JP2017144977A - バックル - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の検知精度を向上させること。【解決手段】車両のシートベルトに取り付けられたタングと連結可能な本体部と、前記車両のシート上の乗員を電磁波の送受により検知するセンサと、前記センサが固定される内側表面を有するバックルカバーとを備え、前記センサは、電磁波を送受信する送受信面を有し、前記バックルカバーは、前記バックルカバーの外側表面に湾曲面が形成された湾曲肉厚部と、肉厚が均一の平坦肉厚部とを有し、前記平坦肉厚部は、前記湾曲面に対して窪んだ外側平坦面と、前記送受信面に平行な内側平坦面とを有する、バックル。【選択図】図1

Description

本発明は、バックルに関する。
従来、車両のシート上の乗員を赤外線の送受により検知するセンサを備えたバックルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−129418号公報
しかしながら、バックルカバーの内側表面又は外側表面が湾曲、又はバックルカバーの肉厚が不均一であると、バックルカバーの内側に設けられたセンサにより送受される電磁波がバックルカバーで乱反射や屈折することで、乗員の検知精度が低下するおそれがある。
そこで、本発明の一態様は、乗員の検知精度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、一つの案では、
車両のシートベルトに取り付けられたタングと連結可能な本体部と、
前記車両のシート上の乗員を電磁波の送受により検知するセンサと、
前記センサが固定される内側表面を有するバックルカバーとを備え、
前記センサは、電磁波を送受信する送受信面を有し、
前記バックルカバーは、前記バックルカバーの外側表面に湾曲面が形成された湾曲肉厚部と、肉厚が均一の平坦肉厚部とを有し、
前記平坦肉厚部は、前記湾曲面に対して窪んだ外側平坦面と、前記送受信面に平行な内側平坦面とを有する、バックルが提供される。
本案によれば、前記センサの前記送受信面と前記平坦肉厚部の前記内側平坦面とが平行であり、且つ、前記平坦肉厚部の肉厚が均一であるので、前記センサにより送受される電磁波が前記平坦肉厚部で乱反射や屈折することが抑制される。したがって、前記センサは、前記平坦肉厚部を透過する電磁波により、前記乗員を高精度に検知できる。
本発明の一態様によれば、乗員の検知精度を向上させることができる。
バックルの一例を示す外観斜視図である。 バックルの構成の一例を示す分解斜視図である。 センサとバックルカバーとの取付構造の第一例を模式的に示す部分断面図である。 センサとバックルカバーとの取付構造の第二例を模式的に示す部分断面図である。 バックルカバーの一例を内側表面からの視点で示す平面図である。 バックルカバーの一例をタングの挿入方向とは反対側からの視点で示す斜視図である。 バックルカバーの一例をタングの挿入方向側からの視点で示す斜視図である。 バックルの一例を示す平面図である。 図8のA−Aにおける断面図である。 図8のB−Bにおける断面図である。 タングと連結可能な本体部の解離動作の流れの一例を示す図である。 本体部を図11(b)のC方向からの視点で示す平面図である。 タングと連結可能な本体部のラッチ動作の流れの一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、シートベルトリマインダシステムに使用されるバックル1の一例を示す外観斜視図である。シートベルトリマインダシステムは、車両に搭載される車載システムの一つであり、例えば、車両のシート上の乗員を検知するセンサを内蔵するバックル1と、バックル1による乗員の検知結果を取得する制御装置(例えば、ECU(Electronic Control Unit))とを備える。制御装置は、車両に搭載されたシートベルトの非着用の乗員がバックル1により検知された場合、当該乗員にシートベルトの着用を促すための信号を出力する。
バックル1は、シートベルトに取り付けられたタングが着脱可能に連結される部品であり、例えば、車体の床又はシートに固定される。タングは、シートベルトが挿通するベルト挿通具の一例であり、シートベルトにスライド可能に取り付けられた部品である。シートベルトは、車両のシートに座る乗員を拘束するウェビングの一例であり、リトラクタに引き出し可能に巻き取られる帯状部材である。
図2は、バックル1の構成の一例を示す分解斜視図である。バックル1は、例えば、本体部3と、バックルアッパーカバー2と、センサ4と、バックルロアカバー5とを備える。
本体部3は、シートベルトに取り付けられたタングと連結可能なサブアッセンブリ品である。本体部3は、例えば、タングの金属プレートが挿入される挿入口15と、乗員がタングの着脱操作をするためのボタン31と、ボタン31等の本体部3の構成部品を保持するバックルベース37とを有する。
バックルアッパーカバー2は、ボタン31が露出するように本体部3を覆う樹脂部品である。バックルアッパーカバー2は、バックルロアカバー5との間に本体部3を挟んで保持する。
センサ4は、車両のシート上の乗員を非接触で検知する乗員検知手段の一例である。センサ4は、シート上の乗員の検知結果を表す乗員検知信号を出力する。センサ4は、乗員を検知している検知状態か乗員を検知していない非検知状態かのいずれか一方を含む検知結果を表す乗員検知信号を出力する。
センサ4は、例えば、車両のシート上の乗員を電磁波の送受により検知する乗員検知部の一例である。センサ4は、車両のシートの座面の上方に向けて電磁波を送信し、送信した電磁波に対する反射波を受信することによって、当該座面上の乗員を検知する。電磁波の具体例として、SHF(Super High Frequency)帯のマイクロ波等の電波、電波よりも周波数の高い赤外線などが挙げられる。
バックルロアカバー5は、センサ4が固定される内側表面を有するバックルカバーの一例である。バックルロアカバー5は、センサ4を覆う樹脂部品である。
バックルアッパーカバー2及びバックルロアカバー5は、バックル1の外形カバーであり、本体部3及びセンサ4を収める筐体である。本実施形態では、本体部3及びセンサ4を収めるため、バックル1の外形カバーは、バックルアッパーカバー2とバックルロアカバー5の二つの部品によって構成されているが、三つ以上の部品によって構成されてもよい。
バックル1が車両に取り付けられた状態で、バックルアッパーカバー2は、センサ4が検知対象とする乗員とは反対側に面し、バックルロアカバー5は、センサ4が検知対象とする乗員側に面する。
また、バックル1は、周知のバックルスイッチを備える。バックルスイッチは、タングと本体部3との連結を検知する連結検知手段の一例である。バックルスイッチは、タングと本体部3との連結有無を検知することによって、シートベルトの装着有無を検知する。バックルスイッチは、タングと本体部3とが連結されていない状態を、シートベルトが装着されていない状態(シートベルトの非装着状態)として検知する。一方、バックルスイッチは、タングと本体部3とが連結されている状態を、シートベルトが装着されている状態(シートベルトの装着状態)として検知する。バックルスイッチは、シートベルトの非装着状態とシートベルトの装着状態とのいずれか一方を含む検知結果を表す装着検知信号を出力する。バックルスイッチは、例えば、バックルロアカバー5に配置されるが、バックルアッパーカバー2又は本体部3に配置されてもよい。
図1において、バックルロアカバー5は、バックルロアカバー5の外側表面に湾曲面53が形成された湾曲肉厚部51と、湾曲面53に対して窪んだ外側平坦面55が形成された平坦肉厚部52とを有する。湾曲面53及び外側平坦面55は、バックル1が車両に取り付けられた状態で、センサ4が検知対象とする乗員側に面する。
バックル1と乗員又はシートとの当たりを柔らかくするため、バックルロアカバー5の外側表面には、一見平面的な丸みを帯びた湾曲面53が形成されている。湾曲面53の半径(曲率半径)は、バックルロアカバー5の角面60の半径(曲率半径)に比べて、十分に大きい。また、例えば、湾曲面53のXY平面内での最大半径は、湾曲面53のYZ平面内での最大半径よりも大きい。XY平面は、タングが本体部3の挿入口15に挿入される方向に平行なZ軸に直交する。
図3は、センサ4とバックルロアカバー5Aとの取付構造の一例を模式的に示す部分断面図である。バックルロアカバー5Aは、バックルロアカバー5の一例である。図3は、バックルロアカバー5Aの湾曲形態を明示するため、湾曲面53の湾曲が誇張して描かれている。バックルロアカバー5Aの内側表面54には、センサ4が一対のリブ58により固定されている。センサ4は、乗員を検知するための電磁波を送受信する送受信面6を有する。
バックルロアカバー5Aは、湾曲面53が形成された湾曲肉厚部51と、肉厚D1が均一の平坦肉厚部52Aとを有する。平坦肉厚部52Aは、湾曲面53に対して窪んだ外側平坦面55と、送受信面6に平行な内側平坦面56とを有する。外側平坦面55は、内側平坦面56に対して送受信面6とは反対側に面している。内側平坦面56は、送受信面6に隙間D2を空けて対向している。隙間D2に、誘電体が配置されていてもよい。
送受信面6から送信された電磁波は、平坦肉厚部52Aを内側平坦面56から外側平坦面55に透過し、バックル1からの送信波7として、シートの座面上方に放射される。送信波7に対する反射波8は、平坦肉厚部52Aを外側平坦面55から内側平坦面56に透過し、送受信面6で受信される。
したがって、センサ4の送受信面6と平坦肉厚部52Aの内側平坦面56とが平行であり、且つ、平坦肉厚部52Aの肉厚D1が均一であるので、センサ4により送受される電磁波が平坦肉厚部52Aで乱反射や屈折することが抑制される。したがって、センサ4は、平坦肉厚部52Aを透過する電磁波により、乗員を高精度に検知できるので、乗員の検知精度を向上させることができる。
平坦肉厚部52Aの肉厚D1が湾曲肉厚部51の肉厚D3よりも薄い場合、肉厚D1が肉厚D3よりも厚い場合に比べて、電磁波が平坦肉厚部52Aを透過する距離が短くなる。電磁波が平坦肉厚部52Aを透過する距離が短くなることにより、電磁波が減衰しにくくなるので、乗員の検知精度が高くなる。
また、バックルロアカバー5Aの外側表面は、外側平坦面55から外側平坦面55の縁部の外側に拡がって湾曲面53に連続的に繋がる斜面61を有する。斜面61は、外側平坦面55の周囲に形成されている。外側平坦面55は、斜面61を介して、湾曲面53に接する。斜面61の存在によって、外側平坦面55から出射又は外側平坦面55に入射する電磁波が、湾曲肉厚部51に遮られ難くなるので、乗員の検知精度が高くなる。
バックルロアカバー5Aは、バックルロアカバー5Aの内側表面54から突出する複数のリブ58を有する。リブ58は、内側平坦面56に向けてセンサ4を押さえるホールド部の一例として、爪57を有する。爪57の存在により、送受信面6と内側平坦面56との平行度がずれ難くなるので、乗員の検知精度が高くなる。
図4は、センサ4とバックルロアカバー5Bとの取付構造の一例を模式的に示す部分断面図である。バックルロアカバー5Bは、バックルロアカバー5の一例である。図4は、バックルロアカバー5Bの湾曲形態を明示するため、湾曲面53の湾曲が誇張して描かれている。図4の構成のうち図3と同様の構成についての説明は、図3についての上述の説明を援用することで、省略する。
図4において、内側平坦面56は、送受信面6に隙間を空けずに密着して対向している。内側平坦面56は、送受信面6に接触する面である。したがって、センサ4の送受信面6と平坦肉厚部52Bの内側平坦面56とが平行であり、且つ、平坦肉厚部52Bの肉厚D1が均一であるので、センサ4により送受される電磁波が平坦肉厚部52Bで乱反射や屈折することが抑制される。したがって、センサ4は、平坦肉厚部52Bを透過する電磁波により、乗員を高精度に検知できるので、乗員の検知精度を向上させることができる。
図5は、バックルロアカバー5の一例を内側表面54側からの視点で示す平面図である。内側表面54からY軸方向に突出する一対のリブ58は、タングが挿入される方向(Z軸に平行な方向)に並走して延在している。電磁波の透過が一対のリブ58に遮られ難くなるように、一対のリブ58は、内側平坦面56の外側で内側表面54に設けられている。一対のリブ58には、それぞれ、二つの爪57が形成されている。
図6は、バックルロアカバー5の一例をタングの挿入方向とは反対側からの視点で示す斜視図である。図7は、バックルロアカバー5の一例をタングの挿入方向側からの視点で示す斜視図である。図6及び図7に示されるように、センサ4は、一対のリブ58の間に配置されている。センサ4が一対のリブ58の間に配置されることにより、リブ58によるバックルロアカバー5の強度確保と、センサ4の取り付けスペースの確保とを両立させることができる。
図8は、バックル1の一例をバックルアッパーカバー2側からの視点で示す平面図である。図9は、図8のA−Aにおける断面図である。図10は、図8のB−Bにおける断面図である。
バックルロアカバー5は、本体部3をセンサ4から離して支持する支持部の一例として、一対のリブ58を有する。リブ58が本体部3をセンサ4から離して支持することにより、タングが本体部3の挿入口15に挿入されても、本体部3からセンサ4に圧縮荷重が加わることを抑制することができる。リブ58は、例えば、本体部3のバックルベース37をリブ端59で支持する。リブ端59とバックルベース37はY軸に平行な方向で当接する。
また、センサ4が一対のリブ58に挟まれて固定されることにより、X軸に平行な方向においてセンサ4の送受信面6と内側平坦面56との位置ずれを抑えることができるので、乗員の検知精度を高めることができる。
センサ4は、例えば、基板43と、センサユニット41と、制御回路42と、センサケース44とを有する。センサケース44は無くてもよい。
センサユニット41は、基板43に実装されている。センサユニット41は、例えば、車両のシート上の物体に向けてマイクロ波を送信し、送信したマイクロ波に対する反射波を受信することによって、当該物体の検知結果を表す物体検知信号を出力する。センサユニット41は、例えば、マイクロ波センサと、信号処理回路とを有する。
マイクロ波センサは、ドップラー効果を利用し、送信波と反射波との周波数差(ドップラー周波数)に応じたドップラー周波数信号(I出力及びQ出力)を出力する。I出力とQ出力は、位相差が90°(π/2)異なる電圧信号である。
マイクロ波センサは、例えば、発振器と、送信アンテナと、受信アンテナと、遅延回路と、ミキサとを有する。発振器の発振信号により、マイクロ波が送信アンテナから送信される。送信アンテナから送信されたマイクロ波は、シート上の乗員で反射し、受信アンテナは、その反射波を受信する。遅延回路は、受信アンテナの受信信号の位相を90°(π/2)遅らせる。ミキサは、発振器の発振信号と受信アンテナの受信信号とが入力されることにより、I出力を生成する。ミキサは、発振器の発振信号と、遅延回路により位相が遅れた受信アンテナの受信信号とが入力されることにより、Q出力を生成する。信号処理回路は、I出力及びQ出力を信号処理して乗員検知信号を出力する。
送信アンテナ及び受信アンテナは、例えば、四角形に形成された平面状のパッチアンテナである。送信アンテナ及び受信アンテナは、それぞれ、複数あってもよい。送受信面6は、送信アンテナ及び受信アンテナが形成された基板表面でもよいし、当該基板表面に平行なセンサケース44のケース表面でもよい。
制御回路42は、基板43に実装されている。制御回路42は、センサユニット41の検出結果を表す乗員検知信号に基づいて、シート上の乗員の存否を判定する。例えば、制御回路42は、乗員検知信号が所定のパルス幅以上で且つ所定の振幅以上のパルスを所定の周期毎に含んでいることが検出された場合、当該乗員が存在すると判定する。一方、制御回路42は、乗員検知信号が所定のパルス幅以上で且つ所定の振幅以上のパルスを所定の周期毎に含んでいることが検出されない場合、当該乗員が存在しないと判定する。制御回路42は、バックルスイッチによる装着検知信号とセンサユニット41による乗員検知信号とを、バックル1の外部の制御装置に送信する。
センサケース44は、樹脂製の筐体の一例である。センサケース44は、基板43と、センサユニット41と、制御回路42とを収容する。
図11は、タング9と連結可能な本体部3の解離動作の流れの一例を示す図であり、タング9が本体部3にラッチされている状態(ラッチ状態)から、タング9が本体部3から解離した状態(解離状態)に移行する解離過程を示す。
図11(a)においてボタン31が押されることにより、図11(b)及び図12に示されるように、スライダ32が移動するとともに、レバー36が回転する。図12は、図11(b)のC方向からの視点で本体部3を示す平面図である。図11(c)に示されるように、スライダ32の移動によりスライダ32がエジェクタ33に接触すると、エジェクタ33もスライダ32と同方向に移動する。図11(d)に示されるように、スライダ32の移動によりスライダ32とロックピン35との掛りがなくなり、スライダ32はエジェクタ33に押し上げられるとともに、ラッチ34が回転する。図11(e)に示されるように、ラッチ34の回転によりラッチ34とタング9との係合が外れ、タング9がエジェクタ33の移動により排出されることで、解離過程が完了する。
図13は、タング9と連結可能な本体部3のラッチ動作の流れの一例を示す図であり、解離状態からラッチ状態に移行するラッチ過程を示す。
図13(a)においてタング9が挿入されることにより、図13(b)に示されるように、エジェクタ33が移動してラッチ34に接触する。図13(c)に示されるように、エジェクタ33がラッチ34のラッチ脚34aを押すことにより、ラッチ34が回転するとともに、スライダ32が下がる。ラッチ34の回転により、ラッチ34はタング9に係合する。図13(d)に示されるように、ラッチ34のラッチ肩部34bがバックルベース37のダボ37aに当たって止まり、スライダ32がロックピン35の下に入り込む。図13(e)に示されるように、エジェクタ33がラッチ脚34aから離れ、ラッチ34が回転すると同時にスライダ32が押し上げられることで、ラッチ過程が完了する。
以上、バックルを実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、図1において、平坦肉厚部52は、湾曲肉厚部51と一体的に形成されているが、湾曲肉厚部51とは別体で形成されてもよい。つまり、平坦肉厚部52は、バックルロアカバー5に設けられた別部品で構成されてもよい。
1 バックル
2 バックルアッパーカバー
3 本体部
4 センサ
5 バックルロアカバー
6 送受信面
7 送信波
8 反射波
9 タング
31 ボタン
32 スライダ
33 エジェクタ
34 ラッチ
35 ロックピン
36 レバー
37 バックルベース
41 センサユニット
42 制御回路
43 基板
44 センサケース
51 湾曲肉厚部
52,52A,52B 平坦肉厚部
53 湾曲面
54 内側表面
55 外側平坦面
56 内側平坦面
57 爪
58 リブ
59 リブ端
60 角面
61 斜面

Claims (8)

  1. 車両のシートベルトに取り付けられたタングと連結可能な本体部と、
    前記車両のシート上の乗員を電磁波の送受により検知するセンサと、
    前記センサが固定される内側表面を有するバックルカバーとを備え、
    前記センサは、電磁波を送受信する送受信面を有し、
    前記バックルカバーは、前記バックルカバーの外側表面に湾曲面が形成された湾曲肉厚部と、肉厚が均一の平坦肉厚部とを有し、
    前記平坦肉厚部は、前記湾曲面に対して窪んだ外側平坦面と、前記送受信面に平行な内側平坦面とを有する、バックル。
  2. 前記内側平坦面は、前記送受信面が接触する面である、請求項1に記載のバックル。
  3. 前記平坦肉厚部は、前記湾曲肉厚部よりも薄い、請求項1又は2に記載のバックル。
  4. 前記バックルカバーの外側表面は、前記外側平坦面から前記外側平坦面の外側に拡がって前記湾曲面に繋がる斜面を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載のバックル。
  5. 前記バックルカバーは、前記本体部を前記センサから離して支持する支持部を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のバックル。
  6. 前記支持部は、前記バックルカバーの内側表面から突出するリブである、請求項5に記載のバックル。
  7. 前記支持部は、前記内側平坦面に向けて前記センサを押さえるホールド部を有する、請求項5又は6に記載のバックル。
  8. 前記センサは、一対の前記支持部の間に配置された、請求項5から7のいずれか一項に記載のバックル。
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