JP2017144606A - 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷装置が設けられた地域に対応して、無線通信に関する設定を行える印刷装置を提供する。【解決手段】地域情報を記憶可能な記憶部22と、無線LANアダプターADが装着可能なUSB通信インターフェース25と、USB通信インターフェース25に装着された無線LANアダプターADを制御する通信制御部23と、記憶部22に第1の値の地域情報が記憶され、無線LANアダプターADがUSB通信インターフェース25に装着されてない状態の場合は、記憶部22が記憶する地域情報が示す地域で設定可能な範囲で、第1の周波数帯及び第2の周波数についての無線通信に関する設定を可能とし、記憶部22に地域情報が記憶されておらず、無線LANアダプターADがUSB通信インターフェース25に装着されてない状態の場合は、第1の周波数帯についての無線通信に関する設定を可能とする制御部20と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、印刷装置、及び、印刷装置の制御方法に関する。
従来、無線通信アダプター(無線ドングル)が装着され、無線通信アダプターにより無線通信する印刷装置(プリンター)が知られる(例えば、特許文献1参照)。
ここで、印刷装置に装着された無線通信アダプターで無線通信を行う場合、無線通信で使用するチャンネルの設定等、無線通信に関する設定が必要であるが、当該設定を容易にできるようにしたとするニーズがある。また、無線通信で使用するチャンネル等、無線通信に関する所定の設定については、設定可能な内容が、地域ごとに、各地域における所定の法によって定められるものがある。従って、無線通信アダプターが接続可能な印刷装置について、無線通信アダプターによる無線通信に関する設定は、印刷装置が設けられた地域における所定の法に従って行わらなければならない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、無線通信アダプターが接続可能な印刷装置について、容易に、印刷装置が設けられた地域における所定の法に従って、無線通信に関する設定を行えるようにすることを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、無線通信アダプターが接続可能な印刷装置について、容易に、印刷装置が設けられた地域における所定の法に従って、無線通信に関する設定を行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、特定の地域を示す第1の値の地域情報を記憶し、第1の周波数帯に対応する無線通信アダプター、又は、前記地域情報を記憶せず、前記第1の周波数帯及び前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯に対応する無線通信アダプターが装着可能な印刷装置であって、前記地域情報を記憶可能な記憶部と、前記無線通信アダプターが装着可能な挿着部と、前記挿着部に装着された前記無線通信アダプターを制御する通信制御部と、前記記憶部に前記第1の値の前記地域情報が記憶され、前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着されてない状態の場合は、前記記憶部が記憶する前記地域情報が示す地域で設定可能な範囲で、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数についての無線通信に関する設定を可能とし、前記記憶部に前記地域情報が記憶されておらず、前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着されてない状態、又は、いずれの地域でもないことを示す第2の値の前記地域情報が前記記憶部に記憶され、前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着されてない状態の場合は、前記第1の周波数帯についての無線通信に関する設定を可能とする制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置に無線通信アダプターが装着されてない状態でも、印刷装置が記憶可能な地域情報を利用して、印刷装置が設けられた地域に対応した設定をユーザーが設定可能となり、ユーザーは、容易に、印刷装置が設けられた地域に対応して、無線通信に関する設定を行える。
本発明の構成によれば、印刷装置に無線通信アダプターが装着されてない状態でも、印刷装置が記憶可能な地域情報を利用して、印刷装置が設けられた地域に対応した設定をユーザーが設定可能となり、ユーザーは、容易に、印刷装置が設けられた地域に対応して、無線通信に関する設定を行える。
また、本発明は、無線通信に関する設定は、無線通信で使用するチャンネルの設定を含み、前記制御部は、前記記憶部に前記地域情報が記憶されておらず、前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着されてない状態、又は、前記記憶部に前記第2の値の前記地域情報が記憶され、前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着されてない状態の場合は、前記第1の周波数帯についての前記チャンネルの設定を可能とすると共に、前記チャンネルの設定について、各地域で共通して使用可能な複数の前記チャンネルの範囲内で、1つの前記チャンネルの設定を可能とすることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、無線通信アダプターが装着されてない場合における第1の周波数帯のチャンネルの設定に関し、印刷装置が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
本発明の構成によれば、印刷装置は、無線通信アダプターが装着されてない場合における第1の周波数帯のチャンネルの設定に関し、印刷装置が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
また、本発明は、前記制御部は、前記記憶部に前記地域情報が記憶されておらず、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数帯に対応する前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着された状態の場合、又は、前記記憶部に前記第2の値の前記地域情報が記憶され、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数帯に対応する前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着された状態の場合、前記第1の周波数帯についての無線通信に関する設定を可能とすることを特徴とする。
本発明の構成によれば、第1の周波数帯及び第2の周波数帯に対応する無線通信アダプターが印刷装置に装着された状態の場合に、印刷装置が記憶可能な地域情報を利用して、印刷装置が設けられた地域に対応した設定をユーザーが設定可能となり、ユーザーは、容易に、印刷装置が設けられた地域に対応して、無線通信に関する設定を行える。
本発明の構成によれば、第1の周波数帯及び第2の周波数帯に対応する無線通信アダプターが印刷装置に装着された状態の場合に、印刷装置が記憶可能な地域情報を利用して、印刷装置が設けられた地域に対応した設定をユーザーが設定可能となり、ユーザーは、容易に、印刷装置が設けられた地域に対応して、無線通信に関する設定を行える。
また、本発明は、無線通信に関する設定は、無線通信で使用するチャンネルの設定を含み、前記制御部は、前記記憶部に前記地域情報が記憶されておらず、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数帯に対応する前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着された状態の場合、又は、前記記憶部に前記第2の値の前記地域情報が記憶され、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数帯に対応する前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着された状態の場合、前記第1の周波数帯についての前記チャンネルの設定を可能とすると共に、前記チャンネルの設定について、各地域で共通して使用可能な複数の前記チャンネルの範囲内で、1つの前記チャンネルの設定を可能とすることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、第1の周波数帯及び第2の周波数帯に対応する無線通信アダプターが装着された状態場における第1の周波数帯のチャンネルの設定に関し、印刷装置が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
本発明の構成によれば、印刷装置は、第1の周波数帯及び第2の周波数帯に対応する無線通信アダプターが装着された状態場における第1の周波数帯のチャンネルの設定に関し、印刷装置が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
また、本発明は、情報を表示可能な表示部を備え、又は、表示装置を備える外部装置に接続され、前記制御部は、無線通信に関する設定を可能とした周波数帯について、無線通信に関する設定を行うユーザーインターフェースを前記表示部又は前記表示装置に表示させ、前記ユーザーインターフェースに対する入力に基づいて、無線通信に関する設定を行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、ユーザーは、ユーザーインターフェースへの入力という簡易な手段により、無線通信に関する設定を行うことができる。
本発明の構成によれば、ユーザーは、ユーザーインターフェースへの入力という簡易な手段により、無線通信に関する設定を行うことができる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、特定の地域を示す第1の値の地域情報を記憶し、第1の周波数帯に対応する無線通信アダプター、又は、前記地域情報を記憶せず、前記第1の周波数帯及び前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯に対応する無線通信アダプターが装着可能であり、前記地域情報を記憶可能な印刷装置の制御方法であって、前記第1の値の前記地域情報を記憶し、前記無線通信アダプターが装着されてない状態の場合は、記憶する前記地域情報が示す地域で設定可能な範囲で、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数についての無線通信に関する設定を可能とし、前記地域情報を記憶しておらず、前記無線通信アダプターが装着されてない状態、又は、いずれの地域でもないことを示す第2の値の前記地域情報を記憶し、前記無線通信アダプターが装着されてない状態の場合は、前記第1の周波数帯についての無線通信に関する設定を可能とすることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置に無線通信アダプターが装着されてない状態でも、印刷装置が記憶可能な地域情報を利用して、印刷装置が設けられた地域に対応した設定をユーザーが設定可能となり、ユーザーは、容易に、印刷装置が設けられた地域に対応して、無線通信に関する設定を行える。
本発明の構成によれば、印刷装置に無線通信アダプターが装着されてない状態でも、印刷装置が記憶可能な地域情報を利用して、印刷装置が設けられた地域に対応した設定をユーザーが設定可能となり、ユーザーは、容易に、印刷装置が設けられた地域に対応して、無線通信に関する設定を行える。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る印刷システム1の各装置の機能的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、印刷システム1は、印刷装置10と、印刷装置10に対するホストコンピューターとして機能するタブレット端末11とを備える。
印刷システム1は、タブレット端末11の制御で、印刷装置10が印刷を実行するシステムである。印刷システム1は、例えば、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の小売店や、居酒屋や喫茶店等の飲食店等の店舗のレジカウンターに設けられ、レジカウンターにおける会計に応じて、レシートを発行する。
図1は、本実施形態に係る印刷システム1の各装置の機能的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、印刷システム1は、印刷装置10と、印刷装置10に対するホストコンピューターとして機能するタブレット端末11とを備える。
印刷システム1は、タブレット端末11の制御で、印刷装置10が印刷を実行するシステムである。印刷システム1は、例えば、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の小売店や、居酒屋や喫茶店等の飲食店等の店舗のレジカウンターに設けられ、レジカウンターにおける会計に応じて、レシートを発行する。
印刷装置10は、記録媒体を収容し、記録媒体に印刷する機能を有する装置である。
図1に示すように、印刷装置10は、制御部20と、印刷部21と、記憶部22と、通信制御部23と、印刷装置タッチパネル24(表示部)と、USB通信インターフェース25(挿着部)と、を備える。
図1に示すように、印刷装置10は、制御部20と、印刷部21と、記憶部22と、通信制御部23と、印刷装置タッチパネル24(表示部)と、USB通信インターフェース25(挿着部)と、を備える。
制御部20は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、印刷装置10を制御する。制御部20は、CPUによるプログラムの実行や、制御回路による信号処理等、ハードウェア及びソフトウェアの機能により、印刷装置10を制御する。
印刷部21は、印刷装置10に収容された記録媒体を搬送する搬送機構や、印刷ヘッドにより記録媒体に画像を印刷する印刷機構等の、記録媒体への印刷に係る機構を備える。印刷部21は、制御部20の制御で、各種機構を動作させて、記録媒体に画像を印刷する。
印刷部21は、印刷装置10に収容された記録媒体を搬送する搬送機構や、印刷ヘッドにより記録媒体に画像を印刷する印刷機構等の、記録媒体への印刷に係る機構を備える。印刷部21は、制御部20の制御で、各種機構を動作させて、記録媒体に画像を印刷する。
記憶部22は、不揮発性メモリーを備え、各種情報を記憶する。記憶部22は、印刷装置通信設定ファイル221を記憶する。印刷装置通信設定ファイル221については後述する。
通信制御部23は、制御部20の制御で、印刷装置10が有するUSB通信インターフェース25(後述)に装着されたUSBデバイスを制御する。
印刷装置タッチパネル24は、印刷装置10の筐体に設けられたタッチパネルである。印刷装置タッチパネル24は、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて設けられたタッチセンサーとを備える。表示パネルは、制御部20の制御で、各種画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、制御部20に出力する。制御部20は、タッチセンサーからの入力に基づいて、ユーザーによるタッチ操作に対応する処理を実行する。
通信制御部23は、制御部20の制御で、印刷装置10が有するUSB通信インターフェース25(後述)に装着されたUSBデバイスを制御する。
印刷装置タッチパネル24は、印刷装置10の筐体に設けられたタッチパネルである。印刷装置タッチパネル24は、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて設けられたタッチセンサーとを備える。表示パネルは、制御部20の制御で、各種画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、制御部20に出力する。制御部20は、タッチセンサーからの入力に基づいて、ユーザーによるタッチ操作に対応する処理を実行する。
USB通信インターフェース25は、USBポートや、USBの仕様に従って通信を行うUSBコントローラー等のUSBによる通信に係る構成を有するインターフェースボードを備える。USB通信インターフェース25は、通信制御部23の制御で、USBポートに接続されたUSBデバイスと通信する。USBデバイスがUSBポートに接続された状態は、USB通信インターフェース25にUSBデバイスが装着された状態に相当する。
印刷装置10のUSB通信インターフェース25には、USBデバイスとして、無線LANアダプターAD(無線通信アダプター)が装着可能である。
無線LANアダプターADは、無線LANに対応する所定の無線通信規格(本例では、Wi−Fi(登録商標)であるものとする。)に従って無線通信する機能を有する外付けのアダプターである。
印刷装置10のUSB通信インターフェース25には、USBデバイスとして、無線LANアダプターAD(無線通信アダプター)が装着可能である。
無線LANアダプターADは、無線LANに対応する所定の無線通信規格(本例では、Wi−Fi(登録商標)であるものとする。)に従って無線通信する機能を有する外付けのアダプターである。
図1に示すように、無線LANアダプターADは、アダプター制御部30と、アダプター記憶部31と、アダプター通信インターフェース32と、アダプター無線通信部33と、を備える。
アダプター制御部30は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、無線LANアダプターADを制御する。アダプター制御部30は、CPUによるプログラムの実行や、制御回路による信号処理等、ハードウェア及びソフトウェアの機能により、無線LANアダプターADを制御する。
アダプター記憶部31は、不揮発性メモリーを備え、各種情報を記憶する。アダプター記憶部31は、アダプター通信設定ファイル311を記憶する。アダプター通信設定ファイル311については後述する。
アダプター通信インターフェース32は、USBコネクターや、USBの仕様に従って通信を行うUSBコントローラー等のUSBによる通信に係る構成を有するインターフェースボードを備える。アダプター通信インターフェース32は、アダプター制御部30の制御で、USBの仕様に従って通信を行う。
アダプター無線通信部33は、アンテナや、送信データを変調し又は受信データを復調する変調/復調部、変調後の送信データを電波としてアンテナを介して送信し又はアンテナを介して受信した電波に含まれる信号を変調/復調部に出力するRF部等を有する。アダプター無線通信部33は、アダプター制御部30の制御で、外部装置(タブレット端末11を含む)と、無線LANに対応する所定の無線通信規格に従って無線通信する。
アダプター制御部30は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、無線LANアダプターADを制御する。アダプター制御部30は、CPUによるプログラムの実行や、制御回路による信号処理等、ハードウェア及びソフトウェアの機能により、無線LANアダプターADを制御する。
アダプター記憶部31は、不揮発性メモリーを備え、各種情報を記憶する。アダプター記憶部31は、アダプター通信設定ファイル311を記憶する。アダプター通信設定ファイル311については後述する。
アダプター通信インターフェース32は、USBコネクターや、USBの仕様に従って通信を行うUSBコントローラー等のUSBによる通信に係る構成を有するインターフェースボードを備える。アダプター通信インターフェース32は、アダプター制御部30の制御で、USBの仕様に従って通信を行う。
アダプター無線通信部33は、アンテナや、送信データを変調し又は受信データを復調する変調/復調部、変調後の送信データを電波としてアンテナを介して送信し又はアンテナを介して受信した電波に含まれる信号を変調/復調部に出力するRF部等を有する。アダプター無線通信部33は、アダプター制御部30の制御で、外部装置(タブレット端末11を含む)と、無線LANに対応する所定の無線通信規格に従って無線通信する。
タブレット端末11は、前面の広い領域にタッチパネルである端末タッチパネル42が設けられたタブレット型の(板状の)端末である。
図1に示すように、タブレット端末11は、端末制御部40と、端末無線通信部41と、端末タッチパネル42と、端末記憶部43と、を備える。
図1に示すように、タブレット端末11は、端末制御部40と、端末無線通信部41と、端末タッチパネル42と、端末記憶部43と、を備える。
端末制御部40は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、タブレット端末11を制御する。端末制御部40は、CPUによるプログラムの実行や、制御回路による信号処理等、ハードウェア及びソフトウェアの機能により、タブレット端末11を制御する。
端末無線通信部41は、端末制御部40の制御で、所定の無線通信の規格に従って、外部装置(無線LANアダプターADを含む。)と無線通信する。
端末タッチパネル42は、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて設けられたタッチセンサーとを備える。表示パネルは、端末制御部40の制御で、各種画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、端末制御部40に出力する。端末制御部40は、タッチセンサーからの入力に基づいて、ユーザーによるタッチ操作に対応する処理を実行する。
端末記憶部43は、メモリーを備え、各種情報を記憶する。
端末無線通信部41は、端末制御部40の制御で、所定の無線通信の規格に従って、外部装置(無線LANアダプターADを含む。)と無線通信する。
端末タッチパネル42は、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて設けられたタッチセンサーとを備える。表示パネルは、端末制御部40の制御で、各種画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、端末制御部40に出力する。端末制御部40は、タッチセンサーからの入力に基づいて、ユーザーによるタッチ操作に対応する処理を実行する。
端末記憶部43は、メモリーを備え、各種情報を記憶する。
ところで、上述したように、印刷装置10には、無線LANアダプターADが装着(接続)可能である。
本実施形態では、無線LANアダプターADが対応可能な無線通信規格として、IEEE802.11b/g(IEEE802.11b、IEEE802.11g)、及び、IEEE802.11aが存在する。IEEE802.11b/gは、「2.4GHz」帯を使用可能な通信規格であり、IEEE802.11aは、「5GHz」帯を使用可能な通信規格である。
「2.4GHz」は「第1の周波数帯」に相当し、「5GHz」は、「第2の周波数帯」に相当する。
さらに、本実施形態では、印刷装置10には、以下の2つのタイプの無線LANアダプターADが装着可能である。
本実施形態では、無線LANアダプターADが対応可能な無線通信規格として、IEEE802.11b/g(IEEE802.11b、IEEE802.11g)、及び、IEEE802.11aが存在する。IEEE802.11b/gは、「2.4GHz」帯を使用可能な通信規格であり、IEEE802.11aは、「5GHz」帯を使用可能な通信規格である。
「2.4GHz」は「第1の周波数帯」に相当し、「5GHz」は、「第2の周波数帯」に相当する。
さらに、本実施形態では、印刷装置10には、以下の2つのタイプの無線LANアダプターADが装着可能である。
1つ目のタイプは、IEEE802.1b/gのみに対応する無線LANアダプターADである。以下、IEEE802.1b/gのみに対応する無線LANアダプターADを、適宜、「第1無線LANアダプター」と表現する。
第1無線LANアダプターは、アダプター記憶部31が記憶するアダプター通信設定ファイル311に、特定地域値(後述)の地域情報が記録される。以下、詳述する。
上述したように、無線LANアダプターADは、アダプター通信設定ファイル311を記憶する。アダプター通信設定ファイル311は、無線LANアダプターADが行う通信に関する複数の設定項目と、設定値とが対応付けて記録されたファイルである。そして、第1無線LANアダプターが記憶するアダプター通信設定ファイル311には、設定項目として地域情報項目が記録され、地域情報項目の設定値として地域情報が記録される。
地域情報とは、製品(本例の場合、印刷装置10、及び、無線LANアダプターADを含む。)の仕向先の地域を示す識別情報である。仕向先の地域とは、製品が販売され、使用されることが想定された地域のことである。例えば、地域情報は、仕向先の地域が日本の場合は日本を示す識別情報であり、仕向先の地域が北米の場合は北米を示す識別情報である。
地域情報は、特定の仕向先の地域を示す値(=特定の仕向先の地域を示す識別情報)、又は、いずれの地域でもないことを示す値のいずれかの値をとる。
以下、特定の仕向先の地域を示す値を「特定地域値」という。特定地域値は、「第1の値」に相当する。また、いずれの地域でもないことを示す値を「無地域値」という。無地域値は、「第2の値」に相当する。
以上のように、第1無線LANアダプターは、特定地域値の地域情報を記憶し、IEEE802.1b/gのみに対応する。
第1無線LANアダプターは、アダプター記憶部31が記憶するアダプター通信設定ファイル311に、特定地域値(後述)の地域情報が記録される。以下、詳述する。
上述したように、無線LANアダプターADは、アダプター通信設定ファイル311を記憶する。アダプター通信設定ファイル311は、無線LANアダプターADが行う通信に関する複数の設定項目と、設定値とが対応付けて記録されたファイルである。そして、第1無線LANアダプターが記憶するアダプター通信設定ファイル311には、設定項目として地域情報項目が記録され、地域情報項目の設定値として地域情報が記録される。
地域情報とは、製品(本例の場合、印刷装置10、及び、無線LANアダプターADを含む。)の仕向先の地域を示す識別情報である。仕向先の地域とは、製品が販売され、使用されることが想定された地域のことである。例えば、地域情報は、仕向先の地域が日本の場合は日本を示す識別情報であり、仕向先の地域が北米の場合は北米を示す識別情報である。
地域情報は、特定の仕向先の地域を示す値(=特定の仕向先の地域を示す識別情報)、又は、いずれの地域でもないことを示す値のいずれかの値をとる。
以下、特定の仕向先の地域を示す値を「特定地域値」という。特定地域値は、「第1の値」に相当する。また、いずれの地域でもないことを示す値を「無地域値」という。無地域値は、「第2の値」に相当する。
以上のように、第1無線LANアダプターは、特定地域値の地域情報を記憶し、IEEE802.1b/gのみに対応する。
2つ目のタイプは、IEEE802.11b/g、及び、IEEE802.11aに対応する無線LANアダプターADである。以下、IEEE802.11b/g、及び、IEEE802.11aに対応する無線LANアダプターADを、適宜、「第2無線LANアダプター」と表現する。
第2無線LANアダプターは、アダプター記憶部31が記憶するアダプター通信設定ファイル311に地域情報項目が記録されず、従ってアダプター通信設定ファイル311に地域情報が記録されない。
以上のように、第2無線LANアダプターは、地域情報を記憶せず、IEEE802.1b/g、及び、IEEE802.11aに対応する。
第2無線LANアダプターは、アダプター記憶部31が記憶するアダプター通信設定ファイル311に地域情報項目が記録されず、従ってアダプター通信設定ファイル311に地域情報が記録されない。
以上のように、第2無線LANアダプターは、地域情報を記憶せず、IEEE802.1b/g、及び、IEEE802.11aに対応する。
ここで、印刷装置10に装着された無線LANアダプターADによる無線通信に関し、使用可能なチャンネルは、印刷装置10が設けられた地域における所定の法に応じて、地域ごとに異なる。チャンネルとは、対応する無線通信規格の電波帯域を、所定の周波数を中心とする所定の周波数帯からなるチャンネル幅に応じて区分けしたものである。なお、以下の説明では、チャンネルを、ch1、ch2、のように、「ch」と、数字の組み合わせによって表す。
IEEE802.11b/g、及び、IEEE802.11aのそれぞれについて、アドホック・モードで通信するときに使用可能なチャンネルは、印刷装置10が設けられる地域に応じて異なる。
本実施形態では、地域として、3つの第1地域T1、第2地域T2、及び、第3地域T3が存在するものとする。
本実施形態では、地域として、3つの第1地域T1、第2地域T2、及び、第3地域T3が存在するものとする。
図2は、第1地域T1、第2地域T2、及び、第3地域T3のそれぞれについて、対応する通信規格がIEEE802.11b/gである場合、及び、IEEE802.11aである場合のアドホック・モードで通信するときに使用可能なチャンネルを表す図である。
図2に示すように、本実施形態では、2.4GHz帯のIEEE802.11b/gについて、第1地域T1において使用可能なチャンネルはch1〜ch11であり、第2地域T2において使用可能なチャンネルはch1〜ch12であり、第3地域T3において使用可能なチャンネルはch1〜ch13である。
また、本実施形態では、IEEE802.11b/gについて、ch1〜ch11は、地域にかかわらず、各地域が共通して使用可能なチャンネルである。
図2に示すように、本実施形態では、2.4GHz帯のIEEE802.11b/gについて、第1地域T1において使用可能なチャンネルはch1〜ch11であり、第2地域T2において使用可能なチャンネルはch1〜ch12であり、第3地域T3において使用可能なチャンネルはch1〜ch13である。
また、本実施形態では、IEEE802.11b/gについて、ch1〜ch11は、地域にかかわらず、各地域が共通して使用可能なチャンネルである。
また、図2に示すように、本実施形態では、5GHz帯のIEEE802.11aに関し、第1地域T1において使用可能なチャンネルはch36、ch40であり、第2地域T2において使用可能なチャンネルはch36、ch40、ch44であり、第3地域T3において使用可能なチャンネルはch36、ch40、ch44、ch48である。
また、図2に示すように、本実施形態では、IEEE802.11aに関し、ch36、ch40は、地域にかかわらず、各地域が共通して使用可能なチャンネルである。
また、図2に示すように、本実施形態では、IEEE802.11aに関し、ch36、ch40は、地域にかかわらず、各地域が共通して使用可能なチャンネルである。
なお、上述した特定の地域で使用可能なチャンネルや、各地域で共通して使用可能なチャンネルは、説明の便宜を考慮した一例である。
印刷装置10に装着された無線LANアダプターADにより無線通信を行う場合、使用するチャンネルを設定する必要がある。チャンネルは、電波干渉の防止等を考慮して、適切に設定される。そして、上述したように、チャンネルは、印刷装置10が設けられた地域における所定の法に従ったものを設定する必要がある。しかしながら、専門的な知識を有さない者が、所定の法に従って、適切なチャンネルを選択し、設定するのは困難であった。
また、従来は、無線LANアダプターADによる無線通信に関する設定を行う場合、印刷装置10に無線LANアダプターADを実際に装着した上で行う必要があり作業が煩雑であり、さらに、無線LANアダプターADが準備できない状態で事前に設定を行うことができなかった。
以上を踏まえ、印刷装置10は、以下の処理を実行する。
また、従来は、無線LANアダプターADによる無線通信に関する設定を行う場合、印刷装置10に無線LANアダプターADを実際に装着した上で行う必要があり作業が煩雑であり、さらに、無線LANアダプターADが準備できない状態で事前に設定を行うことができなかった。
以上を踏まえ、印刷装置10は、以下の処理を実行する。
図3は、チャンネルの設定を含む無線LANアダプターADによる無線通信に関する設定に係る印刷装置10の動作を示すフローチャートである。
図3に示すように、チャンネルの設定を含む無線LANアダプターADによる無線通信に関する設定を行う場合、ユーザーは、印刷装置タッチパネル24に対して所定の操作を行って、無線通信設定画面G41(後述)の表示を指示する(ステップS1)。
図3に示すように、チャンネルの設定を含む無線LANアダプターADによる無線通信に関する設定を行う場合、ユーザーは、印刷装置タッチパネル24に対して所定の操作を行って、無線通信設定画面G41(後述)の表示を指示する(ステップS1)。
図3に示すように、印刷装置タッチパネル24からの入力に基づいて無線通信設定画面G41の表示の指示があったことを検出すると、制御部20は、印刷装置タッチパネル24に、無線通信設定画面G41(ユーザーインターフェース)を表示する(ステップSA1)。
図4は、ユーザーインターフェースとして提供される無線通信設定画面G41の一例を示す図である。
無線通信設定画面G41は、無線LANアダプターADによる無線通信に関する設定を行う画面である。
図4に示すように、無線通信設定画面G41は、無線LANアダプターADを用いた無線通信に使用する無線通信規格を設定する領域A41を有する。領域A41は、無線通信規格を示す情報が入力される無線通信規格入力欄N41を有する。ユーザーは、無線通信規格入力欄N41に、無線LANアダプターADを用いた無線通信に使用する無線通信規格(=無線通信に関する設定を行う対象とする無線通信規格)を示す情報を入力する。
無線通信規格入力欄N41は、プルダウンメニューである。無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューには、選択項目として、無線通信規格を示す情報が表示される。ユーザーは、プルダウンメニューに表示された情報から、1つの情報を選択することにより、無線通信規格入力欄N41に、無線通信規格を示す情報を入力できる。
制御部20は、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示する無線通信規格を所定の方法で決定する。当該所定の方法については後述する。
無線通信設定画面G41は、無線LANアダプターADによる無線通信に関する設定を行う画面である。
図4に示すように、無線通信設定画面G41は、無線LANアダプターADを用いた無線通信に使用する無線通信規格を設定する領域A41を有する。領域A41は、無線通信規格を示す情報が入力される無線通信規格入力欄N41を有する。ユーザーは、無線通信規格入力欄N41に、無線LANアダプターADを用いた無線通信に使用する無線通信規格(=無線通信に関する設定を行う対象とする無線通信規格)を示す情報を入力する。
無線通信規格入力欄N41は、プルダウンメニューである。無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューには、選択項目として、無線通信規格を示す情報が表示される。ユーザーは、プルダウンメニューに表示された情報から、1つの情報を選択することにより、無線通信規格入力欄N41に、無線通信規格を示す情報を入力できる。
制御部20は、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示する無線通信規格を所定の方法で決定する。当該所定の方法については後述する。
図4に示すように、無線通信設定画面G41は、無線LANアダプターADを用いた無線通信を、アドホック・モードで行うのか、インフラストラクチャー・モードで行うのかを設定する領域A42を有する。領域A42は、アドホック・モードを示す情報、又は、インフラストラクチャー・モードを示す情報のいずれかの情報が入力されるモード入力欄N42を有する。
モード入力欄N42は、プリダウンメニューである。モード入力欄N42に係るプルダウンメニューには、選択項目として、アドホック・モードを示す情報、又は、インフラストラクチャー・モードを示す情報が表示される。ユーザーは、プルダウンメニューの表示された情報のいずれかを選択することにより、モード入力欄N42に情報を入力する。
モード入力欄N42は、プリダウンメニューである。モード入力欄N42に係るプルダウンメニューには、選択項目として、アドホック・モードを示す情報、又は、インフラストラクチャー・モードを示す情報が表示される。ユーザーは、プルダウンメニューの表示された情報のいずれかを選択することにより、モード入力欄N42に情報を入力する。
図4に示すように、無線通信設定画面G41は、SSIDを設定する領域A43を有する。領域A43は、SSIDを入力するSSID入力欄N43を有する。
ユーザーは、SSID入力欄N43に、無線LANアダプターADによる無線通信に際し、アクセスポイントとして機能する装置との間での無線通信に利用するSSIDを入力する。
ユーザーは、SSID入力欄N43に、無線LANアダプターADによる無線通信に際し、アクセスポイントとして機能する装置との間での無線通信に利用するSSIDを入力する。
図4に示すように、無線通信設定画面G41は、チャンネルを設定する領域A44を有する。領域A44は、チャンネルを示す情報が入力されるチャンネル入力欄N44を有する。ユーザーは、モード入力欄N42に、アドホック・モードを示す情報を入力した場合、チャンネル入力欄N44に、無線LANアダプターADによる無線通信で使用するチャンネルを示す情報を入力する。なお、制御部20は、モード入力欄N42にインフラストラクチャー・モードを示す情報が入力された場合、チャンネル入力欄N44に情報が入力できない状態とする。
チャンネル入力欄N44は、プルダウンメニューである。チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューには、選択項目として、複数のチャンネルを示す情報が表示される。ユーザーは、プルダウンメニューに表示された情報から、1つの情報を選択することにより、チャンネル入力欄N44に、無線LANアダプターADを用いた無線通信に使用するチャンネルを示す情報を入力できる。
制御部20は、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルを所定の方法で決定する。当該所定の方法については後述する。
チャンネル入力欄N44は、プルダウンメニューである。チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューには、選択項目として、複数のチャンネルを示す情報が表示される。ユーザーは、プルダウンメニューに表示された情報から、1つの情報を選択することにより、チャンネル入力欄N44に、無線LANアダプターADを用いた無線通信に使用するチャンネルを示す情報を入力できる。
制御部20は、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルを所定の方法で決定する。当該所定の方法については後述する。
図5は、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューに情報を表示する無線通信規格、及び、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに情報を表示するチャンネルを決定するときの印刷装置10の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、制御部20は、無線LANアダプターADが装着された状態であるか否かを判別する(ステップSB1)。
無線LANアダプターADが装着された状態ではない場合(ステップSB1:NO)、制御部20は、印刷装置10の記憶部22が記憶する印刷装置通信設定ファイル221に、地域情報項目と対応付けて、「特定地域値」の地域情報が記憶された状態か否かを判別する(ステップSB2)。
無線LANアダプターADが装着された状態ではない場合(ステップSB1:NO)、制御部20は、印刷装置10の記憶部22が記憶する印刷装置通信設定ファイル221に、地域情報項目と対応付けて、「特定地域値」の地域情報が記憶された状態か否かを判別する(ステップSB2)。
印刷装置通信設定ファイル221とは、印刷装置10が行う通信(無線LANアダプターADを用いた無線通信を含む。)に関する複数の設定項目と、設定値とが対応付けて記録されたファイルである。本実施形態では、印刷装置通信設定ファイル221には、設定項目として、少なくとも、地域情報項目と、対応無線通信規格項目と、通信モード項目と、SSID項目と、チャンネル項目とが記録可能である。
地域情報項目は、上述したように、設定値として地域情報が対応付けられる項目である。上述したように、地域情報は、特定地域値と、無地域値のいずれかの値をとる。
対応無線通信規格項目とは、設定値として、印刷装置10に装着された無線LANアダプターADを用いた無線通信で使用する無線通信規格を示す情報が対応付けられる項目である。無線通信規格を示す情報のデフォルト値は、ヌル値である。
通信モード項目とは、設定値として通信モード情報が対応付けられる項目である。通信モード情報は、無線LANアダプターADによる通信をアドホック・モードで行うことを示す値、又は、無線LANアダプターADによる通信をインフラストラクチャー・モードで行うことを示す値のいずれかの値をとる情報である。通信モード情報のデフォルト値はヌル値である。
SSID項目とは、設定値として、無線LANアダプターADによる無線通信に際し、アクセスポイントとして機能する装置との間での無線通信に利用するSSIDを示す情報が対応付けられる項目である。SSIDを示す情報のデフォルト値は、ヌル値である。
チャンネル項目とは、設定値として、無線LANアダプターADによる無線通信で使用するチャンネルを示す情報が対応付けられる項目である。チャンネルを示す情報のデフォルト値はヌル値である。
対応無線通信規格項目とは、設定値として、印刷装置10に装着された無線LANアダプターADを用いた無線通信で使用する無線通信規格を示す情報が対応付けられる項目である。無線通信規格を示す情報のデフォルト値は、ヌル値である。
通信モード項目とは、設定値として通信モード情報が対応付けられる項目である。通信モード情報は、無線LANアダプターADによる通信をアドホック・モードで行うことを示す値、又は、無線LANアダプターADによる通信をインフラストラクチャー・モードで行うことを示す値のいずれかの値をとる情報である。通信モード情報のデフォルト値はヌル値である。
SSID項目とは、設定値として、無線LANアダプターADによる無線通信に際し、アクセスポイントとして機能する装置との間での無線通信に利用するSSIDを示す情報が対応付けられる項目である。SSIDを示す情報のデフォルト値は、ヌル値である。
チャンネル項目とは、設定値として、無線LANアダプターADによる無線通信で使用するチャンネルを示す情報が対応付けられる項目である。チャンネルを示す情報のデフォルト値はヌル値である。
ステップSB2において、特定地域値の地域情報が記憶された状態であると判別した場合(ステップSB2:YES)、制御部20は、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューに情報を表示する無線通信規格をIEEE802.11b/g、及び、IEEE802.11aとする(ステップSB3)。
ステップSB3の処理の結果、ユーザーは、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューから、IEEE802.11b/gを示す情報、及び、IEEE802.11aを示す情報のいずれの情報も選択可能となる。これにより、ユーザーは、IEEE802.11b/gが対応する2.4GHz帯についての無線通信に関する設定、及び、IEEE802.11aが対応する5GHz帯についての無線通信に関する設定の双方の設定が可能となる。
ステップSB3の処理が行われる理由は以下である。
すなわち、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態の場合、印刷装置10は、特定地域値の地域情報が示す地域に設けられ使用された状態であると想定される。そして、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態の場合は、後に明らかとなる通り、2.4GHz帯、及び、5GHz帯の双方の周波数帯について、印刷装置10が記憶する地域情報を利用して、印刷装置10が設けられた地域に対応した設定をユーザーに行わせることができるからである。
ステップSB3の処理の結果、ユーザーは、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューから、IEEE802.11b/gを示す情報、及び、IEEE802.11aを示す情報のいずれの情報も選択可能となる。これにより、ユーザーは、IEEE802.11b/gが対応する2.4GHz帯についての無線通信に関する設定、及び、IEEE802.11aが対応する5GHz帯についての無線通信に関する設定の双方の設定が可能となる。
ステップSB3の処理が行われる理由は以下である。
すなわち、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態の場合、印刷装置10は、特定地域値の地域情報が示す地域に設けられ使用された状態であると想定される。そして、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態の場合は、後に明らかとなる通り、2.4GHz帯、及び、5GHz帯の双方の周波数帯について、印刷装置10が記憶する地域情報を利用して、印刷装置10が設けられた地域に対応した設定をユーザーに行わせることができるからである。
次いで、制御部20は、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに情報を表示するチャンネルを以下のように決定する(ステップSB4)。
すなわち、ステップSB4において、制御部20は、無線通信規格入力欄N41にIEEE802.11b/gを示す情報が入力された場合にチャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルを、印刷装置10が記憶する地域情報が示す地域(識別情報である特定地域値が示す特定の仕向先の地域)で2.4GHz帯について使用可能なチャンネルと決定する。
例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第1地域T1を示す場合、制御部20は、ch1〜ch11を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
また例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第2地域T2を示す場合、制御部20は、ch1〜ch12を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
また例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第3地域T3を示す場合、制御部20は、ch1〜ch13を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
すなわち、ステップSB4において、制御部20は、無線通信規格入力欄N41にIEEE802.11b/gを示す情報が入力された場合にチャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルを、印刷装置10が記憶する地域情報が示す地域(識別情報である特定地域値が示す特定の仕向先の地域)で2.4GHz帯について使用可能なチャンネルと決定する。
例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第1地域T1を示す場合、制御部20は、ch1〜ch11を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
また例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第2地域T2を示す場合、制御部20は、ch1〜ch12を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
また例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第3地域T3を示す場合、制御部20は、ch1〜ch13を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
また、ステップSB4において、制御部20は、無線通信規格入力欄N41にIEEE802.11aを示す情報が入力された場合にチャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルを、印刷装置10が記憶する地域情報が示す地域(識別情報である特定地域値が示す特定の仕向先の地域)で5GHz帯について使用可能なチャンネルと決定する。
例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第1地域T1を示す場合、制御部20は、ch36、ch40を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
また例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第2地域T2を示す場合、制御部20は、ch36、ch40、ch44を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
また例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第3地域T3を示す場合、制御部20は、ch36、ch40、ch44、ch48を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第1地域T1を示す場合、制御部20は、ch36、ch40を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
また例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第2地域T2を示す場合、制御部20は、ch36、ch40、ch44を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
また例えば、印刷装置10が記憶する地域情報が第3地域T3を示す場合、制御部20は、ch36、ch40、ch44、ch48を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する。
ステップSB4の処理が行われる理由は以下である。すなわち、印刷装置10に地域情報が記憶された状態の場合、印刷装置10の仕向先は地域情報が示す地域であり、印刷装置10は地域情報が示す地域に設けられた状態であると想定される。これを踏まえ、ステップSB4の処理が行われることにより、印刷装置10が設けられた地域で使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
一方、ステップSB2において、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態ではないと判別した場合(ステップSB2:NO)、制御部20は、以下の処理を実行する(ステップSB5)。すなわち、制御部20は、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューに情報を表示する無線通信規格をIEEE802.11b/gと決定する。なお、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態ではない場合、印刷装置10に地域情報が記憶されてない状態であるか、又は、印刷装置10に無地域値の地域情報が記憶された状態である。
ステップSB5の処理の結果、ユーザーは、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューから、IEEE802.11b/gを示す情報のみが選択可能となる。これにより、ユーザーは、IEEE802.11b/gが対応する2.4GHz帯についての無線通信に関する設定のみが可能となる。
ステップSB5の処理が行われる理由は以下である。
すなわち、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶されてない場合、印刷装置10が記憶する地域情報を利用して印刷装置10が設けられた地域を特定することはできない。この場合において、後に第2無線LANアダプターが印刷装置10に装着された場合、第2無線LANアダプターには地域情報が記憶されないため、無線LANアダプターADが記憶する地域情報を利用して印刷装置10が設けられた地域を特定することもできない。従って、5GHz帯についての無線通信に関する設定を可能とすると、印刷装置10が設けられた地域の法に従うようにユーザーにチャンネルを設定させることができない。以上を踏まえ、印刷装置10に無線LANアダプターADが装着されてない状態において、印刷装置10が地域情報を記憶してない場合、又は、印刷装置10が無地域値の地域情報を記憶する場合は、5GHzについての無線通信に関する設定をできないようにし、これにより、5GHz帯の無線通信に関する設定について、印刷装置10が設けられた地域の法に対応してない設定がなされることを防止する。
ステップSB5の処理の結果、ユーザーは、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューから、IEEE802.11b/gを示す情報のみが選択可能となる。これにより、ユーザーは、IEEE802.11b/gが対応する2.4GHz帯についての無線通信に関する設定のみが可能となる。
ステップSB5の処理が行われる理由は以下である。
すなわち、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶されてない場合、印刷装置10が記憶する地域情報を利用して印刷装置10が設けられた地域を特定することはできない。この場合において、後に第2無線LANアダプターが印刷装置10に装着された場合、第2無線LANアダプターには地域情報が記憶されないため、無線LANアダプターADが記憶する地域情報を利用して印刷装置10が設けられた地域を特定することもできない。従って、5GHz帯についての無線通信に関する設定を可能とすると、印刷装置10が設けられた地域の法に従うようにユーザーにチャンネルを設定させることができない。以上を踏まえ、印刷装置10に無線LANアダプターADが装着されてない状態において、印刷装置10が地域情報を記憶してない場合、又は、印刷装置10が無地域値の地域情報を記憶する場合は、5GHzについての無線通信に関する設定をできないようにし、これにより、5GHz帯の無線通信に関する設定について、印刷装置10が設けられた地域の法に対応してない設定がなされることを防止する。
ステップSB5の処理後、制御部20は、2.4GHzに対応するIEEE802.11b/gについて各地域が共通して使用可能なチャンネル(本実施形態ではch1〜ch11)を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する(ステップSB6)。
ステップSB6の処理が行われる理由は以下である。すなわち、ステップSB6の処理が行われることにより、印刷装置10がどの地域に設けられた状態でも、印刷装置10が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
ステップSB6の処理が行われる理由は以下である。すなわち、ステップSB6の処理が行われることにより、印刷装置10がどの地域に設けられた状態でも、印刷装置10が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
一方、ステップSB1において無線LANアダプターADが装着された状態であると判別した場合(ステップSB1:YES)、制御部20は、「第1無線LANアダプター」が装着された状態であるか否かを判別する(ステップSB7)。
第1無線LANアダプターが装着された状態の場合(ステップSB7:YES)、制御部20は、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューに情報を表示する無線通信規格をIEEE802.11b/gとする(ステップSB8)。これは、実際に装着された無線LANアダプターADが対応する周波数帯についての無線通信に関する設定を可能な状態とするためである。
第1無線LANアダプターが装着された状態の場合(ステップSB7:YES)、制御部20は、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューに情報を表示する無線通信規格をIEEE802.11b/gとする(ステップSB8)。これは、実際に装着された無線LANアダプターADが対応する周波数帯についての無線通信に関する設定を可能な状態とするためである。
次いで、制御部20は、通信制御部23を制御して無線LANアダプターAD(第1無線LANアダプター)のアダプター制御部30と通信して、アダプター記憶部31に記憶されたアダプター通信設定ファイル311に記録された地域情報を取得して以下の処理を実行する(ステップSB9)。すなわち、制御部20は、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに情報を表示するチャンネルを、無線LANアダプターADが記憶する地域情報が示す地域で2.4GHz帯について使用可能なチャンネルと決定する。
ステップSB9の処理が行われる理由は以下である。すなわち、無線LANアダプターADが記憶する地域情報が示す地域は、印刷装置10が設けられた地域と想定できる。これを踏まえ、ステップSB9の処理が行われることにより、実際に印刷装置10に装着された無線LANアダプターADが対応する2.4GHz帯についての無線通信に関する設定について、印刷装置10が設けられた地域に対応した設定をユーザーに行わせることができる。
ステップSB9の処理が行われる理由は以下である。すなわち、無線LANアダプターADが記憶する地域情報が示す地域は、印刷装置10が設けられた地域と想定できる。これを踏まえ、ステップSB9の処理が行われることにより、実際に印刷装置10に装着された無線LANアダプターADが対応する2.4GHz帯についての無線通信に関する設定について、印刷装置10が設けられた地域に対応した設定をユーザーに行わせることができる。
一方、ステップSB7において、第1無線LANアダプターが装着された状態ではないと判別した場合(ステップSB7:NO)、制御部20は、以下の処理を実行する(ステップSB10)。すなわち、制御部20は、印刷装置10の記憶部22が記憶する印刷装置通信設定ファイル221に、地域情報項目と対応付けて、「特定地域値」の地域情報が記録された状態か否かを判別する。
なお、ステップSB7において第1無線LANアダプターが装着された状態ではないと判別された場合は、印刷装置10に第2無線LANアダプターが装着された状態である。
なお、ステップSB7において第1無線LANアダプターが装着された状態ではないと判別された場合は、印刷装置10に第2無線LANアダプターが装着された状態である。
特定地域値の地域情報が記録された状態であると判別した場合(ステップSB10:YES)、制御部20は、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューに情報を表示する無線通信規格をIEEE802.11b/g、及び、IEEE802.11aとする(ステップSB11)。
ステップSB11の処理の結果、ユーザーは、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューから、IEEE802.11b/gを示す情報、及び、IEEE802.11aを示す情報のいずれの情報も選択可能となる。これにより、ユーザーは、IEEE802.11b/gが対応する2.4GHz帯についての無線通信に関する設定、及び、IEEE802.11aが対応する5GHz帯についての無線通信に関する設定の双方の設定が可能となる。
ステップSB11の処理が行われる理由は以下である。
すなわち、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態の場合、印刷装置10は、特定地域値の地域情報が示す地域に設けられ使用された状態であると想定される。そして、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態の場合は、後に明らかとなる通り、2.4GHz帯、及び、5GHz帯の双方の周波数帯について、印刷装置10が記憶する地域情報を利用して、印刷装置10が設けられた地域に対応した設定をユーザーに行わせることができるからである。
ステップSB11の処理の結果、ユーザーは、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューから、IEEE802.11b/gを示す情報、及び、IEEE802.11aを示す情報のいずれの情報も選択可能となる。これにより、ユーザーは、IEEE802.11b/gが対応する2.4GHz帯についての無線通信に関する設定、及び、IEEE802.11aが対応する5GHz帯についての無線通信に関する設定の双方の設定が可能となる。
ステップSB11の処理が行われる理由は以下である。
すなわち、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態の場合、印刷装置10は、特定地域値の地域情報が示す地域に設けられ使用された状態であると想定される。そして、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態の場合は、後に明らかとなる通り、2.4GHz帯、及び、5GHz帯の双方の周波数帯について、印刷装置10が記憶する地域情報を利用して、印刷装置10が設けられた地域に対応した設定をユーザーに行わせることができるからである。
次いで、制御部20は、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに情報を表示するチャンネルを以下のように決定する(ステップSB12)。
すなわち、ステップSB12において、制御部20は、無線通信規格入力欄N41にIEEE802.11b/gを示す情報が入力された場合にチャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルを、印刷装置10が記憶する地域情報が示す地域(識別情報である特定地域値が示す特定の仕向先の地域)で2.4GHz帯について使用可能なチャンネルと決定する。
また、ステップSB12において、制御部20は、無線通信規格入力欄N41にIEEE802.11aを示す情報が入力された場合にチャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルを、印刷装置10が記憶する地域情報が示す地域(識別情報である特定地域値が示す特定の仕向先の地域)で5GHz帯について使用可能なチャンネルと決定する。
すなわち、ステップSB12において、制御部20は、無線通信規格入力欄N41にIEEE802.11b/gを示す情報が入力された場合にチャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルを、印刷装置10が記憶する地域情報が示す地域(識別情報である特定地域値が示す特定の仕向先の地域)で2.4GHz帯について使用可能なチャンネルと決定する。
また、ステップSB12において、制御部20は、無線通信規格入力欄N41にIEEE802.11aを示す情報が入力された場合にチャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルを、印刷装置10が記憶する地域情報が示す地域(識別情報である特定地域値が示す特定の仕向先の地域)で5GHz帯について使用可能なチャンネルと決定する。
ステップSB12の処理が行われる理由は以下である。すなわち、印刷装置10に地域情報が記憶された状態の場合、印刷装置10の仕向先は地域情報が示す地域であり、印刷装置10は地域情報が示す地域に設けられた状態であると想定される。これを踏まえ、ステップSB12の処理が行われることにより、印刷装置10が設けられた地域で使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
一方、ステップSB10において、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態ではないと判別した場合(ステップSB10:NO)、制御部20は、以下の処理を実行する(ステップSB13)。なお、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態ではない場合、印刷装置10に地域情報が記憶されてない状態であるか、又は、印刷装置10に無地域値の地域情報が記憶された状態である。
ステップSB13において、制御部20は、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューに情報を表示する無線通信規格をIEEE802.11b/gとする。
ステップSB13の処理の結果、ユーザーは、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューから、IEEE802.11b/gを示す情報のみが選択可能となる。これにより、ユーザーは、IEEE802.11b/gが対応する2.4GHz帯についての無線通信に関する設定のみが可能となる。
ステップSB13において、制御部20は、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューに情報を表示する無線通信規格をIEEE802.11b/gとする。
ステップSB13の処理の結果、ユーザーは、無線通信規格入力欄N41に係るプルダウンメニューから、IEEE802.11b/gを示す情報のみが選択可能となる。これにより、ユーザーは、IEEE802.11b/gが対応する2.4GHz帯についての無線通信に関する設定のみが可能となる。
このように、本実施形態では、印刷装置10は、IEEE802.11b/g、及び、IEEE802.11aの双方に対応する第2無線LANアダプターが装着された状態でも、印刷装置10に地域情報が記憶されてないか又は印刷装置10に無地域値の地域情報が記憶される場合は、IEEE802.11b/gが対応する2.4GHz帯についての無線通信に関する設定のみを可能とする。
これは、以下の理由による。
すなわち、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶されてない場合、印刷装置10が記憶する地域情報を利用して印刷装置10が設けられた地域を特定することはできない。また、印刷装置10に装着された第2無線LANアダプターには地域情報が記憶されないため、無線LANアダプターADが記憶する地域情報を利用して印刷装置10が設けられた地域を特定することもできない。従って、5GHz帯についての無線通信に関する設定を可能とすると、印刷装置10が設けられた地域の法に従うようにユーザーにチャンネルを設定させることができない。以上を踏まえ、印刷装置10に第2無線LANアダプターが装着された状態において、印刷装置10が地域情報を記憶してない場合又は印刷装置10が無地域値の地域情報を記憶する場合は、5GHzについての無線通信に関する設定をできないようにし、これにより、5GHz帯の無線通信に関する設定について、印刷装置10が設けられた地域の法に対応してない設定がなされることを防止する。
これは、以下の理由による。
すなわち、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶されてない場合、印刷装置10が記憶する地域情報を利用して印刷装置10が設けられた地域を特定することはできない。また、印刷装置10に装着された第2無線LANアダプターには地域情報が記憶されないため、無線LANアダプターADが記憶する地域情報を利用して印刷装置10が設けられた地域を特定することもできない。従って、5GHz帯についての無線通信に関する設定を可能とすると、印刷装置10が設けられた地域の法に従うようにユーザーにチャンネルを設定させることができない。以上を踏まえ、印刷装置10に第2無線LANアダプターが装着された状態において、印刷装置10が地域情報を記憶してない場合又は印刷装置10が無地域値の地域情報を記憶する場合は、5GHzについての無線通信に関する設定をできないようにし、これにより、5GHz帯の無線通信に関する設定について、印刷装置10が設けられた地域の法に対応してない設定がなされることを防止する。
ステップSB13の処理後、制御部20は、2.4GHzに対応するIEEE802.11b/gについて各地域が共通して使用可能なチャンネル(本実施形態ではch1〜ch11)を、チャンネル入力欄N44に係るプルダウンメニューに選択項目として情報を表示するチャンネルとして決定する(ステップSB14)。
ステップSB6の処理が行われる理由は以下である。すなわち、ステップSB6の処理が行われることにより、印刷装置10がどの地域に設けられた状態でも、印刷装置10が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
ステップSB6の処理が行われる理由は以下である。すなわち、ステップSB6の処理が行われることにより、印刷装置10がどの地域に設けられた状態でも、印刷装置10が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
図4に示すように、無線通信設定画面G41は、当該画面に対する入力を確定する確定ボタンB41及び当該画面に対する入力を取り消すキャンセルボタンB42を有する。ユーザーは、無線通信設定画面G41の各入力欄への入力を確定する場合、確定ボタンB41を操作する。
図3に示すように、ステップSA1で無線通信設定画面G41を表示した後、制御部20は、キャンセルボタンB42が操作されたか否かを監視する(ステップSA2)。
キャンセルボタンB42が操作されたことを検出した場合(ステップSA2:YES)、制御部20は、後述する設定項目への設定値の設定を行うことなく、無線通信設定の入力を取り消して、無線通信設定処理を終了する。
図3に示すように、制御部20は、キャンセルボタンB42が操作されたか否かを監視しつつ、確定ボタンB41が操作されたか否かを監視する(ステップSA3)。
確定ボタンB41が操作されたことを検出した場合(ステップSA3:YES)、制御部20は、無線通信設定画面G41の各入力欄に入力された情報を取得する(ステップSA3)。
次いで、制御部20は、ステップSA4で取得した情報に基づいて、印刷装置通信設定ファイル221に記録された対応無線通信規格項目、通信モード項目、SSID項目、及び、チャンネル項目について設定値を設定する(ステップSA5)。すなわち、制御部20は、無線通信規格入力欄N41に入力された無線通信規格を示す情報に基づいて、対応無線通信規格項目に設定値を設定する。また、制御部20は、モード入力欄N42に入力された情報に基づいて、通信モード項目に設定値を設定する。また、制御部20は、SSID入力欄N43に入力されたSSIDに基づいて、SSID項目に設定値を設定する。また、制御部20は、チャンネル入力欄N44に入力されたチャンネルを示す情報に基づいて、チャンネル項目に設定値を設定して、無線通信に関する設定に係る処理を終了する。
キャンセルボタンB42が操作されたことを検出した場合(ステップSA2:YES)、制御部20は、後述する設定項目への設定値の設定を行うことなく、無線通信設定の入力を取り消して、無線通信設定処理を終了する。
図3に示すように、制御部20は、キャンセルボタンB42が操作されたか否かを監視しつつ、確定ボタンB41が操作されたか否かを監視する(ステップSA3)。
確定ボタンB41が操作されたことを検出した場合(ステップSA3:YES)、制御部20は、無線通信設定画面G41の各入力欄に入力された情報を取得する(ステップSA3)。
次いで、制御部20は、ステップSA4で取得した情報に基づいて、印刷装置通信設定ファイル221に記録された対応無線通信規格項目、通信モード項目、SSID項目、及び、チャンネル項目について設定値を設定する(ステップSA5)。すなわち、制御部20は、無線通信規格入力欄N41に入力された無線通信規格を示す情報に基づいて、対応無線通信規格項目に設定値を設定する。また、制御部20は、モード入力欄N42に入力された情報に基づいて、通信モード項目に設定値を設定する。また、制御部20は、SSID入力欄N43に入力されたSSIDに基づいて、SSID項目に設定値を設定する。また、制御部20は、チャンネル入力欄N44に入力されたチャンネルを示す情報に基づいて、チャンネル項目に設定値を設定して、無線通信に関する設定に係る処理を終了する。
ここで、図5のフローチャートで説明したように、印刷装置10に無線LANアダプターADが装着されてない場合において(ステップSB1:NO)、印刷装置10に特定地域値の地域情報が記憶された状態の場合(ステップSB2:YES)、ユーザーは、設定する対象の無線通信規格をIEEE802.11aとした上で、5GHz帯のチャンネルを設定可能である。
しかしながら、5GHz帯のチャンネルを設定した後、実際には、2.4GHz帯に対応する第1無線LANアダプターが印刷装置10に装着される可能性もある。
このように、5GHz帯のチャンネルが設定された後、第1無線LANアダプターが印刷装置10に装着された場合、印刷装置10は、以下の処理を実行する。
すなわち、印刷装置10の制御部20は、印刷装置通信設定ファイル221に記録された無線通信規格項目について、設定値をIEEE802.1b/gを示す情報へと変更する。さらに、制御部20は、印刷装置通信設定ファイル221に記録されたチャンネル項目について、設定値を、2.4GHz帯について各地域で共通して使用可能なチャンネルのいずれか(本例では、ch1〜ch11のいずれか。)とする。
以上の処理が行われることにより、無線通信規格項目、及び、チャンネル項目について、設定値が、実際に印刷装置10に装着された無線LANアダプターADに対応する設定値となる。
しかしながら、5GHz帯のチャンネルを設定した後、実際には、2.4GHz帯に対応する第1無線LANアダプターが印刷装置10に装着される可能性もある。
このように、5GHz帯のチャンネルが設定された後、第1無線LANアダプターが印刷装置10に装着された場合、印刷装置10は、以下の処理を実行する。
すなわち、印刷装置10の制御部20は、印刷装置通信設定ファイル221に記録された無線通信規格項目について、設定値をIEEE802.1b/gを示す情報へと変更する。さらに、制御部20は、印刷装置通信設定ファイル221に記録されたチャンネル項目について、設定値を、2.4GHz帯について各地域で共通して使用可能なチャンネルのいずれか(本例では、ch1〜ch11のいずれか。)とする。
以上の処理が行われることにより、無線通信規格項目、及び、チャンネル項目について、設定値が、実際に印刷装置10に装着された無線LANアダプターADに対応する設定値となる。
以上説明したように、本実施形態に係る印刷装置10は、特定の地域を示す特定地域値(第1の値)の地域情報を記憶し、2.4GHz帯(第1の周波数帯)に対応する無線LANアダプターAD(無線通信アダプター、第1無線LANアダプター)、又は、地域情報を記憶せず、2.4GHz帯及び5GHz帯に対応する無線LANアダプターAD(無線通信アダプター、第2無線LANアダプター)が接続可能である。印刷装置10は、地域情報を記憶可能な記憶部22と、無線LANアダプターADが装着可能なUSB通信インターフェース25(挿着部)と、USB通信インターフェース25に装着された無線LANアダプターADを制御する通信制御部23と、制御部20とを備える。制御部20は、記憶部22に特定地域値の地域情報が記憶され、無線LANアダプターADがUSB通信インターフェース25に装着されてない状態の場合は、記憶部22が記憶する地域情報が示す地域で設定可能な範囲で、2.4GHz及び5GHzについての無線通信に関する設定を可能とする。制御部20は、記憶部22に地域情報が記憶されておらず、無線LANアダプターADがUSB通信インターフェース25に装着されてない状態、又は、いずれの地域でもないことを示す無地域値(第2の値)の地域情報が記憶部22に記憶され、無線LANアダプターADがUSB通信インターフェース25に装着されてない状態の場合は、2.4GHzについての無線通信に関する設定を可能とする。
この構成によれば、印刷装置10に無線LANアダプターADが装着されてない状態でも、印刷装置10が記憶可能な地域情報を利用して、印刷装置10が設けられた地域に対応した設定をユーザーが設定可能となり、ユーザーは、容易に、印刷装置が設けられた地域に対応して、無線通信に関する設定を行える。
この構成によれば、印刷装置10に無線LANアダプターADが装着されてない状態でも、印刷装置10が記憶可能な地域情報を利用して、印刷装置10が設けられた地域に対応した設定をユーザーが設定可能となり、ユーザーは、容易に、印刷装置が設けられた地域に対応して、無線通信に関する設定を行える。
また、本実施形態では、制御部20は、記憶部22に地域情報が記憶されておらず、無線LANアダプターADがUSB通信インターフェース25に装着されてない状態、又は、記憶部22に無地域値の地域情報が記憶され、無線LANアダプターADがUSB通信インターフェース25に装着されてない状態の場合は、2.4GHzについてのチャンネルの設定を可能とすると共に、チャンネルの設定について、各地域で共通して使用可能な複数のチャンネルの範囲内で、1つのチャンネルの設定を可能とする。
この構成によれば、印刷装置10は、無線LANアダプターADが装着されてない場合における2.4GHz帯のチャンネルの設定に関し、印刷装置10が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
この構成によれば、印刷装置10は、無線LANアダプターADが装着されてない場合における2.4GHz帯のチャンネルの設定に関し、印刷装置10が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
また、本実施形態では、制御部20は、記憶部22に地域情報が記憶されておらず、2.4GHz対及び5GHzに対応する無線LANアダプターADがUSB通信インターフェース25に装着された状態の場合、又は、記憶部22に無地域値の地域情報が記憶され、2.4GHz及び5GHzに対応する無線LANアダプターADがUSB通信インターフェース25に装着された状態の場合、2.4GHzについての無線通信に関する設定を可能とする。
この構成によれば、地域情報を記憶しない無線LANアダプターAD(第2無線LANアダプター)が印刷装置10に装着された状態の場合に、印刷装置10が記憶可能な地域情報を利用して、印刷装置10が設けられた地域に対応した設定をユーザーが設定可能となり、ユーザーは、容易に、印刷装置が設けられた地域に対応して、無線通信に関する設定を行える。
この構成によれば、地域情報を記憶しない無線LANアダプターAD(第2無線LANアダプター)が印刷装置10に装着された状態の場合に、印刷装置10が記憶可能な地域情報を利用して、印刷装置10が設けられた地域に対応した設定をユーザーが設定可能となり、ユーザーは、容易に、印刷装置が設けられた地域に対応して、無線通信に関する設定を行える。
また、本実施形態では、制御部20は、記憶部22に地域情報が記憶されておらず、2.4GHz帯及び5GHz帯に対応する無線LANアダプターADがUSB通信インターフェース25に装着された状態の場合、又は、記憶部22に無地域値の地域情報が記憶され、2.4GHz帯及び5GHz帯に対応する無線LANアダプターADがUSB通信インターフェース25に装着された状態の場合、2.4GHzについてのチャンネルの設定を可能とすると共に、チャンネルの設定について、各地域で共通して使用可能な複数のチャンネルの範囲内で、1つのチャンネルの設定を可能とする。
この構成によれば、印刷装置10は、地域情報を記憶しない無線LANアダプターAD(第2無線LANアダプター)が装着された状態場における2.4GHz帯のチャンネルの設定に関し、印刷装置10が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
この構成によれば、印刷装置10は、地域情報を記憶しない無線LANアダプターAD(第2無線LANアダプター)が装着された状態場における2.4GHz帯のチャンネルの設定に関し、印刷装置10が設けられた地域で確実に使用可能なチャンネルを、ユーザーが選択できる状態とすることができる。
また、本実施形態に係る印刷装置10は、情報を表示可能な印刷装置タッチパネル24(表示部)を備える。制御部20は、無線通信に関する設定を可能とした周波数帯について、無線通信に関する設定を行う無線通信設定画面G41(ユーザーインターフェース)を印刷装置タッチパネル24に表示させ、無線通信設定画面G41に対する入力に基づいて、無線通信に関する設定を行う。
この構成によれば、ユーザーは、無線通信設定画面G41への入力という簡易な手段により、無線通信に関する設定を行うことができる。
この構成によれば、ユーザーは、無線通信設定画面G41への入力という簡易な手段により、無線通信に関する設定を行うことができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、無線LANアダプターADは、USBデバイスであり、USBの仕様に従って印刷装置10と通信した。しかしながら、無線LANアダプターADと、印刷装置10との間での通信で使用する通信プロトコルはUSBに限らず何でもよい。
また例えば、上述した実施形態では、印刷装置10自体が、表示部としての印刷装置タッチパネル24を備え、印刷装置タッチパネル24に無線通信設定画面G41(ユーザーインターフェース)を表示する構成とした。しかしながら、印刷装置10が表示装置を備える外部装置に接続され、制御部20が、外部装置と通信して、外部装置の表示部に無線通信設定画面G41を表示させる構成でもよい。
例えば、上述した実施形態では、無線LANアダプターADは、USBデバイスであり、USBの仕様に従って印刷装置10と通信した。しかしながら、無線LANアダプターADと、印刷装置10との間での通信で使用する通信プロトコルはUSBに限らず何でもよい。
また例えば、上述した実施形態では、印刷装置10自体が、表示部としての印刷装置タッチパネル24を備え、印刷装置タッチパネル24に無線通信設定画面G41(ユーザーインターフェース)を表示する構成とした。しかしながら、印刷装置10が表示装置を備える外部装置に接続され、制御部20が、外部装置と通信して、外部装置の表示部に無線通信設定画面G41を表示させる構成でもよい。
また例えば、上述した印刷装置10の制御方法(印刷装置の制御方法)が、印刷装置10が備えるコンピューター、又は、印刷装置10に接続される外部装置を用いて実現される場合、本発明を、当該方法を実現するためにコンピューターが実行するプログラム、このプログラムをコンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体、或いは、このプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。上記記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu−ray(登録商標)Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型の、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、上記記録媒体は、印刷装置10や、印刷装置10に接続された外部装置が備える内部記憶装置であるRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD等の不揮発性記憶装置でもよい。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
1…印刷システム、10…印刷装置、11…タブレット端末、20…制御部、21…印刷部、22…記憶部、23…通信制御部、24…印刷装置タッチパネル(表示部)、25…USB通信インターフェース(挿着部)、30…アダプター制御部、31…アダプター記憶部、32…アダプター通信インターフェース、33…アダプター無線通信部、40…端末制御部、41…端末無線通信部、42…端末タッチパネル、43…端末記憶部、221…印刷装置通信設定ファイル、311…アダプター通信設定ファイル、AD…無線通信アダプター。
Claims (6)
- 特定の地域を示す第1の値の地域情報を記憶し、第1の周波数帯に対応する無線通信アダプター、又は、前記地域情報を記憶せず、前記第1の周波数帯及び前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯に対応する無線通信アダプターが装着可能な印刷装置であって、
前記地域情報を記憶可能な記憶部と、
前記無線通信アダプターが装着可能な挿着部と、
前記挿着部に装着された前記無線通信アダプターを制御する通信制御部と、
前記記憶部に前記第1の値の前記地域情報が記憶され、前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着されてない状態の場合は、前記記憶部が記憶する前記地域情報が示す地域で設定可能な範囲で、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数についての無線通信に関する設定を可能とし、
前記記憶部に前記地域情報が記憶されておらず、前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着されてない状態、又は、いずれの地域でもないことを示す第2の値の前記地域情報が前記記憶部に記憶され、前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着されてない状態の場合は、前記第1の周波数帯についての無線通信に関する設定を可能とする制御部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 無線通信に関する設定は、無線通信で使用するチャンネルの設定を含み、
前記制御部は、
前記記憶部に前記地域情報が記憶されておらず、前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着されてない状態、又は、前記記憶部に前記第2の値の前記地域情報が記憶され、前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着されてない状態の場合は、
前記第1の周波数帯についての前記チャンネルの設定を可能とすると共に、前記チャンネルの設定について、各地域で共通して使用可能な複数の前記チャンネルの範囲内で、1つの前記チャンネルの設定を可能とする
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
前記記憶部に前記地域情報が記憶されておらず、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数帯に対応する前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着された状態の場合、又は、
前記記憶部に前記第2の値の前記地域情報が記憶され、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数帯に対応する前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着された状態の場合、
前記第1の周波数帯についての無線通信に関する設定を可能とする
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 無線通信に関する設定は、無線通信で使用するチャンネルの設定を含み、
前記制御部は、
前記記憶部に前記地域情報が記憶されておらず、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数帯に対応する前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着された状態の場合、又は、
前記記憶部に前記第2の値の前記地域情報が記憶され、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数帯に対応する前記無線通信アダプターが前記挿着部に装着された状態の場合、
前記第1の周波数帯についての前記チャンネルの設定を可能とすると共に、前記チャンネルの設定について、各地域で共通して使用可能な複数の前記チャンネルの範囲内で、1つの前記チャンネルの設定を可能とする
ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。 - 情報を表示可能な表示部を備え、又は、表示装置を備える外部装置に接続され、
前記制御部は、
無線通信に関する設定を可能とした周波数帯について、無線通信に関する設定を行うユーザーインターフェースを前記表示部又は前記表示装置に表示させ、前記ユーザーインターフェースに対する入力に基づいて、無線通信に関する設定を行う
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 特定の地域を示す第1の値の地域情報を記憶し、第1の周波数帯に対応する無線通信アダプター、又は、前記地域情報を記憶せず、前記第1の周波数帯及び前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯に対応する無線通信アダプターが装着可能であり、前記地域情報を記憶可能な印刷装置の制御方法であって、
前記第1の値の前記地域情報を記憶し、前記無線通信アダプターが装着されてない状態の場合は、記憶する前記地域情報が示す地域で設定可能な範囲で、前記第1の周波数帯及び前記第2の周波数についての無線通信に関する設定を可能とし、
前記地域情報を記憶しておらず、前記無線通信アダプターが装着されてない状態、又は、いずれの地域でもないことを示す第2の値の前記地域情報を記憶し、前記無線通信アダプターが装着されてない状態の場合は、前記第1の周波数帯についての無線通信に関する設定を可能とする
ことを特徴とする印刷装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016027191A JP2017144606A (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016027191A JP2017144606A (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017144606A true JP2017144606A (ja) | 2017-08-24 |
Family
ID=59681750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016027191A Pending JP2017144606A (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017144606A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022103411A (ja) * | 2017-12-28 | 2022-07-07 | キヤノン株式会社 | 通信装置、及び制御方法 |
-
2016
- 2016-02-16 JP JP2016027191A patent/JP2017144606A/ja active Pending
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