JP2017154521A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コントローラによって電磁弁17、21、30、40を制御することにより、複数の運転モードを切り換えて実行する。コントローラは、各部の温度、及び/又は、圧力の検出値に基づき、運転状態が、電磁弁又は室外膨張弁6の故障が原因と推定される異常状態となった場合、圧縮機2の回転数を一定の値とし、当該圧縮機の回転数で予め測定された温度、及び/又は、圧力の正常検出値と前記検出値とを比較することにより、電磁弁又は室外膨張弁の故障と確定する故障確定モードを実行する。
【選択図】図1
Description
コントローラ32により(オートモード)或いは空調操作部53へのマニュアル操作(マニュアルモード)により暖房モードが選択されると、コントローラ32は電磁弁21(暖房用)を開放し、電磁弁17(冷房用)を閉じる。また、電磁弁30(リヒート用)を開放し、電磁弁40(バイパス用)を閉じる。
次に、除湿暖房モードでは、コントローラ32は電磁弁17を開放し、電磁弁21を閉じる。また、電磁弁30を閉じ、電磁弁40を開放すると共に、室外膨張弁6の弁開度は全閉とする。そして、圧縮機2、及び、各送風機15、27を運転し、エアミックスダンパ28は図1に破線で示す如く、室内送風機27から吹き出されて吸熱器9を経た空気流通路3内の全ての空気が補助ヒータ23及び放熱器4に通風される状態とする。
次に、除湿冷房モードでは、コントローラ32は電磁弁17を開放し、電磁弁21を閉じる。また、電磁弁30を開放し、電磁弁40を閉じる。そして、圧縮機2、及び、各送風機15、27を運転し、エアミックスダンパ28は図1に破線で示す如く、室内送風機27から吹き出されて吸熱器9を経た空気流通路3内の全ての空気が補助ヒータ23及び放熱器4に通風される状態とする。これにより、圧縮機2から吐出された高温高圧のガス冷媒は電磁弁30を経て冷媒配管13Gから放熱器4に流入する。放熱器4には空気流通路3内の空気が通風されるので、空気流通路3内の空気は放熱器4内の高温冷媒により加熱され、一方、放熱器4内の冷媒は空気に熱を奪われて冷却され、凝縮液化していく。
次に、冷房モードでは、コントローラ32は上記除湿冷房モードの状態において室外膨張弁6の弁開度を全開とする。尚、コントローラ32はエアミックスダンパ28を制御し、図1に実線で示す如く、室内送風機27から吹き出されて吸熱器9を通過した後の空気流通路3内の空気が、補助ヒータ23及び放熱器4に通風される割合を調整する。また、コントローラ32は補助ヒータ23に通電しない。
次に、最大冷房モードとしてのMAX冷房モードでは、コントローラ32は電磁弁17を開放し、電磁弁21を閉じる。また、電磁弁30を閉じ、電磁弁40を開放すると共に、室外膨張弁6の弁開度は全閉とする。そして、圧縮機2、及び、各送風機15、27を運転し、エアミックスダンパ28は図3に示す如く補助ヒータ23及び放熱器4に空気流通路3内の空気が通風されない状態とする。但し、多少通風されても支障はない。また、コントローラ32は補助ヒータ23に通電しない。
空気流通路3内を流通される空気は上記各運転モードにおいて吸熱器9からの冷却や放熱器4(及び補助ヒータ23)からの加熱作用(エアミックスダンパ28で調整)を受けて吹出口29から車室内に吹き出される。コントローラ32は外気温度センサ33が検出する外気温度Tam、内気温度センサ37が検出する車室内の温度、前記ブロワ電圧、日射センサ51が検出する日射量等と、空調操作部53にて設定された車室内の目標車室内温度(設定温度)とに基づいて目標吹出温度TAOを算出し、各運転モードを切り換えて吹出口29から吹き出される空気の温度をこの目標吹出温度TAOに制御する。
尚、室外熱交換器7に付着した霜を除去するための除霜モードは、運転状態から室外熱交換器7の着霜が成長したことを検知した場合にコントローラ32が実行する。その場合、コントローラ32は電磁弁21を開放し、電磁弁17を閉じる。また、電磁弁30を開放し、電磁弁40を閉じる。更に、室外膨張弁6は全開とする。
次に、図4を参照しながらコントローラ32が実行する故障確定モード及び故障弁確定モードについて説明する。図4は電磁弁17、電磁弁21、電磁弁30、電磁弁40及び室外膨張弁6の故障が原因と考えられる(推定される)冷媒回路Rの運転状態の異常(異常状態)を示している。
先ず、暖房モードでの故障確定モードについて説明する。
(8−1−1)電磁弁30の閉故障
前記暖房モードにおいて電磁弁30(リヒート)が開かなくなる閉故障が発生した場合、電磁弁40(バイパス)も閉じていることから、圧縮機2から吐出された冷媒の行き場が無くなるため、圧縮機2の吐出圧力Pdが上昇し、最終的に所定の保護停止値に至る。そこで、コントローラ32は暖房モードにおいて吐出圧力センサ42が検出する吐出圧力Pdが所定の保護停止値に上昇した場合、電磁弁30の閉故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
また、暖房モードにおいて電磁弁40(バイパス)が閉じなくなる開故障が発生した場合、放熱器4に流れる冷媒が減少することから、冷媒回路RのCOPが低くなる。そこで、コントローラ32は暖房モードにおいてCOPが所定値より低下した場合、電磁弁40の開故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
また、暖房モードにおいて電磁弁21(暖房)が開かなくなる閉故障が発生した場合、電磁弁17(冷房)も閉じていることから、室外熱交換器7を出る冷媒の行き場が無くなるため、室外熱交換器温度TXOが下がらなくなる。また、圧縮機2の吸込冷媒温度Tsも下がらなくなり、外気温度Tamと同等となる。そこで、コントローラ32は暖房モードにおいて室外熱交換器温度センサ54が検出する室外熱交換器温度TXOが高い(未低下)とき、又は、吸込温度センサ55が検出する吸込冷媒温度Tsが外気温度センサ33が検出する外気温度Tamと同等であるときは、電磁弁21の閉故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
また、暖房モードにおいて室外膨張弁6が開かなくなる閉故障が発生した場合、放熱器4に冷媒が滞留することから、放熱器4における冷媒の過冷却度SCが異常に大きくなる。また、圧縮機2の起動時から放熱器4の温度(TH)が変化しなくなる。そこで、コントローラ32は暖房モードにおいて算出される放熱器4での冷媒の過冷却度SCが異常に大きいとき、又は、放熱器温度センサ46が検出する放熱器温度THが圧縮機2の起動時から変化しないときは、室外膨張弁6の閉故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
また、暖房モードにおいて室外膨張弁6が閉じなくなる開故障が発生した場合、放熱器4を出た後の冷媒を絞れなくなることから、放熱器温度THが上がらなくなり、冷媒の過冷却度SCが目標過冷却度TGSCに達しなくなる(未達)。そこで、コントローラ32は暖房モードにおいて算出される放熱器4での冷媒の過冷却度SCが目標過冷却度TGSCに達しない場合、室外膨張弁6の開故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
次に、除霜モードでの故障確定モードについて説明する。
(8−2−1)電磁弁30の閉故障
前記除霜モードにおいて電磁弁30(リヒート)が閉故障が発生した場合、電磁弁40(バイパス)も閉じていることから、圧縮機2から吐出された冷媒の行き場が無くなるため、圧縮機2の吐出圧力Pdが上昇し、最終的に所定の保護停止値に至る。そこで、コントローラ32は除霜モードにおいて吐出圧力センサ42が検出する吐出圧力Pdが所定の保護停止値に上昇した場合、電磁弁30の閉故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
また、除霜モードにおいて電磁弁21(暖房)が閉故障が発生した場合、電磁弁17(冷房)も閉じていることから、室外熱交換器7を出る冷媒の行き場が無くなるため、室外熱交換器温度TXOが下がらなくなる。また、圧縮機2の吸込冷媒温度Tsも下がらなくなり、外気温度Tamと同等となる。そこで、コントローラ32は除霜モードにおいて室外熱交換器温度センサ54が検出する室外熱交換器温度TXOが高い(未低下)とき、又は、吸込温度センサ55が検出する吸込冷媒温度Tsが外気温度センサ33が検出する外気温度Tamと同等であるときは、電磁弁21の閉故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
また、除霜モードにおいて室外膨張弁6の閉故障が発生した場合、放熱器4に冷媒が滞留することから、放熱器4において冷媒の過冷却度SCが付くようになる(本来は付かない)。そこで、コントローラ32は除霜モードにおいて算出される放熱器4での冷媒の過冷却度SCが付く場合、室外膨張弁6の閉故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
次に、除湿暖房モードでの故障確定モードについて説明する。前記除湿暖房モードにおいて電磁弁40(バイパス)が閉故障が発生した場合、電磁弁30(リヒート)も閉じていることから、圧縮機2から吐出された冷媒の行き場が無くなるため、圧縮機2の吐出圧力Pdが上昇し、最終的に所定の保護停止値に至る。そこで、コントローラ32は除湿暖房モードにおいて吐出圧力センサ42が検出する吐出圧力Pdが所定の保護停止値に上昇した場合、電磁弁40の閉故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
次に、除湿冷房モード及び冷房モードでの故障確定モードについて説明する。
(8−4−1)電磁弁30の閉故障
前記除湿冷房モード及び冷房モードにおいて電磁弁30(リヒート)が閉故障が発生した場合、電磁弁40(バイパス)も閉じていることから、圧縮機2から吐出された冷媒の行き場が無くなるため、圧縮機2の吐出圧力Pdが上昇し、最終的に所定の保護停止値に至る。そこで、コントローラ32は除湿冷房モード及び冷房モードにおいて吐出圧力センサ42が検出する吐出圧力Pdが所定の保護停止値に上昇した場合、電磁弁30の閉故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
また、除湿冷房モード及び冷房モードにおいて室外膨張弁6の閉故障が発生した場合、放熱器圧力PCIのみ上がって放熱器温度THは上がらないことから、放熱器4において冷媒の過冷却度SCが付くようになる。そこで、コントローラ32は除湿冷房モード及び冷房モードにおいて算出される放熱器4での冷媒の過冷却度SCが付く場合、室外膨張弁6の閉故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
また、除湿冷房モード及び冷房モードにおいて室外膨張弁6の開故障が発生した場合、放熱器4を出た後の冷媒を絞れなくなることから、放熱器温度THが目標放熱器温度TCOに達しなくなる(未達)。そこで、コントローラ32は除湿冷房モード及び冷房モードにおいて放熱器温度センサ48が検出する放熱器温度THが目標放熱器温度TCOに達しない場合、室外膨張弁6の開故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
次に、MAX冷房モードでの故障確定モードについて説明する。前記MAX冷房モードにおいて電磁弁40(バイパス)が閉故障が発生した場合、電磁弁30(リヒート)も閉じていることから、圧縮機2から吐出された冷媒の行き場が無くなるため、圧縮機2の吐出圧力Pdが上昇し、最終的に所定の保護停止値に至る。そこで、コントローラ32はMAX冷房モードにおいて吐出圧力センサ42が検出する吐出圧力Pdが所定の保護停止値に上昇した場合、電磁弁40の閉故障が原因と推定し、故障確定モードに移行する。
次に、コントローラ32が実行する故障弁確定モードについて説明する。
(9−1)MAX冷房モード、冷房モード、除湿冷房モードで吸熱器温度Teが下がらないときの故障弁確定モード
ここで、MAX冷房モード、冷房モード又は除湿冷房モードにおいて吸熱器温度Teが下がらない、という異常状態は、図4に示す如く電磁弁17(冷房)が閉故障している場合に発生すると共に、電磁弁21(暖房)が開故障している場合にも発生する。従って、吸熱器温度Teが下がらないという異常からだけでは電磁弁17と電磁弁21のどちらの弁が故障しているか分からない。
また、圧縮機2の吐出圧力Pdが放熱器圧力PCIと同等である、という異常状態も、図4に示す如く電磁弁30の開故障や室外膨張弁6の開故障によって発生する。従って、吐出圧力Pdが放熱器圧力PCIと同等であるという異常からだけでは電磁弁30と室外膨張弁6のどちらの弁が故障しているか分からない。
また、除湿暖房モードにおいて吸熱器温度Teが下がらない(吸熱器冷えず)、という異常状態は、図4に示す如く電磁弁30(リヒート)が開故障、電磁弁17(冷房)が閉故障、電磁弁21(暖房)が開故障、室外膨張弁6が開故障している場合の何れの場合にも発生する。従って、除湿暖房モードで吸熱器温度Teが下がらないという異常からだけではどの電磁弁30、17、21が故障しているか、或いは、室外膨張弁6が故障しているか分からない。
2 圧縮機
3 空気流通路
4 放熱器
6 室外膨張弁
7 室外熱交換器
8 室内膨張弁
9 吸熱器
17 電磁弁(冷房)
21 電磁弁(暖房)
30 電磁弁(リヒート)
40 電磁弁(バイパス)
23 補助ヒータ(補助加熱装置)
27 室内送風機(ブロワファン)
28 エアミックスダンパ
32 コントローラ(制御装置)
35 バイパス配管
R 冷媒回路
Claims (13)
- 冷媒を圧縮する圧縮機と、
車室内に供給する空気が流通する空気流通路と、
冷媒を放熱させて前記空気流通路から前記車室内に供給する空気を加熱するための放熱器と、
冷媒を吸熱させて前記空気流通路から前記車室内に供給する空気を冷却するための吸熱器と、
前記車室外に設けられた室外熱交換器と、
前記室外熱交換器に流入する冷媒を減圧するための室外膨張弁と、
前記放熱器及び前記室外膨張弁をバイパスして、前記圧縮機から吐出された冷媒を前記室外熱交換器に直接流入させるためのバイパス配管と、
冷媒の流れを切り換えるための複数の電磁弁と、
制御装置とを備え、
該制御装置によって前記電磁弁を制御することにより、複数の運転モードを切り換えて実行する車両用空気調和装置において、
前記制御装置は、各部の温度、及び/又は、圧力の検出値、若しくは、それらから求められる算出値に基づき、運転状態が、前記電磁弁又は前記室外膨張弁の故障が原因と推定される異常状態となった場合、前記圧縮機の回転数を一定の値とし、当該圧縮機の回転数で予め測定された温度、及び/又は、圧力の正常検出値、若しくは、それらから算出された正常算出値と前記検出値、若しくは、算出値とを比較することにより、前記電磁弁又は前記室外膨張弁の故障と確定する故障確定モードを実行することを特徴とする車両用空気調和装置。 - 前記制御装置は、異なる前記電磁弁又は前記室外膨張弁の故障が原因で同様の異常状態が発生する場合、故障している前記電磁弁又は前記室外膨張弁を確定する故障弁確定モードを実行することを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
- 前記空気流通路から前記車室内に供給する空気を加熱するための補助加熱装置を備え、
前記制御装置は前記複数の運転モードとして、
前記圧縮機から吐出された冷媒を前記放熱器に流して放熱させ、放熱した当該冷媒を減圧した後、前記室外熱交換器にて吸熱させる暖房モードと、
前記圧縮機から吐出された冷媒を前記バイパス配管により前記室外熱交換器に流して放熱させ、放熱した当該冷媒を減圧した後、前記吸熱器にて吸熱させると共に、前記補助加熱装置を発熱させる除湿暖房モードと、
前記圧縮機から吐出された冷媒を前記放熱器から前記室外熱交換器に流して当該放熱器及び室外熱交換器にて放熱させ、放熱した当該冷媒を減圧した後、前記吸熱器にて吸熱させる除湿冷房モードと、
前記圧縮機から吐出された冷媒を前記放熱器から前記室外熱交換器に流して当該室外熱交換器にて放熱させ、放熱した当該冷媒を減圧した後、前記吸熱器にて吸熱させる冷房モードと、
前記圧縮機から吐出された冷媒を前記バイパス配管により前記室外熱交換器に流して放熱させ、放熱した当該冷媒を減圧した後、前記吸熱器にて吸熱させる最大冷房モードと、
前記圧縮機から吐出された冷媒を前記放熱器から前記室外熱交換器に流して当該室外熱交換器を除霜する除霜モードを有し、
前記電磁弁を制御することにより、各運転モードを切り換えて実行することを特徴とする請求項2に記載の車両用空気調和装置。 - 前記暖房モードで開いて前記室外熱交換器から出た冷媒を前記圧縮機に流す暖房用の前記電磁弁と、
前記除湿暖房モード、前記除湿冷房モード、前記冷房モード、及び、前記最大冷房モードで開いて前記室外熱交換器から出た冷媒を前記吸熱器に流す冷房用の前記電磁弁と、
前記除湿暖房モード、及び、前記最大冷房モードで開いて前記圧縮機から吐出された冷媒を前記バイパス配管に流すバイパス用の前記電磁弁と、
前記暖房モード、前記除湿冷房モード、前記冷房モード、及び、前記除霜モードで開いて前記圧縮機から吐出された冷媒を前記放熱器に流すリヒート用の前記電磁弁を備えたことを特徴とする請求項3に記載の車両用空気調和装置。 - 前記制御装置は前記暖房モードにおいて、前記圧縮機の吐出圧力が所定の保護停止値に上昇したときは前記リヒート用の電磁弁の閉故障、COPが低いときは前記バイパス用の電磁弁の開故障、前記室外熱交換器の温度が高いとき、又は、圧縮機の吸込冷媒温度が外気温度と同等であるときは前記暖房用の電磁弁の閉故障、前記放熱器における冷媒の過冷却度が異常に大きいとき、又は、前記圧縮機の起動時から前記放熱器の温度が変化しないときは前記室外膨張弁の閉故障、前記放熱器における冷媒の過冷却度が目標値とならないときは前記室外膨張弁の開故障、と推定して前記故障確定モードを実行することを特徴とする請求項4に記載の車両用空気調和装置。
- 前記制御装置は前記除霜モードにおいて、前記圧縮機の吐出圧力が所定の保護停止値に上昇したときは前記リヒート用の電磁弁の閉故障、前記室外熱交換器の温度が高いとき、又は、圧縮機の吸込冷媒温度が外気温度と同等であるときは前記暖房用の電磁弁の閉故障、前記放熱器において冷媒の過冷却度が付くときは前記室外膨張弁の閉故障、と推定して前記故障確定モードを実行することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の車両用空気調和装置。
- 前記制御装置は前記除湿暖房モードにおいて、前記圧縮機の吐出圧力が所定の保護停止値に上昇したときは前記バイパス用の電磁弁の閉故障と推定して前記故障確定モードを実行することを特徴とする請求項4、請求項5又は請求項6のうちの何れかに記載の車両用空気調和装置。
- 前記制御装置は前記除湿冷房モード又は前記冷房モードにおいて、前記圧縮機の吐出圧力が所定の保護停止値に上昇したときは前記リヒート用の電磁弁の閉故障、前記放熱器において冷媒の過冷却度が付くときは前記室外膨張弁の閉故障、前記放熱器の温度が目標値とならないときは前記室外膨張弁の開故障、と推定して前記故障確定モードを実行することを特徴とする請求項4、請求項5、請求項6又は請求項7のうちの何れかに記載の車両用空気調和装置。
- 前記制御装置は前記最大冷房モードにおいて、前記圧縮機の吐出圧力が所定の保護停止値に上昇したときは前記バイパス用の電磁弁の閉故障、前記圧縮機の吸込冷媒温度が外気温度と同等であるときは前記冷房用の電磁弁の閉故障、と推定して前記故障確定モードを実行することを特徴とする請求項4、請求項5、請求項6、請求項7又は請求項8のうちの何れかに記載の車両用空気調和装置。
- 前記制御装置は、前記最大冷房モード、前記冷房モード又は前記除湿冷房モードにおいて、前記吸熱器の温度が下がらない場合、前記故障弁確定モードを実行すると共に、
該故障弁確定モードでは、前記暖房用の電磁弁と前記バイパス用の電磁弁を閉じ、前記リヒート用の電磁弁を開き、前記室外膨張弁の弁開度を縮小し、その状態で前記室外熱交換器の温度が下がれば前記暖房用の電磁弁の開故障、下がらなければ前記冷房用の電磁弁の閉故障、と確定することを特徴とする請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求項9のうちの何れかに記載の車両用空気調和装置。 - 前記制御装置は、前記最大冷房モードにおいて、前記圧縮機の吐出圧力が前記放熱器の圧力と同等である場合、前記故障弁確定モードを実行すると共に、
該故障弁確定モードでは、前記バイパス用の電磁弁を閉じ、その状態で前記圧縮機の吐出圧力が所定の保護停止値に上昇しないときは前記リヒート用の電磁弁の開故障、上昇したときは前記室外膨張弁の開故障、と確定することを特徴とする請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9又は請求項10のうちの何れかに記載の車両用空気調和装置。 - 前記制御装置は、前記除湿暖房モードにおいて、前記吸熱器の温度が下がらない場合、前記故障弁確定モードを実行すると共に、
該故障弁確定モードでは、
前記バイパス用の電磁弁を閉じた第1の状態とし、該第1の状態で前記圧縮機の吐出圧力が所定の保護停止値に上昇しないときは前記リヒート用の電磁弁の開故障と確定し、
前記補助加熱装置の発熱を停止した第2の状態とし、該第2の状態で前記圧縮機の吐出圧力が前記放熱器の圧力と同等となったときは前記室外膨張弁の開故障と確定し、
前記暖房用の電磁弁と前記バイパス用の電磁弁を閉じ、前記リヒート用の電磁弁を開き、前記室外膨張弁の弁開度を縮小した第3の状態とし、該第3の状態で前記室外熱交換器の温度が下がれば前記暖房用の電磁弁の開故障と確定し、
前記第1の状態、前記第2の状態及び前記第3の状態として前記リヒート用の電磁弁、前記室外膨張弁及び前記暖房用の電磁弁が正常であった場合、前記冷房用の電磁弁の閉故障と確定することを特徴とする請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10又は請求項11のうちの何れかに記載の車両用空気調和装置。 - 前記制御装置は、前記電磁弁の故障が確定した場合、所定の報知動作を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項12のうちの何れかに記載の車両用空気調和装置。
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