JP2017152012A - アプリケーションが作成したソーシャル・コンテンツに基づく広告 - Google Patents

Abstract

【課題】アプリケーションが作成したソーシャル・コンテンツに基づく広告を提供する。【解決手段】ソーシャル・ネットワーキング・システムが、ソーシャル・グラフにアクセスし、ユーザの友達に接続される、アプリケーションに関連する概念ノードの第１のセットを識別し、概念ノードに接続されるエッジに基づいて、概念ノードの第１のセットから概念ノードの第２のセットを選択し、アプリケーションに関する広告を生成し、広告は、概念ノードの第２のセット内の概念ノードを表す情報を含む。【選択図】図５

Description

本開示は、一般にはソーシャル・グラフに関する。

ソーシャル・ネットワーキング・ウェブサイトなどのソーシャル・ネットワーキング・システムは、そのユーザがソーシャル・ネットワーキング・システムと対話し、システムを通じてユーザ同士が互いに対話することを可能にする。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザに関連する、多くの場合にはユーザ・プロファイルと呼ばれる記録を作成および格納する。ユーザ・プロファイルは、ユーザの人口統計情報、通信チャネル情報、および個人的関心を含むことができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムはまた、ソーシャル・ネットワーキング・システム内の他のユーザとの間のユーザの関係の記録（例えば、ソーシャル・グラフ）を作成および記録し、サービス（例えば、ウォール投稿、写真、イベント編成、メッセージング、ゲーム、または広告）を提供して、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のユーザ間のソーシャル対話を容易にすることができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ネットワークを介してユーザのクライアント装置にそのサービスに関するコンテンツおよびメッセージを送信することができる。

例示的ソーシャル・ネットワーキング・システムの例示的ネットワーク環境を示す図。 例示的ソーシャル・グラフを示す図。 概念ノードに関連する例示的ウェブ・ページを示す図。 概念ノードに関連する例示的ウェブ・ページを示す図。 例示的広告を示す図。 例示的方法を示す図。 例示的コンピュータ・システムを示す図。 例示的ネットワーク環境を示す図。

図１に、例示的ソーシャル・ネットワーキング・システムの例示的ネットワーク環境を示す。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、１つまたは複数のデータ・ストア１０１を備えることができる。限定ではなく例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザ・プロファイル・データおよびソーシャル・グラフ情報をデータ・ストア１０１に格納することができる。特定の実施形態では、各データ・ストア１０１は１つまたは複数の記憶装置を備えることができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ソーシャル・ネットワーキング・システムの運用を対象にする機能をホストする１つまたは複数のコンピューティング装置（例えば、サーバなど）を備えることができる。特定の実施形態では、データ・ストア１０１のうちの１つまたは複数をソーシャル・ネットワーキング・システムのフロントエンド１２０に動作可能に接続することができる。限定ではなく例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムの１つまたは複数のコンピューティング装置によってホストされるソフトウェア・プログラムでフロントエンド１２０を実装することができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザは、クライアント装置１２２を使用してソーシャル・ネットワーキング・システムにアクセスすることができる。特定の実施形態では、フロントエンド１２０は、ネットワーク・クラウド１２１を通じてクライアント装置１２２と対話することができる。ネットワーク・クラウド１２１は、クライアント装置１２２がそれ
を介してソーシャル・ネットワーク・システムにアクセスすることのできるネットワークまたはネットワークの集合（インターネット、企業イントラネット、仮想プライベート・ネットワーク、ローカル・エリア・ネットワーク、ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク、セルラー・ネットワーク、広域ネットワーク、大都市圏ネットワーク、２つ以上のそのようなネットワークの組合せなど）を表すことができる。特定の実施形態では、クライアント装置１２２は、コンピュータ・ネットワークを介して（例えば、リモートに）通信する機能を含むコンピュータまたはコンピューティング装置でよい。限定ではなく例として、クライアント装置１２２は、デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、携帯情報端末（ＰＤＡ）、車内または車外ナビゲーション・システム、スマート・フォンまたは他のセルラー電話もしくは携帯電話、モバイル・ゲーミング装置、別の適切なコンピューティング装置、あるいは２つ以上のそのようなコンピューティング装置でよい。特定の実施形態では、クライアント装置１２２は、ウェブ・ブラウザ（例えば、マイクロソフト・ウィンドウズ（登録商標）・インターネット・エクスプローラ（ＭＩＣＲＯＳＯＦＴ ＷＩＮＤＯＷＳ（登録商標） ＩＮＴＥＲＮＥＴ ＥＸＰＬＯＲＥＲ）、モジラ・ファイアーフォックス（ＭＯＺＩＬＬＡ ＦＩＲＥＦＯＸ）、アップル・サファリ（ＡＰＰＬＥ ＳＡＦＡＲＩ）、グーグル・クローム（ＧＯＯＧＬＥ ＣＨＲＯＭＥ）、およびオペラ（ＯＰＥＲＡ）など）や、専用クライアント・アプリケーション（例えば、フェースブック（登録商標）・フォー・アイフォーン（Ｆａｃｅｂｏｏｋ ｆｏｒ ｉＰｈｏｎｅ）など）などの１つまたは複数のクライアント・アプリケーションを実行して、コンピュータ・ネットワークを介してコンテンツにアクセスし、コンテンツを閲覧することができる。特定の実施形態では、フロントエンド１２０は、ウェブまたはＨＴＴＰサーバ機能、ならびに他の機能を含むことができ、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システムにアクセスすることを可能にする。

特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザは、他のウェブサイトまたはサードパーティ・ウェブサイト（例えば、（公序良俗違反につき、不掲載）、（公序良俗違反につき、不掲載））にアクセスすることができる。

限定ではなく例として、クライアント装置１２２を使用するユーザは、ネットワーク・クラウド１２１を通じてサードパーティ・ウェブサイト１３０に接続し、サードパーティ・ウェブサイト１３０と通信することができる。サードパーティ・ウェブサイト１３０は、ユーザ・データおよびウェブ・ページ情報を格納する１つまたは複数のデータ・ストア１３２に動作可能に接続されるウェブ・サーバ１３１を備えることができる。ユーザ・データは、例えば、ユーザ名、ユーザ・プロファイル・ピクチャ、およびユーザ・プロファイル情報（例えば、位置、アフィリエーション、関心）を含むことができる。ウェブ・ページ情報は、例えば、ページ・レイアウト情報、スクリプト、テキスト（例えば、ＡＳＣＩＩまたはＨＴＭＬ）などのウェブ・ページ・コンテンツ、メディア・データ（例えば、グラフィックス、写真、ビデオ・クリップ）、および実行可能コード・オブジェクト（例えば、ブラウザ・ウィンドウまたはフレーム内で実行可能なゲーム）を含むことができる。特定の実施形態では、ユーザは、クライアント装置１２２上でホストされるウェブ・ブラウザまたは専用クライアント・アプリケーションを使用して、ウェブ・サーバ１３１にＨＴＴＰ要求を送ることによってそれらのパーティ・ウェブサイト１３０にアクセスすることができ、ウェブ・サーバ１３１に、１つまたは複数のデータ・ストア１３２にアクセスさせ、ウェブ・ブラウザまたは専用クライアント・アプリケーション内に表示される１つまたは複数のウェブ・ページまたはフレームを構築させる。

ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ネットワーク・クラウド１２１を通じてサードパーティ・ウェブサイト１３０と通信し、サードパーティ・ウェブサイト１３０にアクセスすることができ、逆も同様である。限定ではなく例として、ソーシャル・ネット
ワーキング・システムのユーザのためにサードパーティ・ウェブサイト１３０によって構築されるウェブ・ページは、サードパーティ・ウェブサイト１３０上で現在アクティブであるユーザの第１の地位の友人のプロファイル・ピクチャを表示するフレームなどの、ソーシャル・ネットワーキング・システムからの情報を含むことができる。限定ではなく例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザのユーザ・プロファイル・ページは、ユーザがサードパーティ・ウェブサイト１３０に投稿した埋込みビデオ・クリップを含むことができる。特定の実施形態では、第１のウェブサイトによって構築されるウェブ・ページは、クライアント装置１２２上でホストされるクライアント・アプリケーションに第２のウェブサイトにアクセスさせ、スクリプト・コードによって指定されるコンテンツ（例えば、プロファイル・ピクチャ）を動的に提供させるＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ
Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｉｏｎ）および／またはスクリプト・コード（例えば、ＪａｖａＳｃｒｉｐｔ（登録商標）、ＰＨＰ、ＡＪＡＸ）をウェブ・ページのＨＴＭＬ文書に組み込むことにより、クライアント装置１２２に、第２のウェブサイトからのディスプレイ・コンテンツにアクセスさせ、それを表示させる１つまたは複数のインライン参照を含むことができる。特定の実施形態では、第２のウェブサイトによってクライアント装置１２２上にインストールされるブラウザ・クッキーを使用して、第２のウェブサイトへのアクセスを容易にすることができる。限定ではなく例として、特定のユーザに関するソーシャル・ネットワーキング・システムに送信される要求は、特定のユーザがソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザ識別（ＩＤ）およびパスワード情報を手動で入力する必要なしに、特定のユーザに関するソーシャル・ネットワーキング・システムに対する認証およびアクセス（例えば、特定のユーザの第１の地位の友人のプロファイル・ピクチャにアクセスし、それを表示すること）を可能にするブラウザ・クッキーまたは他のトークンを含むことができる。

ソーシャル・ネットワーキング・システムは、１つまたは複数のソーシャル・グラフにユーザの記録およびユーザ間の関係を格納することができる。図２に、例示的ソーシャル・グラフ２００を示す。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、データ・ストア１０１にソーシャル・グラフ２００を格納することができる。特定の実施形態では、ソーシャル・グラフ２００は、複数のユーザ・ノード２０１、複数の概念ノード２０２、およびノード間の複数のエッジ２０３を含むことができる。

特定の実施形態では、各ユーザ・ノード２０１は、ソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザに対応することができる。限定ではなく例として、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システムにアカウントを登録したとき、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザに対応するユーザ・ノード２０１を作成し、１つまたは複数のデータ・ストア１０１にユーザ・ノード２０１を格納することができる。特定の実施形態では、ユーザ・ノード２０１は、ユーザによって提供される情報と、ソーシャル・ネットワーキング・システムを含む様々なシステムによって収集される情報とを含むことができる。限定ではなく例として、ユーザは、ユーザの名前、プロファイル・ピクチャ、連絡先情報、誕生日、性別、結婚状況、家族状況、職業、学歴、選好、関心、またはユーザ・ノード２０１に含めるべき他の人口統計情報を提供することができる。特定の実施形態では、各ユーザ・ノード２０１は、ユーザに関連する情報に対応する１つまたは複数のデータ・オブジェクトを含むことができる。特定の実施形態では、各ユーザ・ノード２０１は、１つまたは複数のウェブ・ページまたは１つまたは複数のユーザ・プロファイル・ページに対応することができる。限定ではなく例として、特定のユーザのユーザ識別子を含む要求に応答して、システム・フロント・エンド１２０は、ユーザ識別子に基づいて、対応するユーザ・ノードにアクセスし、その特定のユーザの名前、プロファイル・ピクチャ、および関心を含むユーザ・プロファイル・ページを構築することができる。

特定の実施形態では、各概念ノード２０２は、ソーシャル・ネットワーキング・システ
ムの概念に対応することができる。限定ではなく例として、概念は、場所（例えば、映画館、レストラン、ランドマーク、都市など）、ウェブサイト（例えば、ソーシャル・ネットワーク・システムに関連するウェブサイト、サードパーティ・ウェブサイトなど）、実体（例えば、人物、ビジネス、グループ、スポーツ・チーム、有名人など）、不動産または知的財産（例えば、彫刻、絵画、映画、ゲーム、歌、アイデア、写真、著作物など）、アプリケーション、ゲーム、アイデア、または理論、別の適切な概念、あるいは２つ以上のそのような概念に対応することができる。概念の管理ユーザ（例えば、概念の所有者または管理者）は、概念の情報を提供することによって（例えば、オンライン・フォームに記入することによって）概念ノードを作成することができ、対応する概念ノードをソーシャル・ネットワーキング・システムに作成させ、データ・ストア１０１のうちの１つまたは複数に概念ノードを格納させる。概念ノード２０２は、概念の管理ユーザによって提供される概念の情報と、ソーシャル・ネットワーキング・システムを含む様々なシステムによって収集される情報とを含むことができる。限定ではなく例として、概念の情報は、１つまたは複数の画像（例えば、書籍のカバー・ページの画像）、位置（例えば、住所、地理的位置）、ウェブサイト（例えば、ＵＲＬアドレス）、連絡先情報（例えば、電話番号、Ｅメール・アドレス）、他の適切な概念情報、またはそのような情報の任意の組合せを名前またはタイトルとして含むことができる。特定の実施形態では、各概念ノード２０２は、概念ノード２０２に関連する情報に対応する１つまたは複数のデータ・オブジェクトを含むことができる。特定の実施形態では、各概念ノード２０２はウェブ・ページに対応することができる。限定ではなく例として、名前（またはＵＲＬアドレス）を含む要求に応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、名前に基づいて（データ・ストア１０１のうちの１つまたは複数に格納された）対応する概念ノードにアクセスし、概念の名前、１つまたは複数の画像、および連絡先情報を含むウェブ・ページを構築することができる。

特定の実施形態では、１対のノードを接続するエッジ２０３は、その１対のノード間の関係を表すことができる。特定の実施形態では、各エッジ２０３は、１対のノード間の関係に対応する１つまたは複数のデータ・オブジェクトまたは属性を含み、または表すことができる。限定ではなく例として、第１のユーザは、第２のユーザが第１のユーザの「友達」であることを示すことができる。その表示に応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、第２のユーザに「友達リクエスト」を送信することができる。第２のユーザが「友達リクエスト」を確認した場合、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ソーシャル・グラフ２００内の第１のユーザと第２のユーザを接続するエッジを作成し、データ・ストア１０１のうちの１つまたは複数にエッジを格納することができる。図２の例では、ソーシャル・グラフ２００は、ユーザ「Ａ」とユーザ「Ｂ」のユーザ・ノード間の友達関係を示すエッジと、ユーザ「Ｃ」とユーザ「Ｂ」のユーザ・ノード間の友達関係を示すエッジとを含む。ユーザ・ノードを接続する特定の属性を有するエッジを本開示は説明し、図２に示すが、本開示は、ユーザ・ノードを接続する任意の適切な属性を有するエッジを企図する。限定ではなく例として、エッジは、友人関係、ビジネス関係、ファン関係、フォロワー関係、ビジター関係、加入者関係、主従関係、相反関係、非相反関係、別の適切なタイプの関係、または２つ以上のそのような関係を表すことができる。

特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ソーシャル・グラフ２００内のユーザ・ノードと概念ノードとの間のエッジを作成することができる。限定ではなく例として、（例えば、ユーザのクライアント装置１２２によってホストされるウェブ・ブラウザまたは専用アプリケーションを使用することなどによって）ウェブ・ページ３００を閲覧するユーザは、「いいね！（ｌｉｋｅ）」アイコン３０１を選択することにより（例えば、アイコンをクリックすることなどにより）、概念ノードによって表される概念が好きであることを示すことができ、それにより、クライアント装置１２２に、ユーザがウェブ・ページ３００に関連するスポーツ・バーが好きであることを示すメッセー
ジをソーシャル・ネットワーキング・システムに送信させることができる。メッセージに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、図２のユーザ「Ｂ」のユーザ・ノードと、スポーツ・バー「オールド・プロ（Ｏｌｄ Ｐｒｏ）」の概念ノードとの間の「いいね」エッジ２０３で示されるように、ユーザと概念ノードとの間のエッジを作成することができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、データ・ストア１０１のうちの１つまたは複数をエッジに格納することができる。本開示はエッジを形成することを特定の方式で説明するが、本開示は、任意の適切な方式でエッジを形成することを企図する。限定ではなく例として、ウェブ・ページ３００を訪問し、アイコンをクリックするのではなく、ユーザは、ユーザのユーザ・ノードと概念ノードとの間のエッジを形成するように動作可能であるモバイル・アプリケーションまたは別の適切なアプリケーションを使用することができる。限定ではなく別の例として、特定のユーザ・アクションに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システムでエッジを自動的に形成することができる。例えば、第１のユーザがピクチャをアップロードし、ムービを視聴し、または歌を聴く場合、第１のユーザに対応するユーザ・ノードと、そうした概念に対応する概念ノードとの間にエッジを形成することができる。さらに、本開示は特定のタイプエッジを説明するが、本開示は、限定はしないが、概念のユーザによる任意の特徴付けを表すもの、またはその逆、ユーザと概念との間の関係または関連付けの状態の任意の表示、ユーザと概念との間の対話に関する任意の情報、またはユーザと概念の両方に関係する情報の任意の他の表現を含む、任意の適切なタイプのエッジを企図する。

ソーシャル・グラフ２００は、ユーザ・ノードと概念ノードとの間の他のタイプのエッジを含むことができる。特定の実施形態では、ユーザ・ノードと概念ノードとの間のエッジは、概念ノードの概念に対してユーザ・ノードのユーザによって実施される特定のアクションまたは活動を表すことができる。限定ではなく例として、ユーザ（ユーザ「Ｂ」）が、スポーツ・バー（「オールド・プロ」）が好きであることに加えて、図２に示すように、ユーザ（ユーザ「Ｂ」）は、場所（「オールド・プロ」）にチェックインすることができる。概念ノードに対応するウェブ・ページ３００は、例えば、選択可能な「チェックイン」アイコン３０２または選択可能な「お気に入りに追加」アイコン３０３を含むことができる。同様に、これらのアイコンをクリックすることにより、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、（図２に示すように）「お気に入り」エッジまたは「チェックイン」エッジを、それぞれのアクションに対応するユーザのアクションに応答して作成することができる。限定ではない別の例として、ユーザ（ユーザ「Ｃ」）は、特定のアプリケーション（オンライン音楽アプリケーションであるスポティファイ（ＳＰＯＴＩＦＹ））を使用して、特定の歌（「イマジン（Ｉｍａｇｉｎｅ）」）を聴くことができる。この場合、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザに対応するユーザ・ノードと、歌およびアプリケーションに対応する概念ノードとの間に（図２に示すように）「聴取済み（ｌｉｓｔｅｎｅｄ）」エッジおよび「使用済み（ｕｓｅｄ）」エッジを作成し、ユーザが歌を聴き、アプリケーションを使用したことを示すことができる。さらに、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、歌とアプリケーションに対応する概念ノード間に（やはり図２に示すように）「再生済み」エッジを作成し、特定の歌が特定のアプリケーションによって再生されたことを示すことができる。本開示は、ユーザ・ノードと概念ノードを接続する特定の属性を有するエッジを説明するが、本開示は、ユーザ・ノードと概念ノードを接続する任意の適切な属性を有するエッジを企図する。さらに、本開示は、単一の関係を表すユーザ・ノードと概念ノードとの間のエッジを説明するが、本開示は、１つまたは複数の関係を表すユーザ・ノードと概念ノードとの間のエッジを企図する。限定ではなく例として、エッジは、ユーザが特定の概念が好きであること、およびそれを使用したことの両方を表すことができる。あるいは、図２のユーザ「Ｅ」に関するユーザ・ノードと、「スポティファイ」に関する概念ノードとの間で示すように、ユーザ・ノードと概念ノードとの間の各タイプの関係（または複数の単一関係）を表すために別々のエッジを生成することができる。

特定の実施形態では、概念ノードは、サードパーティ・ウェブサイト１３０によってホストされるサードパーティ・ウェブ・ページを表すことができる。サードパーティ・ウェブ・ページは、アクションまたは活動を表す（例えば、ＪａｖａＳｃｒｉｐｔ（登録商標）、ＡＪＡＸ、またはＰＨＰコードで実装される）選択可能なアイコンを含むことができる。限定ではなく例として、カリフォルニア州パロアルト（Ｐａｌｏ Ａｌｔｏ）のオールド・プロ・スポーツ・バー（Ｓｐｏｒｔｓ Ｂａｒ）についての「オールド・プロ」に関するサードパーティ・ウェブ・ページは、図３Ａに示すウェブ・ページ３００のように、「いいね」や「チェックイン」などの選択可能なアイコンを含むことができ、あるいは、例えば「食べる（ｅａｔ）」、「推薦（ｒｅｃｏｍｍｅｎｄ）」、または任意の他の適切なアクションもしくは活動などの選択可能なアイコンを含むことができる。サードパーティ・ウェブ・ページを閲覧するユーザは、アイコンのうちの１つ（例えば、「食べる」）を選択することによってアクションを実施することができ、クライアント装置１２２に、ユーザのアクション（例えば、「オールド・プロ」で食べる）を示すメッセージをソーシャル・ネットワーキング・システムに送信させる。サードパーティ・ウェブ・ページに対応する概念ノードがソーシャル・グラフ２００内に存在する場合、メッセージに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザに対応するユーザ・ノードと、サードパーティ・ウェブ・ページに対応する概念ノードとの間にエッジ（例えば、「食べる」エッジ）を作成し、データ・ストア１０１のうちの１つまたは複数にエッジを格納することができる。サードパーティ・ウェブ・ページに対応する概念ノードがソーシャル・グラフ２００内に存在しない場合、メッセージに応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、サードパーティ・ウェブ・ページに対応する概念ノードを作成し、新しく作成した概念ノードと、ユーザに対応するユーザ・ノードとの間にエッジ（例えば、「食べる」エッジ）を作成し、データ・ストア１０１のうちの１つまたは複数に概念ノードおよびエッジを格納することができる。

特定の実施形態では、特定の概念は、１つまたは複数の概念ノード２０２に対応することができる。ソーシャル・グラフは、同一の概念（例えば、同一の現実世界実体）に対応する複数の概念ノードを含むことができる。すなわち、いくつかの概念ノードの各概念ノードは、同一の概念についての異なるウェブ・ページに対応することができる。限定ではなく例として、人気のある有名人またはレストランは、様々なユーザによって作成された、例えば「ファン・ページ」、「公式ページ」、「レビュー・ページ」などのいくつかのウェブ・ページを有することがある。

図３Ａ〜図３Ｂに、概念ノードに関連する例示的ウェブ・ページを示す。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードに対応するウェブ・ページを構築することができる。限定ではなく例として、図３Ａは、カリフォルニア州パロアルトのスポーツ・バーである「オールド・プロ」に関するウェブ・ページ３００を示す。ウェブ・ページ３００は、例えば、選択可能な「いいね」アイコン３０１、選択可能な「チェックイン」アイコン３０２、選択可能な「お気に入りに追加」アイコン３０３、他の適切な構成要素、または２つ以上のそのような構成要素を含むことができる。限定ではなく例として、図３Ｂは、「マシュー（Ｍａｔｔｈｅｗ）」のピクチャに関するウェブ・ページ３１０を示す。ウェブ・ページ３１０は、例えば、選択可能な「いいね」アイコン３１１、選択可能な「コメント」アイコン３１２、フィールド３１３内の様々なユーザからのコメントおよび「いいね」の履歴、フィールド３１４内の概念ノードに対応するアプリケーションの表示、他の適切な構成要素、または２つ以上のそのような構成要素を含むことができる。特定の概念ノードに関連する特定のウェブ・ページを本開示は説明し、図３Ａ〜図３Ｂに示すが、本開示は、任意の適切な概念ノードに関連する任意の適切なウェブ・ページを企図する。さらに、本開示は概念ノードがウェブ・ページに関連付けられることを説明するが、本開示は、必ずしもウェブ・ページに関連付けられない概念ノードを
企図する。限定ではなく例として、概念ノードは、特定のウェブ・ページに関連付けられない歌または他の音楽作品に対応することができる。

特定の実施形態では、ソーシャル・グラフ２００を使用して、（特定の概念ノードに対応する）どの概念が（特定のユーザ・ノードに対応する）特定のユーザに関連するかを判定することができる。特定のユーザ・ノードに接続される（すなわちエッジによって直接的に接続される）概念ノードは、ユーザ・ノードに関連するとみなすことができる。限定ではなく例として、エッジによって第１のユーザ・ノードに接続される概念ノードは、第１のユーザ・ノードに関連するとみなすことができる。本明細書では、ソーシャル・グラフを参照するとき、「接続される」という用語は、ソーシャル・グラフ内の２つのノード間に経路が存在することを意味し、経路は、１つまたは複数のエッジおよび０以上の中間ノードを含むことができる。「直接的に接続される」という用語は、ソーシャル・グラフ内の２つのノード間の経路が単一のエッジを含むことを意味する。同様に、「間接的に接続される」という用語は、ソーシャル・グラフ内の２つのノード間の経路が２つ以上のエッジおよび１つまたは複数の中間ノードを含むことを意味する。特定の実施形態では、特定のユーザ・ノードに接続されないが、その代わりに１つまたは複数の介在ノードを介して間接的に接続される概念ノードも、ユーザ・ノードに関連するとみなすことができる。限定ではなく例として、第２のユーザ・ノードが第１のユーザ・ノードのＮ番目の地位の友達である場合、（１つまたは複数の介在ノードを含む経路を介して）第２のユーザ・ノードに間接的に接続される概念ノードを、第１のユーザ・ノードに関連するとみなすことができる。さらに、特定の実施形態では、第２のユーザ・ノードが第１のユーザ・ノードに近いほど、第２のノードに接続される概念ノードが第１のユーザ・ノードにより高い関連があるとみなすことができる。すなわち、特定の概念ノードから第１のユーザ・ノードを分離するエッジが少ないほど、その概念ノードが第１のユーザ・ノードにより高い関連があるとみなすことができる。限定ではなく例として、図２に示すように、概念ノード「オールド・プロ」がユーザ「Ｂ」に関するユーザ・ノードに接続され、したがって概念「オールド・プロ」がユーザ「Ｂ」に関連するとみなすことができる。限定ではないが別の例として、概念ノード「スポティファイ」が、ユーザ「Ｃ」に関する中間ユーザ・ノードを介してユーザ「Ｂ」に関するユーザ・ノードに間接的に接続され、したがって概念「スポティファイ」がユーザ「Ｂ」に関連するとみなすことができるが、概念ノードはユーザ「Ｂ」に関するユーザ・ノードに直接的に接続されないので、ユーザ「Ｂ」に関するユーザ・ノードに直接的に接続される概念ノードよりも関連は低いとみなすことができる。限定ではないがさらに別の例として、（オンライン・マルチプレーヤ・ゲームである）「オンライン・ポーカ（Ｏｎｌｉｎｅ Ｐｏｋｅｒ）」に関する概念ノードが、ソーシャル・グラフ２００内のどの経路でもユーザ「Ｂ」に関するユーザ・ノードに接続されず、したがって概念「オンライン・ポーカ」がユーザ「Ｂ」に関連するとみなすことはできない。本開示は、特定の方式で特定の概念ノードが特定のユーザ・ノードに関連するかどうかを判定することを説明するが、本開示は、任意の適切な方式で任意の適切な概念ノードが任意の適切なユーザ・ノードに関連するかどうかを判定することを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連するユーザによってアクセス可能なアプリケーション（「アプリ」）に関連する概念ノードのセットを識別し、アプリケーションに関する広告を生成するとき、そうした概念ノードのうちの１つまたは複数を参照することができる。したがって、ユーザのソーシャル・ネットワークを参照し、ユーザの友達がアクセスしたアプリケーションに関連するコンテンツを参照することにより、特定のアプリケーションに関する広告を特定のユーザに対してカスタマイズすることができる。オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連するユーザによってアクセス可能なアプリケーションは、例えば、ウェブサイト、オンライン・サービス、コンテンツにアクセスし、コンテンツを作成し、または管理するアプリ、オンライン・ゲームをプレイするためのアプリ（例えば、チェス
マスター・フォー・ブラックベリー（ＣＨＥＳＳＭＡＳＴＥＲ ＦＯＲ ＢＬＡＣＫＢＥＲＲＹ（登録商標））など）、モバイル・クライアント・システムからのコンテンツにアクセスし、コンテンツを作成し、または管理するアプリ（例えば、フェースブック（登録商標）・フォー・アイフォーン（ＦＡＣＥＢＯＯＫ ＦＯＲ ＩＰＨＯＮＥ（登録商標））など）、検索照会を実施するアプリ（例えば、グーグル・モバイル（ＧＯＯＧＬＥ ＭＯＢＩＬＥ） アプリなど）、Ｅメールまたは他のデジタル・メッセージング・システムを処理するアプリ、ウェブ・ブラウザ・アプリ、広告を閲覧するアプリ、別の適切なアプリ、またはこれらの機能の任意の適切な組合せを備えるアプリを含むことができる。特定の実施形態では、アプリケーションを特定の概念ノードに関連付けることができる。限定ではなく例として、アプリケーションは、オーディオ・ファイル、ビデオ・ファイル、ピクチャ／グラフィックス、テキスト、またはそれらの任意の組合せなどの特定のタイプコンテンツにアクセスし、コンテンツを作成し、または管理することができる。アプリケーションによってアクセス、作成、または管理されるそれぞれのコンテンツは、対応する概念ノードを有することができる。したがって、特定のコンテンツをソーシャル・グラフ内の特定のアプリケーションに関連付けることができる。限定ではなく例として、ビデオ・プレーヤ・アプリケーションは第１の概念ノードに対応することができ、ビデオ・プレーヤを使用してアクセスおよび閲覧することのできる１つまたは複数のビデオは、それぞれ１つまたは複数の第２の概念ノードに対応することができる。限定ではないが別の例として、カメラ・アプリケーションは第１の概念ノードに対応することができ、カメラ・アプリケーションで作成された１つまたは複数の写真は、１つまたは複数の第２の概念ノードに対応することができる。本開示は特定のアプリケーションを説明するが、本開示は、任意の適切なアプリケーションを企図する。さらに、本開示は特定のタイプのコンテンツを説明するが、本開示は任意の適切なタイプのコンテンツを企図する。

図４に、アプリケーションに関する例示的広告を示す。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、アプリケーションに関連する１つまたは複数の概念ノードを識別し、そのアプリケーションを使用したユーザの友達を識別し、次いで、概念ノードおよび／またはユーザの友達を参照したユーザを対象とするアプリケーションに関する広告を生成することができる。限定ではなく例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、音楽アプリケーション「スポティファイ」に関する広告４１０を生成することができる。広告４１０は、歌「オンリー・ウォナ・ビー・ウィズ・ユー（Ｏｎｌｙ
Ｗａｎｎａ Ｂｅ Ｗｉｔｈ Ｙｏｕ）」を参照し、ユーザの友達のうちの５人が「スポティファイ」アプリを使用してその歌を聴いたことを示す。広告４１０はまた、「スポティファイ」アプリを使用して「オンリー・ウォナ・ビー・ウィズ・ユー」を聴いたユーザの５人の友達のサムネイル・プロファイル・ピクチャを含む。したがって、「スポティファイ」アプリケーションを使用したユーザの友達を参照し、ユーザの友達がアプリケーションでアクセスしたコンテンツを参照することにより、「スポティファイ」に関するこの広告は、ユーザのためにカスタマイズされている。限定ではなく別の例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、レシピ・アプリケーション「オール・アバウト・レシピ（Ａｌｌ Ａｂｏｕｔ Ｒｅｃｉｐｅｓ）」に関する広告４２０を生成することができる。広告４２０は、「チキン・パルメザン」に関するレシピを参照し、ユーザの友達のうちの３人が「オール・アバウト・レシピ」アプリケーションでアクセスしたレシピを使用した（すなわち、「チキン・パルメザンを作った」）ことを示す。広告４２０はまた、「オール・アバウト・レシピ」アプリケーションを使用して「チキン・パルメザン」を作ったユーザの３人の友達のサムネイル・プロファイル・ピクチャを含む。したがって、「オール・アバウト・レシピ」アプリケーションを使用したユーザの友達を参照し、アプリケーションでアクセスしたコンテンツを参照することにより、「オール・アバウト・レシピ」に関するこの広告は、ユーザに対してカスタマイズされている。特定のタイプの広告を本開示は説明し、図４に示すが、本開示は任意の適切なタイプの広告を企図する。さらに、特定のコンテンツを有する広告を本開示は説明し、図４に示すが、本開示は、任意
の適切なコンテンツを有する広告を企図する。

特定の実施形態では、次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ソーシャル・グラフ２００内の概念ノードを解析し、アプリケーションに関連し、第１のユーザの友達に対応する１つまたは複数のユーザ・ノードに接続される１つまたは複数の概念ノードを識別することができる。言い換えれば、特定のユーザを対象とする特定のアプリケーションに関するソーシャルに関連する広告を作成するために、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、アプリケーションと第１のユーザの友達の両方に接続される概念を識別することができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムはまず、特定のアプリケーションに関連する特定の概念ノードを識別することができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムはまた、各概念ノードに接続されるエッジの数およびタイプを解析することができる。限定ではなく例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、特定の概念ノードに接続される「友達」エッジ、「使用済み」エッジ、「チェックイン」エッジ、「いいね」エッジ、または他の適切なタイプのエッジの数を識別することができる。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードに接続されるすべてのエッジを含むエッジの第１のセットを識別することができる。次いで、エッジのこの第１のセットの中から、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、第１のユーザの友達に対応するユーザ・ノードに接続されるエッジを含むエッジの第２のセットを識別することができる。次いで、第１のユーザを対象とする広告で参照すべき概念ノードを後で選択するときに、識別されたエッジを参照することができる。限定ではなく例として、図２を参照すると、ソーシャル・ネットワーキング・システムが、ユーザ「Ｂ」を対象とする「スポティファイ」アプリケーションに関する広告を生成していた場合、ソーシャル・ネットワーキング・システムはまず、アプリケーションを使用したユーザ「Ｂ」の友達を識別することができる。この場合、ユーザ「Ｃ」が「スポティファイ」アプリケーションを使用した。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザ「Ｃ」にも接続されるアプリケーションに関連するどんな概念をも識別することができる。この場合、歌「イマジン」が「スポティファイ」アプリケーションに関連付けられ（すなわち、アプリによって「再生」された）、ユーザ「Ｃ」に接続される（すなわち、ユーザ「Ｃ」はその歌を「聴いた」）。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、「イマジン」概念を選択し、ユーザ「Ｃ」が「スポティファイ」上で歌「イマジン」を聴いたという情報を含む「スポティファイ」アプリケーションに関するユーザ「Ｂ」を対象とする広告を生成することができる。ユーザ「Ｃ」はユーザ「Ｂ」の第１の地位の友達であるので、この広告は、ユーザ「Ｂ」にソーシャルに関連するはずである。本開示は特定の概念ノードを特定の方式で識別することを説明するが、本開示は、任意の適切な概念を任意の適切な方式で識別することを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、第１のユーザに対する概念ノードのソーシャル関連性に基づいて概念ノードを選択することができる。直接的に第１のユーザに接続され、または第１のユーザの友達に接続される概念ノードは、第１のユーザにソーシャルに関連するとみなすことができる。第１のユーザのより離れた友達（例えば、第２の地位の友達、第３の地位の友達など）に接続される概念ノードは、第１のユーザに対するソーシャル関連性が低いとみなすことができる。最後に、ソーシャル・グラフ内のどんな経路でも第１のユーザ・ノードに接続されない概念ノードは、第１のユーザに最低限にソーシャルに関連し、またはソーシャルに関連しないとみなすことができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードと、第１のユーザ・ノードの友達に対応するユーザ・ノードとの間のエッジのセットを識別し、次いで、エッジのセットに基づいて概念ノードを選択する。第１のユーザの友達に対応するユーザ・ノードに直接的に接続される概念ノードは、第１のユーザの友達に対応するユーザ・ノードに接続されない概念ノードよりも関連性が高いとみなすことができる。限定ではなく例として、図２を参照すると、ユーザ「Ｃ」がアプリケーション「スポティ
ファイ」を使用している場合、ユーザ「Ｂ」に関するユーザ・ノードが、ユーザ「Ｃ」に関するユーザ・ノードに接続されるので、「スポティファイ」に関する概念ノードは、ユーザ「Ｂ」にソーシャルに関連するとみなすことができる。限定ではないが別の例として、ユーザ「Ｂ」を対象とする広告を生成するとき、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、アプリ「スポティファイ」および歌「イマジン」に関する概念ノードがユーザ「Ｂ」にソーシャルに関連するとみなすことができると判定することができる。これらは、それぞれ「使用済み」および「聴取済み」エッジによって、ユーザ「Ｂ」の友達であるユーザ「Ｃ」に接続されるからである。同様に、「スポティファイ」および歌「イマジン」に関する概念ノードは、ユーザ「Ａ」対するソーシャル関連性が低いとみなすことができる。「スポティファイ」および「イマジン」に対応する概念ノードは、ユーザ「Ａ」に関するユーザ・ノードから３次の隔たりにあるからである。限定ではないが別の例として、アプリ「オンライン・ポーカ」に関する概念ノードは、ユーザ「Ｂ」に最低限にソーシャルに関連し、またはソーシャルに関連しないとみなすことができる。そのアプリに対応する概念ノードは、ソーシャル・グラフ２００内のどんな経路でもユーザ「Ｂ」に接続されないからである。限定ではなくさらに別の例として、図２を参照して、ソーシャル・ネットワーキング・システムがアプリ「オール・アバウト・レシピ」に関するユーザ「Ａ」を対象とする広告を生成している場合、レシピ「チキン・パルメザン」に関するコンテンツ・ノードは、ユーザ「Ａ」にソーシャルに関連するとみなすことができる。この場合、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザ「Ａ」に関して生成する「オール・アバウト・レシピ」アプリについての広告で参照すべき「チキン・パルメザン」概念ノードを選択することができる。「チキン・パルメザン」概念ノードは、ユーザ「Ａ」にソーシャルに関連するとみなされるからである。本開示は、特定の方式でソーシャル関連性に基づいて概念ノードを選択することを説明するが、本開示は、任意の適切な方式でソーシャル関連性に基づいて概念ノードを選択することを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードと、第１のユーザの友達に対応する１つまたは複数のユーザ・ノードとの間のエッジに関連する情報に基づいて、概念ノードを選択することができる。エッジに関連する情報は、概念ノードにユーザ・ノードを接続するエッジの数、エッジのタイプ、またはエッジの属性でよい。エッジによって第１のユーザのより多くの友達に接続される概念ノード（すなわち、第１のユーザの友達に対応するユーザ・ノードに概念ノードを接続するエッジをより多く有する概念ノード）は、エッジが少ない概念ノードよりも関連性がより高いとみなすことができる。限定ではなく例として、第１の概念ノードが、第１のユーザの友達に対応するユーザ・ノードに第１の概念ノードを接続する５個のエッジを有し、第２の概念ノードが、第１のユーザの友達に対応するユーザ・ノードに第２の概念ノードを接続する１０個のエッジを有する場合、第１のユーザの友達のうちのより多くがエッジによって第２の概念ノードに接続されるので、第２の概念ノードは、第１のユーザに対する関連性がより高いとみなすことがきる。この場合、第２の概念ノードは第１のユーザに対するソーシャル関連性がより高いので、第２の概念ノードをソーシャル・ネットワーキング・システムによって選択することができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードのセットから、最も多くのエッジ接続を有する概念ノードを選択することができる。すなわち、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、第１のユーザに対するソーシャル関連性が最も高い概念ノードが、第１のユーザの友達に対応するユーザ・ノードなどに概念ノードを接続する最も多くのエッジを有する概念ノードであると判定することができる。限定ではなく例として、ソーシャル・ネットワーキングは、概念ノードの第１のセットから第１の概念ノードを識別することができ、第１の概念ノードは、より多くの第２のユーザ・ノードのうちの１つに第１の概念ノードを接続する最も多くのエッジを有する。第２のユーザ・ノードは、第１のユーザ・ノードの閾値以内の次数の隔たりのユーザ・ノードでよい。したがって、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、第１のユーザの友達のうちの最も多くが接続される概念ノードを識別する。２つの概念ノ
ードが共に、それらに接続する同一の数のエッジを有する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、両方の概念ノードを選択することができ、または別の要素（例えば、エッジのタイプ、またはエッジの属性）を調べて、どの概念ノードを選択するかを決定することができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザの友達に概念ノードを接続するエッジのタイプに基づいて、概念ノードを選択することができる。特定のタイプのエッジは、他のタイプのエッジよりも関連性が高いとみなすことができる。限定ではなく例として、概念「スポティファイ」に関連する概念ノードについて、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、「いいね」エッジが「使用済み」エッジよりも関連性が高いとみなすことができる。同様に、概念ノードと、第１のユーザの友達であるユーザ・ノードとの間のエッジ数をカウントする間、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、２つの「いいね」エッジが３つの「使用済み」エッジよりも関連性が高いと判定することができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ソーシャル・グラフ２００内の第１のユーザ・ノードの閾値以内の次数の隔たりのユーザ・ノードに接続される概念ノードを選択することができるだけである。限定ではなく例として、ユーザ「Ａ」を対象とする広告を生成するとき、次数の隔たりの閾値が１次である場合、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、位置「メイシーズ（Ｍａｃｙ’ｓ）」に対応する概念ノードが、ユーザ「Ａ」の第１の地位の友達のユーザ・ノードに接続されるので、関連すると判定することができるが、アプリケーション「スポティファイ」に対応する概念ノードは、第２の地位の友達であるユーザ「Ｃ」によってユーザ「Ａ」に間接的に接続されるので、関連するとみなすことはできない。本開示は、特定の方式でエッジに関連する情報に基づいて概念ノードを選択することを説明するが、本開示は、任意の適切な方式でエッジに関連する情報に基づいて概念ノードを選択することを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードに関連する広告スポンサーシップに基づいて概念ノードを選択することができる。広告主（例えば、概念ノードに対応する概念の所有者または妥当性など）は、概念ノードがソーシャル・ネットワーキング・システムによってソーシャル関連性が高いとみなされるように特定の概念ノードのスポンサーとなることができる。第１の概念ノードおよび第２の概念ノードがどちらも、第１のユーザに等しくソーシャルに関連するとみなされる場合、広告スポンサーシップを有するノードがどちらであっても、それに高いソーシャル関連性を与えることができ、したがってそれを選択することが可能となる。限定ではなく例として、「スポティファイ」アプリケーションの所有者が歌「イマジン」を販売促進したい場合、広告で参照すべき概念ノードを選択するとき、このスポンサーシップを要素とみなすことができる。本開示は、特定の方式で広告スポンサーシップに基づいて概念ノードを選択することを説明するが、本開示は、任意の適切な方式で広告スポンサーシップに基づいて概念ノードを選択することを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードに接続されるエッジに関連するタイム・スタンプに基づいて概念ノードを選択することができる。より最近に生成されたエッジは、過去に生成されたエッジよりも、概念ノードを選択するときにソーシャル関連性がより高いとみなすことができる。限定ではなく例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、先週に作成されたエッジがソーシャル関連性が最も高いと判定することができ、先月に作成されたエッジは、ソーシャル関連性がより低く、１か月よりも前に作成されたエッジは、ソーシャルに関連するとはみなされない。本開示は、特定の方式でエッジに関連するタイム・スタンプに基づいて概念ノードを選択することを説明するが、本開示は、任意の適切な方式でエッジに関連するタイム・スタンプに基づいて概念ノードを選択することを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードの対応
するウェブ・ページのトラフィック・データに基づいて概念ノードを選択することができる。限定ではなく例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムが、図３Ａまたは３Ｂに示すウェブ・ページなどの、概念ノードの対応するウェブ・ページをサービスする要求を受信したとき、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードの対応するウェブ・ページへの訪問を検出することができる。限定ではなく例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムが、概念ノードの対応するウェブ・ページに組み込まれた選択可能なアイコンのコンテンツをサービスする要求を受信したとき、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードの対応するウェブ・ページへの訪問を検出することができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、データ・ストア１０１のうちの１つまたは複数に、概念ノードに対応するウェブ・ページへの訪問数を累積および格納することができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、第２の概念ノードのそれぞれについての訪問数について、データ・ストア１０１のうちの１つまたは複数にアクセスすることができる。特定の実施形態では、概念ノードに対応するウェブ・ページが多く訪問されるほど、概念のソーシャル関連性が高いとみなされる。限定ではなく例として、１０，０００回を超えて訪問された第１のウェブ・ページに対応する第１の概念ノードは、５，０００回しか訪問されていない第２のウェブ・ページに対応する第２の概念ノードよりもソーシャル関連性が高いとみなすことができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザの友達からのトラフィックに基づいて概念ノードを選択することができる。限定ではなく例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、第１のユーザ・ノードに接続される１つまたは複数の第２のユーザ・ノードにそれぞれ対応する１つまたは複数の第２のユーザによる概念ノードの対応するウェブ・ページへの訪問を検出することができる。特定の実施形態では、概念ノードに対応するウェブ・ページがユーザの友達によって多く訪問されるほど、ユーザに対する概念のソーシャル関連性が高いとみなされる。本開示は特定の方式でトラフィック・データに基づいて概念ノードを選択することを説明するが、本開示は、任意の適切な方式でトラフィック・データに基づいて概念ノードを選択することを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードに接続されるエッジに基づいて１つまたは複数の概念ノードに関する値を求め、次いで概念ノードの求めた値に基づいて１つまたは複数の概念ノードを選択することにより、概念ノードに接続されるエッジに基づいて概念ノードを選択することができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムはまず、第１のユーザの友達に対応するユーザ・ノードに特定の概念ノードを接続するエッジを識別し、次いで、概念ノードに接続される識別したエッジの数およびタイプに基づいて概念ノードに関する値を求めることができる。１つまたは複数のエッジによって特定の概念ノードを１つまたは複数の他のノードに接続することができ、各エッジは特定の属性を有することができる。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、求めた値に基づいて特定の概念ノードを選択することができ、次いで、選択した概念ノードは、ソーシャル・ネットワーキング・システムによって生成される任意の広告内の参照でよい。概念ノードについて求める値は、例えば、概念ノードに接続されるエッジ数、概念ノードに接続されるエッジのタイプ、概念ノードと第１のユーザがエッジによって接続されるかどうか、概念ノードと、第１のユーザの友達のユーザ・ノード（または第１のユーザの閾値以内の次数の隔たりのユーザ・ノード）がエッジによって接続されるかどうか、概念ノードに接続されるエッジがいつ作成されたか、他の適切な情報、またはそのような情報の任意の組合せなどの様々な要素に基づくことができる。求める値は、任意の適切な尺度の任意の適切な値でよい。例示のために、本開示は、汎用の「単位」による値（例えば、１．０単位、２．４単位など）を論じ、本開示は、任意の適切なタイプの単位での値を企図する。さらに、例示のために、本開示は、例えば広告で使用される概念ノードを選択するときなど、大きい値は関連性が高いとみなされるような概念ノードに関する値を論じる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキングは、概念ノードに接続されるエッジ数に基づいて、概念ノードに関する値を求めることができる。１
つまたは複数のエッジによって概念ノードを他のノードに接続することができ、概念ノードに関する値を求めるとき、概念ノードに接続されるエッジ数を考慮することができる。すなわち、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードとユーザ・ノードとの間のエッジ（すなわち、アクション）数で測定した、ユーザによる関与のレベルに基づいて、概念ノードに関する値を求めることができる。エッジが多い概念ノードに大きい値を与えることができる。限定ではなく例として、５０個のエッジを有する概念ノードに値５．０単位を与えることができ、３０個のエッジを有する概念ノードに２．４単位の値を与えることができる。限定ではないが別の例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードがユーザ・ノードに接続する１００個を超えるエッジを有する場合、１．０単位のスコアを概念ノードに割り当てることができ、概念ノードがユーザ・ノードに接続する５０個を超えるエッジを有する場合、０．７単位のスコアを割り当てることができ、または概念ノードがユーザ・ノードに接続する５０個以下のエッジを有する場合、０．５単位のスコアを割り当てることができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードに接続されるエッジの属性に基づいて、概念ノードに関する値を求めることができる。上記で論じたように、エッジは様々な属性を有し、特定の属性を有するエッジには、他のタイプのエッジよりも高い値を与えることができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、特定の概念ノードに接続されるエッジと、そうしたエッジの属性とを識別し、次いで、エッジの属性に基づいて値を求めることができる。限定ではなく例として、アプリ「スポティファイ」に関連する概念ノードについて、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、「いいね」のエッジに「使用済み」のエッジよりも高い重みを与えることができる。概念ノードとユーザ・ノードとの間のエッジ数をカウントする間、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、「いいね」エッジに関する値を１．５単位と求めることができ、「使用済み」エッジに関する値を０．５単位と求める。本開示は特定の方式でエッジ情報に基づいて概念ノードに関する値を求めることを説明するが、本開示は、任意の適切な方式でエッジ情報に基づいて概念ノードに関する値を求めることを企図する。本開示は、特定の概念ノードに関する値を求めることを説明するが、本開示は、任意の適切な概念ノードに関する値を求めることを企図する。さらに、本開示は概念ノードに関する特定の値を求めることを説明するが、本開示は、概念ノードに関する任意の適切な値を求めることを企図する。さらに、本開示は特定の方式で、でエッジ接続に基づいて概念ノードに関する値を求めることを説明するが、本開示は、任意の適切な方式でエッジ接続に基づいて概念ノードに関する値を求めることを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、上述のようにソーシャル・グラフ情報、ユーザ情報、概念情報などを含む１つまたは複数の要素に基づいて、概念ノードに関する値を求めることができる。これらの求めた値を互いに累積することができる。各要素に関する求めた値は、他の要素に関する求めた値と加法的、乗法的でよい。限定ではなく例として、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードに接続される１０個以上のエッジを有する概念ノードに値１．０を与えることができ、ユーザの友達によって最近アクセスされた概念に対応する概念ノードに値０．８を与えることができる。したがって、最近アクセスされ、１０個以上のエッジを有する概念ノードに値１．８を与えることができる。特定の実施形態では、特定の要素に基づいて求めた値に異なる重み付けをすることができる。前の例を使用して、最近アクセスされた１０個以上のエッジを有する概念ノードに、値ａ＊（１．０）＋ｂ＊（０．８）を与えることができ、ただしａおよびｂは、特定の要素に割り当てることのできる重み付けである。本開示は特定の要素に基づいて概念ノードに関する離散的値を求めることを説明するが、本開示は、様々な要素に基づいて概念ノードに関する非離散的値を求めることを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ソーシャル・ネットワーキング・システムによって選択された１つまたは複数の概念ノードに対応する１つ
または複数の概念を表す情報を含むアプリケーションに関する広告を生成することができる。広告は構造化された文書でよい。広告は、タイトル、画像、広告コピー、表示ＵＲＬ、宛先ＵＲＬ、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。特定の実施形態では、広告は、選択された概念ノードに対応するコンテンツに関連する情報を含むことができる。第１のユーザに提示される特定の概念ノードの情報は、特定の概念ノードに関連する１つまたは複数の画像およびウェブサイトを含むことができる。限定ではなく例として、「スポティファイ」アプリケーションに関する広告４１０は、アプリに関連するコンテンツである歌「オンリー・ウォナ・ビー・ウィズ・ユー」を説明するコピーを含む。限定ではないが別の例として、「オール・アバウト・レシピ」アプリケーションに関する広告４２０は、アプリに関連するコンテンツであるレシピ「チキン・パルメザン」を説明するコピーを含む。特定の実施形態では、広告は、選択された概念ノードに接続される１つまたは複数のユーザ・ノードに対応するユーザ情報に基づくことができる。限定ではなく例として、第１のユーザを対象とする広告は、その対応するユーザ・ノードが概念ノードのうちの１つまたは複数に接続される１つまたは複数のエッジを有する、第１のユーザのソーシャル連絡先のユーザ・プロファイル・ピクチャおよび名前を含むことができる（すなわち、閾値以内の次数の隔たりのユーザ・ノード）。第１のユーザを対象とする広告はまた、そうしたソーシャル連絡先が、選択された概念ノードにどれほどの回数だけアクセスしたか、いつアクセスされたか、概念ノードにどのように接続されるか（すなわち、「いいね」エッジ、「使用済み」エッジなどを介して）、またはユーザに関連する他の適切な情報を含むことができる。特定の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、生成された広告または広告に関連する情報を第１のユーザに送信することができる。広告を直接的または間接的に表示することができる。広告をＥメール、画像、ウェブ・ページ、ウェブ・ページの一部として、または別の適切な方式で送信することができる。本開示は特定の方式で広告を生成することを説明するが、本開示は、任意の適切な方式で広告を生成することを企図する。

図５に、特定の実施形態を実装する例示的方法５００を示す。方法はステップ５１０から始まり、ソーシャル・ネットワーキング・システムが、複数のノードと、ノードを接続する複数のエッジとを含むソーシャル・グラフにアクセスする。複数のノードは、オンライン・ソーシャル・ネットワークの第１のユーザに対応する第１のユーザ・ノードと、オンライン・ソーシャル・ネットワークの複数の第２のユーザにそれぞれ対応する複数の第２のユーザ・ノードとを含むことができる。特定の実施形態では、第２のユーザ・ノードは、第１のユーザ・ノードの次数の隔たりの閾値（例えば、１、２、３、またはすべてなど）以内でよい。複数のノードはまた、１つまたは複数の概念にそれぞれ対応する１つまたは複数の概念ノードを含むことができ、各概念ノードが、１つまたは複数のエッジによって１つまたは複数のユーザ・ノードに接続される。ステップ５２０で、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、１つまたは複数のエッジによって第２のユーザ・ノードのうちの１つまたは複数に接続される概念ノードの第１のセットを識別することができる。概念ノードの第１のセット内の概念ノードのそれぞれを、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連するユーザによってアクセス可能なアプリケーションに関連付けることができる。ステップ５３０で、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、概念ノードに接続されるエッジに基づいて、概念ノードの第１のセットから概念ノードの第２のセットを選択することができる。ステップ５４０で、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、アプリケーションに関する広告を生成することができる。広告は、概念ノードの第２のセット内の１つまたは複数の概念ノードにそれぞれ対応する１つまたは複数の概念を表す情報を含むことができる。本開示は図５の方法の特定のステップが特定の順序で行われるものとして説明し、図示するが、本開示は、図５の方法の任意の適切なステップが任意の適切な順序で行われることを企図する。さらに、本開示は図５の方法の特定のステップを実施する特定の構成要素を説明し、図示するが、本開示は、図５の方法の任意の適切なステップを実施する任意の適切な構成要素の任意の適切な組合せを企図する。

図６に、例示的コンピュータ・システム６００を示す。特定の実施形態では、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００は、本明細書で説明または図示する１つまたは複数の方法の１つまたは複数のステップを実施する。特定の実施形態では、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００は、本明細書で説明または図示する機能を提供する。特定の実施形態では、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００上で動作するソフトウェアが、本明細書で説明または図示する１つまたは複数の方法のうちの１つまたは複数のステップを実施し、または本明細書で説明または図示する機能を提供する。特定の実施形態は、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００の１つまたは複数の部分を含む。

本開示は、任意の適切な数のコンピュータ・システム６００を企図する。本開示は、任意の適切な物理的携帯を取るコンピュータ・システム６００を企図する。限定ではなく例として、コンピュータ・システム６００は、組込みコンピュータ・システム、システム・オン・チップ（ＳＯＣ）、シングル・ボード・コンピュータ・システム（ＳＢＣ）（例えば、コンピュータ・オン・モジュール（ＣＯＭ）やシステム・オン・モジュール（ＳＯＭ）など）、デスクトップ・コンピュータ・システム、ラップトップまたはノートブック・コンピュータ・システム、対話型キオスク、メインフレーム、コンピュータ・システムのメッシュ、携帯電話、携帯情報端末（ＰＤＡ）、サーバ、タブレット・コンピュータ・システム、またはこれらのうちの２つ以上の組合せでよい。

適切な場合、コンピュータ・システム６００は、単体または分散型である、複数の場所に及ぶ、複数のマシンに及ぶ、複数のデータ・センターに及ぶ、またはクラウド内に常駐する１つまたは複数のコンピュータ・システム６００を含むことができ、クラウドは、１つまたは複数のネットワーク内の１つまたは複数のクラウド構成要素を含むことができる。適切な場合、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００は、実質的な空間的または時間的限定なしに、本明細書で説明または図示する１つまたは複数の方法の１つまたは複数のステップを実行することができる。限定ではなく例として、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００は、リアル・タイムまたはバッチ・モードで、本明細書で説明または図示する１つまたは複数の方法の１つまたは複数のステップを実施することができる。適切な場合、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００は、異なる時間または異なる場所で、本明細書で説明または図示する１つまたは複数の方法の１つまたは複数のステップを実施することができる。

特定の実施形態では、コンピュータ・システム６００は、プロセッサ６０２、メモリ６０４、ストレージ６０６、入出力（Ｉ／Ｏ）インターフェース６０８、通信インターフェース６１０、およびバス６１２を含む。本開示は特定の構成の特定の数の特定の構成要素を有する特定のコンピュータ・システムを説明および図示するが、本開示は、任意の適切な構成の任意の適切な数の任意の適切な構成要素を有する任意の適切なコンピュータ・システムを企図する。

特定の実施形態では、プロセッサ６０２は、コンピュータ・プログラムを構成するものなどの命令を実行するハードウェアを含む。限定ではなく例として、命令を実行するために、プロセッサ６０２は、内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ６０４、またはストレージ６０６から命令を取り出し（またはフェッチし）、それらを復号化および実行し、次いで１つまたは複数の結果を内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ６０４、またはストレージ６０６に書き込むことができる。特定の実施形態では、プロセッサ６０２は、データ、命令、またはアドレスに関する１つまたは複数の内部キャッシュを含むことができる。本開示は、適切な場合、任意の適切な数の任意の適切な内部キャッシュを含むプロセッサ６０２を企図する。限定ではなく例として、プロセッサ６０２は、１つまたは複数の命
令キャッシュ、１つまたは複数のデータ・キャッシュ、および１つまたは複数の変換ルックアサイド・バッファー（ＴＬＢ）を含むことができる。命令キャッシュ内の命令は、メモリ６０４またはストレージ内の命令のコピーでよく、命令キャッシュは、プロセッサ６０２によるそうした命令の取出しを高速化することができる。データ・キャッシュ内のデータは、プロセッサ６０２で実行する命令がそれに対して演算するメモリ６０４またはストレージ６０６内のデータのコピー、プロセッサ６０２で実行する後続の命令によるアクセスのため、またはメモリ６０４またはストレージ６０６に書き込むためにプロセッサ６０２で実行される前の命令の結果、または他の適切なデータでよい。データ・キャッシュは、プロセッサ６０２による読取または書込操作を高速化することができる。ＴＬＢは、プロセッサ６０２に関する仮想アドレス変換を高速化することができる。特定の実施形態では、プロセッサ６０２は、データ、命令、またはアドレスに関する１つまたは複数の内部レジスタを含むことができる。本開示は、適切な場合、任意の適切な数の任意の適切な内部レジスタを含むプロセッサ６０２を企図する。適切な場合、プロセッサ６０２は１つまたは複数の演算論理装置（ＡＬＵ）を含むことができ、マルチコア・プロセッサでよく、または１つまたは複数のプロセッサ６０２を含むことができる。本開示は特定のプロセッサを説明および図示するが、本開示は、任意の適切なプロセッサを企図する。

特定の実施形態では、メモリ６０４は、プロセッサ６０２が実行する命令、またはプロセッサ６０２がそれに対して演算するデータを格納するメイン・メモリを含む。限定ではなく例として、コンピュータ・システム６００は、ストレージ６０６または別のソース（例えば、別のコンピュータ・システム６００など）からメモリ６０４に命令をロードすることができる。次いで、プロセッサ６０２は、メモリ６０４から内部レジスタまたは内部キャッシュに命令をロードすることができる。命令を実行するために、プロセッサ６０２は、内部レジスタまたは内部キャッシュから命令を取り出し、それを復号化することができる。命令の実行中または実行後に、プロセッサ６０２は、１つまたは複数の結果（中間結果または最終結果でよい）を内部レジスタまたは内部キャッシュに書き込むことができる。プロセッサ６０２は、そうした結果のうちの１つまたは複数をメモリ６０４に書き込むことができる。特定の実施形態では、プロセッサ６０２は、（ストレージ６０６または他の場所ではなく）１つまたは複数の内部レジスタまたは内部キャッシュまたはメモリ６０４内の命令のみを実行し、（ストレージ６０６または他の場所ではなく）１つまたは複数の内部レジスタまたは内部キャッシュまたはメモリ６０４内のデータのみに対して演算する。１つまたは複数のメモリ・バス（アドレス・バスおよびデータ・バスをそれぞれ含むことができる）は、メモリ６０４にプロセッサ６０２を結合することができる。バス６１２は、以下で説明するように１つまたは複数のメモリ・バスを含むことができる。特定の実施形態では、１つまたは複数のメモリ管理ユニット（ＭＭＵ）がプロセッサ６０２とメモリ６０４の間に常駐し、プロセッサ６０２によって要求されるメモリ６０４へのアクセスを容易にする。特定の実施形態では、メモリ６０４はランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）を含む。このＲＡＭは揮発性メモリでよく、適切な場合、このＲＡＭはダイナミックＲＡＭ（ＤＲＡＭ）またはスタティックＲＡＭ（ＳＲＡＭ）でよい。さらに、適切な場合、このＲＡＭは、単一ポートまたはマルチポートＲＡＭでよい。本開示は任意の適切なＲＡＭを企図する。適切な場合、メモリ６０４は、１つまたは複数のメモリ６０４を含むことができる。本開示は特定のメモリを説明および図示するが、本開示は任意の適切なメモリを企図する。

特定の実施形態では、ストレージ６０６は、データまたは命令のためのマス・ストレージを含む。限定ではなく例として、ストレージ６０６は、ハード・ディスク・ドライブ（ＨＤＤ）、フロッピィ・ディスク・ドライブ、フラッシュ・メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、またはユニバーサル・シリアル・バス（ＵＳＢ）ドライブ、あるいはこれらのうちの２つ以上の組合せを含むことができる。ストレージ６０６は、適切な場合、取外し可能または取外し不能（または固定）媒体を含むことができる。ストレージ
６０６は、適切な場合、コンピュータ・システム６００の内部または外部でよい。特定の実施形態では、ストレージ６０６は不揮発性固体メモリである。特定の実施形態では、ストレージ６０６は読取専用メモリ（ＲＯＭ）を含む。適切な場合、このＲＯＭは、マスクプログラムされたＲＯＭ、プログラマブルＲＯＭ（ＰＲＯＭ）、消去可能ＰＲＯＭ（ＥＰＲＯＭ）、電気消去可能ＰＲＯＭ（ＥＥＰＲＯＭ）、電気可変ＲＯＭ（ＥＡＲＯＭ）、またはフラッシュ・メモリ、あるいはこれらのうちの２つ以上の組合せでよい。本開示は、任意の適切な物理的形態を取るマス・ストレージ６０６を企図する。ストレージ６０６は、適切な場合、プロセッサ６０２とストレージ６０６との間の通信を容易にする１つまたは複数のストレージ制御ユニットを含むことができる。適切な場合、ストレージ６０６は、１つまたは複数のストレージ６０６を含むことができる。本開示は特定のストレージを説明および図示するが、本開示は任意の適切なストレージを企図する。

特定の実施形態では、Ｉ／Ｏインターフェース６０８は、コンピュータ・システム６００と１つまたは複数のＩ／Ｏ装置との間の通信のための１つまたは複数のインターフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。コンピュータ・システム６００は、適切な場合、これらのＩ／Ｏ装置のうちの１つまたは複数を含むことができる。これらのＩ／Ｏ装置のうちの１つまたは複数は、人とコンピュータ・システム６００との間の通信を可能にすることができる。限定ではなく例として、Ｉ／Ｏ装置は、キーボード、キーパッド、マイクロフォン、モニタ、マウス、プリンタ、スキャナー、スピーカー、スチル・カメラ、スタイラス、タブレット、タッチ・スクリーン、トラックボール、ビデオ・カメラ、別の適切なＩ／Ｏ装置、またはこれらのうちの２つ以上の組合せを含むことができる。Ｉ／Ｏ装置は１つまたは複数のセンサを含むことができる。本開示は、任意の適切なＩ／Ｏ装置およびそのための任意の適切なＩ／Ｏインターフェース６０８を企図する。適切な場合、Ｉ／Ｏインターフェース６０８は、プロセッサ６０２がこれらのＩ／Ｏ装置のうちの１つまたは複数を駆動することを可能にする１つまたは複数のデバイス・ドライバまたはソフトウェア・ドライバを含むことができる。Ｉ／Ｏインターフェース６０８は、適切な場合、１つまたは複数のＩ／Ｏインターフェース６０８を含むことができる。本開示は特定のＩ／Ｏインターフェースを説明および図示するが、本開示は任意の適切なＩ／Ｏインターフェースを企図する。

特定の実施形態では、通信インターフェース６１０は、コンピュータ・システム６００と、１つまたは複数の別のコンピュータ・システム６００または１つまたは複数のネットワークとの間の通信（例えば、パケット・ベースの通信）用の１つまたは複数のインターフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。限定ではなく例として、通信インターフェース６１０は、イーサネット（登録商標）または他のワイヤ・ベースのネットワークと通信するネットワーク・インターフェース・コントローラ（ＮＩＣ）またはネットワーク・アダプタ、あるいはＷｉ−Ｆｉネットワークなどのワイヤレス・ネットワークと通信するワイヤレスＮＩＣ（ＷＮＩＣ）またはワイヤレス・アダプタを含むことができる。本開示は、任意の適切なネットワークおよびそのための任意の適切な通信インターフェース６１０を企図する。限定ではなく例として、コンピュータ・システム６００は、アドホック・ネットワーク、パーソナル・エリア・ネットワーク（ＰＡＮ）、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）、広域ネットワーク（ＷＡＮ）、大都市圏ネットワーク（ＭＡＮ）、またはインターネットの１つもしくは複数の部分、あるいはこれらのうちの２つ以上の組合せと通信することができる。これらのネットワークのうちの１つまたは複数の１つまたは複数の部分は、ワイヤードまたはワイヤレスでよい。一例を挙げると、コンピュータ・システム６００は、ワイヤレスＰＡＮ（ＷＰＡＮ）（例えば、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）ＷＰＡＮなど）、Ｗｉ−Ｆｉネットワーク、ＷＩ−ＭＡＸネットワーク、セルラー電話ネットワーク（例えばＧｌｏｂａｌ Ｓｙｓｔｅｍ ｆｏｒ Ｍｏｂｉｌｅ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ（ＧＳＭ（登録商標））ネットワークなど）、または他の適切なワイヤレス・ネットワーク、あるいはこれらのうちの２つ以上
の組合せと通信することができる。コンピュータ・システム６００は、適切な場合、これらのネットワークのいずれかに関する任意の適切な通信インターフェース６１０を含むことができる。通信インターフェース６１０は、適切な場合、１つまたは複数の通信インターフェース６１０を含むことができる。本開示は特定の通信インターフェースを説明および図示するが、本開示は任意の適切な通信インターフェースを企図する。

特定の実施形態では、バス６１２は、コンピュータ・システム６００の構成要素を互いに結合するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。限定ではなく例として、バス６１２は、アクセラレーテッド・グラフィックス・ポート（ＡＧＰ）または他のグラフィックス・バス、Ｅｎｈａｎｃｅｄ Ｉｎｄｕｓｔｒｙ Ｓｔａｎｄａｒｄ Ａｒｃｈｉｔｅｃｔｕｒｅ（ＥＩＳＡ）バス、フロント・サイド・バス（ＦＳＢ）、ＨＹＰＥＲＴＲＡＮＳＰＯＲＴ（ＨＴ）相互接続、Ｉｎｄｕｓｔｒｙ Ｓｔａｎｄａｒｄ Ａｒｃｈｉｔｅｃｔｕｒｅ（ＩＳＡ）バス、ＩＮＦＩＮＩＢＡＮＤ相互接続、低ピン・カウント（ＬＰＣ）バス、メモリ・バス、Ｍｉｃｒｏ Ｃｈａｎｎｅｌ Ａｒｃｈｉｔｅｃｔｕｒｅ（ＭＣＡ）バス、Ｐｅｒｉｐｈｅｒａｌ Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔ Ｉｎｔｅｒｃｏｎｎｅｃｔ（ＰＣＩ）バス、ＰＣＩ−Ｅｘｐｒｅｓｓ（ＰＣＩｅ）バス、ｓｅｒｉａｌ ａｄｖａｎｃｅｄ ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ ａｔｔａｃｈｍｅｎｔ（ＳＡＴ Ａ）バス、Ｖｉｄｅｏ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ Ｓｔａｎｄａｒｄｓ Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ ｌｏｃａｌ（ＶＬＢ）バス、または別の適切なバス、あるいはこれらのうちの２つ以上の組合せを含むことができる。バス６１２は、適切な場合、１つまたは複数のバス６１２を含むことができる。本開示は特定のバスを説明および図示するが、本開示は、任意の適切なバスまたは相互接続を企図する。

本明細書では、コンピュータ可読非一時的記憶媒体への参照は、適切な場合、半導体ベースの、または他の集積回路（ＩＣ）（例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ（ＦＰＧＡ）または特定用途向けＩＣ（ＡＳＩＣ）など）、ハード・ディスク・ドライブ（ＨＤＤ）、ハイブリッド・ハード・ドライブ（ＨＨＤ）、光ディスク、光ディスクドライブ（ＯＤＤ）、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスク、フロッピィ・ディスク・ドライブ（ＦＤＤ）、磁気テープ、ホログラフィック記憶媒体、固体ドライブ（ＳＤＤ）、ＲＡＭドライブ、セキュア・デジタル・カード、セキュア・デジタル・ドライブ、別の適切なコンピュータ可読非一時的記憶媒体、またはこれらの適切な組合せを含むことができる。コンピュータ可読非一時的記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。

本開示は、任意の適切なストレージを実装する１つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体を企図する。特定の実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体は、適切な場合、プロセッサ６０２の１つまたは複数の部分（例えば、１つまたは複数の内部レジスタまたはキャッシュなど）、メモリ６０４の１つまたは複数の部分、ストレージ６０６の１つまたは複数の部分、またはこれらの組合せを実装する。特定の実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体はＲＡＭまたはＲＯＭを実装する。特定の実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体は、揮発性または永続的メモリを実装する。特定の実施形態では、１つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体はソフトウェアを実施する。本明細書では、ソフトウェアに対する参照は、適切な場合、１つまたは複数のアプリケーション、バイトコード、１つまたは複数のコンピュータ・プログラム、１つまたは複数の実行可能ファイル、１つまたは複数の命令、論理、マシン・コード、１つまたは複数のスクリプト、またはソース・コードを包含することができ、逆も同様である。特定の実施形態では、ソフトウェアは、１つまたは複数のアプリケーション・プログラミング・インターフェース（ＡＰＩ）を含む。本開示は、任意の適切なプログラミング言語またはプログラミング言語の組合せで書かれ、あるいは他の方法で表現される任意の適切なソフトウェアを企図する。特定の実施形態では、ソフトウェアはソース・コードまたはオブジェクト・コードとして表現される。特定
の実施形態では、ソフトウェアは、例えばＣ、Ｐｅｒｌ、またはその適切な拡張などの高水準プログラミング言語で表現される。特定の実施形態では、ソフトウェアは、アセンブリ言語（またはマシン・コード）などの低水準プログラミング言語で表現される。特定の実施形態では、ソフトウェアはＪａｖａ（登録商標）で表現される。特定の実施形態では、ソフトウェアはハイパーテキスト・マークアップ言語（ＨＴＭＬ）、拡張マークアップ言語（ＸＭＬ）、または他の適切なマークアップ言語で表現される。

図７に、例示的ネットワーク環境７００を示す。本開示は任意の適切なネットワーク環境７００を企図する。限定ではなく例として、本開示はクライアント−サーバ・モデルを実装するネットワーク環境７００を説明および図示するが、本開示は、適切な場合、ピアツーピアであるネットワーク環境７００の１つまたは複数の部分を企図する。特定の実施形態は、全体的または部分的に、１つまたは複数のネットワーク環境７００で動作することができる。特定の実施形態では、ネットワーク環境７００の１つまたは複数の要素は、本明細書で説明または図示する機能を提供する。特定の実施形態は、ネットワーク環境７００の１つまたは複数の部分を含む。ネットワーク環境７００は、１つまたは複数のサーバ７２０および１つまたは複数のクライアント７３０を互いに結合するネットワーク７１０を含む。本開示は任意の適切なネットワーク７１０を企図する。限定ではなく例として、ネットワーク７１０の１つまたは複数の部分は、アドホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク（ＶＰＮ）、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）、ワイヤレスＬＡＮ（ＷＬＡＮ）、広域ネットワーク（ＷＡＮ）、ワイヤレスＷＡＮ（ＷＷＡＮ）、大都市圏ネットワーク（ＭＡＮ）、インターネットの一部、公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）の一部、セルラー電話網、またはこれらのうちの２つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク７１０は１つまたは複数のネットワーク７１０を含むことができる。

リンク７５０は、サーバ７２０およびクライアント７３０をネットワーク７１０に、または互いに結合する。本開示は任意の適切なリンク７５０を企図する。限定ではなく例として、１つまたは複数のリンク７５０はそれぞれ、１つまたは複数のワイヤーライン（例えば、デジタル加入者線（ＤＳＬ）やＤａｔａ Ｏｖｅｒ Ｃａｂｌｅ Ｓｅｒｖｉｃｅ
Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ＤＯＣＳＩＳ）など）、ワイヤレス（例えば、Ｗｉ−ＦｉやＷｏｒｌｄｗｉｄｅ Ｉｎｔｅｒｏｐｅｒａｂｉｌｉｔｙ ｆｏｒ Ｍｉｃｒｏｗａｖｅ Ａｃｃｅｓｓ（ＷｉＭＡＸ）など）、または光（例えば、同期光ネットワーク（ＳＯＮＥＴ）や同期デジタル階層（ＳＤＨ）など）リンク７５０を含む。特定の実施形態では、１つまたは複数のリンク７５０はそれぞれ、イントラネット、エクストラネット、ＶＰＮ、ＬＡＮ、ＷＬＡＮ、ＷＡＮ、ＭＡＮ、通信ネットワーク、サテライト・ネットワーク、インターネットの一部、別のリンク７５０、または２つ以上のそのようなリンク７５０の組合せを含む。リンク７５０は、必ずしもネットワーク環境７００全体を通して同一である必要はない。１つまたは複数の第１のリンク７５０は、１つまたは複数の点で１つまたは複数の第２のリンク７５０とは異なることがある。

本開示は任意の適切なサーバ７２０を企図する。限定ではなく例として、１つまたは複数のサーバ７２０はそれぞれ、１つまたは複数の広告サーバ、アプリケーションサーバ、カタログ・サーバ、通信サーバ、データベース・サーバ、交換サーバ、ファックスサーバ、ファイル・サーバ、ゲーム・サーバ、ホーム・サーバ、メール・サーバ、メッセージ・サーバ、ニュース・サーバ、ネームまたはＤＮＳサーバ、プリント・サーバ、プロキシ・サーバ、サウンド・サーバ、スタンドアロン・サーバ、ウェブ・サーバ、ウェブ・フィード・サーバを含むことができる。特定の実施形態では、サーバ７２０は、サーバ７２０の機能を提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。限定ではなく例として、ウェブ・サーバとして動作するサーバ７２０は、ウェブ・ページまたはウェブ・ページの要素を含むウェブサイトをホストすることができ、そのように行うために適切なハ
ードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含むことができる。特定の実施形態では、ウェブ・サーバは、ＨＴＭＬまたは他の適切なファイルをホストし、または要求時にウェブ・ページ用のファイルを動的に作成または構成することができる。クライアント７３０からのハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）または他の要求に応答して、ウェブ・サーバは、１つまたは複数のそのようなファイルをクライアント７３０に通信することができる。別の例として、メール・サーバとして動作するサーバ７２０は、１つまたは複数のクライアント７３０にＥメール・サービスを提供することができる。別の例として、データベース・サーバとして動作するサーバ７２０は、１つまたは複数のデータ・ストア（例えば、下記のデータ・ストア７４０など）とインターフェースするインターフェースを提供することができる。適切な場合、サーバ７２０は、単体または分散型である、複数の場所に及ぶ、複数のマシンに及ぶ、複数のデータ・センターに及ぶ、またはクラウド内に常駐する１つまたは複数のサーバ７２０を含むことができ、クラウドは、１つまたは複数のネットワーク内の１つまたは複数のクラウド構成要素を含むことができる。

特定の実施形態では、１つまたは複数のリンク７５０は、１つまたは複数のデータ・ストア７４０にサーバ７２０を結合することができる。データ・ストア７４０は、任意の適切な情報を格納することができ、データ・ストア７４０のコンテンツを任意の適切な方式で編成することができる。限定ではなく例として、データ・ストア７４０のコンテンツを、次元、フラット、階層型、ネットワーク、オブジェクト指向、リレーショナル、ＸＭＬ、または他の適切なデータベース、あるいはこれらのうちの２つ以上の組合せとして格納することができる。データ・ストア７４０（またはそれに結合されたサーバ７２０）は、データ・ストア７４０のコンテンツを管理するデータベース管理システムまたは他のハードウェアまたはソフトウェアを含むことができる。データベース管理システムは、読取および書込操作を実施し、データを削除または消去し、データ複製を実施し、データ・ストア７４０のコンテンツを照会または探索し、またはデータ・ストア７４０への他のアクセスを提供することができる。

特定の実施形態では、１つまたは複数のサーバ７２０はそれぞれ、１つまたは複数の検索エンジン７２２を含むことができる。検索エンジン７２２は、検索エンジン７２２の機能を提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含むことができる。限定ではなく例として、検索エンジン７２２は、検索エンジン７２２で受信された検索照会に応答してネットワーク・リソースを識別するための１つまたは複数の検索アルゴリズム、識別したネットワーク・リソースをランク付けするための１つまたは複数のランク付けアルゴリズム、あるいは識別したネットワーク・リソースを要約するための１つまたは複数の要約アルゴリズムを実装することができる。特定の実施形態では、適切な場合、検索エンジン７２２によって実装されるランク付けアルゴリズムは、機械学習されるランク付け公式を使用することができ、ランク付けアルゴリズムは、検索照会と選択されたユニフォーム・リソース・ロケータ（ＵＲＬ）の対から構築されるトレーニング・データのセットから機械学習されるランク付け公式を自動的に得ることができる。

特定の実施形態では、１つまたは複数のサーバ７２０はそれぞれ、１つまたは複数のデータ・モニタ／コレクタ７２４を含むことができる。データ・モニタ／コレクション７２４は、データ・コレクタ／コレクタ７２４の機能を提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含むことができる。限定ではなく例として、サーバ７２０のデータ・モニタ／コレクタ７２４は、サーバ７２０のネットワーク・トラフィック・データを監視および収集し、ネットワーク・トラフィック・データを１つまたは複数のデータ・ストア７４０に格納することができる。特定の実施形態では、サーバ７２０または別の装置は、適切な場合、ネットワーク・トラフィック・データから検索照会と選択されたＵＲＬの対を抽出することができる。本開示は任意の適切なクライアント７３０を企図する。クライアント７３０は、クライアント７３０のユーザがネットワーク７１０、サーバ７２０、ま
たは他のクライアント７３０にアクセスし、あるいは他の方法でそれと通信することを可能にすることができる。限定ではなく例として、クライアント７３０は、マイクロソフト・インターネット・エクスプローラ（ＭＩＣＲＯＳＯＦＴ ＩＮＴＥＲＮＥＴ ＥＸＰＬＯＲＥＲ）またはモジラ・ファイアーフォックス（ＭＯＺＩＬＬＡ ＦＩＲＥＦＯＸ）などのウェブ・ブラウザを有することができ、グーグル・ツールバー（ＧＯＯＧＬＥ ＴＯＯＬＢＡＲ）やヤフー・ツールバー（ＹＡＨＯＯ ＴＯＯＬＢＡＲ）などの１つまたは複数のアドオン、プラグイン、または他の拡張を有することができる。クライアント７３０は、クライアント７３０の機能を提供するハードウェア、ソフトウェア、またその両方を含む電子装置でよい。限定ではなく例として、クライアント７３０は、適切な場合、組込みコンピュータ・システム、ＳＯＣ、ＳＢＣ（例えば、ＣＯＭやＳＯＭなど）、デスクトップ・コンピュータ・システム、ラップトップまたはノートブック・コンピュータ・システム、対話型キオスク、メインフレーム、コンピュータ・システムのメッシュ、携帯電話、ＰＤＡ、ネットブック・コンピュータ・システム、サーバ、タブレット・コンピュータ・システム、またはこれらのうちの２つ以上の組合せでよい。適切な場合、クライアント７３０は、単体または分散型である、複数の場所に及ぶ、複数のマシンに及ぶ、複数のデータ・センターに及ぶ、またはクラウド内に常駐する１つまたは複数のクライアント７３０を含むことができ、クラウドは、１つまたは複数のネットワーク内の１つまたは複数のクラウド構成要素を含むことができる。

本明細書では、別段に明記されていない限り、または文脈によって別段に示されていない限り、「または」は排他的ではなく包含的である。したがって、本明細書では、別段に明記されていない限り、または文脈によって別段に示されていない限り、「ＡまたはＢ」は「Ａ、Ｂ、またはその両方」を意味する。さらに、別段に明記されていない限り、または文脈によって別段に示されていない限り、「および」は協同（ｊｏｉｎｔ）および個々（ｓｅｖｅｒａｌ）の両方である。したがって、本明細書では、別段に明記されていない限り、または文脈によって別段に示されていない限り、「ＡおよびＢ」は、「ＡおよびＢが一緒に、または個別に（Ａ ａｎｄ Ｂ， ｊｏｉｎｔｌｙ ｏｒ ｓｅｖｅｒａｌｌｙ）」を意味する。さらに、別段に明記されていない限り、または文脈によって別段に示されていない限り、「ａ」、「ａｎ」、または「ｔｈｅ」は「１つまたは複数」を意味するものとする。したがって、本明細書では、別段に明記されていない限り、または文脈によって別段に示されていない限り、「ａｎ Ａ」または「ｔｈｅ Ａ」は「１つまたは複数のＡ」を意味する。

本開示は、当業者が理解する、本明細書の例示的実施形態に対するすべての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。同様に、適切な場合、添付の特許請求の範囲は、当業者が理解する、本明細書の例示的実施形態に対するすべての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が理解する、例示的実施形態の１つまたは複数の特徴と、本明細書の任意の他の例示的実施形態の１つまたは複数の特徴との任意の適切な組合せを包含する。さらに、特定の機能を実施するように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム、構成要素またはその特定の機能が活動化され、オンにされ、またはロック解除されるか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。

オンライン・ソーシャル・ネットワークの第１のユーザのクライアント装置から、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられているページに対するアクセスの要求を受信する工程と、
前記オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザによってアクセス可能なサードパーティ・アプリケーションに関連付けられているマルチメディア・オブジェクトの第１のセットを識別する工程であって、前記第１のセットの各マルチメディア・オブジェクトは、前記第１のユーザの友達が前記サードパーティ・アプリケーションを用いてアクセス、作成、又は管理を行ったことのあるマルチメディア・オブジェクトである、前記工程と、
前記第１のセットのマルチメディア・オブジェクトから１つ以上のマルチメディア・オブジェクトを選択する選択工程であって、該選択は、前記オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザが該マルチメディア・オブジェクトに対しアクセス、閲覧、又は対話を行った回数に少なくとも部分的に基づく、前記工程と、
前記サードパーティ・アプリケーションの広告を生成する工程であって、該広告は、前記サードパーティ・アプリケーションに対する参照と、選択された前記マルチメディア・オブジェクトのうちの１つ以上を表す情報とを含む、前記工程と、
前記第１のユーザのクライアント装置に対し表示用に前記ページを送信する工程であって、前記ページは前記サードパーティ・アプリケーションの前記広告を含む、前記工程と、を備える方法。

前記ページは、前記第１のユーザのクライアント装置上のアプリケーションのユーザ・インターフェースである、項目１に記載の方法。

前記ページは、ブラウザ・クライアントによってアクセスされるソーシャル・ネットワーキング・システムのウェブページである、項目１に記載の方法。

複数のノードと該複数のノードを接続する複数のエッジとを含むソーシャル・グラフにアクセスする工程であって、２つのノードの間の各エッジは該２つのノードの間の１次の隔たりを表し、前記複数のノードは、
前記第１のユーザに対応する第１のユーザ・ノードと、
前記第１のユーザの１つ以上の友達にそれぞれ対応する１つ以上の第２のユーザ・ノードであって、第２のユーザ・ノードの各々は、第１のユーザ・ノードから１次の隔たり以内にある、第２のユーザ・ノードと、
１つ以上の概念にそれぞれ対応する１つ以上の概念ノードと、を含む、項目１に記載の方法。

識別されたマルチメディア・オブジェクトの第１のセットにおける各マルチメディア・オブジェクトは概念ノードに関連付けられており、該概念ノードは、１つ以上のエッジによって前記第２のユーザ・ノードのうちの１つ以上にそれぞれ接続されている、項目４に記載の方法。

前記選択工程は、概念ノードの前記第１のセットから１つ以上の概念ノードにそれぞれ対応する１つ以上のマルチメディア・オブジェクトを選択する概念ノード対応オブジェクト選択工程を含み、該選択は前記概念ノードに接続されているエッジの数に少なくとも部分的に基づき、選択された各概念ノードについて、該概念ノードに接続された各エッジは、前記サードパーティ・アプリケーションを用いて前記概念ノードに対応する前記マルチメディア・オブジェクトに対しアクセス、閲覧、又は対話を行った第１のユーザの友達のうちのいずれかを示す、項目５に記載の方法。

前記概念ノード対応オブジェクト選択工程は、
概念ノードの前記第１のセットの各概念ノードについて、該概念ノードと前記１つ以上の第２のユーザ・ノードとの間のエッジの第１のセットを識別する工程と、
概念ノードの前記第１のセットの各概念ノードについて、エッジの前記第１のセットに関連付けられている情報に基づき、該概念ノードの値を決定する工程と、
前記概念ノードの値に基づき、概念ノードの前記第１のセットの概念ノードのうちの１つ以上を選択する工程と、を含む、項目６に記載の方法。

エッジの前記第１のセットに関連付けられている情報は、エッジの前記第１のセットにおけるエッジの数、エッジの前記第１のセットにおけるエッジの種類、エッジの前記第１のセットにおけるエッジの属性、またはそれらの任意の組合せである、項目７に記載の方法。

前記１つ以上の第２のユーザ・ノードに前記１つ以上の概念ノードを接続する前記ソーシャル・グラフの前記１つ以上のエッジのうちの１つ以上は、前記サードパーティ・アプリケーションに関連付けられているアクションに対応する、項目４に記載の方法。

前記サードパーティ・アプリケーションに関連付けられている前記アクションは、前記アプリケーションを用いて前記概念ノードに対応する前記マルチメディア・オブジェクトにアクセスすること、前記アプリケーションを用いて前記概念ノードに対応する前記マルチメディア・オブジェクトを作成すること、前記アプリケーションを用いて前記概念ノードに対応する前記マルチメディア・オブジェクトを管理すること、またはそれらの任意の組合せを含む、項目９に記載の方法。

前記広告は、前記第１のユーザの友達のうち、選択された前記マルチメディア・オブジェクトのうちの１つ以上に対し前記アプリケーションを用いてアクセス、閲覧、又は対話を行ったことのある１つ以上の友達に対応するユーザ情報に基づく、項目１に記載の方法。

前記広告は構造化文書を含む、項目１に記載の方法。

前記広告は、タイトル、画像、広告コピー、表示ＵＲＬ、宛先ＵＲＬ、またはそれらの任意の組合せを含む、項目１に記載の方法。

前記広告は、選択された前記マルチメディア・オブジェクトのうちの１つ以上に対応するコンテンツに関連付けられている情報を含む、項目１に記載の方法。

前記マルチメディア・オブジェクトは、オーディオ・ファイル、ビデオ・ファイル、ピクチャ、テキスト、またはそれらの任意の組合せを含む、項目１に記載の方法。

前記選択工程は、前記第１のセットのマルチメディア・オブジェクトから、前記第１のセットのマルチメディア・オブジェクトのマルチメディア・オブジェクトについて、前記オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザがアクセス、閲覧、又は対話を行った回数が最も多い第１のマルチメディア・オブジェクトを識別する工程を含む、項目１に記載の方法。

１つ以上のプロセッサと、該プロセッサに結合されており該プロセッサによって実行可能な命令を含むメモリとを備える装置であって、前記プロセッサは前記命令の実行時、
オンライン・ソーシャル・ネットワークの第１のユーザのクライアント装置から、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられているページに対するアクセスの要求を受信する工程と、
前記オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザによってアクセス可能なサードパーティ・アプリケーションに関連付けられているマルチメディア・オブジェクトの第１のセットを識別する工程であって、前記第１のセットの各マルチメディア・オブジェクトは、前記第１のユーザの友達が前記サードパーティ・アプリケーションを用いてアクセス、
作成、又は管理を行ったことのあるマルチメディア・オブジェクトである、前記工程と、
前記第１のセットのマルチメディア・オブジェクトから１つ以上のマルチメディア・オブジェクトを選択する工程であって、該選択は、前記オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザが該マルチメディア・オブジェクトに対しアクセス、閲覧、又は対話を行った回数に少なくとも部分的に基づく、前記工程と、
前記サードパーティ・アプリケーションの広告を生成する工程であって、該広告は、前記サードパーティ・アプリケーションに対する参照と、選択された前記マルチメディア・オブジェクトのうちの１つ以上を表す情報とを含む、前記工程と、
前記第１のユーザのクライアント装置に対し表示用に前記ページを送信する工程であって、前記ページは前記サードパーティ・アプリケーションの前記広告を含む、前記工程と、を行うように動作可能である、装置。

１つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、実行時に、
オンライン・ソーシャル・ネットワークの第１のユーザのクライアント装置から、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられているページに対するアクセスの要求を受信する工程と、
前記オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザによってアクセス可能なサードパーティ・アプリケーションに関連付けられているマルチメディア・オブジェクトの第１のセットを識別する工程であって、前記第１のセットの各マルチメディア・オブジェクトは、前記第１のユーザの友達が前記サードパーティ・アプリケーションを用いてアクセス、作成、又は管理を行ったことのあるマルチメディア・オブジェクトである、前記工程と、
前記第１のセットのマルチメディア・オブジェクトから１つ以上のマルチメディア・オブジェクトを選択する工程であって、該選択は、前記オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザが該マルチメディア・オブジェクトに対しアクセス、閲覧、又は対話を行った回数に少なくとも部分的に基づく、前記工程と、
前記サードパーティ・アプリケーションの広告を生成する工程であって、該広告は、前記サードパーティ・アプリケーションに対する参照と、選択された前記マルチメディア・オブジェクトのうちの１つ以上を表す情報とを含む、前記工程と、
前記第１のユーザのクライアント装置に対し表示用に前記ページを送信する工程であって、前記ページは前記サードパーティ・アプリケーションの前記広告を含む、前記工程と、を行うように動作可能であるソフトウェアを具体化する媒体。

Claims (19)

1. サードパーティ・アプリケーションの広告を生成する要求を受信する工程と、
   前記サードパーティ・アプリケーションに関連付けられているオブジェクトのセットを識別する工程であって、識別される各オブジェクトは、オンライン・ソーシャル・ネットワークの１または複数の第１のユーザが対話したことのあるオブジェクトである、工程と、
   前記オンライン・ソーシャル・ネットワークの１または複数の第２のユーザを識別する工程であって、各第２のユーザは、前記１または複数の第１のユーザのうちの１つ以上に前記オンライン・ソーシャル・ネットワーク上で接続されている、工程と、
   前記１または複数の第２のユーザのうちの１つ以上の第２のユーザのクライアント装置に対し前記サードパーティ・アプリケーションの広告を送信する工程であって、各第２のユーザについて、前記広告は前記１または複数の第１のユーザのうちの１つ以上が対話したことのある識別される前記オブジェクトのうちの１つ以上に対する参照を含む、工程と、を備える方法。
2. 前記オブジェクトに関連付けられている対話は、前記サードパーティ・アプリケーションを用いる前記オブジェクトへのアクセス、前記オブジェクトとの作成、又は前記オブジェクトの管理を含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記広告の送信は、前記サードパーティ・アプリケーションの前記１または複数の第２のユーザに対するソーシャル関連性に基づく、請求項１に記載の方法。
4. 前記サードパーティ・アプリケーションの前記ソーシャル関連性は、前記第２のユーザに関連付けられているソーシャル・グラフ情報と、前記サードパーティ・アプリケーションに関連付けられているオブジェクトの前記セットとに基づき、オブジェクトの前記セットの各オブジェクトは、前記第２のユーザの友達が対話したことのあるオブジェクトである、請求項３に記載の方法。
5. 複数のノードと該複数のノードを接続する複数のエッジとを含むソーシャル・グラフにアクセスする工程であって、２つのノードの間の各エッジは該２つのノードの間の１次の隔たりを表し、前記複数のノードは、
   前記オンライン・ソーシャル・ネットワークの前記１または複数の第１のユーザにそれぞれ対応する１または複数の第１のユーザ・ノードと、
   前記第１のユーザの１つ以上の友達にそれぞれ対応する１つ以上の第２のユーザ・ノードであって、第２のユーザ・ノードの各々は、第１のユーザ・ノードから１次の隔たり以内にある、第２のユーザ・ノードと、
   １つ以上の概念にそれぞれ対応する１つ以上の概念ノードと、を含む、請求項１に記載の方法。
6. 前記サードパーティ・アプリケーションは、１つ以上のエッジによって前記第１のユーザ・ノードのうちの１以上にそれぞれ接続されている概念ノードに関連付けられている、請求項５に記載の方法。
7. 前記概念ノードに関連付けられている前記１つ以上のエッジを解析する工程をさらに備え、前記該解析は、
   前記概念ノードに接続されているエッジの第１のセットを識別することと、
   エッジの前記第１のセットから、前記第２のユーザのうちの１つ以上に対応する概念ノードに接続されているエッジの第２のセットを識別することと、に基づく、請求項６に記載の方法。
8. 前記１または複数の第１のユーザ・ノードに前記１つ以上の概念ノードを接続する前記ソーシャル・グラフの前記１つ以上のエッジのうちの前記１つ以上の各々は、前記サードパーティ・アプリケーションに関連付けられている対話に対応する、請求項５に記載の方法。
9. 前記サードパーティ・アプリケーションに関連付けられている前記対話は、前記サードパーティ・アプリケーションを用いて前記概念ノードに対応するオブジェクトにアクセスすること、前記サードパーティ・アプリケーションを用いて前記概念ノードに対応する前記オブジェクトを作成すること、前記サードパーティ・アプリケーションを用いて前記概念ノードに対応する前記オブジェクトを管理すること、またはそれらの任意の組合せを含む、請求項８に記載の方法。
10. オブジェクトの前記セットにおける各オブジェクトは概念ノードに関連付けられており、該概念ノードは、１つ以上のエッジによって前記第１のユーザ・ノードのうちの１つ以上にそれぞれ接続されており、
    オブジェクトの前記セットの各オブジェクトは、前記第１のユーザのうちの１つ以上が前記サードパーティ・アプリケーションを用いてアクセス、作成、又は管理を行ったことのあるオブジェクトである、請求項５に記載の方法。
11. 前記広告の送信は、前記サードパーティ・アプリケーションの前記１または複数の第２のユーザに対するソーシャル関連性に基づき、前記第２のユーザに対する前記サードパーティ・アプリケーションの前記ソーシャル関連性は前記概念ノードに接続されているエッジの数に基づき、各概念ノードについて、該概念ノードに接続された各エッジは、前記サードパーティ・アプリケーションを用いて前記概念ノードに対応する前記オブジェクトに対しアクセス、閲覧、又は対話を行った前記第１のユーザ・ノードのうちのいずれかを示す、請求項５に記載の方法。
12. 前記第２のユーザに対する前記サードパーティ・アプリケーションの前記ソーシャル関連性は、
    各概念ノードに接続されているエッジの数を求める工程と、
    各概念ノードについて、該概念ノードと前記１つ以上の第１のユーザ・ノードとの間のエッジの第１のセットを識別する工程と、
    各概念ノードについて、エッジの前記第１のセットに関連付けられている情報に基づき、該概念ノードの値を決定する工程と、によって決定され、
    前記サードパーティ・アプリケーションの前記ソーシャル関連性は、前記サードパーティ・アプリケーションを用いてアクセス、作成、又は管理を行ったことのあるオブジェクトに対応する前記概念ノードについての前記数に基づく、請求項１１に記載の方法。
13. エッジの前記第１のセットに関連付けられている情報は、エッジの前記第１のセットにおけるエッジの数、エッジの前記第１のセットにおけるエッジの種類、エッジの前記第１のセットにおけるエッジの属性、またはそれらの任意の組合せである、請求項１２に記載の方法。
14. 前記広告は、識別された前記オブジェクトのうちの１つ以上に対し前記サードパーティ・アプリケーションを用いてアクセス、閲覧、又は対話を行ったことのある前記１または複数の第１のユーザに対応するユーザ情報に基づく、請求項１に記載の方法。
15. 前記広告は構造化文書を含む、請求項１に記載の方法。
16. 前記広告は、タイトル、画像、広告コピー、表示ＵＲＬ、宛先ＵＲＬ、またはそれらの任意の組合せを含む、請求項１に記載の方法。
17. 前記サードパーティ・アプリケーションは、前記オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザによってアクセス可能である、請求項１に記載の方法。
18. １つ以上のプロセッサと、該プロセッサに結合されており該プロセッサによって実行可能な命令を含むメモリとを備える装置であって、前記プロセッサは前記命令の実行時、
    サードパーティ・アプリケーションの広告を生成する要求を受信する工程と、
    前記サードパーティ・アプリケーションに関連付けられているオブジェクトのセットを識別する工程であって、識別される各オブジェクトは、オンライン・ソーシャル・ネットワークの１または複数の第１のユーザが対話したことのあるオブジェクトである、工程と、
    前記オンライン・ソーシャル・ネットワークの１または複数の第２のユーザを識別する工程であって、各第２のユーザは、前記１または複数の第１のユーザのうちの１つ以上に前記オンライン・ソーシャル・ネットワーク上で接続されている、工程と、
    前記１または複数の第２のユーザのうちの１つ以上の第２のユーザのクライアント装置に対し前記サードパーティ・アプリケーションの広告を送信する工程であって、各第２のユーザについて、前記広告は前記１または複数の第１のユーザのうちの前記１つ以上が対話したことのある識別される前記オブジェクトのうちの１つ以上に対する参照を含む、工程と、を行うように動作可能である、装置。
19. １つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、実行時に、
    サードパーティ・アプリケーションの広告を生成する要求を受信する工程と、
    前記サードパーティ・アプリケーションに関連付けられているオブジェクトのセットを識別する工程であって、識別される各オブジェクトは、オンライン・ソーシャル・ネットワークの１または複数の第１のユーザが対話したことのあるオブジェクトである、工程と、
    前記オンライン・ソーシャル・ネットワークの１または複数の第２のユーザを識別する工程であって、各第２のユーザは、前記１または複数の第１のユーザのうちの１つ以上に前記オンライン・ソーシャル・ネットワーク上で接続されている、工程と、
    前記１または複数の第２のユーザのうちの１つ以上の第２のユーザのクライアント装置に対し前記サードパーティ・アプリケーションの広告を送信する工程であって、各第２のユーザについて、前記広告は前記１または複数の第１のユーザのうちの前記１つ以上が対話したことのある識別される前記オブジェクトのうちの１つ以上に対する参照を含む、工程と、を行うように動作可能であるソフトウェアを具体化する媒体。

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