JP2017162646A - 超伝導サイクロトロン及び超伝導電磁石装置 - Google Patents

超伝導サイクロトロン及び超伝導電磁石装置 Download PDF

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Abstract

【課題】超伝導電流リードの通電可能電流が低減することを抑制することができる超伝導サイクロトロン及び超伝導電磁石装置を提供する。【解決手段】超伝導サイクロトロン及び超伝導電磁石装置では、超伝導電流リード35は、当該超伝導電流リード35を構成する板状部材の厚み方向D4と、超伝導コイルによって生成される外部磁場とが交差するように配置され、且つ、当該超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において湾曲している。このため、単に外部磁場のみに着目するのではなく、外部磁場と、超伝導電流リード35に電流が流れることによって生成される自己磁場との合成磁場に着目して、この合成磁場の向きに板状部材の面が沿うように湾曲させて超伝導電流リード35を設けることが可能となる。従って、板状部材に対して交差する磁場の強さを低減することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、超伝導サイクロトロン及び超伝導電磁石装置に関する。
従来、超伝導電磁石装置が用いられた超伝導サイクロトロンとして、中空のヨークと、ヨークの外部に設けられた電源と、ヨークの内部に設けられた超伝導コイルと、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1)。このような超伝導サイクロトロンにおいて、電源から超伝導コイルに電力を導入する電力導入部が設けられる場合がある。電力導入部は、一対の電極間を接続するテープ状の超伝導電流リードを有している。
特開2014−007150号公報
ところで、超伝導サイクロトロンでは、超伝導コイルは、電源から電力を供給されて周囲に磁場を生成する。このため、超伝導電流リードの周囲にも磁場が存在することとなる。一方、テープ状の超伝導電流リードでは、その面に対して交差する磁場が存在する場合には、流すことのできる電流(通電可能電流)の大きさが制限される性質が知られている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされてものであり、超伝導電流リードの通電可能電流が低減することを抑制することができる超伝導サイクロトロン及び超伝導電磁石装置を提供することを目的とする。
本発明の超伝導サイクロトロンは、中空のヨークと、ヨークの外部に設けられた電源と、ヨークの内部に設けられ、電源から電力を供給されて磁場を生成する環状の超伝導コイルと、電源と超伝導コイルとの間に設けられ、電源から超伝導コイルに電力を導入する電力導入部と、を備え、電力導入部は、電源側に設けられた第1電極と、超伝導コイル側に設けられた第2電極と、第1電極と第2電極とを電気的に接続する長尺状の超伝導接続部と、を有し、超伝導接続部は、超伝導材料を含む板状部材からなり、板状部材の厚み方向と、超伝導接続部が設けられた位置において超伝導コイルによって生成される磁場の向きと、が交差するように配置され、当該超伝導接続部の長手方向に対する垂直断面において湾曲している。
この超伝導サイクロトロンでは、超伝導接続部(超伝導電流リード)は、当該超伝導接続部を構成する板状部材の厚み方向と、超伝導コイルによって生成される磁場の向きとが交差するように配置され、且つ、当該超伝導接続部の長手方向に対する垂直断面において湾曲している。このため、単に超伝導コイルによって生成される外部磁場のみに着目するのではなく、超伝導コイルによって生成される外部磁場と、超伝導接続部に電流が流れることによって生成される自己磁場との合成磁場に着目して、この合成磁場の向きに板状部材の面が沿うように湾曲させて超伝導接続部を設けることが可能となる。従って、この超伝導サイクロトロンによれば、板状部材に対して交差する磁場の強さを低減することができるため、超伝導接続部(超伝導電流リード)の通電可能電流が低減することを抑制することができる。
本発明の超伝導サイクロトロンでは、超伝導接続部は、垂直断面において湾曲する位置に並べて配置された複数の板状部材からなっていてもよい。この場合、超伝導コイルによって生成される外部磁場と、超伝導接続部に電流が流れることによって生成される自己磁場との合成磁場の向きに板状部材の面が精度良く沿うように超伝導接続部を設けることができる。
本発明の超伝導サイクロトロンでは、第1電極及び第2電極のそれぞれは、互いに同じ方向に形成された外面を含み、外面のそれぞれは、垂直断面において少なくとも一部が湾曲していてもよい。このように構成された超伝導サイクロトロンによれば、本発明の作用効果を好適に奏することができる。
本発明の超伝導サイクロトロンでは、外面のそれぞれは、垂直断面において全体が湾曲していてもよい。この場合、電極を容易に製造することができる。
本発明の超伝導サイクロトロンでは、板状部材は、外面のそれぞれに対向する面が当該外面に沿って湾曲していてもよい。この場合、第1電極及び第2電極の外面に対して、板状部材を強固に取り付けることができる。
本発明の超伝導サイクロトロンでは、板状部材は、外面のそれぞれに対向する面が平面状をなしていてもよい。この場合、板状部材を湾曲させる等の処理を行うことなく、第1電極及び第2電極の外面に対して板状部材を容易に取り付けることができる。
本発明の超伝導サイクロトロンでは、第1電極及び第2電極のそれぞれは、互いに同じ方向に形成された外面を含み、外面のそれぞれは、垂直断面において互いに屈曲して接続された複数の直線からなっていてもよい。この場合、電極を容易に製造することができると共に、板状部材を湾曲させる等の処理を行うことなく、第1電極及び第2電極の外面に対して板状部材を容易に取り付けることができる。
本発明の超伝導サイクロトロンでは、第1電極及び第2電極のそれぞれは、互いに同じ方向に形成された外面を含み、外面のそれぞれは、垂直断面において直線からなり、超伝導接続部は、第1電極及び第2電極に対応する位置では、垂直断面において湾曲しておらず、第1電極及び第2電極の間の位置では、垂直断面において湾曲していてもよい。この場合、電極を容易に製造することができる。
本発明の超伝導サイクロトロンでは、垂直断面における超伝導接続部の曲率は、超伝導接続部の長手方向の位置に応じて異なってもよい。この場合、超伝導接続部の長手方向の位置に応じて合成磁場の向きが異なるときであっても、合成磁場の向きに板状部材の面が精度良く沿うように超伝導接続部を設けることができる。
本発明の超伝導サイクロトロンでは、超伝導接続部は、当該超伝導接続部が設けられた位置において超伝導コイルによって生成される磁場の向きに対して垂直な平面に関し、面対称をなしていてもよい。このように構成された超伝導サイクロトロンによれば、本発明の作用効果を好適に奏することができる。
本発明の超伝導サイクロトロンでは、超伝導コイルは、中心軸線を囲う環状の巻き線部分を有し、電力導入部は、巻き線部分から中心軸線に沿った方向の位置に設けられ、第1電極、第2電極及び超伝導接続部は、中心軸線に沿った方向に設けられ、超伝導接続部は、板状部材の厚み方向と、超伝導コイルの周方向において当該板状部材が設けられた位置における超伝導コイルの径方向と、が交差するように配置されていてもよい。このように構成された超伝導サイクロトロンによれば、本発明の作用効果を好適に奏することができる。
本発明の超伝導電磁石装置は、電力を供給する電源と、電源から電力を供給されて磁場を生成する環状の超伝導コイルと、電源と超伝導コイルとの間に設けられ、電源から超伝導コイルに電力を導入する電力導入部と、を備え、電力導入部は、電源側に設けられた第1電極と、超伝導コイル側に設けられた第2電極と、第1電極と第2電極とを電気的に接続する長尺状の超伝導接続部と、を有し、超伝導接続部は、超伝導材料を含む板状部材からなり、板状部材の厚み方向と、当該超伝導接続部が設けられた位置において超伝導コイルによって生成される磁場の向きと、が交差するように配置され、当該超伝導接続部の長手方向に対する垂直断面において湾曲している。
この超伝導電磁石装置では、超伝導接続部(超伝導電流リード)は、当該超伝導接続部を構成する板状部材の厚み方向と、超伝導コイルによって生成される磁場の向きとが交差するように配置され、且つ、当該超伝導接続部の長手方向に対する垂直断面において湾曲している。このため、単に超伝導コイルによって生成される外部磁場のみに着目するのではなく、超伝導コイルによって生成される外部磁場と、超伝導接続部に電流が流れることによって生成される自己磁場との合成磁場に着目して、この合成磁場の向きに板状部材の面が沿うように湾曲させて超伝導接続部を設けることが可能となる。従って、この超伝導電磁石装置によれば、板状部材に対して交差する磁場の強さを低減することができるため、超伝導接続部(超伝導電流リード)の通電可能電流が低減することを抑制することができる。
本発明によれば、超伝導電流リードの通電可能電流が低減することを抑制することが可能となる。
実施形態に係る超伝導サイクロトロンを示す断面図である。 図1の電力導入部の概略構成を示す図である。 図1の電力導入部の構成を示す図である。 従来の電力導入部における電場の向きを説明するための図である。 変形例に係る電力導入部の構成を示す図である。 変形例に係る電力導入部の構成を示す図である。 変形例に係る電力導入部の構成を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示される超伝導サイクロトロン1は、超伝導電磁石装置50が適用されるサイクロトロンであり、平面視において鉛直な中心軸線Cを中心とする円形を呈する。図1において、中心軸線Cよりも左側は、中心軸線Cと荷重支持体12とを含む鉛直平面に沿った断面を示し、中心軸線Cよりも右側は、中心軸線Cと電力導入部20とを含む鉛直平面に沿った断面を示す。
図1に示されるように、超伝導サイクロトロン1は、イオン源(不図示)から荷電粒子を加速空間G内に供給し、加速空間G内の荷電粒子を加速して荷電粒子ビームを出力する横置きの円形加速器である。荷電粒子としては、例えば陽子、重粒子(重イオン)などが挙げられる。超伝導サイクロトロン1は、例えば荷電粒子線治療用の荷電粒子線を生成する加速器、ターゲットへ照射して放射性同位元素を製造するための荷電粒子線を生成する加速器等として用いられる。
超伝導サイクロトロン1は、イオン源の他に、超伝導電磁石5及び電源2を備えている。超伝導電磁石5は、ポール3,4と、ヨーク6と、超伝導コイル7,8と、コイル支持枠9と、真空容器10と、電力導入部20と、を有する。電源2は、ヨーク6の外部に設けられており、超伝導コイル7,8に電力を供給する。なお、超伝導サイクロトロン1において、超伝導電磁石装置50は、電源2、超伝導コイル7,8、電力導入部20を含んで構成される。超伝導電磁石装置50は、上記構成の他に、例えばコイル支持枠9、真空容器10等を含んでもよい。
ポール3,4は、超伝導コイル7,8の中心軸線Cに沿った方向に離間して配置されている。なお、超伝導サイクロトロン1は、中心軸線Cが鉛直になるように配置され使用される。ポール3は、加速空間Gより上方に配置された上ポールであり、ポール4は、加速空間Gより下方に配置された下ポールである。また、ポール3,4間には、加速電極(ディ電極、不図示)が設けられている。この加速電極に高周波を付与することで、電場が形成される。
ヨーク6は、中空の円盤型のブロックであり、その内部にポール3,4、真空容器10及び電力導入部20が配置されている。ヨーク6は、超伝導コイル7,8及びポール3,4で生成した磁場が外部に漏れないようにするためのものである。
超伝導コイル7,8は、ヨーク6の内部に設けられ、電源2から電力を供給されて磁場を生成する。上側の超伝導コイル7は、中心軸線Cを中心としてポール3の外周を覆うように環状に巻かれ、下側の超伝導コイル8は、ポール4の外周を覆うように環状に巻かれている。超伝導コイル7および超伝導コイル8は、中心軸線Cに沿った方向に並んで配置されコイル支持枠9に収容されている。
超伝導コイル7,8は、中心軸線Cを囲う環状のコイル本体(巻き線部分)7a,8aをそれぞれ有している。コイル本体7a,8aは、超伝導線材を巻回して構成されている。超伝導線材としては、例えば、酸化物超伝導体(例えばBi2223、Bi2212、Y123)、MgB等の高温超伝導線材が用いられる。なお、超伝導線材として低温超伝導線材を用いてもよい。
超伝導コイル7,8は、例えば、内周側に内枠(または内巻枠)が設けられておらず、コイル(線材及び線材を固着する接着材)の内周面が他の部材によって接着・固定されていない空芯コイルである。コイル支持枠9は荷重支持体12を介してヨーク6に固定され支持されている。荷重支持体12は、中心軸線Cを中心として周方向D2の例えば4箇所に配置されている。
真空容器10は、中心軸線Cを中心として円環状に延びるコイル収容部10aと、コイル収容部10aに連通して上下に延びる円筒状の支持体収容部10bと、コイル収容部10aに連通して上方に延びる円筒状の電極収容部10cと、を有する。コイル収容部10aには、コイル支持枠9に装着された状態の超伝導コイル7,8が収容されている。支持体収容部10bには、上記の荷重支持体12が収容されている。電極収容部10cには、電力導入部20が収容されている。電極収容部10cの上面には、電力を導入するための入力端子15が、真空容器10の外部に露出するように設けられている。
また、真空容器10には、超伝導コイル7,8を冷却するための冷凍機13が接続されている。冷凍機13は、例えば、GM冷凍機であり、超伝導コイル7,8を例えば4Kに冷却することができる。冷凍機は、GM冷凍機(Gifford-McMahon cooler)に限定されず、例えばスターリング冷凍機を始めその他の冷凍機でもよい。
電力導入部20は、電源2から超伝導コイル7,8に電力を導入する。電力導入部20は、電源2と超伝導コイル7,8との間に設けられている。電力導入部20は、コイル本体7a,8aから中心軸線Cに沿った方向の位置に設けられている。電力導入部20は、銅板23を介して入力端子15と接続されている。電源2から入力端子15を通じて入力される電流は、銅板23及び電力導入部20を介して超伝導コイル7,8に送られる。電力導入部20の一部は、熱シールド筒27の内側に収納されている。なお、超伝導サイクロトロン1は、正負一対の電力導入部20を備えるが、図1の断面上にはそのうちの1つの電力導入部20のみが現れている。一対の電力導入部20は、互いに同様の構成を備えているので、以下では、1つの電力導入部20の構成のみを各図に示して説明し、重複する説明を省略する。
熱シールド筒27は、電極収容部10c内に収容されており、電極収容部10cの途中の高さの位置まで延びる円筒形状をなしている。熱シールド筒27は、冷凍機13の低温ヘッド(不図示)に接続されており、熱シールド筒27は約50Kに冷却されている。熱シールド筒27は、例えば銅からなる。
続いて、図2及び図3を参照しながら電力導入部20の構成について詳細に説明する。図2は、電力導入部20の概略構成を示す図であって、超伝導電流リード35については簡略化されている。図3は、超伝導電流リード35の長手方向D1視における電力導入部20を示している。電力導入部20は、電流経路上の電源2側に設けられた第1電極ブロック(第1電極)31と、電流経路上の超伝導コイル7,8側に設けられた第2電極ブロック(第2電極)32と、長尺状の超伝導電流リード(超伝導接続部)35と、を有している。
第1電極ブロック31の上端部は、前述の銅板23の下端部に接続されている。第2電極ブロック32の下端部は、他の電極類を介して超伝導コイル7,8に接続されている。第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32は銅製である。超伝導電流リード35は、第1電極ブロック31と第2電極ブロック32との間に架け渡され、第1電極ブロック31と第2電極ブロック32とを電気的に接続している。
第1電極ブロック31、第2電極ブロック32及び超伝導電流リード35は、中心軸線Cに沿った方向に設けられている。超伝導電流リード35の長手方向D1は、中心軸線Cに沿った方向に対して略平行である。
第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32は、一面が湾曲した略直方体形状を呈している。第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32は、互いに同じ方向に形成された外面31a,32aをそれぞれ含み、外面31a,32aは湾曲している。外面31a,32aは、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32の各面の内、超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcの向きに沿った面である。具体的に、外面31a,32aは、超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において、その一端から他端までの全体に亘って湾曲している。図中では、外面31a,32aは凸となるように湾曲しているが、後述するように、例えば超伝導電流リード35を流れる電流の向き、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32における外面31a,32aの方向、超伝導電流リード35の周囲に存在する磁場の向き等によっては、凹となるように湾曲してもよい。以下では、外面31a,32aは凸となるように湾曲している場合について説明する。
超伝導電流リード35は、相対的に高温の電源2側から超伝導状態とされる低温の超伝導コイル7,8側への熱の移動を抑制しつつ、電源2側と超伝導コイル7,8側とを電気的に接続する。超伝導電流リード35を介して伝達する熱を低減するために、超伝導電流リード35は、断面積の小さい線材によって構成される。また、超伝導電流リード35を流すことのできる電流値(通電可能電流)を増大するために、超伝導電流リード35は超電導材料を含む線材からなる。
超伝導材料としては、例えばBi系線材、RE系線材等が用いられる。これらの超伝導材料は2次元材料であるため、超伝導電流リード35は長尺状且つ板状(すなわち、テープ状)の線材(板状部材35a)とされる。これらの超伝導材料を含む板状部材35aからなる超伝導電流リード35では、その平面に対して交差する磁場が強くなると、それに伴って通電可能電流が減少する。
超伝導電流リード35は、板状部材35aの厚み方向D4と、超伝導電流リード35が設けられた位置において超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcの向きと、が交差するように配置されている。具体的には、超伝導電流リード35は、板状部材35aの厚み方向D4と、超伝導コイル7,8の周方向D2において当該板状部材35aが設けられた位置における超伝導コイル7,8の径方向D3と、が交差するように配置されている。ここで、超伝導電流リード35の長手方向D1、超伝導コイル7,8の周方向D2及び超伝導コイル7,8の径方向D3は互いに直交する。また、本実施形態では、板状部材35aは、その厚み方向D4が超伝導コイル7,8の周方向D2と一致するように配置されている。なお、板状部材35aの厚み方向D4と、超伝導コイル7,8の周方向D2とは一致しなくてもよい(図1参照)。
超伝導電流リード35は、超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において湾曲する位置に並べて配置された複数の板状部材35aからなる。すなわち、超伝導電流リード35は、複数の板状部材35aを全体として見ると、超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において湾曲している。ここで、湾曲とは、超伝導電流リード35の長手方向D1に沿って当該超伝導電流リード35を見たときに、当該超伝導電流リードが全体としてカーブしていることである。つまり、各板状部材35a自体は平板状であっても曲がった板状であってもよく、各板状部材35aが配置される相対的な位置が全体としてカーブしていれば、これらの板状部材35aを有する超伝導電流リード35は湾曲していることとなる。
また、各板状部材35aは、外面31a,32aのそれぞれに対向する面が、当該外面31a,32aに沿って湾曲している。このため、各板状部材35aと外面31a,32aとは、密着した状態で互いに固定されている。
超伝導電流リード35は、当該超伝導電流リード35が設けられた位置において超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcの向きに対して垂直な平面に関し、面対称をなすように配置されている。
次に、超伝導サイクロトロン1及び超伝導電磁石装置50の作用効果について説明する。まず、図4を参照しながら、従来の超伝導サイクロトロンに用いられる電力導入部120の構成を説明する。
図4の(a)に示されるように、従来の超伝導サイクロトロンに用いられる電力導入部120では、第1電極ブロック131及び第2電極ブロック132において、外面131a及び132aは湾曲していない。すなわち、外面131a,132aのそれぞれは、超伝導電流リード135の長手方向D1に対する垂直断面において直線からなる。
電力導入部120において、板状の超伝導電流リード135では、その面に対して交差する磁場が存在する場合には通電可能電流の大きさが制限される。このため、外面131a,132aのそれぞれは、超伝導電流リード135の面が超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcの向きに沿うように設けられている。これにより、超伝導電流リード135の面に対して交差する磁場の強さを抑制することが図られている。
しかし、図3の(b)に示されるように、電源2から超伝導コイル7,8に電力を供給するために超伝導電流リード135に電流が流されると、超伝導電流リード135の周りに自己磁場Bsが生成する。図中に示す例では、自己磁場Bsは、超伝導電流リード135に対して図中の上方では外部磁場Bcと同じ向きに生成しており、図中の下方では外部磁場Bcに対して反対向きに生成しており、図中の右方及び左方では外部磁場Bcに対して直交する向きに生成している。
このため、図3の(c)に示されるように、超伝導電流リード135の周囲において、外部磁場Bc及び自己磁場Bsを合成した合成磁場Btは、外部磁場Bcの向きに沿うように設けられた板状の超伝導電流リード135の平面には沿わないこととなる。その結果、超伝導電流リード135の平面に対して交差する磁場が強くなり、通電可能電流の大きさに制限が生じてしまう。
上述した従来の超伝導サイクロトロンに対して、本実施形態に係る超伝導サイクロトロン1では、図3に示されるように、超伝導電流リード35は、当該超伝導電流リード35を構成する板状部材35aの厚み方向D4と、超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcとが交差するように配置されている。また、超伝導電流リード35は、当該超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において湾曲している。このため、単に超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcのみに着目するのではなく、超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcと、超伝導電流リード35に電流が流れることによって生成される自己磁場Bsとの合成磁場Btに着目して、この合成磁場Btの向きに板状部材35aの面が沿うように湾曲させて超伝導電流リード35を設けることが可能となる。従って、この超伝導サイクロトロン1によれば、板状部材35aに対して交差する磁場の強さを低減することができるため、超伝導電流リード35の通電可能電流が低減することを抑制することができる。
また、本実施形態に係る超伝導サイクロトロン1では、超伝導電流リード35は、当該超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において湾曲する位置に並べて配置された複数の板状部材35aからなる。このため、超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcと、超伝導電流リード35に電流が流れることによって生成される自己磁場Bsとの合成磁場Btの向きに板状部材35aの面が精度良く沿うように超伝導電流リード35を設けることができる。
また、本実施形態に係る超伝導サイクロトロン1では、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32のそれぞれは、互いに同じ方向に形成された外面31a,32aを含み、外面31a,32aのそれぞれは、当該超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において全体が湾曲している。このため、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32を容易に製造することができる。
また、本実施形態に係る超伝導サイクロトロン1では、複数の板状部材35aは、外面31a,32aのそれぞれに対向する面が、当該外面31a,32aに沿って湾曲している。このため、外面31a,32aに対して、板状部材35aを強固に取り付けることができる。また、板状部材35aは、上記のように湾曲することによって板状部材35aの強度を増すことができる。
また、本実施形態に係る超伝導サイクロトロン1では、超伝導電流リード35は、超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcの方向に対して垂直な平面に関し、面対称をなしている。このように構成されているため、超伝導サイクロトロン1の作用効果を好適に奏することができる。
また、本実施形態に係る超伝導サイクロトロン1では、超伝導コイル7,8は、中心軸線Cを囲う環状のコイル本体7a,8aを有し、電力導入部20は、コイル本体7a,8aから中心軸線Cに沿った方向の位置に設けられ、第1電極ブロック31、第2電極ブロック32及び超伝導電流リード35は、中心軸線Cに沿った方向に設けられ、超伝導電流リード35は、板状部材35aの厚み方向D4と、超伝導コイル7,8の周方向D2において当該板状部材35aが設けられた位置における超伝導コイル7,8の径方向D3と、が交差するように配置されている。このように構成されているため、超伝導サイクロトロン1の作用効果を好適に奏することができる。
また、本実施形態に係る超伝導電磁石装置50では、超伝導電流リード35は、当該超伝導電流リード35を構成する板状部材35aの厚み方向D4と、超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcとが交差するように配置されている。また、超伝導電流リード35は、当該超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において湾曲している。このため、単に超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcのみに着目するのではなく、超伝導コイル7,8によって生成される外部磁場Bcと、超伝導電流リード35に電流が流れることによって生成される自己磁場Bsとの合成磁場Btに着目して、この合成磁場Btの向きに板状部材35aの面が沿うように湾曲させて超伝導電流リード35を設けることが可能となる。従って、この超伝導電磁石装置50によれば、板状部材35aに対して交差する磁場の強さを低減することができるため、超伝導電流リード35の通電可能電流が低減することを抑制することができる。
本発明は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。また、上述した実施形態に記載されている技術的事項を利用して、以下に説明する変形例を構成することも可能である。各変形例の構成を適宜組み合わせて使用してもよい。
例えば、上述した実施形態では、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32の外面31a,32aは凸となるように湾曲しているが、例えば超伝導電流リード35を流れる電流の向き、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32における外面31a,32aの方向、超伝導電流リード35の周囲に存在する磁場の向き等によっては、外面31a,32aは凹となるように湾曲していてもよい。
また、超伝導サイクロトロン1及び超伝導電磁石装置50では、図5に示されるように、外面31a,32aのそれぞれは、超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において少なくとも一部が湾曲していればよい。このような構成であっても、超伝導サイクロトロン1及び超伝導電磁石装置50は上述した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、超伝導サイクロトロン1及び超伝導電磁石装置50では、図6に示されるように、板状部材35aは、外面31a,32aのそれぞれに対向する面が平面状をなしていてもよい。この場合、板状部材35aを湾曲させる等の処理を行うことなく、外面31a,32aに対して板状部材35aを容易に取り付けることができる。
また、超伝導サイクロトロン1及び超伝導電磁石装置50では、図7に示されるように、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32のそれぞれは、互いに同じ方向に形成された外面31a,32aを含み、外面31a,32aのそれぞれは、超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において互いに屈曲して接続された複数の直線からなっていてもよい。この場合、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32を容易に製造することができると共に、板状部材35aを湾曲させる等の処理を行うことなく、外面31a,32aに対して板状部材35aを容易に取り付けることができる。
また、超伝導サイクロトロン1及び超伝導電磁石装置50では、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32のそれぞれは、互いに同じ方向に形成された外面31a,32aを含み、外面31a,32aのそれぞれは、超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において直線からなり、超伝導電流リード35は、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32に対応する位置では、超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において湾曲しておらず、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32の間の位置では、超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において湾曲していてもよい。なお、電力導入部20は支持部材を更に有し、超伝導電流リード35は支持部材によって支持されることで湾曲した状態を維持してもよい。支持部材36は、例えばセラミックス、FRP等によって構成されていてもよい。この場合、第1電極ブロック31及び第2電極ブロック32を容易に製造することができる。
また、超伝導サイクロトロン1及び超伝導電磁石装置50では、超伝導電流リード35の長手方向D1に対する垂直断面において、超伝導電流リード35が湾曲する曲率は、超伝導電流リード35の長手方向D1の位置に応じて異なってもよい。この場合、超伝導電流リード35の長手方向D1の位置に応じて合成磁場Btの向きが異なるときであっても、合成磁場Btの向きに板状部材35aの面が精度良く沿うように超伝導電流リード35を設けることができる。
また、超伝導サイクロトロン1及び超伝導電磁石装置50では、電力導入部20は1つの超伝導電流リード35のみを有していてもよい。
また、上記実施形態においては、超伝導電磁石装置50は、超伝導サイクロトロン1に適用されるものとして説明した。しかし、超伝導電磁石装置50は、高磁場が求められる装置であればどのような装置にでも適用可能であり、例えばMCZ法によるシリコン単結晶引き上げ装置にも適用可能である。
1…超伝導サイクロトロン、2…電源、6…ヨーク、7,8…超伝導コイル、20…電力導入部、31…第1電極ブロック(第1電極)、32…第2電極ブロック(第2電極)、35…超伝導電流リード(超伝導接続部)、35a…板状部材、50…超伝導電磁石装置。

Claims (12)

  1. 中空のヨークと、
    前記ヨークの外部に設けられた電源と、
    前記ヨークの内部に設けられ、前記電源から電力を供給されて磁場を生成する環状の超伝導コイルと、
    前記電源と前記超伝導コイルとの間に設けられ、前記電源から前記超伝導コイルに電力を導入する電力導入部と、を備え、
    前記電力導入部は、
    前記電源側に設けられた第1電極と、
    前記超伝導コイル側に設けられた第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極とを電気的に接続する長尺状の超伝導接続部と、を有し、
    前記超伝導接続部は、
    超伝導材料を含む板状部材からなり、
    前記板状部材の厚み方向と、当該超伝導接続部が設けられた位置において前記超伝導コイルによって生成される前記磁場の向きと、が交差するように配置され、
    当該超伝導接続部の長手方向に対する垂直断面において湾曲している、超伝導サイクロトロン。
  2. 前記超伝導接続部は、前記垂直断面において湾曲する位置に並べて配置された複数の前記板状部材からなる、請求項1記載の超伝導サイクロトロン。
  3. 前記第1電極及び前記第2電極のそれぞれは、互いに同じ方向に形成された外面を含み、
    前記外面のそれぞれは、前記垂直断面において少なくとも一部が湾曲している、請求項1又は2記載の超伝導サイクロトロン。
  4. 前記外面のそれぞれは、前記垂直断面において全体が湾曲している、請求項3記載の超伝導サイクロトロン。
  5. 前記板状部材は、前記外面のそれぞれに対向する面が当該外面に沿って湾曲している、請求項3又は4記載の超伝導サイクロトロン。
  6. 前記板状部材は、前記外面のそれぞれに対向する面が平面状をなしている、請求項3又は4記載の超伝導サイクロトロン。
  7. 前記第1電極及び前記第2電極のそれぞれは、互いに同じ方向に形成された外面を含み、
    前記外面のそれぞれは、前記垂直断面において互いに屈曲して接続された複数の直線からなる、請求項1又は2記載の超伝導サイクロトロン。
  8. 前記第1電極及び前記第2電極のそれぞれは、互いに同じ方向に形成された外面を含み、
    前記外面のそれぞれは、前記垂直断面において直線からなり、
    前記超伝導接続部は、
    前記第1電極及び前記第2電極に対応する位置では、前記垂直断面において湾曲しておらず、
    前記第1電極及び前記第2電極の間の位置では、前記垂直断面において湾曲している、請求項1又は2記載の超伝導サイクロトロン。
  9. 前記垂直断面における前記超伝導接続部の曲率は、前記超伝導接続部の前記長手方向の位置に応じて異なる、請求項1〜8の何れか一項記載の超伝導サイクロトロン。
  10. 前記超伝導接続部は、当該超伝導接続部が設けられた位置において前記超伝導コイルによって生成される前記磁場の向きに対して垂直な平面に関し、面対称をなしている、請求項1〜9の何れか一項記載の超伝導サイクロトロン。
  11. 前記超伝導コイルは、中心軸線を囲う環状の巻き線部分を有し、
    前記電力導入部は、前記巻き線部分から前記中心軸線に沿った方向の位置に設けられ、
    前記第1電極、前記第2電極及び前記超伝導接続部は、前記中心軸線に沿った方向に設けられ、
    前記超伝導接続部は、前記板状部材の厚み方向と、前記超伝導コイルの周方向において当該板状部材が設けられた位置における前記超伝導コイルの径方向と、が交差するように配置されている、請求項1〜10の何れか一項記載の超伝導サイクロトロン。
  12. 電力を供給する電源と、
    前記電源から電力を供給されて磁場を生成する環状の超伝導コイルと、
    前記電源と前記超伝導コイルとの間に設けられ、前記電源から前記超伝導コイルに電力を導入する電力導入部と、を備え、
    前記電力導入部は、
    前記電源側に設けられた第1電極と、
    前記超伝導コイル側に設けられた第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極とを電気的に接続する長尺状の超伝導接続部と、を有し、
    前記超伝導接続部は、
    超伝導材料を含む板状部材からなり、
    前記板状部材の厚み方向と、当該超伝導接続部が設けられた位置において前記超伝導コイルによって生成される前記磁場の向きと、が交差するように配置され、
    当該超伝導接続部の長手方向に対する垂直断面において湾曲している、超伝導電磁石装置。
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