JP2017128958A - Awning device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、キャンバスを張出したり収納したりするオーニング装置に関するものである。 The present invention relates to an awning device for projecting and storing a canvas.
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載のもののように、可撓性を有するシート状のキャンバスと、該キャンバスの前端側が止着された支持前枠と、該キャンバスを後方側で巻き取ったり繰り出したりする巻取体と、該巻取体を駆動回転させる回転式電動機と、前記支持前枠を支持するとともに前後に伸縮可能な伸縮アームと、前記伸縮アームを前記後方側から支持する支持基体とを備えたオーニング装置がある。
前記従来技術では、前記巻取体を繰出し方向へ回転させると、キャンバスが繰り出されるのに伴って、前記開閉体支持前枠が前記巻取体から離れてゆくとともに、前記伸縮アームが内在する付勢部材の付勢力によって展開されるように伸長してゆく。また、前記巻取体を巻取り方向へ回転させれば、キャンバスが前記巻取体に巻き取られるのに伴って、前記開閉体支持前枠が前記巻取体に近づくとともに、前記伸縮アームが折れ曲がるように収縮する。
Conventionally, in this type of invention, for example, as described in Patent Document 1, a flexible sheet-like canvas, a supporting front frame to which the front end side of the canvas is fixed, and the canvas on the rear side A winding body that winds and unwinds, a rotary electric motor that drives and rotates the winding body, a telescopic arm that supports the front support frame and can be expanded and contracted forward and backward, and the telescopic arm from the rear side. There is an awning device including a supporting base for supporting.
In the prior art, when the winding body is rotated in the feeding direction, the opening / closing body supporting front frame moves away from the winding body as the canvas is drawn out, and the telescopic arm is inherently attached. It expands so as to be developed by the urging force of the urging member. Further, if the winding body is rotated in the winding direction, the opening / closing body supporting front frame approaches the winding body as the canvas is wound around the winding body, and the telescopic arm is Shrink to bend.
上記従来のオーニング装置によれば、キャンバスを張出せば、上方からの日差しや雨風、雪等をキャンバスにより防ぎ、該キャンバスの下方側の空間を有効に利用することができる。しかし、従来のオーニング装置では、上方をキャンバスで覆ったとしても、側方や前方が開放しているため、側方や前方から吹き込む雨や風を防ぐことはできない。
また、塗装や溶接、研磨等の作業が行われる現場では、粉塵等が飛散しないように上方、側方及び前方が囲まれた空間が必要になる。そこで、上記従来のオーニング装置のキャンバスにより上方を覆い、その周囲を移動式のパーテーション等で囲むことが考えられる。しかしながら、キャンバスと前記パーテーションの間に隙間が生じ、該隙間から外部へ粉塵等が飛散するおそれがある。また、加工対象物や機械の搬入搬出等の際には、前記パーテーションを人力等により移動させる必要があり、その作業が面倒である。
そこで、必要に応じて、キャンバス下方側の空間を容易に覆うことができるオーニング装置が求められる。
According to the conventional awning device, if the canvas is extended, the canvas from the sun, rain wind, snow, etc. from above can be prevented and the space below the canvas can be used effectively. However, in the conventional awning device, even if the upper part is covered with a canvas, the side and the front are open, and thus rain and wind blown from the side and the front cannot be prevented.
In addition, in a site where operations such as painting, welding, and polishing are performed, a space surrounded by the upper side, the side, and the front is necessary so that dust and the like are not scattered. Therefore, it is conceivable to cover the upper part with the canvas of the conventional awning apparatus and surround the periphery with a movable partition or the like. However, a gap is generated between the canvas and the partition, and dust or the like may be scattered from the gap to the outside. Moreover, when carrying in / out of a workpiece or a machine, the partition needs to be moved by human power, which is troublesome.
Therefore, an awning device that can easily cover the space below the canvas is required as required.
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
可撓性シート状のキャンバスと、前記キャンバスを後方側で巻き取ったり繰り出したりする巻取体と、前記キャンバスの前端側を支持するように横幅方向へ連続する支持前枠と、後端部が前記巻取体側の不動部位に支持されるとともに前端部により前記支持前枠を支持し、その前後端部間を伸縮させる伸縮アームとを備えたオーニング装置において、前記伸縮アームは前記横幅方向へ間隔を置いて複数設けられ、これら伸縮アームのうち、少なくとも前記横幅方向の端部側の伸縮アームには、可撓性シート状の側幕が前後方向へわたって垂下状に係止されていることを特徴とする。
In view of such problems, the present invention has the following configuration.
A flexible sheet-like canvas, a winding body that winds and unwinds the canvas on the rear side, a support front frame that continues in the lateral width direction so as to support the front end side of the canvas, and a rear end portion In the awning device, which is supported by the stationary part on the winding body side, supports the front support frame by a front end portion, and expands and contracts between the front and rear end portions, the expansion arm is spaced in the lateral width direction. Among these telescopic arms, at least the telescopic arm on the end side in the lateral width direction has a flexible sheet-like side curtain locked in a hanging manner in the front-rear direction. It is characterized by.
本発明は、以上説明したように構成されているので、必要に応じて、キャンバス下方側の空間を容易に覆うことができる。 Since the present invention is configured as described above, the space below the canvas can be easily covered as necessary.
次に、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。以下、異なる図における同一符号は略同一の構成を示しており、重複する説明は適宜省略する。 Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. Hereinafter, the same reference numerals in different drawings indicate substantially the same configuration, and redundant description will be omitted as appropriate.
このオーニング装置Aは、可撓性シート状のキャンバス10と、キャンバス10を後方側で巻き取ったり繰り出したりする巻取体20と、キャンバス10の前端側を支持するように横幅方向へ連続する支持前枠30と、支持前枠30に横幅方向へわたって垂下状に係止された前幕40と、後端部が巻取体20側の不動部位である支持基体21に支持されるとともに前端部により支持前枠30を支持し、その前後端部間を伸縮させる複数の伸縮アーム50と、これら複数の伸縮アーム50のうち横幅方向の両端側の各伸縮アーム50に前後方向へわたって垂下状に係止された側幕60,60と、伸長状態の伸縮アーム50とキャンバス10との隙間を側方から覆う補助幕70,70とを備え、キャンバス10を繰り出した際に、該キャンバス10の前方及び両側方を、前幕40、両側幕60,60及び補助幕70,70等によりコ字状に囲む。
なお、図1に示す一例では、四つの伸縮アーム50を設けているが、横幅方向の寸法が比較的短い場合等には、中央側の二つの伸縮アーム50を省くことが可能である。また、横幅方向がより長い場合等には、五つ以上の伸縮アーム50を設けるようにしてもよい。
The awning apparatus A includes a flexible sheet-
In the example shown in FIG. 1, four
キャンバス10は、例えば、ガラスクロスやシリカクロス等の難燃性布地や、フッ素加工を施した塩化ビニル樹脂シート材、ガラス繊維を含んだ合成樹脂シート材等、耐火性(難燃性を含む)を有する可撓性シート材料によって平面視略矩形状に構成される。
このキャンバス10の前端部は、支持前枠30に止着され、同キャンバス10の後端部は、巻取体20の外周に止着されている。
The
The front end portion of the
巻取体20は、キャンバス10の横幅方向の全長と略同等の長さの円筒体状に形成され、その両端側にベアリング(図示せず)及び巻取体支持ブラケット22(図2参照)等を介することで、支持基体21に対し、その前方斜め上方側に離間した位置で回転するように支持されている。
この巻取体20内には、図示しない回転式電動機(例えば、チューブラモータ等)が具備される。この回転式電動機は、基部と該基部に対し双方向へ駆動回転する出力軸とを備え、前記基部を巻取体20内面に固定するとともに、前記出力軸を巻取体支持ブラケット22に対し回転不能に固定している。したがって、前記回転式電動機の供給電源を制御すれば、巻取体20を双方向へ回転させることができる。
The
In the
図1中、符号23は、操作スイッチである。この操作スイッチ23は、前記回転式電動機を制御する制御回路(図示せず)に電気的に接続されており、前記制御回路に対し前記回転式電動機を正転、逆転及び停止するため指令を有線送信する。この操作スイッチ23は、操作者が前幕40と側幕60,60で囲われた空間の外側に居て操作できる位置に設けられている。
また、図1中、符号27は、無線リモコン装置である。この無線リモコン装置は、前記回転式電動機を制御する制御回路(図示せず)の無線モジュール(図示せず)に無線接続されており、前記制御回路に対し前記回転式電動機を正転、逆転及び停止するため指令を無線送信する。
なお、操作スイッチ23と無線リモコン装置27は、必要に応じて、両方が用いられるようにしてもよいし、何れか一方のみが用いられるようにしてもよい。
In FIG. 1,
In FIG. 1,
Note that both the
支持前枠30は、キャンバス10の横幅方向の略全長にわたる棒状の部材であり、金属材料や合成樹脂材料等の硬質材料から構成される。
この支持前枠30は、後述する複数(図示例によれば4つ)の伸縮アーム50の前端部によって支持される。
この支持前枠30には、前幕40の上端部が止着されている。
The
The
The upper end of the
前幕40は、支持前枠30の略全長にわたって、該支持前枠30に吊持されたシート状の部材であり、例えば、キャンバス10と同材質の可撓性シート材料によって平面視略矩形状に構成される。
この前幕40の上端辺を支持前枠30に止着する手段は、本実施の形態によれば、支持前枠30と前幕40の上端縁とを凹凸状に嵌め合せるようにしている。詳細に説明すれば、支持前枠30の下面に下方を開口した断面C字状の凹溝を横幅方向へわたって設けるとともに、前幕40の上端には横幅方向へ連続する断面袋状部分を設け、前記断面袋状部分を前記凹溝に嵌め合せた後、前記断面袋状部分に横幅方向の端部から棒状部材を挿入して、前記断面袋状部分が前記凹溝から抜けないようにしている。
なお、前記止着手段の他例としては、支持前枠30にブラケットを介して前幕40を吊持した態様や、その他の周知の吊持構造とすることが可能である。
The
According to the present embodiment, the means for fixing the upper end side of the
As other examples of the fastening means, it is possible to adopt a mode in which the
伸縮アーム50は、キャンバス10の下方側において、巻取体20と支持前枠30の間に、横幅方向へ間隔を置いて複数配設され、支持前枠30を前後に進退させるように支持している。
各伸縮アーム50は、支持基体21(不動部位)に対し略水平な横方向に回動するように枢支された後アーム51と、後アーム51の前端側部分に対し略水平な横方向へ回動するように枢支された前アーム52とから一体的に構成される。
後アーム51と前アーム52は、金属製の角筒状部材であり、ヒンジ等を介してその一方に対し他方が横方向へ回動するように接続されている。
A plurality of
Each
The
複数の伸縮アーム50のうち、横幅方向の両側端側の二つの伸縮アーム50,50については、各後アーム51が、支持基体21(不動部位)に対し横方向内側(換言すれば、当該オーニング装置A内の空間側)へ回動するように支持され、各前アーム52が、後アーム51の前端側部分に対し横方向外側(換言すれば、当該オーニング装置A内に対する外側)へ回動するように支持される。
すなわち、側端側の伸縮アーム50は、後アーム51と前アーム52の間の接続部分が折れ曲がる際、この折れ曲り部分をオーニング装置A内の空間側へ移動する。
Of the plurality of
That is, when the connecting portion between the
これら後アーム51及び前アーム52の内部には、これら後アーム51及び前アーム52を展開方向(伸びる方向)へ付勢する付勢機構(図示せず)が設けられる。この付勢機構は、例えば、直列に連結されたコイルスプリング及びワイヤーの一端側を後アーム51に止着するとともに他端側を前アーム52に止着してなり、前記コイルスプリングの引張力により後アーム51及び前アーム52を展開方向へ付勢する。なお、前記付勢機構の他例としては、後アーム51と前アーム52を軸支する部分にねじりコイルバネや板バネ等を設けた態様等、他の構造とすることも可能である。
An urging mechanism (not shown) for urging the
上記構成の伸縮アーム50によれば、巻取体20を繰出し方向へ回転させると、キャンバス10が繰り出されるのに伴って、支持前枠30が巻取体20から離れてゆくとともに、各伸縮アーム50が前記付勢機構の付勢力によって展開し伸長する。また、巻取体20を巻取り方向へ回転させれば、キャンバス10が巻取体20に巻き取られるのに伴って、支持前枠30が巻取体20に近づくとともに、各伸縮アーム50が折れ曲がるようにして収縮する。
According to the
なお、後アーム51と前アーム52は、展開状態においてキャンバス10内面との接触を阻むために、上方側を内角とした略逆へ字状に曲がった形状となるように接続されている(図3参照)。この接続構造は、後アーム51と前アーム52を回動自在に接続する支持軸を、後アーム51又は前アーム52に対し傾斜させている。
Note that the
また、各伸縮アーム50と支持基体21の間には、必要に応じて、各伸縮アーム50を上下方向へ揺動させる揺動機構53(図2参照)が設けられる。
この揺動機構53には、手動により伸縮アーム50を上下に揺動させる機構(例えば、特開2010−24761)や、電動により伸縮アーム50を上下に揺動させる機構(例えば、特開2013−194483)等を適用すればよい。なお、揺動機構53を省いて、伸縮アーム50が揺動しない構造にすることも可能である。
Further, a swing mechanism 53 (see FIG. 2) for swinging each
The
また、側幕60は、可撓性を有する略矩形状のシート材である。この側幕60は、キャンバス10と同様の材質とすればよいが、例えば、内部を視認可能にした透明のシート材等、キャンバス10とは異なる材質のシート材とすることも可能である。
The
側幕60の上端縁は、その後側部分が後アーム51に止着されるとともに、前側部分が前アーム52に止着されている。この止着手段は、図示例によれば、側幕60上端側の止着孔61aに挿通される結束バンド64を前アーム52に環状に装着するようにしている。前記止着手段の他例としては、嵌合や接着、巻き付け、挟み込み等とすることが可能である。
The upper edge of the
ここで、側幕60の平面視形状について、図4を参照して詳細に説明する。
側幕60の端部側(周縁)には、補強等のために、側幕60の端縁に沿って一定幅で二つ折りにされた折込部60aが設けられる。
側幕60の上縁部61は、伸縮アーム50に沿う逆へ字状に形成している。この上縁部61にも折込部60aが設けられ、さらに、この上縁部61の折込部60aには、所定間隔を置いて貫通状の止着孔61aが複数設けられる。各止着孔61aには、例えば、環状のハトメ等の孔補強部材が装着されている。
Here, the plan view shape of the
On the end side (periphery) of the
The
また、側幕60の前端側には、上下方向へわたって着脱具62が固定されている。図示例の着脱具62は、ベルベットファスナーであり、その片半部を側幕60の前端側に止着するとともに他半部を、前幕40の横幅方向端部側に止着している。
着脱具62の他例としては、ホックや、磁石、フック等を用いた態様とすることも可能である。
An attachment /
As another example of the
また、側幕60の後端縁63(図4によれば右端側の縁)は、傾斜状に形成される。この後端縁63は、側幕60の後端側に、後方へ長くなる余剰部分63aを確保している。この余剰部分63aは、側幕60の後端と、対向する不動部位(壁面や柱等)との間に隙間が生じるのを防ぐ。
なお、他例としては、余剰部分63aを省いて、側幕60の後端縁63を垂直状に形成することも可能である。
Further, the
As another example, it is possible to omit the
補助幕70は、伸長状態の伸縮アーム50と側幕60との間の空間を、側方側から覆うように、前端側が支持前枠30に止着され、後端側が伸縮アーム50の後端側に止着されている(図3参照)。なお、他例としては、補助幕70の前端側を伸縮アーム50の前端側に止着したり、補助幕70の後端側を巻取体20側の不動部位(例えば支持基体21等)に止着したりしてもよい。
補助幕70の前後方向の長さは、後アーム51と前アーム52の合計の長さよりも短く設定されている。したがって、補助幕70が引き張られた状態では、後アーム51と前アーム52は、上方から視てへ字状に曲がった状態に保持される(図1及び図2参照)。このため、補助幕70と後アーム51及び前アーム52の間には、空気通路aとなる隙間sが確保される。
この補助幕70の材質は、例えば、側幕60のものと同様の可撓性シート材とすればよい。
The
The length of the
The material of the
詳細に説明すれば、補助幕70は、図5に示すように、横長矩形状に形成され、その長手方向の略中央寄りに、中央側折り目71を有し、左右の端部側には、それぞれ、傾斜状の端部側折り目72,72を有する。
More specifically, as shown in FIG. 5, the
中央側折り目71は、補助幕70の長手方向の片半部と他半部を重ね合わせるようにして、該補助幕70が折り曲げられる際に、その折り曲げを容易にするための部位であり、図示例によれば、補助幕70の長手方向に対し交差(図示例によれば略直交)するように、補助幕70の上下幅の全長にわたる線状に設けられる。
この中央側折り目71は、補助幕70の中央側を部分的に重ね合わせて接合したものである。すなわち、補助幕70の中央側には幅の狭い重ね合わせ部分が設けられ、該重ね合わせ部分は接合されている。前記接合は、熱溶着とすればよいが、接着剤を用いた接着や、縫い糸を用いた縫合としてもよい。
また、この中央側折り目71は、補助幕70の中央寄りを部分的に折り曲げ易くする構成であれば、上記以外の構成であってもよい。
The center
The
Further, the center-
各端部側折り目72は、補助幕70の一端側における上側の角部と、下辺の途中部分とを傾斜する線状に結ぶように設けられる。前記傾斜の角度は、図示例によれば、45度である。
この端部側折り目72は、中央側折り目71と同様に、補助幕70の一部分を重ね合わせて接合したものである。
Each end
Similar to the center
また、補助幕70の端部側(周縁)には、側幕60と同様に、補強等のために、その端縁に沿って一定幅で二つ折りにされた折込部70aが設けられる。
特に、補助幕70の上縁側には、中央側折り目71を境にその両側に、断面袋状に折込部70aが形成され、各折込部70a内には、棒状部材73が設けられる。棒状部材73は、金属材料や合成樹脂材料等の剛性を有する材料から形成され、図5に例示するように、折込部70a端部の開口から内部に挿入されている。前記開口は、棒状部材73の挿入後に、溶着や縫合、接着等の接合手段によって閉鎖される。
Further, on the end side (periphery) of the
In particular, on the upper edge side of the
また、補助幕70の下縁側の折込部70aも、断面袋状に形成され、特に、左右の各端部側折り目72の下側の折込部70a内には、棒状部材74が設けられる(図5参照)。
この棒状部材74は、棒状部材73と同材質の部材であり、端部側折り目72よりも補助幕70端部側に偏って配置される。
この棒状部材74は、図5に例示するように、補助幕70下縁側の折込部70a端部の開口から内部に挿入されている。前記開口は、棒状部材74の挿入後に、溶着や縫合、接着等の接合手段によって閉鎖される。したがって、棒状部材74は、前記接合手段と、端部側折り目72との間で、補助幕70の長手方向へ移動しないように保持される。
The
This rod-shaped
As illustrated in FIG. 5, the rod-
また、補助幕70の上端側において、補助幕70の長手方向の一端側と他端側には、それぞれ、前側被止着部75と後側被止着部76が設けられる(図5参照)。
Further, on the upper end side of the
前側被止着部75は、補助幕70の上端側において、その前端から前方へ突出する平面視略矩形平板状のシート材である。この前側被止着部75は、補助幕70の一部分としてもよいし、補助幕70と同材質のシート材を接合したものであってもよい。
この前側被止着部75は、補助幕70に対し角度約90度曲げられて、支持前枠30の内側の側面に止着される。この際の止着手段は、ネジ止めや嵌合、バンド締結等とすることができる。本実施の形態の一例によれば、前側被止着部75は、支持前枠30の内側の側面と、該側面にネジ止めされる平板状部材(図示せず)との間に挟まれて保持される。
The front
The front
後側被止着部76は、補助幕70の上端側において、その後端から後方へ突出するシート材であり、上下方向の貫通孔76aを有し、図示例によれば、平面視略台形状に形成される(図5参照)。この後側被止着部76は、補助幕70の一部分としてもよいし、補助幕70と同材質のシート材を接合したものであってもよい。
この前側被止着部75は、後述する補助幕止着ブラケット80を介して、伸縮アーム50の後端側に止着される。
The rear
The front
補助幕止着ブラケット80は、図6に示すように、伸縮アーム50の後アーム51に対し、上方から嵌り合う凹状片81と、該凹状片81の上端から、斜め上方へ突出する支持軸82とを一体に具備する。
As shown in FIG. 6, the auxiliary
凹状片81は、後アーム51の後端側に、上方から被せられる。この凹状片81は、下端側の貫通孔81aに挿通される止着具(例えば、ボルトとナット等)により、後アーム51に対し不動に固定される。
The
支持軸82は、オーニング装置Aの横幅方向の外側へ傾くようにして、凹状片81に対し斜め上方へ突出したボルトである。
この支持軸82は、補助幕70端部の後側被止着部76に挿通され、その先端側には、ナット83が螺合される。
したがって、補助幕70は、オーニング装置Aの横幅方向において、伸縮アーム50よりも外側に位置し、その後端側が伸縮アーム50に固定される。
The
The
Therefore, the
なお、図1及び図2中、符号24は、巻取体20の側方を覆う側面カバーである。符号25は、巻取体20の上方を覆う天面カバーである。符号26は、支持基体21を当該オーニング装置Aの設置対象物に固定するための取付けブラケットである。
1 and 2,
次に、上記構成のオーニング装置Aについて、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
図1〜図2及び図7(a)は、オーニング装置Aが、キャンバス10を張出した状態を示す。
この張出状態では、キャンバス10下側の空間が、前幕40、左右の側幕60,60、補助幕70,70、後方側の壁面等(図示せず)、床面や地面等(図示せず)によって囲まれる。すなわち、該空間は、上下及び四方を囲まれることになる。
よって、当該オーニング装置Aを用いれば、側方や前方等から雨や雪、風等が内部に侵入するのを防ぐことができる。
さらに、当該オーニング装置A内に、塗装装置や、溶接装置、その他の製造機械等を設置し作業空間として利用した場合には、前記機械等によって発生する霧状の塗料や、粉塵等が、オーニング装置Aの外部へ飛散するようなことを防ぐことができる。
Next, the characteristic operation and effect of the awning device A having the above configuration will be described in detail.
1 to 2 and FIG. 7A show a state in which the awning apparatus A projects the
In this overhanging state, the space below the
Therefore, if the awning device A is used, it is possible to prevent rain, snow, wind, or the like from entering the inside from the side or the front.
Furthermore, when a coating device, a welding device, other manufacturing machines, etc. are installed in the awning device A and used as a work space, mist-like paint, dust, etc. generated by the machine, etc. It is possible to prevent scattering to the outside of the device A.
また、本実施の形態の好ましい一例では、側幕60の前端と前幕40の内面とを着脱具62によって接続しているため、その着脱箇所を部分的に外して、人や物を内外に容易に通過させることができる。
In a preferred example of the present embodiment, since the front end of the
また、伸縮アーム50と補助幕70の間の隙間sによって空気通路aが確保されているため、オーニング装置A内部の空間と、その外部の空間との通気性も良好である。
Further, since the air passage a is secured by the gap s between the
また、キャンバス10等を収納する際には、操作スイッチ23又は無線リモコン装置27の操作によりキャンバス10を巻取体20に巻き取れば、後アーム51と前アーム52が折れ曲がるようにして収縮し、図7(a)〜(c)に示すように、側幕60及び補助幕70が畳まれてゆき、支持前枠30及び前幕40が後方へ移動する。
詳細に説明すれば、補助幕70は、その前後の棒状部材73,73の重みにより、先ず、中央の中央側折り目71部分で二つ折りにされる(図7(a)(b)参照)。さらに、補助幕70は、両端部側が、それぞれ棒状部材74の重みにより、三角形状に折り畳まれる(図7(c)参照)。
また、側幕60は、後方へ寄せられるように撓んでゆく。なお、側幕60の後部側には、余剰部分63aが形成されているため、この余剰部分63aによって、側幕60の後端部と、その後部側の壁面(図示せず)との間に隙間が生じるようなことを防ぐことができる。
Further, when storing the
More specifically, the
Further, the
よって、オーニング装置Aによれば、必要に応じて、キャンバス10の下方側の空間を、容易に覆ったり開放したりすることができる。
Therefore, according to the awning apparatus A, the space below the
なお、上記実施の形態によれば、伸縮アーム50を後アーム51と前アーム52の2本のアームから構成したが、伸縮アームの他例としては、折れ曲がるようにした3以上のアームとした態様や、壁面へ向かって折れ曲るようにした1本のアームとした態様等とすることも可能である。
さらに、上記伸縮アームの他例しては、内外に重なりあった複数の筒状部材を互いにスライドさせて伸縮する態様とすることも可能である。この場合には、例えば、側幕60の上端側に間隔を置いてリング状部材を複数止着し、該リング状部材を前記伸縮アームに対し環状に装着し、最前端側の前記リング状部材を前記伸縮アームの前端側に固定するとともに、最後端側の前記リング状部材を前記伸縮アームの後端側に固定すればよい。
In addition, according to the said embodiment, although the expansion-
Furthermore, as another example of the telescopic arm, it is also possible to adopt a mode in which a plurality of cylindrical members overlapped inside and outside are slid and expanded and contracted. In this case, for example, a plurality of ring-shaped members are fixed to the upper end side of the
また、上記実施の形態によれば、特に好ましい態様として、補助幕70に棒状部材73,74を設けたが、これら棒状部材73及び棒状部材74は省くことも可能である。
Further, according to the above-described embodiment, as a particularly preferable aspect, the rod-shaped
また、上記実施の形態によれば、前幕40を支持前枠30に対し不動に止着したが、他例としては、前幕40の上端を、支持前枠30に対しスライド可能に吊持する態様とすることも可能である。より具体的に説明すれば、この態様では、前幕40の下端側に、カーテン用のガイドレール及び複数の駒を設け、前幕40の上端に、前記複数の駒にそれぞれ掛止するようにフックを設ける。
この態様によれば、前幕40をカーテンのように開放したり閉鎖したりすることができ、人や物の出入りをより容易にすることができる。
Further, according to the above embodiment, the
According to this aspect, the
また、上記実施の形態によれば、側幕60には折り目を設けなかったが、必要に応じて、側幕60にも、補助幕70の中央側折り目71等と同構造の折り目を設けて、収縮時の収納性をより向上するようにしてもよい。
Further, according to the above embodiment, the
また、上記実施の形態によれば、側幕60を伸縮アーム50に対し着脱不能に止着したが、他例としては、側幕60を伸縮アーム50に対し着脱可能に止着するようにしてもよい。また、同様に、前幕40を支持前枠30に対し着脱可能に止着することも可能である。
Further, according to the above-described embodiment, the
また、上記実施の形態によれば、特に好ましい態様として、前幕40を設けたが、他例としては、上記オーニング装置Aから前幕40を省いた構成とすることも可能である。この構成によっても、キャンバス10下方の空間についてその側方側を側幕60によって覆うことができ、側方からの雨風の浸入を防いだり、内部の粉塵が側方へ飛散するのを防いだりすることができる。
Further, according to the above embodiment, the
また、上記実施の形態によれば、電動で巻取体20を回転させる構成としたが、他例としては手動で巻取体20を回転させる構成とすることも可能である。
Moreover, according to the said embodiment, although it was set as the structure which rotates the winding
また、上記実施の形態における前幕40に置換して、キャンバス10の前端側が、支持前枠30の下方へ垂れ下がる構造としてもよい。この場合、支持前枠30に、キャンバス10を挟んで電動で回転する一対のピンチローラを支持するとともに、該ピンチローラの回転によりキャンバス10の前端側が下方へ導かれるようにすればよい。
Further, instead of the
また、上記実施の形態に追加する構成として、側幕60の下端、及び/又は前幕40の下端に、錘体を設けるようにしてもよい。前記錐体は、例えば、上述した棒状部材73,74と同様の構造とすればよい。この構成によれば、側幕60や前幕40の下端が風等により煽られるのを防ぐことができる。
Further, as a configuration added to the above embodiment, weights may be provided at the lower end of the
また、上記実施の形態に追加する構成として、側幕60及び/又は前幕40に、窓を設けるようにしてもよい。前記窓は、例えば、側幕60又は前幕40に開口部を設け、該開口部を透明シートにより塞いだ構造とすればよい。
Further, as a configuration added to the above embodiment, a window may be provided in the
また、上記実施の形態に追加する構成として、側幕60及び/又は前幕40に、縦スリットやくぐり戸、開閉扉等を設けるようにしてもよい。この構成によれば、オーニング装置A内の空間への出入りをより容易にすることができる。
Further, as a configuration added to the above embodiment, the
また、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。 Further, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be appropriately changed without departing from the gist of the present invention.
10:キャンバス
20:巻取体
30:支持前枠
40:前幕
50:伸縮アーム
51:後アーム
52:前アーム
60:側幕
73,74:棒状部材
70:補助幕
80:補助幕止着ブラケット
A:オーニング装置
a:空気通路
s:隙間
10: Canvas 20: Winding body 30: Front frame 40: Front curtain 50: Telescopic arm 51: Rear arm 52: Front arm 60:
Claims (7)
前記伸縮アームは前記横幅方向へ間隔を置いて複数設けられ、これら伸縮アームのうち、少なくとも前記横幅方向の端部側の伸縮アームには、可撓性シート状の側幕が前後方向へわたって垂下状に係止されていることを特徴とするオーニング装置。 A flexible sheet-like canvas, a winding body that winds and unwinds the canvas on the rear side, a support front frame that continues in the lateral width direction so as to support the front end side of the canvas, and a rear end portion In the awning device, which is supported by the stationary part on the winding body side and supports the supporting front frame by the front end portion, and an extendable arm that expands and contracts between the front and rear end portions,
A plurality of the telescopic arms are provided at intervals in the lateral width direction, and among these telescopic arms, at least the telescopic arm on the end side in the lateral width direction has a flexible sheet-like side curtain extending in the front-rear direction. An awning device that is locked in a hanging shape.
前記側幕の上端側は、その後側部分が前記後アームに止着されるとともに、前側部分が前記前アームに止着されていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載のオーニング装置。 The telescopic arm includes a rear arm supported so as to rotate laterally with respect to the stationary part, and a front arm supported so as to rotate laterally with respect to a front end side portion of the rear arm. It is configured to bend and stretch between the rear arm and the front arm to expand and contract between the front and rear ends,
The upper end side of the side curtain has a rear side part fixed to the rear arm and a front side part fixed to the front arm. Awning equipment.
前記補助幕の前後方向の長さは、前記後アームと前記前アームの合計の長さよりも短く設定されていることを特徴とする請求項5記載のオーニング装置。 The rear arm is supported so as to rotate inward in the lateral direction with respect to the immovable portion, and the front arm is supported so as to rotate outward in the lateral direction with respect to a front end side portion of the rear arm,
6. The awning device according to claim 5, wherein a length of the auxiliary curtain in the front-rear direction is set shorter than a total length of the rear arm and the front arm.
前記側幕の前端側は、前記前幕に対し着脱可能に止着されていることを特徴とする請求項1乃至6何れか1項記載のオーニング装置。 On the support front frame, a flexible sheet-like front curtain is suspended in a drooping manner in the lateral width direction,
The awning device according to any one of claims 1 to 6, wherein a front end side of the side curtain is detachably fixed to the front curtain.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016010061A JP2017128958A (en) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | Awning device |
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Publications (1)
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JP2017128958A true JP2017128958A (en) | 2017-07-27 |
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ID=59394560
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JP2016010061A Pending JP2017128958A (en) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | Awning device |
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JP (1) | JP2017128958A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110645763A (en) * | 2019-10-29 | 2020-01-03 | 江苏精英冷暖设备工程有限公司 | Freezer connects white device |
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2016
- 2016-01-21 JP JP2016010061A patent/JP2017128958A/en active Pending
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