JP2017129336A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体の構成にあたって良好な意匠性を確保することができる空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機の本体26は、前端から後端の合わせ面63まで水平方向に広がって、フィルタの着脱口56a、56bの上縁を区画する上面体64、および、当該上面体64から連続して鉛直方向に広がって、合わせ面63より前方に広がる切り欠き67で切り欠かれる側面体66を有するフロント部材57と、合わせ面63から前方に広がる遮蔽板71で切り欠き67を塞ぎながら側面体66の外側面66aに接続される本体側面26bを区画するサイド部材68と、サイド部材68に連結されて、側面体66の外側面66aおよび遮蔽板71を含むサイド部材68の本体側面26bを覆うサイドパネル76とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は空気調和機に関する。
空気調和機の本体には熱交換器その他の構成要素が収容される。本体の構成にあたって、フィルタの着脱口を区画するフロント部材と、当該本体の側面を形成するサイド部材とは別部材に形成されることができる。こうした別部材化によれば、熱交換器の大きさや形状に応じていずれか一方の部材が交換されれば本体は完成されることができ、金型コストの低減は実現されることができる。本体の側面は化粧材としてのサイドパネルで覆われる。
特開2006−71223号公報
成形後のフロント部材の収縮が大きくなると、合わせ面に沿ってフロント部材の側面体は変位する。側面体の外側面はサイド部材の側面よりも内側に引っ込む。したがって、側面体の外側面とサイドパネルとの間に隙間が生じる。サイドパネルに反りやねじれが生じていると、サイドパネルは側面体で支持されるまで内側に撓む。こうした撓みはサイドパネルの意匠性を低下させる。
本発明は、本体の構成にあたって良好な意匠性を確保することができる空気調和機を提供することを目的とする。
本発明の一形態によれば、本体の前面に配置されるフロント部材と、前記フロント部材の後端側となる合わせ面で接続され前記本体の側面側に配置されるサイド部材とを有する空気調和機において、前記フロント部材は、前端から後端の合わせ面まで広がって、上縁となる上面体、および、当該上面体の一端側から垂直方向に連続して広がって、前記合わせ面より前方に広がる側面体を有し、前記サイド部材は、前記合わせ面から前方に広がる遮蔽板を備えると共に前記側面体の外側面に接続される本体側面を区画し、前記サイド部材には、前記側面体の前記外側面および前記遮蔽板を含む前記サイド部材の前記本体側面を覆うサイドパネルが連結される空気調和機は提供される。
空気調和機の側面はサイドパネルで覆われるので、当該側面の意匠性は確保される。フロント部材が収縮すると、合わせ面に沿ってフロント部材の側面体は変位する。側面体の外側面はサイド部材の側面よりも内側に引っ込む。したがって、側面体の外側面とサイドパネルとの間に隙間が生じる。このとき、フロント部材が収縮しても遮蔽板は変位せずにサイドパネルを支持することができ、したがって、サイドパネルに外側から外力が加わっても、サイドパネルの撓みは防止される。フロント部材およびサイド部材の組み合わせで本体が構成されても、良好な意匠性は確保されることができる。なお、空気調和機では、側面体の合わせ面より前方の一部が切り欠かれ、前記遮蔽板は前記切り欠きに配置されてもよい。
空気調和機では、前記サイドパネルの外表面には光沢面が形成されてもよい。特に、光沢面では光の具合で視覚的に撓みが目立つ。したがって、前述のようにサイドパネルで撓みが抑制されれば、良好な意匠性は確保されることができる。
空気調和機は、前記サイド部材に形成されて、前記側面体の前記外側面から外側に向かって垂直に立ち上がる受け面を有し、上端で前記サイドパネルの裏側に突き当てられる壁体を備えてもよい。サイド部材にサイドパネルが結合される際にサイドパネルの裏面(内向き面)はサイド部材の壁体で支持される。成形後のフロント部材の収縮により、フロント部材の側面体はサイド部材に対して変位する。こうしてフロント部材の寸法のばらつきは許容される。寸法がばらついても、サイドパネルの撓みは確実に回避される。
以上のように開示の装置によれば、本体の構成にあたって良好な意匠性は確保される。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の構成を概略的に示す概念図である。 一実施形態に係る室内機の外観を概略的に示す斜視図である。 室内機の本体の構成を概略的に示す斜視図である。 室内機の構造を概略的に示す分解斜視図である。 本体の構造を概略的に示す分解斜視図である。 図5のA−A線に沿った拡大水平断面図である。 サイドパネルの構造を概略的に示す拡大斜視図である。 本体およびサイド部材の分解斜視図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
(1)空気調和機の構成
図1は本発明の一実施形態に係る空気調和機11の構成を概略的に示す。空気調和機11は室内機12および室外機13を備える。室内機12は例えば建物内の室内空間に設置される。その他、室内機12は室内空間に相当する空間に設置されればよい。室内機12には室内熱交換器14が組み込まれる。室外機13には圧縮機15、室外熱交換器16、膨張弁17および四方弁18が組み込まれる。室内熱交換器14、圧縮機15、室外熱交換器16、膨張弁17および四方弁18は冷凍回路19を形成する。
冷凍回路19は第1循環経路21を備える。第1循環経路21は四方弁18の第1口18aと第2口18bを相互に結ぶ。第1循環経路21には、圧縮機15が設けられている。圧縮機15の吸入管15aは四方弁18の第1口18aに冷媒配管を介して接続される。第1口18aからガス冷媒は圧縮機15の吸入管15aに供給される。圧縮機15は低圧のガス冷媒を所定の圧力まで圧縮する。圧縮機15の吐出管15bは四方弁18の第2口18bに冷媒配管を介して接続される。圧縮機15の吐出管15bからガス冷媒は四方弁18の第2口18bに供給される。冷媒配管は例えば銅管であればよい。
冷凍回路19は第2循環経路22をさらに備える。第2循環経路22は四方弁18の第3口18cと第4口18dを相互に結ぶ。第2循環経路22には、第3口18c側から順番に室外熱交換器16、膨張弁17および室内熱交換器14が組み込まれる。室外熱交換器16は、通過する冷媒と周囲の空気との間で熱エネルギーを交換する。室内熱交換器14は、通過する冷媒と周囲の空気との間で熱エネルギーを交換する。第2循環経路22は例えば銅管などの冷媒配管で形成されればよい。
室外機13には送風ファン23が組み込まれる。送風ファン23は室外熱交換器16に通風する。送風ファン23は例えば羽根車の回転に応じて気流を生成する。気流は室外熱交換器16を通り抜ける。通り抜ける気流の流量は羽根車の回転数に応じて調整される。
室内機12には送風ファン24が組み込まれる。送風ファン24は室内熱交換器14に通風する。送風ファン24は羽根車の回転に応じて気流を生成する。送風ファン24の働きで室内機12には室内空気が吸い込まれる。室内空気は室内熱交換器14を通り抜け冷媒と熱交換する。熱交換することで生成された冷気または暖気の気流は室内機12から吹き出される。通り抜ける気流の流量は羽根車の回転数に応じて調整される。
冷凍回路19で冷房運転が実施される場合には、四方弁18は第2口18bと第3口18cを相互に接続し第1口18aと第4口18dを相互に接続する。したがって、圧縮機15の吐出管15bから高温高圧の冷媒が室外熱交換器16に供給される。冷媒は室外熱交換器16、膨張弁17および室内熱交換器14を順番に流通する。室外熱交換器16では冷媒から外気に放熱する。膨張弁17で冷媒は低圧まで減圧される。減圧された冷媒は室内熱交換器14で周囲の空気から吸熱する。冷気が生成される。冷気は送風ファン24の働きで室内空間に吹き出される。
冷凍回路19で暖房運転が実施される場合には、四方弁18は第2口18bと第4口18dを相互に接続し第1口18aと第3口18cを相互に接続する。圧縮機15から高温高圧の冷媒が室内熱交換器14に供給される。冷媒は室内熱交換器14、膨張弁17および室外熱交換器16を順番に流通する。室内熱交換器14では冷媒から周囲の空気に放熱する。暖気が生成される。暖気は送風ファン24の働きで室内空間に吹き出される。膨張弁17で冷媒は低圧まで減圧される。減圧された冷媒は室外熱交換器16で周囲の空気から吸熱する。その後、冷媒は圧縮機15に戻る。
(2)室内機の構成
図2は一実施形態に係る室内機12の外観を概略的に示す。室内機12の本体(筐体)26にはアウターパネル27が覆い被さる。本体26の下面には吹出口28が形成される。吹出口28は室内に向けて開口する。本体26の後面は、鉛直面(例えば室内の壁面)に固定されることができる。室内熱交換器14で冷気または暖気が生成され、冷気または暖気の気流は吹出口28から吹き出す。
吹出口28には前後1対の上下風向板31a、31bが配置される。上下風向板31a、31bはそれぞれ本体の長手方向と平行な水平軸線32a、32b回りに回転することができる。回転に応じて上下風向板31a、31bは吹出口28を開閉する。上下風向板31a、31bの角度に応じて、吹き出される気流の方向は変えられる。
図3に示されるように、本体26には吸込口33が形成される。吸込口33は本体26の正面および上面で開口する。アウターパネル27は本体26の正面で吸込口33に覆い被さることができる。室内の空気は吸込口33から本体26内に取り込まれ、室内熱交換器14に向けて供給される。本体26の前方で個々の吸込口33にエアフィルタアセンブリ(図示されず)がそれぞれ装着される。
エアフィルタアセンブリはエアフィルタおよびダストボックスを備えればよい。エアフィルタはダストボックスに保持される。ダストボックスは本体に着脱自在に取り付けられる。ダストボックスが本体にセットされると、エアフィルタは吸込口の全面にわたって配置される。
図4に示されるように、本体26には送風ファン24が回転自在に支持される。送風ファン24には例えばクロスフローファンが用いられる。送風ファン24は水平軸線32a、32bに平行な回転軸41回りで回転する。送風ファン24の回転軸41は本体26の設置時の水平方向に延びる。送風ファン24は吹出口28に平行に配置される。送風ファン24には駆動源(図示されず)から回転軸41回りの駆動力が伝達される。駆動源は本体26に支持される。送風ファン24の回転に応じて気流は室内熱交換器14を通過する。その結果、冷気または暖気の気流が生成される。冷気または暖気の気流は吹出口28から吹き出される。
室内熱交換器14は前側体14aおよび後側体14bを備える。前側体14aは送風ファン24の前側から送風ファン24に向き合わせられる。後側体14bは送風ファン24の後側から送風ファン24に向き合わせられる。前側体14aと後側体14bは上端で相互に連結される。前側体14aおよび後側体14bは冷媒管42aを有する。すなわち、冷媒管42aは、水平軸線32a、32bに平行に延び、本体26の正面視左右端で折り返され、再び水平軸線32a、32bに平行に延び、再び本体26の正面視左右端で折り返され、これらが繰り返される。冷媒管42aは第2循環経路22の一部を構成する。冷媒管42aには複数の放熱フィン42bが結合される。冷媒管42aおよび放熱フィン42bは例えば銅やアルミニウムといった金属材料から形成されることができる。冷媒管42aおよび放熱フィン42bを通じて冷媒と空気との間で熱交換が実現される。
本体26はエアフィルタアセンブリの着脱口(右着脱口56aおよび左着脱口56b)を区画するフロント部材57を備える。フロント部材57は、水平方向に延びて着脱口56a、56bの下縁および吹出口28の上縁を区画する主体58を備える。主体58はエアフィルタアセンブリを支持する。主体58には、主体58に一体化されて主体58から連続する右壁体59、中央壁体61および左壁体62が形成される。右壁体59、中央壁体61および左壁体62は水平軸線32a、32bに直交する姿勢で鉛直方向に広がる。右壁体59および中央壁体61の間に右側の着脱口56aは区画される。中央壁体61および左壁体62の間に左側の着脱口56bは区画される。
フロント部材57は、前端から後端の合わせ面63まで水平方向に広がって、着脱口56a、56bの上縁となる上面体64と、主体58および上面体64から連続して鉛直方向に広がり、本体26の右側面を形成する右側面体65と、主体58および上面体64から連続して鉛直方向に広がり、本体26の左側面を形成する左側面体66とを有する。図5に示されるように、左側面体66は、合わせ面63より前方に広がる切り欠き67で切り欠かれる。切り欠き67はできる限り左側面体66の前端に近づくことが望まれる。左側面体66および左壁体62の間にサイド部材68は配置される。サイド部材68は合わせ面63でフロント部材57に接続される。フロント部材57は、前方への動きに応じてサイド部材68から分離可能にサイド部材68の前端に結合される。結合には例えばねじが用いられればよい。ここで、サイド部材68の室内熱交換器14側でない面を、本体側面26bとする。本体側面26bは、合わせ面63から前方に広がる遮蔽板71で切り欠き67を塞ぎながら左側面体66の外側面66aに接続される。
サイド部材68は、水平軸線32a、32bに直交する姿勢で広がる外板72と、外板72から所定の間隔で内側に配置されつつ外板72に平行に広がって、外板72との間に収容空間73を区画する内板74とを備える。収容空間73には例えば電装品ボックスが収容される。こうして電装品ボックスはサイド部材68に支持される。フロント部材57には、前方に向かって電装品ボックスを開放する窓孔75が区画される。サイド部材68の後端には例えば本体26のリア部材(図示されず)が結合される。リア部材は例えば室内熱交換器14を支持する。本体26はリア部材で室内の壁面に固定されればよい。
サイド部材68にはサイドパネル76が連結される。サイドパネル76は樹脂材から形成される。サイドパネル76は、左側面体66の外側面66aおよび遮蔽板71を含むサイド部材68の本体側面26bを覆う。サイドパネル76の外表面には、設置面(室内の壁面)から遠い前側に光沢面77が形成され、設置面に近い後側にテクスチャ構造78が形成される。テクスチャ構造78は模様を描く。テクスチャ構造78は後端に近づくにつれて深く形成される。深さは例えば凹凸の高低差で特定されればよい。
遮蔽板71は外板72から連続する。遮蔽板71の前端には壁体79が形成される。壁体79は上端でサイドパネル76の裏側に突き当てられる。遮蔽板71にはリブ81が形成される。リブ81は水平方向に延びる。リブ81は左側面体66の前端と壁体79とに接続される。リブ81は遮蔽板71の強度を高める。
図6に示されるように、壁体79には、左側面体66の外側面66aから外側に向かって垂直に立ち上がる受け面79aが形成される。受け面79aには左側面体66の後端が突き当てられる。
図7に示されるように、テクスチャ構造78の特定域の裏側でサイドパネル76の内向き面には爪83a、83b、83cが形成される。爪83a、83b、83cは樹脂材の一体成型に基づきサイドパネル76の内向き面に連続すればよい。爪83a、83b、83cは、サイドパネル76の内向き面に間隔をおいて設けられる。ここで、本体26の側面26bでサイド部材68の外板72には開口84a、84b、84cが穿たれる。サイドパネル76をサイド部材68に取付ける際には、サイドパネル76をサイド部材68の本体側面26bに重ねられた状態で、サイド部材68に対して前方位置および後方位置の間で前後方向に移動させる。開口84a、84b、84cは、前方位置のサイドパネル76がサイド部材68に重ねられる際に爪83a、83b、83cの進入を許容する位置および大きさに形成される。個々の爪83a、83b、83cは前端でサイドパネル76の内向き面に接続され、サイドパネル76がサイド部材68に対して相対変位し前方位置から後方位置に移動されると、爪83a、83b、83cは外板72の裏側に係り合う。爪83a、83b、83cでは、外板72に係り合った際に外板72に対して接触圧を高める弾性力が生成されてもよい。
サイド部材68の前向き面68aには開口85a、85bが区画される。開口85a、85bに対応してサイドパネル76には突片が86a、86b形成される。突片86a、86bはサイドパネル76の動作方向に平行に延びる。サイドパネル76が前方位置でサイド部材68に重ねられると、突片86a、86bは対応の開口85a、85bに対して位置決めされ先端で開口85a、85bに向き合わせられる。サイドパネル76が前方位置から後方位置に移されると、開口85a、85bに突片86a、86bは受け入れられる。
サイドパネル76にはさらに板片87が形成される。板片87はサイドパネル76の内向き面から水平軸線32a、32bに平行に鉛直面に沿って延びる。サイドパネル76が後方位置に位置決めされると、板片87はフロント部材57の前向き面57aに重ねられる。当該前向き面57aには雌ねじが配置される。前向き面57aにねじ孔が穿たれてもよく前向き面57aの裏側にナットが固着されてもよい。ねじは板片87を貫通して雌ねじにねじ込まれる。こうして板片87はフロント部材57にねじ結合される。
(3)室内機の動作
送風ファン24が動作すると、吸込口33から本体26内に空気は吸い込まれる。本体26内では吸込口33から吹出口28に向かって気流が生成される。気流はエアフィルタを通過して室内熱交換器14を通過する。冷房運転時には空気は室内熱交換器14で冷却されて吹出口28から吹き出される。暖房運転時には空気は室内熱交換器14で暖められて吹出口28から吹き出される。気流がエアフィルタを通過する際にメッシュシートのメッシュの大きさよりも大きい塵埃はメッシュを通過することができない。こうして室内熱交換器14に向かって流れる気流から塵埃などは除去される。室内熱交換器14には清浄な気流が流れ込む。吹出口28から清浄な空気の冷気または暖気は吹き出される。
図8に示されるように、本体26の組み立てにあたってフロント部材57およびサイド部材68は結合される。フロント部材57およびサイド部材68は例えば個別に射出成型された樹脂材から構成される。このとき、フロント部材57の成形後の収縮が大きくなると、合わせ面63に沿って、フロント部材57の左側面体66は変位する。左側面体66の外側面66aはサイド部材68の本体側面26bよりも内側に引っ込む。したがって、左側面体66の外側面66aとサイドパネル76との間に隙間が生じる。このとき、遮蔽板71は変位せずにサイドパネル76を支持することができるため、サイドパネル76の撓みは防止される。フロント部材57の熱収縮が大きくなっても、良好な意匠性は確保されることができる。
サイドパネル76の外表面には、前側に光沢面77が形成され、後側にテクスチャ構造78が形成される。こうしてサイドパネル76の外表面には前後方向に陰影が形成される。こうした陰影の働きで視覚的にサイドパネル76の前後長さは縮小される。圧迫感は消失する。空気調和機11は使用者に視覚的にコンパクトな印象を与えることができる。特に、光沢面77では光の具合で視覚的に撓みが目立つ。したがって、前述のようにサイドパネル76で撓みが抑制されれば、良好な意匠性は確保されることができる。
前述のように、テクスチャ構造78は後端に近づくにつれて深く形成される。こうしてサイドパネル76の外表面には前後方向に陰影の濃淡が形成される。こうした濃淡の働きで視覚的にサイドパネル76の前後長さの縮小はさらに使用者に印象づけられることができる。
サイド部材68にサイドパネル76が結合される際にサイドパネル76の裏面(内向き面)はサイド部材68の壁体79で支持される。フロント部材57が収縮すると、それに応じてフロント部材57の左側面体66はサイド部材68に対して変位する。左側面体66の変位は受け面79aの範囲(広がり)で許容される。こうしてフロント部材57の寸法のばらつきは許容される。寸法がばらついても、サイドパネル76の撓みは確実に回避される。
サイドパネル76の樹脂成型にあたってサイドパネル76の内向き面に爪83a、83b、83cが形成されると、その裏側でサイドパネル76の外表面には引けが生じることがある。引けはサイドパネル76の外表面に浅い凹みを生成する。このとき、外表面のテクスチャ構造78は光の乱反射を引き起こすことから、観察者は視覚的に凹みを認識することができない。こうして空気調和機11の見栄えは良好に維持されることができる。
サイドパネル76の取り付けにあたって突片86a、86bが開口85a、85bに進入すると、サイドパネル76の前端はサイド部材68に連結される。サイドパネル76の前端がサイド部材68の本体側面26bから遠ざかるようなサイドパネル76の反りは防止されることができる。
板片87がフロント部材57の前向き面57aにねじで結合されると、サイドパネル76の動きは防止される。したがって、爪83a、83b、83cはサイド部材68の外板72との係り合いを確実に維持することができる。ねじが取り外されると、サイド部材68に対してサイドパネル76の動きは許容され、爪83a、83b、83cとサイド部材68との係り合いは解除されることができる。こうしてサイドパネル76の着脱は実現される。
11…空気調和機、26b…本体側面、56a…着脱口(右着脱口)、56b…着脱口(左着脱口)、57…フロント部材、63…合わせ面、64…上面体、66…左側面体、66a…外側面、67…切り欠き、68…サイド部材、71…遮蔽板、76…サイドパネル、77…光沢面、79…壁体、79a…受け面。

Claims (3)

  1. 本体の前面に配置されるフロント部材と、前記フロント部材の後端側となる合わせ面で接続され前記本体の側面側に配置されるサイド部材とを有する空気調和機において、
    前記フロント部材は、前端から後端の合わせ面まで広がって、上縁となる上面体、および、当該上面体の一端側から垂直方向に連続して広がって、前記合わせ面より前方に広がる側面体を有し、
    前記サイド部材は、前記合わせ面から前方に広がる遮蔽板を備えると共に前記側面体の外側面に接続される本体側面を区画し、
    前記サイド部材には、前記側面体の前記外側面および前記遮蔽板を含む前記サイド部材の前記本体側面を覆うサイドパネルが連結される
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、前記側面体の前記合わせ面より前方の一部が切り欠かれ、前記遮蔽板は前記切り欠きに配置されることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1または2に記載の空気調和機において、前記サイド部材に形成されて、前記側面体の前記外側面から外側に向かって垂直に立ち上がる受け面を有し、上端で前記サイドパネルの裏側に突き当てられる壁体を備えることを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019047570A1 (zh) * 2017-09-11 2019-03-14 格力电器(武汉)有限公司 侧板安装结构及具有其的室内机

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