JP2017162694A - Led点灯装置及びled照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDランプの交換時だけでなくLED点灯装置の交換時においても初期光束補正機能における累積点灯時間の不整合を回避することを可能とする簡素で汎用性のあるLED点灯装置を提供する。【解決手段】LED点灯装置(1)は、調光指令値に応じた出力電流をLEDランプ(2)に供給可能なスイッチング電源回路(20)と、磁力の印加に応じてオン状態となるリードスイッチ(30)と、LEDランプの累積点灯時間を計時及び記憶する計時部(41)及び記憶部(42)と、記憶部に記憶された累積点灯時間に応じて初期光束補正機能に基づいて調光指令値を決定する調光指令決定部(43)と、リードスイッチのオン/オフを検出する作動検出部(44)と、リードスイッチのオン状態の検出に応じて新たな累積点灯時間を記憶部に記憶させる累積時間設定部(45)を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、LED点灯装置及びそれを用いたLED照明装置に関する。
特許文献1は、光源を点灯する点灯回路、光源の点灯時間を計数する点灯時間計測手段、光源の点灯時間に応じて点灯回路を初期照度補正制御して光源の光出力を一定に制御する初期照度補正制御手段、リセット手段等を備えた点灯装置を開示する。リセット手段は、初期照度補正制御の累積点灯時間タイマの累積点灯時間を初期設定状態すなわち初期化状態に戻すための手段であり、照明ランプを新品に交換した際に初期照度補正制御手段の累積点灯時間をリセットして初期化し、初期照度補正制御を再度最初から行うように構成される。リセット手段には、操作スイッチ、無負荷状態検出手段に応動する構成、電源スイッチを所定手順でオン/オフするのに応動する構成等が採用される。
特許文献2は、照度補正部を備えたランプ及び点灯回路装置を有する照明装置を開示する。照度補正部は、発光素子の累積点灯時間を計時する計時部と、累積点灯時間を記憶するメモリとを有し、照度補正部には、発光素子の光束減退特性に基づいて照度補正特性が設定されている。照度補正部は、いわゆる初期光束補正機能を実行し、発光素子の累積点灯時間に基づいて発光素子の調光比を決定し、この調光比を表すPWM信号を点灯回路装置に出力する。点灯回路装置は、ランプから入力されるPWM信号に従ってランプの調光比を制御する。
特開2015−111591号公報 特開2011−222320号公報
しかし、特許文献1の構成には、ランプの使用を継続しつつ点灯装置を交換する場合における累積点灯時間の不整合の問題がある。例えば、ランプの寿命前に点灯装置が交換された場合、交換後の新品の点灯装置では累積点灯時間がゼロの状態から初期光束補正機能が開始されるため、寿命進行中のランプに対して出力電流及び光束が必要以上に低減され、所望の明るさが得られなくなる。また、一般に、点灯装置の設計寿命はランプの設計寿命よりも長く、この不整合の状況は、例えば、当初のランプが寿命に達して交換された後に2灯目のランプが当初の点灯装置に接続され、その後当初の点灯装置が2台目の点灯装置に交換される場合に起こり得る。あるいは、この不整合の状況は、当初の点灯装置が当初のランプよりも先に偶発的に故障した場合にも起こり得る。
また、特許文献2の構成には、照明装置全体の複雑化、汎用性の低下及び高コスト化の問題がある。この構成では、ランプ側が累積点灯時間を記憶するため、ランプの使用を継続して点灯装置を交換しても上記の不整合の問題は回避され得る。しかし、この構成によると、点灯装置とランプの間に、ランプ電流の給電配線以外に照度補正部用の信号配線が必要となり、点灯装置及びランプの双方の構成が複雑になるという問題がある。また、上記構成によると、点灯装置だけでなくランプにも追加要素が必要となるため、一般的なランプを当該点灯装置に装着して初期光束補正機能を実現することができず、ランプ等の構成の汎用性が低い。さらに、上述したように、一般にランプの設計寿命は点灯装置の設計寿命よりも短いため、追加コストをもたらす回路部品が、交換サイクルの相対的に遅い点灯装置側ではなく、交換サイクルの相対的に早いランプ側に搭載されると、照明装置の運用が高コスト化するという問題がある。
そこで、本発明は、LEDランプの交換時だけでなくLED点灯装置の交換時においても初期光束補正機能における累積点灯時間の不整合を回避することを可能とし、簡素で汎用性がありかつ低コストのLED点灯装置及びLED照明装置を提供することを課題とする。
LED点灯装置は、調光指令値に応じた出力電流をLEDランプに供給可能なスイッチング電源回路と、磁力の印加に応じてオン状態となるリードスイッチと、LEDランプの累積点灯時間を計時及び記憶する計時部及び記憶部と、記憶部に記憶された累積点灯時間に応じて初期光束補正機能に基づいて調光指令値を決定する調光指令決定部と、リードスイッチのオン/オフを検出する作動検出部と、リードスイッチのオン状態の検出に応じて新たな累積点灯時間を記憶部に記憶させる累積時間設定部とを備える。
上記構成によると、磁力の印加に応じてオン状態となるリードスイッチが設けられ、作動検出部がリードスイッチのオン/オフを検出し、このオン状態の検出に応じて累積時間設定部が新たな累積点灯時間を記憶部に記憶させる。これにより、LEDランプの交換時だけでなくLED点灯装置の交換時においても、リードスイッチへの磁力の印加により累積点灯時間を所望値(ゼロを含む)に設定することが可能となり、初期光束補正機能における累積点灯時間の不整合を回避することができる。そして、リードスイッチがLED点灯装置側に搭載されるので、LED点灯装置とLEDランプとの間の配線を複雑化することなく、簡素な構成のLED点灯装置が実現される。また、このLED点灯装置は、定格電流等が同じであれば一般的なLEDランプに対して初期光束補正機能を実行することができ、構成の汎用性が確保される。
ここで、作動検出部が、リードスイッチのオン状態の継続時間を検出し、累積時間設定部が、オン状態の継続時間に基づいて新たな累積点灯時間を決定するように構成される。これにより、ユーザがリードスイッチに磁界を印加する時間と、設定される累積点灯時間とが相関するので、容易な累積点灯時間の設定操作が可能となる。
また、LEDランプを構成するLEDとは別のLEDであるモニタLEDと、モニタLEDの動作状態がリードスイッチのオン動作に応動するようにモニタLEDを動作させるモニタ動作部とが更に設けられる。これにより、ユーザは、リードスイッチに磁界を印加する自身の操作と、LED点灯装置における設定処理との関連を視覚的に把握することができ、直感性が高まる。
ここで、モニタ動作部は、リードスイッチのオン動作の終了後に、モニタLEDを動作させてオン動作の受付を示すように構成されてもよい。これにより、ユーザは自身の操作が受け付けられたか否かを直接的に視認することができ、累積点灯時間の設定操作の操作性が高まる。
また、作動検出部がリードスイッチのオン動作の所定パターンを検出した場合に、モニタ動作部が、記憶部に記憶されている累積点灯時間に応じた態様でモニタLEDを動作させるように構成してもよい。これにより、ユーザは、LEDランプの使用を継続しつつLED点灯装置を交換する際に、交換前のLED点灯装置における累積点灯時間を認識することができ、交換後のLED点灯装置における累積点灯時間の正しい設定が促進される。
例えば、作動検出部がリードスイッチのオン動作の所定パターンを検出した場合に、モニタ動作部が、記憶部に記憶されている累積点灯時間に比例した時間にわたってモニタLEDを動作させるように構成してもよい。これにより、ユーザは、モニタLEDの点灯継続時間を計測すれば累積点灯時間を正確に知ることができる。
あるいは、作動検出部がリードスイッチのオン動作の所定パターンを検出した場合に、モニタ動作部が、記憶部に記憶されている累積点灯時間に対応する回数にわたってモニタLEDを動作させるように構成してもよい。これにより、ユーザは、モニタLEDの動作回数を数えるだけで累積点灯時間を容易に確認することができる。
代替的に、モニタ動作部を設けることなく、LEDランプを構成するLEDとは別のLEDであってリードスイッチに接続されてリードスイッチのオン動作に応動して動作するモニタLEDが設けられてもよい。これにより、LED点灯装置における制御構成が簡素化される。
上記いずれかのLED点灯装置において、リードスイッチがオフ状態の場合にモニタLEDが消灯し、リードスイッチがオン状態の場合にモニタLEDが点灯するように構成される。このような常時消灯の構成によって、ユーザは自身の操作が受け付けられたこと、及び受け付けられた期間の長さを直接的に把握することができ、直感的な累積点灯時間の設定操作が可能となる。
また逆に、リードスイッチがオフ状態の場合にモニタLEDが点灯し、リードスイッチがオン状態の場合にモニタLEDが消灯するように構成されてもよい。このような常時点灯の構成によって、ユーザは設定操作前に、LED点灯装置が操作受付可能な状態にあることを視認することができ、設定操作の誘導性が増す。また、この場合も上記の常時消灯の場合と同様に、直感的な累積点灯時間の設定操作が可能となる。
LED照明装置は、上記いずれかのLED点灯装置と、LEDランプとを備える。LED照明装置においても、上記の各効果が得られる。そして、上述したように、従来のLED点灯装置に対する追加部品であるリードスイッチ等が、設計寿命が相対的に短いLEDランプ側ではなく設計寿命が相対的に長いLED点灯装置側に搭載されるので、運用コストの低いLED照明装置が実現される。
第1及び第2の実施形態によるLED点灯装置及びLED照明装置のブロック図である。 第1及び第2の実施形態によるLED点灯装置及びLED照明装置の動作を説明する図である。 図1のLED点灯装置の詳細の一例を示す回路図である。 図1のLED点灯装置の詳細の一例を示す回路図である。 図1のLED点灯装置の詳細の一例を示す回路図である。 変形例におけるモニタLEDを説明する図である。 変形例におけるモニタLEDを説明する図である。
<第1の実施形態>
図1に、第1の実施形態によるLED点灯装置1及びLED照明装置3の回路図を示す。LED点灯装置1及びLEDランプ2によってLED照明装置3が構成される。LED点灯装置1は商用電源等の交流電源ACから給電され、LED点灯装置1によって生成される直流の出力電流がLEDランプ2に供給される。LEDランプ2は、直列接続又は直並列接続されたLEDアレイを備えたLEDモジュールである。各図において、実質的に同様の構成要素には同じ符号を付し、その重複する説明を省略する。
なお、以降の説明において、LED点灯装置1の設計寿命は約70000時間であり、LEDランプ2の設計寿命は約40000時間であるものとする。ただし、これらの設計寿命は説明を目的とした例示であり、本発明を限定するものではない。
LED点灯装置1は、整流回路10、スイッチング電源回路20、リードスイッチ30及びその周辺回路、制御部40並びにモニタLED50を備え、交流電源ACから供給される交流入力を所定の直流出力に変換してそれをLEDランプ2に供給する。LED点灯装置1を、その例示的な詳細を示す図3〜図5も参照して説明する。
整流回路10は、交流電源ACからの交流電圧を整流(本例では全波整流)してスイッチング電源回路20に供給する。例えば、図3等に示すように、整流回路10は、ダイオードブリッジ11及び入力コンデンサ12を備える。なお、直流電源からの直流電圧がLED点灯装置1に入力される場合には整流回路10は不要である。
スイッチング電源回路20は、整流回路10の整流出力を、制御部40から入力される調光指令値に応じた直流電流に変換してその直流電流をLEDランプ2に供給する。例えば、図3等に示すように、スイッチング電源回路20は、スイッチング素子21(以下、「FET21」という)、トランス22、ダイオード23、出力コンデンサ24及び駆動部25を備え、DC/DCコンバータを構成する。スイッチング電源回路20は、本実施形態においては絶縁型フライバックコンバータからなるが、バックコンバータ、バックブーストコンバータ等、他の形式のコンバータであってもよい。
FET21は駆動部25によってPWM駆動される。FET21のオン期間にトランス22の一次巻線によってエネルギーが蓄積され、FET21のオフ期間にそのエネルギーがトランス22の二次巻線側からダイオード23を介して出力コンデンサ24に充電される。スイッチング電源回路20の出力電力は、FET21のPWM制御におけるオンデューティ(デューティ比)、一次巻線に対する二次巻線の巻数比等によって決まる。駆動部25は、整流回路10の整流出力からの降下電圧、トランス22の補助巻線電圧の整流平滑電圧等によって適宜給電されるものとする。
なお、以降の説明において、コンデンサ12の低電位電極側ノードを一次側グランドG1といい、コンデンサ24の低電位電極側ノードを二次側グランドG2というものとする。また、スイッチング電源回路20の出力電流及び出力電圧を、それぞれ単に「出力電流」及び「出力電圧」という。各実施形態において、LEDランプ2の点灯時においては、出力電流はLED電流に等しいものとする。
リードスイッチ30は、磁力の印加に応じてオン/オフするスイッチである。リードスイッチ30は、ガラス管(不図示)に内包された強磁性体リードからなる一対の接点部30a及び30bを備え、接点部30a及び30bは通常は離隔されている。接点部30a及び30bに対して所定方向に磁力が印加されると、接点部30a及び30bはそれぞれN極及びS極に磁化し、その引力によって接触状態となる。すなわち、リードスイッチ30は常開スイッチであり(磁力が印加されていない時にはオフ状態であり)、磁力印加時にはオン状態となる。上記の磁力は、例えば、ユーザが磁石Mをリードスイッチ30に近接させることによって印加される。なお、リードスイッチ30は、LED点灯装置1のケース(不図示)又はLED照明装置3のカバー(不図示)の内部に配置されるが、リードスイッチ30と磁石Mの間のケース又はカバーの有無は、リードスイッチ30の動作に影響しないものとする。
リードスイッチ30の一方の接点部30aは定電圧回路35から給電され、他方の接点部30bが抵抗31を介して一次側グランドG1及び制御部40に接続される。定電圧回路35は、整流出力10の出力電圧を降下して定電圧化する任意の回路(例えば、直列接続された抵抗と平滑コンデンサ及び平滑コンデンサに並列接続されたツェナーダイオードを含む回路、三端子レギュレータを含む回路等)であればよい。したがって、本実施形態では、リードスイッチ30のオフ/オンによって論理ロー/ハイの信号が制御部40に入力される。なお、リードスイッチ30と抵抗31の接続を逆にしてもよく、この場合、制御部40への信号の論理は上記と反転する。
制御部40は、例えばマイコンからなる。制御部40は、計時部41、記憶部42、調光指令決定部43、作動検出部44、累積時間設定部45及びモニタ動作部46を備え、これらの各部はバスBによって相互に信号又はデータのやり取りが可能な態様で接続される。計時部41はLEDランプ2の累積点灯時間(実質的にLED点灯装置1の累積動作時間)を計時するタイマ又はカウンタである。記憶部42は、データ及びプログラムを記憶するための不揮発性メモリであり、記憶部42には、上記の累積点灯時間及びこの累積点灯時間に対する調光指令値の補正関数が記憶される。なお、計時部41及び記憶部42はマイコンの外部にあってもよい。調光指令決定部43、作動検出部44、累積時間設定部45及びモニタ動作部46はCPUの一部を構成し、このCPUは、上記各部に含まれない一般的な処理機能を適宜実行できるものとする。
調光指令決定部43は、記憶部42によって記憶されている累積点灯時間を、初期光束補正機能に基づく補正関数に適用(代入)して調光指令値を決定し、この調光指令値をスイッチング電源回路20に出力する。なお、初期光束補正機能による調光率の上昇が完了して調光率が100%で一定となっている期間においては、調光指令値の決定処理を新たに行う必要はない。図3に示す例では、調光指令決定部43は調光指令値を駆動部25に出力し、駆動部25は調光指令値に基づいてFET21をPWM制御する。
作動検出部44は、リードスイッチ30のオン/オフを検出し、及びオンである場合にはそのオン状態の継続時間を検出する。本実施形態では、作動検出部44には、リードスイッチ30がオンの場合には論理ハイが入力され、オフの場合には論理ローが入力される。作動検出部44は、この論理入力に基づいてリードスイッチ30の作動状態及びオン継続時間を検出する。
累積時間設定部45は、作動検出部44によるリードスイッチ30のオン状態の検出に応じて新たな累積点灯時間を記憶部42に記憶させる。具体的には、累積時間設定部45は、作動検出部44によって検出されたリードスイッチ30のオン状態の継続時間に基づいて新たな累積点灯時間を決定する。
例えば、リードスイッチ30のオン継続時間ton(秒)と新たな累積点灯時間Tnew(時間)との関係は以下のように設定される。ただし、本発明は以下の例示に限定されない。
1≦ton<5、 Tnew=0(すなわち、リセット)
5≦ton<10、Tnew=5000
10≦ton<15、Tnew=10000
15≦ton<20、Tnew=15000
20≦ton<25、Tnew=20000
25≦ton<30、Tnew=25000
30≦ton<35、Tnew=30000
35≦ton<40、Tnew=35000
40≦ton、 Tnew=40000(すなわち、寿命末期設定)
なお、tonが1秒未満の場合は、誤検出によるリセットを防止するために、新たな累積点灯時間の設定(リセット)が行われないように設定されている。
したがって、ユーザは、所望の新たな累積点灯時間に対応する時間だけ磁石Mをリードスイッチ30に近接させればその累積点灯時間を設定できる。このように、ユーザがリードスイッチ30に磁界を印加する時間と、設定される累積点灯時間とが相関するので、容易な累積点灯時間の設定操作が可能となる。
上述の累積点灯時間の設定操作は、交流電源ACが投入されていれば、LEDランプ2が装着及び点灯されていても又は未装着であっても実行可能である。また、上記設定操作は、LED点灯装置1の設置状態において(LED点灯装置1を照明器具から取り外すことなく)実行可能であるので、作業性が確保される。
モニタ動作部46は、モニタLED50の動作状態(点灯/消灯)がリードスイッチ30のオン動作に応動するようにモニタLED50を動作させる。モニタLED50は、LEDランプ2とは別にLED点灯装置1側に設けられ、モニタLED50の発光状態はLED点灯装置1のケース及びLED照明装置3のカバーの外部からユーザに視認可能である。モニタLED50があることにより、ユーザは、リードスイッチ30に磁界を印加する自身の操作と、LED点灯装置1における設定処理との関連を視覚的に把握することができ、直感性が高まる。
リードスイッチ30のオフ期間/オン期間に対してモニタLED50が消灯/点灯となるように構成されてもよいし(以下、「常時消灯」という)、リードスイッチ30のオフ期間/オン期間に対してモニタLED50が点灯/消灯となるように構成されてもよい(以下、「常時点灯」という)。
例えば、常時消灯の場合には、モニタ動作部46は、リードスイッチ30のオン期間とモニタLED50の点灯期間とが概ね一致するようにモニタLED50を動作(すなわち点灯)させる。これにより、ユーザは自身の操作が受け付けられたこと、及び受け付けられた期間の長さを直接的に視認することができ、直感的な累積点灯時間の設定操作が可能となる。
一方、常時点灯の場合には、モニタ動作部46は、リードスイッチ30のオン期間とモニタLED50の消灯期間とが概ね一致するようにモニタLED50を動作させる。この場合、交流電源ACが投入されていればモニタLED50は点灯状態となるので、ユーザは、LEDランプ2が不点又は未装着の場合であっても、設定操作前にLED点灯装置1が操作受付可能な状態にあることを視認することができ、設定操作の誘導性が増す。また、この場合も常時消灯の場合と同様に、直感的な累積点灯時間の設定操作が可能となる。
また、モニタ動作部46は、リードスイッチ30のオン操作を受け付けたことをユーザに示すようにモニタLED50を動作させてもよい。例えば、リードスイッチ30のオン状態終了後に所定期間にわたって作動検出部44によってオン状態が検出されない場合には、モニタ動作部46は、モニタLED50を数秒間(0.5〜2秒程度)にわたって数回(1〜3回程度)点滅させてもよい。これにより、ユーザは自身の操作が受け付けられたか否かを直接的に視認することができ、累積点灯時間の設定操作の操作性が高まる。
ここで、図2を参照して、LED点灯装置1の具体的な使用について説明する。図2は、上段からLEDランプ2の調光率(%)及び光束を示し、横軸はLED照明装置3の使用についての累積時間T(時間)である。T=0において、当初のLED点灯装置1(以下、「LED点灯装置1−1」という)及び当初のLEDランプ2(以下、「LEDランプ2−1」という)の組合せにおいて、初期光束補正機能に基づいて80%調光点灯が開始される。
T=40000において、初期光束補正機能に基づいて調光率が100%に達する。この時点でLEDランプ2−1は実質的に寿命に達しているが、説明の目的上、LEDランプ2−1はT=45000まで使用されるものとする。なお、LEDランプ2−1の累積点灯時間は、その使用期間、使用開始年月日等から概算可能である。T=40000〜45000では、初期光束補正機能に基づいて、調光率は100%に維持される。
T=45000において、LEDランプ2−1が新たなLEDランプ2(以下、「LEDランプ2−2」という)に交換される。ここで、ユーザは、磁石Mを1秒以上5秒未満の範囲でリードスイッチ30に近接させ、LED点灯装置1−1の記憶部42における累積点灯時間を0時間にリセットする。これにより、T=45000以降は、T=0以降と同様に、初期光束補正機能に基づいて80%から調光率の上昇が開始される。
ここで、T=70000において、LED点灯装置1−1が寿命に達するので、LED点灯装置1−1は、新たなLED点灯装置1(以下、「LED点灯装置1−2」という)に交換される。なお、LED点灯装置1−1及びLEDランプ2−2の累積点灯時間は、その使用期間、使用開始年月日等から概算可能である。ここで、LEDランプ2−2についての累積点灯時間が25000時間となっているので、ユーザは、磁石Mを25秒以上30秒未満の範囲でLED点灯装置1−2のリードスイッチ30に近接させ、累積点灯時間を25000時間に設定する。この作業は、LED点灯装置1−2の設置前に工場等で行われてもよいし、設置後に現場で行われてもよい。これにより、T=70000以降は、初期光束補正機能に基づいて、25000時間の累積点灯時間に対応する調光率(92.5%)から調光率の上昇が開始される。
これにより、最初にLED点灯装置1−1及びLEDランプ2−1の組合せで点灯が開始され、LEDランプ2−1がLEDランプ2−2に交換され、その後LED点灯装置1−1がLED点灯装置1−2に交換されても、得られる光束は概ね一定値αに維持される。
なお、図3に示す例では、出力電流をフィードフォワード制御する構成を示したが、一次側グランドG1の基準として得られる何らかの動作パラメータ(FET21に流れる電流、トランス22の補助巻線に流れる電流等)を検出値とし、調光指令値を目標値としてフィードバック制御する構成も可能である。また、図4又は図5に示すように、出力電流をフィードバック制御により定電流制御する構成も可能である。
図4に示すように、スイッチング電源回路20は、電流検出部61、オペアンプ62、フォトカプラ63、抵抗66、フォトカプラ67及び抵抗68を更に備える。電流検出部(電流検出抵抗)61は二次側グランドG2とLEDランプ2のカソード端との間に挿入された低抵抗素子からなり、出力電流に比例した電圧が電流検出抵抗61に発生する。この電流検出抵抗61に発生した電圧(検出電流値)はオペアンプ62の負入力端子(−)に入力される。
調光指令決定部43の出力である調光指令値は、抵抗66を介してフォトカプラ67のフォトダイオードに入力され、その出力がオペアンプ62の正入力端子に入力される。本例では、フォトカプラ67のフォトトランジスタのコレクタに適宜の電圧が印加され、エミッタと二次側グランドG2の間に抵抗68が接続され、当該エミッタの電圧がオペアンプ62の正入力端子に入力される。この入力が、出力電流の目標値(目標電流値)となる。したがって、調光指令値の増/減がオペアンプ62への入力の増/減に対応しているが、これらの論理はフォトカプラ67周辺の接続構成の変更によって適宜変更可能である。
オペアンプ62は、トランス22の補助巻線電圧の整流平滑電圧又は出力電圧の降下電圧によって制御電源の供給を受け、二次側グランドG2を基準電位として動作し、出力電流を一定化させる機能を担う。上述したように、オペアンプ62の負入力端子(−)には検出電流値が入力され、正入力端子(+)には調光指令値に対応する電圧である目標電流値が入力される。なお、オペアンプ62の負入力端子と出力端子間には不図示の帰還素子(抵抗、コンデンサ、又はこれらの直列回路若しくは並列回路)が接続されるものとする。オペアンプ62は、負入力端子に入力される検出電流値と、正入力端子に入力される目標電流値との誤差を増幅して出力する。
オペアンプ62の出力端子はフォトカプラ63のフォトダイオードのカソードに接続され、アノードには適宜の電圧が印加される。これにより、オペアンプ62の出力はフォトカプラ63を介して駆動部25に入力される。駆動部25は、フォトカプラ63の出力状態に応じたパルス幅のPWM駆動信号を生成し、それをFET21のゲート電圧として出力する。例えば、駆動部25は、フォトカプラ63(フォトダイオード及びフォトトランジスタ)の電流の増加/減少に対してPWM制御のオン幅を減少/増加させ、出力電流又は出力電圧を低減/増加させる。すなわち、駆動部25及びオペアンプ62は、出力電流を目標電流値(調光指令値)に一致させるように作用する。
図4に示す例では、リードスイッチ30及び制御部40が一次側グランドG1を基準電位として動作する構成を示したが、図5に示すように、双方が二次側グランドG2を基準電位として動作する構成も可能である。この例では、定電圧回路36がコンデンサ24の電圧を降下して定電圧を生成し、リードスイッチ30及び制御部40を給電する。したがって、LEDランプ2が未装着の状態において累積点灯時間の設定が行われるためには、そのような無負荷状態においても交流電源ACが投入されている場合にトランス22の二次側に電圧が発生している必要がある。本例では、調光指令決定部43の出力は、オペアンプ62の正入力端子に直接入力される。
以上、本実施形態のLED点灯装置1は、調光指令値に応じた出力電流をLEDランプ2に供給可能なスイッチング電源回路20と、磁力の印加に応じてオン状態となるリードスイッチ30と、制御部40とを備え、制御部40は、LEDランプ2の累積点灯時間を計時及び記憶する計時部41及び記憶部42と、記憶部42に記憶された累積点灯時間に応じて初期光束補正機能に基づいて調光指令値を決定する調光指令決定部43と、リードスイッチ30のオン/オフを検出する作動検出部44と、リードスイッチ30のオン状態の検出に応じて新たな累積点灯時間を記憶部42に記憶させる累積時間設定部45を含む。
このように、磁力の印加に応じてオン状態となるリードスイッチ30が設けられ、作動検出部44がリードスイッチ30のオン/オフを検出し、このオン状態の検出に応じて累積時間設定部45が新たな累積点灯時間を記憶部42に記憶させる。これにより、LEDランプ2の交換時だけでなくLED点灯装置1の交換時においても、リードスイッチ30への磁力の印加により累積点灯時間を所望値(ゼロを含む)に設定することが可能となり、初期光束補正機能における累積点灯時間の不整合を回避することができる。そして、リードスイッチ30がLED点灯装置1側に搭載されるので、LED点灯装置1とLEDランプ2との間の配線を複雑化することなく、簡素な構成のLED点灯装置1が実現される。また、このLED点灯装置1は、定格電流等が同じであれば一般的なLEDランプ2に対して初期光束補正機能を実行することができ、構成の汎用性が確保される。
また、LED点灯装置1及びLEDランプ2を備えるLED照明装置3においても、上述した各効果が得られる。そして、上述したように、一般的なLED点灯装置に対する追加部品であるリードスイッチ30が、設計寿命が相対的に短いLEDランプ2側ではなく設計寿命が相対的に長いLED点灯装置1側に搭載されるので、運用コストの低いLED照明装置3が実現される。
<第2の実施形態>
上記第1の実施形態では、モニタLED50がリードスイッチ30のオン/オフに応動して制御される構成を示したが、本実施形態では、更にモニタLED50によって現在の概ねの累積時間が表示される構成を示す。本実施形態のLED点灯装置1のブロック図及びその経時的な動作は、第1の実施形態の図1及び図2に示すものとそれぞれ同様である。本実施形態では、作動検出部44及びモニタ動作部46が、第1の実施形態で説明した動作に加えて以下の動作を実行するように構成される。
作動検出部44は、リードスイッチ30のオン動作の所定パターンを検出した場合に照会信号を生成する。所定パターンとは、例えば、所定時間内(例えば2秒以内)における複数回(例えば2回)のオン動作であればよいが、これに限られない。モニタ動作部46は、照会信号を受けると、記憶部42に記憶されている累積点灯時間(以下、「現累積点灯時間」という)に応じた態様でモニタLED50を動作させる。
例えば、モニタ動作部46は、現累積点灯時間に比例した継続期間にわたってモニタLED50の動作状態を反転させる。すなわち、モニタ動作部46は、照会信号を受けると、モニタLED50を、常時消灯の場合には上記継続期間にわたって点灯し、常時点灯の場合には上記継続期間にわたって消灯する。このモニタLED50の反転動作の継続時間は、例えば、現累積点灯時間の10000分の1の値の単位を秒とした時間(例えば、現累積点灯時間が26000時間であれば2.6秒)又はその整数倍の時間であればよい。これにより、ユーザは、モニタLED50の点灯継続時間を計測すれば現累積点灯時間を知ることができ、現累積点灯時間の正確な表示が可能となる。
代替的に、モニタ動作部46は、照会信号を受けた場合に現累積点灯時間に対応する回数でモニタLED50を反転動作(すなわち、点滅)させてもよい。例えば、モニタLED50の点滅回数は、現累積点灯時間を10000で除算した値の小数点第1位を四捨五入した値(例えば、現累積点灯時間が26000時間であれば3回)であってもよいし、現累積点灯時間を5000で除算した値の小数点第1位を四捨五入した値(例えば、現累積点灯時間が26000時間であれば5回)であってもよい。これにより、ユーザは、反転回数(点滅回数)を数えるだけで現累積点灯時間を知ることができ、現累積点灯時間の容易な確認が可能となる。なお、反転回数(点滅回数)とは、モニタLED50が常時消灯の場合には点灯回数、常時点灯の場合には消灯回数と定義されるものとする。
あるいは、上記の変形として、現累積点灯時間の万の位を相対的に長い周期又は時間で反転動作した後に千の位を相対的に短い周期又は時間で反転動作させてもよい。例えば、現累積点灯時間が26000時間であれば、モニタLED50の動作は「−−_・・・・・・」のようになる。「−」は相対的に長い周期又は時間を示し、「・」は相対的に短い周期又は時間を示し、「_」はインターバルを示す。なお、「・・・・・・−−」のように万の位と千の位の順序を逆にしてもよいし、インターバル「_」を省略してもよい。これにより、ユーザは、反転回数(点滅回数)及び相対期間長を確認すれば現累積点灯時間を知ることができ、容易かつある程度正確な現累積点灯時間の確認が可能となる。
上記の現累積点灯時間の表示の動作は、スイッチング電源回路20が故障した場合であっても、リードスイッチ30及び制御部40が給電されていれば実行可能である(図3及び図4に示す構成において実施可能である)。したがって、故障モードによっては、故障したLED点灯装置1から現累積点灯時間を取得することもできる。
以上のように、本実施形態のLED点灯装置1では、作動検出部44がリードスイッチ30のオン動作の所定パターンを検出した場合に、モニタ動作部46が、現累積点灯時間に応じた態様でモニタLED50を動作させる。これにより、ユーザは、LEDランプ2の使用を継続しつつLED点灯装置1を交換する際に、交換前のLED点灯装置1−1における累積点灯時間を認識することができ、交換後のLED点灯装置1−2における累積点灯時間の正しい設定が促進される。
<変形例>
以上に本発明の好適な実施形態を示したが、本発明は、例えば以下に示すように種々の態様に変形可能である。
(1)リードスイッチの接点タイプ
上記各実施形態では、a接点タイプのリードスイッチ30が採用される構成を示したが、c接点タイプのリードスイッチが採用されてもよい。c接点タイプのリードスイッチでは、磁化により変位可能な可動電極が、通常時には第1の固定電極に接触しており、磁力印加時に第2の固定電極に接触する。したがって、可動電極が第1の固定電極に接触している場合と、可動電極が第2の固定電極に接触している場合との間で作動検出部44への論理入力が反転するように構成される。
(2)モニタLEDの接続位置
上記各実施形態では、制御部40(モニタ動作部46)によって制御されるモニタLED50が設けられる構成を示した。一方、リードスイッチ30に接続されてそのオン動作に応動して動作するモニタLED51が設けられてもよい。この場合、モニタ動作部46が省略され、制御構成が簡素化される。例えば、図6Aに示すように、モニタLED51がリードスイッチ30に直列接続されてもよい。この場合、モニタLED51は、通常時(リードスイッチ30の開時)には消灯し、ユーザ操作時(リードスイッチ30の閉時)には点灯する。また、図6Bに示すように、モニタLED51は、リードスイッチ30に並列接続されてもよい。この場合、モニタLED51は、通常時(リードスイッチ30の開時)には点灯し、ユーザ操作時(リードスイッチ30の閉時)には消灯する。なお、上記の「リードスイッチ30に接続され」とは、他のアナログ回路部品(抵抗、トランジスタ等)を介して接続される場合も含む。
(3)モニタLEDの複数化
上記各実施形態では、1つのLED点灯装置1に対して1つのモニタLED50が設けられる構成を示したが、複数のモニタLEDが設けられてもよい。例えば、モニタLED50と上記のモニタLED51が併用されてもよい。また、モニタLED50が2個のLEDで構成されて、モニタ動作部46が、一方のモニタLEDをリードスイッチ30のオン/オフに一致するように動作させ、他方のモニタLEDをユーザ操作受付の表示用に動作させてもよい。あるいは、第2の実施形態において、モニタLED50が2個又は3個のLEDで構成され、モニタ動作部46が、2個又は3個のモニタLEDの動作状態の組合せによって現累積点灯時間を2ビット表示(10000時間間隔で表示)又は3ビット表示(5000時間間隔で表示)するようにしてもよい。
1 LED点灯装置
2 LEDランプ
3 LED照明装置
20 スイッチング電源回路
30 リードスイッチ
40 制御部
41 計時部
42 記憶部
43 調光指令決定部
44 作動検出部
45 累積時間設定部
46 モニタ動作部
50、51 モニタLED

Claims (11)

  1. LED点灯装置であって、
    調光指令値に応じた出力電流をLEDランプに供給可能なスイッチング電源回路と、
    磁力の印加に応じてオン状態となるリードスイッチと、
    前記LEDランプの累積点灯時間を計時及び記憶する計時部及び記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記累積点灯時間に応じて初期光束補正機能に基づいて前記調光指令値を決定する調光指令決定部と、
    前記リードスイッチのオン/オフを検出する作動検出部と、
    前記リードスイッチのオン状態の検出に応じて新たな累積点灯時間を前記記憶部に記憶させる累積時間設定部と
    を備えたLED点灯装置。
  2. 請求項1に記載のLED点灯装置において、前記作動検出部が、前記リードスイッチのオン状態の継続時間を検出し、前記累積時間設定部が、前記オン状態の継続時間に基づいて前記新たな累積点灯時間を決定するように構成された、LED点灯装置。
  3. 請求項1又は2に記載のLED点灯装置であって、
    前記LEDランプを構成するLEDとは別のLEDであるモニタLEDと、
    前記モニタLEDの動作状態が前記リードスイッチのオン動作に応動するように前記モニタLEDを動作させるモニタ動作部と
    を更に備えたLED点灯装置。
  4. 請求項3に記載のLED点灯装置において、前記モニタ動作部が、前記リードスイッチのオン動作の終了後に、前記モニタLEDを動作させてオン動作の受付を示すように構成された、LED点灯装置。
  5. 請求項3又は4に記載のLED点灯装置において、前記作動検出部が前記リードスイッチのオン動作の所定パターンを検出した場合に、前記モニタ動作部が、前記記憶部に記憶されている累積点灯時間に応じた態様で前記モニタLEDを動作させるように構成された、LED点灯装置。
  6. 請求項5に記載のLED点灯装置において、前記作動検出部が前記リードスイッチのオン動作の所定パターンを検出した場合に、前記モニタ動作部が、前記記憶部に記憶されている累積点灯時間に比例した時間にわたって前記モニタLEDを動作させるように構成された、LED点灯装置。
  7. 請求項5に記載のLED点灯装置において、前記作動検出部が前記リードスイッチのオン動作の所定パターンを検出した場合に、前記モニタ動作部が、前記記憶部に記憶されている累積点灯時間に対応する回数にわたって前記モニタLEDを動作させるように構成された、LED点灯装置。
  8. 請求項1又は2に記載のLED点灯装置であって、
    前記LEDランプを構成するLEDとは別のLEDであって前記リードスイッチに接続されて該リードスイッチのオン動作に応動して動作するモニタLEDを更に備えたLED点灯装置。
  9. 請求項3から8のいずれか一項に記載のLED点灯装置において、前記リードスイッチがオフ状態の場合に前記モニタLEDが消灯し、前記リードスイッチがオン状態の場合に前記モニタLEDが点灯するように構成された、LED点灯装置。
  10. 請求項3から8のいずれか一項に記載のLED点灯装置において、前記リードスイッチがオフ状態の場合に前記モニタLEDが点灯し、前記リードスイッチがオン状態の場合に前記モニタLEDが消灯するように構成された、LED点灯装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のLED点灯装置と、前記LEDランプとを備えたLED照明装置。

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