JP2017142728A - 車両入出庫管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】第1駐車場における車両の台数を適切に管理する車両入出庫管理システムを提供する。【解決手段】車両入出庫管理システム100の制御装置15,25は、第1モード、第2モード、及び第3モードを有し、第1モード及び第2モードにおいては、第1駐車場10のタクシーTの台数、及び、第2駐車場10のタクシーTの台数を含む情報に基づいて、第2駐車場20から第1駐車場10に移動させるタクシーTの台数を管理し、第1モードは、満車判定台数を固定する管理モードであり、第2モードは、満車判定台数を変動させる管理モードであり、第3モードは、第2駐車場20を使用せずに、第1駐車場10のタクシーTの台数のみを管理する管理モードである。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の入出庫を管理する車両入出庫管理システムに関する。
車道における客待ちタクシーの待機列を解消するため、タクシーの乗降場の付近に第1駐車場を設けるとともに、この第1駐車場から離れた場所に第2駐車場を設けたタクシーショットガンシステムが知られている。このようなタクシーショットガンシステムとして、例えば、以下の技術が知られている。
すなわち、特許文献1には、第1のタクシープール(第1駐車場)におけるタクシーの入庫台数と出庫台数との差に基づいて、第2のタクシープール(第2駐車場)から第1のタクシープールへの入庫許可台数を算出することが記載されている。また、特許文献1には、第1のタクシープールの台数が最低必要台数以下になった場合、事前に登録されていないタクシーの入庫も許可する開放モードを実行することが記載されている。
特開2005−346325号公報
特許文献1に記載の技術では、前記したように、第1のタクシープールにおけるタクシーの入庫台数及び出庫台数のみに基づいて、第1タクシープールへの入庫許可台数が算出される。そうすると、例えば、第1のタクシープールにおいて乗客数が急増し、さらに、第2のタクシープールから第1のタクシープールへの経路で渋滞が生じると、第1のタクシープールが枯渇する(つまり、タクシーが存在しない状態が生じる)可能性がある。
また、特許文献1に記載の技術では、前記したように、第1のタクシープールの台数が最低必要台数以下になった場合、開放モードに切り替えられる。そうすると、事前に登録されていないタクシーが第1のタクシープールに大量に入庫するとともに、第2のタクシープールからもタクシーが入庫する。その結果、第1のタクシープールが満車になり、その周辺でタクシーの待機列ができる可能性がある。
そこで、本発明は、第1駐車場における車両の台数を適切に管理する車両入出庫管理システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る車両入出庫管理システムは、車両の乗降場の付近に設けられる第1駐車場、及び、前記第1駐車場における駐車に先立って車両を待機させる第2駐車場の車両の入出庫を管理する管理手段を備え、前記管理手段は、第1モード、第2モード、及び第3モードを有し、前記第1モード及び前記第2モードにおいては、前記第1駐車場の車両の台数、及び、前記第2駐車場の車両の台数を含む情報に基づいて、前記第2駐車場から前記第1駐車場に移動させる車両の台数を管理し、前記第1モードは、前記第2駐車場から前記第1駐車場への新たな入庫を許可する際の基準となる満車判定台数を固定する管理モードであり、前記第2モードは、前記情報に基づいて、前記満車判定台数を変動させる管理モードであり、前記第3モードは、前記第2駐車場を使用せずに、前記第1駐車場の車両の台数のみを管理する管理モードであることを特徴とする。
本発明によれば、第1駐車場における車両の台数を適切に管理する車両入出庫管理システムを提供できる。
本発明の一実施形態に係る車両入出庫管理システムの構成図である。 車両入出庫管理システムの制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。 現在実行している管理モードが満車判定台数固定モードである場合において、制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。 現在実行している管理モードが満車判定台数変動モードである場合において、制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。 現在実行している管理モードが第2駐車場不使用モードである場合において、制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
≪実施形態≫
<車両入出庫管理システムの構成>
図1は、本実施形態に係る車両入出庫管理システム100の構成図である。
車両入出庫管理システム100は、第1駐車場10及び第2駐車場20におけるタクシーT(車両)の入出庫を管理するシステムである。なお、第1駐車場10は、乗降場40の付近に設けられるタクシー駐車場であり、駅、ホテル、空港等、タクシーTの利用客が比較的多い場所に設けられている。
また、第2駐車場20は、第1駐車場10における駐車に先立ってタクシーTを待機させるタクシー駐車場であり、第1駐車場10とは別の場所(例えば、第1駐車場10から数km離れた場所)に設けられている。
なお、乗客を乗せたタクシーTが乗降場40から出るたびに、第1駐車場10から別のタクシーTが乗降場40に向かうものとする。また、乗降場40において乗客を乗せたタクシーTのほとんどは、所定の場所で乗客を降ろした後、第2駐車場20に向かうものとする。
図1に示すように、車両入出庫管理システム100は、第1駐車場10に関する構成として、検知器11a,11bと、受発信機12a,12bと、ゲート13と、表示器14と、制御装置15と、を備えている。
検知器11aは、第1駐車場10に入庫するタクシーTを検知するものである。検知器11aは、例えば、電磁式のスパイラルアンテナやループコイルであり、第1駐車場10の入口付近に埋設されている。なお、第1駐車場10及び第2駐車場20を使用するタクシーTには、それぞれ、その登録番号を記録した無線ICタグ(図示せず)が設置されている。そして、前記した無線ICタグから出力される無線信号が検知器11aによって検知されるようになっている。
受発信機12aは、検知器11aの検知結果を受信し、さらに、その検知結果を制御装置15に発信するものである。
ゲート13は、制御装置15からの指令によって開放又は遮断する遮断機であり、第1駐車場10の入口付近に設置されている。このゲート13は、第1駐車場10への入庫が許可されたタクシーTについては、開放動作によって第1駐車場10に導き、第1駐車場10への入庫が許可されていないタクシーTについては、その入庫を遮断するようになっている。
表示器14は、制御装置15からの指令によって、第1駐車場10への入庫の許可又は不許可のメッセージ等を表示するものであり、第1駐車場10の入口付近に設置されている。
検知器11bは、第1駐車場10から出庫するタクシーTを検知するものであり、第1駐車場10の出口付近に埋設されている。
受発信機12bは、検知器11bの検知結果を受信し、さらに、その検知結果を制御装置15に発信するものである。
制御装置15(管理手段)は、例えば、マイクロコンピュータであり、第1駐車場10内、又は第1駐車場10の付近に設置されている。制御装置15は、図示はしないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、各種インタフェース等の電子回路(図示せず)を含んで構成される。そして、ROMに記憶されたプログラムを読み出してRAMに展開し、CPUが各種処理を実行するようになっている。
制御装置15は、ゲート13や表示器14を制御したり、現時点における第1駐車場10のタクシーTの台数を算出したりする機能を有している。また、制御装置15は、第2駐車場20に設置された別の制御装置25との間で通信を行い、第1駐車場10への新たな入庫を許可する際の入庫許可台数等を算出する機能も有している。なお、制御装置15が実行する処理については後記する。
また、車両入出庫管理システム100は、第2駐車場20に関する構成として、検知器21a,21bと、受発信機22a,22bと、ゲート23a,23bと、表示器24a,24bと、制御装置25と、を備えている。
検知器21aは、第2駐車場20に入庫するタクシーTを検知するものであり、第2駐車場20の入口付近に埋設されている。
受発信機22aは、検知器21aの検知結果を受信し、さらに、その検知結果を制御装置25に発信するものである。
ゲート23aは、制御装置25からの指令によって開放又は遮断する遮断機であり、第2駐車場20の入口付近に設置されている。
表示器24aは、制御装置25からの指令によって、第2駐車場20への入庫の許可又は不許可のメッセージ等を表示するものであり、第2駐車場20の入口付近に設置されている。
第2駐車場20の出口付近に設置されている検知器21b、受発信機22b、及びゲート23bは、入口付近に設置されている検知器21a、受発信機22a、及びゲート23aと同様の機能を有している。
第2駐車場20の出口付近に設置されている表示器24bは、制御装置25からの指令によって、第2駐車場20からの出庫の許可又は不許可のメッセージや、第1駐車場10への新たな入庫を許可する際の入庫許可台数Nを表示する機能を有している。
制御装置25(管理手段)は、例えば、マイクロコンピュータであり、第2駐車場20内、又は第2駐車場20の付近に設置されている。制御装置25は、ゲート23a,23bや表示器24a,24bを制御する他、第1駐車場10の制御装置15との間で通信を行い、所定の処理を行う機能を有している。なお、制御装置25が実行する処理については後記する。
その他、車両入出庫管理システム100は、第1駐車場10における制御装置15と、第2駐車場20における制御装置25と、を通信可能に接続する有線又は無線の通信回線30を備えている。
<車両入出庫管理システムの動作>
図2は、車両入出庫管理システム100の制御装置15,25が実行する処理を示すフローチャートである。なお、以下の記載では、制御装置15,25が互いに通信を行いながら実行する一連の処理について、その処理を実行する主体を単に「制御装置」と記す。
ステップS101において制御装置は、現在実行している管理モードを確認する。この「管理モード」には、満車判定台数固定モード(S102)と、満車判定台数変動モード(S103)と、第2駐車場不使用モード(S104)と、が含まれる。
「満車判定台数固定モード」(第1モード)とは、第2駐車場20から第1駐車場10への新たな入庫を許可する際の基準となる満車判定台数NTHを固定する管理モードである。なお、満車判定台数固定モードでは、第1駐車場10のタクシーTの台数、及び、第2駐車場20のタクシーTの台数を含む情報に基づいて、第2駐車場20から第1駐車場10に移動させるタクシーTの台数が管理される。
「満車判定台数変動モード」(第2モード)とは、前記した情報に基づいて、満車判定台数NTHを変動(増加又は減少)させる管理モードである。
「第2駐車場不使用モード」(第3モード)とは、第2駐車場20を使用せずに(つまり、タクシーTが第2駐車場20を経由しないようにして)、第1駐車場10のタクシーTの台数のみを管理する管理モードである。
実行中の管理モードが満車判定台数固定モードである場合(S102)、制御装置の処理は、図3のステップS1021に進む。
図3は、現在実行している管理モードが満車判定台数固定モードである場合において、制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。なお、満車判定台数固定モードを実行している場合において、第1駐車場10から出庫したタクシーTの台数と同じ台数のタクシーTを、第2駐車場20から第1駐車場10に移動させるものとする。
ステップS1021において制御装置は、現時点での稼働台数Nが所定台数N1以上であるか否かを判定する。前記した「稼働台数N」とは、以下に示す(A)〜(D)の台数を加算したものである。
(A)第1駐車場10に現時点で駐車しているタクシーTの台数。
(B)第1駐車場10から出庫して移動中のタクシーTの台数。
(C)第2駐車場20に現時点で駐車しているタクシーTの台数。
(D)第2駐車場20から第1駐車場10に移動中のタクシーTの台数。
この「稼働台数N」は、第1駐車場10に設置されている検知器11a,11b、及び第2駐車場20に設置されている検知器21a,21bの検知結果等に基づいて特定される。ちなみに、稼働台数Nは日ごとに変動することが多い。
また、「所定台数N1」(第2閾値)は、満車判定台数固定モードを維持するか、又は第2駐車場不使用モードに移行(S1030)するか否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。
ステップS1021において稼働台数Nが所定台数N1以上である場合(S1021:Yes)、制御装置の処理はステップS1022に進む。
なお、満車判定台数固定モードでは、前記した(A)と(D)との和が、所定の満車判定台数NTHで維持されるようになっている。したがって、稼働台数Nが所定台数N1以上である場合には(S1021:Yes)、第2駐車場20に多数のタクシーTが駐車されていることが多い。
ステップS1022において制御装置は、現時点で第1駐車場10に駐車しているタクシーTの台数Nが所定台数N1未満であるか否かを判定する。なお、「所定台数N1」は、十分な台数のタクシーTが第1駐車場10に駐車されているか否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。ちなみに、台数Nの下付きの「F」は、First(第1駐車場10)を意味している。
ステップS1022において、第1駐車場10に駐車されているタクシーTの台数Nが所定台数N1未満である場合(S1022:Yes)、制御装置の処理はステップS1023に進む。この場合、第1駐車場10におけるタクシーTの台数が比較的少ないため、満車判定台数固定モードをそのまま継続すると、第1駐車場10においてタクシーTの台数が不足する可能性がある。
ステップS1023において制御装置は、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が、満車判定台数NTH以上であるか否かを判定する。前記した「平均出庫台数n」とは、直近の所定時間(例えば、数分、数十分)において第1駐車場10から出庫したタクシーTの台数の単位時間当たりの平均値である。
また、「平均移動時間tSF」とは、第2駐車場20から第1駐車場10までのタクシーTの移動に要する時間の平均値である。ちなみに、平均移動時間tSFの下付きの「S」はSecond(第2駐車場20)を意味し、「F」はFirst(第1駐車場10)を意味している。
なお、「平均出庫台数n」は、検知器11bの検知結果に基づいて算出される。
また、「平均移動時間tSF」は、検知器21b,11aの検知結果に基づき、直近の過去において、第1駐車場10から第2駐車場20に移動した所定台数(例えば、数台、数十台)のタクシーTの移動時間を平均した値である。
また、「満車判定台数NTH」とは、第2駐車場20から第1駐車場10への新たな入庫を許可する際の基準となる台数である。この「満車判定台数NTH」として、本実施形態では、第1駐車場10の収容限度台数を用いるものとする。なお、「満車判定台数NTH」として、第1駐車場10の収容限度台数未満の値を用いてもよい。
また、「満車判定台数固定モード」では、第1駐車場10におけるタクシーTの台数と、第2駐車場20から第1駐車場10に移動中のタクシーTの台数と、の和が満車判定台数NTHで維持されるように管理される。例えば、第1駐車場10から3台のタクシーTが出庫したときには、第2駐車場20から3台のタクシーTを新たに出庫させるように表示器24bに表示される。その結果、前記した和は、満車判定台数NTHで維持される。
したがって、「満車判定台数固定モード」では、第2駐車場20からの平均出庫台数が、第1駐車場10からの平均出庫台数nに略等しくなる。つまり、第1駐車場10からの平均出庫台数nと、第2駐車場20から第1駐車場10への移動に要する平均移動時間tSFと、の積は、第2駐車場20から第1駐車場10に移動中のタクシーTの台数に略等しくなる。
ステップS1023において、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が満車判定台数NTH以上である場合(S1023:Yes)、制御装置の処理はステップS1024に進む。この場合、第2駐車場20から第1駐車場10への経路において渋滞が発生したり、乗客が急増して第1駐車場10から出庫するタクシーTが増加したりしている可能性が高い。したがって、図3では省略したが、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が満車判定台数NTH以上である場合、制御装置は、満車判定台数固定モードをそのまま継続すると、第1駐車場10のタクシーTの台数が不足(減少)すると予測する。
ステップS1024において制御装置は、管理モードを、満車判定台数固定モード(第1モード)から満車判定台数変動モード(第2モード)に移行する。
ステップS1025において制御装置は、それまで使用していた満車判定台数NTHに固定値α(例えば、5台)を加算して、新たな満車判定台数NTHとする。後記するように、これによって第2駐車場20からタクシーTを追加で出庫させ、第1駐車場10におけるタクシーTの不足を解消するようにしている。
ステップS1026において制御装置は、現時点での第1駐車場10のタクシーTの台数Nと、第2駐車場20から第1駐車場10に移動中のタクシーTの台数NSFと、の和が、増加後の新たな満車判定台数NTH未満であるか否かを判定する。前記した和が新たな満車判定台数NTH未満である場合(S1026:Yes)、制御装置の処理はステップS1027に進む。
ステップS1027において制御装置は、現時点での第1駐車場10のタクシーTの台数Nと、第2駐車場20から第1駐車場10に移動中のタクシーTの台数NSFと、の和(N+NSF)を、増加後の新たな満車判定台数NTHから減算する。そして、制御装置は、前記した値{NTH−(N+NSF)}を、第2駐車場20から第1駐車場10への新たな入庫を許可する際の入庫許可台数Nとして算出する。
ステップS1028において制御装置(図1に示す制御装置15)は、ステップS1027で算出した入庫許可台数Nを第2駐車場20の制御装置25に送信する。その結果、入庫許可台数NのタクシーTを第2駐車場20から新たに出庫させるメッセージが、表示器24bに表示される。例えば、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が満車判定台数NTHに達していて(S1023:Yes)、第1駐車場10のタクシーTが不足すると予測したときには、固定値α(例えば、5台)ぶんのタクシーTが第2駐車場20から新たに出庫する。これによって、第1駐車場10におけるタクシーTの不足を解消できる。
なお、第1駐車場10から第2駐車場20への経路で渋滞が生じているときには、第2駐車場20から追加でタクシーTを出庫させても、第1駐車場10のタクシーTの台数がすぐには増加しない可能性もある。したがって、第1駐車場10が枯渇しないよう、第1駐車場10の収容限度台数よりも満車判定台数NTHを少なめに設定することが好ましい。第2駐車場20から追加でタクシーTを出庫させてから、ある程度の時間が経過すると、第1駐車場10に続々とタクシーTが入庫する。その結果、第1駐車場10におけるタクシーTの台数を適度な範囲内で維持できる。
ステップS1028の処理を行った後、制御装置の処理は、図2の「START」に戻る(RETURN)。
また、ステップS1026において、第1駐車場10のタクシーTの台数Nと、第2駐車場20から第1駐車場10に移動中のタクシーTの台数NSFと、の和が、新たな満車判定台数NTH以上である場合(S1026:No)、制御装置の処理はステップS1029に進む。
ステップS1029において制御装置は、第1駐車場10への入庫許可台数Nを0台に設定する。仮に、第2駐車場20から新たにタクシーTを出庫させると、第1駐車場10が満車になる可能性があるからである。ステップS1029の処理を行った後、制御装置の処理はステップS1028に進む。
また、ステップS1022において第1駐車場10のタクシーTの台数Nが所定台数N1以上である場合(S1022:No)、制御装置の処理はステップS1026に進む。第1駐車場10に十分な台数のタクシーTが駐車しているのであれば、満車判定台数NTHを増加させる必要がない(つまり、満車判定台数固定モードを維持すればよい)からである。
また、ステップS1023において、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が満車判定台数NTH未満である場合(S1023:No)、制御装置の処理はステップS1026に進む。この場合、第2駐車場20から第1駐車場10に向かう経路での渋滞や、タクシーTの乗客数の急増が生じていない可能性が高いからである。
また、ステップS1021において稼働台数Nが所定台数N1未満である場合(S1021:No)、制御装置の処理はステップS1030に進む。
ステップS1030において制御装置は、管理モードを、満車判定台数固定モードから第2駐車場不使用モードに移行した後、図2の「START」に戻る(RETURN)。なお、第2駐車場不使用モードの詳細については後記する。
また、図2において、現在実行している管理モードが満車判定台数変動モードである場合(S103)、制御装置の処理は、図4のステップS1031に進む。
図4は、現在実行している管理モードが満車判定台数変動モードである場合において、制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
ステップS1031において制御装置は、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が、現時点での満車判定台数NTH以上であるか否かを判定する。ちなみに、図4に示す一連の処理が繰り返されることもある(図4の「RETURN」、図2のステップS103)。したがって、ステップS1031で用いる満車判定台数NTHは、満車判定台数固定モードで使用していた満車判定台数NTHに、固定値α×(自然数)を加算(S1025,S1032)したものであるといえる。
なお、ステップS1031で用いる満車判定台数NTHが、第1駐車場10の収容限度台数を超えていても支障はない。満車判定台数NTHを一時的に増加させて、第2駐車場20から次々とタクシーTを出庫させることで、第1駐車場10の枯渇を防止できるからである。また、満車判定台数NTHが多すぎるときには、後記するステップS1038において満車判定台数NTHを減少させるようにしている。
ステップS1031において、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が満車判定台数NTH以上である場合(S1031:Yes)、制御装置の処理はステップS1032に進む。この場合、現時点で使用している満車判定台数NTHでは、第1駐車場10のタクシーTの台数がさらに減少する可能性が高い。
ステップS1032において制御装置は、それまで使用していた満車判定台数NTHに固定値αをさらに加算して、新たな満車判定台数NTHとした後、ステップS1033の処理に進む。なお、ステップS1033〜S1036の処理は、図3のステップS1026〜S1029と同様であるから、説明を省略する。
また、ステップS1031において、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が満車判定台数NTH未満である場合(S1031:No)、制御装置の処理はステップS1037に進む。
ステップS1037において制御装置は、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が所定閾値N未満であるか否かを判定する。この所定閾値N(第1閾値)は、満車判定台数NTHを減少させるか否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。
ステップS1037において、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が所定閾値N未満である場合(S1037:Yes)、制御装置の処理はステップS1038に進む。前記したように、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積は、第2駐車場20から第1駐車場10に移動中のタクシーTの台数に略等しい。前記した積が所定閾値N未満である場合には(S1037:Yes)、第2駐車場20から第1駐車場10に移動中のタクシーTの台数が比較的少なくなっている(つまり、渋滞が緩和している)といえる。
ステップS1038において制御装置は、それまで使用していた満車判定台数NTHから固定値αを減算して、新たな満車判定台数NTHとする。これによって、過剰な台数のタクシーTが第2駐車場20から出庫することを抑制し、ひいては、第1駐車場10が満車になることを防止できる。
ステップS1039において制御装置は、ステップS1038で減少させた後の満車判定台数NTHが、満車判定台数固定モードで使用する値以下であるか否かを判定する。なお、満車判定台数固定モードで使用する満車判定台数NTHとは、図3のS1023で用いる満車判定台数NTH(つまり、第1駐車場10の収容限度台数)と同一である。要するに、ステップS1039では、満車判定台数NTHを減少させた結果として(S1038)、満車判定台数固定モードに戻すことが可能であるか否かを判定している。なお、前記した「満車判定台数固定モードで使用する値」として、第1駐車場10の収容限度台数未満の値を用いてもよい。
ステップS1039において満車判定台数NTHが、満車判定台数固定モードで使用する値以下である場合(S1039:Yes)、制御装置の処理はステップS1040に進む。
ステップS1040において制御装置は、満車判定台数変動モードから満車判定台数固定モードに移行した後、ステップS1033の処理に進む。
一方、ステップS1039において満車判定台数NTHが、満車判定台数固定モードで使用する値よりも多い場合(S1039:No)、制御装置の処理はステップS1033に進む。この場合、ステップS1038で減少させた後の満車判定台数NTHであっても、満車判定台数固定モードに移行するには満車判定台数NTHが依然として多いからである。
なお、ステップS1033の処理を行う時点で、満車判定台数変動モードが維持されている場合には、図2のステップS101,S103の処理を経て、再びステップS1031の処理が実行される。このように満車判定台数変動モードでは、満車判定台数固定モードで使用する満車判定台数NTH以上の範囲において、満車判定台数NTHを段階的に増減される(図3のS1025、図4のS1032,S1038)。
また、ステップS1033の処理を行う時点で、満車判定台数固定モードに移行している場合には(S1040)、図2のステップS101,S102の処理を経て、図3のステップS1021の処理が実行される。このようにして、満車判定台数固定モードと満車判定台数変動モードとが相互に切り替えられる。
また、図2において、現在実行している管理モードが第2駐車場不使用モードである場合(S104)、制御装置の処理は、図5のステップS1041に進む。
図5は、現在実行している管理モードが第2駐車場不使用モードである場合において、制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
前記したように、「第2駐車場不使用モード」とは、第2駐車場20を使用せずに、第1駐車場10のみを使用する管理モードである。前記した満車判定台数固定モードの実行中、稼働台数Nが所定台数N1未満になった場合(図3のS1021:No)、制御装置は第2駐車場不使用モードに移行する(S1030)。
満車判定台数固定モードでは、前記したように、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が、第2駐車場20から第1駐車場10に移動中のタクシーTの台数に略等しい。したがって、稼働台数Nが所定台数N1未満であるときには(図3のS1021:No)、第2駐車場20においてタクシーTの台数が非常に少なくなっており、第2駐車場20が一時的に不要になる可能性が高い。このようなとき「第2駐車場不使用モード」に移行し(S1030)、タクシーTが第2駐車場20を経由しないようにすることで、タクシーTの無駄な移動時間を短縮できる。ちなみに、第2駐車場不使用モードに移行する際には、無線、インターネット、道路上に設置された表示器等を用いて、制御装置から各タクシーTにその旨が通知される。
図5のステップS1041において制御装置は、現時点で第1駐車場10に駐車しているタクシーTの台数Nが所定台数N2(第4閾値)以上であるか否かを判定する。前記した「所定台数N2」は、十分な台数のタクシーTが第1駐車場10に駐車されているか否かの判定基準となる閾値である。「所定台数N2」は、第1駐車場10の収容限度台数に基づいて、予め設定されている。
ステップS1041において、第1駐車場10におけるタクシーTの台数Nが所定台数N2以上である場合(S1041:Yes)、制御装置の処理はステップS1042に進む。この場合、それ以降も第2駐車場不使用モードを継続すると、第1駐車場10が満車になる可能性が高いからである。ステップS1042の処理を行った後、制御装置の処理は図2のステップS101に進む(RETURN)。
一方、ステップS1041において、第1駐車場10におけるタクシーTの台数Nが所定台数N2未満である場合(S1041:No)、制御装置の処理は図2のステップS101に進む(RETURN)。この場合、第1駐車場10の収容限度台数を考慮すると、第1駐車場10に依然として十分な余裕があり、第2駐車場不使用モードを継続することが適切だからである。
<効果>
本実施形態では、乗降場40おける乗客数の急増(つまり、第1駐車場10から出庫するタクシーTの急増)や、第2駐車場20から第1駐車場10への経路における渋滞状況の変化に応じて、満車判定台数NTHを増減するようにしている。これによって、第1駐車場10でタクシーTが満車になったり、第1駐車場10でタクシーTが不足したりすることを防止できる。特に、満車判定台数NTHを段階的に増加させることで(図4:S1032の繰り返し)、前記した経路における渋滞状況等の変化に応じて、第2駐車場20から追加でタクシーTを出庫させることができる。これによって、第1駐車場10におけるタクシーTの台数を適切な範囲内で維持できる。
また、本実施形態によれば、稼働台数Nが所定台数N1未満である場合(図3のS1021:No)、制御装置の処理が第2駐車場不使用モードに移行する(S1030)。これによって、乗客を降ろした後のタクシーTが、第2駐車場20(ほとんどタクシーTが駐車されていない状態)を経由せずに、そのまま第1駐車場10に戻るようにすることができる。したがって、乗客を降ろした後のタクシーTの移動時間を短縮するとともに、第1駐車場10におけるタクシーTの台数を適切な範囲内で維持できる。
≪変形例≫
以上、本発明に係る車両入出庫管理システム100について実施形態により説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、実施形態では、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積が満車判定台数NTH以上である場合(図3のS1023:Yes)、満車判定台数NTHを増加させる処理(S1025)について説明したが、これに限らない。すなわち、平均出庫台数nと平均移動時間tSFとの積よりも、現時点で第2駐車場20から第1駐車場10に移動中のタクシーTの台数の方が多い場合、制御装置において、第1駐車場10のタクシーTの台数が不足(減少)すると予測し、満車判定台数NTHを増加させるようにしてもよい。
前記したように、平均出庫台数n等は、直近の所定時間に得られたデータに基づくものである。したがって、前記した積よりも、現時点で第2駐車場20から第1駐車場10に移動中のタクシーTの台数の方が多い場合、第2駐車場20から第1駐車場10への経路で渋滞が生じており、第1駐車場10のタクシーTの台数が不足する可能性が高いといえる。
また、実施形態では、満車判定台数変動モードにおいて満車判定台数NTHを増減させるときには、それまで使用していた満車判定台数NTHに固定値αを加算又は減算(図3のS1025、図5のS1032、S1038)する処理について説明したが、これに限らない。すなわち、満車判定台数NTHを増加させる場合には、現時点での満車判定台数NTHに所定の関数fの値を加算し、満車判定台数NTHを減少させる場合には、現時点の満車判定台数NTHから関数fの値を減算するようにしてもよい。
なお、前記した関数fは、平均出庫台数nが多いほど関数fの値が大きくなるように設定されるとともに、平均移動時間tSFが長いほど関数fの値が大きくなるように設定されている。このような関数fとして、例えば、f=β・n・tSF(βは所定の数値)を用いることができるが、これに限定されない。このような関数fを用いることで、満車判定台数NTHに加算又は減算する値を、平均出庫台数nや平均移動時間tSFの変動に応じて変化させ、満車判定台数NTHを適切な値に維持できる。
また、実施形態では、満車判定台数固定モードにおいて、満車判定台数NTHに関する判定処理(図3:S1023)に先立って、稼働台数Nに関する判定処理(S1021)、及び、第1駐車場10の台数Nに関する判定処理(S1022)を順次行う場合について説明したが、これに限らない。すなわち、図3に示すステップS1021及びステップS1022の処理の一方又は両方を省略してもよい。この場合でも、満車判定台数NTHに関する判定処理(S1023)に基づいて、満車判定台数固定モードを維持すべきか、それとも満車判定台数変動モードに移行すべきかを判定できる。
また、実施形態では、稼働台数Nが所定台数N1未満である場合(図3のS1021:No)、満車判定台数固定モードから第2駐車場不使用モードに移行する場合について説明したが、これに限らない。
例えば、第1駐車場10のタクシーTの台数が、第1駐車場10の収容限度台数未満であるとともに、第2駐車場20のタクシーTの台数がゼロ台であるとき、満車判定台数固定モード(第1モード)から第2駐車場不使用モード(第3モード)に移行するようにしてもよい。その後、第2駐車場不使用モードを実行している場合において、第1駐車場10のタクシーTの台数が収容限度台数に達したとき、第2駐車場不使用モードから満車判定台数固定モードに移行するようにしてもよい。
また、実施形態では、3つの管理モード(図2のS102〜S104)を使用する場合について説明したが、これに限らない。例えば、第2駐車場不使用モード(S104)を省略してもよい。この場合、第2駐車場20にタクシーTがほとんど存在しない場合でも、第2駐車場20を経由して第1駐車場10に向かうことになるため、若干のタイムロスはあるものの、車両入出庫管理システム100の運用に支障がでるおそれはほとんどない。
また、実施形態では、第1駐車場10及び第2駐車場20に駐車される「車両」がタクシーTである場合について説明したが、これに限らない。例えば、前記した「車両」がバスであってもよいし、また、その他の種類の車両であってもよい。
また、実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
100 車両入出庫管理システム
10 第1駐車場
11a,11b 検知器
12a,12b 受発信機
13 ゲート
14 表示器
15 制御装置(管理手段)
20 第2駐車場
21a,21b 検知器
22a,22b 受発信機
23a,23b ゲート
24a,24b 表示器
25 制御装置(管理手段)
30 通信回線
40 乗降場
T タクシー(車両)

Claims (10)

  1. 車両の乗降場の付近に設けられる第1駐車場、及び、前記第1駐車場における駐車に先立って車両を待機させる第2駐車場の車両の入出庫を管理する管理手段を備え、
    前記管理手段は、第1モード、第2モード、及び第3モードを有し、
    前記第1モード及び前記第2モードにおいては、前記第1駐車場の車両の台数、及び、前記第2駐車場の車両の台数を含む情報に基づいて、前記第2駐車場から前記第1駐車場に移動させる車両の台数を管理し、
    前記第1モードは、前記第2駐車場から前記第1駐車場への新たな入庫を許可する際の基準となる満車判定台数を固定する管理モードであり、
    前記第2モードは、前記情報に基づいて、前記満車判定台数を変動させる管理モードであり、
    前記第3モードは、前記第2駐車場を使用せずに、前記第1駐車場の車両の台数のみを管理する管理モードであること
    を特徴とする車両入出庫管理システム。
  2. 前記管理手段は、前記第1モードを実行している場合において、
    前記第1駐車場から前記第2駐車場への過去の所定台数分の平均移動時間と、前記第1駐車場からの平均出庫台数と、の積が、前記満車判定台数である前記第1駐車場の収容限度台数以上となったとき、前記第1モードから前記第2モードに移行すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両入出庫管理システム。
  3. 前記管理手段は、前記第1モードを実行している場合において、
    前記第1駐車場の車両の台数が、前記第1駐車場の収容限度台数未満であるとともに、前記第2駐車場の車両の台数がゼロ台であるとき、前記第1モードから前記第3モードに移行し、
    前記第3モードを実行している場合において、前記第1駐車場の車両の台数が、前記収容限度台数に達したとき、前記第3モードから前記第1モードに移行すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両入出庫管理システム。
  4. 前記管理手段は、前記第1モードを実行している場合において、
    前記第1駐車場から出庫した車両の台数と同じ台数の車両を、前記第2駐車場から前記第1駐車場に移動させること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両入出庫管理システム。
  5. 前記管理手段は、前記第2モードを実行している場合において、
    前記第1駐車場から前記第2駐車場への過去の所定台数分の平均移動時間と、前記第1駐車場からの平均出庫台数と、の積が、現時点での前記満車判定台数以上であるとき、前記満車判定台数を増加させること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両入出庫管理システム。
  6. 前記管理手段は、前記第2モードを実行している場合において、
    前記満車判定台数を増加させた後、前記平均移動時間と前記平均出庫台数との積が第1閾値未満になったとき、前記満車判定台数を減少させること
    を特徴とする請求項5に記載の車両入出庫管理システム。
  7. 前記管理手段は、前記第2モードを実行している場合において、
    前記満車判定台数を増加させるときには、現時点での前記満車判定台数に所定の固定値を加算し、
    前記満車判定台数を減少させるときには、現時点での前記満車判定台数から前記固定値を減算すること
    を特徴とする請求項6に記載の車両入出庫管理システム。
  8. 前記管理手段は、前記第2モードを実行している場合において、
    前記満車判定台数を増加させるときには、現時点での前記満車判定台数に所定の関数の値を加算し、
    前記満車判定台数を減少させるときには、現時点での前記満車判定台数から前記関数の値を減算する処理を行い、
    前記関数は、前記平均出庫台数が大きいほど当該関数の値が大きくなるように設定されるとともに、前記平均移動時間が長いほど当該関数の値が大きくなるように設定されること
    を特徴とする請求項6に記載の車両入出庫管理システム。
  9. 前記管理手段は、前記第2モードを実行している場合において、
    前記満車判定台数を減少させることによって、減少後の前記満車判定台数が前記第1駐車場の収容限度台数以下になったとき、前記第2モードから前記第1モードに移行すること
    を特徴とする請求項6に記載の車両入出庫管理システム
  10. 前記管理手段は、前記第1モードを実行している場合において、
    前記第1駐車場の車両の台数と、前記第1駐車場から出庫して移動中の車両の台数と、前記第2駐車場の車両の台数と、前記第2駐車場から前記第1駐車場に移動中の車両の台数と、の和である稼働台数が第2閾値未満になった場合、前記第1駐車場の車両の台数が前記第1駐車場の収容限度台数に達するまでは、前記第3モードを実行すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両入出庫管理システム。
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