JP2017157084A - 不正取引検知方法、不正取引検知システム、不正取引検知装置、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る不正取引検知システム1の構成を示す概略図である。
第1の実施形態に係る不正取引検知システム1は、金融機関が提供するインターネットバンキングサービスにおける本人確認、および不正取引の有無の検知を行うためのシステムである。
PC10およびスマートフォン40は、インターネットバンキングサービスを利用するユーザによって使用される端末である。
電話認証サーバ30は、ガイダンスIDと音声ガイダンスを示す音声データとを予め対応付けて記憶している。
電話認証サーバ30は、インターネットバンキングサーバ20から認証要求情報を受信すると、当該認証要求情報が示す電話番号に発呼する。電話認証サーバ30は、当該電話番号に対応付けられたスマートフォン40との電話接続がなされると、当該認証要求情報が示すガイダンスIDに対応する音声データ、および当該認証要求情報が示す送金金額(確認情報)を示す音声(送金金額を読み上げる音声)を示す音声データをスマートフォン40へ送信する。
送金金額の確認結果が正しかった場合(すなわち、再生された音声に基づく送金金額とPC10から自ら入力した送金金額とが一致している場合)には、ユーザは、例えば、PC10に自ら入力した送金先口座番号をプッシュボタンによって入力する。また、送金金額の確認結果が正しくなかった場合には、ユーザは例えば、プッシュボタンによって「0」を入力する。
スマートフォン40は、プッシュボタンによる入力に基づくプッシュトーン信号を生成し、当該プッシュトーン信号を電話認証サーバ30へ送信する。
照合した結果、両者の送金先口座番号が一致している場合には、インターネットバンキングサーバ20は、PC10から入力された取引情報に基づく取引処理(送金処理)を実行する。そして、インターネットバンキングサーバ20は、当該取引処理を実行完了させると、実行完了したことを示す実行完了情報をPC10へ送信する。
なお、この実行完了情報は、PC10からのリクエストに基づいてウェブページのソースに含まれて送信されてもよいし、電子メール等によって送信されてもよい。
なお、この実行キャンセル情報も、上述した実行完了情報と同様に、PC10からのリクエストに基づいてウェブページのソースに含まれて送信されてもよいし、電子メール等によって送信されてもよい。
ユーザは再生された送金金額を確認し、PC10において入力した送金金額と一致している場合には、ユーザはPC10において入力した送金先口座番号をスマートフォン40によって入力する。
また、このように第1の実施形態に係る不正取引検知システム1は、多くのユーザが保有しているスマートフォンや電話機などの一般的な音声通信端末を用いて二経路認証を行うため、インターネットバンキングサービスを提供する金融機関はハードウェアトークンなどの認証デバイスを新たにユーザへ配布しておく必要がないという効果がある。
または、例えば、スマートフォン40から電話認証サーバ30への応答として、取引情報に含まれる複数の項目の値の一部をそれぞれ抜き出して、それらを結合した値(例えば、送金金額の上2桁の数字と送金先口座番号の上4桁の数字とを結合した値)を示す情報が送信されるような構成であってもよい。
次に、PC10の機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図2は、第1の実施形態に係る不正取引検知システム1が有するPC10の機能構成の一例を示すブロック図である。
PC10は、制御部101と、表示部102と、操作入力部103と、データ通信部104と、一時記憶部105と、記憶部106と、を含んで構成される。
表示部102は、ブラウザおよびブラウザによって表示されるウェブサイト(例えば、インターネットバンキングサービスのウェブサイト)など、各種の情報を表示する。表示部102は、ディスプレイ、例えば、液晶ディスプレイ(LCD;liquid crystal display)、または有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイを含んで構成される。
データ通信部104は、通信回線50と接続する通信インターフェースである。データ通信部104は、通信回線50およびインターネット51を介してインターネットバンキングサーバ20と通信接続する。データ通信部104は、例えば、インターネットバンキングサーバ等のウェブサイトのソースコードを示すデータを受信したり、ユーザによって入力された取引情報を示すデータを送信したりする。
次に、インターネットバンキングサーバ20の機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図3は、第1の実施形態に係る不正取引検知システム1が有するインターネットバンキングサーバ20の機能構成の一例を示すブロック図である。
インターネットバンキングサーバ20は、制御部201と、データ通信部202と、取引実行部203と、照合部204と、認証連携部205と、一時記憶部206と、記憶部207と、ユーザ情報記憶部208と、を含んで構成される。
取引実行部203は、電話認証によって正しく認証がなされた場合に、PC10からデータ通信部202を介して受信した取引情報に基づく取引の実行処理を行う。
照合部204は、認証結果情報に含まれる取引情報と、PC10から入力された取引情報とを照合する。
認証連携部205は、専用線60と接続する通信インターフェースである。認証連携部205は、専用線60を介して電話認証サーバ30と通信接続する。認証連携部205は、例えば、電話認証要求を示すデータを電話認証サーバ30へ送信したり、電話認証の処理結果を示すデータを電話認証サーバ30から受信したりする。
記憶部207は、各種のデータやアプリケーションプログラムを予め記憶している。記憶部207は、記憶媒体、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、又はそれらの任意の組み合わせを含んで構成される。
次に、電話認証サーバ30の機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図4は、第1の実施形態に係る不正取引検知システム1が有する電話認証サーバ30の機能構成の一例を示すブロック図である。
電話認証サーバ30は、制御部301と、認証連携部302と、データ変換部303と、判定部304と、音声通信部305と、一時記憶部306と、記憶部307と、ガイダンス情報記憶部308と、ログ記録部309と、エラー処理部310と、を含んで構成される。
認証連携部302(取得部)は、専用線60と接続する通信インターフェースである。認証連携部302は、専用線60を介してインターネットバンキングサーバ20と通信接続する。認証連携部302は、例えば、電話認証要求を示すデータを電話認証サーバ30から受信したり、電話認証の処理結果を示すデータを電話認証サーバ30へ送信したりする。
判定部304は、後述する音声通信部305を介して受信したプッシュトーン信号に基づいて電話認証の処理結果を判定し、判定した結果を示す認証結果情報を生成する。
記憶部307は、各種のデータやアプリケーションプログラムを予め記憶している。記憶部307は、記憶媒体、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、又はそれらの任意の組み合わせを含んで構成される。
ここでいう認証エラーとは、例えば、電話認証においてスマートフォン40から送信された応答情報の内容が誤っていることによる認証エラー、スマートフォン40にて受話がなされなかったことによる認証エラー、スマートフォン40にて音声ガイダンスの途中で通話が切断されたことによる認証エラー、および通話中や電話番号誤り等によってスマートフォン40へ接続できなかったことによる認証エラーなどである。
なお、エラー処理部310は、例えば、特定のユーザまたは全てのユーザについての認証における認証エラーの回数が所定の回数を超えたタイミングで、上記のエラー処理を実行するようにしてもよい。
次に、スマートフォン40の機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図5は、第1の実施形態に係る不正取引検知システム1が有するスマートフォン40の機能構成の一例を示すブロック図である。
スマートフォン40は、制御部401と、通信部402と、一時記憶部403と、記憶部404と、データ変換部405と、音声出力部406と、表示部407と、操作入力部408と、を含んで構成される。
通信部402(第2の通信部)は、通信回線70と接続する音声通信インターフェース(例えば、アンテナ)である。通信部402は、通信回線70を介して電話認証サーバ30と通信接続する。通信部402は、電話認証サーバ30から発信された電話を受けて、例えば、音声ガイダンスを示す音声データを電話認証サーバ30から受信したり、ユーザによる入力に基づく応答情報を示すプッシュトーン信号を電話認証サーバ30へ送信したりする。
記憶部404は、各種のデータやアプリケーションプログラムを予め記憶している。記憶部404は、記憶媒体、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、又はそれらの任意の組み合わせを含んで構成される。
表示部407は、各種の情報を表示する。表示部407は、ディスプレイ、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、または有機ELディスプレイを含んで構成される。
操作入力部408は、ユーザによる応答情報の入力など、各種の操作入力を受け付ける。操作入力部408は、例えば、タッチパネル、入力ボタンなどを含んで構成される。
次に、ユーザによるサービス利用例について、図面を参照しながら説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る不正取引検知システム1を用いたサービスの利用例を示す図である。
まず、図6(1)は、PC10においてインターネットバンキングサービスのログイン画面が、例えばブラウザによって表示されている状態である。ログイン画面において、ユーザにより、ユーザIDおよびパスワード等のログイン用情報の入力がなされると、図6(2)に示す取引情報入力画面に遷移する。
このように、ユーザがPC10において入力した送金金額と、スマートフォン40に通知された送金金額とが一致していることにより、ユーザは、送金金額を示すデータは改ざんされていないと推測することができ、取引を確定する判断をすることができる。
このように、ユーザがPC10において入力した送金金額と、スマートフォン40に通知された送金金額とが一致していなかったことにより、ユーザは、送金金額を示すデータは改ざんされた可能性があると推測することができ、取引を中止する判断をすることができる。
次に、不正取引検知システム1の動作について、図面を参照しながら説明する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る不正取引検知システム1の動作を示すシーケンス図である。
認証要求IDは、電話認証要求が発生する毎に制御部201によって一意に払い出される識別子である。ガイダンスIDは、取引の種類に応じて決定される音声ガイダンスを識別する識別子である。本例においては、送金取引において用いられる音声ガイダンスに対応付けられたガイダンスIDが、制御部201によって選択される。なお、取引の種類とガイダンスIDとが対応付けられたデータは、例えば、記憶部207に予め記憶されている。
電話認証サーバ30の認証連携部302は、インターネットバンキングサーバ20の認証連携部205から送信された電話認証要求を示すデータを受信する。電話認証サーバ30の制御部301は、認証連携部205が受信した電話認証要求を示すデータに含まれるガイダンスIDを検索キーとして、ガイダンス情報記憶部308に記憶された音声ガイダンス情報のデータベースを検索し、当該ガイダンスIDに対応付けられた音声ガイダンスを示すデータを取得する。電話認証サーバ30のデータ変換部303は、制御部301が取得した音声ガイダンスを示すデータ、および電話認証要求を示すデータに含まれる送金金額を示すデータについて、(例えば、テキストデータやバイナリデータ等から)音声データへ、データ形式の変換を行う。制御部301は、電話認証要求を示すデータに含まれる電話番号、およびデータ変換部303によってデータ形式の変換がなされた音声データを、音声通信部305へ出力する。
スマートフォン40の通信部402は、電話認証サーバ30の音声通信部305と電話接続した後、音声通信部305から送信される音声データを受信する。通信部402は、受信した音声データを、音声出力部406へ出力する。音声出力部406は、入力された音声データに基づく音声を(例えば、スピーカにより)再生する。
通信部402は、入力された応答情報(送金先口座番号)を示すプッシュトーン信号を、通信回線70を介して電話認証サーバの音声通信部305へ送信する。
電話認証サーバ30の音声通信部305は、スマートフォン40の通信部402から送信されたプッシュトーン信号を受信する。電話認証サーバ30のデータ変換部303は、音声通信部305が受信したプッシュトーン信号を、応答情報(送金先口座番号)を示すデータ(例えば、テキスト形式のデータ、またはバイナリ形式のデータ)へデータ形式の変換を行う。電話認証サーバ30の判定部304は、データ変換部303によってデータ形式の変換がなされた応答情報を示すデータに基づいて、電話認証の処理結果を判定し、判定した結果を示す認証結果情報を生成する。判定部304は、生成した認証結果情報を認証連携部302へ出力する。
なお、認証結果情報には、例えば、認証要求ID、送金先口座番号、および電話認証の処理結果を示す認証結果IDなどが含まれる。
認証連携部302は、入力された認証結果情報を示すデータを、専用線60を介してインターネットバンキングサーバ20の認証連携部205へ送信する。
インターネットバンキングサーバ20の認証連携部205は、電話認証サーバ30の認証連携部302から送信された認証結果情報を示すデータを受信する。電話認証が正しく行われたことを示す認証結果情報である場合には、照合部204は、認証結果情報に含まれる取引情報と、PC10から入力された取引情報との照合を行う。なお、本実施形態においては、照合部204は、認証結果情報に含まれる送金先口座番号と、当該認証結果情報に含まれる認証要求IDに対応する(PC10から入力された)取引情報に含まれる送金先口座番号との照合を行う。
なお、電話認証が正しく行われなかったことを示す認証結果情報であった場合、または正しく照合がなされなかった場合には、インターネットバンキングサーバ20の制御部201は、PC10からデータ通信部202を介して受信した取引情報に基づく取引をキャンセルさせる処理を行う。
以上で、図7に示すシーケンス図の説明を終了する。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と構成が共通している部分については説明を省略する。
上述した第1の実施形態においては、送金金額を示すデータが、電話認証サーバ30からスマートフォン40へ送信され、当該送金金額が正しい金額であることをユーザが確認した場合、これに対する応答情報として、送金先口座番号を示すデータがスマートフォン40から電話認証サーバ30へ送信される構成であった。そして、インターネットバンキングサーバ20において、応答情報が示す送金先口座番号と、インターネットバンキングサーバ20がPC10から受信した取引情報に含まれる送金先口座番号とが照合される構成であった。
以下に、ユーザによるサービス利用例について、図面を参照しながら説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る不正取引検知システム1を用いたサービスの利用例を示す図である。
まず、図8(1)は、PC10においてインターネットバンキングサービスのログイン画面が、例えばブラウザによって表示されている状態である。ログイン画面において、ユーザにより、ユーザIDおよびパスワード等のログイン用情報の入力がなされると、図8(2)に示す取引情報入力画面に遷移する。
このように、ユーザがPC10において入力した取引情報と、スマートフォン40に通知された取引情報とが一致していることにより、ユーザは、取引情報を示すデータは改ざんされていないと推測することができ、取引を確定する判断をすることができる。
このように、ユーザがPC10において入力した取引情報と、スマートフォン40に通知された取引情報とが一致していなかったことにより、ユーザは、取引情報を示すデータは改ざんされた可能性があると推測することができ、取引を中止する判断をすることができる。
次に、不正取引検知システム1の動作について、図面を参照しながら説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る不正取引検知システム1の動作を示すシーケンス図である。
認証要求IDは、電話認証要求が発生する毎に制御部201によって一意に払い出される識別子である。ガイダンスIDは、取引の種類に応じて決定される音声ガイダンスを識別する識別子である。本例においては、送金取引において用いられる音声ガイダンスに対応付けられたガイダンスIDが、制御部201によって選択される。なお、取引の種類とガイダンスIDとが対応付けられたデータは、例えば、記憶部207に予め記憶されている。
電話認証サーバ30の認証連携部302は、インターネットバンキングサーバ20の認証連携部205から送信された電話認証要求を示すデータを受信する。電話認証サーバ30の制御部301は、認証連携部205が受信した電話認証要求を示すデータに含まれるガイダンスIDを検索キーとして、ガイダンス情報記憶部308に記憶された音声ガイダンス情報のデータベースを検索し、当該ガイダンスIDに対応付けられた音声ガイダンスを示すデータを取得する。電話認証サーバ30のデータ変換部303は、制御部301が取得した音声ガイダンスを示すデータ、および電話認証要求を示すデータに含まれる取引情報の一部または全部を示すデータについて、(例えば、テキストデータやバイナリデータ等から)音声データへ、データ形式の変換を行う。制御部301は、電話認証要求を示すデータに含まれる電話番号、およびデータ変換部303によってデータ形式の変換がなされた音声データを、音声通信部305へ出力する。
スマートフォン40の通信部402は、電話認証サーバ30の音声通信部305と電話接続した後、音声通信部305から送信される音声データを受信する。通信部402は、受信した音声データを、音声出力部406へ出力する。音声出力部406は、入力された音声データに基づく音声を(例えば、スピーカにより)再生する。
操作入力部408は、データ変換部405を介してユーザからの操作入力に基づく応答情報を示すプッシュトーン信号を生成し、通信部402へ出力する。上述したように、本実施形態における応答情報は、取引情報に誤りが無かったことを示す任意のデータである。
通信部402は、入力された応答情報を示すプッシュトーン信号(例えば、プッシュボタンの「3」に対応するプッシュトーン信号)を、通信回線70を介して電話認証サーバの音声通信部305へ送信する。
電話認証サーバ30の音声通信部305は、スマートフォン40の通信部402から送信されたプッシュトーン信号を受信する。電話認証サーバ30のデータ変換部303は、音声通信部305が受信したプッシュトーン信号を、応答情報(例えば、プッシュトーン入力番号「3」)を示すデータ(例えば、テキスト形式のデータ、またはバイナリ形式のデータ)へデータ形式の変換を行う。電話認証サーバ30の判定部304は、データ変換部303によってデータ形式の変換がなされた応答情報を示すデータに基づいて、電話認証の処理結果を判定し、判定した結果を示す認証結果情報を生成する。判定部304は、生成した認証結果情報を認証連携部302へ出力する。
なお、認証結果情報には、例えば、認証要求ID、プッシュトーン入力番号、および電話認証の処理結果を示す認証結果IDなどが含まれる。
認証連携部302は、入力された認証結果情報を示すデータを、専用線60を介してインターネットバンキングサーバ20の認証連携部205へ送信する。
インターネットバンキングサーバ20の認証連携部205は、電話認証サーバ30の認証連携部302から送信された認証結果情報を示すデータを受信する。電話認証が正しく行われたことを示す認証結果情報である場合(すなわち、例えば、プッシュトーン入力番号の「3」を含む認証結果情報であった場合)には、取引実行部203は、PC10からデータ通信部202を介して受信した取引情報に基づく取引の実行処理を行う。
なお、電話認証が正しく行われなかったことを示す認証結果情報であった場合(すなわち、例えば、プッシュトーン入力番号の「0」を含む認証結果情報であった場合)には、インターネットバンキングサーバ20の制御部201は、PC10からデータ通信部202を介して受信した取引情報に基づく取引をキャンセルさせる処理を行う。
以上で、図9に示すシーケンス図の説明を終了する。
Claims (8)
- コンピュータを用いた不正取引検知方法であって、
取得部が、インターネット取引における送金先口座番号および送金金額を含む取引情報を取得する取得ステップと、
第1の通信部が、第2の通信部に対応付けられた電話番号に発呼し、前記取引情報の少なくとも一部を表す音声を示す確認情報を前記第2の通信部へ送信し、前記確認情報に対する応答を示す応答情報を受信する第1の通信ステップと、
前記第2の通信部が、前記第1の通信部から前記確認情報を受信し、ユーザからの入力に基づく前記応答情報を前記第1の通信部へ送信する第2の通信ステップと、
判定部が、前記応答情報に基づいて前記取引情報が改ざんされているか否かを判定するする判定ステップと、
を有することを特徴とする不正取引検知方法。 - 前記応答情報は前記取引情報の少なくとも一部であって、前記取引情報の前記応答情報に対応する部分と前記応答情報とが一致する場合、前記判定部は前記取引情報が改ざんされていないと判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の不正取引検知方法。 - 前記確認情報は前記取引情報の少なくとも一部であり、前記応答情報は前記送金先口座番号の少なくとも一部である、
ことを特徴とする請求項2に記載の不正取引検知方法。 - 前記応答情報は前記確認情報の内容が正しいか否について前記ユーザにより確認された結果を示す情報であって、前記結果が前記確認情報の内容が正しいと確認された結果である場合、前記判定部は前記取引情報が改ざんされていないと判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の不正取引検知方法。 - ログ記録部が、前記第1の通信ステップにおける処理の実行ログを記録するログ記録ステップと、
エラー処理部が、前記ログ記録部によって記録された前記実行ログに基づいて、前記第1の通信ステップにおけるエラーを示す情報を出力するエラー処理ステップと、
を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の不正取引検知方法。 - 電話認証サーバと端末とを有する不正取引検知システムであって、
前記電話認証サーバは、
インターネット取引における送金先口座番号および送金金額を含む取引情報を取得する取得部と、
前記端末に対応付けられた電話番号に発呼し、前記取引情報の少なくとも一部を表す音声を示す確認情報を前記端末へ送信し、前記確認情報に対する応答を示す応答情報を前記端末から受信する第1の通信部と、
前記応答情報に基づいて前記取引情報が改ざんされているか否かを判定する判定部と、
を備え、
前記端末は、
前記電話認証サーバから前記確認情報を受信し、ユーザからの入力に基づく前記応答情報を前記電話認証サーバへ送信する第2の通信部と、
を備える
ことを特徴とする不正取引検知システム。 - インターネット取引における送金先口座番号および送金金額を含む取引情報を取得する取得部と、
端末に対応付けられた電話番号に発呼し、前記取引情報の少なくとも一部を表す音声を示す確認情報を前記端末へ送信し、前記確認情報に対する応答を示す応答情報を前記端末から受信する通信部と、
前記応答情報に基づいて前記取引情報が改ざんされているか否かを判定する判定部と、
を備えることを特徴とする不正取引検知装置。 - コンピュータに、
インターネット取引における送金先口座番号および送金金額を含む取引情報を取得する取得ステップと、
端末に対応付けられた電話番号に発呼し、前記取引情報の少なくとも一部を表す音声を示す確認情報を前記端末へ送信し、前記確認情報に対する応答を示す応答情報を前記端末から受信する通信ステップと、
前記応答情報に基づいて前記取引情報が改ざんされているか否かを判定する判定ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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