JP2017147755A - 通信システムにおけるハンドオーバー要求の取り扱い - Google Patents

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Abstract

【課題】通信システムにおけるハンドオーバー要求の取り扱いを改善する。
【解決手段】回路交換(CS)ベアラ予約は成功であるが、移動交換センター(MSC)サーバーにより行われるパケット交換(PS)からCSへのボイスメディアスイッチングが失敗となる状態が生じ得る。ある実施形態は、そのような状態から回復するためのシステム、装置及び方法を提供する。例えば、方法は、ユーザ装置のセッション転送を開始するためのネットワークエレメントからの要求に応答してユーザ装置のセッション転送が可能であるかどうか決定し、及びセッション転送が可能でないと決定されたときに、転送が可能でないとの一般的指示又は特定の指示を要求側ネットワークエレメントに報告することを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信システムにおけるハンドオーバー要求の取り扱いに関する。
単一無線ボイスコール継続手順の間に、回路交換(circuit switched, CS)ベアラ予約は成功であるが、移動交換センター(mobile switching center, MSC)サーバーにより行われるパケット交換(packet switched, PS)からCSへのボイスメディアスイッチングが失敗となる状態が生じ得る。
図1は、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(evolved universal terrestrial radio access network, E−UTRAN)から、デュアル転送モード(dual transfer mode, DTM)サポートのない移動通信用グローバルシステム(GSM)edge無線アクセスネットワーク(global system for mobile communications (GSM) edge radio access network, GERAN)への全体的な単一無線ボイスコール継続(single radio voice call continuity, SRVCC)手順を示している。この手順の説明は、参考としてここにそのまま援用するTS23.216v11.2.0に見られる。
図1に示すように、S1において、測定レポート(measurement reports)がユーザ装置(UE)からソースE−UTRANへ送信される。次いで、S2において、ソースE−UTRANは、ハンドオーバー(HO)の判断を行う。S3において、E−UTRANは、ハンドオーバーが要求されたことを指示するメッセージをソース移動管理エンティティ(mobility management entity, MME)へ送信する。S4において、ソース移動管理エンティティは、ベアラ分割を遂行する。次いで、S5において、ソース移動管理エンティティは、パケット交換(PS)から回路交換(CS)が要求されることを指示するメッセージを移動交換センター(MSC)サーバー/移動ゲートウェイ(MGW)へ送信する。移動交換センターサーバー/MGWは、S6において、ハンドオーバーの準備が要求されることを指示するメッセージをターゲット移動交換センターへ送信する。S7において、ターゲット移動交換センター及びターゲットベースステーションサーバー(BSS)がハンドオーバー要求及び確認(ACK)を交換する。
次いで、S8において、移動交換センターサーバー/MGWは、ターゲット移動交換サンターからのハンドオーバー準備に関する応答を受け取る。S9において、移動交換センターサーバー/MGWは、ターゲット移動交換センターとの回路を確立する。次いで、S10において、インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)との通信によってセッション転送が開始される。S11において、IPマルチメディアサブシステムは、セッション転送を行い、そしてリモートエンドを更新する。次いで、S12において、IPマルチメディアサブシステムは、IPマルチメディアサブシステムのアクセスレッグを解除する。
一方、S13において、移動交換センターサーバー/MGWは、パケット交換から回路交換の応答をソース移動管理エンティティへ送信し、該エンティティは、次いで、S14において、ソースE−UTRANへハンドオーバーコマンドを送信する。S15において、ソースE−UTRANは、E−UTRANからハンドオーバーするためのコマンドをユーザ装置へ送信する。次いで、S16において、ユーザ装置は、GERANに同調する。これに続いて、S16におけるハンドオーバー検出、E−UTRAN側の停止(S18、S18a、S18b)、ハンドオーバー完了(S19)、そして種々の解除、更新、及び再割り当てステップ(S20−S24)がある。
従来、S10の結果は、S13に何ら影響しない。回路交換無線ベアラ予約がS8において成功となるや否や、MSSは、S13においてPSからCSの応答を返送する。これは、S16において、長期進化(LTE)から回路交換へ無線ハンドオーバー手順をトリガーする。
S10及び/又はS11においてIPマルチメディアサブシステムのセッション転送手順が失敗となる理由は、幾つかある。1つの理由は、ホーム加入者サーバー(HSS)が移動管理エンティティにおけるSR−VCC(STN−SR)のセッション転送番号の更新に失敗することであり、或いは他の理由としては、移動管理エンティティにおける単一無線ボイスコール継続性のセッション転送番号が誤っていることである。eSRVCCを伴うR10において、単一無線ボイスコール継続性のセッション転送番号は、セッションの支えとなるアクセス転送コントロールファンクション(ATCF)を指す(サービング公衆地上移動ネットワーク(PLMN)において)。HSSは、単一無線ボイスコール継続性のセッション転送番号がアクセス転送コントロールファンクションを指すように移動管理エンティティを更新する。アクセス転送コントロールファンクションが変更され、例えば、ユーザ装置が新たな公衆地上移動ネットワークへローミングする場合には、HSSは、従来、単一無線ボイスコール継続性の新たなセッション転送番号で現在移動管理エンティティを更新する必要がある。移動管理エンティティへのHSS更新が失敗となる理由は、シグナリングリンクの混雑、悪いネットワーク構成、等の過渡的なネットワーク問題を含む。
図2は、アクセス転送コントロールファンクションを使用したeSRVCCのセッションイニシエーションプロトコル(SIP)レベル態様を示す。図2に示すように、メディア経路が設定された後、S1において、ユーザ装置と、無線アクセスネットワーク(RAN)と、MME/SGSNと、3GPP TS23.216(参考としてここにそのまま援用される)に規定された移動交換センターとの間に相互作用がある間に、セッションイニシエーションプロトコルINVITE(S2)がアクセス転送コントロールファンクションへ送信される。アクセス転送コントロールファンクションは、コンフィギュレーションメッセージをアクセス転送ゲートウェイ(ATGW)へ送信し(S3)、そしてメッセージの確認を受信する(S4)。アクセス転送コントロールファンクションは、セッションイニシエーションプロトコルINVITEへ応答を送信する(S5)。その後、新たなメディア経路が設定される。次いで、アクセス転送コントロールファンクションは、アクセス転送更新メッセージをサービス集中及び継続アプリケーションサーバー(SCC−AS)/サービングコールセッションコントロールファンクション(S−CSCF)へ送信し(S6)、そしてセッション状態情報(SSI)を含む応答を受信する(S7)。次いで、アクセス転送コントロールファンクションは、SSIを移動交換センターサーバーへ送信する(S8)。
単一無線ボイスコール継続性のセッション転送番号の更新に失敗した場合には、単一無線ボイスコール継続性がもはや働かなくてもよいし働いてもよい。移動管理エンティティに記憶された単一無線ボイスコール継続性のセッション転送番号がサービス集中及び継続アプリケーションサーバー(SCC−AS)(ホームPLMN(H−PLMN)における)を指すものである場合には、単一無線ボイスコール継続性は、eSRVCC機能をもたずに、R8/9について定義されたように働き続ける。アクセス転送コントロールファンクションを指す単一無線ボイスコール継続性のセッション転送番号が以前の/古い訪問先ネットワークからのものである場合には、単一無線ボイスコール継続性もeSRVCCも働かない。単一無線ボイスコール継続性もeSRVCCも働かない理由は、MSSからのINVITE(S2)が、そのようなシナリオでは、ユーザのための契約情報をもたないアクセス転送コントロールファンクションに向かって送信されるからである。その最終結果として、ユーザ装置は、MSSにおいて回路交換側へハンドオーバーされるが、INVITE(S2)により開始されたIPマルチメディアサブシステムから回路交換ドメインへのアクセス転送は成功しない。MSSは、従来、この点において回路交換コールを解除するだけであり、ユーザ装置は、LTEへ戻る。この種の実現不能な単一無線ボイスコール継続性は、このユーザ装置に対して生じ続ける。というのは、単一無線ボイスコール継続性のセッション転送が無効であるとのアイデアを移動管理エンティティがもたないからである。
従って、従来は、この状態を取り扱うための手段がない。
本発明の第1の態様によれば、ハンドオーバー要求を取り扱う方法において、
ハンドオーバー要求を受け取り、
ハンドオーバーを開始し、
転送失敗の通知を受け取り、及び
転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、ハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を伝送する、
ことを含む方法が提供される。
本発明の第2の態様によれば、ハンドオーバーを要求する方法において、
開始すべきハンドオーバーの要求を伝送し、
ハンドオーバー要求に対してハンドオーバーの失敗を指示する応答を受け取る、
ことを含み、その応答は、転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、伝送される、方法が提供される。
好ましくは、ハンドオーバー要求は、移動管理エンティティにより送られる。移動管理エンティティは、例えば、LTEネットワークでは、MMEである。これは、SGSNでもよい。又、これは、MMEファンクション及びSGSNファンクションの両方を含むエンティティでもよい。移動管理エンティティは、ハンドオーバーを開始する。移動管理エンティティは、コアネットワークへ転送要求を伝送することによりこれを行う。コアネットワークは、コアネットワークサブシステムである。コアネットワークは、メディア配信エンティティである。メディア配信エンティティは、コール及び/又はマルチメディアのようなボイスメディアを配信することができる。それは、IPマルチメディアサブシステムのようなコールコントロールプラットホームでもよい。
好ましくは、ハンドオーバー要求は、スイッチングエンティティにより受け取られる。スイッチングエンティティは、移動交換センター、例えば、MSSのような移動交換センターサーバーである。これは、移動ゲートウェイである。これは、スイッチングファンクション及びゲートウェイファンクションの両方を含むエンティティである。
好ましくは、転送失敗の通知は、コアネットワークにより送られる。その通知は、スイッチングエンティティに受け取られる。
好ましくは、応答は、スイッチングエンティティにより伝送される。その応答は、移動管理エンティティへ送られる。
好ましくは、転送失敗は、セッションのハンドオーバーの失敗である。セッションは、メディアセッションである。それは、ボイスメディアセッションである。それは、マルチメディアセッションである。それは、ある無線アクセステクノロジータイプから別の無線アクセステクノロジータイプへハンドオーバーされる。それは、ある無線リソースタイプに基づいて行われるセッションを別の無線リソースタイプへハンドオーバーする。例えば、それは、パケット交換セッションであるセッションを回路交換セッションであるセッションへハンドオーバーすることを含む。
要求は、無線リソース予約に対するものである。要求は、回路交換無線リソース予約に対するものでもよい。又、SRVCCに対するものでもよい。
セッションは、第1ユーザターミナルと第2ユーザターミナルとの間で行われる。
ハンドオーバーは、ユーザエンティティの1つがソースRANではなくターゲット無線アクセスネットワーク(RAN)によるサービスを受けねばならないことを指示する測定レポートによりトリガーされる。ハンドオーバーの必要性は、ソースRANにおいて決定される。ソースRANは、移動管理エンティティへのハンドオーバーの必要性を指示する。これは、ソース移動管理エンティティであると考えられる。ソース移動管理エンティティは、ソーススイッチングエンティティへのハンドオーバーの必要性を指示する。これは、MSCサーバー及び/又はメディアゲートウェイである。ソーススイッチングエンティティは、スイッチングエンティティにハンドオーバー要求を伝送する。これは、ターゲットスイッチングエンティティと考えられる。このハンドオーバー要求を受け取るのに続いて、例えば、ターゲットスイッチングエンティティとターゲットRANとの間で無線アクセスネットワークとのベアラレベルハンドオーバーを開始する。ハンドオーバーの開始は、ターゲットRANとのベアラレベルハンドオーバーの確立に続く。本発明のある実施形態では、ソースRANからターゲットRANへのハンドオーバーは、ソースRATからターゲットRATへのハンドオーバーも意味する。
このように、本発明によれば、ハンドオーバーは、2つの態様を有することが考えられる。第1の態様では、ハンドオーバーが無線リソースレベルで生じ、そして第2の態様では、セッションが転送される。
ハンドオーバー要求に対する応答の伝送が、転送失敗の通知を受け取った後に行われるケースでは、ハンドオーバー要求に対する応答は、転送を実行できないことを示す否定応答(negative response)である。この否定応答は、スイッチングエンティティにより伝送される。これは、移動管理エンティティへ送られる。この否定応答は、拒絶の原因を含む。拒絶の原因は、セッション転送レッグ確立エラー(Session Transfer leg establishment error)である。
否定応答に続いて、転送失敗メッセージが送られる。これは、移動管理エンティティにより送られる。これは、アクセスネットワークのネットワークエレメントへ送られる。これは、ハンドオーバーを行う手順をスタートしたネットワークエレメントへ送られる。
拒絶の原因を送るのに続いて、ターゲットRATをクリアするオペレーションが行われる。これは、予約されたリソースがもはや必要でないためにそれを解除することをターゲットRANに通知することを含む。
セッションに対してセッションハンドオーバーが使用できないとの通知が生じることがある。この通知は、移動管理エンティティにより与えられる。これは、RANへ送られる。又、これは、ソースRANへ送られてもよい。
ハンドオーバー要求に対する応答の伝送が、転送失敗の通知を受け取る前に行われるケースでは、ハンドオーバー要求に対する応答は、ハンドオーバーを実行できることを示す肯定応答である。この肯定応答に続いて、ハンドオーバーコマンドメッセージが送信される。これは、移動管理エンティティにより送られる。これは、アクセスネットワークのネットワークエレメントによるサービスを受ける移動ターミナルのようなユーザ装置へ送られる。ネットワークエレメントは、ハンドオーバーを実行する手順をスタートする。ハンドオーバーコマンドメッセージは、別のRATテクノロジーを使用してユーザ装置を切り換えさせる。これは、回路交換RATである。
肯定メッセージは、首尾良い無線リソース予約を指示する。例えば、ターゲット無線リソースが首尾良く予約されたことを指示する。
転送失敗の通知を受け取るのに続いて、ハンドオーバー要求に対する付加的な応答が送られる。これは、転送を実行できないことを指示する否定応答である。否定応答は、実際に、応答メッセージを更新する更新メッセージであると考えられる。
拒絶の原因を受け取るのに続いて、コール解除インストラクションが与えられる。これは、スイッチングエンティティによって与えられる。これは、予約された無線接続及び/又は無線リソース、例えば、RAN及びユーザ装置を無線レベルで接続するものをRANが解除するように命令する。そのインストラクションは、スイッチングエンティティにより与えられる。それは、RANへ送られる。これは、転送完了メッセージが送られた後に行われる。
それ故、ハンドオーバーの要求に対する応答の伝送が、転送失敗の通知を受け取る前に行われるケースでは、肯定応答及び否定応答の両方が送られることが理解されよう。否定応答は、肯定応答により誤って指示された状態を正しく識別することができる。否定応答は、エラーの原因を含むハンドオーバー完了メッセージである。
否定応答は、スイッチングエンティティによって送られる。これは、移動管理エンティティへ送られる。否定応答は、拒絶の原因を含む。拒絶の原因は、セッション転送レッグ確立エラーである。
転送失敗の通知は、セッション転送手順の間に受け取られる。失敗は、無効のSTN−SR、一時的失敗、又は別の問題によるものである。無効のSTN−SRは、永久的エラーの一例である。これは、404ユーザ見つからずの指示によって示される。
いずれの場合にも、ハンドオーバー要求に対する応答は、転送失敗の通知が受け取られる前、又は転送失敗の通知が受け取られた後のいずれかに送られるが、特定の場合には、ハンドオーバーを開始するメッセージの送信に続いて、ハンドオーバー要求に対する応答の伝送が転送失敗の通知を受け取る前後の両方に行われる可能性もある。この可能性は、実際に行われるシーケンスに基づいて、ハンドオーバー要求に対する応答が最初に送られるか、又は転送失敗の通知が最初に送られるときに、実現される。
否定応答に続いて、更なるハンドオーバーの試みを防止する1つ又は多数のステップがとられる。これは、特定のセッションに対する更なるハンドオーバーの試みを防止する。これは、特定のユーザ装置に対する更なるハンドオーバーの試みを防止する。又、これは、移動管理エンティティにおいて削除されるパラメータ又は値を含む。1つの実施形態において、これは、セッション転送番号である。これは、単一無線ボイスコール継続性に対して移動管理エンティティに記憶されている。他のセッションに対して更なるハンドオーバーの試みを防止することができる。これは、例えば、加入者データベースのような別のエンティティによって更新されるべきセッション転送番号に対して、失敗を生じた問題を解決するための矯正的アクションを取るまで適用される。そのアクションは、セッション転送動作の考えられる値を“NO”にセットすることを含む。その設定は、移動管理エンティティにおいて行われる。それとは別に又はそれに加えて、その設定は、RANエンティティにおいて行われてもよい。
1つの実施形態において、転送失敗メッセージは、セッションに対する特定のハンドオーバータイプが可能でないことを示す情報エレメントを含む。この情報エレメントは、移動管理エンティティによりセットされる。これは、セッションのハンドオーバーが再びトリガーしないことを保証するためにRANエンティティに与えられる。別の可能性として、移動管理エンティティは、転送失敗メッセージを伝送した直後にコンテキスト変更要求メッセージをRANエンティティへ伝送して、特定のハンドオーバータイプが可能でないことを更新する。
本発明の第3の態様によれば、
ハンドオーバー要求を受け取る受信器と、
ハンドオーバーを開始するプロセッサと、
を備え、前記受信器は、転送失敗の通知を受け取り、更に、
転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、ハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を伝送する送信器を備えた、ハンドオーバー取り扱いネットワークエンティティが提供される。
本発明の第4の態様によれば、
開始すべきハンドオーバーの要求を伝送する送信器と、
そのハンドオーバー要求に対してハンドオーバーの失敗を指示する応答を受け取る受信器と、
を備え、前記応答は、転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、伝送される、ハンドオーバー要求ネットワークエンティティが提供される。
本発明の第5の態様によれば、ハンドオーバー要求ネットワークエンティティ及びハンドオーバー取り扱いネットワークエンティティを備えたシステムにおいて、そのハンドオーバー要求ネットワークエンティティは、
開始すべきハンドオーバーの要求を伝送する送信器と、
そのハンドオーバー要求に対してハンドオーバーの失敗を指示する応答を受け取る受信器と、
を備え、前記応答は、転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、伝送されるものであり、更に、そのハンドオーバー取り扱いネットワークエンティティは、
ハンドオーバー要求を受け取る受信器と、
ハンドオーバーを開始するプロセッサと、
を備え、前記受信器は、転送失敗の通知を受け取り、更に、
転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、ハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を伝送する送信器を備えた、システムが提供される。
本発明の第6の態様によれば、ハンドオーバー要求を取り扱う方法において、
ハンドオーバー要求を受け取り、
ハンドオーバーを開始し、
転送失敗の通知を受け取り、及び
転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、ハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を伝送する、
ことを含む方法が提供される。
本発明の第7の態様によれば、ハンドオーバー要求を取り扱うインストラクションをプロセッサが実行するのをコントロールするように構成されたコンピュータプログラム製品において、
ハンドオーバー要求を受け取り、
ハンドオーバーを開始し、
転送失敗の通知を受け取り、及び
転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、ハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を伝送する、
ことを含むコンピュータプログラム製品が提供される。
本発明の第8の態様によれば、ハンドオーバーを要求するインストラクションをプロセッサが実行するのをコントロールするように構成されたコンピュータプログラム製品において、
開始すべきハンドオーバーの要求を伝送し、
そのハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を受け取り、前記応答は、転送失敗の通知が受け取られる前及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に伝送される、コンピュータプログラム製品が提供される。
好ましくは、コンピュータプログラム製品は、非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体において実施される。
本発明を適切に理解するため、添付図面を参照して、本発明を以下に詳細に説明する。
E−UTRANから、DTMサポートのないGERANへの全体的な単一無線ボイスコール継続手順を示す。 アクセス転送コントロールファンクションを使用するeSRVCCのセッションイニシエーションプロトコルレベル態様を示す。 単一無線ボイスコール継続性回復方法の一実施形態を示す。 単一無線ボイスコール継続性回復方法の別の実施形態を示す。 パケット交換から回路交換へのハンドオーバーの要求に応答する前にセッション転送レッグ確立エラーから回復する一実施形態を示す。 パケット交換から回路交換へのハンドオーバーの要求に応答した後にセッション転送レッグ確立エラーから回復する一実施形態を示す。 ある実施形態による方法を示す。 ある実施形態による別の方法を示す。 ある実施形態による更に別の方法を示す。 ある実施形態によるシステムを示す。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)リリース8は、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)/高速パケットアクセス(HSPA)からユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)/移動通信用グローバルシステム(GSM)edge無線アクセスネットワークへの方向に単一無線ボイスコール継続性(SRVCC)をサポートする。単一無線ボイスコール継続性をサポートするには、ターゲット無線アクセステクノロジー(RAT)での回路交換(CS)ベアラ予約と、インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)により遂行されるパケット交換(PS)から回路交換へのボイスメディアスイッチングとが要求される。このファンクションは、参考としてここにそのまま援用される3GPP TS23.216に記載されている。
3GPPリリース10における改善型SRVCC(eSRVCC)は、E−UTRAN/HSPAからUTRAN/GERANへのアクセス転送中に最適な遅延を許す。eSRVCCのために、アクセス転送コントロールファンクション(ATCF)と称される機能的エンティティが生成されている。アクセス転送コントロールファンクションの機能は、参考としてここにそのまま援用される3GPP TS23.237に記載されている。
回路交換ベアラ予約は成功であるが、移動交換センターサーバーにより行われるパケット交換から回路交換へのボイスメディアスイッチングが失敗となるシナリオが生じ得る。ある実施形態は、そのようなシナリオから回復するシステム、装置及び方法を提供する。移動交換センターサーバーにより行われるパケット交換から回路交換へのボイスメディアスイッチングは、セッション転送要求の伝送を指し、例えば、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)INVITEメッセージの伝送を指す。回復方法は、以下で検討するように、移動交換センターサーバー(MSS)/移動管理エンティティ(MME)及び進化型ノードB(eNb)システム間での付加的な情報交換を含む。従って、ある実施形態は、移動管理エンティティが単一無線ボイスコール継続性を検出し(例えば、O&M)、そしてそれがこの状態において再発生するのを防止するための手段を提供する。
図3は、単一無線ボイスコール継続性回復方法の第1の代替的実施形態を示す。この実施形態において、システム及びプロトコルは、MSSが図1のS10に対する応答(例えば、1xx又は2xx応答)としてIPマルチメディアサブシステムから肯定指示を得ない限り、MSSが図1のS13において肯定のPS−CS応答を返送しないことを保証する。MSSが、ユーザ装置にサービスしないアクセス転送コントロールファンクションへINVITE(図1のS10)を伝送する場合には、このアクセス転送コントロールファンクションは、MSSへの応答において否定指示を返送する(図3のS10a)。この否定指示は、例えば、404ユーザ見つからず又は他の何らかのエラー指示である。
ユーザが未知であるケースに加えて、IMSのATCF/SCC−ASがなぜINVITEを拒絶するかについて他にも理由がある。例えば、ユーザは既知であるが、ユーザのための転送可能なセッションがない。このケースでは、MSSが、例えば、ユーザが未知であるケースと、ユーザは既知であるがユーザに関連した転送可能なセッションがないケースとを区別できるようにするために、異なる応答コードが使用される。この後者のシナリオは、競争条件のために生じる。例えば、SRVCC US/MMEがSRVCC手順をスタートするが、同時にリモートUE(例えば、図2のUE−2)がセッションを解除する。この状態は、例えば、480コードのようなコードにより指示される。
MSSがアクセス転送コントロールファンクションから否定応答を得る場合には、それは、移動管理エンティティへの「SRVCC PS−CS応答」に「SRVCC拒絶原因」を含む(図3のS10b)。拒絶原因は、移動管理エンティティに、この失敗は、「無効STN−SR」によって生じたものであり、他の何らかの理由、例えば、アクセス転送コントロールファンクションに到達できないこと、又はユーザは既知であるが転送可能なセッションがないケース、によって生じたものではないことを指示する。
移動管理エンティティは、この拒絶原因を得ると、eNbとのパケット交換−回路交換HO手順をキャンセルし、そしてeNBに、このセッションに対して単一無線ボイスコール継続性を遂行すべきでないことを指示する(図3のS10c)。又、移動管理エンティティは、単一無線ボイスコール継続性のための記憶されたセッション転送番号を削除することもできる。従って、移動管理エンティティは、単一無線ボイスコール継続性のためのセッション転送番号がHSSにより更新されるまで、新たな進化型パケットシステム(EPS)セッションに対する将来の単一無線ボイスコール継続性呼び出しを防止する。又、移動管理エンティティは、問題解決を容易にするために単一無線ボイスコール継続性欠陥の原因を指示する内部アラームログを発生することもできる。更に、移動管理エンティティは、HSSに問合わせすることにより単一無線ボイスコール継続性のための記憶されたセッション転送番号をリフレッシュするよう試みる。
各単一無線ボイスコール継続性ハンドオーバーは、MSSがIPマルチメディアサブシステム応答(図3のS10a)を待機する間に、それが、例えば、1xxであるか又は404/否定応答であるか決定するためにある程度の遅延を有し、その後、移動管理エンティティへの回路交換ベアラHO応答を再開することができる(図3のS10b)。エラー状態が稀に生じるだけである場合には、これは、エラー検出と遅延との間の著しいトレードオフを招く。しかしながら、このトレードオフは、減少することができる。
図4は、単一無線ボイスコール継続性回復方法の別の代替的実施形態を示す。この実施形態は、シリアル化を回避でき、即ち図3に示した実施形態で行われたように1つのステップが実行された後に別のステップが実行されることを回避できる。
図4に示すように、移動管理エンティティは、IPマルチメディアサブシステム応答(図3のS10a)がまだ到着しないときでも肯定応答(図3のS10bに対応するS10b)を伝送することができる。これは、ユーザ装置が、IPマルチメディアサブシステムの応答を待機せずに回路交換側へハンドオーバーするようにさせる。それ以外の振る舞いは、図3を参照して述べた通りである。
MSSがSRVCC PS−CS応答で移動管理エンティティに応答した後にMSSが(図4のS10aにおいて)IPマルチメディアサブシステムから404/否定応答を得ると、MSSは、SRVCC PS−CS完了通知に「無効STN−SR」のエラー原因を含ませる(図4のS10x)。ユーザ装置は、S10aの遅い到着(図4では、図3に比して比較的遅い)のために回路交換側へハンドオーバーするが、SRVCC PS−CS完了通知における指示は、ユーザ装置がLTEへ戻るときに移動管理エンティティが更に別の単一無線ボイスコール継続性の呼び出しを回避するのを許すことができる。
従って、ある実施形態では、なぜ単一無線ボイスコール継続性が失敗となったかの明確な指示を移動管理エンティティに与えることができる。その結果、システムの動作が更に予想可能となり、同じ理由で繰り返される失敗を回避又は防止することができる。同様に、フォールバック手順も、もし適切であれば、更に追求することができる。フォールバック手順の一例は、ボイスのための回路交換フォールバック(CSFB)である。
前記実施形態は、IPマルチメディアサブシステムのセッション転送失敗の原因を示すために「不良STN−SR」を使用例として提示した。IPマルチメディアサブシステムのセッション転送は、他の理由でも失敗となる。従って、他の実施形態では、失敗の原因に関する付加的な指示を与えるか、又はより一般的な失敗の指示を与えることができる。例えば、MSSにより移動管理エンティティに指示される原因値(図3及び4のS10b及びS10x)は、「セッション転送レッグ確立エラー」のような一般的な仕方で形成される。
移動管理エンティティと、図3に示したソースeNbとの間の相互作用は、種々の方法をもつことができる。1つの変形例として、ハンドオーバー失敗は、単一無線ボイスコール継続性が「可能でない」ことを指示するSRVCC動作可能情報エレメント(IE)を含む。このIEは、移動管理エンティティによりセットされる。eNbは、この新たな指示を使用して、このコールに対する単一無線ボイスコール継続性が再びトリガーしないことを保証する。別の可能性として、移動管理エンティティは、単一無線ボイスコール継続性の動作可能性情報エレメントを「可能でない」へ更新するためのハンドオーバー失敗メッセージを伝送した直後にUEコンテキスト変更要求メッセージをeNbへ伝送することができる。
図5及び6は、移動交換センターが一般的なエラーコード「セッション転送レッグ確立エラー」をどのように使用し、及び移動管理エンティティが“NO”にセットされたSRVCC動作可能性IEをハンドオーバー失敗メッセージにどのように含ませるかを示す。
より詳細には、図5は、パケット交換から回路交換へのハンドオーバー要求に応答する前にセッション転送レッグ確立エラーから回復する実施形態を示す。図5に示すように、SRVCC手順は、ソースE−UTRANによってスタートされ、そしてMMEは、PS−CS要求をMSCサーバーへ伝送する。MSCサーバーは、ターゲットCS無線アクセステクノロジー(RAT)からリソースを要求する。S10は、図3と同様に、INVITEを伴うセッション転送メッセージを与えるように遂行される。次いで、S10dにおいて(図3のS10と同様に)、失敗を、このケースでは一般的な失敗メッセージで報告することができる。S10eにおいて(図3のS10bと同様に)、この失敗は、ソースMMEへ報告される。次いで、MSCサーバーは、ターゲットCS無線アクセステクノロジーをクリアすることができる。S10fにおいて(図3のS10cと同様に)、ソースMMEは、ハンドオーバー準備失敗を一般的な失敗メッセージでソースE−UTRANへ信号する。次いで、ソースE−UTRANは、このセッションに対して単一無線ボイスコール継続性手順がないことを決定する。その間に、ソースMMEは、記憶されたSTN−SRをクリアし、そしてSRVCC動作可能性を“NO”にセットする。これらの設定の一方又は両方が現在セッションに関して適用される。本発明の1つの実施形態において、クリアされたSTN−SR及び/又は“NO”設定は、特定のユーザ装置のその後の新たなセッションにも適用される。これは、MMEのローカルユーザ契約プロフィールに新たな値を記憶することにより行われる。
図6は、パケット交換から回路交換へのハンドオーバー要求に応答した後にセッション転送レッグ確立エラーから回復する実施形態を示す。図6に示すように、単一無線ボイスコール継続性手順は、図5に示すように開始され、そしてS10は、図5と同様である。しかしながら、IMSが応答するのを待機せずに、MSCサーバーは、S10bにおいて、肯定応答をソースMMEに与え、次いで、ソースMMEは、ハンドオーバーコマンドをUEに与えて、UEを回路交換無線アクセス技術へスイッチさせる。
そうする間に、S10dにおいて、IMSは、失敗を一般的な用語でMSCサーバーへ報告する。次いで、MSCサーバーは、S10yにおいて、一般的エラーを示すPS−CS完了メッセージをソースMMEに与える。次いで、MSCサーバーは、コールを解除する。その間に、ソースMMEは、記憶されたSTN−SRをクリアし、SRVCC動作可能性を“NO”にセットする。上述したように、これらの設定の一方又は両方を現在セッションに関して適用することもできるし、又は特定のユーザ装置のその後の新たなセッションに関して適用することもできる。
図2から6は、方法として示されているが、それらの図は、ネットワークエンティティとユーザ装置との間の相互接続を示し、従って、ユーザ装置エンティティ、RANエンティティ、移動管理エンティティ、スイッチングエンティティ、及びコアネットワークエンティティ(IMS)を備えたシステムを表わすと考えられることが理解されよう。
図7は、ある実施形態による方法を示す。図7に示すように、710において、装置又はサブシステム(IMSのような)は、ユーザ装置のセッション転送を開始するためにネットワークエレメント(MSCサーバーのような)からの要求(705で受け取った)に応答してユーザ装置のセッション転送が可能であるかどうか決定することができる。この方法は、720において、セッション転送が可能でないと決定されたときに、転送が可能でないことを、一般的指示(724)又は特定指示(722)のいずれかを使用して、要求側ネットワークエレメントに報告することも含む。
上述した方法の実施形態に関連して、セッションのハンドオーバーが失敗となった場合に、セッションは、ソースRATをサポートできると仮定すれば、ソースRATにおいて実行され続けることが理解される。より詳細には、これは、MSSが、それが予約/設定したCS無線リソースを解除し、そしてユーザ装置がPS RATを使用し続けるか又はそこに戻ることを意味する。
図8は、ある実施形態による別の方法を示す。図8に示すように、方法(例えば、MSSにより遂行される)は、810において、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムからユーザ装置のセッション転送を要求することを含む。又、この方法は、820において、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムからセッション転送が可能であるとの肯定又は否定確認を待機することも含む。又、この方法は、825において、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムから実際の応答を待機する間に肯定応答をソース移動管理エンティティへ報告することも含む。更に、この方法は、否定確認が受け取られたときに転送が可能でないとの一般的指示又は特定の指示のいずれかを移動管理エンティティへ報告することも含む(830又は835)。より詳細には、ハンドオーバーが進行しなかった場合には、報告は、830において、否定のPS−CS応答を報告することを含む。それとは別に、ハンドオーバーが既に進行している場合には、報告は、835において、PS−CS完了を報告することを含む。
図9は、ある実施形態による更に別の方法を示す。図9に示すように、方法(例えば、MMEにより遂行される)は、905において、単一無線ボイスコール継続性が完了したか又はエラーのために開始できないとの指示を受け取ることを含む。又、この方法は、910において、単一無線ボイスコール継続性のための記憶されたセッション転送番号をクリアすることも含む。更に、この方法は、920において、エラーの指示と共にハンドオーバー準備失敗をソースE−UTRANへ報告することも含む。エラーは、905及び920において一般的に又は特別に識別される。又、この方法は、915において、SRVCC動作可能性を“NO”にセットすることも含む。
図10は、ある実施形態によるシステムを示す。規範的な実施形態において、システムは、3つの装置又はサブシステム、即ちMME1010、MSCサーバー1020、及びIMS1030を備えている。これら装置1010、1020及び1030の各々には、少なくとも1つのプロセッサ(各々1014、1024及び1034)、コンピュータプログラムインストラクション又はコードを含む少なくとも1つのメモリ(各々1015、1025及び1035)、トランシーバ(各々1016、1026及び1036)並びにアンテナ(各々1017、1027及び1037)が装備される。
各トランシーバ1016、1026及び/又は1036は、送信器、受信器、送信器・受信器の両方、又は送信及び受信の両方に構成されたユニットである。トランシーバ1016、1026及び/又は1036は、指向性アンテナ又はマイクロ波リンクを含む1つ以上の各アンテナ1017、1027及び/又は1037に結合される。MME1010、MSCサーバー1020及びIMS1030にアンテナを装備することは、要件ではない。むしろ、例えば、MME1010、MSCサーバー1020及びIMS1030は、全て、光ファイバネットワークのようなネットワークを経て有線通信のみを行うように構成されてもよい。
少なくとも1つのプロセッサ1014、1024、及び/又は1034の各々は、中央処理ユニット(CPU)又は特定用途向け集積回路(ASIC)のような計算又はデータ処理装置によって様々に実施される。少なくとも1つのプロセッサ1014、1024、及び/又は1034は、1つ又は複数のコントローラで具現化することもできる。
少なくとも1つのメモリ1015、1025及び/又は1035の各々は、非一時的なコンピュータ読み取り可能なメディアのような適当な記憶装置である。少なくとも1つのメモリ1015、1025及び/又は1035には、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)又はランダムアクセスメモリ(RAM)が使用される。少なくとも1つのメモリ1015、1025及び/又は1035は、それに対応する少なくとも1つのプロセッサ1014、1024、及び/又は1034と同じチップにあってもよいし、或いはそれに対応する少なくとも1つのプロセッサ1014、1024、及び/又は1034から分離されてもよい。
コンピュータプログラムインストラクションは、適当な形態のコンピュータプログラムコードである。例えば、コンピュータプログラムインストラクションは、コンパイル型又は解釈型のコンピュータプログラムである。
少なくとも1つのメモリ1015、1025及び/又は1035、並びにコンピュータプログラムインストラクションの各々は、それに対応する少なくとも1つのプロセッサ1014、1024、及び/又は1034と共に、ハードウェア装置(例えば、指向性無線イネーブル装置1010、又はレガシー装置1020及び/又は1030に、上述したプロセスのようなプロセスを遂行させるように構成される。
従って、ある実施形態では、非一時的なコンピュータ読み取り可能なメディアは、ハードウェアで実行されたときに、ここに述べるプロセスの1つのようなプロセスを遂行するコンピュータインストラクションでエンコードされる。或いは又、本発明のある実施形態は、完全にハードウェアで遂行されてもよい。
又、システムの装置は、付加的なコンポーネントも含む。例えば、MME1010、MSCサーバー1020、及びIMS1030の各々は、それに対応するプロセッサ1014、1024、及び/又は1034、並びにそれに対応するメモリ1015、1025及び/又は1035に作動的に接続されたユーザインターフェイスを含む。そのユーザインターフェイスは、液晶ディスプレイ(LCD)又は有機エレクトロルミネセントディスプレイ(OELD)、及びスピーカ又はオーディオ出力のようなディスプレイを含む。触覚フィードバックシステムのような触感出力も含まれる。ユーザインターフェイスは、ユーザ入力を受け取るためのタッチスクリーンを有する。又、ユーザ入力は、キーパッド、キーボード、マイクロホン、ジョイスティック、マウス、トラックボール、又は他の入力装置によっても与えられる。しかしながら、そのような付加的なコンポーネントを設けることは、要件ではない。例えば、MME1010、MSCサーバー1020、及びIMS1030の各々は、ラックマウントコンピュータとして具現化される。MME1010、MSCサーバー1020、及びIMS1030は、個別のボックスとして示されているが、それら装置は、あるケースでは、同じ物理的エンクロージャー内に配置されてもよい。
当業者であれば、上述した本発明は、異なる順序のステップ、及び/又はここに開示したものとは異なる構成のハードウェアエレメントでも実施できることが理解されよう。それ故、本発明は、これらの好ましい実施形態に基づいて説明されたが、当業者であれば、本発明の精神及び範囲内に留まりつつも、変更や修正や代替構造が明らかであろう。
ある実施形態によれば、方法(IMS)は、ユーザ装置のセッション転送を開始するためのネットワークエレメントからの要求に応答してユーザ装置のセッション転送が可能であるかどうか決定することを含む。又、この方法は、セッション転送が可能でないと決定されたときに、転送が可能でないとの一般的指示又は特定の指示を要求側ネットワークエレメントに報告することも含む。
ある実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えている。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、ユーザ装置のセッション転送を開始するためのネットワークエレメントからの要求に応答してユーザ装置のセッション転送が可能であるかどうか決定するようにさせるよう構成される。又、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、セッション転送が可能でないと決定されたときに、転送が可能でないとの一般的指示又は特定の指示を要求側ネットワークエレメントに報告するようにさせるようにも構成される。
ある実施形態によれば、装置は、ユーザ装置のセッション転送を開始するためのネットワークエレメントからの要求に応答してユーザ装置のセッション転送が可能であるかどうか決定するための決定手段を備えている。又、装置は、セッション転送が可能でないと決定されたときに、転送が可能でないとの一般的指示又は特定の指示を要求側ネットワークエレメントに報告するための報告手段も備えている。
コンピュータ読み取り可能なメディア(非一時的メディアのような)は、ある実施形態では、ハードウェアで実行されたときにプロセスを遂行するインストラクションでエンコードされる。プロセスは、ユーザ装置のセッション転送を開始するためのネットワークエレメントからの要求に応答してユーザ装置のセッション転送が可能であるかどうか決定することを含む。又、プロセスは、セッション転送が可能でないと決定されたときに、転送が可能でないとの一般的指示又は特定の指示を要求側ネットワークエレメントに報告することも含む。
ある実施形態によれば、方法は、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムからユーザ装置のセッション転送を要求し、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムからセッション転送が可能であるとの肯定又は否定確認を待機し、否定確認が受け取られたときに転送が可能でないとの一般的指示又は特定の指示を移動管理エンティティへ報告することを含む。又、この方法は、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムから実際の応答を待機する間にソース移動管理エンティティに肯定応答を報告することも含む。その報告は、否定のPS−CS応答を報告することも含む。或いは又、報告は、PS−CS完了を報告することを含んでもよい。
ある実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えている。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムからユーザ装置のセッション転送を要求するようにさせるよう構成される。又、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムからセッション転送が可能であるとの肯定又は否定確認を待機するようにさせるよう構成される。更に、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、否定確認が受け取られたときに転送が可能でないとの一般的指示又は特定の指示を移動管理エンティティへ報告するようにさせるよう構成される。又、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムから実際の応答を待機する間にソース移動管理エンティティに肯定応答を報告するようにさせるよう構成される。その報告は、否定のPS−CS応答を報告することも含む。或いは又、報告は、PS−CS完了を報告することを含んでもよい。
ある実施形態によれば、装置は、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムからユーザ装置のセッション転送を要求するための要求手段を備えている。又、装置は、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムからセッション転送が可能であるとの肯定又は否定確認を待機するための待機手段も備えている。更に、装置は、否定確認が受け取られたときに転送が可能でないとの一般的指示又は特定の指示を移動管理エンティティへ報告するための報告手段も備えている。この報告手段は、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムから実際の応答を待機する間にソース移動管理エンティティに肯定応答を報告する。その報告は、否定のPS−CS応答を報告することを含む。或いは又、報告は、PS−CS完了を報告することを含んでもよい。
コンピュータ読み取り可能なメディア(非一時的メディアのような)は、ある実施形態では、ハードウェアで実行されたときにプロセスを遂行するインストラクションでエンコードされる。プロセスは、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムからユーザ装置のセッション転送を要求することを含む。又、プロセスは、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムからセッション転送が可能であるとの肯定又は否定確認を待機することも含む。更に、プロセスは、否定確認が受け取られたときに転送が可能でないとの一般的指示又は特定の指示を移動管理エンティティへ報告することも含む。又、プロセスは、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムから実際の応答を待機する間にソース移動管理エンティティに肯定応答を報告することも含む。その報告は、否定のPS−CS応答を報告することも含む。或いは又、報告は、PS−CS完了を報告することを含んでもよい。
ある実施形態によれば、方法は、単一無線ボイスコール継続性が完了であるか又はエラーのためにスタートできないとの指示を受け取ると、単一無線ボイスコール継続性のための記憶されたセッション転送番号をクリアすることを含む。又、この方法は、エラーの指示と共にハンドオーバー準備失敗をソースE−UTRANへ報告することも含む。エラーは、一般的に又は特別に識別することができる。又、この方法は、SRVCC動作可能性を“NO”にセットすることも含む。
ある実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えている。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、単一無線ボイスコール継続性が完了であるか又はエラーのためにスタートできないとの指示を受け取ると、単一無線ボイスコール継続性のための記憶されたセッション転送番号をクリアするようにさせるよう構成される。又、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、エラーの指示と共にハンドオーバー準備失敗をソースE−UTRANへ報告するようにさせるよう構成される。エラーは、一般的に又は特別に識別することができる。又、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、SRVCC動作可能性を“NO”にセットするようにさせるよう構成される。
ある実施形態によれば、装置は、単一無線ボイスコール継続性が完了であるか又はエラーのためにスタートできないとの指示を受け取ると、単一無線ボイスコール継続性のための記憶されたセッション転送番号をクリアするためのクリア手段を備えている。又、装置は、エラーの指示と共にハンドオーバー準備失敗をソースE−UTRANへ報告するための報告手段も備えている。エラーは、一般的に又は特別に識別することができる。又、この装置は、SRVCC動作可能性を“NO”にセットするためのセット手段も備えている。
コンピュータ読み取り可能なメディア(非一時的メディアのような)は、ある実施形態では、ハードウェアで実行されたときにプロセスを遂行するインストラクションでエンコードされる。プロセスは、単一無線ボイスコール継続性が完了であるか又はエラーのためにスタートできないとの指示を受け取ると、単一無線ボイスコール継続性のための記憶されたセッション転送番号をクリアすることを含む。又、このプロセスは、エラーの指示と共にハンドオーバー準備失敗をソースE−UTRANへ報告することも含む。エラーは、一般的に又は特別に識別することができる。又、このプロセスは、SRVCC動作可能性を“NO”にセットすることも含む。
1010:MME
1020:MSCサーバー
1030:IMS
1014、1024、1034:プロセッサ
1015、1025、1035:メモリ
1016、1026、1036:トランシーバ
1017、1027、1037:アンテナ

Claims (23)

  1. ハンドオーバー要求を取り扱う方法において、
    ハンドオーバー要求を受け取り、
    ハンドオーバーを開始し、
    転送失敗の通知を受け取り、及び
    転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、ハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を伝送する、
    ことを含む方法。
  2. ハンドオーバーを要求する方法において、
    開始すべきハンドオーバーの要求を伝送し、
    前記ハンドオーバー要求に対してハンドオーバーの失敗を指示する応答を受け取る、
    ことを含み、前記応答は、転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、伝送される、方法。
  3. 前記ハンドオーバー要求に対する応答は、否定応答である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記転送失敗は、セッションハンドオーバーの失敗である、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記要求は、1つの無線アクセステクノロジータイプから別の無線アクセステクノロジータイプへのセッションハンドオーバーに対するものである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記要求は、1つの無線リソースタイプから別の無線リソースタイプへのセッションハンドオーバーに対するものであり、これは、パケット交換セッションであるセッションを、回路交換セッションであるセッションへハンドオーバーすることを含む、請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記ハンドオーバーは、ハンドオーバーが無線リソースレベルで生じる第1の態様と、セッションを転送すべき第2の態様とを有する、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. ハンドオーバー要求に対する応答の伝送が、転送失敗通知を受け取る前に行われる場合には、ハンドオーバー要求に対する応答は、そのハンドオーバーを実行できることを指示する肯定応答である、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 転送失敗通知を受け取るのに続いて、ハンドオーバー要求に対する付加的な応答を伝送する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記付加的な応答は、転送を実行できないことを指示する否定応答である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記否定応答は、前記肯定応答により誤って指示された状態を正しく定義する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記否定応答は、拒絶原因を含む、請求項3から11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記否定応答に続いて、更なるハンドオーバーの試みを防止するために少なくとも1つのステップが実行される、請求項3から12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記否定応答に続いて、特定セッションに対する更なるハンドオーバーの試みを防止するために少なくとも1つのステップが実行される、請求項3から13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記否定応答に続いて、他のセッションに対する更なるハンドオーバーの試みを防止するために少なくとも1つのステップが実行される、請求項3から14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記更なるハンドオーバーの試みの防止は、失敗を生じた問題を解消するための矯正的アクションが実行されるまで適用される、請求項13から15のいずれかに記載の方法。
  17. 更なるハンドオーバーの試みを防止するために実行される前記少なくとも1つのステップは、記憶されたパラメータをクリアすること、及びセッション転送動作可能性の値を“NO”にセットすることの少なくとも一方である、請求項13から16のいずれかに記載の方法。
  18. ハンドオーバー要求を受け取る受信器と、
    ハンドオーバーを開始するプロセッサと、
    を備え、前記受信器は、転送失敗の通知を受け取り、更に、
    転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、ハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を伝送する送信器を備えた、ハンドオーバー取り扱いネットワークエンティティ。
  19. 開始すべきハンドオーバーの要求を伝送する送信器と、
    前記ハンドオーバー要求に対してハンドオーバーの失敗を指示する応答を受け取る受信器と、
    を備え、前記応答は、転送失敗の通知が受け取られる前及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に伝送される、ハンドオーバー要求ネットワークエンティティ。
  20. ハンドオーバー要求ネットワークエンティティ及びハンドオーバー取り扱いネットワークエンティティを備えたシステムにおいて、前記ハンドオーバー要求ネットワークエンティティは、
    開始すべきハンドオーバーの要求を伝送する送信器と、
    前記ハンドオーバー要求に対してハンドオーバーの失敗を指示する応答を受け取る受信器と、
    を備え、前記応答は、転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、伝送されるものであり、更に、前記ハンドオーバー取り扱いネットワークエンティティは、
    ハンドオーバー要求を受け取る受信器と、
    ハンドオーバーを開始するプロセッサと、
    を備え、前記受信器は、転送失敗の通知を受け取るものであり、更に、
    転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、ハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を伝送する送信器を備えた、システム。
  21. ハンドオーバー要求を取り扱う方法において、
    ハンドオーバー要求を受け取り、
    ハンドオーバーを開始し、
    転送失敗の通知を受け取り、及び
    転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、ハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を伝送する、
    ことを含む方法。
  22. ハンドオーバー要求を取り扱うインストラクションをプロセッサが実行するのをコントロールするように構成されたコンピュータプログラムにおいて、
    ハンドオーバー要求を受け取り、
    ハンドオーバーを開始し、
    転送失敗の通知を受け取り、及び
    転送失敗の通知が受け取られる前、及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に、ハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を伝送する、
    ことを含むコンピュータプログラム
  23. ハンドオーバーを要求するインストラクションをプロセッサが実行するのをコントロールするように構成されたコンピュータプログラムにおいて、
    開始すべきハンドオーバーの要求を伝送し、
    前記ハンドオーバー要求に対してハンドオーバー失敗を指示する応答を受け取り、前記応答は、転送失敗の通知が受け取られる前及び転送失敗の通知が受け取られた後の少なくとも一方に伝送される、コンピュータプログラム。
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