JP2017142122A - Automatic analyzer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自動分析装置に関し、特には検体が分注された検体容器を搬送するための搬送部を備えた自動分析装置に関する。 The present invention relates to an automatic analyzer, and more particularly, to an automatic analyzer including a transport unit for transporting a sample container into which a sample has been dispensed.
自動分析装置として、血液や尿などの検体に含まれる生体成分を分析する生化学分析装置が知られている。このような自動分析装置は、親検体からの分注位置、各分析位置においての分注位置、および洗浄位置の間において、検体が分注された検体容器を搬送するための搬送部を備えている。 As an automatic analyzer, a biochemical analyzer that analyzes a biological component contained in a specimen such as blood or urine is known. Such an automatic analyzer includes a transport unit for transporting a sample container into which a sample is dispensed between a dispensing position from a parent sample, a dispensing position at each analysis position, and a washing position. Yes.
このような搬送部は、複数列の搬送路を備えており、異なる搬送路に検体容器を移載する際に、検体容器を保持して持ち上げるための容器保持機構を有する。このような容器保持機構の一例として、例えば2つの基部の一端に固定された把持部(保持金具)の間隔を変化させることにより、検体容器を把持するように構成された構成が開示されている(下記特許文献1または下記非特許文献1参照)。
Such a transport unit includes a plurality of rows of transport paths, and has a container holding mechanism for holding and lifting the sample containers when the sample containers are transferred to different transport paths. As an example of such a container holding mechanism, there is disclosed a configuration configured to hold a sample container by changing the interval between gripping parts (holding metal fittings) fixed to one end of two base parts, for example. (See
ところで、上述した自動分析装置の搬送部において多量の検体容器を不具合なく搬送するためには、安定した状態で検体容器を保持しつつ、異なる搬送路に検体容器を移送することが重要である。そこで本発明は、検体容器を所定状態で持ち上げたまま安定した状態で移送することができ、これにより多量の検体容器を不具合なく搬送でき、処理能力の向上を図ることが可能な自動分析装置を提供することを目的とする。 By the way, in order to transport a large amount of sample containers without problems in the transport unit of the above-described automatic analyzer, it is important to transport the sample containers to different transport paths while holding the sample containers in a stable state. Therefore, the present invention provides an automatic analyzer capable of transporting a sample container in a stable state while being lifted up in a predetermined state, thereby allowing a large amount of sample containers to be transported without problems and improving processing capacity. The purpose is to provide.
この様な目的を達成するための本発明の自動分析装置は、分析部と、複数本の搬送ラインおよび前記搬送ライン間で前記検体容器を移送するための移送機構を有しフランジ部が設けられた検体容器を前記分析部に搬送する搬送部と、一端側を支点とし他端側を開閉自在な前記検体容器の保持端として前記搬送部の移送機構に設けられた一対の保持具と、前記一対の保持具における前記保持端の向かい合う面に設けられ前記検体容器のフランジ部を下部から支持すると共に両側から把持することにより前記検体容器を保持するテーパ面とを備えている。 In order to achieve such an object, an automatic analyzer of the present invention includes an analyzer, a plurality of transfer lines, and a transfer mechanism for transferring the sample container between the transfer lines, and a flange portion is provided. A transport unit that transports the sample container to the analysis unit, a pair of holders provided in the transport mechanism of the transport unit as a holding end of the sample container that can be opened and closed with one end side as a fulcrum, A taper surface that is provided on a surface of the pair of holding tools facing the holding ends and supports the flange portion of the sample container from below and holds the sample container by grasping from both sides.
以上のような構成の本発明の自動分析装置によれば、検体容器を所定状態で持ち上げたまま安定した状態を保って移送することができ、これにより多量の検体容器を不具合なく搬送できるため、処理能力の向上を図ることが可能である。 According to the automatic analyzer of the present invention configured as described above, the sample container can be transported in a stable state while being lifted in a predetermined state. It is possible to improve the processing capacity.
以下、本発明の自動分析装置の実施の形態を、自動分析装置の概略構成、本発明を適用した各実施形態の順に説明する。 Hereinafter, embodiments of the automatic analyzer of the present invention will be described in the order of the schematic configuration of the automatic analyzer and the embodiments to which the present invention is applied.
≪自動分析装置の概略構成≫
図1は、本発明が適用される自動分析装置の一例を示す概略構成図であり、血液や尿などの検体に含まれる生体成分を分析する生化学分析装置に本発明を適用した自動分析装置1の概略構成図である。
<< Schematic configuration of automatic analyzer >>
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an example of an automatic analyzer to which the present invention is applied, and an automatic analyzer in which the present invention is applied to a biochemical analyzer that analyzes a biological component contained in a specimen such as blood or urine. 1 is a schematic configuration diagram of FIG.
この図に示す自動分析装置1は、検体容器Sの搬送部100と、複数の分析部(ここでは2つの分析部200a,200b)と、制御部300とを備えている。これらはそれぞれに、以下のように構成されている。
The
<搬送部100>
搬送部100は、検体が収容された検体容器Sを搬送するものである。この搬送部100は、検体容器Sを、分注位置P11と各分析部200a,200bとの間で搬送する。検体容器Sに収容された検体は、例えばここでの図示を省略した検体装置によって親検体から分注された子検体である。
<
The
このような搬送部100は、第1搬送ライン101と、複数の第2搬送ライン102a,102b(ここでは2つの第2搬送ライン)と、第3搬送ライン103と、複数のセンサー部104と、さらに以降に説明する各実施形態において特徴的な保持具を備えた複数の移送機構10と、を有している。
Such a
第1搬送ライン101、複数の第2搬送ライン102a,102b、および第3搬送ライン103は、複数の分析部200a,200bの配列方向に沿って、平行に延設された搬送路であり、上部に載置された検体容器Sを延設方向に搬送するものである。
The
[第1搬送ライン101]
このうち第1搬送ライン101は、検体の分注位置P11から分析部200a,200bの配列方向に向かう方向x1に、検体容器Sを搬送する一連の搬送路である。この第1搬送ライン101は、一端を分注位置P11とし、この分注位置P11から最も遠い分析部(ここでは分析部200b)にまで達する他端を検体容器Sの容器保持位置P12として敷設されている。
[First transfer line 101]
Among these, the
また第1搬送ライン101には、分注位置P11と容器保持位置P12との間の各分析部200a,200bに対応する位置に、検体容器Sの容器保持位置P13a,P13bが設定されている。さらに第1搬送ライン101には、容器保持位置P13a,P13bよりも方向x1の下流側に、検体容器Sの載置位置P14a,P14bが設定されている。なお、分注位置P11から最も遠い分析部(ここでは分析部200b)に対応する載置位置P14bは、容器保持位置P12と一致している。
In the
[第2搬送ライン102a,102b]
各第2搬送ライン102a,102bは、第1搬送ライン101と、各分析部200a,200bとの間において、各分析部200a,200bに対応して設けられた搬送路である。これらの第2搬送ライン102a,102bは、分注位置P11側の一端を検体容器Sの載置位置P21とし、他端を容器保持位置P22として敷設され、載置位置P21から容器保持位置P22まで、検体容器Sを方向x1の向きに搬送する。また、各第2搬送ライン102a,102bには、載置位置P21と容器保持位置P22との間に、検体を採取するための採取位置P23が設定されている。
[
Each
[第3搬送ライン103]
第3搬送ライン103は、第1搬送ライン101と平行に延設された一連の搬送路であって、検体容器Sの回収ラインであり、第1搬送ライン101を挟んで、分析部200a,200bとは逆側に設けられている。この第3搬送ライン103は、分注位置P11側の一端を検体容器Sの容器保持位置P31とし、他端を載置位置P32として敷設され、載置位置P32から容器保持位置P31にまで、検体容器Sを方向x1と逆の方向x2の向きに搬送する。
[Third transfer line 103]
The
[センサー部104]
センサー部104は、検体容器Sが所定に位置に達しているか否かを判定するための装置であり、例えば光学式センサーである。このようなセンサー部104は、例えば各容器保持位置P12,P13a,13b付近に配置され、これらの各位置における検体容器Sの有無を検出する。
[Sensor unit 104]
The
[移送機構10]
移送機構10は、第1搬送ライン101の容器保持位置P13a,P13bから第2搬送ライン102a,102bの各載置位置P21に検体収容容器Sを移送する。また移送機構10は、第2搬送ライン102a,102bの各容器保持位置P22から、第1搬送ライン101の載置位置P14a、P14bに検体収容容器Sを移送する。さらに移送機構10は、第1搬送ライン101の容器保持位置P12から第3搬送ライン103の載置位置P32に検体容器Sを移送する。
[Transfer mechanism 10]
The
このように検体収容容器Sを移動させる移送機構10は、以降の各実施形態において詳細を説明する一対の保持具を備え、検体容器Sを保持した保持具を第1搬送ライン101と各第2搬送ライン102a,102bとの間、または第1搬送ライン101と第3搬送ライン103との間で移動させる。
In this way, the
[その他]
なお、ここでの図示を省略したが、分注位置P11と分析部200a,200bとの間には、洗浄部が配置されている。そして、第3搬送ライン103の載置位置P32から方向x2の向きに搬送された検体容器Sは、移送機構によって洗浄部に搬送され、洗浄処理を経た後に分注位置P11に戻される構成となっている。
[Other]
Although illustration is omitted here, a cleaning unit is disposed between the dispensing position P11 and the
<分析部200a,200b>
各分析部200a,200bは、それぞれが、検体分注装置202と、複数の反応セルが配置されたターンテーブル203と、試薬分注装置204と、試薬容器が配置された試薬ターンテーブル205と、分析装置206とを備えている。ここでは、2つの分析部200a,200bを示したが、さらに3つ以上の分析部を有していてもよい。
<
Each of the
検体分注装置202は、搬送部100における各第2搬送ライン102a,102bの採取位置P23にまで搬送された検体容器Sから検体を採取し、採取した検体をターンテーブル203に配置された反応セル内に吐出する。試薬分注装置204は、試薬ターンテーブル205に配置された試薬容器から試薬を採取し、採取した試薬をターンテーブル203に配置された反応セル内に吐出する。反応セル内の検体と試薬は、ここでの図示を省略した攪拌装置によって攪拌される。分析装置206は、試薬と反応した検体を測定する。
The
以上のような分析部200a,200bのそれぞれは、複数の試薬分注装置204と複数の分析装置206とを備えることにより、複数の検体の分析を並行して行う構成とすることができる。
Each of the
<制御部300>
制御部300は、自動分析装置1を構成する搬送部100および分析部200a,200bの動作を制御する。このような制御部300は、例えば入力部、表示部、CPU、RAM、およびROM等を備えたコンピュータである。
<
The
≪第1実施形態≫
図2は、第1実施形態に係る自動分析装置に設けられた移送機構10の要部斜視図である。この図に示す移送機構10は、第1実施形態に特徴的な検体容器Sの保持具21を有する。図3は、この保持具21によって保持される検体容器Sの一例を説明する図である。以下、先ず第1実施形態で用いられる検体容器Sの構成例を説明し、次いでこの検体容器Sを保持するための保持具21を備えた移送機構10の詳細な構成を説明する。
<< First Embodiment >>
FIG. 2 is a perspective view of a main part of the
<検体容器S>
図3は、検体容器Sを説明する図であり、図3Aは斜視図、図3Bは上面図、図3Cは側面図である。これらの各図、図1および図2に示した検体容器Sは、親検体から分注された検体が貯留されるセル30と、セル30を収容して保持するセル収容器31とで構成されている。
<Sample container S>
3A and 3B are diagrams illustrating the sample container S, FIG. 3A is a perspective view, FIG. 3B is a top view, and FIG. 3C is a side view. The sample container S shown in each of these figures, FIG. 1 and FIG. 2 is composed of a
セル収容器31は、上方から陥入したセル30を保持するためのものであり、検体容器Sの外形を構成する。セル収容器31は、微量の検体を貯留するセル30を安定した状態で搬送するために、ある程度の大きさの外形形状を有して構成されている。
The
このようなセル収容器31は、セル30が陥入される側である上方に、フランジ部32を備えている。フランジ部32の下部は、例えば円筒形のネック部33でとして構成されている。フランジ部32は、例えば搬送ライン上においての向きが明確となるように、上方から見た平面形状が多角形に構成されている。
Such a
このようなフランジ部32の平面形状は、平行な2辺を有する多角形であり、例えば略四角形である。略四角形は、例えば四角形状の四隅を外側に突出させた平面形状であって、四角形の平行な2辺が中心に向かってくびれており、略四角形の頂角が90度以下であることが好ましい。また略四角形は、頂角部分が曲線で構成されていてもよい。この場合、略四角径の頂角は、対向する2辺を延設した仮想線が交わる部分の角度である。
Such a planar shape of the
図2に示すように、この様な形状の検体容器Sは、フランジ部32の略四角形の平行な2辺が、各搬送ライン(例えば搬送ライン101)の延設方向と平行となるように、搬送ライン101上に載置された状態で搬送される。
As shown in FIG. 2, the sample container S having such a shape has two substantially rectangular parallel sides of the
<移送機構10>
図2に示した移送機構10は、異なる列の搬送ライン間で検体容器Sの移送を行うためのものである。この移送機構10は、検体容器Sを保持して持ち上げ、持ち上げた検体容器Sを搬送ライン間において運搬し、さらに運搬先の搬送ライン上に検体容器Sを降ろして載置する動作を実施する。このような移送機構10は、検体容器Sを保持するための一対の保持具21と、搬送ライン間においてこの保持具21を運搬する運搬機構(図示省略)とを備えている。
<
The
このような移送機構10は、自動分析装置の搬送部に取り付けられた運搬機構に対して、基台10aを介して一対の保持具21を取り付けたものである。ここでは、二対の保持具21が、1つの基台10aを介して運搬機構に取り付けられた移送機構10を示している。このような移送機構10は、3列の搬送ライン間において検体容器Sの移送を行う。
Such a
図2に示す二対の保持具21のうち、例えば右側の一対の保持具21は、図1に示した第2搬送ライン102bの容器保持位置P22から第1搬送ライン101の載置位置P14bに検体収容容器Sを移送する。また図2に示す二対の保持具21のうち、左側の一対の保持具21は、図1に示した第1搬送ライン101の容器保持位置P12から第3搬送ライン103の載置位置P32に検体容器Sを移送する。なお、2列の搬送ライン間のみで検体容器の移送を行う移送機構であれば、基台10aに対して一対の保持具21のみを取り付けた構成とすればよい。以下においては、3列の搬送ラインを代表して搬送ライン101と称し、移送機構10の詳細な構成を説明する。
Of the two pairs of
図2に示すように、移送機構10は、一対の保持具21、支点部材22、バネ24、歯車23、およびストッパ25を備えている。これらの構成は次のようである。
As shown in FIG. 2, the
[保持具21]
一対の保持具21は、それぞれが長尺状の部材である。これらの保持具21のそれぞれは、長尺状の一端側を貫通させた支点部材22により、基台10aに取り付けられている。この状態において、一対の保持具21は、搬送ライン101の延設方向に沿って基台10aから先端部を突出させた状態で設けられている。基台10aに取り付けられた状態で、一対の保持具21は、支点部材22を貫通させた位置を支点として回動自在である。これにより一対の保持具21は、支点部材22を貫通させた一端側とは逆の他端側を、検体容器Sの保持端21aとして開閉自在な構成となっている。
[Holding tool 21]
Each of the pair of
保持具21における保持端21aは、検体容器Sを保持する部分であり、この保持端21aの形状が特徴的である。すなわち一対の保持具21の保持端21aは、自動分析装置を設置した状態において上方に向く順テーパ形状のテーパ面21bを有している。これらのテーパ面21bは、保持具21において検体容器Sを保持する側に設けられており、対向するテーパ面21b間において検体容器Sを保持する。すなわちテーパ面21bが、検体容器Sの保持部分となっている。
The holding
図4は、第1実施形態に係る移送機構10の構成を示す図であり、図4Aは保持具21における保持端21aの上面図、図4Bは保持具21における保持端21aの側面図である。これらの図は、以降に詳細に説明するように、一対の保持具21によって検体容器Sを保持した状態を示しており、図2に示した二対の保持具21のうち、左側の一対の保持具21の状態に相当する。
4A and 4B are diagrams illustrating the configuration of the
これらの図に示すように、保持具21のテーパ面21bは、一対の保持具21を回動させることによって検体容器Sを保持する状態にまで保持端21aを閉じた場合に、内側を向いて対向するように配置される。この場合、一対の保持具21の各テーパ面21bは、平行方向に延設され、例えば搬送ライン101における検体容器Sの載置面に対して垂直で、かつ搬送ライン101と同一方向に延設される面Vsに対して面対称となる面であって、平面であってよい。
As shown in these drawings, the
このようなテーパ面21bは、検体容器Sのフランジ部32を下部から支持すると共に両側から把持することにより検体容器Sを保持する。より詳しくは、一対のテーパ面21bは、図3を用いて説明した検体容器Sのフランジ部32の四隅を保持点32aとし、これらの保持点32aを下部から支持すると共に両側から把持することにより、検体容器Sを保持する。ここで、テーパ面21bに保持されるフランジ部32の保持点32aは、フランジ部32の対向する2辺において最も外側に位置する点であり、フランジ部32の平面形状が、略四角形の頂角部分を曲線として構成している場合、曲線部分の始点である。
Such a
各テーパ面21bの角度θは、以降に説明するように、保持端21aが閉じる動作において、検体容器Sのフランジ部32が対向するテーパ面21bを両側に滑り上がることが可能な程度に小さい。また各テーパ面21bの角度θは、検体容器Sを保持する状態にまで保持端21aが閉じられた場合に、検体容器Sが対向するテーパ面21b間に挟まれて把持される程度に大きく、テーパ面21b間においての検体容器Sの回転を抑制する。さらに各テーパ面21bの傾斜方向の長さLは、保持具21によって検体容器Sを保持した状態で、搬送ライン101から検体容器Sを持ち上げる高さhに合わせて設定されている。この高さhは、搬送ライン間においての検体容器Sの運搬に支障のない大きさである。
As will be described later, the angle θ of each
また検体容器Sを保持する状態にまで保持端21aを閉じた場合に、一対の保持具21のテーパ面21bの上端同士の間隔dは、保持具21によって所定状態で把持される検体容器Sのフランジ部32の幅Wよりも大きい。
In addition, when the holding
以上のような保持具21の保持端21aには、検体容器Sを保持した状態において、検体容器Sとの干渉を防止するための凹部21cを、必要に応じた形状で設ける。例えば検体容器Sにおいて、保持具21によって把持されるフランジ部32の下部が円筒形のネック部33である場合、1対の保持具21の保持端21aには、テーパ面21bの中央を円弧状に保持端21aを切り欠いた凹部21cを設ける。
The holding
[支点部材22]
図2に示す支点部材22は、長尺状の保持具21を回動自在に基台10aに取り付けるためのものである。この支点部材22は、保持具21の保持端21aとは逆側において保持具21に固定され、保持具21と基台10aとを貫通する状態で設けられている。そして、一対の保持具21のうちの一方に固定された支点部材22は、基台10a側に配置されたモータの回転軸に固定されている。これにより、モータに固定された一方の保持具21が、モータの駆動によって基台10aに対して平行に回動する。
[Fulcrum member 22]
The
[歯車23]
歯車23は、一方の保持具21を固定する支点部材22に備えられたモータの駆動力を、他方の保持具21に伝えるためのものである。このような歯車23は、長尺状の保持具21の中間位置において、一対の保持具21間で向かい合う位置においてかみ合わせて設けられている。これにより、モータの駆動によって一方の保持具21が回動すると、これに連動して他方の保持具21が逆方向に回動し、一対の保持具21の保持端21aが開閉する。
[Gear 23]
The
[バネ24]
バネ24は、一対の保持具21の保持端21aとは逆側の一端側同士を連結する状態で設けられている。このようなバネ24は、例えば引張バネであり、モータの駆動によって保持具21の保持端21aを閉じることによって延伸する。そして、モータの駆動力から支点部材22を開放することにより、バネ24の引っ張り応力によって保持具21の保持端21aが開いた状態となる。
[Spring 24]
The
[ストッパ25]
ストッパ25は、モータの駆動によって保持端21aが閉じる方向に一対の保持具21を回動させた場合に、必要以上に保持具21が回動することを規制するものである。このようなストッパ25は、保持端21aのテーパ面21bが平行となった状態で、モータの駆動による保持具21の回動を停止させる。このストッパ25により、検体容器Sを保持した状態においての、保持具21の間隔およびテーパ面21bの対向状態が一定に保たれる。
[Stopper 25]
The
<検体容器Sの移送動作>
図5は、上述した一対の保持具21を有する移送機構10による検体容器Sの移送を説明するための動作図である。以下、この図に基づいて、検体容器Sの移送を説明する。なお、以下に説明する検体容器Sの移送動作は、制御部300を構成するCPUが、ROMやRAMに記録されたプログラムを実行することにより実現される。
<Transfer operation of sample container S>
FIG. 5 is an operation diagram for explaining the transfer of the sample container S by the
先ず、図5Aに示すように、上述したセンサー部が、搬送ライン101上の容器保持位置に検体容器Sが移送されたことを検知する。これにより、移送機構10は、運搬機構の駆動により、搬送ライン101の両側から一対の保持具21の保持端21aで検体容器Sを挟むように、保持具21を移動させる。この状態において、移送機構10は、保持具21のテーパ面21bの先端が、検体容器Sのフランジ部32の最下部の高さと同程度となるように、保持具21を移動させる。なお、図2に示すように、搬送ライン101の容器保持位置に移送された検体容器Sは、フランジ部32の対向する2辺が搬送ライン101の延設方向と一致した状態となっている。
First, as shown in FIG. 5A, the sensor unit described above detects that the sample container S has been transferred to the container holding position on the
次に図5Bに示すように、移送機構10は、モータの駆動によって保持具21を回動させて保持端21aを閉じていく。これにより、保持端21aのテーパ面21bの先端が、検体容器Sのフランジ部32の下方に入り込む。さらに保持端21aを閉じることにより、テーパ面21bが、検体容器Sのフランジ部32を下方から押し上げる。これにより、フランジ部32が両側のテーパ面21bを滑り上がり、検体容器Sが搬送ライン101から持ち上がる。この際、先ず、フランジ部32の四隅に位置する保持点32aのうち、図2に示した支点部材22側において対向する2つの保持点32aが、テーパ面21bで支持され、次いで残りの2つの保持点32aがテーパ面21bで支持される。
Next, as shown in FIG. 5B, the
その後、図5Cに示すように、対向するテーパ面21bが平行となったところで、保持具21の回動がストッパによって停止する。これにより、保持具21によって検体容器Sが保持された状態となる。この状態において検体容器Sは、搬送ライン101から高さhで持ち上げられる。また、保持具21のテーパ面21b間に検体容器Sのフランジ部32が把持される。より詳しくは、テーパ面21bによって、フランジ部32の四隅の保持点32aが保持された状態で、検体容器Sが一対の保持具21間に保持される。
Thereafter, as shown in FIG. 5C, when the
以上の後、移送機構10は、検体容器Sを高さhで持ち上げて保持した一対の保持具21を、搬送ライン101から、他の搬送ラインに移動させる。次に、他の搬送ライン上において、移送機構10は、モータの駆動力から支点部材22を開放することにより、バネ24の引っ張り応力によって保持具21の保持端21aを開いた状態とする。これにより、他の搬送ライン上に検体容器Sが載置され、搬送ライン間における検体容器Sの移送が完了する。
After the above, the
<第1実施形態の効果>
以上説明した第1実施形態の自動分析装置1における移送機構10は、検体容器Sのフランジ部32を、一対の保持具21のテーパ面21bで支持する構成である。これにより、移送機構10は、一対の保持具21の先端を閉じると言った一つの動作により、両側のテーパ面21bの上部にフランジ部32を掬い上げ、保持具21間に位置する検体容器Sを搬送ライン101から持ち上げて保持することが可能である。また移送機構10は、検体容器Sのフランジ部32を、一対の保持具21のテーパ面21b間に把持する構成である。これにより、移送機構10は、一対の保持具21によって持ち上げた状態で保持した検体容器Sを、一対の保持具21間において水平方向に回転させることなく、所定状態で保持することが可能である。
<Effects of First Embodiment>
The
特に第1実施形態においては、一対のテーパ面21bの対向する2点において、フランジ部32が保持される構成である。これにより、保持具21の回動による検体容器Sの保持動作において、面Vsおよび搬送ライン101における検体容器Sの載置面に対して検体容器Sを傾けることなく保持することが可能である。また一方のテーパ面21bの2点において、フランジ部32が保持される構成であるため、テーパ面21b間に検体容器Sを保持した状態での検体容器Sの回転を、確実に防止することができる。
Particularly in the first embodiment, the
以上により、この移送機構10により、検体容器Sを安定した状態で保持しつつ、異なる搬送ラインに移動させ、移動先の搬送ライン上に所定状態で載置することが可能になる。この結果、第1実施形態の自動分析装置1によれば、移送機構10によって検体容器を不具合なく所定状態で移送することが可能となり、処理能力の向上を図ることが可能である。
As described above, the
なお第1実施形態においては、検体容器Sにおけるフランジ部32の四隅の保持点32aを、対向するテーパ面21b間に保持させる構成を説明した。しかしながら移送機構10は、少なくとも一対のテーパ面21bの対向する2点において、フランジ部32が保持される構成であればよい。これにより、保持具21の回動による検体容器Sの保持動作において、面Vsおよび搬送ライン101における検体容器Sの載置面に対して検体容器Sを傾けることなく保持することが可能である。また、この移送機構10は、少なくとも一方のテーパ面21bの2点以上において、フランジ部32が保持される構成であれば、他方のテーパ面21bでは1点でフランジ部32を保持する構成であってもよい。これにより、テーパ面21b間に検体容器Sを保持した状態での検体容器Sの回転を、確実防止できる。
In the first embodiment, the configuration in which the holding
また第1実施形態においては、図3を用いて説明したように、検体容器Sのフランジ部32が、略四角形の平面形状である場合を例示し、フランジ部32の四隅を保持点32aとした場合においての検体容器Sの移送を説明した。しかしながら、テーパ面21bによる検体容器Sの保持点32aは、フランジ部32の四隅に限定されることはなく、例えばフランジ部32の下面側に突起部を突出させ、この突起部を保持点としてもよい。
In the first embodiment, as described with reference to FIG. 3, the case where the
≪変形例≫
図6は、第1実施形態の変形例の検体容器S’を説明する図であり、図6Aは斜視図、図6Bは上面図、図6Cは側面図である。これらの各図に示すように、検体容器Sのセル収容器31は、先の図3に示した構成に限定されることはなく、例えばフランジ部32の下部が角柱形のネック部33であってもよい。
≪Modification≫
6A and 6B are diagrams illustrating a sample container S ′ according to a modification of the first embodiment. FIG. 6A is a perspective view, FIG. 6B is a top view, and FIG. 6C is a side view. As shown in each of these drawings, the
図7は、第1実施形態の変形例の移送機構10の構成を示す図である。図7に示すように、この場合の移送機構10は、一対の保持具21に検体容器Sを保持した状態において、検体容器Sとの干渉を防止するための凹部21cとして、角柱形のネック部33に沿ってテーパ面21bの中央を切り欠いた凹部21cを設ければよい。つまり、検体容器Sとの干渉を防止するための凹部21cは、保持容器Sのネック部33の形状に沿って設ければよい。これにより、検体容器Sのネック部33の形状によらず、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
FIG. 7 is a diagram illustrating a configuration of the
≪第2実施形態≫
図8は、第2実施形態に係る自動分析装置における移送機構20の構成を示す図である。この図に示す自動分析装置の移送機構20が、第1実施形態の搬送機構と異なるところは、検体容器Sを保持するための一対の保持具21’の保持端21aに、ストッパ部21dが設けられたところにあり、他の構成は同様である。そこで以下においては、移送機構20における一対の保持具21’の構成を説明する。
<< Second Embodiment >>
FIG. 8 is a diagram illustrating a configuration of the
<移送機構20>
[保持具21’]
第2実施形態における一対の保持具21’は、保持端21aにストッパ部21dが設けられていることのみが、第1実施形態とは異なる。このストッパ部21dは、テーパ面21bの最上部から略垂直に立ち上げられた壁部である。このストッパ部21dは、一対の保持具21’のテーパ面21bに検体容器Sを保持した状態で、保持具21’を移動させた場合の振動などによって、検体容器Sのフランジ部32が乗り越えることのない高さHを有している。なお、ストッパ部21dは、テーパ面21bの延設方向の全域に設けられる必要はなく、検体容器Sのフランジ部32を保持する位置に対応して設ければよい。
<
[Holding tool 21 ']
The pair of holders 21 'in the second embodiment is different from the first embodiment only in that a
また検体容器Sを保持する状態にまで保持端21aを閉じた場合、検体容器Sのフランジ部32とストッパ部21dとの間には、テーパ面21bによるフランジ部32の支持を妨げることのない程度の隙間が設けられることとする。
Further, when the holding
<検体容器Sの移送動作>
図9は、上述した一対の保持具21’を有する移送機構20による検体容器Sの移送を説明するための動作図である。この図に示すように、第2実施形態の移送機構20による検体容器Sの移送は、第1実施形態と同様に実施される。以下、この図に基づいて、検体容器Sの移送を説明する。なお、以下に説明する検体容器Sの移送動作は、制御部300を構成するCPUが、ROMやRAMに記録されたプログラムを実行することにより実現される。
<Transfer operation of sample container S>
FIG. 9 is an operation diagram for explaining the transfer of the sample container S by the
先ず、図9Aに示すように、上述したセンサー部が、搬送ライン101上の容器保持位置に検体容器Sが移送されたことを検知する。これにより、移送機構20は、運搬機構の駆動により、搬送ライン101の両側から、一対の保持具21’の保持端21aで検体容器Sを挟むように、保持具21’を移動させる。この状態において、移送機構20は、保持具21’のテーパ面21bの先端が、検体容器Sのフランジ部32の最下部の高さと同程度となるように、保持具21’を移動させる。なお、搬送ライン101の容器保持位置に移送された検体容器Sは、フランジ部32の対向する2辺が搬送ライン101の延設方向と一致した状態となっている。
First, as shown in FIG. 9A, the sensor unit described above detects that the sample container S has been transferred to the container holding position on the
次に図9Bに示すように、移送機構20は、モータの駆動によって保持具21’を回動させて保持端21aを閉じていく。これにより、保持具21’のテーパ面21bの先端が、検体容器Sのフランジ部32の下方に入り込む。さらに保持端21aを閉じることにより、テーパ面21bが、検体容器Sのフランジ部32を下方から押し上げる。これにより、フランジ部32がテーパ面21b上を滑り上がり、検体容器Sが搬送ライン101から持ち上がる。この際、先ず、フランジ部32の四隅に位置する保持点32aのうち、図2に示した支点部材22側において対向する2つの保持点32aが、テーパ面21bで支持され、次いで残りの2つの保持点32aがテーパ面21bで支持される。
Next, as shown in FIG. 9B, the
その後、図9Cに示すように、対向するテーパ面21bが平行となったところで、保持具21’の回動がストッパによって停止する。これにより、保持具21’によって検体容器Sが保持された状態となる。この状態において検体容器Sは、搬送ライン101から高さhで持ち上げられる。また、保持具21’のテーパ面21b間に検体容器Sのフランジ部32が把持される。より詳しくは、テーパ面21bによって、フランジ部32の四隅が支持された状態で、検体容器Sが一対の保持具21’間に保持される。
Thereafter, as shown in FIG. 9C, when the opposing
以上の後、移送機構20は、検体容器Sを保持した一対の保持具21’を、搬送ライン101から、他の搬送ラインに移動させる。次に、他の搬送ライン上において、移送機構20は、モータの駆動力から支点部材22を開放することにより、バネ24の引っ張り応力によって保持具21’の保持端21aを開いた状態とする。これにより、他の搬送ライン上に検体容器Sが載置され、搬送ライン間における検体容器Sの移送が完了する。
After the above, the
<第2実施形態の効果>
以上説明した第2実施形態の自動分析装置における移送機構20では、検体容器Sを保持するための一対の保持具21’の保持端21aに、テーパ面21bの最上部から立ち上げたストッパ部21dを設けた構成である。これにより、一対の保持具21’のテーパ面21bに検体容器Sを保持した状態で、保持具21’を移動させる場合の振動などにより検体容器Sがテーパ面21b間で回転する力が働いた場合であっても、ストッパ部21dによって検体容器Sの回転を確実に防止することができる。
<Effects of Second Embodiment>
In the
この結果、第2実施形態の自動分析装置によれば、第1実施形態と比較して、さらに確実に移送機構20によって検体容器を不具合なく所定状態で移送することが可能となり、処理能力の向上を図ることが可能である。
As a result, according to the automatic analyzer of the second embodiment, compared to the first embodiment, the sample container can be more reliably transferred in a predetermined state by the
1…自動分析装置
10,20…移送機構
21,21’…保持具
21a…保持端
21b…テーパ面
21d…ストッパ部
32…フランジ部
100…搬送部
200a,200b…分析部
101…第1搬送ライン
102a,102b…第2搬送ライン
103…第2搬送ライン
S…検体容器
DESCRIPTION OF
Claims (7)
複数本の搬送ラインおよび前記複数本の搬送ライン間で検体容器を移送するための移送機構を有し、フランジ部が設けられた検体容器を前記分析部に搬送する搬送部と、
一端側を支点とし、他端側を開閉自在な前記検体容器の保持端として前記搬送部の移送機構に設けられた一対の保持具と、
前記一対の保持具における前記保持端の向かい合う面に設けられ、前記検体容器のフランジ部を下部から支持すると共に両側から把持することにより前記検体容器を保持するテーパ面と、を備えた
自動分析装置。 The analysis department;
A transport unit having a plurality of transport lines and a transport mechanism for transporting a sample container between the plurality of transport lines, and transporting a sample container provided with a flange to the analysis unit;
A pair of holders provided in the transfer mechanism of the transport section as a holding end of the sample container that can be opened and closed with one end side as a fulcrum; and
An automatic analyzer comprising: a taper surface provided on a surface of the pair of holding tools facing the holding ends and supporting the flange portion of the sample container from below and holding the sample container by gripping from both sides .
請求項1記載の自動分析装置。 The automatic analyzer according to claim 1, wherein the tapered surfaces of the pair of holders hold both ends of the flange portion of the sample container by point contact.
請求項1または2に記載の自動分析装置。 3. The automatic analyzer according to claim 1, wherein in a state where the sample container is held between the tapered surfaces of the pair of holders, the flange portion of the sample container is held at two points facing the tapered surfaces. .
請求項1〜3の何れか1項に記載の自動分析装置。 The state in which the sample container is held between the tapered surfaces of the pair of holders, the flange portion of the sample container is held on at least one tapered surface by two or more point contacts. The automatic analyzer according to claim 1.
前記一対の保持具のテーパ面間に前記検体容器を保持した状態においては、前記一対のテーパ面に前記検体容器のフランジ部の四隅が点接触で保持される
請求項1〜4の何れか1項に記載の自動分析装置。 The flange portion of the sample container has a substantially rectangular planar shape,
The state in which the sample container is held between the tapered surfaces of the pair of holders, the four corners of the flange portion of the sample container are held by point contact with the pair of tapered surfaces. The automatic analyzer according to item.
請求項5記載の自動分析装置。 The automatic analyzer according to claim 5, wherein the flange portion of the sample container has a planar shape with four corners of a substantially square shape protruding outward.
請求項1〜6の何れか1項に記載の自動分析装置。
The automatic analyzer according to any one of claims 1 to 6, wherein the pair of holders includes a stopper portion raised from an uppermost portion of the tapered surface.
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