JP2017129508A - 自己位置推定システム、自己位置推定方法、モバイル端末、サーバおよび自己位置推定プログラム - Google Patents

自己位置推定システム、自己位置推定方法、モバイル端末、サーバおよび自己位置推定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】トンネル内において、自己位置を推定すること。
【解決手段】自己位置推定システムは、第1のデータベースには指定されたトンネルに関する3次元モデルを格納し、第2のデータベースには3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報を格納しているサーバと、第3のデータベースには第2のデータベースが格納しているひび割れの特徴情報のコピーを保存しているモバイル端末と、を備え、モバイル端末は、カメラを使ってトンネルの内部画像が撮影されると、このトンネルの内部画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出し、この抽出したひび割れの特徴情報を、第3のデータベースに保存しているひび割れの特徴情報と比較して、カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定し、この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、自己位置推定システム、自己位置推定方法、モバイル端末、サーバおよび自己位置推定プログラムに関し、特に、トンネル内でモバイル端末を利用して自己位置を推定するシステムおよびその方法、ならびに、それに関わるモバイル端末、サーバおよび自己位置推定プログラムに関するものである。
道路等の長大なインフラ設備の点検業務では、異常個所を見つけた場合に、作業者の自己位置を記録する必要がある(例えば、特許文献1〜5)。具体的には、トンネルの維持管理を行う作業者は、保守と点検を行うために、トンネルに亀裂が生じている場所を正確に知っていることが要求されている。通常、自己位置は、GPS(Global Positioning System)を用いれば、知ることができるが、トンネル内にはGPS電波が届かないことが多い。また、GPSには、最大10メートル程度の誤差が見込まれている。
このようにGPSを使うシステムでは、点検業務で必要な自己位置精度を確保することは困難である。そこで、モバイル端末に付属する加速度センサやジャイロセンサから端末の移動量を推定し、作業者の自己位置を推定するシステムが開発されている。モバイル端末のセンサは精度が不十分なので、自己位置の推定精度はあまり高くない。また、現在のカメラ映像からランドマークを抽出し、地図情報内のランドマークの位置情報から自己位置を抽出する手法が提案されている(例えば、特許文献6)。
特開2006−20237号公報 特開2003−75150号公報 特開平9−21640号公報 特開2011−248748号公報 特開2003−185589号公報 特開2007−322138号公報
以上のように構成されている自己位置推定方法では、単調な景色が繰り返し続くトンネル内では位置を一意に識別できるランドマークが少ない場合、自己位置を精度よく推定することができない。この発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、位置を一意に識別できるランドマークが少ないトンネル内でも高精度に自己位置を推定することを目的とする。
本発明に係る自己位置推定システムは、第1のデータベースと第2のデータベースを有し、第1のデータベースには指定されたトンネルに関する3次元モデルを格納し、第2のデータベースには3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報を格納しているサーバと、カメラと第3のデータベースを有し、第3のデータベースには第2のデータベースが格納しているひび割れの特徴情報のコピーを保存しているモバイル端末と、を備え、モバイル端末は、カメラを使ってトンネルの内部画像が撮影されると、このトンネルの内部画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出し、この抽出したひび割れの特徴情報を、第3のデータベースに保存しているひび割れの特徴情報と比較して、カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定し、この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定することを特徴とする。
本発明に係る自己位置推定システムは、第1のデータベースと第2のデータベースを有し、第1のデータベースには指定されたトンネルに関する3次元モデルを格納し、第2のデータベースには3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報を格納しているサーバと、カメラと第3のデータベースを有し、第3のデータベースには第2のデータベースが格納しているひび割れの特徴情報のコピーを保存しているモバイル端末と、を備え、モバイル端末は、カメラを使ってトンネルの内部画像が撮影されると、このトンネルの内部画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出し、この抽出したひび割れの特徴情報を、第3のデータベースに保存しているひび割れの特徴情報と比較して、カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定し、この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定することにより、位置を一意に識別できるランドマークが少ないトンネル内でも高精度に自己位置を推定することが可能である。
この発明の実施の形態に係る自己位置推定システムを示す概念図である。 この発明の実施の形態1を示すブロック図である。 この発明の実施の形態に係るサーバにおけるハードウェア構成を示す図である。 この発明に係る、特徴を抽出するプロセスを示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態に係るモバイル端末におけるハードウェア構成を示す図である。 この発明に係る、特徴情報を格納するプロセスを示すフローチャート図である。 3次元モデルと撮影画像の関係を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る、自己位置を推定するプロセスを示すフローチャート図である。 推定された自己位置がモバイル端末に表示されている様子を示す概念図である。 特定されたひび割れの位置情報から、作業者の自己位置を推定した結果を表している図である。 この発明の実施の形態2を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る、自己位置を推定するプロセスを示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態3を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る、自己位置を推定するプロセスを示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態4を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る、自己位置を推定するプロセスを示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態5を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5に係る、自己位置を推定するプロセスを示すフローチャート図である。
本発明の実施の形態に係る自己位置推定システム、自己位置推定方法、モバイル端末、サーバおよび自己位置推定プログラムについて、図を参照しながら以下に説明する。なお、各図において、同一または同様の構成部分については同じ符号を付しており、対応する各構成部のサイズや縮尺はそれぞれ独立している。例えば構成の一部を変更した断面図の間で、変更されていない同一構成部分を図示する際に、同一構成部分のサイズや縮尺が異なっている場合もある。また、自己位置推定システム、自己位置推定方法、モバイル端末、サーバおよび自己位置推定プログラムの構成は、実際にはさらに複数の部材を備えているが、説明を簡単にするため、説明に必要な部分のみを記載し、他の部分については省略している。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。図1に示すように本発明に係る自己位置推定システム1000はモバイル端末100とサーバ200とで構成されている。モバイル端末100とサーバ200は、ケーブル10で接続されており、常時、相互にデータを通信することができる。タブレットなどのモバイル端末100は、カメラ110を備えている。本願に係る自己位置推定システム1000では、このモバイル端末100のカメラ110で撮影された画像を基にしてユーザ(作業者)の自己位置を推定する。同図は、作業者が、モバイル端末100を使って、トンネルの内部を撮影している状況を示している。モバイル端末100の画像には、車道、中央線、照明が映し出されている。ここで、作業者はXYトンネルで点検作業を行っているものとする。モバイル端末100またはサーバ200の自己位置推定画面には自分のいるトンネルの名称或いは住所を入力し、自己位置を推定したいトンネルを指定する。
サーバ200には、可搬型のノート型パーソナルコンピュータを好適に適用できる。モービルマッピングシステム(MMS)300は、GPS(Global Positioning System)、レーザスキャナーなどの機器を車両に搭載し、走行しながら、建物、道路形状、標識、ガードレール、路面文字、マンホール等の道路周辺の3次元位置情報を高精度で効率的に取得する。サーバ200は、移動式3次元計測装置であるモービルマッピングシステム300に接続し、モービルマッピングシステム300で取得された3次元点群データの中から、自分が今いるトネンルに関わるデータを要求する。サーバ200が受理した指定されたトンネルに関わる3次元点群データは、加工され、ケーブル10を通じて、モバイル端末100に伝送される。なお、モービルマッピングシステム300を含む自己位置推定システム1000の構築も可能である。
図2は、モバイル端末100とサーバ200の内部構成を示している。モバイル端末100は、カメラ110と、表示部113と、画像撮影部120と、平面画像変換部130と、画像特徴抽出部140と、特徴情報取得部150と、特徴情報データベース(第3のデータベース)160と、特徴比較部170と、自己位置推定部180などから構成されている。画像撮影部120は、カメラ110から画像を撮影する。平面画像変換部130は、平面画像(カメラ110で撮影したトンネルの内部画像から平面化した画像)を生成する。画像特徴抽出部140は、平面画像の特徴を抽出する。特徴情報取得部150は、サーバ200から特徴情報を取得する。特徴情報データベース160は、取得した特徴情報を保持する。特徴比較部170は、平面画像から抽出した特徴と特徴情報データベース160が保持する特徴を比較し、特徴の対応付けを行う。自己位置推定部180は、対応付けた特徴から自己位置を推定する。自己位置推定部180が出力する情報は、モニターなどの表示部113に表示される。
サーバ200は、3次元モデル生成部210と、3次元モデルデータベース(第1のデータベース)220と、3次元モデル特徴抽出部230と、特徴情報データベース(第2のデータベース)240と、特徴情報送信部250などから構成されている。3次元モデル生成部210は、モービルマッピングシステム(MMS)などで計測された3次元点群データから3次元モデルを生成する。3次元モデルデータベース220は、生成された3次元モデルを格納している。3次元モデル特徴抽出部230は、3次元モデルからひび割れの特徴情報を抽出する。特徴情報データベース240は、抽出したひび割れの特徴情報を格納している。特徴情報送信部250は、モバイル端末100からの要求に応じてひび割れの特徴情報を送信する。表示部213は、サーバ200が出力する情報を表示する。
図3は、本実施の形態に係る自己位置推定システム1000のサーバ200におけるハードウェア構成を示す図である。メモリ2002は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などで構成されていて、3次元モデルデータベース(第1のデータベース)220と特徴情報データベース(第2のデータベース)240を含んでいる。本実施の形態に係るサーバ200における、3次元モデル生成部210、3次元モデル特徴抽出部230、特徴情報送信部250は、CPU(Central Processing Unit)2001がメモリ2002に記憶された各構成用のプログラムを実行することにより実現される。CPU2001が、メモリ2002に記憶された各構成用のプログラムを実行する際、インタフェース2003を通してユーザ(あるいは管理者)がプログラムを実行する。表示制御部2004は、特徴情報送信部250が出力する情報を表示部213に出力する。なお、実施の形態1に係るサーバ200では、複数のCPU2001および複数のメモリ2002が連携して各ブロック図に示す各構成の機能を実行してもよい。バス2005は、3次元モデル生成部210、3次元モデル特徴抽出部230、特徴情報送信部250、3次元モデルデータベース220、特徴情報データベース240などを接続している。
次に自己位置推定システム1000の動作について図を用いて説明する。図4はモービルマッピングシステム等で計測した3次元点群データをもとにサーバ200内の特徴情報データベース240を更新するまでの流れを示したフローチャートである。サーバ200にインストールされている自己位置推定プログラムは、このフローチャートに従って各ステップを実行する。3次元モデル生成部210は、モービルマッピングシステム等で計測した3次元点群データを受信し、3次元モデルを生成する(ステップ101)。3次元モデル生成部210は、生成した3次元モデルを3次元モデルデータベース220(第1のデータベース)に格納する(ステップ102)。3次元モデル特徴抽出部230は、格納された3次元モデルからひび割れの特徴情報(壁面のひび割れ、補修跡等の形態、特徴、位置など)を抽出し、特徴情報データベース240(第2のデータベース)に格納する(ステップ103)。
図5は、本実施の形態に係る自己位置推定システム1000のモバイル端末100におけるハードウェア構成を示す図である。メモリ2012は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などで構成されていて、特徴情報データベース160を含んでいる。本実施の形態に係るモバイル端末100における、画像撮影部120、平面画像変換部130、画像特徴抽出部140、特徴比較部170、特徴情報取得部150、自己位置推定部180は、CPU(Central Processing Unit)2011がメモリ2012に記憶された各構成用のプログラムを実行することにより実現される。CPU2011が、メモリ2012に記憶された各構成用のプログラムを実行する際、インタフェース2013を通して管理者あるいはユーザがプログラムを実行する。表示制御部2014は、自己位置推定部180が出力する情報を表示部113に出力する。なお、実施の形態1に係るモバイル端末100では、複数のCPU2011および複数のメモリ2012が連携して各ブロック図に示す各構成の機能を実行してもよい。バス2015は、カメラ110、表示部113、CPU2011、メモリ2012、インタフェース2013、表示制御部2014などを接続している。
図6は、特徴情報データベース240に格納されている、ユーザが指定したトンネルに関するひび割れの特徴情報をモバイル端末100の特徴情報データベース160にコピーして保存するまでの流れを示したフローチャートである。サーバ200およびモバイル端末100にインストールされている自己位置推定プログラムは、このフローチャートに従って各ステップを実行する。モバイル端末100の特徴情報取得部150は、サーバ200の特徴情報送信部250に、指定されたトンネルに関するひび割れの特徴情報を要求する(ステップ201)。サーバ200の特徴情報送信部250は、特徴情報データベース240から指定されたトンネルの特徴情報を取得し、特徴情報取得部150に送信する(ステップ202)。モバイル端末100の特徴情報取得部150は、受信したひび割れの特徴情報を特徴情報データベース160(第3のデータベース)に格納する(ステップ203)。
自己位置推定システム1000で使用する代表的な画像を、図7Aと図7Bを使って説明する。図7Aは、モービルマッピングシステム300を使って計測した3次元点群データから作成された3次元モデルを表している(図4のステップ101を参照)。この3次元モデルは3次元モデルデータベース220に保存されている(図4のステップ102を参照)。図7Bは、作業者がモバイル端末100に取り付けられているカメラ110を使って撮影したカメラ映像を表している。トンネルの内部画像には、ひび割れ(または亀裂)と補修跡が映っている。本願に係る自己位置推定システム1000は、トンネルの内壁に形成されているひび割れ(または亀裂)、補修跡などからユーザの自己位置を推定する。なお、壁面のひび割れや補修跡に加えて、例えば、壁面の継ぎ目の構造物からユーザの自己位置を推定することもできる。
図8はトンネル内で自己位置推定を行う際の流れを示したフローチャートである。モバイル端末100にインストールされている自己位置推定プログラムは、このフローチャートに従って各ステップを実行する。画像撮影部120は、カメラ110から現在のトンネルの内部画像を撮影する(ステップ301)。平面画像変換部130は、撮影画像のトンネル壁面を真上から見下ろしたように視点変換した上で平らに引き伸ばし、平面画像を作成する(ステップ302)。画像特徴抽出部140は、平面画像からひび割れの特徴情報(壁面のひび割れ、補修跡等の特徴)を抽出する(ステップ303)。特徴比較部170は、抽出したひび割れの特徴情報と特徴情報データベース160に保存されているひび割れの特徴情報を比較し、対応する特徴を特定する(ステップ304)。自己位置推定部180は、特定した特徴情報データベース160の特徴情報に含まれる位置情報から自己位置を推定する(ステップ305)。
図9は、モバイル端末100の自己位置推定部180が、特徴情報データベース160に保存されている、特定されたひび割れの位置情報から作業者の自己位置を推定した結果を表している(ステップ305を参照)。サーバ200の表示部にはトンネルに関する3次元モデルが表示されている。モバイル端末100の表示部には、カメラ映像(トンネルの内部画像)が表示されている。カメラ映像の上部には、トンネルの入り口から作業者までの推定された距離も表示されている。作業者の自己位置は、作業者からトンネルの出口までの距離で表すこともできる。モバイル端末100の表示部は、カメラ映像に代えて、3次元モデルを表示してもよい。
図10は、モバイル端末100の自己位置推定部180が、特徴情報データベース160に保存されている、特定されたひび割れの位置情報から、作業者の自己位置を推定した結果を表す場合の他の表示画面を示している(ステップ305を参照)。前図では、モバイル端末100の表示部には、カメラ映像と推定された距離が表示されていた。本図では、トンネルの入口からの距離をもとに、作業者(モバイル端末100)の位置を地図上にプロットした場合を示している。
このように実施の形態1に係る自己位置推定システム1000は、モービルマッピングシステム等で取得した3次元点群データから抽出した特徴情報とカメラ画像の特徴情報の比較により自己位置を推定しており、位置の推定に役立つランドマークが少ないトンネル内でも高精度に自己位置を推定できる、という効果がある。モービルマッピングシステム等の移動式3次元計測装置は、トンネルの形状を表す3次元点群データを作成し、要求に応じて、この作成した3次元点群データをサーバに送信する。
従って、本実施の形態に係る自己位置推定システム1000は、第1のデータベースと第2のデータベースを有し、移動式3次元計測装置に対し、指定されたトンネルに関わる3次元点群データを要求するサーバと、カメラと第3のデータベースを有し、サーバに対し、指定されたトンネルに関わるひび割れの特徴情報を要求するモバイル端末と、を備え、サーバは、移動式3次元計測装置から指定されたトンネルに関わる3次元点群データを受信すると、この受信した3次元点群データを基にトンネルの3次元モデルを作成し、作成したトンネルの3次元モデルは第1のデータベースに格納し、第1のデータベースに格納したトンネルの3次元モデルからはトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出し、この抽出されたひび割れの特徴情報は第2のデータベースに格納し、モバイル端末から、ひび割れの特徴情報を要求されると、第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報をモバイル端末に送信し、モバイル端末は、サーバから第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報を受信すると、この受信したひび割れの特徴情報を第3のデータベースに格納し、カメラを使ってトンネルの内部画像が撮影されると、このカメラを使って撮影されたトンネルの内部画像を視点変換して、平面画像を作成し、この作成された平面画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出し、この抽出したひび割れの特徴情報を、第3のデータベースに格納されているひび割れの特徴情報と比較して、撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定し、この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定する。
また、本実施の形態に係る自己位置推定方法は、指定されたトンネルに関わる3次元点群データを要求するステップと、指定されたトンネルに関わる3次元点群データを受信すると、この受信した3次元点群データを基にトンネルの3次元モデルを作成するステップと、作成したトンネルの3次元モデルを第1のデータベースに格納するステップと、第1のデータベースに格納したトンネルの3次元モデルからトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出するステップと、この抽出されたひび割れの特徴情報を第2のデータベースに格納するステップと、ひび割れの特徴情報を要求されると、第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報を送信するステップと、第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報を受信すると、この受信したひび割れの特徴情報を第3のデータベースに格納するステップと、カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像を視点変換して、平面画像を作成するステップと、この作成された平面画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出するステップと、この抽出したひび割れの特徴情報を、第3のデータベースに格納されているひび割れの特徴情報と比較して、撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定するステップと、この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定するステップと、を備えている。
また、本実施の形態に係るモバイル端末は、カメラとデータベースを有し、このデータベースには指定されたトンネルに関する3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報を保存していて、カメラを使ってトンネルの内部画像が撮影されると、このトンネルの内部画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出し、この抽出したひび割れの特徴情報を、データベースに保存しているひび割れの特徴情報と比較して、カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定し、この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定することを特徴とする。
また、本実施の形態に係るモバイル端末にインストールされる自己位置推定プログラムは、指定されたトンネルに関する3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報をデータベースに保存するステップと、トンネルの内部画像から視点変換した平面画像を作成するステップと、平面画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出するステップと、この抽出したひび割れの特徴情報を、データベースに保存しているひび割れの特徴情報と比較して、トンネルの内部画像に映っているひび割れを特定するステップと、この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定するステップと、を備えていることを特徴とする。
実施の形態2.
実施の形態2は、トンネル壁面の特徴が少なく壁面の特徴情報から自己位置の推定が困難な場所が続いた場合を想定している。このため、本実施の形態に係るモバイル端末100は、実施の形態1によるモバイル端末100(図2を参照)に自己位置推定補完部が追加されている。図11において、実施の形態2に係る自己位置推定システム1000は、モバイル端末100とサーバ200とで構成されている。モバイル端末100は、カメラ110と、画像撮影部120と、平面画像変換部130と、画像特徴抽出部140と、特徴情報取得部150と、特徴情報データベース160と、特徴比較部170と、自己位置推定部180と、自己位置推定補完部181などで構成されている。
画像撮影部120は、カメラ110から画像を撮影する。平面画像変換部130は、カメラ110で撮影したトンネル内の壁面画像から平面化した画像(平面画像)を生成する。画像特徴抽出部140は、平面画像の特徴を抽出する。特徴情報取得部150は、サーバ200から特徴情報を取得する。特徴情報データベース160は、取得した特徴情報を保持する。特徴比較部170は、画像から抽出した特徴と特徴情報データベース160が保持する特徴を比較し、特徴の対応付けを行う。自己位置推定部180は、対応付けた特徴から自己位置を推定する。自己位置推定補完部181は、一意に位置を特定できる距離標(キロポスト)等を検出することで位置情報を更新する。
サーバ200は、3次元モデル生成部210と、3次元モデルデータベース220と、3次元モデル特徴抽出部230と、特徴情報データベース240と、特徴情報送信部250などで構成されている。3次元モデル生成部210は、モービルマッピングシステム(MMS)などで計測された3次元点群データから3次元モデルを生成する。3次元モデルデータベース220は、生成された3次元モデルを保持する。3次元モデル特徴抽出部230は、3次元モデルから特徴を抽出する。特徴情報データベース240は、抽出した特徴を保持する。特徴情報送信部250は、モバイル端末100からの要求に応じて特徴情報を送信する。
以下、実施の形態2に係る自己位置推定システム1000の動作について図を用いて説明する。図12は実施の形態1のフローチャート(図8を参照)にキロポスト等による自己位置推定の補完処理を追加したフローチャートである。モバイル端末100にインストールされている自己位置推定プログラムは、このフローチャートに従って各ステップを実行する。画像撮影部120は、カメラ110から現在のトンネル内の画像を撮影する(ステップ301)。自己位置推定補完部181は撮影画像から位置を一意に識別できるキロポスト等を検出する(ステップ311)。自己位置推定補完部181は検出した対象物の位置及び対象物との距離から自己位置を推定する(ステップ312)。
距離標(キロポスト)は、道路端に設置されており、路線の起点から約何キロの地点であるかを示している標識である。距離標は、道路の住所のように機能し、その形状は様々である。一般的には1kmおきに三角すいの石柱があり、100mおきには黄色のプレートが設置されている。自己位置推定補完部181は、トンネル内で位置を一意に識別できる特徴(キロポスト等)を認識し、自己位置推定を補完する。
このように実施の形態2では、位置を一意に識別できるキロポスト等を検出することにより、トンネル壁面の特徴が少なく壁面の特徴情報から自己位置の推定が困難な場所が続いた場合でも、自己位置推定を継続できるという効果がある。従って、本実施の形態に係る自己位置推定システム1000のモバイル端末は、カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像から距離標を検出し、この検出された距離標の位置に基づいてトンネルにおける自己位置を推定することを特徴とする。
実施の形態3.
実施の形態3は、トンネル壁面の特徴が少なく壁面の特徴情報から自己位置の推定が困難な場所が続いた場合を想定している。このため、本実施の形態に係るモバイル端末100は、実施の形態1によるモバイル端末100(図2を参照)に自己位置推定補完部が追加されている。図13において実施の形態3に係る自己位置推定システム1000はモバイル端末100とサーバ200とで構成されている。モバイル端末100は、カメラ110と、画像撮影部120と、平面画像変換部130と、画像特徴抽出部140と、特徴情報取得部150と、特徴情報データベース160と、特徴比較部170と、自己位置推定部180と、自己位置推定補完部182などで構成されている。
画像撮影部120は、カメラ110から画像を撮影する。平面画像変換部130は、カメラ110で撮影したトンネル内の壁面画像から平面化した画像(平面画像)を生成する。画像特徴抽出部140は、平面画像の特徴を抽出する。特徴情報取得部150は、サーバ200から特徴情報を取得する。特徴情報データベース160は、取得した特徴情報を保持する。特徴比較部170は、画像から抽出した特徴と特徴情報データベース160が保持する特徴を比較し、特徴の対応付けを行う。自己位置推定部180は、対応付けた特徴から自己位置を推定する。自己位置推定補完部182は、モーションステレオにより移動量を推定する。すなわち、自己位置推定補完部182は、直前に撮影したカメラ映像と現在のカメラ映像の差分から移動方向と移動量を算出する。
サーバ200は、3次元モデル生成部210と、3次元モデルデータベース220と、3次元モデル特徴抽出部230と、特徴情報データベース240と、特徴情報送信部250などで構成されている。3次元モデル生成部210は、モービルマッピングシステム(MMS)などで計測された3次元点群データから3次元モデルを生成する。3次元モデルデータベース220は、生成された3次元モデルを保持する。3次元モデル特徴抽出部230は、3次元モデルから特徴を抽出する。特徴情報データベース240は、抽出した特徴を保持する。特徴情報送信部250は、モバイル端末100からの要求に応じて特徴情報を送信する。
以下、実施の形態3に係る自己位置推定システム1000の動作について図を用いて説明する。図14は実施の形態1のフローチャート(図8を参照)に、連続するカメラ画像の変化量から移動量を推定する処理を追加したフローチャートである。モバイル端末100にインストールされている自己位置推定プログラムは、このフローチャートに従って各ステップを実行する。画像撮影部120は、カメラ110から現在のトンネル内の画像を撮影する(ステップ301)。自己位置推定補完部182は連続する2枚の撮影画像から対応する特徴点を抽出する(ステップ321)。自己位置推定補完部182は抽出した特徴点の変化量から移動量を算出する(ステップ322)。自己位置推定補完部182は算出した移動量から自己位置を推定する(ステップ323)。
このように実施の形態3では、カメラ画像内の特徴点の変化量から移動量を算出して自己位置を推定することにより、トンネル壁面の特徴が少なく壁面の特徴情報から自己位置の推定が困難な場所が続いた場合でも、自己位置推定を継続できるという効果がある。従って、本実施の形態に係る自己位置推定システム1000のモバイル端末は、カメラを使って撮影された2枚の連続するトンネルの内部画像から同一の対象物を検出し、この検出された対象物の変化量から対象物の移動量を算出し、この算出された対象物の移動量に基づいてトンネルにおける自己位置を推定することを特徴とする。
実施の形態4.
実施の形態4は、トンネル壁面の特徴が少なく壁面の特徴情報から自己位置の推定が困難な場所が続いた場合を想定している。このため、本実施の形態に係るモバイル端末100は、実施の形態1によるモバイル端末100(図2を参照)に自己位置推定補完部が追加されている。図15において実施の形態4に係る自己位置推定システム1000はモバイル端末100とサーバ200とで構成されている。モバイル端末100は、カメラ110と、画像撮影部120と、平面画像変換部130と、画像特徴抽出部140と、特徴情報取得部150と、特徴情報データベース160と、特徴比較部170と、自己位置推定部180と、自己位置推定補完部183と、加速度センサ111と、ジャイロセンサ112などで構成されている。加速度センサ111はモバイル端末100の加速度を計測する。ジャイロセンサ112はモバイル端末100の角速度を計測する。
画像撮影部120は、カメラ110から画像を撮影する。平面画像変換部130は、カメラ110で撮影したトンネル内の壁面画像から平面化した画像(平面画像)を生成する。画像特徴抽出部140は、平面画像の特徴を抽出する。特徴情報取得部150は、サーバ200から特徴情報を取得する。特徴情報データベース160は、取得した特徴情報を保持する。特徴比較部170は、画像から抽出した特徴と特徴情報データベース160が保持する特徴を比較し、特徴の対応付けを行う。自己位置推定部180は、対応付けた特徴から自己位置を推定する。自己位置推定補完部183は、モバイル端末に搭載されたセンサの計測値(加速度および角速度)からモバイル端末の移動量を推定し、自己位置を推定する。
以下、実施の形態4に係る自己位置推定システム1000の動作について図を用いて説明する。図16は実施の形態1のフローチャート(図8を参照)に、加速度センサ111から計測した加速度とジャイロセンサ112から計測した角速度をもとに移動量を計算し、自己位置を推定する処理を追加したフローチャートである。モバイル端末100にインストールされている自己位置推定プログラムは、このフローチャートに従って各ステップを実行する。画像撮影部120は、カメラ110から現在のトンネル内の画像を撮影する(ステップ301)。自己位置推定補完部183は加速度センサから加速度、ジャイロセンサから角速度を計測し、モバイル端末の移動量を算出する(ステップ331)。自己位置推定補完部183は算出した移動量からモバイル端末の自己位置を推定する(ステップ332)。
このように実施の形態4では、モバイル端末に搭載のセンサ類の計測値から移動量を算出し自己位置を推定することにより、トンネル壁面の特徴が少なく壁面の特徴情報から自己位置の推定が困難な場所が続いた場合でも、自己位置推定を継続できるという効果がある。従って、本実施の形態に係る自己位置推定システム1000のモバイル端末は、加速度センサと角速度センサを有し、この加速度センサと角速度センサを使って検出された加速度と角速度から移動量を算出し、この算出された移動量に基づいてトンネルにおける自己位置を推定することを特徴とする。
実施の形態5.
実施の形態5は、前述した実施の形態1に対し、特徴比較部と自己位置推定部をサーバ200に移動したものである。図17において、実施の形態5に係る自己位置推定システム1000は、モバイル端末100とサーバ200とで構成されている。モバイル端末100は、カメラ110と、画像撮影部120と、平面画像変換部130と、画像特徴抽出部140と、自己位置推定要求部190などで構成されている。画像撮影部120は、カメラ110から画像を撮影する。平面画像変換部130は、カメラ110で撮影したトンネル内の壁面画像から平面化した画像(平面画像)を生成する。画像特徴抽出部140は、平面画像の特徴を抽出する。自己位置推定要求部190は、抽出された平面画像の特徴(ひび割れの特徴情報)を送信し、かつ端末位置推定部270にモバイル端末100の自己位置推定を要求する。自己位置推定要求部190は、CPU2011が、特徴情報データベース160を含むRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などで構成されるメモリ2012に記憶された専用のプログラムを実行することにより実現される(図5を参照)。
サーバ200は、3次元モデル生成部210と、3次元モデルデータベース220と、3次元モデル特徴抽出部230と、特徴情報データベース240と、特徴比較部260と、端末位置推定部270(自己位置推定部)などで構成されている。3次元モデル生成部210は、モービルマッピングシステム(MMS)などで計測された3次元点群データから3次元モデルを生成する。3次元モデルデータベース220は、生成された3次元モデルを保持する。3次元モデル特徴抽出部230は、3次元モデルから特徴を抽出する。特徴情報データベース240は、抽出した特徴を保持する。特徴比較部260は、画像から抽出した特徴と特徴情報データベース240が保持する特徴を比較し、特徴の対応付けを行う。端末位置推定部270は、対応付けた特徴からモバイル端末100の自己位置を推定する。
以下、実施の形態5に係る自己位置推定システム1000の動作について図を用いて説明する。図18は、実施の形態1のフローチャート(図8を参照)に対し、カメラ画像からトンネル壁面の特徴情報を抽出した後の、特徴情報の比較処理と自己位置推定処理を、サーバで実施する流れに変更したフローチャートである。サーバ200およびモバイル端末100にインストールされている自己位置推定プログラムは、このフローチャートに従って各ステップを実行する。自己位置推定要求部190は、抽出された平面画像の特徴情報を送信し、かつ端末位置推定部270にモバイル端末の自己位置推定を要求する(ステップ341)。端末位置推定部270は特徴比較部260に特徴情報の比較を要求する(ステップ342)。特徴比較部260は指定された特徴情報(受信した平面画像の特徴情報)と特徴情報データベース240の特徴情報を比較し、対応する特徴を特定する(ステップ343)。端末位置推定部270は特定した特徴情報と特徴情報データベース240の特徴情報(特に位置情報)からモバイル端末の自己位置を推定する(ステップ344)。端末位置推定部270は自己位置推定要求部190に推定結果を送信する(ステップ345)。
このように実施の形態5に係る自己位置推定システム1000では、特徴情報の比較処理をサーバで行うことにより、事前にモバイル端末への特徴情報データベースの端末コピーが不要となることで作業時間の削減できる効果がある他、演算能力の高いサーバで特徴比較処理を行うことで自己位置推定時間が短縮できるという効果がある。
従って、本実施の形態に係る自己位置推定システム1000は、第1のデータベースと第2のデータベースを有し、移動式3次元計測装置に対し、指定されたトンネルに関わる3次元点群データを要求するサーバと、カメラを有し、サーバに対し、自己位置推定を要求するモバイル端末と、を備え、モバイル端末は、カメラを使ってトンネルの内部画像が撮影されると、このカメラを使って撮影されたトンネルの内部画像を視点変換して、平面画像を作成し、この作成された平面画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出し、この抽出されたひび割れの特徴情報はサーバに送信し、かつサーバに対して自己位置推定を要求し、サーバは、移動式3次元計測装置から指定されたトンネルに関わる3次元点群データを受信すると、この受信した3次元点群データを基にトンネルの3次元モデルを作成し、作成したトンネルの3次元モデルは第1のデータベースに格納し、第1のデータベースに格納したトンネルの3次元モデルからはトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出し、この抽出されたひび割れの特徴情報は第2のデータベースに格納し、モバイル端末から、自己位置推定を要求されると、モバイル端末から送信されてくるひび割れの特徴情報を、第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報と比較して、撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定し、この特定したひび割れに基づいてトンネルにおけるモバイル端末の自己位置を推定する。
従って、本実施の形態に係る自己位置推定方法は、カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像を視点変換して、平面画像を作成するステップと、この作成された平面画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出するステップと、この抽出されたひび割れの特徴情報を送信し、かつ自己位置推定を要求するステップと、指定されたトンネルに関わる3次元点群データを要求するステップと、指定されたトンネルに関わる3次元点群データを受信すると、この受信した3次元点群データを基にトンネルの3次元モデルを作成するステップと、作成したトンネルの3次元モデルを第1のデータベースに格納するステップと、第1のデータベースに格納したトンネルの3次元モデルからトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出するステップと、この抽出されたひび割れの特徴情報を第2のデータベースに格納するステップと、自己位置推定を要求されると、送信されてくるひび割れの特徴情報を、第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報と比較して、撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定するステップと、この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定するステップと、を備えている。
また、本実施の形態に係るサーバは、第1のデータベースと第2のデータベースを有し、第1のデータベースには指定されたトンネルに関する3次元モデルを格納し、第2のデータベースには3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報を格納していて、ひび割れの特徴情報を受信し、自己位置推定を要求されると、この受信したひび割れの特徴情報を、第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報と比較して、受信したひび割れを特定し、この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定し、この推定した結果を送信することを特徴とする。
また、本実施の形態に係るサーバにインストールされる自己位置推定プログラムは、指定されたトンネルに関する3次元モデルを第1のデータベースに格納するステップと、3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報を第2のデータベースに格納するステップと、トンネルの内部画像から抽出されたひび割れの特徴情報を受信するステップと、自己位置推定を要求されると、受信したひび割れの特徴情報を、第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報と比較して、トンネルの内部画像に映っているひび割れを特定するステップと、この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定するステップと、を備えていることを特徴とする。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10 ケーブル、100 モバイル端末、110 カメラ、111 加速度センサ、112 ジャイロセンサ、113 表示部、120 画像撮影部、130 平面画像変換部、140 画像特徴抽出部、150 特徴情報取得部、160 特徴情報データベース、170 特徴比較部、180 自己位置推定部、181 自己位置推定補完部、182 自己位置推定補完部、183 自己位置推定補完部、190 自己位置推定要求部、200 サーバ、210 3次元モデル生成部、220 3次元モデルデータベース、230 3次元モデル特徴抽出部、240 特徴情報データベース、250 特徴情報送信部、260 特徴比較部、270 端末位置推定部、300 モービルマッピングシステム、1000 自己位置推定システム

Claims (14)

  1. 第1のデータベースと第2のデータベースを有し、前記第1のデータベースには指定されたトンネルに関する3次元モデルを格納し、前記第2のデータベースには前記3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報を格納しているサーバと、
    カメラと第3のデータベースを有し、前記第3のデータベースには前記第2のデータベースが格納しているひび割れの特徴情報のコピーを保存しているモバイル端末と、を備え、
    前記モバイル端末は、
    前記カメラを使ってトンネルの内部画像が撮影されると、
    このトンネルの内部画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出し、
    この抽出したひび割れの特徴情報を、前記第3のデータベースに保存しているひび割れの特徴情報と比較して、前記カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定し、
    この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定することを特徴とする自己位置推定システム。
  2. 前記モバイル端末は、
    前記カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像から距離標を検出し、
    この検出された距離標の位置に基づいてトンネルにおける自己位置を推定することを特徴とする請求項1に記載の自己位置推定システム。
  3. 前記モバイル端末は、
    前記カメラを使って撮影された2枚の連続するトンネルの内部画像から同一の対象物を検出し、
    この検出された対象物の変化量から対象物の移動量を算出し、
    この算出された対象物の移動量に基づいてトンネルにおける自己位置を推定することを特徴とする請求項1に記載の自己位置推定システム。
  4. 前記モバイル端末は、加速度センサと角速度センサを有し、
    この加速度センサと角速度センサを使って検出された加速度と角速度から移動量を算出し、
    この算出された移動量に基づいてトンネルにおける自己位置を推定することを特徴とする請求項1に記載の自己位置推定システム。
  5. 第1のデータベースと第2のデータベースを有し、前記第1のデータベースには指定されたトンネルに関する3次元モデルを格納し、前記第2のデータベースには前記3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報を格納しているサーバと、
    カメラを有し、前記カメラを使ってトンネルの内部画像が撮影されると、このトンネルの内部画像から抽出されたトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を前記サーバに送信し、かつ前記サーバに対して自己位置推定を要求するモバイル端末と、を備え、
    前記サーバは、
    前記モバイル端末から前記自己位置推定を要求されると、
    前記モバイル端末から送信されてくるひび割れの特徴情報を、前記第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報と比較して、前記カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定し、
    この特定したひび割れに基づいてトンネルにおけるモバイル端末の自己位置を推定することを特徴とする自己位置推定システム。
  6. 前記モバイル端末は、前記3次元モデルまたは前記内部画像を表示することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の自己位置推定システム。
  7. 前記モバイル端末は、前記トンネルの入り口から自己位置までの距離または出口から自己位置までの距離を表示することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の自己位置推定システム。
  8. 前記モバイル端末は、自己位置をトンネルを表す地図上にプロットして表示することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の自己位置推定システム。
  9. 指定されたトンネルに関わる3次元点群データを要求するステップと、
    指定されたトンネルに関わる3次元点群データを受信すると、この受信した3次元点群データを基にトンネルの3次元モデルを作成するステップと、
    作成したトンネルの3次元モデルを第1のデータベースに格納するステップと、
    前記第1のデータベースに格納したトンネルの3次元モデルからトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出するステップと、
    この抽出されたひび割れの特徴情報を第2のデータベースに格納するステップと、
    ひび割れの特徴情報を要求されると、前記第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報を送信するステップと、
    前記第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報を受信すると、この受信したひび割れの特徴情報を前記第3のデータベースに格納するステップと、
    カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像を視点変換して、平面画像を作成するステップと、
    この作成された平面画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出するステップと、
    この抽出したひび割れの特徴情報を、前記第3のデータベースに格納されているひび割れの特徴情報と比較して、撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定するステップと、
    この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定するステップと、を備えている自己位置推定方法。
  10. カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像を視点変換して、平面画像を作成するステップと、
    この作成された平面画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出するステップと、
    この抽出されたひび割れの特徴情報を送信し、かつ自己位置推定を要求するステップと、指定されたトンネルに関わる3次元点群データを要求するステップと、
    指定されたトンネルに関わる3次元点群データを受信すると、この受信した3次元点群データを基にトンネルの3次元モデルを作成するステップと、
    作成したトンネルの3次元モデルを第1のデータベースに格納するステップと、
    前記第1のデータベースに格納したトンネルの3次元モデルからトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出するステップと、
    この抽出されたひび割れの特徴情報を前記第2のデータベースに格納するステップと、
    前記自己位置推定を要求されると、送信されてくるひび割れの特徴情報を、前記第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報と比較して、撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定するステップと、
    この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定するステップと、を備えている自己位置推定方法。
  11. カメラとデータベースを有し、このデータベースには指定されたトンネルに関する3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報を保存していて、
    前記カメラを使ってトンネルの内部画像が撮影されると、
    このトンネルの内部画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出し、
    この抽出したひび割れの特徴情報を、前記データベースに保存しているひび割れの特徴情報と比較して、前記カメラを使って撮影されたトンネルの内部画像に映っているひび割れを特定し、
    この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定することを特徴とするモバイル端末。
  12. 第1のデータベースと第2のデータベースを有し、前記第1のデータベースには指定されたトンネルに関する3次元モデルを格納し、前記第2のデータベースには前記3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報を格納していて、
    ひび割れの特徴情報を受信し、自己位置推定を要求されると、
    この受信したひび割れの特徴情報を、前記第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報と比較して、受信したひび割れを特定し、
    この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定し、
    この推定した結果を送信することを特徴とするサーバ。
  13. 指定されたトンネルに関する3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報をデータベースに保存するステップと、
    トンネルの内部画像から視点変換した平面画像を作成するステップと、
    前記平面画像からトンネルの内壁に形成されているひび割れの特徴情報を抽出するステップと、
    この抽出したひび割れの特徴情報を、前記データベースに保存しているひび割れの特徴情報と比較して、前記トンネルの内部画像に映っているひび割れを特定するステップと、
    この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定するステップと、を備えていることを特徴とする自己位置推定プログラム。
  14. 指定されたトンネルに関する3次元モデルを第1のデータベースに格納するステップと、
    前記3次元モデルから抽出されたひび割れの特徴情報を第2のデータベースに格納するステップと、
    トンネルの内部画像から抽出されたひび割れの特徴情報を受信するステップと、
    自己位置推定を要求されると、前記受信したひび割れの特徴情報を、前記第2のデータベースに格納しているひび割れの特徴情報と比較して、前記トンネルの内部画像に映っているひび割れを特定するステップと、
    この特定したひび割れに基づいてトンネルにおける自己位置を推定するステップと、を備えていることを特徴とする自己位置推定プログラム。
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