述のように、ゲートウェイたるトランザクション制御システム100と、業務システム200および証券決済機関システム300とは、それぞれにメッセージキューイングの仕組みによって電文をやりとりする。
このメッセージキューイングとは、装置間で電文を交換して連携動作させる際に、送信する電文をメッセージキューにいったん保管しておき、相手側の処理の完了を待つことなく次の処理を行う方式である。つまり、このメッセージキューイングの仕組みを導入したシステムであれば、送信側の装置は相手側の装置の都合に無関係に、電文をキュー領域に格納するだけで、確実にメッセージを送り届けることができる。一時的に装置間の通信環境が途絶するとしても、電文は確実に届く。
このため、業務システム200、当該トランザクション制御システム100、および、証券決済機関システム300のそれぞれは、受信用メッセージキューと送信用メッセージキューを各自の記憶装置にて有している。
このうち、業務システム200が有するものは、請求経路向け送信用メッセージキュー250と通知経路向け受信用メッセージキュー251である。また、トランザクション制御システム100が有するものは、受信用メッセージキュー150と送信用メッセージキュー155である。同様に、証券決済機関システム300が有するものは、請求経路向け受信用メッセージキュー350と通知経路向け送信用メッセージキュー351である。
更に、トランザクション制御システム100における受信用メッセージキュー150と送信用メッセージキュー155は、それぞれ請求経路向けの受信用メッセージキュー151と送信用メッセージキュー156、通知経路向けの受信用メッセージキュー152と送信用メッセージキュー157、が存在する。
なお、請求経路とは、業務システム200から証券決済機関システム300に宛てた決済要求に伴う電文の処理経路であり、業務システム200から送信された電文を当該トランザクション制御システム100で取得・変換し、証券決済機関システム300に向けた送信用のメッセージキューにPUTする際の一連の経路である。
また、通知経路とは、証券決済機関システム300から業務システム200に宛てた決
済結果の通知に伴う電文の処理経路であり、証券決済機関システム300から得た電文を当該トランザクション制御システム100で取得・変換し、業務システム200に向けた送信用のメッセージキューにPUTする際の一連の経路である。
また、本実施形態のトランザクション制御システム100は、上述のキューの他に、各請求経路向けのリカバリキュー160、161も保持している。このリカバリキュー160、161は、通番管理テーブル126で通番をインクリメントした、当該業務のトランザクションにおける電文の情報を格納するキューである。
また、各送信用メッセージキューには、特に図示しないが、伝送キューが付帯しており、更にこの伝送キューを介して、証券決済機関システム300または業務システム200に送信する電文をPUTするものとする。
−−−ハードウェア構成−−−
また、トランザクション制御システム100のハードウェア構成は図2に示す如くとなる。本実施形態のトランザクション制御システム100は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置104、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置105、を備える。
なお、記憶装置101またはメモリ103には、本実施形態のトランザクション制御システム100として必要な機能を実装する為のプログラム102の他、処理通番管理テーブル125、通番管理テーブル126、および送信ステータス管理テーブル127が格納されたデータベース110を保持する。これらテーブルの具体的な構成については後述する。
また、記憶装置101ないしメモリ103における所定の記憶領域には、業務システム200および証券決済機関システム300との間でやりとりする電文を、一旦格納するためのメッセージキューが確保されている。
−−−データ構造例−−−
続いて、本実施形態のトランザクション制御システム100が用いるテーブルについて説明する。図3に、本実施形態における処理通番管理テーブル125の一例を示す。
本実施形態の処理通番管理テーブル125は、ゲートウェイたるトランザクション制御システム100が各業務のトランザクションに関し、電文を取得・処理した履歴を管理するテーブルである。この処理通番管理テーブル125で履歴管理の対象となる電文は、トランザクション制御システム100でのフォーマット変換等の所定処理に成功したか否かに関わらず、全ての電文が対象となる。
そのデータ構造は、業務システム200から決済要求を受けた該当業務(のトランザクション)を一意に特定する業務IDをキーとして、経路種別、および処理通番といったデータから成るレコードの集合体である。
このうち経路種別は、当該業務のトランザクションが、電文を業務システム200ないし証券決済機関システム300に向け送信する経路(すなわち送信経路)か、当該電文を業務システム200ないし証券決済機関システム300から受信する経路(すなわち受信経路)、のいずれに対応するか示す値である(図1も併せて参照)。
また、処理通番は、当該業務のトランザクションに関して当該電文をメッセージキューから取得(GET)した際に、トランザクション制御システム100がインクリメントする通番である。従って、トランザクション制御システム100が、メッセージキューから該当業務の電文を取得するごとに1つ値が大きくなる。
また図4に、本実施形態の通番管理テーブル126の一例を示す。本実施形態の通番管理テーブル126は、トランザクション制御システム100が各業務のトランザクションに関して電文を取得・処理した際に、フォーマット変換等の所定処理に成功した場合の履歴を管理するテーブルである。
そのデータ構造は、上述の処理通番管理テーブル125と共通する業務IDをキーとして、経路種別、送信日付、請求経路の管理通番、および通知経路の管理通番といったデータから成るレコードの集合体である。
このうち、送信日付は当該業務のトランザクションにおいて、送信用のメッセージキューに、直近で当該電文を格納(PUT)した日付となる。
また、請求経路の管理通番は、業務システム200から証券決済機関システム300に宛てた決済要求に伴う電文を、当該トランザクション制御システム100で取得・変換し、証券決済機関システム300に向けた送信用のメッセージキューにPUTする一連のトランザクションでの通番である。
また、通知経路の管理通番は、証券決済機関システム300から業務システム200に宛てた決済結果の通知に伴う電文を、当該トランザクション制御システム100で取得・変換し、業務システム200に向けた送信用のメッセージキューにPUTする一連のトランザクションでの通番である。
また図5に、本実施形態の送信ステータス管理テーブル127の一例を示す。本実施形態の送信ステータス管理テーブル127は、上述の通番管理テーブル126で処理の履歴を管理しているトランザクションに関して、受信用のメッセージキューから当該電文をGETした時点(仕掛中)と、当該電文を処理して送信用のメッセージキューにPUTした時点(送信済)とで、当該電文のメッセージキューでのコミット状況を管理するテーブルである。
そのデータ構造は、上述の処理通番管理テーブル125および通番管理テーブル126と共通する業務IDをキーとして、経路種別、送信ステータス、およびリカバリ情報といったデータから成るレコードの集合体である。
このうち、送信ステータスは、上述のGET事象に応じた「仕掛中」とPUT事象に応じた「送信済」のいずれかの値となる。また、リカバリ情報は、上述のPUT処理に先立ち、当該業務のトランザクションに関して通番管理テーブル126で保持している情報を格納したものである。
−−−フロー例1−−−
以下、本実施形態におけるトランザクション制御方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明するトランザクション制御方法に対応する各種動作は、トランザクション制御システム100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図6は、本実施形態におけるトランザクション制御方法のフロー例1を示す図である。ここでは、ゲートウェイたるトランザクション制御システム100が実行する、通常の処理フローについて説明する。一方、障害発生に伴う処理についてはフロー例2で示すものとする。
例えば、業務システム200から決済要求の電文が、請求経路たるチャネルを介して、請求経路の受信用メッセージキュー151に格納されたとする。こうしたチャネルを介した電文の授受自体は既存のメッセージキューイング技術を適宜に採用する。この場合、トランザクション制御システム100は、当該受信用メッセージキューでの電文格納事象に伴い、当該業務システム200の決済要求業務に関するトランザクションを開始する(s100)。ここで開始するトランザクションは、受信用メッセージキュー150、送信用メッセージキュー155、およびデータベース110の更新管理に関するトランザクションである。
次にトランザクション制御システム100は、上述の受信用メッセージキュー151から電文をGETする(s101)。
また、トランザクション制御システム100は、当該業務のトランザクションに関して、処理通番管理テーブル125、通番管理テーブル126、および送信ステータス管理テーブル127の各テーブルが現時点で保持する情報を抽出し、当該情報を、送信ステータス管理テーブル127の当該レコードのリカバリ情報欄に格納する(s102)。
続いてトランザクション制御システム100は、当該業務のトランザクションに関して、処理通番管理テーブル125の当該レコードの処理通番をインクリメントする(s103)。
またトランザクション制御システム100は、当該電文に対して、証券決済機関システム300向けの電文フォーマットに変換する処理を実行して、当該業務のトランザクションに関して、通番管理テーブル126の当該レコードの処理通番をインクリメントする(s104)。ここでは、上述の変換処理に成功する形態を想定してフローを説明するものとする。
次にトランザクション制御システム100は、当該業務のトランザクションに関して、送信ステータス管理テーブル127の送信ステータス欄を「仕掛中」に更新する(s105)。
また、トランザクション制御システム100は、上述のs104で通番管理テーブル126の処理通番をインクリメントした対象電文に関して、処理通番と共に業務、経路種別、といった情報を、(この場合は請求経路向けの)リカバリキュー160に格納する(106)。
また、トランザクション制御システム100は、当該電文を、請求経路向け送信用メッセージキュー156にPUTする(s107)。
トランザクション制御システム100は、上述のPUTの実行に伴い、データベース110に関するトランザクションをコミットする(s108)。また同様に、トランザクション制御システム100は、メッセージキュー150、155に関するトランザクションをコミットする(s109)。トランザクションとは、当該トランザクションの「開始」処理から「コミット/ロールバック」処理に至る間の、データベース110およびメッセ
ージキュー150、155に対する複数の操作が全て完了(「コミット」)するか、全てキャンセル(「ロールバック」)されることを保証するものである。よって、コミットとは、当該トランザクションがコミットされると、データベース110およびメッセージキュー150、155に加えられた更新内容が恒久的なものとなる。
上述のコミットを実行したトランザクション制御システム100は、当該業務に関して新たなトランザクションとして、送信ステータス管理テーブル127の更新業務を開始する(s110)。
この場合、トランザクション制御システム100は、送信ステータス管理テーブル127の当該業務に関する送信ステータス欄を「送信済」に更新する(s111)。
また、トランザクション制御システム100は、上述の送信ステータス欄の更新に伴い、当該トランザクションに関してコミットし(s112)、処理を終了する。
−−−フロー例2−−−
次に、当該トランザクション制御システム100にて障害が発生した場合の対応処理について図に基づき説明する。図7は、本実施形態におけるトランザクション制御方法のフロー例2を示す図である。
この場合、トランザクション制御システム100は、自身が或いは他装置が備える障害監視機能から、障害発生の通知を受けたとする(s200)。
トランザクション制御システム100は、この通知を受けた時点が、上述のフロー例1のうち、s100〜s108の間であった場合(s201:y)、メッセージキュー150、155に関してロールバック処理を実行する(s202)。また同様に、トランザクション制御システム100は、データベース110に関してロールバック処理を実行する(s203)。こうしたロールバックは、従来のロールバックと同様、当該トランザクション開始前の状態に関する情報(例:送信ステータス管理テーブル127のリカバリ情報)に基づくリストア処理となる。
一方、上述の通知を受けた時点が、上述のフロー例1のうち、s108〜s112の間であった場合(s201:n)、トランザクション制御システム100は、通番管理テーブル126で当該業務のトランザクションに関して保持する処理通番と、リカバリキュー160で保持する情報が示す処理通番とを照合する(s204)。
上述の照合の結果、通番管理テーブル126で保持する処理通番がリカバリキュー160で保持する処理通番より大きいことが判明した場合(s205:大)、トランザクション制御システム100は、送信ステータス管理テーブル127で当該業務のトランザクションに関して保持するリカバリ情報に基づいて、データベース110に含まれる各テーブル125〜127をロールバックし(s206)、当該フローを終了する。
この処理は、上述のデータベース110において当該トランザクションをコミットしたタイミング(s108)から、メッセージキュー150、155において当該トランザクションをコミット(s109)するまでの間に、当該トランザクション制御システム100(ゲートウェイ)に何らかの障害が発生した状況に対応したものとなる。
こうした状況は、障害発生に応じてメッセージキュー150、155においてロールバックが生じて当該トランザクションの開始時まで処理通番が戻されている一方、データベース110においてはロールバックが生じておらず、処理通番は最新のステータスのまま
、という状況である。つまり、データベース110とメッセージキュー150、155のステータスに不整合が生じた状況である。当該トランザクション制御システム100は、こうした状況において、データベース110に関してロールバックを実行し、そのステータスを、メッセージキュー150、155におけるステータスと一致させることとなる。
一方、上述の照合の結果、通番管理テーブル126で保持する処理通番とリカバリキュー160で保持する処理通番とが一致した場合(s205:一致)、トランザクション制御システム100は、送信ステータス管理テーブル127において当該業務のトランザクションに関して保持する送信ステータスを「送信済」に更新し(s207)、当該フローを終了する。
この場合、上述のデータベース110およびメッセージキュー150、155の各々において当該トランザクションがコミットした後に障害が発生した状況に対応し、当該トランザクションに関する送信ステータスを更新する対応のみ実行し、ロールバック等の処理を回避可能である。
他方、上述の照合の結果、通番管理テーブル126で保持する処理通番がリカバリキュー160で保持する処理通番より小さいことが判明した場合(s205:小)、トランザクション制御システム100は、所定のエラー通知を、システム管理者用の端末など所定装置に出力し(s208)、当該フローを終了する。
この状況は、通常の障害では起こりえない状況であるため、その旨をシステム管理者等に迅速かつ確実に通知し、ひいては、効率的かつ的確な障害回復処理を可能とする。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、データベースとメッセージキューのステータスに不整合が生じる状況に対応し、効率的かつ的確な障害回復処理が可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態のトランザクション制御システムにおいて、前記演算装置は、前記業務のトランザクション開始時に当該業務の電文に関して保持している情報をリカバリ情報として記憶装置に格納する処理を更に実行し、前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番が前記リカバリキューで保持する通番より大きいことが判明した場合、前記記憶装置で保持するリカバリ情報に基づいて、前記テーブルをロールバックするものであるとしてもよい。
この場合、上述のテーブルにおいて当該トランザクションをコミットしたタイミングから、メッセージキューにおいて当該トランザクションをコミットするまでの間に、当該システム(ゲートウェイ)に何らかの障害が発生した状況に対応可能となる。こうした状況は、障害発生に応じてメッセージキューにおいてロールバックが生じて当該トランザクションの開始時まで通番等のステータスが戻されている一方、テーブルにおいてはロールバックが生じておらず通番等は最新のステータスのまま、という状況である。つまり、テーブル(を格納したデータベース)とメッセージキューのステータスに不整合が生じた状況である。当該トランザクション制御システムは、こうした状況において、テーブルに関してロールバックを実行し、そのステータスを、メッセージキューにおけるステータスと一致させることが可能となる。従って、効率的かつ的確な障害回復処理が可能となる。
また、本実施形態のトランザクション制御システムにおいて、前記演算装置は、前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番と前記リカバリキューで保持する通番とが
一致した場合、前記テーブルにおいて当該トランザクションに関して保持するステータスを電文送信済に更新するものである、としてもよい。
この場合、上述のテーブルおよびメッセージキューの各々において当該トランザクションがコミットした後に障害が発生した状況に対応し、当該トランザクションに関する送信ステータスを更新する対応のみ実行し、ロールバック等の処理を回避可能である。ひいては、効率的かつ的確な障害回復処理が可能となる。
また、本実施形態のトランザクション制御システムにおいて、前記演算装置は、前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番が前記リカバリキューで保持する通番より小さいことが判明した場合、所定のエラー通知を所定装置に出力するものであるとしてもよい。
この状況は、通常の障害では起こりえない状況であるため、その旨をシステム管理者等に迅速かつ確実に通知し、ひいては、効率的かつ的確な障害回復処理を可能とする。
本実施形態のトランザクション制御方法において、前記情報処理システムが、前記業務のトランザクション開始時に当該業務の電文に関して保持している情報をリカバリ情報として記憶装置に格納する処理を更に実行し、前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番が前記リカバリキューで保持する通番より大きいことが判明した場合、前記記憶装置で保持するリカバリ情報に基づいて、前記テーブルをロールバックするとしてもよい。
本実施形態のトランザクション制御方法において、前記情報処理システムが、前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番と前記リカバリキューで保持する通番とが一致した場合、前記テーブルにおいて当該トランザクションに関して保持するステータスを電文送信済に更新するとしてもよい。
本実施形態のトランザクション制御方法において、前記情報処理システムが、前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番が前記リカバリキューで保持する通番より小さいことが判明した場合、所定のエラー通知を所定装置に出力するとしてもよい。
10 ネットワーク
100 トランザクション制御システム
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
110 データベース
125 処理通番管理テーブル
126 通番管理テーブル
127 送信ステータス管理テーブル
150 受信用メッセージキュー
151 (請求経路向け)受信用メッセージキュー
152 (通知経路向け)受信用メッセージキュー
155 送信用メッセージキュー
156 (請求経路向け)送信用メッセージキュー
157 (通知経路向け)送信用メッセージキュー
160 (請求経路向け)リカバリキュー
161 (通知経路向け)リカバリキュー
200 業務システム
250 (請求経路向け)送信用メッセージキュー
251 (通知経路向け)受信用メッセージキュー
300 証券決済機関システム
350 (請求経路向け)受信用メッセージキュー
351 (通知経路向け)送信用メッセージキュー

Claims (8)

  1. 他装置とネットワークを介して通信する通信装置と、
    所定業務に関して所定装置間で授受される各電文に、当該業務で一意の通番を付与し、当該電文をメッセージキューイングによって仲介処理するに際し、当該業務のトランザクションにて送信予定の電文に対する所定処理の実行に伴い、当該業務に関して所定テーブルで管理する通番をインクリメントし、当該電文に関する情報をリカバリキューに格納する処理と、当該システムでの障害発生に際し、前記テーブルで保持する通番と前記リカバリキューで保持する通番とを照合し、当該照合の結果に応じて予め定めた所定対応を行う処理と、を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とするトランザクション制御システム。
  2. 前記演算装置は、
    前記業務のトランザクション開始時に当該業務の電文に関して保持している情報をリカバリ情報として記憶装置に格納する処理を更に実行し、
    前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番が前記リカバリキューで保持する通番より大きいことが判明した場合、前記記憶装置で保持するリカバリ情報に基づいて、前記テーブルをロールバックするものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のトランザクション制御システム。
  3. 前記演算装置は、
    前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番と前記リカバリキューで保持する通番とが一致した場合、前記テーブルにおいて当該トランザクションに関して保持するステータスを電文送信済に更新するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のトランザクション制御システム。
  4. 前記演算装置は、
    前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番が前記リカバリキューで保持する通番より小さいことが判明した場合、所定のエラー通知を所定装置に出力するものである、 ことを特徴とする請求項1に記載のトランザクション制御システム。
  5. 他装置とネットワークを介して通信する通信装置を備えた情報処理システムが、
    所定業務に関して所定装置間で授受される各電文に、当該業務で一意の通番を付与し、当該電文をメッセージキューイングによって仲介処理するに際し、当該業務のトランザクションにて送信予定の電文に対する所定処理の実行に伴い、当該業務に関して所定テーブルで管理する通番をインクリメントし、当該電文に関する情報をリカバリキューに格納する処理と、
    当該システムでの障害発生に際し、前記テーブルで保持する通番と前記リカバリキューで保持する通番とを照合し、当該照合の結果に応じて予め定めた所定対応を行う処理と、
    を実行することを特徴とするトランザクション制御方法。
  6. 前記情報処理システムが、
    前記業務のトランザクション開始時に当該業務の電文に関して保持している情報をリカバリ情報として記憶装置に格納する処理を更に実行し、
    前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番が前記リカバリキューで保持する通番より大きいことが判明した場合、前記記憶装置で保持するリカバリ情報に基づいて、前記テーブルをロールバックする、
    ことを特徴とする請求項5に記載のトランザクション制御方法。
  7. 前記情報処理システムが、
    前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番と前記リカバリキューで保持する通番とが一致した場合、前記テーブルにおいて当該トランザクションに関して保持するステータスを電文送信済に更新する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のトランザクション制御方法。
  8. 前記情報処理システムが、
    前記通番の照合の結果、前記テーブルで保持する通番が前記リカバリキューで保持する通番より小さいことが判明した場合、所定のエラー通知を所定装置に出力する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のトランザクション制御方法。
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