JP2017138849A - コンテンツ操作情報処理システム、ユーザ端末装置及びプログラム - Google Patents

コンテンツ操作情報処理システム、ユーザ端末装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】構造化文書を含むコンテンツのユーザビリティを的確に評価するため、操作情報を収集することが可能なにコンテンツ操作情報処理システム、ユーザ端末装置及びプログラムを提供する。【解決手段】ユーザ端末装置と操作情報集積サーバとを備えるコンテンツ操作情報処理システムにおいて、ユーザ端末装置は、構造化文書における要素ごとについての再生態様が指定されたコンテンツを再生し、再生されたコンテンツに対する操作が行われたことに応じてS101、操作の対象となったコンテンツの要素である操作対象要素を取得しS102、操作対象要素に行われた操作に関する内容とを含む操作情報を取得しS103、取得された操作情報を、操作情報集積サーバに送信する。S107、操作情報集積サーバは、ユーザ端末装置から操作情報を受信しS201、操作情報記憶部に記憶するS202。【選択図】図11

Description

本発明は、コンテンツ操作情報処理システム、ユーザ端末装置及びプログラムに関する。
ウェブコンテンツは、例えばHTMLなどによる構造化文書を含む。このような構造化文書によるコンテンツを提供する者にとっては、ユーザからのアクセス数の増加などのため、コンテンツのユーザビリティ(例えば、使い勝手の良さ)を高めることが重要課題の1つとなっている。
ユーザビリティの向上にあたっては、例えば現状のコンテンツのユーザビリティについてできるだけ的確に検証できるようにすることが求められる。
そこで、ユーザビリティの検証に用いる情報を取得する手法の1つとしてアイトラッキング分析が知られている。アイトラッキング分析は、心理学は認知科学などの研究分野でも用いられており、ユーザの顔、眼球、角膜反射などを赤外線で捉えて、視線の動きをトラッキングする手法である。アイトラッキング分析の結果は、例えば、コンテンツのページの画像上に重畳されるヒートマップにより示される。
また、ユーザビリティの検証に用いる情報を取得する手法として、以下のものが知られている。つまり、ユーザからユーザプロフィール(初心者かどうか、どのようなハードウェアを利用してウェブサイトを閲覧しているかなど)を事前にアンケートにより収集しておく。そのうえで、ユーザがウェブページを閲覧している際のマウスの動き、クリック、ドラッグなどのマウス操作に関する情報と、ユーザの操作に応じたウェブページの移動をグラフィカルに示す情報とをウェブサーバに転送するというものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−306499号公報
しかしながら、アイトラッキング分析では、専用の機材が必要になるため、コストや手間がかかる。このため、熟練度や環境などに関して多様なユーザの操作情報を収集することが困難である。
特許文献1に記載の技術であれば、専用の機材などは特に必要なく、多様なユーザの操作情報を収集することは可能である。しかしながら、特許文献1の技術では、ユーザプロフィールと、マウスの操作に関する情報と、ウェブページの移動のグラフィカルな情報とがそれぞれ個別に取得されることから、これらを総合してウェブコンテンツのユーザビリティを的確に評価することが難しい。具体的には、例えば、ウェブページにおけるどの要素のレイアウトがどのように問題があるのかなどといったことを的確に特定することが難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、構造化文書を含むコンテンツのユーザビリティを的確に評価することのできる操作情報が得られるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、ユーザ端末装置と操作情報集積サーバとを備え、前記ユーザ端末装置は、構造化文書における要素ごとについての再生態様が指定されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部と、前記コンテンツ再生部により再生されたコンテンツに対する操作が行われたことに応じて、操作の対象となったコンテンツの要素である操作対象要素と、前記操作対象要素に行われた操作に関する内容とを含む操作情報を取得する操作情報取得部と、取得された操作情報を、前記操作情報集積サーバに送信する操作情報送信部とを備え、前記操作情報集積サーバは、前記ユーザ端末装置から受信した操作情報を操作情報記憶部に記憶させる操作情報集積部を備えるコンテンツ操作情報処理システムである。
本発明の一態様は、構造化文書における要素ごとについての再生態様が指定されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部と、前記コンテンツ再生部により再生されたコンテンツに対する操作が行われたことに応じて、操作の対象となったコンテンツの要素である操作対象要素と、前記操作対象要素に行われた操作に関する内容とを含む操作情報を取得する操作情報取得部と、取得された操作情報を、操作情報集積サーバに送信する操作情報送信部とを備えるユーザ端末装置である。
本発明の一態様は、コンピュータを、構造化文書における要素ごとについての再生態様が指定されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部、前記コンテンツ再生部により再生されたコンテンツに対する操作が行われたことに応じて、操作の対象となったコンテンツの要素である操作対象要素と、前記操作対象要素に行われた操作に関する内容とを含む操作情報を取得する操作情報取得部、取得された操作情報を、操作情報集積サーバに送信する操作情報送信部として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、構造化文書を含むコンテンツのユーザビリティを的確に評価することのできる操作情報が得られるようになるという効果が得られる。
本実施形態におけるコンテンツ操作情報処理システムの全体的な構成例を示す図である。 本実施形態におけるウェブコンテンツの配信形態について説明する図である。 本実施形態におけるウェブコンテンツにおけるウェブページの表示例を示す図である。 本実施形態のHTMLファイルにおける操作対象リンク領域に対応する要素の記述部分の一例を示す図である。 本実施形態における操作情報の例を示す図である。 本実施形態の操作情報集積サーバによる操作情報についての集計結果の一例を示す図である。 本実施形態におけるCSSファイルの変更例を示す図である。 本実施形態におけるCSSファイルの変更例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末装置の構成例を示す図である。 本実施形態における操作情報集積サーバの構成例を示す図である。 本実施形態のユーザ端末装置と操作情報集積サーバとが操作情報の集積に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の操作情報集積サーバが操作情報の作成に関連して実行するユーザビリティ改善対応処理の手順例を示すフローチャートである。
図1は、本実施形態におけるコンテンツ操作情報処理システムの全体的な構成例を示している。同図に示されるように、本実施形態におけるコンテンツ操作情報処理システムは、ウェブコンテンツ管理者端末装置10、ウェブサーバ100、ユーザ端末装置200a、200b、200c、200dおよび操作情報集積サーバ300を備える。なお、以下の説明にあたり、ユーザ端末装置200a、200b、200c、200dについて特に区別しない場合には、ユーザ端末装置200と記載する。
ウェブコンテンツ管理者端末装置10は、ウェブコンテンツ管理者が使用する端末である。ウェブコンテンツ管理者は、ウェブサーバ100にて公開するウェブコンテンツ(コンテンツの一例)を管理する者である。このようなウェブコンテンツは、WWW(World Wide Web)のシステムに対応するものであり、1以上のウェブページの集合によって構成される。
例えば、ウェブコンテンツ管理者は、ウェブサーバ100にて公開するウェブコンテンツについて、ウェブコンテンツ管理者端末装置10を利用して作成することができる。また、ウェブコンテンツ管理者は、作成したウェブコンテンツをウェブコンテンツ管理者端末装置10とウェブサーバ100とのネットワーク経由での通信を介してアップロードすることができる。
ウェブサーバ100は、ウェブコンテンツ管理者端末装置10からアップロードされたウェブコンテンツを、インターネットなどのネットワーク上で公開するサーバである。
ユーザ端末装置200は、ユーザが所有するネットワーク端末であり、ウェブサーバ100が公開するウェブコンテンツを再生することができる。このために、ユーザ端末装置200は、インターネットなどのネットワークと接続する機能が備えられるとともに、例えばウェブブラウザなどのように、ウェブページを閲覧可能なアプリケーションが実装されている。なお、以降の説明にあっては、ウェブページを閲覧可能なアプリケーションとして、ウェブブラウザが実装されている場合を例に挙げて説明を行う。
ユーザ端末装置200は、インターネットに接続した状態で、起動されたウェブブラウザによりウェブサーバ100にアクセスしてウェブコンテンツを受信し、受信されたウェブコンテンツを再生する。本実施形態において、ウェブコンテンツの「再生」は、少なくともウェブコンテンツを表示により出力することをいう。ウェブブラウザは、受信されたウェブコンテンツに対応する記述を解釈してレンダリングを行うことでウェブコンテンツを表示することができる。
ここで、ユーザ端末装置200のうち、ユーザ端末装置200aは、例えばデスクトップPCである。また、ユーザ端末装置200bは、ラップトップPC(または、ノートPC)である。また、ユーザ端末装置200cは、タブレット端末である。ユーザ端末装置200dは、スマートフォンである。
即ち、ユーザ端末装置200a、200b、200c、200dは、それぞれが異なる画面のサイズ(スクリーンサイズ(例えばスクリーン(画面)の横幅))のタイプを有している。
また、本実施形態のウェブサーバ100が公開するコンテンツには、ユーザ端末装置200にて再生された際に行われた操作に関する内容を含む操作情報を取得し、取得された操作情報を操作情報集積サーバ300に送信する機能が付加される。つまり、ユーザ端末装置200は、ウェブサーバ100が公開するコンテンツを再生した際に、ユーザによって行われた操作に応じた操作情報を操作情報集積サーバ300に送信するようにされている。
操作情報集積サーバ300は、上記のようにユーザ端末装置200から送信される操作情報を受信し、受信された操作情報を記憶する。即ち、操作情報集積サーバ300には、操作情報が集積される。
また、集積された操作情報を解析することができる。解析結果の内容は、例えばウェブコンテンツにおけるどの箇所にユーザビリティを低下させている要因があるのかをあらわす。操作情報集積サーバ300は、操作情報の解析結果に基づいて、ウェブサーバ100が公開しているコンテンツの再生態様について、ユーザビリティの改善(向上)に応じた変更案を決定することができる。
さらに、操作情報集積サーバ300は、決定された変更案が反映された変更案情報を作成することができる。作成された変更案情報は、例えばウェブコンテンツ管理者端末装置10に送信されることで、ウェブコンテンツ管理者に引き渡される。
ウェブコンテンツ管理者は、受け取った変更案情報を参考にして、ウェブコンテンツの再生態様について変更するように編集を行うことができる。このようにウェブコンテンツの再生態様が変更されることにより、ユーザ端末装置200にて表示されるウェブコンテンツのユーザビリティが改善される。
図2を参照して、本実施形態におけるウェブサーバ100が公開し、ユーザ端末装置200のそれぞれにて再生されるウェブコンテンツの配信形態について説明する。
ウェブサーバ100がインターネット上で1つのウェブコンテンツを公開するにあたっては、送信ウェブコンテンツデータ401を記憶する。送信ウェブコンテンツデータ401は、例えば1つのHTMLファイル411と、4つのCSSファイル[タイプa]412a、CSSファイル[タイプb]412b、CSSファイル[タイプc]412c、CSSファイル[タイプd]412dと、1つのJavaScriptファイル413とを含む。
なお、CSSファイル[タイプa]412a、CSSファイル[タイプb]412b、CSSファイル[タイプc]412c、CSSファイル[タイプd]412dについて特に区別しない場合には、CSSファイル412と記載する。
HTMLファイル411は、マークアップ言語であるHTML(HyperText Markup Language)により記述された文書のファイルである。HTMLファイル411は、テキストによる文書と、文書構造を定義した情報とで形成されるファイルである。HTMLファイル411における文書構造の定義は、文書を形成する要素(ノード)をタグとして定義することによって行われる。HTMLファイル411のように文書構造が定義された文書は構造化文書とも呼ばれる。
なお、送信ウェブコンテンツデータ401が含む構造化文書としては、HTMLファイル411に限定されるものではなく、例えばXML(Extensible Markup Language)、SGML(Standard Generalized Markup Language)などのように、他のマークアップ言語により記述されたファイルなどであってもよい。
CSSファイル412は、HTMLファイル411において記述される要素についての再生態様(スタイル)を指定する再生態様指定情報である。具体的に、CSSファイル412は、構造化文書などにおける表示形式を制御するスタイルシートの1つであるCSS(Cascading Style Sheets)に従って記述される。
ここで、CSSファイル[タイプa]412a、CSSファイル[タイプb]412b、CSSファイル[タイプc]412c、CSSファイル[タイプd]412dは、それぞれが異なるスクリーンサイズのタイプに適合してHTMLファイル411に再生態様を与えるように記述されている。
具体的に、CSSファイル[タイプa]412aは、デスクトップPCとしてのユーザ端末装置200aのスクリーンサイズのタイプに適合するようにHTMLファイル411における要素のレイアウトが記述されている。
CSSファイル[タイプb]412bは、ラップトップPCとしてのユーザ端末装置200bのスクリーンサイズのタイプに適合するようにHTMLファイル411における要素のレイアウトが記述されている。
CSSファイル[タイプc]412cは、タブレット端末としてのユーザ端末装置200cのスクリーンサイズのタイプに適合するようにHTMLファイル411における要素のレイアウトが記述されている。
CSSファイル[タイプd]412dは、スマートフォンとしてのユーザ端末装置200dのスクリーンサイズのタイプに適合するようにHTMLファイル411における要素のレイアウトが記述されている。
なお、CSSファイル412としては、上記のように画面サイズごとに複数が設けられる様式の他に、複数の画面サイズごとのスタイルを記述した内容を含む様式とされてもよい。このような様式である場合、CSSファイル412は複数の画面サイズに対して共通に1つとすることができる。
具体的に、図2の例のもとでCSSファイル412を1つに共通化する場合、上記のCSSファイル[タイプa]412a、CSSファイル[タイプb]412b、CSSファイル[タイプc]412cおよびCSSファイル[タイプd]412dのそれぞれに対応する記述内容を含めるようにして1つのCSSファイル412が作成される。
このようにCSSファイル412が複数の画面サイズに対応する記述を含む様式の場合には、ウェブブラウザによって、ユーザ端末装置200の画面サイズに対応するCSSファイル412内の記述部分を適用してスタイルを設定することが行われる。
本実施形態においては、ユーザ端末装置200のスクリーンサイズのタイプごとに適合させた複数のCSSファイル412を作成し、送信ウェブコンテンツデータ401に含めておくようにする。
なお、再生態様指定情報としては、CSSファイル412に限定されることなく、他のスタイルシートであってもよい。
JavaScriptファイル413は、HTMLコンテンツに動的機能を与える情報であり、JavaScript(登録商標)によって記述されたプログラムのファイルである。
本実施形態におけるJavaScriptファイル413は、ユーザ端末装置200に、ウェブコンテンツが再生(表示)されている際にユーザにより操作が行われるごとに、操作に関連する操作情報を取得し、操作情報集積サーバ300に送信する処理を実行させる。つまり、JavaScriptファイル413は操作情報取得機能および操作情報送信機能を有する。
なお、送信ウェブコンテンツデータ401には、上記のように操作情報送信機能を有するJavaScriptファイル413以外であって、例えばウェブコンテンツの再生の態様として動きや対話性などの動的な機能を付与するJavaScriptファイルも含まれてよいが、ここでは、このようなJavaScriptファイルの図示は省略している。なお、操作情報取得機能および操作情報送信機能を付与するにあたっては、JavaScript以外の言語によるプログラムなどが用いられてもよい。
そして、ウェブサーバ100は、上記の構造による送信ウェブコンテンツデータ401を利用してユーザ端末装置200に対して以下のようにウェブコンテンツを送信する。
例えばユーザ端末装置200がウェブサーバ100にアクセスしてウェブコンテンツをリクエストする際には、自己に対応するUA(User Agent)を通知する。UAの通知により、ウェブブラウザ(アプリケーション、バージョンなど)、OS(Operating System)、ユーザ端末装置200としての機種(端末機種)などがウェブサーバ100に通知される。
ウェブサーバ100は、CSSファイル[タイプa]412a、CSSファイル[タイプb]412b、CSSファイル[タイプc]412c、CSSファイル[タイプd]412dのうちから、通知されたUAの内容に応じたCSSファイル412を選択する。前述のように、CSSファイル[タイプa]412a、CSSファイル[タイプb]412b、CSSファイル[タイプc]412c、CSSファイル[タイプd]412dは、それぞれ異なるスクリーンサイズのタイプに対応しているが、スクリーンサイズのタイプは、UAにおいて示される端末、ウェブブラウザのウィンドウ幅などに応じて決まる。
具体的に、ユーザ端末装置200aからウェブコンテンツのリクエストを受信した場合には、ウェブサーバ100は、リクエストに含まれるUAの通知に基づき、4つのCSSファイル412のうちから、ユーザ端末装置200aのスクリーンサイズに適合するCSSファイル[タイプa]412aを選択する。
そして、ウェブサーバ100は、HTMLファイル411と、通知されたUAに応じて選択したCSSファイル412と、JavaScriptファイル413とを含むウェブコンテンツを、リクエストの送信元のユーザ端末装置200に送信する。
上記のようにウェブサーバ100がCSSファイル412を選択したうえで、ウェブコンテンツを送信するようにされていることで、ユーザ端末装置200a、200b、200c、200dは、リクエストに応じて以下の内容のウェブコンテンツを受信する。
ユーザ端末装置200aは、HTMLファイル411、CSSファイル[タイプa]412aおよびJavaScriptファイル413を含むウェブコンテンツ402aを受信する。
ユーザ端末装置200bは、HTMLファイル411、CSSファイル[タイプb]412bおよびJavaScriptファイル413を含むウェブコンテンツ402bを受信する。
ユーザ端末装置200cは、HTMLファイル411、CSSファイル[タイプc]412cおよびJavaScriptファイル413を含むウェブコンテンツ402cを受信する。
ユーザ端末装置200dは、HTMLファイル411、CSSファイル[タイプd]412dおよびJavaScriptファイル413を含むウェブコンテンツ402dを受信する。
つまり、ユーザ端末装置200のそれぞれは、共通のHTMLファイル411と、自己のスクリーンサイズに適合したCSSファイル412とを含むウェブコンテンツを取得することができる。また、このことは、同じ内容のウェブコンテンツを、多様なスクリーンサイズのユーザ端末装置200に公開するにあたっては、スクリーンサイズごとに対応するCSSファイル412を用意することで、HTMLファイル411は共通とすることができる、ということである。
このようなウェブコンテンツの構築はレスポンシブウェブデザインとも呼ばれる。このようなレスポンシブウェブデザインでは、ユーザ端末装置のスクリーンサイズごとに応じて異なるHTMLファイル411を作成する必要がない。また、HTMLファイル411が共通化されることで、例えばユーザ端末装置200a、200b、200c、200dであっても、同じURL(Uniform Resource Locator)にアクセスすれば、それぞれが、ウェブコンテンツ402a、402b、402c、402dを取得できる。なお、以降においてウェブコンテンツ402a、402b、402c、402dについて特に区別しない場合には、ウェブコンテンツ402と記載する。
本実施形態のウェブコンテンツ402は、操作情報送信機能を有するJavaScriptファイル413を含む。これにより、ユーザ端末装置200にて再生されたウェブコンテンツ402に対して操作が行われると、行われた操作に応じた操作情報がJavaScriptファイル413により取得され、操作情報集積サーバ300に送信される。
そこで、以下に、ユーザ端末装置200にて再生されたウェブコンテンツに対する操作と、操作に応じて取得される操作情報の例について説明する。
なお、以降の説明にあたっては、スマートフォンであるユーザ端末装置200dによりウェブコンテンツ402dを再生する場合を例に挙げて説明する。スマートフォンであるユーザ端末装置200dの表示部の画面は、ユーザが指などの操作体を接触させることによる操作が可能なタッチパネルとして構成されている。
図3(A)は、ウェブコンテンツ402における或る1つのウェブページを再生したことによりユーザ端末装置200の表示部に表示された画面の例を示している。同図に示されるウェブページの画面においては、リンク集合領域ARが配置されている。リンク集合領域ARには多数のリンクに対応する文字列が数行にわたって配列されている。
スマートフォンであるユーザ端末装置200dの画面のサイズは小さいことから、リンク集合領域ARにおける各リンクの領域も、タップ操作による指の画面への接触面積に対して相当に小さい。このため、図3(A)の表示状態のもとで、目的とする1つのリンクに対するタップ操作を的確に行うことは難しい。
そこで、この場合のユーザは、まず画面におけるリンク集合領域ARにおいて、ユーザがタップしたいリンクの文字列の付近を対象としてピンチアウト操作を行う。ここでは、リンク集合領域ARにおいて操作対象リンク領域PSとして示されている部分が、ユーザがタップしたいリンクの文字列である。
これにより、画面の表示サイズが拡大される。図3(B)は、図3(A)の状態からリンク集合領域ARに対するピンチアウト操作が行われたことに応じて表示サイズが拡大された画面を示している。
図3(B)の画面には、拡大されたリンク集合領域AR内に操作対象リンク領域PSが含まれている。この場合、画面においては操作対象リンク領域PSに対して指でタップ操作を行えるだけの領域の大きさが得られている。そこで、ユーザは、図3(B)の状態のもとで、操作対象リンク領域PSに対するタップ操作を行う。
図4は、HTMLファイル411における操作対象リンク領域PSに対応する要素elmの記述部分を示している。
上記のように操作対象リンク領域PSがタップされたことに応じて、ユーザ端末装置200dのウェブブラウザは、HTMLファイル411において記述される要素のうちで、同図の要素elmがタップ操作の対象とされたことを特定する。この場合、特定された要素は、「百貨店」として設定されたURLのウェブページへのジャンプであることから、ウェブブラウザは、「百貨店」に対応するウェブページにアクセスし、「百貨店」に対応するウェブページを画面に表示する。
JavaScriptファイル413を実行するユーザ端末装置200dは、上記のようにウェブページの画面に対する操作が行われたことに応じて、以下のように操作情報を生成する。
この場合、ウェブページの画面に対する操作は、ピンチアウト操作と、ピンチアウト操作に続くリンクに対するタップ操作との2つの操作が行われている。操作情報は、1つの操作ごとに対応して生成される。そこで、この場合のユーザ端末装置200dは、まず、ピンチアウト操作が行われたことに応じて操作情報を生成し、次にタップ操作が行われたことに応じて操作情報を生成する。
まず、ユーザ端末装置200dは、上記のピンチアウト操作に応じて以下のように操作情報を生成する。
ウェブブラウザは、画面(タッチパネル)に対して操作が行われると、行われた操作の種別(操作種別)と、操作の対象とされた要素(操作対象要素)とを特定する。この場合には、操作種別がピンチアウト操作であると特定され、操作対象要素が、リンク集合領域ARに対応する要素(「/html/body/ul」)であることが特定される。
そこで、この場合のユーザ端末装置200dは、ウェブブラウザにより特定されたピンチアウト操作との操作種別を取得する。また、ユーザ端末装置200dは、操作対象要素として「/html/body/ul」を取得する。
また、ユーザ端末装置200dは、今回のピンチアウト操作が行われたタイミングでの画面の表示態様を示す表示パラメータを取得する。そのうえで、ユーザ端末装置200dは、取得された表示パラメータと、図4(A)のウェブページが表示されたときの画面の初期状態に対応して取得した表示パラメータとを用いて、初期状態に対する今回の操作に応じて変更された表示の態様の差分(再生態様差分)を求める。
ここでのピンチアウト操作は、図3(A)のウェブページが初期状態で表示されているときに行われた場合を例に挙げる。この場合、ピンチアウト操作が行われたときのウェブページの表示は初期状態と同じである。従って、初期状態に対応する表示パラメータと、ピンチアウト操作のタイミングにおいて得られた表示パラメータとは同じであり、差分は生じていない。このために、この場合に求められる再生態様差分は初期状態「default」を示す。なお、本実施形態におけるウェブブラウザ上でのウェブコンテンツの再生態様としては、表示による再生態様の他、例えば音の出力による再生態様なども含まれてよい。従って、音の出力によるウェブコンテンツの再生についても再生態様差分に反映されるようにしてよい。
ユーザ端末装置200dは、上記のように取得した操作種別と、操作対象要素と、再生態様差分とのほか、所定の情報を含む操作情報を生成し、生成された操作情報を操作情報集積サーバ300に送信する。
次に、ユーザ端末装置200dは、ピンチアウト操作の次に行われたタップ操作に応じて以下のように操作情報を生成する。
この場合のウェブブラウザは、タップ操作に応じて、今回の操作種別がタップ操作であることと、操作対象要素がリンク集合領域ARにおける「百貨店」のリンク(「/html/body/ul/li[4]」)であることが特定される。
そこで、この場合のユーザ端末装置200dは、ウェブブラウザにより特定されたタップ操作との操作種別を取得する。また、ユーザ端末装置200dは、操作対象要素として「/html/body/ul/li[4]」を取得する。
また、ユーザ端末装置200dは、今回のタップ操作が行われたタイミングでの表示態様を示す表示パラメータを取得し、再生態様差分を求める。この場合、タップ操作が行われたタイミングでの表示態様は、先のピンチアウト操作によって初期状態に対して画面が拡大されるように変化している。ここで、例えば先のピンチアウト操作により初期状態から150%に画面が拡大されていた場合には、ユーザ端末装置200dは、初期状態から50%拡大されたことを示す再生態様差分(View:+50%)が求められる。
そして、ユーザ端末装置200dは、上記のように取得した操作種別と、操作対象要素と、再生態様差分と、所定の情報とを含む操作情報を生成し、生成された操作情報を操作情報集積サーバ300に送信する。
図5は、上記のピンチアウト操作に応じて送信された操作情報と、タップ操作に応じて送信された操作情報との例を示している。
同図における1行目がピンチアウト操作に応じて送信された操作情報であり、2行目がタップ操作に応じて送信された操作情報である。
操作情報は、ユーザID、端末情報、ブラウザ情報、ウィンドウ幅、HTMLファイル、CSSファイル、操作番号、経過時間、操作対象要素、操作種別、再生態様差分の各情報を含む。
ユーザIDは、例えば再生対象とされていたウェブコンテンツ402の利用者としてウェブサーバにより動的にユーザに割り当てられた識別子である。
端末情報は、ユーザ端末装置200がどのような端末であるのかを示す。
ブラウザ情報は、ウェブブラウザとしてのアプリケーションの種類と、バージョンなどを示す。
ウィンドウ幅は、ウェブブラウザのウィンドウとしての表示領域の横方向のサイズ(幅)を示す。
HTMLファイルは、再生対象とされていたウェブコンテンツ402に含まれるHTMLファイル411のファイル名を示す。
CSSファイルは、対応の操作対象要素の再生態様を指定するCSSファイル412のファイル名を示す。
操作番号は、再生対象とされていたウェブコンテンツ402に対して各ユーザにより行われた操作の順番を示す。
経過時間は、対応の操作が行われるまでの前回の操作からの経過時間を示す。
操作情報に含まれるこれらの情報のうち、端末情報、ブラウザ情報、ウィンドウ幅、HTMLファイル、CSSファイルは、ウェブブラウザから取得できる。また、操作番号は、JavaScriptファイル413が、操作が行われるごとに番号の値をインクリメントすることによって得られる。また、経過時間はJavaScriptファイル413が操作の行われた時刻を取得するようにしたうえで、前回の操作と今回の操作とに応じて取得した時刻から求めることができる。
また、操作対象要素、操作種別および再生態様差分は、前述のように、操作に応じてJavaScriptファイル413が取得した情報である。
操作情報集積サーバ300には上記のようにユーザ端末装置200から送信される操作情報が蓄積されていく。そこで、操作情報集積サーバ300は、所定のタイミングで、蓄積された操作情報を解析し、ウェブコンテンツのユーザビリティに関する改善案(変更案)を作成する処理(ユーザビリティ改善対応処理)を実行する。
ユーザビリティ改善対応処理が実行されるタイミングとしては特に限定されないが、例えば予め定められた日時とすることができる。あるいは、蓄積された操作情報が一定以上となったタイミングとすることができる。また、操作情報集積サーバ300の運用者の判断に応じてユーザビリティ改善対応処理が実行されるようにすることもできる。
操作情報集積サーバ300は、ユーザビリティ改善対応処理にあたり、まず、蓄積された操作情報を集計する。具体的に操作情報集積サーバ300は、操作パターンについての集計を行う。
図6は、操作情報集積サーバ300による操作情報についての集計結果の一例を抜き出して示している。ここでの操作パターンは、操作対象とされたHTMLファイルと、操作対象要素に応じたCSSファイルと、操作対象要素と、操作種別と、再生態様差分との組み合わせである場合を例に挙げている。このように、操作情報集積サーバ300による操作情報についての集計は、例えば操作パターンごとに累積操作回数を求めるという処理である。
同図に示される3つの操作パターンのうち、1行目の集計結果においてCSSファイルとして示される「type_d.css」は、スマートフォンであるユーザ端末装置200dに対応するCSSファイル[タイプd]412dを示す。従って、1行目の集計結果は、スマートフォンとしてのユーザ端末装置200dのもとで行われた図3(B)に示した操作についての累積操作回数が示されている。具体的には、1行目は、図3(A)に示したウェブページに対してピンチアウト操作により150%の画面の拡大が行われたことで図3(B)となった画面の状態のもとで、「百貨店」の操作対象リンク領域PSに対して行われたタップ操作の累積操作回数を示す。
また、2行目は、スマートフォンとしてのユーザ端末装置200dのもとで行われた、「百貨店」の操作対象リンク領域PSに対するタップ操作についての累積操作回数である点では1行目と同様である。しかしながら、2行目は、操作パターンとして、この際の画面の拡大率が、+50%ではなく+20%である点が1行目と異なる。
また、3行目の集計結果においてCSSファイルとして示される「type_c.css」は、タブレット端末であるユーザ端末装置200cに対応するCSSファイル[タイプc]412cを示す。つまり、3行目は、タブレット端末であるユーザ端末装置200cにおいて、図3(A)のウェブページに対してピンチアウト操作により130%の画面の拡大が行われた画面の状態のもとで、「百貨店」の操作対象リンク領域PSに対して行われたタップ操作の累積操作回数を示す。
また、同図において集計されている結果は、例えば操作情報に含まれる経過時間に基づき、前回の画面拡大の操作から一定時間以内に行われたタップ操作を対象として集計されたものである。前回の画面拡大の操作から一定時間以内にタップ操作が行われたということは、前回の画面拡大の操作が、リンクに対してタップ操作しやすくするためのものであったことを示す。つまり、ここでの集計には、操作情報における経過時間の情報も利用されている。
なお、同図の説明では、図3における「百貨店」の操作対象リンク領域PS、即ち「/html/body/ul/li[4]」の要素を操作対象要素とした例が示されている。つまり、「/html/body/ul/li[n]」(nはインラインの番号を示す変数である)の階層での要素を操作対象要素とした例が示されている。しかしながら、例えば「百貨店」を含み兄弟要素の関係にある要素「/html/body/ul/li」が操作対象として操作された場合にも、同一の操作パターンによる操作が行われたものとして扱い、累積操作回数に累積させてもよい。つまり、操作情報についての集計にあたり、或る階層における複数の要素のいずれかに対して行われた操作について、同じ操作パターンとして処理するようにしてもよい。
ここで、例えば図6の1行目および2行目の集計結果によっては、図3にて表示されているウェブページにおいては、画面を拡大する操作を行った後に、リンク集合領域ARのリンクをタップする操作が頻繁に行われているということが把握される。このことは、スマートフォンの画面では、標準の画面の表示倍率(100%)のもとでは、リンク集合領域ARにおけるリンク領域が密集しており、タップ操作を行いにくいということを表している。この場合には、リンクに対するタップ操作を行うにあたり、画面を拡大する操作を行わねばならず、この点でリンク集合領域ARにおけるリンク領域が密集しているということが、ユーザビリティを低下させる要因となっていることが分かる。
同様に、図6の3行目の集計結果によっても、同様に、画面を拡大する操作を行った後に、リンク集合領域ARのリンクをタップする操作が頻繁に行われていることが把握される。即ち、タブレット端末の画面でも、標準の画面の表示倍率(100%)のもとでは、リンク集合領域ARにおけるリンク領域が密集していることが表されている。
このような場合には、例えば標準の画面の表示倍率のもとでもリンク集合領域ARにおけるリンクごとの領域に対するタップ操作を行いやすくすることが、ユーザビリティの改善につながることになる。即ち、この場合には、リンク集合領域ARにおけるリンク領域間の間隔を拡大することがユーザビリティの改善策となる。
具体例として、図7には、スマートフォンとしてのユーザ端末装置200dに対応するCSSファイル[タイプd]412dのうち、リンク集合領域AR内のリンク領域間の間隔を指定する間隔指定記述部600dが示されている。同図に示すように、間隔指定記述部600dにおける間隔の指定値について、「1px」から例えば「2px」のように2倍に変更する。これにより、スマートフォンとしてのユーザ端末装置200dで図3のウェブページを表示させた場合には、リンク集合領域AR内のリンク領域間の間隔がこれまでより広くなって表示される。この結果、標準の表示倍率の画面の状態のままでもリンク集合領域ARにおける目的のリンク領域にタップ操作を行うことが可能となる。即ち、ユーザビリティが改善される。
また、図8には、タブレット端末としてのユーザ端末装置200cに対応するCSSファイル[タイプc]412cのうち、リンク集合領域AR内のリンク領域間の間隔を指定する間隔指定記述部600cが示されている。同図に示すように、間隔指定記述部600cにおける間隔の指定値について、「2px」から例えば「4px」のように2倍に変更する。これにより、タブレット端末としてのユーザ端末装置200cにより図3のウェブページを表示させた場合にも、リンク集合領域AR内のリンク領域間の間隔がこれまでより広くなって表示される。なお、図7および図8では、リンク領域間の間隔を2倍に拡大した例が示されているが、あくまでも一例であり、実際のユーザビリティの改善効果などを考慮して適宜定められればよい。
操作情報集積サーバ300は、図6の集計結果に基づき、図7および図8に例示したCSSファイル412の変更を、ウェブコンテンツ402のユーザビリティ改善案として導出する処理(改善案導出処理)を行う。
改善案導出処理が可能なように、操作情報集積サーバ300は、変更データベースを記憶する。変更データベースは、CSS変更情報(操作パターン対応再生態様情報の一例)を格納する。CSS変更情報は、特定の操作パターンに対応する要素の表示態様(再生態様)が示される。つまり、CSS変更情報は、特定の類型に該当する操作パターンの累積操作回数が多いような場合に応じてCSSファイル412における特定の要素の変更の仕方を指定するように記述された情報である。より具体的には、CSS変更情報は、例えば、「HTMLファイルにおける要素Aを対象として行われた操作パターンBの累積操作回数が或る閾値以上である場合に、CSSファイルにおける記述Cを記述Dに変更する」といった内容を有する。
そこで、操作情報集積サーバ300は、図6に例示したように得られた各行の集計結果の内容(操作パターンと累積操作回数)を、変更データベースに格納されるCSS変更情報のそれぞれと照合し、集計結果の内容に対応するCSSファイル412の変更の仕方が記述されたCSS変更情報を検索する。操作情報集積サーバ300は、CSS変更情報が検索された場合には、検索されたCSS変更情報が示すCSSファイル412の変更の仕方を改善案として決定する。
そして、操作情報集積サーバ300は、決定された改善案が反映された変更案情報を作成する。操作情報集積サーバ300は、作成された変更案情報を、例えばウェブコンテンツ管理者端末装置10に送信することで、ウェブコンテンツ管理者に提供する。ウェブコンテンツ管理者は、提供された変更案情報を参考にしてCSSファイル412を変更し、ウェブコンテンツ402のユーザビリティを改善することができる。
以上説明したように、本実施形態においては、ユーザ端末装置200に表示されるウェブページに対する操作が行われたことに応じて操作に関連する操作情報が生成され、操作情報集積サーバ300にて集積される。
ユーザ端末装置200から操作情報集積サーバ300に操作情報を送信するタイミングとしては、例えば操作が行われたことに応じてその都度送信するようにされればよい(第1の送信タイミング)。しかしながら、操作が行われるごとに操作情報を送信した場合には、ユーザ端末装置200と操作情報集積サーバ300との間での通信回数が増加し、トラフィックを圧迫する可能性がある。
そこで、ユーザ端末装置200は、操作ごとに応じて生成した操作情報を一旦蓄積しておき、同じウェブコンテンツに含まれる他のウェブページに遷移する際に、これまでに蓄積された操作情報を一括して送信するようにしてもよい(第2の送信タイミング)。
あるいは、ユーザ端末装置200は、他のウェブコンテンツに遷移する際に、これまでに蓄積された操作情報を一括して送信するようにしてもよい(第3の送信タイミング)。
あるいは、ユーザ端末装置200は、ウェブコンテンツにアクセスしてから一定時間を経過したタイミングで、これまでに蓄積された操作情報を一括して送信するようにしてもよい(第4の送信タイミング)。
あるいは、ユーザ端末装置200は、ウェブコンテンツにおける最後の操作から一定時間を経過したタイミングで、これまでに蓄積された操作情報を一括して送信するようにしてもよい(第5の送信タイミング)。
上記の送信タイミングのうち、第2の送信タイミングから第5の送信タイミングに関しては、操作情報を送信する前にウェブブラウザのウィンドウが閉じられる(終了する)可能性がある。このようにユーザ端末装置200から操作情報を送信できない場合もある。しかし、例えばウェブブラウザの終了直前において得られる操作情報の有用性は低いと考えられることから、操作情報集積サーバ300にて取得されないものとしても特に問題は無い。
ここで、本実施形態における操作情報には、操作対象とされたHTMLファイル411における要素が示されている。これにより、操作情報を参照することによっては、操作対象とされた要素ごとに対応してどのように操作が行われたのかが明確に把握される。従って、本実施形態の操作情報によっては、ウェブコンテンツのユーザビリティを的確に評価することが可能となる。これにより、本実施形態においては、操作情報の解析結果に基づいて、的確にユーザビリティの改善を図ることのできる変更案を決定することも可能になる。
以下、上記のようにユーザビリティの改善を実現するための構成について説明する。
図9は、本実施形態におけるユーザ端末装置200の構成例を示している。同図のユーザ端末装置200は、通信部201、制御部202、記憶部203、操作部204および表示部205を備える。
通信部201は、インターネットなどのネットワーク経由でウェブサーバ100と通信を行う。
制御部202は、ユーザ端末装置200における各種制御を実行する。制御部202としての機能は、ユーザ端末装置200が備えるCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することによって実現される。
制御部202は、本実施形態におけるユーザビリティの改善に対応してコンテンツ再生部221、操作情報取得部222および操作情報送信部223とを備える。
コンテンツ再生部221は、ウェブコンテンツを再生する。具体的には、コンテンツ再生部221は、ウェブブラウザにおいて、HTMLファイルとCSSファイルとを利用してレンダリングを行ってウェブページの画面を表示させるようにされた、ウェブページの出力機能に対応する。
また、操作情報取得部222は、コンテンツ再生部221により再生されたウェブコンテンツに対する操作が行われたことに応じて操作情報を取得する。操作情報には、前述のように、操作の対象となったウェブコンテンツの要素である操作対象要素と、操作対象要素に行われた操作に関する内容(操作種別、再生態様差分など)とを含む。
操作情報送信部223は、取得された操作情報を、操作情報集積サーバ300に送信する。
上記の操作情報取得部222と操作情報送信部223との各機能は、ウェブブラウザにおけるJavaScriptファイル413の実行機能に対応する。
即ち、コンテンツ再生部221、操作情報取得部222および操作情報送信部223の各機能は、ユーザ端末装置200が備えるCPUが、ウェブブラウザのアプリケーションソフトウエアのプログラムを実行することによって実現される。
記憶部203は、制御部202が利用する各種の情報を記憶する。例えば記憶部203は、制御部202が実行するウェブブラウザとしてのアプリケーションソフトウエアのプログラムを記憶する。
操作部204は、ユーザ端末装置200が備える操作用のボタンや操作デバイス、また、ユーザ端末装置200に接続される操作デバイスなどを一括して示す。例えば、ユーザ端末装置200がスマートフォンやタブレット端末などである場合、操作部204は、表示部205の画面とともにタッチパネルを構成するタッチパッドを含む。また、ユーザ端末装置200がPC(デスクトップPC、ラップトップPCなど)である場合には、ユーザ端末装置200に接続されたマウスやキーボードなどの操作デバイスが操作部204に含まれる。
表示部205は、制御部202の制御に応じて画像を表示する。
次に、図10を参照して、操作情報集積サーバ300の構成例について説明する。同図の操作情報集積サーバ300は、通信部301、制御部302および記憶部303を備える。
通信部301は、インターネットなどのネットワーク経由でユーザ端末装置200、ウェブサーバ100などと通信を行う。
制御部302は、操作情報集積サーバ300における各種の制御を実行する。制御部302としての機能は、操作情報集積サーバ300が備えるCPUがプログラムを実行することによって実現される。
制御部302は、操作情報集積部321、操作情報解析部322、変更案決定部323および変更案情報作成部324を備える。
操作情報集積部321は、ユーザ端末装置200から受信した操作情報を、操作情報記憶部331に記憶させる。
操作情報解析部322は、操作情報記憶部331に記憶された操作情報に基づいて、操作対象要素を対象として行われた操作パターンを集計する。つまり、操作情報解析部322は、操作情報記憶部331に記憶された操作情報を利用して、図6にて説明したように操作パターンごとの集計結果を求める。
変更案決定部323は、特定の操作パターンに対応する好適な要素の再生態様が示される変更データベースに、操作情報解析部322により集計された操作パターンを照合させることにより、コンテンツについての再生態様の変更案を決定する。
変更案情報作成部324は、変更案決定部323により決定された変更案が反映された変更案情報を作成する。また、変更案情報作成部324は、作成した変更案情報を、通信部301からネットワーク経由でウェブコンテンツ管理者端末装置10に送信することができる。
記憶部303は、制御部302が利用する各種の情報を記憶する。記憶部303は、操作情報記憶部331、変更データベース記憶部332および契約者データベース記憶部333を備える。
操作情報記憶部331は、操作情報を記憶する。つまり、ユーザ端末装置200から送信された操作情報が受信されることに応じて、操作情報集積部321によって、受信された操作情報が操作情報記憶部331に記憶される。
変更データベース記憶部332は、CSS変更情報を記憶する。
契約者データベース記憶部333は、契約者情報を記憶する。契約者情報は、操作情報集積サーバ300の利用によるウェブコンテンツのユーザビリティ改善のサービスを受けることを契約している契約者に関する情報である。本実施形態において、契約者としての典型的な例は、ウェブコンテンツ管理者である。ウェブコンテンツ管理者が、契約者となることで、自身が作成してネットワーク上にアップロードしているウェブコンテンツについてのユーザビリティ改善のサービスを受けることができる。なお、契約者は、ウェブコンテンツ管理者以外の者であってもよい。例えば、ウェブコンテンツの作成会社などがウェブコンテンツ管理者からの発注を受けてウェブコンテンツを作成しているような場合、ウェブコンテンツ管理者を仲介せずに、ウェブコンテンツの作成会社が直接に契約者となってもよい。
続いて、図11のフローチャートを参照して、ユーザ端末装置200と操作情報集積サーバ300とが操作情報の集積に関連して実行する処理手順例について説明する。同図においては、ユーザ端末装置200において表示されるウェブページに対する1回の操作が行われたことに応じてユーザ端末装置200と操作情報集積サーバ300とが実行する処理が示されている。
ユーザ端末装置200において、操作情報取得部222は、表示部205にウェブコンテンツ402としてのウェブページの画面を表示させた状態において、表示されたウェブページに対する操作が行われるのを待機している(ステップS101−NO)。
ウェブページに対する操作が行われると(ステップS101−YES)、操作情報取得部222は、今回のステップS101に対応して操作されたHTMLファイル411の要素である、操作対象要素をコンテンツ再生部221から取得する(ステップS102)。
また、操作情報取得部222は、今回のステップS101に対応して行われた操作種別についても、コンテンツ再生部221から取得する(ステップS103)。
また、操作情報取得部222は、今回のステップS101に対応する操作が行われたタイミングにおけるウェブページの表示態様を示す現表示パラメータをコンテンツ再生部221から取得する(ステップS104)。操作情報取得部222は、現在表示中のウェブページの初期表示における表示パラメータと、ステップS104により取得した現表示パラメータとを利用して再生態様差分を求める(ステップS105)。
そして、操作情報取得部222は、ステップS102〜S105により取得された操作対象要素、操作種別、再生態様差分とともに、端末情報、ブラウザ情報、ウィンドウ幅、HTMLファイル、CSSファイル、操作番号、経過時間の情報を取得したうえで、図5に例示した内容の操作情報を生成する(ステップS106)。操作情報取得部222は、生成した操作情報を、操作情報集積サーバ300に送信する(ステップS107)。
一方、操作情報集積サーバ300における操作情報集積部321は、ユーザ端末装置200から送信された操作情報が受信されるのを待機している(ステップS201−NO)。
そして、操作情報が受信されると(ステップS201−YES)、操作情報集積部321は、受信された操作情報を操作情報記憶部331に記憶させる(ステップS202)。
続いて、図12のフローチャートを参照して、操作情報集積サーバ300が操作情報の作成に関連して実行するユーザビリティ改善対応処理の手順例について説明する。
先の説明から理解されるように、ユーザビリティの阻害要因は、共通のHTMLファイル411のもとで、CSSファイル412のタイプごとに、即ち、ユーザ端末装置200のスクリーンサイズごとに異なる。従って、ユーザビリティ改善としてのウェブコンテンツの変更は、CSSファイル412のタイプごとを対象として行われる。
そこで、ユーザビリティ改善対応処理を行うべきタイミングとなった場合、操作情報解析部322は、改善対象のCSSファイルのタイプを選択する(ステップS301)。CSSファイルのタイプの選択は、例えば、予め定められた順番に基づいてもよいし、契約者からの依頼に基づいてもよい。
次に、操作情報解析部322は、操作情報記憶部331に記憶される操作情報のうち、ステップS301により選択されたタイプに応じた操作情報の集計を行う(ステップS302)。
次に、変更案決定部323は、ステップS302による集計結果に基づいて変更案を決定する(ステップS303)。この際、変更案決定部323は、前述のように、集計結果が該当する変更データベース記憶部332に記憶されるCSS変更情報を検索する。変更案決定部323は、CSS変更情報が検索されたのであれば、検索されたCSS変更情報が示すCSSの変更内容を変更案として決定する。
次に、変更案情報作成部324は、ステップS303により決定された変更案が反映された変更案情報を作成する(ステップS304)。変更案情報としては、例えば、ステップS303により決定された変更案に対応するCSSファイル412の変更箇所が表され、それについて、契約者であるウェブコンテンツ管理者が見て把握できるような内容のものであればよい。
さらには、変更案情報としては、ステップS303により決定された変更案に基づいて変更したCSSファイル412そのものを含めてもよい。
そして、変更案情報作成部324は、ステップS304により作成した変更案情報を、対応の契約者のウェブコンテンツ管理者端末装置10に送信する(ステップS305)。契約者のウェブコンテンツ管理者端末装置10に対応する宛先は、契約者データベース記憶部333の契約者情報を参照することで取得できる。
なお、変更案情報作成部324は、例えば変更案に基づいて変更したCSSファイル412そのものを変更案情報として作成した場合には、作成した変更案情報をウェブサーバ100にアップロードしてもよい。この場合、ウェブサーバ100においては、受信された変更案情報としてのCSSファイル412により、これまで記憶されていたCSSファイル412の書き換えを行うようにされる。
なお、操作情報において含まれる情報は、図5に示した項目に限定されない。また、これまでの説明において、操作種別についてはピンチアウト操作とタップ操作とを挙げているが、例えばピンチイン操作、フリック操作などのほかの操作も含まれてよい。
一例として、フリック操作により画面のスクロールが行われた場合には、スクロールされる画面の速度(即ち、フリック操作における指の移動速度)や一定の経過時間内に連続して行われたフリック操作の回数なども操作情報に含める。例えば、スマートフォンやタブレット端末において、或る特定の要素をタップする操作の前において、フリック操作が行われており、その際のフリック操作における指の移動速度が速かったり、フリック操作の回数が多かったりする場合がある。この場合には、ユーザがタップ操作を行おうとしている目的の要素は、初期状態において表示されるウェブページの領域からかなり離れていることになる。そこで、上記のような操作パターンの累積操作回数が一定以上に多い場合には、タップ操作の対象とされている要素が、初期状態において表示されるウェブページの領域に収まるよう、あるいは近くなるように、CSSファイルを変更すればよい。本実施形態におけるユーザ端末装置200の操作情報取得部222や、操作情報集積サーバ300は、上記のようなユーザビリティの改善にも対応できるように構成できる。
上記の例は、タッチパネルに対する操作を挙げているが、本実施形態の操作情報には、例えばマウスやキーボードなどの入力デバイスを用いて行われた操作に基づく操作情報も含まれる。マウスを用いたクリック操作やドラッグ操作や、キーボードに対する特定のキーに対する操作やショートカットキー操作などによって、画面の拡大と縮小(表示倍率変更)、画面のスクロール、ウェブページやウェブサイトの遷移などを行うことができる。本実施形態の操作情報には、このような操作も含めることが可能である。そして、このようなマウスやキーボードなどの入力デバイスによる操作に応じた操作情報の収集によって、デスクトップPCやラップトップPCなどに対応するCSSファイル[タイプa]412a、CSSファイル[タイプb]412bなどの変更にも対応できる。
なお、これまでの説明では、HTMLファイル411とCSSファイル412とが個別とされたウェブコンテンツの構造の場合を例に説明してきた。しかし、本実施形態としては、例えばHTMLファイル411にCSSが記述されるような構造のウェブコンテンツにも適用可能である。
なお、操作情報集積サーバ300は、制御部302における各機能部(操作情報集積部321、操作情報解析部322、変更案決定部323および変更案情報作成部324)のうちの少なくともいずれか1つの機能を分担するようにされた複数のサーバに分割されてもよい。
なお、例えば操作情報集積サーバ300により集積された操作情報のうち、ウェブコンテンツ管理者に関連する操作情報を、ウェブコンテンツ管理者に引き渡すようにしてもよい。ウェブコンテンツ管理者に関連する操作情報は、例えばウェブコンテンツ管理者がウェブサーバ100によりアップロードしているウェブコンテンツのユーザビリティ改善のために参考となる操作情報である。具体的には、ウェブコンテンツ管理者がウェブサーバ100にアップロードしているウェブコンテンツを閲覧したユーザがウェブコンテンツに対して行った操作を示す操作情報(操作ログ)である。この場合、操作情報の解析、変更案の決定、CSSファイル412の変更などの作業は、ウェブコンテンツ管理者が行う。
また、操作情報集積サーバ300は操作情報解析部322により操作情報を集計した結果をウェブコンテンツ管理者に引き渡すようにしてもよい。この場合にはウェブコンテンツ管理者が操作情報の集計結果を参考にして、変更案を決定すればよい。
なお、図1に示される4つのユーザ端末装置200a、200b、200cおよび200dは、単にスクリーンサイズの異なるユーザ端末装置として4つを例に挙げているに過ぎない。本実施形態の操作情報処理システムにおいて備えられるユーザ端末装置200の数や、各ユーザ端末装置200のスクリーンサイズの種別数などについては特に限定されるものではない。
なお、上述のユーザ端末装置200または操作情報集積サーバ300としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述のユーザ端末装置200または操作情報集積サーバ300としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
10 ウェブコンテンツ管理者端末装置、100 ウェブサーバ、200(200a,200b,200c,200d) ユーザ端末装置、201 通信部、202 制御部、203 記憶部、204 操作部、205 表示部、221 コンテンツ再生部、222 操作情報取得部、223 操作情報送信部、300 操作情報集積サーバ、301 通信部、302 制御部、303 記憶部、321 操作情報集積部、322 操作情報解析部、323 変更案決定部、324 変更案情報作成部、331 操作情報記憶部、332 変更データベース記憶部、333 契約者データベース記憶部、401 送信ウェブコンテンツデータ、411 HTMLファイル、412(412a、412b、412c、412d) CSSファイル、413 JavaScriptファイル、402(402a、402b、403c、402d) ウェブコンテンツ

Claims (6)

  1. ユーザ端末装置と操作情報集積サーバとを備え、
    前記ユーザ端末装置は、
    構造化文書における要素ごとについての再生態様が指定されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部と、
    前記コンテンツ再生部により再生されたコンテンツに対する操作が行われたことに応じて、操作の対象となったコンテンツの要素である操作対象要素と、前記操作対象要素に行われた操作に関する内容とを含む操作情報を取得する操作情報取得部と、
    取得された操作情報を、前記操作情報集積サーバに送信する操作情報送信部とを備え、
    前記操作情報集積サーバは、
    前記ユーザ端末装置から受信した操作情報を操作情報記憶部に記憶させる操作情報集積部を備える
    コンテンツ操作情報処理システム。
  2. 前記操作情報集積サーバは、
    前記操作情報記憶部に記憶された操作情報に基づいて、前記操作対象要素を対象として行われた操作パターンを集計する操作情報解析部をさらに備える
    請求項1のコンテンツ操作情報処理システム。
  3. 前記操作情報集積サーバは、
    特定の操作パターンに対応する要素の再生態様が示される操作パターン対応再生態様情報に、前記操作情報解析部により集計された操作パターンを照合させることにより、前記コンテンツについての再生態様の変更案を決定する変更案決定部をさらに備える
    請求項2に記載のコンテンツ操作情報処理システム。
  4. 前記操作情報集積サーバは、
    前記変更案決定部により決定された変更案が反映された変更案情報を作成する変更案情報作成部をさらに備える
    請求項3に記載のコンテンツ操作情報処理システム。
  5. 構造化文書における要素ごとについての再生態様が指定されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部と、
    前記コンテンツ再生部により再生されたコンテンツに対する操作が行われたことに応じて、操作の対象となったコンテンツの要素である操作対象要素と、前記操作対象要素に行われた操作に関する内容とを含む操作情報を取得する操作情報取得部と、
    取得された操作情報を、操作情報集積サーバに送信する操作情報送信部と
    を備えるユーザ端末装置。
  6. コンピュータを、
    構造化文書における要素ごとについての再生態様が指定されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部、
    前記コンテンツ再生部により再生されたコンテンツに対する操作が行われたことに応じて、操作の対象となったコンテンツの要素である操作対象要素と、前記操作対象要素に行われた操作に関する内容とを含む操作情報を取得する操作情報取得部、
    取得された操作情報を、操作情報集積サーバに送信する操作情報送信部
    として機能させるためのプログラム。
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