JP2017131817A - 水処理装置およびその配管洗浄方法 - Google Patents

水処理装置およびその配管洗浄方法 Download PDF

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誠 岡田
たかし 高野
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剛 聲高
真登 佐藤
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真登 佐藤
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Abstract

【課題】配管洗浄時間の短縮化を図ることができる水処理装置およびその配管洗浄方法を提供する。【解決手段】原水を精製して精製水を作るための水処理装置10は、圧縮空気供給装置から供給される圧縮空気と精製水貯槽114から供給される精製水とを接続部で混合して洗浄水を作り、作った洗浄水を水処理装置10のすべての洗浄対象配管部分P1〜P4に同時に送り込むための洗浄水配管Pを具備する。洗浄水配管Pの接続部は、精製水貯槽114よりも低い位置に設置されているとともに絞部とされている。ブロー水貯槽115に貯められた洗浄水を回収するための第1の洗浄水回収配管がブロー水貯槽115の上部と回収槽119との間に設けられており、濃縮水貯槽118に貯められた洗浄水を回収するための第2の洗浄水回収配管が濃縮水貯槽118と回収槽119との間に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、配管洗浄作業を行うのに好適な水処理装置およびその配管洗浄方法に関する。
従来、原水(自然界の水)を精製して精製水(工業用水等として利用する水)を作るために、図2に示すような水処理装置100が使用されている。
水処理装置100は、原水貯槽111と、原水ポンプ112と、濾過装置113と、精製水貯槽114と、ブロー水貯槽115と、ブロー水貯槽ポンプ116と、濃縮器117と、濃縮水貯槽118と、回収槽119と、回収槽ポンプ120と、第1乃至第6の弁V1〜V6とを具備する。
水処理装置100を用いて精製水を作る際には、原水ポンプ112およびブロー水貯槽ポンプ116が駆動されるとともに第1乃至第5の弁V1〜V5が開かれて、原水貯槽111に貯められている原水が原水ポンプ112および第1の弁V1を介して濾過装置113に送り込まれ、濾過装置113において原水に含まれる不純物(泥や砂等)が取り除かれて精製水とされたのち、精製水が第2の弁V2を介して精製水貯槽114に排出されて貯められる。
濾過装置113は、原水に混じっている大粒の不純物を浮かせて取り除くための前置タンクと、前置タンクで大粒の不純物が取り除かれた原水に混じっている小粒の不純物をフィルタ等で取り除くための濾過器とを備えたものである。
濾過装置113の前置タンクの上部の大粒の不純物が混じった原水は、濾過装置113の上部からブロー水貯槽115に排出されて貯められる。
なお、以下では、ブロー水貯槽115に貯められた大粒の不純物が混じった原水を「ブロー水」と称する。
また、濾過装置113の濾過器で取り除かれた小粒の不純物は、定期的に行われる濾過器の逆洗時に第3の弁V3が開かれて、逆洗水と共に濾過装置113から回収槽119に排出されて貯められる。
ブロー水貯槽115に貯められたブロー水は、ブロー水貯槽ポンプ116および第4の弁V4を介して濃縮器117に送り込まれて、濃縮器117において濃縮される。
濃縮器117において濃縮されたブロー水(以下、「濃縮水」と称する。)は、第5の弁V5を介して濃縮水貯槽118に排出されて貯められる。また、濃縮器117の上澄み液は、濃縮器117の上部から回収槽119に排出されて貯められる。
回収槽119は、回収槽ポンプ120および第6の弁V6を介して原水貯槽111と接続されている。
これにより、回収槽ポンプ120を駆動するとともに第6の弁V6を開くことにより、回収槽119に貯められた回収水(原水精製時に回収される濃縮器117の上澄み液および濾過器逆洗時に回収される小粒の不純物が混じった逆洗水)は原水貯槽111に戻される。
しかし、水処理装置100では、原水精製過程および濾過器逆洗過程において、原水貯槽111と濾過装置113とを接続する配管、濾過装置113と回収槽119とを接続する配管、ブロー水貯槽115と濃縮器117とを接続する配管および濃縮器117と濃縮水貯槽118とを接続する配管内に不純物が付着して、機能に支障をきたすという問題が生じていた。
このような問題を解決する手法として、下記の特許文献1には、空気注入配管から給水配管に圧縮空気を注入し、原水と圧縮空気との気液混合水を給水配管に流して空気洗浄し、洗浄排水を配管から排出したのちに逆洗を行い、空気洗浄時に洗浄できない配管部分を空気洗浄後の逆洗で洗浄するとともに、濾過器の給水配管を十分に洗浄することにより、微生物が増殖しやすい有機物含有水の濾過に用いる濾過器であっても長期にわたり安定に濾過を継続できるようにした、水処理装置給水配管の洗浄方法が開示されている。
特許第5321450号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された水処理装置給水配管の洗浄方法では、以下に示すような問題がある。
(1)給水配管空気洗浄工程と濾過処理水配管空気洗浄工程とを別工程として実施するため、すべての洗浄対象配管部分を同時に洗浄することができず、配管洗浄作業に時間を要する。
(2)洗浄の際に原水ポンプを駆動させる必要がある。
(3)原水と圧縮空気との気液混合水を洗浄対象配管部分に流して空気洗浄するため、原水中に含まれる砂粒子等と気泡との相互作用によって洗浄対象配管部分の内壁が傷つく可能性がある。
本発明の目的は、配管洗浄時間の短縮化を図ることができる水処理装置およびその配管洗浄方法を提供することにある。
本発明の水処理装置は、原水を精製して精製水を作るための水処理装置(10)であって、圧縮空気供給装置から供給される圧縮空気と精製水貯槽(114)から供給される精製水とを接続部で混合して洗浄水を作り、該作った洗浄水を前記水処理装置のすべての洗浄対象配管部分(P1〜P4)に同時に送り込むための洗浄水配管(P)を具備し、前記洗浄水配管の前記接続部が、前記精製水貯槽よりも低い位置に設置されているとともに、絞部とされていることを特徴とする。
ここで、前記すべての洗浄対象配管部分に送り込まれた前記洗浄水を回収し、該回収した洗浄水を前記原水が貯められた原水貯槽(111)に戻すための洗浄水回収手段をさらに具備してもよい。
前記水処理装置が、前記原水貯槽から送り込まれる原水に混じっている大粒および小粒の不純物を取り除くための濾過装置(113)と、該濾過装置で取り除かれた前記大粒の不純物が混じった原水であるブロー水を貯めるためのブロー水貯槽(115)と、該ブロー水貯槽に貯められた前記ブロー水を濃縮するための濃縮器(117)と、該濃縮器で濃縮された前記ブロー水である濃縮水を貯めるための濃縮水貯槽(118)と、前記濃縮器の上澄み液を回収するとともに前記濾過装置113で取り除かれた前記小粒の不純物を逆洗水と共に回収して前記原水貯槽に戻すための回収槽(119)と、前記原水貯槽と前記濾過装置とを接続する第1の配管に設けられた原水ポンプ(112)および第1の弁(V1)と、前記濾過装置と前記精製水貯槽とを接続する第2の配管に設けられた第2の弁(V2)と、前記濾過装置と前記回収槽とを接続する第3の配管に設けられた第3の弁(V3)と、前記ブロー水貯槽と前記濃縮器とを接続する第4の配管に設けられたブロー水貯槽ポンプ(116)および第4の弁(V4)と、前記濃縮器と前記濃縮水貯槽とを接続する第5の配管に設けられた第5の弁(V5)とをさらに具備し、前記洗浄水回収手段が、前記ブロー水貯槽および前記濃縮水貯槽に貯められた前記洗浄水を回収するための第1および第2の洗浄水回収配管を備え、前記回収槽に回収された前記洗浄水が前記原水貯槽に戻されてもよい。
前記洗浄対象配管部分が、前記第1の配管の前記第1の弁と前記濾過装置との間の部分である第1の洗浄対象配管部分(P1)と、前記第3の配管の前記第3の弁と前記回収槽との間の部分である第2の洗浄対象配管部分(P2)と、前記第4の配管の前記第4の弁と前記濃縮器との間の部分である第3の洗浄対象配管部分(P3)と、前記第5の配管の前記第5の弁と前記濃縮水貯槽との間の部分である第4の洗浄対象配管部分(P4)とであり、前記水処理装置が、前記精製水貯槽と前記洗浄水配管の前記接続部とを接続する精製水供給配管に設けられた精製水供給弁(Va)と、前記洗浄水配管の前記第1乃至第4の洗浄対象配管部分との接続部の近傍にそれぞれ設けられた第1乃至第4の洗浄水出口弁(Vb〜Ve)と、前記第1乃至第5の弁、前記精製水供給弁および前記第1乃至第4の洗浄水出口弁の開閉制御を行うための弁制御部(11)とをさらに具備してもよい。
前記弁制御部が、前記第1乃至第4の洗浄対象配管部分の洗浄時に前記第1乃至第5の弁を閉じ、前記精製水供給弁および前記第1乃至第4の洗浄水出口弁を開くとともに、前記第1乃至第4の洗浄水出口弁の開度を変化させて洗浄水の脈動が生じるようにしてもよい。
本発明の水処理装置の配管洗浄方法は、本発明の水処理装置において、前記圧縮空気と前記精製水とを前記洗浄水配管の前記接続部で混合して洗浄水を作り、該作った洗浄水を該水処理装置のすべての洗浄対象配管部分に同時に送り込んで、該すべての洗浄対象配管部分を洗浄することを特徴とする。
本発明の水処理装置およびその配管洗浄方法は、以下に示す効果を奏する。
(1)洗浄水配管の接続部で作った精製水と圧縮空気との気液混合水である洗浄水をすべての洗浄対象配管部分に洗浄水配管を介して同時に送り込むことにより、すべての洗浄対象配管部分を同時に洗浄できるため、配管洗浄時間の短縮化を図ることができる。
(2)洗浄水配管の接続部を精製水貯槽よりも低い位置に設置するとともに絞部とすることにより、精製水と圧縮空気とを混合して洗浄水を作る際に精製水を送り込むためのポンプを設ける必要がない。
(3)精製水と圧縮空気との気液混合水である洗浄水を用いて洗浄対象配管部分を洗浄するため、洗浄対象配管部分の内壁を傷つけるのを防止することができる。
(4)水処理装置の信頼性の向上および業務の効率化によるコスト削減を図ることができる。
本発明の一実施例による水処理装置10について説明するための図であり、(a)は水処理装置10の構成を示す図であり、(b)は洗浄水配管Pの接続部の構成を示す図である。 従来の水処理装置100の構成を示す図である。
上記の目的を、精製水貯槽よりも低い位置に設置されるとともに絞部とされた洗浄水配管の接続部で精製水と圧縮空気とを混合して洗浄水を作り、作った洗浄水をすべての洗浄対象配管部分に洗浄水配管を介して同時に送り込むことにより実現した。
以下、本発明の水処理装置およびその配管洗浄方法の実施例について図面を参照して説明する。
本発明の水処理装置およびその配管洗浄方法は、以下の特徴を有する。
(1)精製水と圧縮空気との気液混合水である洗浄水をすべての洗浄対象配管部分に同時に送り込んで洗浄する。
(2)洗浄水配管の接続部(精製水と圧縮空気との混合部)を精製水貯槽よりも低い位置に設置することにより、ポンプを用いることなく精製水を精製水貯槽から洗浄水配管の接続部に供給するとともに、洗浄水配管の接続部を絞部とすることにより、洗浄水配管に圧縮空気を送り込むとベンチュリー効果によって絞部に生じる負圧によって精製水を圧縮空気中に吸い込ませて洗浄水(精製水と圧縮空気との気液混合水)を作る。
(3)洗浄水を原水貯槽111に回収することにより、洗浄に使用した精製水を再利用する。
そのため、本発明の一実施例による水処理装置10は、図1(a)に示すように、弁制御部11、洗浄水配管P、精製水供給弁Vaおよび第1乃至第4の洗浄水出口弁Vb〜Veを具備する点と、ブロー水貯槽115に貯められた洗浄水を回収するための第1の洗浄水回収配管がブロー水貯槽115の上部と回収槽119との間に設けられている点と、濃縮水貯槽118に貯められた洗浄水を回収するための第2の洗浄水回収配管が濃縮水貯槽118と回収槽119との間に設けられている点とで、図2に示した水処理装置100と相違する。
ここで、洗浄水配管Pは、洗浄時に圧縮空気供給装置(不図示)によって図1(a)図示左側から供給される圧縮空気と精製水貯槽114から供給される精製水とを接続部で混合して洗浄水を作ったのち、作った洗浄水を第1乃至第4の洗浄対象配管部分P1〜P4に同時に送り込むためのものである。
なお、第1の洗浄対象配管部分P1は原水貯槽111と濾過装置113とを接続する配管(第1の配管)の第1の弁V1と濾過装置113との間の部分であり、第2の洗浄対象配管部分P2は濾過装置113と回収槽119とを接続する配管(第3の配管)の第3の弁V3と回収槽119との間の部分であり、第3の洗浄対象配管部分P3はブロー水貯槽115と濃縮器117とを接続する配管(第4の配管)の第4の弁V4と濃縮器117との間の部分であり、第4の洗浄対象配管部分P4は濃縮器117と濃縮水貯槽118とを接続する配管(第5の配管)の第5の弁V5と濃縮水貯槽118との間の部分である(図1(a)の太線で示した部分参照)。
精製水供給弁Vaは、精製水貯槽114と洗浄水配管Pの接続部とを接続する精製水供給配管に設けられている。
第1乃至第4の洗浄水出口弁Vb〜Veは、洗浄水配管Pの第1乃至第4の洗浄対象配管部分P1〜P4との接続部の近傍にそれぞれ設けられている。
洗浄水配管Pの接続部は、精製水貯槽114よりも低い位置に設置されているとともに、図1(b)に示すように洗浄水配管Pの接続部の前後の径よりも洗浄水配管Pの接続部の中央部に行くほど径が直線的に小さくされた絞部とされている。
精製水は、精製水供給配管を介して洗浄水配管Pの接続部の中央部の真上から供給されて圧縮空気と混合される。
弁制御部11は、第1乃至第6の弁V1〜V6、精製水供給弁Vaおよび第1乃至第4の洗浄水出口弁Vb〜Veの開閉制御を行うためのものであり、これらと電気的に接続されている。
次に、水処理装置10における配管洗浄方法(本発明の一実施例による水処理装置の配管洗浄方法)について説明する。
水処理装置10の配管洗浄を行う際には、洗浄水の逆流防止のために図1(a)に黒塗りで示すように第1乃至第5の弁V1〜V5を閉じるように弁制御部11を動作させたのち、圧縮空気供給装置を動作させて圧縮空気を洗浄水配管Pに送り込む。
続いて、図1(a)に白塗りで示すように精製水供給弁Vaおよび第1乃至第4の洗浄水出口弁Vb〜Veを開くように弁制御部11を動作させる。
このとき、第1乃至第4の洗浄水出口弁Vb〜Veの開度は一定としてもよいが、洗浄力に強弱をつけて洗浄効果をより高めるために、第1乃至第4の洗浄水出口弁Vb〜Veの開度を変化させて洗浄水の脈動が生じるように弁制御部11を動作させてもよい。
これにより、圧縮空気と精製水とが洗浄水配管Pの接続部で混合されて、洗浄水が作られる。作られた洗浄水は、洗浄水配管Pに設けられた第1乃至第4の洗浄水出口弁Vb〜Veを介して第1乃至第4の洗浄対象配管部分P1〜P4に同時に送り込まれる。
これにより、水処理装置10の洗浄対象のすべての配管部分である第1乃至第4の洗浄対象配管部分P1〜P4に洗浄水を同時に送り込んで、第1乃至第4の洗浄対象配管部分P1〜P4を同時に洗浄することができる。
このとき、第1の洗浄対象配管部分P1に送り込まれた洗浄水は、第1の洗浄対象配管部分P1の内壁に付着した不純物を取り除いたのち、第1乃至第3の弁V1〜V3が閉じられているため、取り除いた不純物と共に濾過装置113に送り込まれ、不純物と共に濾過装置113の上部からブロー水貯槽115に排出されて貯められたのち、第1の洗浄水回収配管を介して回収槽119に回収される。
第2の洗浄対象配管部分P2に送り込まれた洗浄水は、第2の洗浄対象配管部分P2の内壁に付着した不純物を取り除いたのち、第3の弁V3が閉じられているため、取り除いた不純物と共に回収槽119に排出されて貯められる。
第3の洗浄対象配管部分P3に送り込まれた洗浄水は、第3の洗浄対象配管部分P3の内壁に付着した不純物を取り除いたのち、第4および第5の弁V4,V5が閉じられているため、取り除いた不純物と共に濃縮器117に送り込まれ、不純物と共に濃縮器117の上部から回収槽119に回収される。
第4の洗浄対象配管部分P4に送り込まれた洗浄水は、第4の洗浄対象配管部分P4の内壁に付着した不純物を取り除いたのち、第5の弁V5が閉じられているため、取り除いた不純物と共に濃縮水貯槽118に送り込まれて貯められたのち、第2の洗浄水回収配管を介して回収槽119に回収される。
回収槽119に回収された洗浄水は、回収槽ポンプ120を駆動するとともに第6の弁V6を開くことにより原水貯槽111に戻せるため、すべての洗浄対象配管部分P1〜P4の洗浄に使用した精製水を再利用することができる。
なお、回収槽119に回収された洗浄水の原水貯槽111への戻しは、洗浄後に行ってもよい。
以上の説明では、濾過装置として、濾過されなかった大粒の不純物が混じった原水を上部からブロー水貯槽115に排出するための配管を備えた濾過装置113を用いたが、このような配管を備えていない濾過装置については、その上部とブロー水貯槽との間にこのような配管を設けるようにしてもよい。
10,100 水処理装置
11 弁制御部
111 原水貯槽
112 原水ポンプ
113 濾過装置
114 精製水貯槽
115 ブロー水貯槽
116 ブロー水貯槽ポンプ
117 濃縮器
118 濃縮水貯槽
119 回収槽
120 回収槽ポンプ
P 洗浄水配管
P1〜P4 第1乃至第4の洗浄対象配管部分
V1〜V6 第1乃至第6の弁
Va 精製水供給弁
Vb〜Ve 第1乃至第4の洗浄水出口弁

Claims (6)

  1. 原水を精製して精製水を作るための水処理装置(10)であって、
    圧縮空気供給装置から供給される圧縮空気と精製水貯槽(114)から供給される精製水とを接続部で混合して洗浄水を作り、該作った洗浄水を前記水処理装置のすべての洗浄対象配管部分(P1〜P4)に同時に送り込むための洗浄水配管(P)を具備し、
    前記洗浄水配管の前記接続部が、前記精製水貯槽よりも低い位置に設置されているとともに、絞部とされている、
    ことを特徴とする、水処理装置。
  2. 前記すべての洗浄対象配管部分に送り込まれた前記洗浄水を回収し、該回収した洗浄水を前記原水が貯められた原水貯槽(111)に戻すための洗浄水回収手段をさらに具備することを特徴とする、請求項1記載の水処理装置。
  3. 前記水処理装置が、
    前記原水貯槽から送り込まれる原水に混じっている大粒および小粒の不純物を取り除くための濾過装置(113)と、
    該濾過装置で取り除かれた前記大粒の不純物が混じった原水であるブロー水を貯めるためのブロー水貯槽(115)と、
    該ブロー水貯槽に貯められた前記ブロー水を濃縮するための濃縮器(117)と、
    該濃縮器で濃縮された前記ブロー水である濃縮水を貯めるための濃縮水貯槽(118)と、
    前記濃縮器の上澄み液を回収するとともに前記濾過装置113で取り除かれた前記小粒の不純物を逆洗水と共に回収して前記原水貯槽に戻すための回収槽(119)と、
    前記原水貯槽と前記濾過装置とを接続する第1の配管に設けられた原水ポンプ(112)および第1の弁(V1)と、
    前記濾過装置と前記精製水貯槽とを接続する第2の配管に設けられた第2の弁(V2)と、
    前記濾過装置と前記回収槽とを接続する第3の配管に設けられた第3の弁(V3)と、
    前記ブロー水貯槽と前記濃縮器とを接続する第4の配管に設けられたブロー水貯槽ポンプ(116)および第4の弁(V4)と、
    前記濃縮器と前記濃縮水貯槽とを接続する第5の配管に設けられた第5の弁(V5)とをさらに具備し、
    前記洗浄水回収手段が、前記ブロー水貯槽および前記濃縮水貯槽に貯められた前記洗浄水を回収するための第1および第2の洗浄水回収配管を備え、
    前記回収槽に回収された前記洗浄水が前記原水貯槽に戻される、
    ことを特徴とする、請求項2記載の水処理装置。
  4. 前記洗浄対象配管部分が、
    前記第1の配管の前記第1の弁と前記濾過装置との間の部分である第1の洗浄対象配管部分(P1)と、
    前記第3の配管の前記第3の弁と前記回収槽との間の部分である第2の洗浄対象配管部分(P2)と、
    前記第4の配管の前記第4の弁と前記濃縮器との間の部分である第3の洗浄対象配管部分(P3)と、
    前記第5の配管の前記第5の弁と前記濃縮水貯槽との間の部分である第4の洗浄対象配管部分(P4)とであり、
    前記水処理装置が、
    前記精製水貯槽と前記洗浄水配管の前記接続部とを接続する精製水供給配管に設けられた精製水供給弁(Va)と、
    前記洗浄水配管の前記第1乃至第4の洗浄対象配管部分との接続部の近傍にそれぞれ設けられた第1乃至第4の洗浄水出口弁(Vb〜Ve)と、
    前記第1乃至第5の弁、前記精製水供給弁および前記第1乃至第4の洗浄水出口弁の開閉制御を行うための弁制御部(11)とをさらに具備する、
    ことを特徴とする請求項3記載の水処理装置。
  5. 前記弁制御部が、前記第1乃至第4の洗浄対象配管部分の洗浄時に前記第1乃至第5の弁を閉じ、前記精製水供給弁および前記第1乃至第4の洗浄水出口弁を開くとともに、前記第1乃至第4の洗浄水出口弁の開度を変化させて洗浄水の脈動が生じるようにすることを特徴とする、請求項4記載の水処理装置。
  6. 請求項1記載の水処理装置において、前記圧縮空気と前記精製水とを前記洗浄水配管の前記接続部で混合して洗浄水を作り、該作った洗浄水を該水処理装置のすべての洗浄対象配管部分に同時に送り込んで、該すべての洗浄対象配管部分を洗浄することを特徴とする、水処理装置の配管洗浄方法。
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