JP2017163642A - 電力変換装置の並列冗長システム - Google Patents

電力変換装置の並列冗長システム Download PDF

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和雅 平生
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Abstract

【課題】電力変換装置の並列冗長システムにおいて、他号機の短絡故障に起因する自号機の故障を抑制して負荷への給電を継続し、システムの信頼性を向上させる。【解決手段】インバータ4の出力側に設けられた出力フィルタ回路5に、複数リアクトルL3a,L3bを並列接続する。また、複数のリアクトルL3a,L3bのうち1つのリアクトルL3aに半導体スイッチ11を直列接続する。そして、通常時は半導体スイッチ11を投入状態とし、インバータ4のスイッチングデバイスの短絡故障時に、半導体スイッチ11を開放状態とする。半導体スイッチ11開放後、スイッチングデバイスが短絡故障した電力変換装置の解列用スイッチ10を開放する。【選択図】図1

Description

本発明は、 電力変換装置の並列冗長システムに係り、特に、他号機の短絡故障に起因する自号機の故障を抑制する技術に関する。
図5に常時インバータ給電方式の無停電電源装置UPSのシステム構成図を示す。常時インバータ給電方式の無停電電源装置UPSは、交流電源1から入力フィルタ回路2,整流器3,インバータ4,出力フィルタ回路5を通して負荷6に電力を供給する。停電時には、バッテリ7からDC−DCコンバータ8とインバータ4,出力フィルタ回路5を通して負荷6に電力を供給し、常に負荷6へ電力を供給する構成となっている。
システムの信頼性向上のために、図6に示すように無停電電源装置UPS1,UPS2を2台以上用いた並列冗長システムを適用することがある。この並列冗長システムでは、1台の無停電電源装置(例えば、UPS1)が故障停止した場合でも、もう1台の無停電電源装置(例えば、UPS2)を通して負荷6へ給電することができる。並列冗長システムの先行技術としては、特許文献1が開示されている。
特開平5−344738号公報
しかしながら、 この並列冗長システムは、無停電電源装置UPS1のインバータ4のスイッチングデバイスが何らかの原因により破損して短絡した場合、無停電電源装置UPS1のインバータ4内で短絡ループが発生してしまう。そして、図7に示すように、健全機である無停電電源装置UPS2のDCリンクコンデンサ9から故障個所へ短絡電流が図7に示す矢印の経路で流れてしまい、健全機である無停電電源装置UPS2も過電流により装置が停止してしまう。その結果、無停電電源装置UPS1と無停電電源装置UPS2が共に停止して、負荷6へ給電できなくなる。
これを防ぐためには、短絡状態になった故障機である無停電電源装置UPS1をシステムから解列する必要がある。この解列は、通常、図7に示す位置に電磁接触器や開閉器などのスイッチ(以下、解列用スイッチと称する)10を接続し、解列用スイッチ10を開にすることによって行う。
無停電電源装置UPSの並列冗長システムでは、通常、各号機の無停電電源装置の出力電流を監視しており、無停電電源装置UPS2が出力側で過電流を検出した場合、解列用スイッチ10を開にして無停電電源装置UPS2をシステムから解列する。
しかしながら、解列用スイッチ10に用いられる電磁接触器や開閉器は開閉に所定の時間遅れ(数ms程度)を要するため、故障機をシステムから解列することが遅くなる。そのため、故障機の解列前に健全機である無停電電源装置UPS2の過電流が無停電電源装置UPS2内のスイッチングデバイスなどの部品を保護するための過電流故障停止レベルまで上昇してしまう。その結果、無停電電源装置UPS2も故障停止してしまい、結局、無停電電源装置UPS1,UPS2が共に停止して負荷6へ給電できなくなるという問題があった。
無停電電源装置UPS1,UPS2 の並列冗長システムにおいて、無停電電源装置UPS1のインバータ4のスイッチングデバイス短絡故障時に、無停電電源装置UPS2に過電流が発生する動作原理を図8で説明する。なお、図8では、解列用スイッチ10と出力フィルタ回路5のコンデンサC2は省略している。
無停電電源装置 UPS1および無停電電源装置UPS2のU相のスイッチングデバイスSU1,SU2,Y相のスイッチングデバイスSY1,SY2,Z相のスイッチングデバイスSZ1,SZ2のオン動作中に、無停電電源装置UPS1のX相のスイッチングデバイスSX1が短絡したとする。その場合、図8の太線(短絡ループ1)と破線(短絡ループ2)に示す2種類の短絡ループが発生して、無停電電源装置UPS2にも過電流が発生する。図8には示していないが、無停電電源装置UPS1,UPS2のY相のスイッチングデバイスSY1,SY2にもZ相スイッチングデバイスSZ1,SZ2と同様に短絡ループ1による過電流が流れる。
また、短絡ループ1の短絡電流は、出力フィルタ回路5のリアクトルL3のインダクタンス値に依存する。無停電電源装置UPS2のインバータ4の直流電圧をVdc2,短絡ループ1の短絡電流をI,出力フィルタ回路5のリアクトルL3のインダクタンス値(1相あたり)をL,時間をtとすると、直流電圧Vdc2は以下の(1)式となる。
Figure 2017163642
また、特許文献1は、各スイッチングデバイスと直列にヒューズを接続し、あるスイッチングデバイスの短絡故障発生時にそのアームの健全なスイッチングデバイスをオンオフ動作させてヒューズを強制的に溶断させ、短絡故障が発生したインバータ4を短時間で解列させている。しかし、この技術は多数のヒューズが必要であり、インバータ4の小型化とコストの面での問題がある、
以上示したようなことから、電力変換装置の並列冗長システムにおいて、他号機の短絡故障に起因する自号機の故障を抑制して負荷への給電を継続し、システムの信頼性を向上させることが課題となる。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、案出されたもので、その一態様は、各相の上下アームそれぞれに設けられたスイッチングデバイスを有し、直流電力を交流電力に変換するインバータと、前記インバータの出力側に設けられ、複数並列接続されたリアクトルと、前記複数のリアクトルのうち1つのリアクトルに直列接続された半導体スイッチと、を有する出力フィルタ回路と、前記出力フィルタ回路と負荷との間に介挿された解列用スイッチと、を有する電力変換装置が2つ以上並列接続された電力変換装置の並列冗長システムであって、通常時は前記半導体スイッチを投入状態とし、前記インバータの前記スイッチングデバイスの短絡故障時に、前記半導体スイッチを開放状態とし、前記半導体スイッチ開放後に、前記スイッチングデバイスが短絡故障した電力変換装置の前記解列用スイッチを開放することを特徴とする。
また、その一態様として、前記スイッチングデバイスが短絡故障した電力変換装置の前記解列用スイッチの開放後に、前記半導体スイッチを投入することを特徴とする。
また、その一態様として、前記インバータの各相の上下アームそれぞれに電流検出器を設け、前記各電流検出器が検出した電流に基づいて前記スイッチングデバイスの短絡故障を検出することを特徴とする。
また、その一態様として、前記並列接続されたリアクトルは2つであり、前記各リアクトルのインダクタンス値が等しいことを特徴とする。
また、その一態様として、前記電力変換装置は、無停電電源装置であることを特徴とする。
本発明によれば、電力変換装置の並列冗長システムにおいて、他号機の短絡故障に起因する自号機の故障を抑制して負荷への給電を継続し、システムの信頼性を向上させることが可能となる。
実施形態における電力変換装置の並列冗長システムを示すブロック図。 実施形態における電流検出器の接続箇所を示す図。 通常運転時におけるインバータの動作例を示す図。 半導体スイッチの動作例を示す図。 従来の無停電電源装置の一例を示すブロック図。 無停電電源装置の並列冗長システムを示すブロック図。 並列冗長システムの故障例を示す図。 並列冗長システムの短絡ループを示す図。
以下、本願発明における電力変換装置の並列冗長システムの実施形態を図1〜図4に基づいて詳述する。
[実施形態]
まず、図1に基づいて、本実施形態における電力変換装置の並列冗長システムの構成を説明する。
図1に示すように、本実施形態の電力変換装置の並列冗長システムは、負荷6に対して、2つの交流電源1と、2つの無停電電源装置UPS1,UPS2が並列に接続されている。
無停電電源装置UPS1は、入力フィルタ回路2と、整流器3と、インバータ4と、出力フィルタ回路5と、解列用スイッチ10と、整流器3とインバータ4との間の直流リンク部に接続されたDCリンクコンデンサ9と、を備えている。
入力フィルタ回路2は、直列接続されたリアクトルL1,L2と、リアクトルL1,L2との間に接続されたコンデンサC1と、を備える。
出力フィルタ回路5は、インバータ4と解列用スイッチ10との間に複数並列接続されたリアクトルL3a,L3bと、リアクトルL3a,L3bと解列用スイッチ10との間に接続されたコンデンサC2と、リアクトルL3aに直列接続された半導体スイッチ11と、を備えている。入力フィルタ回路2と出力フィルタ回路5は交流電源1や負荷6に流れる高調波電流を抑制する。
インバータ4は、各相の上下アームそれぞれにIGBTなどのスイッチングデバイスを有し、このスイッチングデバイスのオンオフ動作によって、直流電力を交流電力に変換する。
無停電電源装置UPS2も無停電電源装置UPS1と同様に構成されている。
本実施形態では、(1)短絡発生の検出、(2)短絡発生時の過電流の抑制により、他号機の短絡故障に起因する自号機の故障を抑制する。以下、(1)短絡発生の検出、短絡発生時の過電流の抑制について説明する。
(1)短絡発生の検出
並列冗長システム運用時に、他号機の短絡故障に起因する自号機の故障を防ぐためには、短絡故障した電力変換装置の異常検出を早くする必要がある。そこで、図2に示すように各無停電電源装置UPS1,UPS2のインバータ4の上下アームそれぞれに電流検出器(例えば、ホールCT)HCTを接続する。図2ではU相X相のアームのみ示しているが、インバータ4が3相の場合、3相各々の上下アームに電流検出器HCTを接続する。
これにより、出力側で過電流を検出するより早くスイッチングデバイスの短絡故障発生を検出することができる。
各アームに設けた電流検出器HCTによって短絡の発生を検出する方法は、2種類ある。
第1の方法は、同一アーム(UX相またはVY相またはXZ相)の上側の電流検出器HCTの電流検出値と下側の電流検出器HCTの電流検出値がともに基準値以上になった時に短絡発生と判定する方法である。
無停電電源装置UPSの通常運転時は、上アーム側のスイッチングデバイスがオンしているとき下アーム側のスイッチングデバイスはオフしている。したがって、同一アームの上側の電流検出器HCTと下側の電流検出器HCTに同時に電流が流れることはない。
したがって、図8に示す短絡ループ1,2のように、上下アームのいずれかのスイッチングデバイスに短絡故障が発生し、そのアームが短絡状態となって上下アームの電流検出器HCTに同時に電流が流れる状態は、短絡が発生している状態であると判定できる。
第2の方法は、異なるアームの電流検出器HCTの電流検出値の極性より判定する方法である。
無停電電源装置UPSに適用する電圧形インバータの通常運転時では、各相の上下アームのスイッチングデバイスの一方をオン動作、他方のスイッチングデバイスをオフ動作させる。例えば、U相のスイッチングデバイスSU1がオンのとき、X相のスイッチングデバイスSX1はオフとなる。
さらに、インバータ4が負荷6へ給電する場合、上アームのスイッチングデバイスのオン動作と下アームのスイッチングデバイスのオン動作の組み合わせが必要となる。例えば、上アームのU相のスイッチングデバイスSU1がオンのとき、下アームのY相のスイッチングデバイスSY1とZ相のスイッチングデバイスSZ1がオンとなる。
図3に、通常運転時のインバータ4の動作例を示す。
図3において、オン動作中のU相Y相Z相のスイッチングデバイスSU1,SY1,SZ1に流れる電流Iu,Iy,Izは、三相回路の原理より、Iu=Iy+Izとなる。さらに、スイッチングデバイスのエミッタ方向に流れる電流を正極とすると、スイッチングデバイスSU1,SY1,SZ1に流れる電流Iu,Iy,Izはすべて同極性の電流となる。
したがって、無停電電源装置UPSの通常運転時は、下アームのスイッチングデバイスのグループ(X相のスイッチングデバイスSX1,Y相のスイッチングデバイスSY1,Z相のスイッチングデバイスSZ1)で同時に互いに逆の極性の電流が流れることはない。同様に、上アームのスイッチングデバイスのグループ(U相のスイッチングデバイスSU1,V相のスイッチングデバイスSV1,W相のスイッチングデバイスSW1)で同時に互いに逆の極性の電流が流れることもない。無停電電源装置UPS2の動作も同様である。
一方、短絡が発生した図8の短絡ループ1では、無停電電源装置UPS1のX相のスイッチングデバイスSX1とW相のスイッチングデバイスSW1は極性が互いに逆の電流が流れている。
したがって、下アーム同士(または、上アーム同士)の電流検出器HCTで基準値以上の逆極性の電流を同時に検出した場合に、スイッチングデバイスの短絡故障が発生していると判定できる。なお、短絡検出の方法は、これらの方法に限らなくとも、他の方法を用いてもよい。
(2)短絡発生時の過電流の抑制
1台の無停電電源装置UPSのインバータ4のスイッチングデバイスの短絡発生時に、もう1台の無停電電源装置UPSの過電流故障停止を抑制するために、前記スイッチングデバイスの短絡検出直後に、一時的に出力フィルタ回路5のインピーダンス値を増加させる。
図2に示すように、出力フィルタ回路5内において、2つのリアクトルL3a,L3bを並列に接続し、さらに、一方のリアクトルL3aには半導体スイッチ(例えば、IGBTなど)11を直列接続する。この半導体スイッチ11の開閉により出力フィルタ回路5のインピーダンス値(リアクトルのインダクタンス値L)を変化させる。なお、リアクトルL3aとリアクトルL3bのインダクタンス値Lは同値とする。
図4に示すように、通常時は半導体スイッチ11を投入状態とする。一方の無停電電源装置(例えば、UPS1)のインバータ4のスイッチングデバイスに短絡異常が起こった場合、両方の無停電電源装置UPS1,UPS2の半導体スイッチ11を開放することにより、出力フィルタ回路5を通常時の2倍のインピーダンス値とすることができる。
したがって、半導体スイッチ11の開放後は図8の短絡ループ1におけるリアクトルL3のインダクタンス値Lが2倍になる。よって、(1)式のインダクタンス値Lが2倍となるため、ΔI/Δtは半導体スイッチ11開放前の1/2となる。
この動作によって、無停電電源装置UPS1のスイッチングデバイスに短絡故障が発生した場合でも健全機である無停電電源装置UPS2に流れる過電流の上昇を抑制することができる。
さらに、図8の短絡ループ1の電流が無停電電源装置UPS2の過電流故障停止レベルに到達する前に無停電電源装置UPS1の解列用スイッチ10が開放され、故障機がシステムから解列される。リアクトルL3a,L3bのインダクタンス値Lと解列用スイッチ10の動作遅れ時間と過電流故障停止レベルを適正値に設定・設計することにより、健全機である無停電電源装置UPS2が過電流故障停止レベルに到達する前に、故障機である無停電電源装置UPS1の解列用スイッチ10を開放できる。
さらに、無停電電源装置UPS1の解列用スイッチ10の開放後に無停電電源装置UPS2の半導体スイッチ11を投入して、無停電電源装置UPS2の出力フィルタ回路5のインピーダンス値を通常値に戻す。
故障機である無停電電源装置UPS1をシステムから解列した後には、図8に示す短絡ループ1がなくなり、無停電電源装置UPS2には過電流が流れなくなる。そのため、無停電電源装置UPS2は過電流故障停止しなくなり、無停電電源装置UPS2から負荷6への給電を継続することができる。
本発明によれば、各スイッチングデバイスに電流検出器HCTを取り付けて各スイッチングデバイスに流れる電流を検出することで、スイッチングデバイスの短絡故障を早く検出できる。さらに、出力フィルタ回路5のインピーダンスを増加させることで過電流上昇を抑制することができるため、他号機の短絡故障による自号機の故障抑制が可能となり、負荷6への給電継続が可能となる。これにより、電力変換装置の並列冗長システムの信頼性が向上する。
さらに、特許文献1と比較してもヒューズが不要であるため、システムの小型化とコストの面で有利である。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、本実施形態では、 電力変換装置として無停電電源装置を適用しているが、出力フィルタ回路5を有する電力変換装置であれば良い。また、本実施形態ではインバータ4に三相インバータを適用しているが、単相インバータでも適用可能である。
1…交流電源
2…入力フィルタ回路
3…整流器
4…インバータ
5…出力フィルタ回路
6…負荷
7…バッテリ
8…DC−DCコンバータ
9…DCリンクコンデンサ
10…解列用スイッチ
11…半導体スイッチ
HCT…電流検出器

Claims (5)

  1. 各相の上下アームそれぞれに設けられたスイッチングデバイスを有し、直流電力を交流電力に変換するインバータと、
    前記インバータの出力側に設けられ、複数並列接続されたリアクトルと、前記複数のリアクトルのうち1つのリアクトルに直列接続された半導体スイッチと、を有する出力フィルタ回路と、
    前記出力フィルタ回路と負荷との間に介挿された解列用スイッチと、
    を有する電力変換装置が2つ以上並列接続された電力変換装置の並列冗長システムであって、
    通常時は前記半導体スイッチを投入状態とし、
    前記インバータの前記スイッチングデバイスの短絡故障時に、前記半導体スイッチを開放状態とし、
    前記半導体スイッチ開放後に、前記スイッチングデバイスが短絡故障した電力変換装置の前記解列用スイッチを開放することを特徴とする電力変換装置の並列冗長システム。
  2. 前記スイッチングデバイスが短絡故障した電力変換装置の前記解列用スイッチの開放後に、前記半導体スイッチを投入することを特徴とする請求項1記載の電力変換装置の並列冗長システム。
  3. 前記インバータの各相の上下アームそれぞれに電流検出器を設け、
    前記各電流検出器が検出した電流に基づいて前記スイッチングデバイスの短絡故障を検出することを特徴とする請求項1または2記載の電力変換装置の並列冗長システム。
  4. 前記並列接続されたリアクトルは2つであり、前記各リアクトルのインダクタンス値が等しいことを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項に記載の電力変換装置の並列冗長システム。
  5. 前記電力変換装置は、無停電電源装置であることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか1項に記載の電力変換装置の並列冗長システム。
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