JP2017150998A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 オブジェクトが対象位置を通過したことを検知する通過検知に係る設定処理に要する手間を低減する。【解決手段】 画像処理装置10の画像取得部100は、画像を取得し、追跡部140は、画像取得部100が取得した画像内においてオブジェクトが侵入検知領域に侵入したことを検知し、検知線設定部110は、追跡部140により前記侵入検知領域に侵入したことを検知されたオブジェクトの前記侵入検知領域への侵入位置に基づいて、オブジェクトの通過検知を行う位置の設定を含む設定処理を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、画像内におけるオブジェクトの通過検知を行う技術に関する。
タクシー乗り場やバス乗り場、イベント会場の入り口、空港のチェックインカウンターなど、客の待機列が出来る場所において、列に並ぶ客に待ち人数や待ち時間を提示するサービスがある。待ち人数や待ち時間を算出する方法の一つとしては、待機列に加わる客の数と待機列から離脱する客の数を計測し、その計測結果に基づいて待ち人数や待ち時間を算出する方法がある。特許文献1には、店舗等の計数対象領域の出入り口付近をカメラにより撮像し、異なる時点における撮像画像を比較することで出入り口を通過する人物を検知し、その検知結果に基づいて係数対象領域に滞在する人数を算出することが記載されている。
特開2010−33195号公報
しかしながら、オブジェクトが対象位置を通過したことを検知する通過検知に係る設定処理に要する手間が大きくなる場合が考えられる。例えば、ロープで仕切られた待機列の入り口における人の通過を検知する状況を考える。このような待機列では、待ち人数が増加するとロープが延長されて待機列の入り口が変わる場合がある。このような場合に、指定された位置における人の通過を検知する従来の装置を用いて通過検知を行おうとすると、ユーザは入り口の変更の度に新たな入り口の位置を装置に対して指定する必要があると考えられる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、オブジェクトが対象位置を通過したことを検知する通過検知に係る設定処理に要する手間を低減するための技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、例えば以下の構成を備える。すなわち、画像を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した画像内においてオブジェクトが侵入検知領域に侵入したことを検知する検知手段と、前記検知手段により前記侵入検知領域に侵入したことを検知されたオブジェクトの前記侵入検知領域への侵入位置に基づいて、オブジェクトの通過検知を行う位置の設定を含む設定処理を行う設定手段とを有する。
オブジェクトが対象位置を通過したことを検知する通過検知に係る設定処理に要する手間を低減できる
実施形態に係る画像処理装置10の機能構成を説明するためのブロック図である。 追跡部140の構成を示すブロック図である。 画像処理装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像取得部100が取得する画像の例を示す図である。 実施形態に係る待機列の入り口の変更について説明するための図である。 画像処理装置10の動作を説明するためのフローチャートである。 実施形態に係る管理テーブルの例を示す図である。 画像処理装置10による通過検知線の再設定処理に関する動作を説明するためのフローチャートである。 画像処理装置10による通過検知線の設定方法を説明するためのフローチャートである。 表示制御部150が出力する画像の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態で説明する特徴の組み合わせの全てが本発明に必須のものとは限らない。
[機能構成]
図1を用いて、本実施形態に係る画像処理装置10の機能構成を説明する。画像処理装置10は、画像取得部100、検知線設定部110、情報記憶部120、物体検出部130、追跡部140、及び表示制御部150を備える。画像処理装置10は撮像装置20とネットワークを介して接続されており、画像処理システムを構成する。画像処理装置10は例えば、PCやサーバ装置、スマートデバイスなどであり、撮像装置20はネットワークカメラなどである。なお、画像処理装置10及び撮像装置20はこれらの具体例に限定されず、他の機器等であってもよい。また、画像処理装置10と撮像装置20とが一体となって構成されていてもよいし、上述した画像処理装置10の構成要素の一部を撮像装置20が代わりに備えていてもよい。
画像取得部100は、撮像装置20が撮像した画像を取得する。図4は、画像取得部100が取得する動画の1フレームの例であり、乗車待ちの待機列を含む範囲を俯瞰した画像である。なお、本実施形態では画像取得部100が取得する画像が動画である場合を中心に説明するが、これに限らず、画像取得部100は異なる時点で撮像された複数の静止画を取得してもよい。領域400は画像解析の対象となる領域であり、図4では画像取得部100が取得した画像の全体が領域400として設定されている。ただしこれに限らず、領域400は画像取得部100が取得した画像の一部分であってもよい。なお本実施形態では、入り口450を右から左へ通過する人物を画像処理装置10が検知できるように、領域400は入り口450より外側の空間も含むように設定される。
領域400は壁430で区切られている。ただし、壁430はシーンの例として存在しているだけであって、領域400に壁430が含まれていなくてもよい。客440は入り口450を通過して待機列に並び、乗り場420を経由して車410に乗る。待機列は複数のポール460を繋ぐ仕切り470によって仕切られており、仕切り470は例えば金属製のバーや板、ロープや鎖などである。通行人480は、待機列に並んでいない人物である。
本実施形態において、待機列の形状や入り口450は仕切り470を繋ぎかえることで変更可能である。ここで、入り口450の変更について図5を用いて説明する。初期の状態では、位置502に仕切り470が存在し、位置501が待機列の入り口450となっている。並んでいる客440の数が増えて入り口450から溢れそうになると、位置502の仕切り470が取り除かれ位置501と位置504が仕切り470で塞がれることにより、入り口450が位置503に変更される。同様に、客の440の数がさらに増えて待機列が溢れそうになると、位置504の仕切り470が取り除かれ位置503が仕切り470で塞がれることにより、入り口450が位置505に変更される。本実施形態において画像処理装置10は、後述のフローチャートに従った処理を行うことで、入り口450の変更に対処しつつ、客440が入り口450を通過したことを検知する。
検知線設定部110は、領域400内にオブジェクトの通過検知のための検知線を設定する。本実施形態において通過検知の対象となるオブジェクトは人物であるが、これに限らず、オブジェクトは人物以外の物体でもよい。物体検出部130は、画像取得部100が取得した画像の領域400内の人物を検出する。人物の検出には、動画を構成する複数フレームの差分に基づいて動体を検出するフレーム間差分方式や、記憶してある背景画像と取得した画像との差分に基づいて物体を検出する背景差分方式など、既知の技術を用いることができる。また、人物と人物以外の動体などを区別するために、検出された物体のサイズや形状を判別する処理を行ってもよい。例えば、物体検出部130は領域400内において、人物の肩から上や頭の形状をした動体を検出してもよい。
追跡部140は、図2に示すように、物体追跡部141、速度検出部142及び通過検知部143を備える。物体追跡部141は、物体検出部130が検出した人物の位置を特定する。速度検出部142は、物体追跡部141による特定結果に基づいて、物体検出部130が検出した人物の移動速度を特定する。移動速度の特定方法としては、例えば、人物のフレーム間の移動量をピクセル値などから算出し、その結果に基づいて移動速度を特定する方法がある。通過検知部143は、物体追跡部141による特定結果に基づいて、物体検出部130が検出した人物が検知線設定部110により設定された検知線を通過したことを検知する。
情報記憶部120は、追跡部140により特定された人物の位置や速度に関する情報などを記憶する。表示制御部150は、画像取得部100が取得した画像や通過検知部143による検知結果に基づく情報を表示部に出力して表示させる。なお、画像処理装置10が情報を出力する先は表示部に限らず、例えば画像処理装置10は通過検知の結果に基づく情報を記憶装置等に出力してもよい。
[ハードウェア構成]
図3は、画像処理装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。画像処理装置10は、CPU301、ROM302、RAM303、補助記憶装置304、表示部305、操作部306、通信部307、及びバス308を備える。
CPU301は、ROM302やRAM303に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて画像処理装置10全体の制御を行う。即ち、CPU301は、図3に示した各構成要素を制御して、図1及び図2に示した画像処理装置10の各機能部を実現する。例えば、CPU301は、通信部307、RAM303及び補助記憶装置304を制御して画像取得部100を実現し、RAM303及び補助記憶装置304を制御して検知線設定部110及び追跡部140を実現する。ROM302は、変更を必要としないプログラムやパラメータを格納する。RAM303は、補助記憶装置304から供給されるプログラムやデータ、及び通信部307を介して外部から取得されたデータなどを一時的に記憶する。補助記憶装置304は、例えばハードディスクドライブ装置等で構成され、撮像画像や検知結果などのデータを記憶する。
表示部305は、例えば液晶ディスプレイ等で構成され、ユーザが画像処理装置10を操作するためのGUI(Graphical User Interface)などを表示する。操作部306は、例えばキーボードやマウス等で構成され、ユーザによる操作を受けて各種の指示をCPU301に入力する。通信部307は、撮像装置20などの外部の装置と通信を行う。画像処理装置10が外部の装置と無線で接続される場合、通信部307はアンテナを備える。一方、画像処理装置10が外部の装置と有線で接続される場合は、例えばLANケーブル等が通信部307に接続される。バス308は、画像処理装置10の各部を繋いで情報を伝達する。
なお、本実施形態では表示部305と操作部306は画像処理装置10の内部に存在するが、表示部305及び操作部306の少なくとも一方が画像処理装置10の外部に別の装置として存在していてもよい。この場合、CPU301が、表示部305を制御する表示制御部、及び操作部306を制御する操作制御部として動作する。
[動作フロー]
次に、画像処理装置10の動作フローについて図6を用いて説明する。図6の処理は、通過検知のための設定処理を行わせる指示が画像処理装置10に入力されたタイミングで開始される。ただし、図6の処理の開始タイミングは上記タイミングに限定されない。図6の処理は、CPU301がROM302に格納されたプログラムをRAM303に展開して実行することで実現される。
S601において、画像取得部100は、撮像装置20が撮像した画像を取得し、解析対象となる領域400を決定する。S602において、検知線設定部110は、侵入検知線を設定する。侵入検知線は、侵入検知領域にオブジェクト(人物)が侵入したことを検知するために使用される。具体的には、追跡部140が、画像取得部100が取得した画像内において検知線設定部110が設定した侵入検知線をオブジェクトが通過したことを検知することで、当該オブジェクトが侵入検知領域に侵入したことを検知する。侵入検知線は、待機列の入り口450の候補となる位置をその線上に含むように設定される。例えば、図5の位置501、位置503及び位置505を周上に含み待機列全体を内部に含むような矩形が設定され、その矩形の4辺が侵入検知線となる。この場合、侵入検知線に囲まれる矩形領域が侵入検知領域となる。
S603において、物体検出部130は、領域400内のオブジェクトを検出する。そして追跡部140は、物体検出部130が検出したオブジェクトのうち、侵入検知線を通過したオブジェクトを検出する。すなわち追跡部140は、画像取得部100が取得した画像内においてオブジェクトが侵入検知領域に侵入したことを検知する。なお、オブジェクトが侵入検知領域に侵入したことを画像処理装置10が検知する方法は、これに限定されず、他の方法であってもよい。
S604において、情報記憶部120は、追跡部140により検出されたオブジェクトに識別情報を付与し、そのオブジェクトが侵入検知線を通過した位置、すなわち侵入検知領域にオブジェクトが侵入した侵入位置を記憶する。また情報記憶部120は、オブジェクトの移動速度も合わせて記憶する。図7は、情報記憶部120が記憶した情報を管理するための管理テーブルの例である。管理テーブルにはオブジェクトの識別情報(番号)、速度及び侵入位置が関連付けて登録される。侵入位置はX座標(画像の横方向の座標)とY座標(画像の縦方向の座標)で表される。なお本実施形態では、待機列の入り口450は客440が数人程度通れる幅を持っているということを想定し、近傍の侵入位置はグループ化される。例えば図7では、(X=400、Y=295〜305)の範囲内の侵入位置が範囲Cとしてグループ化されており、番号3のオブジェクトと番号4のオブジェクトは何れも範囲Cから侵入したとみなされる。
S605において、追跡部140は、侵入検知領域に侵入したことを検知されたオブジェクトが停止したか否かを判定する。本実施形態において追跡部140は、オブジェクトの移動速度が閾値以下になったことを判別した場合に、そのオブジェクトが停止したと判定する。オブジェクトが停止していないと判定された場合(S605:NO)、追跡部140は、オブジェクトが停止するまで引き続き追跡を行う(S606)。一方、オブジェクトが停止したと判定された場合(S605:YES)、S607へ進む。なお、オブジェクトが停止することなく侵入検知領域の外に移動した場合には、追跡部140はそのオブジェクトを追跡の対象から除いてもよい。
S607において、検知線設定部110は、情報記憶部120が保持する管理テーブルを参照し、移動速度が閾値以下となったオブジェクトの侵入検知領域への侵入位置(図7の例では範囲C)に通過検知線を設定する。侵入検知領域に侵入した客440の移動速度が閾値以下になったことを追跡部140が判別した場合、その客440は待機列に並んだと考えられる。そのため、その客440が侵入検知領域に侵入した位置が待機列の入り口であると推定される。そこで検知線設定部110は、客440が待機列に加わることを検知するための通過検知線を、侵入検知領域内で移動速度が閾値以下になった客440の侵入位置を含むように設定する。すなわち、検知線設定部110は、移動速度が閾値以下になったことを判別されたオブジェクトの侵入検知領域への侵入位置に基づいて、オブジェクトの通過検知の設定処理を行う。
本実施形態において、検知線設定部110による設定処理は、オブジェクトが通過検知線を通過したことを検知する通過検知において使用される当該通過検知線を設定する処理である。これにより画像処理装置10は、ユーザによる入り口450の位置の指定を受けることなく、入り口450の位置に通過検知線を設定することができる。なお、検知線設定部110が通過検知線を設定する位置は、上記のような予め定められた範囲(範囲A,B,C又はD)に限らない。検知線設定部110は例えば、オブジェクトの侵入位置を中心とする所定の幅を持つ線分を通過検知線として設定してもよい。また例えば、検知線設定部110は、複数のオブジェクトによる複数の侵入位置が近傍に位置している場合に、それら複数の侵入位置を含むように通過検知線を設定してもよい。また、検知線設定部110による設定処理の内容は通過検知線の設定に限らず、上記の設定処理には例えば、撮像範囲が通過検知に適した範囲となるように撮像装置20を制御するための処理などが含まれていてもよい。
なお上記の説明では、追跡部140は、オブジェクトの移動速度が閾値以下になったことを判別した場合に、そのオブジェクトが停止したと判定するものとした。ただしこれに限らず、追跡部140は、オブジェクトの移動速度が閾値以下である状態が所定期間続いたことを判別した場合に、そのオブジェクトが停止したと判定してもよい。そして検知線設定部110は、停止したと追跡部140が判定したオブジェクトの侵入検知領域への侵入位置に基づいて設定処理を行ってもよい。こうすることで、画像処理装置10は、短期間だけ立ち止まった通行人480と待機列に並んだ客440とを区別して処理を行うことができる。
以上で図6の処理についての説明を終わる。次に、通過検知線の再設定処理について説明する。図6の処理によって通過検知線を設定した画像処理装置10は、待機列の入り口450が変更された場合、正しく通過検知を行うために通過検知線を再設定する。待機列の入り口450が変更される状況としては、例えば、待機列に並ぶ客440が増えて待機列の最後尾が入り口450付近に到達した場合が考えられる。そこで、本実施形態において検知線設定部110は、侵入検知領域にオブジェクトが侵入した位置に基づく設定処理を、オブジェクトが閾値以下の移動速度になったことを追跡部140により判別された位置に応じて行う。より具体的には、検知線設定部110は、変更前の入り口450の位置に設定された通過検知線から所定の範囲内において新たに閾値以下の移動速度になったことを判別されたオブジェクトの侵入検知領域への侵入位置に基づいて、通過検知線の再設定処理を行う。
以下では、図8を用いて画像処理装置10による通過検知線の再設定処理に関する動作を説明する。図8の処理は、図6の処理の後に、物体検出部130が検出した領域400内のオブジェクトのうち侵入検知線を通過したオブジェクトを追跡部140が検出したタイミングで開始される。ただし、図8の処理の開始タイミングは上記タイミングに限定されない。図8の処理は、CPU301がROM302に格納されたプログラムをRAM303に展開して実行することで実現される。
S801ではS604と同様の処理が行われ、S802ではS605と同様の処理が行われる。S802においてオブジェクトが停止していないと判定された場合(S802:NO)、追跡部140は、オブジェクトが停止するまで引き続き追跡を行う(S804)。一方、オブジェクトが停止したと判定された場合(S802:YES)、S803へ進む。S803において追跡部140は、オブジェクトが停止した位置が、検知線設定部110により設定された通過検知線(変更前の入り口450)から所定の範囲内であるか否かを判定する。停止位置が通過検知線から所定の範囲内でないと判定された場合(S803:NO)、図8の処理を終了する。一方、停止位置が通過検知線から所定の範囲内であると判定された場合(S803:YES)、検知線設定部110は通過検知線の再設定処理を行う(S805)。再設定処理の内容は図6で説明した設定処理と同様であり、例えば検知線設定部110は、S803で停止位置が所定の範囲内であると判定されたオブジェクトの侵入検知領域への侵入位置に通過検知線を設定する。
以上で図8の処理についての説明を終わる。図8の処理を行うことにより、画像処理装置10は、入り口450の位置が変更されても、新たな入り口450の位置に通過検知線を設定することができる。なお、検知線設定部110が通過検知線の再設定処理を行うタイミングは上記で説明したものに限らない。例えば、待機列に並ぶ客440の密度が所定の値を超えたタイミングで再設定処理が行われてもよいし、定期的に再設定処理が行われてもよい。また例えば、オブジェクトが停止したと追跡部140により判定された位置が待機列の出口から所定の範囲内である場合に、待機列が短くなったことによる入り口450の位置の変更が行われている可能性を考慮して、再設定処理が行われてもよい。検知線設定部110は、再設定処理により通過検知線を新たに設定した場合、過去に設定された通過検知線を、直ちに解除してもよいし、新たに設定した通過検知線と共に一定期間維持してもよい。
次に、検知線設定部110が通過検知線を入り口450の位置に設定する精度を向上させるための設定方法について説明する。画像処理装置10は、待機列の近くで停止した通行人480と待機列に並んだ客440とを識別することで、通過検知線を入り口450の位置に正しく設定することができる。客440と通行人480の違いとして、客440は決まった入り口450から侵入検知領域に侵入する一方、通行人480は様々な位置から侵入検知領域に侵入する。これを踏まえて、以下で説明する設定方法に従う画像処理装置10は、多数のオブジェクトが侵入する位置を入り口450と判断して通過検知線を設定する。
この通過検知線の設定方法について、図9を用いて説明する。図9の処理は、図6のS601―S603の処理が行われた後に、S604―S607の処理の代わりに実行される。また図9の処理は、S603において追跡部140により検出された、侵入検知線を通過したオブジェクトごとに実行される。図9の処理は、CPU301がROM302に格納されたプログラムをRAM303に展開して実行することで実現される。
S901において、情報記憶部120は、追跡部140により検出された対象オブジェクトの識別情報と侵入位置を管理テーブルに登録する。そして情報記憶部120は、登録した侵入位置が他のオブジェクトの侵入位置として既に管理テーブルに登録されているか否かを確認する。他のオブジェクトの侵入位置として登録されていなければ、情報記憶部120は、その侵入位置に対応するカウンタを0に設定する。このカウンタは、侵入位置(又は侵入位置を含む範囲)ごとに設定されるものであり、対応する侵入位置(範囲)から侵入検知領域に侵入して停止したオブジェクトの数を示す。
S902において、追跡部140は、対象オブジェクトが停止するまで追跡を行う。対象オブジェクトが停止したと追跡部140が判定すると、情報記憶部120が、対象オブジェクトの侵入位置を確認し(S903)、その侵入位置に対応するカウンタの値を1増加させる(S904)。例えば管理テーブルが図7の状態となった場合には、範囲Cのカウンタは0+1+1=2となる。
S905において、情報記憶部120は、S904で増加させたカウンタの値が他の侵入位置に対応するカウンタの値よりも大きくなったか否かを判定する。増加させたカウンタの値が他のカウンタの値よりも大きくならなかった場合(S905:NO)、図9の処理を終了する。一方、増加させたカウンタの値が他のカウンタの値よりも大きくなった場合(S905:YES)、検知線設定部110が、対象オブジェクトの侵入位置に通過検知線を設定する(S906)。
なお、本実施形態では情報記憶部120が定期的にカウンタの初期化を行うが、カウンタの初期化タイミングはこれに限定されない。例えば図8で説明した処理によって、通過検知線から所定の範囲内においてオブジェクトが停止したと追跡部140が判定した場合に、情報記憶部120がカウンタの初期化を行ってもよい。
以上、図9を用いて説明したように、情報記憶部120は、移動速度が閾値以下になったことを追跡部140により判別された複数のオブジェクトの侵入検知領域への侵入位置を特定する。そして検知線設定部110は、情報記憶部120が特定した複数のオブジェクトの侵入検知領域への侵入位置に基づいて設定処理を行ってもよい。なお、図9のフローに従う場合、値の最も大きいカウンタが変わる度に通過検知線が再設定されるが、再設定のタイミングはこれに限らない。例えば画像処理装置10は、カウントを始めてから所定期間は通過検知線の設定を行わず、所定期間が経過してからカウンタ値に基づいて通過検知線を設定してもよい。すなわち、画像処理装置10は、所定期間の間に停止したと判定されたオブジェクトの侵入位置のうち、最も多くのオブジェクトが通過した侵入位置に通過検知線を設定してもよい。
なお図9では、移動速度が閾値以下になったことを判別されたオブジェクトの侵入位置に基づいて通過検知線の設定処理を行う場合について説明したが、移動速度を判別する処理は必須ではない。例えば、画像処理装置10は、侵入検知領域へ侵入したオブジェクト全ての侵入位置についてカウントを行い、多くのオブジェクトが侵入した侵入位置に通過検知線を設定してもよい。
次に、通過検知線を設定した後の画像処理装置10の動作の一例について説明する。追跡部140は、検知線設定部110による設定処理に基づいて、画像取得部100が取得した画像内においてオブジェクトが通過検知線を通過したことを検知する。そして表示制御部150は、追跡部140による検知結果に基づく情報を出力する。出力される情報は、例えば通過検知線を通過したことを検知されたオブジェクトの数に応じた情報である。図10は、表示制御部150が出力する画像の例を示す図である。
検知線設定部110は、待機列に客440が加わることを検知するための通過検知線1002に加えて、客440が乗車して待機列から離脱することを検知するための通過検知線1001を設定する。本実施形態では待機列の出口は変更されないため、検知線設定部110はユーザによる指定に基づいて通過検知線1001を設定する。ただしこれに限らず、検知線設定部110は例えば、オブジェクトが侵入検知領域から離脱したと追跡部140により判別された位置に基づいて通過検知線1001を設定してもよい。
情報記憶部120は、待機列の人数を示すカウンタを管理し、オブジェクトが通過検知線1002を通過したことを追跡部140が検知すると、カウンタの値を1増加させる。また情報記憶部120は、オブジェクトが通過検知線1001を通過したことを追跡部140が検知すると、カウンタの値を1減少させる。表示制御部150は、情報記憶部120が管理するカウンタの値に基づいて、画像取得部100が取得した画像に待機列の待ち人数を示す情報1003を合成して出力する。出力される画像は例えば待機列の近くに設置されたディスプレイに表示され、待機列に並んでいる客440や並ぼうとしている客440が待機列の待ち人数を知ることができる。なお、画像処理装置10は、客440が待機列に並んでから離脱するまでに要する待ち時間を推定して表示してもよい。待ち時間の推定には、待機列の待ち人数や、客440の待機列への到着間隔及び待機列からの離脱間隔などを利用することができる。また、通過検知線1001と通過検知線1002の設定位置に基づいて待機列の領域を判別し、その領域の長さや面積などに基づいて待ち人数や待ち時間を推定してもよい。以上で通過検知線を設定した後の画像処理装置10の動作の一例についての説明を終わる。
以上説明したように、画像処理装置10は、画像を取得し、取得した画像内においてオブジェクトが侵入検知領域に侵入したことを検知し、検知されたオブジェクトの侵入検知領域への侵入位置に基づいて、オブジェクトの通過検知を行う位置の設定を含む設定処理を行う。これにより画像処理装置10は、待機列の最後尾の位置や入り口の位置が変化する場合でも、待機列に並ぶ人物を数えるための通過検知を正しく行うことができる。また、最後尾の位置や入り口の位置が変更される度にユーザが通過検知の対象位置を指定する場合に比べて、通過検知に係る設定処理に要する手間を低減することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC等)によっても実現可能である。また、そのプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
10 画像処理装置
100 画像取得部
110 検知線設定部
140 追跡部

Claims (17)

  1. 画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した画像内においてオブジェクトが侵入検知領域に侵入したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記侵入検知領域に侵入したことを検知されたオブジェクトの前記侵入検知領域への侵入位置に基づいて、オブジェクトの通過検知を行う位置の設定を含む設定処理を行う設定手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記設定手段による前記設定処理は、オブジェクトが通過検知線を通過したことを検知する通過検知において使用される当該通過検知線を設定する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記検知手段により前記侵入検知領域に侵入したことを検知されたオブジェクトの移動速度が閾値以下になったことを判別する判別手段を有し、
    前記設定手段は、移動速度が前記閾値以下になったことを前記判別手段により判別されたオブジェクトの前記侵入検知領域への侵入位置に基づいて前記設定処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記設定手段は、移動速度が前記閾値以下になったことを前記判別手段により判別された複数のオブジェクトの前記侵入検知領域への侵入位置に基づいて前記設定処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記判別手段は、前記検知手段により前記侵入検知領域に侵入したことを検知されたオブジェクトの移動速度が前記閾値以下である状態が所定期間続いたことを判別し、
    前記設定手段は、移動速度が前記閾値以下である状態が前記所定期間続いたことを前記判別手段により判別されたオブジェクトの前記侵入検知領域への侵入位置に基づいて前記設定処理を行うことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。
  6. 前記設定手段は、前記侵入検知領域へのオブジェクトの侵入位置に基づく前記設定処理を、当該オブジェクトが前記閾値以下の移動速度になったことを前記判別手段により判別された位置に応じて行うことを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記設定手段は、オブジェクトの通過検知のために設定された通過検知線から所定の範囲内において前記閾値以下の移動速度になったことを前記判別手段により判別されたオブジェクトの前記侵入検知領域への侵入位置に基づいて、前記通過検知線の再設定処理を行うことを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記侵入検知領域にオブジェクトが侵入したことを検知するために使用される侵入検知線を設定する第2設定手段を有し、
    前記検知手段は、前記取得手段が取得した画像内において前記第2設定手段が設定した侵入検知線をオブジェクトが通過したことを検知することで、当該オブジェクトが前記侵入検知領域に侵入したことを検知することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記設定手段による前記設定処理に基づいて、前記取得手段が取得した画像内においてオブジェクトが通過検知線を通過したことを検知する第2検知手段と、
    前記第2検知手段による検知結果に基づく情報を出力する出力手段とを有することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記出力手段により出力される前記検知結果に基づく情報は、前記第2検知手段により前記通過検知線を通過したことを検知されたオブジェクトの数に応じた情報であることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 画像を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された画像内においてオブジェクトが侵入検知領域に侵入したことを検知する検知工程と、
    前記検知工程において前記侵入検知領域に侵入したことを検知されたオブジェクトの前記侵入検知領域への侵入位置に基づいて、オブジェクトの通過検知を行う位置の設定を含む設定処理を行う設定工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  12. 前記検知工程において前記侵入検知領域に侵入したことを検知されたオブジェクトの移動速度が閾値以下になったことを判別する判別工程を有し、
    前記設定工程は、移動速度が前記閾値以下になったことを前記判別工程において判別されたオブジェクトの前記侵入検知領域への侵入位置に基づいて前記設定処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  13. 前記設定工程における前記設定処理は、オブジェクトが通過検知線を通過したことを検知する通過検知において使用される当該通過検知線を設定する処理を含むことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像処理方法。
  14. 撮像装置と画像処理装置とを備える画像処理システムであって、
    前記撮像装置は、画像を撮像する撮像手段を有し、
    前記画像処理装置は、前記撮像手段が撮像した画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した画像内においてオブジェクトが侵入検知領域に侵入したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記侵入検知領域に侵入したことを検知されたオブジェクトの前記侵入検知領域への侵入位置に基づいて、オブジェクトの通過検知を行う位置の設定を含む設定処理を行う設定手段とを有することを特徴とする画像処理システム。
  15. 前記画像処理装置は、前記検知手段により前記侵入検知領域に侵入したことを検知されたオブジェクトの移動速度が閾値以下になったことを判別する判別手段を有し、
    前記設定手段は、移動速度が前記閾値以下になったことを前記判別手段により判別されたオブジェクトの前記侵入検知領域への侵入位置に基づいて前記設定処理を行うことを特徴とするが請求項14に記載の画像処理システム。
  16. 前記設定手段による前記設定処理は、オブジェクトが通過検知線を通過したことを検知する通過検知において使用される当該通過検知線を設定する処理を含むことを特徴とする請求項14又は15に記載の画像処理システム。
  17. コンピュータを請求項1乃至10の何れか1項に記載の画像処理装置として動作させるためのプログラム。
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