JP2017135852A - モータ駆動制御装置及びそのモータ駆動制御方法 - Google Patents

モータ駆動制御装置及びそのモータ駆動制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電源電圧が過度に上昇したときに、回生電圧制限用のツェナーダイオードが保護される信頼性の高いモータ駆動制御装置を提供する。
【解決手段】モータ駆動制御装置100において、電圧供給回路110は、モータ20に接続されるインバータ回路2に電源電圧Vddを供給する。ツェナーダイオードZD31は、モータ20が発生する回生電圧を制限する。電圧識別回路8は、電源電圧Vddが所定の閾値を超えるときに停止信号FDを出力する。遮断回路9は、停止信号FDに応じてツェナーダイオードZD31への通電を停止するように構成される。遮断回路9は、ツェナーダイオードZD31への通電が緩やかに開始されるように構成される。逆接続保護回路5は、電源電圧Vddが逆極性であるときにツェナーダイオードZD31への通電を停止するように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータを駆動するモータ駆動制御装置及びそのモータ駆動制御方法に関する。
従来、モータを駆動するモータ駆動制御装置が知られている。例えば特許文献1には電子整流子付きのブラシレスモータを駆動するモータ駆動制御装置が記載されている。このように直流電源の供給を受けてモータを駆動するモータ駆動制御装置では、MOSFET等の複数個のスイッチング素子からなるインバータ回路を備えており、それらのスイッチング素子をPWM(Pulse Width Modulation)信号によってオン/オフ制御することによりモータをPWM駆動する。
特開2010−252470号公報
ところで、特許文献1に記載のモータ駆動制御装置では、電源とインバータ回路の間に2つのMOSFETで構成された開閉器が設けられている。2つのMOSFETはそれぞれの寄生ダイオードが互いに逆向きとなるように直列接続されており、開閉器はこれらのMOSFETのゲート端子に開閉制御信号が入力されることでオン・オフ制御される。
また、高速回転をしているモータでは、相切り替え時や急激な回転数変動時などに、モータのコイルからキックバックによって過大な逆起電力が発生することがある。このような逆起電力は電源ラインへ回生することで電源電圧を上昇させ、使用部品への過大な電圧の印加につながるおそれがある。このため、特許文献1に記載のモータ駆動制御装置では開閉器の出力側にツェナーダイオードを接続して電源電圧の上昇を抑制している。このようなツェナーダイオードは回生電圧を制限して電源電圧への回り込みを抑制する。キックバックによる回生エネルギーはパルス状または短時間のものであるので、比較的小型のツェナーダイオードを用いてもよい。
一方、このようなモータ駆動制御装置を搭載した機器の市場での信頼性を確保するために、モータ駆動制御装置に対して、電源電圧が使用電圧範囲の上限を所定の範囲で超えても壊れないレベルの耐久性が求められている。しかし、モータ駆動制御装置に、回生電圧を制限するツェナーダイオードのツェナー電圧を超える過大な電源電圧が入力されると、そのツェナーダイオードに過大な電流が流れ続けてやがて破損に至る可能性がある。
また、キックバックによる回生エネルギーを吸収するために、大容量の電解コンデンサを接続することも考えられるが、このような電解コンデンサは耐久性が十分であるとはいえない。また、大容量のコンデンサを用いると、電源投入時にコンデンサに大きな突入電流が流れることで、全体の突入電流が大幅に増加して開閉器用のMOSFETを破損する懸念がある。このため、例えばインダクタを接続するなど突入電流を緩和する手段を追加することになる。しかし、インダクタを用いるとインダクタの誘起電圧の問題や、コストアップの問題も生じる。したがって、キックバックの回生エネルギーを吸収するために、大容量のコンデンサを用いることは信頼性やコストアップなど観点から望ましいとはいえない。
このような背景から、本発明者はモータ駆動制御装置において回生電圧を制限するためにツェナーダイオードを用いるとともに、そのツェナーダイオードを過大な電源電圧から保護することが課題であると認識した。
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたもので、電源電圧が過度に上昇したときに、回生電圧制限用のツェナーダイオードが保護される信頼性の高いモータ駆動制御装置の技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のモータ駆動制御装置は、モータに接続されるインバータ回路に電源電圧を供給する電圧供給回路を備える。電圧供給回路は、モータが発生する回生電圧を制限するツェナーダイオードと、電源電圧が所定の閾値を超えるときに停止信号を出力する電圧識別回路と、停止信号に応じてツェナーダイオードへの通電を停止するように構成された遮断回路と、を含む。
この態様によると、電圧供給回路がモータで発生する回生電圧を制限するツェナーダイオードを含むため、電源電圧に回り込む回生電圧が抑制されるとともに、電源電圧が過度に上昇したときにツェナーダイオードを保護することができる。
本発明の別の態様は、モータ駆動制御方法である。この方法は、モータに接続されるインバータ回路に電源電圧を供給する電圧供給回路を備え、電圧供給回路がモータの発生する回生電圧を制限するツェナーダイオードを含むモータ駆動制御装置が実行するモータ駆動制御方法であって、電源電圧が所定の閾値を超えるときに停止信号を出力することと、停止信号に応じてツェナーダイオードへの通電を停止することと、を含む。
この態様によると、電源電圧が所定の閾値を超えるときに停止信号を出力することと、停止信号に応じてツェナーダイオードへの通電を停止することと、を含むため、電源電圧が過度に上昇したときにツェナーダイオードを保護することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によると、電源電圧が過度に上昇したときに、回生電圧の電源電圧への回り込みを抑制するためのツェナーダイオードが保護される信頼性の高いモータ駆動制御装置及びそのモータ駆動制御方法を提供することができる。
実施形態に係るモータ駆動制御装置のブロック図である。 実施形態に係るモータ駆動制御装置の構成図である。 電源電圧の変動を説明する説明図である。 平滑された監視電圧の変動を説明する説明図である。 過大電圧保護回路のフローチャートである。 過大電圧保護回路のタイミングチャートである。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、実施形態に係るモータ駆動制御装置100のブロック図である。モータ駆動制御装置100は、モータ20に接続されるインバータ回路2に電源電圧Vddを供給する電圧供給回路110を備える。電圧供給回路110は、モータ20が発生する回生電圧を制限するツェナーダイオードZD31と、電源電圧Vddが所定の閾値を超えるときに停止信号FDを出力する電圧識別回路8と、停止信号FDに応じてツェナーダイオードZD31への通電を停止するように構成された遮断回路9と、逆接続保護回路5と、を含む。逆接続保護回路5については後述する。電圧識別回路8は、駆動制御信号Sdをプリドライブ回路3に出力する。インバータ回路2はプリドライブ回路3によりスイッチング制御される。
(ツェナーダイオード)
モータ20は負荷変動や回転変動に伴い、コイルのインダクタンスにより逆起電力が発生する。特にモータ20が高速回転から急激にスピードダウンする際には大きな逆起電力が発生する。このような逆起電力はインバータ回路2の電源ラインに回生されて電源電圧Vddを上昇させることがある。電源電圧Vddが上昇すると、電源電圧Vddに接続されている本体機器にも影響が及ぶため、過大な回生電圧の重畳は本体機器の誤動作の要因になりかねない。
図3は電源電圧Vddの変動を説明する説明図である。楕円Pは電源電圧Vddが定格電圧Vin1である例を示し、楕円Sは電源電圧Vddが動作範囲の上限電圧Vin2の例を示し、楕円Tは電源電圧Vddが動作範囲を超えた過大電圧Vin3の例を示している。例えば、楕円Sで示す例では、電源電圧Vddにはキックバックによる回生電圧k1がパルス状に重畳されている。このように電源電圧Vddが上昇すると、使用部品への過大な電圧の印加につながり、機器の信頼性が低下するおそれがある。
そこで、実施形態に係るモータ駆動制御装置100では、回生電圧k1を制限するツェナーダイオードZD31が設けられている。ツェナーダイオードZD31は、例えばインバータ2に電源電圧Vddを供給する電源ラインVpとグランドラインGNDの間に接続される。特に、ツェナーダイオードZD31は、そのカソードが正電源側の電源ラインVpに接続され、そのアノードがグランドラインGNDに接続される。このように接続することによって、電源電圧VddはツェナーダイオードZD31のツェナー電圧Vzでクランプされ、ツェナー電圧Vzを超えた上昇が制限される。
一方、市場における信頼性を確保するために、モータ駆動制御装置に対しては電源電圧Vddが使用電圧範囲の上限を所定の範囲で超えても壊れない耐久性が求められている。例えば、電源電圧Vddが定格電圧の2倍である過大電圧が所定時間継続的に入力されても(例えば、定格が50Vの場合、100Vが2分間)壊れない耐久性を有することで実用的な市場信頼性を実現できると考えられる。しかし、図3の楕円Tで示すように、電源電圧Vddが動作範囲を超えた過大電圧Vin3では、電源電圧VddがツェナーダイオードZD31のツェナー電圧Vzを超えており、ツェナーダイオードZD31に過大な電流が流れ続けて素子の温度が上昇し、やがて破損に至る可能性がある。
そこで、実施形態に係るモータ駆動制御装置100では、電源電圧Vddが所定の閾値Vthを超えた場合にツェナーダイオードZD31やインバータ回路2への通電を停止するように構成された過大電圧保護回路6が設けられている。過大電圧保護回路6は電圧識別回路8と遮断回路9とを含んでいる。電圧識別回路8は、電源電圧Vddを監視して、電源電圧Vddが閾値Vthを超えるときに停止信号FDを出力する。遮断回路9は、その前段が電源電圧Vddに接続され、その後段がツェナーダイオードZD31とインバータ回路2に接続されている。遮断回路9は停止信号FDがアクティブ(Lレベル)になると後段への通電を停止する。つまり、遮断回路9は停止信号FDに応じてツェナーダイオードZD31とインバータ回路2への通電を停止する。
次に、モータ駆動制御装置100の具体的な構成を説明する。図2は、実施形態に係るモータ駆動制御装置100の回路の一例を示す構成図である。図2に示すように、モータ駆動制御装置100は、電圧供給回路110と、インバータ回路2と、プリドライブ回路3と、位置検出手段30とを備える。電圧供給回路110は、逆接続保護回路5と、回生電圧保護回路7と、電圧識別回路8と、遮断回路9とを備える。
モータ20は、Hブリッジ型のインバータ回路2によって駆動される単相ブラシレスモータである。インバータ回路2は、ハイサイドスイッチング素子であるトランジスタQ1、Q3とローサイドスイッチング素子であるトランジスタQ2、Q4とが直列接続されたレグを有し、当該レグが直流電源の正極である電源ラインVpと負極であるグランドラインGNDとの間に接続されてモータ20を駆動する。モータ20には、ロータの位置を検出する位置検出手段30が設けられている。位置検出手段30はロータの回転位置に基づいて位置信号Spを制御回路部4に出力する。位置検出手段30は例えばホールセンサを含み、位置信号Spはホール信号であってもよい。電圧識別回路8の制御回路部4は、位置信号Spに基づいて矩形波駆動用や正弦波駆動用の駆動制御信号Sdをプリドライブ回路3に出力する。プリドライブ回路3は、駆動制御信号Sdに基づいて、20kHzから100kHz程度のPWM信号H1、L1、H2、L2を生成してインバータ回路2のトランジスタQ1〜Q4の各ゲートに出力する。トランジスタQ1〜Q4はPWM信号H1、L1、H2、L2によってスイッチング動作をして、駆動信号2a、2bをモータ20の電機子コイルに出力する。電機子コイルは駆動信号2a、2bに基づいて、ロータに組み込まれたマグネットとの対向空間に回転磁界を発生させる。ロータには、回転磁界とマグネットの磁極との相互作用により回転駆動力が発生する。
ツェナーダイオードZD31は、そのカソードがインバータ回路2の正極側の電源ラインVpに接続され、そのアノードが負極側のグランドラインGNDに接続される。また、ツェナーダイオードZD31のカソードは、遮断回路9の後段である後述するトランジスタQ14のドレインに接続される。ツェナーダイオードZD31には、高周波のリップルを吸収するためのコンデンサC31が並列に接続されている。コンデンサC31には例えばセラミックコンデンサを使用してもよい。ツェナーダイオードZD31としては、電源電圧Vddの電圧範囲の上限電圧よりやや高いツェナー電圧Vzのツェナーダイオードが使用されている。つまり、図3の楕円Sで示すように、上限電圧Vin2(例えば75v)では回生電圧k1が重畳されてもツェナー電圧Vz(例えば82v)を超えないように設定されている。この結果、ツェナーダイオードZD31は上限電圧Vin2では動作せず、上限電圧Vin2よりやや高いツェナー電圧Vzを超えると動作してキックバックによる電源電圧Vddの上昇を制限する。
しかし、図3の楕円Tで示すように、電源電圧Vddが動作範囲を超えた過大電圧Vin3(例えば100v)では、電源電圧VddがツェナーダイオードZD31のツェナー電圧Vzを超えており、ツェナーダイオードZD31に過大な電流が流れ続ける。このため、図2に示すように、電圧供給回路110には、電圧識別回路8と遮断回路9とを含む過大電圧保護回路6が設けられている。
電圧識別回路8は、ダイオードD11と、ダイオードD11に接続される分圧回路と、を含み、当該分圧回路は抵抗R11、R12を含んでいる。電圧識別回路8は、電源電圧Vddを抵抗R11、R12の抵抗値に応じて分圧比で分圧した監視電圧Vcを制御回路部4の入力端子4cに出力する。制御回路部4には、閾値Vthに抵抗R11、R12の分圧比を乗じた値に基づく比較値Vxが設定されている。つまり、閾値Vthは、比較値Vxを抵抗R11、R12の分圧比で除した値に設定される。制御回路部4は、入力された監視電圧Vcと比較値Vxとを比較して、監視電圧Vcが比較値Vx以上であるときに出力端子4aに停止信号FDを出力する。
一方、図3に示すように、電源電圧Vddにはパルス状の回生電圧k1が重畳されており、電源電圧Vddが閾値Vthを短時間ながら超えることが考えられる。使用電圧範囲内の電源電圧Vddにおいては、短時間でも閾値Vthを超えて通電が停止されることは好ましいとはいえない。このため、ツェナー電圧Vzを高く設定することも考えられるが、この場合は回生電圧k1を制限する効果が低くなるので好ましいとはいえない。このため、短時間の電源電圧Vddの上昇に対しては通電を停止せず継続する方が望ましい。
そこで、電圧識別回路8は、監視電圧Vcの高周波成分を減衰させるフィルタ手段を含んでいる。電圧識別回路8は、このようなフィルタ手段として、抵抗R11、R12とコンデンサC11を含むローパスフィルタを設け、抵抗R11、R12で分圧して生成された監視電圧Vcの高周波成分を減衰させるように構成している。コンデンサC11は抵抗R12に並列に接続される。パルス状の電圧変動はローパスフィルタによって平滑された状態で制御回路部4の入力端子4cに入力されるので、使用電圧範囲の電源電圧Vddにおいて通電が停止される可能性を小さくすることができる。ローパスフィルタは、そのカットオフ周波数を調整することで所望の平滑特性を得ることができる。
図4は平滑された監視電圧Vcの変動を説明する説明図である。図4では、理解を容易にするため、縦軸の監視電圧Vcは分圧前の電圧に対応して表示している。特に楕円Nは図3の楕円Sに対応する。楕円Nに示すように、監視電圧Vcに重畳された回生電圧k1が平滑された電圧k2となっており、重畳された部分でも閾値Vthより小さくなっている。
次に、遮断回路9について説明する。遮断回路9は、抵抗R4と、トランジスタQ13と、抵抗R3と、トランジスタQ12、14と、コンデンサC1と、を含んでいる。トランジスタQ14(第1スイッチング素子の一例)は、ツェナーダイオードZD31やインバータ回路2への通電をオン/オフ動作する。トランジスタQ12(第2スイッチング素子の一例)は、停止信号FDに応じてトランジスタQ13に制御されることによって、トランジスタQ14のオン/オフ動作を制御する。トランジスタQ13は、停止信号FDに応じてトランジスタQ12のオン/オフ動作を制御する第3スイッチング素子である。
電圧識別回路8と遮断回路9には定電圧回路44から定電圧Vgが供給されている。定電圧回路44は、例えば三端子レギュレータを含み、入力部INに電源電圧Vddが入力され、出力部OUTに定電圧Vgを出力する。定電圧Vgは例えば5vであってもよい。定電圧回路44の入力部INと出力部OUTには、それぞれコンデンサC2、3が接続されて、高周波成分の影響を抑制している。
トランジスタQ13はNPNトランジスタで、コレクタが抵抗R3を通じて電源ラインVq(遮断回路9の前段)に接続されている。トランジスタQ13のベースには定電圧Vgが入力され、トランジスタQ13のエミッタには抵抗R4を通じて停止信号FDが入力される。したがって、停止信号FDがHレベルでは、トランジスタQ13は導通しないので、コレクタ電位は電源ラインVqのレベルになる。一方、停止信号FDがLレベルになると、トランジスタQ13は導通するので、コレクタ電位は定電圧Vg付近まで低くなる。つまり、トランジスタQ13は停止信号FDによってオン/オフ制御され、コレクタ電位は電源ラインVqのレベルと定電圧Vgのレベルの間で変化する。
トランジスタQ12はPchMOSFETで、ソースが電源ラインVqに、ドレインがトランジスタQ14のゲートに、ゲートがトランジスタQ13のコレクタに接続されている。トランジスタQ12は、トランジスタQ13のコレクタ電位が電源ラインVqのレベルであるときはオフ状態で、トランジスタQ13のコレクタ電位が定電圧Vgのレベルであるときはオン状態になる。つまり、トランジスタQ12は、トランジスタQ13のオン/オフ状態に同期してオン/オフ制御される。
トランジスタQ14はPchMOSFETで、ソースが電源ラインVqに、ドレインが電源ラインVpに、ゲートがトランジスタQ12のドレインに接続されている。また、トランジスタQ14のゲートには、電源ラインVqから抵抗R1、R2で分圧された電圧Veが入力されている。このため、トランジスタQ12がオフの状態ではトランジスタQ14はオン状態になり、電源ラインVqと電源ラインVpとを導通する。一方、トランジスタQ12がオン状態になると、トランジスタQ14はゲートとソースが略同電位になることでオフになる。つまり、トランジスタQ14は、トランジスタQ12のオフ/オン状態を反転してオン/オフ制御される。
図5は過大電圧保護回路6の動作を説明するフローチャート、図6は過大電圧保護回路6の動作を説明するタイミングチャートである。図5において、電源がオンになると(S201)、電圧識別回路8は監視電圧Vcの監視を始める(S202)。監視電圧Vcが閾値Vth以下の状態では停止信号FDはHレベルになっており、図6に示すように、トランジスタQ13、Q12はオフし、トランジスタQ14はオンすることで、インバータ回路2の電源ラインVpには電源ラインVqから通電が開始され、モータ20は所定の回転動作を開始する。
図4の楕円Lに示すように、監視電圧Vcが比較値Vx以上(=閾値Vth以上)になると、停止信号FDはLレベルに変化し、図6に示すように、トランジスタQ13、Q12はオンし、トランジスタQ14はオフして、電源ラインVpへの通電が停止される(S203)。電圧識別回路8は監視電圧Vcの監視を継続し(S204)、監視電圧Vcが比較値Vxより低くなると、停止信号FDはHレベルに変化し、トランジスタQ13、Q12はオフし、トランジスタQ14はオンして、電源ラインVpへの通電が再開される(S205)。
過大電圧保護回路6がこのように動作することによって、図4の楕円Lに示すように、電源電圧Vddが動作範囲を超えた過大電圧Vin3では、電源ラインVpへの通電が停止され、ツェナーダイオードZD31は過大電流から保護される。なお、閾値Vthは過大電圧Vin3より低く設定され、ツェナー電圧Vzは過大電圧Vin3より低く閾値Vthより高く、過大電圧Vin3と閾値Vthの間に設定することができる。なお、回生電圧k1が重畳されることを考慮して、ツェナー電圧Vzを閾値Vthより過大電圧Vin3に近い電圧に設定してもよい。
(突入電流)
電源ラインVpの立ち上がりの際に、電源電圧VddからコンデンサC31への経路に突入電流(充電電流)が流れ、突入電流が大きい場合、その経路に存在するトランジスタQ14などの電子部品を劣化させて装置の信頼性が低下する要因になり得る。そこで、モータ駆動制御装置100では、突入電流を軽減するために、遮断回路9は、ツェナーダイオードZD31やインバータ回路2への通電が緩やかに開始されるように構成された遅延回路を含んでいる。遅延回路は、トランジスタQ14のゲートとソースの間に接続されるコンデンサC1と、抵抗R1、R2と、を含んでいる。コンデンサC1および抵抗R1、R2は一次遅れの要素としてトランジスタQ14のゲートとソースの間の電圧変化を緩やかにする。この結果、トランジスタQ14は徐々にオン状態に移行することで、ツェナーダイオードZD31やインバータ回路2への通電が緩やかに開始され、トランジスタQ14の突入電流を減らすことができる。
(逆接続保護)
モータ駆動制御装置100の電源の入力端子12、14には、モータ駆動制御装置100を本体装置に取付ける際に、誤って電源からのコネクタのプラスとマイナスとが逆に接続されるおそれがある。この場合、回生電圧k1を制限するツェナーダイオードZD31には順方向の過大電流が流れ、このツェナーダイオードZD31などの回路部品が破損する可能性がある。そこで、モータ駆動制御装置100では、電源からのコネクタが逆に接続されて電源電圧Vddが逆極性であるときにツェナーダイオードZD31やインバータ回路2への通電を停止するように構成された逆接続保護回路5を含んでいる。逆接続保護回路5は、トランジスタQ11と、抵抗R1、R2とを含む。トランジスタQ11は停止信号FDに応じてオフ動作するスイッチング素子である。抵抗R1はトランジスタQ11のゲートとソースの間に接続され、抵抗R2はトランジスタQ11のゲートと電源入力端子14との間に接続されている。トランジスタQ11はPchMOSFETである。電源入力端子12、14に電源からのコネクタが正しく接続された場合には、トランジスタQ11のゲートは抵抗R2を通じてソースより低電位側に接続されるので、トランジスタQ11はオンして、そのソース側への通電を開始する。電源入力端子12、14に電源からのコネクタが逆に接続された場合には、トランジスタQ11のゲートはソースより高電位側に接続され、トランジスタQ11はオフして、そのソース側への通電を遮断する。このことによって、トランジスタQ11のソース側に設けられるツェナーダイオードZD31やインバータ回路2などを保護することができる。
既述したように、モータ駆動制御装置100は電圧識別回路8と遮断回路9に定電圧Vgを供給する定電圧回路44を含んでいる。このような定電圧回路44の入力部INを遮断回路9の後段に接続すると、遮断回路9がオフした場合に、定電圧回路44の動作が停止して電圧識別回路8と遮断回路9の動作が不安定になることが考えられる。そこで、モータ駆動制御装置100では、定電圧回路44の入力部INが遮断回路9の前段である電源ラインVqに接続されている。この結果、遮断回路9がオフした場合にも定電圧回路44の動作は維持され、電圧識別回路8と遮断回路9は安定して動作することができる。
トランジスタQ14のゲート−ソース間にその耐電圧より高い電圧が入力されるとトランジスタQ14が劣化あるいは破損することがある。耐電圧が高いトランジスタを使用することも考えられるが、この場合コストアップや素子の大型化の問題がある。そこで、モータ駆動制御装置100では、トランジスタQ14のゲート−ソース間電圧をクランプするためにゲート−ソース間にツェナーダイオードZD1が接続されている。特に、ツェナーダイオードZD1は、そのカソードがトランジスタQ14のソースに、そのアノードがトランジスタQ14のゲートに接続される。ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧は、トランジスタQ14のゲート−ソース間の耐電圧(例えば20V)より低い電圧(例えば15V)に設定してもよい。ツェナーダイオードZD1を設けることにより、トランジスタQ14のゲート−ソース間の電圧が抑制され、トランジスタQ14が保護される。なお、ツェナーダイオードZD1はトランジスタQ11のゲート−ソース間の電圧もクランプしている。
制御回路部4には、ソフトウエア処理やデジタル処理をすることができる回路装置であるMCU(Micro Control Unit)を含んでもよい。制御回路部4は、ソフトウエア処理やデジタル処理によって監視電圧Vcと閾値Vthとを比較して停止信号FDを出力するように構成してもよい。また、制御回路部4は、ソフトウエア処理やデジタル処理によって、位置信号Spから駆動制御信号Sdを生成してプリドライブ回路3に出力してもよい。
次に、このように構成されたモータ駆動制御装置100の動作を説明する。
電源がオンされることによって、電圧識別回路8は監視電圧Vcの監視を始め、監視電圧Vcが比較値Vxより低い状態では停止信号FDはHレベルが出力され、トランジスタQ14はオンして、電源ラインVpに通電が開始さる。
一方、制御回路部4が位置検出手段30の位置信号Spに応じた駆動制御信号Sdを出力すると、プリドライブ回路3はPWM信号をインバータ回路2に出力する。インバータ回路2がPWM信号に応じて駆動信号2a、2bを出力すると、モータ20は公知のブラシレスモータのメカニズムにより回転駆動される。監視電圧Vcが比較値Vx以上になると、停止信号FDはLレベルに変化してトランジスタQ14がオフして、電源ラインVpへの通電が停止される。監視電圧Vcが比較値Vxより低くなると、停止信号FDはHレベルに変化してトランジスタQ14がオンして、電源ラインVpへの通電が再開される。このように動作することによって、ツェナーダイオードZD31は過大電圧から保護される。
次に、このように構成されたモータ駆動制御装置100が実行するモータ駆動制御方法について説明する。このモータ駆動制御方法は、電源電圧Vddが所定の閾値Vthを超えるときに停止信号FDを出力することと、停止信号FDに応じてツェナーダイオードZD31への通電を停止することと、を含む。
次に、このように構成されたモータ駆動制御装置100の特徴を説明する。
モータ駆動制御装置100は、ツェナーダイオードZD31を含むため、モータ20が発生する回生電圧を制限して電源電圧Vddへの回り込みを抑制することができる。また、電源電圧Vddが所定の閾値を超えるときに停止信号FDを出力する電圧識別回路8と、停止信号FDに応じてツェナーダイオードZD31への通電を停止するように構成された遮断回路9と、を含むため、電源電圧Vddが過大に上昇した場合に、ツェナーダイオードZD31を保護することができる。この構成により、電源電圧Vddより高い過大電圧(例えば、定格電圧の2倍の電圧)が所定の時間継続的に入力されても壊れない耐久性を実現することも可能になる。
また、電源電圧Vddが過大に上昇した場合にインバータ回路2や他の回路への通電も停止するので、これらの回路に定格電圧が低い部品を使用することが可能になり、モータ駆動制御装置100の小型化やコストダウンの観点で有利になる。また、過大な電源電圧が印加される時間が短くなるので、これらの回路の部品の信頼性や寿命の観点で有利になる。
モータ駆動制御装置100では、ツェナーダイオードZD31への通電が緩やかに開始されるように遮断回路9が構成されるので、通電が急激に開始される場合と比較して、通電開始時の突入電流を減らすことができる。
モータ駆動制御装置100は、電圧供給回路110が、電源電圧Vddが逆極性であるときにツェナーダイオードZD31への通電を停止するように構成された逆接続保護回路5を含むため、電源が逆に接続された場合にツェナーダイオードZD31などの回路部品を保護することができる。
モータ駆動制御装置100は、遮断回路9が、ツェナーダイオードZD31への通電をオン/オフ動作するトランジスタQ14と、停止信号FDに応じてトランジスタQ14のオン/オフ動作を制御するトランジスタQ12と、を含むため、電源電圧Vddが所定の閾値を超える場合にトランジスタQ14をオフ状態に制御して、ツェナーダイオードZD31への通電を停止することができる。
モータ駆動制御装置100は、電圧識別回路8が、ダイオードD11と、ダイオードD11に接続される分圧回路と、を含むため、電源電圧Vddから分圧される監視電圧Vcを、耐電圧の低い電圧識別回路8でも処理可能な低圧に変換することができる。
モータ駆動制御装置100は、電圧識別回路8が、電源電圧Vddから生成された監視電圧Vcの高周波成分を減衰させるフィルタ手段を含むため、電源電圧Vddに含まれる高周波成分による電圧識別回路8の動作への影響を抑制することができる。
モータ駆動制御装置100は、電圧供給回路110が、電圧識別回路8に定電圧を供給する定電圧回路44を含み、定電圧回路44の入力部INが遮断回路9の前段に接続されるので、遮断回路9がオフした場合にも定電圧回路44から電圧識別回路8と遮断回路9に定電圧Vgを供給することができる。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。実施の形態を説明する各図は、構成の一例を示すものであって、これに限定されるものではない。また、フローチャートに示したステップやタイミングチャートに示した波形は、一例を示すものであって、これに限定されるものではない。例えば、各ステップ間に他の処理が挿入され、処理が並列化され、処理の順序が変更され、処理の一部が削除されてもよい。
(変形例1)
実施形態に係るモータ駆動制御装置100では、モータ20がHブリッジ型のインバータ回路2によって駆動される単相ブラシレスモータである例について説明したがこれに限られない。制御駆動対象であるモータは単相以外の例えば3相以上の多相モータであってもよい。
(変形例2)
実施形態に係るモータ駆動制御装置100では、位置検出手段30はホールセンサを含む例について説明したがこれに限られない。位置検出手段はホールセンサ以外の例えばコイルの逆起電力に応じてロータの位置を検出する手段であってもよい。また、位置検出手段30はロータリーエンコーダを含んでもよい。
(変形例3)
実施形態に係るモータ駆動制御装置100では、電圧識別回路8にコンデンサC11を含むローパスフィルタを設ける例について説明したがこれに限られない。監視電圧Vcの高周波成分を減衰させるフィルタ手段としては、デジタルフィルタやソフトウエア処理によるフィルタであってもよい。例えば、制御回路部4にMCU(Micro Control Unit)を含み、MCUに内蔵されるタイマー手段によって監視電圧Vcの高周波成分の影響を抑制するようにしてもよい。この場合、コンデンサC11を省くことができる。
(変形例4)
実施形態に係るモータ駆動制御装置100では、逆接続保護回路5を設ける例について説明したがこれに限られず、逆接続保護回路5は必須構成ではない。逆接続保護回路5を設けない場合は、トランジスタQ11を省くことができる。逆接続保護回路としてはトランジスタを省いてダイオードで構成してもよい。この場合、回生電圧k1はダイオードでカットされ、電源電圧Vddには重畳されないので、コンデンサC11を含むローパスフィルタを省くことも可能になる。
(変形例5)
実施形態に係るモータ駆動制御装置100では、電圧識別回路8はソフトウエア処理またはデジタル処理によって電圧が識別される例について説明したがこれに限られない。電圧識別回路は電圧比較器(コンパレータ)によりアナログ処理されてもよい。
(変形例6)
実施形態に係るモータ駆動制御装置100では、定電圧回路44に三端子レギュレータを用いる例について説明したがこれに限られない。定電圧回路には三端子レギュレータ以外の定電圧供給手段が用いられてもよい。
(変形例7)
モータ駆動制御装置100の各構成要素は必要に応じて少なくとも一部を集積回路化してもよい。
(変形例8)
電圧識別回路8に入力する電圧は、電源の入力端子12から供給される電源電圧Vddではなく、遮断回路9の前段の電源ラインVqの電圧としてもよい。その場合、ダイオードD11に相当するダイオードは必須ではない。
100 モータ駆動制御装置、 2 インバータ回路、 3 プリドライブ回路、 4 制御回路部、 5 逆接続保護回路、 6 過大電圧保護回路、 8 電圧識別回路、 9 遮断回路、 20 モータ、 30 位置検出手段、 44 定電圧回路、 110 電圧供給回路、 Q11 トランジスタ、 Q12 トランジスタ(第2スイッチング素子の一例)、 Q13 トランジスタ、 Q14 トランジスタ(第1スイッチング素子の一例)、 ZD31 ツェナーダイオード、 D11 ダイオード、 R11、R12 抵抗(分圧回路の一例、フィルタ手段の一部)、 C11 コンデンサ(フィルタ手段の一部)、 Vdd 電源電圧、 k1 回生電圧、 FD 停止信号。

Claims (8)

  1. モータに接続されるインバータ回路に電源電圧を供給する電圧供給回路を備え、
    前記電圧供給回路は、
    前記モータが発生する回生電圧を制限するツェナーダイオードと、
    前記電源電圧が所定の閾値を超えるときに停止信号を出力する電圧識別回路と、
    前記停止信号に応じて前記ツェナーダイオードへの通電を停止するように構成された遮断回路と、
    を含むことを特徴とするモータ駆動制御装置。
  2. 前記遮断回路は、前記ツェナーダイオードへの通電が緩やかに開始されるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動制御装置。
  3. 前記電圧供給回路は、前記電源電圧が逆極性であるときに前記ツェナーダイオードへの通電を停止するように構成された逆接続保護回路を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動制御装置。
  4. 前記遮断回路は、前記ツェナーダイオードへの通電をオン/オフ動作する第1スイッチング素子と、前記停止信号に応じて前記第1スイッチング素子のオン/オフ動作を制御する第2スイッチング素子と、を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のモータ駆動制御装置。
  5. 前記電圧識別回路は、分圧回路を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のモータ駆動制御装置。
  6. 前記電圧識別回路は、前記電源電圧から生成された監視電圧の高周波成分を減衰させるフィルタ手段を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のモータ駆動制御装置。
  7. 前記電圧供給回路は、前記電圧識別回路に定電圧を供給する定電圧回路を含み、
    前記定電圧回路の入力部は前記遮断回路の前段に接続されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のモータ駆動制御装置。
  8. モータに接続されるインバータ回路に電源電圧を供給する電圧供給回路を備え、前記電圧供給回路が前記モータの発生する回生電圧を制限するツェナーダイオードを含むモータ駆動制御装置が実行するモータ駆動制御方法であって、
    前記電源電圧が所定の閾値を超えるときに停止信号を出力することと、
    前記停止信号に応じて前記ツェナーダイオードへの通電を停止することと、
    を含むことを特徴とするモータ駆動制御方法。
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