JP2017167249A - 演奏装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撥弦楽器の演奏感を得ながら歌唱音の歌詞および旋律を入力することが可能な演奏装置を提供する。【解決手段】演奏操作部1は、ネックおよび弦を備えたギター等の撥弦楽器を模した構成を有し、ボディ11、ネック12、ヘッド13、複数の弦14および操作部15を備える。ボディ11から一方向に延びるようにネック12が設けられる。複数の弦14は、ネック12の一面上において互いに並列にネック方向Lに延びるように配置される。複数の弦14の他端の近傍において、ボディ11の一面に操作部15が設けられる。ユーザは、一方の手でネック12を把持しつつ弦14を操作し、他方の手で操作部15を操作する。ネック12上での弦14の操作により歌唱音の旋律を構成する音高が指定され、操作部15の操作により歌唱音の歌詞を構成する文字が指定される。【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザにより操作される演奏装置に関する。
音声合成技術により歌唱音を合成する装置およびアプリケーションソフトウェアが広く用いられている。非特許文献1記載のポケットミク(登録商標)においては、模擬的に設けられた鍵盤にスタイラスを接触させることによって音高を指定することができる。また、ボタンの操作によって「あ」、「い」、「う」、「え」および「お」のうち1つの文字を指定することができる。指定された音高および文字に基づいて歌唱音が合成され、その歌唱音が出力される。
"歌うキーボードポケット・ミク|大人の科学.net"、[online]、株式会社学研プラス、[平成28年2月23日検索]、インターネット<URL:http://otonanokagaku.net/nsx39/>
上記のポケットミクの操作では、実際の楽器の演奏感を得にくい。歌唱音の歌詞および旋律を入力可能な装置として、鍵盤楽器を模した装置は存在する。しかしながら、幅広いユーザの要望を満たすため、他の楽器の演奏感を得ながら歌唱音の歌詞および旋律を入力することが可能な装置が求められる。
本発明の目的は、撥弦楽器の演奏感を得ながら歌唱音の歌詞および旋律を入力することが可能な演奏装置を提供することである。
本発明に係る演奏装置は、ボディと、ボディから一方向に延びるネックと、ネック上で一方向に延び、歌唱音における歌詞を構成する文字および歌唱音における旋律を構成する音高の一方を指定するためにユーザの一方の手により操作される弦と、ボディに設けられ、文字および音高の他方を指定するためにユーザの他方の手により操作される操作部とを備える。
この演奏装置においては、ユーザの一方の手によりネック上に設けられた弦が操作され、他方の手によりボディに設けられた操作部が操作される。弦の操作により文字および音高の一方が指定され、操作部の操作により文字および音高の他方が指定される。これにより、ユーザは、撥弦楽器の演奏感を得ながら歌唱音の歌詞および旋律を入力することができる。
操作部は、文字として複数の母音をそれぞれ指定するための複数の母音操作子と、文字として撥音を指定するための撥音操作子とを含んでもよい。この場合、ユーザは、母音および撥音により構成される歌詞を入力することができる。
複数の母音操作子は、母音としての「ア」、「イ」、「ウ」、「エ」および「オ」にそれぞれ対応しかつ他方の手の5本の指が同時に接触可能な5つの位置にそれぞれ設けられた5つの母音操作子を含んでもよい。この場合、ユーザは他方の手を大きく移動させることなく、5つの母音操作子を操作することができる。それにより、5つの母音の指定を容易にかつ高速で行うことができる。したがって、効率よく歌詞を入力することができる。
撥音操作子は、5本の指が5つの母音操作子上に位置する状態で5本の指の少なくとも1本の指と重なる位置に設けられてもよい。この場合、ユーザは、5本の指を大きく移動させることなく、5つの母音操作子および撥音操作子を操作することができる。それにより、5つの母音の指定とともに撥音の指定を容易にかつ高速で行うことができる。
演奏装置は、ネックと弦との間に一方向に並ぶように配置される複数の電極と、複数の電極と弦との電気的接続を検出することにより、弦の操作を検出する検出手段とをさらに備えてもよい。この場合、ネック上での一方向における弦の操作位置に基づいて、文字または音高が指定される。それにより、ユーザは、撥弦楽器におけるネック上での操作感を得ることができる。
演奏装置は、一方の手がネックを把持する状態で一方の手が接触可能な位置、および他方の手が操作部上に位置する状態で他方の手が接触可能な位置の少なくとも一方に設けられた接地電極をさらに備えてもよい。この場合、弦または操作部の操作時に一方の手または他方の手を常に接地電極に接触させることができる。それにより、皮膚インピーダンスによる操作の誤検出が防止される。
演奏装置は、操作部および弦の操作により指定された文字および音高に基づいて、歌唱音を表す歌唱音データを生成する生成手段をさらに備えてもよい。この場合、入力された歌詞および旋律に対応する歌唱音データを生成することができる。
生成手段は、弦が操作されつつ操作部が操作されることにより、指定された文字および音高に対応する歌唱音データを生成してもよい。この場合、ユーザの左右の手で弦および操作部が同時に操作されることによって歌唱音データが生成される。これにより、撥弦楽器の演奏感がより高まる。
本発明によれば、撥弦楽器の演奏感を得ながら歌唱音の歌詞および旋律を入力することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る演奏装置の構成を示す模式図である。 演奏操作部を保持するユーザを示す図である。 制御部の機能的な構成を示すブロック図である。 ネックおよび弦の詳細な構成について説明するための図である。 弦の操作について説明するための模式的側面図である。 操作部の拡大平面図である。 右手による操作部の操作について説明するための模式的平面図および模式的側面図である。 演奏操作部の操作例について説明するための図である。 歌唱音出力処理の一例を示すフローチャートである。 検出電極の他の配置例を示す図である。 歌詞操作子の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る演奏装置について図面を用いて詳細に説明する。
(1)演奏装置の構成
図1は、本発明の実施の形態に係る演奏装置の構成を示す模式図である。図1の演奏装置100は、演奏操作部1、操作検出部21,22、制御部3、記憶部4および出力部5を備える。演奏操作部1は、ネックおよび弦を備えたギター等の撥弦楽器(以下、ギター系撥弦楽器と呼ぶ。)を模した構成を有し、ボディ11、ネック12、ヘッド13、複数の弦14および操作部15を備える。ギター系撥弦楽器は、エレクトリックギターおよびエレクトリックベース等の電子楽器も含む。本例において、演奏操作部1は、エレクトリックベースを模した構成を有し、4本の弦14を有する。ボディ11は所定の形状および厚みを有し、ボディ11から一方向に延びるようにネック12が設けられる。以下、ネック12の長さ方向をネック方向Lと呼ぶ。
ネック12の一面上には複数のフレット12aがネック方向Lに並ぶように設けられる。本例において、各フレット12aの配置は、エレクトリックベースの各フレットの配置と対応しており、ヘッド13に近いほど隣り合うフレット12aの間隔は大きい。ネック12の先端部にヘッド13が設けられる。複数の弦14は、ネック12の一面上において互いに並列にネック方向Lに延びるように配置される。各弦14の一端はヘッド13に固定され、他端はボディ11の一面に固定される。複数の弦14の他端の近傍において、ボディ11の一面に操作部15が設けられる。操作部15の近傍において、ボディ1の外周に沿うように接地電極GR1が設けられる。
ユーザは、演奏操作部1を保持して弦14および操作部15の操作を行う。図2は、演奏操作部1を保持するユーザの状態を示す図である。図2に示すように、ユーザは、一方の手(本例では左手)でネック12を把持しつつ弦14を操作し、他方の手(本例では右手)で操作部15を操作する。他方の手は、操作部15上に位置するとともに接地電極GR1に接触する。ネック12上での弦14の操作により歌唱音の旋律を構成する音高が指定され、操作部15の操作により歌唱音の歌詞を構成する文字(以下、歌唱文字と呼ぶ)が指定される。歌詞は、歌唱に用いられる文字列であり、言語的に意味を有する文字列に限らず、ハミングまたはスキャット等に用いられる言語的に意味を有さない文字列も含む。弦14および操作部15の操作については後述する。
図1の操作検出部21は、ユーザによる弦14の操作を検出し、操作検出部22は、ユーザによる操作部15の操作を検出する。検出された弦14および操作部15の操作を示す操作信号が制御部3に与えられる。操作検出部21および操作検出部22の少なくとも一方は、演奏操作部1と一体的に設けられてもよい。
制御部3は、CPU(中央演算処理装置)3a、ROM(リードオンリメモリ)3bおよびRAM(ランダムアクセスメモリ)3cを含む。ROM3bは、例えば不揮発性メモリからなり、システムプログラムおよび歌唱音出力プログラム等のコンピュータプログラムを記憶する。RAM3cは、例えば揮発性メモリからなり、CPU3aの作業領域として用いられるとともに、各種データを一時的に記憶する。CPU3aは、ROM3bに記憶された歌唱音出力プログラムをRAM3c上で実行することにより後述の歌唱音出力処理を行い、歌唱音データを合成する。
記憶部4は、ハードディスク、光学ディスク、磁気ディスクまたはメモリカード等の記憶媒体を含む。記憶部4には、歌唱音データの合成に用いられる音声素片データ群が記憶される。音声素片データ群は、種々の音声素片のサンプリング波形を表す複数の音声素片データを含む。上記の歌唱音出力プログラムが記憶部4に記憶されてもよい。出力部5は、デジタルアナログ(D/A)変換回路、増幅器およびスピーカを含み、合成された歌唱音データに基づく歌唱音を発生する。制御部3および記憶部4は、演奏操作部1と一体的に設けられてもよい。同様に、出力部5は、演奏操作部1と一体的に設けられてもよい。
図3は、制御部3の機能的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、制御部3は、音高受付部31、歌唱文字受付部32、判定部33、歌唱音合成部34および出力制御部35を含む。音高受付部31は、図1の操作検出部21から与えられる操作信号に基づいて、弦14の操作による音高の指定を受け付ける。歌唱文字受付部32は、図1の操作検出部22から与えられる操作信号に基づいて、操作部15の操作による歌唱文字の指定を受け付ける。判定部33は、指定された音高および歌唱文字のうち、出力すべき歌唱音に対応する音高および歌唱文字を判定する。歌唱音合成部34は、指定された音高および歌唱文字に基づいて、歌唱音を表す歌唱音データを合成する。具体的には、指定された歌唱文字に対応する1または複数の音声素片データが音声素片データ群から抽出され、指定された音高に対応するように各音声素片データの音高が調整される。その1または複数の音声素片データから歌唱音データが合成される。出力制御部35は、合成された歌唱音データに基づいて出力部5を制御する。
図1のCPU3aがROM3bまたは記憶部4に記憶された歌唱音出力プログラムを実行することにより、音高受付部31、歌唱文字受付部32、判定部33、歌唱音合成部34および出力制御部35が実現される。これらの機能部は、電子回路等のハードウエアにより実現されてもよい。
(2)弦の操作
図4は、ネック12および複数の弦14の詳細について説明するための図である。図4(a)はネック12の一面を示し、図4(b)はネック12の他面(裏面)を示す。図4(a)に示すように、ネック12の一面には、ネック方向Lに並ぶように複数の検出電極OEが配置される。各検出電極OEは、隣り合うフレット12aの間において、複数の弦14と重なるように延びる。複数の弦14および複数の検出電極OEによりマトリクス回路が形成される。複数の弦14および複数の検出電極OEは、それぞれ図1の操作検出部21に接続される。図4(b)に示すように、ネック12の他面には、接地電極GR2が設けられる。ユーザが一方の手(例えば左手)によってネック12を把持すると、ユーザの一方の手が接地電極GR2と接触する。複数の検出電極OEは、複数の音高にそれぞれ対応する。
図5は、弦14の操作について説明するための模式的側面図である。図5(a)および図5(b)には、1本の弦14および1つの検出電極OEが示される。図5(a)に示すように、ユーザが弦14を操作していない状態では、検出電極OEと弦14とが互いに離間している。図5(b)に示すように、ユーザは、指Fで弦14を押下することにより、弦14を検出電極OEに接触させる。弦14が検出電極OEに接触すると、弦14と検出電極OEとが電気的に接続される。図1の操作検出部21は、複数の弦14と複数の検出電極OEとの間における電気的接続を検出することにより、押弦位置を特定する。押弦位置は、いずれかの弦14における操作位置を表し、1つの弦14および1つの検出電極OEに対応する。1つの押弦位置に、1つの音高が対応付けられる。図2の音高受付部21は、特定された押弦位置に対応する音高の指定を受け付ける。
例えば、演奏操作部1において各音高を指定するときの押弦位置は、ギター系撥弦楽器において各音高を発生させるときの押弦位置と対応する。具体的には、共通の弦14に対応しかつ互いに異なる検出電極OEに対応する複数の押弦位置に関して、隣り合う2つの押弦位置に対応する音高は半音異なる。また、最もヘッド13に近い押弦位置に対応する音高が最も低く、ボディ11に近づくにつれて各押弦位置に対応する音高が半音ずつ高くなる。一方、共通の検出電極OEに対応しかつ互いに異なる弦14に対応する複数(本例では4つ)の押弦位置に関して、隣り合う2つの押弦位置に対応する音高は、短4度または長3度異なる。
本例では、弦14を操作するユーザの手(例えば左手)が接地電極GR2(図4)に接触している。また、上記のように、操作部15を操作するユーザの手(例えば右手)が接地電極GR1(図1)に接触している。これにより、ユーザの皮膚の電位が接地電位に維持される。したがって、弦14が検出電極OEに接触していない状態で、ユーザの皮膚インピーダンスに起因して弦14と検出電極OEとの間で電気的接続が生じることが防止される。これにより、弦14の操作の誤検出が防止される。なお、ユーザの皮膚インピーダンスに起因する誤検出を防止可能であれば、接地電極GR1,GR2のうち一方のみが設けられてもよい。また、ユーザの皮膚インピーダンスに起因する誤検出が生じない場合には、接地電極GR1,GR2の両方が設けられなくてもよい。
(3)操作部
図6は、操作部15およびその周辺部の拡大平面図である。図6の操作部15は、母音操作子A1,A2,A3,A4,A5、撥音操作子B1,B2,B3,B4、および音高調整操作子C1,C2を含む。本例において、各操作子は、押下式のスイッチである。母音操作子A2〜A5は、操作子列P1を構成し、撥音操作子B1〜B4は、操作子列P2を構成し、母音操作子A1および音高調整操作子C1,C2は、操作子列P3を構成する。
操作子列P1〜P3は、互いに平行にかつ並列に配置される。操作子列P1と操作子列P3との間に操作子列P2が配置される。操作子列P1〜P3のうち操作子列P3がボディ11の外周部に最も近い。以下、ボディの一面に平行な面上において、操作子列P1〜P3に平行な方向を横方向と呼び、横方向に垂直な方向を縦方向と呼ぶ。横方向は、ネック方向L(図1)と略一致する。横方向において、母音操作子A1の幅は、母音操作子A2〜A5または撥音操作子B1〜B4の幅と同等であってもよく、それより大きくてもよい。図6の例では、母音操作子A1の幅H1が母音操作子A2〜A5および撥音操作子B1〜B4の幅H2の略2倍である。縦方向において、母音操作子A1は、撥音操作子B1,B2と隣り合い、母音操作子A2〜A4は、撥音操作子B2〜B4とそれぞれ隣り合う。母音操作子A1〜A5には、母音の「ア」、「イ」、「ウ」、「エ」および「オ」がそれぞれ割り当てられる。撥音操作子B1〜B4の各々には、撥音の「ン」が割り当てられる。
上記のように、本例ではユーザが右手で操作部15を操作する。図7は、右手による操作部15の操作について説明するための模式的平面図および模式的側面図である。図7(b)および図7(c)には、代表的に、親指、人差指、母音操作子A1,A2および撥音操作子B2が示される。図7(a)に示すように、親指f1、人差し指f2、中指f3、薬指f4および小指f5の先端部が母音操作子A1〜A5上に位置し、かつ人差し指f2、中指f3および薬指f4が撥音操作子B2〜B4とそれぞれ重なるように、操作部15に右手が配置される。
この状態で、図7(b)に示すように、ユーザは、5本の指により母音操作子A1〜A5をそれぞれ操作(押下)することができる。また、図7(c)に実線で示すように、ユーザは、人差し指f2、中指f3および薬指f4を僅かに移動させて、撥音操作子B2〜B4を操作することができる。さらに、図7(c)に一点鎖線で示すように、ユーザは、人差し指f2、中指f3および薬指f4により母音操作子A2〜A4を操作しつつ、これらの指を折り曲げて撥音操作子B2〜B4を操作することもできる。後述のように、ユーザは、母音操作子A2〜A4をオンしつつ撥音操作子B2〜B4をすることにより、歌唱音に対応する歌唱文字を母音から撥音に迅速に切り替えることができる(図8(d)参照)。また、ユーザは、親指f1または人差指f2を僅かに移動させて、撥音操作子B1(図7(a))を操作することもできる。
撥音操作子B1〜B4のうち、いずれか1つのみが設けられてもよい。また撥音操作子B1〜B4の代わりに、横方向に長尺状に延びる共通の撥音操作子が設けられてもよい。共通の撥音操作子の横方向における幅は、例えば撥音操作子B1〜B4の幅H2の合計(H2×4)に設定される。この場合、ユーザは、図7(c)の例と同様に、人差し指f2、中指f3および薬指f4により撥音操作子を操作することができる。ただし、1本の指での操作を容易にするためには、長尺状の共通の撥音操作子ではなく、図6および図7の例のように互いに別体の撥音操作子B1〜B4が用いられることが好ましい。
音高調整操作子C1は、出力される歌唱音の音高を一定の高さ分(例えば半音)上昇させるために操作される。音高調整操作子C2は、出力される歌唱音の音高を一定の高さ分(例えば半音)下降させるために操作される。音高調整操作子C1,C2の操作により、ギター系撥弦楽器のチョーキングまたはアーミング等と同様に、押弦位置に対応する音高を基準としてさらなる音高の調整が可能となる。
(4)演奏操作部の操作
図8は、演奏操作部1の操作例について説明するための図である。図8(a)〜図8(d)には、指定される歌唱文字および音高、ならびに出力される歌唱音が示される。横軸は時間を表す。以下の説明において、図6の母音操作子A1〜A5および撥音操作子B1〜B4を歌詞操作子と総称する。また、弦14がオンされるとは、弦14がいずれかの検出電極OE(図3)に接触することを意味し、弦14がオフされるとは、弦14が全ての検出電極OEから離間することを意味する。また、歌詞操作子がオンされるとは、歌詞操作子が押下されることを意味し、歌詞操作子がオフされるとは、歌詞操作子が押下されていない状態に戻されることを意味する。
いずれかの弦14がオンされつついずれかの歌詞操作子がオンされると、当該弦14および当該歌詞操作子の操作によって指定された音高および歌唱文字に対応する歌唱音が出力される。図8(a)の例では、時点t1で母音操作子A1がオンされ、時点t2で弦14がオンされる。押弦位置は“C3”に対応する。これにより、時点t2で、歌唱文字「ア」および音高“C3”に対応する歌唱音の出力が開始される。また、時点t3で母音操作子A1がオフされ、時点t4で弦14がオフされる。この場合、時点t3で母音操作子A1のオフと同時に歌唱音の出力が停止される。
図8(b)の例が図8(a)の例と異なる点は、母音操作子A1が時点t4より後の時点t5でオフされる点である。本例では、歌唱音の出力中に弦14がオフされても、歌詞操作子がオンされている場合には、歌唱音の出力が継続される。そのため、図8(b)の例では、歌唱音の出力が時点t5まで継続される。
図8(c)の例が図8(b)の例と異なる点は、時点t2より後であって時点t4より前の時点t2aにおいて、押弦位置が、“C3”に対応する位置から“D3”に対応する位置に変更される点である。この場合、出力される歌唱音に対応する歌唱文字は「ア」に維持され、出力される歌唱音に対応する音高は、時点t2aで“C3”から“D3”に変更される。
図8(d)の例が図8(b)の例と異なる点は、時点t2より後の時点t2bから時点t2bより後であって時点t5より前の時点t2cまでの期間に母音操作子A2がオンされる点である。母音操作子A1は時点t1から時点t5までオンに維持される。この場合、出力される歌唱音に対応する歌唱文字が、時点2bで「ア」から「イ」に変更される。その後、時点2cで母音操作子A2がオフされると、歌唱音の出力が停止される。
このようにして、ユーザは、弦14および操作部15を操作することにより歌唱文字および音高を指定することができ、リアルタイムで歌唱音を奏することができる。弦14および操作部15の操作と、出力される歌唱音との関係は、図8の例に限定されない。例えば、弦14がオンされている期間には、歌詞操作子がオフされても、歌唱音の出力が継続されてもよい。また、図8(d)の例のように、複数の歌詞操作子が同時にオンされた場合、その複数の歌詞操作子に割り当てられた複数の歌唱文字に対応する歌唱音が同時に出力されてもよい。また、1または複数の弦14の複数の位置が同時に押下された場合、複数の押弦位置に対応する複数の音高の歌唱音が和音として同時に出力されてもよく、あるいは複数の押弦位置に対応する複数の音高の中間の音高の歌唱音が出力されてもよい。
(5)歌唱音出力処理
図9は、図3の各機能部による歌唱音出力処理の一例を示すフローチャートである。図9の歌唱音出力処理は、図1のCPU3aがROM3bまたは記憶部4に記憶された歌唱音出力プログラムを実行することに行われる。
まず、歌唱文字受付部32が、操作検出部22により操作部15の操作が検出されたか否かを判定する(ステップS1)。操作部15の操作は、いずれかの歌詞操作子がオンされることおよびいずれかの歌詞操作子がオフされることを含む。操作部15の操作が検出された場合、歌唱文字受付部32は、操作部15の操作として、いずれかの歌詞操作子がオンされたか否かを判定する(ステップS2)。いずれかの歌詞操作子がオンされた場合、歌唱文字受付部32は、オンされた歌詞操作子に割り当てられた歌唱文字の指定を受け付ける(ステップS3)。
次に、判定部33は、その時点でいずれかの弦14がオンされているか否かを判定する(ステップS4)。いずれかの弦14がオンされている場合には、その時点で押弦位置に対応する音高が指定されている(後述のステップS11参照)。そこで、歌唱音合成部34は、ステップS3で指定された歌唱文字、および後述のステップS11で指定されている音高に基づいて、歌唱音データを合成する(ステップS5)。次に、出力制御部35が、合成された歌唱音データに基づいて歌唱音を出力する(ステップS6)。その後、歌唱文字受付部32がステップS1に戻る。
なお、図8(d)の例のように、いずれかの歌詞操作子に対応する歌唱音が出力されている状態で、他の歌詞操作子がオンされることがある。その場合、ステップS6において、出力される歌唱音に対応する歌唱文字が、新たにオンされた歌詞操作子に割り当てられた歌唱文字に変更される。
図9のステップS2において、操作部15の操作として、いずれかの歌詞操作子がオフされた場合(ステップS2でNoの場合)、判定部33は、オフされた歌詞操作子に対応する歌唱音がその時点で出力中であるか否かを判定する(ステップS7)。対応する歌唱音が出力中でない場合、歌唱文字受付部32がステップS1に戻る。対応する歌唱音が出力中である場合、出力制御部35が歌唱音の出力を停止し(ステップS8)、歌唱文字受付部32がステップS1に戻る。図8(d)の例のように、複数の歌詞操作子が同時にオンされている場合、後にオンされた歌詞操作子に対応する歌唱音が出力される。その状態で、後にオンされた歌詞操作子がオフされると、歌唱音の出力が停止される。一方、先にオンされた歌詞操作子がオフされても、後にオンされた歌詞操作子に対応する歌唱音の出力は継続される。
ステップS4において、いずれの弦14もオンされていない場合、判定部33は、その時点で歌唱音が出力中であるか否かを判定する(ステップS9)。歌唱音が出力中でない場合、歌唱文字受付部32がステップS1に戻る。歌唱音が出力中である場合、出力制御部35は、歌唱音の出力を停止し(ステップS8)、歌唱文字受付部32がステップS1に戻る。図8(b)の例のように、歌詞操作子が継続的にオンされている場合には、弦14がオフされても、歌唱音の出力が継続される。その状態で、他の歌詞操作子がオンされると、歌唱音の出力が停止される。
ステップS1で歌詞操作子の操作が検出されない場合、音高受付部31は、操作検出部21により弦14の操作が検出されたか否かを判定する(ステップS10)。弦14の操作は、いずれかの弦14がオンされることおよびいずれかの弦14がオフされることを含む。弦14の操作が検出されない場合、歌唱文字受付部32がステップS1に戻る。弦14の操作が検出された場合、音高受付部31は、弦14の操作として、いずれかの弦14がオンされたか否かを判定する(ステップS11)。いずれかの弦14がオンされた場合、音高受付部31は、押弦位置に対応する音高の指定を受け付ける(ステップS12)。いずれかの弦14がオフされた場合(ステップS10でNoの場合)、歌唱文字受付部32がステップS1に戻る。
次に、判定部33は、その時点でいずれかの歌詞操作子がオンされているか否かを判定する(ステップS13)。いずれかの歌詞操作子がオンされている場合には、上記のステップS3でその歌詞操作子に対応する歌唱文字が指定されている。そこで、歌唱音合成部34および出力制御部35が上記のステップS5,S6の処理を行う。これにより、指定された歌唱文字および音高に対応する歌唱音が出力される。ステップS13においていずれの歌詞操作子もオンされていない場合、歌唱文字受付部32がステップS1に戻る。
なお、図8(c)の例のように、いずれかの押弦位置に対応する歌唱音が出力されている状態で、他の押弦位置が押下されることがある。その場合、ステップS6において、出力される歌唱音に対応する音高が、新たにオンされた押弦位置に対応する音高に変更される。
(6)実施の形態の効果
本実施の形態に係る演奏装置100においては、ユーザの一方の手によってネック12上に設けられた弦14が操作され、他方の手によってボディ11に設けられた操作部15が操作される。これにより、音高および歌唱文字が指定され、指定された音高および歌唱文字に対応する歌唱音が出力される。したがって、ユーザは、ギター系撥弦楽器の演奏感を得ながら歌詞および旋律を入力することができ、その歌詞および旋律に対応する歌唱音を奏することができる。
また、本実施の形態では、他方の手の5本の指が同時に接触可能な位置に母音操作子A1〜A5が設けられ、かつその5本の指が母音操作子A1〜A5に接触する状態で3本の指と重なる位置に撥音操作子B2〜B4が設けられる。それにより、ユーザは他方の手を大きく移動させることなく、母音操作子A1〜A5および撥音操作子B2〜B4を操作することができる。したがって、5つの母音および撥音の指定を容易にかつ高速で行うことができ、効率良く歌唱音の歌詞を入力することができる。
また、本実施の形態では、一方の手がネック12を把持する状態でその一方の手が接触可能な位置に接地電極GR2が設けられ、かつ他方の手が操作部15上に位置する状態でその他方の手が接触可能な位置に接地電極GR1が設けられているので、ユーザは、演奏操作部1の操作時に一方および他方の手を常に接地電極GR2,GR1に接触させることができる。それにより、皮膚インピーダンスによる弦14の操作の誤検出を防止することができる。
(7)他の実施の形態
(a)図10は、検出電極OEの他の配置例を示す図である。図10の例について、図4および図5の例と異なる点を説明する。図10(a)に示すように、複数のフレット12aの間ではなく、各フレット12aを覆うように検出電極OEが設けられる。図10(b)に示すように、ユーザは、弦14がフレット12aに接触するように、弦14を押下する。この場合、図4および図5の例と比べて、弦14と検出電極OEを接触させるための弦14の押下距離が短い。そのため、弦14からユーザの指に加わる負荷が低減され、弦14の操作が容易になる。なお、1本の弦14が隣り合う2本のフレット12a上の2つの検出電極OEに同時に接触する場合には、例えば、ボディ11に近い検出電極OEと弦14との電気的接続に基づいて押弦位置が特定され、その押弦位置に対応する音高が指定される。
(b)図11は、歌詞操作子の他の例を示す図である。図11の歌詞操作子DTには、1つの母音および撥音が割り当てられる。図11(a)に示すように、歌詞操作子DTには、互いに高さが異なる母音指定位置G1および撥音指定位置G2が設定される。歌詞操作子DTが押下されていない状態では、母音および撥音のいずれも指定されない。図11(b)に示すように、歌詞操作子DTの上面が母音指定位置G1に到るまで音高操作子DTが押下されると、歌詞操作子DTに割り当てられた母音が歌唱文字として指定される。また、図11(c)に示すように、歌詞操作子DTの上面が撥音指定位置G2に到るまで歌詞操作子DTが押下されると、歌唱文字として撥音が指定される。
例えば、母音として「ア」、「イ」、「ウ」、「エ」および「オ」がそれぞれ割り当てられた5つの歌詞操作子DTが設けられる。この場合、5つの歌詞操作子DTの操作により、歌唱文字として5つの母音を指定することができるとともに撥音を指定することができる。このように、1つの歌詞操作子DTによって母音および撥音の両方が指定可能であることにより、ユーザの手の移動をさらに小さくすることができ、効率よく歌唱音の歌詞を入力することができる。
図11の例では、歌詞操作子DTの押下位置によって母音および撥音が選択的に指定されるが、歌詞操作子DTの押下圧によって母音および撥音が選択的に指定されてもよい。例えば、歌詞操作子DTが弱めに押下されると、母音が指定され、歌詞操作子DTが強めに押下されると、撥音が指定されてもよい。また、操作部15の各操作子として、押下式のスイッチの代わりに、モーメンタリのトルグ式またはスライド式のスイッチが用いられてもよい。
(c)操作部15の各操作子の配置は、上記の例に限定されず、適宜変更されてもよい。例えば、母音操作子A5が、操作子列P2において撥音操作子B4と隣り合うように配置されてもよく、母音操作子A1が、撥音操作子B1に代えて操作子列P2に配置されてもよく、撥音操作子B1が、操作子列P1において母音操作子A2と隣り合うように配置されてもよい。あるいは、操作子列P1〜P3がそれぞれ直線的に配置されるのでなく、ユーザの手とより自然に重なるように曲線的に配置されてもよい。
また、ボディ11の一面上において、操作部15の位置は任意に設定可能である。ただし、ユーザの手の5本の指が母音操作子A1〜A5に同時に接触可能であり、かつ3本の指に重なる位置に撥音操作子B2〜B4が位置するように、操作部15の向きが調整されることが好ましい。また、ユーザが操作部15の位置および向きを適宜変更することが可能なように、操作部15がボディ11に対して着脱可能に設けられてもよい。
(d)上記実施の形態では、左手により弦14が操作され、右手により操作部15が操作されるが、右手により弦14が操作されかつ左手により操作部15が操作されるように演奏操作部1が構成されてもよい。また、弦14の操作によって歌唱文字が指定され、操作部15の操作によって音高が指定されるように演奏装置100が構成されてもよい。例えば、ネック12上での複数の押弦位置に複数の歌唱文字がそれぞれ対応付けられる。また、操作部15に、複数の音高が割り当てられた複数の操作子が設けられる。この場合も、ユーザは、弦14および操作部15を操作することにより、ギター系撥弦楽器の演奏感を得ながら歌唱音を奏することができる。
(e)上記実施の形態では、演奏操作部1がエレクトリックベースを模した構成を有するが、ギターまたはマンドリン等のネックおよび弦を備えた他の撥弦楽器を模した構成を有する演奏操作部1が用いられてもよい。また、制御部3、記憶部4および出力部5は、演奏装置100に搭載されてもよく、これらの少なくとも一部が演奏装置100の外部装置として設けられてもよい。
(8)請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることができる。
上記実施の形態では、演奏装置100が演奏装置の例であり、ボディ11がボディの例であり、ネック12がネックの例であり、弦14が弦の例であり、操作部15が操作部の例であり、母音操作子A1〜A5が母音操作子の例であり、撥音操作子B1〜B4が撥音操作子の例であり、検出電極OEが電極の例であり、操作検出部21が検出手段の例であり、接地電極BR1,BR2が接地電極の例であり、歌唱音合成部34が生成手段の例である。
本発明は、歌唱音の合成するための音高および文字の指定に有効に利用することができる。
1…演奏操作部,3…制御部,4…記憶部,5…出力部,11…ボディ,12…ネック,13…ヘッド,14…弦,15…操作部,3a…CPU,3b…ROM,3c…RAM,21,22…操作検出部,31…音高受付部,32…歌唱文字受付部,33…判定部,34…歌唱音合成部,35…出力制御部,100…演奏装置,A1,A2,A3,A4,A5…母音操作子,B1,B2,B3,B4…撥音操作子,C1,C2…音高調整操作子

Claims (8)

  1. ボディと、
    前記ボディから一方向に延びるネックと、
    前記ネック上で前記一方向に延び、歌唱音における歌詞を構成する文字および前記歌唱音における旋律を構成する音高の一方を指定するためにユーザの一方の手により操作される弦と、
    前記ボディに設けられ、前記文字および前記音高の他方を指定するためにユーザの他方の手により操作される操作部とを備える、演奏装置。
  2. 前記操作部は、
    前記文字として複数の母音をそれぞれ指定するための複数の母音操作子と、
    前記文字として撥音を指定するための撥音操作子とを含む、請求項1記載の演奏装置。
  3. 前記複数の母音操作子は、母音としての「ア」、「イ」、「ウ」、「エ」および「オ」にそれぞれ対応しかつ前記他方の手の5本の指が同時に接触可能な5つの位置にそれぞれ設けられた5つの母音操作子を含む、請求項2記載の演奏装置。
  4. 前記撥音操作子は、前記5本の指が前記5つの母音操作子上に位置する状態で前記5本の指の少なくとも1本の指と重なる位置に設けられる、請求項3記載の演奏装置。
  5. 前記ネックと前記弦との間に一方向に並ぶように配置される複数の電極と、
    前記複数の電極と前記弦との電気的接続を検出することにより、前記弦の操作を検出する検出手段とをさらに備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の演奏装置。
  6. 前記一方の手が前記ネックを把持する状態で前記一方の手が接触可能な位置、および前記他方の手が前記操作部上に位置する状態で前記他方の手が接触可能な位置の少なくとも一方に設けられた接地電極をさらに備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の演奏装置。
  7. 前記操作部および前記弦の操作により指定された前記文字および前記音高に基づいて、歌唱音を表す歌唱音データを生成する生成手段をさらに備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の演奏装置。
  8. 前記生成手段は、前記弦が操作されつつ前記操作部が操作されることにより、前記指定された文字および音高に対応する歌唱音データを生成する、請求項7記載の演奏装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022001950A (ja) * 2017-09-27 2022-01-06 カシオ計算機株式会社 パラメータ制御装置、電子楽器、パラメータ制御方法及び制御プログラム

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