JP2017141997A - 流動層ボイラ - Google Patents

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澤津橋 徹哉
Tetsuya Sawatsubashi
徹哉 澤津橋
明用 和幸
Kazuyuki Myoyo
明用  和幸
功 鳥居
Isao Torii
鳥居  功
田頭 健二
Kenji Tagashira
田頭  健二
龍夫 横式
Tatsuo Yokoshiki
龍夫 横式
俊之 坂井
Toshiyuki Sakai
俊之 坂井
康 横山
Yasushi Yokoyama
康 横山
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Abstract

【課題】設備のコンパクト化を図ることが可能な流動層ボイラを提供する。
【解決手段】燃料Fの燃焼で生じる燃焼ガスGにより流動材Pが燃焼容器11の内部Kで浮遊して流動するように、燃焼容器11における燃焼ガスGの流速を制御する流速制御部と、燃焼容器11の内部Kのうち上側部分K2であって排出口17の下方に燃焼ガスGを排出口17側に通過可能に配置され、燃焼ガスGの流れによって燃焼容器11の内部Kで流動する流動材Pを衝突させて落下させる流動材衝突部材13とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、流動層ボイラに関する。
石炭等の燃料を燃焼させることで熱を発生させ、この発生した熱を回収するボイラが各種提案されている。このようなボイラとして、例えば火炉内に粒子状の流動材を貯留し、燃焼によって生じる燃焼ガスにより流動材を流動させて流動層を形成する流動層ボイラが知られている。流動層ボイラでは、燃焼性を高めるため、例えば燃焼ガスにより流動材を浮遊させ、火炉の内外を循環させる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3095499号公報
特許文献1に記載の構成では、燃焼ガスの流れに伴って火炉の外部に流出した流動材を回収する際に、燃焼ガスと流動材とを分離する分級器等の分離機構が必要となる。このため、流動層ボイラの設備が大型化するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、設備のコンパクト化を図ることができる流動層ボイラを提供することを目的とする。
本発明に係る流動層ボイラは、粒子状の流動材を貯留し、側部に燃料供給口を有し、少なくとも底部に空気供給口を有し、前記燃料供給口及び前記空気供給口のいずれの位置よりも鉛直方向の上方である上側部分の前記側部又は頂部に排出口を有する燃焼容器と、前記燃料供給口から前記燃焼容器の内部に燃料を供給する燃料供給部と、前記空気供給口から前記燃焼容器の内部に前記燃料を燃焼させるための空気を供給する空気供給部と、前記燃料の燃焼で生じる燃焼ガスにより前記流動材が前記燃焼容器の内部で浮遊して流動するように、前記燃焼容器における前記燃焼ガスの流速を制御する流速制御部と、前記燃焼容器の内部のうち前記上側部分であって前記排出口の下方に前記燃焼ガスを前記排出口側に通過可能に配置され、前記燃焼ガスの流れによって前記燃焼容器の内部で流動する前記流動材を衝突させて落下させる流動材衝突部材とを備える。
本発明では、流動材が燃焼容器の内部で流動するように燃焼容器での燃焼ガスの流速が制御され、この状態で流動材が流動材衝突部材の衝突面で跳ね返されて下方に落下するため、排出口から流動材が流出することを抑制できる。これにより、燃焼容器の外部に分級器等の大型の粒子分離装置を設けなくてもよいため、設備のコンパクト化を図ることができる。
また、前記排出口から排出された前記燃焼ガスに含まれる前記流動材を捕捉するフィルタをさらに備え、前記排出口と前記フィルタとの間には、前記燃焼ガスを流通可能であり、前記燃焼ガスの熱を吸収する熱交換部を有する流通容器が複数直列に接続される。
本発明では、排出口と熱交換部との間に、分級器等の大型の粒子分離装置を設けることなく、複数の流通容器を直列に接続することができる。これにより、設備のコンパクト化を図ることができる。
また、前記流動材衝突部材は、前記衝突面から鉛直方向の下方に向けて延びる壁部を有する。
本発明では、例えば鉛直方向の斜め上方に移動する流動材を壁部に衝突させることにより、衝突面に案内することができる。これにより、流動材をより確実に衝突面に衝突させることができる。
また、前記流動材衝突部材は、鉛直方向に複数段に設けられ、各段に設けられる前記流動材衝突部材は、水平方向に前記燃焼ガスが通過する隙間を空けて複数設けられ、他の段に配置される前記流動材衝突部材同士の前記隙間に鉛直方向視において重なる位置に配置される。
本発明では、鉛直方向において、排出口の下方が流動材衝突部材によって隙間なく覆われた状態となるため、流動材を確実に流動材衝突部材に衝突させることができる。
また、前記燃焼容器の内部のうち前記上側部分であって前記流動材衝突部材の下方に配置され、前記燃焼ガスの熱を吸収する伝熱面を更に備える。
本発明では、伝熱面により燃焼ガスの熱を吸収することにより、上側部分における燃焼ガスの流速を低下させることができる。これにより、流動材に対して作用する上向きの圧力が低下するため、流動材を自由落下しやすくすることができる。
また、前記流動材衝突部材は、前記燃焼容器の内部のうち前記上側部分であって前記伝熱面の下方に配置される。
本発明では、伝熱面の下方に流動材衝突部材が配置されることにより、流動材が伝熱面に衝突することを抑制できる。これにより、伝熱面の摩耗等を抑制できる。
また、前記流速制御部は、前記燃焼容器の内部における前記燃焼ガスの流速が0.5m/s以上1.5m/s以下となるように制御する。
本発明では、流動材が循環流動層を形成するための流速よりも低く、気泡型流動層を形成するための流速よりも高くなるように燃焼ガスの流速が制御されるため、例えば燃焼ガスによって流動材が浮遊するが、当該浮遊した流動材が燃焼容器の内部に留まるように流動している状態の流動層を形成することができる。これにより、流動材が排出口から外部に排出されることを抑制できる。
本発明によれば、設備のコンパクト化を図ることが可能な流動層ボイラを提供することができる。
図1は、本実施形態に係る流動層ボイラの一例を示す図である。 図2は、火炉の一例を示す図である。 図3は、火炉の他の例を示す図である。 図4は、火炉の他の例を示す図である。 図5は、火炉の他の例を示す図である。 図6は、火炉の他の例を示す図である。
以下、本発明に係る流動層ボイラの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る流動層ボイラ100の一例を示す図である。図1に示すように、流動層ボイラ100は、火炉10と、燃料供給部20と、空気供給部30と、対流伝熱部40と、燃焼ガス流通部50と、バグフィルタ(フィルタ)60と、誘引通風機70と、灰処理機構80と、制御部90とを備えている。
図2は、火炉10の一例を示す図である。図1及び図2に示すように、火炉10は、燃焼容器11と、分散板12と、流動材衝突部材13とを有している。燃焼容器11は、底部11aと、側部11bと、頂部11cとを有しており、内部Kが中空状に形成される。燃焼容器11は、燃料供給口14と、一次空気供給口(空気供給口)15と、二次空気供給口(空気供給口)16と、排出口17とを有している。燃料供給口14は、燃焼容器11の側部11bに配置されている。一次空気供給口15は、燃焼容器11の底部11aの複数箇所に配置されている。二次空気供給口16は、燃焼容器11の側部11bの複数箇所に配置されている。排出口17は、例えば燃焼容器11の頂部11cに配置されている。
本実施形態では、内部Kのうち、燃料供給口14、一次空気供給口15及び二次空気供給口16のいずれの位置よりも鉛直方向の上方の部分を上側部分K2とし、上側部分K2に対して鉛直方向の下方の部分を下側部分K1とする。例えば、本実施形態では、燃料供給口14、一次空気供給口15及び二次空気供給口16のうち、二次空気供給口16が鉛直方向の最も上方に配置されている。このため、内部Kのうち二次空気供給口16よりも鉛直方向の上方の部分が上側部分K2となる。なお、排出口17は、上側部分K2の側部11bに設けられてもよい。
分散板12は、一次空気供給口15の鉛直方向の上方を塞ぐように燃焼容器11の内部Kに配置されている。分散板12上には、固体粒子状の流動材Pが貯留されている。流動材Pは、固体粒子状であり、燃焼容器11において燃料Fが燃焼したときに生じる燃焼ガスGが所定の流速の場合に流動可能である。流動材Pとしては、例えばケイ砂、ドロマイト、石灰石などが用いられる。また、流動材Pは、Ca剤等、粒子状の脱硫剤を含んでもよい。流動材Pの平均粒径は、燃焼ガスの流れにより内部Kに流動層を形成可能に設定されている。
分散板12は、ガスを通過させ、かつ流動材Pを通過させないように多孔形状に形成されている。したがって、分散板12は、一次空気供給口15から燃焼容器11内に導入されたガスを鉛直方向の上方に通過させると共に、流動材Pが底部11a側に落下することを防いでいる。
流動材衝突部材13は、燃焼容器11の上側部分K2であって、排出口17の下方に設けられる。流動材衝突部材13は、例えば燃焼容器11に梁状に架設されており、鉛直方向に複数段に設けられている。各段において、流動材衝突部材13は、例えば水平面に平行な一方向に、燃焼ガスGが通過可能な隙間を空けて複数並んで配置される。このとき、流動材衝突部材13は、他の段に配置される流動材衝突部材13同士の隙間に鉛直方向視において重なる位置に配置される。このため、下側部分K1において鉛直方向の上方を見た場合、流動材衝突部材13によって上側部分K2ひいては排出口17が覆われた状態となっている。
各流動材衝突部材13は、板状部13a及び壁部13bを有している。板状部13aは、平板状に形成されている。板状部13aは、鉛直方向の下方に、平面状の衝突面13cを有している。衝突面13cは、例えば水平面に平行に配置され、排出口17へ向けて移動する流動材Pを衝突させる。壁部13bは、板状部13aのうち上記一方向の両端から鉛直方向の下方に向けて延びている。なお、一方向の一端が燃焼容器11の側部11bに接続される流動材衝突部材13においては、例えば、板状部13aのうち側部11bに接続された端部とは反対側の端部にのみ壁部13bが設けられた構成となっている。流動材衝突部材13は、板状部13a及び壁部13bにより、鉛直方向の下方から上方に向けて凹んだ形状となっている。なお、流動材衝突部材13の形状は、上記構成に限定するものではなく、例えば壁部13bが設けられない構成であってもよい。
図1に示すように、燃料供給部20は、燃料供給口14から燃焼容器11の内部Kに燃料Fを供給する。燃料供給部20は、燃料貯留部21と、燃料搬送機構22とを有している。燃料貯留部21は、燃料Fとして、例えば石炭、低品位燃料、廃棄物燃料等を貯留する。燃料搬送機構22は、燃料貯留部21から燃料供給口14に燃料Fを搬送し、燃焼容器11の内部Kに燃料Fを投入する。
空気供給部30は、一次空気供給口15及び二次空気供給口16から燃焼容器11の内部Kに空気を供給する。空気供給部30は、一次空気ファン31と、二次空気ファン32と、一次空気予熱部33と、二次空気予熱部34とを有している。
一次空気ファン31は、配管35aに空気を送る。一次空気ファン31は、空気の取り込み口が例えば後述の誘引通風機70の下流側に接続されてもよい。一次空気予熱部33は、配管35aに接続されている。一次空気予熱部33は、後述の流通容器52の内部に配置され、流通容器52を流通する燃焼ガスGの熱により、配管35aからの空気を加熱する。一次空気予熱部33は、加熱された空気が配管35cに送られる。配管35cは、火炉10の燃焼容器11の底部11aに設けられる一次空気供給口15に分岐して接続されている。配管35cを流れる空気は、一次空気A1として燃焼容器11に供給される。
二次空気ファン32は、配管35bに空気を送る。二次空気予熱部34は、配管35bに接続されている。二次空気予熱部34は、後述の流通容器52の内部に配置され、流通容器52を流通する燃焼ガスGの熱により、配管35bからの空気を加熱する。二次空気予熱部34は、加熱された空気が配管35dに送られる。配管35dは、火炉10の燃焼容器11の側部11bに設けられる複数の二次空気供給口16に分岐して接続されている。配管35dを流れる空気は、二次空気A2として燃焼容器11に供給される。
対流伝熱部40は、流通容器41と、熱交換器42とを有している。流通容器41は、燃焼容器11と一体に設けられている。流通容器41は、接続口43と、排気口44とを有している。接続口43は、流通容器41のうち鉛直方向の上方に配置され、燃焼容器11の排出口17に接続されている。接続口43は、排出口17から排出される燃焼ガスGが流通容器41に流入する。なお、本実施形態では、接続口43と排出口17とが一致している構成となっているが、これに限定するものではなく、接続口43と排出口17とが配管等によって接続されてもよい。排気口44は、流通容器41のうち鉛直方向の下方の側部に配置され、燃焼ガスGが排出される。排気口44には、燃焼ガスGを流通させる配管45が接続されている。流通容器41は、鉛直方向の下方に向けて燃焼ガスGが流れる。したがって、排出口17及び接続口43において、燃焼ガスGの流路が鉛直方向の下方に折り返される。
熱交換器42は、流通容器41の内部を鉛直方向の下方に向けて流れる燃焼ガスGの熱を吸収する。図1では、熱交換器42の伝熱面を示している。熱交換器42としては、例えば過熱器42aや節炭器42bなどが設けられている。熱交換器42は、例えば鉛直方向に複数並んで配置されているが、これに限定するものではない。
燃焼ガス流通部50は、燃焼ガスGを流通させる流通容器51及び52を有している。流通容器51は、配管45によって流通容器41に直列に接続されている。流通容器51には、配管45から流れる燃焼ガスGの熱を吸収する熱交換器51aが設けられる。熱交換器51aとしては、例えば節炭器等を用いることができる。流通容器52は、配管53によって流通容器51に直列に接続されている。流通容器52には、配管53から流れ込む燃焼ガスGの熱を吸収する熱交換器として、上記の一次空気予熱部33及び二次空気予熱部34が設けられている。流通容器52は、内部を流れる燃焼ガスGの熱により、一次空気A1及び二次空気A2を加熱する。流通容器52は、配管54から燃焼ガスGを排出する。
バグフィルタ60は、フィルタ部61を有している。フィルタ部61は、バグフィルタ60に導入された燃焼ガスGに含まれる煤塵などを捕捉する。また、フィルタ部61は、燃焼ガスGに含まれる流動材Pを捕捉する。バグフィルタ60は、配管62から燃焼ガスGを排出する。
誘引通風機70は、配管62に接続されている。誘引通風機70は、配管62から燃焼ガスGを吸い出す。誘引通風機70によって吸い出された燃焼ガスGは、例えば不図示の脱硝装置、脱硫装置等で脱硝処理、脱硫処理等がそれぞれ行われた後、煙突等から排出される。
灰処理機構80は、アッシュタンク81と、アッシュサイロ82とを有している。アッシュタンク81は、灰回収管83によって流通容器41、流通容器51及び52及び誘引通風機70に接続されている。灰回収管83には、灰圧送ブロワ83aが設けられている。アッシュタンク81は、灰圧送ブロワ83aで生じる気流により、流通容器41、51、52及び誘引通風機70から灰を回収し、回収した灰を収容する。また、アッシュタンク81は、灰供給管84によって配管35a及び燃焼容器11の内部Kに接続されている。灰供給管84には、灰圧送ブロワ84aが設けられている。灰圧送ブロワ84aで生じる気流により、アッシュタンク81に収容された灰が燃焼容器11に供給される。また、アッシュタンク81は、灰捨管85によってアッシュサイロ82に接続されている。灰捨管85には、灰圧送ブロワ85aが設けられている。灰圧送ブロワ85aで生じる気流により、アッシュタンク81に収容された灰がアッシュサイロ82に送られて貯留される。
アッシュサイロ82は、流動材Pの下部から抜き出されるベッドドレンや、上記のアッシュタンク81に収容された灰の一部を貯留する。また、アッシュサイロ82は、灰回収管86に接続されている。灰回収管86には、灰圧送ブロワ86aが設けられている。アッシュサイロ82は、灰圧送ブロワ86aで生じる気流により、バグフィルタ60で回収された灰を回収して貯留する。
制御部90は、流動層ボイラ100を統括的に制御する。制御部90は、流速制御部91を有している。流速制御部91は、例えば燃料供給部20からの燃料Fの供給量や、空気供給部30からの一次空気A1及び二次空気A2の供給量等を制御することにより、燃焼容器11の内部における燃焼ガスGの流速を制御する。燃焼ガスGの流速については、例えば燃焼容器11における空塔速度とすることができる。流速制御部91は、例えば燃焼容器11に設けられた流量センサSの検出値を用いて空塔速度を求めることが可能である。本実施形態では、流速制御部91は、燃焼容器11の内部における燃焼ガスGの流速を、例えば流動材Pが循環流動層を形成する際の流速よりも小さく、流動材Pが気泡型流動層を形成する際の流速よりも大きくなるような値の範囲内で設定することができる。
ここで、流動材Pの流動状態について説明する。流動材Pは、燃焼容器11で燃焼が生じていない場合、分散板12上に固定層として堆積した状態となっている。一方、燃焼容器11の内部で燃料Fが燃焼し、燃焼ガスGが生じた場合、燃焼ガスGの増加に伴って流動材Pは流動を開始し、流動層を形成する。
このような流動層としては、例えば気泡型流動層、循環流動層等が挙げられる。気泡型流動層は、内部に燃焼ガスGによる気泡が形成される状態の流動層である。循環流動層は、燃焼ガスGによって流動材Pが浮遊すると共に、当該浮遊した流動材Pが例えば排出口17から燃焼容器11の外部に移動可能な状態の流動層である。流動材Pの流動性を高めるには、例えば燃焼ガスGの流速を大きくすることや、流動材Pの平均粒径を小さくすること等が挙げられる。流動材Pの流動性を高くし過ぎると、流動材Pが燃焼ガスGと共に飛散してしまい、流動層が形成されなくなる。
本実施形態では、例えば、燃焼ガスGによって流動材Pが浮遊するが、当該浮遊した流動材Pが燃焼容器11の内部に留まる程度に流動する状態の流動層が形成されるように、流速制御部91は、上記の範囲で流速を設定することができる。本実施形態において、流動材Pが循環流動層を形成する場合の燃焼ガスGの流速が5m/sであり、気泡型流動層を形成する場合の燃焼ガスGの流速が1m/sである場合、流速制御部91は、燃焼ガスGの流速を0.5m/s以上1.5m/s以下となるように制御することができる。
次に、上記の流動層ボイラ100の動作を説明する。燃焼容器11の内部Kで燃焼を行わせる場合、燃料供給部20は、燃料供給口14から燃焼容器11の内部Kに燃料Fを供給する。また、空気供給部30は、一次空気予熱部33及び二次空気予熱部34によって加熱された高温の一次空気A1及び二次空気A2を、一次空気供給口15及び二次空気供給口16からそれぞれ燃焼容器11の内部Kに供給する。これにより、燃焼容器11の内部Kでは、燃料Fの燃焼が行われ、燃焼ガスGが発生する。燃焼ガスGは、鉛直方向の上方に向けて流れ、排出口17から排出される。
鉛直方向の上方に流れる燃焼ガスGの流速が所定の値に到達すると、流動材Pが浮遊し、流動層R(図2参照)が形成される。このとき、流速制御部91は、燃焼ガスGの流速を例えば上記のように0.5m/s以上1.5m/s以下となるように制御する。流速制御部91の制御により、例えば燃焼容器11には、燃焼ガスGによって流動材Pが浮遊するが、当該浮遊した流動材Pが内部Kに留まる程度に流動する状態の流動層Rが形成される。
このように流速の範囲を設定する場合であっても、例えば図2に示すように、流動材Pの一部の粒子Qが、燃焼ガスGの流れに伴って燃焼容器11の鉛直方向の上方に移動する場合がある。このように燃焼容器11の鉛直方向の上方に移動する粒子Qは、流動材衝突部材13の衝突面13cに衝突して跳ね返され、鉛直方向の下方に落下して流動層Rに戻される。このため、流動材Pが排出口17から燃焼容器11の外部に排出されることが抑制される。
また、排出口17から排出された燃焼ガスGは、対流伝熱部40の流通容器41の内部を鉛直方向の下方に流れ、排気口44から配管45に排出される。このとき、熱交換器42により、燃焼ガスGの熱の一部が吸収される。配管45に排出された燃焼ガスGは、流通容器51に流入し、流通容器51の内部を流れて配管53に排出される。このとき、熱交換器51aにより、燃焼ガスGの熱の一部が吸収される。配管53に排出された燃焼ガスGは、流通容器52に流入し、流通容器52の内部を流れて配管54に排出される。このとき、燃焼ガスGの熱の一部が一次空気予熱部33及び二次空気予熱部34に吸収される。配管54に排出された燃焼ガスGは、バグフィルタ60に導入される。バグフィルタ60に導入された燃焼ガスGは、フィルタ部61によって異物が除去され、配管62に排出され、誘引通風機70によって排出される。なお、灰処理機構80は、上記各部で回収された灰を貯留又は再利用させる。
以上のように、本実施形態に係る流動層ボイラ100は、流動材Pが燃焼容器11の内部で流動するように燃焼容器11での燃焼ガスGの流速が制御され、この状態で流動材Pが流動材衝突部材13の衝突面13cで跳ね返されて下方に落下するため、排出口17から流動材Pが流出することを抑制できる。これにより、燃焼容器11の外部に分級器等の大型の粒子分離装置を設けなくてもよいため、設備のコンパクト化を図ることができる。
また、流動層ボイラ100は、排出口17と熱交換器42との間に、分級器等の大型の粒子分離装置を設けることなく、複数の流通容器41、51、52等を直列に接続することができる。これにより、設備のコンパクト化を図ることができる。
また、流動層ボイラ100は、流動材衝突部材13が衝突面13cから鉛直方向の下方に向けて延びる壁部13bを有するため、例えば鉛直方向の斜め上方に移動する流動材Pであっても壁部13bに衝突させることにより、衝突面13cに案内することができる。これにより、流動材Pをより確実に衝突面13cに衝突させることができる。
また、流動層ボイラ100は、流動材衝突部材13が鉛直方向に複数段に設けられ、各段に設けられる流動材衝突部材13が水平方向に燃焼ガスGが通過する隙間を空けて複数設けられ、他の段に配置される流動材衝突部材13同士の隙間に鉛直方向視において重なる位置に配置されるため、鉛直方向において、排出口17の下方が流動材衝突部材13によって隙間なく覆われた状態となる。このため、流動材Pを確実に流動材衝突部材に衝突させることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。図3は、火炉の他の例を示す図である。図3に示す火炉10Aは、燃焼容器11の内部Kのうち上側部分K2であって流動材衝突部材13の下方に、燃焼ガスGの熱を吸収する伝熱面18が配置される。伝熱面18としては、例えば過熱器や節炭器等の伝熱面とすることができる。
この構成では、伝熱面18によって燃焼ガスGの熱が吸収されるため、上側部分K2における燃焼ガスGの流速を低下させることができる。これにより、流動材Pに対して作用する上向きの圧力が低下するため、例えば流動材Pを自由落下しやすくすることができる。
図4は、火炉の他の例を示す図である。図4に示す火炉10Bは、燃焼容器11の内部Kのうち上側部分K2であって流動材衝突部材13の下方に、燃焼ガスGの熱を吸収する伝熱面18が配置されると共に、伝熱面18の下方に流動材衝突部材19が配置されている。流動材衝突部材19の構成は、流動材衝突部材13の構成と同様にすることができる。なお、鉛直方向における流動材衝突部材19の段数や、水平方向における流動材衝突部材19の間隔、個数等については流動材衝突部材13とは異なるようにしてもよい。この構成では、流動材Pが伝熱面18に衝突することを抑制できるため、伝熱面18の摩耗等を抑制できる。
図5は、火炉の他の例を示す図である。図5に示す火炉10Cは、燃焼容器11Cの下側部分K1の側部である下側側部11eに比べて、上側部分K2の側部である上側側部11fの方が、水平断面積が小さくなっている。この構成では、下側部分K1における燃焼ガスGの流速V1よりも、上側部分K2における燃焼ガスGの流速V2の方が大きくなる。したがって、下側部分K1では流動材Pの流動性が相対的に低くなり、気泡型流動層に近い状態となるため、浮遊する粒子の量が抑制される。また、上側部分K2では、流動材Pの流動性が相対的に高くなり、循環流動層に近い状態となる。このため、上側部分K2において燃焼反応性が高められる。また、上側部分K2では、水平断面積が下側部分K1よりも小さいため、流動材Pの流出が抑制される。
図6は、火炉の他の例を示す図である。図6に示す火炉10Dは、燃焼容器11Dの下側部分K1の側部である下側側部11gに比べて、上側部分K2の側部である上側側部11hの方が、水平断面積が大きくなっている。この構成では、下側部分K1における燃焼ガスGの流速V3よりも、上側部分K2における燃焼ガスGの流速V4の方が小さくなる。したがって、下側部分K1では流動材Pの流動性が相対的に高くなり、循環流動層に近い状態となるため、浮遊する粒子の量が多くなり、燃焼反応性が高められる。また、上側部分K2では、流動材Pの流動性が相対的に低くなるため、流動材Pの流出が抑制される。
10,10A,10B,10C,10D 火炉
11,11C,11D 燃焼容器
11a 底部
11b 側部
11c 頂部
11e,11g 下側側部
11f,11h 上側側部
12 分散板
13,19 流動材衝突部材
13a 板状部
13b 壁部
13c 衝突面
14 燃料供給口
15 一次空気供給口
16 二次空気供給口
17 排出口
18 伝熱面
20 燃料供給部
21 燃料貯留部
22 燃料搬送機構
30 空気供給部
31 一次空気ファン
32 二次空気ファン
33 一次空気予熱部
34 二次空気予熱部
35a,35b,35c,35d,45,53,54,62 配管
40 対流伝熱部
41,51,52 流通容器
42,51a 熱交換器
42a 過熱器
42b 節炭器
43 接続口
44 排気口
50 燃焼ガス流通部
60 バグフィルタ
61 フィルタ部
70 誘引通風機
80 灰処理機構
81 アッシュタンク
82 アッシュサイロ
83,86 灰回収管
83a,84a,85a,86a 灰圧送ブロワ
84 灰供給管
85 灰捨管
90 制御部
91 流速制御部
100 流動層ボイラ
A1 一次空気
A2 二次空気
F 燃料
G 燃焼ガス
K 内部
K1 下側部分
K2 上側部分
P 流動材
R 流動層
Q 粒子

Claims (7)

  1. 粒子状の流動材を貯留し、側部に燃料供給口を有し、少なくとも底部に空気供給口を有し、前記燃料供給口及び前記空気供給口のいずれの位置よりも鉛直方向の上方である上側部分の前記側部又は頂部に排出口を有する燃焼容器と、
    前記燃料供給口から前記燃焼容器の内部に燃料を供給する燃料供給部と、
    前記空気供給口から前記燃焼容器の内部に前記燃料を燃焼させるための空気を供給する空気供給部と、
    前記燃料の燃焼で生じる燃焼ガスにより前記流動材が前記燃焼容器の内部で浮遊して流動するように、前記燃焼容器における前記燃焼ガスの流速を制御する流速制御部と、
    前記燃焼容器の内部のうち前記上側部分であって前記排出口の下方に前記燃焼ガスを前記排出口側に通過可能に配置され、前記燃焼ガスの流れによって前記燃焼容器の内部で流動する前記流動材を衝突させて落下させる流動材衝突部材と
    を備える流動層ボイラ。
  2. 前記排出口から排出された前記燃焼ガスに含まれる前記流動材を捕捉するフィルタをさらに備え、
    前記排出口と前記フィルタとの間には、前記燃焼ガスを流通可能であり、前記燃焼ガスの熱を吸収する熱交換部を有する流通容器が複数直列に接続される請求項1に記載の流動層ボイラ。
  3. 前記流動材衝突部材は、前記衝突面から鉛直方向の下方に向けて延びる壁部を有する請求項2に記載の流動層ボイラ。
  4. 前記流動材衝突部材は、鉛直方向に複数段に設けられ、
    各段に設けられる前記流動材衝突部材は、水平方向に前記燃焼ガスが通過する隙間を空けて複数設けられ、他の段に配置される前記流動材衝突部材同士の前記隙間に鉛直方向視において重なる位置に配置される請求項3に記載の流動層ボイラ。
  5. 前記燃焼容器の内部のうち前記上側部分であって前記流動材衝突部材の下方に配置され、前記燃焼ガスの熱を吸収する伝熱面を更に備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の流動層ボイラ。
  6. 前記流動材衝突部材は、前記燃焼容器の内部のうち前記上側部分であって前記伝熱面の下方に配置される請求項5に記載の流動層ボイラ。
  7. 前記流速制御部は、前記燃焼容器の内部における前記燃焼ガスの流速が0.5m/s以上1.5m/s以下となるように制御する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の流動層ボイラ。
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