JP2017148838A - 中子の組み付け方法 - Google Patents

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Hiroo Kusaka
裕生 日下
和哉 三ヶ島
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和哉 三ヶ島
浩之 生田
Hiroyuki Ikuta
浩之 生田
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Abstract

【課題】インジェクタ挿入部付きの吸気ポートの壁面とウォータージャケットの距離が短いシリンダヘッドを鋳造することのできる新しい中子の組み付け方法を提供する。
【解決手段】ステップS2では、下型30の所定位置に中子Cが組み付けられる。中子Cは、図2乃至図3で説明した燃焼室4をシリンダヘッドに形成するための燃焼室用中子32と、図2乃至図3で説明した吸気ポート2をシリンダヘッドに形成するための吸気ポート用中子36と、冷却水流路用中子38と、吸気ポート用中子36を下型30の所定位置に組み付けるための巾木40と、を構成要素として備えている。中子Cは、これらの構成要素を事前に組み立てることで一体化されたものである。
【選択図】図5

Description

この発明は中子の組み付け方法に関し、より詳細には、吸気ポートの壁面を覆うようなウォータージャケットを備えるエンジンのシリンダヘッドの鋳造時に使用される中子の金型への組み付け方法に関する。
エンジンのシリンダヘッドの鋳造に際しては、当該シリンダヘッドの外形を形成するための複数の金型の所定位置に、吸気ポート、排気ポート、ウォータージャケット、冷却水流路といったシリンダヘッドの内部空間を形成するための複数の中子を組み付けることが一般的である。このような中子に関し、例えば特開2013−086117号公報には、吸気ポートに燃料を噴射するインジェクタを備えるエンジンのシリンダヘッドを鋳造するための吸気ポート用中子が開示されている。
この吸気ポート用中子は、吸気ポートを形成するための本体部と、当該本体部の側面に盛り上がるように設けられてインジェクタ挿入部を形成するためのインジェクタ部と、当該本体部の長手方向の一端に設けられて当該本体部を金型に取り付けるための巾木部と、を備えている。この巾木部には、金型に形成された複数の凸部に対応した形状を有する複数の凹部が形成されており、これらの凹部と対応する凸部とを嵌め合わせることで、上記吸気ポート用中子が当該金型の所定位置に組み付けられる。
特開2013−086117号公報 特開2013−133746号公報 特開平08−276243号公報
ところで本発明者らは、燃費向上等を目的として、インジェクタ挿入部付きの吸気ポートの壁面を覆うウォータージャケットを備えるシリンダヘッドを鋳造することを検討している。吸気ポートの壁面を覆うためには、この壁面に対応した内壁をウォータージャケット用中子に設ければよい。また、インジェクタ挿入部付きの吸気ポートを形成するためには、上述したような本体部、インジェクタ部や巾木部を備える吸気ポート用中子を使用すればよい。そして、上記ウォータージャケット用中子を金型に取り付けた状態で上記内壁の内側に上記本体部を通し、その後に上記巾木部を当該金型に取り付ければ、2つの中子を組み合わせることができる。よって、上記構成のウォータージャケットを備えるシリンダヘッドを鋳造することができる。
但し、上記巾木部は上記本体部よりも幅広であることから、上記本体部に上記巾木部を通すことは現実的に不可能である。故に、上記巾木部の非形成側からでなければ、上記内壁の内側に上記本体部を通すことができない。その一方で、吸気ポートを流れる空気に対する冷却効果に鑑みれば、吸気ポートの壁面とウォータージャケットが近いほど高い効果が期待できることから、当該壁面と当該ウォータージャケットの距離は出来る限り短くしたいという要求がある。しかしこの要求に従って上記距離を短くした場合には、上記インジェクタ部が邪魔になり、上記巾木部の非形成側から上記内壁の内側に上記本体部を通すことができなくなる。故に、上記距離の短いシリンダヘッドを鋳造するためには、現状の組み付け手法に代わる新たな手法を開発する必要があった。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、インジェクタ挿入部付きの吸気ポートの壁面とウォータージャケットの距離が短いシリンダヘッドを鋳造することのできる新しい中子の組み付け方法を提供することを目的とする。
本発明に係る中子の組み付け方法は、インジェクタ挿入部付きの吸気ポートと、前記吸気ポートに連通する燃焼室と、前記吸気ポートの壁面を覆うウォータージャケットと、を備えるエンジンのシリンダヘッドの鋳造時に使用される中子の金型への組み付け方法である。前記中子は、前記燃焼室を形成するための燃焼室用中子であって前記金型と結合可能に構成された燃焼室用中子と、前記壁面に対応した内壁を備えるウォータージャケット用中子と、前記吸気ポートを形成するためのポート本体部および前記ポート本体部の側面に凸状に設けられて前記インジェクタ挿入部を形成するためのインジェクタ部を備える吸気ポート用中子と、前記吸気ポート用中子を前記金型に組み付けるための巾木であって前記ポート本体部の長手方向の一端および前記金型と結合可能に構成された巾木と、を備えている。本発明に係る方法は、前記吸気ポート用中子を前記燃焼室用中子と結合すると共に、前記巾木と結合させる前記ポート本体部の巾木結合端から前記ウォータージャケット用中子に挿入して前記ポート本体部のうちの前記インジェクタ部よりも前記巾木結合端に近い部分を少なくとも前記内壁の内側に通してから前記巾木と前記巾木結合端を結合することで前記中子の構成要素を組み立てて一体化し、一体化した中子のうちの前記燃焼室用中子と前記巾木に相当する部分を前記金型と結合することを特徴としている。
本発明によれば、インジェクタ部を備える吸気ポート用中子と巾木を別体とした上で、当該巾木と結合させるポート本体部の巾木結合端からウォータージャケット用中子に挿入して、当該ポート本体部のうちの当該インジェクタ部よりも当該巾木結合端に近い部分を少なくとも当該ウォータージャケット用中子の内壁の内側に通してから当該巾木と当該巾木結合端を結合することができる。従って、インジェクタ挿入部付きの吸気ポートの壁面とウォータージャケットの距離が短いシリンダヘッドを鋳造することができる。
また、本発明によれば、燃焼室用中子、ウォータージャケット用中子、吸気ポート用中子および巾木を組み立てて一体化した後に、一体化した中子のうちの燃焼室用中子と巾木に相当する部分を金型と結合することができる。そのため、中子の構成要素を事前に一体化することなく個別に組み付けていく場合に比べて、金型への組み付けに要する時間を短縮することができる。従って、鋳造サイクルを短縮してシリンダヘッドの生産性を向上させることもできる。
実施の形態に係る組み付け方法を利用した鋳造により得られるシリンダヘッドの基本構成を説明する図である。 図1のA−A断面を示す断面図である。 図1のB−B断面を示す断面図である。 図1のC−C断面を示す断面図である。 実施の形態に係る組み付け方法の流れを説明する図である。 図5に示した中子Cの斜視図である。 図5に示した中子Cの分解図である。 燃焼室用中子と冷却水流路用中子の接続箇所の分解図である。 中子Cの一体化手法を説明するための図である。 中子Cの一体化手法を説明するための図である。 図5に示した中子Cの底面図である。 中子Cの一体化手法を説明するための図である。 中子Cの一体化手法を説明するための図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。また、以下の実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
本実施の形態の前提として、エンジンは火花点火式の水冷式直列3気筒エンジンであるとする。また、エンジンを冷却するための冷却水は、エンジンとラジエータとの間を循環システムによって循環させられる。エンジンは、シリンダブロックと、シリンダブロック上にガスケットを介して取り付けられるシリンダヘッドとを備える。冷却水の供給は、シリンダブロックとシリンダヘッドの両方に対して行われる。循環システムは独立した閉ループであり、ラジエータとウォータポンプとを備える。但し、循環システムは、独立した閉ループを複数備える多系統の循環システムとして構成されていてもよい。
<シリンダヘッドの基本構成>
先ず、図1乃至図4を参照して、本実施の形態に係る組み付け方法を利用した鋳造により得られるシリンダヘッド1の基本構成について説明する。この説明は、シリンダヘッド1の平面図と断面図とを用いて行う。なお、本明細書においては、これ以降、特に断りのない限り、シリンダヘッド1をシリンダブロックに対して鉛直方向上側に位置させたものと仮定して、各要素間の位置関係について説明する。また、シリンダヘッド1の構成のうち、冷却水流路の構成についてはその説明を詳細に後述する。
《平面図でみるシリンダヘッドの基本構成》
先ず、シリンダヘッド1の基本構成について平面図を参照して説明する。図1は、シリンダヘッド1をヘッドカバーが取り付けられるヘッドカバー取り付け面1bの側から見た平面図である。なお、本明細書では、クランクシャフトの軸方向をシリンダヘッド1の長手方向と定義し、長手方向に直交し、且つ、シリンダヘッド1のシリンダブロック合わせ面に平行な方向をシリンダヘッド1の幅方向と定義する。また、長手方向の端面1c,1dのうちクランク軸の出力端の側の端面1dを後端面と称し、その反対側の端面1cを前端面と称する。
図1に示すシリンダヘッド1は、火花点火式の直列3気筒エンジンのシリンダヘッドである。図1には描かれていないが、シリンダヘッド1の下面には、3気筒分の3つの燃焼室が長手方向に直列に等間隔で並んで形成されている。シリンダヘッド1には、3つの燃焼室に対応する3つの点火プラグ挿入孔12が形成されている。
シリンダヘッド1の側面には、3気筒分の3つの吸気ポート2と、排気ポート3とが開口している。詳しくは、前端面1cの側から見てシリンダヘッド1の右側面に吸気ポート2が開口し、左側面に排気ポート3が開口している。以下の説明では、シリンダヘッド1を前端面1cの側からみたときに右側に位置する側面をシリンダヘッド1の右側面とも称し、左側に位置する側面をシリンダヘッド1の左側面とも称す。
吸気ポート2は、シリンダヘッド1の長手方向に並んで配置された2つの分岐ポート2L,2Rを含んでいる。分岐ポート2L,2Rは各燃焼室から延びていて、シリンダヘッド1の右側面に独立して開口している。排気ポート3はシリンダヘッド1の内部で1つに集合し、この集合した1つの排気ポート3がシリンダヘッド1の左側面に開口している。以下の説明では、シリンダヘッド1を前端面1cの側からみたときの右側を吸気側とも称し、左側を排気側とも称す。
シリンダヘッド1には、吸気バルブと排気バルブが1気筒あたりそれぞれ2つずつ設けられている。シリンダヘッド1の上面には、1つの点火プラグ挿入孔12を囲むように2つの吸気バルブ挿入孔7と、2つの排気バルブ挿入孔8とが形成されている。吸気バルブ挿入孔7は、シリンダヘッド1の内部で吸気ポート2につながり、排気バルブ挿入孔8はシリンダヘッド1の内部で排気ポート3につながっている。
ヘッドカバー取り付け面1bの内側には、シリンダヘッド1をシリンダブロックに組み付けるためのヘッドボルトを通すヘッドボルト挿入孔13,14が形成されている。ヘッドボルトは、燃焼室の列に対して左右両側に4本ずつ設けられる。吸気側では、隣接する2つの吸気ポート2の間、前端面1cとそれに最も近い吸気ポート2との間、および、後端面1dとそれに最も近い吸気ポート2との間に、ヘッドボルト挿入孔13が形成されている。排気側では、燃焼室ごとに分岐している排気ポート3の股の間、前端面1cと排気ポート3との間、および、後端面1dと排気ポート3との間にヘッドボルト挿入孔14が形成されている。
次に、図1のシリンダヘッド1の内部の構成について断面図を参照して説明する。着目するシリンダヘッド1の断面は、シリンダヘッド1の吸気バルブ挿入孔7の中心軸を含み長手方向に垂直な断面(図1のA−A断面)、シリンダヘッド1の燃焼室の中心軸を含み長手方向に垂直な断面(図1のB−B断面)、および、シリンダヘッド1の隣接する2つの燃焼室間を通る長手方向に垂直な断面(図1のC−C断面)である。
《吸気バルブ挿入孔の中心軸を含み長手方向に垂直な断面でみるシリンダヘッドの基本構成》
図2は、図1のシリンダヘッド1の吸気バルブ挿入孔7の中心軸を含み長手方向に垂直な断面(図1のA−A断面)を示す断面図である。図2に示すように、シリンダヘッド1の下面にあたるシリンダブロック合わせ面1aには、ペントルーフ形状を有する燃焼室4が形成されている。燃焼室4は、シリンダヘッド1がシリンダブロックに組み付けられたときに、シリンダを上方から閉塞して閉空間を構成する。なお、シリンダヘッド1とピストンとで挟まれた閉空間を燃焼室と定義する場合には、この燃焼室4は燃焼室天井面と呼ぶことができる。
シリンダヘッド1の前端側(つまり、図1の前端面1c側)から見て、燃焼室4の右側の傾斜面には、吸気ポート2が開口している。吸気ポート2と燃焼室4との接続部分、つまり、吸気ポート2の燃焼室側の開口端は、図示しない吸気バルブによって開閉される吸気口となっている。吸気バルブは気筒ごとに2つ設けられているため、燃焼室4には吸気ポート2の2つの吸気口が形成される。吸気ポート2の入口は、シリンダヘッド1の右側面に開口している。上述したように、吸気ポート2は、長手方向に並んで配置された2つの分岐ポート2L,2Rを含み、各分岐ポートが燃焼室4に形成された吸気口にそれぞれつながっている。図2には、シリンダヘッド1の後端側(つまり、図1の後端面1d側)の分岐ポート2Rが描かれている。なお、吸気ポート2は、燃焼室4内にタンブル流を生成することのできるタンブル流生成ポートである。
シリンダヘッド1には、吸気バルブのステムが挿入される吸気バルブ挿入孔7が形成されている。吸気バルブ挿入孔7は、吸気ポート2の上面2aに上に凸に形成されて、吸気バルブ挿入孔7と同様に吸気バルブのステムが挿入される吸気バルブ挿入部2dにつながっている。シリンダヘッド1の上面であって、ヘッドカバー取り付け面1bの内側には、吸気バルブを動作させる動弁機構を収容する吸気側動弁機構室5が設けられている。吸気バルブ挿入孔7は、燃焼室4の近傍の吸気ポート2の上面から吸気側動弁機構室5まで右斜め上方に真っ直ぐ延びている。
シリンダヘッド1の前端側から見て、燃焼室4の左側の傾斜面には、排気ポート3が開口している。排気ポート3と燃焼室4との接続部分、つまり、排気ポート3の燃焼室側の開口端は、図示しない排気バルブによって開閉される排気口となっている。排気バルブは気筒ごとに2つ設けられているため、燃焼室4には排気ポート3の2つの排気口が形成される。排気ポート3は、各燃焼室4の排気バルブごとに設けられた6つの入口(排気口)と、シリンダヘッド1の左側面に開口する1つの出口とを有するマニホールド形状を有している。
シリンダヘッド1には、排気バルブのステムが挿入される排気バルブ挿入孔8が形成されている。排気バルブ挿入孔8は、排気ポート3の上面3aに上に凸に形成されて、排気バルブ挿入孔8と同様に排気バルブのステムが挿入される排気バルブ部3bにつながっている。シリンダヘッド1の上面であって、ヘッドカバー取り付け面1bの内側には、排気バルブを動作させる動弁機構を収容する排気側動弁機構室6が設けられている。排気バルブ挿入孔8は、燃焼室4の近傍の排気ポート3の上面から排気側動弁機構室6まで左斜め上方に真っ直ぐ延びている。
《燃焼室の中心軸を含み長手方向に垂直な断面でみるシリンダヘッドの基本構成》
図3は、シリンダヘッド1の燃焼室4の中心軸L1を含み長手方向に垂直な断面(図1のB−B断面)を示す断面図である。シリンダヘッド1には、点火プラグを取り付けるための点火プラグ挿入孔12が形成されている。点火プラグ挿入孔12は、ペントルーフ形状を有する燃焼室4の頂部に開口している。燃焼室4の中心軸L1は、シリンダヘッド1をシリンダブロックに組み付けた場合にシリンダの中心軸と一致する。
吸気ポート2は、燃焼室4の中心軸L1を含み長手方向に垂直な平面の両側に位置するため、図3に示す断面には含まれていない。また、図3に示す断面には、排気ポート3の一部が描かれている。排気ポート3の集合部分は、シリンダヘッド1の左側面に開口している。
シリンダヘッド1の側面であって、吸気ポート2よりも上側には、ポートインジェクタを挿入するためのポートインジェクタ挿入孔17が形成されている。ポートインジェクタ挿入孔17は、吸気ポート2に対して鋭角に交わり、吸気ポート2の分岐部の上面に上に凸に形成されたポートインジェクタ挿入部2cにつながっている。ポートインジェクタ挿入孔17に挿入されたポートインジェクタ(図示しない)は、ポートインジェクタ挿入部2cからノズル先端を出し、吸気ポート2内に燃料を噴射する。
シリンダヘッド1の側面であって、吸気ポート2よりも下側には、筒内インジェクタを取り付けるための筒内インジェクタ挿入孔18が形成されている。筒内インジェクタ挿入孔18の中心軸は、燃焼室4の中心軸L1を含み長手方向に垂直な平面上に位置している。筒内インジェクタ挿入孔18は、燃焼室4に開口している。筒内インジェクタ挿入孔18に挿入された筒内インジェクタ(図示しない)からは、筒内に燃料が直接噴射される。
《隣接する2つの燃焼室間を通る長手方向に垂直な断面でみるシリンダヘッドの基本構成》
図4は、シリンダヘッド1の隣接する2つの燃焼室間を通る長手方向に垂直な断面(図1のC−C断面)を示す断面図である。シリンダヘッド1には、吸気側動弁機構室5から鉛直下方に向けて吸気側のヘッドボルト挿入孔13が形成されている。また、排気側動弁機構室6から鉛直下方に向けて排気側のヘッドボルト挿入孔14が形成されている。ヘッドボルト挿入孔13,14はシリンダブロック合わせ面1aに対して垂直で、シリンダブロック合わせ面1aに開口している。図4に示す断面は、ヘッドボルト挿入孔13,14の中心軸を含み長手方向に垂直な断面である。
<冷却水流路の構成>
次に、図2乃至図4を再び参照して、本実施の形態に係る組み付け方法により得られるシリンダヘッド1の冷却水流路の構成について説明する。
《シリンダヘッドの吸気バルブ挿入孔の中心軸を含み長手方向に垂直な断面でみるシリンダヘッドの冷却水流路の構成》
図2に示す断面において、吸気ポート2の入口近傍の領域には、吸気ポート2の上面2aおよび下面2bに沿ってウォータージャケット22が配置されている。また、吸気側動弁機構室5に隣接しシリンダヘッド側面側近傍となる領域には、冷却水流路20の主流路21が配置されている。また、支流路23は、主流路21から吸気側動弁機構室5に沿ってウォータージャケット22へとつながるように配置されている。さらに、補助流路24は、支流路23よりも流路断面が小さい流路として構成され、ウォータージャケット22の鉛直方向頂部から主流路21へとつながるように配置されている。
《燃焼室の中心軸を含み長手方向に垂直な断面でみるシリンダヘッドの冷却水流路の構成》
図3に示す断面において、吸気ポート2の入口近傍には、ウォータージャケット22が配置されている。ウォータージャケット22は、中心軌道面S1の下側に向かって、筒内インジェクタ挿入孔18に対して所定の肉厚を残した位置まで拡がっている。また、吸気側動弁機構室5に隣接しシリンダヘッド側面側近傍となる領域には、冷却水流路20の主流路21が配置されている。
《隣接する2つの燃焼室間を通る長手方向に垂直な断面でみるシリンダヘッドの冷却水流路の構成》
図4に示す断面において、シリンダヘッド合わせ面1aに面し、吸気側のヘッドボルト挿入孔13よりもシリンダヘッド1の中央に近い領域には、ウォータージャケットとシリンダブロックの冷却水流路とを接続する冷却水流路の連結流路25の一部が位置している。また、吸気側動弁機構室5に隣接しシリンダヘッド側面側近傍となる領域には、冷却水流路20の主流路21が配置されている。
<中子の組み付け方法>
次に、図5乃至図13を参照して、本実施の形態に係る中子の組み付け方法とその効果について説明する。図5には、図1乃至図4で説明したシリンダヘッド1の鋳造プロセスのステップ(ステップS1〜S3)が描かれており、このうちのステップS1,S2が本実施の形態に係る中子の組み付け方法に相当する。なお、本明細書においては、これ以降、特に断りのない限り、金型の下型30が水平面に設置されているものとして各要素間の位置関係について説明する。
図5に示すステップS1では、下型30の所定位置に、水路支持材34が組み付けられる。水路支持材34は、図2乃至図4で説明した主流路21、ウォータージャケット22、支流路23、補助流路24および連結流路25を一体的に形成する中子を支持するための部材である。なお、以下の説明においては、主流路21、ウォータージャケット22、支流路23、補助流路24および連結流路25を一体的に形成するための中子を冷却水流路用中子とも称す。
ステップS1に続くステップS2では、下型30の所定位置に中子Cが組み付けられる。中子Cは、図2乃至図3で説明した燃焼室4をシリンダヘッドに形成するための燃焼室用中子32と、図2乃至図3で説明した吸気ポート2をシリンダヘッドに形成するための吸気ポート用中子36と、冷却水流路用中子38と、吸気ポート用中子36を下型30の所定位置に組み付けるための巾木40と、を構成要素として備えている。
図5に示した中子Cの構成要素の詳細について、図6乃至図8を参照して説明する。図6は、図5に示した中子Cの斜視図である。図7は、図5に示した中子Cの分解図である。図8は、燃焼室用中子と冷却水流路用中子の接続箇所の分解図である。
図6乃至図7に示すように、燃焼室用中子32は、図2乃至図3で説明した燃焼室4と同一の外形を有する燃焼室部32aと、燃焼室部32aの上面に形成された溝32bと、燃焼室部32aの外周に形成された外周部32cと、外周部32cの上面に形成された溝32dと、を備えている。
吸気ポート用中子36は、図2乃至図3で説明した吸気ポート2と同一の外形を有する本体部36aと、ポートインジェクタ挿入部2cと同一の外形を有するポートインジェクタ部36bと、吸気バルブ挿入部2dと同一の外形を有する吸気バルブ部36cと、本体部36aの長手方向の一端に形成された伸張部36dと、を備えている。伸張部36dは、巾木40の側面に形成された溝(図示しない)に対応する形状を有している。また、図6乃至図7には描かれていないが、本体部36aの長手方向の他端には、溝32bに対応した形状を有する伸張部が形成されている。
冷却水流路用中子38は、図2乃至図4で説明した主流路21と同一の外形を有する主流路部38aと、ウォータージャケット部38bと、図2で説明した支流路23と同一の外形を有する支流路部38cと、図2で説明した補助流路24と同一の外形を有する補助流路部38dと、図2で説明した連結流路25と同一の外形を有する連結流路部38eと、溝32dに接合される接合部38fと、を備えている。図8に示すように、接合部38fは、連結流路部38eの先端の下面に形成されており、燃焼室用中子32の溝32dに対応した形状を有している。
また、図7に示すように、燃焼室用中子32、吸気ポート用中子36、冷却水流路用中子38および巾木40はそれぞれ独立している。本実施の形態に係る方法では、図5のステップS2において、事前の組み立てにより一体化した中子Cが使用されている。中子Cの一体化手法について、図9乃至図13を参照して説明する。中子Cの一体化は、専用の組み立て台を使用して行われる。図9は組み立て台50の平面図であり、図10は図9に示した組み立て台50の左側面図である。
図9乃至図10に示すように、組み立て台50は、位置決め材52,54,56,58を備えている。位置決め材52は、図8等に示した吸気ポート用中子36を支持するための部材であり、位置決め材52の先端部は、図11に示す本体部36aの下面のうちの重心に近い部分に形成された溝36eに対応した形状を有している。位置決め材54は、図8等に示した冷却水流路用中子38を支持するための部材であり、位置決め材54の先端部には、合わせ部54aが形成されている。位置決め材56は、図8等に示した燃焼室用中子32を支持するための部材である。位置決め材58は、図8等に示した巾木40を支持するための部材であり、位置決め材58の上面には、図11に示す巾木40の下面に形成された合わせ部40aに対応した形状の溝58aが形成されている。
図12には、図9に示した組み立て台50を使用して組み立てられた中子Cが描かれており、図13には、図12に示した中子Cの位置決め材52,54,56の背面に隠れる部分を含めた全体が描かれている。組み立て台50を使用した中子Cの一体化は以下のとおりである。先ず、燃焼室用中子32を位置決め材56と合わせて燃焼室用中子32の位置決めをする。続いて、燃焼室用中子32に吸気ポート用中子36を結合する。上述したように、本体部36aの長手方向の一端には、溝32bに対応した形状を有する伸張部が形成されている。この伸張部を溝32bに嵌め合わせることで、吸気ポート用中子36と燃焼室用中子32を結合する。
吸気ポート用中子36と燃焼室用中子32の結合後、溝36eに位置決め材52を嵌め合わせて吸気ポート用中子36の位置決めをする。続いて、吸気ポート用中子36と冷却水流路用中子38を組み合わせる。図7に示した伸張部36d側から吸気ポート用中子36をウォータージャケット部38bに通しつつ、接合部38fを図8に示した溝32dに嵌め合わせることで、吸気ポート用中子36と冷却水流路用中子38を組み合わせる。
吸気ポート用中子36と冷却水流路用中子38の組み合わせ後、主流路部38aの両端を水路支持材34に設置して冷却水流路用中子38の位置決めをする。続いて、吸気ポート用中子36と巾木40を結合する。上述したように、巾木40の側面には図7に示した伸張部36dに対応した形状を有する溝が形成されている。この溝に伸張部36dを嵌め合わせることで、吸気ポート用中子36と巾木40を結合する。
吸気ポート用中子36と巾木40の結合後、合わせ部40aを溝58aに嵌め合わせて巾木40の位置決めをする。以上の工程を経ることで、中子Cが組み立てられる。図5のステップS1に右方に描かれる中子Cは、図9等に示した組み立て台50から取り外された中子Cに相当している。図5に示したステップS2では、燃焼室用中子32と巾木40を下型30の所定位置にそれぞれ合わせつつ、主流路部38aの両端を水路支持材34に設置する。これにより、中子Cが下型30の所定位置に組み付けられる。
ステップS2に続くステップS3では、図2乃至図3で説明した排気ポート3、吸気側動弁機構室5、排気側動弁機構室6等をシリンダヘッドに形成するための中子が下型30に組み付けられ、その後、下型30に上型42が組み合わせられる。その後、このステップS3に描かれるように、アルミ溶湯は上型42の上面側から金型内に注入される。なお、シリンダヘッドの成型後、金型から鋳造製品を取り外し、吸気ポート用中子36等の中子を粉砕除去する等の後処理を行うことで、図1乃至図4で説明した構成のシリンダヘッド1を得る。
図6等に示したように、本体部36aの壁面とウォータージャケット部38bの内壁との距離は短い。本体部36aとウォータージャケット部38bをこのような距離で配置できたのは、吸気ポート用中子36を巾木40と別体としたからである。吸気ポート用中子36にポートインジェクタ部36bが形成されている以上、燃焼室用中子との結合端側から吸気ポート用中子36をウォータージャケット部38bに通すことはできない。何故なら、本体部36aの壁面とウォータージャケット部38bの内壁との距離を短くしようとすると、ポートインジェクタ部36bが邪魔になるからである。この点、吸気ポート用中子36を巾木40と別体とすることで、巾木40との結合端側から(つまり、図7に示した伸張部36d側から)吸気ポート用中子36をウォータージャケット部38bに通すことができる。よって、本実施の形態に係る方法によれば、吸気ポートを流れる空気に対する冷却効果を高めることができる。
また、事前の組み立てにより一体化した中子Cを使用することも、本体部36aの壁面とウォータージャケット部38bの内壁との距離の短縮化に寄与している。何故なら、一体化した中子Cによれば、構成要素同士の位置関係が固定された状態で下型30に組み付けることができるからである。即ち、本実施の形態に係る方法によれば、下型30上で中子Cの構成要素を個別に組み付けていく場合に比べて、下型30における中子Cの構成要素の位置精度を高めて、金型内へのアルミ溶湯注入中に溶湯との比重差による浮力、溶湯流れ等により構成要素の位置がずれてしまうのを抑制することもできる。
また、本実施の形態に係る方法では、図8に示した接合部38fが形成されていることで、連結流路部38eと外周部32cとの接合面積を広くすることができる。よって、本実施の形態に係る方法によれば、下型30における冷却水流路用中子38の位置精度を高めて、金型内へのアルミ溶湯注入中に冷却水流路用中子38の位置がずれてしまうのを抑制することもできる。
また、事前の組み立てにより一体化した中子Cを使用することで、鋳造サイクルを短縮してシリンダヘッドの生産性を向上させることもできる。何故なら、下型30上で中子Cの構成要素を個別に組み付けていく場合に比べて、中子の金型への組み付けに要する時間を短縮することができるからである。また、事前の組み立てにより一体化した中子Cを使用することで、シリンダヘッド生産時の安全性を向上させることもできる。何故なら、燃焼室用中子と吸気ポート用中子の接合や、吸気ポート用中子と巾木の接合に接着剤を使用することがあり、高温のアルミ溶湯を取り扱う傍らでこのような接着剤を扱うことは安全性の観点から好ましくない場合があるからである。この点、本実施の形態に係る方法によれば、中子Cの一体化作業を鋳込み作業を行う場所とは別の場所、または、別の時間に行うことができる。
なお、上記実施の形態においては、本体部36aが本発明の「ポート本体部」に、ポートインジェクタ部36bが本発明の「インジェクタ部」に、ウォータージャケット部38bが本発明の「ウォータージャケット用中子」に、伸張部36d側の本体部36aの一端が本発明の「巾木結合端」に、それぞれ相当している。
<中子の組み付け方法の別の例>
ところで、上記実施の形態においては、図6等で説明したように、本体部36aが図2等で説明した吸気ポート2と同一の外形を有するとした。しかし本体部36aの外形は、伸張部36d側から吸気ポート用中子36をウォータージャケット部38bに通すことができる限りにおいて、各種の変形が可能である。例えば、図6等に示した本体部36aをその長手方向に短縮してポートインジェクタ部36b近傍までとし、その短縮分を補うように巾木40を伸張して本体部36aとの接合面を延長させてもよい。このように接合面を延長した場合であっても、本体部36aの壁面とウォータージャケット部38bの内壁との距離を短くすることができる。よって、上記実施の形態と同様に、吸気ポートを流れる空気に対する冷却効果を高めることができる。
1 シリンダヘッド
2 吸気ポート
2c ポートインジェクタ挿入部
2d 吸気バルブ挿入部
17 ポートインジェクタ挿入孔
20 冷却水流路
21 主流路
22 ウォータージャケット
30 下型
32 燃焼室用中子
32a 燃焼室部
36 吸気ポート用中子
36a 本体部
36b ポートインジェクタ部
38 冷却水流路用中子
38a 主流路部
38b ウォータージャケット部
40 巾木
42 上型
50 組み立て台
52,54,56,58 位置決め材
C 中子

Claims (1)

  1. インジェクタ挿入部付きの吸気ポートと、前記吸気ポートに連通する燃焼室と、前記吸気ポートの壁面を覆うウォータージャケットと、を備えるエンジンのシリンダヘッドの鋳造時に使用される中子の金型への組み付け方法であって、
    前記中子は、前記燃焼室を形成するための燃焼室部を備える燃焼室用中子であって前記金型と結合可能に構成された燃焼室用中子と、前記壁面に対応した内壁を備えるウォータージャケット用中子と、前記吸気ポートを形成するためのポート本体部および前記ポート本体部の側面に凸状に設けられて前記インジェクタ挿入部を形成するためのインジェクタ部を備える吸気ポート用中子と、前記吸気ポート用中子を前記金型に組み付けるための巾木であって前記ポート本体部の長手方向の一端および前記金型と結合可能に構成された巾木と、を備え、
    前記吸気ポート用中子を前記燃焼室用中子と結合すると共に、前記巾木と結合させる前記ポート本体部の巾木結合端から前記ウォータージャケット用中子に挿入して前記ポート本体部のうちの前記インジェクタ部よりも前記巾木結合端に近い部分を少なくとも前記内壁の内側に通してから前記巾木と前記巾木結合端を結合することで前記中子の構成要素を組み立てて一体化し、一体化した中子のうちの前記燃焼室用中子と前記巾木に相当する部分を前記金型と結合することを特徴とする中子の組み付け方法。
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