JP2017130790A - 光伝送装置および光伝送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第1の変調方式よりも変調多値数が少なくてノイズに強い第2の変調方式を用い、第1の変調方式と同じボーレートで変調しても第1の変調方式と同じ伝送レートでOTUフレームを伝送できる。【解決手段】 送信部は、OTUフレームをn分割(nは2または4)し、各分割OTUフレームのオーバーヘッドの所定の位置にフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定し、第2の変調方式で変調した各分割OTUフレームの光信号を、n波長を用いて並列伝送する。受信部は、n波長を用いて並列伝送された各分割OTUフレームの光信号を第2の変調方式で復調し、フレーム同期情報を用いて各分割OTUフレームのフレーム同期をとる。波長間スキュー調整情報を用いて、同期をとった各分割OTUフレームに対する波長間スキューを調整し、各分割OTUフレームを結合してOTUフレームを復元する。【選択図】 図1

Description

本発明は、光伝送装置および光伝送方法に関し、特に、光伝送ユニットフレームに変換したデータをディジタル変調した光信号に乗せて送受信する光伝送装置および光伝送方法に関する。
高速光伝送方式として、ITU−T(International Telecommunications Union Telecommunication Standardization Sector)は、勧告G.709で光伝送ネットワーク(OTN:Optical Transport Network)の技術を規定している。OTNによる光伝送は、クライアント信号をOTU(Optical channel Transport Unit)フレームに収容した複数の光信号を波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)して大容量の伝送を可能にしている。なお、クライアント信号とは、伝送システムと外部ネットワークとの間において入出力される信号を意味する。
また、WDM光伝送装置では、多値変調方式のQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)と偏波多重分離技術を併用した偏波多重QPSKを採用して、1チャネルあたり40Gbit/sや100Gbit/sの伝送が一般的となっている。偏波多重QPSKはPDM-QPSKとも称し、4位相偏移変調(QPSK)で光信号の光波を4つの異なる位相で変調する方式に、光ファイバーのX偏波とY偏波に異なる信号を乗せて多重分離する偏波分割多重方式を併用したものである。なお、PDMは「Polarization Division Multiplexing」の略称である。
ITU−TのG.709勧告に規定されているOTNに関する技術が特許文献1乃至3に開示されている。
特許文献1は、WDM光伝送装置において、OTUフレームの伝送速度を増加させるにあたり、ペイロードのデータ量に比べて十分に少ないオーバーヘッドおよびFECの各データを分けて伝送することで、帯域の利用効率を向上させる技術を開示する。なお、OTUフレームはOTNで伝送される光信号フレームで、OTUは「Optical channel Transport Unit」の略称である。OTUフレームは、制御情報であるオーバーヘッド、クライアント信号を含むペイロード、およびエラー訂正符号のFEC(Forward Error Correction)の各領域で構成される。
特許文献1が開示する技術では、ペイロードの受信処理に必要がない情報をペイロードから切り離し、ペイロードとは異なる論理レーンを介して送信する。そして、ペイロードを伝送する帯域を多く確保して、帯域の利用効率を向上させている。
特許文献2は、多値変調方式を採用した光伝送システムにおいて、伝送路の状態など動作環境に依存して受信データに発生する1シンボル時間内でのビットの論理反転および入れ替わりを早期に発見して確実に補償する技術を開示する。
特許文献2が開示する技術では、送信側は、フレームのデータ列の先頭がフレーム分割後にいずれの論理レーンに配置されるかを識別可能にするレーンIDを、フレームのオーバーヘッド部分に挿入する。受信側では、論理レーンに対応する各物理レーンのデータ列に含まれるレーンIDを識別し、その識別結果に基づいて物理レーン毎にビットの反転およびレーンの入れ替わりを検出して補償する。
特許文献3は、複数種類の低速信号を高速信号の同一フレームに混載収容して伝送する光信号伝送技術を開示する。
特許文献3が開示する技術では、伝送速度がより低速な第1クライアント信号をITU−T勧告のGFP(Generic Framing Procedure)フレームにマッピングし、さらに64B/66B符号化を施す。そして、第2クライアント信号とこの64B/66B符号化を施された第1クライアント信号とをITU−T勧告のOTN準拠のフレームに多重化して1波長の光信号として同一のフレームに混載収容して伝送する。
国際公開第2014/147743号 特開2011-004207号公報 特開2008-092130号公報
WDM光伝送装置の大容量化に向けては、現在のPDM−QPSKから変調の更なる多値化、例えばQAM(Quadrature Amplitude Modulation:直角位相振幅変調)等、の採用が求められるだろう。しかし、変調の多値化により伝送効率は良くなるものの、外部環境や伝送媒体に起因するエラー耐力が低下する。
一方、海底ケーブルを使用したWDM光伝送装置では、より安定して長距離伝送させることが必須の条件となる。伝送媒体である光ファイバーは長距離伝送になる程、より顕著な分散性や非線形性を示す為、WDM光伝送装置で更なる長距離伝送を実現するには、これに適した耐力を有する適切な変調方式の選択が必要となる。そのため、10,000kmを超えるロング・ホール(Long Haul)と呼ばれる長距離伝送領域では、QPSKに比較して伝送媒体の分散性や非線形性に対する耐力のあるBPSK(Binary Phase Shift Keying)を用いたPDM−BPSK変調方式が採用される。
BPSK変調方式は2位相偏移変調であって、光信号の光波を2つの異なる位相で変調する。BPSK変調方式では、OTUフレームに変換したデータをQPSK変調方式と同じボーレートで変調した場合はQPSK変調方式に対して伝送レートが半減して伝送効率が悪い。そこで、ノイズに強いBPSK変調方式を採用した場合であってもQPSK変調方式と同じ伝送効率でOTUフレームを伝送する技術が求められる。
特許文献1乃至3は、ITU−TのG.709勧告に規定されているOTNに関する技術を開示するが、ノイズに強いBPSK変調方式を採用し、かつ、QPSK変調方式と同じ伝送レートでOTUフレームを伝送する技術を開示するものではない。
本発明は、変調多値数が第1の変調方式の1/n(nは2または4)である第2の変調方式を用い、同じボーレートで変調しても第1の変調方式と同じ伝送レートでデータを送受信できる光伝送装置および光伝送方法を提供する。
上記の目的を実現するために、本発明の一形態である光伝送装置は、変調多値数が第1の変調方式の1/n(nは2または4)である第2の変調方式を用い、前記第1の変調方式と同じボーレートで変調した光信号をn波長で並列伝送する送信手段と、送信する光伝送ユニットフレームをn分割し、該n分割したそれぞれの分割光伝送ユニットフレームのオーバーヘッド部の所定の位置にフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定し、それぞれの前記分割光伝送ユニットフレームを前記n波長の各波長に対応させて前記送信手段に出力するフレーム分割処理手段を含む送信部と、前記n波長で並列伝送されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームの光信号を受信して前記第2の変調方式で復調する受信手段と、前記フレーム同期情報を用いて、前記n波長で並列伝送されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームのフレーム同期をとるフレーム同期手段と、前記波長間スキュー調整情報を用いて、前記同期をとったそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームに対する波長間スキューを調整する波長間スキュー調整手段と、波長間スキューが調整されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームを結合して前記光伝送ユニットフレームを復元するフレーム結合処理手段を含む受信部を含むことを特徴とする。
また、本発明の他の形態である光伝送方法は、変調多値数が第1の変調方式の1/n(nは2または4)である第2の変調方式を用い、送信側は、送信する光伝送ユニットフレームをn分割し、該n分割したそれぞれの分割光伝送ユニットフレームのオーバーヘッド部の所定の位置にフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定し、それぞれの前記分割光伝送ユニットフレームに対応する光信号を、前記第2の変調方式を用いて前記第1の変調方式と同じボーレートで変調し、変調したそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームの光信号を、n波長の各波長に対応させて並列伝送し、受信側は、前記n波長で並列伝送されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームの光信号を受信して前記第2の変調方式で復調し、前記フレーム同期情報を用いて、復調されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームのフレーム同期をとり、前記波長間スキュー調整情報を用いて、前記同期をとったそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームに対する波長間スキューを調整し、波長間スキューが調整されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームを結合して前記光伝送ユニットフレームを復元することを特徴とする。
本発明は、変調多値数が第1の変調方式の1/n(nは2または4)であるノイズ耐力がより強い第2の変調方式を用い、同じボーレートで変調しても第1の変調方式と同じ伝送レートでデータを送受信することができる。
本発明の第1の実施形態の光伝送装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の光伝送方法の動作を示すフロー図である。 本発明の第2の実施形態のWDM光伝送装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態のWDM光伝送装置を送信部と受信部に分けた構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態のWDM光伝送装置のOTUフレーム変換部の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態のWDM光伝送装置の動作を示すフロー図である。 OTUフレームの構成を示す図である。 OTUフレーム変換部が実施するOTUフレームの分割例を説明する図である。 OTUフレーム変換部が実施する波長間スキューの調整方法を説明する図である。 OTUフレーム変換部が実施するOTUフレームの結合例を説明する図である。 OTUフレーム変換部の変形例の構成を示すブロック図である。 OTUフレームのその他の分割例を説明する図である。 本発明の第3の実施形態のWDM光伝送装置の構成を示すブロック図である。
本発明を実施するための形態について以下に図面を参照して詳細に説明する。
なお、実施の形態は例示であり、開示の装置及び方法は、以下の実施の形態の構成には限定されない。
(第1の実施形態)
本実施形態では、第1の変調方式よりも変調多値数が少なくノイズ耐力がより強い第2の変調方式を用い、同じボーレートで変調しても第1の変調方式と同じ伝送レートでデータを送受信できる構成を開示する。第2の変調方式の変調多値数は、第1の変調方式の変調多値数の1/n(nは2または4)であるとする。
第1の変調方式を用いた場合と同等の伝送レートを得るために、本実施形態では、1つの光伝送ユニットフレームをn分割して、データ量が1/nの分割光伝送ユニットフレームをn個生成する。そして、n個の分割光伝送ユニットフレームのそれぞれを第2の変調方式で変調した光信号を、n個の波長を用いて並列伝送する。
並列伝送するn個の分割光伝送ユニットフレームの送受信に際して、受信側にてデータを認識させるためにはフレーム構成を取る必要がある。また、伝送路遅延により波長間のデータには必ず遅延差が発生する。そのため、並列伝送されたn個の分割光伝送ユニットフレームには波長間スキューが生じて、分割光伝送ユニットフレームを結合して復元する際にはスキュー調整が必要になる。
これらの問題を解決するために、それぞれの分割光伝送ユニットフレームのオーバーヘッド部の所定の位置にフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定する。
図1を参照して第1の実施形態の光伝送装置の構成を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の光伝送装置の構成を示すブロック図である。
第1の実施形態の光伝送装置10は、変調多値数が第1の変調方式の1/n(nは2または4)である第2の変調方式を用い、第1の変調方式と同じボーレートで変調して、第1の変調方式と同じ伝送レートでデータを送受信する光伝送装置である。
図1において、実線で送信側信号を示し、点線で受信側信号を示している。送信側信号とは、図の左側から右側に流れる信号で、受信側信号とは図の右側から左側に流れる信号である。
光伝送装置10は、光信号を第2の変調方式で変調して伝送路に出力する送信部11と、伝送路から入力した光信号を第2の変調方式で復調する受信部12を備える。
送信部11は、フレーム分割処理手段110と送信手段111を含む構成となっている。
送信手段111は、変調多値数が第1の変調方式の1/n(nは2または4)である第2の変調方式を用い、第1の変調方式と同じボーレートで変調した光信号をn波長で並列伝送するように構成されている。
フレーム分割処理手段110は、送信する光伝送ユニットフレームをn分割し、該n分割したそれぞれの分割光伝送ユニットフレームのオーバーヘッド部の所定の位置にフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定する。そして、それぞれの分割光伝送ユニットフレームをn波長の各波長に対応させて送信手段111に出力する。
受信部12は、受信手段120、フレーム同期手段121、波長間スキュー調整手段122およびフレーム結合処理手段123を含む構成となっている。
受信手段120は、n波長で並列伝送されたそれぞれの分割光伝送ユニットフレームの光信号を受信して第2の変調方式で復調する。
フレーム同期手段121は、オーバーヘッド部の所定の位置に設定されたフレーム同期情報を用いて、n波長で並列伝送されたそれぞれの分割光伝送ユニットフレームのフレーム同期をとる。
波長間スキュー調整手段122は、オーバーヘッド部の所定の位置に設定された波長間スキュー調整情報を用いて、同期をとったそれぞれの分割光伝送ユニットフレームに対する波長間スキューを調整する。
フレーム結合処理手段123は、波長間スキューが調整されたそれぞれの分割光伝送ユニットフレームを結合して光伝送ユニットフレームを復元する。
続いて、図2を参照して第1の実施形態の光伝送方法を説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態の光伝送方法の動作を示すフロー図である。
図2において、送信側の動作をステップS101乃至S104に示し、受信側の動作をステップS201乃至S205に示す。
送信側の動作は次のようになる。
変調多値数が第1の変調方式の1/n(nは2または4)である第2の変調方式を用い、送信する光伝送ユニットフレームをn分割する(S101)。
該n分割したそれぞれの分割光伝送ユニットフレームのオーバーヘッド部の所定の位置にフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定する(S102)。
それぞれの分割光伝送ユニットフレームに対応する光信号を、第2の変調方式を用いて第1の変調方式と同じボーレートで変調する(S103)。
そして、変調したそれぞれの分割光伝送ユニットフレームの光信号を、n波長の各波長に対応させて並列伝送する(S104)。
一方、受信側では、n波長で並列伝送されたそれぞれの分割光伝送ユニットフレームの光信号を受信する(S201)。
受信したそれぞれの分割光伝送ユニットフレームを第2の変調方式で復調する(S202)。
オーバーヘッド部の所定の位置に設定されたフレーム同期情報を用いて、復調されたそれぞれの分割光伝送ユニットフレームのフレーム同期をとる(S203)。
オーバーヘッド部の所定の位置に設定された波長間スキュー調整情報を用いて、同期をとったそれぞれの分割光伝送ユニットフレームに対する波長間スキューを調整する(S204)。
波長間スキューが調整されたそれぞれの分割光伝送ユニットフレームを結合して光伝送ユニットフレームを復元する(S205)。
以上のように、本実施形態では、1つの光伝送ユニットフレームをn(nは2または4)分割して、データ量が1/nの分割光伝送ユニットフレームをn個生成する。
そして、n個の分割光伝送ユニットフレームのそれぞれを第2の変調方式で変調した光信号を、n個の波長を用いて並列伝送する。これにより、1シンボルで送信するビット数が第1の変調方式の1/nとなる第2の変調方式で変調しても、送信時にはn個の波長を用いて並列伝送するので、第1の変調方式と同じ伝送レートでデータを送受信することができる。
また、送信時にそれぞれの分割光伝送ユニットフレームのオーバーヘッド部の所定の位置にフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定することで、受信時のフレーム同期や波長間スキューの調整を行うことができる。そして、波長間スキュー調整された各分割光伝送ユニットフレームを結合することで光伝送ユニットフレームの復元ができる。
このように、本実施形態は、変調多値数が第1の変調方式の1/n(nは2または4)であるノイズ耐力がより強い第2の変調方式を用い、同じボーレートで変調しても第1の変調方式と同じ伝送レートでデータを送受信することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、ITU−TのG.709勧告に規定されているOTUフレームを伝送するWDM光伝送装置である。このWDM光伝送装置は、長距離伝送領域で使用されるPDM−BPSK変調方式を用いて、PDM−QPSK変調方式と同じボーレートで変調してもPDM−QPSK変調方式と同じ伝送レートでデータの送受信ができる。
なお、本実施形態のWDM光送受信機は偏波分割多重(PDM)方式が採用されているものとするが、以降の説明においては偏波分割多重に関する言及は省略するものとする。
図3乃至12を参照して第2の実施形態を説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態のWDM光伝送装置の構成を示すブロック図である。
WDM光伝送装置20は、主信号処理を実行する構成として、クライアント側光送受信機210、OTU信号多重分離部220、OTUフレーム変換部230およびWDM側光送受信機240を含む構成になっている。
本実施形態では、第1の変調方式をQPSK変調で第2の変調方式をBPSK変調としているのでn=2となり、異なる2波長(波長a、波長b)を用いるために各波長に対応する2ユニットのWDM側光送受信機240が設けられている。
図示していないが、図3の左側は、例えば基幹通信網が接続され、クライアント側光信号が送受信される。図3の右側は10,000kmを超える、例えば海底長距離伝送のような、長距離伝送領域となっており、WDM側光信号が送受信される。また、図3において、実線で送信側信号を示し、点線で受信側信号を示している。この場合、送信側信号とは、図の左側(クライアント側)から右側(WDM側)に流れる信号で、受信側信号とは図の右側(WDM側)から左側(クライアント側)に流れる信号である。
クライアント側光送受信機210は、クライアント側光信号に対する光信号/電気信号変換を実施する。つまり、クライアント側光送受信機210から左側は光信号の領域で、右側は電気信号(ディジタル主信号)の領域である。
OTU信号多重分離部220は、クライアント側から受信したクライアント信号のOTUフレームへの多重(OTUフレーム形成)、WDM側から受信したOTUフレームのクライアント信号への分離(OTUフレーム分離)を司る。OTUフレーム形成に際しては、オーバーヘッドやFEC(Forward Error Correction)コードの付加、およびこれらを付加したことによる信号のレート変更を行なう。また、OTUフレーム分離に際しては、WDM側からの受信信号の誤り訂正を実施し、分離後の信号のレート変更を行なう。
OTUフレーム変換部230は、OTU信号多重分離部220が形成したOTUフレームを入力し、該OTUフレームを2分割(n=2)して分割OTUフレームを形成する。そして、2つの分割OTUフレームのそれぞれを各波長(波長a/波長b)に対応するWDM側光送受信機240に出力する。また、OTUフレーム変換部230は、2つのWDM側光送受信機240がそれぞれ出力する、WDM側から受信した分割OTUフレームを入力し、2つの分割OTUフレームを結合してOTUフレームを復元してOTU信号多重分離部220に出力する。
WDM側光送受信機240は、WDM側光信号に対する光信号/電気信号変換を実施する。つまり、WDM側光送受信機240から右側は光信号の領域で、左側は電気信号(ディジタル主信号)の領域である。それぞれのWDM側光送受信機240は、OTUフレーム変換部230が出力する2つの分割OTUフレームに対し、それぞれ波長a、波長bを用いてBPSK変調を行ってWDM側光信号を出力する。また、それぞれのWDM側光送受信機240は、それぞれの波長に対応するWDM側光信号を受信して、BPSK復調を行ってディジタル主信号を出力する。さらに、WDM側光送受信機240は、QPSK変調方式と同じボーレートで変調/復調を行う。
上記の構成において、クライアント側光送受信機210、OTU信号多重分離部220、WDM側光送受信機240の各機能は当業者には周知であるため、その詳細な説明は省略する。
また、図3に示したWDM光伝送装置の構成では、送信と受信を送受信として表現しているが、WDM光伝送装置は送信部と受信部のそれぞれで構成されている。図4は、図3で示したWDM光伝送装置20を送信部21と受信部22とに分けた構成を示すブロック図である。
つまり、図3のクライアント側光送受信機210は図4の送信部21のクライアント側光受信機211と受信部22のクライアント側光送信機212である。同様に、図3のOTU信号多重分離部220は、図4の送信部21のOTU信号多重部221と受信部22のOTU信号分離部222である。図3のOTUフレーム変換部230は図4の送信部21の送信側OTUフレーム変換部231と受信部22の受信側OTUフレーム変換部232に相当する。そして、図3のWDM側光送受信機240は図4の送信部21のWDM側光送信機241と受信部22のWDM側光受信機242を意味する。
なお、以降の説明は、図3に示した構成に基づくものとする。
図5を参照して、OTUフレーム変換部230の詳細を説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態のWDM光伝送装置20のOTUフレーム変換部230の構成を示すブロック図である。
OTUフレーム変換部230は、WDM光信号を送信する方向の構成として、OTUフレーム同期回路2310、デスクランブル回路2311、OTUフレーム分割処理回路2312および分割OTUフレームスクランブル回路2313を含む。
OTUフレーム同期回路2310は、OTU信号多重分離部220が出力するOTUフレームの同期をとり、処理すべきOTUフレームとしての信号を特定する。
デスクランブル回路2311は、零/1連続抑制のために送信データに施されたスクランブル処理を解除する。スクランブル処理は予め定められた生成多項式を用いて行っているので、それを元に戻す処理を行う。
OTUフレーム分割処理回路2312は、BPSK変調方式により変調して2波長でデータを送信するためにOTUフレームを2分割し、2つの分割OTUフレームを出力する。
分割OTUフレームスクランブル回路2313は、OTUフレーム分割処理回路2312が出力した各分割OTUフレームに対してスクランブル処理を行う。つまり、分割OTUフレームスクランブル回路2313は2ユニットが設けられ、各ユニットは各波長(波長a/波長b)に対応する。波長aに対応する分割OTUフレームスクランブル回路2313は、スクランブル処理した分割OTUフレームを波長aに対応するWDM側光送受信機240に出力する。そして、波長bに対応する分割OTUフレームスクランブル回路2313は、スクランブル処理した分割OTUフレームを波長bに対応するWDM側光送受信機240に出力する。
一方、受信方向の構成として、分割OTUフレーム同期回路2320、分割OTUフレームデスクランブル回路2321、波長間スキュー調整回路2322、OTUフレーム結合処理回路2323およびスクランブル回路2324が含まれる。
なお、分割OTUフレーム同期回路2320および分割OTUフレームデスクランブル回路2321は、受信した各波長(波長a/波長b)に対応するユニットが設けられている。つまり、波長aに対応するWDM側光送受信機240から受信した分割OTUフレームは、波長aに対応する分割OTUフレーム同期回路2320および分割OTUフレームデスクランブル回路2321で処理される。一方、波長bに対応するWDM側光送受信機240から受信した分割OTUフレームは、波長bに対応する分割OTUフレーム同期回路2320および分割OTUフレームデスクランブル回路2321で処理される。
分割OTUフレーム同期回路2320は、対応する波長のWDM側光送受信機240から受信した分割OTUフレームの同期をとり、処理すべき分割OTUフレームとしての信号を特定する。
分割OTUフレームデスクランブル回路2321は、対応する波長の分割OTUフレーム同期回路2320が出力したデータのスクランブル処理を解除する。
波長間スキュー調整回路2322は、各波長に対応する分割OTUフレームデスクランブル回路2321が出力する2つの分割OTUフレームを入力し、伝送遅延に伴う波長間の信号のスキューを吸収する波長間スキュー調整を行う。波長間スキュー調整回路2322は波長間スキュー調整を行って先頭をそろえた2つの分割OTUフレームを出力する。
OTUフレーム結合処理回路2323は、2つの分割OTUフレームを結合して本来のOTUフレームに復元する。
スクランブル回路2324は、OTUフレームの所定の領域のデータに対してスクランブル処理を行って、OTU信号多重分離部220に出力する。
なお、上記の構成は、OTU信号多重分離部220において、送信側ではスクランブル処理を、受信側ではデスクランブル処理を行う構成になっていることを想定している。言い換えれば、QPSK変調方式を採用しているWDM光伝送装置において、OTU信号多重分離部とWDM側光送受信機との間にOTUフレーム変換部230を追加してBPSK変調方式に変更した構成を想定している。つまり、OTU信号多重分離部とWDM側光送受信機が直結されていた構成から、OTUフレーム変換部230を追加挿入した構成に変更した場合を想定している。もちろん、この場合、WDM側光送受信機(QPSK変調方式)は、2波長を用いて送受信するために2ユニットのWDM側光送受信機(BPSK変調方式)に変更される。
従って、OTU信号多重分離部220において当初からスクランブル/デスクランブル処理を行うように構成していない場合には、デスクランブル回路2311とスクランブル回路2324を削除してもよい。
上記のように構成された本実施形態のWDM光伝送装置20の動作を図6乃至10を参照して説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態のWDM光伝送装置20の動作を示すフロー図である。本フロー図は、特にOTUフレーム変換部230の動作に主眼を置いたフロー図である。つまり、送信側の動作は、OTU信号多重分離部220が出力するOTUフレームを入力し、該OTUフレームを分割処理してWDM側光送受信機240でWDM側に送信する動作である。そして、受信側の動作は、WDM側光送受信機240でWDM側から受信した分割OTUフレームの結合処理を行って、復元したOTUフレームをOTU信号多重分離部220に出力する動作である。
図6において、クライアント側からWDM側への送信側の動作をステップS301乃至S305に示し、逆方向のWDM側からクライアント側への受信側の動作をステップS401乃至S406に示す。
まず、送信側の動作を説明する。
クライアント側光送受信機210で光信号/電気信号変換されたクライアント信号は、OTU信号多重分離部220でOTUフレームに形成されてOTUフレーム変換部230に入力する。
OTUフレーム変換部230に入力したOTUフレームは、OTUフレーム同期回路2310で、オーバーヘッドに設定されているフレーム同期パタンに基づいてフレーム同期が確立される。そして、同期が確立したOTUフレームはデスクランブル回路2311においてデスクランブル処理が施される(ステップS301)。なお、このとき実行されるデスクランブル処理の範囲は、前段装置であるOTU信号多重分離部220で行ったスクランブル処理の範囲と同じ範囲の処理を行う。また、前述したように、前段装置であるOTU信号多重分離部220においてスクランブル処理を行わないように構成した場合には、デスクランブル回路2311は削除し、この段階でのデスクランブル処理は行わなくてもよい。
続いて、OTUフレームはOTUフレーム分割処理回路2312に入力する。
OTUフレーム分割処理回路2312では、ステップS302とステップS303の処理を行う。
ステップS302とステップS303の説明の前に、OTUフレームの構成について図7を参照して説明する。
図7にITU−T勧告G.709に規定されているOTUフレームの構成を示す。
OTUフレームは4080バイトの4つのrow(横列)で構成され、制御情報を含むオーバーヘッド、クライアント信号を含むペイロードおよびエラー訂正のFEC(Forward Error Correction)の3つの領域を含む構成になっている。図7では、1〜16バイトがオーバーヘッド領域、17〜3824バイトがペイロード領域、3824〜4080バイトがFEC領域であることを示している。
オーバーヘッド領域は、OTUオーバーヘッド、ODU(Optical channel Date Unit)オーバーヘッドおよびOPU(Optical channel Payload Unit)オーバーヘッドを含み、それぞれ各種の制御情報を含む。
図7には、1〜14バイトのOTUオーバーヘッドおよびODUオーバーヘッドを構成する制御情報を示している。
row1を構成するOTUオーバーヘッドにはフレーム・アライメントを行うFAS(Frame Alignment Signal)オーバーヘッド(row1の1〜7バイト)が含まれている。FASオーバーヘッドは、FASおよびMFAS(Multi-Frame Alignment Signal)を含み、受信時のフレーム同期に用いられる。FASオーバーヘッドは、OTUフレームの先頭を示す固有パターンデータとなっている。
また、row1の8〜14バイトのOTUオーバーヘッドは監視機能を提供し、SM(Section Monitoring)、GCC(General Communication Channel)0、RES(Reserved for future international standardization)を含む。
row2〜row4に構成されるODUオーバーヘッドは、RES、TCMACT(Tandem Connection Monitoring Activation)、TCM1〜6、FTFL(Fault type & Fault Location reporting channel)を含む。ODUオーバーヘッドは、PM(Path Monitoring)、EXP(Experimental)、GCC1、GCC2、APS(Automatic Protection Switching coordination Channel)/PCC(Protection Communication Channel)をさらに含む。
上記の各制御情報の詳細については、ITU−T勧告G.709に規定されている。
OTUフレーム分割処理回路2312では、入力したOTUフレームを2分割して、それぞれの分割OTUフレームが受信側でフレームとして認識されるようにオーバーヘッド部分を加工する。
図8は、OTUフレーム変換部230が実施するOTUフレームの分割例を説明する図である。この処理は、OTUフレーム変換部230のOTUフレーム分割処理回路2312で実行される。
図6に戻って、ステップS302の処理を説明すると次のようになる。
OTUフレーム分割処理回路2312は、入力したOTUフレームをrow1とrow2で構成される分割OTUフレーム、およびrow3とrow4で構成される分割OTUフレームの2つに分割する。ここで、row1とrow2で構成される分割OTUフレームは波長aに対応する信号、row3とrow4で構成される分割OTUフレームは波長bに対応する信号として使用される。
OTUフレーム分割処理回路2312は、2分割したそれぞれの分割OTUフレームのオーバーヘッドの予備(リザーブ)バイトとなっているRESバイトを図8に示すようにして並び替える。
まず、図8(1)は、分割と並び替えを行う前の状態である。
図8(2)は、2分割したそれぞれの分割OTUフレームについて、row2のRESバイトとrow3のEXPバイトを入れ換えた状態を示す。
その後、row3のTCM3バイトおよびTCM2バイトを、row4にあるRESバイトと入れ換える。また、row3の13−14バイトのRESバイトを7−8バイトに移動する。この移動にともない、row3のTCM1バイト、PMバイトをrow3の9バイト目から14バイト目に移動する。この入れ替え、移動の処理により図8(3)の状態になる。
以上の処理により、row3とrow4で構成される分割OTUフレームの先頭位置にRESバイトが設定される。
続いて、図6のステップS303の処理は次のようになる。
図8(3)の状態でrow3の1−8バイトにはRESバイトが設定されたことになる。そして、RESバイトのうちのrow3の1−6バイトにrow1のFASバイトのデータを、row3の7バイト目にrow1のMFASバイトのデータをそれぞれコピーして設定する。この設定処理により図8(4)の状態になる。
以上の処理により、row1とrow2で構成される分割OTUフレーム、およびrow3とrow4で構成される分割OTUフレームのそれぞれの所定の位置にFASバイトとMFASバイトが設定されたことになる。
これにより、それぞれの分割OTUフレームが受信側でフレームとして認識されるようになる。つまり、FASバイトでフレーム同期を確立し、MFASバイトで波長間のスキューを調整することができる。
なお、上記の入れ替えや移動の処理により、規定された本来のパラメータ位置と異なる設定になるが、これらのパラメータはOTU信号多重分離部220で使用されるものなので、後述するように受信側で復元すれば問題はない。
図6のステップS304の処理は次のようになる。
OTUフレーム分割処理回路2312で分割されたそれぞれの分割OTUフレームは、対応する波長の分割OTUフレームスクランブル回路2313でスクランブル処理されて、対応する波長のWDM側光送受信機240に出力される。なお、スクランブル処理は同期情報であるFASバイトを除いた部分に対して行われる。そして、WDM側光送受信機240は、分割OTUフレームに対し、それぞれ波長aまたは波長bを用いてBPSK変調を行う。
それぞれのWDM側光送受信機240でBPSK変調された光信号が2波長で対向する装置に並列伝送される(S305)。
続いて、WDM側からクライアント側への受信側の動作を図6のステップS401乃至S406を参照して説明する。
2波長で並列伝送された分割OTUフレームの光信号を、それぞれの波長に対応するWDM側光送受信機240で受信する(S401)。
各WDM側光送受信機240は、受信した分割OTUフレームの光信号をBPSK変調方式で復調し、ディジタル主信号を出力する(S402)。
各WDM側光送受信機240が出力する分割OTUフレームのディジタル主信号は、それぞれの波長に対応する分割OTUフレーム同期回路2320に入力する。
各分割OTUフレーム同期回路2320では、入力した分割OTUフレームの先頭の同期情報であるFASバイトの一定回数の受信を確認して、フレーム同期の確立を行う。同期が確立した分割OTUフレームは、対応する分割OTUフレームデスクランブル回路2321に送られ、デスクランブル処理が施される(S403)。デスクランブル処理される範囲は、送信側でスクランブル処理する分割OTUフレームスクランブル回路2313が実行するスクランブル範囲と同じとする。
各分割OTUフレームデスクランブル回路2321でデスクランブル処理された2つの分割OTUフレームは、波長間スキュー調整回路2322に送られて、波長間での伝送路遅延を吸収するスキュー調整が実行される(S404)。
図9は、図6のステップS404に相当する、OTUフレーム変換部230において波長間スキュー調整回路2322が実施する波長間スキューの調整方法を説明する図である。
図9に示すように、スキュー調整は各分割OTUフレームのオーバーヘッドに設定されたMFASバイトの一致を確認することにより行われる。MFASバイトには、0から255までの異なる値がフレーム単位に設定されるので、2つの分割OTUフレームには同一の値が設定されている。
波長間スキュー調整回路2322は、波長a側と波長b側のそれぞれから受信した分割OTUフレームをバッファに保持し、MFASバイトの設定情報の一致を確認してから2つの分割OTUフレームの先頭をそろえて後段に出力する。
波長間スキュー調整回路2322から出力された2つの分割OTUフレームは、OTUフレーム結合処理回路2323に入力し、OTUフレーム結合処理回路2323で本来のOTUフレームへの復元処理が行われる(S405)。
図10は、図6のステップS405に相当する、OTUフレーム変換部230においてOTUフレーム結合処理回路2323が実施するOTUフレームの結合例を説明する図である。
ここでは、図8を参照して説明したOTUフレームの分割と逆の方法により、2つの分割OTUフレームのオーバーヘッドの各制御情報が再配置され、結合されて本来のOTUフレームに復元される。
図10(1)は、2つの分割OTUフレームがOTUフレーム結合処理回路2323に入力したときの状態である。
この状態から、オーバーヘッドの制御情報を規定の位置に再配置する。
まず、row3のFASバイト(本来のRESバイト)を、row4のTCM3バイトおよびTCM2バイトと入れ替える。そして、row3の7−8バイトのMFASバイト(本来のRESバイト)とRESバイトを、row3の13−14バイトに移動する。この移動にともない、row3のTCM1バイト、PMバイトをrow3の7バイト目から12バイト目に移動する。この入れ替え、移動の処理により図10(2)の状態になる。
更に、row2の1−2バイトのEXPバイトとrow3の13−14バイトに移動したRESバイトを入れ換える。この入れ替えにより、図10(3)の状態になる。
そして、2つの分割OTUフレームを結合することにより、元のOTUフレームに戻すことができる。図10(4)は、復元された状態を示す。
このとき、波長b側のFASバイト、MFASバイトとして使用したRESバイトの値は、予め定められた所定の値に戻しておけばよい。また、このとき、OTU信号多重分離部220が出力してくるOTUフレームに設定されているRESバイトの値を参照して戻しておくように構成してもよい。
以上のようにして復元されたOTUフレームに対し、スクランブル回路2324でスクランブル処理を施してOTU信号多重分離部220に出力する(S406)。
なお、このとき実行されるスクランブル処理の範囲は、後段装置であるOTU信号多重分離部220で行うデスクランブル処理の範囲と同じ範囲の処理を行う。これは、デスクランブル回路2311で行うデスクランブル処理の範囲とも同じである。また、前述したように、後段装置であるOTU信号多重分離部220においてデスクランブル処理を行わないように構成した場合には、スクランブル回路2324は削除し、この段階でのスクランブル処理は行わなくてもよい。
OTU信号多重分離部220は、受信したOTUフレームの受信信号の誤り訂正を実行し、OTUフレームをクライアント信号に分離してクライアント側光送受信機210に出力する。
クライアント側光送受信機210は、クライアント信号に対する電気信号/光信号変換を行って、クライアント側光信号を出力する。
以上のように、本実施形態においては、OTUフレームを2分割し、分割した各分割OTUフレームのオーバーヘッドのRESバイトを使用して、並列伝送された2つの分割OTUフレームを受信側で復元できるように構成した。これにより、変調方式をQPSK変調方式から、よりノイズ耐力のあるBPSK変調方式に変更し、同じボーレートで変調してもQPSK変調方式と同じ伝送レートでデータを送受信できる構成を実現することができる。
このことは、QPSK変調方式を採用しているWDM光伝送装置において、本実施形態のOTUフレーム変換部を追加し、BPSK変調方式のWDM光送受信機を2ユニット設けることで、容易にBPSK変調方式への変更も可能になる。つまり、OTUフレーム変換部はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の1つのデバイスで実現が可能であり、またボーレートの変更が不要であるため、WDM光送受信機の周辺回路の変更も不要となる。そのため、QPSK変調方式のWDM光伝送装置をBPSK変調方式に変更する場合であっても、ハードウェア構成の変更規模を最小で実現することができる。
(変形例)
図11は、OTUフレーム変換部の変形例の構成を示すブロック図である。第2の実施形態のWDM光伝送装置の変形例として図11に示すOTUフレーム変換部233を備えてもよい。
このOTUフレーム変換部233は、送信側においてはOTUフレーム分割処理回路2312の後段に、そして受信側においては波長間スキュー調整回路2322の後段に、それぞれインターリーブ回路2330を設置した構成になっている。インターリーブ回路2330は、エラーが分散するようにビットまたはバイト単位でデータを入れ換える処理を実施し、光伝送路で発生したバーストエラーのOTU信号多重分離部220での訂正処理を可能にする。
また、図12は、OTUフレームのその他の分割例を説明する図である。
図8と図10を参照した説明では、row2とrow4のRESバイトを使用してFASバイトとMFASバイトを波長b対応の分割OTUフレームに設定した。
図12では、row1の13−14バイトのRESバイトとrow4の9−14バイトのRESバイトを用いて波長b対応の分割OTUフレーム用のFASバイトとMFASバイトを設定するようにしたものである。この例では、row1の13−14バイトのRESバイトをrow3のEXPバイトと入れ替えることで図12(2)の状態にする以外は、図8で説明した入れ替え、移動と同じである。
更に、第2の実施形態ではQPSK変調方式とBPSK変調方式を例にして説明したが、変調多値数が第1の変調方式の1/2となる第2の変調方式であればこれに限ることはない。例えば、第1の変調方式が16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調方式で第2の変調方式が8QAM変調方式であってもよい。
以上のように、趣旨を逸脱しない範囲で変形しても本実施形態での発明の実施は可能である。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、第1の変調方式と第2の変調方式の変調多値数の比率が1/4となるような場合の実施形態である。例えば、第1の変調方式が8QAM変調方式で第2の変調方式がBPSK変調方式の場合や、第1の変調方式が16QAM変調方式で第2の変調方式がQPSK変調方式の場合などが想定される。
図13は、第3の実施形態のWDM光伝送装置21の構成を示すブロック図である。第3の実施形態のWDM光伝送装置21では、分割して並列伝送する分割OTUフレームの数が4であることが第2の実施形態のWDM光伝送装置20と異なる。WDM光伝送装置21は、送信側ではOTUフレームを4つの分割OTUフレームに分割して4波長で並列伝送し、受信側では4波長で並列伝送された4つの分割OTUフレームを受信して本来のOTUフレームに復元する構成となる。
そのため、WDM光伝送装置21は、第2の実施形態のOTUフレーム変換部230の代わりに、OTUフレーム変換部234を備える。また、WDM光伝送装置21は、4ユニットのWDM側光送受信機250を備え、4波長(波長a、波長b、波長c、波長d)で分割OTUフレームの光信号を送受信する。
OTUフレーム変換部234の構成は、図5に示した第2の実施形態のOTUフレーム変換部230の構成と類似するので、その図示と詳細な説明は省略する。分割OTUフレームスクランブル回路、分割OTUフレーム同期回路および分割OTUフレームデスクランブル回路がそれぞれ4ユニット設けられていることと、分割/結合処理する分割OTUフレームの数が4であることが相違するのみである。
本実施形態では、OTUフレームを4分割して、各分割OTUフレームをrow1、row2、row3、row4で構成する。そして、これらの分割OTUフレームに対して、第2の実施形態で説明した処理と同様の処理が実行される。
なお、本実施形態の場合、4つの各分割OTUフレームのオーバーヘッドにはフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を次のように設定すればよい。
まず、フレーム同期情報としてFASバイトを使用することは第2の実施形態と同じであるが、実際のフレーム同期はフレームの先頭の4バイトをモニタして実施しているので、FASを4バイトとして使用する。波長間スキュー調整情報はMFASバイトを1バイト使用する。従って、第3の実施形態では、各rowの先頭の5バイトをフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報として設定する。
row2では、row1のRESバイトを移動して、row2のRESバイトと共に使用してフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定する。
row3では、TCM1乃至6のいずれかを予備として定義づけて、FASを4バイトとして使用することで浮いた2バイトと共に使用してフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定する。
row4では、row4のRESバイトを移動してフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定する。
以上のように、OTUフレームを4分割しても、分割した各分割OTUフレームのオーバーヘッドにフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定し、並列伝送された4つの分割OTUフレームを受信側で復元することができる。
これにより、変調方式を8QAM変調方式から、よりノイズ耐力のあるBPSK変調方式に変更し、同じボーレートで変調しても8PSK変調方式と同じ伝送レートでデータを送受信できる構成を実現することができる。また、第1の変調方式が16QAM変調方式で第2の変調方式がQPSK変調方式の場合も同様の効果を得ることができる。
10 光伝送装置
11、21 送信部
12、22 受信部
20、21 WDM光伝送装置
110 フレーム分割処理手段
111 送信手段
120 受信手段
121 フレーム同期手段
122 波長間スキュー調整手段
123 フレーム結合処理手段
210 クライアント側光送受信機
211 クライアント側光受信機
212 クライアント側光送信機
220 OTU信号多重分離部
221 OTU信号多重部
222 OTU信号分離部
230、233 OTUフレーム変換部
231 送信側OTUフレーム変換部
232 受信側OTUフレーム変換部
240、250 WDM側光送受信機
241 WDM側光送信機
242 WDM側光受信機
2310 OTUフレーム同期回路
2311 デスクランブル回路
2312 OTUフレーム分割処理回路
2313 分割OTUフレームスクランブル回路
2320 分割OTUフレーム同期回路
2321 分割OTUフレームデスクランブル回路
2322 波長間スキュー調整回路
2323 OTUフレーム結合処理回路
2324 スクランブル回路
2330 インターリーブ回路

Claims (14)

  1. 変調多値数が第1の変調方式の1/n(nは2または4)である第2の変調方式を用い、前記第1の変調方式と同じボーレートで変調した光信号をn波長で並列伝送する送信手段と、送信する光伝送ユニットフレームをn分割し、該n分割したそれぞれの分割光伝送ユニットフレームのオーバーヘッド部の所定の位置にフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定し、それぞれの前記分割光伝送ユニットフレームを前記n波長の各波長に対応させて前記送信手段に出力するフレーム分割処理手段を含む送信部と、
    前記n波長で並列伝送されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームの光信号を受信して前記第2の変調方式で復調する受信手段と、前記フレーム同期情報を用いて、前記n波長で並列伝送されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームのフレーム同期をとるフレーム同期手段と、前記波長間スキュー調整情報を用いて、前記同期をとったそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームに対する波長間スキューを調整する波長間スキュー調整手段と、波長間スキューが調整されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームを結合して前記光伝送ユニットフレームを復元するフレーム結合処理手段を含む受信部
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記光伝送ユニットフレームは、ITU−T(International Telecommunications Union Telecommunication Standardization Sector)勧告G.709が規定する光伝送ネットワーク(OTN:Optical Transport Network)で伝送されるOTU(Optical channel Transport Unit)フレームであって、
    前記フレーム分割処理手段は、前記OTUフレームを、該OTUフレームを構成するrow(横列)を単位としてn個の分割OTUフレームに分割するフレーム分割処理回路を含むことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記フレーム分割処理回路は、前記OTUフレームのオーバーヘッドに含まれる制御情報を並び替え、前記分割OTUフレームのそれぞれの先頭位置に、同一の前記フレーム同期情報と前記波長間スキュー調整情報を設定することを特徴とする請求項2に記載の光伝送装置。
  4. 前記フレーム分割処理回路は、前記OTUフレームのオーバーヘッドに含まれる制御情報のうちの予備バイトを用いて、FAS(Frame Alignment Signal)バイトを前記フレーム同期情報として、MFAS(Multi-Frame Alignment Signal)バイトを前記波長間スキュー調整情報として設定することを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  5. 前記フレーム同期手段は、前記受信手段から入力した前記分割OTUフレームのそれぞれに対し、前記FASバイトを用いてフレーム同期を確立する分割フレーム同期回路を含み、前記波長間スキュー調整手段は、フレーム同期が確立した前記分割OTUフレームのそれぞれを入力し、前記MFASバイトの設定値の一致を確認して前記各分割OTUフレームに対する波長間スキューを調整する波長間スキュー調整回路を含み、前記フレーム結合処理手段は、波長間スキュー調整された前記分割OTUフレームのそれぞれを入力し、前記分割OTUフレームのそれぞれのオーバーヘッドに含まれる制御情報を再配置して前記OTUフレームを復元するフレーム結合処理回路を含むことを特徴とする請求項4に記載の光伝送装置。
  6. 前記第1の変調方式はQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式で前記第2の変調方式はBPSK(Binary Phase Shift Keying)方式、または第1の変調方式が16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調方式で第2の変調方式が8QAM変調方式であって、
    前記フレーム分割処理回路は、前記OTUフレームをrow1とrow2、およびrow3とrow4の、それぞれが2つのrowよりなる2つの分割OTUフレームに分割することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかの請求項に記載の光伝送装置。
  7. 前記第1の変調方式は8QAM方式で前記第2の変調方式はBPSK(Binary Phase Shift Keying)方式、または前記第1の変調方式は16QAM方式で前記第2の変調方式はQPSK(Binary Phase Shift Keying)方式であって、
    前記フレーム分割処理回路は、前記OTUフレームをrow1乃至row4の各rowよりなる4つの分割OTUフレームに分割することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかの請求項に記載の光伝送装置。
  8. 変調多値数が第1の変調方式の1/n(nは2または4)である第2の変調方式を用い、
    送信側は、送信する光伝送ユニットフレームをn分割し、該n分割したそれぞれの分割光伝送ユニットフレームのオーバーヘッド部の所定の位置にフレーム同期情報と波長間スキュー調整情報を設定し、それぞれの前記分割光伝送ユニットフレームに対応する光信号を、前記第2の変調方式を用いて前記第1の変調方式と同じボーレートで変調し、変調したそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームの光信号を、n波長の各波長に対応させて並列伝送し、
    受信側は、前記n波長で並列伝送されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームの光信号を受信して前記第2の変調方式で復調し、前記フレーム同期情報を用いて、復調されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームのフレーム同期をとり、前記波長間スキュー調整情報を用いて、前記同期をとったそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームに対する波長間スキューを調整し、波長間スキューが調整されたそれぞれの前記分割光伝送ユニットフレームを結合して前記光伝送ユニットフレームを復元する
    ことを特徴とする光伝送方法。
  9. 前記光伝送ユニットフレームは、ITU−T(International Telecommunications Union Telecommunication Standardization Sector)勧告G.709が規定する光伝送ネットワーク(OTN:Optical Transport Network)で伝送されるOTU(Optical channel Transport Unit)フレームであって、
    前記送信側は、前記OTUフレームを、該OTUフレームを構成するrow(横列)を単位としてn個の分割OTUフレームに分割することを特徴とする請求項8に記載の光伝送方法。
  10. 前記送信側は、前記OTUフレームのオーバーヘッドに含まれる制御情報を並び替え、前記分割OTUフレームのそれぞれの先頭位置に、同一の前記フレーム同期情報と前記波長間スキュー調整情報を設定することを特徴とする請求項9に記載の光伝送方法。
  11. 前記送信側は、前記OTUフレームのオーバーヘッドに含まれる制御情報のうちの予備バイトを用いて、FAS(Frame Alignment Signal)バイトを前記フレーム同期情報として、MFAS(Multi-Frame Alignment Signal)バイトを前記波長間スキュー調整情報として設定することを特徴とする請求項10に記載の光伝送方法。
  12. 前記受信側は、受信して前記第2の変調方式で復調した前記分割OTUフレームのそれぞれに対し、前記FASバイトを用いてフレーム同期を確立し、フレーム同期が確立した前記分割OTUフレームのそれぞれに対し、前記MFASバイトの設定値の一致を確認して前記各分割OTUフレームに対する波長間スキューを調整し、波長間スキュー調整された前記分割OTUフレームのそれぞれに対し、前記分割OTUフレームのそれぞれのオーバーヘッドに含まれる制御情報を再配置して前記OTUフレームを復元することを特徴とする請求項11に記載の光伝送方法。
  13. 前記第1の変調方式はQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式で前記第2の変調方式はBPSK(Binary Phase Shift Keying)方式、または第1の変調方式が16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調方式で第2の変調方式が8QAM変調方式であって、
    前記送信側は、前記OTUフレームをrow1とrow2、およびrow3とrow4の、それぞれが2つのrowよりなる2つの分割OTUフレームに分割することを特徴とする請求項9乃至請求項12のいずれかの請求項に記載の光伝送方法。
  14. 前記第1の変調方式は8QAM(8Quadrature Amplitude Modulation )方式で前記第2の変調方式はBPSK(Binary Phase Shift Keying)方式、または前記第1の変調方式は16QAM方式で前記第2の変調方式はQPSK(Binary Phase Shift Keying)方式であって、
    前記送信側は、前記OTUフレームをrow1乃至row4の各rowよりなる4つの分割OTUフレームに分割することを特徴とする請求項9乃至請求項12のいずれかの請求項に記載の光伝送方法。
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