JP2017127488A - Beverage providing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、飲料提供装置に関するものである。 The present invention relates to a beverage providing apparatus.
従来、例えばカプチーノ等のコーヒー飲料を提供する飲料提供装置において、コーヒー飲料を構成する加圧蒸気を生成する蒸気タンクが備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, in a beverage providing device that provides a coffee beverage such as cappuccino, a device provided with a steam tank that generates pressurized steam constituting the coffee beverage is known (see, for example, Patent Document 1).
上記特許文献1の飲料提供装置では、設置初期等に蒸気タンクに供給された水を加熱・加圧する場合に、該蒸気タンクに空気が残留していると、該空気の分圧に邪魔されてしまい、蒸気タンクの内部温度が目標温度に達していないのに、蒸気タンクの内部圧力が目標圧力に達してしまうことがある。 In the beverage providing apparatus of Patent Document 1, when water supplied to the steam tank is heated and pressurized at the initial stage of installation, etc., if air remains in the steam tank, the partial pressure of the air will interfere with it. Thus, the internal pressure of the steam tank may reach the target pressure even though the internal temperature of the steam tank has not reached the target temperature.
このように空気が残留して蒸気タンクの内部温度が目標温度に達していない状態で加圧蒸気を供給すると、供給する加圧蒸気の供給量にバラツキが生じてしまい、結果的に提供する飲料の品質を低下させてしまうことになる。 Thus, if pressurized steam is supplied in a state where air remains and the internal temperature of the steam tank does not reach the target temperature, the supply amount of the pressurized steam to be supplied varies, and as a result, the beverage to be provided This will reduce the quality of the product.
そのため、メンテナンス作業が行われた後や電源がオフにされてから例えば数日間経過して電源が投入された場合に蒸気タンクで所望の加圧蒸気を生成するためには、作業者が手動でエア抜きや顧客に販売しない飲料の提供を繰り返す必要があり、エア抜き作業が煩雑なものとなる虞れがあった。 For this reason, in order to generate the desired pressurized steam in the steam tank after maintenance work is performed or when the power is turned on after several days have passed since the power is turned off, the operator must manually There is a need to repeat air bleeding and provision of beverages that are not sold to customers, and there is a risk that the air bleeding operation becomes complicated.
本発明は、上記実情に鑑みて、蒸気タンクのエア抜きを簡単に行うことができる飲料提供装置を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the drink provision apparatus which can perform air bleeding of a steam tank easily in view of the said situation.
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料提供装置は、飲料容器に対して飲料を提供するものであって、該飲料を構成する加圧蒸気を生成する蒸気タンクを有する飲料提供装置において、前記蒸気タンクの内部温度を検出する内部温度検出手段と、前記蒸気タンクで生成された加圧蒸気を供給する蒸気供給管を開閉する態様で設けられた蒸気供給弁と、前記蒸気タンクに水が供給されて加熱指令が与えられ、かつ前記内部温度検出手段を通じて検出された内部温度が予め決められた基準温度以下となる場合には、前記蒸気供給弁を開成させつつ前記水を加熱する加熱手段を駆動させる一方、前記内部温度が予め決められた設定温度以上となる場合には、予め設定された設定時間が経過した後に前記蒸気供給弁を閉成させる制御手段とを備えたことを特徴とする。 In order to achieve the above object, a beverage providing apparatus according to the present invention provides a beverage to a beverage container, and has a steam tank that generates pressurized steam constituting the beverage. An internal temperature detecting means for detecting an internal temperature of the steam tank, a steam supply valve provided in a manner for opening and closing a steam supply pipe for supplying pressurized steam generated in the steam tank, and water in the steam tank. Is supplied and a heating command is given, and when the internal temperature detected through the internal temperature detecting means is equal to or lower than a predetermined reference temperature, heating to heat the water while opening the steam supply valve And a control means for closing the steam supply valve after a preset set time has elapsed when the internal temperature is equal to or higher than a preset set temperature. Characterized in that was.
本発明によれば、制御手段が、蒸気タンクに水が供給されて加熱指令が与えられ、かつ内部温度検出手段を通じて検出された蒸気タンクの内部温度が予め決められた基準温度以下となる場合には、蒸気供給弁を開成させつつ水を加熱する加熱手段を駆動させる一方、内部温度が予め決められた設定温度以上となる場合には、予め設定された設定時間が経過した後に蒸気供給弁を閉成させるので、蒸気タンクに残留していた空気を蒸気タンクの外部に排出することができ、これにより、蒸気タンクのエア抜きを簡単に行うことができるという効果を奏する。 According to the present invention, when the control means is supplied with water to the steam tank and given a heating command, and the internal temperature of the steam tank detected through the internal temperature detection means is equal to or lower than a predetermined reference temperature. Drives the heating means that heats the water while opening the steam supply valve, and if the internal temperature is equal to or higher than a preset temperature, the steam supply valve is turned on after a preset time has elapsed. Since it is closed, the air remaining in the steam tank can be discharged to the outside of the steam tank, and this brings about an effect that the air can be easily vented from the steam tank.
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料提供装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。 Exemplary embodiments of a beverage providing apparatus according to the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明の実施の形態である飲料提供装置の構成を模式的に示す模式図である。ここで例示する飲料提供装置1は、飲料容器であるカップCに対して乳飲料成分を含有するコーヒー飲料を提供するものであり、蒸気生成部10、乳飲料供給部30、空気供給部40、ミキシング部50、フォーミング部60及びノズル70を備えて構成されている。
FIG. 1 is a schematic diagram schematically showing a configuration of a beverage providing apparatus according to an embodiment of the present invention. The beverage providing device 1 exemplified here provides a coffee beverage containing a milk beverage component to the cup C, which is a beverage container, and includes a
蒸気生成部10は、蒸気タンク11、蒸気供給管24、排水管25及びリリーフ管26を備えて構成されている。蒸気タンク11は、給湯経路12を通じて湯タンク13に接続されている。ここで湯タンク13は、図2にも示すように、湯生成用ヒータ14を内蔵している。この湯生成用ヒータ14は、後述する制御部90から与えられる駆動指令により駆動して通電状態となるもので、通電状態となることにより、図示せぬ水供給手段により湯タンク13の内部に供給された水を加熱して湯を生成するものである。つまり、湯タンク13は、湯を生成して貯留するものである。このような湯タンク13には、オーバーフロー管15が設けられている。このオーバーフロー管15は、湯タンク13の内部の水位が予め決められた高さ以上となる場合に、湯を外部に排出するためのものである。つまり、湯タンク13の内部は、オーバーフロー管15を通じて外気に連通している。
The
給湯経路12は、複数の給湯管121が接続されて構成されており、その途中において、湯供給ポンプ16、ストレーナ17、給湯ポンプ18が設けられている。
The hot
このような給湯経路12においては、一端側を構成する給湯管121(以下、上流側給湯管121aともいう)が湯タンク13の底部より上方に突出する態様で湯タンク13の内部に進入している。この上流側給湯管121aの上端面には導湯口121bが形成されており、導湯口121bは、湯タンク13に貯留する湯の予め設定された低水位レベルL1(図2参照)よりも上方側に設けられている。この低水位レベルL1は、湯タンク13に貯留される湯の許容される最低限の高さレベルである。
In such a hot
また、上流側給湯管121aにおいては、導湯口121bよりも下方であって低水位レベルL1よりも下方側となる周面部分に導湯口121bよりも小径な補助導湯口121cが設けられている。
Further, in the upstream hot
湯供給ポンプ16は、例えば遠心ポンプにより構成されており、制御部90から駆動指令が与えられた場合に駆動するものである。この湯供給ポンプ16は、駆動する場合には、上流側給湯管121aを通じて吸入した湯を、自身に一端が接続された湯供給管19に送出するものである。つまり、湯供給ポンプ16は、駆動する場合には、湯タンク13に貯留された湯を湯供給管19に送出する一方、駆動停止となる場合には、湯タンク13に貯留された湯が給湯経路12を通過することを許容するものである。
The hot
湯供給管19は、他端が飲料生成部20に接続されている。飲料生成部20は、ブリュアと称されるものであり、湯供給管19を通じて供給された湯と、自身に投入されたコーヒー原料とでコーヒー飲料を抽出するものである。この飲料生成部20の構成は公知であるからここではその説明を割愛する。
The other end of the hot
上記湯供給管19は、湯タンク13における湯の水位よりも上方側となる部分において、飲料生成部20に供給する方向に向かうにしたがって漸次上方に傾斜する上勾配部分19aを有しており、この上勾配部分19aには、図3に示すように、空気導入孔19bが形成されている。また、上勾配部分19aには、空気導入孔19bを通じて湯供給管19の連通する態様で空気導入管21の一端が接続されている。この空気導入管21は、他端が湯タンク13の内部に連通する態様で湯タンク13に接続されている。
The hot
また、上勾配部分19aにおいては、空気導入孔19bよりも上流側部分に縮径管19cが挿入されている。縮径管19cは、外径が湯供給管19の内径d1に適合している。つまり、縮径管19cの内径d2は、湯供給管19の内径d1よりも小さいものである。具体的に説明すると、湯供給管19の内径d1が例えば5.0〜6.0mm程度とされる場合、縮径管19cの内径d2が例えば3.5〜4.5mm程度とされている。また本実施の形態では、空気導入管21の内径d3が1.5〜2.5mm程度とされている。尚、空気導入管21の内径d3は、縮径管19cの内径d2よりも小さい必要はなく、かかる内径d2よりも大きくても構わない。
In the
つまり、上勾配部分19aは、空気導入孔19bよりも上流側部分が該空気導入孔19bが形成された部分を含む下流側部分よりも湯の供給に対する抵抗が大きくなるよう構成されている。
That is, the
上記空気導入管21の上勾配部分19aにおける空気導入孔19bよりも上流側部分に対する角度であるが、本発明においては特に限定されるものではないが、90°以下であることが好ましい。
Although it is an angle with respect to an upstream side part from the
ストレーナ17は、給湯経路12において湯供給ポンプ16よりも下流側に設けられている。このストレーナ17は、給湯経路12を通過する湯に含まれる固着物を取り除くものであり、本実施の形態では、湯の原料となる水に含有されるカルシウム成分が結晶化して生ずるスケールを取り除くものである。
The
給湯ポンプ18は、例えばダイヤフラムポンプにより構成されており、制御部90から駆動指令が与えられた場合に駆動するものである。この給湯ポンプ18は、駆動する場合に、湯タンク13から蒸気タンク11に湯を供給するものである。また、この給湯ポンプ18は、駆動することにより、湯タンク13の内部の空気を蒸気タンク11に供給する給気機能を有している。尚、給湯ポンプ18と蒸気タンク11との間の給湯管121には逆止弁122が設けられている。この逆止弁122は、順方向の閉止圧力を湯タンク13の水頭圧以上の大きさに調整されている。
The hot
上記蒸気タンク11は、内部に蒸気生成用ヒータ22を内蔵している。この蒸気生成用ヒータ22は、後述する制御部90から与えられる駆動指令により駆動して通電状態となるもので、通電状態となることにより、給湯経路12を通じて供給された湯を加熱して加圧蒸気を生成するものである。つまり、蒸気タンク11は、供給された湯を加熱して加圧蒸気を生成するものである。
The
蒸気供給管24は、一端が蒸気タンク11に接続され、他端がミキシング部50に接続されており、蒸気タンク11とミキシング部50とを接続するものである。この蒸気供給管24の途中には、蒸気供給弁24a及び蒸気逆止弁24bが設けられている。この蒸気供給弁24aは、制御部90から与えられる指令により開閉するものである。蒸気供給弁24aは、開成する場合には、蒸気供給管24を加圧蒸気が通過することを許容するものである。また蒸気供給弁24aは、閉成する場合には、蒸気供給管24を加圧蒸気が通過することを規制するものである。蒸気逆止弁24bは、蒸気タンク11からミキシング部50への流体(加圧蒸気)の通過を許容する一方、ミキシングから蒸気タンク11への流体の通過を規制するものである。
The
排水管25は、一端が蒸気タンク11に接続されており、蒸気タンク11の内部の湯を排出させるためのものである。この排水管25には排水コック25aが設けられている。排水コック25aは、揺動可能に設けられており、手動操作にて開く方向に揺動することで排水管25を湯が通過することを許容するものである。
The
リリーフ管26は、一端が蒸気タンク11に接続されており、蒸気タンク11の内部空気、湯及び蒸気を排出するためのものである。このリリーフ管26には、安全弁26aが設けられている。この安全弁26aは、蒸気タンク11の内部の圧力が予め設定された大きさ(例えば400kPa程度)以上となる場合に開成するものである。尚、図2中の符号27は、サーモスタットである。サーモスタット27は、蒸気タンク11の内部の温度が予め設定された大きさ(例えば130℃程度)以上となる場合に、制御部90に停止信号を与えるものである。ここで、サーモスタット27が停止信号を送出する基準となる温度(130℃程度)は、蒸気タンク11の内部圧力が約170kPaのときの沸点であり、安全弁26aの設定圧力(400kPa程度)よりも低く設定されている。
The
乳飲料供給部30は、バッグ・イン・ボックス(以下、BIBともいう)31及びチューブポンプ32を備えて構成されている。
The milk
BIB31は、カップCに供給する乳飲料(泡立たせた状態の牛乳)の原液(以下、牛乳原液ともいう)を封入した袋状容器を箱状容器に収容して構成されるものである。このBIB31は、図示せぬ保冷庫に配置してある。 The BIB 31 is configured by accommodating a bag-like container enclosing a milk beverage (foamed milk) supplied to the cup C (hereinafter also referred to as milk stock solution) in a box-like container. The BIB 31 is arranged in a cold storage (not shown).
チューブポンプ32は、保冷庫の内部において、BIB31の下方側に設けられている。このチューブポンプ32は、制御部90から与えられる指令により駆動するもので、駆動する場合には、BIB31に接続されたチューブ33を複数のローラ等で押し潰すようにして、BIB31の牛乳原液を汲み出すものである。
The
尚、図1中の符号34は、コネクタである。かかるコネクタ34は、BIB31に接続されたチューブ33の先端部に取り付けられており、このチューブ33を、ミキシング部50に接続された液供給管51の一端に接続させるものである。液供給管51には、液逆止弁51aが設けられている。液逆止弁51aは、BIB31からミキシング部50への流体の通過を許容する一方、ミキシング部50からBIB31への流体の通過を規制するものである。
In addition, the code |
空気供給部40は、空気供給管41を備えて構成されている。空気供給管41は、一端がエアポンプ42に接続され、他端がミキシング部50に接続されており、エアポンプ42とミキシング部50とを接続するものである。エアポンプ42は、制御部90から与えられる指令に応じて駆動するものであり、駆動する場合に、空気を圧縮して空気供給管41を通じて圧縮空気を送出するものである。
The
上記空気供給管41の途中には、空気逆止弁41aが設けられている。空気逆止弁41aは、エアポンプ42からミキシング部50への流体(圧縮空気)の通過を許容する一方、ミキシング部50からエアポンプ42への流体の通過を規制するものである。
In the middle of the
ミキシング部50は、蒸気供給管24を通じて供給された加圧蒸気と、液供給管51を通じて供給された牛乳原液とを混合させて牛乳原液を加熱し、更に空気供給管41を通じて供給された圧縮空気を混合させることにより僅かに泡立たされた状態の牛乳飲料を生成するものである。
The mixing
フォーミング部60は、飲料送出管61を介してミキシング部50に接続されている。このフォーミング部60は、飲料送出管61を通じてミキシング部50から送出された牛乳飲料を泡立たせるものである。
The forming
ノズル70は、飲料導出管71を介してフォーミング部60に接続されているとともに、飲料供給管72を通じて飲料生成部20に接続されている。このノズル70は、飲料導出管71を通じてフォーミング部60から送出された牛乳飲料(泡立たされた状態の牛乳飲料)と、飲料供給管72を通じて飲料生成部20から供給されたコーヒー飲料とをカップCに吐出するものである。
The
図4は、本発明の実施の形態である飲料提供装置1の特徴的な制御系を示すブロック図である。この図4に示すように、飲料提供装置1は、排水スイッチ81、加熱スイッチ82、低水位検知センサ83、下限水位検知センサ84、上限水位検知センサ85、第1内部温度センサ86、第2内部温度センサ87及び制御部90を有している。
FIG. 4 is a block diagram showing a characteristic control system of the beverage providing apparatus 1 according to the embodiment of the present invention. As shown in FIG. 4, the beverage providing apparatus 1 includes a
排水スイッチ81は、制御部90に電気的に接続された図示せぬリモートコントローラに設けられている。この排水スイッチ81は、作業者により操作されると、排水信号を制御部90に与えるものである。
The
加熱スイッチ82は、排水スイッチ81と同様にリモートコントローラに設けられている。この加熱スイッチ82は、作業者により操作されると、加熱信号を制御部90に与えるものである。
The
低水位検知センサ83は、湯タンク13の内部に設けられている。この低水位検知センサ83は、湯タンク13に貯留される湯の水位が上記低水位レベルL1よりも低くなる場合に、その旨を検知してオン信号を制御部90に与えるものである。
The low water
下限水位検知センサ84は、蒸気タンク11の内部に設けられている。この下限水位検知センサ84は、蒸気タンク11の内部の湯の水位によって上下動する水位フロート23(図2参照)が下限位置にあるときに、その旨を検知してオン信号を制御部90に与えるものである。
The lower limit water
上限水位検知センサ85は、蒸気タンク11の内部に設けられている。この上限水位検知センサ85は、上記水位フロート23が上限位置にあるときに、その旨を検知してオン信号を制御部90に与えるものである。
The upper limit water level detection sensor 85 is provided inside the
第1内部温度センサ86は、湯タンク13の内部温度T1を検出してその検出信号を制御部90に与えるものである。第2内部温度センサ87は、蒸気タンク11の内部温度T2を検出してその検出信号を制御部90に与える内部温度検出手段である。
The first
制御部90は、メモリ100に記憶されたプログラムやデータにしたがって飲料提供装置1の各部の動作を統括的に制御するものであり、本実施の形態の特徴的なものとして、入力処理部91、判定処理部92、比較処理部93、ポンプ駆動処理部94、バルブ駆動処理部95及びヒータ駆動処理部96を備えている。
The
入力処理部91は、排水スイッチ81等から与えられる排水信号等や、各センサ83等から与えられる信号を入力するものである。判定処理部92は、内蔵する時計等の計時部により時間の計測を開始し、計測時間がメモリ100から読み出した設定時間や動作時間を経過したか否かを判定するものである。比較処理部93は、入力処理部91を通じて入力した温度と、メモリ100から読み出した各種温度とを比較するものである。
The
ポンプ駆動処理部94は、湯供給ポンプ16や給湯ポンプ18に対して駆動指令又は駆動停止指令を出力してこれらポンプ16等を駆動又は駆動停止にさせるものである。バルブ駆動処理部95は、蒸気供給弁24aに対して開指令又は閉指令を与えて該蒸気供給弁24aを開成又は閉成させるものである。ヒータ駆動処理部96は、蒸気生成用ヒータ22に駆動指令又は駆動停止指令を与えて蒸気生成用ヒータ22を駆動又は駆動停止にさせるものである。
The pump
以上のような構成を有する飲料提供装置1においては、制御部90により湯生成用ヒータ14が駆動させられることにより湯タンク13に供給された水が加熱されて所望の温度の湯が生成され、該湯タンク13に貯留される。
In the beverage providing apparatus 1 having the above-described configuration, the water supplied to the
そして、制御部90により給湯ポンプ18が駆動させられることにより、湯タンク13に貯留された湯が蒸気タンク11に送出され、制御部90により蒸気生成用ヒータ22が駆動させられることにより湯が加熱されて加圧蒸気が生成される。
Then, when the hot
湯タンク13から蒸気タンク11への湯の送出は、蒸気タンク11に設けられた水位フロート23が下限位置にあることが下限水位検知センサ84により検知されると制御部90が給湯ポンプ18を駆動させることにより行われ、水位フロート23が上限位置にあることが上限水位検知センサ85により検知されると制御部90が給湯ポンプ18を駆動停止にさせることにより停止される。このようにして湯タンク13には所望の温度の湯が貯留され、かつ蒸気タンク11には加圧蒸気が生成される。
As for the delivery of hot water from the
上記飲料提供装置1においては、次のようにして乳飲料成分を含有するコーヒー飲料をカップCに提供することができる。 In the said drink provision apparatus 1, the coffee drink containing a milk drink component can be provided to the cup C as follows.
制御部90により湯供給ポンプ16が所定時間駆動させられることにより湯タンク13に貯留された湯が飲料生成部20に供給され、飲料生成部20にてコーヒー飲料が抽出される。抽出されたコーヒー飲料は、ノズル70に供給される。
When the hot
制御部90により蒸気供給弁24aが開成させられるとともに、チューブポンプ32及びエアポンプ42が駆動させられることで、BIB31の牛乳原液が汲み出されてミキシング部50に至り、蒸気タンク11で生成された加圧蒸気は、蒸気供給管24を通過してミキシング部50に至り、更に圧縮空気が空気供給管41を通過してミキシング部50に至る。
The
そして、ミキシング部50においては、加圧蒸気により牛乳原液が加熱され、また圧縮空気が進入することで加圧蒸気に加熱された牛乳原液と混合されて牛乳飲料が生成される。ここで生成された牛乳飲料は圧縮空気により僅かに泡立たせされた状態となる。このようにしてミキシング部50にて生成された牛乳飲料は、飲料送出管61を通過してフォーミング部60に至る。
In the mixing
フォーミング部60においては、牛乳飲料が壁面等に当接することで牛乳飲料の泡立ち量が増大されて泡立たされることになる。このように泡立たされた牛乳飲料は、飲料導出管71を通過してノズル70に供給される。
In the forming
そして、ノズル70により飲料生成部20から供給されたコーヒー飲料とフォーミング部60から供給された泡立たされた牛乳飲料とがカップCに吐出されることで、乳飲料成分を含有するコーヒー飲料が提供される。
And the coffee drink containing a milk drink component is provided by discharging the coffee drink supplied from the drink production |
上記飲料提供装置1においては、湯供給管19の上勾配部分19aに空気導入孔19bが形成されているので、所定時間駆動した湯供給ポンプ16が駆動停止した際に、空気導入管21を通過した空気が、図3に破線矢印イで示すように、空気導入孔19bより湯供給管19に進入する。ここで空気導入孔19bより進入した空気は、湯よりも比重が小さいため、上勾配部分19aの上方側、すなわち供給方向下流側に向かうこととなる。上勾配部分19aの湯は、湯供給ポンプ16の駆動停止後も慣性力で流れようとするが、空気導入孔19bより進入した空気を巻き込みながら流れる結果、図3の二点鎖線で示す部分Aにて分離し、かかる部分Aよりも上流側の湯は、図3中の実線矢印ロで示すように、自重によって湯タンク13に戻る。つまり、湯供給ポンプ16が駆動停止した際に湯切りを良好に行うことができる。
In the beverage providing device 1, since the
図5は、図1及び図4に示した制御部90が実施する給湯制御処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる給湯制御処理を説明しながら飲料提供装置1の動作について説明する。
FIG. 5 is a flowchart showing the processing contents of the hot water supply control process performed by the
この給湯制御処理において制御部90は、第1内部温度センサ86が湯タンク13の内部温度T1を検出して検出信号を送出することにより、入力処理部91を通じて検出信号(内部温度T1)を入力した場合(ステップS101:Yes)、比較処理部93を通じてメモリ100より該メモリ100に記憶された下限温度(例えば63℃等)を読み出して、内部温度T1が下限温度以下であるか否かを比較する(ステップS102)。
In this hot water supply control process, the
内部温度T1が下限温度以下である場合(ステップS102:Yes)、制御部90は、ポンプ駆動処理部94を通じて給湯ポンプ18に駆動禁止指令を送出する(ステップS103)。
When the internal temperature T1 is equal to or lower than the lower limit temperature (step S102: Yes), the
一方、上記ステップS101で検出信号(内部温度T1)を入力せずに入力処理部91を通じて低水位検知センサ83からのオン信号を入力した場合(ステップS101:No,ステップS104:Yes)、あるいは上記ステップS102で内部温度T1が下限温度を上回っていて、入力処理部91を通じて低水位検知センサ83からのオン信号を入力した場合(ステップS102:No,ステップS104:Yes)、制御部90は、上記ステップS103を実施する。
On the other hand, when the ON signal from the low water
このようにして上記ステップS103を実施した制御部90は、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
In this way, the
これによれば、湯タンク13に貯留された湯が低温である場合や、湯タンク13に貯留された湯が少量の場合に、蒸気タンク11への給湯動作を行うことを回避することができる。
According to this, when the hot water stored in the
ところで、飲料提供装置1に対してメンテナンス作業が行われた後に電源が投入された場合等に、作業者により加熱スイッチ82が操作されることで、制御部90が入力処理部91を通じて加熱信号を入力すると、該制御部90が加熱指令が与えられたものとして以下の加熱制御処理を実施する。尚、加熱制御処理の前提として、湯タンク13において湯が生成され、該湯が蒸気タンク11に供給されているものとする。
By the way, when the power is turned on after the maintenance work is performed on the beverage providing device 1, the
図6は、制御部90が実施する加熱制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
FIG. 6 is a flowchart showing the processing content of the heating control process performed by the
この加熱制御処理において制御部90は、第2内部温度センサ87が蒸気タンク11の内部温度T2を検出して検出信号を送出することにより、入力処理部91を通じて検出信号(内部温度T2)を入力した場合(ステップS201:Yes)、比較処理部93を通じてメモリ100より該メモリ100に記憶された基準温度(例えば88℃等)を読み出して、内部温度T2が基準温度以下であるか否かを比較する(ステップS202)。
In this heating control process, the
このステップS202で内部温度T2が基準温度を上回る場合には、後述する処理を実施することなく手順をリターンさせて今回の処理を終了する。 If the internal temperature T2 exceeds the reference temperature in this step S202, the procedure is returned without executing the processing described later, and the current processing is terminated.
一方、ステップS202において内部温度T2が基準温度以下である場合(ステップS202:Yes)、制御部90は、バルブ駆動処理部95を通じて蒸気供給弁24aに開指令を送出するとともに、ヒータ駆動処理部96を通じて蒸気生成用ヒータ22に駆動指令を送出し(ステップS203,ステップS204)、第2内部温度センサ87からの検出信号の入力待ちとなる(ステップS205)。
On the other hand, when the internal temperature T2 is equal to or lower than the reference temperature in step S202 (step S202: Yes), the
入力処理部91を通じて第2内部温度センサ87より検出信号(内部温度T2)を入力した場合(ステップS205:Yes)、制御部90は、比較処理部93を通じてメモリ100より該メモリ100に記憶された設定温度(例えば90℃等)を読み出して、内部温度T2が設定温度以上であるか否かを比較する(ステップS206)。
When a detection signal (internal temperature T2) is input from the second
内部温度T2が設定温度未満である場合(ステップS206:No)、制御部90は、上述したステップS205及びステップS206を繰り返す。その一方、内部温度T2が設定温度以上である場合(ステップS206:Yes)、制御部90は、判定処理部92を通じて時間の計測を開始し(ステップS207)、この計測時間がメモリ100から読み出した設定時間(例えば5分間)を経過するまで待機する(ステップS208)。ここで設定時間は、任意に決められるものであるが、蒸気生成用ヒータ22が駆動して生成した加圧蒸気により蒸気タンク11の内部に残留する空気を蒸気供給管24を通じて追い出すのに十分な時間である。
When the internal temperature T2 is less than the set temperature (step S206: No), the
そして、判定処理部92を通じて計測時間が設定時間を経過したと判定した場合(ステップS208:Yes)、制御部90は、時間の計測を終了し(ステップS209)、その後に、ヒータ駆動処理部96を通じて蒸気生成用ヒータ22に駆動停止指令を送出するとともに、バルブ駆動処理部95を通じて蒸気供給弁24aに閉指令を送出し(ステップS210,ステップS211)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
If it is determined that the measurement time has passed the set time through the determination processing unit 92 (step S208: Yes), the
これによれば、蒸気タンク11に残留していた空気を蒸気タンク11の外部に排出することができる。
According to this, the air remaining in the
このような飲料提供装置1においては、蒸気タンク11のメンテナンス作業を行うために該蒸気タンク11を空にする場合、排水コック25aを開く方向に揺動させることにより、排水管25を通じて内部の湯を排出することができる。
In such a beverage providing device 1, when the
しかしながら、飲料提供装置1に対する電源がオフにされてから暫くの期間放置等されることにより蒸気タンク11の内部圧力が大気圧に略等しくなっていると、排水コック25aを開く方向に揺動させても排水管25を通じて内部の湯を排出することができない。
However, if the internal pressure of the
そこで、排水コック25aを開く方向に揺動させた状態で、作業者により排水スイッチ81が操作されることで、制御部90が入力処理部91を通じて排水信号を入力すると、該制御部90が排水指令が与えられたものとして以下の排水制御処理を実施する。
Therefore, when the
図7は、制御部90が実施する排水制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
FIG. 7 is a flowchart showing the processing contents of the drainage control processing performed by the
この排水制御処理において制御部90は、ポンプ駆動処理部94を通じて給湯ポンプ18に駆動指令を送出し(ステップS301)、下限水位検出センサからのオン信号の入力待ちとなる(ステップS302)。
In this drainage control process, the
給湯ポンプ18を駆動させることにより、湯タンク13に貯留された湯(水)が蒸気タンク11に供給され、湯の水位が導湯口121bよりも下方になると、湯タンク13の内部空気が蒸気タンク11に供給される。そして、蒸気タンク11の内部の湯が排水管25を通じて外部に排出され、湯の水位の低下に応じて水位フロート23が下方に移動する。
When the hot
入力処理部91を通じて下限水位検出センサからオン信号を入力した場合(ステップS302:Yes)、制御部90は、判定処理部92を通じて時間の計測を開始し(ステップS303)、この計測時間がメモリ100から読み出した動作時間を経過するまで待機する(ステップS304)。ここで動作時間は、任意に決められるものであるが、蒸気タンク11の内部の湯(水)を排出するのに十分な時間である。
When an ON signal is input from the lower limit water level detection sensor through the input processing unit 91 (step S302: Yes), the
そして、判定処理部92を通じて計測時間が動作時間を経過したと判定した場合(ステップS304:Yes)、制御部90は、時間の計測を終了し(ステップS305)、その後に、ポンプ駆動処理部94を通じて給湯ポンプ18に駆動停止指令を送出し(ステップS306)、手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
And when it determines with measurement time having passed operating time through the determination process part 92 (step S304: Yes), the
これによれば、排水管25を通じて蒸気タンク11の湯を排出することで該蒸気タンク11の内部を空にすることができる。
According to this, the inside of the
以上説明したように本発明の実施の形態である飲料提供装置1によれば、制御部90が、入力処理部91を通じて排水信号を入力した場合、給湯ポンプ18を駆動させる一方、下限水位検知センサ84を通じて蒸気タンク11の水位が予め設定された下限位置にあると検知されてから予め決められた動作時間が経過した場合に、給湯ポンプ18を駆動停止にさせるので、蒸気タンク11の内部を空にすることができ、これにより、蒸気タンク11のメンテナンス作業を簡単なものとすることができる。
As described above, according to the beverage providing apparatus 1 according to the embodiment of the present invention, when the
上記飲料提供装置1によれば、制御部90が、入力処理部91を通じて加熱信号を入力し、かつ第2内部温度センサ87により検出された内部温度T2が予め決められた基準温度以下となる場合には、蒸気供給弁24aを開成させつつ蒸気生成用ヒータ22を駆動させる一方、内部温度T2が予め決められた設定温度以上となる場合には、予め設定された設定時間が経過した後に蒸気供給弁24aを閉成させるので、蒸気タンク11に残留していた空気を蒸気タンク11の外部に排出することができ、これにより、蒸気タンク11のエア抜きを簡単に行うことができる。
According to the beverage providing apparatus 1, the
上記飲料提供装置1によれば、湯タンク13の湯の水位よりも上方側となる湯供給管19の上勾配部分19aに空気導入孔19bが形成されているので、飲料生成部20を湯タンク13の湯の水位よりも低い個所に設置することができるとともに、湯供給ポンプ16が駆動停止した際に湯切りを良好に行うことができる。これにより、飲料生成部20の設置個所の自由度を増大させつつ、該飲料生成部20に対する湯の供給量を安定させることができる。
According to the beverage providing apparatus 1, since the
特に、上勾配部分19aは、空気導入孔19bよりも上流側部分に縮径管19cが設けられることにより、該上流側部分が該空気導入孔19bが形成された部分を含む下流側部分よりも湯の供給に対する抵抗が大きくなるよう構成されている。これにより、上勾配部分19aにおける空気導入孔19bの下流側部分での湯の流量や流速が低下してしまうことを防止して湯が空気導入管21に逆流してしまうことを回避させることができる。この結果、安定した湯の供給を行うことができる。
In particular, the
また、空気導入管21が、一端が空気導入孔19bを通じて湯供給管19に連通し、かつ他端が湯タンク13の内部に連通する態様で設けられているので、湯供給管19を通過する湯が空気導入孔19bを通じて外部に吹き出したり、該空気導入孔19bを通じて塵埃物が湯供給管19に進入したりすることを防止することができる。
Further, since the
上記飲料提供装置1によれば、給湯経路12が、湯タンク13で生成されて貯留された湯を蒸気タンク11に供給するので、水に含まれるカルシウム等の成分が結晶化して生じるスケールを湯タンク13で発生させることができる。そして、給湯経路12が、湯タンク13に貯留する湯の予め設定された低水位レベルよりも上方側に設けられた導湯口121bより湯を導入して蒸気タンク11に供給するので、湯タンク13に堆積するスケールを供給することを抑制することができる。しかも、給湯経路12にはストレーナ17が設けられているので、湯タンク13の湯に浮遊するスケールを導湯口121bより吸い込んだとしてもストレーナ17で除去することができる。従って、蒸気タンク11でのスケールの発生を低減させることができる。
According to the beverage providing apparatus 1, the hot
上記飲料提供装置1によれば、制御部90が上記給湯制御処理を行うことにより、湯タンク13に貯留された湯が低温である場合や、湯タンク13に貯留された湯が少量の場合に、蒸気タンク11への給湯動作を行うことを回避することができ、これにより、蒸気タンク11が損傷してしまうことを回避することができる。特に、給湯経路12における導湯口121bよりも下方であって低水位レベルL1よりも下方側に導湯口121bよりも小径な補助導湯口121cが形成されているので、仮に湯タンク13の湯の水位が低水位レベルL1を下回ったとしても補助導湯口121cから湯を吸い込むことが可能であり、蒸気生成用ヒータ22が駆動した蒸気タンク11に対して空気のみを供給して該蒸気タンク11が破損等してしまうことを防止することができる。
According to the beverage providing apparatus 1, when the
上記飲料提供装置1によれば、給湯ポンプ18と蒸気タンク11との間の給湯管121に設けられた逆止弁122の順方向の閉止圧力が湯タンク13の水頭圧以上の大きさに調整されているので、閉止用の電磁弁を給湯経路12に設けなくても蒸気タンク11を、該蒸気タンク11の内部の湯の水位が湯タンク13の湯の水位よりも低い個所に設置することができ、製造コストの低減化を図りつつ蒸気タンク11の設置個所の自由度を向上させることができる。
According to the beverage providing device 1, the forward closing pressure of the
上記飲料提供装置1によれば、蒸気タンク11に設けたサーモスタット27が、蒸気タンク11の内部の温度が安全弁26aの作動圧力(例えば400kPa程度)よりも低い圧力(例えば170kPa程度)での沸点(130℃程度)となる場合に、制御部90に停止信号を与えるので、蒸気タンク11の内部が異常高圧となっても、安全弁26aが作動する前に飲料提供装置1の各部の駆動を停止させることができ、該飲料提供装置1が設置される店舗等に高温の湯等を排出して損傷を与えることを防止することができる。
According to the beverage providing apparatus 1, the
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。 The preferred embodiment of the present invention has been described above, but the present invention is not limited to this, and various modifications can be made.
上述した実施の形態では、空気導入孔19bが湯供給管19の上勾配部分19aに形成されていたが、本発明においては、空気導入孔が、湯供給管において該上勾配部分の供給方向下流側に連続して水平方向に延在する水平延在部分に形成されていてもよい。
In the embodiment described above, the
上述した実施の形態では、上記加熱制御処理において、ヒータ駆動処理部96を通じて蒸気生成用ヒータ22に駆動指令又は駆動停止指令を送出して、蒸気生成用ヒータ22の駆動を制御していたが、本発明においては、次のようにすることもできる。
In the above-described embodiment, in the heating control process, a drive command or a drive stop command is sent to the
すなわち、蒸気タンク11の内部圧力が予め設定された第1設定値(例えば80kPa程度)以下の場合に制御部90にオン信号を送出する一方、蒸気タンク11の内部圧力が予め設定された第2設定値(例えば90kPa程度)以上の場合に制御部90にオフ信号を送出する圧力センサを有する場合、制御部90は、圧力センサから与えられるオン信号又はオフ信号により、ヒータ駆動処理部96を通じて蒸気生成用ヒータ22に駆動指令又は駆動停止指令を送出して、蒸気生成用ヒータ22の駆動を制御してもよい。このような場合には、上記加熱制御処理において、ステップS204及びステップS210の処理を省略することができる。
That is, when the internal pressure of the
1 飲料提供装置
10 蒸気生成部
11 蒸気タンク
12 給湯経路
121 給湯管
121b 導湯口
121c 補助導湯口
13 湯タンク
16 湯供給ポンプ
17 ストレーナ
18 給湯ポンプ
19 湯供給管
19a 上勾配部分
19b 空気導入孔
20 飲料生成部
21 空気導入管
22 蒸気生成用ヒータ
24 蒸気供給管
24a 蒸気供給弁
30 乳飲料供給部
40 空気供給部
50 ミキシング部
60 フォーミング部
70 ノズル
81 排水スイッチ
82 加熱スイッチ
83 低水位検知センサ
84 下限水位検知センサ
85 上限水位検知センサ
86 第1内部温度センサ
87 第2内部温度センサ
90 制御部
91 入力処理部
92 判定処理部
93 比較処理部
94 ポンプ駆動処理部
95 バルブ駆動処理部
96 ヒータ駆動処理部
100 メモリ
C カップ(飲料容器)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (1)
前記蒸気タンクの内部温度を検出する内部温度検出手段と、
前記蒸気タンクで生成された加圧蒸気を供給する蒸気供給管を開閉する態様で設けられた蒸気供給弁と、
前記蒸気タンクに水が供給されて加熱指令が与えられ、かつ前記内部温度検出手段を通じて検出された内部温度が予め決められた基準温度以下となる場合には、前記蒸気供給弁を開成させつつ前記水を加熱する加熱手段を駆動させる一方、前記内部温度が予め決められた設定温度以上となる場合には、予め設定された設定時間が経過した後に前記蒸気供給弁を閉成させる制御手段と
を備えたことを特徴とする飲料提供装置。 In a beverage providing apparatus that provides a beverage to a beverage container, and has a steam tank that generates pressurized steam constituting the beverage,
An internal temperature detecting means for detecting the internal temperature of the steam tank;
A steam supply valve provided in a manner to open and close a steam supply pipe for supplying pressurized steam generated in the steam tank;
When water is supplied to the steam tank, a heating command is given, and the internal temperature detected through the internal temperature detection means is equal to or lower than a predetermined reference temperature, the steam supply valve is opened while the steam supply valve is opened. A control means for driving the heating means for heating the water and closing the steam supply valve after a preset time has elapsed when the internal temperature is equal to or higher than a preset temperature. A beverage providing device comprising the beverage provision device.
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