JP2017131974A - Scraping device and method for installed machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、設置場所に固定されている機械(以下、これを「設置機械」という。)をきさげ加工するための技術に関する。 The present invention relates to a technique for scuffing a machine (hereinafter, referred to as “installation machine”) fixed at an installation location.
一般に、旋盤のベッド面のような摺動面においては、平坦度が高まると、摺動される面と面の間に潤滑油が入らず、固着や焼き付きといった問題が生じる。そこで、このような摺動面には、油溜まりとなる微小な凹部を設けるための加工(所謂、「きさげ加工」)を施す必要がある。 In general, in a sliding surface such as a bed surface of a lathe, if the flatness is increased, the lubricating oil does not enter between the sliding surfaces, and there arises a problem of sticking or seizing. Therefore, it is necessary to perform a process (so-called “scraping process”) for providing a minute recess that becomes an oil reservoir on such a sliding surface.
従来、きさげ加工は、作業者の手作業によって(すなわち、作業者が、きさげ加工を行うべき対象面をきさげ工具で削ることによって)行われることが多かった。しかしながら、これは熟練が要求される作業であり、また、大変な重労働でもあった。 Conventionally, scraping is often performed manually by an operator (that is, when the worker cuts a target surface to be scraped with a scraping tool). However, this is a task that requires skill, and was a heavy labor.
そこで、きさげ加工を自動で行う装置が提案されている。例えば特許文献1〜3には、基台と、その側方に敷設された摺動レールと、これに沿って移動可能に配置された移動装置と、これに搭載された切削工具と、を備えるきさげ面形成装置が開示されている。この装置においては、基台の上にきさげ加工を行うべき対象物(ワーク)が載置され、移動装置が摺動レールに沿って往復移動しながら、ワークのきさげ加工が行わる。ただし、この装置では、基台に載置できないような大きな対象物(例えば、大型の旋盤)のきさげ加工には対応できない。 Therefore, an apparatus that automatically performs scraping has been proposed. For example, Patent Literatures 1 to 3 include a base, a slide rail laid on the side of the base, a moving device movably disposed along the slide rail, and a cutting tool mounted thereon. A scraped surface forming apparatus is disclosed. In this apparatus, an object (work) to be scraped is placed on a base, and the workpiece is scraped while the moving device reciprocates along the slide rail. However, this apparatus cannot cope with scraping of a large object (for example, a large lathe) that cannot be placed on the base.
一方、特許文献4では、きさげ加工を行うべき対象面(具体的には、工作機械のベッド)の上に電動きさげ工具が設置された往復台を載置し、この往復台をベッドの長尺方向に沿って往復移動させながら、電動きさげ工具によるベッドの摺動面のきさげ加工を行う技術が提案されている。この技術によると、対象物が設置されている場所で、当該対象物のきさげ加工を行うことができるので、対象物のサイズが限定されることがなく、上記のような大きな対象物のきさげ加工にも対応できる。
On the other hand, in
ところが、特許文献4では、電動きさげ工具が設置された往復台が、加工対象物であるベッドの上に載置されているため、ベッドの上面に傾斜やうねりが存在している場合、きさげ加工で形成される凹部が局所的に深く(あるいは、浅く)なったり、凹部の形成間隔が局所的に長く(あるいは、短く)なったりする、という不都合が生じる虞があった。また、ベッドの上面に傾斜やうねりが存在している場合、往復台がスムーズに往復移動できず、きさげ加工の完了までに要する時間が長くなってしまう虞もあった。このように、特許文献4の構成では、十分な精度および速度できさげ加工を行うことが難しかった。
However, in
本発明が解決しようとする課題は、設置機械を、それが設置されている場所(現地)できさげ加工するにあたって、十分な精度および速度できさげ加工を行うことを可能とする技術の提供である。 The problem to be solved by the present invention is to provide a technique that enables the installation machine to perform the bending process with sufficient accuracy and speed when the installation machine is installed at the place (site) where the installation machine is installed. .
上記課題を解決するために成された本発明は、
設置機械における対象面をきさげ加工するきさげ加工装置であって、
前記設置機械が配置されている床における前記設置機械の両側の位置に敷設される、一対のサイドレールと、
前記一対のサイドレール上に、前記設置機械を跨ぐように、前記一対のサイドレールに沿って移動可能に設置された台車と、
前記台車を、前記一対のサイドレール上で前記一対のサイドレールに沿って移動させる台車駆動機構と、
前記台車に搭載されたきさげ加工部と、
前記台車を前記一対のサイドレールに沿って移動させながら、前記きさげ加工部に前記対象面のきさげ加工を行わせる制御部と、
を備える。
The present invention made to solve the above problems
A scraping device for scraping a target surface in an installation machine,
A pair of side rails laid at positions on both sides of the installation machine on the floor on which the installation machine is disposed;
A carriage installed on the pair of side rails so as to be movable along the pair of side rails so as to straddle the installation machine,
A carriage drive mechanism for moving the carriage on the pair of side rails along the pair of side rails;
A scraping portion mounted on the carriage,
A control unit that causes the scraping processing unit to perform scoring of the target surface while moving the carriage along the pair of side rails;
Is provided.
この構成においては、制御部が、台車を一対のサイドレールに沿って移動させながら、当該台車に搭載されているきさげ加工部に対象面のきさげ加工を行わせる。ここでは、一対のサイドレールが、設置機械上に敷設されるのではなく、設置機械が配置されている床に敷設されるので、きさげ加工部を搭載した台車が、設置機械の上面の状態に関係なく、真っ直ぐに走行することができる。したがって、きさげ加工部によって、定められた位置に定められた間隔で正確に凹部を形成することができる。また、台車がスムーズに移動できるよう担保されるので、台車の速度を比較的速い速度に設定することができ、きさげ加工に要する時間を短縮できる。このように、この構成によると、設置機械における対象面のきさげ加工を、十分な精度および速度で行うことができる。 In this configuration, the control unit causes the scoring unit mounted on the cart to perform scoring of the target surface while moving the cart along the pair of side rails. Here, the pair of side rails is not laid on the installation machine, but is laid on the floor where the installation machine is placed. Regardless of the car, you can drive straight. Accordingly, the scraping portion can accurately form the concave portions at the predetermined positions at the predetermined intervals. Moreover, since the carriage is secured so that it can move smoothly, the speed of the carriage can be set to a relatively high speed, and the time required for scraping can be reduced. Thus, according to this configuration, scoring of the target surface in the installation machine can be performed with sufficient accuracy and speed.
また、本発明は設置機械における対象面をきさげ加工する方法にも向けられている。このきさげ加工方法は、
前記設置機械が配置されている床における前記設置機械の両側の位置に、一対のサイドレールを敷設する工程と、
きさげ加工部を搭載した台車を、前記一対のサイドレール上に、前記設置機械を跨ぐように設置する工程と、
前記台車を、前記一対のサイドレール上で前記一対のサイドレールに沿って移動させながら、前記きさげ加工部に前記対象面のきさげ加工を行わせる工程と、
を備える。
The present invention is also directed to a method for scraping a target surface in an installation machine. This scraping method is
Laying a pair of side rails at positions on both sides of the installation machine on the floor where the installation machine is disposed;
A step of installing a carriage equipped with a scraping portion on the pair of side rails so as to straddle the installation machine;
Causing the scraping portion to scrape the target surface while moving the carriage along the pair of side rails on the pair of side rails;
Is provided.
本発明によると、きさげ加工部を搭載した台車を一対のサイドレールに沿って移動させながら、きさげ加工部に、設置機械における対象面のきさげ加工を行わせるところ、当該一対のサイドレールが、設置機械上に敷設されるのではなく、設置機械が配置されている床に敷設されるので、対象面のきさげ加工を、十分な精度および速度で行うことができる。 According to the present invention, the pair of side rails causes the scraping unit to perform scoring of the target surface in the installation machine while moving the carriage mounted with the scraping unit along the pair of side rails. However, it is not laid on the installation machine, but is laid on the floor on which the installation machine is arranged, so that the target surface can be scraped with sufficient accuracy and speed.
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
<1.装置構成>
きさげ加工装置100の全体構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、きさげ加工装置100の全体構成を示す斜視図である。図2は、きさげ加工装置100の正面図である。図3は、きさげ加工装置100を、図2の矢印A−A方向から見た断面図である。図1〜図3では、説明の便宜上、各要素が模式的に示されており、また図をわかりやすくするために、一部の要素が図示省略されている。
<1. Device configuration>
The overall configuration of the
きさげ加工装置100は、加工対象となる設置機械が設置されている場所(現地)で、当該設置機械をきさげ加工する装置である。ここでは、一例として、設置機械が旋盤9であるとし、きさげ加工装置100が、旋盤9のレール91(すなわち、旋盤9のベッド90の上面に形成されているレール91)のきさげ加工を行う場合について説明する。
なお、図においては、説明の便宜上、レール91の延在方向をX軸方向とし、鉛直方向をZ軸方向とするXYZ直交座標系が記されている。
The
In the figure, for convenience of explanation, an XYZ orthogonal coordinate system in which the extending direction of the
きさげ加工装置100は、旋盤9のベッド90が設置されている床101に敷設される一対のサイドレール1a,1bを備える。また、きさげ加工装置100は、一対のサイドレール1a,1b上にベッド90を跨ぐように設置された台車2と、台車2を一対のサイドレール1a,1bに沿って移動させる台車駆動機構3と、を備える。また、きさげ加工装置100は、台車2に搭載されたきさげ加工部4と、きさげ加工部4とレール91との位置関係を変化させる位置変更機構5と、を備える。また、きさげ加工装置100は、これが備える各部と電気的に接続されてこれら各部を制御する制御部6を備える。以下、きさげ加工装置100が備える各要素について具体的に説明する。
The
<i.サイドレール1a,1b>
一対のサイドレール1a,1bは、旋盤9のベッド90が設置されている床101におけるベッド90の両側に、各サイドレール1a,1bがレール91の延在方向(X軸方向)に沿うように、敷設される。ただし、各サイドレール1a,1bは、ベッド90とは別に(つまり、ベッド90とは非接触に)設けられる。
一対のサイドレール1a,1bのうち、ベッド90の−Y側の側方に敷設されるものを、以下「第1サイドレール1a」とも呼ぶ。また、ベッド90を挟んで第1サイドレール1aと逆側(すなわち、ベッド90の+Y側の側方)に敷設されるものを、以下「第2サイドレール1b」とも呼ぶ。
後に明らかになるように、第1サイドレール1aと第2サイドレール1bとは、互いの平行度、レール91に対する平行度、および、水平度が、それぞれ所定の許容範囲内となるように精密に位置調整される。
<I.
The pair of
Of the pair of
As will become apparent later, the
各サイドレール1a,1bの上面には、レール部11が形成される。一対のレール部11上には、これに跨るようにして、台車2が乗せられる。台車2とレール部11との間にはベアリング12が配置されており、台車2がレール部11に沿って滑らかに移動できるようになっている。
なお、台車2には、その一方側(図示の例では、−Y側)に台車駆動機構3が乗せられるため、台車2における当該一方側を支えるサイドレール(図示の例では、第1サイドレール1a)には、他方側を支えるサイドレール(図示の例では、第2サイドレール1b)よりも、大きな負荷がかかる。つまり、第1サイドレール1aには第2サイドレール1bよりも高い剛性が必要とされる。このため、第1サイドレール1aは、第2サイドレール1bよりも太く形成されている。
In addition, since the carriage drive mechanism 3 is placed on one side (−Y side in the illustrated example) of the
各サイドレール1a,1bの側面(ベッド90に対向する側の側面)には、規制部材13の一端が固定されている。規制部材13は、略水平に延在して、その他端がベッド90の側面に当接する。これによって、ベッド90とサイドレール1a,1bとが相対的に固定される。つまり、規制部材13は、サイドレール1a,1bとベッド90との相対的な位置関係を規制するための部材である。規制部材13が設けられることによって、加工時のベッド90の振動等に起因して生じるサイドレール1a,1bの横ぶれが抑制される。
One end of the regulating
各サイドレール1a,1bとこれが敷設される床101との間には、サイドレール1a,1bの高さを調整するための部材(高さ調整部材)14が配置される。高さ調整部材14は、例えば、レベリングブロックにより構成される。高さ調整部材14は、各サイドレール1a,1bの延在方向(X方向)に沿って、間隔を空けて複数個、配列される。したがって、サイドレール1a,1bが設置される床101に傾き等がある場合でも、各高さ調整部材14を個別に調整することによって、サイドレール1a,1bの上面に形成されているレール部11を、水平面内に配置することができる。
A member (height adjusting member) 14 for adjusting the height of the side rails 1a and 1b is disposed between the side rails 1a and 1b and the
各サイドレール1a,1bは、図1に示されるように、その延在方向(図のX方向)に沿って一列に並べられた複数のフレーム片15,15,・・・が連結されることにより成る。各フレーム片15は、その両端にフランジが形成されており、隣り合うフレーム片15のフランジ同士が当接された状態で位置決めされつつ、連結部材を用いて連結固定される。この連結部材は、各フレーム片15の相対位置を調整できる部材であることが好ましい。具体的には、連結部材は、例えば、キー、位置決めボルト等から構成できる。
As shown in FIG. 1, each
<ii.台車2・台車駆動機構3>
台車2は、サイドレール1a,1b(具体的には、レール部11)上に、旋盤9のベッド90を跨ぐように設置される。上述したとおり、各レール部11と台車2との間には、ベアリング12が挟まれており、台車2がサイドレール1a,1bに沿って滑らかに移動できるようになっている。
また、台車2には、これをサイドレール1a,1b上(具体的には、レール部11)上で、サイドレール1a,1bに沿って(X軸に沿って)、移動させる台車駆動機構3が搭載されている。台車駆動機構3は、例えば、駆動源であるモータと、その回転運動をレール部11に沿う直線運動に変換する送り機構(例えば、ラック・アンド・ピニオン機構)と、を含んで構成される。
台車駆動機構3は制御部6と電気的に接続されており、制御部6は、台車駆動機構3に指示を与えることによって、台車2の移動態様(移動開始タイミング、移動終了タイミング、移動速度、等)を制御する。
<Ii.
The
Further, the
The cart drive mechanism 3 is electrically connected to the
<iii.きさげ加工部4>
台車2には、きさげ加工を行うきさげ加工部4が搭載されている。きさげ加工部4は、具体的には、支持体41と、その下端に配設された支持板42と、これにヒンジ部44を介して連結されたもう一つの支持板43と、を備える。下側の支持板43に、きさげ加工用の刃物(一般に、スクレーパーとも呼ばれる)40が間接的に支持される。
<Iii.
The
一対の支持板42,43の各々は、Y方向に延在する長尺な平板であり、長尺方向の一端においてヒンジ部44を介して連結されるとともに、他端において調整棒45を介して連結されている。調整棒45の一端は、一方の支持板43とヒンジ部を介して連結されており、他端は、他方の支持板42に形成された貫通孔に挿通されている。調整棒45には、これをその延在方向に沿って進退移動させる駆動部46が連結されており、駆動部46が調整棒45を進退移動させることによって、下側の支持板43(ひいては、刃物40)が、ヒンジ部44を中心に揺動する。
Each of the pair of
下側の支持板43の下面には、Y方向に沿って延在するガイドレール431が敷設されており、このガイドレール431上には、当該ガイドレール431に沿って往復移動する移動体47が配設されている。移動体47には刃物40が連結されており、移動体47がガイドレール431に沿って往復移動することによって、刃物40が当該ガイドレール431に沿って往復移動する。
A
このような構成を備えるきさげ加工部4においては、刃物40が、きさげ加工を行うべき対象面(ここでは、レール91の表面)に当接した状態で、駆動部46の駆動を受けて揺動されつつ、移動体47の駆動を受けてガイドレール431に沿って移動されることによって、対象面に凹部が形成される。ただし、駆動部46、および、移動体47は、制御部6と電気的に接続されており、制御部6は、駆動部46、および、移動体47に指示を与えることによって、刃物40の切削態様(形成される凹部のサイズ、深さ、凹部の形成間隔、刃物40の押し込み量、等)を制御する。
In the
<iv.位置変更機構5>
台車2には、きさげ加工部4の位置を変化させる(すなわち、きさげ加工部4とレール91との位置関係を変化させる)位置変更機構5が搭載されている。すなわち、台車2の正面(−X側の面)には、サイドレール1a,1bと直交する方向(Y方向)に沿って延在するガイドレール(Yガイドレール)51が敷設される。Yガイドレール51上には、第1ベース板52が、Yガイドレール51に沿って移動可能に、配設されている。また、台車2には、第1ベース板52をYガイドレール51に沿って(Y軸に沿って)、移動させるY駆動機構53が連結されている。第1ベース板52には、きさげ加工部4が間接的に支持されており、第1ベース板52のY位置を変更することによって、きさげ加工部4のY位置を変更できる。
<Iv. Position change mechanism 5>
The
第1ベース板52の正面(−X側の面)には、鉛直方向(Z方向)に沿って延在するガイドレール(Zガイドレール)54が敷設される。Zガイドレール54上には、第2ベース板55が、Zガイドレール54に沿って移動可能に、配設されている。また、第2ベース板55には、これをZガイドレール54に沿って(Z軸に沿って)、移動させるZ駆動機構56が連結されている。第2ベース板55には、きさげ加工部4が間接的に支持されており、第2ベース板55の高さ(Z位置)を変更することによって、きさげ加工部4の高さを変更できる。
A guide rail (Z guide rail) 54 extending along the vertical direction (Z direction) is laid on the front surface (the −X side surface) of the
第2ベース板55の正面(+X側の面)には、リング状のガイドレール(Rガイドレール)57が敷設される。第2ベース板55におけるRガイドレール57の中心には、回動軸部58が配設されており、この回動軸部58に、きさげ加工部4の支持体41が支持されている。また、回動軸部58には、これを回動させるR駆動機構(図示省略)が連結されている。R駆動機構が回動軸部58を回動させると、支持体41が、Rガイドレール57に案内されつつ、回動軸部58を中心に回動する。支持体41の姿勢(回動位置)を変更することによって、きさげ加工部4の姿勢を変更できる。
On the front surface (+ X side surface) of the
Y駆動機構53、Z駆動機構56、R駆動機構、および、駆動部46は、制御部6と電気的に接続されている。制御部6は、Y駆動機構53、Z駆動機構56、および、R駆動機構に指示を与えることによって、きさげ加工部4の位置および姿勢を制御する。
The
<2.きさげ加工装置100の据付>
きさげ加工装置100を、旋盤9が設置されている場所(現地)に据え付ける態様について、図1〜図3に加え、図4を参照しながら説明する。図4は、きさげ加工装置100を現地に据え付ける作業の流れを示す図である。
<2. Installation of
A mode in which the
ステップS1:まず、旋盤9(具体的には、旋盤9のベッド90)が設置されている床101であって、ベッド90の両脇に、一対のサイドレール1a,1bを仮置きする。具体的には、第1サイドレール1aを構成するための複数のフレーム片15,15,・・・を、ベッド90の一方の脇に並べて、合体させる(具体的には、隣り合うフレーム片15,15の各フランジを密着させて、連結部材で連結する)。また、第2サイドレール1bを構成するための複数のフレーム片15,15,・・・を、ベッド90の他方の脇に並べて、合体させる。
Step S1: First, a pair of
ステップS2:次に、図示しない3次元レーザ測定器を用いて、ベッド90の水平出しを行うための基準面(例えば、ベッド90の上面)の状態を測定する。基準面の摩耗が激しい場合等は、当該基準面に基づいてベッド90の水平出しを行っても正確性が担保できない。そこで、まずは、ここで測定された基準面の状態に基づいて、基準面に基づくベッド90の水平出しが可能か否かを判断する。具体的には、例えば、測定された基準面の平坦度が定められた許容範囲内にあるか否かを判断し、平坦度がこの許容範囲内にない場合は、基準面に基づくベッド90の水平出しを行えないと判断する。なお、この判断は、きさげ加工装置100の制御部6が行ってもよいし、作業者が行ってもよい。
Step S2: Next, the state of a reference surface (for example, the upper surface of the bed 90) for leveling the
ステップS3:ステップS2で、基準面に基づくベッド90の水平出しを行えると判断した場合、基準面に基づくベッド90の水平出しを行う。具体的には、例えば、ステップS2で得られた測定値に基づいて、基準面が水平面内に延在するように、ベッド90の高さを調整する。この調整は、例えば、ベッド90の脚部に間隔をあけて複数設けられたレベリングブロックをそれぞれ調整することによって行うことができる。
Step S3: If it is determined in step S2 that the
ステップS4:ステップS2で、基準面に基づくベッド90の水平出しを行えないと判断した場合、基準面を用いずに、ベッド90の水平出しを行う。具体的には、例えば、ベッド90の上に配置されている主軸(図示省略)の中心(水平方向から見た中心)と、心押し台(図示省略)の中心(水平方向から見た中心)とを結ぶ仮想線(以下、「軸心線」と呼ぶ)を、上記の3次元レーザ測定器を用いて測定する。そして、この軸心線が、水平面内に延在するように、ベッド90の高さを調整する。
Step S4: If it is determined in step S2 that the
ステップS5:ステップS3あるいはステップS4によって、ベッド90の水平出しが行われると、続いて、上記の3次元レーザ計測器を用いて、レール91の表面状態を測定する。この測定値から、加工前のレール91の状態(摩耗度合い等)が判明する。ここで得られた測定情報は、例えば、作業者によってきさげ加工装置100に入力されることによって、きさげ加工装置100に保持される。
なお、ステップS2で、基準面が十分に水平であると判断できる場合(例えば、基準面と水平面とのずれが許容範囲内である場合)、ステップS3〜ステップS4をスキップして、ステップS5の処理を行うことができる。
Step S5: When the
If it is determined in step S2 that the reference plane is sufficiently horizontal (for example, if the deviation between the reference plane and the horizontal plane is within an allowable range), step S3 to step S4 are skipped, and step S5 is performed. Processing can be performed.
ステップS6:続いて、ステップS1で仮置きされたサイドレール1a,1bの位置調整を行う。具体的には、上記の3次元レーザ測定器を用いて、レール部11の据付レベルを測定し、当該測定結果に基づいて、作業者が、レール部11が水平面内に延在するように、各高さ調整部材14を調整する(レール部11の水平出し)。また、上記の3次元レーザ測定器およびサイドレール1a,1bに設けられた治具(平行を出すための治具)等を用いて、各レール部11の真直度、一対のレール部11間の平行度、各レール部11と旋盤9のレール91との平行度、等を測定し、当該測定結果に基づいて、各レール部11とレール91とが、互いに平行に真っ直ぐ延在するように、作業者が、各フレーム片15の連結部材等を調整する(レール部11の平行出し)。サイドレール1a,1bの位置調整が完了すると、サイドレール1a,1bを固定する(本固定)。
Step S6: Subsequently, the position adjustment of the side rails 1a and 1b temporarily placed in Step S1 is performed. Specifically, using the above-described three-dimensional laser measuring instrument, the installation level of the
ステップS7:続いて、一対のサイドレール1a,1bの上に、旋盤9のベッド90を跨ぐように、一対のサイドレール1a,1bに沿って移動可能に、台車2を設置する。
以上で、きさげ加工装置100の据付が完了する。
Step S7: Subsequently, the
Thus, the installation of the
<3.きさげ加工装置100の動作>
次に、きさげ加工装置100の動作について、図1〜図3に加え、図5を参照しながら説明する。図5は、きさげ加工装置100の動作の流れを示す図である。以下に説明する一連の処理は、制御部6の制御下で行われる。
<3. Operation of
Next, the operation of the
ステップS11:制御部6は、オペレータの入力を受け付けることによって、きさげ加工に係る各種の処理パラメータ(形成すべき凹部のサイズ、深さ、凹部の形成間隔、刃物40の押し込み量、等)を決定する。なお、処理パラメータの決定にあたっては、ステップS5で得られた、加工前のレール91の表面状態の測定情報を考慮することも好ましい。具体的には例えば、当該測定情報から、レール91の摩耗量、傷の有無、傷がある場合はその位置と深さ、等を特定し、これに基づいて、きさげ加工に係るパラメータを調整してもよい。
Step S <b> 11: The
ステップS12:続いて、制御部6は、レール91に対するきさげ加工部4の位置を調整する。具体的には、制御部6が、R駆動機構を制御して支持体41の姿勢を調整することによって、刃物40を、その先端がレール91の表面と所定の角度(例えば、ステップS11で決定された処理パラメータにより規定される角度)になるような姿勢に配置する。そして、制御部6が、Y駆動機構53を制御して第1ベース板52のY位置を調整することによって、刃物40のY位置をレール91のY位置に合わせる。そして、制御部6が、Z駆動機構56を制御して第2ベース板55の高さを調整することによって、刃物40を、その先端がレール91の表面に当接するような高さに配置する。なお、このステップS12では、上記の3次元レーザ測定器を用いて、刃物40とレール91の位置関係(刃物40とレール91とがなす角度、離間距離等)を測定しながら、制御部6が当該測定結果に基づいて、当該角度および離間距離が所定の許容範囲内になるように、きさげ加工部4の位置を調整することが好ましい。
Step S12: Subsequently, the
ステップS13、ステップS14:オペレータからの加工開始指示の入力が受け付けられると、制御部6は、台車駆動機構3を制御して、台車2の移動(サイドレール1a,1bに沿う移動)を開始させるとともに、きさげ加工部4にきさげ加工を開始させる(具体的には、駆動部46、および、移動体47を制御して、刃物40の切削動作を開始させる)。つまり、台車2を一対のサイドレール1a,1bに沿って移動させながら、きさげ加工部4にレール91の表面のきさげ加工を行わせる。
上述したとおり、各サイドレール1a,1bのレール部11は、水平かつ真直に延在するように厳密に位置調整されている。したがって、レール部11に案内されつつ移動する台車2に搭載されたきさげ加工部4で、レール91の表面をきさげ加工することで、レール91の表面に対して精度良くきさげ加工を施すことができる。
Step S13, Step S14: When the input of the machining start instruction from the operator is received, the
As described above, the positions of the
台車2がサイドレール1a,1bに沿って移動して、レール91の一方の端部から他方の端部まで到達すると、レール91の表面におけるX方向に沿って延在する帯状領域に対するきさげ加工が終了する。その後、必要に応じて、きさげ加工部4がY方向に微小距離だけ移動され(具体的には、第1ベース板52がYガイドレール51に沿って、当該帯状領域の幅に相当する距離だけ移動され)、レール91に対するきさげ加工部4の高さ位置や角度等が再調整された上で、台車2がサイドレール1a,1bに沿って、先の移動方向とは逆方向に移動される。これによって、先にきさげ加工された帯状領域の隣の帯状領域に対するきさげ加工が行われる。このように、きさげ加工部4のY方向への微小移動を挟みつつ、台車2がサイドレール1a,1bに沿って往復移動されることによって、レール91の表面におけるきさげ加工を施すべき面領域の全体に対して、きさげ加工を施すことができる。
When the
ステップS15、ステップS16:制御部6は、レール91の表面におけるきさげ加工を施すべき面領域の全体のきさげ加工が終了すると(ステップS15でYES)、台車2を所定の位置に停止させる(ステップS16)。
Step S15, Step S16: The
<5.効果>
上記の実施形態によると、制御部6が、台車2を一対のサイドレール1a,1bに沿って移動させながら、当該台車2に搭載されているきさげ加工部4に対象面であるレール91の表面のきさげ加工を行わせる。ここでは、一対のサイドレール1a,1bが、設置機械(上記の例では、旋盤9)上に敷設されるのではなく、設置機械が配置されている床101に敷設されるので、きさげ加工部4を搭載した台車2が、設置機械の上面の状態に関係なく、真っ直ぐに走行することができる。したがって、きさげ加工部4によって、定められた位置に定められた間隔で正確に凹部を形成することができる。また、台車2がスムーズに移動できるよう担保されるので、台車2の速度を比較的速い速度に設定することができ、きさげ加工に要する時間を短縮できる。このように、上記の実施形態によると、設置機械における対象面(上記の例では、旋盤のレール91)のきさげ加工を、十分な精度および速度で行うことができる。
<5. Effect>
According to the above-described embodiment, the
また、上記の実施形態によると、一対のサイドレール1a,1bが床101に敷設されるので、サイドレール1a,1bの位置調整(例えば、サイドレール1a,1bの水平出し、平行出し)を、設置機械の状態に関係なく、高精度に行うことができる。高精度に位置調整されたサイドレール1a,1bに沿って移動する台車2に搭載されたきさげ加工部4で、設置機械の対象面をきさげ加工することによって、対象面を特に高い精度できさげ加工することができる。
In addition, according to the above embodiment, since the pair of
また、上記の実施形態によると、位置変更機構5によって、台車2に搭載されたきさげ加工部4を、設置機械に対して任意の位置関係におくことができるので、設置機械の様々な面に対して自在なきさげ加工を行うことができる。例えば、法線方向が鉛直上方を向くような面のきさげ加工を行うことも当然できるし、法線方向が水平な面等のきさげ加工を行うこともできる。
Moreover, according to said embodiment, since the
また、上記の実施形態によると、きさげ加工部4によって広い範囲の加工を行うことができる。換言すると大きな設置機械をきさげ加工することができる。すなわち、きさげ加工部4によるX方向の加工範囲は、サイドレール1a,1bの長さによって規定されるところ、上記の実施形態では、任意の長さのサイドレール1a,1bを敷設できる。つまり、きさげ加工部4によるX方向の加工範囲を任意の長さに設定できる。また、きさげ加工部4によるY方向の加工範囲は、一対のサイドレール1a,1bの間隔によって規定されるところ、上記の実施形態では、任意の間隔で一対のサイドレール1a,1bを敷設できる。つまり、きさげ加工部4によるY方向の加工範囲を任意の長さに設定できる。また、きさげ加工部4によるZ方向の加工範囲は、Zガイドレール54の長さによって規定されるところ、上記の実施形態では、Zガイドレール54が一対のサイドレール1a,1bに乗せられた台車2に間接的に敷設されるので、Zガイドレール54が重くなっても、設置機械に負荷がかからない。したがって、Zガイドレール54の長さを任意のものとできる。つまり、きさげ加工部4によるZ方向の加工範囲を任意の長さに設定できる。
Further, according to the above embodiment, a wide range of processing can be performed by the
また、上記の実施形態によると、サイドレール1a,1bが、複数のフレーム片15,15,・・・が連結されてなる。したがって、設置機械のサイズに合わせてサイドレール1a,1bの長さ(延在方向に沿う長さ)を容易に変更でき、大きな設置機械にも容易に対応できる。また、サイドレール1a,1bを複数のフレーム片15,15,・・・に分解して移送できるので、サイドレール1a,1bの移送を容易に行える。
Further, according to the above-described embodiment, the side rails 1a and 1b are formed by connecting a plurality of
また、上記の実施形態によると、複数の高さ調整部材14が、サイドレール1a,1bの延在方向に沿って間隔を空けて配列される。したがって、サイドレール1a,1bの各部分の高さを調整して、サイドレール1a,1bの例えば水平出しを、精度良く行うことが出来る。
Moreover, according to said embodiment, the some
また、上記の実施形態によると、サイドレール1a,1bの側面から延びる規制部材13の先端が、設置機械の側面に当接するので、加工時の振動等に起因して生じるサイドレール1a,1bの横ぶれを抑制できる。
Further, according to the above-described embodiment, the tip of the regulating
<6.変形例>
上記の実施形態では、きさげ加工装置100が旋盤9のレール91のきさげ加工を行う場合を例示したが、きさげ加工装置100は旋盤9以外の各種の装置や機器(例えば、各種の工作機械(ロール旋盤、ロール研削盤、プレーナー)、鍛圧機のプレスボルスター面、製鉄設備の圧延機スタンド、等)のきさげ加工を行うことができる。
<6. Modification>
In the above-described embodiment, the case where the
上記の実施の形態では、各サイドレール1a,1bが、複数のフレーム片15,15,・・・に分解できる構成であるとしたが、各サイドレール1a,1bは、必ずしも複数のフレーム片15,15,・・・に分解可能に構成されている必要はなく、一体物で構成されていてもよい。
In the above embodiment, each
上記の実施形態において、きさげ加工部4の付近に(具体的には例えば、X方向および(または)Y方向に沿って、きさげ加工部4を挟んだ両側に)、きさげ加工を施すべき面の状態を観察するためのセンサ(例えば、レーザセンサ)を搭載し、当該センサの検出情報に基づいて、きさげ加工に係る各種のパラメータを調整する構成としてもよい。
In the above embodiment, scoring is performed in the vicinity of the scoring unit 4 (specifically, for example, on both sides of the
上記の実施の形態では、台車2を一対のサイドレール1a,1bに沿って移動させながら、きさげ加工部4にレール91の表面のきさげ加工を行わせていたが、きさげ加工部4を台車2に沿って移動させながら(すなわち、第1ベース板52をYガイドレール51に沿って移動させながら)、きさげ加工部4にレール91の表面のきさげ加工を行わせてもよい。また、台車2を一対のサイドレール1a,1bに沿って移動させ、かつ、きさげ加工部4を台車2に沿って移動させながら、きさげ加工部4にレール91の表面のきさげ加工を行わせてもよい。
In the above embodiment, the scraping
1a,1b サイドレール
2 台車
3 台車駆動機構
4 きさげ加工部
40 刃物
5 位置変更機構
6 制御部
9 旋盤(設置機械)
11 レール部
12 ベアリング
13 規制部材
14 高さ調整部材
15 フレーム片
16 フランジ
17 連結部材
90 ベッド
91 レール(対象面)
100 きさげ加工装置
DESCRIPTION OF
11
100 Kisage processing equipment
Claims (2)
前記設置機械が配置されている床における前記設置機械の両側の位置に敷設される、一対のサイドレールと、
前記一対のサイドレール上に、前記設置機械を跨ぐように、前記一対のサイドレールに沿って移動可能に設置された台車と、
前記台車を、前記一対のサイドレール上で前記一対のサイドレールに沿って移動させる台車駆動機構と、
前記台車に搭載されたきさげ加工部と、
前記台車を前記一対のサイドレールに沿って移動させながら、前記きさげ加工部に前記対象面のきさげ加工を行わせる制御部と、
を備えるきさげ加工装置。 A scraping device for scraping a target surface in an installation machine,
A pair of side rails laid at positions on both sides of the installation machine on the floor on which the installation machine is disposed;
A carriage installed on the pair of side rails so as to be movable along the pair of side rails so as to straddle the installation machine,
A carriage drive mechanism for moving the carriage on the pair of side rails along the pair of side rails;
A scraping portion mounted on the carriage,
A control unit that causes the scraping processing unit to perform scoring of the target surface while moving the carriage along the pair of side rails;
Combing machine equipped with.
前記設置機械が配置されている床における前記設置機械の両側の位置に、一対のサイドレールを敷設する工程と、
きさげ加工部を搭載した台車を、前記一対のサイドレール上に、前記設置機械を跨ぐように設置する工程と、
前記台車を、前記一対のサイドレール上で前記一対のサイドレールに沿って移動させながら、前記きさげ加工部に前記対象面のきさげ加工を行わせる工程と、
を備えるきさげ加工方法。 A scraping method for scraping a target surface in an installation machine,
Laying a pair of side rails at positions on both sides of the installation machine on the floor where the installation machine is disposed;
A step of installing a carriage equipped with a scraping portion on the pair of side rails so as to straddle the installation machine;
Causing the scraping portion to scrape the target surface while moving the carriage along the pair of side rails on the pair of side rails;
A scraping method comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016011710A JP2017131974A (en) | 2016-01-25 | 2016-01-25 | Scraping device and method for installed machine |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=59503198
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WO2022145299A1 (en) * | 2020-12-28 | 2022-07-07 | ファナック株式会社 | Robot system, method, and computer program for performing scraping process |
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JP7368170B2 (en) | 2019-10-08 | 2023-10-24 | ファナック株式会社 | surface finishing equipment |
-
2016
- 2016-01-25 JP JP2016011710A patent/JP2017131974A/en active Pending
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