JP2017131522A - 紫外線治療器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紫外線を患部に容易に照射することができる紫外線治療器を提供する。【解決手段】 紫外線治療器は、紫外線を放射する光源を有する治療具と、光源に電力を供給する電源部を有する本体と、治療具と本体とを電気的に接続する接続線と、を備え、治療具は、操作者が手で握るための把手部と、電源部からの電圧を昇圧させて光源に印加する昇圧部と、を備える。【選択図】 図4

Description

本発明は、紫外線を放射する紫外線治療器に関する。
従来、紫外線治療器として、皮膚に紫外線を照射するための紫外線治療器が、知られている(例えば、特許文献1及び2)。斯かる紫外線治療器は、患部の位置に対応して、紫外線を放射する部分の位置等を調整する必要がある。したがって、紫外線を患部に照射させる操作が煩雑であった。
特開2005−296504号公報 特開2008−73148号公報
そこで、課題は、紫外線を患部に容易に照射することができる紫外線治療器を提供することである。
紫外線治療器は、紫外線を放射する光源を有する治療具と、前記光源に電力を供給する電源部を有する本体と、前記治療具と前記本体とを電気的に接続する接続線と、を備え、前記治療具は、操作者が手で握るための把手部と、前記電源部からの電圧を昇圧させて前記光源に印加する昇圧部と、を備える。
また、紫外線治療器においては、前記治療具は、前記光源の点灯の指示を入力するための指示部を、さらに備え、前記指示部は、前記把手部の一方側に配置され、前記昇圧部は、前記把手部の他方側に配置される、という構成でもよい。
また、紫外線治療器においては、前記本体は、情報が入力される入力部と、前記光源の点灯を制御する制御部と、をさらに備え、前記制御部は、前記指示部からの入力に基づいて、前記光源を点灯し、前記入力部に入力された情報に基づいて、前記光源を消灯する、という構成でもよい。
また、紫外線治療器においては、前記治療具は、温度を検出する温度検出部を備え、前記温度検出部は、前記光源と前記把手部との間に配置される、という構成でもよい。
以上の如く、紫外線治療器は、紫外線を患部に容易に照射することができる、という優れた効果を奏する。
一実施形態に係る紫外線治療器の全体斜視図である。 同実施形態に係る治療具の全体斜視図である。 同実施形態に係る治療具の全体正面図である。 同実施形態に係る治療具の内部構成を示す全体正面図である。 同実施形態に係る紫外線治療器のブロック図である。 同実施形態に係る紫外線治療器のMED測定モードのフロー図である。 同実施形態に係るタッチパネルの表示を示す図である。 図7におけるタッチパネルの各部を示す図である。 同実施形態に係るタッチパネルの表示を示す図である。 図9におけるタッチパネルの各部を示す図である。 同実施形態に係るタッチパネルの表示を示す図である。 同実施形態に係るタッチパネルの表示を示す図である。 同実施形態に係るタッチパネルの表示を示す図である。 同実施形態に係る紫外線治療器の照射(治療)モードのフロー図である。
以下、紫外線治療器における一実施形態について、図1〜図14を参酌して説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係る紫外線治療器1は、紫外線を放射する治療具2と、治療具2に電力を供給する本体4と、治療具2と本体4とを電気的に接続する接続線6とを備えている。そして、治療具2は、ハンディタイプ(片手で持つことが可能な構成)であって、操作者(例えば、医師、患者自身)により、接続線6が伸びる範囲で、本体4に対して自由に変位できる。
治療具2は、筐体21と、接続線6の一端を保持する接続線保持部22と、操作者が片手で握るための把手部23とを備えている。また、本体4は、筐体41と、接続線6の他端を保持する接続線保持部42と、治療具2を保持する治療具保持部43とを備えている。そして、本体4は、情報が入力される入力部44と、情報を出力する出力部45とを備えている。
治療具保持部43は、治療具2の一部を収容して保持するために、上方側が開放された凹状に形成されている。また、本実施形態においては、本体4は、タッチパネル40を備えており、タッチパネル40は、入力部44及び出力部45の機能を備えている。
図2〜図4に示すように、治療具2は、紫外線を放射する光源24と、光源24から放射された紫外線を外部に放射するための放射窓25と、光源24から放射された紫外線を放射窓25へ導く導光部26とを備えている。そして、治療具2は、操作者が光源24の点灯を指示するための指示部27と、温度を検出する温度検出部28とを備えている。また、治療具2は、光源24を冷却する冷却部29と、接続線6を経由して本体4から供給される電圧を昇圧させて光源24に印加する昇圧部20とを備えている。
光源24は、紫外線(例えば、波長が280nm〜400nmの光)を放射するランプである。例えば、光源24は、エキシマランプ(誘電体放電バリアランプ)である場合、クリプトンと塩素とを混合したガスによる波長が222nmの光、キセノンと臭素ガスとを混合したガスによる波長が283nmの光、キセノンと塩素ガスを混合したガスによる波長が308nmの光等を照射する。
なお、光源24は、ランプである、という構成だけでなく、LEDである、という構成でもよい。また、光源24は、エキシマランプ(誘電体放電バリアランプ)である、という構成だけでなく、低圧水銀ランプ、フラッシュランプ、キセノンランプ、水銀ランプ等である、という構成でもよい。
導光部26は、光源24を内部に配置する筒状の反射体26aと、光源24から放射された紫外線及び反射体26aの内周面で反射された紫外線を放射窓25に導く導光路26bとを備えている。導光路26bは、放射窓25を経由して患部を視認するための視認窓26cを備えている。なお、視認窓26cは、内面で、光源24から放射される紫外線を反射するように構成されている。
指示部27は、把手部23の一方側(図3及び図4の上方側)に配置されている。具体的には、指示部27は、操作者が把手部23を握っている手の親指で操作できるように、把手部23の一方側に配置されている。本実施形態においては、指示部27は、押し釦スイッチであって、操作者に接触される釦27aと、釦27aを付勢する付勢体(例えば、バネ)27bとを備えている。
温度検出部28は、光源24と把手部23との間に配置されている。そして、温度検出部28は、導光部26の反射体26aに固定されている。本実施形態においては、温度検出部28は、温度センサである。
冷却部29は、治療具2の筐体21の内部の空気を筐体21の外部へ排出し、筐体21の外部の空気を筐体21の内部に給入することで、光源24及び昇圧部20を冷却している。本実施形態においては、冷却部29は、ファンである。
昇圧部20は、把手部23の他方側(図3及び図4の下方側)に配置されている。したがって、図3及び図4に示すように、操作者が親指を上方に向けて把手部23を握る際に、昇圧部20は、把手部23の真下に配置される。これにより、操作者の手にかかる負荷のうち、昇圧部20の重量に起因して生じる治療具2の回転トルクは、小さくなる。
本実施形態においては、昇圧部20は、変圧器であって、治療具2を構成する部材のうち最も重い部材である。例えば、昇圧部20の重量は、治療具2の総重量の40%〜60%であって、例えば、400g〜600gである。
なお、紫外線が照射される方向(図4の左右方向)においては、光源24及び冷却部29は、治療具2の一方側(図4の左側)に配置され、把手部23及び昇圧部20は、治療具2の他方側(図4の右側)に配置されている。また、紫外線が照射される方向と直交方向(図4の上下方向)においては、光源24及び把手部23は、治療具2の一方側(図4の上方側)に配置され、冷却部29及び昇圧部20は、治療具2の他方側(図4の下方側)に配置されている。
図5に示すように、本体4は、光源24に電力を供給する電源部46と、光源24の点灯を制御する制御部47とを備えている。本実施形態においては、本体4は、外部接続線(図示及び採番していない)に接続されることで、外部から電源部46に電力が供給される構成である。しかしながら、本体4は、斯かる構成に限られず、電源部46が発電する構成でもよい。
電源部46は、冷却部29に電力を供給する冷却電源部46aと、光源24に電力を供給する光源電源部46bと、光源電源部46bの電力の周波数を高周波の電力に変換して、治療具2の昇圧部20に供給する変調部46cを備えている。例えば、変調部46cは、インバータである。
本実施形態においては、冷却電源部46aは、商用電源から電力が供給されているため、商用電圧(100V〜240Vの交流電圧)及び商用周波数(50Hz又は60Hzの周波数)の電力が供給されている。そして、冷却部29は、冷却電源部46aから接続線6を経由して、商用電圧及び商用周波数の電力が供給される。
また、本実施形態においては、光源電源部46bは、商用電源から電力が供給されているため、商用電圧及び商用周波数の電力が供給されている。そして、変調部46cは、商用周波数を高周波(例えば、60kHz〜100kHz)に変換して、接続線6を経由して、昇圧部20に電力を供給する。また、昇圧部20は、商用電圧を高電圧(例えば、4.0kV〜5.0kV)に昇圧して、高周波で且つ高電圧の電力を光源24に供給する。
ところで、本体4の変調部46cが高周波に変換しているため、接続線6に印加される電圧が高い場合には、ノイズ(電磁雑音電波)を発生させてしまう。しかしながら、治療具2の昇圧部20が光源24に必要な高電圧まで昇圧するため、接続線6に印加される電圧を低くすることができる。したがって、ノイズの発生を抑制することができる。さらに、接続線6に印加される電圧を低くすることができるため、例えば、接続線6が断線した際等の危険度を低下させることができる。
制御部47は、指示部27、温度検出部28、及び入力部44等からの各情報を取得する取得部47aと、各情報を記憶している記憶部47bと、各情報を演算する演算部47cとを備えている。また、制御部47は、冷却部29の制御を行う冷却制御部47dと、光源24の制御を行う光源制御部47eとを備えている。
取得部47aは、指示部27から、操作者が光源24の点灯を指示する点灯指示の情報を取得する。また、取得部47aは、温度検出部28から、連続的又は断続的に、温度検出部28で検出した温度の情報を取得する。そして、取得部47aは、入力部44から、入力部44に入力された情報を取得する。
入力部44に入力される情報は、例えば、光源24の現在の放射量(実測値、推測値)、選択するモード(照射モード(治療モード)、MED測定モード)、照射モードの設定値(照射量、照射時間、等)、MED測定モードの設定値(開始照射量、増加量、照射回数、各回の照射量、等)である。
演算部47cは、取得部47aが取得した情報と記憶部47bが記憶している情報とに基づいて、光源24の点灯の情報を演算する。例えば、演算部47cは、光源24の現在の放射量と患部に照射すべき設定された照射量とに基づいて、光源24の点灯時間(照射時間)を演算する。
冷却制御部47dは、冷却電源部46aを制御することで、冷却部29の稼働と停止とを切り替える。なお、冷却部29は、光源24が点灯している際に、稼働する。そして、冷却部29は、光源24が消灯した後、温度検出部28で検出する温度が設定温度以下になるまで、稼働し続ける。
光源制御部47eは、光源電源部46bを制御することで、光源24の点灯と消灯とを切り替える。そして、光源制御部47eは、取得部47aが指示部27から点灯指示の情報を取得した際に、光源24を点灯させる。その後、光源制御部47eは、演算部47cが演算した情報(例えば、光源24の点灯時間)に基づいて、光源24を消灯させる。なお、光源制御部47eは、温度検出部28で検出する温度が上限温度以上である場合に、光源24を消灯する、又は、消灯を維持する。
接続線6は、電源部46(冷却電源部46a)と冷却部29とを電気的に接続する冷却電源線61と、電源部46(変調部46c)と昇圧部20とを電気的に接続する光源電源線62とを備えている。また、接続線6は、制御部47(取得部47a)と指示部27とを電気的に接続する指示信号線63と、制御部47(取得部47a)と温度検出部28とを電気的に接続する温度信号線64とを備えている。
本実施形態に係る紫外線治療器1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る紫外線治療器1の動作のフローについて、図6〜図14を参酌して説明する。なお、タッチパネル40(入力部44及び出力部45)は、後述する各入力部44a〜44d及び各出力部45a〜45iを備えている(図8及び図10のみ符号が付されている)。
<MED測定モード>
白斑やアトピー皮膚炎等の疾病を、紫外線を照射して治療する際に、患者ごとに皮膚の最少紅斑量(MED)を算出することが求められている。最少紅斑量は、患者により個体差があるため治療に先立って検査する必要がある。患者の皮膚に、紫外線の照射強度が異なる複数の照射領域を形成し、皮膚の状態を、医師が目視で診察することにより判定される。そこで、まずは、MED測定モードについて説明する。
MED測定モードにおいては、図7に示すように、タッチパネル40に、設定画面が表示されている。そして、照射条件が、入力部44に入力される(S1)。具体的には、1回目の照射量(図7では、100mJ/cm)が、開始照射量入力部44aに入力され、各回ごとに増加する照射量(図7では、50mJ/cm)が、増加量入力部44bに入力され、そして、照射回数(図7では、4回)が、照射回数入力部44cに入力される。
なお、入力部44に入力された情報は、出力部45に出力されている。具体的には、1回目の照射量は、開始照射量出力部45aに出力され、各回ごとに増加する照射量は、増加量出力部45bに出力され、そして、照射回数は、照射回数出力部45cに出力されている。
その後、各回の照射量を演算する指示が、演算指示入力部44dに入力されることで、制御部47は、各回の照射量を演算する(S2)。そして、最大照射量が上限照射量(例えば、3000mJ/cm)以下である場合(S3の「Y」)、図9に示すように、タッチパネル40の画面が、照射画面に切り替えられ、演算された各回の照射量が、複数の照射量出力部45dにそれぞれ出力される。
例えば、図7に示すように、1回目の照射量が、100mJ/cmであり、各回ごとに増加する照射量が、50mJ/cmであり、照射回数が、4回である場合、図9に示すように、1回目の照射量は、100mJ/cmであり、回数が増えるたびに、50mJ/cmずつ加算される。具体的には、2回目の照射量は、150mJ/cmであり、3回目の照射量は、200mJ/cmであり、4回目の照射量は、250mJ/cmである。
そして、制御部47が1回目の照射の照射時間を演算し(S4)、演算された照射時間が、照射時間出力部45eに出力される。このとき、光源24が消灯している状態(照射スタンバイ状態)であることが、照射状況出力部45fに出力されている。
その後、光源24の点灯の指示が指示部27に入力されると(S5の「Y」)、光源24が点灯される(S6)。このとき、照射時間のうち、残り時間が、照射時間出力部45eに出力され、光源24が点灯している状態であることが、照射状況出力部45fに出力され、そして、照射済みである照射量が、照射済み量出力部45gに出力されている。その後、光源24が照射時間だけ点灯した後に(S7の「Y」)、光源24が消灯される(S8)。
そして、照射済み回数が、1回加算され(S9)、図12に示すように、照射済み回数が、照射済み回数出力部45hに出力される。照射済み回数が、設定回数でない場合(S10の「N」)、制御部47が次の回の照射の照射時間を演算し(S4)、演算された照射時間が、照射時間出力部45eに出力される。その後、各ステップ(S4〜S9)が繰り返され、照射済み回数が、設定回数となった場合(S10の「Y」)、MED測定モードが終了する。
ところで、照射条件が、各入力部44a〜44cに入力され(S1)、制御部47が、各回の照射量を演算し(S2)、最大照射量が上限照射量を超える場合(S3の「N」)、図13に示すように、設定異常であることが、異常出力部45iに出力される(S11)。このようにして、上限照射量を超える照射量が設定されることを防止している。なお、この場合、照射条件が、再度、各入力部44a〜44cに入力されることになる(S1)。
<照射(治療)モード>
次に、照射モードについて、簡単に説明する。照射モードにおいては、図14に示すように、照射量が、入力部44に入力されることで(S21)、制御部47が、照射時間を演算する(S22)。その後、光源24の点灯の指示が指示部27に入力されると(S23の「Y」)、光源24が点灯される(S24)。そして、光源24が照射時間だけ点灯した後(S25の「Y」)、光源24が消灯され(S26)、照射モードが終了する。
このように、操作者は、本体4で照射条件等を設定し、本体4から離れた後、治療具2の放射窓25を患部に接近させ、指示部27で点灯指示を入力すれば、紫外線を患部に照射することができる。したがって、操作者は、本体4で照射条件等を設定した後は、本体4から離れた位置で操作を続けることができる。また、操作者は、予め、開始照射量、増加量、照射回数を本体4で設定した後、MED測定を行うことにより、MED測定の照射量の設定ミスをすることなく、MED測定を確実、容易に実施することができる。
以上より、本実施形態に係る紫外線治療器1は、紫外線を放射する光源24を有する治療具2と、前記光源24に電力を供給する電源部46を有する本体4と、前記治療具2と前記本体4とを電気的に接続する接続線6と、を備え、前記治療具2は、操作者が手で握るための把手部23と、前記電源部46からの電圧を昇圧させて前記光源24に印加する昇圧部20と、を備える。
斯かる構成によれば、紫外線を放射する光源24を有する治療具2は、接続線6により、光源24に電力を供給する電源部46を有する本体4と、電気的に接続されている。そして、治療具2は、操作者が手で握るための把手部23を備えている。これにより、操作者は、手で把手部23を握って、治療具2を所望の位置で保持することで、紫外線を患部に容易に照射することができる。
また、治療具2は、電源部46からの電圧を昇圧させて光源24に印加する昇圧部20を備えている。これにより、接続線6に印加される電圧を低くすることができるため、例えば、接続線6が断線した際等の危険度を低下させることができる。
また、本実施形態に係る紫外線治療器1においては、前記治療具2は、前記光源24の点灯の指示を入力するための指示部27を、さらに備え、前記指示部27は、前記把手部23の一方側に配置され、前記昇圧部20は、前記把手部23の他方側に配置される、という構成である。
斯かる構成によれば、治療具2は、光源24の点灯を指示するための指示部27を備えている。これにより、例えば、操作者は、治療具2を握って所望の位置で保持した状態で、治療具2の指示部27から、光源24の点灯の指示を入力することができる。これにより、紫外線を患部に適切に照射することができる。
ところで、昇圧部20は、一般的に、重量物であり、また、操作者は、一般的に、指示部27が上方側に位置するように、把手部23を握る傾向にある。そこで、指示部27は、把手部23の一方側に配置されているのに対して、昇圧部20は、把手部23の他方側に配置されている。
これにより、操作者が把手部23を握る際に、昇圧部20が把手部23の下方側に位置する傾向になる。したがって、操作者の手にかかる負荷のうち、昇圧部20の重量に起因して生じる治療具2の回転トルクが、低減するため、操作者は、治療具2を所望の位置で保持し易い。
また、本実施形態に係る紫外線治療器1においては、前記本体4は、情報が入力される入力部44と、前記光源24の点灯を制御する制御部47と、をさらに備え、前記制御部47は、前記指示部27からの入力に基づいて、前記光源24を点灯し、前記入力部44に入力された情報に基づいて、前記光源24を消灯する、という構成である。
斯かる構成によれば、本体4は、入力部44及び制御部47を備えており、制御部47は、指示部27からの入力に基づいて、光源24を点灯し、入力部44に入力された情報に基づいて、光源24を消灯する。これにより、例えば、本体4の入力部44に、光源24の点灯条件等を事前に入力した後に、治療具2の指示部27を操作するだけで、患部に適切な量の紫外線を照射することができる。したがって、例えば、操作者は、本体4から離れたまま、光源24の点灯操作を繰り返すことができる。
また、本実施形態に係る紫外線治療器1においては、前記治療具2は、温度を検出する温度検出部28を備え、前記温度検出部28は、前記光源24と前記把手部23との間に配置される、という構成である。
斯かる構成によれば、温度検出部28は、光源24と把手部23との間に配置され、温度を検出している。これにより、例えば、把手部23が高温になることを抑制することができるため、把手部23を握る操作者の安全を確保することができる。
なお、紫外線治療器は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、紫外線治療器は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
上記実施形態に係る紫外線治療器1においては、治療具2は、光源24の点灯の指示を入力するための指示部27を備えている、という構成である。しかしながら、紫外線治療器は、斯かる構成に限られない。例えば、本体4は、光源24の点灯の指示を入力するための指示部を備えている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る紫外線治療器1においては、指示部27は、把手部23の一方側に配置され、昇圧部20は、把手部23の他方側に配置されている、という構成である。しかしながら、紫外線治療器は、斯かる構成に限られない。例えば、指示部27は、把手部23の一方側に配置され、昇圧部20も、把手部23の一方側に配置されている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る紫外線治療器1においては、本体4は、情報が入力される入力部44を備えている、という構成である。しかしながら、紫外線治療器は、斯かる構成に限られない。例えば、治療具2は、情報が入力される入力部を備えている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る紫外線治療器1においては、本体4は、光源24の点灯を制御する制御部47を備えている、という構成である。しかしながら、紫外線治療器は、斯かる構成に限られない。例えば、治療具2は、光源24の点灯を制御する制御部を備えている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る紫外線治療器1においては、温度検出部28は、光源24と把手部23との間に配置されている、という構成である。しかしながら、紫外線治療器は、斯かる構成に限られない。例えば、温度検出部28は、光源24の近傍に配置されている、という構成でもよく、把手部23の近傍に配置されている、という構成でもよい。また、温度検出部28は、備えられていない、という構成でもよい。
1…紫外線治療器、2…治療具、4…本体、6…接続線、20…昇圧部、21…筐体、22…接続線保持部、23…把手部、24…光源、25…放射窓、26…導光部、26a…反射体、26b…導光路、26c…視認窓、27…指示部、27a…釦、27b…付勢体、28…温度検出部、29…冷却部、40…タッチパネル、41…筐体、42…接続線保持部、43…治療具保持部、44…入力部、44a…開始照射量入力部、44b…増加量入力部、44c…照射回数入力部、44d…演算指示入力部、45…出力部、45a…開始照射量出力部、45b…増加量出力部、45c…照射回数出力部、45d…照射量出力部、45e…照射時間出力部、45f…照射状況出力部、45g…照射済み量出力部、45h…照射済み回数出力部、45i…異常出力部、46…電源部、46a…冷却電源部、46b…光源電源部、46c…変調部、47…制御部、47a…取得部、47b…記憶部、47c…演算部、47d…冷却制御部、47e…光源制御部、61…冷却電源線、62…光源電源線、63…指示信号線、64…温度信号線

Claims (4)

  1. 紫外線を放射する光源を有する治療具と、
    前記光源に電力を供給する電源部を有する本体と、
    前記治療具と前記本体とを電気的に接続する接続線と、を備え、
    前記治療具は、操作者が手で握るための把手部と、前記電源部からの電圧を昇圧させて前記光源に印加する昇圧部と、を備える、紫外線治療器。
  2. 前記治療具は、前記光源の点灯の指示を入力するための指示部を、さらに備え、
    前記指示部は、前記把手部の一方側に配置され、
    前記昇圧部は、前記把手部の他方側に配置される、請求項1に記載の紫外線治療器。
  3. 前記本体は、情報が入力される入力部と、前記光源の点灯を制御する制御部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記指示部からの入力に基づいて、前記光源を点灯し、前記入力部に入力された情報に基づいて、前記光源を消灯する、請求項2に記載の紫外線治療器。
  4. 前記治療具は、温度を検出する温度検出部を備え、
    前記温度検出部は、前記光源と前記把手部との間に配置される、請求項1〜3の何れか1項に記載の紫外線治療器。
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