JP2017134503A - 端末装置、動画像共有方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

端末装置、動画像共有方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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将一 村田
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Naoki Imai
尚樹 今井
圭 河村
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Abstract

【課題】端末装置間で共有されて表示される動画像について、動画像の受信側でのユーザによる操作を実現することを図る。【解決手段】端末装置は、自端末装置と他の端末装置との間で共有される動画像を表示する表示部と、他の端末装置から受信した動画像を記憶するバッファと、動画像についての所定の操作のうち利用者が選択した操作に応じてバッファと表示部とを制御する再生制御部と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、端末装置、動画像共有方法、及びコンピュータプログラムに関する。
スマートフォン等の端末装置を使用して、通信相手の端末装置との間で画面に表示されている画像等をリアルタイムで共有する機能が提供されている。
撮像装置によって撮影されている動画像をリアルタイムにストリーミング配信する技術に関して、動画像のストリーミング配信中に所定の操作が行われた場合に、該所定の操作に対応した画像を所定時間配信させる技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1の従来技術では、動画像のストリーミング配信中における所定の操作として、静止画撮影手段による撮影を指示する静止画撮影操作が行われた場合に、静止画撮影手段により撮影された静止画像を所定時間配信させている。
特開2013−243531号公報
しかし、上述した従来技術では、動画像の配信元における技術であるため、動画像をストリーミング受信する端末装置において、動画像のストリーミング受信中に、ストリーミング受信した動画像についてのユーザの操作を実現することは容易ではない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、端末装置間で共有されて表示される動画像について、動画像の受信側でのユーザによる操作を実現できる、端末装置、動画像共有方法、及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
(1)本発明の一態様は、自装置と他装置との間で共有される動画像を表示する表示部と、前記他装置から受信した前記動画像を記憶するバッファと、前記動画像についての所定の操作のうち利用者が選択した操作に応じて前記バッファと前記表示部とを制御する再生制御部と、を備える端末装置である。
(2)本発明の一態様は、上記(1)の端末装置において、前記再生制御部は、前記動画像についての操作を利用者が選択するメニュー画面を前記表示部に表示させ、前記メニュー画面によって利用者が選択した操作に応じて前記バッファと前記表示部とを制御する、端末装置である。
(3)本発明の一態様は、上記(1)又は(2)のいずれかの端末装置において、前記動画像についての操作の情報を前記他装置へ送信する送信部をさらに備える端末装置である。
(4)本発明の一態様は、上記(3)の端末装置において、前記動画像についての操作の情報は、当該操作によって前記表示部に表示されている画像を含む端末装置である。
(5)本発明の一態様は、上記(1)から(4)のいずれかの端末装置において、前記再生制御部は、利用者が選択した操作に応じて、前記他装置から受信した最新の前記動画像を再生させる端末装置である。
(6)本発明の一態様は、上記(5)の端末装置において、前記再生制御部は、前記最新の前記動画像の再生を開始させる前に、前記バッファに記憶されている未再生の前記動画像を早送り再生させる端末装置である。
(7)本発明の一態様は、上記(5)の端末装置において、前記再生制御部は、前記最新の前記動画像の再生を開始させる前に、前記バッファに記憶されている前記動画像のうち、前記表示部に表示されている部分よりも過去に前記バッファに記憶された部分を再生させる端末装置である。
(8)本発明の一態様は、端末装置が、自装置と他装置との間で共有される動画像を表示部に表示する表示ステップと、前記端末装置が、前記他装置から受信した前記動画像をバッファに記憶するバッファステップと、前記端末装置が、前記動画像についての所定の操作のうち利用者が選択した操作に応じて前記バッファと前記表示部とを制御する再生制御ステップと、を含む動画像共有方法である。
(9)本発明の一態様は、端末装置のコンピュータに、自装置と他装置との間で共有される動画像を表示する表示機能と、前記他装置から受信した前記動画像を記憶するバッファ機能と、前記動画像についての所定の操作のうち利用者が選択した操作に応じて前記バッファ機能と前記表示機能とを制御する再生制御機能と、を実現させるためのコンピュータプログラムである。
本発明によれば、端末装置間で共有されて表示される動画像について、動画像の受信側でのユーザによる操作を実現できるという効果が得られる。
本実施形態に係る通信システムを示す図である。 本実施形態に係る通信システムによって提供されるサービスの一例を示す模式図である。 本実施形態に係る端末装置の一例を示す模式図である。 本実施形態に係る端末装置間で画像を共有する場合にユーザによって行われる操作について説明する図である。 本実施形態に係る端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るシグナリングサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る通信システムを示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る通信システムの動作(その1)の一例を示す図である。 本実施形態に係る通信システムの動作(その2)の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
<通信システム>
本実施形態に係る通信システムは複数の端末装置を備え、該複数の端末装置のうち一の端末装置は、1又は複数の他の端末装置へ、端末装置の画面に表示されている画像を表す情報をリアルタイムで送信する。これによって、端末装置は、1又は複数の他の端末装置との間で、端末装置の画面に表示されている画像を共有する。複数の端末装置間でリアルタイムに共有される画像は、動画像であってもよく、又は、静止画像であってもよい。
図1は、本実施形態に係る通信システムを示す。本実施形態に係る通信システム10は、端末装置100aと、端末装置100bと、基地局50aと、基地局50bと、シグナリングサーバ300と、認証サーバ400と、プッシュサーバ500とを備えている。基地局50aと、基地局50bと、シグナリングサーバ300と、認証サーバ400と、プッシュサーバ500とは、インターネット等の通信網20を介して接続される。端末装置100aは基地局50aを経由して通信網20と接続され、端末装置100bは基地局50bを経由して通信網20と接続される。
本実施形態に係る通信システム10は、端末装置100aを使用して、通信相手の端末装置100bとの間で端末装置100aの画面に表示されている画像等をリアルタイムで共有する。
本実施形態に係る通信システム10では、一例として、端末装置100aの画面に表示されている画像をリアルタイムで端末装置100bと共有する場合について説明する。
以下、端末装置100aと、端末装置100bとを区別しない場合には端末装置100と記載する。また、基地局50aと、基地局50bとを区別しない場合には基地局50と記載する。端末装置100は、音声や文字によって他の装置との間で相互に通信が可能な通信装置であり、端末装置100の一例は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等である。端末装置100は、音声情報と、画像情報とを同一の回線で送受信できる高速データ通信回線に接続できる。
ここで、高速データ通信回線の一例は、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution :LTE)にしたがって構築された通信網である。この高速データ通信回線は、画像や文字等のデジタル情報の送受信に加えて、デジタル化された音声を送受信することによって音声通話を可能にする。デジタル化された音声をLTEの通信網を使用したデータ通信で送受信する方式は、ボイスオーバーロングタームエボリューション(Voice over Long Term Evolution :VoLTE)と呼ばれる。VoLTEを使用することによって、音声とデータ通信を同時にやり取りでき、通話しながらアプリで通信することができる。
なお、本実施形態に係る端末装置100が接続する通信回線は、少なくともデータ通信を行うことができる通信網であれば、LTEにしたがって構築された通信網に限られず適用できる。
本実施形態に係る通信システム10では、端末装置100aは、端末装置100bとの間で画像情報、音声情報等の情報を双方向に送受信する。例えば、送信側の端末装置100aは、受信側の端末装置100bへ、画像データを送信する。受信側の端末装置100bは、端末装置100aによって送信された画像データを画像処理することによって、端末装置100aの画面に表示されている画像を表示する。
基地局50は、端末装置100との間で無線通信を行うとともに、通信網20の末端となり、複数の端末装置間の通信を交換機との間で中継する。
シグナリングサーバ300は、端末装置100aと端末装置100bとの間のセッションを管理する。
認証サーバ400は、端末装置100を識別する情報と、インターネットプロトコルアドレス(IPアドレス)とを紐付けて記憶している。端末装置100を識別する情報の一例は、端末装置100の電話番号である。
認証サーバ400は、シグナリングサーバ300から、端末装置100を識別する情報に対応するIPアドレスの要求があった場合に、該端末装置100を識別する情報に紐付けられたIPアドレスを、シグナリングサーバ300へ通知する。
プッシュサーバ500は、プッシュIDを発行し、発行したプッシュIDを記憶する。プッシュIDとは、端末装置100上で動作し、且つ画像を共有する機能に対応したアプリケーションを識別する情報である。このプッシュサーバ500に記憶されるプッシュIDと、端末装置100上で動作するアプリケーションとは、シグナリングサーバ300によって紐付けられて管理されている。具体的には、端末装置100において、新たなアプリケーションがダウンロードされ、初めて起動されると、端末装置100は、プッシュサーバ500へプッシュIDの発行の要求を行う。
プッシュサーバ500は、プッシュIDの発行の要求に応じて、端末装置100によって起動された新たなアプリケーションに対するプッシュIDを発行する。そして、プッシュサーバ500は、発行したプッシュIDを端末装置100に送信する。端末装置100は、シグナリングサーバ300へ、新たなアプリケーションを表す情報と、発行されたプッシュIDとを送信する。シグナリングサーバ300は、プッシュサーバ500によって送信された新たなアプリケーションを表す情報と、発行されたプッシュIDとを紐付けて記憶する。このように構成することによって、プッシュサーバ500に記憶されるプッシュIDと、端末装置100上で動作するアプリケーションとが、シグナリングサーバ300によって紐付けられる。
<画像を共有するサービス>
図2は、本実施形態に係る通信システムによって提供されるサービスの一例を示す模式図である。
図2に示される例では、端末装置100aのユーザ(利用者)は、該端末装置100aの画面に表示されている地図等の画像に、手書きで目的地を示す矢印を書き込む。矢印を書き込む操作によって、端末装置100aは、地図と矢印とが合成された画像P10を生成し、該画像P10を構成する画像を表す情報、具体的には地図の画像と矢印の画像とを表す情報を端末装置100bに送信する。端末装置100bは、端末装置100aによって送信された画像を表す情報を画像処理することによって該端末装置100bの画面に、画像P10に対応する画像P11を表示する。このように構成することによって、端末装置100aの画面に表示されている画像を、端末装置100bとの間で連動させて表示することができる。
なお、端末装置100aが動画像を撮像できるカメラを備えている場合には、該カメラによって撮像された動画像を表す情報を、端末装置100bへ送信するようにしてもよい。
また、動画像を提供するサーバによって動画像を表す情報が送信され、該動画像を表す情報を端末装置100aが受信し、端末装置100aは該動画像を表す情報を端末装置100bへ送信するようにしてもよい。これによって、端末装置100aと、端末装置100bとの間で、動画像をリアルタイムで共有することができる。
なお、端末装置100aは、カメラで撮像された動画像等のコンテンツを表す情報をリアルタイムに生成してもよいし、予め用意されている動画像の解像度やフレームレートを変更することによって新たに動画像等のコンテンツを表す情報を生成してもよい。また、端末装置100aは、端末装置間において送受信される動画像の情報量を変更することによって新たに動画像等のコンテンツを表す情報を生成してもよい。
<端末装置の構成>
図3は、本実施形態に係る端末装置の一例を示す模式図である。端末装置100は、表示部110と、操作検出部120と、撮像部130と、音再生部140と、収音部150と、通信部160と、制御部170とを備えている。
表示部110は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等によって構成され、文字や写真等の画像を表示する。
操作検出部120は、表示部110を覆う透明なタッチパネルセンサを備えており、ユーザの操作を検出する。
撮像部130は、静止画像及び動画像を撮像可能なカメラを備えている。このカメラは、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサや、CMOS(Complementary metal oxide semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子とレンズ等の光学部材とを備えており、端末装置100の周囲の画像を撮像する。
音再生部140は、スピーカを備えており、入力される音情報を処理することによって音を再生する。
収音部150は、マイクを備えており、端末装置100の周囲の音を収音して、収音した音を音情報に変換する。通信システム10は、端末装置100間で動画像に加え、収音部150によって収音された音を共有することもできる。
通信部160は、通信制御用IC(Integrated Circuit)を備え、他の装置との間で通信を行う。端末装置100は、この通信部160による通信動作によって、他の装置と通信を行う。
制御部170は、CPU(Central Processing Unit)を備え、端末装置100が備える各部を制御する。端末装置100は、制御部170が各部を制御することによって、表示部110への表示、操作検出部120による操作の検出、通信部160による他の装置との通信等の動作を行う。
<端末装置間で画像を共有する操作の概要>
図4は、端末装置間で画像を共有する場合にユーザによって行われる操作について説明する図である。ここでは、一例として、ユーザA(Aさん)が端末装置100aを使用して、該端末装置100aに表示されている画像を、ユーザB(Bさん)が使用する端末装置100bとの間で共有する場合について説明する。
ユーザAと、ユーザBとが、図4(A)から図4(E)に示される操作を順に行うことによって、端末装置100aに表示されている画像が端末装置100bとの間で共有される。
ユーザAが使用する端末装置100aと、ユーザBが使用する端末装置100bとは、LTE通信網を経由した音声通話を行っている。ユーザAが使用する端末装置100aと、ユーザBが使用する端末装置100bとが、LTE通信網を経由した音声通話を行っている場合に、端末装置100a及び端末装置100bに表示される画像の一例を、図4(A)に示す。
図4(A)において、ユーザAの端末装置100aの表示部110、及びユーザBの端末装置100bの表示部110には、いずれも画像PMBが表示されている。画像PMBは、通信の相手側の端末装置100が、画像を共有する機能に対応していることを示す。つまり、端末装置100が画像を共有する機能に対応し、且つ画像を共有するアプリケーションを起動している場合に端末装置100の表示部110に画像PMBが表示される。図4(A)に示される例では、画像PMBの表示は、端末装置100aと、端末装置100bとが、いずれも画像を共有する機能に対応し、且つ画像を共有するアプリケーションを起動していることを示す。
ユーザAは、端末装置100aの表示部110に表示されている共有メニューボタンの画像PMBをタップ操作する。このタップ操作を端末装置100aの操作検出部120が検出すると、ランチャー画像P20が表示される(図4(B)を参照)。このランチャー画像P20はメニュー画像の一例であり、ランチャー画像P20には画像を共有する機能を表すアイコン画像P21が含まれている。アイコン画像P21が表示されている表示部110上の位置を、ユーザがタップ操作することにより、アイコン画像P21に対応づけられた画像を共有する機能が起動する。
アイコン画像P21へのタップ操作を端末装置100aの操作検出部120が検出すると、画像を共有する機能を説明する画像P22が表示される(図4(C)を参照)。また、アイコン画像P21へのタップ操作を端末装置100aの操作検出部120が検出すると、画像を共有する相手となる端末装置100bの表示部110に端末装置100aの画面に表示されている画像を共有する機能を開始する承諾を求める画像P23が表示される。
端末装置100aの画面に表示されている画像を共有する承諾を求める画像P23が端末装置100bの画面に表示されることによって、端末装置100bのユーザに、画像を共有することを承諾するか否かの回答を促すことができる。図4(C)の下段に示される例では、承諾を求める画像P23は、ユーザAが使用する端末装置100aの画面に表示されている画像を共有することを承諾するか拒否するかの回答を促す画像である。
ここでは、ユーザBが画像を共有することを承諾するタップ操作を行った場合について説明を続ける。つまり、ユーザBは、承諾を求める画像P23の承諾ボタンの画像P24をタップ操作する。承諾ボタンの画像P24のタップ操作を端末装置100bの操作検出部120が検出すると、端末装置100b及び端末装置100aの各表示部110に、接続中を示す画像P25が表示される(図4(D)を参照)。接続中を示す画像P25が表示されている間に、端末装置100aと端末装置100bとの間で、セッションが構築される。ユーザBが画像を共有することを拒否する操作を行った場合には、端末装置100aの画面に表示されている画像が端末装置100bに送信されず、画面を共有する処理が終了する。
次に、端末装置100aと端末装置100bとの間において、セッションが確立すると、端末装置100aの表示部110に表示されている画像P26と同様の画像が、端末装置100bの表示部110に表示される(図4(E)を参照)。すなわち、端末装置100aと端末装置100bとの間において、端末装置100aの画面に表示されている画像が共有される。
<端末装置の構成>
次に、上述した画像を共有する機能を提供する通信システム10の構成について、図5を参照して説明する。
図5は、本実施形態に係る端末装置100のハードウェア構成の一例を示す。図5に示される端末装置100のハードウェア構成においては、図3に示される端末装置の各部と共通する部分についても重複して示される。
端末装置100は、CPU202と、メモリ204と、不揮発性メモリ206と、画像処理部208と、ディスプレイ210と、操作部212と、記録媒体I/F214と、通信I/F216と、内部バス218とを備えている。
CPU202は、上述した制御部170を構成する。CPU202は、例えば不揮発性メモリ206に格納されるプログラムを実行し、メモリ204をワークメモリとして使用して、端末装置100の各部を制御する。
メモリ204は、半導体素子を利用した揮発性のメモリ等のRAMによって構成され、CPU202のワークメモリとして使用される。
不揮発性メモリ206は、例えばハードディスク(HD)やROM等によって構成される。不揮発性メモリ206には、CPU202によって実行されるプログラム2062が格納される。
画像処理部208は、CPU202の制御によって、不揮発性メモリ206や記録媒体220に格納された画像データや、通信I/F216を介して取得した画像を表す情報等に各種画像処理を行う。画像処理部208が行う画像処理には、A/D変換処理、D/A変換処理、画像データの符号化処理、圧縮処理、デコード処理、拡大処理又は縮小処理(リサイズ)、ノイズ低減処理、色変換処理等が含まれる。
画像処理部208は、特定の画像処理を行う専用の回路モジュールによって構成されてもよい。また、画像処理の種別によっては画像処理部208の代わりにCPU202がプログラムを実行することによって画像処理を行うようにしてもよい。
ディスプレイ210は、上述した表示部110を構成する。ディスプレイ210は、CPU202によって制御され、画像、GUI(Graphical User Interface)等を表示する。CPU202は、プログラムを実行することによって制御信号や、ディスプレイ210に表示する画像を表す映像信号を生成し、ディスプレイ210に出力する。
ディスプレイ210は、CPU202によって出力された映像信号を処理することによって、映像を表示する。なお、端末装置100が映像信号を出力するインターフェースを備え、該インターフェースにディスプレイ210を接続するようにしてもよい。このように構成することによって、端末装置100に外付けのモニターを接続し、該モニターに画像を表示させることができる。
操作部212は、上述した操作検出部120を構成する。操作部212は、ユーザの操作を受け付ける入力デバイスであり、キーボード等の文字情報を入力するデバイス、マウス、タッチパネル等のポインティングデバイス、ボタン、ダイヤル、ジョイスティック、タッチセンサ、タッチパッド等を含む。
本実施形態では、一例として、操作部212がタッチパネルを構成する場合について説明を続ける。タッチパネルは、ディスプレイ210に重ね合わせて平面的に構成される。
タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いてもよい。タッチパネルは、接触された位置に応じた座標を表す情報をCPU202へ出力する。なお、操作部212にタッチパネルが含まれる場合、CPU202はタッチパネルに対して行われた操作、あるいはタッチパネルの状態を検出する。
CPU202は、タッチパネルに触れていなかった指やペンが新たにタッチパネルに触れたことを検出する。つまり、CPU202は、タッチパネルに対してタッチが開始されたこと(以下、タッチダウン(Touch−Down)という)を検出する。
CPU202は、タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)という)を検出する。
CPU202は、タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)という)を検出する。
CPU202は、タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと、すなわち、タッチが終了したこと(以下、タッチアップ(Touch−Up)という)を検出する。
CPU202は、タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)という)を検出する。
CPU202は、タッチダウンを検出すると同時にタッチオンであることも検出する。CPU202は、タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオン状態を検出し続ける。CPU202は、タッチオンが検出されている状態で、タッチムーブを検出する。CPU202は、タッチオンを検出していても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブを検出しない。CPU202は、タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことを検出した後は、タッチオフを検出する。
タッチパネルに対して行われた操作、あるいはタッチパネルの状態を表す情報は、内部バス218を通じてCPU202へ通知される。また、タッチパネルへ指やペンが触れている位置の座標を表す情報は内部バス218を通じてCPU202へ通知される。CPU202は、タッチパネルによって通知された情報に基づいて、タッチパネルに対して行われた操作を判定する。CPU202は、タッチムーブを検出する際に、タッチパネル上で移動する指やペンの触れている位置の座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分、水平成分毎に判定する。
また、CPU202は、タッチパネル上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップが行われたとき、ストロークが描かれたと判定する。ここで、CPU202は、素早くストロークを描く操作が行われたとき、フリックが行われたと判定する。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離す操作であり、換言すればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。CPU202は、所定の距離以上の距離を、所定の速度以上の速度でタッチムーブしたことを検出し、そのままタッチアップを検出した場合にフリックが行なわれたと判定する。また、CPU202は、所定の距離以上の距離を、所定の速度未満の速度でタッチムーブしたことが検出された場合にドラッグが行なわれたと判定する。
また、CPU202は、タッチパネル上を2本の指でそれぞれの内側になぞるように動かす操作、換言すれば画面をつまみ、なぞるような操作が行われたとき、ピンチインが行われたと判定する。ピンチインは、主に画像の縮小を行う操作である。
また、CPU202は、タッチパネル上を2本の指でそれぞれの外側になぞるように動かす操作、換言すれば画面を広げるような操作が行われたとき、ピンチアウトが行われたと判定する。ピンチアウトは、主に画像の拡大を行う操作である。
記録媒体I/F214は、メモリカード、CD、DVD等の記録媒体220が装着可能であり、CPU202の制御によって、記録媒体I/F214に装着された記録媒体220からのデータの読み出しや、該記録媒体220へのデータの書き込みを行う。
通信I/F216は、上述した通信部160によって構成される。通信I/F216は、外部機器や、インターネット等の通信網20に接続された基地局50等と通信して、ファイルやコマンド等の各種データの送受信を行うためのインターフェースである。
内部バス218は、CPU202、メモリ204、不揮発性メモリ206、画像処理部208、ディスプレイ210、操作部212、記録媒体I/F214、通信I/F216を互いに接続する。内部バス218に接続される各部は、内部バス218を介して互いにデータのやりとりを行うことができるようにされている。
<シグナリングサーバの構成>
図6は、本実施形態に係るシグナリングサーバ300のハードウェア構成の一例を示す。シグナリングサーバ300は、CPU302と、メモリ304と、不揮発性メモリ306と、通信I/F316と、内部バス318とを備えている。
CPU302は、例えば不揮発性メモリ306に格納されるプログラムを実行し、メモリ304をワークメモリとして使用して、シグナリングサーバ300の各部を制御する。
メモリ304は、半導体素子を利用した揮発性のメモリ等のRAMによって構成される。メモリ304は、CPU302のワークメモリとして使用される。
不揮発性メモリ306は、例えばハードディスク(HD)やROM等によって構成され、CPU302によって実行されるプログラムが格納される。
通信I/F316は、外部機器と通信して、ファイルやコマンド等の各種データの送受信を行うためのインターフェースである。
内部バス318は、CPU302、メモリ304、不揮発性メモリ306、通信I/F316を互いに接続する。内部バス318に接続される各部は、内部バス318を介して互いにデータのやりとりを行うことができるようにされている。
認証サーバ400、及びプッシュサーバ500のハードウェア構成は、図6を適用できる。ただし、認証サーバ400の不揮発性メモリ306には認証サーバ400のCPU302によって実行されるプログラムが格納され、プッシュサーバ500の不揮発性メモリ306にはプッシュサーバ500のCPU302によって実行されるプログラムが格納される。
<本実施形態に係る通信システムの機能構成>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図7は、本実施形態の通信システム10を構成する端末装置100a、端末装置100b、シグナリングサーバ300、認証サーバ400、及びプッシュサーバ500の機能ブロック図である。図7では、端末装置100a、端末装置100b、シグナリングサーバ300、認証サーバ400、及びプッシュサーバ500が、通信網20を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図1に示されている基地局50a、及び基地局50bは、図7では省略されている。
<端末装置の機能構成>
端末装置100aは、送受信部252a、操作検出部254a、再生制御部256a、通信制御部258a、画像共有処理部260a、表示制御部262a、記憶部264a、及び上記各構成要素を図7に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン268aを有している。これらの各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、不揮発性メモリ206からメモリ204上に展開されたプログラム2062を実行するCPU202からの命令によって動作することで実現される機能である。
<端末装置の各機能構成>
図5及び図7を用いて、端末装置100aの各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末装置100aの各機能構成を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、端末装置100aの各機能構成を実現させるための主な機能要素との関係も説明する。
図7に示されている端末装置100aの送受信部252aは、CPU202からの命令、及び通信I/F216よって実現される。送受信部252aは、基地局50a、及び通信網20を介して、端末装置100b、シグナリングサーバ300、認証サーバ400又はプッシュサーバ500等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。
操作検出部254aは、CPU202からの命令、及び操作部212によって実現される。操作検出部254aは、ユーザによる各種入力を検出する。操作検出部254aは、端末装置100aと端末装置100bとの間で、動画像を共有する処理が開始された後に、動画像再生制御操作を検出する。具体的には、操作検出部254aは、タッチパネルに対して行われた操作のうち、動画像再生制御操作として予め設定されている操作を検出する。動画像再生制御操作として、動画像の再生の停止の操作、動画像の再生の一時停止の操作、動画像の再生の開始又は再開の操作、動画像の早送り再生の操作、動画像の巻き戻し再生の操作などがある。
操作検出部254は、検出した動画像再生制御操作を表す情報を再生制御部256aへ入力する。再生制御部256aは、CPU202からの命令によって実現される。再生制御部256aは、操作検出部254から入力された動画像再生制御操作を表す情報に基づいて、動画像の再生の制御を行う。また、再生制御部256aは、動画像についての操作をユーザが選択するメニュー画面を端末装置100aのディスプレイ210に表示させる機能を有する。再生制御部256aは、該メニュー画面によってユーザが選択した動画像再生制御操作に応じてバッファ270aと表示制御部262aとを制御する。メニュー画面は予め設定される。
通信制御部258aは、CPU202からの命令によって実現される。通信制御部258aは、情報を送受信する制御を行う。例えば、通信制御部258aは、ディスプレイ210に表示されている動画像を表す情報を端末装置100bへ送信する制御を行って、端末装置100bへ送信するデータを送受信部252aへ出力する。また、例えば、通信制御部258aは、端末装置100bから動画像を表す情報を受信してディスプレイ210に表示している場合に、該ディスプレイ210に表示されている動画像に対してユーザが行った動画像再生制御操作の情報を端末装置100bへ送信する制御を行って、端末装置100bへ送信するデータを送受信部252aへ出力する。
画像共有処理部260aは、CPU202からの命令によって実現される。画像共有処理部260aは、端末装置100bとの間で、端末装置100aのディスプレイ210に表示されている画像を共有する処理を行う。例えば、画像共有処理部260aは、ディスプレイ210に表示されている動画像を表す情報を生成し、通信制御部258へ出力する。
表示制御部262aは、CPU202からの命令、及びディスプレイ210によって実現される。表示制御部262aは、ディスプレイ210に画像等を表示する制御を行う。また、表示制御部262aは、ディスプレイ210に表示されている動画像を表す情報を端末装置100bへ送信している場合に、端末装置100bから受信した動画像再生制御操作の情報をディスプレイ210に表示する制御を行う。
記憶部264aには、端末装置100aを識別する情報等が記憶される。さらに、記憶部264aには、端末装置100bへ送信する画像を表す情報が一時的に記憶される。例えば、端末装置100bへ送信する動画像データ266aが記憶部264aに一時的に記憶される。また、記憶部264aには、バッファ270aが構成される。バッファ270aは、送受信部252aによって受信された動画像を表す情報を格納する。
端末装置100bは、送受信部252b、操作検出部254b、再生制御部256b、通信制御部258b、画像共有処理部260b、表示制御部262b、記憶部264b、及び上記各構成要素を図7に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン268bを有している。これらの各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、不揮発性メモリ206からメモリ204上に展開されたプログラム2062を実行するCPU202からの命令によって動作することで実現される機能である。
送受信部252b、操作検出部254b、再生制御部256b、通信制御部258b、画像共有処理部260b、表示制御部262b、及び記憶部264bは、上述した送受信部252a、操作検出部254a、再生制御部256a、通信制御部258a、画像共有処理部260a、表示制御部262a、及び記憶部264aを適用できる。
<シグナリングサーバの機能構成>
シグナリングサーバ300は、送受信部352、判定部354、セッション処理部356、記憶部358、制御部360、及び上記各構成要素を図7に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン362を有している。これらの各部は、図6に示されている各構成要素のいずれかが、シグナリングサーバ300において、不揮発性メモリ306からメモリ304上に展開されたプログラム3062を実行するCPU302からの命令によって動作することで実現される機能である。
<シグナリングサーバの各機能構成>
図6及び図7を用いて、シグナリングサーバ300の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、シグナリングサーバ300の各機能構成を説明するにあたって、図6に示されている各構成要素のうち、シグナリングサーバ300の各機能構成を実現させるための主な機能要素との関係も説明する。
図7に示されているシグナリングサーバ300の送受信部352は、CPU302からの命令、及び通信I/F316よって実現される。送受信部352は、通信網20を介して、端末装置100a、端末装置100b、認証サーバ400又はプッシュサーバ500等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。
判定部354は、CPU302からの命令によって実現される。判定部354は、端末装置100aにおいて動作するアプリケーションと、端末装置100bにおいて動作するアプリケーションとの適合性を判定する。判定部354は、端末装置100aにおいて動作するアプリケーションが送信する判定要求に応じて、判定結果を端末装置100aに送信する。また、判定部354は、セッション処理部356によってセッションの構築が開始されるときに、端末装置100a及び端末装置100bがセキュアであるか否かを判定することによって、正規の装置であるか否かを判定する。
例えば、判定部354は、送受信部352が端末装置100によって送信される該端末装置100を識別する情報、及び端末装置100のIPアドレスを受信すると、認証サーバ400へ該端末装置100を認証することを要求する。判定部354は、送受信部352から認証サーバ400へ端末装置100を識別する情報を送信する。判定部354は、認証サーバ400から認証が成功したことが通知されると該端末装置100はセキュアであると判定し、認証が失敗したことが通知されると該端末装置100はセキュアでないと判定する。
判定部354は、端末装置100a及び端末装置100bがセキュアであると判定されることによって正規の装置であると判定された場合には、端末装置100aに対して高速通信回線を経由して端末装置100aと端末装置100bとの間で通信を行うことを許可する情報(以下、トークンという)を発行する。トークンには、有効期限が設定されている。判定部354は、セッション処理部356によってセッションが確立された後には、所定の頻度で端末装置100a及び端末装置100bがセキュアであるか否かを判定する。
セッション処理部356は、CPU302からの命令、及び通信I/F316によって実現される。セッション処理部356は、端末装置100aにおいて動作するアプリケーションによって送信される通信開始の要求に応じて、端末装置100aにおいて実行されているアプリケーションと、端末装置100bにおいて実行されているアプリケーションとの間のセッションを構築する。例えば、セッション処理部356は、端末装置100aによって端末装置100bとの間で画像を共有する要求があった場合に、端末装置100bとの間の通信のセッションを構築するためのシグナリング処理を行う。
セッション処理部356は、端末装置100aと端末装置100bとの間でセッションが確立し、判定部354によって発行されたトークンを使用して画像を共有する処理を行う。セッション処理部356は、端末装置100aと端末装置100bとの間でセッションを確立した後に、判定部354によって端末装置100a及び端末装置100bがセキュアであると判定された場合にはセッションを維持し、セキュアでないと判定した場合又はトークンの有効期限が経過している場合にはセッションを終了する。
制御部360は、CPU302からの命令によって実現される。制御部360は、端末装置100によって新たなアプリケーションがダウンロードされ、且つ初めて起動された場合に、該端末装置100によって送信される該新たなアプリケーションのプッシュIDと、該新たなアプリケーションを識別する情報とを紐付けて、記憶部358に格納する。
記憶部358には、端末装置100を識別する情報と、アプリケーションを識別する情報と、該アプリケーションを識別する情報のプッシュIDとを紐付けて格納する。
<認証サーバの機能構成>
認証サーバ400は、送受信部452、認証処理部454、記憶部456、及び上記各構成要素を図7に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン458を有している。これらの各部は、図6に示されている各構成要素のいずれかが、認証サーバ400において、不揮発性メモリ306からメモリ304上に展開されたプログラム3062を実行するCPU302からの命令によって動作することで実現される機能である。
<認証サーバの各機能構成>
図6及び図7を用いて、認証サーバ400の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、認証サーバ400の各機能構成を説明するにあたって、図6に示されている各構成要素のうち、認証サーバ400の各機能構成を実現させるための主な機能要素との関係も説明する。
図7に示されている認証サーバ400の送受信部452は、CPU302からの命令、及び通信I/F316よって実現される。送受信部452は、通信網20を介して、端末装置100a、端末装置100b、シグナリングサーバ300又はプッシュサーバ500等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。
認証処理部454は、端末装置100を認証する。認証処理部454は、シグナリングサーバ300によって供給される端末装置100を識別する情報が記憶部456に格納されている場合には、該端末装置100を正規の装置であると判定し、格納されていない場合には該端末装置100を正規の装置でないと判定する。認証処理部454は、正規の装置であると判定した場合には認証が成功したことをシグナリングサーバ300へ通知し、正規の装置でないと判定した場合には認証が失敗したことをシグナリングサーバ300へ通知する。
また、認証処理部454は、シグナリングサーバ300によって端末装置100を識別する情報に対応するIPアドレスが要求された場合に、端末装置100を識別する情報に紐づけられたIPアドレスを、シグナリングサーバ300に通知する。
記憶部456は、端末装置100を識別する情報と、該端末装置100に割り当てられるIPアドレスとを紐付けて格納する。
<プッシュサーバの機能構成>
プッシュサーバ500は、送受信部552、プッシュ処理部554、記憶部556、及び上記各構成要素を図7に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン558を有している。これらの各部は、図6に示されている各構成要素のいずれかが、プッシュサーバ500において、不揮発性メモリ306からメモリ304上に展開されたプログラム3062を実行するCPU302からの命令によって動作することで実現される機能である。
<プッシュサーバの各機能構成>
図6及び図7を用いて、プッシュサーバ500の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、プッシュサーバ500の各機能構成を説明するにあたって、図6に示されている各構成要素のうち、プッシュサーバ500の各機能構成を実現させるための主な機能要素との関係も説明する。
図7に示されているプッシュサーバ500の送受信部552は、プッシュサーバ500のCPU302からの命令、及び通信I/F316よって実現される。送受信部552は、通信網20を介して、端末装置100a、端末装置100b、シグナリングサーバ300又は認証サーバ400等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。
プッシュ処理部554は、端末装置100によって新たなアプリケーションがダウンロードされ、初めて起動された場合に、該端末装置100によって要求された該新たなアプリケーションのプッシュIDの発行を行い、該プッシュIDを送受信部552から端末装置100に送信する。
また、プッシュ処理部554は、端末装置100においてアプリケーションがバージョンアップされた場合に、該端末装置100によって要求された該バージョンアップされたアプリケーションのプッシュIDの発行を行うことによって更新し、該更新したプッシュIDを送受信部552から端末装置100に送信する。また、プッシュ処理部554は、発行したプッシュIDを記憶部556に格納する。
また、プッシュ処理部554は、画像を共有することを要求された端末装置100bにシグナリングサーバ300がセッションの構築を開始する要求を行う際に、画像を共有することを要求した端末装置100aを識別する情報をプッシュ技術により送受信部552から端末装置100bへ送信する。ここで、プッシュ技術とは、シグナリングサーバ300、プッシュサーバ500等のサーバ装置側から端末装置100へIPアドレスを用いて、通信リクエストを配信する技術をいう。
記憶部556は、複数のプッシュIDを記憶する。プッシュIDとは、端末装置100上で動作し、且つ他の端末装置との間で画像を共有する機能を有するアプリケーションを識別する情報である。
<本実施形態に係る通信システムの動作>
図8、及び図9は、本実施形態に係る通信システムの動作の一例を示す。以下、初期設定、本人認証、セッション構築、画像を共有する動作の順に説明する。
<初期設定>
ステップS2−1では、プッシュサーバ500の送受信部552によって端末装置100aのアプリケーションが送信するプッシュIDの発行の要求が受信されると、プッシュサーバ500のプッシュ処理部554は端末装置100aによって起動されたアプリケーションに対応するプッシュIDを発行する。そして、プッシュ処理部554は、該プッシュIDを記憶部556へ格納するとともに、送受信部552から端末装置100aへ送信する。
ステップS2−2では、プッシュサーバ500の送受信部552によって端末装置100bのアプリケーションが送信するプッシュIDの発行の要求が受信されると、プッシュサーバ500のプッシュ処理部554は端末装置100bによって起動されたアプリケーションに対応するプッシュIDを発行する。そして、プッシュ処理部554は、該プッシュIDを記憶部556へ格納するとともに、送受信部552から端末装置100bへ送信する。
ステップS4−1では、端末装置100aの通信制御部258aは、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのプッシュIDとを含むレジストレーション情報を、シグナリングサーバ300へ送信する。
ステップS4−2では、端末装置100bの通信制御部258bは、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのプッシュIDとを含むレジストレーション情報を、シグナリングサーバ300へ送信する。
ステップS4−3では、シグナリングサーバ300の制御部360は、端末装置100aによって送信されたレジストレーション情報に含まれるアプリケーションを表す情報とプッシュIDとを紐付けて記憶部358に格納し、端末装置100bによって送信されたレジストレーション情報に含まれるアプリケーションを表す情報とプッシュIDとを紐付けて記憶部358に格納する。
<本人認証>
ステップS6では、シグナリングサーバ300の判定部354は、端末装置100aによって送信されたレジストレーション情報に含まれる端末装置100aを識別する情報、及び端末装置100bによって送信されたレジストレーション情報に含まれる端末装置100bを識別する情報を認証サーバ400へ送信する。
認証サーバ400の認証処理部454は、シグナリングサーバ300によって送信された端末装置100aを識別する情報、及び端末装置100bを識別する情報が記憶部456に記憶されているか否かを判定する。これによって、認証サーバ400は、端末装置100aのユーザ、及び端末装置100bのユーザを認証する。
ステップS7では、認証サーバ400の認証処理部454は、送受信部452から認証が成功したか否かを表す情報をシグナリングサーバ300へ送信する。認証処理部454は、端末装置100aを識別する情報が記憶部456に記憶されている場合には認証が成功したと判定し、端末装置100bを識別する情報が記憶部456に記憶されていない場合には認証が失敗したと判定する。
<セッション構築>
ステップS10では、端末装置100aの画像共有処理部260aは、端末装置100aに表示されている画像を共有する要求を送受信部252aからシグナリングサーバ300へ送信する。シグナリングサーバ300の送受信部352は、端末装置100aによって送信された画像を共有する要求を受信することによって受け付ける。
シグナリングサーバ300の判定部354は、画像を共有する要求に含まれる端末装置100bを識別する情報が記憶部358に記憶されているか否かを判定することによって、端末装置100bが画像を共有する機能を利用できるか否かを判定する。判定部354は、端末装置100bを識別する情報が記憶部358に記憶されている場合には画像を共有する機能を利用できると判定し、端末装置100bを識別する情報が記憶部358に記憶されていない場合には画像を共有する機能を利用できないと判定する。
ステップS13では、シグナリングサーバ300の判定部354は、端末装置100bが画像を共有する機能を利用できると判定した場合には端末装置100aへ画像を共有する機能を利用できることを通知する。一方、シグナリングサーバ300の判定部354は、端末装置100bが画像を共有する機能を利用できないと判定した場合には端末装置100aへ画像を共有する機能を利用できないことを通知するようにしてもよい。
ステップS14では、端末装置100aの画像共有処理部260aは、送受信部252aによって画像を共有する機能を利用できることを表す情報が受信された場合、送受信部252からシグナリングサーバ300へセッションを構築する要求を送信する。セッションを構築する要求には、送信側の端末装置100aを識別する情報と、該端末装置100aのIPアドレスと、画像を共有させる端末装置100bを識別する情報と、プッシュIDとが含まれる。
ステップS15では、シグナリングサーバ300のセッション処理部356は、送受信部352によってセッションを構築する要求が受信されると、プッシュサーバ500へ、セッションを構築する情報を送信する。セッションを構築する情報には、画像を共有することを要求する端末装置100aを識別する情報と、プッシュIDとが含まれている。
シグナリングサーバ300のセッション処理部356は、端末装置100bを識別する情報をキーとして、記憶部358を検索し、該端末装置100bを識別する情報に紐付けられたプッシュIDを取得する。該プッシュIDは、画像を共有することを要求された端末装置100bにおいて動作するアプリケーションに対応するものである。
ステップS16では、プッシュサーバ500のプッシュ処理部554は、送受信部552によってセッションを構築する情報が受信されると、該セッションを構築する情報に含まれるプッシュIDに基づいて、端末装置100bへ、画像を共有するアプリケーションを起動する要求をプッシュする。該画像を共有するアプリケーションを起動する要求には、端末装置100aを識別する情報が含まれる。
ステップS19では、端末装置100bの表示制御部262bは画像を共有することを承諾するか拒否するかの回答を促す画像を表示し、操作検出部254bは端末装置100bのユーザが承諾する操作を行うまで待機する。
端末装置100bのユーザによって承諾する操作が行われた場合、端末装置100bの画像共有処理部260bは、セッションを構築することを承諾したことを表す情報を送受信部252bからシグナリングサーバ300へ送信する。
シグナリングサーバ300のセッション処理部356は、送受信部352によって端末装置100bによって送信されたセッションを構築することを承諾したことを表す情報が受信されると、端末装置100aと端末装置100bとの間のセッションを確立する。
<画像を共有する動作>
図9は、端末装置100aが、該端末装置100aの画面に表示されている画像を端末装置100bとの間で共有する動作を示すシーケンスチャートである。ここでは、共有する画像の例として動画像を挙げる。
ステップS22では、端末装置100aと端末装置100bとの間でセッションが確立される。例えば、図8のステップS10−ステップS19の処理が行われることによって、端末装置100aと端末装置100bとの間でセッションが確立される。
ステップS24では、端末装置100aの画像共有処理部260aは、端末装置100aのディスプレイ210に表示されている動画像を表す情報を生成する。動画像を表す情報は、例えば動画像符号化データである。
ステップS26−S28では、端末装置100aの送受信部252aは、画像共有処理部260aによって生成した動画像を表す情報を端末装置100bへ送信する。
ステップS30では、端末装置100bの送受信部252bは、端末装置100aによって送信された動画像を表す情報を受信する。
ステップS32では、端末装置100bのバッファ270bは、送受信部252bによって受信された動画像を表す情報を格納する。バッファ270bに格納される動画像を表す情報は、例えば動画像符号化データである。
ステップS34では、端末装置100bの表示制御部262bは、送受信部252bによって受信された動画像を表す情報をバッファ270bから取得して画像処理することによってディスプレイ210に表示する。例えば、表示制御部262bは、バッファ270bから動画像符号化データを取得して復号することによってディスプレイ210に表示する。これにより、ディスプレイ210上で動画像が再生される。
ステップS36では、端末装置100bの操作検出部254bは、ユーザによって行われた動画像再生制御操作を検出する。具体的には、操作検出部254bは、タッチパネルに対して行われた操作のうち、動画像再生制御操作として予め設定されている操作を検出する。
ステップS38では、端末装置100bの再生制御部256bは、再生制御処理を実行する。この再生制御処理では、再生制御部256bは、操作検出部254bによって検出された動画像再生制御操作に応じて動画像の再生の制御を行う。具体的には、再生制御部256bは、操作検出部254bによって検出された動画像再生制御操作に応じてバッファ270bと表示制御部262bとを制御する。
以降、端末装置100aと端末装置100bとの間で、ステップS24−S38の処理が行われる。
ステップS40では、端末装置100aと端末装置100bとの間で確立されたセッションが終了する。
上述したように本実施形態によれば、端末装置100bは、端末装置100aと自端末装置100bとの間で共有される動画像を表す情報を該端末装置100aから受信してバッファ270bに格納する。そして、表示制御部262bは、バッファ270bから動画像を表す情報を取得して画像処理することによってディスプレイ210に表示する。再生制御部256bは、該動画像についてユーザによって行われた動画像再生制御操作に応じてバッファ270bと表示制御部262bとを制御する。これにより、端末装置100aと端末装置100bとの間で共有されて表示される動画像について、動画像の受信側である端末装置100bのユーザによる操作を実現することができる。
<再生制御処理の例>
次に再生制御処理の例を説明する。以下の再生制御処理の例の説明では、端末装置100aが該端末装置100aの画面に表示されている動画像を端末装置100bとの間で共有し、端末装置100bの再生制御部256bが端末装置100aから受信された動画像について再生制御処理を実行することとして説明する。
<再生制御処理の例1>
再生制御部256bは、動画像についての操作をユーザが選択するメニュー画面を端末装置100bのディスプレイ210に表示させてもよい。再生制御部256bは、該メニュー画面によってユーザが選択した動画像再生制御操作に応じてバッファ270bと表示制御部262bとを制御する。メニュー画面は予め設定される。
<再生制御処理の例2>
再生制御部256bは、ユーザによって行われた動画像再生制御操作に応じて、端末装置100aから受信した最新の動画像を再生させるようにしてもよい。例えば、再生制御部256bは、動画像の再生の一時停止の操作が行われて動画像の再生を一時停止させている時に動画像の再生の再開の操作が行われると、バッファ270bに格納されている動画像符号化データのうち端末装置100aから受信した最新の動画像符号化データを再生させるように、バッファ270bと表示制御部262bとを制御する。この点についての効果を以下に説明する。
端末装置100bにおいて動画像の再生が一時停止されると、バッファ270bには未再生の動画像符号化データが蓄積されていく。このため、端末装置100bにおいて、動画像の再生の一時停止後に動画像の再生が再開された時に、未再生の動画像符号化データから順次再生を行っていくと、一時停止中に未再生の動画像符号化データがバッファ270bに蓄積された分だけは、端末装置100aで動画像が表示されるよりも時間的に遅れて同じ動画像が端末装置100bで表示されることになる。つまり、端末装置100aと端末装置100bとの間で共有される動画像のリアルタイム性が低下してしまう。そこで、上述したように本再生制御処理の例2の一処理例として、動画像の再生の一時停止後に動画像の再生が再開される場合には、バッファ270bに格納されている動画像符号化データのうち端末装置100aから受信した最新の動画像符号化データを再生させる。これにより、端末装置100aと端末装置100bとの間で共有される動画像のリアルタイム性を保つことができる。
<再生制御処理の例3>
再生制御部256bは、ユーザによって行われた動画像再生制御操作に応じて、端末装置100aから受信した最新の動画像の再生を開始させる前に、バッファ270bに格納されている未再生の動画像を早送り再生させてもよい。例えば、再生制御部256bは、動画像の再生の一時停止の操作が行われて動画像の再生を一時停止させている時に動画像の再生の再開の操作が行われると、バッファ270bに格納されている動画像符号化データのうち、初めに未再生の動画像符号化データを順次早送り再生させてから、次いで最新の動画像符号化データを再生させる。これにより、端末装置100aと端末装置100bとの間で共有される動画像のリアルタイム性を保つと共に、一時停止中にバッファ270bに蓄積された未再生の動画像についても早送り再生によって表示することができる。
なお、該早送り再生では、バッファ270bに蓄積されている未再生の動画像のうち、全ての未再生の動画像を早送り再生の対象にしてもよく、又は、一部の未再生の動画像のみを早送り再生の対象にしてもよい。一部の未再生の動画像のみを早送り再生の対象にする場合、バッファ270bに蓄積されている未再生の動画像を間欠的に早送り再生してもよい。
<再生制御処理の例4>
再生制御部256bは、ユーザによって行われた動画像再生制御操作に応じて、端末装置100aから受信した最新の動画像の再生を開始させる前に、バッファ270bに格納されている動画像のうち、端末装置100bのディスプレイ210に表示されている部分よりも過去にバッファ270bに格納された部分を再生させてもよい。この具体例を以下に説明する。
(再生制御処理の例4の具体例1)
再生制御部256bは、動画像の再生の一時停止の操作が行われて動画像の再生を一時停止させている時に動画像の再生の再開の操作が行われると、バッファ270bに格納されている動画像符号化データのうち、現在ディスプレイ210で表示されている部分よりも過去にバッファ270bに格納された動画像符号化データを再生させてから、次いで最新の動画像符号化データを再生させる。これにより、端末装置100aと端末装置100bとの間で共有される動画像のリアルタイム性を保つと共に、最新の動画像の直前の動画像に続いて該最新の動画像を表示することができる。
なお、最新の動画像符号化データの前に再生させる動画像は、バッファ270bに格納されている動画像のうち、端末装置100bのディスプレイ210に表示されている部分よりも過去にバッファ270bに格納された部分であって、既に再生済みの動画像であってもよく、又は、未再生の動画像であってもよい。
また、最新の動画像符号化データの前に再生させる動画像の再生方法は、時間的に順方向の再生であってもよく、又は、時間的に逆方向の再生つまり巻き戻し再生であってもよい。
<変形例>
次に上述した実施形態の変形例を説明する。以下の変形例の説明では、端末装置100aが該端末装置100aの画面に表示されている動画像を端末装置100bとの間で共有し、端末装置100bの再生制御部256bが端末装置100aから受信された動画像について再生制御処理を実行することとして説明する。
送受信部252bは、ユーザによって行われた動画像再生制御操作の情報を端末装置100aへ送信してもよい。このようにして、動画像の受信側の端末装置100bにおける動画像再生制御操作の情報を動画像の送信側の端末装置100aへ送ることにより、動画像受信側の動画像の再生状況を動画像送信側と共有することができる。端末装置100aは、端末装置100bから受信した動画像再生制御操作の情報をディスプレイ210に表示する。
さらに、送受信部252bは、ユーザによって行われた動画像再生制御操作の情報に、当該動画像再生制御操作によって端末装置100bのディスプレイ210に表示されている画像を含めてもよい。動画像再生制御操作によって端末装置100bのディスプレイ210に表示されている画像として、一時停止中の画面に表示されている画像、早送り再生中の画面表示されている画像、巻き戻し再生中の画面表示されている画像などがある。
なお、ユーザは、動画像再生制御操作のうち任意の複数の操作を組み合わせて実施することができる。例えば、動画像の再生中に再生を一時停止させてから、次いで巻き戻し再生させ、次いで巻き戻し再生を一時停止させてもよい。端末装置100bの再生制御部256bは、ユーザが行うそれら一連の複数の動画像再生制御操作に応じて、バッファ270bと表示制御部262bとを制御する。これにより、端末装置100bのバッファ270bに格納されている動画像に対して、任意の複数の動画像再生制御操作を組み合わせて動画像の再生の制御を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述した端末装置100の機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
10…通信システム、20…通信網、50a,50b…基地局、100a,100b…端末装置、252a,252b…送受信部、254a,254b…操作検出部、256a,256b…再生制御部、258a,258b…通信制御部、260a,260b…画像共有処理部、262a,262b…表示制御部、264a,264b…記憶部、270a,270b…バッファ、300…シグナリングサーバ、400…認証サーバ、500…プッシュサーバ

Claims (9)

  1. 自装置と他装置との間で共有される動画像を表示する表示部と、
    前記他装置から受信した前記動画像を記憶するバッファと、
    前記動画像についての所定の操作のうち利用者が選択した操作に応じて前記バッファと前記表示部とを制御する再生制御部と、
    を備える端末装置。
  2. 前記再生制御部は、前記動画像についての操作を利用者が選択するメニュー画面を前記表示部に表示させ、前記メニュー画面によって利用者が選択した操作に応じて前記バッファと前記表示部とを制御する、
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記動画像についての操作の情報を前記他装置へ送信する送信部をさらに備える請求項1又は2のいずれか1項に記載の端末装置。
  4. 前記動画像についての操作の情報は、当該操作によって前記表示部に表示されている画像を含む請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記再生制御部は、利用者が選択した操作に応じて、前記他装置から受信した最新の前記動画像を再生させる請求項1から4のいずれか1項に記載の端末装置。
  6. 前記再生制御部は、前記最新の前記動画像の再生を開始させる前に、前記バッファに記憶されている未再生の前記動画像を早送り再生させる請求項5に記載の端末装置。
  7. 前記再生制御部は、前記最新の前記動画像の再生を開始させる前に、前記バッファに記憶されている前記動画像のうち、前記表示部に表示されている部分よりも過去に前記バッファに記憶された部分を再生させる請求項5に記載の端末装置。
  8. 端末装置が、自装置と他装置との間で共有される動画像を表示部に表示する表示ステップと、
    前記端末装置が、前記他装置から受信した前記動画像をバッファに記憶するバッファステップと、
    前記端末装置が、前記動画像についての所定の操作のうち利用者が選択した操作に応じて前記バッファと前記表示部とを制御する再生制御ステップと、
    を含む動画像共有方法。
  9. 端末装置のコンピュータに、
    自装置と他装置との間で共有される動画像を表示する表示機能と、
    前記他装置から受信した前記動画像を記憶するバッファ機能と、
    前記動画像についての所定の操作のうち利用者が選択した操作に応じて前記バッファ機能と前記表示機能とを制御する再生制御機能と、
    を実現させるためのコンピュータプログラム。
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