JP2017143343A - データ処理装置、通信システムおよびデータ処理方法 - Google Patents

データ処理装置、通信システムおよびデータ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】誤り訂正能力を向上させることができるデータ処理装置を提供する。
【解決手段】複数の既知ビットを分散させて入力ユーザビット列に挿入して既知ビット挿入ビット列を生成する既知ビット挿入部と、既知ビット挿入ビット列に基づき低密度パリティ検査符号によるパリティビット列を生成するパリティビット列生成部と、入力ユーザビット列とパリティビット列とを含む出力ビット列を生成して出力する出力ビット列生成部と、既知ビットが挿入された位置に、既知ビットに対応した最大の対数尤度比を有する信号を設定することで既知ビット設定信号列を生成して出力する既知ビット設定部と、既知ビット設定信号列に対して低密度パリティ検査符号による復号処理を実行して推定情報ビット列を生成する復号部と、推定情報ビット列から既知ビットを削除する既知ビット削除部とを備えるデータ処理装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、誤り訂正符号に低密度パリティ検査符号を用いたデータ処理装置、通信システムおよびデータ処理方法に関する。
誤り訂正符号の1つであるLDPC符号(Low Density Parity Check Code;低密度パリティ検査符号)は、通信や記録の分野で使用されている(例えば特許文献1)。LDPC符号では、多くの0と少ない1とからなる疎なパリティ検査行列が用いられる。また、復号においては、受信した信号系列から送信された信号系列を確率的に推定する処理を反復することで復号の精度を高めることができる(非特許文献1〜3)。
特開2007−87529号公報
和田山正、「今だから学ぶ基礎知識 LDPC符号の実践的な構成法(上)」、日経エレクトロニクス、株式会社日経BP、2005年8月15日号、no.906、pp.126−130 和田山正、「今だから学ぶ基礎知識 LDPC符号の実践的な構成法(中)」、日経エレクトロニクス、株式会社日経BP、2005年8月29日号、no.907、pp.127−132 和田山正、「今だから学ぶ基礎知識 LDPC符号の実践的な構成法(下)」、 日経エレクトロニクス、株式会社日経BP、2005年9月12日号、no.908、pp.137−145
上述したように、LDPC符号では、復号処理において、確率的な推定処理を反復して実行することで信号系列の推定精度を高めることができる。また、反復の回数は、パリティ検査を毎回実施することで最小限に抑えることができる。しかしながら、例えば通信システムにおいてはフェージング発生時など電波伝搬が変化するような劣悪な環境では反復回数を低く抑えることが難しい場合があり、制限された処理時間では誤り訂正能力を維持することができないことがあるという課題があった。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、誤り訂正能力を向上させることができるデータ処理装置、通信システムおよびデータ処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、複数の既知ビットを分散させて入力ユーザビット列に挿入して既知ビット挿入ビット列を生成する既知ビット挿入部と、前記既知ビット挿入ビット列に基づき低密度パリティ検査符号によるパリティビット列を生成するパリティビット列生成部と、前記入力ユーザビット列と前記パリティビット列とを含む出力ビット列を生成して出力する出力ビット列生成部と、前記既知ビットが挿入された位置に、前記既知ビットに対応した最大の対数尤度比を有する信号を設定することで既知ビット設定信号列を生成して出力する既知ビット設定部と、前記既知ビット設定信号列に対して低密度パリティ検査符号による復号処理を実行して推定情報ビット列を生成する復号部と、前記推定情報ビット列から前記既知ビットを削除する既知ビット削除部とを備えるデータ処理装置である。
また、本発明の一態様は、上記データ処理装置であって、前記出力ビット列は、前記複数の既知ビットを含まない。
また、本発明の一態様は、複数の既知ビットを分散させて入力ユーザビット列に挿入して既知ビット挿入ビット列を生成する既知ビット挿入部と、前記既知ビット挿入ビット列に基づき低密度パリティ検査符号によるパリティビット列を生成するパリティビット列生成部と、前記入力ユーザビット列と前記パリティビット列とを含む出力ビット列を生成して出力する出力ビット列生成部とを有する送信機と、前記既知ビットが挿入された位置に、前記既知ビットに対応した最大の対数尤度比を有する信号を設定することで既知ビット設定信号列を生成して出力する既知ビット設定部と、前記既知ビット設定信号列に対して低密度パリティ検査符号による復号処理を実行して推定情報ビット列を生成する復号部と、前記推定情報ビット列から前記既知ビットを削除する既知ビット削除部とを有する受信機とを備えた通信システムである。
また、本発明の一態様は、上記通信システムであって、前記受信機と前記送信機との間の通信路の状況に応じて前記既知ビットの位置および個数の少なくとも一方を変化させる。
また、本発明の一態様は、複数の既知ビットを分散させて入力ユーザビット列に挿入して既知ビット挿入ビット列を生成する既知ビット挿入ステップと、前記既知ビット挿入ビット列に基づき低密度パリティ検査符号によるパリティビット列を生成するパリティビット列生成ステップと、前記入力ユーザビット列と前記パリティビット列とを含む出力ビット列を生成して出力する出力ビット列生成ステップと、前記既知ビットが挿入された位置に、前記既知ビットに対応した最大の対数尤度比を有する信号を設定することで既知ビット設定信号列を生成して出力する既知ビット設定ステップと、前記既知ビット設定信号列に対して低密度パリティ検査符号による復号処理を実行して推定情報ビット列を生成する復号ステップと、前記推定情報ビット列から前記既知ビットを削除する既知ビット削除ステップとを含むデータ処理方法である。
本発明によれば、複数の既知ビットを分散させて入力ユーザビット列に挿入するので、符号化の際の符号長を長くでき、また、復号の際には既知ビットの存在を前提として復号処理を実行できるので、容易に誤り訂正能力を向上させることができる。
本発明の実施形態を説明するためのブロック図である。 図1に示した送信機10の動作例を説明するためのフローチャートである。 図1に示した受信機20の動作例を説明するためのフローチャートである。 図1に示した通信システム1の動作例を説明するための模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態を説明するためのブロック図である。図1に示した通信システム1は、送信機10と、受信機20とを備える。送信機10と受信機20とは無線または有線の通信路30を介して接続されている。なお、送信機10および受信機20はそれぞれ単体で通信装置を構成するものであるが、送信機10は受信機20に対応する図示していない受信機とともに通信装置を構成したり、受信機20は送信機10に対応する図示していない送信機とともに通信装置を構成したりしてもよい。また、例えば、送信機10と受信機20とを有する通信システムを構成し、通信路30を介して相互に接続するように構成しても良い。
送信機10は、ユーザビット決定部11と、既知ビット挿入部12と、LDPC符号化部13と、既知ビット削除部14と、変調部15と、送信部16とをこの順で接続して備えている。ユーザビット決定部11は例えば外部から入力されたユーザビット列や予め決められたデータに基づき、既知ビット挿入部12へ入力する入力ユーザビット列を決定する。既知ビット挿入部12は、複数の既知ビットを分散させてユーザビット決定部11が決定した入力ユーザビット列に挿入して既知ビット挿入ビット列を生成する。既知ビットとは、1または0の値と、入力ユーザビット列に挿入される位置とが予め決められているデータである。LDPC符号化部13は、既知ビット挿入ビット列に基づきLDPC符号による符号語を生成する。ここで符号語は、既知ビット挿入ビット列に対して、LDPC符号化部13が既知ビット挿入ビット列に基づきLDPC符号によって生成したパリティビット列を付加したビット列である。LDPC符号化部13が本発明のパリティビット列生成部の一例を示す構成である。既知ビット削除部14は、符号語から既知ビットを削除し、入力ユーザビット列とパリティビット列とを含む出力ビット列を生成して出力する。なお、既知ビット削除部14は、既知ビットを削除する代わりに、パリティビット列と既知ビットを挿入する前の入力ユーザビット列とを結合することで出力ビット列を生成してもよい。変調部15は、出力ビット列に基づき被変調信号を生成して出力する。変調部15において用いられる変調方式はいずれの変調方式を用いても良く限定されない。例えば変調部15に用いられる変調方式としては、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調のように1次変調と2次変調とを組み合わせた変調方式であってもよいし、1次変調のみからなる変調方式であってもよい。そして、送信部16は、変調部15が生成した被変調信号に基づき所定形式の信号波を生成し、通信路30に対して送信する。
一方、受信機20は、受信部21と、復調部22と、尤度最大LLR設定部23と、LDPC復号部24と、既知ビット削除部25とをこの順で接続して備えている。ここで、LLRはLog Likelihood Ratio(対数尤度比)の略語である。受信部21は、送信部16が送信した信号波を通信路30を介して受信し、所定の電気信号に変換して出力する。復調部22は、受信部21が出力した電気信号をLDPC復号部24が処理しやすいビット単位の信号からなる信号列に変換する。本実施形態では、復調部22が出力するビット単位の信号は対数尤度比で表された信号(以下、LLR信号とする)である。尤度最大LLR設定部23は、送信機10の既知ビット挿入部12によって既知ビットが挿入された位置に、既知ビットに対応した最大の対数尤度比を有する信号を設定し、既知ビット設定信号列として出力する。なお、既知ビットに対応した最大の対数尤度比を有する信号とは、既知ビットが1の場合は1に最も確からしい値を有するLLR信号であり、既知ビットが0の場合は0に最も確からしい値を有するLLR信号である。また、受信機20は、所定の記憶装置内に既知ビットの値と位置とを示す情報であって、送信機10が記憶しているものと同じ内容の情報を記憶している。
LDPC復号部24は、尤度最大LLR設定部23が出力した既知ビット設定信号列と所定のパリティ検査行列とに基づき、Sum−Productアルゴリズムによって確率計算を繰り返し行い、送信機10のLDPC符号化部13が符号語を生成する際に基準とした既知ビット挿入ビット列を推定して、最も確からしい推定結果を推定情報ビット列として出力する。なお、Sum−Product復号法には、確率領域Sum−Product復号法と対数領域Sum−Product復号法との2つがあるが、本実施形態ではソフトウェアやハードウェアによる実装に向いている対数領域Sum−Product復号法を用いている。そして、既知ビット削除部25は、LDPC復号部24が出力した推定情報ビット列から既知ビットを削除して、推定ユーザビット列を生成して出力する。この推定ユーザビット列が、入力ユーザビット列に対応するデータである。
次に、図2〜図4を参照して、図1に示した通信システム1の動作例について説明する。図2は、図1に示した送信機10の動作例を説明するためのフローチャートである。図3は、図1に示した受信機20の動作例を説明するためのフローチャートである。そして、図4は、図1に示した通信システム1の動作例を説明するための模式図であり、各信号系列の形態を示す。
送信機10では、まずユーザビット決定部11が、入力ユーザビット列101(図4)を決定する(ステップS11)。次に、既知ビット挿入部12が、入力ユーザビット列101において既知ビット103bを挿入する複数の位置102aを決定する(ステップS12)。次に、既知ビット挿入部12が、ステップS12で決定した複数の位置に既知ビット103bを挿入し、既知ビット挿入ビット列103を生成する(ステップS13)。なお、図4では、既知ビット挿入ビット列103が、入力ユーザビット103aと既知ビット103bとを交互に同じ量で含むように示しているが量も位置関係も任意である。例えば1000bitの入力ユーザビット103aに、224bitの既知ビット103bを分散して含ませることができる。また、既知ビット103bは、所定の複数ビット分まとめて挿入されてもよいし、1ビットずつ別々に分散されて挿入されてもよいし、複数ビットまとめた部分と1ビットのみの部分とが混在していてもよい。
次に、LDPC符号化部13が、既知ビット挿入ビット列103に基づきLDPC符号化処理を行い、パリティビット列104aを生成して既知ビット挿入ビット列103に付加した符号語104を生成する(ステップS14)。次に、既知ビット削除部14が、符号語104から複数の既知ビット103bを削除して出力ビット列105を生成する(ステップS15)。なお、ステップS15では、上述したように、符号語104または既知ビット挿入ビット列103から既知ビット103bを削除することで出力ビット列105を生成してもよいし、入力ユーザビット列101とパリティビット列104aとを結合することで出力ビット列105を生成してもよい。
次に、変調部15が、出力ビット列で所定の搬送波を変調し、被変調信号を生成する(ステップS16)。そして、送信部16が、被変調信号を所定の信号波に変換して通信路30に対して送信する(ステップS17)。この信号波は、通信路30を介して受信部21によって受信される。
一方、受信機20は、受信部21が受信した受信信号を復調(軟判定)し、LLR値で表された複数の信号からなる信号列107(図4)を取得する(図3のステップS21)。信号列107は、出力ビット列105が含む入力ユーザビット列101とパリティビット列104aとにそれぞれ対応する信号列107aと信号列107bとを含む。
次に、尤度最大LLR設定部23が既知ビット位置を決定し(ステップS22)、既知ビット位置に尤度最大となるLLR値を有する信号108bを設定し、既知ビット設定信号列108として出力する(ステップS23)。次に、LDPC復号部24は、尤度最大LLR設定部23が出力した既知ビット設定信号列108と所定のパリティ検査行列とに基づき、LDPC復号を行い、推定情報ビット列109を生成する(ステップS24)。LDPC復号部24が生成した推定情報ビット列109は、既知ビット挿入ビット列103に対応するものであり、入力ユーザビット103aに対応する推定入力ユーザビット109aと既知ビット103bに対応する既知ビット109bとを含んでいる。次に、既知ビット削除部25が、推定情報ビット列109から既知ビット109bを削除して、推定ユーザビット列110を生成する。この推定ユーザビット列110が入力ユーザビット列101を受信側で推定した結果である。
ここで、本実施形態におけるLDPC復号部24内の処理について説明する。本実施形態では、図4に示したように、送信側で入力ユーザビット列101に冗長の既知ビット103bを挿入し、より大きい符号ビット長の符号でLDPC符号化を行う。情報ビット長(この場合、既知ビット挿入ビット列103のビット長)の増加に伴いパリティビット長(この場合、パリティビット列104aのビット長)も増加する。なお例えばIEEE802.16のLDPC符号は組織符号であるため、符号化後の系列の一部に符号化前の系列がそのまま含まれている。そのため新たに挿入したビットの位置は、符号化後でも既知である。パリティビット列104aは削除できないが、その挿入した既知ビット103bは、受信側においても既知であり、復号時に既知ビット103bに対応する尤度最大(信頼度最大)のLLR値を有する信号108bを挿入すれば送る必要がない。したがって送信時にこの既知ビット103bは削除することができる。受信側では受信ビット列(信号列107)の既知ビット位置に尤度最大(信頼度最大)のLLR値を割り当ててLDPC復号を行うことにより、誤り訂正能力を高めることができる。なお挿入可能な既知ビット数は、例えば、大きな符号ビット長の符号化を行った結果のパリティビット増加分が割り当てのない空きシンボルに対応するビットに制限することができる。この構成によれば次の効果がえられる。(1)LDPC符号は符号長が長い方が誤り訂正能力を高めることができる傾向があることから、既知ビット挿入により符号ビット長を増加させることで、誤り訂正能力の向上が期待できる。(2)また、既知ビットは削除して伝送するため、伝送時の増加ビット数はパリティ増加分のみである。(3)また、受信側では尤度最大のLLR値を挿入するため誤り訂正能力の向上を図ることができる。
上記の(3)の効果は次の理由による。Sum−Product復号法のように確率推定処理を複数回反復することで誤り訂正を行う処理は、各信号の推定値を他の信号の推定値に基づいて再度推定する処理を繰り返すことで推定の精度を上げている。そのため、本実施形態のように、既知ビットに対応する位置に尤度最大のLLR値を挿入した場合、既知ビットを挿入しなかった場合と比べると同一の精度を少ない反復回数で得られる可能性が高くなるのである。したがって、受信側では誤り訂正能力の向上を図ることができる。
なお、上記の説明では、既知ビットの挿入に係る情報を送信側と受信側で予め共有しておくこととした。しかし、既知ビットの挿入個数や挿入位置(挿入個数および挿入位置の少なくとも一方)は、予め1つのものに決めていてもよいし、例えば、受信機20と送信機10との間の通信路30の状況に応じて変化させてもよい。通信路30の状況に応じて変化さる場合、パイロット信号等を用いて挿入に係る情報を指定したり、既知ビットの設定値を定めたテーブルにおけるレコード番号を指定したりすることができる。また、図1に示した送信機10と受信機20とを一体的に組み合わせて通信装置を構成した場合には、通信品質や誤り訂正処理の状況を示す情報を2つの通信装置間でやりとりすることで、既知ビットの挿入に係る設定を調整するようにしてもよい。
以上のように本発明の実施形態によれば、複数の既知ビットを分散させて入力ユーザビット列に挿入するので、符号化の際の符号長を長くでき、また、復号の際には既知ビットの存在を前提として復号処理を実行できるので、容易に誤り訂正能力を向上させることができる。なお、復号アルゴリズムは、確率領域Sum−Product復号法、min−sum復号法など他のアルゴリズムを使用してもよい。また、通信路30は、記憶媒体であると考えることができ、その場合、通信システム1は記憶システムを構成するものとすることができる。
また、図1に示した通信システム1は、データの符号化処理および復号処理を行うデータ処理装置としてとらえることができる。この場合、データ処理装置は、基本的な機能として、複数の既知ビットを分散させて入力ユーザビット列に挿入して既知ビット挿入ビット列を生成する既知ビット挿入部と、既知ビット挿入ビット列に基づき低密度パリティ検査符号によるパリティビット列を生成するパリティビット列生成部と、入力ユーザビット列とパリティビット列とを含む出力ビット列を生成して出力する出力ビット列生成部と、既知ビットが挿入された位置に、既知ビットに対応した最大の対数尤度比を有する信号を設定することで既知ビット設定信号列を生成して出力する既知ビット設定部と、既知ビット設定信号列に対して低密度パリティ検査符号による復号処理を実行して推定情報ビット列を生成する復号部と、推定情報ビット列から既知ビットを削除する既知ビット削除部とを備えている。ここで、既知ビット挿入部は、既知ビット挿入部12に対応する。パリティビット列生成部と出力ビット列生成部は、LDPC符号化部13に対応する。既知ビット設定部は、尤度最大LLR設定部23に対応する。復号部は、LDPC復号部24に対応する。そして、既知ビット削除部は、既知ビット削除部25に対応する。
1 通信システム
10 送信機
11 ユーザビット決定部
12 既知ビット挿入部
13 LDPC符号化部
14 既知ビット削除部
15 変調部
16 送信部
20 受信機
21 受信部
22 復調部
23 尤度最大LLR設定部
24 LDPC復号部
25 既知ビット削除部
30 通信語
101 入力ユーザビット列
103 既知ビット挿入ビット列
103b 既知ビット
104a パリティビット列
105 出力ビット列
108 既知ビット設定信号列
108b 最大対数尤度比信号
109 推定情報ビット列
109b 既知ビット

Claims (5)

  1. 複数の既知ビットを分散させて入力ユーザビット列に挿入して既知ビット挿入ビット列を生成する既知ビット挿入部と、
    前記既知ビット挿入ビット列に基づき低密度パリティ検査符号によるパリティビット列を生成するパリティビット列生成部と、
    前記入力ユーザビット列と前記パリティビット列とを含む出力ビット列を生成して出力する出力ビット列生成部と、
    前記既知ビットが挿入された位置に、前記既知ビットに対応した最大の対数尤度比を有する信号を設定することで既知ビット設定信号列を生成して出力する既知ビット設定部と、
    前記既知ビット設定信号列に対して低密度パリティ検査符号による復号処理を実行して推定情報ビット列を生成する復号部と、
    前記推定情報ビット列から前記既知ビットを削除する既知ビット削除部と
    を備えるデータ処理装置。
  2. 前記出力ビット列は、前記複数の既知ビットを含まない
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 複数の既知ビットを分散させて入力ユーザビット列に挿入して既知ビット挿入ビット列を生成する既知ビット挿入部と、
    前記既知ビット挿入ビット列に基づき低密度パリティ検査符号によるパリティビット列を生成するパリティビット列生成部と、
    前記入力ユーザビット列と前記パリティビット列とを含む出力ビット列を生成して出力する出力ビット列生成部と
    を有する送信機と、
    前記既知ビットが挿入された位置に、前記既知ビットに対応した最大の対数尤度比を有する信号を設定することで既知ビット設定信号列を生成して出力する既知ビット設定部と、
    前記既知ビット設定信号列に対して低密度パリティ検査符号による復号処理を実行して推定情報ビット列を生成する復号部と、
    前記推定情報ビット列から前記既知ビットを削除する既知ビット削除部と
    を有する受信機と
    を備えた通信システム。
  4. 前記受信機と前記送信機との間の通信路の状況に応じて前記既知ビットの位置および個数の少なくとも一方を変化させる
    請求項3に記載の通信システム。
  5. 複数の既知ビットを分散させて入力ユーザビット列に挿入して既知ビット挿入ビット列を生成する既知ビット挿入ステップと、
    前記既知ビット挿入ビット列に基づき低密度パリティ検査符号によるパリティビット列を生成するパリティビット列生成ステップと、
    前記入力ユーザビット列と前記パリティビット列とを含む出力ビット列を生成して出力する出力ビット列生成ステップと、
    前記既知ビットが挿入された位置に、前記既知ビットに対応した最大の対数尤度比を有する信号を設定することで既知ビット設定信号列を生成して出力する既知ビット設定ステップと、
    前記既知ビット設定信号列に対して低密度パリティ検査符号による復号処理を実行して推定情報ビット列を生成する復号ステップと、
    前記推定情報ビット列から前記既知ビットを削除する既知ビット削除ステップと
    を含むデータ処理方法。
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