JP2017142079A - 渋滞回避システム、サーバ、情報端末装置及びプログラム - Google Patents

渋滞回避システム、サーバ、情報端末装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザによる渋滞の認否を反映しながら、発生が予測される渋滞を考慮したルート検索を行う渋滞回避システムを得る。【解決手段】渋滞判定部10が渋滞と判定することで生成される渋滞情報は、渋滞情報管理部32により記憶部34に蓄積される。また、渋滞情報に対してユーザが下した渋滞の認否を示す評価情報は、評価情報管理部33により記憶部34に蓄積される。ルート検索部15は、蓄積されている渋滞情報のうち、評価情報を用いて抽出された渋滞情報を用いて、ルート検索を行う。【選択図】図1

Description

この発明は、過去に発生した渋滞を反映したルート検索を行う渋滞回避システムに関するものである。
特許文献1に記載のシステムでは、ナビゲーション装置のカメラによる撮影画像を解析することで渋滞を判断し、その渋滞が所定時間続くとの想定のもと、渋滞情報の提供期限を設定し、ユーザへの情報提供に利用している。例えば、車両の通過予定時刻が渋滞情報の提供期限内であり、渋滞が続いていると想定される場合に、その車両のユーザに渋滞がある旨の情報を提供するようにしている。
国際公開第2014/207887号
しかしながら、上記特許文献1に示された技術は、ある時点で実際に発生していると判断された渋滞が所定時間続くとの想定のもとユーザへの情報提供を行うものであり、そうした渋滞が発生することをそもそも事前に予測できるものではなかった。従って、発生が予測される渋滞を考慮したルート検索を行うことはできなかった。また、渋滞の判断は、画像処理等で自動的に行われており、実際に走行したユーザが渋滞と感じたか否かは、一切考慮されていなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザによる渋滞の認否を反映しながら、発生が予測される渋滞を考慮したルート検索を行う渋滞回避システムを得ることを目的とする。
この発明に係る渋滞回避システムは、車両の走行状況に関する情報を取得して、渋滞判定を行う渋滞判定部と、渋滞判定部により渋滞と判定された場所及び時間を示す、各車両の走行ごとに得られた渋滞情報を、記憶部に蓄積する渋滞情報管理部と、渋滞情報に対してユーザが下した渋滞の認否を示す評価情報を、記憶部に蓄積する評価情報管理部と、蓄積された渋滞情報のうち、評価情報を用いて抽出された渋滞情報を用いて、ルート検索を行うルート検索部とを備えることを特徴とするものである。
この発明によれば、ユーザによる渋滞の認否を反映しながら、発生が予測される渋滞を考慮したルート検索を行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る渋滞回避システムの構成図である。 図2A及び図2Bは、車載情報端末のハードウェア構成例を示す図である。 図3A及び図3Bは、携帯情報端末のハードウェア構成例を示す図である。 図4A及び図4Bは、サーバのハードウェア構成例を示す図である。 渋滞判定と渋滞情報の送信について説明するためのフローチャートである。 評価情報の生成及び送信について説明するためのフローチャートである。 渋滞情報の取得と蓄積について説明するためのフローチャートである。 評価情報の取得と蓄積について説明するためのフローチャートである。 渋滞情報と評価情報を用いたルート検索について説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る渋滞回避システムの第1変形例を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る渋滞回避システムの第2変形例を示す構成図である。
実施の形態1.
図1に、この発明の実施の形態1に係る渋滞回避システムの構成図を示す。渋滞回避システムは、車両に搭載されたナビゲーション装置等の車載情報端末1と、当該車両に持ち込まれたスマートフォン、タブレットコンピュータ等の携帯情報端末2と、サーバ3とを有する。
車載情報端末1又は携帯情報端末2は、情報端末装置を構成する。
車載情報端末1は、渋滞判定部10と位置算出部11と渋滞情報生成部12とサーバ通信部13と携帯情報端末通信部14とルート検索部15とルート情報管理部16と出力部17と入力部18とを有する。
渋滞判定部10は、車両に搭載された車速センサ4から車速を、同じく車両に搭載されたカメラ5から車両周辺を撮影した画像を取得するとともに、位置算出部11から車両の現在位置を取得して、渋滞が発生しているかを判定する。判定結果は、渋滞情報生成部12に出力される。これら車速、カメラ5が撮影した撮影画像、車両の位置等は、車両の走行状況に関する情報である。
位置算出部11は、GPS(Global Positioning System)アンテナ6で受信したGPS衛星の信号を用いて、緯度経度等の座標値の形式で、車両の現在位置を算出する。算出した現在位置は、渋滞判定部10と渋滞情報生成部12とルート検索部15とに出力される。
渋滞情報生成部12は、渋滞判定部10により渋滞が発生していると判定された場所及び時間を示した渋滞情報を生成する。生成した渋滞情報は、サーバ通信部13及び携帯情報端末通信部14に出力される。
なお、渋滞情報に示される時間は、例えば年月日と時刻を含む形式となっており、つまりは、曜日及び帰省ラッシュ、長期休み等の時期の判別にも利用可能なものである。
また、渋滞情報に示される場所は、緯度経度等の座標値の形式で示されていてもよいし、例えば道路名、走行方面、交差点名等の名称の形式で示されていてもよい。座標値の形式とする場合、渋滞情報生成部12は、位置算出部11が出力する車両の現在位置を用いて、座標値の形式で場所を示した渋滞情報を生成する。名称の形式とする場合、渋滞情報生成部12は、位置算出部11が出力する車両の現在位置と、不図示の記憶部に格納された地図情報とを用いて、車両の現在位置に対応した名称の形式で場所を示した渋滞情報を生成する。
サーバ通信部13は、サーバ3との間で、情報の送受信を行う。具体的には、送信部と受信部とを有する。
携帯情報端末通信部14は、携帯情報端末2との間で、情報の送受信を行う。具体的には、送信部と受信部とを有する。
ルート検索部15は、不図示の記憶部に格納された地図情報と、位置算出部11が出力した現在位置と、入力部18が出力したユーザ所望の目的地等を示す入力操作情報と、ルート情報管理部16が管理している渋滞情報とを用いて、当該目的地までのルートを検索する。そして、ルート検索部15は、検索したルートを示す画像信号及び音声信号を、出力部17に出力する。
ルート情報管理部16は、サーバ通信部13がサーバ3から受信した渋滞情報を、渋滞情報生成部12を介して取得し、一時的に保持するなどして管理する。
出力部17は、ディスプレイ、スピーカ等で構成されており、画像、音声等をユーザに提供する。例えば、ルート検索部15の検索ルートが示された案内地図の画像、案内音声等をユーザに提供する。
入力部18は、タッチパネル、操作ボタン、リモコン等で構成されて、ユーザの入力操作を受け付け、入力操作情報としてルート検索部15に出力する。
携帯情報端末2は、車載情報端末通信部20と評価受付生成部21と出力部22と入力部23と評価情報生成部24とサーバ通信部25とを有する。
車載情報端末通信部20は、車載情報端末1との間で、情報の送受信を行う。具体的には、送信部と受信部とを有する。
評価受付生成部21は、車載情報端末通信部20が車載情報端末1から受信した渋滞情報に示された渋滞に対するユーザの評価を受け付けるための画像信号又は音声信号を生成し、出力部22に出力する。渋滞に対するユーザの評価とは、ユーザが渋滞であると感じたか否かという渋滞の認否である。
出力部22は、ディスプレイ、スピーカ等で構成されており、画像、音声等をユーザに提供する。例えば、渋滞に対するユーザの評価を受け付けるための受付画像又は受付手順を解説したガイダンス音声等をユーザに提供する。
入力部23は、タッチパネル、操作ボタン等で構成されて、ユーザの入力操作を受け付け、入力操作情報として評価情報生成部24に出力する。
評価情報生成部24は、入力部23が出力した渋滞に対するユーザの評価を示す入力操作情報を用いて、評価情報を生成する。評価情報は、各渋滞情報が示す渋滞に対し、ユーザの主観で、実際に渋滞であると感じたか否かというユーザが下した渋滞の認否を示す情報である。評価情報は、サーバ通信部25に出力される。
サーバ通信部25は、サーバ3との間で、情報の送受信を行う。具体的には、送信部と受信部とを有する。
なお、携帯情報端末2は、図示した機能構成以外にも、スマートフォン、タブレットコンピュータ等で一般的な音声通話、データ通信等を可能にするための機能構成を有している。
サーバ3は、車載情報端末通信部30と携帯情報端末通信部31と渋滞情報管理部32と評価情報管理部33と記憶部34と渋滞情報抽出部35とを有する。
車載情報端末通信部30は、車載情報端末1との間で、情報の送受信を行う。具体的には、送信部と受信部とを有する。
携帯情報端末通信部31は、携帯情報端末2との間で、情報の送受信を行う。具体的には、送信部と受信部とを有する。
渋滞情報管理部32は、車載情報端末通信部30が車載情報端末1から受信した渋滞情報を、記憶部34に蓄積したり、車載情報端末1に対して評価情報の送信を要求したりする。
評価情報管理部33は、携帯情報端末通信部31が携帯情報端末2から受信した評価情報を、記憶部34に蓄積する。
なお、渋滞情報が蓄積されて渋滞情報管理部32がアクセスする記憶部と、評価情報が蓄積されて評価情報管理部33がアクセスする記憶部とを、それぞれ別に設けてもよい。
渋滞情報抽出部35は、車載情報端末1が渋滞情報の提供を要求した場合に、記憶部34から必要な渋滞情報を抽出し、車載情報端末通信部30に出力する。
図1では、一組の車載情報端末1と携帯情報端末2を示したが、サーバ3には、複数組の車載情報端末1と携帯情報端末2が通信可能に接続している。このため、サーバ3には、異なる車両に搭載された車載情報端末1、異なる車両に持ち込まれた携帯情報端末2から、渋滞情報及び評価情報が送られてくることとなり、異なる複数の車両間での渋滞情報及び評価情報の共有が可能になっている。
次に、車載情報端末1のハードウェア構成例について説明する。
車載情報端末1のサーバ通信部13及び携帯情報端末通信部14は送受信装置であり、出力部17はディスプレイ、スピーカであり、入力部18はタッチパネルである。入力部18は、操作ボタン、リモコン等であってもよい。車載情報端末1の渋滞判定部10、位置算出部11、渋滞情報生成部12、ルート検索部15、ルート情報管理部16の各機能は、処理回路により実現される。当該処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。
図2A及び図2Bでは、サーバ通信部13及び携帯情報端末通信部14の機能を送受信装置100で実現し、出力部17をディスプレイ101及びスピーカ102で実現し、入力部18をタッチパネル103で実現した場合を例に示している。サーバ通信部13、携帯情報端末通信部14としてそれぞれ別に送受信装置100を設けてもよい。
図2Aは、渋滞判定部10、位置算出部11、渋滞情報生成部12、ルート検索部15、ルート情報管理部16の機能を、専用のハードウェアである処理回路104で実現した場合の、車載情報端末1のハードウェア構成例を示す図である。処理回路104は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。渋滞判定部10、位置算出部11、渋滞情報生成部12、ルート検索部15、ルート情報管理部16の各部の機能を別個の処理回路104を組み合わせて実現してもよいし、各部の機能を1つの処理回路104で実現してもよい。
図2Bは、渋滞判定部10、位置算出部11、渋滞情報生成部12、ルート検索部15、ルート情報管理部16の各部の機能を、メモリ105に格納されるプログラムを実行するCPU106で実現した場合の、車載情報端末1のハードウェア構成例を示す図である。この場合、渋滞判定部10、位置算出部11、渋滞情報生成部12、ルート検索部15、ルート情報管理部16の各部の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組合せにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ105に格納される。CPU106は、メモリ105に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、渋滞判定部10、位置算出部11、渋滞情報生成部12、ルート検索部15、ルート情報管理部16の各部の機能を実現する。すなわち、車載情報端末1は、後述する図5,図9のフローチャートで示すステップST1〜ST10,ステップST80,ST87,ST88が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ105を有する。また、これらのプログラムは、渋滞判定部10、位置算出部11、渋滞情報生成部12、ルート検索部15、ルート情報管理部16の各部の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。ここで、メモリ105は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)等が該当する。
なお、渋滞判定部10、位置算出部11、渋滞情報生成部12、ルート検索部15、ルート情報管理部16の各部の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、渋滞判定部10及び位置算出部11については専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、渋滞情報生成部12、ルート検索部15、ルート情報管理部16については処理回路がメモリに格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組合せによって、上記の渋滞判定部10、位置算出部11、渋滞情報生成部12、ルート検索部15、ルート情報管理部16の各機能を実現することができる。
次に、携帯情報端末2のハードウェア構成例について説明する。なお、スマートフォン、タブレットコンピュータ等で一般的な音声通話、データ通信等を可能にするためのハードウェア構成については、図示及び説明を省略する。
図3A及び図3Bでは、車載情報端末通信部20及びサーバ通信部25の機能を送受信装置200で実現し、出力部22をディスプレイ201及びスピーカ202で実現し、入力部23をタッチパネル203で実現した場合のハードウェア構成例を示している。車載情報端末通信部20、サーバ通信部25としてそれぞれ別に送受信装置200を設けてもよい。また、入力部23は、操作ボタン等であってもよい。
図3Aは、評価受付生成部21と評価情報生成部24の機能を、専用のハードウェアである処理回路204で実現した場合の、携帯情報端末2のハードウェア構成例を示す図である。処理回路204の具体例については、図2Aの処理回路104と同様である。
図3Bは、評価受付生成部21と評価情報生成部24の機能を、メモリ205に格納されるプログラムを実行するCPU206で実現した場合の、携帯情報端末2のハードウェア構成例を示す図である。メモリ205及びCPU206は、評価受付生成部21と評価情報生成部24の機能を実現するために、図2Bのメモリ105及びCPU106と同様に働く。すなわち、携帯情報端末2は、後述する図6のフローチャートで示すステップST20〜ST23が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ205を有する。また、これらのプログラムは、評価受付生成部21と評価情報生成部24の各部の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。メモリ205の具体例についても、図2Bのメモリ105と同様である。
また、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組合せによって、評価受付生成部21及び評価情報生成部24の各機能を実現することができることも、図2A及び図2Bを用いて説明した場合と同様である。
次に、サーバ3のハードウェア構成例について説明する。
図4A及び図4Bでは、車載情報端末通信部30及び携帯情報端末通信部31の機能を送受信装置300で実現し、記憶部34をメモリ301とした場合のハードウェア構成例を示している。車載情報端末通信部30、携帯情報端末通信部31としてそれぞれ別に送受信装置300を設けてもよい。
図4Aは、渋滞情報管理部32と評価情報管理部33と渋滞情報抽出部35の機能を、専用のハードウェアである処理回路302で実現した場合の、サーバ3のハードウェア構成例を示す図である。処理回路302の具体例については、図2Aの処理回路104と同様である。
図4Bは、渋滞情報管理部32と評価情報管理部33と渋滞情報抽出部35の機能を、メモリ303に格納されるプログラムを実行するCPU304で実現した場合の、サーバ3のハードウェア構成例を示す図である。メモリ303及びCPU304は、渋滞情報管理部32と評価情報管理部33と渋滞情報抽出部35の機能を実現するために、図2Bのメモリ105及びCPU106と同様に働く。すなわち、サーバ3は、後述する図7〜図9のフローチャートで示すステップST40〜ST43,ST60,ST61,ST81〜ST86が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ303を有する。また、これらのプログラムは、渋滞情報管理部32と評価情報管理部33と渋滞情報抽出部35の各部の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。メモリ301とメモリ303は、同じ1つのメモリであってもよい。メモリ301,303の具体例についても、図2Bのメモリ105と同様である。
また、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組合せによって、渋滞情報管理部32と評価情報管理部33と渋滞情報抽出部35の各機能を実現することができることも、図2A及び図2Bを用いて説明した場合と同様である。
次に、上記のように構成された渋滞回避システムによる処理の一例について、図5〜図9に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、図5を用いて、車載情報端末1による渋滞判定と渋滞情報の送信について説明する。
車両の走行中、渋滞判定部10は、常時車速センサ4から車速を取得して、その車速を監視している。
渋滞判定部10により、車速が第1設定時間以上の間、継続して第1閾値以下であると判定された場合に(ステップST1;YES)、渋滞判定部10は、カメラ5から車両周辺の撮影画像の取得を開始して、前方の車両が第2設定時間以上ブレーキランプを点灯させているかを、周知の画像処理等により判定する(ステップST2)。なお、渋滞判定部10が、車両周辺の撮影画像を常に第2設定時間分以上蓄積するようにすることで、車速が第1設定時間以上の間、継続して第1閾値以下であると判定されたときに、それ以前に取得して蓄積していた車両周辺の撮影画像を用いて、ブレーキランプの点灯時間を算出してもよい。
車速の第1閾値は、例えば20km/h、また、点灯時間の第2設定時間は、例えば10秒程度とすることが考えられる。要は、第1及び第2設定時間、第1閾値は、円滑な交通状態よりも遅い速度での走行、また、頻繁なブレーキの使用が分かる値であればよい。
前方の車両が第2設定時間以上ブレーキランプを点灯させている場合(ステップST2;YES)、続いて、渋滞判定部10は、位置算出部11が出力する車両の現在位置と、不図示の記憶部に格納された地図情報とを用いて、車両が現在信号付近を走行していないかを判定する(ステップST3)。
車両が信号付近を走行していないと判定された場合(ステップST3;YES)、渋滞判定部10は、車両が渋滞内に存在していると判定する(ステップST4)。判定結果は、渋滞情報生成部12へ出力される。
なお、渋滞判定部10により、車速が第1設定時間以上の間、継続して第1閾値以下であると判定されなかった場合(ステップST1;NO)、前方の車両が第2設定時間以上ブレーキランプを点灯させていない場合(ステップST2;NO)、車両が信号付近を走行していると判定された場合(ステップST3;NO)、渋滞判定部10による車速の監視状態に処理が戻る。
車両が渋滞内に存在していると判定された場合、続いて、渋滞情報生成部12は、渋滞情報を生成する(ステップST5)。具体的には、そのときに車両が走行している場所、そのときの時間等を示す渋滞情報を生成する。生成した渋滞情報は、サーバ通信部13を介して、サーバ3へ送信される。
続いて、渋滞判定部10により、車速が第3設定時間以上の間、継続して第2閾値以上であると判定された場合(ステップST6;YES)、渋滞判定部10は、渋滞が解消されたと判定する(ステップST7)。判定結果は、渋滞情報生成部12へ出力され、渋滞情報生成部12は、渋滞情報の生成を停止する(ステップST8)。車速の第2閾値は、例えば40km/hとすることが考えられる。要は、第3設定時間及び第2閾値は、円滑な交通状態での走行が分かる値であればよい。
一方、車速が第3設定時間以上の間、継続して第2閾値以上であると判定されなかった場合(ステップST6;NO)、ステップST5の処理を繰り返す。
つまり、渋滞情報の生成及び送信は、渋滞判定部10により渋滞が解消されたと判定されるまで、繰り返し行われる。
続いて、渋滞情報生成部12は、車載情報端末1と携帯情報端末2とが通信可能なペアリング状態にあるかを判定する(ステップST9)。例えば、渋滞情報生成部12が携帯情報端末通信部14に通信状態を問い合わせることで、判定する。
車載情報端末1と携帯情報端末2とがペアリング状態にある場合(ステップST9;YES)、渋滞情報生成部12で生成した渋滞情報が、携帯情報端末通信部14を介して、携帯情報端末2へ送信される(ステップST10)。このため、渋滞情報生成部12は、ステップST5からステップST8までの間に生成した渋滞情報を、不図示の記憶部に一時的に蓄積するように構成される。なお、本実施の形態では、ステップST10での車載情報端末1から携帯情報端末2への渋滞情報の送信は、後述の図7のステップST43でサーバ3から車載情報端末1に送信された要求信号を受信した渋滞情報に限って行われる。これにより、車載情報端末1から携帯情報端末2への無駄な通信を減らすことができる。ただし、車載情報端末1は、サーバ3からの要求信号の有無に関わらず、携帯情報端末2への渋滞情報の送信を行ってもよい。
渋滞情報が携帯情報端末2へ送信された後、また、車載情報端末1と携帯情報端末2とがペアリング状態にない場合(ステップST9;NO)は、渋滞判定部10による車速の監視状態に処理が戻る。
次に、図6を用いて、携帯情報端末2による評価情報の生成及び送信について説明する。
図5のステップST10で車載情報端末1が送信した渋滞情報は、車載情報端末通信部20での受信を介して評価受付生成部21に入力される(ステップST20)。
続いて、評価受付生成部21は、渋滞情報に示された渋滞に対するユーザの評価を受け付けるための画像信号又は音声信号を生成し、出力部22に出力する(ステップST21)。これにより、出力部22では、例えば、走行したルートを示す地図画像が表示され、ユーザに渋滞していたと感じた場所をタッチ操作等で選択するように促す。
ステップST21の処理は、例えば、ユーザが車両のエンジンを切るなどして車載情報端末通信部20が車載情報端末1とのペアリングが解消されたと判定した際に実施される。従って、評価受付生成部21は、渋滞情報が入力される度に、入力された渋滞情報を不図示の記憶部に一時的に格納している。
ユーザによる渋滞の評価は、入力部23から入力操作情報として評価情報生成部24に出力され、評価情報生成部24は、この入力操作情報を用いて、評価情報を生成する(ステップST22)。ユーザが下した渋滞の認否を示す評価情報は、対応する渋滞情報と紐付けられた状態で、生成される。評価情報では、渋滞の認否が評価ポイントとして表現され、ユーザが渋滞と認めた場合は例えば10ポイント、ユーザが渋滞と認めなかった場合は例えば0ポイントと設定される。
評価情報生成部24は、生成した評価情報を出力し、サーバ通信部25を介して、サーバ3へ送信する(ステップST23)。
次に、図7を用いて、サーバ3による渋滞情報の取得と蓄積について説明する。
図5のステップST5で生成されて車載情報端末1からサーバ3へ送信された渋滞情報は、車載情報端末通信部30での受信を介して渋滞情報管理部32に入力される(ステップST40)。
続いて、渋滞情報管理部32は、入力された渋滞情報と、既に記憶部34に蓄積してある渋滞情報とを比較し、場所及び時間の双方で重複する渋滞情報が記憶部34に蓄積されていないかを判定する(ステップST41)。なお、重複判定の際は、厳密に同一である必要はなく、ある程度のずれを許容して重複判定を行えばよい。例えば場所であれば、道路沿いで前後に離れている距離が設定距離以内の場所同士であれば、場所が重複していると判定される。また、時間であれば、時間のずれが設定時間以内であれば、時間が重複していると判定される。
場所及び時間の双方で重複する渋滞情報が記憶部34に蓄積されていない場合(ステップST41;YES)、渋滞情報管理部32は、入力された渋滞情報にポイントを付加したうえで、記憶部34に新たに渋滞情報として蓄積する(ステップST42)。付加されるポイントは、例えば一律で1ポイントとする。このようにして付加されたポイントを、渋滞情報ポイントと称する。なお、このとき、記憶部34に新たに蓄積される渋滞情報に対して、評価ポイントが例えば5ポイントの評価情報を紐付けて、当該評価情報を記憶部34に蓄積する処理を、評価情報管理部33がデフォルトで行うようにしてもよい。
場所及び時間の双方で重複する渋滞情報が記憶部34に蓄積されている場合(ステップST41;NO)、渋滞情報管理部32は、入力された渋滞情報を記憶部34に蓄積することなく破棄し、当該渋滞情報に対応する評価情報の送信を要求する要求信号を、車載情報端末通信部30を介して車載情報端末1に送信する(ステップST43)。
次に、図8を用いて、サーバ3による評価情報の取得と蓄積について説明する。
図6のステップST23で携帯情報端末2からサーバ3へ送信された評価情報は、携帯情報端末通信部31での受信を介して評価情報管理部33に入力される(ステップST60)。
続いて、評価情報管理部33は、入力された評価情報を、記憶部34に蓄積されている渋滞情報のうち、当該評価情報に対応する渋滞情報と場所及び時間の双方で重複する渋滞情報と紐付けて、記憶部34に蓄積する(ステップST61)。
以上の図5〜図8を用いて示した処理によって、サーバ3には、渋滞判定部10により渋滞と判定された場所及び時間を示す、各車両の走行ごとに得られた渋滞情報、及び、渋滞情報に対してユーザが下した渋滞の認否を示す評価情報が、蓄積されていく。
次に図9で示すフローチャートでは、そのようにして蓄積された渋滞情報及び評価情報を、ルート検索の際に利用する形態について説明する。
ルート検索は、ユーザが車載情報端末1に対し、入力部18を介して目的地の入力及びルート検索の指示をすることで開始される。なお、このときユーザは、ルート検索に用いる渋滞情報の時刻、曜日、時期等について、入力部18を介して指定することが可能である。また、このときユーザは、後述のステップST85で渋滞情報を抽出する際の閾値についても、入力部18を介して設定することが可能である。
ルート検索では、まず、ルート検索部15が、目的地と現在位置と不図示の記憶部に格納された地図情報とを用いて仮検索ルートを決定し、この仮検索ルートに含まれる場所の渋滞情報を提供するよう、提供依頼信号をサーバ3に送信する(ステップST80)。
仮検索ルートは、目的地と現在位置と地図情報とを用いた周知のルート検索アルゴリズムによって算出されるルートである。また、ユーザにより渋滞情報の時刻、曜日、時期等についての指定がある場合は、それらの情報を含めて提供依頼信号を送信する。提供依頼信号は、ルート検索部15から、ルート情報管理部16と渋滞情報生成部12とサーバ通信部13とを介して、サーバ3に送信される。
提供依頼信号は、車載情報端末通信部30での受信を介して渋滞情報抽出部35に入力される(ステップST81)。
続いて、渋滞情報抽出部35は、提供依頼信号が指定するルートに含まれる場所の渋滞情報を、記憶部34から抽出する(ステップST82)。
続いて、渋滞情報抽出部35は、ユーザが渋滞情報の時刻、曜日、時期等を指定しているかを判定する(ステップST83)。
ユーザが渋滞情報の時刻、曜日、時期等を指定している場合(ステップST83;YES)、渋滞情報抽出部35は、ステップST82で抽出した渋滞情報のうち、ユーザが指定した条件に合う渋滞情報だけを更に抽出して保持する(ステップST84)。
一方、ユーザが渋滞情報の時刻、曜日、時期等を指定していない場合(ステップST83;NO)、渋滞情報抽出部35は、ステップST82で抽出した渋滞情報をそのまま保持して、ステップST85の処理へ移る。
続いて、渋滞情報抽出部35は、保持している渋滞情報ごとに、紐付けられた評価情報が示す評価ポイントの平均値を算出し、ユーザによる渋滞の認否を反映して渋滞情報を更に抽出し保持する(ステップST85)。具体的には、渋滞情報と紐付けられた評価ポイントの平均値に当該渋滞情報の渋滞情報ポイントを乗じた値が、指定された閾値以上となった渋滞情報だけを更に抽出して保持する。なお、この閾値は、ユーザによって車載情報端末1側で設定されて、渋滞情報の提供依頼信号に含まれて送信されたものである。つまり、ステップST85では、各渋滞情報についてユーザが渋滞であると認定したレベルを、対応する評価情報を用いて算出し、算出したレベルがユーザが設定したレベルよりも高い渋滞情報だけを抽出する処理が行われる。
続いて、渋滞情報抽出部35は、評価情報を用いて抽出し保持している渋滞情報を、車載情報端末通信部30を介して車載情報端末1に送信する(ステップST86)。
送信された渋滞情報は、サーバ通信部13で受信され、渋滞情報生成部12を介してルート情報管理部16に入力される(ステップST87)。ルート情報管理部16は、入力された渋滞情報を不図示の記憶部に記憶させることで、当該渋滞情報を保持する。
ルート検索部15は、ルート情報管理部16で保持されている渋滞情報を用いて、仮検索ルートを修正し、修正したルートを示す画像信号及び音声信号を、出力部17に出力する(ステップST88)。具体的には、ルート検索部15は例えば、仮検索ルートの中で渋滞情報が存在する場所は、それを避けるように迂回ルートに修正する。なお、ルート検索部15は迂回ルートに対しても、ステップST80〜ST87のようにして存在する渋滞情報をサーバ3から取得し、渋滞が避けられる迂回ルートとなっているかを確認すると更に望ましい。
このように、ルート検索部15は、サーバ3に蓄積されている渋滞情報のうち、評価情報を用いて抽出された渋滞情報を用いてルート検索を行う。これにより、ユーザによる渋滞の認否を反映しながら、発生が予測される渋滞を考慮したルート検索が行われる。渋滞情報抽出部35は、評価情報を用いて渋滞情報を抽出するため、信ぴょう性が高い渋滞情報が抽出されている。
なお、渋滞情報管理部32は、記憶部34に渋滞情報を蓄積する際、渋滞情報に示された時間ごと、つまり例えば時刻に基づく時間帯ごとに管理して記憶部34に蓄積するとよい。このようにすると、例えば過去5年間分の渋滞情報だけを蓄積し、それ以前の渋滞情報は記憶部34から消去するといった記憶部34内の渋滞情報の更新処理が容易に行える。更新処理によって、渋滞の予測にさほど寄与しないと思われる古い渋滞情報が消去されることは、記憶部34の空き容量を確保する点で好ましい。
また、上記では、渋滞判定部10及び渋滞情報生成部12を車載情報端末1に備えたが、携帯情報端末2又はサーバ3に備えてもよい。この場合、車載情報端末1から車速、カメラ5の撮影画像、車両の位置等を、渋滞判定部10及び渋滞情報生成部12を備えた携帯情報端末2又はサーバ3へ送信し、渋滞判定部10及び渋滞情報生成部12を備えた携帯情報端末2又はサーバ3で渋滞判定を行い、渋滞情報を生成する。
また、上記では、ルート検索部15を車載情報端末1に備えたが、携帯情報端末2又はサーバ3に備えてもよい。この場合、車載情報端末1から目的地、車両の位置等をルート検索部15を備えた携帯情報端末2又はサーバ3へ送信し、サーバ3に蓄積された渋滞情報及び評価情報を用いて、ルート検索部15を備えた携帯情報端末2又はサーバ3でルート検索を行う。なお、ユーザによる目的地の入力等は、携帯情報端末2の入力部23を介して行ってもよい。
また、図10のように実施の形態1に係る渋滞回避システムを構成してもよい。
図10では、車載情報端末1aから車速、カメラ5の撮影画像、車両の位置等をサーバ3aへ送信し、渋滞判定をサーバ3aに設けた渋滞判定部10で行う。
また、評価情報を車載情報端末1aに設けた評価情報生成部24で生成し、渋滞情報管理部32が評価情報の要求信号を出力した場合に、サーバ3aへ送信する。
また、車載情報端末1aから目的地、車両の位置等をサーバ3aへ送信し、ルート検索をサーバ3aに設けたルート検索部15で行う。検索結果は、サーバ3aから車載情報端末1aへ送信され、車載情報端末1aの出力部17によりユーザに提供される。
図10において、車載情報端末1aに設けた評価受付生成部21及び評価情報生成部24を、図1のごとく携帯情報端末2に設け、評価情報の生成は携帯情報端末2で行うようにしてもよい。
また、図11のように実施の形態1に係る渋滞回避システムを構成してもよい。
図11では、車載情報端末1bから車速、カメラ5の撮影画像、車両の位置等を携帯情報端末2bを介してサーバ3bへ送信し、渋滞判定をサーバ3bに設けた渋滞判定部10で行う。
また、携帯情報端末2bから目的地、車載情報端末1bが出力する車両の位置等をサーバ3bへ送信し、ルート検索をサーバ3bに設けたルート検索部15で行う。検索結果は、サーバ3bから携帯情報端末2bへ送信され、携帯情報端末2bの出力部22によりユーザに提供される。検索結果は、サーバ3bから携帯情報端末2bを介して車載情報端末1bへ送信され、車載情報端末1bの出力部17によってもユーザに提供されるようにしてもよい。
図11において、車載情報端末1bにサーバ3bと通信するためのサーバ通信部13を設け、車載情報端末1bから車速、カメラ5の撮影画像、車両の位置等を直接サーバ3bに送信するようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態1に係る渋滞回避システムによれば、渋滞判定部10が渋滞と判定することで生成され、サーバ3に蓄積されている渋滞情報のうち、ユーザが下した渋滞の認否を示す評価情報を用いて抽出された渋滞情報を用いて、ルート検索を行う。従って、ユーザによる渋滞の認否を反映しながら、発生が予測される渋滞を考慮したルート検索を行うことができる。
また、渋滞情報管理部32は、渋滞情報を、示された時間ごとに管理して記憶部34に蓄積することとした。このようにすると、記憶部34の空き容量を確保しやすくなる。
また、渋滞判定部10は、車速と、車両に搭載されたカメラ5が撮影した撮影画像と、車両の位置とを取得して、渋滞判定を行うこととした。車速、カメラ5が撮影した撮影画像、車両の位置等の複数の情報を組み合わせて渋滞判定を行うことで、より精度の高い渋滞判定が可能となる。
また、ルート検索部15は、評価情報を用いて算出されるユーザが渋滞と認定したレベルが、設定レベルよりも高い渋滞情報を用いて、ルート検索を行うこととした。このように、ルート検索に用いる渋滞情報をユーザが設定できることで、ユーザの利便性が増す。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1,1a,1b 車載情報端末、2,2b 携帯情報端末、3,3a,3b サーバ、4 車速センサ、5 カメラ、6 アンテナ、10 渋滞判定部、11 位置算出部、12 渋滞情報生成部、13 サーバ通信部、14 携帯情報端末通信部、15 ルート検索部、16 ルート情報管理部、17 出力部、18 入力部、20 車載情報端末通信部、21 評価受付生成部、22 出力部、23 入力部、24 評価情報生成部、25 サーバ通信部、30 車載情報端末通信部、31 携帯情報端末通信部、32 渋滞情報管理部、33 評価情報管理部、34 記憶部、35 渋滞情報抽出部、100 送受信装置、101 ディスプレイ、102 スピーカ、103 タッチパネル、104 処理回路、105 メモリ、106 CPU、200 送受信装置、201 ディスプレイ、202 スピーカ、203 タッチパネル、204 処理回路、205 メモリ、206 CPU、300 送受信装置、301 メモリ、302 処理回路、303 メモリ、304 CPU。

Claims (8)

  1. 車両の走行状況に関する情報を取得して、渋滞判定を行う渋滞判定部と、
    前記渋滞判定部により渋滞と判定された場所及び時間を示す、各車両の走行ごとに得られた渋滞情報を、記憶部に蓄積する渋滞情報管理部と、
    前記渋滞情報に対してユーザが下した渋滞の認否を示す評価情報を、記憶部に蓄積する評価情報管理部と、
    蓄積された前記渋滞情報のうち、前記評価情報を用いて抽出された渋滞情報を用いて、ルート検索を行うルート検索部とを備えることを特徴とする渋滞回避システム。
  2. 前記渋滞情報管理部は、前記渋滞情報を、示された時間ごとに管理して記憶部に蓄積することを特徴とする請求項1記載の渋滞回避システム。
  3. 前記渋滞判定部は、車速と、車両に搭載されたカメラが撮影した撮影画像と、車両の位置とを取得して、渋滞判定を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の渋滞回避システム。
  4. 前記ルート検索部は、評価情報を用いて算出されるユーザが渋滞と認定したレベルが、設定レベルよりも高い渋滞情報を用いて、ルート検索を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の渋滞回避システム。
  5. 前記渋滞判定部及び前記ルート検索部は、車両に搭載され若しくは持ち込まれる情報端末装置、又は、前記情報端末装置と通信可能なサーバに設けられ、
    前記渋滞情報管理部及び前記評価情報管理部は、前記サーバに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の渋滞回避システム。
  6. 車両の走行状況に関する情報を取得して、渋滞判定を行う渋滞判定部と、
    前記渋滞判定部により渋滞と判定された場所及び時間を示す、各車両の走行ごとに得られた渋滞情報を、記憶部に蓄積する渋滞情報管理部と、
    前記渋滞情報に対してユーザが下した渋滞の認否を示す評価情報を、記憶部に蓄積する評価情報管理部と、
    蓄積された前記渋滞情報のうち、前記評価情報を用いて抽出された渋滞情報を用いて、ルート検索を行うルート検索部とを備えることを特徴とするサーバ。
  7. 車両の走行状況に関する情報に基づき渋滞判定を行って渋滞と判定した場所及び時間を示す、各車両の走行ごとに得られた渋滞情報を生成して蓄積するサーバへ、車両の走行状況に関する情報を送信するとともに、前記渋滞情報に対してユーザが下した渋滞の認否を示す評価情報を送信する送信部と、
    前記サーバに蓄積された前記渋滞情報のうち、前記評価情報を用いて抽出された渋滞情報を用いて算出されたルート検索結果を、前記サーバから受信する受信部とを備えることを特徴とする、車両に搭載され若しくは持ち込まれる情報端末装置。
  8. 車両に搭載され若しくは持ち込まれるコンピュータを、
    車両の走行状況に関する情報に基づき渋滞判定を行って渋滞と判定した場所及び時間を示す、各車両の走行ごとに得られた渋滞情報を生成して蓄積するサーバへ、車両の走行状況に関する情報を送信するとともに、前記渋滞情報に対してユーザが下した渋滞の認否を示す評価情報を送信する送信部と、
    前記サーバに蓄積された前記渋滞情報のうち、前記評価情報を用いて抽出された渋滞情報を用いて算出されたルート検索結果を、前記サーバから受信する受信部として機能させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7384126B2 (ja) 2020-08-21 2023-11-21 株式会社デンソー 車両用渋滞判断装置、および車両用表示制御装置

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