JP2017162013A - 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017162013A
JP2017162013A JP2016043732A JP2016043732A JP2017162013A JP 2017162013 A JP2017162013 A JP 2017162013A JP 2016043732 A JP2016043732 A JP 2016043732A JP 2016043732 A JP2016043732 A JP 2016043732A JP 2017162013 A JP2017162013 A JP 2017162013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
information processing
monitoring area
unit
feature amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016043732A
Other languages
English (en)
Inventor
隆弘 野津
Takahiro Nozu
隆弘 野津
充 伴野
Mitsuru Banno
充 伴野
佐藤 卓也
Takuya Sato
卓也 佐藤
真寿 毛利
Masatoshi Mori
真寿 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2016043732A priority Critical patent/JP2017162013A/ja
Publication of JP2017162013A publication Critical patent/JP2017162013A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】移動体の正確な位置情報を得ることを目的とする。【解決手段】複数の移動体と、複数の移動体と通信可能な情報処理装置とを有する情報処理システムであって、複数の移動体のそれぞれは、異なるテクスチャパターンが付された監視領域内の床面のうち、各移動体が存在する位置を含む床面を撮像したテクスチャパターンの画像から特徴量を抽出する抽出部と、抽出した特徴量を送信する送信部と、を有する。情報処理装置は、特徴量を受信する受信部と、特徴量と監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した特徴量に対応する監視領域内の位置情報を特定する特定部と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
百貨店やスーパーマーケットなどの店舗では、顧客のニーズに応えるとともに販売効率を高めるために、監視領域内の顧客の位置情報に注目し、所定の領域にいる顧客の状況を把握する試みが行われている。例えば、購買行動を顧客別に調査できるように、顧客が店舗における自分の位置を識別できるようにする技術が知られている(例えば、特許文献1)。
また、買い物カゴに収容された商品の商品点数をカウントする検知装置が、商品点数の通知と同時に光を発することで、情報提供装置において撮影画像内の発光箇所から買い物カゴの位置を特定する技術が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2002−133515号公報 特開2011−96140号公報
特許文献1では、床面の色の違いにより顧客の位置の変化が検出される。しかしながら、店舗内では演出のために様々な色の光源を使用するため、照明によっては同一の色であっても、カメラが撮影した画像では異なる色と認識されることがある。この場合、店舗内の顧客がいる位置とは異なる誤った位置情報が収集されることがある。
また、特許文献1では、外部光源による色の変化に対し頑強であるためには、隣接する区画で色をある程度大きく変える必要がある。これは顧客の位置特定のために使用可能な色の数を制限し、取得する位置情報の粒度を大きくする。その結果、特許文献1では、顧客の位置情報を正確に取得することが困難になる場合がある。
特許文献2では、買い物カゴが発光する光を天井のカメラで検知する。このため、カートや買い物カゴ以外の発光源から光が発せられると、店舗内の顧客がいる位置とは異なる誤った位置情報が収集されることがある。また、特許文献2では、天井のカメラまで届く光を発光させる必要があるため、大きな容量を持つバッテリが必要になる。
そこで、一側面では、本発明は、移動体の正確な位置情報を得ることを目的とする。
一つの案では、複数の移動体と、前記複数の移動体と通信可能な情報処理装置とを有する情報処理システムであって、前記複数の移動体のそれぞれは、異なるテクスチャパターンが付された監視領域内の床面のうち、各移動体が存在する位置を含む床面を撮像したテクスチャパターンの画像から特徴量を抽出する抽出部と、抽出した前記特徴量を送信する送信部と、を有し、前記情報処理装置は、前記特徴量を受信する受信部と、特徴量と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記特徴量に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する特定部と、を有する情報処理装置が提供される。
一側面によれば、移動体の正確な位置情報を得ることができる。
第1実施形態にかかる情報処理システムの全体構成の一例を示す図。 第1実施形態にかかるカゴのハードウェア構成と床面の一例を示す図。 第1及び第2実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図。 第1及び第2実施形態にかかるカゴの機能構成の一例を示す図。 第1実施形態にかかる情報処理装置の機能構成の一例を示す図。 第1実施形態にかかる特徴量データベースの一例を示す図。 第1実施形態にかかる位置記録データベースの一例を示す図。 第1実施形態にかかる抽出処理の一例を示すフローチャート。 第1実施形態にかかる抽出内容の一例を示す図。 第1実施形態にかかる位置情報算出処理の一例を示すフローチャート。 第1及び第2実施形態にかかる混雑度算出処理の一例を示すフローチャート。 第1及び第2実施形態にかかるエントリ削除処理の一例を示すフローチャート。 第1及び第2実施形態にかかる待ち人数算出処理の一例を示すフローチャート。 第2実施形態にかかる情報処理システムの全体構成の一例を示す図。 第2実施形態にかかるカゴのハードウェア構成と床面の一例を示す図。 第2実施形態にかかる情報処理装置の機能構成の一例を示す図。 第2実施形態にかかる位置対応テーブルの一例を示す図。 第2実施形態にかかる抽出処理の一例を示すフローチャート。 第2実施形態にかかる抽出内容の一例を示す図。 第2実施形態にかかる位置情報算出処理の一例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
<第1実施形態>
[情報処理システムの全体構成]
まず、本発明の第1実施形態に係る情報処理システム1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す。本実施形態に係る情報処理システム1は、カゴ10a〜10j及び情報処理装置20を有する。
本実施形態では、店舗内のそれぞれのカゴ10a〜10jが床面を撮像し、得られた画像から抽出される特徴量を情報処理装置20に送信する。情報処理装置20は、抽出された特徴量を受信し、前記特徴量に基づきカゴ10a〜10jの位置を特定する。また、情報処理装置20は、特定したカゴ10a〜10jの位置に基づきレジR1〜R3付近のユーザの状況を示す情報を算出し、その情報を電光掲示板等の表示装置102a〜102c(総称して、「表示装置102」ともいう。)を用いて店舗内のユーザに提示する。本実施形態では、表示装置102a〜102cは、レジR1〜R3に一対一に対応して設置されているが、表示装置102の設置場所は、これに限らない。
ユーザの状況を示す情報は、例えば、店舗内の監視領域Vに設けられた区間TP1,TP2、TP3(総称して、「区間TP」ともいう。)のそれぞれにおけるユーザの待ち時間でもよいし、区間TPのそれぞれに存在するユーザの人数であってもよい。ユーザの状況を示す情報は、各区間TPのユーザの混雑度を比較した結果(例えば、混雑を高、中、低で示す等)であってもよい。
カゴ10a〜10j(総称して、「カゴ10」ともいう。)は、複数の移動体の一例である。複数の移動体は、ユーザの移動とともに移動する。移動体は、カゴ10に限らず、カートやユーザが所持する携帯端末であってもよい。
情報処理装置20は、複数の移動体と通信可能なコンピュータであって、店舗内に配置されてもよいし、店舗外に配置されてもよい。情報処理装置20は、店舗内のカゴ10とネットワークを介して接続されるサーバ、その他のクラウド上のサーバによって実現され得る。
店舗内の監視領域Vに設けられた各区間TP1〜TP3は、レジR1〜R3に一対一に対応して設けられ、ユーザが各レジを待つ領域となっている。つまり、各区間TP1〜TP3は、レジR1〜R3での精算のために、ユーザの待ち行列が発生する領域である。区間TP1〜TP3のそれぞれの床面には、区間毎に固有のテクスチャパターンが印刷されている。つまり、区間TP1〜TP3のそれぞれの床面には、異なるテクスチャパターンが付されている。
なお、本実施形態では、レジR1〜R3の周りの区間TP1〜TP3の床面に対して異なるテクスチャパターンが付されているが、これに限らず、例えばレジ以外の監視領域V内の複数のコーナーに対してそれぞれ異なるテクスチャパターンを付してもよい。その場合、各コーナーの特徴となるテクスチャパターンを用いて、例えば、野菜コーナーには、野菜のテクスチャパターンを付し、フルーツコーナーには、フルーツのテクスチャパターンを付してもよい。
[カゴのハードウェア構成]
カゴ10は、図2に一例を示すように、カゴ本体11、カメラ12、マイコン13及び通信装置14を有する。カゴ本体11の内部には、商品が納められる。カメラ12は、カゴ本体11の裏面に設置されており、カゴ本体11の下側の床面を撮影可能なようになっている。図2では、カメラ12は、区間TP内のカゴ10の下の領域Arの床面Sを撮影する。これにより、カメラ12は、カゴ10自身が存在する位置を含む床面Sのテクスチャパターンを撮影する。撮影した画像は、マイコン13に送信される。
マイコン13は、カゴ本体11に取り付けられるか又はカゴ本体11に内蔵され、カメラ12が撮影したテクスチャパターンの画像から一つ以上の特徴点およびその特徴点における特徴量を算出する。特徴量は、本実施形態において特に限定されないが、例えば、SIFT特徴量(スケールと回転に不変な特徴量)を用いてもよい。SIFT特徴量は、一般に多次元の量として表現される。SIFT特徴量に関する参考文献としては、「ディジタル画像処理(改訂新版)第11章3、4」が挙げられる。
抽出した一つ以上の特徴量は、通信装置14に送信される。通信装置14は、情報処理装置20との無線通信を行い、算出した特徴量を情報処理装置20に送信する。通信装置14は、一つ以上の特徴量を、カゴ10の識別番号及び特徴量の数と合わせて情報処理装置20へ送信する。
カゴ10に替えてカートを使用する場合、カメラ12はカートの裏面に設置される。ユーザが所持する携帯端末を使用する場合、カゴ又はカートには、携帯端末の設置場所が用意される。ユーザが、携帯端末のカメラを床面に向けてカゴ又はカートの設置場所に置くことで、汎用性のあるカゴ又はカートを使用して携帯端末の通信機能、演算機能、撮像機能により、図2に示すカゴ10と同様に情報処理装置20とのデータの送受信を行うことができる。
[情報処理装置のハードウェア構成]
情報処理装置20は、図3に一例を示すように、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、通信装置107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボードやマウスなどを含み、情報処理装置20に各操作信号を入力するために用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどを含み、各区間におけるユーザの混雑度等のユーザの状況に関する情報、その他の処理結果を表示する。通信装置107は、情報処理装置20をネットワークに接続し、カゴ10やその他の機器とデータを送受信する。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記録装置である。格納されるプログラムやデータには、情報処理装置20の全体を制御する基本ソフトウェア及びアプリケーションソフトウェアがある。例えば、HDD108には、各種のデータベースやプログラム等が格納されてもよい。
外部I/F103は、外部装置とのインターフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、情報処理装置20は、外部I/F103を介して記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体103aには、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)、ならびに、SDメモリカード(SD Memory card)やUSBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記録装置)である。ROM105には、ネットワーク設定等のプログラム及びデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記録装置)である。CPU106は、上記記録装置(例えば「HDD108」や「ROM105」など)から、プログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、装置全体の制御や搭載機能を実現する演算装置である。
[カゴの機能構成]
次に、第1実施形態に係るカゴ10の機能構成の各装置の機能構成について、図4を参照しながら説明する。カゴ10は、撮像部16、抽出部17及び送信部18の各ブロックで示される機能を有する。
撮像部16は、異なるテクスチャパターンが付された監視領域内のカゴ10の下に位置する床面を撮像する。よって、撮像された床面の画像は、カゴ10が存在する位置に描かれたテクスチャパターンを含む。
抽出部17は、撮像した床面の画像のテクスチャパターンから特徴点及び各特徴点の特徴量を抽出する。送信部18は、抽出した特徴点の数、特徴量、カゴの識別情報であるカゴIDを送信する。
なお、撮像部16の機能は、例えばカメラ12により実現される。抽出部17の機能は、例えばマイコン13により実現される。送信部18の機能は、例えば通信装置14により実現される。
また、図4は機能に着目したブロック図を描いており、これらの機能ブロックで示した各部は、ハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはハードウエアとソフトウエアとの組合せによって実現することができる。
[情報処理装置の機能構成]
次に、第1実施形態に係る情報処理装置20の機能構成について、図5を参照しながら説明する。情報処理装置20は、通信部21、特定部22、記録部23、算出部24及び表示制御部25の各ブロックで示される機能を有する。
通信部21は、複数のカゴ10からカゴID、特徴点の数及び特徴量を受信する。特定部22は、特徴量DB231を参照して、受信した特徴量に対応する監視領域V内の位置情報を特定する。これにより、カゴ10の正確な位置情報を得ることができる。
ユーザの正確な位置情報を示す座標の特定方法の一例について説明する。特定部22は、それぞれの特徴量に対応する座標が得られた場合、その重心の座標をカゴ10の存在する座標と判定する。もしくは、特定部22は、座標に対して階層的クラスタリングを実施し、もっとも多くの要素を含んでいるクラスの重心座標をカゴ10の存在する座標と判定する。座標の特定方法に関する参考文献としては、「ディジタル画像処理(改訂新版)第12章4−2」が挙げられる。
記録部23は、特徴量DB231及び位置記録DB232を記録する。図6は、第1実施形態にかかる特徴量DB231の一例を示す。特徴量DB231には、座標231aと対応させて特徴量(本実施形態では、SIFT特徴量)231bが記録される。これにより、特徴量231bの値から、店舗内のカゴ10の座標231aを得ることができる。カゴ10の存在する座標が、ユーザの位置情報の一例に相当する。
図7は、第1実施形態にかかる位置記録DB232の一例を示す。位置記録DB232には、カゴID232aに対応させて座標232b及び時刻情報232cが記録される。これにより、カゴID232aにより識別されるカゴを持つユーザがどの時刻にどの位置にいるかを知ることができる。
図5に戻り、算出部24は、特定された座標に基づき、監視領域V内のユーザの状況を示す情報を算出する。例えば、算出部24は、監視領域V内の各区画TPにおけるユーザの混雑状況を算出する。
表示制御部25は、ユーザの混雑状況を示す情報を表示装置102に表示させる。表示制御部25は、ユーザの混雑状況を示す情報の一例として各区画のユーザの混雑度を表示させてもよい。図1では、レジR1,R2,R3を待つユーザの混雑度を示す一例である「待ち時間」を表示装置102a〜表示装置102cに表示させている。ただし、ユーザの状況を示す情報の表示は、これに限らず、各区間に存在するユーザの人数、各区間の単位面積当たりのユーザの人数及び各区間のユーザの滞在時間の平均値等を表示させてもよい。ユーザの状況を示す情報は、各区間を比較した結果得られる、各区間の混雑度のレベルであってもよい。この場合、図1の例では、表示装置102aには、待ち時間「高」が表示され、表示装置102b、102cには、待ち時間「中」が表示されてもよい。
なお、通信部21の機能は、例えば通信装置107により実現される。特定部22、算出部24及び表示制御部25の機能は、記録部23として機能するRAM104、ROM105及びHDD108等の記録装置にインストールされた情報処理プログラムが、CPU106に実行させる処理により実現される。なお、特徴量DB231及び位置記録DB232の各データは、情報処理装置20の内部に格納されてもよいし、情報処理装置20とネットワークを介して接続されるサーバ、その他のクラウド上のサーバ等に格納され得る。
また、図5は機能に着目したブロック図を描いており、これらの機能ブロックで示した各部は、ハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはハードウエアとソフトウエアとの組合せによって実現することができる。
[抽出処理]
次に、第1実施形態に係る抽出処理について図8を参照して説明する。本処理が開始されると、撮像部16は、所定時間が経過するまで待機する(ステップS10)。次に、撮像部16は、カメラ12を起動し、その時点における床面を撮影する(ステップS12)。次に、抽出部17は、カメラ12が撮影した床面の画像から特徴点を抽出する(ステップS14)。次に、抽出部17は、抽出したそれぞれの特徴点の特徴量を抽出する(ステップS16)。次に、送信部18は、カゴ10毎に付与されたカゴID、抽出した特徴点の数及び抽出した特徴量を情報処理装置20へ送信し(ステップS18)、本処理を終了する。
以上の処理により、カゴ10から情報処理装置20へ送信される情報の一例を図9に示す。図9の例では、カゴID、特徴点の数及び各特徴点の特徴量1〜4の情報が、カゴ10から情報処理装置20へ送信されたことを示す。
[位置情報算出処理]
次に、第1実施形態に係る位置情報算出処理について図10を参照して説明する。本位置情報算出処理は、カゴ10から受信した特徴量のそれぞれに対して、最も距離が近い特徴量を有する座標を抽出する。ただし、ここでは、最短の距離を持つ座標の取得及び特徴量同士の距離の算出方法について具体的に説明するが、これは一例であり、ここに示した以外の方法を用いても位置情報を算出することが可能である。
本処理が開始されると、通信部21は、初めに、カゴ10から送信された特徴量のうちの一つを受信し、受信した値を特徴量Fcに格納する(ステップS20)。次に、特定部22は、特徴量間の距離の最小値を格納する変数dminを予め定められた最大値に設定する(ステップS22)。次に、特定部22は、特徴量Fcに最も近い特徴量を持つ(つまり、最も距離が短い)最短の座標Pminを初期化する(ステップS24)。
次に、特定部22は、特徴量DB231に基づき、特徴量DB231に格納されたすべての特徴量の要素について、ステップS30〜ステップS38の処理を実行したかを判定する(ステップS26)。特定部22は、この時点で、特徴量DB231に格納されたすべての特徴量の要素について、ステップS30〜ステップS38の処理の実行を完了していない。よって、特定部22は、ステップS30に進み、特徴量DB231に格納された一つの特徴量F(図6の特徴量231b)とその特徴量に対応して特徴量DB231に記録された座標P(図6の座標231a)とを読み込む。
特定部22は、特徴量DB231に格納された一つの特徴量Fと特徴量Fcとを比較し、特徴量Fと特徴量Fcとの距離dcを算出する(ステップS32)。特定部22は、特徴量の距離をユークリッド距離を用いて算出する。
次に、特定部22は、距離dcが距離の最小値dminよりも小さいか否かを判定する(ステップS34)。特定部22は、距離dcが距離の最小値dminよりも小さいと判定した場合、座標Pminを座標Pの値に更新し(ステップS36)、距離の最小値dminを距離dcの値に更新し(ステップS38)、ステップS26の処理に戻る。ステップS34において、特定部22は、距離dcが距離の最小値dmin以上であると判定した場合、直ちにステップS26に戻る。
特定部22は、特徴量DB231に格納されたすべての特徴量の要素についてのステップS30〜ステップS38の処理を実行したと判定するまで、ステップS30〜ステップS38の処理を繰り返す。特定部22は、特徴量DB231に格納されたすべての特徴量の要素についてのステップS30〜ステップS38の処理を実行したと判定した場合、座標Pminをカゴの位置情報と特定して、座標Pminを出力する(ステップS40)。
次に、算出部24は、混雑度算出処理を実行する(ステップS42)。算出部24は、特定部22からカゴIDとカゴの座標Pとを受信すると、レジR1〜R3のそれぞれにおいて精算を待っているカゴの数を算出し、それぞれの区画TP1〜TP3の最後尾にいるユーザの待ち時間の推定値を算出する。表示制御部25は、算出した待ち時間をレジR1〜R3のそれぞれに対応する表示装置102a〜102cに転送し、各表示装置102a〜102cに表示させる。この結果、図1に示す表示装置102a〜102cには、算出した待ち時間の推定値が表示される。
(混雑度算出処理)
図11は、混雑度算出処理の一例を示す。算出部24は、所定時間Tpが経過するまで待機する(ステップS43)。次に、算出部24は、位置記録DB232を参照し、現在時刻よりも所定時間Tdより前のエントリを削除する処理を実行する(ステップS44)。次に、算出部24は、再び位置記録DB232の内容を検索し、待ち行列毎の人数を算出する処理を実行する(ステップS45)。次に、通信部21は、算出した待ち行列毎の人数を表示装置102へ送信し(ステップS46)、本処理を終了する。
(エントリ削除処理)
図11のステップS44において呼び出されるエントリ削除処理の一例を図12に示す。本処理では、算出部24は、初めに現在の時刻Tを設定する(ステップS50)。次に、算出部24は、位置記録DB232を走査し、位置記録DB232に記録されたすべてのエントリ(図7では3エントリが示されている)を処理したか否かを判定する(ステップS52)。算出部24は、位置記録DB232から処理していないエントリを一つずつ取得し(ステップS54)、現在の時刻Tからエントリ時刻を減算した結果が所定の時間Tdよりも大きいか否かを判定する(ステップS56)。算出部24は、現在の時刻Tからエントリ時刻を減算した結果が所定の時間Tdよりも大きい場合、所定の時間Tdより前に記録されたエントリであると判定し、記録部23は、そのエントリ(のカゴID232a、座標232b及び時刻情報232c)を、位置記録DB232から削除し(ステップS58)。ステップS52に戻る。算出部24は、現在の時刻Tからエントリ時刻を減算した結果が所定の時間Td以下である場合、現在の時刻Tから所定の時間Td前より後に記録されたエントリであると判定し、直ちにステップS52に戻る。
ステップS52において、算出部24は、位置記録DB232に記録された全てのエントリについて、ステップS54〜S58の処理を実行したと判定した場合、本処理を終了する。
(待ち人数算出処理)
図11のステップS45において呼び出される待ち人数算出処理の一例を図13に示す。本処理では、まず、算出部24は、フラグの初期化を行う(ステップS60)。具体的には、算出部24は、フラグ_1、フラグ_2、・・・、フラグ_(最大カゴID)をFALSEに初期化する。ここでは、カゴ10には、1番から昇順にカゴIDが付されている。
次に、算出部24は、待ち行列人数_0を「0」に初期化する(ステップS62)。次に、算出部24は、待ち行列人数_1、待ち行列人数_2、・・・、待ち行列人数_(待ち行列の数)を「0」に初期化する(ステップS64)。ここでは、待ち行列人数の番号は、区間TP毎に1番から昇順に番号が付されている。
次に、算出部24は、位置記録DB232に記録されたすべてのエントリ(図7参照)を走査する(ステップS66)。算出部24は、位置記録DB232からエントリを一つずつ取得し(ステップS68)、フラグ_(取得したエントリのカゴID)がFALSEであるか否かを判定する(ステップS70)。算出部24は、フラグ_(取得したエントリのカゴID)がFALSEであると判定した場合、フラグ_(取得したエントリのカゴID)をTrueに設定する(ステップS72)。次に、算出部24は、エントリの位置情報(すなわち、図10のステップS40において出力された座標P)から待ち行列の番号を取得する(ステップS74)。例えば、図1では、座標Pが、区間TP1に含まれる場合、算出部24は、待ち行列の番号「No.1」を得る。次に、算出部24は、待ち行列人数_(待ち行列の番号)に「1」を加算し(ステップS76)、ステップS66に戻る。
なお、ステップS74において、算出部24は、座標Pがどの待ち行列にも対応付けられない場合、特殊な番号として待ち行列人数_0を使用し、待ち行列人数_0に「1」を加算し、ステップS66に戻る。
ステップS70において、フラグ_(取得したエントリのカゴID)がFALSEでないと判定した場合、直ちにステップS66に戻る。なお、一つのカゴ10を重複して複数回加算してしまわないように、既に算出したカゴIDに対応するフラグ(カゴIDで番号付けしたフラグ(フラグ_1、フラグ_2、・・・))には「True」が設定される。また、カゴ10が位置情報(座標P)を送信する間隔は、所定時間Tdよりも長くし、現在時刻より所定時間Td前のエントリを削除した時点で同じカゴIDを持つエントリが現れないようにすれば、このようなフラグ管理は不要である。
ステップS66において、算出部24は、位置記録DB232に記録された全てのエントリについて、ステップS66〜S76の処理を実行したと判定した場合、本処理を終了する。
以上に説明したように、第1実施形態に係る情報処理システム1によれば、カゴ10は、カゴ10が位置する床面を撮像したテクスチャパターンの画像から特徴量を抽出し、情報処理装置20に送信する。情報処理装置20は、特徴量を受信し、特徴量DB231を参照して、監視領域V内のカゴ10の位置(座標P)を算出する。これにより、異なるテクスチャパターンの画像から抽出した特徴量に基づき、ユーザの正確な位置情報を特定できる。これにより、監視領域V内の各区画TPに存在するユーザの混雑度を算出することができる。これにより、監視領域V内のユーザの状況を把握することができる。
<第2実施形態>
[情報処理システムの全体構成]
次に、本発明の第2実施形態に係る情報処理システム1の全体構成について、図14を参照しながら説明する。図14は、第2実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す。本実施形態に係る情報処理システム1は、カゴ10a〜10j及び情報処理装置20を有する。本実施形態では、情報処理装置20は、店舗内のそれぞれのカゴ10a〜10jの位置情報を取得し、レジR1〜R3付近の混雑情報を収集する。情報処理装置20は、収集した混雑情報に基づき、店舗内のレジR1〜R3のうち、混雑しているレジ、そうでないレジを判別し、その情報を電光掲示板等の表示装置102a〜102cに表示して、店舗内の顧客に提示する。
第1実施形態に係る情報処理システム1と異なる点は、第2実施形態に係る情報処理システム1では、区画TP1〜TP3の監視領域Vの床面に、位置情報に対応した情報を含む符号化パターンC1、C2、C3、・・・(総称して、「符号化パターンC」ともいう。)が点在して付されている点である。本実施形態では、区画TP1〜TP3を区別するパターンの一例として符号化パターンCが用いられる。符号化パターンCは、監視領域V内の符号化パターンが付された位置に対応するコード情報を含む情報を符号化したものである。符号化パターンCの一例としては、バーコード又はQR(Quick Response)コードが挙げられるが、符号化の形式は限定されるものではなく、様々な形式を使用できる。
なお、本実施形態に係るカゴ10のハードウェア構成、情報処理装置20のハードウェア構成及びカゴ10の機能構成は、第1実施形態と同様であるため説明を省略し、以下では、カゴ10が撮影する床面及び情報処理装置20の機能構成について説明する。
[カゴが撮影する床面]
本実施形態に係るカゴ10は、図15に一例を示すように、カゴ本体11、カメラ12、マイコン13及び通信装置14を有し、第1実施形態のカゴ10の構成と同一である。図15では、カメラ12は、区間TP内のカゴ10の下の領域Arの床面Sを撮影する。これにより、区間TPに付された符号化パターンCの画像が撮影される。撮影された符号化パターンCの画像は、マイコン13に送信される。
マイコン13は、画像中の符号化パターンCに埋め込まれたコード情報を抽出する。通信装置14は、情報処理装置20との無線通信を行い、抽出したコード情報を情報処理装置20に送信する。
符号化パターンCに埋め込まれたコード情報は、カゴ10の位置情報に対応する。つまり、コード情報は、店舗内の監視領域Vの座標と対応する情報であり、本実施形態では数値の情報である。このコード情報は、情報処理装置20にて監視領域V内の座標に変換される。
コード情報に替えて、直接、監視領域V内の座標を符号化パターンCに埋め込む方法も考えられる。この場合、情報処理装置20において、座標からカゴ10の位置情報を変換する処理が不要となる。一方、監視領域V内の座標が埋め込まれた符号化パターンCを床面に付する際、符号化パターンCを貼り付けた位置と、符号化パターンCに埋め込まれた座標とが正確に一致するように、位置合わせを行う必要がある。このような正確な位置合わせは手間がかかることが予想される。このため、本実施形態では、パターンCを貼り付けた位置情報とパターンCに埋め込まれた座標との対応関係を示す位置対応テーブル233が、記録部23に記録されている。これにより、本実施形態では、パターンCを貼り付けた店舗内の位置情報と、パターンCに埋め込まれた位置情報に対応するコード情報とが対応付けられるため、カゴ10の正確な位置を特定できる。
[情報処理装置の機能構成]
図16は、第2実施形態に係る情報処理装置20の機能構成の一例を示す。記録部23に記録されている位置対応テーブル233は、図17に示すように、コード情報233aと対応付けて座標233bが記録されている。これにより、特定部22は、カゴ10から受信したコード情報に対応する座標を特定する。
[抽出処理]
次に、第2実施形態に係る抽出処理について図18を参照して説明する。本処理が開始されると、撮像部16は、所定時間が経過するまで待機する(ステップS80)。次に、撮像部16は、カメラ12を起動し、その時点における床面を撮影する(ステップS82)。次に、抽出部17は、カメラ12が撮影した床面の画像中の符号化パターンCから位置情報に対応するコード情報を抽出する(ステップS84)。次に、送信部18は、カゴ10毎に付与されたカゴID及び抽出した位置情報に対応するコード情報を情報処理装置20へ送信し(ステップS86)、本処理を終了する。
以上の処理により、カゴ10から情報処理装置20へ送信される情報の一例を図19に示す。図19の例では、カゴID及び位置情報に対応するコード情報が、カゴ10から情報処理装置20へ送信される。
[位置情報算出処理]
次に、第2実施形態に係る位置情報算出処理について図20を参照して説明する。本処理が開始されると、通信部21は、初めに、カゴ10から送信されたカゴID及び位置情報に対応するコード情報を受信する(ステップS90)。次に、特定部22は、位置対応テーブル233を参照して、コード情報に対応する座標を特定し、出力する(ステップS92)。特定した座標は、カゴIDにより識別されるカゴ10の位置を示す。
次に、算出部24は、混雑度算出処理を実行する(ステップS94)。混雑度算出処理については、第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
算出部24は、特定部22が特定した座標を受信すると、レジR1〜R3のそれぞれに対応する区画TP1〜TP3おいて精算を待っているカゴの数を算出し、それぞれの区画TP1〜TP3の最後尾にいるユーザの待ち時間の推定値を算出する。表示制御部25は、算出した待ち時間をレジR1〜R3のそれぞれに対応する表示装置102a〜102cに転送し、各表示装置102a〜102cに表示させる。これにより、図14に示すように、各表示装置102a〜102cには、算出した待ち時間の推定値が表示される。
以上に説明したように、第2実施形態に係る情報処理システム1によれば、カゴ10は、カゴ20の下の床面を撮像した画像中の符号化パターンCから、コード情報を抽出し、情報処理装置20に送信する。情報処理装置20は、コード情報を受信し、位置対応テーブル233を参照して、コード情報に対応する座標を算出する。算出した座標から、各区画に存在するユーザの混雑状況を推定することができる。
以上、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムを上記実施形態により説明したが、本発明にかかる情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。また、上記実施形態及び変形例が複数存在する場合、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
例えば、本発明に係る情報処理システムは、店舗に限らず、イベント会場や学校や施設の食堂やその他のユーザが集まるあらゆる場所に適用可能である。本発明に係る情報処理システムによれば、特定の場所を複数の区間に分けて各区間のユーザの状況を収集することができる。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
複数の移動体と、前記複数の移動体と通信可能な情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
前記複数の移動体のそれぞれは、
異なるテクスチャパターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像したテクスチャパターンの画像から特徴量を抽出する抽出部と、
抽出した前記特徴量を送信する送信部と、を有し、
前記情報処理装置は、
前記特徴量を受信する受信部と、
特徴量と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記特徴量に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する特定部と、を有する、
情報処理システム。
(付記2)
複数の移動体と、前記複数の移動体と通信可能な情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
前記複数の移動体のそれぞれは、
監視領域内の位置に対応するコード情報を含む情報の符号化パターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像した符号化パターンの画像からコード情報を抽出する抽出部と、
抽出した前記コード情報を送信する送信部と、を有し、
前記情報処理装置は、
前記コード情報を受信する受信部と、
コード情報と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記コード情報に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する特定部と、を有する、
情報処理システム。
(付記3)
特定した前記監視領域内の位置情報に応じて前記監視領域内のユーザの状況を示す情報を算出する算出部を有する、
付記1又は2に記載の情報処理システム。
(付記4)
算出した前記監視領域内のユーザの状況を示す情報に基づき、前記監視領域内の複数の区画のそれぞれのユーザの状況を表示させる表示制御部を有する、
付記3に記載の情報処理システム。
(付記5)
複数の移動体のそれぞれから、異なるテクスチャパターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像したテクスチャパターンの画像から抽出した特徴量を受信し、
特徴量と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記特徴量に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する、
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
(付記6)
複数の移動体のそれぞれから、監視領域内の位置に対応するコード情報を含む情報の符号化パターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像した符号化パターンの画像から抽出したコード情報を受信し、
コード情報と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記コード情報に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する、
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
(付記7)
特定した前記監視領域内の位置情報に応じて前記監視領域内のユーザの状況を示す情報を算出する、
付記5又は6に記載の情報処理方法。
(付記8)
算出した前記監視領域内のユーザの状況を示す情報に基づき、前記監視領域内の複数の区画のそれぞれのユーザの状況を表示させる、
付記7に記載の情報処理方法。
(付記9)
複数の移動体のそれぞれから、異なるテクスチャパターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像したテクスチャパターンの画像から抽出した特徴量を受信し、
特徴量と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記特徴量に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する、
処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
(付記10)
複数の移動体のそれぞれから、監視領域内の位置に対応するコード情報を含む情報の符号化パターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像した符号化パターンの画像から抽出したコード情報を受信し、
コード情報と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記コード情報に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する、
処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
(付記11)
特定した前記監視領域内の位置情報に応じて前記監視領域内のユーザの状況を示す情報を算出する、
付記9又は10に記載の情報処理方法。
(付記12)
算出した前記監視領域内のユーザの状況を示す情報に基づき、前記監視領域内の複数の区画のそれぞれのユーザの状況を表示させる、
付記11に記載の情報処理方法。
1 情報処理システム
10 カゴ
12 カメラ
13 マイコン
14 通信装置
16 撮像部
17 抽出部
18 送信部
20 情報処理装置
21 通信部
22 特定部
23 記録部
24 算出部
25 表示制御部
102 表示装置
231 特徴量DB
232 位置記録DB
233 位置対応テーブル
V 監視領域

Claims (8)

  1. 複数の移動体と、前記複数の移動体と通信可能な情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    前記複数の移動体のそれぞれは、
    異なるテクスチャパターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像したテクスチャパターンの画像から特徴量を抽出する抽出部と、
    抽出した前記特徴量を送信する送信部と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記特徴量を受信する受信部と、
    特徴量と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記特徴量に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する特定部と、を有する、
    情報処理システム。
  2. 複数の移動体と、前記複数の移動体と通信可能な情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    前記複数の移動体のそれぞれは、
    監視領域内の位置に対応するコード情報を含む情報の符号化パターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像した符号化パターンの画像からコード情報を抽出する抽出部と、
    抽出した前記コード情報を送信する送信部と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記コード情報を受信する受信部と、
    コード情報と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記コード情報に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する特定部と、を有する、
    情報処理システム。
  3. 特定した前記監視領域内の位置情報に応じて前記監視領域内のユーザの状況を示す情報を算出する算出部を有する、
    請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 算出した前記監視領域内のユーザの状況を示す情報に基づき、前記監視領域内の複数の区画のそれぞれのユーザの状況を表示させる表示制御部を有する、
    請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 複数の移動体のそれぞれから、異なるテクスチャパターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像したテクスチャパターンの画像から抽出した特徴量を受信し、
    特徴量と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記特徴量に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する、
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  6. 複数の移動体のそれぞれから、監視領域内の位置に対応するコード情報を含む情報の符号化パターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像した符号化パターンの画像から抽出したコード情報を受信し、
    コード情報と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記コード情報に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する、
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  7. 複数の移動体のそれぞれから、異なるテクスチャパターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像したテクスチャパターンの画像から抽出した特徴量を受信し、
    特徴量と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記特徴量に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する、
    処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
  8. 複数の移動体のそれぞれから、監視領域内の位置に対応するコード情報を含む情報の符号化パターンが付された監視領域内の床面のうち、自移動体が存在する位置を含む床面を撮像した符号化パターンの画像から抽出したコード情報を受信し、
    コード情報と前記監視領域内の位置情報とを対応付けた記録部を参照して、受信した前記コード情報に対応する前記監視領域内の位置情報を特定する、
    処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
JP2016043732A 2016-03-07 2016-03-07 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム Pending JP2017162013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016043732A JP2017162013A (ja) 2016-03-07 2016-03-07 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016043732A JP2017162013A (ja) 2016-03-07 2016-03-07 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017162013A true JP2017162013A (ja) 2017-09-14

Family

ID=59857096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016043732A Pending JP2017162013A (ja) 2016-03-07 2016-03-07 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017162013A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019168902A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 日本電気株式会社 レジスタ装置、通知システム、通知方法および通知プログラム
US11321933B2 (en) 2019-09-24 2022-05-03 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Information processing apparatus configured to determine a location of a candidate for a marker for augmented reality

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019168902A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 日本電気株式会社 レジスタ装置、通知システム、通知方法および通知プログラム
US11321933B2 (en) 2019-09-24 2022-05-03 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Information processing apparatus configured to determine a location of a candidate for a marker for augmented reality

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019055828A (ja) 棚情報推定装置及び情報処理プログラム
US9165279B2 (en) System and method for calibration and mapping of real-time location data
JP2008532180A (ja) 時間情報が欠落した画像の追加的クラスタリング
US20200074377A1 (en) Contribution level determination method, contribution level determination apparatus, and recording medium
JP2014170431A (ja) 情報処理システム、情報処理装置およびその制御方法と制御プログラム
JP2012118838A (ja) 監視対象者の行動を監視する装置及び方法
CN110020093A (zh) 视频检索方法、边缘设备、视频检索装置及存储介质
JP7485447B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JPWO2015147333A1 (ja) 売上登録装置、プログラム及び売上登録方法
CA3152848A1 (en) User identifying method and device, and computer equipment
US10037510B2 (en) System and method for calibration and mapping of real-time location data
JP2017162013A (ja) 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム
WO2017192826A1 (en) Methods and systems for tracking carts and retail products in a shopping space
JP7235119B2 (ja) 処理装置、会計装置、処理方法及びプログラム
JP2013097645A (ja) 認識支援装置、認識支援方法、およびプログラム
JP6020101B2 (ja) 物品の配置位置管理装置、プログラム及び方法
WO2018020608A1 (ja) 在庫管理システム、在庫管理方法、および在庫管理プログラム
CN115661624A (zh) 一种货架的数字化方法、装置及电子设备
JP2016062564A (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2022036983A (ja) セルフレジシステム、購入商品管理方法および購入商品管理プログラム
CN109034067B (zh) 商品图像翻拍检测方法、系统、设备及存储介质
JP6015454B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法並びに画像処理プログラム
JP2018142293A (ja) 商品判別装置、商品判別プログラム及び商品の判別方法
JP2019061704A (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2018142288A (ja) 商品判別装置、商品判別プログラム及び商品の判別方法